旧車市場動向

R34スカイラインのリセールバリューは高いのか?リセールバリューの動向や高く売るコツなどを解説
旧車市場動向 2023.04.12

R34スカイラインのリセールバリューは高いのか?リセールバリューの動向や高く売るコツなどを解説

R34スカイラインは、日産を代表するスポーツセダンおよびクーペです。スカイラインらしいスポーティなハコ型のスタイリングにより、生産が終了した現在でも人気があります。今回は、10代目スカイラインであるR34型のリセールバリューの傾向や高く売るコツを紹介します。R34スカイラインの売却を検討している方は参考にしてみてください。 R34スカイラインのリセールバリューのポイント R34スカイラインは、グレードによって買取価格が大きく異なる傾向が見られます。 特に搭載されているエンジンの種類は重要です。リセールバリューの傾向を見てみると、排気量が大きくなるほど高く買い取られ、自然吸気エンジンよりターボエンジンの方が高額買取されています。 このような相場の傾向からも、R34スカイラインは出力が高いモデルの方がリセールバリューがよいといえるでしょう。 R34スカイラインを高く売る方法 R34スカイラインを高く売るためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここからは、R34スカイラインを高く売る方法を紹介します。 入念にメンテナンスしておく メンテナンスは入念に行っておきましょう。 R34スカイラインは、スポーツセダン/スポーツクーペであるため、優れた走行性能がセールスポイントです。そのため、メンテナンスをしっかりと行い、スポーツセダン/スポーツクーペらしい走りができる状態になっていると高額査定につながります。 少しでも高く買い取ってもらうために、定期的にメンテナンスしておきましょう。 また、走行に関わる部分だけではなく、外装や内装もしっかりメンテナンスしておくと、より高く売れるでしょう。 カスタムパーツやチューニングをアピールする R34スカイラインは、スポーツ走行も楽しめるセダン/クーペであるため、カスタマイズされていても高価買取されるケースが多いです。 そのため、売却時には購入後に取り付けたアフターパーツやチューニングを施した部分などをしっかり査定員にアピールしましょう。カスタマイズされている部分を漏れなく伝えることで高価買取される可能性が高まります。 R34スカイラインの魅力と歴史 R34スカイラインは、1998年5月にデビューしたスポーツセダン/スポーツクーペです。 そもそもスカイラインは、昭和32年4月に初代モデルが発売されてから、高性能な走りを追求したグランドツーリングカーとして、絶えず進化を続けてきました。 通算10代目となるR34スカイラインは、走りの楽しさを徹底的に追求し、高性能感に満ち溢れる「本物のスポーツセダン&クーペ」を開発コンセプトとしています。 また、意のままに操る走りの楽しさ「THE BEST DRIVING PLEASURE」を基本理念に、「走る、曲がる、止まる」という車本来の機能を徹底的に追求。その結果、卓越した操縦安定性と走行性能に加え、スタイリング、居住性など、あらゆる面において「スカイラインらしさ」が強調されました。 R34スカイラインのデビュー当初は、4ドアセダンと2ドアクーペをラインナップし、それぞれに直列6気筒2.0L/2.5L/2.5Lターボエンジンの3種類のエンジンを搭載していました。翌年1999年には高性能な直列6気筒2.6Lターボエンジン(RB26DETT型)を搭載する2ドアクーペの「スカイラインGT-R」がデビュー。このR34スカイラインGT-Rがスカイラインの名を冠した最後のGT-Rとなりました。 R34スカイラインは、スカイラインらしいスポーツドライビングを存分に体感できる4ドアセダンおよび2ドアクーペとして、生産・販売が終了した今でも高い人気を誇るモデルです。

ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場は?高く売る方法や魅力と歴史についても解説
旧車市場動向 2023.03.30

ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場は?高く売る方法や魅力と歴史についても解説

ランドクルーザー200系のリセールバリューが高ければ一度は乗ってみたいという人も多いでしょう。今回は、ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場やリセールバリューが決まる要因、ランドクルーザー200系を高く売る方法などについて詳しく解説します。ランドクルーザー200系の購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場は、圧倒的な高値を維持しています。これは、高いオフロード性能や頑丈な車体は世界的にも認められており、経年や走行距離にそれほど左右されることなく国内外での需要が見込まれるためです。 ただし、昨今の中古車バブルによって高騰し続けていた相場は社会情勢の変化により収まりつつあるため、今後の推移については注視する必要があります。相場の高騰時に購入して数年後に売却すると、車両の残価率が大幅に下がる可能性があるため注意が必要です。 また、ランドクルーザー200系のリセールバリューの相場が高い一因として、パキスタンでの人気の高さが影響しています。ランドクルーザーが最も輸出されているパキスタンでは「製造年から5年以内」という中古車輸入規制があり、それが日本の中古車相場に大きく関係するためです。新車でランドクルーザーを購入するには関税の影響でかなりの高額となるため、船便で1ヶ月程度で輸入できる日本の中古ランドクルーザー200に人気が集中しています。 ランドクルーザー200系を手放すのならば、パキスタンの年式規制が終わる前に売却するのがよいでしょう。それ以前の年式の車両は、走行距離や車両の状態を問わず価値が急落することもあるため注意が必要です。 ランドクルーザー200系のリセールバリューが決まる要因 ランドクルーザー200系のリセールバリューが決まる要因について詳しく解説します。 製造年から5年以内の車両 ランドクルーザー200系は、製造年から5年以内までの車両のリセールバリューが特に高い車です。ランドクルーザー200系が最も輸出されているパキスタンでは中古車を輸入する際に年式規制があり、この規制の範囲内かどうかが日本の相場にも大きく影響を与えています。該当する車両かどうかで査定額が200万円ほど変わることもあるため注意が必要です。 エンジン変更後のモデル ランドクルーザー200系は、2009年のマイナーチェンジ後の新開発1UR-FE型エンジン搭載車が人気です。100系に搭載していた2UZ-FE型の改良版である従来のエンジンと比較すると、吸気側のみだったバルブタイミング制御を排気側にも追加したDUAL VVT-iへと進化させています。最高出力は30ps増加し、同時に燃費性能の向上と6速ATへの変更によりドライビングフィールもよりスムーズになりました。 2009年に追加された最上級グレードのZX系が人気 ランドクルーザー200系は最上級グレードのZX系が人気です。20インチのアルミホイールや電子制御式可変ダンパー、高耐久性のセミアニリン仕上げ本革シートなどを装備したハイエンドモデルといえるでしょう。悪路走破性の高いオフローダーであると同時に、最上級のサルーン仕様が幅広い層から求められています。 ランドクルーザー200系を高く売る方法 続いて、ランドクルーザー200系を高く売る方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー200系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー200系の買取が得意な業者を選ぶことで、より高く売れる可能性があります。ランドクルーザー200系は、日本国内だけでなく海外でも非常に人気の高い車です。国内にしか販売ルートを持っていない買取業者では、オークション相場に基づいた査定しかできません。 ランドクルーザーを専門に取り扱う業者であれば詳細査定の経験や売買実績が豊富であるため、高額査定が出やすいといえるでしょう。 足回りを中心としたメンテナンスをこまめに行う ランドクルーザー200系は、足回りを中心としたメンテナンスをこまめに行うことで高く売れる可能性があります。ランドクルーザー200系は、レジャーやオフロードで使用されることが多い車です。走行距離が長くなることによる足回りの劣化や、雪道・海岸沿いを走ることによる塩害への対策をしっかりと行いましょう。 リコール対策済みであること ランドクルーザー200系には、燃料ポンプやエアバッグの動作不良によるリコール対象車両があります。対象車両かどうかの検索はトヨタのホームページ上で車台番号を入力すれば検索できるため、未実施の場合はディーラーで無料の点検修理を受けましょう。不具合が万一発生すると、状態によっては車両の価値を大幅に下げてしまうため注意が必要です。 ランクル200の魅力と歴史 ランドクルーザー200系は、2007〜2021年に販売されたトヨタのSUVです。強靭なラダーフレームによる頑丈さと悪路走破性の高さへの信頼は絶大で、2019年には世界170ヶ国で販売され年間グローバル販売台数は約40万台にのぼります。また、豪華な内外装に加えて、ワイルドさと上品さを兼ね備えた外観デザインは新たなユーザー層も獲得しました。 ランドクルーザー200系は、歴代のランドクルーザーの中でも特に豪華装備といわれており、国内外の富裕層から絶大な支持を得ています。リセールバリューの高さや中古車価格高騰により、投資目的で購入するユーザーも少なくありません。 モータースポーツではダカールラリーでも活躍しています。過去13回に渡って出場し、市販車部門で11回の優勝(9連覇)に輝きました。この輝かしい実績や砂漠地帯でのタフな走りが、中東地域でのランドクルーザー200系の市場価値をさらに高めています。 基本スペック乗車定員........8名(官公庁向けのGXグレードのみ5名)駆動方式........フルタイム4WDエンジン........4.7ℓ V型8気筒DOHC 2UZ-FE型、4.7ℓ V型8気筒DOHC 1UR-FE型(2009年4月以降)

R32スカイラインのリセールバリューは高い?高く売るためのポイントを紹介
旧車市場動向 2023.03.29

R32スカイラインのリセールバリューは高い?高く売るためのポイントを紹介

日産を代表する4ドアスポーツセダンおよび2ドアスポーツクーペとして人気が高いスカイライン。中でも、R32型はデビューから時間が経過しているものの、現在でも高い人気を誇ります。今回は、R32スカイラインのリセールバリューや高く売るポイントなどを解説します。 R32スカイラインのリセールバリューのポイント R32スカイラインのリセールバリューは、~200万円程度が相場です。実際のリセールバリューはグレードによって異なるため、査定してみなければわかりません。 買取相場の傾向を見てみると、4ドアセダンよりも2ドアクーペの方が高く買い取りされています。また、R32スカイラインの高性能スポーツグレードである「GT-R」は、プレミア価格として高額買取されるケースが多くみられます。 R32スカイラインを高く売る方法 ここからは、R32スカイラインを高く売る方法について紹介します。 基本的なメンテナンスをしておく 外装や内装、エンジンやトランスミッションなど、見える部分だけでなく、見えない内部の部分までしっかりとメンテナンスしておくと、高く買い取ってもらうことができます。 そのため、R32スカイラインを少しでも高く売りたいのであれば、定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。 ノーマルパーツに戻す R32スカイラインの中でも2ドアクーペは、スポーティな走行を楽しめるモデルとして高い人気を誇ります。 そのため、ホイールを交換したりエアロパーツを追加装着したりして、走行をより一層楽しめるようにカスタマイズしているケースも珍しくありません。このようなカスタマイズ車両は、そのままでも高く売れるケースがあります。しかし、カスタマイズのベース車両として売却した方が高く売れるケースの方が多いことから、ノーマル状態に戻した方がよいといえるでしょう。 まずは、売却するときはカスタマイズした状態で査定してもらい、ノーマルに戻した方が高く売れると判断された場合には、ノーマル状態にして売ることをおすすめします。 R32スカイラインの魅力と歴史 R32スカイラインは、1989年5月にデビューしたスポーティな走りを追求した4ドアセダンおよび2ドアクーペです。 シンプルな面で構成されたボディや絞り込まれたフロントノーズなどにより伸びやかなスタイリングが特徴となっています。用意されるボディタイプは、4ドアセダンと2ドアクーペの2タイプです。それぞれに2WDと4WDが設定されています。 また、オーバーフェンダーや専用フロントスポイラー&リアスポイラーなどを採用し、直列6気筒ツインターボエンジン(RB26DETT)を搭載した「GT-R」も用意されています。 さらに、NISMO、オーテックバージョン、N1など、さまざまなバリエーションを展開していたこともR32スカイラインの特徴です。 【R32スカイラインの主なスペック】・4ドアセダンのサイズ:全長4,580mm×全幅1,695×全高1,340mm・2ドアクーペのサイズ:全長4,530mm×全幅1,695mm×全高1,325mm・R32 GT-Rのサイズ:全長4,545×全幅1,755mm×全高1,340mm(GT-R)・エンジン:直列4気筒1.8L、直列6気筒2.0L、直列6気筒2.5L(1991年8月以降)、直列6気筒2.6Lツインターボ(GT-R)

旧車バブルは崩壊が始まった!?中古車の価格高騰が終わりを迎える理由とは
旧車市場動向 2023.03.27

旧車バブルは崩壊が始まった!?中古車の価格高騰が終わりを迎える理由とは

2020年頃より1980年代以降のスポーツカーを中心に旧車の価格が高騰していました。なかには1,000万円を超える価格で取引されるモデルもあり、所謂“旧車バブル”として市場が賑わっていたのはまだ記憶に新しいところです。 しかし、社会情勢の変化に伴い、そんな旧車バブルもついに終わりを迎えたといわれています。コロナ禍で盛り上がりをみせていた中古車市場は今後どのように変動していくのか、なぜ旧車の値下がりが見込まれるのか、その理由・背景を解説します。 高年式車両の価格が下がっている 旧車は未だに高価格で取引されているモデルも多く、値下がりするといわれてもあまり実感が湧かない方も多いかもしれません。しかし、中古車市場はすでに変化しており、高年式車両から価格が下がり始めています。 ・約1ヶ月前と比較して値下がりしている高年式車両の例アルファード(2.5S Cパッケージ):586万→575万 -1.87%Cクラス(C220dアバンギャルドAMGライン):600万→498万 -17%CX-8(XD Lパッケージ):320万→281万 -12.2%ランクル300(ZX):1,367万→1,302万 -4.75%※2023年1月13日時点のデータ※オートオークションでの価格をもとに算出 高級車として人気の高いベンツCクラスもわずか1ヶ月で17%も価格が下がっているほか、世界的に多くのファンをもつランクルも値下がりしています。これまでのように手放しで「中古車全体の価格が高騰している」とは言い難い状況です。現時点で目に見えて下降傾向にあるのは高年式車両が中心ですが、その波は旧車にも徐々に押し寄せています。今は驚くほど価格が高騰しているモデルでも、一気に値下がりしてしまうかもしれません。 腕時計・骨董品など高級品の需要低下 旧車の価格が高騰した背景に2020年からの新型コロナウイルスの流行があります。世界的な外出自粛要請に伴い、海外への渡航は禁止・規制されました。外出や旅行を趣味としていた方々はその反動とばかりに、旧車や腕時計、骨董品など、自宅でも楽しめる名品に投資し始めたのです。結果として、多くの高級品の価格が跳ね上がりました。しかし昨今では新型コロナウイルスに対する規制も緩和されつつあります。長期休暇や年末年始で旅行する方が増え、この社会情勢の変化に伴って高級品の需要も低下しているのが現状です。 腕時計に関してはすでに価格相場が下降しています。需要が低下する一方で、供給量が上がってきていることも大きく影響しているようです。スイスからの海外向け輸出量は2022年6月時点で対前年比で6.9%増、2022年全体では前年比11.9%増加しています。 中古車市場も同様に、高額な旧車を購入する層が減っています。あわせて、コロナ禍での半導体不足も少しずつ回復傾向にあるため、新車の納期の遅れも徐々に解決されるでしょう。腕時計と同様に中古車のニーズがどんどん薄くなり、価格も下がっていくことが予想されます。 アメリカでのマンハイム指数の低下 国内での中古車市場・社会情勢の変化について解説しましたが、アメリカの自動車市場も大きな転換期を迎えています。 アメリカの中古車価格の指標であるマンハイム指数が直近1年で大きく変動しています。2022年1月には257.5だった数値が12月には219.3にまで下降。14.9%も落ち込んでいます。国内での所有車の割合は新車が70%、中古車が30%であるのに対し、アメリカでは新車が30%、中古車が70%と真逆です。中古車ユーザーがメインである状況下でのマンハイム指数の低下は、アメリカにおける大変深刻な問題と言えるでしょう。 ※画像引用元:https://publish.manheim.com/en/services/consulting/used-vehicle-value-index.html アメリカ中古車販売大手「​​カーバナ(Carvana)」の株価下落 マンハイム指数の低下に加え、もう一つ見過ごせない問題があります。アメリカ中古車販売の大手「​​カーバナ(Carvana)」の株価の下落です。新型コロナウイルス流行初期に急激に高騰し、一時期370ドルにまで上がった株価は、2022年12月に3.95ドルに落ち込みました。なんと99%もの下落です。前述の通り中古車ユーザーが圧倒的に多い中での大手販売店の落ち込みからも、やはり市場そのものが下降傾向にあることがわかります。 「ウィズコロナ」の時代の訪れとともに株価が変動したと捉えられるこの状況は、日本としても対岸の火事とはいえません。 歴史が証明——フェラーリ・F40価格暴落の例 昨今の社会情勢を踏まえて旧車の値下がりについて解説しましたが、実際に大幅に価格が下がってしまったクルマがあります。フェラーリが40周年を記念して製作したリアミッドシップのスポーツカー・F40です。 1987年に発売され、新車価格は4,650万円でした。いわゆるバブル経済の影響もあり、その価格は1990年に驚愕の約2億5,000万円にまで高騰。当時の羽振りの良さを象徴する「走る不動産」とも言われました。 しかし、バブル崩壊後の値下がりもまた驚くべきものでした。2007年9月には約4,300万円にまで暴落しました。この例からわかるように、高価格が延々と続くわけではありません。クルマの価格は青天井ではなく、上がりきってしまうと必ず下降に入ってしまうのです。 バブル崩壊、大きく価値が落ちる前に旧車の売却を! 旧車バブル崩壊について、中古車市場の動向を解説しました。 未だに「旧車は売るのも買うのも高い」と認識されている方も多いかと思いますが、すでに値下がりは始まっています。クルマ、特に旧車を売却するならとにかく早め、まさに“今”がチャンスです。「あの時に売っておけば良かった」と後悔しても、時間も価格も戻りません。 売却する際にはぜひ旧車王にお問い合わせください。古いクルマ、なかでも2004年以前のモデルなら他社よりも高価格で買取できます。旧車に関する知識が豊富な“鑑定士”(査定士)があなたの愛車の価値を見極めます。どんなに古くても、たとえ動かなくても、査定におうかがいします。私たちにお任せください!   ———   参考記事https://news.yahoo.co.jp/articles/ca847618bbfea82cc1b1d28cbbcc8d510107f3ab?page=1https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000055849.htmlhttps://forbesjapan.com/articles/detail/52671    

ランエボXのリセールバリューはどのくらい?売却時のポイントも解説
旧車市場動向 2023.03.27

ランエボXのリセールバリューはどのくらい?売却時のポイントも解説

三菱のランサーエボリューションⅩ、通称ランエボXは、2016年まで販売されていた、高性能を売りにしたセダンです。販売当時はライバルのスバル インプレッサとともに、国際的なラリー競技でも活躍しました。今回は、そんなランエボXの特徴や今でも人気の理由、そしてリセールバリューについて解説します。 ランエボXとは? ランエボXは、2007年の10月に先代モデルのランエボⅨの後継車としてプラットフォーム、エンジン、デザインを一新して登場しました。1992年から始まったランエボシリーズの最終モデルであり、2015年4月には「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が1000台限定で発売されました。 新開発2.0L MIVECインタークーラーターボエンジンを搭載し、トランスミッションには、5MTの他に新開発の「ツインクラッチSST」が採用されています。ツインクラッチSSTでは、6速のマニュアルトランスミッションに2つの自動クラッチを組み合わせることによって、高効率な動力伝達でありながら自動変速が可能だったため、大変注目を集めました。誰もがスポーツドライブを楽しめる車としても広く知られています。 ランエボXのバリエーションとその特徴 ランエボXには6つのバリエーションがあります。 まず「GSRエボリューションX」は、ランエボXの中心のバリエーションです。「GSRプレミアムエボリューション」は、RECARO社製レザーシートの採用や遮音性の向上、外観ではフロントグリルとベストラインにメッキモールが施され、上級感が演出されました。GSRエボリューション、GSRプレミアムエボリューションそれぞれに、5MTと6ATが設定されています。 「RSエボリューション」はモータースポーツのベース車にできるよう、装備が簡素化されたモデルで、5MTのみが設定されました。 そして2015年に1,000台限定で発売されたモデルが「ランサーエボリューション ファイナルエディション」です。 駆動方式は全車フルタイム4WDを採用しています。また、GSRには四輪の駆動力や制動力をそれぞれ独立にコントロールする「S-AWC」という車両運動統合制御システムが搭載されていました。 ランエボXが人気の理由 誰もが安心して楽しめる高い走行性能が、ランエボⅩの人気の理由といえるでしょう。 高出力のスポーツ車はMT車が多く、日常的に使うのに適していないケースも少なくありません。一方でAT車は、スポーツ走行における伝導効率の面でMT車に劣るものの多くのドライバーが運転しやすい仕様になっています。 ランエボXのATモデルに搭載されたツインクラッチSSTは、マニュアルトランスミッションがベースになっており、伝達効率がMT車とほぼ変わりません。 また、スポーツ走行においては、常に適切なギアを選択するためにはある程度の経験とスキルが求められますが、ツインクラッチSSTであれば、車任せでも常に最適なギアを選択した走りができます。 MT車が珍しい存在となった日本においては、ATでありながら高効率な走りができるランエボXは、これからも高い人気を維持し続けるでしょう。 ランエボXリセールバリューの相場 現在のランエボXのリセールバリューは、150万円〜300万円以上です。 ランエボXには2007年から2015年までの年式がありますが、最も古い2007年式で合っても、200万円台の後半で取引された車もあります。 ランエボXはそもそも流通量が少なく、近年ではランエボのような高性能なスポーツセダンは発売されていません。そのため、ランエボXのリセールバリューはしばらくの間、現在のレベルが維持されるでしょう。 ランエボXの高価買取が期待できる業者の特徴 ランエボXを高価買取してくれる業者には、次のような特徴があります。売却を検討されている方は参考にしてください。 買取実績が豊富 ランエボXを売却する際には、まず買取実績が豊富な業者を選びましょう。 流通量が少ない車種であるため、ランエボXを取り扱ったことがない業者だと、あなたの車の価値を正しく査定評価できない可能性があります。 売却先には買取実績が豊富で、ランエボXの買取実績がある業者を選びましょう。 二重査定をしない ランエボXの売却先には、二重査定をしない業者を選びましょう。 二重査定とは、売買契約をして車両を引き渡した後に、故障や不具合が見つかったことを理由に買取額を減額することをいいます。二重査定をする業者に売却すると、予期せず買取額を減らされてしまうかもしれません。そのため、二重査定を行っている業者は避けましょう。 高性能な車の買取を得意としている ランエボXは非常に高性能な車です。買取業者も高性能な車、特にハイスペックなスポーツモデルの買取を得意としている業者を選びましょう。 スポーツモデルを多く扱っている業者であれば、スポーツ車を好む顧客も多いので、より高く買い取る事ができます。 ランエボXの売却なら旧車王がおすすめ 安心してランエボXを売却するなら、旧車王がおすすめです。 販売終了から6年以上経過しているランエボXですが、旧車王は旧車の買取に特化した圧倒的な知識があります。そのため二重査定は一切なし、旧車買取のプロとして、一発査定であなたの車を評価します。またランエボXを含めた高性能なスポーツ車の買取実績も多くあります。 ランエボXの売却を検討されている方は、ぜひ旧車王での売却をご検討ください。

レガシィツーリングワゴンのリセールバリューのポイントは?高く売る方法や魅力と歴史についても解説
旧車市場動向 2023.03.24

レガシィツーリングワゴンのリセールバリューのポイントは?高く売る方法や魅力と歴史についても解説

レガシィツーリングワゴンのリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、レガシィツーリングワゴンのリセールバリューのポイントや高く売る方法、レガシィツーリングワゴンの魅力と歴史について解説します。レガシィツーリングワゴンの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 レガシィツーリングワゴンのリセールバリューのポイント レガシィツーリングワゴンのリセールバリューには、特別仕様車や数量限定車、スポーツモデルであるかどうかなどが大きく影響します。また、一般的なモデルでも状態によっては高値になることもあるため、レガシィツーリングワゴンの価値を理解している買取業者に相談するとよいでしょう。 レガシィツーリングワゴンを高く売る方法 続いて、レガシィツーリングワゴンを高く売る方法について詳しく解説します。 走行性能に関わる部分を重点的にメンテナンスしておく レガシィツーリングワゴンは、走行性能に関わる部分を重点的にメンテナンスしておくことで高く売れる可能性が高まります。スポーティーな性能に注目されているため、エンジンオイルや消耗品などの交換は必須といえるでしょう。また、点検整備記録簿に法定点検などの整備記録があると好印象を与えられるため、メンテナンスの一環として行うことをおすすめします。 高年式・低走行 レガシィツーリングワゴンは高年式・低走行な車両が人気です。スポーティーな性能が注目される車とはいえ、ファミリーユースやレジャー目的で購入されることも多く新車登録から10年以内、走行距離5万km以下の車両は高額査定となる可能性が高いでしょう。 DIT直噴ターボ搭載エンジンは対策が必要 5代目レガシィツーリングワゴンは、2.0ℓ DIT直噴ターボモデルが人気です。トヨタ86の兄弟車BRZに搭載されているFA20型エンジンを直噴ターボ化したハイパフォーマンスモデルで、300psを発生させます。レガシィツーリングワゴンの最終型ハイパワーモデルとして、リセールバリューが非常に高いといえるでしょう。 ただし、DIT直噴ターボモデルは異常燃焼によるエンジン故障でリコールが出ています。これはエンジンコンピューターの不適切なプログラムが原因です。ECU(電子制御ユニット)を対策プログラムに書き換えることで改善するため、未対策の対象車両(2012年4月19日〜2014年6月17日製造分の10,143台)はすぐにディーラーで点検を受けましょう。 エアロパーツ&サンルーフ装着車 レガシィツーリングワゴンは、スポーツワゴンらしくエアロパーツ&サンルーフ装着車が人気です。それぞれ単体で査定額が10〜20万円ほどアップすることが多いため、リセールバリューの高さを狙うなら購入時にチェックしておくとよいでしょう。 ボディカラーは白か黒が人気 レガシィツーリングワゴンのボディカラーは白か黒が圧倒的に人気です。特に白や黒で純正もしくはSTiのエアロパーツ付きであると、リセールバリューがアップしやすい傾向にあります。 レガシィツーリングワゴンの魅力と歴史 レガシィツーリングワゴンは、1989〜2014年にスバルが販売したステーションワゴンです。スバルの特色であるボクサーエンジンを搭載し、優れたワゴンユーティリティや走行安定性の高さ、モータースポーツ向けに開発されたWRX STiなどのイメージでスポーツワゴンの代名詞となりました。 1990〜1993年に参戦したWRCではわずか1勝という結果に終わるも、その後の15年に渡るスバルのWRCでの栄光の礎を築いたのがレガシィだったと評価されています。この活躍がスバルとボクサーエンジン&AWDというブランドを作り上げたといえるでしょう。 初代が発売された1980年代はスバルが倒産の危機に陥っており、レガシィツーリングワゴンが起死回生の大ヒットとなったのは有名な話です。なお、レガシィツーリングワゴンは5代目を最後に廃止されて、後継車種であるレヴォーグにその特徴が受け継がれました。レガシィは2019年以降は北米のみで販売され、日本国内では派生モデルのレガシィ アウトバックの販売が継続されています。 基本スペック5代目(最終型)モデル販売期間........2009~2014年乗車定員........5名駆動方式........4WDエンジン........2.5ℓ 水平対向4気筒DOHC EJ25型、2.5ℓ 水平対向4気筒DOHCターボ FB25型、 2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC直噴ターボ FA20型

レジアスエースバンのリセールバリューのポイントは?高く売る方法や魅力と歴史についても解説
旧車市場動向 2023.03.14

レジアスエースバンのリセールバリューのポイントは?高く売る方法や魅力と歴史についても解説

レジアスエースバンがハイエースバンの姉妹車であることを知らない人も多いでしょう。本家ハイエースと同じリセールバリューであれば、購入してみたいと考える人も多いはずです。今回は、レジアスエースバンのリセールバリューのポイントやレジアスエースバンを高く売る方法、レジアスエースバンの魅力と歴史について解説します。レジアスエースバンの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 レジアスエースバンのリセールバリューのポイント レジアスエースバンのリセールバリューのポイントは、姉妹車であるハイエースと同じです。広いユーティリティに運転のしやすいボディサイズ、外観デザインやスペックなどに違いはありません。トヨタの販売チャンネルの違いによって名称が異なるだけのため、リアハッチのエンブレムと説明書以外はハイエースとまったく同じです。 レジアスエースバンはバンと福祉車両のみのグレード設定のため、ハイエースのようにワゴンやコミューターは選択できません。しかし、バン仕様でもワゴンに劣らない豪華仕様のスーパーGLが存在し、カスタム車やキャンピングカーのベース車両としてリセールバリューは高値で安定しています。名前が違ってもハイエースと同等のリセールバリューがあるといってよいでしょう。 レジアスエースバンは国産のバンとして屈指のリセールバリューの高さを誇るハイエースに劣らない人気があり、名称の違いではその価値は左右されません。キャンピングカーブームに影響されることなく、今後も高いリセールバリューは続くでしょう。 レジアスエースバンを高く売る方法 続いて、レジアスエースバンを高く売る方法について解説します。 内装はきれいにしておく レジアスエースバンは、内装をきれいにしておくことで高額査定となる可能性が高い車です。商用車として使用されることも多いため、積み荷で内装がぼろぼろになっていると査定で減額されてしまうこともあるでしょう。荷室のキズ防止用トリムカバーやラゲッジ用マットを使用し、新車購入時から傷や汚れを対策しておくことで高額査定が期待できます。 高年式・低走行 レジアスエースバンは、高年式・低走行の車両が高く売れます。新車の納車が長期化している状況では、状態のよい車両が新車の車両本体価格並みで中古車販売された事例もあるほどです。特に、新車保証が継承できる最終モデルは高額査定が見込めるでしょう。 圧倒的人気のスーパーGL レジアスエースバンは、上級グレードのスーパーGLが圧倒的な人気を誇ります。廉価グレードのDXも人気で、高いリセールバリューを維持しています。しかし、スーパーGLは「グランドラグジュアリー」の名を冠することからもわかるように、大人5人がゆっくりとくつろげるリアシートや、ワゴンやミニバンにも劣らない豪華仕様が特徴です。 ビジネスだけでなくファミリーユースにも絶大な人気のグレードで、リセールバリューを意識して購入するのであればスーパーGL一択といえるでしょう。また、特別仕様車 スーパーGL DARK PRIME(1〜2)などは、ダークメッキやスパークリングブラックパールクリスタルシャインといったダーク系色で彩られ非常に高い人気を博しています。 レジアスエースバンの魅力と歴史 レジアスエースバンは、1999〜2020年に販売されたトヨタのキャブオーバー型バンです。販売チャンネルの違いによってハイエースとは異なる名称で、バンのみ取扱いが開始されました。そのため、2020年にトヨタが全車種の全店舗取扱いを開始したのを契機に販売が終了しています。 レジアスエースバンは初代 H100系、二代目 H200系ともにハイエースと共通の構成で生産されており、広大な室内空間やカスタムパーツの豊富さなどその魅力はハイエースとまったく同じです。4ナンバーサイズの取り回しのしやすさや、頑丈で壊れにくい点も多くの人に支持される理由といえるでしょう。 基本スペック初代 H100系販売期間........1999~2004年乗車定員........2~10名駆動方式........FR/4WDエンジン........2.0ℓ 1RZ-E(ガソリン仕様)、2.4ℓ 2RZ-E(ガソリン仕様)、2.0ℓ 1TR-FE(ガソリン仕様)、3.0ℓ 5L(ディーゼル仕様) 二代目 H200系販売期間........2004~2020年乗車定員........2~10名駆動方式........FR/4WDエンジン........2.0ℓ 1TR-FE(ガソリン仕様)、2.0ℓ 2TR-FE(ガソリン仕様)、2.5ℓ 2KD-FTV(ディーゼル仕様)、3.0ℓ 1KD-FTV(ディーゼル仕様)、2.8ℓ 1GD-FTV(ディーゼル仕様)

ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説
旧車市場動向 2023.03.09

ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説

誰もが振り返るほどの存在感を持つランドクルーザー 60系は、多くの人を魅了してきました。リセールバリューが高ければ所有したいと思う人も多いことでしょう。世界的に見てもタフな車の代名詞ともいえるランドクルーザー 60系のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場や、高く売却する方法について解説します。同車の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は非常に高い状況が続いています。ランドクルーザー 60系は根強い人気があり、相場は常に高値で推移していました。世界的にも知名度の高いモデルで、アウトドアブームや旧車人気でさらにプレミアム価格となっています。 過酷な環境下でも壊れにくいタフな車というイメージが強く、ランドクルーザー 60系はSUVの本場であるアメリカでも大人気です。日本国内の生産が終了した後の1992年にベネズエラで作られた1台は、アメリカのオークションで約600万円の値がつきました。通常のモデルでも状態のよい車は400万円台の値がつきます。 国内でもメーカーであるトヨタがランドクルーザー 40系から順次復刻パーツを供給するプロジェクトを立ち上げているため、近い将来に不具合を心配することなく所有することが可能になるでしょう。こういった状況が背景にあり、ランドクルーザー 60系のリセールバリューは今後も高値安定が予測されます。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイントを解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 60系はリセールバリューが高いです。最終モデルでも初度登録より30年以上を経た車のため、一般的な中古車のように数万kmといった車両は少ないでしょう。 頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 60系は10万km以上走行していても価値が高く、リセールバリューに影響することはほとんどありません。しかし、走行距離が30万kmを超えてくると販売が鈍る傾向にあるため、リセールバリューは低下傾向にあります。 レストアされている ランドクルーザー 60系は、しっかりとメンテナンスされているとリセールバリューが高くなります。頑丈で壊れにくいことで有名な車とはいえ、日々のメンテナンスや消耗品の適切な交換は車の寿命を高めます。また、整備点検記録簿が保管されており、12ヶ月ごとの法定点検を毎回受けている車は査定評価も高くなるでしょう。 ボディカラーが人気色 ランドクルーザー 60系は、ホワイトとトラディショナル・ベージュのボディカラーが圧倒的な人気を誇ります。メーカー設定色は上記の2色に加えてフリーボーンレッドとフィールライクブルー、後期型の上級グレードに追加されたワイルドステージ・トーニングとベージュメタリックの計6色です。 ボディカラーによる価格差は数十万〜百万円単位となることもあります。また、中古車市場では全塗装された車両もあるため、メーカー設定色と異なるボディカラーの場合は注意が必要です。 ガソリンエンジンモデルであること ランドクルーザー 60系のディーゼルエンジンは、すべてNOx規制対象車となるため規制対象地域では登録できません。そのため、価格相場的にガソリン車よりも低い傾向にあり、リセールバリューを考えるとガソリン車の一択といえます。ただし、走行距離が多い場合はガソリンエンジン車の方が寿命が短いため、状態によってはレストアや換装が必要です。 ランドクルーザー 60系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 60系を高く売却する方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶことで高く売却できます。ランドクルーザー 60系は、流通価格にプレミアがつく車です。一般的な中古車買取業者はオークション相場を参考に買取価格を設定しているため、専門業者に比べて査定額が低くなります。 専門業者はランドクルーザー 60系の購入希望者を抱えていることも多く、車体やメンテナンスの状況も加味して査定を実施します。豊富な取扱い経験から、必要な整備箇所を把握した上で査定してくれるため高額査定が期待できるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 60系は、悪路を走破することを想定して開発された車です。しかし、車体が頑丈であっても、コンディションを保つためにはこまめなメンテナンスが必須といえるでしょう。各種オイルや消耗品を始め、耐久品についても適切な時期に交換していることが高く売却する際に重要視されます。 レジャーに使用後は車内の清掃や換気を行う ランドクルーザー 60系は、レジャーで使用されることが多い車です。ウィンタースポーツやキャンプなどでの車内汚れや湿気を残してしまうと、臭いや雑菌・ダニの繁殖につながります。レジャーに使用した後は車内の清掃をしっかりと行い、湿気を残さないように晴れた日に窓を全開にしたり乾燥材を使用するなど除湿を忘れずに行いましょう。清潔な車内の車は査定時の内装評価で加点され、高額査定が出やすくなります。 ボディや下回りの防サビ対策を行う ランドクルーザー 60系は、雪道や海岸沿いを走ることも多い車です。塩害の可能性のある道を走った後は、防サビ対策のためにすぐに洗車を行うようにしましょう。ボディにサビが発生していると査定額は大きく下がります。 ランドクルーザー 60の魅力と歴史 ランドクルーザー 60系は、1980〜89年にトヨタが販売した5代目のランドクルーザーです。このモデルから細かいグレード設定が行われ、乗用車としての快適性が追求されました。外観デザインでは前期モデルは丸目、後期モデルは角目4灯でまったく異なる雰囲気を持つのが特徴です。クラシカルさとワイルドさを持つデザインから感じ取れる存在感は、他の車を圧倒するといってよいでしょう。 頑丈で壊れにくく、どんな過酷な道でも走破する4WDとして世界中を魅了した車です。パーツ類のほとんどは世界中で調達が可能なように統一化されており、新車販売当時は「いつかはロクマル」といわれるほど絶大な人気を誇っていました。 現在でも国内外問わずに人気が高く、オフローダーやドレスアップ車として何十年と乗り続けているオーナーが多い車です。中古車市場ではプレミアム価格で流通しているなど、その人気は経年するほどに高くなっています。 基本スペック販売期間........1980~1989年乗車定員........5~8名駆動方式........パートタイム4WDエンジン........6気筒 4.2ℓ 2F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F-E型(電子制御燃料噴射化ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 2H型(ディーゼル仕様)、4気筒 3.4ℓ 3B型(ディーゼル仕様)、6気筒 4.0ℓ 12H-T型(ディーゼル直噴ターボ仕様)

ハコスカ(3代目スカイライン/C10型)のリセールバリューは高い!人気の理由や高く売るコツを解説
旧車市場動向 2023.03.09

ハコスカ(3代目スカイライン/C10型)のリセールバリューは高い!人気の理由や高く売るコツを解説

ハコスカの愛称で親しまれている日産 3代目スカイライン(C10型)は、旧車の中でも高い人気を誇るモデルです。今回は、ハコスカの人気が高い理由やリセールバリューについて紹介します。ハコスカを売却するときの参考にしてみてください。 ハコスカは圧倒的な人気を誇る旧車 1968年にデビューした3代目スカイラインは、旧車の中でも人気が高いモデルです。箱形のスタイリングから「ハコスカ」と呼ばれるようになった3代目スカイラインは、現在でも多くの愛好家に親しまれています。 また、ハコスカの中でも高性能モデルに位置する「2000GT-R」は特に人気が高いです。この3代目スカイラインの高性能モデルに与えられた「GT-R」の名は、現在も日産のスポーツモデルの象徴となっています。 ハコスカのリセールバリューの相場 ハコスカのリセールバリューは、高い状態を維持し続けています。車両の状態にもよりますが、数百万円で買取されることはほぼ確実といえるでしょう。また、高性能モデルであるGT-Rは、1,000万円以上になることも珍しくありません。 ハコスカのリセールバリューが決まる要因 ハコスカのリセールバリューは、車両の状態によって大きく変わります。では、ハコスカのリセールバリューを決める要因は何なのでしょうか。 オリジナル部品が使われている ハコスカは、オリジナル部品が使われているとリセールバリューが高くなりやすいです。エクステリアやインテリアだけでなく、エンジンやトランスミッションなど、内部の部品までオリジナル部品だと買取額が高くなります。また、部品そのものにも高い価値があるため、部品だけでも高価買取されることがあります。 保管状態が良い 車両の保管状態が良いとリセールバリューが高くなります。外装の錆びや塗装の色褪せなどがなく、内装の褪せやひび割れなどがないと高い評価になります。 グレード ハコスカには、4ドア/2ドアをはじめ多種多様のバリエーションが用意されていました。数あるバリエーションの中でも、高性能モデルの「GT-R」は、非常に人気が高くリセールバリューも高い状態となっています。ただし現在は、どのグレードであっても旧車としての価値や希少性が高いため高価買取される可能性が高いです。 ハコスカを高く売る方法 ここからは、ハコスカを高く売る方法を解説します。 ハコスカに対する知見が豊富な業者を選ぶ ハコスカを高く売るためには、ハコスカのことを知り尽くした専門業者に買い取ってもらうことがポイントです。 ハコスカは、先述したように4ドア/2ドアをはじめ、多種多様のバリエーションを用意していました。そのため、ハコスカのどの年式のどのグレードなのかまでわかる専門買取業者でなければ、ハコスカの価値を適正に評価できません。 ハコスカを売却するときは、ハコスカの査定や買取した実績があり、ハコスカの知識が豊富な業者に依頼しましょう。 外装・内装を含め細部までメンテナンスを行う 外装、内装、エンジン、足まわりなど細かな部分までしっかりメンテナンスしておくと高く売れます。 ハコスカは、今や存在そのものに価値があるといっても過言ではないほど希少な車となっています。そのため、車両の状態が良いほど高く売れるのです。 ハコスカをいずれ売却する予定がある方は、定期的にエンジンをかけて走らせたり、外装や内装が劣化しないようこまめにメンテナンスしたりしておきましょう。こまめな手入れで良好な状態を保つことで、売却時に高く評価されます。 ハコスカの魅力と歴史 ハコスカは、1968年7月にフルモデルチェンジしてデビューした3代目スカイライン(C10型)です。 1968年9月には、スカイラインGTのモデルチェンジを発表し、1969年2月に高性能モデル「2000 GT-R」を発売しました。 高性能モデルのGT-Rは、デビュー当初4ドアのみのラインナップでしたが、1970年10月に2ドアハードトップになりました。 GT-Rは、高性能モデルにふさわしい2.0L直列6気筒DOHCエンジン(S20型)を搭載していることが魅力です。最高出力は160馬力でした。2000GTに搭載される2.0L直列6気筒OHC(L20型)の出力が120馬力であったことからも、GT-Rがいかに高性能だったのかがわかるでしょう。 【スカイライン 2000GT-R(2ドアハードトップ)の主要スペック】・全長4,330mm×全幅1,665mm×全高1,370mm・ホイールベース:2,570mm・エンジン:S20型(直列6気筒DOHC/水冷式)・最高出力:160PS/7,000rpm・最大トルク:18.0kgm/5,600rpm・トランスミッション:5速/後1速・最高速度:200km/h※1970年当時のリリース情報より

ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説
旧車市場動向 2023.03.09

ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても解説

ランドクルーザー 80系のリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。世界的にも悪路走破性の高さや頑丈さは認知されており、生産終了から20年以上が経過した現在でも数多くのファンを魅了する車です。今回は、ランドクルーザー 80系のリセールバリューや高く売却する方法について解説します。ランドクルーザー 80系の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は、非常に高い状態が続いています。世界的にも人気のモデルであるため、アメリカのオークションでは2021年に約1500万円で落札された車体もありました。国内でも状態のよい車体は中古車で200万円台が主体となり、走行距離が短いものや査定評価の高い車体は600万円前後のプレミア価格がついています。 走行距離が少なく、状態のよい車体は200〜300万円の査定額となるケースが多いです。新車販売当時の車両本体価格が350〜450万円だったことから、残価率も非常に高い車だといえるでしょう。ただし、年式が古い車となるため、走行距離や車体の状態などでその価値は大きく異なります。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイントについて詳しく解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 80系はリセールバリューが高いです。頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 80系は、走行距離が20〜30万kmでも十分に性能を発揮します。ただし、リセールバリューを考えると、走行距離15万kmを境に相場に大きな変動が見られるため、ひとつの目安と考えるとよいでしょう。 エンジンタイプ ディーゼルエンジン仕様車は、排ガス規制によりリセールバリューは期待できないと考える人も多いでしょう。しかし、ランドクルーザー 80系は、現在でも海外で非常に人気が高いモデルです。ガソリンよりもディーゼルエンジン仕様車の方が買取相場が高く、そのほとんどは海外へ輸出されます。ただし、ランドクルーザー 80系のディーゼルエンジン車は国内では登録できない地域もあるため、購入時には注意が必要です。 メーカー純正仕様車 ランドクルーザー 80系は、カスタムベースとしても人気が高い車です。しかし、外品パーツでカスタマイズされた車はリセールバリューが低くなる傾向にあります。モデルの特性上、悪路走破性を発揮できるか否かが、リセールバリューに大きく影響します。 バンよりもワゴンタイプ ランドクルーザー 80系は、国内では1ナンバーとなるバン仕様車が維持費も経済的で人気です。しかし、リセールバリューを考えると、3ナンバーのワゴンタイプの方が高値を維持しています。これはランドクルーザー 80系が海外に輸出されることが多いためです。 海外の国々ではワゴンやバンという仕様の違いではなく排気量100cc単位やCO2排出量、馬力などで自動車税の課税基準を決めることが多く、同じ税額なら豪華装備のワゴンタイプが選ばれることが相場に影響しています。 ランドクルーザー 80系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 80系を高く売却する方法について解説します。 ランドクルーザー 80系の魅力を理解している業者を選ぶ ランドクルーザー 80系を高く売却するためには、ランドクルーザー 80系の魅力を十分に理解している業者を選ぶ必要があります。一般的な買取業者やディーラーは、オークションの相場を基準に買取額を設定しています。特殊な車両であるランドクルーザー 80系は、専門店などモデルの知識や取扱い経験の豊富な業者を選ぶことで高額売却の可能性が高まるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 80系のリセールバリューを高くするには、こまめなメンテナンスが必要です。非常に頑丈な車体のランドクルーザー 80系は、レジャーや長距離走行に用いられることが多いため各種オイルや消耗品の定期的な交換は欠かせません。また、耐久品についても経年による劣化対策をしっかりと行い、必要に応じて部品の交換などをしていくことでよい状態が保てます。 純正部品は保管しておく ランドクルーザー 80系は、カスタマイズされた車体も数多く流通しています。しかし、カスタマイズ車は価値評価が大きく分かれてしまい、状態によっては査定額が大幅に低くなるケースがあるため注意が必要です。カスタマイズしていても純正パーツの保管さえしていれば、買取査定前にメーカー純正仕様に戻せるため問題はありません。 ランクル80の魅力と歴史 ランドクルーザー 80系は、1989〜1997年にトヨタが販売したSUVです。先代60系よりも一回り大きくなったボディサイズの80系は、それまでのクロカンテイストから高級SUVへ変貌を遂げました。 ランドクルーザー 80系は高い悪路走破性や耐久性だけでなく、ランドクルーザーシリーズで初となる快適性や静粛性を備えたモデルです。また、ガソリンエンジンではランドクルーザー歴代史上最強の215psを発生する4.5ℓ 直6エンジンを搭載したことも話題となりました。 ランドクルーザー 80系は、本格オフローダーだけでなく豪華仕様となったことでタウンユーザーからも高い支持を得ています。世界中で人気の高かった先代60系の約41万台という累計生産台数と比較しても、80系は約55万台というベストセールスを記録しました。 基本スペック販売期間........1989~1997年乗車定員........5~8名駆動方式........フルタイム4WD(バンモデルの一部でパートタイム4WDを設定)エンジン........直6 4.0ℓ 3F-E型(1990~92年ガソリン仕様)、直6 4.5ℓ 1FZ-FE型(1992~97年ガソリン仕様)、直6 4.2ℓ 1HZ型(1990~97年ディーゼル仕様)、直6 4.2ℓ 1HD-T型(1990~95年ディーゼル仕様)、直64.2ℓ 1HD-FT型(1995~97年ディーゼル仕様)

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