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旧車の売買と鑑定市場

フェアレディZのリセールは異質!損のない乗り換えのポイントも解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

フェアレディZのリセールは異質!損のない乗り換えのポイントも解説

「現在乗っているフェアレディZから他のスポーツカーに乗り換えたい」と考えるとき、気になるのは今のクルマのリセールではないでしょうか。自慢の愛車だからこそできるだけ高く買い取ってもらいたいのがオーナーの心情です。そこでこの記事では、フェアレディZ34系のリセールバリューを徹底解説します。さらに高く売るためのポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。 フェアレディZとは フェアレディZは、GT-Rやスカイラインなどと並ぶ日産を代表するスポーツカーです。最大出力336ps・最大トルク365Nmを発生するV6型3.7LのVVELエンジンが、低回転域から高回転域まで、無駄なくトルクフルな走りを可能にしています。ボンネットをアルミ素材にするなど車重を1,550kgに抑えられているため、大排気量エンジンの加速フィールを余すことなく体感できるのもZならではの特徴です。 また、軽さを求めるだけではなく、エンジンルームとラゲッジルームに強化バーを設置してボディ剛性を高めているため、ダブルウィッシュボーンとマルチリンクのサスペンション機能を存分に味わえます。走りが楽しいのはもちろんですが、ホイールベースが2,550mmと同じ日産のキューブに近いショートボディのため、最小回転半径が5.2mと取り回しが良く、スポーツカーが初めての方でも扱いやすい点も人気の秘訣といえるでしょう。 フェアレディZのリセールバリューは良い? 34系のリセールバリューは良い傾向にあります。特に34系後期モデルの場合、年数が経過していても価値が落ちにくい点が特徴的です。 以下から、具体的なリセールバリューについて新車登録後の年数別にお伝えします。 3年後のリセールバリューは58〜77%、5年後のリセールバリューは62〜77%、7年後のリセールバリューは54〜74%、10年後のリセールバリューは39〜63%です。Z34系はロングセラーモデルのため、年式が経過していても最終型との違いが少ない点が、リセールバリューの底上げに繋がっていると考えられます。全体的にMT車の人気と値段が高く、グレードはニスモが断トツです。また、ボディカラーはパールホワイトのリセールが良く、イメージとして強い印象のレッド系カラーはそこまで値段がつかない傾向にあります。 フェアレディZで人気のグレード ここでは、フェアレディZ34系のグレードで特に人気のある3つのグレードをご紹介します。 バージョンS(6MT) Z34系の中のスポーツグレードです。シートはベースグレードと同じファブリックですが、レッド塗装の4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキや、19インチのレイズアルミ鍛造ホイールなど専用装備がついており、走りとスポーツカーらしいスタイルにこだわりをもつドライバーに人気のグレードです。なお後期モデルになると、純正カーナビ・バックカメラ・ETCが標準装備となるため、その分査定も期待ができます。 NISMO(6MT) 日産のワークスチームNISMOによるチューニンググレードです。豊富な専用装備が用意されており、価格以上の価値を感じるドライバーに人気があります。エンジン・サスペンション・ダンパー・ホイールのほか、バンパーやリアスポイラーのエアロパーツにより、高い走行安定性も魅力です。また、ボディにも剛性を高める専用チューニングが施されているため、静粛性が確保されている点も、ほかのグレードにないメリットを求める方への訴求点といえるでしょう。 ベースグレード(6MT) ファブリックシートや18インチホイールなど、装備面で簡素化されている部分はありますが、カスタマイズ好きのドライバーに人気のグレードです。インテリジェントキーやプッシュエンジンスターター、シンクロレブコントロール機能など、スポーツカーの走りを楽しむための装備がついており、コストパフォーマンスが高い点が人気の理由といえるでしょう。 高く売却するためのポイント ここでは、フェアレディZをできるだけ高く売却するための3つのポイントを紹介します。 走行距離 スポーツカーの売却で大きく影響するポイントです。過走行になると、各パーツの寿命サイクルが短くなり、メンテナンスが必要となるため、その分金額も出にくくなります。このあとお伝えする車両状態にも関わる部分です。Z34系の場合、走行距離が6万キロ台までは、比較的高額査定になりやすい傾向があります。 車両状態 クルマの売却では共通の査定ポイントです。エンジンなどの内燃機関・足回りに問題がないかが見られます。また、ボディや内装に傷や汚れがないかも重要になるため、自分で落とせる汚れなどは事前に対応しておくとよいでしょう。なお、走行性能に価値のある車種のため、事故車や修復歴があると、通常の相場価格の1割程度に落ち込む可能性があるため、注意が必要です。 フルノーマル カスタマイズの需要が高いため、フルノーマルの状態が維持されていると査定も有利になります。もし自分でカスタマイズしたとしても、純正部品が手元にあれば査定で評価される可能性が高いため、残しておくことをおすすめします。また、査定前に自分で戻せるパーツがあれば、純正品に戻しておくとよいでしょう。 まとめ フェアレディZ34系は、2008年の登場から約12年間製造・販売されたロングセラーモデルです。新型が登場した今でも、そのスタイリングと走りのよさは、他車種にはない魅力が健在です。そんなフェアレディZは、長く乗っていることが高いリセールバリューに繋がる傾向があります。グレードによっては、次の乗り換えに役立つ資金源となる可能性を秘めています。ただし、新型の流通量が増えると、現在よりもリセールバリューは落ちてしまうでしょう。少しでも損のない乗り換えをするには、今の査定額を把握することが大切です。まずは、紹介したスポーツカーラボの無料査定サービスに申し込んでみてはいかがでしょうか。

メガーヌR.S.で高いリセールを引き出すコツとは?!ポイントを解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

メガーヌR.S.で高いリセールを引き出すコツとは?!ポイントを解説

新たなスポーツカーが発売されると、今乗っているメガーヌR.S.から目移りしてしまう方も多いのではないでしょうか。乗り換えを考えるうえで重要なのが、現在所有しているクルマの価値です。ディーラーでそのまま下取りに出すと損をしてしまう可能性があるため、今回はメガーヌR.S.のリセールバリューの最新動向についてご紹介します。高く売却するためのポイントもあわせてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。 メガーヌR.S.とは メガーヌR.S.は、ルノーを代表するスポーツハッチです。メガーヌにルノースポールレーシングが築いてきた技術を市販車として盛り込んだモデルとして多くのドライバーを魅了しています。 2021年に発表された改良型では、最高出力300ps、最大トルク420Nmを発生する1.8L直列4気筒ターボエンジンに、ターボラグを減らすセラミックボールベアリングシステムが採用されました。スムーズでトルクフルな走りが可能です。また、後輪操舵システムの4コントロールで高次元の操舵追従性と、アクティブバルブ付きスポーツエキゾーストで、身体の奥に響くようなサウンドを響かせてくれます。ダンパーにHCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)が内蔵されており、FFでありながら4WDのような安定かつ爽快なコーナリングを実現しています。 メガーヌR.S.のリセールバリューは良い? メガーヌR.S.の現在のリセールバリューは購入から1年で約70%、2年だと約65%と比較的良い傾向にあるようです。3年以上でもモデルによっては60%程度の場合もあり、その人気の高さがうかがえます。 高く売却するためのポイント ここからはリセールバリューの良い、メガーヌR.S.をより高く売却するためのポイントを3つご紹介します。 傷・へこみがないか 輸入車は、国産車と比べて傷・へこみに対する評価が厳しい傾向があります。なぜなら、修復するための取り寄せコストがかかるため、実際に修復が必要な場合、国産車と比較して1.2〜2倍近く減額されるケースも見られます。傷・へこみがない綺麗な状態を保てていれば、メガーヌR.S.の価値を落とさない査定が可能になるといえるでしょう。 走行距離が短いか 傷・へこみと同様に、走行距離も輸入車では厳しく見られます。メガーヌR.S.のようなスポーティなクルマの場合、走りを楽しみたい方の需要が高いです。そのため、どの程度の距離を走っているのかは、輸入車を売却する上で重要なポイントだといえます。 純正オプションが装着されているか 輸入車では、純正オプションが装着されているとプラス査定になりやすい傾向があります。メガーヌR.S.でいえば、軽量鍛造アロイホイールやチタンマフラーなど、専用パーツが該当します。また、定期的な洗車でキレイな状態を保っていれば、より評価してもらいやすくなるため、日々どれだけ細やかなメンテナンスができているかが重要です。 まとめ メガーヌR.S.は、高性能なスペックを持ちながらフランス車らしく独自路線で、実績と魅力を磨き上げたクルマです。現在の中古車市場においても評価されており、高値での取引がありますが、流動的な分、いつ査定額が変動してもおかしくありません。できるだけ高く売却するなら、リセールバリューが比較的良い時期に査定し、愛車の状態と相場感を把握することをおすすめします。

FK2のリセールバリューは衰えしらず!理由と査定のポイントを解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

FK2のリセールバリューは衰えしらず!理由と査定のポイントを解説

今乗っているFK2に大きな不満はないものの、年数の経過とともに最新のタイプRやWRX-STIなど、他のクルマが気になり出すタイミングは誰しも訪れます。乗り換えを検討するのであれば、今乗っているFK2のリセールバリューは知っておきたいところです。そこでこの記事では、FK2のリセールバリューを最新の動向をもとにご紹介します。さらに、高額査定を狙うためのオプションもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。 FK2とは 2015年に発売されたFF最速を目指して開発されたモデルです。先代のFN2よりも2倍のトルクを発揮する2L直4のVTECターボを搭載し、最高出力310ps/6,500pm、最大トルク40.8kgm/2,500〜4,500rpmを発生します。「走りを楽しめる軽量なFF」を開発のベースとし、実際に、ニュルブルクリンクサーキットで2015年当時FF最速の称号を手にしました。 日本導入台数が750台と少なく、予約申し込みが販売台数を上回り抽選となったのは記憶に新しいところです。フロントサスペンションに「デュアル・アクシス・ストラットサスペンション」を採用し、ハイパワーなFF車特有のトルクステアを軽減し、意のままのハンドル操作を可能にしています。またアジャイルハンドリングアシストやブレンボ製のフロントディスクブレーキなど、当時のFF車としてはトップクラスの性能を誇り、今でもその魅力は衰えていません。 FK2のリセールバリューは良い? 結論からお伝えすると、非常に良いです。2015年から2016年にかけて750台の限定販売だったため、走行距離によってリセールが変わります。 ・0万km〜3万km:300〜350万円 ・3万km〜5万km:280〜330万円 ・5万km〜8万km:250〜300万円 またタイプR特有のボディカラーであるチャンピオンシップホワイトが最も人気があり、リセールも高いです。また、限定性が価値となっているクルマのため、ノーマル仕様を維持している方がリセールでは有利になります。 高額査定が狙えるオプション ノーマル仕様が好まれるFK2において、評価されやすいオプションを3つご紹介します。 車高調 見た目の変化と乗り心地の変化に効き目をもたらす、スポーツカーでは定番のオプションです。ダウンサスとは異なり、対応範囲の中で自由に車高を変えられます。その時の気分によって手軽にクルマを自分好みに設定できるため、人気があります。また、車高調は元の値段が高いため、大手メーカーのパーツであれば査定でも評価されるアイテムです。 マフラー 見た目とサウンドで愛車の魅力を高める定番オプションの1つです。排気音の迫力が増すのはもちろん、排気効率がよくなるため加速性能の向上につながります。トルクフルな走りを求めるドライバーにとって嬉しい装備であり、査定においてもプラスになる傾向があります。 無限ホイール ホンダ車専用のカスタムパーツとして人気のオプションです。見た目が引き締まりスタイリッシュになるほか、純正ホイールと比較して1本あたり約3kgの軽量化が実現します。剛性感のある走りはそのままにステアリング操作が軽くなり、運転の負担軽減にもつながります。評判の高いパーツのため、プラス査定が見込めます。 まとめ FK2は国内販売750台と流通量が少ないため、モデルチェンジを経た今でもリセールバリューが高いです。簡単に値崩れする可能性は低いですが、常に動いている中古車市場の中で、売却のタイミングを逃すのはもったいないです。

S660のリセールバリューは相場高!査定で有利なポイントも解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

S660のリセールバリューは相場高!査定で有利なポイントも解説

S660に乗っていながらも、ロードスターや86、シビックタイプRなど、他のスポーツカーが気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。S660から別のクルマへの乗り換えを検討したとき、リセールがどのくらいなのかは押さえておくべきポイントです。そこでこの記事では、S660のリセールバリューをご紹介します。より査定が有利になるオプション装備もご紹介しますので、最後までご覧ください。 S660とは 2015年に登場した軽自動車のミッドシップオープンスポーツカーです。本格的なスポーツカーとして専用のターボエンジンを持ちながら、軽自動車らしく燃費の良さも兼ね備えており、WLTCモードで20.0km/L(CVT)20.6km/L(6MT)と低燃費なのも魅力です。惜しくも2022年3月に生産終了となってしまいましたが、国産車において同クラスのライバルは不在といえるほど、希少な存在で中古市場においても高い人気があります。 S660のリセールバリューは良い? 結論からお伝えすると、リセールバリューは良いです。1年後のリセールバリューで68%〜86%、3年後のリセールバリューで46%〜58%と高水準を維持しています。さらに、ATよりもMTの方が12万円ほどリセールが良いです。また、ボディカラーでは、プレミアムスターホワイトパールとナイトホークブラックパールの2色のリセールが高くなっています。S660の場合、買取に影響する走行距離は7万km台が1つの目安となります。走行距離が少なければその分、査定額は10〜20万円ほど高くなる傾向があります。 S660で人気のグレード ここからはS660のグレードを人気順にご紹介します。 α S660の上位グレードです。ボディカラーの選択肢がベースモデルのβよりも豊富なのが特徴です。また、シートヒーターやアルカンターラと本革が組み合わされたステアリングホイールのほか、スポーツレザーシートやステンレス製スポーツペダルなど、スポーツカーを堪能したいドライバーから高い支持を得ています。 モデューロX S660の最上級グレードです。ドリフトキングこと土屋圭市氏が開発アドバイザーとして関わるホンダ純正のコンプリートカーです。走りにとことん拘ったモデルとして、グリル一体型フロントバンパーやアクティブスポイラーのほか専用設計のサスペンションなどが装備されています。より上質な走りを求めるドライバーに人気のグレードです。 β S660のベースグレードです。装備面が簡素化されており上質さは味わえませんが、パワーユニットは上位グレードと変わらないため、素のS660を楽しむには十分な機能を備えています。軽自動車として普段使いにアクセントを求めるユーザーから人気のグレードとなっています。 高額査定が狙えるオプション ここからは、装着されていると高額査定が望める3つのオプションをご紹介します。 無限エアロ S660が持っているスポーツカーとしての魅力をより高めるオプション装備です。見た目が引き締まるほか、クルマ周辺の空気を整流する効果を持っているため、直進安定性が高まります。無限はホンダ車専用のアフターパーツメーカーのため、S660本来の魅力を損なわないエアロとして査定でも有利になります。 マフラー スポーツカー必須のオプション装備の1つです。純正品ではやや大人しい印象がありますが、社外品を含め、S660のキャラクターを底上げするマフラーは査定でも良い値段がつく傾向があります。 車高調 スタイリッシュさを追求する方に人気のオプション装備です。全高が低いクルマだからこそ、ホイールハウスの隙間を埋めてスポーティな味わいを堪能するドライバーも多いです。過度なものはかえってマイナスに働く可能性もあるため、気になる場合は査定時に確認すると良いでしょう。 まとめ S660は中古販売のみになった今でも、高いリセールバリューを維持しています。ただし、中古車市場は常に動いており、いつ今の高値が崩れてしまってもおかしくありません。少しでも良い条件で売却をするなら、今査定に申し込み、現在の価値を確認しておいて損はありません。

WRX S4のリセールバリューは高水準!査定のポイントを詳しく解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

WRX S4のリセールバリューは高水準!査定のポイントを詳しく解説

現在WRX S4に乗っている方の中には、フェアレディZやBRZなど別のスポーツカーにも興味がそそられる方もいるのではないでしょうか。そこで気になるのが「今乗っているWRX S4のリセールバリューはどのくらい?」という点。この記事ではWRX S4のリセールバリューと高額査定のポイントをお伝えします。損のない乗り換えの情報を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。 WRX S4とは WRXは、1992年の発売より長きに渡って愛されたインプレッサWRXをベースに、一般ユーザーも視野に入れて開発されたスポーツセダンです。スバルグローバルプラットフォームに2.4L BOXERターボエンジンを搭載し、快適な乗り心地と走りの愉しさを実現しています。さらに、全席にシートヒーターやUSB電源が用意されており、セダンらしく優れたユーティリティと、アイサイトXによる先進安全技術を備えた万能車種です。2021年に惜しくも販売が終了となってしまいましたが、今でも走りにこだわるドライバーから高い支持を得ています。 WRX S4のリセールバリューは良い? 結論からお伝えすると、とても良いです。3年後のリセールバリューで70%〜90%、5年後のリセールバリューで55%〜74%と高い残価率を誇っています。理由としては、海外への輸出が大きく影響しており、特にSTIは走行距離が多くても、リセールが下がりにくい特徴があります。なお、ボディカラーでリセールを見ると、定番のクリスタルホワイトパールとクリスタルブラックシリカに加えて、スバルならではのWRブルーパールの人気が高く、リセールでも有利です。 WRX S4で人気のグレード ここからはWRX S4で人気のあるグレードをご紹介します。 2.0GT-S EyeSight 2020年7月まで生産されたS4の上級グレードです。本革パワーシートや本革巻ステアリングホイールなど、高い質感の室内に加えて、ビルシュタイン製ダンパーが標準装備されています。そのため、スポーティな走りとアイサイトによる安全性能を求めるユーザーに人気のグレードです。 STI Sport EyeSight 2.0GT-S EyeSightをベースに、さらに充実した装備を持つグレードです。具体的にはSTI専用にチューニングされたビルシュタイン製ダンパーや、専用の15スポークアルミホイールを装着しています。RECARO製シートやブラックとボルドーの内装がおごられ、質感に拘りたいユーザーに人気のグレードです。 2.0GT EyeSight WRX S4のベースグレードです。ベースグレードとはいえ、スポーツセダンとしての質感は申し分なく、パワーユニットも上級グレードと変わらないため、コストパフォーマンスを求めるユーザーから支持を得ています。 高額査定を狙うためのポイント ここからは、高額査定を狙う上で重要なオプションについてお伝えします。 標準仕様 意外かもしれませんが、WRX S4はカスタマイズやチューニングパーツはない方が評価されます。その理由は素の状態でバランスが取れており、手を加えると本来の性能や乗り心地が損なわれる可能性があるからです。高い走行性能を求めるWRX S4だからこそ、標準仕様が評価されやすい傾向にあります。 保証書の保管 もしカスタマイズやチューニングパーツを装着した場合には、添付される保証書や説明書が査定では大切です。なぜなら車両本体に加えてパーツ自体の買取も可能な場合があるからです。ポイントになるのは車検が通るようなパーツなのか、購入からの経過年月に応じて査定額が変わります。そのため、保証書と一緒に購入時のレシートを用意しておくと、査定もスムーズに進みます。 状態の維持 WRX S4はスポーツカーセダンのため、走りを楽しみながら普段使いもできるのが魅力です。使用頻度が高い分、どれだけ綺麗な状態を維持できているかが査定では重要になります。そのため、洗車や車内の清掃など、日頃のメンテナンスがそのまま査定額として反映される点を忘れてはいけません。 まとめ WRX S4は、現代において希少なガソリンターボエンジンを載せたスポーツセダンです。スバルならではのAWDによる爽快な走りと、セダンとしてのユーティリティを兼ね備えた唯一無二のモデルであり、リセールバリューも高値を維持しています。そんなWRX S4だからこそ、乗り換えるなら1円も無駄にしたくない多いと考える方は多いでしょう。ただし、中古市場は常に動いており現在のリセールバリューが崩れてしまう可能性はゼロではありません。

NDロードスターは高リセール!最新動向を踏まえた売却のポイントを解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

NDロードスターは高リセール!最新動向を踏まえた売却のポイントを解説

ロードスターに乗ってスポーツカーライフを楽しんでいると、より性能の高いスポーツカーに目移りしてしまう方も多いでしょう。そんなときに気になるのが、ロードスターのリセールバリュー。そこでこの記事では、NDロードスターのリセールについて最新の動向をお伝えします。さらに高いリセールを出すためのポイントも紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 NDロードスターとは NDロードスターは、マツダが世界に誇るオープン2シーターのスポーツカーです。人馬一体を表現したモデルとして、多くのクルマ好きから支持されています。その人気は国内だけではなく、世界で一番売れているライトウェイトオープンスポーツとして海外からも高い評価を獲得しています。車両重量が990〜1,060kgと軽自動車並に軽量なため、どんな道でも軽快に楽しく駆け抜けられるのが大きな魅力です。 1989年の登場依頼から30年以上の歴史を誇るロードスターは、リセール面でも他のクルマにはない傾向があります。具体的な内容について次からお伝えします。 NDロードスターのリセールバリューは良い? NDロードスターのリセールは、マツダ車の中では比較的良い方だといえるでしょう。3年後のリセールバリューは60%〜76%、5年後のリセールバリューは57%〜64%です。また全体の傾向として、AT車よりもMT車、ハードトップよりもソフトトップの方がリセールは高くなっています。リセールに有利なボディカラーは、スノーフレイクホワイトパールマイカ、ジェットブラック、ソウルレッドプレミアムメタリックの3色だといわれており、さらに高いリセールが見込めます。 NDロードスターで人気のグレード ここからは、NDロードスターで人気の3グレードをご紹介します。 1.5Sスペシャルパッケージ(6MT) ロードスターならではの軽快感と、しっとりした乗り味がうまく融合されたグレードです。独自の乗り味を生み出しているのは、トンネルブレースバー、リアスタビライザー、トルクセンシング式スーパーLSDが大きく影響しています。ロードスターのキャラクターと上質な乗り心地を求めるユーザーから特に人気のグレードです。 NR-A(6MT) 専用のスポーツイベントが開催されるなど、モータースポーツを楽しむことに振ったベースグレードです。ロードスターならではのこぎみ良い走りと、フロントサスタワーバーによる高い剛性感を得られるのが魅力です。普段使いとスポーツシーンの両方を楽しみたいユーザーに人気のグレードです。 RS(6MT) ロードスターの最上級グレードです。専用のビルシュタイン製ダンパーで質感の高い走りを楽しむことができます。さらに車内に目を移すと最上級グレードらしく、アルカンターラとナッパレザーが組み合わされたRECARO社製シートが装備されており、所有満足度を高めてくれます。ロードスターを味わい尽くしたいユーザーに人気のグレードです。 高額査定が狙えるオプション ここからは、査定を有利にするためのオプション3選をお伝えします。 Boseサウンドシステム ロードスターに専用設計された合計9個のスピーカーが、オープンスポーツカーでありながら豊かなサウンドを可能にしています。さらにロードスターのソフトトップ開閉を自動認識し、状況に合わせて適切なチューニングも可能です。中古市場で高値がつく車両には決まって装着されているほど、査定でプラスになるオプションです。 ※Sレザーパッケージではメーカーオプションなので後付けできません。 セーフティパッケージ クルーズコントロールや交通標識認識システム(TSR)、ドライバーアテンションアラート(DAA)といった運転支援を充実させるオプションです。運転支援システムが充実している昨今においては、必須ともいえる装備であり、査定でもプラスになります。 エアロパーツ ロードスターの見た目をより印象的にするだけでなく、乗り心地にも寄与する人気のオプションです。具体的にはエアロパーツにより空気の流れが整うため、直進安定性の向上や操作性の向上につながります。査定では全体のバランスが重視されるため、社外品ではなく、純正のエアロパーツが装着されているとプラス査定が期待できます。 まとめ NDロードスターは早いと1年落ちから中古市場に出回る車種のため、売却を考えるなら早い方がおすすめです。当然ながら流通量が多くなると、その分リセールバリューも低くなってしまいます。またスポーツカーは、走行距離や状態の良さも評価に大きく影響します。

FK8のリセールが好条件で推移する利用とは?査定のポイントも解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.08.13

FK8のリセールが好条件で推移する利用とは?査定のポイントも解説

2022年7月に新型シビックタイプRが発表され、9月に発売を控えています。新しくなったシビックタイプRは、これまでのモデル以上にワイド&ローを強調し、走りへの期待感が自然と高まるクルマに仕上がっています。現オーナーとしては「今乗ってるFK8のリセールバリューってどのくらい?」と気になるところでしょう。そこでこの記事では、シビックタイプRの歴史を振り返りながら、FK8のリセール動向と、査定を有利にするためのポイントを解説します。ぜひ最後までご覧ください。 シビックタイプRとは  1997年に発売されたホンダを代表するFF方式のスポーツカーです。20年以上の歴史を積み重ねたシビックタイプRの歴史と特徴をご紹介します。 歴史 初代シビックタイプR(EK9型・1997年発売)は、NSX-R、インテグラタイプRに続くモデルとして登場しました。基本的なエンジンはシビックと同じながら、最高出力185馬力を8,200回転で発生する高出力設定で、スポーティかつ扱いやすいクルマとして人気を博しました。 2代目シビックタイプR(EP3型・2001年発売)は、3ドアハッチバックとしてイギリスに生産拠点を移した輸入車へと変わりました。初代同様の高出力エンジンと、小気味良く曲がる運転の楽しさを味わえるクルマでした。皮肉にも同時期に登場したインテグラタイプRとキャラクターの部分で似通っていた部分もあり、初代ほど人気は出ませんでした。 3代目シビックタイプR(FD2型・2007年発売)は、3ナンバーサイズセダンをベースにした国内生産車です。2LNAエンジンながら、最大出力225馬力、最大トルク21.9kg-mを発生し、伸びの良さを実感できるスポーツセダンでした。販売当初は硬い乗り心地でセダンとしての実用性に欠けたものの、マイナーチェンジにより改善し、ファミリーユースにも受け入れられた一台です。 4代目シビックタイプRユーロ(FN2型・2009年発売)はイギリス生産に戻り、3,510台限定販売のため、国内で見かけることが稀な存在でした。フィットと同じプラットフォームを採用し、リアサスペンションがトーションビームとパフォーマンス面でややネガティブな印象です。またワンモーションフォルムだったこともあり、当時の人気はそこまで高くありませんでした。 5代目シビックタイプR(FK2型・2015年発売)は、従来のNAエンジンからターボチャージャーエンジンに変更し、トルクフルな走りが魅力のクルマです。その高い運動性能で、2015年にニュルブルクリンクサーキットでFF最速の称号を手に入れたのは、記憶に新しいところです。さらに日本導入数が750台と少ないため、希少性が高いのも特徴といえます。 6代目シビックタイプR(FK8型・2017年発売)は、ベースモデルとなるシビックの設計をもとにした開発ではなく、タイプRのための設計をシビックに応用する、従来の流れと逆行した開発経路を辿った一台です。リアサスペンションがマルチリンク式になり、進化したレブマッチシステムと相まって、2017年にニュルブルクリンクサーキットのFF最速の座を奪い返しました。イギリスのカーオブザイヤーに選ばれたことも影響し、歴代のタイプR史上最高の47,200台を販売しています。 7代目シビックタイプR(FL5型・2022年発売予定)は、「Ultimate SPORT 2.0」をコンセプトに開発されたピュアスポーツカーの集大成モデルです。詳しいスペックは現時点で未発表ですが、現行のシビックをベースに各所ブラッシュアップされています。ターボエンジンやリアディフューザー、左右分割型の運転席シートなど、新しいタイプRの発売が今から待ち遠しい限りです。 特徴 高出力かつ高回転まで伸びのあるエンジンとキビキビと曲がり、ブレのない走行がシビックタイプRの特徴です。徹底した空力処理や専用のボディ設計で、どの速度域でも走りを楽しめるため、日本国内にとどまらず海外でも高い人気を獲得している一台といえます。 シビックタイプR FK8のリセールバリューは良い? シビックタイプRのリセールバリューは、年式問わず高い傾向です。背景として、もともと流通量が少ない限定性と、内燃機関のみで走る最後のタイプRとしての希少性があります。リセールの状況を見ると、3年後のリセールバリュー(FK8)で87%、5年後のリセールバリュー(FK2)でも82%と驚異的なリセールバリューを維持しています。人気のボディカラーはチャンピオンシップホワイト一択です。 高額査定が狙えるオプション ここからは、高額査定が狙える3つのオプションをご紹介します。 エアロパーツセット タイプRが持つスポーツ性能をより高めるオプションとして人気です。メーカー純正エアロと無限エアロで大きな金額差はなく、エアロパーツ単体よりもセットで付いていると統一感が生まれ、査定で高く評価される可能性が高まります。 車高調整パーツ スポーツカー定番の人気オプションです。見た目の印象を変えられるのはもちろん、乗り心地の向上や走行安定性の向上に貢献します。タイプRは高い次元でバランスが取れた車種のため、本来の性能を損なわない信頼されたメーカーのパーツであれば、査定で評価される傾向です。 19インチアルミホイール 乗り心地とランニングコストで効果を発揮するオプションです。タイプRは標準で20インチのアルミホイールを履いていますが、日常使いの点においては硬い乗り心地が不快に感じられるシーンも想定されます。インチダウンしたホイールと、車高調整パーツが組み合わされていることで、乗り心地の向上と見た目の変化を補えるため、査定でも評価が高い傾向にあります。 まとめ シビックタイプR FK8のリセール情報をご紹介しました。歴代モデルからの傾向として、リセールバリューは高い状態を維持しています。しかし、間もなく新型が発売されることを見越すと、現状の高値が崩れる可能性もゼロではありません。少しでも良い条件で愛車を評価してもらうためにも、査定サービスを申し込んでみてはいかがでしょうか。

2026年7月にヴェロッサが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.17

2026年7月にヴェロッサが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2026年7月に、トヨタ ヴェロッサが25年ルール解禁となります。2001年から2004年にかけて販売されたスポーツセダンであるヴェロッサは、25年ルールの解禁に伴い中古車価格が注目される可能性があります。 今回は、ヴェロッサの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について解説します。今後の動向の参考としてぜひ役立ててください。 2026年7月にヴェロッサが25年ルール解禁! 2026年7月に、トヨタ ヴェロッサの25年ルールが解禁されます。ヴェロッサは2001年7月から2004年4月にかけて販売された、トヨタのスポーツセダンです。 ヴェロッサは、マークⅡ三兄弟(マークⅡ、チェイサー、クレスタ)の後継車種として位置づけられており、特に若い世代に向けたスポーティなデザインと高い走行性能が特徴でした。生産期間が約3年と短く、現在では希少なモデルとなっているため、25年ルールの解禁によってアメリカの日本車ファンからの注目が集まることが予想されます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドル車をそのまま輸入できるようになります。 アメリカ市場では日本車の人気が高く、日本車仕様にカスタマイズして乗る方やオリジナルの状態で乗りたいと考えている方が多く存在します。そのため、アメリカの日本車愛好家にとって、25年ルール解禁はまさに待ち望んでいた機会なのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でヴェロッサは値上がりする? 25年ルールの解禁により、ヴェロッサの中古車価格に変化が生じる可能性があります。ただし、他の人気車種と比較すると、極端な値上がりは期待できないでしょう。 ヴェロッサは、わずか3年で製造・販売が終了した希少なクルマです。現在市場に流通している個体数が限られているため、コンディションのよい個体においては一定の需要が見込まれるでしょう。また、トヨタのスポーツセダンとして洗練されたデザインと優れた走行性能を兼ね備えているため、アメリカの日本車愛好家の注目を集める可能性があります。 一方で、スカイラインGT-Rやランサーエボリューションといった有名スポーツカーと比較すると、海外での認知度や人気はやや控えめです。そのため、値上がりの幅は他の人気車種ほど大きくない可能性もあります。 25年ルールが解禁されるヴェロッサの魅力 ヴェロッサの魅力は、高級セダンとしての上質感とスポーティな走行性能を両立している点です。エクステリアは、流麗で洗練されたデザインが特徴で、当時としてはモダンで先進的なスタイリングを採用していました。 エンジンラインナップには、2.5L 直列6気筒(1JZ-GTE型、1JZ-FSE型)2.0L 直列6気筒(1G-FE型)が設定されていました。特に1JZ-GTEエンジンを搭載したモデルは、最大出力280psを発生し、セダンでありながらスポーツカーに匹敵する加速性能を誇りました。また、トヨタの先進技術であるVVT-i(可変バルブタイミング機構)を採用し、高い走行性能と安定性を実現しました。 インテリアについても、高品質な内装材を使用し、プレミアムセダンにふさわしい上質な空間を演出しています。また、当時の最新装備であるDVDナビゲーションシステムやプレミアムサウンドシステムなども採用されており、快適性と利便性を高いレベルで両立していました。 ヴェロッサ以外で2026年に25年ルールが解禁される車種一覧 2026年は、ヴェロッサ以外にも注目すべき車種が25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁時期は以下のとおりです。 ・アレックス(1月)・2代目イプサム(5月)・アルテッツァジータ(7月)・3代目ウィンダム(8月)・アリオン(12月) まとめ 2001年から2004年にかけて販売・製造されたトヨタのスポーツセダン、ヴェロッサが2026年7月に25年ルール解禁を迎えます。希少性の高さと、高級セダンとしての上質感、そしてスポーティな走行性能を兼ね備えたヴェロッサは、一定の需要が見込まれるモデルといえるでしょう。 加えて、魅力的な日本車が続々と25年ルール解禁を迎える2026年は、日本の旧車市場にとって大きな転換点となる可能性があります。ヴェロッサをはじめとする対象車種の売却をご検討の方は、市場動向を注視しながらタイミングを見極めることをおすすめします。 納得のいく価格で旧車を売却をしたい方は、ぜひ旧車王にご相談ください。20年以上の実績と累計買取件数1万5,000件を突破した経験豊富な専属鑑定士が、おクルマの真の価値を見極め高額買取を実現いたします。

2026年8月に3代目ウィンダムが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.16

2026年8月に3代目ウィンダムが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2026年8月に、トヨタの高級セダン・ウィンダムの3代目モデルが25年ルール解禁を迎えます。北米では「レクサスES」として販売され、高い評価を得た3代目ウィンダムは、日本国内では知る人ぞ知る上質なプレミアムセダンとして位置づけられていました。25年ルール解禁により、この隠れた名車がアメリカ市場で再評価される可能性があります。 今回は、3代目ウィンダムの魅力と、今後の市場動向について詳しく解説します。 2026年8月に3代目ウィンダムが25年ルール解禁! 2026年8月に、3代目ウィンダムの25年ルールが解禁されます。3代目ウィンダムは2001年から2006年にかけて製造されたトヨタのセダンの1つで、当時の最新技術を結集したプレミアムモデルでした。 特筆すべきは、この3代目ウィンダムが北米市場では「レクサスES300」として販売されていた点です。レクサスブランドでの販売により、アメリカでは既に高い認知度と評価を得ており、日本仕様の右ハンドルモデルに対する潜在的な需要が存在すると考えられます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールです。アメリカでは原則として右ハンドル車を輸入できませんが、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。 つまり、日本で販売されていたオリジナルの仕様のまま、アメリカに日本車を輸入できるようになるのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で3代目ウィンダムは値上がりする? 3代目ウィンダムの25年ルール解禁による価格変動については、慎重にチェックしていく必要があります。 確かにアメリカでレクサスESとして親しまれていたモデルであることから、一定の需要は期待できるでしょう。特に、日本独自の装備や仕様を持つグレードについては、コレクターからの注目を集める可能性があります。 しかし、3代目ウィンダムはスポーツカーではなく高級セダンという性格上、R34スカイラインGT-Rやランサーエボリューションのように劇的に価格が高騰することはないかもしれません。また、中古車価格は需要と供給のバランス、個体の状態、装備内容などによって決まります。そのため、すべての3代目ウィンダムが必ず値上がりするとは言い難い状況です。 25年ルールが解禁される3代目ウィンダムの魅力 3代目ウィンダムの最大の魅力は、トヨタが誇る上質な乗り心地と洗練されたデザインを両立している点です。搭載される3.0L V6エンジン(1MZ-FE)は最大出力210ps、最大トルク30.5kg・mを発生し、高級セダンにふさわしいスムーズで力強い走りを実現しました。 内装においては、革シート(オプション)やウッドパネルを採用し、トヨタの技術力を結集した快適装備が満載でした。 さらに、北米市場でレクサスブランドとして販売されていたという事実は、その品質の高さを物語っています。静粛性、乗り心地、信頼性といった高級セダンに求められる要素をバランスよく備えており、日本の自動車技術の粋を集めたモデルとして評価されています。 3代目ウィンダム以外で2026年に25年ルールが解禁される車種一覧 2026年は、3代目ウィンダム以外にも注目すべきモデルが25年ルール解禁を迎えます。それぞれの解禁は以下のとおりです。 ・アレックス(1月)・2代目イプサム(5月)・アルテッツァジータ(7月)・ヴェロッサ(7月)・アリオン(12月) まとめ 2001年から2006年にかけて製造された3代目ウィンダムが、2026年8月に25年ルール解禁を迎えます。北米でレクサスESとして親しまれていた背景から、アメリカ市場での一定の需要が期待される一方、全体的な価格高騰の可能性は低く、状態のよい個体や希少グレードに定した価値上昇が予想されます。 3代目ウィンダムの売却をご検討の方は、旧車専門の買取業者である旧車王にぜひご相談ください。専属鑑定士による適正“鑑定”により、お客様のウィンダムの真の価値を見極めます。

2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年5月に、ホンダ ステップワゴンが25年ルール解禁となりました。ファミリーカーとして絶大な人気を誇るステップワゴンは、25年ルールの解禁により中古車価格に変動が生じる可能性があります。 今回は、ステップワゴンの25年ルール解禁の背景と、クルマとしての魅力について詳しく解説します。 2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁! 2021年5月に、初代ステップワゴン(RF1・RF2型)の25年ルールが解禁されました。 初代ステップワゴンは1996年5月から2001年まで製造されたホンダのコンパクトミニバンです。優れた居住性と使い勝手のよさで、日本のファミリー層に長年愛され続けてきました。25年ルールの解禁により、アメリカの日本車ファンがついに本格的な日本仕様のコンパクトミニバンを手に入れることができるようになったのです。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車の輸入が禁止されているため、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。この例外のルールにより、右ハンドル車である日本車をそのままの仕様で輸入できるようになるのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でステップワゴンは値上がりする? 25年ルール解禁により、ステップワゴンの中古車価格は変動する可能性がありますが、スポーツカーのような劇的な高騰にはならないでしょう。 ステップワゴンはファミリーカーとして実用性重視で開発されており、コレクター性やスポーツ性を求める層よりも、実用性を重視するユーザーから支持されやすいクルマです。アメリカでは大型SUVやミニバンが主流のため、コンパクトミニバンの需要は限定的かもしれません。 ただし、日本車の高い品質と燃費性能、そして独特のパッケージングに興味を持つアメリカのユーザーから注目を集める可能性はあります。特に状態のよい個体や、アメリカでは珍しい装備を持つグレードについては、一定の価格上昇が期待できるでしょう。 25年ルールが解禁されるステップワゴンの魅力 ステップワゴン最大の魅力は、コンパクトなボディサイズでありながら広い室内空間を実現した革新的なパッケージングです。全長約4,600mm、全幅約1,700mmというサイズに対して、3列シートの8人乗りを可能にした設計は、当時の日本の道路事情と駐車場事情を考慮した傑作といえます。 初代ステップワゴンには2.0L直列4気筒のB20B型エンジンが搭載されており、最大出力125ps、最大トルク18.5kg・mを発揮。ミニバンとしては十分なパワーを持ちながら、優れた燃費性能を実現していました。さらに、低床設計により乗り降りがしやすく、お年寄りや小さなお子様でも安心して利用できる設計となっています。 シートアレンジの豊富さも大きな魅力で、2列目・3列目シートを格納すれば広大なカーゴスペースを確保でき、アウトドアや引っ越しなどさまざまなシーンでの活用が可能です。 ステップワゴン以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ステップワゴン以外にも注目すべき日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年5月から製造されたステップワゴンが、2021年5月に25年ルール解禁となりました。ファミリーカーとして多くの家庭に愛されたステップワゴンは、コンパクトなボディに広い室内空間を実現した革新的なパッケージングが最大の魅力です。 25年ルール解禁により、ステップワゴンのアメリカでの輸入が可能となりました。スポーツカーのような劇的な価格高騰は考えにくいものの、日本車の高い品質と実用性に注目が集まることで、一定の価格上昇は期待できるでしょう。 年式の古いステップワゴンをはじめとする旧車の売却をご検討中の方は、旧車王にご相談ください。10年以上経過した古いクルマを専門とした買取サービスで、プロの鑑定士が丁寧にお客様の愛車を“鑑定”いたします。

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