2022年10月末、「走行距離課税」がニュースやSNSで話題となりました。車が走った分だけ課税される仕組みの走行距離課税とは、具体的にどのような制度なのでしょうか。今回は、自動車に関する税金「走行距離課税」について解説します。 政府が走行距離税の導入を検討している 走行距離課税とは、走行距離に応じて課税される税制です。 もともと検討されていた税制でしたが、2022年10月末の参議院予算委員会にて財務大臣が「走行距離課税はひとつの考え方である」と述べたことで再度話題となりました。また、電気自動車はガソリン車よりも重量が重く、道路にかかる負担が大きいことも走行距離課税を検討する理由となっています。 日本では、2030年代半ばまでに新車販売される乗用車を100%電動車にする「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が策定されているため、2030年代から走行距離課税の導入が開始される可能性が高いでしょう。 ただし、走行距離課税については、現時点(2022年現在)で検討段階の税制です。そのため、具体的な内容や開始時期については、今後の予算委員会で決まっていくでしょう。 走行距離課税の問題点 走行距離課税の問題点は主に3つです。ここからは、走行距離課税の問題点を解説します。 車種に関係なく走行距離に応じて税金がかかる 走行距離課税は、走行した距離に応じて課税される税金となります。そのため、全ての車が対象となり、走った分だけ税金を支払わなければなりません。 運送業界や交通業界への悪影響 走行距離課税が導入された場合、物流や公共交通機関に大きく影響するでしょう。輸送トラックやバス・タクシーなどは、走行距離が非常に長く、大型トラックの年間走行距離は10万km以上となることも珍しくありません。そのため、走行距離課税が導入されれば、物価の上昇は避けられないでしょう。 個人情報漏えいのリスク 走行距離課税が導入された場合、誰がどこを走ったのか記録しなければなりません。そのため、自宅やよく行く場所などの個人情報が漏洩する可能性があるでしょう。また、東京都主税局の報告書でも留意点として、プライバシー・データセキュリティ保護が挙げられています。 走行距離課税の導入検討に至った背景 走行距離課税は、車の電動化によりガソリン税による税収の減少が見込まれているため導入が検討されています。 燃料を使わないEVや燃費性能が良いプラグインハイブリッド(PHEV)・ハイブリッド(HEV)などが普及し、燃料から税金を徴収するのが難しくなり、税収が減少してきたため、走行距離に応じて税金を課し、安定した財源を確保しようとしているようです。 一部の国・州では走行距離課税が導入されている 走行距離に応じた課税制度は、一部の国や州ですでに導入されています。ただし、課税対象を貨物車のみとしているところが多いのが実情です。 走行距離課税の導入で得をする人 走行距離課税が導入された場合、走行距離が短いユーザーの税負担が少なくなるでしょう。 走行距離課税の導入で損をする人 走行距離課税が導入された場合、物流業界や地方の居住者など、さまざまな人の負担が大きくなります。また、車を所有していないカーシェアユーザーやレンタカーユーザーなど車を所有していない人も税金を支払わなければならなくなるでしょう。
現在も世界のスーパーカーファンを魅了するトヨタ 2000GTを詳しく知りたい人も多いでしょう。今回は、トヨタ 2000GTの概要、買取価格の動向、トヨタ 2000GTを高く売る方法や高価買取が期待できる業者の特徴について解説します。トヨタ 2000GTの売却を検討中の人は参考にしてください。 トヨタ 2000GTとは? まずは、トヨタ 2000GTについて詳しく解説します。 エクステリアの特徴 トヨタ 2000GTのエクステリアの特徴は、リトラクタブルヘッドライトのファストバッククーペであることや、現在でも異例といえる専用デザインのマグネシウムホイールが採用されている点です。当時のスポーツカーの定番デザインともいえるロングノーズ&ショートデッキスタイルは、5ナンバーのコンパクトボディ(ボディサイズは全長4,175mm、全幅1,600mm、全高1,170mm)ながら流麗なデザインとして世界中から高い評価を得ています。 ボディカラーはペガサスホワイト、ソーラーレッド、サンダーシルバーメタリックの基本3色で、特注色(後期型で正式採用)のベラトリックスイエロー、アトランティスグリーン、トワイライトターコイズメタリックを合わせた計6色が販売されました。また、ゴールド塗装の特別車両も3台(前期型の2台はそれぞれToyota USA Automobile Museum、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザに展示。後期型の1台は所在不明)のみ存在します。 インテリアの特徴 ウッドのステアリングとインパネ、シフトレバーに多眼メーターの組み合わせにより現在の車にはない重厚感があることが、トヨタ 2000GTのインテリアの大きな特徴です。ウィンカーやライトの操作系はメーター周りに配置されたトグルスイッチで、ノスタルジーを感じる人も多いでしょう。また、サイドブレーキがトラックなどで採用されているステッキ型となっており、スポーツカーとしては特異な点です。 エンジンの特徴 トヨタ 2000GTのエンジンは直列6気筒DOHCで、クラウン用に開発されたM型(直列6気筒SOHC)をヤマハ製のDOHCヘッドに換装した3M型です。0-400m15.9秒、最高速度220km/hは当時の世界トップレベルをマークしています。 さまざまなシーンで活躍した功績 トヨタ 2000GTはさまざまなシーンで活躍した功績があります。モータースポーツでは鈴鹿500km・1,000kmレースや富士24時間レースといった耐久レースで優勝し、発表当時のスピードトライアルで3つの世界記録と13におよぶ国際記録を樹立しました。また、日本車として唯一映画「007シリーズ」のボンドカーとして劇中に登場しており、トヨタ 2000GTとトヨタの名前を世界中に広げています。 トヨタ 2000GTの買取価格の動向 トヨタ 2000GTはあまりにも希少なモデルのため、買取価格の動向の予測は非常に難しいです。車両の状態や売却のタイミングによって価格が異なります。 新車販売価格は238万円で現在に換算すると2,000万円級の高級スポーツカーであり、1967〜1970年の3年間でわずか337台の生産台数でした。このためトヨタ 2000GTは「幻の名車」と呼ばれるほどにその希少価値が評価されています。 売却を検討されている人は、トヨタ 2000GTの取り扱い実績があり長年に渡って培った旧車の知識や売買実績のある旧車王にまずお問い合わせください。 トヨタ 2000GTを高く売るためには? トヨタ 2000GTを高く売るためには、日頃からしっかりとしたメンテナンスを行うことが重要です。新車登録から50年以上が経過した車のため、レストアを行っていることも多いでしょう。しかし、レストアはあくまで研磨や洗浄分解、バランス取りにより新車に近い状態に戻す作業です。新品の純正部品が入手できるのであれば、可能な範囲で部品交換をしておくことでさらに高額査定となる可能性が高いでしょう。 トヨタのGRヘリテージパーツプロジェクトでは、既に廃番となっていたトヨタ 2000GTのトランスミッションやデファレンシャル関連部品及び消耗品類が純正部品として復刻されています。Toyota Gazoo Racingサイトで販売されているため、レストアやメンテナンスに活用するとよいでしょう。 トヨタ 2000GTの高価買取が期待できる業者の特徴 続いて、トヨタ 2000GTの高価買取が期待できる業者の特徴について詳しく解説します。 買取実績がある トヨタ 2000GTの買取実績がある業者であれば、高価買取に期待できます。トヨタ 2000GTは、発売から50年以上が経過した、世界中のスーパーカーファンの垂涎の的です。実績もない一般的な買取業者ではとても取り扱いできません。 売却する際には、過去にトヨタ 2000GTの買い取った実績があるかどうかを確認しましょう。加えて、他の名車や希少車を数多く取り扱っている業者であればより安心して任せられます。 ちなみに、旧車王では過去に二度トヨタ 2000GTを買い取りました。1967年式と1968年式、いずれも前期型です。実績をもとにした高価買取が可能であるため、私たち旧車王にぜひ査定をお任せください。 二重査定をしない 二重査定とは、買取契約後に引き取った車両の再査定を行い、不具合があった場合に査定額の減額請求やキャンセルを行う行為です。お客様にとって不誠実な対応でありながらも、中古車買取業者の間で横行しています。なぜ二重査定する事態が起こるのかというと、車に対する知識もノウハウも未熟なままに査定するため、一度で車両の細かな状態までチェックできないからです。逆に考えると、二重査定を一切しない業者は、一度の査定でしっかりと車両のコンディションを見抜ける実力をもっているといえます。大事なトヨタ 2000GTを売却するなら、確かな知識とノウハウをもち、誠実に査定してくれる業者を選びましょう。 希少な車の買取を得意としている トヨタ 2000GTの買取は、希少車を数多く取り扱っている業者に依頼すると安心です。希少車の査定は知識と経験がなければ非常に難しく、販売面でも個人顧客や販売ルートなどを確立していなければ信頼や実績を得られません。 トヨタ 2000GTはあまりにも珍しい車のため専門店はほとんど存在せず、投資家やブローカーが取引に関与する場合が多い傾向にあります。しかし、オーナーが納得できる適正な査定を考えると、希少な車の買取を得意としている専門業者への依頼がおすすめです。
14年ぶりの日本の優勝で華々しく幕を閉じたWBC。今回も数多くの選手の名シーン・名言が生まれましたが、中でもラーズ・ヌートバー選手の「ペッパーミル」パフォーマンスが印象に残っているという方も多いのではないでしょうか。 ユニークなパフォーマンスが流行ると同時に、ペッパーミルそのものへの注目度も一気に高まりました。このペッパーミル、今や世界的自動車メーカーと知られるプジョーがもともと製造していたというのは結構有名な話ですよね。もしかしたら今回のWBCでプジョーのルーツを知ったという方も多いかもしれません。 実は、創業時に別事業を展開していたという自動車メーカーはプジョー以外にも多く存在します。そこで今回は、自動車販売・製造以外の事業でスタートしたメーカーを5つ紹介します! プジョー・製鉄業 まずはプジョーの歴史もおさらいしておきましょう。1810年頃、フランス東部でジャン=ピエール・プジョーとジャン=フレデリック・プジョーの兄弟が製鉄業を始めました。ノコギリなどの工具類や傘、それからWBCで話題にあがったペッパーミルやコーヒーミルなどを製造していたといいます。自動車事業をはじめたのは1889年のこと。ちなみに今でもプジョー製のペッパーミルは販売されています! BMW・航空機エンジン製造業 BMWはドイツの世界的自動車メーカーとしてあまりにも有名ですが、1916年の創業時は航空機エンジンを製造していました。社名もバイエリッシェ・フルークツォイク・ヴェルケ株式会社と現在と異なり、BMWに改名したのは翌年です。1928年にアイゼナハ自動車製作所というドイツの自動車製造企業を買収したのをきっかけとして、自動車事業をスタートさせました。 トヨタ自動車・織機製造業 日本が誇る屈指のメーカー・トヨタ自動車も、最初から自動車事業を展開していたわけではありません。もともとは紡織、つまり「機織り」から会社がはじまりました。創業者である豊田佐吉は発明家の血が色濃く「発明で社会の役に立ちたい」と思い、なんと18歳で機織り機の改良をはじめたといいます。1890年には豊田式木製人力織機を完成させて特許を出願し、1918年には豊田紡織株式会社を設立。この会社の自動車部が現在のトヨタ自動車へと発展しました。ちなみに豊田紡織は「トヨタ紡織」と表記を変えて今も存続しており、車の各種部品の製造を行っています。 マツダ・コルク製造業 「Be a driver.」のキャッチコピーが有名なマツダは、なんとコルク製造からその歴史がはじまったといいます。1920年に東洋コルク工業株式会社を設立。本拠地を構えた広島県の山間部にはコルクの材料であるブナ科のアベマキが多く自生していたそうです。コルクは船の材料としての需要が高く、造船業の盛んだった広島県においてコルク製造はうってつけだったのでしょう。後に関東大震災やコルク工場の火災など経営難に直面し、機械事業への進出を決めます。この決断が功を奏し、1930年に三輪トラックの製造を開始させ、自動車事業を発展させました。 SUBARU・飛行機製造業 数多くのスポーツカーを生み出しているSUBARUのルーツは、飛行機の製造にありました。1917年、航空機産業を立ち上げたいと一念発起したエンジニア・中島知久平は「飛行機研究所」を設立します。ライト兄弟が有人動力飛行に成功してからわずか14年後の出来事と考えると随分と思い切った決断です。中島飛行機株式会社へと名前を変え、いくつかの会社に分かれたあと、1953年にSUBARUの前身である富士重工業株式会社が生まれます。飛行機製造で培ったノウハウを活かし、多くの自動車を手掛けて会社を大きく成長させました。 まとめ 自動車事業以外で創業した自動車メーカーを紹介しました。 スタートの事業は違っていても、どのメーカーでもものづくりの精神が脈々と受け継がれていることが感じられますね。何かを生み出すという熱いスピリットと飽くなき探究心が、今日の自動車業界の発展につながっているのかもしれません。 ちなみに、旧車王を運営しているカレント自動車も、もともとは買取ではなく販売事業からスタートした会社でした!長年培った車に関するノウハウを、現在は買取に活かしています。今後も「自動車文化遺産を次世代に」をテーマに、旧車の息吹を絶やさぬよう努めます!
ケンメリといえば、1972年から1977年まで販売された4代目スカイライン(C110型)の愛称です。ケンメリは旧車として人気が高く、自分の愛車にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし「ケンメリのような旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではケンメリにかかる維持費について解説いたします。 ケンメリの特徴 ケンメリは1972年~1977年に発売された4代目のスカイライン(C110型)を指します。ケンとメリーがスカイラインで日本各地を旅するCMが話題になり「ケンメリ」と呼ばれるようになりました。約4年間で販売台数は約67万台にのぼり、スカイラインシリーズで最も売れたモデルです。現在旧車ブームでケンメリの人気も上がっています。ケンメリGT-Rは生産台数が200台以下の激レア車であり、5,000万円以上で取り引きされているほどです。 ケンメリの維持費の内訳 ケンメリの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ケンメリの実燃費は5~6km/リットルといわれています。ガソリンについては、クルマの状態・使用によって異なりますが、ハイオクを入れることが多いようです。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約182リットル使用(*1) し、燃料代は31,582円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、378,982円(*2) になります。*1 燃費は5.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 ケンメリの排気量は1,600cc〜2,000ccです。自動車税は39,500円ですが、ハコスカは車齢が13年以上経過しているため重課税になり、45,400円かかります。 任意保険 ハコスカの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約62,000円/年でした。月額だと5,400円程度です。注意しなければいけないことは車両保険を付帯できない点。ケンメリはプレミア価格で取引されるクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、年式が古く価値のないクルマとして扱われ車両保険に入ることができないのです。 車検 ケンメリの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:139,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、13,200円高い37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ケンメリのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ケンメリのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 ケンメリの年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ケンメリの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のケンメリ年間維持費>ガソリン代:378,982円自動車税:45,500円任意保険:62,000円車検:69,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:606,287円 月額では50,524円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ケンメリの維持費が高いと思った時の対処法 ケンメリのような旧車は自動車税、重量税が重課税され維持費が高額になります。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪いことも維持費を押し上げる要因になります。ケンメリの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。現在は空前の旧車ブームです。過走行や多少ダメージのあるケンメリでも高く売却できる可能性があります。
より魅力的な旧車へとカスタマイズするために、ホイールの交換を考える方は多いのではないでしょうか。しかし、旧車は現代の車とはデザインが大きく異なるため、どのホイールが合うのか悩むこともあるでしょう。そこで今回は、旧車のホイールに関するアンケート調査をもとに、人気ホイールメーカーや各ホイールメーカーの特徴を紹介します。旧車のホイールをカスタマイズしようと考えている方は参考にしてみてください。 旧車に興味がある人に人気のホイールメーカー 「旧車王」が旧車に興味のある128人を対象に実施した旧車のホイールについてのアンケートの結果によると、BBSやRAYSなど現在でも人気が高いホイールメーカーがランキング上位を占めていました。ここからは、旧車王が実施したアンケート結果を元に人気のホイールメーカーの特徴を紹介します。 BBS BBSは、モータースポーツやスポーツカーなどに採用されるドイツのホイールメーカーです。 社名がBBSとなった1970年当時は主にエアロパーツを製造するメーカーでしたが、1973年に独自のメッシュデザインを採用した軽量・高剛性なレース用鋳造3ピースアルミホイールを完成させ、1974年に高品質な鍛造アルミ製品を製造する技術を確立。 その後、アルミホイールを多く製造するブランドへ成長し、市販車への採用も開始しました。現在でも数多くの旧車や高性能車にBBSホイールが採用されています。 RAYS RAYS(レイズ)は、1973年に創業した日本のホイールメーカー(本社:大阪府)です。 企画・開発・製造・検品まで自社で一貫して行い、Made in Japanにこだわっています。また、過酷な条件で戦うレーシングカーのホイールだけでなく、パフォーマンスを究めた鍛造ホイールやストリートで華やかに輝く鋳造ホイールなど、さまざまなタイプのホイールをラインナップしていることも特徴です。 WORK WORK(ワーク)は、1977年(昭和52年)に設立されたメーカーです。 ユーザーの多様化するニーズに対応するため、分業化を推進し、生産ラインを随時融合させる「オン・デマンド・システム」による多品種少量生産を行っています。また、カラーリングやP.C.D.などにオーダーメイドを取り入れているのも魅力です。 ENKEI ENKEI(エンケイ)は、1950年に設立された日本のメーカーです。 日本で初めてアルミホイール製造に成功しただけでなく、独自の製造技術により国内外問わず人気があります。また、市販車のホイールのみならず、レーシングカーのホイールも製造・供給していることから、信頼性が高いことも魅力です。 SSR SSRは、株式会社タナベが展開するホイールブランドです。 1982年の創業以降、モータースポーツのみならず、市販車のホイールも製造・販売しています。また、純正では手に入れられないホイールを製造しているのもSSRの特徴です。 RS WATANABE RS WATANABEは、自動車レース用マグネシウムホイールの製造・販売を手がけたのち、レースでの経験と技術を基盤に1972年に設立されたメーカーです。1ピース製鋳造アルミ・マグホイールを一貫して製造・販売しています。 中でも「エイトスポーク(カマボコ型8本スポーク)」が代表となる製品です。このエイトスポークは、旧車だけでなく、最新のモデルにも似合うスタイルのホイールとして人気です。 OZ Racing OZ Racingは、1971年に創業したホイールメーカーです。 F1やWRCなどのレーシングカーのホイールだけでなく、フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ・アストンマーティン・マクラーレンなど、高性能な車のホイールも手がけています。 Weds Sport Weds Sportは、自動車用のアルミホイールやスチールホイールを中心に、自動車部品や用品の企画開発・販売を行っているメーカーです。 1985年からはレースに参戦し、レースの現場で培った技術を製品にフィードバックしていることも特徴です。 HAYASHI Racing HAYASHI Racingは、ホイールや自動車用パーツの製造・販売をしているメーカーです。 ハヤシストリートホイールの歴史は、1969年10月10日に富士スピードウェイで開催された日本グランプリGP IIクラスに出場したレーシングカー(カーマンアパッチ)用に作られたレーシングホイール(アルミ製)を一般車用へモデファイして販売したことから始まりました。 Advan Racing Advan Racingは、タイヤメーカーである「横浜ゴム」が製造・販売するホイールです。 国内外問わずさまざまな車種にマッチするスポーティなホイールをラインナップしていることが特徴となっています。また、シルバーやグレー、ブラックやゴールドなどの定番カラーのみならず、レッドやブルーなどの豊富なカラーバリエーションも魅力です。 旧車ホイールの購入方法 旧車に合うホイールは、どのようにして購入すればよいのでしょうか。ここからは、旧車ホイールの購入方法について紹介します。 通販サイト 通販サイトを使うと、所有している旧車に合うホイールを見つけやすいでしょう。ただし、サイズ違いや偽ブランド品に注意してください。また、中古品の場合には、キズや割れなどホイールそのものの状態に注意する必要があります。 個人売買 個人売買の場合には、正規販売より安く手に入れられる可能性が高いものの、希少価値が上乗せされて高値で買わされてしまうこともあるため注意が必要です。また、キズや汚れなどを隠していることもあるため、現物を見てから購入した方がよいでしょう。 加えて、高額で買わされないようにするためにも、ホイールの相場を調べてから購入することをおすすめします。 旧車ホイールを購入する際の注意点 旧車ホイールを購入する際は、サイズに間違いがないか、正規ブランド品なのかということに注意しなければなりません。また、購入するときは、キズや汚れなどがないか注意深く見てから購入しましょう。
落輪したときにどう対処すればよいのか知らない人も多いでしょう。溝にタイヤが落ちるだけでなく、ぬかるみにはまって出られなくなることも落輪と同じ意味です。今回は、落輪したときの対処法や、落輪から脱出した後の点検などについて解説します。落輪からの脱出に不安のある人は参考にしてください。 落輪したときの対処法 まずは、落輪したときの対処法について詳しく解説します。 溝が浅い場合はタイヤの動力で脱出する 溝が浅い場合はタイヤの動力で脱出できます。駆動輪が地面に接していることが条件となるため、すべてのタイヤの接面状況を確認しましょう。雪道や砂面、ぬかるみなどではタイヤが滑りやすくなっているため、アクセルをゆっくりと踏んでタイヤの動力をうまく伝えることが重要です。状況によってはフロアマットや板などを敷くとよいでしょう。 自力で脱出する場合の手順は次のとおりです。 ①安全の確保後続車の追突を避けるためにハザードランプを点灯させ、三角表示板などの停止表示器材があれば車の後方に設置します。車通りが多い道路では発煙筒などを併用するのもよいでしょう。 ②同乗者の安全確保同乗者がいる場合は万一に備えてガードレールの外や歩道など、安全な場所に避難してもらいましょう。 ③車の状態を確認する落輪箇所や他のタイヤの接面状態を確認します。溝が深い場合や駆動輪が浮いている場合は、悩まずにロードサービスや周囲の人に助けを求めましょう。 ④脱出する脱出時に他車への衝突や歩行者への危険がないかしっかりと確認したうえで、ハンドルを脱出方向にきりながらアクセルをゆっくりと踏んで脱出します。 複数人で持ち上げる 同乗者や周囲の人たちの助けが借りられる場合は、複数人で車を持ち上げて脱出できます。持ち上げる人はケガの予防のために準備運動を行い、備えがあれば軍手などを装着しましょう。持ち上げるときに掛け声をかける人を決めておくとタイミングを合わせやすくなります。 ジャッキで持ち上げる 協力者がいない場合はジャッキを使用して持ち上げましょう。車の脱輪箇所をジャッキアップして溝に板などを敷くことで脱出できます。ただし、やわらかい地面でのジャッキアップは危険なため、事前に状態の確認は念入りに行いましょう。 牽引ロープで引っ張ってもらう 雪道やぬかるみにはまってタイヤが空転する場合は、牽引ロープで引っ張ってもらいましょう。車重のある車を牽引するときは、引っ張る側が大きなトルクを発揮できる車の方がスムーズに脱出できます。また、牽引ロープを引っかけるフックは着脱式のタイプも増えているため、普段から自分の車の牽引フックの場所やタイプを確認しておくとよいでしょう。 ロードサービスを利用する 落輪の状況によっては自力や牽引では対処できないこともあるため、ロードサービスを利用しましょう。自動車保険の付帯サービスで利用できることも多く、状況によっては無料で対応してくれます。万一のときにすぐにロードサービスを利用できるよう連絡先を控えておきましょう。 JAFに依頼する 地域や落輪状態によっては保険会社のロードサービスを利用できない可能性があります。JAFに会員登録しておくと広範囲で迅速な対応を受けることができ、簡易な作業であれば費用負担もありません。また、保険契約車ごとの適用である自動車保険のロードサービスに対して、JAFは会員証ひとつでレンタカーやバイクまで対応してくれます。 そもそも落輪とは そもそも落輪とは、車のタイヤが道路外に落ちてしまって動けなくなることです。道路の側溝に落ちた場合だけでなく、縁石に乗り上げたり雪や泥でスリップして走行不能な状態も同じ意味として使われます。駆動輪が浮いたり滑ってしまうことが原因で車がスタック状態に陥ることです。 落輪から脱出した後は必ず点検しよう 落輪から脱出した後は安全な場所に車を停車させて必ず点検しましょう。側溝に落ちたり縁石に乗り上げた場合はタイヤのパンクや足回りの損傷、エンジン下部からのオイル漏れが発生する可能性があります。また、ホイールアライメントが狂ってしまうとタイヤの偏摩耗や直進安定性が悪くなるといった不具合が生じることもあるため、走行中に違和感を感じたらすぐに点検に出しましょう。
お正月にニュースでハデハデな改造車を見たことはありませんか?シャコタン、竹槍マフラー、深リムホイール、ワイドフェンダーで武装しているクルマたち……。これらの改造車は「街道レーサー」と呼ばれベース車両は現在旧車人気の高いクルマたちであることが多いんです。この記事では街道レーサーで人気のベース車両を紹介します。 街道レーサーとは? 街道レーサーは、1970年代に流行したクルマのカスタム手法です。当時、国内レース最高峰であった富士グランチャンピオンレース(グラチャン)のレースカーを模倣したものが源流となっています。レギュレーションはほぼ無制限で、現代のレーシングカーには見られない特大のチンスポイラー、リアウィング、極太タイヤを収めるための特大ワイドフェンダーなどが特徴です。さらにアレンジを加え、竹槍マフラー、深リムホイールを装着しド派手なカラーリングを施した攻撃的なスタイルにする改造が走り屋の間で大流行しました。現代でも一部の旧車愛好家の間で人気のあるカスタムですが、違法改造になることが多いので注意が必要です。クルマのカスタムは車検適合範囲内で楽しみましょう。 街道レーサーで人気のベース車両5選 ここからは街道レーサーで人気だったベース車両を5つ紹介します。 マークⅡ/チェイサー/クレスタ(GX71) マークⅡ、チェイサー、クレスタは3兄弟といわれています。ベースは同じですが、販売チャネルごとにキャラクターを変えて販売されていました。3兄弟の中でもGX71は現代でも旧車ならではのカクカクとしたデザインが人気です。また、FRでマニュアルの設定があるセダンということも走り屋に支持されるポイントです。 R30系スカイライン R30系スカイラインはドラマ「西部警察」で人気を博したモデルです。派手なアクションシーンやカースタントでクルマ好きの心を鷲掴みしました。また、後期のRSグレードは薄型ヘッドランプ、グリルレスフェイスから「鉄仮面」と呼ばれ、唯一無二の存在感で現在も高い人気を誇っています。また、シルエットフォーミュラと呼ばれるレースカテゴリで活躍したことで多くの支持を集めています。 初代セリカ(ダルマセリカ) ふくよかなボディラインと髭面に見えるメッキバンパーがだるまに似てることで初代セリカは「ダルマセリカ」と呼ばれ愛されました。ヤマハ製の2T-G型DOHCエンジンを搭載する最上級グレード「1600GT」は専用エンジン、専用外装、専用内装でスポーツカー好きの憧れのモデルでした。GTグレードは特に人気が高く、旧車人気も相まって現在もプレミア価格で取り引きされています。 セドリック/グロリア(430系) セドリック/グロリアはトヨタクラウンのライバル車で日産を代表する高級セダンです。豪華さはもちろんのこと、国産車初のターボを設定したフラッグシップモデルということが大きな話題となりました。ターボモデルは別格の人気があり、走りの面ではライバルのクラウンに勝っていました。現在も中古市場で人気が高く、300万を超えるプレミア価格がついているものもあります。 ローレル(130系) ローレルはトヨタのマークⅡ3兄弟のライバルにあたる日産のハイソカーです。特に2代目の130系は街道レーサーベース車両として大人気でした。スカイライン(ブタケツ)と兄弟車で2ドアハードトップモデルは優雅なボディラインと力強いフロントフェイスで上質かつスポーティな性格が当時のクルマ好きから支持されました。 街道レーサーのような改造車は売ることができないって本当!? 旧車人気で大人気の街道レーサーベース車両ですが、一般的に改造車は査定額が低くなる、もしくは売却が難しいといわれます。なぜかというと、主に下記の理由が挙げられます。 ・違法改造車は警察に摘発される・安全性が担保されていない・派手な改造は万人に受け入れられず買い手が見つからない このような理由から0円査定になってしまうケースも多く見受けられます。しかし旧車王なら値段をつけることができるかもしれません。旧車王ではグループの力でパーツ供給から修理・整備を中間マージンなしですることができます。また、改造車専門買取「改車王」も運営しています。改造車はカスタムパーツによってプラス評価になることもあります。改造車のご売却を検討されている場合は、ぜひ「改車王」にご連絡ください。
引っ越し時には、役所・役場での手続きや、電気、ガス、水道といったライフラインの手続きを行わなければなりませんが、自動車についても引っ越し時に必要な手続きがあります。本記事では引っ越しした際に行う自動車の手続きについて、詳しく解説します。 引っ越し時に必要な車関連の手続き 私たちが引っ越しをすると、住所という個人情報が変わることになります。住所はほぼ全ての手続きにおいて登録されている個人情報であるため、常に正しい情報に更新しなければなりません。自動車に関わるものには、運転免許証、車の登録や所有に関する情報、自動車保険の契約情報、車に関する税金の納付などがあります。 また車の保有に関する手続きは、「ワンストップサービス」(以下OSS)というWebサイトから行えます。OSSなら原則として24時間365日、いつでも自宅などから手続きが行えるので大変便利です。 OSSでは、「変更登録」という手続きで引っ越しに伴う変更を行います。 軽自動車の場合には、軽自動車保有関係手続きのワンストップサービスという、別のウェブサイトからの手続きが必要です。 ここからは引っ越しに関係する車の4つの手続きについて、具体的に解説します。 運転免許証の住所変更 運転免許証は個人を特定する身分証明書として、自動車に関係すること以外の場面でも広く用いられています。運転免許証には住所も記載されており、引っ越しをしたら速やかに住所情報を更新しなければなりません。 住所を変更した場合は、変更届と住民票の写し、本人宛の郵便物等、住所を確認できる書類をいずれか1つを用意した上で、各都道府県警察の運転免許センターなどで変更手続きを行います。手続きの詳細は、それぞれの運転免許センターで確認しましょう。 自動車保管場所証明書の保管場所変更 自動車を保有する際には、自動車を保管する場所を確保しなければならず、「車庫証明」という手続きを警察署で行う必要があります。具体的には「保管場所証明申請」と「保管場所標章交付申請」という2つの申請が必要です。いずれの申請もOSSから行えます。 自動車車検証の住所変更 自動車そのものの登録、いわゆる車検については自動車検査登録という申請を、運輸支局等に対して行います。引っ越し先の地域を管轄する運輸支局等に対して、変更登録申請を行います。変更登録申請はOSSで手続き可能です。 自動車保険の住所変更 私たちが所有する車が一般道を走るのであれば、自動車保険への加入が義務付けられており、自動車保険の契約では住所情報が登録されています。そのため、引っ越しした際は自動車保険の住所情報を更新しなければなりません。 自賠責保険の住所変更手続きは、契約している保険会社(組合)の窓口で行います。恐らくほとんどの車のグローブボックスの中に「自動車損害賠償責任保険証明書」という保険証書が保管されているはずです。保険証明書には管轄店名と所在地という欄に、保険会社の受付窓口に関する情報が記載されているので、一度確認しておくとよいでしょう。 なお、自動車保険には加入が義務付けられている自賠責保険と、任意で加入する任意保険があります。任意保険には多くの自動車保有者が加入していますが、自賠責保険だけでは補償を賄えないケースが多いこと、また車の修理が必要な場合に、自賠責保険では補償されないからです。任意保険の中の車両保険という契約を結んでおくと、自分の過失で車を破損させてしまった場合でも、車両保険で修理費を賄うことができます。 自動車税種別割の納付に関する住所変更 自動車税種別割は、毎年4月1日において、運輸支局に登録されている自動車の所有者に課税される税金です。毎年4月末頃になると、車を所有している人に対して納付通知書が郵送されるので、引っ越しをしたら住所が変わったことを届け出なければなりません。こちらの手続きもOSSで行えます。 なお自動車税種別割は軽自動車以外であれば、各都道府県税事務所、軽自動車であれば「軽自動車税種別割」として、各市区町村へと納付します。軽自動車と軽自動車以外の車を所有されている場合には、税金の納付先が異なることを覚えておくとよいでしょう。 引っ越し時の車関連手続きをしない問題点 ここまで説明した手続きについて、もし引っ越しをしたにも関わらず手続きをしないままでいると、罰金や科料に処せられたり、税金の納付通知書が届かなくて、収めるべき税金を納付できなくなる恐れがあります。 免許証の記載事項の変更手続きを怠った場合には、道路交通法によって2万円以下の罰金または科料に、車庫証明や車検証も住所変更手続きを行わず放置していると、罰金が課せられることがあります。この2つの手続きについてはOSSの「変更登録」でできるので、引っ越しをしたら速やかに行いましょう。 自動車税種別割については、納付通知書は郵送され、郵便局に転居・転送サービスの届出をしておけば、届出日から1年間は転送してもらえます。しかし1年を経過してしまえば、その後の納付通知書は引っ越しした住所には届かず、うっかりすると税金を滞納してしまうことになりかねません。引っ越しをしたらOSSで「変更登録」を行いましょう。 自動車保険については、自賠責保険、任意保険いずれも最悪の場合には保険金が支払われなくなる恐れがあります。引っ越しをしたら速やかに、住所変更の手続きをしましょう。 車関連の手続きは委任できる 関連の手続きは、本人以外の人に委任することができます。免許証の場合には委任状を作成することによって、家族の方が代理することができます。車庫証明、車検証、種別割の住所変更は、OSSの「代理で申請される方」から委任状を作成することによって、代理手続きが行えます。保険については各保険会社に確認するとよいでしょう。
ナンバープレートを変更したい場合や希望する好みの番号に変えたい場合は、どのような手続きをしたらよいのでしょうか。今回は、中古車のナンバープレートの交換が必要な場合や用意しなければならない書類、手続きの手順について解説します。中古車を購入したときの参考にしてみてください。 中古車のナンバープレートはどういうときに交換する? 中古車のナンバープレートは、交換が必要なケースと交換しなくてもよいケースがあります。では、中古車のナンバープレートを交換しなければならないケースはどのようなときなのでしょうか。ここでは、中古車のナンバープレートを交換するケースについて紹介します。 他の都道府県のナンバープレートの中古車を購入した 他の都道府県のナンバープレートが取り付けられている中古車を購入したときは、自分が住んでいる地域を管轄している運輸支局のナンバープレートに交換しなければなりません。 運輸支局の管轄が異なるナンバープレートの中古車を購入した 同一の都道府県内の中でも、運輸支局の管轄が細かく分かれている場合があります。自分が住んでいる地域を管轄する運輸支局ではないナンバーが付いている中古車を購入した場合は、ナンバープレートを交換しなければなりません。 ナンバープレートがない車を購入した 車検が切れた中古車や一時抹消登録している車など、ナンバープレートがない車両を購入した場合は、新たにナンバーの交付を受けなければなりません。 好みでナンバーを変更したい すでにナンバープレートが付いているものの、好みの番号に変えたい場合は、希望ナンバーの手続きが必要です。好みの数字にするときは希望番号の申し込みをして、希望番号予約済証を受領してから1ヶ月以内にナンバーの交付を受けなければなりません。 ナンバープレートを盗まれた ナンバープレートを紛失・盗難した場合は再交付が必要です。また、盗難・遺失などによりナンバープレートを交換する場合は、ナンバープレートを返納できない理由が必要となります。 加えて、ナンバープレートが盗難された場合には、届出警察署名・届出日・受理番号などを記載しなければなりません。そのため、ナンバープレートが盗難された際には警察に届け出るようにしてください。 ナンバープレートが破損した ナンバープレートが破損した場合には、再交付の手続きが必要です。破損したときには管轄の運輸支局または軽自動車検査協会で速やかに再交付を受けましょう。また、ナンバープレートが破損した場合も、理由書が必要となります。 中古車のナンバープレートの交換手続き ここからは、中古車のナンバープレート交換の手続きについて紹介します。 必要書類 ナンバープレートを交換するときには、準備しなければならない書類がいくつかあります。必要となる書類は次のとおりです。 ・申請書・手数料納付書・車検証(自動車検査証)・ナンバープレート(自動車登録番号標)・委任状(代理人が申請する場合に必要)・理由書(紛失や盗難などの場合に必要)など 主に上記の書類が必要となります。委任状が必要なのは、業者に手続きを代行してもらうときです。また、ナンバープレートの紛失や盗難などの場合には、理由書が必要となります。 さらに、希望ナンバーの場合には「希望番号予約済証」、字光式ナンバーの場合には「字光式番号標交付願」などが必要です。 ナンバープレートの変更には、さまざまな書類が必要となり、不備があると受理されません。そのため、必要書類については管轄する運輸支局や代行を依頼する業者などに確認しておきましょう。 手続きの流れ 必要書類の準備ができたら、普通車の場合は管轄する「運輸支局」、軽自動車の場合は「軽自動車検査協会」で手続きします。 手数料は、ペイント式であれば約2,000円程度です。ただし、字光式や希望ナンバーの場合には、別途手数料が必要となります。 これらの手続きを業者に代行してもらう場合は、代行手数料がかかります。手数料は、おおよそ1万円~2万円が相場です。ただし、代行手数料は業者によって異なるため、ナンバープレートの交換を代行してもらう場合には、手数料がどのくらいかかるのか事前に確認しておきましょう。 中古車のナンバーを好きなナンバーに変更する方法 中古車のナンバープレートを好きな番号に変更する場合には、希望ナンバーの申し込みが必要です。 申し込みは、「希望番号申し込みサービス( https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0302.html )」から行います。 注意しなければならないのは、希望ナンバーの申し込みをして、希望番号予約済証の受領したら、1ヶ月以内にナンバープレートの交付を受けなければならないことです。 このように、希望ナンバーにするためには、申し込みを行うだけでなく、予約済証を受領してからナンバー交付までの期間が定められています。そのため、希望ナンバーは時間がかかるだけでなく手間もかかるため、手続きが面倒な場合には業者に代行してもらうとよいでしょう。
車をローンで購入する際は、基本的に保証人を求められることはありません。しかし、収入や勤続年数といった審査項目次第では、保証人が必要になります。今回は、車のローンを組むときに保証人が必要となる場合や、保証人を立てないための対処法などについて解説します。ローンで車を購入するときに保証人が必要となるのか気になっている方は参考にしてみてください。 車のローンで求められるのは連帯保証人 車をローンで購入するとき、保証人を求められることはほぼありません。ただし、場合によっては保証人を立てるよう求められます。 車のローンで求められる保証人は「連帯保証人」です。連帯保証人とは、ローンの返済義務がある債務者とほぼ同等の責任を負う保証人です。つまり、車を購入し所有していないものの、ローンの契約者である債務者と同じようにローンの責任を背負う人が連帯保証人となります。 もし、債務者の支払いが滞った場合、連帯保証人が債務者に代わってローンの支払いをしなければなりません。そのため、連帯保証人になってもらいたいとお願いされたときは、非常に重たい責任を負うことを理解しておく必要があります。なお、連帯保証人は保証人とは違い、債務者が問題なく返済をしていても、債権者から請求を受ければ代わりに返済しなければなりません。 ただし、実際には債務者が返済できない場合にのみ請求されることが一般的です。 車のローンに連帯保証人が不要なことも多い 車をローンで購入する場合は、連帯保証人が不要となるケースがほとんどです。例えば、高額な車であっても、車を担保としてローンを組む場合は連帯保証人が必要ありません。 また、ローンの種類を変えると連帯保証人が不要というケースもあります。そのため、連帯保証人が必要といわれても、ローン会社を変えると連帯保証人なしでローンを組めるケースも珍しくありません。 車のローンに連帯保証人が必要になるケース 車のローンを組むときに連帯保証人が必要となるケースは主に次の5つです。 購入者が未成年 未成年がローンで車を購入する場合は、連帯保証人が必要となります。また、成人していても学生の場合は保証人が必要です。そのため、本業が「学生」の場合は、ローンで車を購入するのを控える方がよいでしょう。 車の価格に対して収入が低い 車の価格に対して収入が低い場合は、連帯保証人が必要となることがあります。 車のローンは、年収200万円以上で利用できるといわれますが、年収が多くても借り入れる金額が大きい場合は連帯保証人が必要です。 収入が不安定 収入が不安定な場合は、連帯保証人を求められます。 契約社員、パート・アルバイト、自営業などの方は、ローンの審査で収入が安定していないと判断されてしまい、連帯保証人が必要となることがあります。 金融事故の履歴がある 過去に支払いの遅延や滞納などの金融事故があった場合、連帯保証人を求められることがあります。 金融事故がある場合は、一定の期間が経過するのを待つか、販売店の自社ローンを利用するなど、別の方法を検討する必要があります。 年収に占める借金の割合が高い 年収より借金の割合が高いと連帯保証人を求められます。 例えば、住宅ローンや学資ローンなど、車のローンとは別に何らかのローンの返済期間中に、車のローンを組もうとすると、年収より借金の割合が高くなり、連帯保証人を立てるよう求められます。 車のローンの連帯保証人は誰に頼めばいい? 連帯保証人は、誰でもなれるわけではありません。連帯保証人を頼める人の条件は次のとおりです。 ・成人~65歳未満(年金受給者の場合は連帯保証人として認められないケースがあります)・安定した収入がある人・金融事故がない人など 上記の条件を満たしていれば誰に頼んでも良いものの、債権者と同等の責任を負うため、一般的に親や配偶者などに連帯保証人になってもらうケースが多いようです。 連帯保証人を立てられないときの対処法 連帯保証人を立てられないときはどのようにしたらよいのでしょうか。 頭金を多く用意する 頭金を用意すると連帯保証人が不要になるケースがあります。頭金を入れると、借入金が少なくなり審査に通りやすくなります。 別のローンを利用する 別のローン会社で申し込むと連帯保証人が不要になることがあります。 一般的に金利が低い銀行のローンは審査が厳しく、ディーラーのローンは審査に通りやすいといわれています。そのため、ひとつのローン審査がダメだった場合、別のローン会社の審査を受けてみるとよいでしょう。 ただし、ローンの審査が厳しくない場合、金利が高いことがあります。そのため、別のローンを利用するときは、金利や利息がどのくらいなのかしっかり確認しておきましょう。 車種を変更する 車種やグレードを変更すると連帯保証人が不要になることがあります。 車種やグレードが変われば、借入金が少なくなり、ローンの審査に通りやすくなります。もし、ひとクラス上の車種や上級グレードの車で審査をしたときに連帯保証人が必要となった場合は、車種を変更したりグレードを変えたりすると連帯保証人が不要になることもあるようです。 オプションを外して価格を安くする オプションを外して購入価格、つまり借入額を下げると連帯保証人が不要になるケースがあります。オプションは、必要なものを厳選して装着しましょう。 返済期間を長くする 返済期間を長くすると連帯保証人が不要になることがあります。ただし、返済期間を延ばすと利息が高くなることがあるため、月々の支払い金額だけに注目するのではなく、利息がいくらになるのか事前に確認しておきましょう。 他の借金を一括返済する 住宅ローンや学資ローンなど他の借金があると連帯保証人が必要となることがあります。そのため、他のローンを一括返済して、車のローンを組むと連帯保証人が不要になることがあります。 保証会社の利用を相談する 保証会社を利用すると連帯保証人が不要になります。ただし、保証会社を利用すると保証料がかかります。そのため、保証料がいくらになるのか契約前にしっかりと確認しましょう。
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