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LSはレクサスのフラッグシップモデルであり、LS460は先代の4代目に設定されていました。4代目の中では最もベーシックなグレードであるものの、約17年振りに全面刷新された4.6LのV型8気筒エンジンを搭載するなど、最上級モデルに相応しい走行性能やパワーユニットを備えています。また、ロングボディの「LS460L」やフルタイム4WDの選択も可能でした。本木目のウッドコンビステアリングを装備した「バージョンC」や、走行性能を向上させた「バージョンS」など、同じLS460でもさまざまな装備の追加が可能であり、実質はグレードのようになっています。マイナーチェンジによって前期と中期、後期に分かれ、後期は新世代のレクサスらしいスピンドルグリルを採用しています。さらに後期モデルは、実質的にフルモデルチェンジと言われるほどの大幅な設計変更が行われており、LS460の中でも特に人気が高くなっています。
LS460の販売期間は2006年から2017年までと非常に長く、マイナーチェンジも数回行われています。そのため、買取相場は年式によって大きく異なります。買取相場が高いのはやはり後期モデルで、フルモデルチェンジに近い大幅な設計変更が行われたことや見た目が新世代のレクサスであることなどが、その要因として考えられます。反対に前期や中期の場合は、値段がつかないことも珍しくありません。また、どの年式もロングボディやフルタイム4WDといった部分は、買取価格に影響を与えていません。LS460は販売年数が長かったことから買取相場の幅は広めですが、フラッグシップモデルということからも、条件さえ揃えば十分に高値が期待できます。
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