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キャブコンタイプのキャンピングカーの王道は、キャンピングカーのベース専用車である「カムロード」でしょう。カムロードはダイナをベースとした、キャンピングカービルダー用の車種です。しかし、あくまでベース車となるダイナトラックをベースとしたキャンピングカーは、一定数の需要があります。カムロードにはエンジンの選択肢が少なく、2.0Lのガソリンと3.0Lのディーゼルのみです。ダイナも2.0Lと3.0Lが主流ですが、2.8Lなども見かけることがあります。エンジンの種類が広がるのは、ダイナトラックをベースとする特徴と言えるでしょう。カムロードも、もともとのベースがダイナになるため、基本的に大きな違いはありませんが、ダイナトラックがベースのキャンピングカーは少し自由度が広がります。
ダイナトラックのキャンピングカーは、主に1995年から2001年の6代目、2001年から現在まで続く7代目の2世代です。買取相場としては販売されていた年数が長いため幅広く、高年式車ほど高値になる傾向です。製作しているメーカーはバンテックとAtoZが多いですが、近年は多くのビルダーが登場しており、バンテックとAtoZの2社だけが有利ということはありません。また、長寿命のトラックをベースにしていることもあり、走行距離は過走行でも十分に高い価格で買い取られています。ただし、キャンピングカーは居住部分が重要になるため、内装のコンディションは重要視されます。居住部分に傷みが少なく、走行にも問題がなければ、たとえ年式が古くても高い買取価格が期待できるでしょう。
ダッジラム・キャンピングカーの買取相場は、極端に高い価格帯ではありません。決して低いわけではありませんが、新車価格を考えると低く感じる人も多いかもしれません。しかし、初期であれば20年以上前の車種になるため、同年式であれば車の価値はありません。とは言え、キャンピングカーという特殊な車両であるため、ダッジラム・キャンピングカーは値段がつかないということはなく、買取相場は安定して推移しています。キャンピングカーは居住部分も重要なチェックポイントになるため、内装の綺麗さは重要です。あわせて高年式であれば、内装の装備や綺麗さなど、プラス査定に繋がるでしょう。ダッジラム・キャンピングカーは古くても一定の価格で買い取りされており、中古車としての評価は下がりにくいモデルと言えるでしょう。
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