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アウディ80は、アウディが生産していた小型乗用車で、初代モデル・2代目モデルはフォルクスワーゲンのパサートと兄弟関係にありました。(2代目以降の上級仕様がアウディ90として販売されました。)F103系の後継機モデルとして登場したものの、フォルクスワーゲン(パサート)の兄弟車として重要なポジションにいました。4ドアセダンで、見た目の丸目のヘッドライトなどがレトロでクラシカルな印象を与えます。B1は、アウディと同グループのフォルクスワーゲン新世代の中型車として登場したパサートのベース車両ともなりました。
B1は、水冷直列4気筒SOHCエンジンをフロントに縦置き配置搭載された、FF駆動です。1.3L、1.5Lのモデルがあり、また2ドア、4ドアと登場しました。高性能モデルの「80GT」では1.6L 100馬力のモデルも登場しました。日本モデルでは、4灯式ヘッドライトをもつ80GLのみでした。B2は、ジウジアーロがデザインしたモデルで、フォルクスワーゲン派生モデルという雰囲気を消し去った6灯ヘッドライトのクリーンなデザイン、スペース効率が特徴的です。486Lもの荷室容量が確保されました。買取相場:応相談(2019年10月現在)
エレガントさとクラシカルさが合わせもって登場したアウディ80は、B1のレトロな雰囲気も素晴らしいですが、B2以降の現代的な印象を受ける点なども楽しめる1台になっています。珍しい個体ではあり市場ではあまりお目にかかりません。探すのも少し骨がいるかもしれません。ボディの大きさからも日本で乗るには少し窮屈さがあったかもしれませんが、人気のあるクラシカルカーでした。
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