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シビックタイプRは1997年に初代が誕生したホンダのFFライトウェイトスポーツカーです。当時の人気ジャンルでもあった「ホットハッチ」を牽引し、2021年7月に終了となった5代目に至るまで、ホンダの代表的なスポーツカーと言える存在でした。 長年にわたって多くのファンから愛されているシビックタイプRですが、現在の価値や価格はどの程度なのでしょうか。本記事では初代〜3代目、タイプRユーロ、無限RRの資産価値と、シビックタイプRの価値をさらに高めるためのポイントについて解説します。 シビックタイプRとは シビックタイプRは、NSXタイプR、インテグラタイプRに次ぐ「タイプR」シリーズの第3弾として発売されたスポーツカーです。安価な大衆車をベースに高出力型のVTECエンジンを搭載し、リーズナブルながらもハイパフォーマンスなモデルとして圧倒的な支持を得てきました。 キビキビと曲がり、高い走行安定性を誇るのは歴代の共通点といえます。同時に量産車としての実用性を損なわせないというメーカーのこだわりが詰まっている点もシビックタイプRの特徴です。 シビックタイプRの現在の価値 シビックタイプRは発売から20年以上多くのファンから愛され続けています。それでは、現在の市場価値はどの程度なのでしょうか。初代〜3代目、タイプRユーロ、無限RRの発売当時の価格と現在の買取相場を紹介します。※2024年10月時点の情報 初代 EK9型(1997年〜2001年) 最初のシビックタイプRであるEK9型の新車価格と現在の買取相場は下記のとおりです。 グレード 発売当時の新車価格 現在の買取相場 ベースグレード 199万8,000円 30万~450万円 レースベース車 169万8,000円 30万~300万円 タイプR・X 219万8,000円 30万~450万円 EK9型の資産価値は大変高いといえるでしょう。状態次第では新車価格をはるかに超える値がつく場合があります。 2代目 EP3型(2001年〜2005年) 2001年に発売された2代目のEP3型の新車価格と現在の買取相場は下記のとおりです。 グレード 発売当時の新車価格 現在の買取相場 ベースグレード 220万円 5万~170万円 他の世代よりは買取相場が低いものの、状態がよければ新車価格ほどの値がつきます。発売から20年以上経過しているモデルだと考えると、かなり資産価値が高いといえるでしょう。 3代目 FD2型(2007年〜2010年) 次に、2007年に発売された3代目のFD2型の新車価格と現在の買取相場を紹介します。 グレード 発売当時の新車価格 現在の買取相場 ベースグレード 283万5,000円 50万~430万円 ワンメイクレースベース車 169万500円 50万~300万円 FD2型にも状態次第では新車価格を大幅に上回る値がつくため、資産価値が高いといえます。 タイプRユーロ(2009年〜2012年) タイプRユーロとは、ヨーロッパで発売された4代目のFN2型を日本仕様にして逆輸入したモデルです。新車価格と現在の買取相場をみていきましょう。 グレード 発売当時の新車価格 現在の買取相場 ベースグレード 298万円 5万~200万円 買取相場が新車価格の7割近い値に迫っており、タイプRユーロも十分に価値のあるモデルです。 無限RR(2007年) 無限RRは2007年に発売されたホンダ初のコンプリートカーで、300台限定で発売されました。新車価格と現在の買取相場は下記のとおりです。 グレード 発売当時の新車価格 現在の買取相場 無限RR 477万7,500円 500万~1,100万円 その希少性と優れたパフォーマンス性により、他のモデルよりも飛び抜けて買取相場が高いです。大変貴重な資産の1つであるといえるでしょう。 資産価値の高いシビックタイプRの特徴 続いて、資産価値の高いシビックタイプRについて詳しく紹介します。 初代 EK9型 EK9型は、1997年に発売された初代シビックタイプRです。自然吸気エンジンとしては驚異的な高出力を誇り、専用チューンされた足回りは高い走行安定性とスポーティな走りを実現しています。新車価格は約170万〜200万円程度と性能を考えると安価な設定でしたが、現在は400万以上の取引がされるほどに高い人気を誇ります。 ホンダ初のコンプリートカー 無限RR 無限RRは2007年に発売された特別仕様車です。ホンダの念願が叶って生まれた初のコンプリートカーで、デュアルエキゾーストシステムや専用タイヤ「ポテンザ RE070 RRスペック」など、数々の特別装備があしらわれています。 生産台数わずか300台だったため現在の市場では滅多に見かけません。走行性能の高さと実用性のバランスのよさ、そして希少性によってシビックタイプRのなかでも軍を抜いて高い価値がついているモデルです。 ボディカラー チャンピオンシップホワイト チャンピオンシップホワイトは「タイプR」シリーズ限定の特別カラーです。1965年にホンダがF1で初優勝を獲得した純日本製F1マシン「RA272」に使用されたカラーで、速さへの探究心を具現化した一色といってもよいでしょう。 「タイプRに乗るならチャンピオンシップホワイトがよい」というファンも大変多いため、市場価値も高くなっています。 シビックタイプRの価値をさらに上げるには? 現在所有しているシビックタイプRの価値をさらに上げたいと考えている方もいるでしょう。ここでは、シビックタイプRの価値を高めるためのポイントを2つ紹介します。 こまめにメンテナンスをする クルマの状態の良し悪しは、故障しているパーツがないか、外装と内装に傷や汚れがないかどうかで決まります。こまめにメンテナンスされていて、不具合なく綺麗な状態を維持しているシビックタイプRであれば、市場でさらに高く評価されるでしょう。 所有しているシビックタイプRの価値を上げたい場合は、メーカーが推奨している時期に各パーツを交換し、こまめな洗車と掃除で外装も内装も綺麗にしておくことをおすすめします。 走行距離を抑える シビックタイプRのようにスポーツ走行を楽しむモデルだと、サーキットで走り込む方も多いですが、あまりにも走行距離が伸びるとその分各パーツにダメージが蓄積します。万が一走行に関わる機関が故障してしまうと一気に価値が下がるかもしれません。所有しているシビックタイプRの価値を上げたいのであれば、日常的な移動での使用を控えるなど、走行距離を抑える工夫をするとよいでしょう。 ただし、まったくクルマを動かさないとバッテリーが上がって動かなくなってしまうため、あまり極端に使用を控えずに適度に走らせるようにしてください。 まとめ シビックタイプRの資産価値について解説しました。 どの世代も価値が高く、なかには新車価格をはるかに超える価格で取引されているモデルもあります。カスタマイズしていたり、こまめにメンテナンスをしたりするとさらに価値が上がるかもしれません。 しかし、中古車市場はユーザーの需要と供給で成り立っているため、価格は日々変動しています。今価値が高くても数年後には状況が変わっている可能性もあります。もし売却を検討するのであれば、こまめに中古車の価格変動をチェックしておきましょう。
シビックタイプRのリセールバリュー次第で、売却するかどうかを決めようとしている方もいるでしょう。シビックタイプRは、スポーツカーとしての人気によって、リセールバリューが高い傾向にあります。 どのような個体だとリセールバリューがより高いのか、現在の相場などについて理解しておきましょう。この記事では、シビックタイプRの買取相場やリセールバリュー、高く売る方法などについて紹介します。 シビックタイプRとは シビックタイプRは、シビックをベースに製造されたホンダが世界に誇るホットハッチです。NSXタイプRとインテグラタイプRに続き、6代目シビックのマイナーチェンジのタイミングで初代モデル(EK9型)が登場しました。 1997年8月に販売された初代モデル(EK9型)は下記のスペックにより、ハッチバックながらもスポーツカー顔負けの走行を楽しむことが可能です。 ・最高出力:185ps/8,200rpm・最大トルク:16.3kgm・エンジン:B16B型 1.6L直列4気筒 DOHCエンジン 2001年10月に販売された2代目モデル(EP3型)は、イギリスのスウィンドン工場で製造されました。当時のミニバンブームにより居住性が重視されたため、初代モデルから全高が70mm高くなったほか、ボディ剛性も強化されています。 2007年3月に販売された3代目モデルは、3ドアハッチバックから4ドアセダンに変更されています。ボディサイズも大きくなり、シビックとしては初の3ナンバー車となりました。 翌年の11月には、欧州仕様の3ドアハッチバックがベースの「タイプR ユーロ」が、2,010台限定で日本に導入されています。 2015年10月に販売された4代目モデルは、ドイツのサーキットである「ニュルブルクリンク」で世界最速(FF車)を目指すために生産されました。新開発の「K20型ターボチャージャー付エンジン」を搭載した結果、7分53秒63を叩き出し、世界最速記録を更新しています。 しかし、2016年にフォルクスワーゲンのゴルフGTIクラブスポーツが7分49秒21の記録を出したため、世界最速の座が奪われました。 2017年7月に販売された5代目は、ゴルフGTIクラブスポーツにリベンジするため、エンジン制御を改良して馬力を10ps向上させたほか、軽量フライホイールを採用しました。 この改良により走行性能がアップし、2017年4月に7分43秒80の記録を打ち出します。再び世界の頂点に立ったシビックタイプRの人気は衰えることを知らず、2022年には現行モデルの6代目(FL5型)が販売されました。 シビックタイプRの買取相場 買取相場は週単位で変動します。市場の動向をチェックして、最適なタイミングでシビックタイプRを売却しましょう。 ここでは、シビックタイプRの買取相場を紹介します(2024年8月時点)。 初代 EK9型 初代(EK9型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 30万~450万円 レースベース車 30万~300万円 タイプR・X 30万~450万円 2代目 EP3型 2代目(EP3型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 5万~170万円 3代目 FD2型 3代目(FD2型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 50万~430万円 ワンメイクレースベース車 50万~300万円 5代目 FK8型 5代目(FK8型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 200万~520万円 リミテッドエディション 250万~700万円 シビックタイプRのリセールバリューが高い理由 シビックタイプRはスポーツカーとして人気があるため、リセールバリューが高い傾向にあります。モデルによっては販売台数が限られており、希少価値が高いこともリセールバリューが高い理由の1つです。特に「EK9型」や「FD2型」は、優れた走行性能や希少性から、中古車市場で根強い人気があります。 シビックタイプRを高く売る方法 走行距離をなるべく抑えて、こまめなメンテナンスで良好な状態を保つと、シビックタイプRを高く売却できる可能性があります。 続いて、シビックタイプRを高く売る方法を解説します。 走行距離をなるべく抑える シビックタイプRを高く売りたいのであれば、走行距離をなるべく抑えましょう。なぜなら、中古車市場において走行距離が少ないクルマほど、査定額が高くなる傾向があるためです。特にシビックタイプRのような高性能なクルマの走行距離は、査定額に大きな影響を与えます。 通勤や日常使いを控えたり公共交通機関を利用したりして、走行距離を抑えるとよいでしょう。また、売却を決めたらなるべく早めに査定することも、走行距離を抑える方法の1つです。 こまめなメンテナンスで状態を保つ こまめなメンテナンスで良好な状態を保つことで、シビックタイプRの高額査定に期待できます。日頃から定期点検を行い、消耗部品も適切な時期に交換しましょう。 また、今までの整備履歴を確認できる「点検整備記録簿」を用意しておくことも、シビックタイプRを高く売るポイントの1つです。 さらに、クルマの内外装をきれいにすると、好印象を与えられます。また、タバコの臭いや汚れは査定において減点対象のため、より重点的に清掃しておくことが大切です。外装は、こまめな洗車で汚れがこびりつかないようにして、定期的にワックスがけを行いましょう。 シビックタイプRの売却は旧車王へご相談ください シビックタイプRの売却は、ぜひ旧車王へご相談ください。旧車王は、旧車に特化してから20年以上買取を実施しているため、シビックタイプRを適正に鑑定できます。 全国各地で無料出張査定も実施しているため、どこにいても鑑定を受けられます。シビックタイプRの売却先にお悩みの方は、ぜひ一度旧車王にお問い合わせください。
軽自動車スポーツカーの先駆者として2002年に登場し、多くの人気を博したダイハツ コペン。そのコペンの中古車価格がここ数年で値上がりしているように感じている方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、旧型のコペン(L880K型)に焦点を当て、中古車価格が高騰しているのか、現在の相場はいくらくらいなのかについて解説します。 旧型コペンの中古価格はいまだに高値 旧型コペンは現在も高値を維持しており、状態次第では新車価格を超える個体もあります。 また、旧型コペンは2027年にアメリカの25年ルールの対象となります。25年ルールとは、原則として右ハンドル車の輸入を禁止しているアメリカで、新規登録から25年経過したクルマに限り輸入が許可されるという緩和措置です。25年ルールの対象に含まれると、多くの個体がアメリカに輸出されて国内での希少性が高まってさらに値上がりする可能性があります。 ▼アメリカの25年ルールについてはこちらで詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 旧型コペンの現在の価格 旧型コペンの中古価格相場は、80万〜150万円程度です。安くても新車価格の半値ほどで販売されており、走行距離が5万km以下の低走行車や、特別仕様車のアルティメットエディションⅡやアルティメットエディションSの場合は200万円を超えることもあります。 旧型コペンの特徴・魅力 ここで旧型コペンの特徴・魅力について改めて振り返っておきましょう。 コペンは2002年にダイハツから発売された、軽自動車規格のオープンスポーツカーです。旧型のL880K型は2012年まで製造・販売されていました。 最高出力64psを発生させる直列4気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載し、低重心なボディに15インチ大径ホイールが装着され、軽自動車ながらもスポーツカーとしての十分なスペックを誇るモデルです。 標準仕様のアクティブトップのほか、ディタッチャブルトップがラインナップされました。簡単操作で電動式ルーフを開閉できるアクティブトップに対し、ディタッチャブルトップは軽量かつ着脱式の樹脂製ルーフを採用し、よりスポーティに仕上がっています。 トランスミッションはスーパー5速MTかスーパーアクティブシフト付4速ATから選択可能です。AT車であってもMT車と同じような操作感覚を味わえることで、多くのユーザーの注目を集めました。 まとめ 旧型コペンの価格動向について解説しました。 手軽にスポーツ走行を楽しめるモデルとして人気のコペン。中古車市場では依然として高値で取引されており、3年後に迫る25年ルールの解禁でまた値上がりするかもしれません。購入を検討されている方は、こまめに市場の動向をチェックするとよいでしょう。
シビックタイプRはタイプRシリーズの第3弾として開発されたスポーツモデルです。シビック本来の性能を発揮させるためのチューニングが施され、発売当時から走りを楽しむ多くのユーザーの心を掴みました。ホンダを代表する車種として名高く、現在でも販売を継続しています。憧れを抱き、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。 しかし、人気車種であるために中古車であっても近年価格が高騰しています。ほしいと思っていても価格を理由になかなか購入に踏み切れない方も少なくないはずです。そこで本記事では、シビックタイプRの初代(EK9)、2代目(EP3)、3代目(FD2)にスポットをあて、直近の価格動向について解説します。 シビックタイプRとは シビックタイプRとは1997年に登場した、NSX-R、インテグラタイプRに続くタイプRシリーズの第3弾モデルです。運転する楽しさを追求する、エンジンや足回り、ボディ剛性にいたるまでさまざまな箇所にホンダのこだわりが詰め込まれています。 初代のEK9からホンダの名機であるVTECエンジンを採用し、2代目であるEP3からはさらに進化したi-VTECエンジンに変更。EK9が185ps、EP3が215ps、FD2が225psと最高出力の数値を更新するとともに、時代にあわせた低燃費とクリーン性能の向上を実現しました。 サーキット走行において欠かせないコーナリング性能にも秀でています。EP3では先代に比べてボディ剛性が強化されたほか、コーナリングの際に前下がりの姿勢をキープできるサスペンションジオメトリーを設定しました。続くFD2では、さらなるボディ剛性の強化が図られ、18インチタイヤのパフォーマンスを最大限引き出すサスペンションの採用が可能となり、より安定して旋回できるモデルへと進化を遂げています。 初代から3代目のDNAは現在でも受け継がれており、中古車、現行モデル問わず絶大な人気を博しているのがシビックタイプRです。 シビックタイプRは現在も高騰中!500万近い個体もある シビックタイプRはその人気の高さが顕著に価格に影響しており、現在も中古車市場での値上がりが続いています。ここではEK9、EP3、FD2の3世代の価格動向について解説します。 大手中古車販売サイトを確認したところ、EP3は少々価格が安いものの、EK9とFD2に関しては走行距離が10万km未満だと400万〜500万円近い価格で販売されているケースが多く見られました。10万kmを超えていても300万〜350万円ほどの価格帯で、新車価格をゆうに超えています。 そのほか、ボディカラーでいうとシビックタイプRの象徴ともいえる「チャンピオンシップホワイト」に特に高値がついており、スポーツ性能をさらに高めるカスタマイズがされている個体も500万円近い価格で販売されています。 ※2024年9月時点の情報です。 安く買うならEP3が狙い目 状態を問わずおおむね新車価格を超える値がついているシビックタイプR。そのなかでも、比較的安く購入できるのが2代目のEP3です。 EK9だと500万円近い価格で販売されていることもありますが、EP3の価格帯は140万〜150万円程度です。EK9やFD2とあまり性能の違いはないものの、発売当時3ドアハッチバックのデザインの人気が低迷したために販売台数が伸び悩んだ過去があります。現在でも、EP3よりも他の世代のデザインに支持が集まっているために目立って値上がりしていません。 世代を問わずシビックタイプRというクルマに乗りたいという方にとってはEP3が狙い目だといえるでしょう。 まとめ シビックタイプRの価格動向について解説しました。 ホンダを代表するスポーツモデルであるだけに、シビックタイプRの価格は依然として高騰中です。長年にわたって高い人気を維持しているため、急な値下がりは見込めないかもしれません。ただし、世代によっては比較的安く購入できるため、特定のモデルへのこだわりがない方は選択肢を広げて検討してみてもよいでしょう。 中古車の価格はユーザーの需要と供給によって決まるため、常に流動的に変化しています。シビックタイプRをなるべくお得に購入したい場合には、こまめに価格動向をチェックすることをおすすめします。
メルセデス・ベンツ Gクラスは、高級SUV市場の中でも高い人気を誇るモデルです。そのため、リセールバリューも高いのではないかと気になっている方もいるでしょう。Gクラスは、ほかの輸入車に比べてリセールバリューが高く、高価買取に期待できます。 この記事では、Gクラスの買取相場やリセールバリューのポイントなどについて紹介します。 メルセデス・ベンツ Gクラスとは Gクラスは、1979年から販売されているメルセデス・ベンツを代表するSUVです。軍用車輛である「ゲレンデヴァーゲン」をベースに、一般向けにアレンジしたものがGクラスの起源です。 ゲレンデヴァーゲンの頭文字「G」がそのまま車名として採用されており、国内では「ゲレンデ」の愛称でも親しまれています。 Gクラスは、強固なラダーフレームによる優れたオフロード性能と、洗練された乗り味を両立させて、高級SUVとしての地位を確立しています。初代モデルから現在にいたるまでデザインは大きく変わっておらず、一貫したルックスも長年にわたって支持される理由の1つでしょう。 W460型 初代モデルのW460型は、オーストリアの軍需企業「シュタイア・プフ」と共同開発で生産されました。ドイツでは1981年、日本市場においては1983年に下記の「300GD」が導入されています。 ■直列5気筒ディーゼルエンジン・ショートボディ(3ドア5人乗り)・ロングボディ(5ドア7人乗り) ■キャンバストップ仕様のカブリオレタイプ 当時の3ナンバー車は高額な税金が発生することから、5ナンバーに収めるため、オーバーフェンダーは装備されていませんでした。 その後、直列4気筒ガソリンエンジンの「230GE」も輸入され、内外装がシンプルなベーシックモデルやワイドフェンダーが装備された基本モデルなどがラインナップされています。最上級グレードの「230GEロング」や、230GEの豪華版「プレディカート(特別仕様車)」も、国内での販売を開始しました。 W463型 2代目のW463型は、1990年〜2018年の間に販売されました。フルタイム4WDの採用に加えて、サイドステップや内装の改良などにより大ヒットしたロングセラーモデルです。 グレードごとに「直列6気筒3.0L〜3.2L」または「V型6気筒3.2L」のエンジンを搭載しています。また、下記の特別仕様車が導入されたことでも話題となった世代です。 ・500GE:V型8気筒エンジンを搭載(世界446台限定 ※日本国内では50台)・AMG G36:G320の3.2L直列4気筒エンジンを3.6Lまで排気量アップ・G650 ランドレー:V型12気筒エンジンを搭載したマイバッハバージョン W463A型/W465型 2018年から販売されているW463A型は、2024年のマイナーチェンジで型式がW465型に変わり、現行モデルとして販売されていします(2024年9月時点)。人気だった先代モデルの5ドアを受け継ぎ、室内がさらに広くなりました。 全長や全幅は拡大されたものの、車体の素材の改良により軽量化も実現しています。9速ATやLEDライト、先進安全支援システムなどが導入され、快適性も大幅に向上しています。 メルセデスベンツ Gクラスの買取相場 Gクラスの買取相場は高値で推移しており、年式が低いほど高く評価されます。ここでは、W460型(初代)とW463型(2代目)のGクラスの買取相場を紹介します(2024年9月時点)。 買取相場は週単位で変動するため、市場の動向をチェックして売却のタイミングを判断しましょう。 W460型 W460型(初代)の買取相場は、100万〜300万円程度です。初代モデルとはいえ、Gクラスは低年式の方が評価される傾向にあります。 中でも下記のモデルは200万〜500万円程度と、ほかのグレードより高値がつく傾向にあります。 ・230GE・280GE・300GD W463型 W463型(2代目)の買取相場は、100万〜2,000万円程度です。中でも「G500カブリオレ」の買取相場は1,000万〜2,500万円と、ほかのグレードよりも高く評価されています。 G500カブリオレは、希少価値が非常に高いオープンカーです。車体後部には電動開閉式のソフトトップ(幌)が採用されているため、オープンカーならではの開放感を楽しめます。 メルセデスベンツ Gクラスのリセールバリューが高い理由 Gクラスは登場以来、高い人気を維持し続けているほか、一部の特別仕様車に希少性があるため、全体を通してリセールバリューが高い傾向にあります。ここでは、Gクラスのリセールバリューが高い理由について紹介します。 登場以来高い人気を維持し続けている Gクラスは、1979年の登場以来から長年にわたって高い人気を維持しているため、リセールバリューが高い傾向にあります。 圧倒的なデザインとオフロード性能が、SUVファンを魅了し続けています。また、初代モデルから現在まで外観のデザインに大きな変更がなく、伝統を守りつつ進化を遂げている点も根強いファンがいる理由の1つです。Gクラスは、今後も根強い人気を維持し続けるでしょう。 一部の特別仕様車は希少性が高い Gクラスの一部の特別仕様車は希少性があることも、リセールバリューが高い理由の1つです。たとえば、1987年に登場した特別仕様車「プレディカート」は希少性が高いため、高額で売却できるでしょう。 プレディカートは、230GEの豪華版として販売されていたモデルで、流通台数が非常に少なく、コレクターや愛好家から高い評価を受けています。中でも、プレディカートの特徴である下記の専用装備品がそのままで、オリジナルの状態が保たれている車輌は特に高値がつきやすいでしょう。 ・グリルガード・デカール・ウッドパネル メルセデスベンツ Gクラスを高く売る方法 Gクラスは、価値がわかる業者に査定を依頼し、売却まで細かな傷に注意すると高く売れる可能性があります。ここでは、Gクラスを高く売る方法について詳しく紹介します。 Gクラスの価値がわかる業者に査定を依頼する Gクラスを高く売るには、価値がわかる業者に査定を依頼する必要があります。Gクラスはモデル数が多いため、すべての業者が適正に評価できるとは限りません。 特に、希少なモデルや旧車を扱う場合、専門知識が不足していると適正な価格を提示されない可能性があります。低年式のGクラスを適正に査定するのは難易度が高いため、旧車に特化した業者に査定を依頼しましょう。 細かな傷に注意する Gクラスを高く売るには、細かな傷に注意する必要があります。Gクラスは悪路走破性が高いためオフロードで楽しむ方も多いでしょう。オフロード走行では小石や枝などによって細かな傷がつくリスクが上がります。 傷は査定時のマイナス評価につながるため、オフロード走行するにしても走行ルート選びに注意し、傷をなるべく防ぎましょう。 メルセデスベンツ Gクラスの売却は旧車王へご相談ください Gクラスの売却をご検討される際には、旧車に特化して20年以上の経験をもつ旧車王へぜひお問い合わせください。旧車王では、プロの鑑定士が豊富な知識と経験を活かし、Gクラスの各モデルや希少車まで細かく鑑定します。 また、自社の整備工場でクルマの修理や修復ができるため、Gクラスの価値を最大限引き出し、買取金額に還元することも可能です。Gクラスを少しでも高く売却したい場合は、ぜひ旧車王までご相談ください。
ポルシェの人気車種であるカイエンは高いリセールバリューが期待できると聞き、自身のクルマがどの程度で売却できるのか気になっている方もいるでしょう。 カイエンは、ほかの輸入車に比べてリセールバリューが高い傾向があります。 この記事では、カイエンの買取相場やリセールバリューのポイント、少しでも高く売る方法について紹介します。 ポルシェ カイエンとは 2002年に登場したポルシェ初のSUV「カイエン」は、スポーツ性能が低いとされがちなSUVに、ポルシェ独自のスポーティさを融合させたモデルです。従来のSUVのイメージを覆し、2022年には販売台数の約3分の1を占める大ヒットモデルとなりました。 初代モデルの955型には、下記のグレードが設定されており、いずれも高出力なエンジンを搭載しています。 ・カイエンS:V型8気筒エンジン(4,510cc、250KW)・カイエン・ターボ:V型8気筒ツインターボエンジン(4,510cc、331KW)・カイエン(ベーシックモデル):狭角V型6気筒エンジン(3,189cc、184KW) 高出力なエンジンにより、SUVでありながらスポーツカーのようなダイナミックな走行を実現しました。中でも、カイエン・ターボは「911」や「ボクスター」などのスポーツカーに匹敵する性能を持っており、発進からわずか5.6秒で100km/hに達します。 また、ポルシェの伝統的なDNAを受け継ぎつつ、SUVならではの居住性と実用性も兼ね備えています。日常での使い勝手のよさとファミリーカーとしての快適さを両立しているため、アウトドアや長距離ドライブでも頼もしいパートナーとなるでしょう。 なお、955型のほかに下記のモデルが販売されており、2代目以降はハイブリッドモデルもラインナップとして加わっています。 ・2006年:957型(マイナーチェンジ後)・2010年:958型(2代目)・2018年:E3K30型(3代目) カイエンはブランドの持つ高級感と、SUVの実用性を兼ね備えたモデルとして、今後もポルシェを牽引していくでしょう。 ポルシェ カイエンの買取相場 初代モデルのカイエンの買取相場は、下記のとおりです (2024年9月時点)。 型式・グレード 買取相場価格 955型 ターボ 30万~200万円 957型 50万~200万円 957型 ターボ 50万~350万円 現行モデルと比べると買取相場に差があるものの、初代モデルでも高ければ350万円程度で売却できます。グレードや装備品によって買取価格が変動するため、正確な金額を把握したい場合は査定を依頼しましょう。 ポルシェ カイエンのリセールバリューが高い理由 カイエンは、優れた走行性能や高いブランド力、根強いファンの存在により、高いリセールバリューを維持しています。ここでは、カイエンのリセールバリューが高い理由を紹介します。 優れた走行性能 カイエンは、ポルシェが手がけた初めてのSUVながら、スポーツカーに劣らない走行性能を持つモデルです。一般的なSUVとは一線を画す高い走行性能により、ポルシェらしいダイナミックでスポーティーな走りを実現できるため、多くのファンに支持されています。 また、ガソリンエンジンに加えて、ターボエンジンやハイブリッドエンジンも展開しており、幅広いニーズに応えられることもリセールバリューに影響しているでしょう。 高いブランド力 カイエンのリセールバリューが高値で推移しやすい要因の1つに、ポルシェの高いブランド力があります。 一般的に輸入車は国産車よりリセールバリューが低い傾向にあるものの、圧倒的なブランド力を誇っているポルシェは、他のメーカーと比べて価格が大きく落ちることがありません。また、単にブランドイメージがよいだけではなく、品質やパフォーマンスに対する信頼も厚いことも、リセールバリューを押し上げる要因となっています。 根強いファンの存在 根強いファンの存在も、カイエンのリセールバリューを支える要因の1つです。登場初期は、伝統的なポルシェを求めるファンからの評価は低かったものの、現在では初代カイエンを含め、年式を問わず高い人気を誇ります。 特にクラシックポルシェは、多くのファンから支持されており、発売から20年以上経過している955型(初代モデル)は現在でも高い人気を誇っています。 ポルシェ カイエンを高く売る方法 定期的なメンテナンスで良好な状態を維持し、走行距離をなるべく抑えれば、カイエンを高く売れる可能性があります。続いて、カイエンを高く売る方法を紹介します。 定期的なメンテナンスで状態を維持する カイエンを高く売るには、定期的なメンテナンスで良好な状態を維持しましょう。しっかりとメンテナンスされているクルマは、大切に扱われている印象を与えられるため、査定員からの評価が高まる可能性があります。 具体的には、下記の基本的なメンテナンスを欠かさず行ってクルマの性能を維持し、将来的なトラブルを防ぎましょう。 ・オイル交換・ブレーキの点検・タイヤの点検や交換・エアフィルターの交換 など なお、査定前に車内外をきれいにしておくこともプラス評価につながります。 走行距離をなるべく抑える カイエンを高く売るには、走行距離をなるべく抑える必要があります。なぜなら、走行距離が少ないクルマほど状態がよいと判断されるためです。 特に、下記の部品は走行距離が増えると劣化が進みやすいといわれています。 ・エンジン・トランスミッション・サスペンション いずれも走行に関わる重要な部品です。カイエンの売却を決めたら、直前の長距離運転を避けて、走行距離を抑えましょう。 ポルシェ カイエンの売却は旧車王へご相談ください カイエンは名実ともにポルシェを代表する車種の1つです。売却する際には、その価値を熟知している買取業者に依頼するとよいでしょう。 カイエンの売却をご検討の際は、ぜひ旧車王へお問い合わせください。旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を実施しており、ポルシェの車種を数多く取り扱っております。 他の買取業者では見逃してしまう部分も徹底的に鑑定するため、売却先にお悩みの場合は、ぜひ旧車王にご相談ください。
ケイマンは世界的な知名度を誇るポルシェを代表する車種の1つです。その人気の高さから、リセールバリューがかなりよいのではないかと気にしている方は多いでしょう。イメージ通り、ケイマンはほかの輸入車と比べてリセールバリューが高い傾向にあります。 この記事では、ケイマンの買取相場やリセールバリューのポイントを紹介するとともに、少しでも高く売却するための方法について解説します。 ポルシェ ケイマンとは ポルシェ ケイマンは、2005年に登場した2シーターのクーペです。エントリーモデルとして位置付けられている「ボクスター」と下記の部品を共用しています。 ・エンジン(水平対向6気筒)・トランスミッション・サスペンション など 収納スペースはボクスターより広いため、より日常使いに適したモデルといえるでしょう。 初代モデルの987型は、2008年にビッグマイナーチェンジが行われ、下記のように排気量が拡大されました。 グレード 変更前 変更後 ケイマン 2,687cc 2,893cc ケイマンS 3,387cc 3,436cc トランスミッションは「6速MT」と「7速PDK(AT)」が新たに採用されています。 2012年に登場した2代目の981型では、初代の特徴を引き継ぎつつ、より洗練されたデザインが取り入れられています。3,436ccの340psエンジンを積む「ケイマンGTS」や、911カレラのベースグレードを上回る「ケイマンGT4」といったハイパフォーマンスモデルも加わりました。 2016年に登場した3代目モデルから、名称が「718ケイマン」に変更されたため、別の車種として認識されることもあります。エンジンは「水平対向6気筒」から「水平対向4気筒ターボ」に変更されています。 ポルシェ ケイマンの買取相場 ケイマンの買取相場は、下記のとおりです(2024年9月時点)。 【987型(初代)】 グレード 金額 ベースグレード/前期 30万~250万円 ベースグレード/後期 100万~350万円 ケイマンS/前期 30万~300万円 ケイマンS/後期 100万~350万円 ケイマンS ポルシェデザインエディション1/前期 50万~300万円 ケイマンS ブラックエディション/後期 100万~350万円 ケイマンR/後期 350万~700万円 【981型(2代目)】 グレード 金額 ベースグレード 200万~600万円 ケイマンS 300万~650万円 ケイマンGTS 600万~1,000万円 ケイマンGT4 750万~1,100万円 中古車市場では、基本的に高年式で低走行な個体に需要があるため、状態次第ではありますが987型より981型の方が高値がつく傾向があります。981型の中でも、ハイパフォーマンスモデルの「ケイマンGT4」や「ケイマンGTS」の方が高く売却できるでしょう。 続いて高いリセールバリューを期待できるのは987型の後期モデルで、ビッグマイナーチェンジが買取相場に影響しています。特に「ケイマンR 後期」は987型の中で最も需要が高く、350万〜700万円程度で売却できる可能性があります。 なお、買取相場は週単位で変動しています。市場の動向をチェックして、売却するタイミングを判断しましょう。 ポルシェ ケイマンのリセールバリューが高い理由 ケイマンはポルシェを代表するモデルの1つであり、根強いファンの存在によって、長年にわたり高いリセールバリューを維持しています。ここでは、ケイマンのリセールバリューが高い理由について解説します。 ポルシェを代表するモデルの1つ ケイマンはポルシェを代表するモデルの1つのため、リセールバリューが高い傾向があります。 ポルシェは、スポーツカーの中でもトップクラスのブランド力を誇っており、品質やパフォーマンスの高さが広く認知されています。リセールバリューの高さには、ポルシェのブランド力が大きく影響しているでしょう。 また、フラグシップモデルである「911」と比べて購入しやすい価格帯のため、ポルシェブランドへのエントリーモデルとしても需要があります。 根強いファンの存在 ケイマンには根強いファンがいるため、長年にわたり高いリセールバリューを維持しています。2005年に登場したケイマンは、エントリーモデルとして位置付けられているものの、ポルシェのスポーツカーとして優れた走行性能を持ち、多くの支持を集めてきました。 特に「ケイマンGT4」や「ケイマンGTS」などのハイパフォーマンスモデルは、多くのファンにとって憧れの存在といえるでしょう。 ポルシェ ケイマンを高く売る方法 ケイマンを少しでも高く売却したい場合は、こまめにメンテナンスを行い、売却前の使用を控えるとよいでしょう。続いて、ケイマンを高く売る方法を紹介します。 こまめにメンテナンスをする ケイマンを高く売るには、定期的にメンテナンスをする必要があります。こまめにメンテナンスされているクルマは、よい状態が維持されていることに加え、大切に扱ってきたことが伝わるため、査定額が上がる可能性があります。 特に、ポルシェのような高性能なスポーツカーでは、内外装の細部までこだわったケアが好印象を与えます。また、エンジンやサスペンションといった主要パーツの定期的なメンテナンスも、クルマの価値を維持するために重要です。 これまで十分なメンテナンスができていなかったとしても、ケイマンを手放すと決めてから売却するまでの間にこまめなメンテナンスを行いましょう。 走行距離を抑える ケイマンを高く売却するためには、走行距離をできるだけ抑えることが重要です。 走行距離は、クルマのコンディションに大きな影響を与える要素の1つです。走行距離が少ないクルマは、消耗品や部品交換が少ないと見なされ、購入後のメンテナンス費用を低く抑えられることが期待されます。そのため、査定時の評価が高くなる傾向があります。 特に、10万kmを超えるクルマは過走行車と判断されて査定額が下がりやすいことに注意が必要です。ケイマンを手放すと決めた場合は、売るまでの間なるべく使用を控えるとよいでしょう。 ポルシェ ケイマンの売却は旧車王へご相談ください ケイマンを高く売却したい場合は、旧車に特化して20年以上の実績を誇る旧車王にご相談ください。豊富な知識と経験をもとに、流通台数が少ないケイマンをしっかりと評価して、適正価格で買取いたします。 また、旧車王では自社の整備工場でケイマンの価値を最大限に引き上げて、買取金額に還元できます。無料出張査定は全国で対応しているため、売却の際はお気軽に旧車王までご相談ください。
ポルシェのボクスターの売却を検討している方の中には、リセールバリューについて気にしている方もいるでしょう。ボクスターは、ポルシェのブランド力により年式を問わず根強いファンがいるため、リセールバリューが高い傾向にあります。 ボクスターの状態や年式次第では、1,000万円程度で売却できる可能性もゼロではありません。この記事では、ポルシェのボクスターの買取相場や、リセールバリューなどについて紹介します。 ポルシェ ボクスターとは ポルシェのボクスターは、2シーターのオープンスポーツカーです。 ミッドシップエンジンレイアウトを採用しており、優れたハンドリング性能と走行性能を実現しています。ミッドシップエンジンレイアウトとは、エンジンを車輌中央に配置し、バランスを保ちやすいようにする方法のことです。 ボクスターは、エントリーモデルとして位置付けられているものの、911シリーズと多くの部品を共有しています。そのため、ポルシェらしいスポーティーさをもつモデルでありながら、ポルシェの他のモデルよりも手の届きやすい価格で購入できました。 ポルシェ特有のデザインを継承しつつ、独特な魅力を放つスタイリングに仕上がっている点もボクスターの特徴です。特に、リア周りのデザインからはポルシェらしさを強く感じられます。 また、ボスクターは登場から現在まで、下記のようにモデルチェンジが行われています。 ・初代 986型:1996年〜2004年・2代目 987型:2004年〜2012年・3代目 981型:2012年〜2016年 987型の後期モデルでは、従来のティプトロニックSに代わり、新しいデュアルクラッチトランスミッションが採用されたため、スムーズで快適なシフトチェンジが可能になりました。なお、2016年に登場した4代目からは「718 ボクスター」に名前が変更されているため、「ボクスター」として販売されていたのは3代目までです。 ポルシェらしい性能とデザインを手頃な価格で提供したことにより、ボクスターは多くのファンに支持されています。 ポルシェ ボクスターの買取相場 ボクスターの買取相場は、世代によって異なります。初代の986型は年数の経過により厳しい状況が続いているものの、2代目の987型と3代目の981型は高値で売却できるでしょう。 ここでは、世代ごとにボクスターの買取相場を紹介します(2024年9月時点)。 986型 986型の買取相場は、5万〜200万円程度です。中でも「S 550スパイダーエディション 6MT(後期)」は100万〜250万円と、より高値がつく傾向にあります。 S 550スパイダーエディションは、ポルシェの歴史的なモデル「550スパイダー」のデビュー50周年を記念して、2003年に登場した限定モデルです。エンジン出力の向上に加えて、内外装に専用装備が採用されています。 また、サスペンションはよりスポーティーに設計されており、通常より径が拡大された「ドリルド・ホールディスク」も装備されています。さらに、ノーマルより1インチアップした「18インチタイヤ&ホイール」も装備されているため、よりスポーティーな走行を楽しむことが可能です。 987型 987型の買取相場は、5万〜700万円程度です。中でも「987 ボクスタースパイダー 6MT(後期)」が最も高く、買取相場は400万〜950万円程度です。 987 ボクスタースパイダー 6MT(後期)は、車輌を軽量化することで走行性能やハンドリング性能が高められました。乗った瞬間に軽さを実感できる、ポルシェの傑作車として後世に残るモデルです。 981型 981型の買取相場は、120万〜900万円程度です。中でも「981 ボクスタースパイダー 6MT」は、500万〜1,200万円程度と、ほかのグレードより高く評価されています。 981 ボクスタースパイダー 6MTは、当時5年半ぶりのモデルチェンジによって登場しました。オープンカーとしての本質にこだわり、電動開閉機構を省略した新しいソフトトップの採用やリヤウインドウを樹脂化するなど、徹底的に軽量化されています。 また、強力なエンジンを搭載しているうえに、専用サスペンションチューニングによりさらにスポーツ志向が強いモデルです。 ポルシェ ボクスターのリセールバリューが高い理由 ボクスターのリセールバリューの高さは、ブランド力や根強いファンがいることが影響しています。ここでは、ボクスターのリセールバリューが高い理由を紹介します。 ブランド力が高い ポルシェのブランド力により、ボクスターのリセールバリューが高い傾向にあります。ポルシェは、スポーツカー業界で長年にわたりトップクラスの評価を受けており、性能やデザインに対する信頼性は世界中で認知されています。 また、ポルシェを所有することは一種のステータスでもあり、名前だけで大きな価値があるため中古車でも購入したい方も多いでしょう。ボクスターは、性能だけでなく「ポルシェ」というブランド力によって、中古車市場でも高く評価され続けています。 根強いファンがいる ボクスターのリセールバリューが高いもう1つの理由は、根強いファンの存在です。ポルシェは長い歴史を持つメーカーであり、各モデルや世代ごとに多くのファンがいます。 たとえば、初代モデルのシンプルなデザインを好む方もいれば、後期モデルの進化した走行性能に魅了されているファンもいるでしょう。ボクスターは、年式を問わず一定の需要があるため、高いリセールバリューを保っています。 ポルシェ ボクスターを高く売る方法 初代の場合は走行距離をなるべく抑えて、純正オプションをアピールすれば、ボクスターを高く売却できる可能性が高まります。続いて、ボクスターを高く売る方法をさらに詳しく紹介します。 初代は走行距離をなるべく抑える 発売から長い年月が経過している初代モデルを高く売るには、走行距離をなるべく抑えるとよいでしょう。なぜなら、走行距離が少ないクルマほどメンテナンスや消耗品の交換リスクが少なく、購入後の維持費が低いと判断されやすいためです。 特に、ボクスターのような高級スポーツカーは、下記のようなパーツに負担がかかる場合が多く、走行距離が多いとメンテナンスコストが高額になる可能性があります。 ・エンジン・トランスミッション・サスペンション など 年式が低いクルマほど部品の劣化が進んでいる可能性があるため、走行距離が少ない方が査定時に高く評価されます。ボクスターの売却を検討している場合は、なるべく走行距離を延ばさないよう、使用を控えるとよいでしょう。 純正オプションをアピールする 純正オプションをアピールすると、ボクスターを高く売却できる可能性があります。純正オプションは車輌設計に適合するように考慮されているため、優れたデザイン性と高い品質を備えています。また、ほとんどの純正オプションには「PORSCHE」の表記があり、ポルシェブランドをアピールできます。 特に、クルマを製造する段階で取り付ける「メーカーオプション」は後から追加できないため、売却時に高く評価されるでしょう。たとえば、本革シートやオートエアコンなどがあります。査定時に純正オプションをアピールして、プラス査定を狙いましょう。 ポルシェ ボクスターの売却は旧車王へご相談ください ボクスターの売却を検討している場合は、ぜひ旧車王へご相談ください。 旧車王は、旧車に特化して20年以上買取サービスを行っており、古いクルマの価値を熟知しております。お客様の大事な愛車であるボクスターを適正に鑑定いたしますので、ぜひお気軽に旧車王までお問い合わせください。
BMWの基幹モデルとして人気を博している3シリーズのリセールバリューは高いのでしょうか。この記事では、3シリーズの概要や買取価格の相場、リセールバリューの傾向や高く売るためのコツを紹介します。3シリーズのリセールバリューが気になっている方や高く売るポイントを調べている方は参考にしてみてください。 BMW 3シリーズとは BMW 3シリーズは、1975年に初代(E21)に発売されたスポーティなDセグメントカーです。 初代モデル以降、2代目(E30)、3代目(E36)、4代目(E46)、5代目(E90/E91/E92)、6代目(F30)、7代目(G20)と歴史を重ね、現在でも販売を継続しています。 扱いやすい大きさのスポーティモデルとして人気の3シリーズの中でも、流通台数が減少しつつある旧車の3シリーズは、希少なモデルとしてプレミア価格になることも珍しくありません。 ▼3シリーズの2代目(E30)の魅力はこちらで詳しく紹介しています。六本木のカローラと呼ばれたBMW3シリーズの2代目「E30型」の魅力を紹介 BMW 3シリーズの買取相場 BMW 3シリーズの買取相場は、世代やボディタイプなどによって異なります。ここでは、代表的な3シリーズの買取相場を紹介します。 ※2024年9月時点の情報です。 E30(2代目) 2代目3シリーズにあたるE30の買取相場は、執筆時点で5万円〜250万円です。 「六本木のカローラ」とも呼ばれたE30は、当時多くの台数が販売されましたが、現在では流通台数が減少しつつある希少な3シリーズとなっています。日本のバブル期を象徴する3シリーズは、旧車としての価値や3シリーズならではの扱いやすくスポーティな走りが再評価されていることにより、高い買取価格になっているといえるでしょう。 E36(3代目) 3代目3シリーズにあたるE36の買取相場は、執筆時点で5万円〜100万円です。E30と比べるとリセールバリューが低いように見えますが、生産終了から30年以上経過しても買取額がつくことから、現在でも評価されているといえるでしょう。 また、E36は車輌の状態やグレードなどだけでなく、ボディタイプによっても買取価格が変動する傾向が見られます。そのため、詳しい査定額を知りたい場合には、査定に出すことをおすすめします。 E46(4代目) 4代目3シリーズにあたるE46の買取相場は、執筆時点で5万円〜50万円です。買取相場の傾向を見てみると、車輌の状態やグレードなどだけでなく、ボディタイプによっても相場が異なっています。そのため、実際に査定してみないことには正確な査定額はわからないのが実情です。査定額を知りたいときは査定に出すことをおすすめします。 E90/E91(5代目セダン/ツーリング) 5代目3シリーズにあたるE90(セダン)/E91(ツーリング)の買取相場は、執筆時点で5万円〜10万円です。新しいデザインを採用したモデルで、さまざまな見方や評価がある3シリーズとなっていることが買取価格にも反映されていると考えられます。 E92(5代目クーペ) 5代目3シリーズのクーペモデルにあたるE92の買取相場は、執筆時点で5万円〜100万円です。E90セダンやE91ツーリングよりも買取価格が高い理由としては、スポーティな3シリーズのスポーツドライビングを象徴するクーペモデルであるということが影響していると考えられます。 BMW 3シリーズのリセールバリューの傾向 3シリーズのリセールバリューを分析すると、次のような傾向が見られます。 E30に高値がつきやすい 2代目3シリーズにあたるE30は、3シリーズの中でも高く評価されやすいモデルです。日本の歴史にも残る印象深い3シリーズであるE30は、旧車となった今、改めて再評価されていると考えられます。 カスタマイズされているクルマの買取価格が高い カスタマイズされている3シリーズは、買取価格が高くなる傾向があります。 3シリーズは、スポーティなモデルというイメージが強く、走行性能や空力性能を高めるカスタマイズがされていると、買取時の評価が高くなりやすいです。また、オリジナルの状態やオリジナルのカスタムだけでなく、ミッションの載せ替えがされている個体にも高値がつく傾向があります。 ただし、カスタマイズされていると必ず高値になるとは限らないため、査定してみないことには正確な買取額はわかりません。 BMW 3シリーズを高く売るためのポイント BMW 3シリーズを高く売るために、次のポイントを押さえましょう。 点検整備記録簿を保存しておく 3シリーズを高く売りたいのであれば、点検整備記録簿をしっかりと保存しておきましょう。 点検整備記録簿は、点検や整備の履歴を証明する重要な書類です。点検や整備がしっかりと行われていることが明らかとなれば、安心な車輌であることが証明されて評価が高まる可能性があるため、点検整備記録簿は確実に保管しておきましょう。 カスタマイズをアピールする カスタマイズしてある車輌の場合は、その旨を査定員に伝えましょう。また、具体的な変更箇所やどのメーカーのパーツを取り付けているのかなども伝えると、評価が高くなることに期待できます。 そのため、カスタマイズした3シリーズの場合は、査定の前に装着パーツなどをリストアップしておくとよいでしょう。 また、カスタムパーツを取り付ける際に取り外したオリジナルパーツがある場合は、オリジナルパーツを保管していることも査定員に伝えてください。オリジナルパーツがあると、さらに評価がアップする可能性が高くなります。 BMW 3シリーズの売却は旧車王までご相談ください BMW 3シリーズは、世代やグレード、車輌の状態やカスタムなどによって、買取評価が変動します。そのため、正確な買取価格を知るためには、査定に出す必要があるといえるでしょう。 査定に出す際は、年式が古いクルマを得意としている旧車王にご相談ください。旧車王は、歴代3シリーズを評価してきた経験と実績が豊富にあるため、より正確な評価をすることができます。3シリーズを売却する際は、ぜひ旧車王にお問い合わせください。
歴代で最も多くの台数が販売されたSクラスとして知られるメルセデス・ベンツ 2代目Sクラス(W126)のリセールバリューは高いのでしょうか。この記事では、Sクラスの概要や2代目Sクラス(W126)のリセールバリューの相場、高く売れる理由などについて解説します。Sクラスの売却を検討している方は参考にしてみてください。 メルセデス・ベンツ Sクラスとは メルセデス・ベンツ Sクラスは、ドイツの高級車メーカー メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルです。外装や内装の質感、スムーズで快適な走行性能など、メルセデス・ベンツならではの高級感を最大限に感じることができるモデルとなっています。 Sクラスの中でも、1979年に発売された2代目(W126)Sクラスは、歴代Sクラスの中で最も多い販売台数89万2,123台を記録したモデルとして知られています。 また、1991年までの12年間にわたり販売された2代目(W126)は、生産終了から30年以上が経過した現在でも「SクラスらしいSクラス」として、高い人気を誇っています。 ▼W126の魅力はこちらで詳しく紹介しています。メルセデス・ベンツの歴代Sクラスでもっとも売れたW126型! バブル時代の象徴560SELの魅力に迫る メルセデス・ベンツ Sクラスの買取相場 歴代Sクラスの中でもっとも多く販売されたSクラス(W126)の買取相場はどの程度なのでしょうか。最新の買取相場は、5万円〜300万円となっています(2024年9月時点)。 幅広い価格帯の相場になっている大きな理由は、最終モデルの生産終了から30年以上経過していることや保管状態など、さまざまな要素により車輌の状態が異なることでしょう。 言い換えれば、車輌の状態や保管状態がよく、きれいな状態を保っていれば、今でも300万円ほどで売却できる可能性もあるということです。 メルセデス・ベンツ Sクラスのリセールバリューが高い理由 メルセデス・ベンツ Sクラスのリセールバリューが高い理由は、メルセデス・ベンツらしい質感であることや、当時としては優れた走行性能や安全性などを備えていたためです。ここからは、より詳しくリセールバリューが高い理由を解説します。 高級感あふれるプレミアムカー メルセデス・ベンツ Sクラスは、同メーカーのフラッグシップモデルであるため、最上級の質感となっていることが特徴です。 2代目(W126)Sクラスをはじめ、これまで販売されてきたSクラスや現在販売されているSクラスも含めて、プレミアムカーにふさわしい高い質感で仕上げられていることが魅力となっています。 この高い質感や高級感は、時間が経過しても高く評価される傾向にあるため、メルセデス・ベンツ Sクラスはリセールバリューが高くなると考えられます。 こだわりの燃費性能と安全性能 Sクラスには、燃費性能や走行性能を向上させる技術や優れた安全性が備わっています。当時の最新技術であることに加え、メルセデス・ベンツならではのこだわりも惜しみなく投入されています。 メルセデス・ベンツのこだわりによって生み出される優れた走行性能、燃費性能、安全性は、時間が経っても高く評価される傾向が見られます。そのため、リセールバリューが高くなっているといえるでしょう。 メルセデス・ベンツ Sクラスを高く売る方法 メルセデス・ベンツ Sクラスは相場の価格帯が幅広い分、少しの工夫で買取価格が高くなる可能性があります。少しでも高く売りたい場合は、次のポイントを押さえましょう。 走行距離を抑える Sクラスを高く売るためには、走行距離を伸ばさないようにすることがポイントです。走行距離は、買取査定に強く影響する項目です。 なお、走行距離は短いほどよいとされる傾向が見られるものの、走行距離が短すぎるとクルマを動かしていないと判断される可能性があります。そのため、クルマが正常に動くようにコンディションを整えるための走行による距離の増加であれば、買取時の評価でマイナスポイントとなる可能性は低いでしょう。 こまめにメンテナンスをする こまめなメンテナンスも高く売るときのポイントです。クルマは機械であるため、定期的なメンテナンスによって状態を整えておく必要があります。 メンテナンスを怠ってしまうと、クルマが動かなくなったり、部品が固着して正常に作動しなくなったりするため、定期的な点検やメンテナンスは欠かさずに実施しておきましょう。 また、点検やメンテナンスの履歴が載っている「点検整備記録簿」があれば、買取時に高く評価されるため、大切に保管しておくことをおすすめします。 メルセデス・ベンツ Sクラスの売却は旧車王へご相談ください メルセデス・ベンツ Sクラスは、生産が終了し、時間が経過したとしても高く売れる可能性があるモデルです。少しでもSクラスを高く売りたいのであれば、旧車の買取を専門としている旧車王にご相談ください。 旧車王の旧車に精通したスタッフが、あなたのSクラスを適正に評価します。まずはお気軽にお問い合わせください。