旧車売買の豆知識

10年以上のクルマを手放すなら「旧車王」!50代以上の方々に人気の理由とは?
旧車売買の豆知識 2024.07.17

10年以上のクルマを手放すなら「旧車王」!50代以上の方々に人気の理由とは?

旧車王とは? 10年以上経過したクルマの買取に特化して20年以上の買取専門店です。クルマを熟知したプロが価値を見極めて鑑定するため、二重査定は絶対になく、納得の適正買取価格で安心して売却をすることが可能です。 利用者の半数以上が50代の方々であることから、長くクルマに乗られてきたクルマ好きの方からご好評いただいています。 お客様の声の一部を紹介します。   ■Oさん(80代・男性)旧車王に連絡後すぐにI氏が来宅してくれたのは良かったと思う。又、処理も早く満足している。クルマに対するエピソードは多くあるが、44年間も役立ってくれて感謝している。次のユーザーとなられる方に大切に使ってもらえることを心から願っている。   ■Fさん(60代・男性)とても大切に乗ってきたクルマなので、自分以上に大切にしてもらいたいと思います。担当の方はとても信用出来る方とお見受けしましたが、その通りでした。ありがとうございます。   ■Nさん(60代・男性)若い社員の方でしたが、知識も豊富で誠実な方でした。とても気持ちよく対応いただきました。   神奈川県横浜市を拠点とし、全国47都道府県どこへでも査定にいきます。社内基準をクリアした経験豊富な鑑定士が最短当日で査定にいくため、日程調整もカンタンにできます! 条件に当てはまる方には、買取を行った当日にご入金が可能です。 ぜひお電話からお気軽にお問い合わせください! ※下記画像をタップするとお電話がかかります。 買取までの流れ WEBフォームからお問い合わせしたい方は下の画像をタップ!    

R32型 スカイライン GT-Rの維持費はいくら?燃料代、税金、保険料、車検代まで解説
旧車売買の豆知識 2024.07.17

R32型 スカイライン GT-Rの維持費はいくら?燃料代、税金、保険料、車検代まで解説

R32型 スカイラインといえば、16年ぶりにGT-Rが復活したことで人気を博した日産が世界に誇るスポーツカーです。走行性能はもちろん、シャープでスタイリッシュなデザインに魅せられ、「いつかは所有したい」と憧れを抱いている方も多いでしょう。 しかし、30年以上前に発売された古いクルマで、なおかつハイパフォーマンスモデルであるだけに、気になるのは維持費です。そこで本記事では、R32型 スカイライン GT-Rを維持するのにかかる費用の内訳を解説いたします。 R32型 スカイライン GT-Rの維持費の内訳 R32型 スカイライン GT-Rの維持費について、燃料代、自動車税種別割、任意保険料、車検代、メンテナンス費用の5項目に分けて解説します。 燃料代 R32型 スカイライン GT-Rのカタログ燃費は年式によって異なり、7〜8.2km/Lです。今回は8.2km/Lで燃料代を算出します。 たとえば、毎週末2時間ほどドライブした場合、走行距離はおおよそ400km程度まで伸び、約48Lの燃料を使用します。ハイオクガソリン1Lあたり184円(※)だとすると、1ヶ月あたりの燃料代は8,832円で、1年間に換算すると10万5,984円かかります。 ※2024年7月11日時点のハイオクガソリン1Lあたりの価格 自動車税 続いて、自動車税種別割について解説します。 自動車税種別割は年に1回納める税金で、クルマの排気量で税額が決まります。R32型 スカイライン GT-Rには、日産の名機である「RB26DETT型エンジン」が搭載されており、排気量は2,568ccです。2,500cc超〜3,000cc以下の区分に該当し、年間で5万1,000円支払うことになります。(2019年9月30日以前に新規登録した場合) しかし、新規登録から13年以上経過していると税額が高くなります。R32型 スカイライン GT-Rの最終モデルが発売されたのは1994年です。どんなに年式が新しい個体でも車齢は13年を超えます。そのため、自動車税種別割は重課されて年間で5万8,600円かかります。 任意保険 R32型 スカイライン GT-Rの任意保険料について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:25歳等級:6S使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定クルマの年式:1993年 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記でシミュレーションしたところ、約5万円/年でした。 注意したいポイントは、車両保険がつけられない点です。車両保険をつけることができれば、万が一の事故の際に一定の金額まで修理代金が保証されます。しかし、古いクルマのだと車両保険を申し込みできないケースが非常に多いです。車両保険を付帯できないと、事故発生時の修理代金を全額自分で負担しなければなりません。 R32型 スカイライン GT-Rは、高性能エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルであるためにスポーツ走行を楽しむ方が多いですが、ボディを擦ったりバンパーが破損したりしてしまうと10万円以上の修理代金がかかる可能性があります。さらに大きな事故で車輌が致命的なダメージを負った場合には、100万円近い金額に上るかもしれません。 車検 続いて、スカイライン R32  GT-Rの車検代について解説します。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:4万円合計:9万7,250円 自賠責保険は「強制保険」とも呼ばれる、加入が義務付けられている保険です。自家用の乗用車の保険料は一律で1万7,650円です。(2024年7月時点) 自動車重量税は、車輌重量によって税額が変わります。R32型 スカイライン GT-Rは、1t超~1.5t以下の区分に該当し税額は2万4,600円です。しかし、自動車税種別割と同様に古いクルマの場合は重課されます。新規登録から18年以上経過していると、2段階の重課によって3万7,800円まで税額が上がります。 メンテナンス費用 次に、メンテナンス費用を紹介します。基本的なメンテナンス箇所とR32型 スカイライン GT−R特有の故障箇所、それぞれにかかる費用について解説します。 基本的なメンテナンス箇所 R32型 スカイライン GT-Rだけではなく、ほとんどのクルマでメンテナンスが必要といわれている項目は以下のとおりです。一般的に年間5万円ほどかかります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液交換・冷却水補充・エアコンフィルター交換・ヘッドライト交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など R32型 スカイライン GT-Rで故障しやすい箇所 R32型 スカイライン GT-Rは発売から30年以上経過しているうえにスポーツ走行でダメージが蓄積している個体が多い傾向にあります。そのため、一般的なクルマよりもこまめに、半年に一度くらいは工場やショップでメンテナンスしてもらうほうがよいがよいでしょう。 R32型 スカイライン GT-Rで故障しやすいといわれている箇所は以下のとおりです。 ・パワステオイルの漏れ・アッパーアームの故障・バッテリーターミナルの劣化・タイミングベルトの劣化・燃料ポンプのモジュレーターの腐食 など 上記はあくまで一例で、車輌の状態によってはさらに修理箇所が増える場合があります。費用については、多く見積もって30万円程度と考えておくとよいでしょう。 【知っておきたい】R32型 スカイライン GT-Rは今後も長く乗ることができるのか? 複数の箇所にダメージが残っている個体の多いと知り、「もし購入してもあまり長く乗ることができないのではないか?」と不安を感じた方がいらっしゃるかもしれません。 もちろん定期的なメンテナンスは欠かせませんが、すぐに乗れなくなるわけではないでしょう。クルマは、たとえ壊れてしまっても部品さえ存在していれば修理できます。逆にいうと、古いクルマであればあるほど部品も製造されなくなるため修理が難しくなります。 しかし、日産では「NISMOヘリテージ」という生産終了したクルマの純正部品を復刻する活動を行っています。もちろんR32型 スカイライン GT-Rも対象車種です。しばらくは部品の供給が続くことが予想されるため、すぐに修理できないという状況には陥らないでしょう。ただし、部品によってはなかなか入手できないものもあるためご注意ください。 ▼NISMOヘリテージについてはこちらでも解説しています。海外からも熱視線!R32 スカイラインGT-Rの部品再販でオーナー歓喜! R32型 スカイライン GT-R年間維持費はいくら? ここまでR32型 スカイライン GT-Rの維持費の内訳を解説しました。合計すると年間でいくらかかるのでしょうか。 <R32型 スカイライン GT-R年間維持費>燃料代:10万5,984円自動車税種別割:5万8,600円任意保険料:5万円車検:4万8,625円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:35万円合計:61万3,209円 月額では5万1,000円ほどかかります。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生するほか、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 まとめ R32型 スカイライン GT-Rの維持費について解説しました。 年間だと約61万円、月々だと約5万円ほどの費用がかかります。古いスポーツカーであるだけに、自動車税種別割や自動車重量税の負担が大きいうえに、やはりメンテナンス費用が高額になりがちです。 しかし、RB26DETT型エンジンによるパワフルな走行、いかにもスポイーツカーらしい雰囲気をまとう洗練された外観など、多くの魅力を備えた歴史的な名車・R32型 スカイライン GT-Rを所有できると考えれば、相応の金額なのかもしれません。今回紹介した維持費の情報をぜひ購入の検討材料としてお役立てください。

BRZ ZC6型の年間維持費は約62万円!燃料代、税金、保険証、車検代まで解説
旧車売買の豆知識 2024.07.12

BRZ ZC6型の年間維持費は約62万円!燃料代、税金、保険証、車検代まで解説

BRZはスバルがトヨタと共同開発したFRの2ドアクーペです。1980〜1990年代に日本中が熱狂したスポーツカーを彷彿とさせるモデルとして、2012年に彗星の如く登場しました。 流麗でありながらも風を切るような印象を受けるシャープなボディラインをもち、低重心かつ軽量でコンパクトな水平対向エンジンを搭載する、トヨタ 86の兄弟車である矜持を感じるBRZ。「いつかは自分も乗ってみたい」と憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。 しかし、実際にクルマを所有する際に気になるのは維持費の金額です。特にスポーツカーは維持するのが大変だといわれています。そこで今回は、BRZを維持するためにかかる費用の内訳と、維持費を抑える方法を解説します。 BRZ ZC6型の維持費の内訳 クルマを維持するためには、燃料代、高速代、自動車税、車検代など、さまざまな費用がかかります。ここからは、以下のモデルを例にあげてBRZ ZC6型を所有する際にかかる維持費の内訳を解説します。 年式:2014年グレード:R ※標準グレードトランスミッション:6MT排気量:1,998cc車輌重量:1,210kg 燃料代 例にあげたモデルの、カタログに記載されている燃費は13km/Lです。 たとえば、毎週末に八王子〜お台場間の往復100kmほどをドライブした場合、月に約400km走行することになります。燃料を約30L使用するため、ハイオクガソリン1Lあたり183.9円(※)だとすると、月間で5,517円の燃料代がかかります。1年間に換算すると、6万6,204円です。 ※2024年7月10日時点のハイオクガソリン全国平均価格 高速代 定期的に長距離のドライブを楽しむ場合には、高速代がかかります。 燃料代で例にあげた八王子〜お台場間だと、往復5,900円の料金がかかります。1ヶ月に換算すると2万3,600円、1年間で7万800円です。 自動車税種別割 自動車税種別割とは、1年に1回納めなければならない税金です。クルマの排気量によって税額が異なり、今回例にあげたモデルは1,998ccであるため、1,500cc〜2,000cc以下の区分に該当し、3万9,500円かかります。(2019年9月30日以前に新規登録されている場合) ▼排気量別の自動車税種別割の税額については、以下の記事で詳しく解説しています。クルマの維持費はどのくらいかかる?クルマを保有する際にかかる費用の一覧を解説 任意保険料 続いて任意保険料について解説します。任意保険とは、自動車保険とも呼ばれる、万が一の事故の際に修理費用を補償してくれる保険です。申し込みは強制ではありませんが、クルマを所有する多くの人が加入しています。 乗っている車種、契約者の年齢や使用場所によって保険料が変わります。今回は、初めてのクルマとしてBRZ ZC6型を購入した18歳という設定で金額をシミュレーションしました。さらに詳しい条件は以下のとおりです。 【条件】年齢:18歳等級:6S等級使用目的:日常・レジャー運転者:本人・同居している親族 【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約:あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車両保険(保険金額):175万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円-10万円 任意保険料は年間で約34万円と算出されました。月額にすると2万8,000円ほどです。 少々高く感じるかもしれませんが、任意保険料は年齢が上がるごと、等級が上がるごとに安くなります。等級とは保険料の割引もしくは割増する率を決めるための区分です。1年間無事故であれば1等級上がります。たとえば、18歳からBRZ ZC6型に25歳まで無事故で乗り続けた場合、13等級にまで上がり、任意保険料は約9万4,000円まで下がります。 ただし、人を巻き込む事故を起こしたり、クルマを物にぶつけて傷つけてしまったりすると、事故歴として記録が残り、等級が下がってしまいます。等級が下がると任意保険料は上がるため、留意しておきましょう。 車検代 続いて、車検にかかる費用について解説します。 車検は2年に一度実施しなければならない、クルマの検査です。安全に公道を走行できるかどうかを、保安安全基準に則ってチェックします。ディーラーや中古車販売店、整備工場にて実施可能です。 今回はディーラーで車検を行った場合の費用を試算しました。 【ディーラー車検の場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:2万4,600円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料金:6万円合計:10万4,050円 2年に一度で上記の金額がかかるため、1年に換算すると5万2,025円です。 自賠責保険とは、クルマを購入する際に必ず加入しなければならない保険です。「強制保険」とも呼ばれます。自家用なのか事業用なのか、乗用車なのか貨物自動車なのかなど、クルマの使用用途によって金額が異なります。今回は自家用の乗用車のため、2年で1万7,650円かかります。 自動車重量税とは、車輌重量によって税額が異なる税金です。車検のタイミングで有効期限分をまとめて納める必要があります。今回例にあげたモデルの車輌重量は1,210kgで、〜1,500kgの区分に該当し、2年で2万4,600円かかります。 印紙代とは、国に対して車検の検査手数料を納める際に使用する印紙と証紙にかかる費用です。整備工場には「指定工場」と「認証工場」の2種類があり、どちらに依頼するかによって印紙代が変わります。指定工場では工場内で車検を完結できますが、認証工場では完結できないため運輸支局や車検場に持ち込んで車検を実施します。このフローの違いによって証紙の有無が異なり、費用にも差があります。具体的な金額は、指定工場が1,800円、認証工場は2,300円です。ディーラーは一般的に指定工場のため、今回は1,800円でシミュレーションしましたが、認証工場に依頼した場合は金額が高くなることを覚えておきましょう。 車検基本料金とは、クルマの点検や検査、車検の代行のためにかかる費用です。名前のとおり、車検を実施するのに必要な基本的な料金です。依頼先によって金額に大きな差があり、ディーラーよりも民間の整備工場のほうが安い傾向にあります。 そのほか、車検時に整備や部品交換、修理が発生した場合には別途費用がかかります。 メンテナンス費用 次に、BRZ ZC6型のメンテナンスにかかる費用について解説します。一般的に1年に1回交換や点検が必要な項目は以下のとおりです。 ・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・エアコンフィルター交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代 など そのほか、洗車をガソリンスタンドやコイン洗車場で行う場合には別途洗車代がかかります。全てあわせておおむね5万円程度です。 BRZ ZC6型の年間維持費は約62万円! ここまでBRZ ZC6型の維持費の内訳について解説しました。合算すると、年間で約62万円かかるという結果になりました。 【BRZ ZC6型年間維持費】・燃料代:6万6,204円・高速代:7万800円・自動車税種別割:3万9,500円・任意保険:34万円・メンテナンス費:5万円・車検:5万2,025円(2年ごとのため10万4,050円の半額分)合計:61万8,529円 月額で約5万1,500円です。加えて、クルマをローンで購入した場合や月極駐車場を契約する場合は、別途ローンの支払いや駐車場代がかかります。 BRZ ZC6型の維持費を抑える方法 年間で約62万円、月額で約5万1,000円は決して安い金額ではありません。しかし、金額を理由にBRZ ZC6型を諦めきれない方も多いでしょう。そこで、維持費を抑える方法やポイントを紹介します。 DIYでメンテナンスする 自分自身でBRZ ZC6型を整備をすれば、メンテナンスにかかる費用を抑えられます。たとえば、以下の箇所はDIYでの整備が可能です。 ・洗車・エンジンオイル交換・ワイパーゴム交換 など DIYでのメンテナンスと聞いてハードルが高く感じる方がいるかもしれませんが、洗車は自宅の庭など、水の使えるスペースがあれば専門技術がなくても取り組めます。そのほかの箇所も比較的難しくないため、外注する費用が気になる場合には自身で整備するとよいでしょう。 任意保険の条件を見直す 任意保険の条件の再検討も維持費を抑えるために有効です。 たとえば、運転者の範囲が狭ければ狭いほど任意保険料が安くなります。今回シミュレーションした条件のうち、運転者を「本人限定」にした場合、約32万円にまで金額が下がります。 また、同じ車種であっても保険会社が違うと任意保険料が異なる場合があります。申し込みの際には、複数の会社から見積もりを取り寄せたり、ネットでシミュレーションしたりしましょう。なお、国内損保よりもネット型保険のほうが安い傾向にあります。 なるべく費用の安い工場に車検を依頼する 維持費を抑えるためには、車検の依頼先も慎重に検討する必要があります。 車検基本料金は店舗や工場によって異なり、ディーラーよりも民間の整備工場のほうが安い傾向にあります。民間車検の利用も視野にいれながら、いくつか見積もりをとって検討するとよいでしょう。 まとめ BRZ ZC6型の維持費について解説しました。 年間で約62万円と気軽に手を出しにくい金額かもしれませんが、任意保険を見直したり車検の依頼先をよく検討したりすれば、費用を抑えられる可能性があります。また、ドライブする頻度が少なければ、燃料代や高速代も抑えられるでしょう。ご自身の想定している利用シーンと照らし合わせ、BRZ ZC6型を購入するかどうか決めることをおすすめします。   ※掲載されてる情報は2024年7月10日時点のものです。

ランクル100のリセールバリュー・買取相場を解説!売り時・高く売る方法も紹介
旧車売買の豆知識 2024.07.10

ランクル100のリセールバリュー・買取相場を解説!売り時・高く売る方法も紹介

トヨタのランクル100(ランドクルーザー100系)は、1998年から2007年まで販売されていました。最新の300系からは2世代前のモデルですが、現在もなお中古車市場に人気車種として流通しています。 今回はランクル100のリセールバリューおよび買取相場と、人気のカラーとオプション、売り時の見極め方、高く売るための方法を紹介します。ランクル100の売却を検討している方はぜひ参考にしてください 【グレード別】ランクル100のリセールバリュー・買取相場 ランクル100は中古車市場において高い人気を誇る本格クロカンで、買取相場も高値で推移しています。走行距離が20万km超の個体でも100万円以上の価格で取引されることがあるほどです。 まずは、ランクル100の買取相場についてグレード別に紹介します。 ※2024年7月時点の情報です。 VX 標準グレードであるVXの買取相場は、〜200万円ほどです。ただし、直列6気筒のターボエンジンを搭載したディーゼルモデルの場合は〜350万円ほどに跳ね上がります。ディーゼル車はガソリン車よりもパワフルな走りを実現できるため、本格的なオフロード走行を楽しみたい方からの需要の高さが影響していると考えられるでしょう。 VXリミテッド 上級グレードのVXリミテッドの買取相場は、〜200万円ほどです。VXと同様にディーゼルモデルへの評価が高く、買取相場は〜350万円ほどに上がります。 VXリミテッド Gセレクション 最上級グレードのVXリミテッド Gセレクションの買取相場は、ガソリンモデルで〜200万円ほど、ディーゼルモデルではなんと〜400万円ほどです。ディーセルモデルのもともとの魅力に加えて、最上級らしい豪華な装備への評価が価格に反映されています。 ランクル100の人気カラー・人気オプション 続いて、ランクル100で人気のカラーとオプションを紹介します。ここで紹介するカラーのモデルだったり、該当のオプションを装備したりしている場合にはさらなる高額査定に期待できるでしょう。 人気カラー ランクル100で人気のカラーは、ホワイトパール系のカラーです。 前期モデルと中期モデル(1998年〜2005年)では「ホワイトパールマイカ」、後期モデル(2005年〜2007年)では「ホワイトパールクリスタルシャイン」が該当します。 洗練された色味によってランクル100の高級感がさらに際立っている点が人気の理由と考えられます。なお、いずれもオプションカラーとしてリリースされています。 人気オプション 次に、ランクル100で人気のオプションを3つ紹介します。 ・電動デフロック(リヤ)デフロックとは、万が一悪路で滑ったり泥濘みにはまったりした際に、脱出できるようにデフ(デファレンシャルギヤ)をロックする機能です。センターデフロックは標準装備されていますが、リヤにもデフロックもつけることで、より安心して悪路を走行できます。 オフロードでの走りを楽しむために購入されるケースが多いランクル100にとっては、必要不可欠なオプションの1つといえます。 ・ムーンルーフムーンルーフとは、開閉可能なクルマの屋根です。昼間には陽の光が差し込んで室内が明るくなり開放感が生まれるほか、夜にはクルマにいながら星空観賞を楽しめます。まさしくアウトドアにうってつけの装備であるために、人気の高いオプションの1つです。 ・本革シート+シートヒーターランクル100ならではの価値をさらに向上させるオプションです。革素材で室内の高級感が増すほか、シートヒーターによって快適なドライブを実現できます。高級感を志向してランクル100を選ぶ方も多いため、注目の集まりやすいオプションの1つです。なお、本革シートはVXリミテッド Gセレクションにしか装備できません。 ランクル100の売り時を見極めるには? 高値がつきやすいランクル100ですが、より高く売却するタイミングを見極めるにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、ランクル100の売り時を知るために方法について解説します。 買取相場をこまめにチェックする ランクル100に限ったことではありませんが、中古車の買取相場は日々変動しています。同じクルマだとしても、1年後には価格が大きく変わっていたというケースも珍しくありません。また、一度価格が落ちてしまうとなかなか値上がりしない場合もあります。そのため、こまめにランクル100の買取相場をチェックし、自分の希望に届きそうな金額になったタイミングで売却するとよいでしょう。 アメリカの25年ルール解禁の時期を知る ランクル100は、年式によってはすでにアメリカの25年ルールの対象に含まれているクルマです。 アメリカでは原則として右ハンドル車の輸入を禁止していますが、新規登録から25年経過したクルマはクラシックカーとして輸入が可能になります。この輸入の緩和措置が「25年ルール」です。 ランクル100は1998年に発売されているため、すでに25年経過している個体もあり、これからどんどん25年ルール解禁になるモデルが増えていきます。もともとランクルは世界的な人気を誇るクロカンです。アメリカで輸入可能になれば、国外への流通数が増え、国内市場での価値が高まり、買取価格が上がる可能性が考えられます。 自分の所有しているランクル100がいつ25年ルールの対象となるのかを知っておくと、損なく売却できるかもしれません。 ▼ランクル100の25年ルールについてはこちらでも解説しています。2023年1月にランクル100が25年ルール解禁!今後値上がりする? ランドクルーザー100系を高く売る方法 ランクル100の売り時の見極め方を解説しました。ここでは、さらに高くランクル100を売るための方法を紹介します。 ランクル100の特徴を理解している業者を選ぶ ランクル100を売却する際には、ランクル100の特徴をしっかりと理解している業者を選びましょう。 業者の買取実績を調べることはもちろん、オフロードカーの取扱実績が多い業者を検討するのもおすすめです。オフロード走行したクルマならではのダメージの特徴を理解している業者であれば、あなたの車の状態についても適正に評価してくれるはずです。 なお、10年以上経過したクルマ専門の買取サービス・旧車王でも多くのランクル100を買取しております。旧車専門だからこその豊富な知識と知見を活かし、お客様のおクルマの価値を丁寧に“鑑定”しております。 ランクル100をご売却の際には、ぜひ旧車王をご検討いただけますと幸いです。 ▼旧車王にランクル100をご売却いただいた皆様からの口コミはこちらで紹介しています。【旧車王】トヨタ ランドクルーザー100買取の口コミ・評判 | 旧車王 定期的にメンテナンスする 車輌のコンディションは査定額に大きく影響します。そのため、定期的にメンテナンスを実施して、良好なコンディションを維持しておきましょう。 ランクル100は、最終モデルでも新車から15年ほどが経過しています。エンジンやトランスミッション、足回りなどの走行性能に関わる部分以外にも、ボディやヘッドライトの黄ばみなど、外観の劣化も進行しているはずです。もしボディに錆などが発生していたら、進行しないように早めに対処するとよいでしょう。 社外パーツは純正パーツに戻す ランクル100は、カスタムを楽しみたい方にも人気のモデルですが、社外パーツを取り付けている場合は、売却前に純正パーツに戻すことが望ましいでしょう。社外パーツは好みが分かれるため、中古車市場ではプラス評価にならない場合があります。また、ランクルは海外でも人気の車種ですが、国外の市場においても純正パーツの方が好まれる傾向があります。 まとめ ランクル100のリセールバリューと買取相場について解説しました。 高級感溢れる本格クロカンとして人気のあるランクル100の買取相場は、依然として高値で推移しています。売る時期を見極め、なおかつ売却先についてもじっくり検討することでより高値で売却できるかもしれません。また、定期的なメンテナンスで車輌のコンディションを保ち、社外パーツを取り付けている場合は手放す前に純正パーツに戻しておくとよいでしょう。

デリカD:5の維持費は高い?税金・保険・車検代・メンテナンス費用まで解説
旧車売買の豆知識 2024.07.08

デリカD:5の維持費は高い?税金・保険・車検代・メンテナンス費用まで解説

デリカD:5といえば、2007年から2024年6月現在も販売が続いている三菱の代表的なワンボックスカーです。世界で唯一のオールラウンダーミニバンとして人気を集めています。 ファミリーカーとして活用できるほどの広い室内空間をもちながら、本格クロカンに匹敵する悪路走破性を誇る唯一無二のモデルであるだけに、購入を検討している方は多いでしょう。しかし、クルマを所有する際に気になるのは維持費です。特にデリカD:5のように大きなミニバンだと、一般的なサイズのクルマよりも維持費がかかるのではないかと不安に感じる方は少なくないはずです。 そこでこの記事ではデリカD:5にかかる年間維持費の内訳を解説します。 デリカD:5の維持費の内訳 デリカD:5の維持費について、以下のモデルを例に挙げ、5項目に分けて解説します。 年式:2013年グレード:M(ベースグレード)駆動方式:フルタイム4WD使用燃料:ガソリン排気量:2,359cc車輌重量:1,770kg 燃料代 2013年式のガソリンモデルの実燃費について、みんカラの口コミを確認したところ、平均で8.85km/L程度のようでした。 この燃費で月間1,000km走行した場合、約113Lのガソリンを使用することになり、1ヶ月あたり1万9,470円ほど(*1)の燃料代がかかります。1年間走行した場合の総額は、約23万3,640円(*1)です。 *1 2024年7月7日のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格172.3円で算出 自動車税種別割 自動車税種別割はクルマの排気量によって税額が決まります。今回例に挙げたモデルは2L超〜2.5L以下の区分に該当するため、4万5,000円/年です。(2019年9月30日以前に新規登録されている場合) また、新規登録から13年を超えると自動車税種別割は重課されるため、2013年式のモデルの場合あと2年ほどで税額が高くなります。2L超〜2.5L以下の区分だと、重課後の税額は5万1,700円です。 ▼自動車税種別割の排気量ごとの税額はこちらで詳しく解説しています。クルマの維持費はどのくらいかかる?クルマを保有する際にかかる費用の一覧を解説 任意保険料 2013年式のデリカD:5の任意保険料について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:10使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約:あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):150万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円-10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約7万円/年でした。現在の等級や条件によって保険料は変動するため、正確な金額を知りたい方は一度ご自身の情報をもとにシミュレーションしてみるとよいでしょう。 車検代 続いて、車検にかかる費用を紹介します。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万2,800円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料:5万円合計:10万2,250円※車検基本料は内容、依頼先の工場などにより増減します。 1年分に換算すると、5万1,125円です。 車検代のなかで注目したい項目は、自動車重量税です。その名前のとおり、車輌重量によって税額が決まります。今回例に挙げたM(ベースグレード)は1,770kgのため、〜2tの区分に該当し、税額は3万2,800円です。 また、自動車税種別割と同様に、自動車重量税も新規登録から13年以上経過すると重課されます。〜2tの区分の場合4万5,600円と、それまでよりも1万2,800円も高くなってしまうため留意しておきましょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用をみていきましょう。デリカD:5のメンテナンスについては以下の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・エアコンフィルター交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代 など 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。タイヤ交換が発生する場合は追加で数万〜数十万円かかるケースもあります。 デリカD:5年間維持費はいくら? デリカD:5の維持費の内訳について解説してきました。各項目を合算した年間の総額は以下のとおりです。 <自家用車登録のデリカD:5年間維持費>燃料代:23万3,640円自動車税:4万5,000円任意保険料:7万円車検代:5万1,125円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費用:5万円合計:44万9,765円 月額では3万7,000円ほどです。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 デリカD:5の特徴と魅力 基本的にクルマは何年にもわたって乗り続けるものです。費用だけではなく、自分のライフスタイルに合っているクルマであるかどうかも重要なポイントです。そこでここでは、デリカD:5の特徴と魅力を紹介します。 冒頭で述べたとおり、デリカD:5は世界で唯一のオールラウンダーミニバンです。定員7〜8名でラゲッジスペースも充実しているため、大人数での外出に適しています。多彩なシートアレンジが可能なため、アウトドアでの車中泊にも役立つでしょう。 さらに、デリカD:5の魅力といえばやはり悪路走破性の高さです。電子制御4WDという、FFをベースにして後輪に駆動を配分するレイアウトを採用した本格派のフルタイム4WDであり、砂利道や山道も難なく走行できます。 また、カスタムパーツが豊富でオーナーこだわりの1台に仕上がっている個体が多いのもデリカD:5ならではの特徴の1つでしょう。大人数で出かける足車として、アウトドアを楽しむクルマとして、カスタムで自分らしさをアピールする趣味車として、1台でさまざまな楽しみ方ができる、デリカD:5はまさしく唯一無二の存在です。 ▼デリカD:5の魅力をさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。なんと発売から17年!デリカD:5が長きにわたり愛される理由とは? まとめ デリカD:5の維持費と特徴について解説しました。 大柄なボディで、なおかつ排気量も大きいためにどうしても税金がかさんでしまいます。さらに年式によってはあと数年で13年超の重課の対象になるため、中古で購入する際には注意しましょう。 しかし、多様な場面で活躍する、他に類をみないミニバンであることは間違いありません。ご自身の利用シーンに対して費用が見合うかどうかを確認してから、購入するかどうかを決めるとよいでしょう。 ※2024年7月7日時点のデータです

旧型フィットの燃費はどれくらい?初代〜2代目モデルの燃費と維持費を徹底調査
旧車売買の豆知識 2024.07.08

旧型フィットの燃費はどれくらい?初代〜2代目モデルの燃費と維持費を徹底調査

フィットはコンパクトながらも広い室内空間をもつ、ホンダの人気モデルの1つです。中古のフィットは価格が安いということもあり、購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。 しかし、購入時の費用が安かったとしても、所有するにあたって重要なのは維持費です。なかでも燃料代は、維持費のなかでももっとも大きなウェイトを占めます。そこで本記事では旧型フィットの燃費および維持費を紹介します。 旧型フィットの実燃費一覧 まずは旧型フィットの燃費を紹介します。 燃費の数値はカタログに掲載されていますが、実際に走行した際のデータとの乖離が大きいのが実情です。そこで今回は「e燃費」と「みんカラ」2つのWebサイトの情報をもとに実燃費を紹介します。いずれもユーザーの実データがもとになっています。 ただし、走行環境や走り方、エンジンの排気量、駆動方式やハイブリッドシステムの有無によっても変わるため、世代ごとの燃費の差を比較したものだとご認識ください。 ※e燃費は排気量別の中央値を掲載※みんカラは排気量や駆動方式等の区分けなし、レギュラーガソリンの平均値を掲載 初代 フィット(2001年~2007年) GD1/2/3/4型 ・e燃費:14.21km/L(1,300cc)13.85km/L(1,500cc)・・みんカラ平均値:15.64km/L 2代目 フィット(2007年~2013年) GE6/7/8/9型 ・e燃費 中央値:14.48km/L(1,300cc)  14.31km/L(1,500cc)・みんカラ平均値 :14.88km/L 初代も2代目も、実燃費はおおむね14〜15km/L程度のようです。10〜20年近く前に発売されたモデルだと考えると、充分に優れた数値だといえるでしょう。通勤でクルマを使用する場合でも、趣味で長距離ドライブを楽しみたい場合でも、深刻に燃料代を気にしなくてもよいモデルです。 旧型フィットを維持するのにいくらかかる? 旧型フィットの燃費を紹介しましたが、燃料代を含む維持費はどの程度かかるのでしょうか。ここでは、初代と2代目それぞれ1つずつモデルを例にあげて、維持費をシミュレーションします。 初代 フィット(2001年~2007年)GD1/2/3/4型 以下のタイプ、条件のモデルを例に初代の年間維持費を算出します。 タイプ:A ※ベーシックなグレード排気量:1,300cc駆動方式:FF車輌重量:1,000kg年式:2006年 <初代フィットの年間維持費>燃料代:14万4,648円(※1)自動車税種別割:3万9,600円(新規登録から13年超)任意保険:約5万8,000円(30歳/10等級/車両保険あり)車検代:4万2,325円(※2)メンテナンス代:2万円(エンジンオイル交換、冷却水交換、ワイパーゴム交換、オイルフィルター交換など)合計:30万4,573円  ※1 2024年7月3日時点のレギュラーガソリン全国平均価格172.2円をもとに、燃費14.21km/L、毎月1000km走行すると想定して算出※2 自賠責保険 1万7,650円+自動車重量税 2万5,200円(新規登録から18年超)+印紙代 1,800円+車検基本料4万円=8万4,650円としてその半額(車検は2年に一度のため) 2代目 フィット(2007年~2013年)GE6/7/8/9型 続いて、2代目の年間維持費を算出します。以下のタイプ、条件のモデルを例にシミュレーションします。 タイプ:13G ※ベーシックなグレード排気量:1,300cc駆動方式:FF車輌重量:990kg年式:2011年 <2代目フィットの年間維持費>燃料代:14万2,572円 (※1)自動車税種別割:3万9,600円(新規登録から13年超)任意保険:約5万6,000円(30歳/10等級/車両保険あり)車検代:4万1,125円(※2)メンテナンス代:2万円(エンジンオイル交換、冷却水交換、ワイパーゴム交換、オイルフィルター交換など)合計:29万9,297円 ※1 2024年7月3日時点のレギュラーガソリン全国平均価格172.2円をもとに、燃費14.48km/L、毎月1000km走行するとして算出※2 自賠責1万7,650円+自動車重量税 2万2,800円(新規登録から13年超)+印紙代 1,800円+車検基本料 4万円=8万2,250円としてその半額(車検は2年に一度のため)   初代も2代目も月々に換算すると約2万5,000円ほどかかります。10〜20年経過している世代のため、自動車税種別割と自動車重量税が重課される可能性が高いことに留意しましょう。 また、車検の依頼先や整備したり修理したりする箇所によって車検代とメンテナンス代は変動します。あくまで一例としてお考えください。 ▼クルマの維持費の各項目の詳細はこちらの記事で解説しています。クルマの維持費はどのくらいかかる?クルマを保有する際にかかる費用の一覧を解説 旧型フィットの魅力 ここまで旧型フィットの燃費と維持費を解説しました。購入を検討するにあたって、諸経費だけではなく旧型フィットの特徴や優れている機能も把握しておきたいポイントです。 そこでここでは旧型フィットの魅力を3つ紹介します。 安全性の高さ 旧型フィットには、事故を未然に防ぐための優れた機能が搭載されています。 初代には、急ブレーキ時に車輌の安定性を確保するABS(アンチロック・ブレーキシステム)や、見通しをよくするためにより広範囲かつ長い距離を明るく照らすディスチャージヘッドライト(※1)が備わっています。2代目には、それらの機能に加えて車輌の横滑りを防ぐVSA(車両挙動安定化制御システム)(※2)が搭載されました。 運転者自身の安全だけではなく同乗者の安全も守る装備が揃っているため、複数人で出かける際にも安心して走行できるでしょう。 ※1 特別仕様車のみ※2 メーカーオプション 広い室内空間 旧型フィットの2つ目の魅力は、室内の広さです。 初代では、前席の下に燃料タンクを配置するセンタータンクレイアウトを採用したことで、コンパクトカーでありながらも広々とした室内空間を実現しました。2代目では初代モデルのイメージを残しつつ、ボディサイズはひと回り大きくなり、初代からさらに室内空間を拡大させています。 加えて、ラゲッジスペースが広いのも大きな特徴です。特に2代目のモデルは、ラゲッジスペースを上下に分割できたり、床下に収納スペースがあったりするなど、他社を凌ぐほどの容量があります。 扱いやすいサイズを保ちながら余裕のある空間をもつ旧型フィットは、普段の買い物やちょっとした遠出にぴったりのクルマだといえるでしょう。 ストレスフリーな走行 旧型フィットの3つ目の魅力は、ストレスのない走行を実現できる点です。 初代でも2代目でもトランスミッションにCVTを採用しており、変速ショックやパワーロスの少ない、快適な走りが可能となります。主な移動手段にクルマを使っている方にとっては、大きなメリットだといえるでしょう。   ▼フィットの魅力をさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。「コンパクト」カテゴリーの開拓者、初代フィットは新たな国民車となった! 旧型フィットはこんな方におすすめ! 旧型フィットの魅力を紹介しました。具体的にはどのような方に適したモデルなのでしょうか。 安全性の高さと広い室内空間を有することから、家族でのドライブが多い方におすすめだといえるでしょう。4人家族でちょっとした買い物に行く際にも、スペックとしては問題ありません。 また、ストレスなく走行できるために、日々の通勤でクルマを使う方にもぴったりだといえます。快適な走りを実現できるフィットであれば、毎日の運転も苦にならないでしょう。 まとめ 旧型フィットの燃費と維持費、魅力を解説しました。 旧型フィットはコンパクトでありながら広い室内空間をもち、なおかつ燃費にも優れている、まさに乗りやすいモデルだといえるでしょう。今回紹介した情報をもとに、現在のライフスタイルに合うかどうかを確認し、旧型フィットの購入をご検討ください。

クルマのローンは組み直し(借り換え)で本当に安くなる? メリットや注意点を解説
旧車売買の豆知識 2024.07.03

クルマのローンは組み直し(借り換え)で本当に安くなる? メリットや注意点を解説

クルマは住宅に次いで大きい買い物だといわれます。そのため、多くの方が購入の際にローンを組みます。 しかし、ライフスタイルが変化したり他の出費が増えたりすると、クルマのローンを負担に感じることがあります。「今のクルマはまだ手放したくないけど、月々の支払額を抑えたい」と悩んでいる方も少なくないはずです。 今回は、毎月の支払額の負担を軽減するための方法として、現在のローンを途中でやめて新たに借り入れする組み直し(借り換え)について紹介します。 クルマのローンの組み直し(借り換え)とは クルマのローンの組み直し(借り換え)とは、新たな機関から融資を受けて現在組んでいるローンを一括返済することです。一括返済したあとは、融資を受けた分を新たなローンとして返済していきます。 手続きが手間に思えるかもしれませんが、場合によっては大幅に月々の支払額を減らせるため、現在のローンに大きな負担を感じている方にとっては検討したい対処法の1つです。 クルマのローンを組み直す(借り換える)メリット クルマのローンの組み直し(借り換え)のメリットについて、ここから詳しく解説します。 月々の支払額が減る可能性がある クルマのローンを組み直す(借り換える)最大のメリットは、月々の支払額が減る可能性がある点です。 ローンの支払額は、主に金利に左右されます。車輌の本体価格が同じだとしても、ローンを契約する機関や会社によって金利が異なるため、現在のローンよりも金利の低いローンで契約し直せば、月々の支払額を減らせます。 以下にローンの種類別の金利の相場をまとめました。自分の組んでいるローンの金利が高いのか低いのかわからないという方は、ぜひ目安にしてみてください。 ローン別の金利相場 ・銀行系ローン 1〜4%「オートローン」や「マイカーローン」とも呼ばれるローンです。ディーラーローンや自社ローンより金利は低いですが、審査が厳しい傾向にあります。 ・ディーラーローン 2〜8%ディーラーローンは、その名のとおりディーラーでクルマを購入した際に申し込みできるローンです。クルマの購入と審査を1つの店舗で完結できるというメリットがあります。 ・自社ローン 10〜15%自社ローンは、販売店独自のローンです。新車だけではなく中古車販売店でも実施しています。審査は通りやすいといわれているものの、銀行系ローンやディーラーローンに比べて金利が高い点に気をつけましょう。また、金利のかからない自社ローンもありますが、保証料や手数料が10〜15%上乗せされるため、結果的に他のローンよりも総支払額が高くなります。 名義を自分に変えられる場合がある 2つ目のメリットは、クルマの名義を自分に変えられる場合があることです。 ディーラーローンや自社ローンで購入した場合、名義(所有者)は販売店もしくはローン会社になります。普段使用しているときには、名義が販売店であってもローン会社であってもあまり支障はありません。しかし、クルマを売却するなどの手続きを行う際には名義変更が必要です。手続き自体にも時間がかかるうえ、指定の書類を用意する手間もかかります。 対して、銀行系ローンの場合は自分自身の名義で契約するため、売却の際にもスムーズに手続きできます。現在ディーラーローンや自社ローンで支払いしている方が銀行系ローンに組み直し(借り換え)すれば、金利が低くなるばかりではなく将来的な手続きの負担も軽減できるのです。 クルマのローンを組み直す(借り換える)ときの注意点 ここまで、クルマのローンを組み直す(借り換える)メリットを紹介しました。一方で、事前に把握しておきたい注意点もいくつかあります。次からは、クルマのローンを組み直す(借り換える)際に気をつけたいポイントを3つに絞って解説します。 審査を通過しないといけない クルマのローンの組み直し(借り換え)とは新たに融資を受けることであるため、必ず審査が実施されます。当然ながら、審査に落ちてしまうと組み直し(借り換え)はできません。なお、金利が低いほど審査が厳しい傾向にあります。 審査に通りにくいパターン 以下2つのいずれかに当てはまっている場合、ローンの審査に通りにくい傾向にあります。 ・過去に返済を遅延した記録がある現在組んでいるローン、もしくは過去に組んでいた別のローンで遅延した記録があると審査に通りにくくなります。 ・勤続年数が短いローンの審査には、現在所属している会社での勤続年数が影響するといわれています。勤続年数があまりにも短いと審査に通らないことがあるため、留意しておきましょう。目安として、勤続年数が1年未満だと審査に通りにくい傾向にあるようです。 ・年収が下がった直後転職やライフスタイルの変化で年収が下がってしまって間もない時期にローンに申し込むと、審査に落ちてしまう場合があります。 残債が少ないと安くならない可能性がある 現在組んでいるローンの残債が少なかったり、残存期間が短かったりする場合、組み直し(借り換え)しても負担が減らない場合があります。申し込みする前に残債の金額を確認し、このまま支払いを続けた場合と組み直し(借り換え)した場合の総支払額を確認しておきましょう。 以下のようなシミュレーションできるサイトを使用すれば、おおむねの金額がひと目でわかります。【イー・ローン】マイカーローンのかんたん借り換えシミュレーション 手数料がかかる場合がある ローンによっては、組み直し(借り換え)する際に手数料がかかります。金額は3,000〜5,000円程度です。 クルマのローンの組み直し(借り換え)の手順   続いて、クルマのローンを組み直し(借り換え)する際の手順を紹介します。実際に手続きをする際の参考情報としてお役立てください。 なお、審査や契約の際には現在のローンの残債の情報や、本人確認書類など必要なものがあるため、申し込み先に事前に確認しておきましょう。 1.新たなローンの申し込み まずは新しく借り入れする機関にて申し込みを実施します。銀行などに来店しないと申し込みできないローンもあるため、事前に方法を確認しておきましょう。 2.審査の実施・結果の通知 申込後には審査が実施されます。早ければ翌営業日、遅くとも1週間以内には結果が通知されます。 3.契約手続き・融資実行 審査に通ったら契約手続きを行い、契約完了後に融資が実行されます。審査に通ってからお金が振り込まれるまでにおおよそ数日かかります。 4.現在のローンの返済 融資が実行された後、振り込まれたお金で現在組んでいるローンの残債を一括で返済します。銀行から融資を受けた場合には、現在組んでいるローンの会社に銀行が直接お金を振り込むケースが多いです。 5.新たなローンの返済開始 現在のローンの返済が終わったら、新たなローンの返済がはじまります。 ローンの組み直し(借り換え)以外での対処法は? ここまでローンの組み直し(借り換え)による、クルマのローンの負担額を軽減する方法について解説しました。しかし、申し込みできなかったり審査に通らなかったりした場合を想定して、他の対処法も知っておくとよいでしょう。 ここでは、ローンの組み直し(借り換え)以外で月々の負担額を減らす対処法を紹介します。 家計の収支を見直す クルマのローンだけに着目するのではなく、家計全体の収支を見直して、節約できるものがないかを確認してみましょう。もう使用していないサブスクリプションサービスはないか、スマートフォンの契約プランをグレードダウンできないか、食費で節約できる部分はないか、など費用を抑えられる項目があるかもしれません。 副業をはじめる 節約だけに注力するのではなく、収入を増やすことを検討するのもよいでしょう。現在の雇用契約内容によりますが、副業で稼ぐのも1つの方法です。 まとめ クルマのローンの組み直し(借り換え)のメリットと注意点、手順について解説しました。 愛車にいつまでも乗り続けたいけれど、月々の負担額との折り合いがつかず悩んでいる方は決して少なくないでしょう。安心してクルマを長く所有するために、ローンの組み直し(借り換え)は有効な方法の1つです。今後のカーライフを充実させるため、今回紹介した情報をぜひお役立てください。

S30Zの維持費&初期費用はいくら?メンテナンス代と燃料代、税金について解説
旧車売買の豆知識 2024.07.01

S30Zの維持費&初期費用はいくら?メンテナンス代と燃料代、税金について解説

日産を代表するスポーツカーとして長い歴史をもつフェアレディZ。そのなかでも高い人気を誇るのが初代フェアレディZのS30型、通称「S30Z」です。ロングノーズ・ショートデッキの流麗なボディラインに魅せられ、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。 しかし、S30Zは発売から半世紀近くも経過する、いわゆる“旧車”です。憧れの気持ちが強い一方で、いざ所有する際に自分で維持できるのだろうかと不安を感じる方も少なくないでしょう。 そこで今回は、S30Zの維持費と購入時の初期費用について解説します。 S30Zの維持費の内訳 まずはS30Zの維持にかかるおおよその費用について、燃料代、自動車税、任意保険、車検代、メンテナンス代の5項目にわけて解説します。 今回は、1969年に発売されたベースグレードの情報をもとに維持費を算出します。 <S30Z 1969年式 ベースグレード 情報>エンジン:L20排気量:1,998cc車輌重量:975kg 燃料代 S30Zの平均的な燃費は、6〜7km/L程度といわれています。発売された当初のカタログには15km/Lと記載されていましたが、当時の測定方法は現在ほど正確ではないため、実際に走行した場合の数値とは大きく差がある場合も珍しくありません。 また、S30Zは馬力を上げるためにエンジンを載せ替えている方が多い傾向にあります。なかでも目立つのは、日産のL型エンジンの最大排気量 2.8Lを誇るL28への載せ替えです。発売当初のベースグレードに比べると1.5倍近くも排気量がアップすることになり、結果としてメーカーが想定していた燃費より悪化してしまいます。 ここから、実際にかかる燃料代をシミュレーションしてみましょう。 燃費6km/Lとして、1ヶ月あたり300km走行した場合、使用するガソリンは50Lです。2024年6月30日時点のハイオクガソリンの平均価格182.2円/Lをもとに燃料代を算出すると、1ヶ月で9,110円、1年間で10万9,320円かかることになります。 自動車税 自動車税は、エンジンの排気量によって税額が変わるだけでなく、初年度登録から13年以上経過していると重課されます。 そのため、S30Zの自動車税は、5万1,700円(2L超〜2.5L未満、重課後の税額)です。 任意保険 S30Zの自動車保険料を大手のネット型保険でシミュレーションしました。 【条件】年齢:26歳等級:6F等級使用目的:日常・レジャー走行距離:3,000km超5,000km以下主な使用地:東京都運転者:本人限定 【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車両保険:なし 上記の条件でシミュレーションしたところ、自動車保険料は年間約4万2,000円でした。ただし、この保険料には車両保険が含まれていないため、車輌トラブルが発生した場合には保険が適用できないことに注意しなければなりません。 車検代 続いて車検代について解説します。 まず、S30Zは発売から50年以上経過するモデルのため、ディーラーでは車検を受け付けていない可能性が高いです。民間の整備工場でも、古いクルマは断られる場合があるため、対応可能かどうかを事前に問い合わせてから依頼しましょう。 【民間車検の場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:2万5,200円(24ヶ月)※初度登録年月から18年以上経過している場合印紙代:2,300円 ※認証工場の場合車検基本料金:6万円 ※点検・検査・代行費用合計:10万5,150円※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します S30Zは古いクルマであり、重量税が重課されるものの車輌重量が比較的軽いため、同年代の他のクルマよりは負担を抑えられます。しかし、旧車であるために、車検のたびに複数箇所の部品交換や整備に費用がかかる可能性があることは覚えておきましょう。 メンテナンス費用 S30Zのメンテナンスには、次のような項目があります。 ・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・冷却水の交換・グリスアップ・ディストリビューターのパーツ交換・キャブレター調整・ボディのワックスがけ、錆とり など 金額にすると、年間でおおよそ10万円です。エンジンオイルや冷却水の交換など近年のクルマでもメンテナンス必須な項目に加え、旧車だからこそ定期的にチェックしなければならない箇所があります。 たとえば、グリスアップはパーツ同士の摩耗を防ぐために実施します。最近のクルマのベアリングには事前にグリスが封入されているため人の手で行う必要はありません。しかし、発売から数十年も経過しているクルマの場合、定期的にグリスアップしないとパーツが摩耗して焼付きを起こしてしまう可能性があります。 また、ボディのワックスがけや錆とりなど外装のメンテナンスも重要です。 特に下回りは錆つきやすいため、こまめに点検しましょう。 S30Zの年間維持費はいくら? ここまでS30Zの年間維持費の内訳について解説しました。すべてあわせるといくらになるのでしょうか。 【S30Zの年間維持費】・燃料代:10万9,320円・自動車税:5万1,700円・任意保険:約4万2,000円・車検代:5万2,575円(2年ごとのため10万5,150円の半分)・メンテナンス代:10万円合計:35万5,595円 月々に換算すると約2万9,000円です。今回算出したのは、あくまで最低限かかる金額のため、突発的な故障が発生したり、走行距離が伸びたりするとさらに費用がかかるでしょう。 購入後のレストアにはいくらかかる? S30Zの年間維持費について解説しました。しかし、S30Zを購入するにあたっては、維持費だけではなく初期費用についてもしっかりと見積もっておく必要があります。 繰り返しお伝えしているとおり、S30Zは半世紀近く前に発売されたクルマです。何も手を加えずに当時の状態のまま走行させるのは非常に難しいといわれています。現に、多くのS30Zオーナーの方がレストアしてその力を復活させるばかりか、よりパワーアップさせてドライブを楽しんでいます。 主に修理・修復の対象だといわれるのは以下の項目です。 ・エンジンのオーバーホールや載せ替え・トランスミッションの換装・外装の再塗装・内装の張替え など すべてレストアすると500万円程度の費用がかかります。個体によっては丸々修理せずに走行できる場合もあるため、購入するS30Zの状態を事前に把握し、どの程度の初期費用が必要なのか見積もっておきましょう。 まとめ S30Zの維持費と購入時の初期費用について解説しました。 S30Zは、旧車といわれるクルマのなかでも、年式が古いほうに分類されます。そのため、維持費も初期費用も決して安いとはいえない金額です。しかし、絶大な人気を誇るフェアレディZの歴史の始まりといえる名車を所有する満足感と考えれば、見合う金額だといえるのかもしれません。 今回紹介した情報を参考に必要な費用を見積もり、S30Z購入の準備にお役立てください。

ヴォクシーの維持費は年間いくら?高いと思ったときの対処法も紹介
旧車売買の豆知識 2024.07.01

ヴォクシーの維持費は年間いくら?高いと思ったときの対処法も紹介

ヴォクシーは室内空間が広く、スポーティーなデザインが魅力的なミニバンです。購入を検討しているものの、維持できるかどうか不安に思う方もいるでしょう。 ヴォクシーは、軽自動車やコンパクトカーなどの小さなクルマよりも維持費がかります。購入後に後悔しないためにも、具体的な金額を事前にチェックしておきましょう。 この記事では、ヴォクシーの年間維持費についてや、高いと思ったときの対処法などを解説します。 ヴォクシーの特徴 ヴォクシーは、スポーティーかつスタイリッシュなデザインのミニバンです。ほかのトヨタのミドルサイズミニバンには、ノアやエスクァイアなどがあります。 低床設計となっており、小さい子どもや年配の方でも負担を感じずに乗り降りできるうえに、室内空間が広いためファミリー層から特に支持を得ています。 ヴォクシーは基本的に5ナンバーサイズです。ただし、グレードによってはエアロパーツが装備されていることで3ナンバーサイズになっています。 ガソリン車には2WDと4WDの選択肢があるため、利用シーンに応じて選べます。 ヴォクシーの維持費の内訳 ここからは、以下のヴォクシーの維持費について、5つの項目に分けて具体的に解説します。 ・年式:2002年・グレード:Z 煌・型式:TA-AZR65G 燃料代 ヴォクシーの燃費は、10・15モードで「12.6km/L」です。10・15モードとは、1991年に国土交通省が定めた燃費の測定方法のことで、あくまでも目安です。 実燃費は9km/Lといわれています。仮に15km先の職場まで1ヶ月通勤した場合、1ヶ月で約73Lのガソリンを消費することになり、燃料代は1万2,490円かかります。年間で計算すると14万9,880円です。 ※2024年6月19日時点のレギュラーガソリン平均価格171.1円で算出※実燃費9km/Lで算出 自動車税 自動車税は、クルマの排気量に応じて税額が決まります。2002年式 Z 煌の排気量は1,998ccであり、1.5L超〜2L未満に該当するため、本来の税額は3万9,500円です(2019年9月30日以前に新規登録した場合)。 しかし、初度登録年月から13年以上経過している場合は重課されるため、税額は4万5,400円になります。重課により、現行の同クラスのモデルよりも5,900円高くなることに留意してください。 ▼自動車税の一覧は以下の記事に掲載しています。クルマの維持費はどのくらいかかる?車を保有する際にかかる費用の一覧を解説 任意保険 以下の条件や補償内容の場合、ヴォクシーの任意保険料は約7万円/年です。 ■条件・等級:6E・年齢:30歳・免許証:ブルー・使用目的:通勤・通学・補償範囲:本人限定 ■補償内容・対人賠償:無制限・対物賠償:無制限・人身傷害:1名につき3,000万円・車両保険:あり(一般タイプ)※25万円・免責金額:1回目5万円 2回目10万円・対物超過特約:あり 車両保険を補償範囲が狭い「限定タイプ」にした場合、任意保険料は約6万3,000円です。少しでも任意保険料を抑えたい場合は、限定タイプへの申し込みを検討しましょう。 また、車両保険に加入しなかった場合の任意保険料は、約5万円です。 車検 ディーラーで車検を受けた場合の車検代は、以下のとおりです。 ・重量税:5万400円・自賠責保険料:1万7,650円・印紙代:1,800円・車検基本料:6万6,000円合計:13万5,850円 重量税はクルマの車輌重量に応じて税額が異なります。今回例に挙げたヴォクシーの車輌重量は1,560kgであり、1.5t超〜2t未満に該当します。現行モデルであれば、税額は3万2,800円ですが、2002年式だと初度登録年月から18年以上経過している可能性が高いです。そのため、税額は5万400円と1万7,600円高くなります。 また、車検時に整備や部品交換が発生した場合には追加で費用がかかる場合もあります。 メンテナンス費用 ヴォクシーを維持するためには、コンディションに応じて消耗品を交換する必要があります。1年間でかかるメンテナンス費用は以下のとおりです。 ・エンジンオイル交換:5,000〜8,000円程度・ワイパー交換:2,000〜3,000円程度・エアコンフィルター交換:5,000円程度・ラジエーター補充:1,000円程度・ブレーキオイル交換:7,000円程度 状態によっては、ほかの消耗品やライト類の交換が必要なため、多く見積もっても4万円程度でしょう。 ただし、バッテリーやタイヤ交換が必要な場合は、さらにメンテナンス費用がかかります。すべて合わせると、メンテナンス費用で10万円程度かかるケースがあることに留意してください。 ヴォクシーの年間維持費はいくら? ヴォクシー 2002年式 Z 煌の年間維持費は以下のとおりです。 ・燃料代:14万9,880円・自動車税:4万5,400円・任意保険料:約7万円・車検代::6万7,925円(2年ごとにかかる費用の半額)・メンテナンス費用:10万円合計:43万3,205円 上記はあくまでも目安の年間維持費です。 ローンでヴォクシーを購入していたり、駐車場を契約している場合は、さらに維持費がかかることに留意してください。 ヴォクシーの維持費が高いと思った時の対処法 ヴォクシーの維持費が高いと思ったときは、任意保険料や車検代、メンテナンス費用を抑えることで、費用の負担を軽減できるでしょう。 紹介した任意保険料は、車両保険に加入した場合の料金です。車両保険を外したり、免責金額をより高く設定したりすれば、任意保険料を抑えられます。 また、車検やメンテナンスを依頼する際は、工賃を安く設定している業者に依頼するとよいでしょう。ディーラーは、サービスが手厚いかわりに、工賃が高く設定されている傾向にあります。車検代やメンテナンス費用を抑えたい場合は、整備工場やカー用品店などに依頼を検討してみてください。 それでも維持費が高いと思ったときは、ヴォクシーを売却することも視野に入れましょう。ヴォクシーは、中古車市場で需要があるため、年式が低くても高く売却できるケースがあります。 まとめ ヴォクシー 2002年式 Z 煌の年間維持費は約43万円です。 ヴォクシーはミニバンのため、軽自動車やコンパクトカーより維持費がかかります。年式が低い場合は税金が重税されるため、より維持費がかかることに留意してください。 任意保険料やメンテナンス費用を抑えても維持費が高いと思ったときは、ヴォクシーを売却することも検討しましょう。

95プラドの年間維持費は約56万円!税金・保険・メンテナンス費用まで解説
旧車売買の豆知識 2024.06.26

95プラドの年間維持費は約56万円!税金・保険・メンテナンス費用まで解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドのなかでも1996年5月~2002年10月に製造・販売されていた95プラドはガソリン車を選択できるため、都会でも乗ることのできるクラシックランクルとして人気を集めています。 しかし「クラシックランクルは維持費が大変そう……」と心配している方もきっと多いですよね。この記事ではランクル95プラドにかかる維持費について解説いたします。 95プラド維持費の内訳 95プラドの維持費について、5項目に分け解説します。今回は1998年式の TX(ガソリン/3,378cc )を例に挙げて、費用をシミュレーションします。 燃料代 今回例に挙げる1998年式の TX(ガソリン/3,378cc )のカタログ燃費は10.15モードで7.9km/Lです。 たとえば月間1,000km走行した場合、ガソリンは約126リットル使用(*1) することになり、燃料代は2万1,546円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、25万8,552円(*2) です。 *1 燃費は7.9km/Lで算出*2 2024年6月25日のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格171円で算出 自動車税 2024年6月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3,000cc超~3,500ccル以下(自家用)の自動車税は5万7,000円/年です。ただし、1998年式の95プラドは車齢が13年を超える可能性が非常に高いため、6万6,700円/年かかります。 なお、95プラドにはエンジンの異なる2,693ccのモデルもラインナップされており、この排気量でなおかつ車齢が13年を超えている場合は5万8,600円/年かかります。もし排気量が小さくても問題ないという方は、エンジンの違うモデルを選択することで維持費を抑えられるでしょう。 任意保険 95プラドの任意保険について大手のネット型保険でシミュレーションをしました。 <条件>年齢:25歳等級:6B使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり(限定タイプ)→保険金額 25万円/免責金額(1回目-2回目以降)5-10万円 総額は約13万円/年でした。古いクルマには車両保険を付帯できないケースが多いですが95プラドにはつけることができました。しかし、25万円までしか補償されないため、付帯しないで保険金額を安くしてもよいかもしれません。 車検 続いて、95プラドの車検代についてみていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:5万400円(24ヶ月)※初度登録年月から18年経過で算出印紙代:1,800円車検基本料:5万円 ※店舗・工場によって異なる合計:11万9,850円 ここで注目したいのは重量税です。95プラドの枠である1.5t超~2.0t以下区分の自家用車の場合、重量税は3万2,800円ですが、初度登録年月から18年経過した車輌については増額され5万400円かかります。 また、古いクルマの場合は車検時に部品交換をはじめとする各種メンテナンスが発生する可能性が高いです。車輌のコンディションが不調で、複数箇所の整備が必要な場合には車検代がさらにかさむでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。95プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。ランクル95プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるためプラスで10万以上かかるケースもあります。 【知っておきたい】95プラドのよくある故障 95プラドを所有するにあたり、よくある故障と修理費用もチェックしておくと安心です。ここでは95プラドで起こりがちなトラブルを紹介します。 ・パワーステアリングラックの故障クルマを運転するのに大変重要なステアリングに関連する部品です。経年劣化によって「ゴトゴト」という異音がしたりオイル漏れしたりすることがあります。リビルド品での交換+工賃で7万円程度の費用がかかるでしょう。 ・エアコンのコンプレッサーの故障エアコンも経年劣化によって焼付きが起こってしまう場合があります。工賃込みで10万円ほどかかります。エアコン使用時に異音やガス漏れに気付いた際にはなるべくはやく整備工場に修理を依頼しましょう。 いずれも経年劣化で発生しやすい故障です。中古の95プラドは、初度登録年月から20年近く経過している可能性が高いため、長年蓄積されたダメージによって故障が起こりやすいことを把握しておきましょう。 また、購入前にはエンジン内部の汚れを確認しておくことをおすすめします。長年乗り続けられた個体はエンジンが汚れているケースが多く、あまりにも状態がひどいと焼付きを起こしてしまう可能性があります。エンジンが壊れると丸ごと載せ替える必要があり、かなりの手間がかかるうえに費用も100万円ほどかかるため、購入前に必ずチェックしておきたいポイントです。 95プラドの年間維持費は約56万円! ここまで95プラドの維持費の内訳について解説してきました。すべて合わせると、年間で約56万円ほどの維持費がかかります。 <95プラドの年間維持費>燃料代:25万8,552円自動車税:6万6,700円任意保険:約13万円車検:5万9,925円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:56万5,177円 月額では約4万7,000円ほどかかる計算です。この結果から燃料代の割合が大きいことが判明しました。2024年6月現在もなおガソリン価格が高騰しているため、あまり燃費のよくないガソリンエンジンでは大きな負担になるでしょう。また、自動車税も車齢13年超のガソリン車のため増税されてしまいます。 95プラドはランクルよりも維持費が安い? 95プラドの年間維持費は約56万円でしたが、同時期に発売されていたクルマと比べると費用は高いほうなのでしょうか。おおむね同じタイミングで販売されていたランドクルーザー100系の維持費を比較してみましょう。 <ランクル100の年間維持費>燃料代:35万5,992円自動車税:10万1,200円任意保険:約11万円車検:6万6,225円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:68万3,417円 なんと、95プラドよりもランクル100のほうが10万円近く高いという結果になりました。95プラドよりも大排気量で車輌重量が重く、自動車税と重量税の負担が大きいことが要因です。もし95プラドとランクルで購入を迷われているのであれば、維持費の情報も車種検討の際にお役立てください。 ▼ランクル100の維持費の詳細はこちらで解説しています。トヨタ ランドクルーザー(100系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 まとめ 旧車の維持には、現代のクルマよりもお金がかかるものです。特に95プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用が高くなります。さらに、古いクルマのため故障が増えて修理費用などが別途発生する可能性があるでしょう。購入の際には、今回紹介した維持費の情報も参考に検討してみてください。 ※2024年6月25日時点のデータです

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