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旧車の売買と鑑定市場

ハコスカ(3代目スカイライン/C10型)のリセールバリューは高い!人気の理由や高く売るコツを解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.10.01

ハコスカ(3代目スカイライン/C10型)のリセールバリューは高い!人気の理由や高く売るコツを解説

ハコスカの愛称で親しまれている日産 3代目スカイライン(C10型)は、旧車の中でも高い人気を誇るモデルです。今回は、ハコスカの人気が高い理由やリセールバリューについて紹介します。ハコスカを売却するときの参考にしてみてください。 ハコスカは圧倒的な人気を誇る旧車 1968年にデビューした3代目スカイラインは、旧車の中でも人気が高いモデルです。箱形のスタイリングから「ハコスカ」と呼ばれるようになった3代目スカイラインは、現在でも多くの愛好家に親しまれています。 また、ハコスカの中でも高性能モデルに位置する「2000GT-R」は特に人気が高いです。この3代目スカイラインの高性能モデルに与えられた「GT-R」の名は、現在も日産のスポーツモデルの象徴となっています。 ハコスカのリセールバリューの相場 ハコスカのリセールバリューは、高い状態を維持し続けています。車両の状態にもよりますが、数百万円で買取されることはほぼ確実といえるでしょう。また、高性能モデルであるGT-Rは、1,000万円以上になることも珍しくありません。 ハコスカのリセールバリューが決まる要因 ハコスカのリセールバリューは、車両の状態によって大きく変わります。では、ハコスカのリセールバリューを決める要因は何なのでしょうか。 オリジナル部品が使われている ハコスカは、オリジナル部品が使われているとリセールバリューが高くなりやすいです。エクステリアやインテリアだけでなく、エンジンやトランスミッションなど、内部の部品までオリジナル部品だと買取額が高くなります。また、部品そのものにも高い価値があるため、部品だけでも高価買取されることがあります。 保管状態が良い 車両の保管状態が良いとリセールバリューが高くなります。外装の錆びや塗装の色褪せなどがなく、内装の褪せやひび割れなどがないと高い評価になります。 グレード ハコスカには、4ドア/2ドアをはじめ多種多様のバリエーションが用意されていました。数あるバリエーションの中でも、高性能モデルの「GT-R」は、非常に人気が高くリセールバリューも高い状態となっています。ただし現在は、どのグレードであっても旧車としての価値や希少性が高いため高価買取される可能性が高いです。 ハコスカを高く売る方法 ここからは、ハコスカを高く売る方法を解説します。 ハコスカに対する知見が豊富な業者を選ぶ ハコスカを高く売るためには、ハコスカのことを知り尽くした専門業者に買い取ってもらうことがポイントです。 ハコスカは、先述したように4ドア/2ドアをはじめ、多種多様のバリエーションを用意していました。そのため、ハコスカのどの年式のどのグレードなのかまでわかる専門買取業者でなければ、ハコスカの価値を適正に評価できません。 ハコスカを売却するときは、ハコスカの査定や買取した実績があり、ハコスカの知識が豊富な業者に依頼しましょう。 外装・内装を含め細部までメンテナンスを行う 外装、内装、エンジン、足まわりなど細かな部分までしっかりメンテナンスしておくと高く売れます。 ハコスカは、今や存在そのものに価値があるといっても過言ではないほど希少な車となっています。そのため、車両の状態が良いほど高く売れるのです。 ハコスカをいずれ売却する予定がある方は、定期的にエンジンをかけて走らせたり、外装や内装が劣化しないようこまめにメンテナンスしたりしておきましょう。こまめな手入れで良好な状態を保つことで、売却時に高く評価されます。 ハコスカの魅力と歴史 ハコスカは、1968年7月にフルモデルチェンジしてデビューした3代目スカイライン(C10型)です。 1968年9月には、スカイラインGTのモデルチェンジを発表し、1969年2月に高性能モデル「2000 GT-R」を発売しました。 高性能モデルのGT-Rは、デビュー当初4ドアのみのラインナップでしたが、1970年10月に2ドアハードトップになりました。 GT-Rは、高性能モデルにふさわしい2.0L直列6気筒DOHCエンジン(S20型)を搭載していることが魅力です。最高出力は160馬力でした。2000GTに搭載される2.0L直列6気筒OHC(L20型)の出力が120馬力であったことからも、GT-Rがいかに高性能だったのかがわかるでしょう。 【スカイライン 2000GT-R(2ドアハードトップ)の主要スペック】・全長4,330mm×全幅1,665mm×全高1,370mm・ホイールベース:2,570mm・エンジン:S20型(直列6気筒DOHC/水冷式)・最高出力:160PS/7,000rpm・最大トルク:18.0kgm/5,600rpm・トランスミッション:5速/後1速・最高速度:200km/h※1970年当時のリリース情報より

クラウンマジェスタのリセールは?買取相場や高く売る方法も解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.10.01

クラウンマジェスタのリセールは?買取相場や高く売る方法も解説

クラウンマジェスタの売却を検討しており、リセールバリューや買取相場を調べている方もいるでしょう。クラウンマジェスタは、ブランド価値により安定した価格で推移しており、状態次第では相場より高く売却できる可能性があります。 この記事では、クラウンマジェスタの買取相場やリセールバリューのポイントを紹介するとともに、高く売る方法を解説します。 クラウンマジェスタとは クラウンマジェスタとは、1991年〜2018年までトヨタで販売されていたラグジュアリーセダンのことです。クラウンより上位に位置しており、内外装ともにより上級車らしい設計になっています。 1988年に日産の高級車である「シーマ」が大ヒットしたことを受け、トヨタは競合車としてクラウンマジェスタを生産しました。 クラウンマジェスタはクラウンと車名が似ているものの、実際にはプラットホームやボディサイズが異なります。たとえば、外寸はクラウンと比べて下記のようにマジェスタの方が大きくなっています。 ・ホイールベース +50mm・全長 +100mm・全幅 +50mm また、クラウンマジェスタより上位モデルの「セルシオ」と同じく、下記2つのエンジンを採用しており力強い走行が可能です。 ※1UZ-FEは3代目まで、2JZ-GEは2代目まで エンジン 排気量 エンジン出力 型式 V型8気筒 4カム32バルブ 3,968cc 260ps 1UZ-FE 直列6気筒 DOHC24バルブ 2,997cc 230ps 2JZ-GE 以下の採用により乗り心地や安定性、ハンドリング性能も向上しています。 ・4輪ダブルウィッシュボーン式電子制御エアサスペンション・ラック・アンド・ピニオン式ステアリング クラウンマジェスタは、高級感や快適さ、優れた走行性能が魅力のクルマです。 クラウンマジェスタの買取相場 初代と2代目クラウンマジェスタの買取相場を紹介します (2024年8月時点の情報)。 買取相場は週単位で変動するため、売却を検討している場合はこまめに市場の動向をチェックしましょう。 初代(S140型) 初代(S140型)クラウンマジェスタの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 Aタイプ 5万~20万円 AタイプS 5万~20万円 Bタイプ 5万~20万円 Bタイプ エレクトロマルチビジョン装着車 5万~20万円 Cタイプ 5万~20万円 Cタイプ エレクトロマルチビジョン装着車 5万~20万円 2代目(S150型) 2代目(S150型)クラウンマジェスタの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 Aタイプ 5万~20万円 Cタイプ 5万~20万円 Cタイプ GPSボイスナビゲーション付EMV装着車 5万~20万円 Eタイプ 5万~20万円 Fタイプ 5万~20万円 クラウンマジェスタのリセールバリューのポイント クラウンマジェスタは高級セダンとしてのブランド価値があるため、買取相場が安定しています。 ただし、クルマの買取価格は下記の要素によって変動します。 ・年式・グレード・走行距離・内外装の状態(塗装やパーツ、シートなど) エンジンや電子デバイスなどの機械系のコンディションも影響するため、必ずしも買取相場 どおりの価格で売却できるとは限りません。 買取相場は、あくまでも目安として参考にしましょう。 クラウンマジェスタを高く売る方法 走行距離をなるべく抑えて、こまめにメンテナンスすることで、クラウンマジェスタの買取価格が高くなる可能性があります。 続いて、クラウンマジェスタを高く売る方法を解説します。 走行距離をなるべく抑える 走行距離をなるべく抑えるほど、クラウンマジェスタの買取価格が高くなる可能性があります。 走行距離は、クルマの査定額に大きな影響を与える重要な要素です。クルマの状態やモデルなどで異なるものの、一般的には走行距離が10万kmを超えたクルマよりも、5万km程度の方が高く売却できます 少しでも高く売りたい場合は、下記のような方法で走行距離を抑えましょう。 ・近距離の移動は徒歩や自転車、公共交通機関を利用する・長距離の移動は電車や飛行機などの交通手段を検討する・通勤や買い物などの日常的な移動ルートを最適化し、無駄な走行を避ける こまめにメンテナンスをする こまめにメンテナンスをして良好な状態を維持すれば、買取価格が高くなる可能性があります。売却を検討している場合は、下記のメンテナンスをこまめに行いましょう。 ・定期点検を必ず実施し、メンテナンスノートに記録を残す・オイルや各種フィルターの交換を推奨時期に行う・洗車やワックスがけを定期的に行い塗装を保護する・内装の掃除をこまめに行い、シートやダッシュボードの劣化を防ぐ エアコンの作動状況や各種ベルトの交換など、細かな部分にも注意を払い、クルマのコンディションを整えましょう。 クラウンマジェスタの売却は旧車王へご相談ください クラウンマジェスタの売却を検討している場合は、ぜひ旧車王へお問い合わせください。旧車王は、旧車に特化して20年以上買取事業を展開しているため、長い歴史をもつクラウンマジェスタを適正に鑑定できます。 クラウンマジェスタは、ブランド価値により買取相場が安定して推移しているものの、買取業者によっては査定額が低くなるケースもあります。少しでも高く売却するためにも、クラウンマジェスタの価値を正しく見極められる旧車王にご相談ください。

車検切れの車も買取ってもらえる?可能な理由や売る方法を解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.09.25

車検切れの車も買取ってもらえる?可能な理由や売る方法を解説

車検が切れてしまったクルマは、そのままでは公道を走行できませんが、中古車買取店に買い取ってもらうことは可能です。 査定額が大幅に下がるケースも基本的にはなく、むしろ費用をかけて車検を通したうえで売却するほうが損をする場合もあります。 この記事は、25年以上にわたって旧車・クラシックカーを15,000台以上買い取りしてきた旧車王が、車検切れのクルマでも買い取ってもらえる理由や売却方法、必要書類などについて詳しく解説します。 車検切れでも買取可能な理由 車検が切れていても、クルマを買い取ってもらうことは可能です。買取業者は、以下のように買い取ったクルマで利益を出すためのさまざまな方法を持っているためです。   ・自社工場や提携工場で車検を通して国内で再販売する ・業者向けのオートオークションで転売する ・日本車の人気が高い海外へ輸出する   クルマを買い取った時点で車検が残っていたとしても、販売している間に切れてしまうことも珍しくありません。たとえ切れたとしても、買取業者によっては自社工場や提携工場で費用を抑えて車検を通すことができます。 また、車検は日本の制度であるため、買い取ったクルマを海外に輸出するのであれば、車検切れは問題になりません。 以上の点から、車検切れのみを理由にクルマの買取そのものが拒否されることはほぼないのです。 車検切れが査定額に与える影響 中古車の査定額は、車種、年式、走行距離、内外装の状態などクルマが持つ本来の価値によって決まります。 車検が切れていても、クルマそのものの価値が大幅に減るわけではないため、買取価格が著しく安くなる心配はないといえます。 車検切れの車を売る方法 車検が切れたクルマを売却する方法は「出張査定を利用する」「仮ナンバーを取得して持ち込む」「個人売買で売却する」の主に3つです。それぞれの特徴は以下のとおりです。 出張査定を利用する 出張査定は、自宅や勤務先などの指定する場所に査定士が訪れて、クルマを査定するサービスです。査定料金は基本的に無料であり、査定額に合意した場合はその場で売買契約を結ぶこともできます。 車検が切れているクルマは、そのままでは公道を運転できないため、買取業者の店舗に持ち込んで査定を受けられません。売却の際は、店舗に運び込む必要がなく費用もかからない出張査定を利用するとよいでしょう。 仮ナンバーを取得して持ち込む 仮ナンバー(自動車臨時運行許可番号標)を取得すると、車検切れのクルマでも公道を走行できるようになるため、買取店に持ち込んで査定してもらえます。 仮ナンバーを取得するためには、市区町村役場の窓口で申請手続きが必要です。申請時に必要なものは以下のとおりです。   ・自動車臨時運行許可申請書 ・自動車損害賠償責任保険証明書の原本 ・自動車を確認できる書類の原本(自動車検査証や登録識別情報等通知書などから1点) ・本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証など) ・手数料(一般的に750円)   「自賠責保険」の有効期限が切れている場合は、事前に保険会社で再加入の手続きが必要であり、その際に保険料を支払います。 また、仮ナンバーで走行できるのは、申請時に許可されたルートのみであり、有効期間も5日が上限です。申請手続きに手間がかかるうえに制限もあるため、仮ナンバーを取得して買取店に査定してもらうのはあまり現実的な方法ではないといえます。 個人売買で売却する 個人売買は、友人や知人、親族などの個人にクルマを直接売る方法です。買取業者の利益や手数料などの中間マージンが発生しない分、より高値で売却できる可能性があります。 ただし、普通自動車は、車検が切れた状態では名義変更(移転登録)の手続きができません。そのため、売却前に元の所有者の名義で車検を受ける必要があります。 売買契約書の作成や名義変更手続きなどもすべて当事者が行うため、「代金が支払われない」「クルマの名義が一向に変更されない」など、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。 車検切れの車を売る際の注意点 車検切れのクルマを売却する際は、法的な処罰の対象となったり、経済的に損失を負ったりする事態を避けるためにも、以下3つの注意点を押さえましょう。 無車検運転・無保険運行に注意 車検が切れた状態で公道を運転すると「無車検運行」として処罰の対象となります。 また、車検が切れている場合、自賠責保険の保険期間も終了しているケースがほとんどです。自賠責保険が無効な状態で公道を走行することは「無保険運行」という法律違反です。 無車検運行と無保険運行の罰則は以下のとおりです。   違反点数・罰則 無車検運行 違反点数6点 6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金 無保険運行 違反点数6点 1年以下の懲役または50万円以下の罰金 両方に違反 違反点数6点 1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金 過去3年間の違反点数が累積で6〜8点の場合、30日間の免許停止となり、その期間が終わるまでクルマを運転することはできません。 懲役刑または罰金の対象となる可能性もあるため、少しの距離であっても車検切れのクルマを運転することは避けましょう。 車検を通してから売却するのは損になることがある 車検を受ける場合、車検基本料や法定費用、整備費用などをあわせると10万円前後の費用がかかります。車検を通したとしても、かけた費用を上回る分だけ査定額が増えることはほとんどありません。 査定額の増加分が車検費用を下回って損をする場合も多いため、基本的には車検を通さずに売却したほうがよいといえます。 できるだけ早く売却したほうがよい クルマの資産価値は、時間の経過とともに下落するのが一般的です。特に、年式が古い車種や新しいモデルが登場して型落ちとなった車種は、需要の低下により買取価格が大きく下がる可能性があります。 また、車検切れのクルマを長期間動かさずに放置すると、エンジンやバッテリー、タイヤ、ブレーキなどの劣化が進み、さらに価値が低下する要因となります。 車検切れのクルマを今後も使用する予定がない場合は、価値が大きく下がる前にできるだけ早く売却するとよいでしょう。 車検切れ車の売却に必要な書類 クルマをスムーズに売却するためには、必要書類を事前に準備することが大切です。また、普通自動車と軽自動車では、売却時の必要書類が異なります。以下で詳しく解説します。 普通自動車の必要書類 普通自動車を売却する際の必要書類や準備すべきものは以下のとおりです。   ・自動車検査証(車検証) ・自動車税納税証明書 ・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証) ・リサイクル券 ・印鑑登録証明書 ・実印 ・譲渡証明書(クルマが新しい所有者に譲渡されたことを証明する書類) ・委任状(クルマの売却に関する手続きを委託するための書類) ・住民票(車検証に記載されている住所や姓、所有者などが売り手の実情とは異なる場合に必要な書類)   普通自動車を売却して所有者が変わったときは、運輸局で名義変更の手続きをします。名義変更の際は、譲渡証明書や委任状などの書類が必要となります。 また、譲渡証明書や委任状に実印を押すため、通常は発行から3ヶ月以内の印鑑証明書が2枚必要です。 軽自動車の必要書類 軽自動車を売却する際の必要書類は以下のとおりです。   ・自動車検査証(車検証) ・軽自動車税納税証明書 ・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証) ・リサイクル券 ・認め印(シャチハタは不可) ・自動車検査証記入申請書 ・住民票(車検証に記載されている住所や姓、所有者などが売り手の実情とは異なる場合に必要)   軽自動車の場合、所有者が変わったときは軽自動車検査協会へ届け出をします。普通自動車に比べて手続きは簡素化されており、認め印で名義変更の手続きができるため、売却時に実印や印鑑証明書は原則として不要です。 ただし、本人確認のために実印と印鑑証明書を求める買取業者もあるため、事前に準備すべきか確認することをおすすめします。 車検切れ車を高く売るためのポイント 車検切れのクルマは、以下のポイントを押さえることでより高く売却することは可能です。 複数業者で査定を比較する 車検切れのクルマを売却するときは、複数の買取業者の査定額を比較するとよいでしょう。 業者ごとに得意な車種や買い取ったクルマの販売網などが異なるため、同じ車種であっても査定額が大きく変わることは珍しくありません。 複数の買取業者にクルマの査定を依頼し、結果を比較することで、より高値で売却できる可能性があります。 状態が悪化する前に売却する 車検が切れていると、長時間動かさないことにより、劣化が進行してクルマの状態が悪化し、査定額が下がる可能性があります。 特に、エンジンや駆動系、ブレーキシステムなどクルマにとって重要な部品にトラブルが生じていると、査定額が大きく下がってしまいかねません。 再び車検を通してクルマを使用する可能性がない場合は、状態が悪化して査定額が下がる前に売却することをおすすめします。 その車種の買取が得意な業者に売却する クルマを売却するときは、その車種の買取が得意な業者を選ぶことが大切です。専門知識や経験などをもとに売却予定のクルマが持つ本来の価値を見抜き、より高い買取額を提示してもらえる可能性があります。 特に、旧車やスポーツモデルなどは、一般的な買取店と専門店で査定額に大きな差が出ることがあります。 車検が切れているクルマが販売開始から10年以上経過している場合は、旧車の買取を専門とする「旧車王」にご相談ください。旧車の知識が豊富なスタッフが愛車を適切に鑑定し、納得の査定額を提案いたします。 まとめ 車検が切れたクルマの買取が拒否されることはなく、買取価格が大きく下がることも基本的にはありません。 ただし、車検切れの状態で公道を走行することは法律違反であり、時間の経過とともにクルマの価値は下がります。将来的に利用する予定がないクルマがある場合は、早急に売却するとよいでしょう。

トヨタ クレスタのリセールバリューは高い!クレスタを高く売る方法や魅力などもあわせて解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.09.01

トヨタ クレスタのリセールバリューは高い!クレスタを高く売る方法や魅力などもあわせて解説

トヨタ クレスタは、姉妹車のマークIIやチェイサーとともに高い人気を誇っていたミドルサイズハードトップ/セダンです。今回は、クレスタのリセールバリューのポイントや高く売るためのコツを紹介します。クレスタを保有していて、売却を検討している方は参考にしてみてください。 クレスタのリセールバリューのポイント トヨタ クレスタのリセールバリューは、旧車人気の影響もあって高い水準で推移しています。世代・年式やグレード、車輌の状態によって買取額に違いがあるものの、販売終了から20年以上が経過した今でも査定額がつくケースがほとんどです。とくに人気が高いのはハイパフォーマンスエンジンを搭載したスポーティなグレードで、車輌の状態がよければ200万円以上の査定額になることもあります。 クレスタを高く売る方法 トヨタ クレスタを高く売るためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここからは、クレスタをより高く売るためのコツを紹介します。 走行距離をむやみに増やさない クレスタの売却を検討しているのであれば、走行距離をなるべく伸ばさないようにしましょう。クレスタは、最終モデルの販売終了から時間が経過しているため、走行距離が15万kmを超えていることも珍しくありません。そのため、走行距離が短いクレスタは希少価値が高く、高価買取に期待できるでしょう。 メンテナンスを欠かさない クレスタには、ベーシックなグレードからターボエンジンを搭載したスポーティなモデルまで用意されています。グレードに関係なく外装や内装、エンジンをはじめとした走行に関わるパーツのメンテナンスをしておくと、高額査定されやすいでしょう。少しでも高く売りたいと考えているのであれば、定期的に車を動かすとともに、メンテナンスを欠かさないことが大切です。 クレスタの魅力と歴史 トヨタ クレスタは、1980年にデビューしたミドルサイズの4ドアハードトップです。また、クレスタが登場した1980年にオープンした販売チャネル「ビスタ店」の最上位モデルでもあります。 1984年に2代目となり、ハードトップからセダンに変更しました。また、姉妹車であるマークIIやチェイサーより高級感ある内装になっているのも特徴です。 1988年には、3代目へフルモデルチェンジしました。3代目クレスタは、従来の直線基調で角張ったスタイリングから丸みを帯びたデザインとなっています。 1992年に登場した4代目では、ボディが3ナンバーサイズに拡大しました。また、スポーティグレードは「GTツインターボ」から「ツアラー」へ変更され、6気筒エンジンを搭載する「スーパーデラックス」は「スーパールーセント」へ集約されたこともトピックです。 1996年にデビューした5代目は、フォーマルなセダンという位置付けになり、居住性を優先したパッケージングになりました。グレードは、スポーティモデルが「ツアラー」から「ルラーン」へ変更され、最上級グレードは「エクシード」となっています。 どの世代でもエレガントな上級モデルとであることがクレスタの魅力です。   【クレスタ(2代目:GX71)の主要スペック】※2代目クレスタ「2000GTツインターボ」の主要スペック ボディサイズ 全長4,690mm×全幅1,690mm×全高1,385mm エンジン 直列6気筒2.0L(1G-GTEU) 最高出力 185ps/6,200rpm 最大トルク 24.0kgm/3,200rpm 駆動方式 2WD(FR)  

スイフトスポーツのリセールバリューは期待大!査定の評価ポイントも解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

スイフトスポーツのリセールバリューは期待大!査定の評価ポイントも解説

スポーツカーの市場には、日々魅力的なクルマが登場しています。そのため、乗り換えを検討される方も多いのではないでしょうか。そこで気になるのが、今乗っているクルマのリセールバリューがいくらになるのかです。この記事では、スイフトスポーツのリセールバリューについて、新車登録後の年数別に紹介します。査定で評価されやすいボディカラーやオプションもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。 スイフトスポーツとは 2003年にスズキの人気モデルスイフトの派生モデルとしてデビューした、日本を代表するスポーツハッチです。人馬一体を体感できる軽快な走りが魅力で、国内に限らず海外でも数多くの受賞歴をもっています。 2017年に登場した現行モデルでは、歴代モデルで初めて3ナンバー化され話題となりました。5人乗り仕様でありながら、車両重量が990kg(MT車970kg)と軽量で、高剛性プラットフォームの「HEARTECT」との組み合わせで緩みのない乗り味を実現しています。また、現行モデルから全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールや、スズキ車初となる車線逸脱抑制機能など、先進安全装備が充実し、より商品力が高まった点でも評価を受けています。 ブースタージェットエンジンとデュアルエキゾーストパイプにより、アクセルを踏み込んだ瞬間からトルク感のある加速と低音の排気音を楽しめるのがスイフトスポーツの醍醐味です。AT・MTともに完成度の高いなめらかなシフトフィーリングを実現していますが、特にMTの場合、シフトチェンジするのが楽しみに変わるほどの決まりの良さをもっており、流通台数でもMT車の方が多いのも納得といえます。 スイフトがベースですが、専用のバンパー・グリル・ルーフエンドスポイラーを装着し、内装もレッドに色付けされたタコメーターや赤のステッチなど、差別化が図られています。 スイフトスポーツのリセールバリューは良い? 平均よりも良い傾向にあります。要因として、全体の性能が高いレベルにありながら、車両本体価格が200万円程度のライバル車がいないことが挙げられます。また、フルモデルチェンジもまだ予定がない点も少なからず影響しているでしょう。リセールバリューの具体的な数字を見ると、新車登録から1年後のリセールバリューで70%、3年後で64〜69%、5年後で47%です。 スイフトスポーツで人気のボディカラー ここでは、スイフトスポーツに用意されているボディカラーの中から、中古市場で人気のある3つの色を紹介します。 ピュアホワイトパール 年齢や性別問わず人気のあるボディカラーです。定番色としてシンプルで飽きがきにくく、乗る人を選びません。また、膨張色のため一際存在感を放つのも、スイフトスポーツのキャラクターに合っています。パールが入っているため、照明の下など近くで見ると輝きを感じられ、所有満足度にも繋がる点も人気の要因といえるでしょう。 スーパーブラックパール ピュアホワイトパールと並ぶ安定した人気のボディカラーです。落ち着いた雰囲気と高級感を求めるドライバーから特に人気があります。タイヤやホイールなど、足回りのパーツとの一体感が感じられる色であり、カスタムしても引き締まった印象が得られます。 チャンピオンイエロー ほかの車種にはない、スイフトスポーツのイメージカラーです。スポーツカーとしての存在感や特別感が際立つ色であり、走りを楽しみたいドライバーに人気があります。色褪せには注意が必要ですが、花粉や黄砂などの汚れは目立ちにくい利点も備えています。 スイフトスポーツで高額査定を狙えるオプション ここでは、査定で評価されやすいオプションを3つ紹介します。 セーフティパッケージ 先進安全装備を充実させるオプションで、時代のニーズが高まっていることも手伝って、査定でも有利になる傾向があります。自動ブレーキ機能や車線逸脱抑制機能のほか、SRSカーテンバッグなど、走りが楽しめるスイフトスポーツだからこそ、安全装備を充実させて運転以外の負担を軽減したいドライバーにも人気です。 全方位モニター 駐車時や狭い道を通る際に、カメラの映像で俯瞰して車両状態を確認できるオプションです。同様の装備がクルマ業界全体として広まってきたこともあり、査定でもプラスになりやすいです。フロント・サイド・バックにカメラが追加されるほか、スピーカーやUSBソケットなど、車内の快適性を上げる装備が付くのも評価されやすいポイントでしょう。 ナビゲーション 定番オプションの1つですが、全方位モニターとのセット装着で、さらなる査定アップに繋がるでしょう。全方位モニター連動型のナビであれば、余すことなく機能を使い切れるため、ドライブのストレス軽減にも繋がります。また、ナビ単体でも、非装着車に比べると査定では評価されやすいです。 まとめ スイフトスポーツは、200万円台の価格でありながら、運転の楽しさと車内の快適性を兼ね備えるスポーツハッチです。小気味のよい走りは日本国内のほか、海外でも高く評価されており、ドライバーとしての満足度評価も高いのが特徴です。そんなスイフトスポーツは、リセールバリューも高い傾向となっており、安定した人気があります。中古車市場でも需要があるクルマですが、日々相場は変わるため、値崩れしてしまう可能性もあります。次のクルマに損なく乗り換えるには、現在の査定額を把握しておくことが重要です。

2026年7月にヴェロッサが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.17

2026年7月にヴェロッサが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2026年7月に、トヨタ ヴェロッサが25年ルール解禁となります。2001年から2004年にかけて販売されたスポーツセダンであるヴェロッサは、25年ルールの解禁に伴い中古車価格が注目される可能性があります。 今回は、ヴェロッサの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について解説します。今後の動向の参考としてぜひ役立ててください。 2026年7月にヴェロッサが25年ルール解禁! 2026年7月に、トヨタ ヴェロッサの25年ルールが解禁されます。ヴェロッサは2001年7月から2004年4月にかけて販売された、トヨタのスポーツセダンです。 ヴェロッサは、マークⅡ三兄弟(マークⅡ、チェイサー、クレスタ)の後継車種として位置づけられており、特に若い世代に向けたスポーティなデザインと高い走行性能が特徴でした。生産期間が約3年と短く、現在では希少なモデルとなっているため、25年ルールの解禁によってアメリカの日本車ファンからの注目が集まることが予想されます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドル車をそのまま輸入できるようになります。 アメリカ市場では日本車の人気が高く、日本車仕様にカスタマイズして乗る方やオリジナルの状態で乗りたいと考えている方が多く存在します。そのため、アメリカの日本車愛好家にとって、25年ルール解禁はまさに待ち望んでいた機会なのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でヴェロッサは値上がりする? 25年ルールの解禁により、ヴェロッサの中古車価格に変化が生じる可能性があります。ただし、他の人気車種と比較すると、極端な値上がりは期待できないでしょう。 ヴェロッサは、わずか3年で製造・販売が終了した希少なクルマです。現在市場に流通している個体数が限られているため、コンディションのよい個体においては一定の需要が見込まれるでしょう。また、トヨタのスポーツセダンとして洗練されたデザインと優れた走行性能を兼ね備えているため、アメリカの日本車愛好家の注目を集める可能性があります。 一方で、スカイラインGT-Rやランサーエボリューションといった有名スポーツカーと比較すると、海外での認知度や人気はやや控えめです。そのため、値上がりの幅は他の人気車種ほど大きくない可能性もあります。 25年ルールが解禁されるヴェロッサの魅力 ヴェロッサの魅力は、高級セダンとしての上質感とスポーティな走行性能を両立している点です。エクステリアは、流麗で洗練されたデザインが特徴で、当時としてはモダンで先進的なスタイリングを採用していました。 エンジンラインナップには、2.5L 直列6気筒(1JZ-GTE型、1JZ-FSE型)2.0L 直列6気筒(1G-FE型)が設定されていました。特に1JZ-GTEエンジンを搭載したモデルは、最大出力280psを発生し、セダンでありながらスポーツカーに匹敵する加速性能を誇りました。また、トヨタの先進技術であるVVT-i(可変バルブタイミング機構)を採用し、高い走行性能と安定性を実現しました。 インテリアについても、高品質な内装材を使用し、プレミアムセダンにふさわしい上質な空間を演出しています。また、当時の最新装備であるDVDナビゲーションシステムやプレミアムサウンドシステムなども採用されており、快適性と利便性を高いレベルで両立していました。 ヴェロッサ以外で2026年に25年ルールが解禁される車種一覧 2026年は、ヴェロッサ以外にも注目すべき車種が25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁時期は以下のとおりです。 ・アレックス(1月)・2代目イプサム(5月)・アルテッツァジータ(7月)・3代目ウィンダム(8月)・アリオン(12月) まとめ 2001年から2004年にかけて販売・製造されたトヨタのスポーツセダン、ヴェロッサが2026年7月に25年ルール解禁を迎えます。希少性の高さと、高級セダンとしての上質感、そしてスポーティな走行性能を兼ね備えたヴェロッサは、一定の需要が見込まれるモデルといえるでしょう。 加えて、魅力的な日本車が続々と25年ルール解禁を迎える2026年は、日本の旧車市場にとって大きな転換点となる可能性があります。ヴェロッサをはじめとする対象車種の売却をご検討の方は、市場動向を注視しながらタイミングを見極めることをおすすめします。 納得のいく価格で旧車を売却をしたい方は、ぜひ旧車王にご相談ください。20年以上の実績と累計買取件数1万5,000件を突破した経験豊富な専属鑑定士が、おクルマの真の価値を見極め高額買取を実現いたします。

2026年8月に3代目ウィンダムが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.16

2026年8月に3代目ウィンダムが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2026年8月に、トヨタの高級セダン・ウィンダムの3代目モデルが25年ルール解禁を迎えます。北米では「レクサスES」として販売され、高い評価を得た3代目ウィンダムは、日本国内では知る人ぞ知る上質なプレミアムセダンとして位置づけられていました。25年ルール解禁により、この隠れた名車がアメリカ市場で再評価される可能性があります。 今回は、3代目ウィンダムの魅力と、今後の市場動向について詳しく解説します。 2026年8月に3代目ウィンダムが25年ルール解禁! 2026年8月に、3代目ウィンダムの25年ルールが解禁されます。3代目ウィンダムは2001年から2006年にかけて製造されたトヨタのセダンの1つで、当時の最新技術を結集したプレミアムモデルでした。 特筆すべきは、この3代目ウィンダムが北米市場では「レクサスES300」として販売されていた点です。レクサスブランドでの販売により、アメリカでは既に高い認知度と評価を得ており、日本仕様の右ハンドルモデルに対する潜在的な需要が存在すると考えられます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールです。アメリカでは原則として右ハンドル車を輸入できませんが、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。 つまり、日本で販売されていたオリジナルの仕様のまま、アメリカに日本車を輸入できるようになるのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で3代目ウィンダムは値上がりする? 3代目ウィンダムの25年ルール解禁による価格変動については、慎重にチェックしていく必要があります。 確かにアメリカでレクサスESとして親しまれていたモデルであることから、一定の需要は期待できるでしょう。特に、日本独自の装備や仕様を持つグレードについては、コレクターからの注目を集める可能性があります。 しかし、3代目ウィンダムはスポーツカーではなく高級セダンという性格上、R34スカイラインGT-Rやランサーエボリューションのように劇的に価格が高騰することはないかもしれません。また、中古車価格は需要と供給のバランス、個体の状態、装備内容などによって決まります。そのため、すべての3代目ウィンダムが必ず値上がりするとは言い難い状況です。 25年ルールが解禁される3代目ウィンダムの魅力 3代目ウィンダムの最大の魅力は、トヨタが誇る上質な乗り心地と洗練されたデザインを両立している点です。搭載される3.0L V6エンジン(1MZ-FE)は最大出力210ps、最大トルク30.5kg・mを発生し、高級セダンにふさわしいスムーズで力強い走りを実現しました。 内装においては、革シート(オプション)やウッドパネルを採用し、トヨタの技術力を結集した快適装備が満載でした。 さらに、北米市場でレクサスブランドとして販売されていたという事実は、その品質の高さを物語っています。静粛性、乗り心地、信頼性といった高級セダンに求められる要素をバランスよく備えており、日本の自動車技術の粋を集めたモデルとして評価されています。 3代目ウィンダム以外で2026年に25年ルールが解禁される車種一覧 2026年は、3代目ウィンダム以外にも注目すべきモデルが25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁は以下のとおりです。 ・アレックス(1月)・2代目イプサム(5月)・アルテッツァジータ(7月)・ヴェロッサ(7月)・アリオン(12月) まとめ 2001年から2006年にかけて製造された3代目ウィンダムが、2026年8月に25年ルール解禁を迎えます。北米でレクサスESとして親しまれていた背景から、アメリカ市場での一定の需要が期待される一方、全体的な価格高騰の可能性は低く、状態のよい個体や希少グレードに定した価値上昇が予想されます。 3代目ウィンダムの売却をご検討の方は、旧車専門の買取業者である旧車王にぜひご相談ください。専属鑑定士による適正“鑑定”により、お客様のウィンダムの真の価値を見極めます。

2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年5月に、ホンダ ステップワゴンが25年ルール解禁となりました。ファミリーカーとして絶大な人気を誇るステップワゴンは、25年ルールの解禁により中古車価格に変動が生じる可能性があります。 今回は、ステップワゴンの25年ルール解禁の背景と、クルマとしての魅力について詳しく解説します。 2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁! 2021年5月に、初代ステップワゴン(RF1・RF2型)の25年ルールが解禁されました。 初代ステップワゴンは1996年5月から2001年まで製造されたホンダのコンパクトミニバンです。優れた居住性と使い勝手のよさで、日本のファミリー層に長年愛され続けてきました。25年ルールの解禁により、アメリカの日本車ファンがついに本格的な日本仕様のコンパクトミニバンを手に入れることができるようになったのです。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車の輸入が禁止されているため、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。この例外のルールにより、右ハンドル車である日本車をそのままの仕様で輸入できるようになるのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でステップワゴンは値上がりする? 25年ルール解禁により、ステップワゴンの中古車価格は変動する可能性がありますが、スポーツカーのような劇的な高騰にはならないでしょう。 ステップワゴンはファミリーカーとして実用性重視で開発されており、コレクター性やスポーツ性を求める層よりも、実用性を重視するユーザーから支持されやすいクルマです。アメリカでは大型SUVやミニバンが主流のため、コンパクトミニバンの需要は限定的かもしれません。 ただし、日本車の高い品質と燃費性能、そして独特のパッケージングに興味を持つアメリカのユーザーから注目を集める可能性はあります。特に状態のよい個体や、アメリカでは珍しい装備を持つグレードについては、一定の価格上昇が期待できるでしょう。 25年ルールが解禁されるステップワゴンの魅力 ステップワゴン最大の魅力は、コンパクトなボディサイズでありながら広い室内空間を実現した革新的なパッケージングです。全長約4,600mm、全幅約1,700mmというサイズに対して、3列シートの8人乗りを可能にした設計は、当時の日本の道路事情と駐車場事情を考慮した傑作といえます。 初代ステップワゴンには2.0L直列4気筒のB20B型エンジンが搭載されており、最大出力125ps、最大トルク18.5kg・mを発揮。ミニバンとしては十分なパワーを持ちながら、優れた燃費性能を実現していました。さらに、低床設計により乗り降りがしやすく、お年寄りや小さなお子様でも安心して利用できる設計となっています。 シートアレンジの豊富さも大きな魅力で、2列目・3列目シートを格納すれば広大なカーゴスペースを確保でき、アウトドアや引っ越しなどさまざまなシーンでの活用が可能です。 ステップワゴン以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ステップワゴン以外にも注目すべき日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年5月から製造されたステップワゴンが、2021年5月に25年ルール解禁となりました。ファミリーカーとして多くの家庭に愛されたステップワゴンは、コンパクトなボディに広い室内空間を実現した革新的なパッケージングが最大の魅力です。 25年ルール解禁により、ステップワゴンのアメリカでの輸入が可能となりました。スポーツカーのような劇的な価格高騰は考えにくいものの、日本車の高い品質と実用性に注目が集まることで、一定の価格上昇は期待できるでしょう。 年式の古いステップワゴンをはじめとする旧車の売却をご検討中の方は、旧車王にご相談ください。10年以上経過した古いクルマを専門とした買取サービスで、プロの鑑定士が丁寧にお客様の愛車を“鑑定”いたします。

いま、ネオクラシックカーを初めて手に入れたいと考える人が知るべき『5つの覚悟』とは?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

いま、ネオクラシックカーを初めて手に入れたいと考える人が知るべき『5つの覚悟』とは?

現在、さまざまなジャンルでレトロブームが起きている。昭和の雰囲気で作られたテーマパークや今も当時の面影が残る街並み、雑貨や家電といったアイテムが対象だ。その時代を過ごした世代には懐かしく、知らない世代には新鮮に映る点が魅力となっている。 もちろんクルマもその対象に入る。例えば、現在は衝突安全性の点から採用がされない、窓部分に柱のない「ピラーレスハードトップ」などのデザインが新しく見えるそうだ。 しかし、本格的なクラシックカーは、利便性の点で手を出しづらい。そのため、人気となっているのは、80~90年代に販売された「ネオクラシックカー」と呼ばれているモデルたちだ。 これらのモデルは、クラシックカーよりも扱いやすく、見た目も近代的、日常的にも使用可能な点が魅力となっている。当時欲しくても若さゆえに手に入れられなかった世代、幼少期に自宅で乗っていた思い出を持つ世代、親のアルバムやアニメ、映画から憧れを持つ世代と多彩だ。 今回「ネオクラシックカー」と呼ばれる世代のモデルに乗るうえで、事前に理解してもらいたい「覚悟」について、この年代のクルマを所有するオーナーの目線から紹介したいと思う。 ■1:車輌価格の高騰  現在の「ネオクラシックカー」の中古車価格は総じて高値となっている。 特にスポーツカーは、映画やマンガ、アニメの影響もあって人気モデルばかりだ。特に日本のみで販売されていたモデルはどれもプレミア価格だ。その理由のひとつには、アメリカへの輸出がある。以前は、右ハンドルの日本車をアメリカに持ち込んで乗ることは、多くの試験をパスした場合でのみしか許可が得られなかった。 しかし「25年ルール」と呼ばれる、日本での新車登録後25年経過した車輌は、以前のような試験を行わずアメリカで乗ることが可能となり、25年経過した日本車の多くがアメリカへ輸出されはじめた。 また、映画に登場したことで、アメリカのカーマニアに「スカイラインGT-R」の存在が知られることになった。彼らも日本のカーマニア同様、他の人とは違うクルマに乗りたいと思う気持ちは、よくわかる。そのため、国内から台数が減ったこと、世界的需要が発生して価格は上がったことを理解してもらいたい。 また、2009年に新車への乗り換え促進を目的に行われたエコカー補助金も高騰の要因のひとつだ。新車への買い替えのため、当時市場価値がないとされたクルマの多くが、補助金と引き換えに廃車となったことで、現存数が減ったことにより価格の上昇が起きている。 ■2:部品の供給 自動車メーカー各社で考え方は異なるが、共通しているのは「古くなった現存数が少ないモデルの部品は製造終了」という点だ。 メーカーは常に新しいクルマを開発、生産している。そのため、古いクルマの部品との入れ替えで新しいクルマの補修部品を保管することは致し方ないところ。 そのため、古いクルマの場合人気モデルだとしても、めったに注文が来ない物、場所を取る大型部品は廃止されてきた。 ただ、汎用の利く部品は部品メーカーからも発売されており、特定の車種を多く扱う専門店では、独自に対応品を製作していることもある。 自動車メーカーでも「ヘリテージパーツ」として、現在所有しているオーナー向けに復刻版の純正部品をリリースする流れも起こっている。 また、先に触れたように人気モデルが海外へ輸出されていることにより、海外メーカーが現地で、新たなオーナー向けに部品を製造しているケースも起こっている。この点については、日本で同車種を乗っている場合、助かるだろう(その代わり、輸送や関税コストは掛かるが)。 ■3:主治医探し 自身ですべてのメンテナンスを行える人は少なく、やはりかかりつけの主治医がいるかは、旧車ライフを過ごすうえで重要なこととなる。 先に述べたように、特定の車種について深い知識と経験を持つ専門店はある。そこでは、その車種のウィークポイントを押さえており、対策方法も熟知しているケースが多い。 もし、欲しい車種の専門店がある場合は、そのお店で販売されているクルマを購入することも手ではある。お店としても履歴を把握しているため、今後のメンテナンスの相談がしやすい点がメリットとなる。 その他には、インターネットでの情報収集を行い、同車種に乗っている先輩オーナーの主治医を紹介してもらうことや、車種を問わず、ネオクラシックカーを得意とする整備工場を探すのも重要といえる。 ■4:維持費 自動車を持つことは、維持費がかかり続けることになる。それは大なり小なり、新車はもちろん旧車でも発生する。しかし、ナンバーを付けずにガレージに飾り楽しむ場合は、税金や保険代、車検代はかからない。 とはいえ、やはり愛車を走行可能な状態にしたくなるのが、多くのクルマ好きの性ではないだろうか。新しいクルマと比べた場合、ネオクラシックカーは自動車税と重量税が増税されている。具体的には、自動車税は初年度登録から13年超えた場合、概ね15%の重課税。車検のタイミングでかかる重量税は、0.5tごとに4,100円のところ13年経過5,700円(+39%)、18年経過6,300円(+54%)とパーセンテージで表されると驚くほどの重課率となることを覚悟しなくてはならない。 ただ任意保険は、ネオクラシックカーとなったモデルでは以前よりも安くなっていることもある。それは、以前よりも大切に乗られるようになったことで、事故の発生率が低くなり、安くなっているケースもあるからだ。車輌保険に関しては加入できるケースとできないケースがあり、まちまちだ。可能であれば、同じクルマを所有する仲間に聞いてみるといいだろう。思わぬ解決方が見つかることもある。 ■5:予期せぬトラブル ある程度車齢が経つと、予想外のトラブルも発生するもの。予防整備をしていれば防げることもあるが、新車のように完璧にはならないものだ。 筆者の友人が走行距離が少ないネオクラシックカーを購入した。しばらく車検が切れていた車輌だったため、車検の合格に必要な整備を行った状態で納車されたが、やはりトラブルが発生した。原因は燃料ポンプとオルタネーターの不良だ。どちらもクルマを動かすための、重要な電装パーツである。電装パーツは目視での劣化が分からず、故障発生のタイミングが掴みづらい。事前に交換しておくことがベストではあるが、都合よくいかないものだ。そのため、突然のトラブルにも対応できる、レッカーサービスが付帯している保険など、備えておくことが重要だ。 ■まとめ:覚悟していれば楽しめる!? 今回「覚悟」という少々脅迫めいた不安にさせるような単語を用いた。 憧れのネオクラシックカーに触れるにあたり「後悔」や「嫌な」思い出になることを避けてもらいたい願いがある。事前の心構えがあれば、少しの逆風ぐらいならば動じずに済むことができると思う。 「覚悟」を決め是非ネオクラシックカーライフをはじめてみよう。そこには、抱いていた不安を忘れる以上に充実した楽しいカーライフが待っているに違いない。 [画像・日産, Adobe Stock、ライター・カメラ / お杉] 

2021年5月にウイングロードが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.12

2021年5月にウイングロードが25年ルール解禁!今後値上がりする?

1996年5月に発売されたウイングロードが、2021年5月に25年ルール解禁となりました。日産の実用性重視のステーションワゴンとして人気を博したウイングロードは、25年ルールの解禁により海外でも注目される存在となっています。 今回は、ウイングロードの25年ルール解禁の背景と今後の動向について詳しく解説します。実用的な旧車として再評価される可能性があるウイングロードの魅力を、ぜひご確認ください。 2021年5月にウイングロードが25年ルール解禁! 2021年5月に、日産 ウイングロードの25年ルールが解禁されました。ウイングロードは1996年から2018年まで22年間にわたって製造されたステーションワゴンです。 初代ウイングロードは、サニーをベースとしたコンパクトなステーションワゴンとして登場しました。実用性と経済性を両立したファミリーカーとして幅広い層に愛用されています。 アメリカでは日本の実用車に対する関心が高まっており、特にステーションワゴンやワンボックスタイプのクルマは、その機能性から一定の需要が見込まれています。25年ルールの解禁により、アメリカの日本車愛好家がウイングロードの実用性に注目する可能性があるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入することができないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録することが可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。 アメリカでは日本車の人気が高く、ゲーム「GRAN TURISMOⓇ THE REAL DRIVING SIMULATOR」や映画「ワイルド・スピード」などの影響で、日本車に対する憧れを持つ方が多数存在します。こうした背景から、25年ルール解禁を待ち望んでいる方々が多く、解禁と同時に輸入需要が高まる傾向があります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でウイングロードは値上がりする? 25年ルール解禁により、ウイングロードにはあまり大きな価格変動が見られないと考えられます。ウイングロードは実用性を重視したファミリーカーであり、スポーツカーのような劇的な価格高騰は期待できないでしょう。 しかし、日本車の高い信頼性と燃費性能に魅力を感じるユーザーからの関心が見込まれるため、状態のよい個体については従来よりも高値で取引される可能性があります。 25年ルールが解禁されるウイングロードの魅力 ウイングロードの最大の魅力は、コンパクトなボディサイズながら優れた積載性能を実現している点です。全長約4,000mm、全幅約1,600mmというサイズは、日本の道路環境に適しており、取り回しのよさと実用性を両立しています。 初代ウイングロードには、1.5L直列4気筒エンジンのGA15DEと1.8L直列4気筒エンジンのSR18DEが設定されました。特にGA15DEエンジンは、最高出力105ps、最大トルク13.8kg・mを発生し、日常使いに十分なパフォーマンスを発揮します。 荷室の使い勝手にも優れ、リアシートを倒すことで長尺物の積載も可能です。フラットな荷室形状により、効率的な荷物の積み込みができ、アウトドアレジャーやビジネス用途にも対応できます。 ウイングロード以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ウイングロード以外にも複数の日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁時期は以下のとおりです。 ・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年5月に発売されたウイングロードが、2021年5月に25年ルール解禁となり、アメリカへの輸入が可能になりました。スポーツカーのような劇的な価格高騰は期待できませんが、日本独自のコンパクトステーションワゴンとして、一定の需要が見込まれます。 ウイングロードをはじめとする旧車の売却をご検討中の方は、「旧車王」にお任せください。10年以上経過した古いクルマ専門の買取事業者として、20年以上の実績と累計買取件数1万5,000件を突破した経験を活かし、専属鑑定士による“鑑定”を行います。最短当日、無料で日本全国どこでも出張鑑定いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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