旧車売買の豆知識

車を購入するときの流れとは?必要な書類や買うときの注意点などを解説!
旧車売買の豆知識 2023.01.23

車を購入するときの流れとは?必要な書類や買うときの注意点などを解説!

車の購入先や購入時の流れ、事前準備など、気になることが多々あるのではないでしょうか。今回は、車を購入するときの流れや必要な書類、購入時の注意点などを解説します。車を購入するときの参考にしてみてください。 車の購入先の種類 車の購入先は主に4つです。ここからは、車を買える場所について紹介します。 ディーラー ディーラーは、正規販売店です。メーカーの看板を掲げている販売店がディーラーとなります。また、ディーラーでは新車だけでなく中古車を取り扱っている場合もあります。そのため、購入したいメーカーや車種が明確な場合は、ディーラーで購入するとよいでしょう。 サブディーラー サブディーラーは、メーカーから仕入れた車を販売する店舗のことです。複数のメーカーを取り扱っているケースが多いため、車を比較して購入したい場合は、サブディーラーで購入するとよいでしょう。 中古車販売店 中古車販売店は、文字通り中古車を販売している店舗のことです。複数のメーカーを取り扱っていたり、SUVやスポーツカーなどジャンルに特化したりしている場合もあります。 予算の都合により新車で購入できない車を買えることも、中古車販売店の魅力といえるでしょう。加えて、納車までの時間が早いケースが多いため、いち早く車を手にいれたい場合にもおすすめです。 オークション オークションは、業者向けオークションに参加できる業者にオークション代行を依頼して、希望する車を落札してもらう方法です。ただし、実車を確認せずに購入することになるため、希望条件をしっかりと伝える必要があります。また、悪徳業者もいるため、業者選びも慎重に行わなければなりません。そのため、初心者には向いていない購入方法といえるでしょう。 車の購入の流れ ここからは、車を購入するときの流れについて紹介します。 1.購入する車の目星をつける まず、購入する車の目星をつけましょう。目星をつけるときは、新車と中古車のどちらを購入するか、車の形や乗車定員といった車に求める条件、予算などから絞り込みます。最終的に数台になるまで絞り込んでから販売店に足を運びましょう。 2.販売店に相談する 販売店に出向き、セールス担当者に車の購入を検討していることを伝え、実際に車を見たり乗ったりします。また、不満や不足がないか確認しましょう。 3.見積もりを取る 見積もりをとって、予算オーバーしていないか確認しましょう。また、購入方法もあわせて相談し、一括で買うか分割で購入するのか決めましょう。 4.購入を確定する 候補に挙げていた車をすべて見て、見積もりを比較したうえで購入する車を確定します。購入を確定する時点で用意する書類や物などはありません。実際に注文してから、必要な書類を揃えることになります。購入を確定したときに、料金をいつまでに支払うのか確認しておきましょう。 5.料金を支払う 購入を確定した際に取り決めた期日までに料金を支払います。料金を振り込むときには、銀行の営業日に気をつけてください。支払期日を土日・祝日にした場合は、早めに振込み手続きを行い、期日に遅れないようにしましょう。 6.納車 料金の支払いが済んだら、納車されるのを待つのみとなります。納車の際に手渡す書類や車両などがある場合には、忘れないよう注意しましょう。 車を購入する際の必要書類 ここからは、車を購入するときの必要書類を説明します。 新車購入 新車を購入するときには、印鑑証明書、車庫証明書(販売店に代行してもらうことも可能)、実印、委任状(販売店が用意)などが必要となります。必要な枚数は、購入方法によって異なるため販売店に確認してください。 中古車購入 中古車を購入する際も新車と同じように、印鑑証明書、車庫証明書、実印、委任状などが必要となります。中古車は、新車より納車までの時間が短いケースが多いため、書類は早めに揃えることをおすすめします。 オークション オークションの場合も、印鑑証明書、車庫証明書、実印、委任状などが必要となります。 車を購入する際のポイント ここからは、車を購入する際のポイントについて解説します。 必要に応じて相見積もりを取る 必要に応じて相見積もりをとりましょう。 販売店は、掲げている看板が同じでも運営会社が異なることがあります。運営会社が異なれば、割引やその方針などにも違いがあるため、新車を購入する際は、販売店の運営会社を調べて、相見積もりをとるとよいでしょう。 中古車は品質を見極める 中古車を購入する際は、品質をしっかりと見極めてください。 車の外観だけでなく、内装の状態、ドアの開け閉めの具合、エンジンルームやトランクルームの汚れや臭いなど、細かくチェックして、納得できた場合にのみ購入しましょう。 ローンを組む場合は総返済額に注意する ローンを組んで車を購入するときは、総返済額に注意しましょう。 ローンの場合、予想以上に金利が高く、月々の支払額は抑えられていても総支払額が高額になるケースも珍しくありません。総支払額が高い場合には、金利が安いプランを検討したり、頭金を多く入れたりしましょう。 また、近年では数年後の残存価額を引いた金額を分割する残価設定型ローンもあります。月々の支払額を抑えたい方は、残価設定型ローンも検討してみてください。 必ず試乗する なるべく試乗してから購入を決めましょう。モデルによっては試乗できない車もありますが、多くの場合は試乗車が用意されています。そのため、一度でもいいので、実際に走行して運転感覚や乗り心地を確かめましょう。購入した後で後悔しないためにも、試乗をしてから契約することをおすすめします。

旧車の洗車はどうすればいい?洗い方の注意点やコツを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.20

旧車の洗車はどうすればいい?洗い方の注意点やコツを解説

旧車の洗車をするときは、塗装の状態、パーツの素材、経年劣化などに注意しなければなりません。今回は、旧車を洗うときの注意点やコツを解説します。旧車の所有者はもちろん、これから旧車を手に入れようと考えている方も参考にしてみてください。 旧車を洗車する前に素材を確認しよう 洗車をする前には、塗装やボディの状態、装着されているパーツの素材、ゴム部品や樹脂パーツのコンディションなどを確認しましょう。 車の状態に合わない方法で洗うと、錆びや水漏れ、水たまりが起きる恐れがあります。車の状態に応じて、水を使う場所と水の使用を控える場所を分けなければなりません。 また、車の状態を悪化させないために、水をバシャバシャかけたり、高圧洗浄機を使ったりしないようにしましょう。 旧車の洗車方法のポイント ここからは、旧車を洗車するときのポイントを紹介します。 ワックスがかかっている場合は水拭きがメイン ワックスがけをしてある場合は、水分を多く含ませたクロスで汚れを拭き取りましょう。乾いたクロスを使うときは、水拭きのあとに使います。最初から乾いたクロスで拭いてしまうと傷つく可能性もあるため、水拭きをしてから乾拭きすることが大切です。また、キズが付きにくいマイクロファイバークロスを使いましょう。 ワックスなし&ひどい汚れは水洗い ワックスがけがされていない車や汚れがひどい車は水洗いをします。水洗いをするときは、弱い水圧で水をかけたりバケツで優しく水をかけたりしましょう。また、使う水の量は最小限にして、車の隙間などに水が溜まらないよう注意が必要です。 部位によって洗い方を変える 部位によって洗い方を変えましょう。ボディはスポンジで洗い、ホイールは柔らかいブラシというように、部位によって洗車用品を使い分け、車を傷めないようにすることがポイントです。また、ホイール用の洗剤とボディ用の洗剤を使いわけるのも、旧車を洗車するときのコツとなります。 旧車の洗車後の扱い方 ここからは、旧車を洗車した後の扱い方について解説します。 走らせて水分を蒸発させる 洗車をしたあとは、水分を飛ばしましょう。水を使って車を洗うと、ボディの隙間やグリルの取り付け部、エンジンルームやトランクルームの底などに水分が残ってしまいます。これらの水分を車を走らせて飛ばしたり、ブロワーで飛ばしたりして、錆びないようにしておきましょう。 コーティングする 洗車後にコーティングをしておくと、汚れが付着しにくくなったり、次回の洗車がしやすくなったりします。また、艶が出たり、ボディの保護ができたりするため、洗車後はコーティングをしておきましょう。

成人式に車で行くとかっこいいって本当?成人式に乗っていくのに人気の5選についても解説
旧車売買の豆知識 2023.01.19

成人式に車で行くとかっこいいって本当?成人式に乗っていくのに人気の5選についても解説

成人式へ参加するときに、かっこいい車で行きたいと思う人も多いことでしょう。一生に一度の晴れ舞台で注目を浴びたいと思うことは不自然なことではありません。今回は、成人式に車で行くとかっこいいのか、成人式に乗っていくのに人気の5選について解説します。成人式に行く予定の方は参考にしてください。 成人式に車で行くとかっこいいって本当? 成人式は、大人に仲間入りして初めての一大イベントです。久しぶりに旧友と再会することもあり、せっかくだからはめを外したい気持ちもあるでしょう。しかし、大人としての余裕と節度を守ることが、周囲からかっこいいと思わせるポイントと言えます。 例えば、駐車場や乗りつける場所がない会場に、無理やり車で侵入することは逆にかっこ悪いと言えるでしょう。マナーを守ることやスマートな所作こそ、大人のかっこよさをアピールすることにつながります。成人式に乗っていく車も、そのような視点で選ぶと好印象を与えられるでしょう。 車の所有は「自立」をイメージさせるものであり、お金持ちアピールのためのものではありません。周りの視線を気にして背伸びするのではなく、自分のライフスタイルや趣向にあった車に乗ることこそ大人のかっこよさといえるでしょう。 成人式で避けた方がいい車はある? 軽自動車やレンタカーを成人式に乗っていくのは避けた方がいいという見解があります。確かに見栄を張ることが目的ならそのとおりかもしれません。しかし、自分らしさや大人としてのスマートさをアピールする観点からは、気にする必要はないでしょう。それよりも清潔感や日頃からしっかりとメンテナンスしていることのアピールが重要です。 車は第二の自室と呼ばれているため、メンテナンスや洗車ができているかどうかからは、人間性を垣間見ることができます。ボロボロでろくに洗車もしていない車よりも、清潔感に溢れてほのかに心地よい香りがする車の方が華やかな成人式には似合っているでしょう。同じ理由で違法改造車や、いわゆる痛車も避けた方が無難です。 成人式に乗っていくのに人気の車5選 続いて、成人式に乗っていくのに人気の車を5つ紹介します。 トヨタ 86 トヨタ 86は、トヨタが生んだFRスポーツカーです。2代目からはトヨタのグローバルスポーツとしてGR86へと改称されました。スポーツカーにありがちなスパルタンなデザインではなく、幅広い年齢層や女性にも人気が高いモデルです。ボクサーエンジンによる低重心や前後重量配分53:47というこだわりにより、高いコントロール性能で走りも楽しめます。 トヨタ アクア トヨタ アクアは、トヨタのコンパクトハイブリットカーです。リッターあたり30kmをはるかに超える低燃費で、新車でも安価なために発売以来高い人気を誇っています。実用面でも運動性能とラゲッジルーム容量を高水準で兼ね備えており、個性的ながら汎用性の高いデザインは親しみやすく好印象を持たれるでしょう。 スバル インプレッサスポーツ スバル インプレッサスポーツは、スバルの5ドアハッチバックです。流麗なデザインとボクサーエンジンによる低重心設計で走りも楽しめ、レジャーでも使い勝手のよいパッケージングに仕上がっています。先代・現行型ともに高級感のあるデザインのため、成人式では落ち着きのある大人を演出できます。 日産 ノート 日産 ノートは、日産のグローバルモデルとなる5ドアハッチバックです。ガソリンエンジンで発電するe-POWER仕様車は、低燃費でモーターによる加速も楽しめます。アクティブなデザインで存在感があるため、成人式でも注目が集まる車です。 マツダ CX-3 マツダ CX-3は、マツダの5ドアコンパクトクロスオーバーSUVです。落ち着きのある室内空間や使い勝手のよいサイズで、パーソナルユースには最適な車といえるでしょう。特徴的でいて美しいデザインは存在感も高く、成人式でも大人のセレクトとして好印象を与えます。 成人式に乗る車は新車じゃないとダメ? 成人式に乗る車は、必ずしも新車である必要はありません。身の丈に合わない高価な車に乗っていると、「親に買ってもらったの?」と思われてよい印象は持たれないでしょう。また、中古車で安く購入していても、清潔感の溢れる車は人柄を表し好印象を抱かれます。背伸びせずに自然体である方が、堅実さや誠実さをアピールすることになるでしょう。

スポーツカーは廃車になることが多いって本当?高く売るポイントを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.17

スポーツカーは廃車になることが多いって本当?高く売るポイントを解説

スピードの速さ、スタイリングの良さ、エンジン音。スポーツカーには多くの魅力が詰まっています。しかし、スポーツカーは普通車よりも早く廃車になりやすいという事実をご存じですか?この記事ではスポーツカーがなぜ廃車になりやすい理由と廃車にしないで高く売るための方法を紹介します。 そもそもスポーツカーってどんなクルマ? まずはスポーツカーの特徴をつかんでおきましょう。 高性能なエンジンを搭載している スポーツカーの大きな特徴としてあげられるのは、高速走行を可能にするための高性能なエンジンが搭載されている点です。ターボをつけたり回転数を高めることで馬力を上げています。軽自動車は64馬力のものが多いですが、スポーツカーになると300馬力以上出るモデルも珍しくありません。 よく曲がり、よく止まる クルマの速度が上がると、カーブで曲がりづらくなるほか、ブレーキの制動距離も伸びてしまいます。そのため、スポーツカーはハンドリングをよくするためにハンドルの遊びを減らし、空気の力で車体を地面に押さえつけてグリップ力を稼ぐように設計されています。また、制動距離を短くするために強力なブレーキが搭載されている点もスポーツカーならではのポイントでしょう。 乗りこなすためには高度なテクニックが必要 高性能なスポーツカーは一般車と比較するとアクセル操作、ハンドル操作、ブレーキ操作が難しいです。サーキットやラリーなどのレースで勝つためのクルマであるため、日常の速度域では扱いづらくなっています。また、車高が低く運転席からの視界が悪いスポーツカーも少なくありません。 なぜスポーツカーは廃車になることが多いの? スポーツカーの特徴を紹介しましたが、なぜ廃車になることが多いのでしょうか。ここからはよくある原因を解説します。 一般車よりもエンジンに負荷がかかる スポーツカーはその力を最大限まで引き出して走行する場面も多く、エンジンにどうしても大きな負荷がかかってしまいます。エンジンはクルマのパーツの中でも特に高価で、万が一壊れてしまうと驚くべき金額を提示されるかもしれません。故障のリスクとメンテナンス費用の2つの観点から維持が難しく、廃車になってしまうケースが多いようです。 車体にも大きな負荷がかかる 高速域でクルマを意のままに操るため、空力やブレーキによる大きな力が車体にかかってしまいます。走っているだけで車体にダメージが蓄積されていきます。一般車よりもスポーツカーは強固に作られているものが多いですが、比例して負荷も大きくなりがちです。そのため、不具合や故障が発生しやすく、維持が難しいといわれています。 事故車が多い スポーツカーは任意保険が高くなるという話を聞いたことはありませんか?任意保険料は車種ごとに事故率を考慮して算出されるため、事故の多いクルマは保険料が高くなってしまいます。逆に考えると、保険料の高さは事故率の高さを表しているともいえるのです。。低速度域での事故であれば修理して引き続き乗れますが、先述の通りスポーツカーは高速度域での走りを楽しむクルマです。そのため、事故を起こしてしまうと廃車になる可能性が上がってしまいます。 スポーツカーを高く売るなら旧車王 一般車よりも負荷がかかり事故率も高いスポーツカー。もし乗る機会が少なくなったとしても、廃車以外に売却するという選択肢もあります。旧車王にお任せいただければスポーツカーの高価買取が可能です。ここからはその理由を説明します。 スポーツカー買取実績が豊富である 今、国産スポーツカーブームが起きています。人気映画ワイルド・スピードをきっかけにスープラやスカイラインGT-R、マツダRX-7など1990年代〜2000年代あたりに発売された少し年式の古いスポーツカーは需要が高いです。特にマニュアル車や限定車だと買取価格が跳ね上がる場合もあります。旧車王はスポーツカーの買取実績が豊富でクルマの評価ポイントを熟知しているため、高価買取することが可能になります。 自社でパーツ供給から修理・修復まで可能である 一般買取店だと、不具合があるスポーツカーは査定額が低く見積もられてしまうことがあります。故障した状態だと、市場で値上がりしない可能性が高いからです。しかし、旧車王のグループにはパーツ供給部門と整備部門があります。そのため、スポーツカーに不具合があっても、自社での修理・修復が可能です。ただ故障箇所を直すだけではなくより価値を高めてから市場に流通させるため、買取時にも他社より高い金額を提示できます。高。 改造車でも買い取ることが可能 スポーツカーはカスタムをしてさらに性能を上げている個体が多いです。一般的に改造車は査定額が低くなるといわれています。しかし、旧車王ならカスタムに熟知している鑑定士が在籍しているため人気メーカーのカスタムパーツが使われている場合は高額査定につながることもあります。

6代目スカイライン(R30系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.12

6代目スカイライン(R30系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

スカイラインといえば、日産を代表する優れた走行性能を誇る乗用車です。なかでも6代目のR30系は、人気テレビドラマシリーズ「西部警察」に登場し人気を集めました。近年の「旧車ブーム」が追い風となりR30系スカイラインの注目度はさらに高まっています。しかしR30系スカイラインは最終型でも30年以上前のクルマ。「古いクルマは維持費がいくらかかるんだろう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事ではR30系スカイラインにかかる維持費について解説いたします。 R30系スカイラインの特徴 R30系は1981年から1985年まで製造・販売された6代目のスカイラインです。前期型はテレビドラマ「西部警察」のパトカー、後期型のRSグレードはフロントフェイスの見た目から「鉄仮面」と呼ばれ話題になりました。鉄仮面は独特の現代のクルマにはない独特のデザインで人気を博しています。 R30系スカイライン維持費の内訳 続いて、R30系スカイラインの維持費について5項目に分けて解説します。 燃料代 R30系スカイラインには6種類のエンジンが存在します。今回は人気の高い後期型RSグレード「鉄仮面」を例に燃料代を算出しましょう。 10.15モードのカタログ燃費は10.2km/リットルです。実燃費は2km/リットルほど悪いといわれています。 ここからは金額をシミュレーションします。 人気の鉄仮面を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、レギュラーガソリンは約125リットル使用(*1)することになり、燃料代は20,337円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は244,050円(*2)です。*1 燃費は8km/リットルで算出 ※実燃費で算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 R30系スカイライン(鉄仮面)の自動車税はいくらかかるのでしょうか。 2022年12月現在、1.5リットル超~2.0リットル以下の自動車税は39,500円/年です。鉄仮面は車齢が13年を超えるため、自動車税は重課税され45,400円かかります。(*3)*3 2019年9月30日以前に新車登録した場合 任意保険 R30系スカイライン(鉄仮面)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約36,000円/年でした。車両保険は付帯できません。 鉄仮面は中古市場で500万円以上の値がついている場合も多いです。しかし一般的な保険会社はそうしたプレミア価格を考慮しません。古いクルマのため、値段がつかないものとして扱われてしまいます。価値の高い旧車を運転する際は、事故を起こさないよう安全運転を心がけましょう。 車検 次に、R30系スカイライン(鉄仮面)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:119,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します R30系スカイライン(鉄仮面)の重量税は、1.0トン超~1.5トン以下に区分にされます。この区分の税額は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により37,800円に上がります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想でき、車検代が跳ね上がる可能性が考えられるでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。R30系スカイライン(鉄仮面)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばいいでしょう。鉄仮面のタイヤ交換が発生する場合は数万円以上かかるケースもあります。 R30系スカイライン(鉄仮面)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、R30系スカイライン(鉄仮面)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のR30系スカイライン(鉄仮面)年間維持費>燃料代:244,050円自動車税:45,400円任意保険:36,000円車検:59,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:435,255円 月額では36,270円程度です。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代がかかります。 R30系スカイライン(鉄仮面)の維持費が高いと思った時の対処法 自動車税と重量税がかさむため、旧車の維持にはそれなりに費用がかかります。もし、R30系スカイライン(鉄仮面)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないといわれていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。

初代コペン(L880K)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.12

初代コペン(L880K)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

コペンはダイハツが製造・販売する軽自動車規格のオープンスポーツカーです。2002年に初代がデビューし、現在は2代目に代替わりしています。現行型は中古でも100万を超えるものがありますが、初代のL880K型はお手頃な価格で購入できるようです。しかし「10年以上前の古い車は維持費がいくらになるんだろう……」と心配の方も多いのではないでしょうか。この記事では初代L880K型コペンにかかる維持費について解説いたします。 初代L880K型コペンの特徴 初代L880K型コペンは、軽量コンパクトなボディの本格的なオープンスポーツカーとして人気を博しました。デビューした2002年当時、市場の大半をATが占めておりMTを選択できる車種はあまり多くありませんでした。しかし、コペンは発売当初からMT車をリリースしていたために、クルマ好きの心を掴んだといわれています。また、高級オープンスポーツカーのような自動電動開閉ルーフ「アクティブトップ」が装備されたモデルがラインナップされた点も特徴の一つです。曲線で構成されたデザインもコペンならではの魅力で、性別・年齢問わず多くのドライバーから支持されました。 初代L880K型コペン維持費の内訳 続いて、初代L880K型コペンの維持費について5項目に分けて解説します。 燃料代 初代L880K型コペンはATとMTで燃費が変わります。 AT:15.2〜16.0km/リットルMT:18.0〜18.8km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費についてはそれぞれ2km/リットル程度悪くなるといわれています。ガソリンはレギュラー仕様です。 ここからは金額をシミュレーションします。 初代L880K型のATモデルを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約74リットル使用(*1)し燃料代は12,051円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、144,622円(*2)です。*1 燃費は13.5km/リットルで算出 ※実燃費で算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 次に、軽自動車規格である初代L880K型にかかる自動車税を算出しましょう。 2022年11月現在、軽自動車の自動車税は10,800円/年です。しかし、初代L880K型コペンの多くは車齢が13年を超えるため、重課税されて12,900円かかります。 任意保険 初代L880K型の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):35万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約77,000円/年でした。車両保険は35万円まで補償されます。 車検 初代L880K型コペンの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24ヶ月)自動車重量税:8,200円(24ヶ月)※初年度登録から13年経過で算出印紙代:1,400円車検料:50,000円合計:79,330円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 重量税に関しては、軽自動車に区分されます。通常は6,600円ですが、初年度登録から13年以上経過している場合には8,200円かかるので注意しましょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。初代L880K型コペンのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって3万円ほどを見込んでおけばいいでしょう。初代L880K型コペンのタイヤ交換が発生する場合は数万円以上かかるケースもあります。 初代L880K型コペン年間維持費はいくら? 初代L880K型コペンの維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらになるのでしょうか。 <自家用車登録の初代L880K型コペン年間維持費>燃料代:144,622円自動車税:12,900円任意保険:77,000円車検:39,665円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:30,000円合計:304,187円 月額では25,300円程度です。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代がかかります。 初代L880K型コペンは維持費が安いスポーツカーとして大人気 車齢13年超えで重量税されるとはいえ、軽自動車の場合は大きく負担は増えません。そのため、中古市場で大人気です。初代L880K型コペンの売却は今が最適な時期かもしれません。近年、世界中で半導体不足が叫ばれ、新車の納期が大幅に遅れる事態が発生しており、め中古車の需要が高まっています。また、一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないといわれていましたが、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点でのデータです

7代目日産セドリック(Y31系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.05

7代目日産セドリック(Y31系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

セドリックといえばトヨタのクラウンと並ぶ日産の高級セダンです。1960年〜2004年まで製造・販売されていました。7代目のY31系はクラウンとの差別化でスポーツグレード「グランツーリスモ」を生み出し大きな話題になりました。最近では旧車人気でY31系セドリックが注目されています。しかしY31系セドリックは最終型でも約20年前のクルマ。「古い車は維持費がいくらかかるんだろう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではY31系セドリックにかかる維持費について解説いたします。 Y31系セドリックの特徴 Y31系は7代目のセドリックです。現在のクルマにはない角張ったシルエットで、セダンのお手本のようなデザインです。デビュー時の1987年はライバルのクラウンに売上で大きな差をつけられていましたが、Y31系ではスポーツグレード「グランツーリスモ」が登場し、高級セダンに走行性能という武器を備え差別化を図りました。今でこそ一般化していますが、高級セダンのスポーツグレードはY31系セドリックが国産車の先駆者でした。 Y31系セドリック維持費の内訳 Y31系セドリックの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 Y31系セドリックには2リットルと3リットルの2種類の主要エンジンが存在します。それぞれの燃費を見ていきましょう。 2リットルエンジン:8.1〜10.6km/リットル3リットルエンジン:7.9〜8.8km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費については2リットル・3リットルともに6〜7km/リットル程度といわれています。ガソリンは一部上級グレードでハイオク限定です。 ここからは金額をシミュレーションします。 人気のY31系セドリックグランツーリスモを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ハイオクガソリンは約167リットル使用(*1)し燃料代は28,950円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、347,400円(*2)です。*1 燃費は6km/リットルで算出 ※実燃費で算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2リットルのY31系セドリックグランツーリスモの価格を算出しましょう。 2022年12月現在、1.5リットル超~2.0リットル以下の自動車税は39,500円/年です。Y31系セドリックグランツーリスモは車齢が13年を超えるため、自動車税は重課税され45,400円かかります。 任意保険 Y31系セドリックグランツーリスモの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):10万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約74,000円/年でした。車両保険は10万円まで補償されます。 車検 Y31系セドリックの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:119,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します Y31系セドリックグランツーリスモは、重量税が1.0トン超~1.5トン以下の区分になります。重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により37,800円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため、車検代が跳ね上がる可能性が考えられます。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。Y31系セドリックグランツーリスモのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばいいでしょう。Y31系セドリックグランツーリスモのタイヤ交換が発生する場合は数万円以上かかるケースもあります。 Y31系セドリックグランツーリスモ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、Y31系セドリックグランツーリスモの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のY31系セドリックグランツーリスモ年間維持費>燃料代:347,400円自動車税:45,400円任意保険:74,000円車検:59,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:576,605円 月額では48,000円程度です。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げることができます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代がかかってきます。 Y31系セドリックグランツーリスモの維持費が高いと思った時の対処法 自動車税と重量税がかさむため、旧車の維持にはそれなりに費用がかかります。もし、Y31系セドリックグランツーリスモの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないといわれていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。

アルファロメオSZ(ザガート)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.05

アルファロメオSZ(ザガート)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

アルファロメオSZといえば、アルファロメオ75をベースに、アルファロメオ、ザガート、フィアットがコラボして制作したクーペモデルです。押し出し感の強いデザインで一部の熱狂的なファンに愛されています。実際に手に入れたいと思っても旧車のイタリア車は維持費が心配になりますよね。この記事ではアルファロメオSZにかかる維持費について解説いたします。 アルファロメオSZの特徴 アルファロメオSZは1989年から1991年まで販売されたクーペモデルです。製造にはイタリアを代表する企業のザガートとフィアットも参画しました。SZは「Sprint Zagato(スプリント ザガート)」の略称です。特徴的なデザインから「イル・モストロ(怪物)」と呼ばれました。1992年にはオープンモデルのRZ「Roadster Zagato(ロードスター ザガート)」も登場しました。アルファロメオ SZ/RZは一代限りのモデルでカルト的な人気を誇っています。 アルファロメオSZ維持費の内訳 アルファロメオSZの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 アルファロメオSZのエンジンは2,959ccのV6です。ハイオク限定車で実燃費は10km/リットルほどと言われています。大排気量のV6エンジンを搭載している割には意外と燃費が良いですね。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約100リットル使用(*1) し、燃料代は17,370円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、208,440円(*2) かかります。*1 燃費は10km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以前の2.5リットル超~3.0リットル以下(自家用)の自動車税は51,000円/年です。アルファロメオSZは車齢13年を超えるため、自動車税は重課税され58,600円かかります。 車検 アルファロメオSZの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:150,000円合計:209,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 国産車と比較すると車検代が大幅に上がってしまいます。一般的な整備工場では輸入車の受け入れが難しい場合があり、特にイタリア車だとは対応できる工場が少ないため、費用が上がってしまうのです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。アルファロメオSZのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。軽く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。アルファロメオSZのタイヤ交換が発生する場合は10万以上追加でかかるケースもあります。 アルファロメオSZ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、AE86の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のAE86年間維持費>ガソリン代:208,440円自動車税:58,600円車検:104,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:421,845円 あとは、任意保険の費用がかかります。クルマが激レア車のため一般的なネット型保険だと加入できない可能性があります。輸入車のクラシックカー対応保険に加入すると年間20万円ほどかかるかもしれません。任意保険代も含めると621,845円が維持費の総額になります。 月額では51,820円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料の金額を下げられます。 また、ローンで購入した場合はさらに月々の返済が発生するため注意しましょう。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 アルファロメオSZの維持費が高いと思った時の対処法 大排気量のイタリア希少車の維持費はさすがの値段ですね。また、発売から30年以上経過するクルマであることから、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。アルファロメオSZの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。

過走行車は壊れやすい?メリット・リスクから選び方のポイントまで解説
旧車売買の豆知識 2022.12.29

過走行車は壊れやすい?メリット・リスクから選び方のポイントまで解説

過走行車とは、平均的な走行距離よりも長距離を走行している車のことです。消耗部品が激しく劣化している可能性がある一方で、エンジンのように定期的に動かした方が良いパーツは状態が良好な傾向があります。 本記事では過走行車の特徴やメリット、リスクから選び方まで詳しく解説します。 過走行車とは 過走行車に明確な定義はありませんが、「一般財団法人日本自動車査定協会」では車の標準的な走行距離の目安を1年に1万km程度としています。 中古車市場では、1年に1万km程度よりも多く走行している車のほか、年式にかかわらず10万キロを超えた車も過走行車として扱われることが一般的です。 過走行車が壊れやすいって本当? 過走行車だからといって、必ずしも壊れやすいわけではありません。走行距離が多ければ、タイヤやブレーキパッドといった消耗部品の劣化は進んでいることが考えられますが、部品を交換すれば安全に走行することができます。壊れることよりも、メンテナンス時の部品交換に費用がかかる点に注意すべきでしょう。 また、樹脂製の部品や塗装の劣化によるボディの錆などは、走行距離だけではなく車の使用環境や時間経過の影響を受けます。そのため、過走行車だから壊れやすいとは限りません。 過走行だけではなく低走行にもリスクがある 過走行とは反対に、極端に走行距離が少ない車にもリスクがあります。例えば、走行時に発生するエンジンやトランスミッションの汚れは、オイルが循環することで浄化されます。低走行車の場合、オイルの循環による浄化作用が少ないため、調子が悪くなりやすいでしょう。車には、日常的にほど良く使われていた方が良好な状態を維持しやすいという特徴があります。 過走行のメリット 全ての過走行車に当てはまるわけではありませんが、主なメリットは次のとおりです。 価格が安い 一般的に、走行距離が長くなればなるほどに価格が安くなります。これは、走行距離が延びるにつれて中古車市場における人気が低くなるためでしょう。ただし、走行距離の価格への影響度は車によって異なるため、同じ走行距離でも年式やその他のパーツの状態などが異なれば価格にも差が生じます。 エンジンなどの調子が良い 日常的に走行している車は、エンジンのオイル循環による汚れの浄化作用が高いため、銚子が良いケースが多いでしょう。ただし、オイル交換のようなメンテナンスは必須です。エンジンのメンテナンスが適切に行われていれば、10万キロ程度の走行で調子が悪くなる心配はほとんどこともありません。 過走行車を選ぶときのポイント 中古の過走行車を選ぶ際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。 高年式の車体を選ぶ 高年式車とは、新車登録されてからの期間が短い車のことで、特に初めての車検を受ける前の車を指します。まだ一度も車検を受けていない車であれば、新車登録から3年以内の車になります。使用期間が短ければ、太陽の紫外線による樹脂部品の劣化が少ないと判断できます。 サビを確認する ボディや下回りなどの鉄部品のサビの発生に関係するのは、走行距離ではなく車の使用期間や使用環境です。例えば沿岸部であれば潮風の影響によって、比較的短期間でサビが発生します。ドアやハッチを開けたときに見える部分や、下回りなどのサビの有無を重点的にチェックしましょう。 整備記録簿からメンテナンスについて確認する 車の整備記録簿から、過去に行われたメンテナンスの内容を確認しましょう。エンジンオイルやフィルター、トランスミッションのオイルが定期的に交換されていれば、良好な状態であると考えられます。 過走行車の重点的にメンテナンスすべきところは? 過走行車で重点的にメンテナンスすべきところは、走行することで劣化が進む部品です。例えば次のようなメンテナンスを検討しましょう。 ・ラジエーターの水漏れがないか確認する・振動が気になる場合はエンジンマウントなどの交換を検討する・電気系なら補機用のバッテリー交換、場合によってはオルタネーターの交換も検討する ハイブリッド車であれば、走行用のバッテリーの劣化もチェックしましょう。この点については、カーメーカーのディーラーに相談するとよいでしょう。

トヨタ ハイエース(200系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2022.12.28

トヨタ ハイエース(200系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ハイエースといえば1967年から販売が続くトヨタの代表的なワンボックスカー。現行モデルは2004年にデビューした5代目の200系です。200系ハイエースは中古市場でも大人気のモデルですが、過走行のものや年式の古いものも多く「長く走ったハイエースは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事では200系ハイエースにかかる維持費について解説いたします。 200系ハイエースの特徴 先代の100系ハイエースは豪華なワゴンモデルが特徴でしたが、アルファードの登場により200系ハイエースは商用車としての色が強くなりました。一部のモデルを除き4ナンバー登録のモデルが中心のラインナップです。進化した点は室内空間の広さです。配送用や社用車としての使われ方はもちろん、カスタム車のベース車両としても人気を博しています。キャンピングカーのベースや趣味に合わせたオリジナルの一台に仕上げるユーザーも多いです。楽しみ方が無限大であることが200系ハイエースの大きな魅力といえるでしょう。 200系ハイエース維持費の内訳 200系ハイエースの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 200系ハイエースはガソリン車とディーゼル車があります。それぞれの燃費を見ていきましょう。 ガソリン(2WD):9.7〜11.4km/リットルガソリン(4WD):9.1km/リットルディーゼル(2WD):10.6〜11.4km/リットルディーゼル(4WD):11.0〜11.2km/リットル JC08モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費はガソリン車で7〜8km/リットル、ディーゼル車で8〜9km/リットルほどになるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。経済的なディーゼルモデルを例に見てみましょう。通勤で使用し月間1,000km走行した場合、軽油は約118リットル使用(*1)し燃料代は16,718円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、200,612円(*2)です。*1 燃費は8.5km/リットルで算出(実燃費)*2 2022年11月27日の軽油1リットル当たりの平均価格142.1円で算出 自動車税 自動車税は売れ筋の2,494ccのディーゼルエンジンモデルのバンを例に価格を算出します。2022年12月現在、2.0リットル超~2.5リットル以下(自家用)の自動車税は45,000円/年です。200系ハイエースの場合、車齢13年超えの個体も存在し、自動車税は重課税され51,700円かかるものもあります。旧車の場合新車の自動車税と比較すると1年で6,700円も高くなってしまうのですね。 任意保険 200系ハイエースの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。年式は2016年としてシュミレーションしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約80,000円/年でした。車両保険を付帯できませんでした。ハイエースは盗難被害の多いクルマです。そのため、多くの保険会社では車両保険をつけることができないようです。 車検 次に200系ハイエースバン(4ナンバー登録)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:14,280円(12ヶ月)自動車重量税:6,600円(12ヶ月)印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:82,680円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 車検代は安く見えますが、4ナンバーの場合は初回以外は毎年車検を受ける必要があります。2年間で考えると普通自動車と同等の車検代になってしまいます。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。200系ハイエースのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。200系ハイエースのタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 200系ハイエース年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、200系ハイエースの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の200系ハイエース年間維持費>軽油代:200,612円自動車税:45,000円任意保険:80,000円車検:82,680円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:458,292円 月額では38,190円ほどかかります。通勤で使用しない場合は軽油代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。また、車齢13年以上の個体では、自動車税が+6,700円、重量税が+1,600円、合計で8,300円維持費が上がります。 200系ハイエースの維持費が高いと思った時の対処法 4ナンバー登録車は税金が安くなるメリットがありますが、毎年車検を受ける必要があるため意外と維持費がかかります。もし、200系ハイエースの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、ハイエースは違います。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。ハイエースはもともと商用バンのためタフな作りとなっています。中には30万km以上走行しているものもあります。一般的に過走行と言われる距離を走っている個体でも 元気に走るため買取価格は驚きのプライスになるかもしれません。

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