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ミラのウォークスルーバンは、初代から4代目まで設定されていたモデルです。基本的に、宅配などの業務で使用されることが多い形状で、運転席から荷室の行き来がしやすく、立ったまま作業ができるほどの全高を備えています。ミラウォークスルーバンは、乗車定員を基本1名とし、オプションで助手席を設置しています。あくまで、作業の効率性を優先した作りと言えるでしょう。また、ミラの1グレードとしてではなく、特装車として改造されているため、車検証には「改」がつきます。乗降用のドアも2代目までは左側だけしかなく、見た目はトヨタのクイックデリバリーと似ています。万人受けするようなモデルではなく、あくまで業務用というイメージが強いですが、現在では趣味などに使う人も多く、需要のある車種となりました。
ミラウォークスルーバンの買取相場は、同世代の軽自動車に比べて高値水準で推移しています。年式としては、1980年の初代から1998年の4代目までと長いため、価格帯に幅が生まれていますが、「古いから安い」というわけではありません。年式が古い場合でも、きっちりと整備され、走行に問題がなければ、買取価格は高くなります。また、走行距離も同様で、距離が多くても、各部に傷みが少なく走行に支障がなければ十分に買取は可能です。ミラウォークスルーバンは、軽自動車の中では唯一の形状であり、現在は販売されていないモデルです。近年は買取価格も高騰傾向にあり、高い買取が期待できる1台となっています。
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