古くなったエンジンオイルはどうやって捨てる?正しい捨て方について解説

目次
1.エンジンオイルは捨て方を確認してから廃棄する 2.エンジンオイルの捨て方として不適切なこと 3.オイル缶の捨て方

車を快適に使うためにはエンジンオイルの交換が欠かせません。また交換したエンジンオイルは正しい方法で廃棄する必要があります。エンジンオイルの正しい廃棄方法は地域によって異なることから、本記事ではエンジンオイルの正しい捨て方について解説します。

エンジンオイルは捨て方を確認してから廃棄する

エンジンオイルの捨て方は、住んでいる自治体によって異なります。またエンジンオイルの収集をしていない自治体も多くあります。自分でエンジンオイル交換をする際には事前に住んでいる地域のエンジンオイルの捨て方を確認しましょう。

ここからは、エンジンオイルの捨て方を紹介します。

自治体に回収してもらう

エンジンオイルを回収している自治体でも、捨て方が指定されていることがほとんどです。
布や紙にしみ込ませる方法や、市販の凝固剤で個体化するよう求められている場合もあります。エンジンオイルを凝固剤で固める際には食用油用の凝固剤ではなく、エンジンオイル用の凝固剤を使いましょう。

オイルを固める際は捨てやすいオイル処理ボックスがおすすめです。オイル処理ボックスはダンボール製で捨てやすく、オイルを固めた後に封をするための結束バンドや作業時に使えるニトリル製の手袋がセットの製品もあります。

なおエンジンオイルを回収している自治体であっても、有料になる場合があります。必ず自治体の公式情報を確認してから捨てましょう。

エンジンオイルを購入した店舗で引き取ってもらう

お住まいの自治体でエンジンオイルの回収をしていなければ、エンジンオイルを購入した店舗で引き取ってもらえるか確認するとよいでしょう。

カー用品店ではエンジンオイルの交換をしていることが多く、エンジンオイル購入者へのサービスとして、お客さんが交換した古いオイルを回収・処理してくれるお店もあります

ガソリンスタンドに引き取ってもらう

もしエンジンオイルを通信販売などで購入し、回収してくれる店舗がなければガソリンスタンドに相談してみてください。引き取りが有料のケースが多いため、お店に直接料金を問い合わせましょう。またガソリンスタンドによっては、回収できない店舗もあるため注意してください。

廃油回収業者に依頼する

近くに回収できるガソリンスタンドがなければ、廃油回収業者を探して廃棄を依頼するとよいでしょう。産業廃棄物の回収・処理を行っている専門業者であれば、適切な方法で処理してくれます。

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エンジンオイルの捨て方として不適切なこと

エンジンオイルには、動作部分の潤滑、発熱した部分の冷却、燃料の燃焼によって膨張する気体の密封、燃焼カスの洗浄、金属部品の防錆といった役割があり、基油と呼ばれるオイルに、さまざまな添加物が加えられていることがほとんどです。そのため、適切な方法で処理しなければなりません。

ここからは、エンジンオイルの捨て方として不適切なことを紹介します。

自然環境を汚さない

もしエンジンオイルを河川に流してしまったり、土壌にしみ込ませてしまったりすると自然環境破壊となってしまいます。エンジンオイルが自然環境に混ざってしまうと、河川や土壌に住む動植物に大きな影響を与えるため、自然環境を汚さない方法で処理しましょう。

不法投棄もダメ

エンジンオイルに限らずゴミを適切に処理しない行為は、不法投棄という犯罪行為に該当します。不法投棄した人物には懲役や罰金を科せられます。加えて、汚してしまった自然環境を元に戻すために莫大な費用と労力がかかるため、適切な方法で処理しましょう。

オイル缶の捨て方

エンジンオイルを自分で交換した場合、古くなったオイルだけでなくオイル缶の捨て方にも注意が必要です。エンジンオイルと同様に、オイル缶の捨て方についても、まずはお住まいの自治体での回収可否や回収方法を確認しましょう。

オイル缶の中身を拭き取ってから捨てる

オイル缶を捨てる際には、必ず中のオイルをしっかりと拭き取りましょう。中身をそのままに処分すると環境汚染の原因となります。オイル缶を捨てるときは、新聞紙など吸収性の高い紙類を使って綺麗にしてから処分しましょう。

中身を拭き取れないときは自治体の捨て方に従う

どうしても中身を拭き取れない場合には自治体に相談しましょう。
オイル缶は資源ゴミや燃えるゴミとして回収されることが多いですが、中身がそのままだと分類が変わる可能性があります。自治体に問い合わせて指示に従って処分してください。

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