インプレッサ WRX STi GC8は、1992年から2000年まで製造販売されていた初代 インプレッサを設定されていたSTIのチューニングが施されたモデルです。ボディタイプは4ドアセダンと2ドアクーペが用意され、スバルの名機「EJ20型」にフルタイム4WDシステムを組み合わせるのが特徴です。一言で「GC8」と言ってもさまざまなバージョンが存在しており、「WRX STi」「WRX バージョン STi」「バージョンⅡ」「バージョンⅡ 555」「Vリミテッド」「バージョンⅢ」「バージョンⅣ」「22B-STi」「S201 STi Version」など多くのバリエーションが展開されました。中でもセダン555台、ワゴン100台限定で生産された「STiバージョンⅡ555」は、特に人気が高く高値で取引されています。
買取価格について
買取価格の高いスバル インプレッサ WRX STi GC8の特徴
買取価格が高いインプレッサ WRX STi GC8の特徴は、型式ごとに大きく3つに分かれるA型~C型が前期、D型~E型が中期、F型~G型が後期と特別仕様車のVer.1~6のVシリーズです。この点を理解した上で査定を申し込むことで、高額買取に繋がる可能性が高まります。理由は組み合わせが複雑すぎることが原因で正当に評価されない可能性があるためです。また、30年の歴史に幕を閉じたスバルの名機EJ20型エンジンを搭載していることや最もインプレッサらしい言われる内外装も大きなアピールポイントになります。
相場について
スバル インプレッサ WRX STi GC8の買取り相場について
インプレッサ WRX STi GC8の買取相場の特徴は、さまざまなバージョンの個体が存在しているため、幅広い買取価格帯となっていますが、高値で取引されている傾向です。年式やグレードよりも、走行距離や修復歴の有無が買取において重視されています。内外装や機関系の状態が良好で、修復歴のない個体であれば、高額買取されるケースがほとんどです。また、台数限定モデルに関しては、多少状態が良くない状態でも高額買取の対象になります。2020年に名機と言われる「EJ20型」の生産が終了しましたので、今後のさらなる価格の高騰が予想されています。