車を購入したときに気になる匂いは、どのように消せばよいのでしょうか。今回は、車につきやすい匂いを紹介するとともに、どのように匂いを消せばよいのか、匂いがつかないようにする対策などについて解説します。車の匂いが気になっている方は参考にしてみてください。 車の匂いの種類 ここからは、車についてしまう主な匂いの種類を紹介します。車の匂いは、原因がわからなければ適切な対処ができません。そのため、まず匂いの種類について説明します。 タバコ臭 タバコ臭は、車内で喫煙するとついてしまう匂いです。窓を開けながらタバコを吸っても車内に匂いがついてしまいます。 タバコ臭が付着してしまう場所に多いのは、シートやルーフなど布製の部分です。一度付着してしまったタバコ臭は取り除くのが難しいだけではなく、タバコを吸った座席の上部にタバコの茶色い染みもついてしまいます。 エアコンのカビ臭 エアコンのカビ臭は、エアコンのスイッチをオンにしたときにモワッと匂います。エアコンのスイッチを入れたときの匂いは、エアコンの空気が流れるダクトに結露が発生し、カビてしまったことが主な原因です。 ペットの唾液の臭いや体臭 ペット臭は、動物の唾液や体臭などが混ざった匂いです。ペットを飼っている方にはわかりにくいものの、ペットを飼っていない方や日頃車にペットを乗せることがない方などは、すぐに気づきます。これらペット臭はペットを頻繁に車に乗せることで付着します。また、匂いがついてしまうと取り除くのが難しいです。 飲食物の臭い 飲食物の匂いは、食べ物や飲み物などから発せられる匂いや液が車内の布製部品に付着することによるものです。特にできたての食べ物や飲み物をテイクアウトしたときに匂いが付着しやすいため、袋をしっかりと閉じたり、液がこぼれないようにしましょう。 フロアマットの汚れ フロアマットの汚れも匂いの原因のひとつです。靴に付着した泥や汚れなどがフロアマットに移り、カビが発生することによって嫌な匂いになります。特に布製のフロアマットは臭いが発生しやすいため、定期的にフロアマットの掃除をしましょう。 車の匂いを消す方法 車についてしまった臭いを消すためには、どのような方法があるのでしょうか。ここからは、車の匂いの消し方を紹介します。 換気 車を換気することで、匂いをある程度消すことができます。ただし、シートや内装に付着してしまった匂いは消えにくいため、換気は空気そのものが匂う場合に有効な方法です。窓を開けて換気できない場合には、エアコンを外気循環モードに切り替えると外の空気を車内に取り入れることができます。雨の日に換気をしたいときは外気循環を積極的に使うとよいでしょう。 清掃して汚れを取り除く 車内を清掃することで、匂いを取り除くことができます。シートやフロアマットなどに付着してしまった匂いは、清掃することで取り除くことができる可能性が高いため、定期的に室内の清掃をして、匂いが染み付かないようにしましょう。 エアコン洗浄・フィルター交換 エアコンの洗浄やフィルター交換などをすることで、車の匂いを低減することができます。エアコンのスイッチをオンにしたときの匂いが気になるときは、エアコン洗浄やフィルター交換をしましょう。 消臭スプレー 消臭スプレーは、車内の匂いをすぐに消せるアイテムです。車に乗る前にサッとスプレーすることで、気になる匂いに対処できます。ただし、匂いを一時的に抑えるアイテムのため、根本的な原因の解決になりません。 芳香剤 芳香剤は、車内を好みの匂いにできるアイテムです。嫌な匂いが気にならなくなる芳香剤には、匂いの原因を取り除く効果がないタイプもあります。また、匂いの原因に合った消臭芳香剤を選ばなければ、匂いを消せないこともあります。そのため、消臭芳香剤を選ぶときは、消したい匂いを取り除く効果があるものを選びましょう。 車に匂いがつくのを防ぐ方法 車に匂いがつかないようにするためには、どのようにしたらよいのでしょうか。ここからは、匂いがつかないようにする方法を紹介します。 喫煙・飲食をしない 車内で喫煙や飲食をしないようにしましょう。車の中でタバコを吸ったり、食べ物や飲み物を口にしたりすると、車内に匂いが充満してしまい、車に匂いが染み込んでしまいます。 こまめに掃除する フロアマットやシートなどの室内装備は定期的に掃除しましょう。掃除をすることで、汚れや匂いが染み込むのを最小限に留めることができます。匂いを防いだり、室内をきれいに保ったりするためにも、車の中は定期的に掃除をしましょう。 こびりついた匂いは査定の減点対象 車についてしまった匂いは、査定のときに減点されることがあります。特にタバコ臭やペット臭は減点対象となるため、室内に臭いが残らないよう、ペットの乗車を最小限にしたり、タバコを吸ったりしないようにしましょう。 車の匂い対策の注意点 車の匂い対策をするときには、いくつかの注意点があります。ここからは、車の匂い対策として芳香剤を使うときの注意点を紹介します。 芳香剤の強い匂いは不快感につながる 芳香剤の匂いが強かったり、好みの香りでなかったりすると、不快になります。芳香剤を使うときは、微香タイプにすると不快感を最小限にできます。 時間が経つと匂いが取れにくくなる 強い匂いの芳香剤を長期間にわたり使い続けると、芳香剤の匂いが車に染み込んでしまい取れなくなってしまうこともあります。芳香剤を使うときは、必要なときに必要な分だけ使いましょう。
車をローンで購入する際は、いくつかの書類を揃える必要があります。必要書類に不備があるとスムーズにローンを契約できないため、申し込む前に確認しておくとよいでしょう。この記事では、車のローン契約の必要書類や提出するタイミング、方法などを紹介します。 車のローン契約の必要書類 ローン契約時の必要書類は、借入する貸金業者によって異なります。なお、ディーラーや信販会社は必要書類が少なく、銀行系のローンの方が揃える書類が多い傾向があります。基本的には以下の書類が必要です。 ・本人確認書類・年収を証明する書類・車の購入に利用することを証明する書類 それぞれの必要書類を具体的に紹介します。 本人確認書類 車のローン契約では、以下の本人確認書類が必要です。 ・運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・健康保険証 貸金業者によっては、複数の本人確認書類を求められるケースもあるため、いくつか準備しておくとよいでしょう。 また、現住所と本人確認書類に記載されている住所が異なる場合は、住民票の提出を求められることもあります。現住所と本人確認書類に記載されている住所に違いがないか、事前に確認しておくと必要書類をスムーズに揃えられます。 なお、法人名義で契約する場合は、登記簿謄本や営業許可証の提出が必要です。 年収を証明する書類 ローン契約するには、年収を証明する以下の書類が必要です。 ・源泉徴収票・給与明細書 ※直近3ヶ月・所得証明書・納税証明書 ※所得税、住民税 申込者の年収から返済能力の有無の確認や、借入可能金額が計算されます。法人や個人事業主の場合は、決算書や確定申告書、納税証明書などを提出する必要があります。 ローンを車の購入に利用することを証明する書類 ローン契約するには、以下が記載された「見積書」または「注文書」が必要です。 ・申込者の氏名・購入金額・販売店名 見積書や注文書は、ローンを車の購入に利用することを証明するために提出します。見積書や注文書は車の販売店で入手することが可能です。貸金業者によっては、見積書ではなく正確な購入金額が記載された「注文書」を求められるケースもあるため、担当スタッフに確認しましょう。 また、個人売買では取引される金額が妥当かどうか判断しにくく、車の購入以外の目的で不正に利用される可能性もあるためローン契約ができません。 その他 ローンを借り換える場合は、残債が確認できる返済明細書を提出します。返済明細書は、契約しているローン会社の利用者専用Webページからダウンロードしたり、発行を依頼したりすることで入手できます。また、直近の返済を確認するために通帳のコピーを求められるケースもあるため、すぐに対応できるよう準備しておくとよいでしょう。 なお、ローン契約後は返済で利用する口座情報や銀行印が必要です。 車のローン契約で必要書類を提出するタイミング ディーラーや信販会社のローンは仮審査に通過し、申込するときに必要書類を提出します。ただし、銀行系のローンの場合は、審査前に必要書類の提出を求められるケースもあります。 また、仮審査から本審査まで一定の期間が設けられており、必要書類を提出できずに期限を過ぎてしまうと、手続きをやり直す必要があるため注意してください。スムーズに手続きが済むよう、仮審査中に必要書類をある程度そろえておくとよいでしょう。 ローン契約の必要書類の提出方法 ローン契約の必要書類の提出方法はいくつかあります。自分に合った方法を見つけて、必要書類を提出しましょう。 手渡し ディーラーや信販会社のローンは、基本的に販売店へ出向き、担当したスタッフへ手渡しで提出します。販売店によっては、自宅まで取りに来てくれるケースもあるため、忙しくて時間が作れない場合は担当スタッフに相談してみましょう。 また、銀行系のローンの場合も金融機関の窓口に出向き、必要書類を提出します。 メールで送る 必要書類をスマートフォンで撮影し、担当者へメールで送って提出します。書類をデジタルデータ化する「PDFファイル」であれば、より鮮明に記載されてある内容を確認できるため、再提出になる可能性が低くなります。 専用申込フォームがあれば、インターネット経由で必要書類のデータをアップロードし、提出することも可能です。 郵送する ローン契約の必要書類は、郵送で提出することも可能です。ただし、必要書類に不備があった場合は再提出する手間や時間がかかるため、郵送する前に入念に確認しておきましょう。 郵送物には個人情報が含まれた書類が入っているため、宛先が間違っていないか注意して郵送してください。 なお、貸金業者によってはFAXでも必要書類を提出できます。FAXは文字が薄くなることもあるため、はっきりと記入してから送信しましょう。 車のローン契約の流れ 車のローン契約は、手続きが順調に進めば1〜2週間程度で借入できます。追加で他の書類の提出を求められるケースもあるため、3週間程度の余裕を持ってローンを契約するとよいでしょう。続いて、車のローン契約の流れを紹介します。 1.仮審査 貸金業者が指定した用紙に以下を記入し、仮審査を申し込みます。 ・氏名・生年月日・勤務先・勤続年数・年収・他社への借入状況 貸金業者によっては、専用フォームで必要な情報を入力し、インターネットで仮審査を申し込むことも可能です。仮審査の結果は、1〜3営業日で届くケースもあり、早く手続きを済ませて車を購入したい場合は、必要書類を事前に準備しておくとよいでしょう。 また、購入車種が決まっていなくても仮審査ができる貸金業者もいるため「自分はローンに通るのか」を事前に確認できます。 2.申し込み 仮審査に通過したら必要書類を提出し、本審査に申し込みます。申込手続きをインターネットで完結できる貸金業者もいるため、担当スタッフや公式Webサイトを確認してみてください。 また、仮審査と本審査の申込内容に違いがあると、手続きのやり直しを求められるケースもあります。スムーズにローン契約できるよう、間違いがないか慎重に申込手続きを行いましょう。 3.本審査 ローン契約の必要書類を提出し、申込手続きが完了したら、個人情報機関に登録された情報をもとに本審査が行われます。本審査では借入の可否のほかに、借入金額や借入期間、適用される金利も決められます。必要書類や申込内容に不備があった場合は、ローン会社から確認の連絡が入ることもあるため、いつでも対応できる状態にしておきましょう。 また、仮審査に通過しても本審査では借入を断られるケースがあることも把握しておいてください。 4.契約 本審査で決まった借入条件をもとにローン契約をします。ディーラーや信販会社のローンは、基本的に販売店へ直接振り込まれます。銀行系のローンの場合は、自分の口座に振り込まれるため、入金を確認したらすぐに販売店へ支払いましょう。
S2000といえばホンダを代表するオープンスポーツカーです。本田技研工業の創立50周年記念として1999年に発売されました。ホンダが29年ぶりに開発をしたFRスポーツということで当時多くの話題を集めました。 なかでも、9,000回転までまわるF20C型のエンジンを搭載し、ピーキーに仕上げられたAP1は多くの車好きから熱い支持を得ています。中古車で狙っている方も多いと思いますが、発売から20年近く経ったクルマは維持費が心配になりますよね。そこでこの記事ではS2000 AP1にかかる維持費について解説いたします。 S2000 AP1の特徴 S2000 AP1は1999年4月~2005年11月に製造・販売されていた前期型のS2000です。最大の特徴は9,000回転までまわる超高回転型エンジン。レブリミットまでまわした際に奏でるホンダミュージックはファンを魅了しました。低回転域でのトルクが細かく街乗りしづらいというデメリットはあるものの、今もなお走り好きのドライバーの心を掴んでいるクルマです。 S2000 AP1維持費の内訳 S2000 AP1の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 S2000 AP1のエンジンは2.0リットル 直4 F20C型です。燃費は10・15モードのカタログ数値で11.8〜12.0km/リットル。実燃費は7〜8km/リットルほどです。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に通勤で月間1,000km走行した場合、ガソリンを約133リットル使用(*1) することになり、燃料代は23,266円(*2) かかります。年間で計算すると279,199円(*2) です。 *1 燃費は7.5km/リットルで算出*2 2023年5月12日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格174.5円で算出 自動車税 2023年5月現在、1.5リットル超~2.0リットル以下の自動車税は39,500円/年です。(2019年9月30日以前に新車登録した場合)S2000 AP1は最終モデルでも車齢13年を超えるため、自動車税は45,400円に上がります。 任意保険 S2000 AP1の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):45万円免責金額(1回目-2回目以降):5~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約87,400円/年でした。任意保険は事故率や盗難率を加味して算出するため、スポーツカーの場合は保険料が高くなる傾向にあります。 車検 S2000 AP1の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:17,650円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:2,300円車検料:60,000円合計:117,750円 ※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。S2000 AP1のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。S2000 AP1のタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 S2000 AP1年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、S2000 AP1の場合、合計でいくらかかるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のS2000 AP1年間維持費>ガソリン代:279,199円自動車税:45,400円任意保険:87,400円車検:58,875円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:520,874円 月額に換算すると43,400円ほどです。ローンで購入した場合はさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約すると別途駐車場代が毎月かかります。 ※掲載している情報はすべて2023年5月12日時点のものです。 S2000 AP1の維持費が高いと思った時の対処法 超高回転型エンジンのハイオク限定車は、維持費がどうしても高額になってしまいます。また、AP1のほとんどの個体は車齢18年超のため、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。 S2000 AP1の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。売却するなら、古いクルマを専門に扱う買取業者がおすすめです。発売から20年近く経過したクルマは取り扱いが難しく、その価値を正しく見極められる業者は多くありません。古いクルマ、“旧車”に特化した業者への売却をぜひ検討しましょう。
トヨタが開発したミドルサイズのSUVモデルであるFJクルーザー。ランクル40のようなレトロフェイスと派手なカラーバリエーションで話題になりました。中古市場でも人気が高いクルマですが「大きなSUVは維持費が大変そう……」と心配されている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事ではFJクルーザーにかかる維持費について解説いたします。 FJクルーザーの特徴 FJクルーザーはレトロフェイスの中型SUVとして北米市場向けに開発されました。2006年に北米での販売が開始され、日本国内でも逆輸入車が人気となり2010年から正式に国内仕様が販売されました。 ランクル40を彷彿とさせるデザインが特徴的で、カラーバリエーションも豊富です。カスタムパーツが豊富で自分だけの一台に仕上げられることもこだわりの強いファンに支持されました。 FJクルーザー維持費の内訳 FJクルーザーの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 FJクルーザーには4,000ccのV6 1GR-FE型エンジンが搭載されています。10.15モードのカタログ燃費は8.4km/リットルです。実燃費は7.5km/リットルといわれています。 次に金額をシミュレーションしてみましょう。 FJクルーザーを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、レギュラーガソリンを約133リットル使用(*1)し燃料代は21,413円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の総額は256,959円(*2)です。 *1 燃費は7.5km/リットルで算出*2 2023年5月16日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格160.6円で算出 自動車税 自動車税は排気量に応じて税額が決まります。FJクルーザーは3.5リットル超~4.0リットル以下(自家用)に区分され、66,500円/年かかります。(2019年9月30日以前に新車登録した場合) 任意保険 FJクルーザーの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):140万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約85,000円/年でした。車両保険は140万円まで補償されます。 車検 自家用登録したFJクルーザーの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:17,650円(24ヶ月)自動車重量税:32,800円(24ヶ月)印紙代:2,300円車検料:50,000円合計:102,750円 ※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。FJクルーザーのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。50,000円ほどを見込んでおけば良いでしょう。FJクルーザーのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 FJクルーザー年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のFJクルーザー年間維持費>ガソリン代:256,959円自動車税:66,500円任意保険:85,000円車検:51,375円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:509,834円 月額では42,500円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられるでしょう。FJクルーザーの場合、現時点では車齢13年以上の車ではないため重課税はないものの4リットルの排気量かつ燃費の悪さで維持費が高くなります。 ローンで購入するとさらに月々の返済が発生するほか、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 ※掲載している情報はすべて2023年5月16日時点のものです。 FJクルーザーの維持費が高いと思った時の対処法 大型車の維持にはお金がかかるものです。もし、FJクルーザーの維持費が高いと思ったら手放すことも一つの選択肢です。「発売から10年も経ったクルマに値段がつくの?」と思う方もいるかもしれませんが、古いクルマ(旧車)を専門とする業者であれば高額買取に期待できるでしょう。
ハイラックスサーフといえば1984年から2009年まで製造されたトヨタの大型SUVです。オフロード性能はもちろんのこと、シティユースでも使えることで人気を集めました。中でも3代目の185系ハイラックスサーフは居住性と運動性の高さから熱い支持を得ています。 しかし185系ハイラックスサーフは最終型でも20年以上前のクルマ。「古いクルマは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事では185系ハイラックスサーフにかかる維持費について解説いたします。 185系ハイラックスサーフの特徴 3代目ハイラックスサーフにはFRの180系と4WDの185系が存在します。見た目はオフロード車ながらFRのモデルがあったことにシティユースを意識したモデルだということがうかがえます。 185系ハイラックスサーフは先代で使い勝手が不評だったバックドアの改善を図り、跳ね上げ式になりました。先代と比較して見た目は大きな違いがないのですが、居住性や安全性の向上など大きな進化を遂げています。 ボディサイズはワイドボディでも全幅が180cmです。このサイズ感は輸入車のCセグメントと同じぐらいの大きさです。当時の国産車では大きなボディサイズでしたが、現代のクルマと比較すると一般的な横幅であるといえます。 185系ハイラックスサーフの維持費の内訳 185系ハイラックスサーフの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 185系ハイラックスサーフのエンジンは、ガソリン2種類、ディーゼル1種類です。それぞれの燃費を見ていきましょう。 ガソリン 3.4リットル:8.2km/リットルガソリン 2.7リットル:9.1km/リットルディーゼル 3.0リットル:10.4km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費はカタログ値より2kmほど低くなる場合が多いようです。かなり大食いのクルマだといえるでしょう。ちなみに、燃費の良いディーゼルエンジン車は排ガス規制で都市部には乗り入れできません。 ここからは金額をシミュレーションします。2.7リットルガソリンエンジンで計算してみましょう。 185系ハイラックスサーフを通勤で運転して月間1,000km走行した場合、ガソリンを約142リットル使用(*1)することになり、燃料代は22,942円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合、1年間の燃料代は275,304円(*2)です。 *1 燃費は7km/リットルで算出(実燃費)*2 2023年5月9日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格160.6 円で算出 自動車税 燃費に続き、自動車税も2.7リットルガソリンのモデルを例に金額を算出します。 2023年5月現在、排気量2.5リットル超~3.0リットル以下(自家用)の自動車税は51,000円/年です。(2019年9月30日以前に新車登録した場合)185系ハイラックスサーフは最終モデルが2002年に発売されており、車齢が13年を超えます。そのため、自動車税は重課税され58,600円かかります。 任意保険 185系ハイラックスサーフの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):20万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約107,000円/年でした。月額だと8,900円ほどかかります。車両保険の補償は20万円までです。 車検 次に185系ハイラックスサーフの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:17,650円(24ヶ月)自動車重量税:50,400円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:2,300円車検料:60,000円合計:130,350円 ※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 185系ハイラックスサーフは、自動車重量税の1.5トン超~2.0トン以下に区分されます。同区分の現行モデルの多くは32,800円ですが、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により50,400円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため車検代も高くなるでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。185系ハイラックスサーフについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。185系ハイラックスサーフのタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 185系ハイラックスサーフ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、185系ハイラックスサーフの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の185系ハイラックスサーフ年間維持費>ガソリン代:275,304円自動車税:58,600円任意保険:107,000円車検:65,175円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:556,079円 月額では46,300円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。 ローンで購入した場合はさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約するのであれば別途駐車場代が毎月かかります。 185系ハイラックスサーフの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には自動車税、重量税が重課税されるために、どうしても費用がかさんでしまいます。 185系ハイラックスサーフの維持費が高いと感じている場合は、思い切って放すことも一つの方法です。185系ハイラックスサーフはタフな作りであるため過走行と言われる距離を走っていても、まだまだ元気に走行する個体が多いようです。状態次第では、高額での買取に期待できるでしょう。 ※2023年5月9日時点のデータです
車を手放したいけど、ローン中だと売却できないと思っている方もいるでしょう。車はローン中でも売却できるケースはありますが、注意点がいくつかあります。この記事では、ローンが残っている車を売却できるケース、流れや注意点などを紹介します。 ローンが残っている車を売却できるケース 所有者が自分名義になっている場合は、ローンが残っていても売却できます。ローンで車を購入した場合、基本的に所有者はローン会社になっています。しかし、銀行系のカーローンであれば、購入者が所有者になっているケースもあり、自由に売却することが可能です。ただし、残っているローンは完済する必要があります。 ローンが残っている車を売却できないケース 所有者が自分以外の名義になっている場合は、基本的に車を売却できません。車の売却や譲渡は、所有権を持っている方にしかできないため、手放すには自分名義に変更する必要があります。貸金業者が所有者の場合は、ローンを完済後に名義を変更して売却できます。 ただし貸金業者が所有者でも、売却金で残債を完済できれば売却は可能です。例えば、残債100万円の車を100万円以上で買取してもらえれば売却できます。 自分名義ではない車を売却したい場合は「残債があっても売却できるのか」貸金業者や買取業者に相談してみましょう。 ローン中で自分名義ではない車を売却する流れ 上述したように、売却金で残債を完済できれば、ローン中で自分名義ではない車を売却できるケースもあります。続いて、ローン中で自分名義ではない車を売却する流れを紹介します。 1.査定の申し込み まずは売却する車を買取業者に査定してもらいます。申込時に「残債がある車を売却したい」旨を伝えると、スムーズに対応してもらえるでしょう。 2.ローンの完済方法を決める 買取金額が残債を上回れば、売却金を返済にあててローンを完済します。一方でローンが残った場合は、以下の完済方法であれば売却を許可している貸金業者もいます。 ・残債を現金で返済する ・次に購入する車のローンに上乗せする ・新たにローンを組んで残債を返済する ローンが残ってしまう旨を貸金業者に伝え、どのような方法で完済したらよいのか相談してみましょう。 3.必要書類の準備 売買契約書を交わしたら、必要書類を準備します。基本的には以下の書類が必要ですが、買取業者によって異なるケースもあるため、担当者に確認してみましょう。 ・車検証 ・自賠責保険証明書 ・自動車リサイクル券 ・自動車税納税証明書 ・印鑑登録証明書 ・実印 ・譲渡証明書 ・委任状 ・所有権解除依頼書 4.売却する 必要書類を提出したら、車内に忘れ物がないか確認し、車を買取業者へ引き渡します。なお売却時は、自動車税が返金されるケースもあるため、買取業者へ還付金がないか確認してみましょう。 ローン返済中に車を売却するときの注意点 ローン返済中の車を売却する場合、いくつか注意点があり、把握しておくとトラブルを避けられスムーズに手放せます。続いて、ローン返済中に車を売却するときの注意点を紹介します。 ローンを完済できそうか相場を調べておく ローンが残っている場合は事前に車の相場を調べて、残債をしっかり完済できるのか、返済計画を立てておきましょう。なぜなら、査定で予想していた金額にならず、買取金額が残債を下回るケースもあるからです。 ローンが残った状態で売却すると、車はないのに残債だけ払い続けなければなりません。また買い替える場合は残債に加え、新たに購入する車のローンも支払う必要があるため、月々の返済額が増える点に注意が必要です。 自分名義でもローン返済中は貸金業者に相談する 自分名義でもローンが残っている車を売却する場合は、貸金業者に相談する必要があります。なぜなら、ローン返済中に売却することを禁止している貸金業者もいるからです。自分名義で車を自由に売却する権利があったとしても、手放したい旨を貸金業者に伝えましょう。 ローン返済中の車を売るかどうかの判断基準 ローン返済中の車を売っても、損をしないか不安に思う方もいるでしょう。続いて、ローン返済中の車を売るかどうかの判断基準を紹介します。 ローンが残った場合は無理なく完済できるか ローンが残った場合は、無理なく完済できるかどうかで判断してみてください。現金一括で完済できないほどの残債があると、新たにローンを組んで返済する必要があり、月々の返済が負担になる可能性があります。残債がいくらなのかを確認し、無理なく完済できるなら車を売却してもよいでしょう。 なお、残債額はローン会社から定期的に送付される案内を見るか、問い合わせることで確認できます。 今後売却額が上がる見込みがあるか 今後売却額が上がる見込みがあるかどうかも、重要な判断基準です。2020年〜2022年は、世界的な半導体不足により中古車価格が高騰したため、比較的高く売却できる時期がありました。車の買取価格は常に変動しているため、市場の動向を確認し、高く手放せる時期を狙って売却した方がよいでしょう。 ローン返済中の車をなるべく高く売るためのポイント ローンが残らないよう、返済中の車をなるべく高く売却したい方が多いでしょう。続いて、ローン返済中の車をなるべく高く売るためのポイントを紹介します。 専門業者に買取を依頼する 専門業者に買取を依頼すれば、なるべく高く車を売却できます。なぜなら専門業者は、プラスポイントになる箇所や、高く売却できる販路を保有しているからです。該当する車の価値を把握しており、適正に査定してもらえるため、安く買い叩かれる可能性も低いでしょう。なるべく高く売却したい場合は、愛車に精通している専門業者に買取を依頼してみてください。 査定額アップにつながるポイントを把握しておく 査定額アップにつながるポイントを把握しておけば、より高く車を売却できます。車の査定は年式や走行距離のほかに、ボディーカラーや装備されているオプション品も考慮され、中古車市場で需要が高いと査定額アップにつながります。 中古車市場では、黒や白などのベーシックカラーの需要が高く、愛車が該当すれば査定額アップにつながるため、高く売却することが可能です。先進安全装置やサンルーフなど、後から取り付けることが難しい純正オプション品も、査定額アップにつながります。 また「整備記録簿」があると、過去にどのような整備をしてきたかを証明できるため、査定額アップにつながる可能性もあります。愛車の査定額アップにつながるポイントを把握し、査定時にアピールしてみましょう。 内装・外装をきれいにしておく 査定前に内外装をきれいにしておくことも、車を高く売却するポイントです。きれいな状態にしておけば「メンテナンスをこまめに行っていて、車を大事にしている」印象を査定員に与えられます。直接査定額アップにつながる要素は少ないですが、マイナス査定を避けられる可能性があるため、ぜひ試してみてください。
AT車は楽チンだけど、運転を楽しむなら断然MT!という車好きの方も多いはず。しかも、現在中古で売られているスポーツカーの相場を見ると、MT車の価格は年々高騰。 AT車を買ってミッションをMTに交換する方が安くなるのでは?と考える方も少なくないかもしれません。今回はそういった方達の為にスワップに掛かる費用の目安や注意点を説明します。 昔は安かったはずのMT車が高騰している理由は? MT車のシフト操作は、車好きにとってこの上なく楽しいもの。発進からシフトアップ、ダウンなど、ダイレクトに車を動かす感覚は、MT車ならではの醍醐味です。運転好きならば、やはりMT車を購入したくなるものですが、新車で販売されているMT車は少なくなり、中古車の価格も高騰し続けています。 その理由は単純で、流通している車体の数が少ないから。ATの性能は年々進化し、いまやスーパーカーはATの設定しかありません。一般的な車でもMTを購入するのは根っからの車好きで、ごく一部のスポーツモデルを除き新車で販売される車のほとんどがATなのです。 新車で販売されるMT車か減れば、当然時を追うごとに市場に出回るMT車の台数は減っていきます。しかし、スポーツカー好きやMT車好きは多く、一定の需要は維持していることから、供給量(流通量)とのバランスが取れず価格が高騰している状況です。 ベース車両によって費用は大きく異なる MT車が買えないのであれば、ATを乗せ換えてしまえばいい!となりますが、実際に載せ替えるとなるとどの程度の費用が必要なのかについてご紹介します。 乗せ換えの情報が多い車種の場合、費用は部品代などを含めて大体「50~80万円」前後で可能です。ただし、それはあくまで最小の費用感であり、乗せ換えをする車両によって制作費用(工賃)は大きく変わってきます。 費用が変わる理由は、車種によって必要な作業が増えるから。費用の違いに大きく関わるのは、1. ATの設定しかない車体に別車種のミッションを流用して乗せ換える場合2. ECUの書き換えor交換が必要な場合3.新型車で情報が少ない場合が挙げられます。 1.の場合は、フロアパネルの加工やプロペラシャフトの交換など、動力伝達装置の加工が必要になってくる場合が多く、2.のECU書き換えor交換も必要になってくるため総額で「150万円」くらい、もしくはそれ以上掛かる場合もあります。2.の場合は、コンピューター制御が多い最近の車両に多いパターン。この場合は乗せ換え代+ECU書き換え工賃で考えて「100〜120万円」程度で考えておきましょう。3.の場合の新型車は、流用できるミッションを調べたりするところから始まり、乗せ換えも一筋縄ではいかないことがあるので費用の想定が難しく、かなり高額になることを覚悟しなければなりません。 このように、一概に「ATからMTへの載せ替えはこの位」と言い切れないのは、どんな車種をベースにするかによって、必要な部品点数と作業の手間が大きく異なるためです。 部品が手に入らない場合は費用も手間もさらに掛かる 乗せ換えに使用する部品を中古で我慢すれば、部品代を抑えることができます。しかし、乗せ換え後すぐに故障してしまうと余計に修理代が掛かることもあるため、可能ならば新品部品かリビルト部品を使用するのがおすすめです。 ところが、古い車になると新品部品もリビルト部品も販売されていない、または部品自体が少ないため高値で販売されていることも少なくありません。この場合、多少費用は掛かりますが、中古のミッションを購入後、ショップでオーバーホールしてもらって乗せ換えをすれば、すぐに壊れるといった不安は解消できます。 また、中古部品が出回っていない場合は、業者でイチから部品を制作してもらう「ワンオフ」も選択肢のひとつ。ただ、かなり高額になるため部品を所有している人を見つけるか、中古が出てくるまで気長に待つしかありません。 もし、ショップで部品がないと言われた場合、他のショップや解体屋さんを巡ってみると、在庫として所有している場合もあるので1店舗で諦めず複数店回ってみましょう。 AT→MTは構造変更が必須 構造変更とは、車の寸法や構造を大きく変更する際に行わなければならない手続きです。構造変更の範囲は、原動機(エンジン)の型式変更、ブレーキ方式の変更、車体の寸法など多岐に渡ります。 通常では車検に通らないような改造をしてしまった場合でも、保安基準に適合するかを検査し、合格すれば「公認車」として堂々と走ることが可能。もちろん、改造した部分に不具合や損傷などがなければ、その後の車検も問題なく合格できます。 もし、構造変更の手続きをしなかった場合は、違法改造車扱いになり「6か月以下の懲役または30万円以下の罰金」が課せられるため、公道で運転してはいけません。構造変更の手順は、運輸支局に車検証や改造した部品の車検対応証明書、強度計算書などの書類とともに構造変更届を提出します。 晴れて書類審査に合格したら、約1週間後に車両を車検場に持ち込み検査を受けます。すべての検査に合格すると「公認車検車」として認められ、構造変更は完了です。個人で手続きするのは手間が掛るだけでなく、専門的で高度な知識が必要なため、手数料を払ってでも乗せ換えをやってもらったショップにお願いした方がいいでしょう。 まとめ ATからMTへの載せ替えは、手間と費用がかなり掛かります。それでもATからMTに載せ替えたい方は、部品調達から構造変更まですべてを行ってくれるショップに依頼することをおすすめします。また、ショップに依頼する際は載せ替え費用だけで決めるのではなく、さまざまな車種の載せ替えを数多くやってきた豊富な実績を持つショップに依頼することも重要です。 そして、ATの中古車を購入してMT化する場合は、その車種の載せ替えに掛かる費用をあらかじめショップに相談し、MTの中古車の価格と比較するようにましょう。
セルシオといえば、1989年10月から2006年5月まで製造・販売されたトヨタ自動車のフラグシップセダン(センチュリー除く)です。デビュー時は圧倒的な静粛性で世界を震撼させました。二代目の20系セルシオは馬力アップや衝突安全性向上などが進化し国産最高級車としての地位を揺るぎないものにしました。発売当初は高嶺の花でしたが、現在中古市場では100万円以下で購入できる個体も増え、狙っている方も多いのではないでしょうか。しかし、旧車は維持費が心配になりますよね。この記事では20系セルシオにかかる維持費について解説いたします。 20系セルシオの特徴 20系セルシオは1994年~2000年に発売された2代目のセルシオです。後期型は265馬力から280馬力に、シフトは4速から5速になり動力性能と環境性能が向上しました。また衝突安全ボディ「GOA」の採用、運転席・助手席のエアバッグを標準装備しており、当時としては最先端の安全性能を誇っていた点も大きな特徴といえるでしょう。見た目こそ大きな変更はありませんでしたが、約6年の歴史のなかで中身が大きく進化したモデルです。 20系セルシオ維持費の内訳 続いて、20系セルシオの維持費について5項目に分けて解説します。 燃料代 20系セルシオは1UZ-FE型 4.0 L V8 DOHCエンジンを搭載しており、燃費は10・15モードのカタログ数値で8.0km/リットルです。実燃費は6〜7km/リットルほどといわれています。ちなみに、20系セルシオはハイオク限定車です。ハイオク限定車かつこの燃費は、まるでお金をばら撒いているような感覚になりますね……。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約154リットル使用(*1) することになり、燃料代は26,750円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用、321,000円(*2) になります。*1 燃費は6.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年9月30日以前の3.5リットル超~4.0リットル以下の自動車税は66,500円/年です。20系セルシオの場合は車齢13年超えになるため、自動車税は重課税され76,400円かかります。 任意保険 20系セルシオの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):35万円免責金額(1回目-2回目以降):5~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約94,000円/年でした。車両保険が保険料を上げています。保険金額は35万円のため、車両保険をつけないで保険料を下げるという選択肢もありかもしれません。 車検 20系セルシオの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:50,400円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:132,210円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1.5トン超~2.0トン以下の重量税は32,800円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、17,600円高い50,400円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。20系セルシオのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。20系セルシオのタイヤ交換が発生する場合は高級車用のため10万以上追加でかかるケースもあります。 20系セルシオ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、20系セルシオの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の20系セルシオ年間維持費>ガソリン代:321,000円自動車税:76,400円任意保険:94,000円車検:66,105円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:607,505円 月額では50,600円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 20系セルシオの維持費が高いと思った時の対処法 大排気量のハイオク限定車は維持費が高額になります。また、最終モデルでも発売から20年以上経過するクルマのため、こまめにメンテナンスする必要があり費用がかさんでしまうでしょう。20系セルシオの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです
ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドの中でも1990年4月~1996年5月に発売された78プラドが現在クラシックランクルとして人気を集めています。「クラシックランクルは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。そこでこの記事ではランクル78プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル78プラドの特徴 78プラドはランドクルーザープラドシリーズの原点です。同じ年式のモデルでもドアの枚数によって型式が異なります。2ドアが71プラド、4ドアが78プラドになります。ショートボディで機動性の高い2ドアモデルよりも4ドアの使い勝手がプラドユーザーには支持され、人気面では78プラドに軍配が上がりました。スタイリングは70系ランドクルーザーと瓜二つのカクカクとした見た目が大きな特徴。重厚感があり、本格的なクロカン車のようなデザインです。 ランクル78プラド維持費の内訳 ランクル78プラドの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ランクル78プラドには排気量3リットルのディーゼルエンジンが搭載されています。燃料の軽油はガソリンより安価ですが、気になる燃費はどれほどなのか見ていきましょう。MT:8.5~10km/リットルAT:6.5~7km/リットル 大きな車体を考えたらMTモデルの燃費は良くもないけど悪くもないといったところでしょうか。ATモデルの燃費は、なかなかの大食いというイメージですね。燃料代が安い軽油でも空タンクから満タンにした際、スタンドの料金メーターを見て驚くかもしれません。 78プラドはエンジン回転数のレッドゾーンが4,400rpm~と低めです。高速道路走行時はレッド近くまで回転数が上がってしまうため燃費が落ちてしまいます。高速道路の利用頻度が高い方は注意しましょう。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に78プラドのATモデルを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、軽油は約143リットル使用(*1 )し燃料代は20,320円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、243,843円(*2 )です。*1 燃費は7km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格142.1円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の排気量2.5リットル~3リットル未満(自家用)の自動車税は50,000円/年です。78プラドの場合はいかがでしょうか。車齢11年超えのディーゼル車の場合、58,600円/年かかります。現在流通している78プラドの場合、1996年のモデルが最終型であるため増額された税金が適用されます。 任意保険 ランクル78プラドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約65,000円/年でした。車両保険については付帯していません。古い車には車両保険を付帯できないケースが多いです。 車検 自家用登録したランクル78プラドの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24か月)自動車重量税:50,400円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:120,000円合計:192,210円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。78プラドの枠である1.5トン超~2.0トン以下区分の自家用車の場合、重量税は32,800円ですが、初年度から18年経過した車両については増額され50,400円になってしまいます。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換等の整備が発生する可能性が高く、車検代が高額になってしまうケースが多いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ランクル78プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ランクル78プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 ランクル78プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のランクル78プラド年間維持費>ガソリン代:243,843円自動車税:58,600円任意保険:65,000円車検:96,150円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:513,548円 月額では42,795円ほどかかります。この結果から燃料代と車検費用のウェイトが大きく占めることが判明しました。また、自動車税も車齢11年超のディーゼル車のため負担が大きくなります。 ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。 ランクル78プラドの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。特にランクル78プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用がかかります。さらに、古い車のため故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。もし、ランクル78プラドの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです
トヨタハリアーといえば、高級クロスオーバーSUVブームの火付け役として1997年から発売されており、今も大人気の車種です。ハリアーの中でも2013年12月~2020年6月まで製造・販売されていた60系ハリアーからは国内専用モデルになり、日本人好みの仕様になりました。中古市場では前期モデルであれば200万円程度で購入できる個体も出てきています。しかし「古い年式の中古車は維持費が大変そう……」と心配している方もきっと多いですよね。この記事では60系ハリアーにかかる維持費について解説いたします。 60系ハリアーの特徴 60系ハリアー最大の特徴は国内専用モデルということです。先代の30系ハリアーは世界展開しているレクサスRXと同じ設計で作られていましが、日本の道を走るにはサイズが大きすぎるという声がありました。そこで3代目は全長と全幅のダウンサイジングを図りました。ボディは小型化したもののエンジンも小型化したため、室内空間は先代より拡大されています。また、先進安全装備として車両周辺の360度を確認できるパノラミックビューモニターが一部グレードに採用されました。 60系ハリアー維持費の内訳 60系ハリアーの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 60系ハリアーはガソリンモデル、ターボモデルとハイブリッドモデルの3種類があります。それぞれの燃費を見ていきましょう。 2.0L ガソリン車(FF):16.0km/リットル2.0L ガソリン車(4WD):14.8~15.2km/リットル2.0L ターボ車(FF):13.0km/リットル2.0L ターボ車(4WD):12.8km/リットル2.5L ハイブリッド車:21.4km/リットル JC08モードの燃費で比較しましたが、2.0Lガソリン車のFFモデルは意外と燃費が良いですね。実燃費はそれぞれ2~3km/リットル程度低くなるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に税金が安く燃費もそこそこ良い60系ハリアーガソリン車(FF)を通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約74リットル使用(*1) し燃料代は12,052円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、144,622円(*2) です。*1 燃費は13.5km/リットルで算出(実燃費)*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 60系ハリアーのガソリン車はレギュラーガソリン対応です。ただ、原油価格高騰により安さの恩恵はあまり受けられないですね。 自動車税 60系ハリアーガソリン車(FF)の排気量は1,986ccです。自動車税を見ていきましょう。2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の1.5リットル超~2.0リットル以下(自家用)の自動車税は36,000円/年です。初期モデルでも2022年12月現在はまだ9年しか経過していないので重課税は車齢13年超えの重課税はされません。 任意保険 60系ハリアーガソリン(FF)2014年8月発売モデルの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし弁護士特約:あり事故時レンタカー特約(1事故につき日額5,000円まで):あり車両保険:あり車両保険(保険金額):170万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約94,000円/年でした。月々だと7,840円ほどかかる計算です。 車検 60系ハリアーガソリン(FF)の車検代はいくらになるのでしょうか。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:32,800円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検料:50,000円合計:104,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 60系ハリアーの場合、重課税の重課税はされず、比較的新しいモデルのため整備費用もそこまで大きな負担にはならないでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。60系ハリアーガソリン車(FF)のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。60系ハリアーのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 60系ハリアーガソリン車(FF)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の200系ランクル年間維持費>ガソリン代:144,622円自動車税:36,000円任意保険:94,000円車検:52,305円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:376,927円 月額では31,400円ほどかかります。2022年11現在、ガソリン価格が高騰しているため、レギュラーガソリン対応車でもガソリン代がかさむでしょう。最近のエコカーの場合は実燃費で20km/リットル以上走る車種も多いため、13.5km/リットルの燃費はやや悪く思えるかもしれません。 ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 60系ハリアーの維持費が高いと思った時の対処法 60系ハリアーガソリン車(FF)のような純粋なガソリン車はエコカーと比較すると燃費が悪い傾向にあります。また、初期モデルについてはそろそろ車齢が10年を超えてくるため故障が増えて修理費用などが別途発生する可能性があるでしょう。もし、60系ハリアーの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです
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