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ケンメリ 2000GT チンスポ PMC・Sステッカー

ケンメリ 2000GT チンスポ PMC・Sステッカーの紹介です。

チンスポとは、チン・スポイラーの略語になります。

チンスポは昔から使われている呼び名ですが、なぜチンスポと考える方は多いかもしれません。

実はチン(chin)は英語で、あごの先端の部分のことを言います。つまり、アゴのスポイラーという意味だったのです。一応、エアロパーツということになりますので、高速走行中に車体を下への空気の流入を抑え揚力を低減する効果があります。

せっかくなので、空力にも少しだけ触れておきます。レーシングカーや市販車ベースのチューニングカーのダウンフォースは車体の上下で発生させます。 簡単に言うと、車体下を通る空気がもたらすダウンフォースと、フロントやリアの巨大なウイングが生み出すダウンフォースの2種類です。特にレーシングカーは車体下のダウンフォースが強力で、これが急に抜けたことで車が中を舞ったこともあります。

今回ご紹介するチンスポにはPMC・Sのステッカーが貼ってあります。

PMC・Sは、プリンスモータリストクラブ・スポーツの略称で、1964年に設立されます。 その後、ハコスカGT-Rとともにモータースポーツで活躍します。 また、PMC・Sは全国で数少ないJAF公認クラブのうちのひとつです。現在でもクラブは存続しており、年に2回ジムカーナ大会を開催しています。

今回のケンメリGT-Rは、残念ながらレースへの出場が叶わなかったモデルですが、ハコスカGT-Rに全く引けを取らない迫力の見た目を持ち合わせています。

しかし、エンジンはL28改の3リッター直列6気筒エンジンが搭載されています。理由は、いわゆる2000GTベースのGT-R仕様だからです。

 

ケンメリGT-Rは生産台数がわずか197台で、手に入れることが不可能に近いと言われています。そのため、こういった仕様が存在するのもある程度仕方がないことなのかもしれません。それでも、ここまでやればハコスカGT-Rに近い評価を得ることが可能です。

具体的には、サーフィンラインを無視したワークスフェンダー、ワタナベエイトスポーク、ボアアップ+3連装キャブレター、そして今回ご紹介するチンスポです。実際には、今回だけでは紹介しきれない部分がたくさんありますが、この車の買取金額を見ればご納得いただけるはずです。

[ライター/旧車王編集部]

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