旧車市場動向

【今が売りどき!】フェアレディZの価格高騰はもう終わり!?フェアレディZの中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

【今が売りどき!】フェアレディZの価格高騰はもう終わり!?フェアレディZの中古車事情を解説

半世紀以上にわたって愛されているフェアレディZ。そんなフェアレディZに憧れ、購入を考えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はフェアレディZの魅力と中古車価格の動向を解説します。 フェアレディZとは フェアレディZは、日産のスポーツカーです。初代より米国でも人気があり、現在では120カ国で販売されているほどに世界的にも高く評価されています。初代は欧州の高級GTと肩を並べるほどの性能と魅力を兼ね備えた安価なモデルとして、世界総販売台数55万台という偉業を残しました。スポーツカーとしてはポルシェ911と並んで半世紀以上継続生産されている希少な車種といえます。 米国との関連が強いフェアレディZですが、歴代の開発で意識されてきたのは欧州の高性能GTやスポーツカーと比肩することがテーマだからです。初代にはジャガーEタイプやポルシェ911に匹敵する技術を採用、4代目のランプユニットデザインがランボルギーニ・ディアブロに流用されるなど、欧州車と深い関わりを持ちます。 6代目のZ34は長きに渡って耐久レースのベース車両として選択されています。これは基本的なスペックがレースのためのチューンアップに対応できるポテンシャルがあると認められたためであり、GTカーとしても秀逸なモデルだといえます。 フェアレディZの価格は下がっていく!? やはりその人気から、高価格で取引されている個体も非常に多く存在しました。初代S30Zに関しては1,000万を超えていたほどです。しかし、今後のさらなる高騰は見込めないだろうといわれています。詳しい理由には次の項目で解説します。 フェアレディZはもう値上がりしないって本当? 所謂「旧車バブル」でフェアレディZの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくといわれています。 新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とはいえません。 価格が高騰しそうなフェアレディZの特徴 現在以上の価格高騰が見込めないとお伝えしましたが、そんな中でもどのようなフェアレディZが高く評価されやすいのでしょうか。高値がつきやすい個体の特徴を紹介します。 こまめにメンテナンスされている こまめにメンテナンスされているフェアレディZは価格が高くなりやすいです。フェアレディZのようなスポーツカーは、エンジンオイルやラバーホースなどの消耗品の劣化も著しいため、適切な交換がされているかどうかが価格に大きく影響します。 希少価値が高い「初代のS30Z」 S30Zは、1969年に登場しました。当初から米国を中心に輸出販売され、安価で高性能なスポーツカーとして海外でも大ヒットしました。国内仕様とは異なり輸出仕様は2400ccのエンジンが搭載され、1971年には同仕様の240Zが国内にも導入されています。特にトップグレードの240ZGはロングノーズとオーバーフェンダーを装備し別格の存在でした。 240ZGは、初代S30Zでも人気のモデルです。当時は国内の3ナンバー車の税額が非常に高いということもあり流通量は少なめでした。その結果として現在の中古車市場では高騰が続き、車両の状態が良いものは1,000万円を超えます。また、スカイライン2000GT-RのS30型エンジンを搭載したZ432も後に追加され、240ZGと人気を二分しています。 大排気量・自然吸気の「Z34」 Z34は、2008年に発売された6代目です。高回転型エンジンはレッドゾーン手前の7,400rpmで最高出力を発揮し、大排気量自然吸気エンジン特有の加速を見せます。設計が古いながらも未だに耐久レース等で活躍していますが、サーキットマシンとして高い評価を得ているのは、ベース車両としての高いポテンシャルが認められているからこそでしょう。 世界的な燃費規制により、大排気量自然吸気型エンジンのFRスポーツカーは希少な存在になりました。Z34は、従来のスポーツカーの良さを満載した世界的に見ても最後のモデルであるため、人気は高まり続けるでしょう。  

チェイサーの価格高騰はもう終わり!?チェイサーの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

チェイサーの価格高騰はもう終わり!?チェイサーの概要と中古車事情を解説

初代が誕生してから今年で45周年となるトヨタのチェイサー。レースでの活躍により、スポーツセダンとしてのイメージが強い車といえます。チェイサーはどのような車なのか、今後の価格変動について解説します。チェイサーを所有されている方や購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。 チェイサーとは チェイサーは、トヨタマークⅡの兄弟車として誕生しました。トヨタが1977年から2001年まで生産しており、日産スカイラインの対抗車として開発されています。1984年に発売された3代目は翌年に「GTツインターボ系」グレードが追加され、5代目から「ツアラー」の名を冠するグレードが登場しています。 最終型となる6代目は走行性能に加え、オーバーハングが前後とも短縮されたシャープな外観も相まって、現在でも高い人気があります。1997年に全日本ツーリングカー選手権に投入され翌年のラストイヤーでチャンピオンに輝きました。2000年にスタートした全日本プロドリフト選手権(現在のD1 GRAND PRIX)でも活躍しています。 チェイサーの価格はどう変動する? チェイサーは一部モデルの流通量の少なさから、一時期中古価格が高騰していました。しかし、今後のさらなる値上がりは見込めないと言われています。 チェイサーはもう値上がりしないって本当? 所謂「旧車バブル」でチェイサーの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。チェイサーの売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりそうなチェイサーの特徴 価格の高騰が見込めないとお伝えしましたが、そんな中でも高値がつきやすいチェイサーの特徴を解説します。 こまめにメンテしている チェイサーは、一番人気の最終型JZX100系でも既に20年以上が経過した車となります。純正部品の廃番も増えているため、こまめにメンテナンスをしている車両の価格が高くなりやすいです。過給機が搭載されたツアラーVの場合は、特にオイルや消耗品の交換と耐久性に不安があるタービンの状態が価格を左右します。 ターボエンジン搭載のツアラーV ツアラーVは、特に最終型のJZX100系が人気です。当時の自主規制枠である280psを発揮する2.5Lターボエンジンを搭載し、標準仕様で5速MTの設定とドリフト走行の定番であるFR駆動の組み合わせは現在では希少な存在というのが主な理由です。アメリカの25年ルールの影響もあり今後も暴騰していく可能性が高いといえます。 スポーツ走行が楽しめるツアラーS ツアラーSは、ツアラーVと同じく最終型のJZX100系が人気です。自然吸気エンジンのためツアラーVほどの加速力はありませんが、スポーティな外観と走りを楽しめるFR駆動であるため、状態の良い車両であれば新車価格と同等の価格帯で販売されています。こちらも国内外問わずに人気が集中し高騰する可能性が高いといえます。

ソアラの価格高騰はもう終わり!?ソアラの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

ソアラの価格高騰はもう終わり!?ソアラの概要と中古車事情を解説

レクサスSCの前身であるソアラ。誕生当初から本格的なラグジュアリークーペとして当時の若者にとって憧れの的でした。そんなソアラの価格を気にされている方も多いのではないでしょうか。今回はソアラの中古車相場について解説していきますので、ソアラを所有している方や購入を考えている方は参考にしてください。 ソアラとは ソアラは、1981年にトヨタが発売した高級クーペです。1980年代に起こった「ハイソカー」ブームの代名詞と呼べる車で、当時の最先端技術が導入されています。後に追加されたターボモデルにはトヨタ最強のエンジンが採用され、名実ともにスーパーグランツーリスモの名を冠するに至りました。 2代目ソアラは初代のイメージをキープしながら当時の国内最強エンジンとエアサスペンションを装備し、世界初の新技術も数多く搭載されるなど、速さと豪華さに磨きをかけています。3代目以降はトヨタが北米でレクサスブランドを立ち上げたことで北米市場を意識した車へと転換し、世界でも通用する高級車へと進化しました。 海外ではレクサスSCと呼ばれた3代目と4代目ですが、北米で極めて高い評価を得ています。米専門誌が選ぶ「インポートカー・オブ・ザ・イヤー」を始め、品質面でも高い評価を受け多数の賞を受賞しました。日本国内では2005年のレクサス開業に伴ってソアラの名称は廃止となっています。 ソアラの価格は下がっていく!? ネオクラシックカーブーム、そして市場に出回っている台数が少なく海外での人気も高いことからソアラの価格は高騰していました。最も人気のある初代や2代目には500万円の高値がついたほどです。しかし、そんな中古車の価格高騰も終焉を迎えようとしています。詳しい理由や背景は次で説明します。 ソアラはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でソアラの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。ソアラの売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりそうなソアラの特徴 続いて、価格が高くなりそうなソアラの特徴を解説します。 こまめにメンテをしている ソアラは、生産されてからかなりの年数を経ている車です。適切なメンテナンスを定期的に行うと、良い状態を保つことができます。オイルやゴムパーツなどの消耗品が定期的に交換されているか、塗装が傷まないような処置がされているかなど、日頃から大事に扱われているかどうかが価値を左右します。 バブル期に大ヒットした「20系ソアラ」 ソアラは、2代目の20系ソアラが人気です。バブルの申し子とも言われた高級感と飽きのこないシャープなデザイン、他を圧倒するハイパワーなエンジンを搭載したモデルは当時街中に溢れた高級外国車にも引けを取らない存在でした。30年以上が経過した今でも魅力に感じる人が多く、平成のクラッシックカーとも呼ばれています。 20系ソアラを見て日本の高度経済成長と共に生まれた「当時の日本人を象徴する車」という壮年の方もいれば、今の車にない美意識を感じる若い方も数多く存在します。ノスタルジックな想いと一種のステータスを感じさせる至高のモデルとして、今後も人気が続くでしょう。 フルノーマルな10系ソアラ 10系ソアラは1981年に誕生した初代ソアラです。日本市場で高級クーペというジャンルを切り拓いた人気モデルですが、中古車として出回るようになるとカスタムベースとして購入する方も増加していきました。初期型の誕生から40年が経過していることを思えばフルノーマルで残っている車両は極めて希少な存在です。 10系ソアラは、トヨタが「今までの技術を超えた最高級スペシャリティカー」を開発テーマとして世に出し、発売されると同時に一世を風靡した車です。良い状態のものは500万円前後で取引きされることもあり、名車としての価値を年々高めています。

スープラの価格高騰はもう終わり!?スープラの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

スープラの価格高騰はもう終わり!?スープラの概要と中古車事情を解説

トヨタのフラッグシップスポーツカーであるスープラ。国内外を問わず高い人気を誇りますが、スープラとはどういった車なのか、中古車価格が同変動しているのかを解説をします。スープラを所有している方や購入を検討している方はぜひ参考にしてください。 スープラとは スープラは、トヨタのスポーツカーです。初代は1978年に米国で誕生し日本国内ではセリカXXの名称でした。1981年に発売された2代目からリトラクタブルヘッドライトとなり、日本国内でスープラの車名が採用された3代目も外観のコンセプトは引き継がれています。 1993年に登場した4代目は、リトラクタブルヘッドライトの法規制を機にデザインが一新されました。ショートホイールベースながらボリュームのあるシルエットは名車2000GTからの継承であり、トヨタのスポーツカーの伝統デザインとなっています。2019年から発売された現行型はBMW Z4とプラットフォームを共有しており、製造事業者はBMWの名義です。 スープラは全日本GT選手権やルマン24時間、フォーミュラドリフトなどのレースに参戦し数々の実績を上げています。3代目の生産終了から現行型が誕生するまでは17年もの歳月が流れていますが、その間に映画ワイルドスピードでA80が使用されたことにより特に北米では絶大な人気を誇ります。 スープラの価格は下がっていく!? スープラは大変高値で取引されていたクルマでした。海外でも人気のA80は、ラスベガスのオークションで日本円にして約5,450万円で落札されたほどです。 しかし、中古車の価格高騰もそろそろ終わりを迎えるといわれています。詳しい理由や背景は、次で説明します。 スープラはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でスープラの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。スープラの売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいスープラの特徴 スープラの売り時を考えているのであれば、自身が所有するスープラの買取価格について予想してみましょう。価格が高くなりやすいスープラについて解説します。 こまめにメンテしている こまめにメンテナンスされているスープラは価格が高くなりやすいです。スープラのようなスポーツカーは、品質を維持するためにはオイルや消耗品などの定期的な交換が必須といえます。A70とA80の復刻部品をTOYOTA GAZOO Rasingの「GRヘリテージパーツプロジェクト」で再販売しているため、必要に応じたレストアも有効といえるでしょう。 ワイルドスピードで人気が加速した「A80」 A80は、トヨタが「THE SPORTS OF TOYOTA」と銘打つほどに力を注いで開発した車です。国産FRでは初となるゲトラグ社と共同開発した6速MTや、ビルシュタイン社性のサスペンションが採用され全日本GT選手権で長年活躍するなど高い性能を有しています。そこにワイルドスピードで主人公が乗っていたことで人気が加速し、中古車市場でさらに価値が高くなりました。 「RZ」や「RZ-S」などのターボ付きグレード スープラは、ターボ付きが人気です。レースに投入されることが前提に開発されているため、搭載されているエンジンは1,000馬力までのチューンアップが可能なポテンシャルがあります。それを支える車体や足回りも同様といえ、カスタムベースと考えるファンが多いことが理由の一つといえるでしょう。

スカイラインの価格高騰はもう終わり!?スカイラインの概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

スカイラインの価格高騰はもう終わり!?スカイラインの概要と中古車事情を解説

日本が誇る名車「スカイライン」。数々のレースで勝利を量産してきたポテンシャルは世界中の多くのファンを魅了しています。そんなスカイラインの中古価格を気にされている方も多いのではないでしょうか。今回は、最新の中古車市場の動向を踏まえてスカイラインの価格について解説します。 スカイラインとは スカイラインは、日産のスポーツセダンです。日本を代表する名車として国内外を問わずに高い人気を誇っています。初代は元航空技術者を数多く擁した富士精密工業(後のプリンス自動車工業)で誕生しており、レースでの活躍を目指して開発されました。その結果、第1回日本アルペンラリーで優勝するなど輝かしいスタートを切っています。 2代目のGTは通称「スカG」と呼ばれ、第2回日本グランプリでポルシェ904を抜き去る場面を見せています。続く3代目は新たに設定されたGT-Rがレースで圧倒的な強さを見せて伝説化し、絶大な人気を獲得しました。しかし、排ガス規制の影響もあり、後に続く4代目のGT-Rがわずか3ヶ月間で販売を終えてしまい、その後の16年間はGT-Rの名が途絶えます。 1989年のR32でGT-Rは復活します。4WDシステムなど当時最新の技術を搭載して再びレースで圧倒的な強さを誇り、以降は現行型に至るまでGT‐Rグレードが設定されました。現行のR35GT-Rはこれまでの伝統を引き継いでいますが、車名からスカイラインの名称が外れています。 スカイラインの価格は下がっていく!? スカイラインは、旧車フリークから熱い支持を得ているクルマです。なかでもR32とR33のGT-Rは海外の人気を受けて大きく価格が上がり、さらにR34は生産台数の少なさで国内でもプレミアム価格がつけられていました。 しかし、今後の中古車市場の変化によって、さらなる高騰は見込めないのではないかといわれています。その人気の高さからどれほど市場の影響を受けるか定かではありませんが、スカイラインの購入・売却を検討されている方は今後の動向を注視しておきましょう。 スカイラインはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でスカイラインの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくといわれています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 値上がりしそうなスカイラインの特徴 値上がりしそうなスカイラインについて解説していきます。 希少性が高く圧倒的な人気を誇る「R32」 R32は、1989年に誕生した8代目です。このモデルで16年ぶりに復活した3代目GT-Rはレースのために開発されました。1990年にレースデビューすると異次元の強さで世界中を席巻し、GT-R伝説を神話に変えたとも言われています。現在でもその人気は衰えず当時の新車価格を上回る価格で取引きされ、状態によっては1,800万円を超えるほど高値です。 多くのファンがいる通称ハコスカ「C10型」 C10型は、1968年から1972年に販売された3代目で通称「ハコスカ」と呼ばれています。レースで通算52勝の記録を残したGT-Rは伝説として語り継がれており、現在のスカイラインの礎となったといえます。絶大な人気があり、市場では2,000万円を下りません。 195台しか販売されなかったハードトップ2000GT-R(KPGC110型) KPGC110型は、4代目となる通称「ケンメリ」をベースとしています。販売は1973年の3ヶ月間だけで195台のみという極少数のため、市場に出回ると6,000万円の値がつくといわれています。GT-Rとしては2代目となりますが、レースへの投入はなく不遇な存在として名を残しています。 スカイラインを売るなら実績・知識豊富な業者へ 日本が世界に誇る名車であるスカイライン。長い歴史の中で数多くのモデルがリリースされました。世代ごとに特徴が異なり、市場価値にも差があります。 売却を検討する際には、モデルごとの価値の違いをしっかりと理解している業者を選びましょう。どんな歴史をもち、それぞれどういった部分が長年愛されているのかを知っている買取業者であれば高額買取に期待できます。スカイラインはもちろん、さまざまな車、特に古いクルマに特化したサービスに査定を依頼するのがおすすめです。

【今が売りどき!】シビックTYPE Rの価格高騰はもう終わり!?シビックTYPE Rの中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

【今が売りどき!】シビックTYPE Rの価格高騰はもう終わり!?シビックTYPE Rの中古車事情を解説

シビックTYPE Rは1997年に初代が誕生したホンダのFFライトウェイトスポーツカーです。当時の人気ジャンルでもあった「ホットハッチ」を牽引し、2021年7月に終了となった5代目に至るまで、ホンダの代表的なスポーツカーと言える存在でした。今回は、シビックTYPE Rがどのような車だったのか、現在の買取相場や、今後高騰する見通しについて解説します。シビックTYPE Rを所有している方や、購入を検討している方は参考にしてください。 シビックTYPE Rとは シビックTYPE Rとは、米サンダーヒル25時間耐久レースやWTCRなど、海外でのレースでも優勝を重ねてきたホンダのFFライトウェイトスポーツカーです。初代より、安価な大衆車をベースに高出力型のエンジンを搭載し、リーズナブルながらハイパフォーマンスなスポーツカーとして圧倒的な支持を得てきました。 キビキビと曲がり、高い走行安定性を誇るのは歴代の共通点と言えます。TYPE Rとは、スポーツ走行にこだわり抜いた車種のみが冠する称号ですが、同時に量産車としての実用性を損なわせないというメーカーのこだわりが最も発揮されたのがシビックTYPE Rなのです。 4代目と5代目は英国製の逆輸入車でしたが、その恩恵として欧州のライバル車に対抗しうる高性能モデルを得ることができました。英専門誌から3年連続で「もっとも優れたホットハッチ」に選出されていることがその証明です。 シビック TYPE-Rの価格は下がっていく!? 2021年はネオクラッシックカーブームも影響し、車種を問わずスポーツカーは高騰していました。なかでもシビックTYPE Rは、ブームとは関係なく歴代モデルのすべてが二度と手に入らない規格として高値がつけられ、300万円以上の価格がつくモデルも存在したほどです。 しかし、今後予想される中古車市場の変化により、今以上の価格の高騰は見込めないのではないかといわれています。スポーツカーであるため、どこまで影響があるのかはわかりませんが、価格変動においては注視しておいたほうがいいでしょう。 シビックTYPE Rはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でシビックTYPE Rの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいシビックTYPE Rの特徴 特に高値になりやすいシビックTYPE Rを紹介していきます。 こまめにメンテナンスをしている こまめにメンテナンスがされているシビックTYPE Rは特に高値で取引きされる傾向があります。FK8は過給機を搭載しているため各部品に負荷を及ぼします。エンジンオイルやオイルフィルターだけでなく、エアクリーンフィルターなどメーカーが推奨している交換時期にメンテナンスを行っていることが重要です。 大きな話題を生んだリミテッドエディション シビックTYPE Rは、特にFK8のリミテッドエディションが国内外問わずに高い人気を誇ります。FK8の最終進化形として2020年10月に発売されました。日本では限定200台と発表されてすぐに完売しています。エンジンは標準モデルと変わりませんが、シリアルナンバー入りのエンブレムと足回り及びパワーステアリングが専用チューニングされています。 軽量コンパクトで高回転のEK9 EK9は、1997年に発売された初代シビックTYPE Rです。自然吸気エンジンとしては驚異的な高出力を誇り、専用チューンされた足回りは高い走行安定性とスポーティな走りを実現しています。新車価格は約200万円と性能を考えると安価な設定でしたが、現在は300万以上の価格で販売されるほどに高い人気を誇ります。 台数限定の2015年発売モデル 2015年に発売されたシビックTYPE Rは国内750台限定で販売されました。当時、ニュルブルクリンク北コースでFF量産車最速のラップタイムを記録するなど、希少性に加えて世界に名を轟かせたスポーツカーです。新車価格は428万円でしたが、現在でも同等かそれ以上の高値で取引されています。  

S660の価格高騰はもう終わり!?S660の概要と中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

S660の価格高騰はもう終わり!?S660の概要と中古車事情を解説

個性的な軽スポーツカーとして人気があるS660。生産終了のアナウンスに伴い、新車購入希望者が殺到しました。そんなS660の中古車相場が高騰していると感じる人もいるでしょう。今回はS660が高騰しているのか、いつまで値上がりが続くのかを詳しく解説します。価格が高くなりやすいS660の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 S660とは S660とは、2015年3月にホンダが発売した、軽2シーターオープンスポーツカーです。1991年に発売され人気があったビートと同様に、S660は「曲がる楽しさ」を体感できます。小さいながらも安定した走りや、本格スポーツカーのような外観など、軽自動車とは思えない優れた走行性能とデザイン性が高く評価されています。 S660の価格は下がっていく!? S660の生産が2022年3月で終了し、ホンダがEV・FCV路線に方針を切り替えると発表したことから、S660のような車は今後生産されないとユーザーから予想されていました。それに伴ってS660にはプレミア価格がついていましたが、中古車市場の変化によって必ずしも値段が上がっていくといは言い難い状況になりそうです。詳しくは次で説明します。 S660はもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でS660の価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいS660の特徴 続いて、価格が高くなりやすいS660の特徴を紹介します。 こまめにメンテナンスをしている こまめにメンテナンスをしているS660は、価格が高くなりやすいでしょう。S660のようなスポーツカーは、オイル類やラジエーター液の状態がコンディションに大きな影響を及ぼします。また、S660にはターボエンジンが搭載されているため、特にエンジンオイルのメンテナンスが重要です。 S660 モデューロX S660のモデューロXは、価格が高くなりやすいでしょう。モデューロXは、他のグレードには付かない特別なパーツが取り付けられたカスタマイズカーです。新車価格は300万円で、現在は約400万円台後半まで高騰しています。そのため、S660のモデューロXは、高額売却が期待できるでしょう。 2020年1月のマイナーチェンジ以降の「アルファ」 2020年1月のマイナーチェンジ以降のアルファも価格が高くなりやすいでしょう。マイナーチェンジ以降のアルファには、シートヒーターが付いています。冬のオープン走行にはヒートシーターの需要が高いため、価格が高くなりやすいのです。新車価格が200万円に対して、現在は中古車として約300万円で販売されているケースもあります。

【今が売りどき!】トヨタ86の価格高騰はもう終わり!?86の中古車事情を解説
旧車市場動向 2023.12.25

【今が売りどき!】トヨタ86の価格高騰はもう終わり!?86の中古車事情を解説

トヨタの人気車種でファンも多いトヨタ86。登場してから2ドアクーペとしては異例の大ヒットを記録しました。そんな86の中古車価格について気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、最新の中古車市場の事情を踏まえて86の価格変動について解説します。 86とは 現行の86は2012年にスバルと共同開発され、エンジンは水平対向エンジン、駆動方式はFRを採用したことで注目を集めました。走る楽しさを追求したライトウェイトスポーツカーで低価格、コンパクトを実現した唯一無二の車です。 86の価格はどう変動していく? 86の平均中古車価格は、徐々に高騰していました。2020年の8月が207万円なのに対し、2022年2月時点では214万円でした。しかし、今後は中古車市場全体の値下がりが予想されるため、さらなる高騰は見込めないと言われています。 86はもう値上がりしないって本当? 所謂「中古車バブル」で86の価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくと言われています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、中古車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とは言えません。86の売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすい86の特徴 さらなる価格高騰が見込めない中で、どのような86が高く評価されやすいのでしょうか。高値がつきやすい86の特徴について解説します。 こまめにメンテナンスをしている こまめにメンテナンスしている86は価格が高くなりやすいです。10年以上前のクルマであるため、メンテナンスをしているかどうかで大きな差が付きます。売却を考えている場合はメンテナンスをこまめに行いましょう。 事故車・水没車ではない どんなに外装や内装がきれいでメンテナンスが行き届いていても、修復歴があると買取価格が大幅に下がってしまいます。逆に言うと、事故を起こしたことがなければ高い評価を受ける下地があるということです。売却を検討している場合は、十分に事故に気をつけて走行しましょう。 ディーラーオプションのカスタム装着車 86はスポーツカーという特性上、カスタムパーツが高査定につながります。特にディーラーオプションと呼ばれるトヨタ系メーカー、TOM'S、TRD、モデリスタなどのパーツをつけている車は高額査定につながりやすいです。  

GX71 マークⅡ のリセールバリューは高い?高く売る方法や魅力と歴史についても解説
旧車市場動向 2023.11.15

GX71 マークⅡ のリセールバリューは高い?高く売る方法や魅力と歴史についても解説

GX71 マークⅡは、市場に流通してから30年以上経過しているものの、現在も人気が高い車種です。幅広い世代から人気があるため、中古車市場での需要が高く、よい条件で売却できる可能性があります。そんなGX71 マークⅡの、リセールバリューや高く売るコツを知りたい方もいるでしょう。この記事では、GX71 マークⅡのリセールバリューのポイントや高く売るコツなどを紹介します。 GX71 マークⅡのリセールバリューのポイント GX71 マークⅡは、兄弟車の「チェイサー」や「クレスタ」と共に、1980年代の「ハイソカーブーム」をけん引したモデルで、現在でも中古車市場で需要があります。マークⅡは誰もが憧れる名車でもあり、ハイソカーブームを体験していない若い世代に人気があることも、中古車市場で需要がある理由の1つです。 また、GX71 マークⅡの査定額は安定している傾向にあり、どのグレードも高く売れる可能性があります。なかでも純正5MTやツインターボエンジンが搭載されたグレードは、車輌の状態次第では驚くような査定額になるケースも珍しくありません。 GX71 マークⅡを高く売るコツ GX71 マークⅡの査定額は安定しているものの、より高く売りたい方もいるでしょう。続いて、GX71 マークⅡを高く売るコツを紹介します。 メンテナンスしておく GX71 マークⅡは市場に流通してから30年以上経過しており、走行できる状態かどうかで査定額が大きく変わります。走行に問題がある場合は、大幅に査定額が低くなるため、より高く売りたいのであれば、エンジンオイルや各種消耗品交換など、定期的なメンテナンスを欠かさずに実施しておきましょう。 また、日本自動車査定協会の査定基準には、査定日から1年以内に「法定点検」を受けているかどうかのチェック項目があります。法定点検を実施していると査定額が上がるケースもあるため、高く売りたい場合は点検を受けておくとよいでしょう。 ただし、メンテナンスや点検の実施などによって査定額がどのくらい上がるかは、業者によって異なります。GX71 マークⅡをより高く評価してもらいたいのであれば、旧車専門店などGX71 マークⅡを得意としている業者に査定してもらうとよいでしょう。 内外装をきれいにしておく 内外装をきれいにしておくと、査定員によい印象を与えられるため、プラス査定になる可能性があります。内外装がきれいな場合、車を大切に扱ってきたことが伝わるほか、メンテナンスが行き届いているという印象を与えることが可能です。 一方、汚れたまま査定に出すと、売却後に何かしらのトラブルが発生するのではないかとマイナスな印象を与えてしまいます。極端に査定額は上がらないものの、少しでも高く売却したい場合は、査定前に車をきれいにしておくとよいでしょう。 整備記録簿を残しておく 今までの整備内容を記録してきた整備記録簿があれば、より高くGX71 マークⅡを売却できます。整備記録簿は、今までの整備内容を確認できるほか、しっかりメンテナンスしてきたこと証明することができる書類です。 ただし、整備記録簿がない場合は「メンテナンスされていない」とみなされるため、マイナス査定になる可能性もあります。なお保証書や取扱説明書がない場合もマイナス査定になるため、整備記録簿・保証書・取扱説明書は紛失しないようしっかり保管しておきましょう。 GX71 マークⅡの魅力や歴史 GX71 マークⅡは1984年8月22日に発売された5代目に該当します。本来の車名は「コロナ マークⅡ」だったものの、5代目よりコロナの名称が外され、「マークⅡ」になりました。 現代のセダンにはない直線的で角ばったボディが魅力であり、高級ラウンジを連想させる内装も、ユーザーの心を魅了し続けています。エンジンは水冷直列6気筒ツインターボを搭載し、5速MTも設定されていたため、運転を楽しみたいユーザーからも支持を得ていました。以下のボディータイプが設定されており、自分のニーズに合わせて購入できることもマークⅡの魅力の1つです。 ・セダン・ハードトップ・ワゴン・バン GX71 マークⅡは、どの世代にも人気がある車種であり、今でも旧車ファンとって憧れられる存在です。   【GX71 マークⅡを代表するグレードのスペック】 ■2000EFI・ツインカム24・GRANDE・車輌型式:E-GX71-XTMGF・エンジン:水冷直列6気筒DOHC-EFI・ボディサイズ:全長4,690mm、全幅1,690mm、全高1,385mm・車輌重量:1,280kg・排気量:1,988cc・駆動方式:FR・乗車定員 5人 ■2000EFI・ターボ・GRANDE・車輌型式:E-MX71-XTPGT・エンジン:水冷直列6気筒OHC-EFI・ボディサイズ:全長4,690mm、全幅1,690mm、全高1,385mm・車輌重量:1,330kg・排気量:1,988cc・駆動方式:FR・乗車定員 5人 ■2000・EFI・車輌型式:E-GX71-XTMGE・エンジン:水冷直列6気筒OHC-EFI・ボディサイズ:全長4,690mm、全幅1,690mm、全高1,385mm・車輌重量:1,240kg・排気量:1,988cc・駆動方式:FR・乗車定員 5人 まとめ GX71 マークⅡは、中古車市場で人気があるため、高く売却できる可能性があります。中でも純正5MTやツインターボエンジンを搭載していて、車輌の状態がよい場合は、驚くような査定額になる可能性もあるでしょう。 また、日頃からメンテナンスを行い、整備記録簿や保証書・取扱説明書を揃えておくと、より高く売却できる可能性があります。ただし、査定額がいくら上がるかは買取店によって異なるため、業者選びも車を高く売却する重要なポイントです。GX71 マークⅡを売却する時は古いクルマの価値を理解している旧車専門店に査定を依頼するとよいでしょう。

GX71 チェイサーのリセールバリューは高い?高く売る方法や魅力と歴史についても解説
旧車市場動向 2023.11.15

GX71 チェイサーのリセールバリューは高い?高く売る方法や魅力と歴史についても解説

1980年代のハイソカーブームをけん引したモデルであるGX71 チェイサー。長年の愛車として連れ添い、そろそろ売却を検討している方もいるのではないでしょうか。車を売るときに気になるのはリセールバリューや高く売るコツです。 GX71 チェイサーは中古車市場で需要があるため、状態によっては高く売却できる可能性があります。また、日頃からメンテナンスしているとプラス査定になるため、より高く愛車を手放すことが可能です。 この記事では、GX チェイサーのリセールバリューのポイントや高く売るコツなどを紹介します。 GX71 チェイサーのリセールバリューのポイント GX71 チェイサーは、トヨタの「スポーツラグジュアリーセダン」のイメージを作り上げた車種であり、中古車市場で需要があります。1980年代には自動車業界の「ハイソカーブーム」が起こり、該当車種であったことも中古車市場で需要がある理由の1つです。 ハイソカーとは「High society car」の略称で、高級感がある上級車種のことです。トヨタでは、GX71 チェイサーのほかに「マークⅡ」や「クレスタ」も、ハイソカーブームをけん引していました。 また、GX71 チェイサーにはツインカムエンジンとツインターボエンジンを搭載した、2つのモデルがあります。買取において、どちらのモデルもコンディションが重視されるため、走行に問題がなく内外装がきれいな状態に保たれていれば高く売れるでしょう。 GX71 チェイサーを高く売るコツ メンテナンスをしっかり行い、査定前に内外装をきれいにすると、GX71 チェイサーを高く売ることができます。続いて、GX71 チェイサーを高く売るコツを紹介します。 メンテナンスしておく GX71 チェイサーを高く売るためには、走行に問題がないよう日頃からメンテナンスしておく必要があります。エンジンオイルの交換やファンベルトの緩みなどを定期的に点検し、問題なく走行できる状態を保ちましょう。 また、1年に1回実施が義務化されている「法定点検」を受けていると、プラス査定になるためより高く売却できるでしょう。日本自動車査定協会の査定基準には、査定日から1年以内に法定点検を受けているかチェックする項目があり、実施していると査定額が上がる可能性があります。法定点検は、罰則がないことにより点検を見送るドライバーが多い傾向にあるため、高く売りたい場合は法定点検を受けておくとよいでしょう。 ただし、メンテナンスしていることで査定額がどのくらい上がるかは、売却する業者によって異なります。GX71 チェイサーの場合は、旧車やスポーツカーに特化した業者に売却すると、他社より評価してくれる可能性が高くなります。買取業者を選ぶ時の参考にしてください。 内外装をきれいにしておく 内外装をきれいにしておくと、査定員によい印象を与えられるため、GX71 チェイサーをより高く売却できるでしょう。なぜなら、内外装がきれいだと車を大切に扱ってきたとアピールできるためです。 また、メンテナンスをしっかり行っていたという印象を査定員に与えることもできます。 そのため、日頃から車をきれいな状態に保つことを意識し、必ず洗車してから査定を受けましょう。 整備記録簿を残しておく 整備記録簿を残しておくと、GX71 チェイサーをより高く売れる可能性があります。 整備記録簿とは、車検や法定点検(12ヶ月点検)の結果や、整備した内容を記録する書類のことです。過去の整備記録をみれば、消耗部品の交換時期を判断できるほか、整備に携わった工場の情報を確認できます。 ただし、整備記録簿がないと結果的に「メンテナンスされてない」と判断されるため、マイナス査定になる可能性があります。整備記録簿のほかに「保証書」や「取扱説明書」がない場合も、マイナス査定になるため、整備記録簿、保証書、取扱説明書は紛失しないよう注意してください。 GX71 チェイサーの魅力や歴史 GX71 チェイサーは、1984年8月22日に発売された3代目のモデルに該当します。2代目モデルまでラインナップされていた4ドアセダンは廃止され、4ドアハードトップのみの展開になりました。 兄弟車であるマークⅡやクレスタに比べて全長は短いものの、斜め格子のグリルやシャープで力強いサイドビューにより、2車種とは異なる雰囲気を演出しています。ラグジュアリーな「アバンテ」グレードを始め、ハイソカーブームによりチェイサーは全体的にラグジュアリー志向にシフトした世代でもあります。 また、1985年10月には当時のレーシングカーに採用されていたツインカム・ツインターボエンジン搭載の「GTツインターボ」グレードが追加されました。5MTで装備を簡略化した「GTツインターボS」もラインナップされていたため、幅広いユーザーから人気を獲得していました。 GX71 チェイサーのスタイリッシュな外観とスポーティーな走行性能は、旧車ファンにとって今も魅力的な存在です。 【GX71 チェイサーを代表するグレードのスペック】 ■2000EFI ツインカム24・アバンテ・車輌型式:E-GX71-DTMGF・エンジン:直列6気筒縦置DOHC・ボディサイズ:全長4,630mm、全幅1,690mm、全高1,385mm・車輌重量:1,280kg・排気量:1,988cc・駆動方式:FR・乗車定員 5人 ■2000EFI・アバンテ・車輌型式:E-GX71-DTMGE・エンジン:直列6気筒縦置OHC・ボディサイズ:全長4,630mm、全幅1,690mm、全高1,385mm・車輌重量:1,240kg・排気量:1,988cc・駆動方式:FR・乗車定員:5人 ■1800・XL・車輌型式:E-SX70-DTMNS・エンジン:直列4気筒縦置OHC・ボディサイズ:全長4,560mm、全幅1,690mm、全高1,385mm・車輌重量:1,090kg・排気量:1,832cc・駆動方式:FR・乗車定員:5人 まとめ GX71 チェイサーは、中古車市場で需要がある車種のため、高く売却できる可能性があります。買取時は、車輌のコンディションが重視されており、走行に問題がなく内外装がきれいな場合は特に高く売却できるでしょう。 また、査定日の1年以内に法定点検を実施しているとプラス査定になるため、売却を検討している場合は点検を受けることを検討してもよいかもしれません。ただし、プラス査定される金額は業者によって異なるため、売却先を見極める必要があります。 GX71 チェイサーをより高く売却したい場合は、GX71 チェイサーの買取に特化した旧車専門店への依頼をおすすめします。

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