旧車市場動向

シビックの価格高騰はもう終わり!?シビックの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

シビックの価格高騰はもう終わり!?シビックの概要と中古車事情を解説

今年発売50周年を迎えたシビック。1972年に初代が発売されて以降モデルチェンジを繰り返し、2021年には11代目が発売されました。ホンダの基幹モデルといえるシビックはどのような車なのか、中古車市場での価格の変動について解説していきます。シビックを所有されている方や購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。 シビックとは シビックは、当時はコンパクトカーの分類でしたが、8代目以降はボディサイズが拡大されています。最近ではTYPE Rのイメージが強く、スポーツカーだと考えられることも多いですが、発売当初は大衆車の代表格といえる車でした。現在では170を超える国で販売されており、特に北米では年齢を問わずに幅広い世代から高い人気を得ています。 シビックは代々直列4気筒エンジンと前輪駆動を基本としています。初代は当時の流行を打ち破るデザインと厳しい排ガス規制及びオイルショックという時代の情勢に後押しされ、世界的な大ヒットとなりました。当時、四輪事業撤退をささやかれていたホンダの救世主とも言える存在です。 1979年に発売された2代目には、初代の外観を継承しながらも新しい試みが取り入れられました。また、チューンアップされたホットモデル「CX」が登場しています。このモデルからワンメイクの「シビックレース」が開催されることになり、後のスポーツカーのイメージを育んだといえます。 3代目以降は大衆車として様々なボディタイプを展開しながらも、全日本ツーリングカー選手権などに用いられるスポーツカーとしての技術も導入されています。その後、ライバル車に対抗できるパワーエンジンの開発もあり、6代目からTYPE Rを追加して現在の「世界戦略車」という地位を築きあげました。 シビックの価格は下がっていく!? シビックは、新型の11代目が発売されたことも影響し、価格が高騰していました。しかし、中古車市場に今後訪れる変化によって、さらなる値上がりは見込めないのではないかといわれています。 シビックはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でシビックの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいシビックの特徴 価格が高くなりやすいシビックについて解説していきます。 こまめにメンテしている シビックは、やはりスポーツモデルが人気です。高性能な仕様のためにオイルや消耗品の定期的な交換は必須といえます。こまめにメンテナンスを行っている車両は機能を衰えにくくするだけでなく、車の寿命を伸ばす効果を高め、中古車としての価値を向上させるでしょう。 VTECを搭載したシビック シビックは、VTECを搭載したモデルが人気です。VTECとはエンジンの可変バルブ機構のひとつで「パワー」と「環境性能」を両立させています。シビックには4代目から採用されました。自然吸気でもモデルによっては排気量1Lあたりで100馬力以上を実現するほどに高性能です。FFライトウェイトスポーツシビックの象徴として高い人気を維持しています。 ハイスペックなスポーツモデル「TYPE R」 TYPE Rは6代目シビックから追加されたスポーツモデルです。専用のチューニングが施されたホットハッチとして国内外問わずに絶大な人気を誇り、海外のレースでも活躍している世界最速クラスのFFスポーツカーといえます。流通量の少なさも影響して新車価格よりも高い相場のモデルがあるほどに人気です。 シビックを売るなら実績・知識豊富な業者へ 1972年から、あまりにも長い歴史をもつシビック。半世紀のなかでいくつものグレード・モデルがリリースされました。年代や特徴によって市場価値は異なります。 売却を検討する際には、モデルごとの価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。シビックはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

クラウンの価格高騰はもう終わり!?クラウンの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

クラウンの価格高騰はもう終わり!?クラウンの概要と中古車事情を解説

長年にわたって愛されているトヨタの高級セダン・クラウン。クラウンの売却や購入を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで今回はクラウンの中古車事情がどう変化していくのかを詳しく解説します。 クラウンとは クラウンは、トヨタが1955年に発売した4ドアセダンです。高級乗用車として世間に認知されており、「いつかはクラウン」というキャッチコピーがあるほどに、庶民の憧れの的でした。クラウンは発売されてから現在まで、15代ものモデルが販売されています。クラウンのモデルには、最高級モデルの「マジェスタ」や乗り心地が良い「ロイヤル」、スポーティなデザイン・スペックの「アスリート」があります。 クラウンの価格は下がっていく!? 発売から65年以上の歴史があるクラウン。「プレミアな旧車」として価格の高騰も囁かれていましたが、中古車市場の変化によってむしろ価格が下がっていく可能性があるといわれています。市場にどのような変化が訪れるのかは、次で説明します。 クラウンはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でクラウンの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。今後、クラウンの中古車価格は下降へと向かうことが予想されるでしょう。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいクラウンの特徴 続いて、価格が高くなりやすいクラウンの特徴について解説します。 こまめにメンテナンスをしている こまめにメンテナンスをしているクラウンは価格が高くなりやすいでしょう。こまめなメンテナンスで良好な状態が保たれている車は、本来のパフォーマンスを発揮できます。また、中古車として販売する前に、時間と労力がかかるメンテナンスをする必要もありません。反対に、状態が悪ければ、メンテナンスに時間と労力がかかるうえに、走行にも悪影響が出ている可能性もあります。 特にエンジンルーム内は、査定価格に大きく影響されるため、こまめなメンテナンスが必要です。こまめにメンテナンスがされていて、クラウンの状態が良ければ、相場よりも高く売却できる可能性もあります。 130系 1987年に発売された130系クラウン(8代目)は、価格が高くなりやすいです。130系クラウンは、1989年に発売されたセルシオに負けないくらいの根強いファンがいます。電子制御エアサスペンションなどの装備が導入されており、現在でも人気があるため、130系クラウンは価格が高くなりやすいのです。130系クラウンの中でも、最上級グレードの4.0ロイヤルサルーンGは高額査定が期待できるでしょう。 ノーマルタイプ ノーマルタイプのクラウンも価格が高くなりやすいでしょう。ノーマルタイプのクラウンは、特別仕様車とは異なり、豪華で快適な装備はありませんが人気があるため需要が高いです。排気量は2L〜4L、V8エンジンまでと、幅広い範囲で高額査定が期待できます。さらに、低年式で走行距離が10万kmを超えているノーマルタイプでも、状態が良ければ100万円以上で販売されているケースもあります。 クラウンを売るなら実績・知識豊富な業者へ トヨタの伝統的モデルの一つともいえるクラウン。その歴史はあまりにも長く、グレードも多岐にわたります。それぞれ個性や特徴が異なり、市場での価値にも差があります。 売却を検討する際には、クルマとしての価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。クラウンはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

トヨタ MR2の価格高騰はもう終わり!?MR2の概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

トヨタ MR2の価格高騰はもう終わり!?MR2の概要と中古車事情を解説

国産小型乗用車初のミッドシップ車MR2は、1984年6月に初代がデビューし、1989年10月に2代目にフルモデルチェンジを実施、1999年8月まで販売されました。今回は、MR2がどのような車だったのか紹介するとともに、中古車市場での価格動向について解説します。 MR2とは トヨタ MR2とは、1989年6月にデビューした国産小型乗用車初のミッドシップ車です。車種名の「MR2」は、座席すぐ後ろにエンジンを搭載するミッドシップの2人乗り小型車を意味する「Midship Runabout 2 Seater」が由来となっています。 MR2は、コンパクトスポーツカーを連想させるスタイリングですが、「スポーティコミューター」という新しいジャンルを開拓しようとして開発されているため、乗降性、シートの高さ、ラゲッジスペースなどの使い勝手が考慮されていることが特徴です。また、初代MR2は、1984年-1985年日本カーオブザイヤーを受賞しました。 初代MR2のエクステリアはリトラクタブルヘッドライトを備えるウェッジシェイプで、インテリアは平面のダッシュボードと四角く囲われたメーターフードによる独自のスタイリングとなっています。 ボディサイズは、全長3,925mm、全幅1,665mm、全高1,250mmの5ナンバーサイズです。エンジンは、FFのカローラから流用された1.5L直列4気筒と、カローラレビン/スプリンタートレノと同じ1.6L直列4気筒(4A-GELU型)を搭載しています。 1986年のマイナーチェンジでは、最高出力145PS/6,400rpm、最大トルク19.0kgm/4,400rpmスーパーチャージャーを装着した1.6L直列4気筒(4A-GZE型)エンジンを搭載した高性能モデルを追加。また、左右にルーフを分割して脱着できるTバールーフ仕様をオプション設定しました。 1989年10月に2代目へフルモデルチェンジ。2代目では、初代のコンセプト(スポーティコミューター)を受け継ぎながらスポーツカーとしての性格を強めました。エクステリアはリトラクタブルヘッドライトを初代に続いて採用し、流麗なスタイルに一新しています。インテリアは、水平基調の滑らかな面で構成されるダッシュボードやインテリアパネルが特徴です。 ボディサイズは、全長4,170mm、全幅1,695mm、全高1,240mmと初代よりひとまわり大きくなりました。エンジンは、トヨタのスポーツカー「セリカ」と同じ2.0L直列4気筒自然吸気(グレード:G/Gリミテッド)とセラミックターボ(グレード:GT/GT-S)の2種類を用意しています。 2代目MR2は、1999年8月まで約10年にわたり販売されました。また、販売が終了するまでの間に4度の大きなマイナーチェンジが実施されています。 マイナーチェンジの遍歴は、2代目デビュー当初の「I型」、ピーキーなハンドリングを改善し足まわりの見直しをした1991年からの「II型」、外装・内装の変更やエンジンのパワーアップをした1993年11月からの「III型」、スポーツABSの四輪独立制御への変更やトラクションコントロールの変更がされた1996年6月からの「IV型」、自然吸気エンジンの出力向上や外装・内装の変更がされた1997年12月からの「V型」です。 1984年6月から1999年8月まで2世代にわたり販売されたMR2は、後継車種のMR-Sにモデルチェンジして長い歴史に幕を閉じました。 MR2の価格は下がっていく!? 2022年3月時点におけるMR2の中古車の車両価格は、初代が約100万円~300万円程度、2代目が約50万円~350万円程度でした。しかし、今後のさらなる高騰は予想しにくいと言われています。その理由は次に説明します。 MR2はもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でMR2の価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。 価格が高くなりやすいMR-2の特徴 現在以上の価格高騰は見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどのような個体が評価されやすいのでしょうか。ここからは高値がつきやすいMR-2の特徴を解説します。 こまめにメンテナンスされている MR2に限ったことではありませんが、メンテナンスが行き届いている個体は高く評価されやすいです。売却を検討しているのであれば、外装・内装をきれいに保つ、エンジンオイルやトランスミッションなどの不具合を防ぐために部品交換しておくなど、定期的に手入れしておきましょう。 SW20(2代目)のターボ 2代目MR2(SW20型)の「GT」や「GT-S」グレードは、2.0Lターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルであるため、高値で買取されている傾向にあります。車両の状態が良好であれば200万円以上の価格で買取される場合もあるでしょう。 AW11(初代)のスーパーチャージャー 初代MR2(AW11型)の1.6L直列4気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載しているモデルは、高性能なモデルであるため高額買取されるケースが多いです。車両が良い状態に保たれていれば、走行距離が伸びていても150万円以上の価格で買取されることもあります。 MR2を売るなら実績・知識豊富な業者へ 国産小型乗用車初のミッドシップ車であるMR2。俊敏な走りが光るモデルとして、旧車の中でも高い人気を誇ります。 売却を検討する際には、クルマとしての価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。MR2はもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

AE86の価格高騰はもう終わり!?AE86の概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

AE86の価格高騰はもう終わり!?AE86の概要と中古車事情を解説

頭文字(イニシャル)D人気によってコアなファンから熱狂的に人気のあるAE86。そんなAE86の中古価格を気にされている方も多いでしょう。そこで今回は、AE86の概要と最新の中古車市場の動向を踏まえた価格変動について解説します。 AE86とは AE86は通称「ハチロク」と呼ばれ、1983年にトヨタ自動車が販売したコンパクトタイプのスポーツクーペです。リトラクタブルヘッドライトのスプリンタートレノとカローラレビンの2車種があります。価格が安価ながらボディ剛性が高く、FRでパワーもあったため多くの若者の間で人気を博しました。また、スプリンタートレノは頭文字Dに登場し、主人公が乗っていた車としても高い人気を誇ります。 AE86の価格は下がっていくって本当!? 大手中古車サイトでは150万円〜200万円の個体が未だに多く見られます。根強いファンの多いAE86、今後も価格高騰が続くのでしょうか。 もともとの熱い人気がAE86の価格の大きな理由ではありますが、昨今の「旧車バブル」にも影響を受けています。 新型コロナウイルス蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品にお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事ではありません。 この背景を踏まえると、現在以上に価格が高騰するとは言い難い状況です。AE86を売却をご検討中の方は、市場が大きく傾く前に売ることをおすすめします。 価格が高くなりやすいAE86の特徴 現在以上の価格高騰が見込めない中でも、どういった特徴を持つ個体が高値がつきやすいのでしょうか。価格が高くなりやすい3つのポイントを紹介します。 こまめにメンテナンスをしている AE86に限った点ではありませんが、やはりこまめにメンテナンスされている個体は高く評価されやすいです。走り好きなドライバーたちとともに山道や峠を駆け抜け、その爽快な思い出とともにダメージが残っているAE86も多いことでしょう。そのため、他の車以上にメンテナンスの度合いと状態の良さが買取価格に大きく影響します。 修復歴がない 「頭文字D」の影響もあってAE86は走り込まれた個体が多く、あちこちに古傷を負っている場合も少なくありません。もともと希少性の高い車ですが、修復歴ゼロの個体はさらに珍しいです。そのため、一度も事故を起こしていない、どこも修理していないAE86は高く評価されます。 フルノーマル AE86はドリフト好きに愛される車のため、カスタムされた個体が非常に多く存在します。中古車市場でもカスタムされた車が多く、フルノーマルで売られているものは数少ないです。そのため、フルノーマル車は希少価値があり価格が高くなりやすいといえます。 AE86を売るなら実績・知識豊富な業者へ 高いボディ剛性を誇るFR車として人気を集めるAE86。数ある旧車・名車の中でも強い存在感を放っているモデルです。 売却を検討する際には、クルマとしての価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。AE86はもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。  

アルテッツァの価格高騰はもう終わり!?アルテッツァの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

アルテッツァの価格高騰はもう終わり!?アルテッツァの概要と中古車事情を解説

トヨタのFRスポーツセダン「アルテッツァ」は、数年前までじわじわと値上がりしていました。しかし、今後はどのように変化していくのでしょうか。今回は、アルテッツァがどのような車なのか、中古車事情がどのように変化しているのか解説します。アルテッツァの売却を検討している方は参考にしてみてください。 アルテッツァとは トヨタ アルテッツァ(ALTEZZA)は、1998年10月~2005年7月まで販売されていたFRスポーツセダンで、「操り、走る」心地よさを堪能できる車として開発されました。 エクステリアは、ワイドな印象を強調する横長のヘッドライトやフロントグリルに加え、踏ん張り感を演出する台形をモチーフとしたフロントバンパーを採用しています。リアは、丸型4灯のテールランプを採用していることが特徴です。 エンジンは、最高出力160PSを発生する直列6気筒の「1G-FE型」と、最高出力210PSを発生する高性能な直列4気筒の「3S-GE型」の2種類がラインナップされています。グレードは、直列6気筒の1G-FE型を搭載し4速AT/6速MT(2000年5月~)が組み合わされる「AS200」と、高性能な直列4気筒3S-GE型を搭載し5速AT/6速MTを組み合わせた「RS200」の2つです。 また、スポーティな装備を充実させた「Zエディション」やラグジュアリー装備が備わる「Lエディション」なども用意しています。 エンジンは、フロントミッドシップに搭載されています。加えて、バッテリーや燃料タンクなどの重量物が車両の中心に寄せたパッケージを採用していることから、小気味良いハンドリングを実現しているのが特徴です。 デビュー当初のボディサイズは、全長4,400mm、全幅1,720mm、全高1,410mmでした。2001年5月のマイナーチェンジ以降は全幅が1,725mmとなっています。 アルテッツァは、2005年7月まで約7年にわたり販売され、1世代で販売終了となりましたが、アルテッツァで築き上げたFRミドルサイズセダンのアイデンティティは、レクサス ISに引き継がれています。 アルテッツァの価格は下がっていく!? 【アルテッツァの中古車平均価格の推移】・2019年2月:54万4,000円・2020年2月:53万6,000円・2021年2月:73万5,000円・2022年2月:95万4,000円 上記の通り、中古車平均価格は値上がりしていました。しかし、中古車市場に訪れる変化により、さらなる高騰は見込めないかもしれません。詳しくは次で説明します。 アルテッツァはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でアルテッツァの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいアルテッツァの特徴 アルテッツァは、メンテナンスが行き届いることに加え、カスタマイズされていない車両が高く評価される傾向にあります。ここからは、評価が高くなるアルテッツァの特徴を解説します。 こまめにメンテナンスをしている メンテナンスが行き届いていているアルテッツァは、価格が高くなりやすいです。ボディやホイールなどの外装、シートやインテリアパネルなどの内装、エンジンやトランスミッションなどのパワートレインといった各部の手入れがされていると、すぐに再販売できるため、売却額が高くなります。 改造車ではない アルテッツァは、高出力エンジンを搭載するFRのスポーツセダンであることから、改造車としての人気が高いです。そのため、改造されていない車両が高く評価される傾向にあります。アルテッツァを高い価格で売却したいのであれば、改造する前に売却する方がよいでしょう。 XE10型 アルテッツァ(XE10型)は、メルセデス・ベンツ CクラスやBMW 3シリーズといったプレミアムブランドのライバルとして登場したミドルサイズのスポーツセダンです。そのため、スムーズなエンジン回転が特徴の直列6気筒の「AS200」、高性能な直列4気筒エンジン「RS200」のどちらも、良好なコンディションを維持しておくと高く評価される可能性が高いです。アルテッツァを高値で売却したいときは、不具合なく動かせる状態にしておくとよいでしょう。 アルテッツァを売るなら実績・知識豊富な業者へ ラグジュアリーなスポーツセダンとして、数ある旧車のなかでも強い存在感を放つアルテッツァ。デザインも乗り味も妥協したくないというファンから多くの支持を得ています。 売却を検討する際には、こうしたクルマとしての価値をしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、どういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。アルテッツァはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

【今が売りどき!】レパードの価格高騰はもう終わり!?レパードの中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

【今が売りどき!】レパードの価格高騰はもう終わり!?レパードの中古車事情を解説

レパードとは1980年9月に日産自動車から発売された高級車です。レパードは英語で「豹」を表す「レオパード」から名付けられました。ニューエイジカーという新しいジャンルを開拓するべく開発されたモデルです。 そんなレパードの中古車相場は今後どう変わっていくのでしょうか。価格変動の見通しについて詳しく解説します。 レパードとは レパードは、1980年から生産終了となる2000年の20年間までの間に4回モデルチェンジしました。初代から4代目まで様々なフレームタイプで販売されています。 初代は4ドアと2ドアのハードトップとして北米向けに開発されましたが、思ったように売れず、国内販売車として取り扱うことになりました。 2代目は2ドアクーペとして発売され、刑事ドラマ「あぶない刑事」でレパードアルティマが一躍注目を集め人気車種になりました。 3代目は逆輸入車として4ドアセダン、レパードJ・フェリーと名付けられ販売されます。ラグジュアリーな雰囲気を持ったアメリカンな高級セダンです。 4代目はセドリック/グロリアの姉妹車となり4ドアハードトップ・グランツーリスモとしてロングノーズボディを持つ上級サルーンとして生まれ変わりました。 レパードの価格が下がっていく!? レパードは非常に希少な車になっており中古車市場ではわずかしか販売されていません。かつては高い車両で約990万円の値段が付いていました。 しかし、高騰していたレパードも現在以上に価格は上がらないことが予想されます。次の項目で詳しく解説します。 レパードはもう値上がりしないって本当? 所謂「旧車バブル」でレパードの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。 新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。 価格が高くなりやすいレパードの特徴 現在以上の高騰は見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどんな個体が評価されやすいのでしょうか。高値になりやすいレパードを紹介していきます。 こまめにメンテナンスされている メンテナンスが行き届いているレパードは高く評価される傾向があります。特に年式の低い車両は、ゴム部品の劣化が進んでいる場合がありチェックする必要があります。エンジンから足回りまで総合的にメンテナンスの行き届いている車両は高値で取引されるでしょう。 「あぶない刑事」の劇中車に近い仕様 劇中で登場する「港303」は2代目レパード前期型アルティマです。ボディカラーは、ゴールドツートンです。主な装備はサンルーフ、足回りにはスーパーソニックサスペンションを採用し、リニアに路面をサーチして減衰力を変更します。エンジンはVG30DE型を搭載しています。インテリアはフルコンソール・スタイルで操作系を理想的な位置に配置。運転席にはラグジュアリー・パワーシートで助手席はパートナー・コンフォートシートを装備しています。熱心なファンはレストア時にルーフパネルを交換し、サンルーフ仕様にしているようです。 希少な4代目「JY33」 初代の雰囲気を踏襲しつつ、より高級感とより高性能な車両として生まれ変わりました。電子制御によるトラクション・コントロールとサスペンションにより安定した走りを提供します。N/AのVG30E型エンジンとターボ仕様のVQ30DET型エンジンの2種類があります。インテリアは滑らかな曲面を基調とし、明るいカラーコーディネートで統一。 なお、後期型はバンパー形状が一部変更されています。前期型の販売台数が10,000台に対して後期型の販売台数は2,000台と少なく、特に希少価値が高くなっています。現在中古車として流通しているJY33型はわずか2台しかありません。  

【今が売りどき!】ランドクルーザー200の価格高騰はもう終わり!?ランドクルーザー200の中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

【今が売りどき!】ランドクルーザー200の価格高騰はもう終わり!?ランドクルーザー200の中古車事情を解説

1951年8月に発売されて以来その抜群な走破性能と居住性が高い評価を受け、世界108カ国で愛用されているランドクルーザーシリーズ。今回は2007年にデビューしたランドクルーザー200系にフォーカスして、その魅力と特徴をお送りします。また、今後の中古価格の見通しについて解説します。ランドクルーザー200系を所有している方や、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。 ランクル200とは ランドクルーザー200とは、2007年にトヨタ自動車が世に送り出したハイエンドSUVです。超高張力鋼板を用いた安全性と軽量化が施されたボディシェルを採用しています。シャーシには、歴代から受け継ぐラダーフレームに強化されたサイドレールを採用し堅牢な剛性を獲得しました。 ボディシェルとラダーフレームを結びつけると、振動遮断の点で有利になります。オフローダーでの仕様を前提としているランドクルーザーは、細かな振動を吸収する仕組みや、操縦の安定性を高める仕組みを採用しています。 足回りはフロントにダブルウィッシュボーン式、リヤに上下左右4本のコントロールアームにラテラルロッドを加えたリジットサスペンションを採用し、走破性と走行安定性の両立を図りました。 約2.7トンの車重を軽快に走らせるのが、V型8気筒エンジンです。2007年登場時には、4.7リッターエンジンでしたが、2009年にはトルク重視のチューニングが施された4.6リッターエンジンに換装されました。 トランスミッションは全グレードに6速オートマチックを採用し、シーケンシャルシフトマチックと呼ばれる方式でマニュアル感覚のシフト操作もできます。AX Gセレクションに採用されているKDSSは油圧作動スタビライザーを装備し、サスペンションチューニングがなくてもオフロードに適したトラクションを確保してくれます。 ランクル200はもう値上がりしないって本当? 所謂「中古車バブル」でランドクルーザー200の価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。 新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点) 日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。 価格が高くなりやすいランクル200の特徴 現在以上の価格高騰は見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどんな個体が評価されやすいのでしょうか。高値になりやすいランクル200の特徴を紹介します。 こまめにメンテナンスをしている ランクル200はその他のSUVと同様にシビアなドライビングを前提に造られています。走破性を担うシステムの多くが電子制御化されていますので、通常のメンテナンスにプラスして電子的な点検も必要になってきます。1年に1度はトラブルを未然に防止するために電子的なチェックをディーラーで行うとよいでしょう。 その他にもオイル関係は交換時期が短い傾向があるため、忘れずに交換してください。定期交換部品の指定通りに交換することが長持ちの秘訣です。 エンジンが変わって人気が高まった中期以降のモデル 発売から8年後、2回目のマイナーチェンジを迎え、内外装のデザインと電装系が大幅に変更されました。ヘッドライト、フロントグリル、フロントフェンダーがワイルドで威厳のあるフロントフェイスになりました。リヤコンビネーションランプとライセンスガーニッシュもより一体感のあるデザインへ変化しています。 インテリアは約7割が見直され、基本デザインは踏襲されているものの、手元や足元などは表皮巻きを施し、スイッチやセンターコンソールは金属感のあるシルバーで統一されています。 エアコンなどの操作系は中央に集約され、ユーザーが迷うことなく使用できます。特徴的なメーター類なども大幅に変更され視認性の向上を果たしました。ドライバーをサポートする4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイはナビゲーションと連動してエコドライブインジケーター、タイヤ切れ角度、速度を表示します。 プリクラッシュセイフティシステムから大幅に変わったのがトヨタセーフティセンスを全車標準搭載した事です。プリクラッシュセイフティシステム、ミリ波レーダーと単眼カメラによる検知システムによるレーダークルーズコントロール、車線逸脱を知らせるレーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームの4つのパッケージを装備しています。 マルチテレインモニターには、アンダーフロアビューとフロントビューを表示し、車両の死角となる部分も視覚化できる運転支援機能もあります。その他にも4輪とスペアタイヤの空気圧も監視できるタイヤ空気圧警報システムも設定されています。 最上級グレードのZX系 AX Gセレクションをベースに先進的なシステムを装備しているのがZXです。足まわりは20インチアルミホイールに4ホイールアクティブハイトコントロールとアダプティブ・バリアブル・サスペンション・システムを装備しています。4ホイールアクティブハイトコントロールは乗り心地を良くするとともに、車高調整機能によってハイモードでフロントを50ミリ、リヤを60ミリ上げることができます。 また、ローモードではフロントを60ミリ、リヤを40ミリ下げることができます。(標準の最低地上高は、225ミリ)ハイモードでは走破性能を、ローモードはユーザーの乗降性を高めるため、用途やシーンに合わせて使い分けるとよいでしょう。電子制御式可変ダンパーのアダプティブ・バリアブル・サスペンション・システムにも注目してください。道路の走行状態に合わせて減衰力をコントロールすることができるほか、パワートレインとパワーステアリングの制御まで行います。 シートはセミアニリン仕上げの本革を使用しています。セミアニリンとは、革の高級感を持ちつつ、直射日光や水滴、衣服の擦過に対する高い耐久性を持つレザーです。

【今が売りどき!】アコード ユーロRの価格高騰はもう終わり!?ユーロRの中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

【今が売りどき!】アコード ユーロRの価格高騰はもう終わり!?ユーロRの中古車事情を解説

アコードは1976年にホンダより発売されて以降、10代目となる現在まで大衆車として多くの人気を博しています。そんなアコードのスポーツモデル、ユーロRですがここ数年で値上がりしているように感じている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、アコード ユーロRは高騰しているのかどうか、そして高騰はいつまで続くのかについても解説します。 アコード ユーロRとは アコード ユーロRは、6代目となるアコードのスポーツタイプとして2000年にラインナップされました。位置づけは、海外モデルで存在していたスポーツタイプのタイプRの国内版です。タイプRに比べて乗り心地や車内空間も快適に作られ、スポーツと普段使いの調和を目指して開発されました。 アコード ユーロRの価格は下がっていく!? アコード ユーロRは希少な高性能MT車として人気が高まり、価格が高騰していました。しかし、中古車市場の変化によって今以上の値上がりは見込めないかもしれません。 アコード ユーロRはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でアコード ユーロRの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいアコード ユーロRの特徴 ここからは価格が高くなりやすいアコード ユーロRの特徴について解説します。 こまめにメンテナンスをしている こまめにメンテナンスをしているアコード ユーロRは高くなりやすいです。アコード ユーロRのようなスポーツタイプの車はこまめなメンテナンスが非常に大切です。メンテナンスを怠ると、スポーティーな走りを楽しめなくなったり、各パーツの寿命が早く訪れてしまったりと、さまざまな問題が懸念されます。サーキットなどで使用することもあり、よりメンテナンスの重要性が高いため、メンテナンスを欠かさないことで価格はかなり高くなります。 高級感のある内装とシックなデザインの「初代アコード ユーロR(CL1)」 初代アコード ユーロR(CL1)は高級感のある内装とシックなデザインで人気が高く、価格が高くなりやすいです。タイプRなどと比べて車内空間を広くとり、遮音材なども省かずに使っているため、スポーティではありながらも快適な走りを実現しています。 高い動力性能と運動性能を持つ「2代目ユーロR(CL7)」 2代目ユーロR(CL7)は高い動力性能と運動性能で人気が高く、価格が高くなりやすいです。2代目は220psを発揮する2000cc 直列4気筒エンジンを搭載し、初代と比べて足回りも強化されているため、よりスポーティーな仕上がりになっています。

【今が売りどき!】トヨタ・FJクルーザーの価格高騰はもう終わり!?FJクルーザーの中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.05.24

【今が売りどき!】トヨタ・FJクルーザーの価格高騰はもう終わり!?FJクルーザーの中古車事情を解説

FJクルーザーは、2010年〜2018年まで販売していた本格派SUVです。中古車市場でじわじわと値上がりを続けていたFJクルーザーですが、今後はどのように価格が変動していくのでしょうか。FJクルーザーの概要や中古価格について紹介します。 FJクルーザーとは トヨタ FJクルーザーは、2006年からアメリカで販売されていた本格派SUVで、2010年に日本へ正式導入されました。エクステリアは、丸型のヘッドライト、フロントグリル内の「TOYOTA」ロゴなどによって、個性的なスタイリングとなっています。また、観音開きドアを採用し、2ドアに見えるものの、リアシートへのアクセスがしやすいのも特徴です。パワートレインは、4.0LのV6エンジンに5速ATが組み合わされ、駆動方式はパートタイム4WDとなっています。 当時の新車販売価格は、約315万円〜約350万円。ボディサイズは、全長4,635mm、全幅1,905mm、全高1,840mmと大柄なサイズで実物を目の前にすると迫力があります。 グレードは、基準となる「ベースグレード」、ボディ同色のドアトリム加飾やメタルカラーで加飾した大型シフトノブなどを採用した「カラーパッケージ」、ビルシュタイン製ショックアブソーバーやリヤデフロックなどを標準装備する「オフロードパッケージ」の3グレードを用意。 2011年には、カラーコーディネートされた「ブラックカラーパッケージ」と「レッドカラーパッケージ」を新たに設定しています。2017年には、特別仕様車の「ファイナルエディション」を発表しました。 ファイナルエディションは、特別設定色の「ベージュ」をボディ、シート表皮、センタークラスターガーニッシュなどを採用し、内外装の随所にブラック塗装を施した特別なモデルです。また、20インチアルミホイールやサイドステップなど、特別装備が充実しています。FJクルーザーは、2017年のファイナルエディションを最後に2018年に販売を終了しました。 FJクルーザーの価格は下がっていく!? FJクルーザーは、販売終了後もその人気を維持しており、高い水準で中古価格が推移していました。 しかし、中古車市場の変化により現在以上の値上がりは見込めないといわれています。詳しい理由は次の項目で説明します。 FJクルーザーはもう値上がりしない? 所謂「中古車バブル」でFJクルーザーの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくといわれています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とはいえません。 価格が高くなりやすいFJクルーザーの特徴 現在以上の価格高騰は見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどのような個体が高く評価されるのでしょうか。価格が高くなりやすいFJクルーザーの特徴を解説します。 こまめにメンテナンスされている FJクルーザーは、その走破性の高さからキャンプやアウトドア向けの車として人気を博しています。山道など未舗装路を走行すると、車両の下まわりやボディが汚れたり、草木が付着するため、汚れた場合には早めに取り除ききれいに清掃しておきましょう。 また、悪路を走る機会が多いと、各パーツにどんどんダメージが蓄積されていきます。各種メンテナンスや法定点検も欠かさず実施し、見た目だけではなく性能面も良好な状態を保っておくと高く評価されやすいです。 特別仕様車 2017年に販売された特別仕様車の「ファイナルエディション」は、特別設定色の「ベージュ」を外板色やシート表皮、センタークラスターガーニッシュなどに採用し、内外装の随所にブラック塗装が施され、20インチアルミホイールやサイドステップなどを特別装備したモデルです。 中古車市場では、特別カラーや装備が充実していると高く評価される傾向があります。FJクルーザーのファイナルエディションも例外ではなく、中古車買取相場は430万円前後と高値で推移しています。カラーパッケージやブラックカラーパッケージといったグレードよりも100万円近く高いことからも、特別仕様車がいかに高く評価されているかがわかるでしょう。 走行距離が短い 一般的に走行距離が5万kmを超えると買取額が下がることが多く、FJクルーザーも5万kmを超えたノーマル車は、走行距離が5万km以下の車両よりも買取額が安めになっています。 ただし、リフトアップやグリルガード、インチアップなどのカスタマイズされた車両は、走行距離が5万kmを超えていても高値で買い取られているケースがあります。

チェロキーのリセールバリューのポイントは?チェロキーを高く売る方法や魅力と歴史についても解説
旧車市場動向 2023.05.22

チェロキーのリセールバリューのポイントは?チェロキーを高く売る方法や魅力と歴史についても解説

ジープ チェロキーのリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、チェロキーのリセールバリューのポイントやチェロキーを高く売る方法、チェロキーの魅力と歴史について解説します。チェロキーの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 チェロキーのリセールバリューのポイント チェロキーのリセールバリューのポイントは、エンジンがダウンサイジングされた5代目の人気が高いことです。ジープブランドならではの悪路走破性の高さや、スタイリッシュな外観デザインで高水準の相場をキープしています。特に5代目で登場するオフロード性能に注力したトレイルホークは、キャンパーにも人気が高く高額査定が期待できるでしょう。 輸入車は一般的に新車価格からの残価率が低い傾向にあります。しかし、世界的なSUV人気の影響と日本でも扱いやすいボディサイズとなった5代目については、国産の人気SUVとそれほど変わらないといえるでしょう。一方、3〜4代目のモデルは残価率が0〜20%台後半となるため、中古車で購入した場合はその価格によってリセールバリューの良し悪しは大きく変わります。 2代目(日本では初代)は旧車としての人気が高いため、車輌の状態がよければ数十万円から100万円台の査定額が出ることもあります。こちらは適切な価値判定をしてもらうために、チェロキー専門店や旧車の取扱い実績が豊富な業者に査定を依頼するとよいでしょう。 チェロキーを高く売る方法 続いて、チェロキーを高く売る方法について詳しく解説します。 入念にメンテナンスしておく チェロキーを高く売るためには、入念にメンテナンスしておくことが重要です。エンジンオイルなどの消耗品の定期的な交換はもちろんのこと、法定点検は必ず出しましょう。 また、国産車と比較して輸入車は故障が多いため、不具合が発生したらすぐに修理を依頼することをおすすめします。特にチェロキーは、「ドア部分からの雨漏り」「オイル漏れ」「センサー故障」が新車登録から5年経過頃から発生する可能性があるため注意が必要です。 人気カラーは黒・白 チェロキーの人気カラーは黒と白です。査定額が15〜20万円程度の加算となることが多いため、リセールバリューを考えるなら購入時に選択しましょう。特に古いモデルとなると黒色の人気が圧倒的に高いため、早い段階でコーティングを行い塗装面を保護しておくことをおすすめします。 モデルチェンジの情報 モデルチェンジが行われると相場が大きく変わる可能性があります。輸入車はマイナーチェンジであっても排気量や外観デザインが一新されるような大きな変更が施されることがあるため、普段からインターネットなどで情報収集を行いモデルチェンジのタイミングを探っておくとよいでしょう。 チェロキーの魅力と歴史 チェロキーは、ジープのラージサイズワゴン ワゴニアの2ドアバージョンモデルとして1974年に派生しました。2代目以降のモデルについては経営母体がルノーやダイムラー・ベンツ、フィアットといったヨーロッパの自動車メーカーの資本を受けたため、車輌の開発にも欧州市場を大きく意識したコンセプトが盛り込まれています。そのため、アメリカ人には初代(SJ型)モデルがもっともアメリカンSUVらしいチェロキーとして強い印象を残しました。   1983年に登場した2代目(XJ型)は、当時筆頭株主であったフランスのルノー社の影響を受けておりユーロテイストデザインのSUVとして世界中で大ヒットしました。日本でチェロキーというと、この2代目(XJ型)を思い浮かべる人も多いでしょう。 その後に登場した3代目(KJ型)、4代目(KK型)はチェロキーの名を継承したものの、アメリカ本国ではチェロキーの後継車 リバティとして販売されます。ジープブランドらしいフロントマスクで、初代や2代目よりもオフローダーとしてのワイルドな印象が強いモデルでした。   続く5代目(KL型)はメーカーであるクライスラーがイタリア フィアット社の完全子会社となった影響もあり、先進的なデザインと最新技術の装備で生まれ変わりました。ジープブランド伝統のグリルやホイールアーチの形状と、最大の特徴である高い悪路走破性は5代目(KL型)にも受け継がれています。   チェロキーの最大の魅力は、軍用車で実績をあげたジープの悪路走破性と耐久性の高さを継承していることです。時代とともにデザインのテイストや仕様は大きく変わっているとはいえ、その本質は変わりません。街乗りSUVとは異なる本格的なオフロード性能にこだわる人にとって最高の一台といえるでしょう。   基本スペック排気量........2,359cc(ロンジチュード)、1,995cc(トレイルホーク、リミテッド、Sモデル、80th アニバーサリーエディション)駆動方式........4WD乗車定員........5名ボディサイズ........全長 4,665mm 全幅 1,860mm 全高 1,700mm(ロンジチュード)、全長 4,665mm 全幅 1,860mm 全高 1,725mm(リミテッド、Sモデル、80th アニバーサリーエディション)、全長 4,665mm 全幅 1,905mm 全高 1,740mm(トレイルホーク)車輌重量........1,760kg(ロンジチュード)、1,840kg(リミテッド、Sモデル)、1,860kg(80th アニバーサリーエディション)、1,910kg(トレイルホーク)

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