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手間の問題から相続手続きと同時に一時抹消登録をしたい方もいるでしょう。「移転抹消登録」を行えば、相続と同時に一時抹消登録ができます。この記事では、相続と同時に一時抹消登録する方法や必要書類などを紹介します。 一時抹消登録とは 一時抹消登録とは、車の登録を一時的に解除し、一旦保管しておく際に行われる手続きのことです。廃車にするわけではないため、再登録すれば公道を走行できます。ただし、車検の満了を迎えている場合は再度取得してからでないと、再登録できません。また、一時抹消登録のほかに、車を解体して廃車にする際に行う「永久抹消登録」もあります。一時抹消登録のように再度公道を走行できません。一時抹消登録と永久抹消登録はそれぞれ異なる手続きのため、混同しないよう注意しましょう。 相続と一時抹消登録を同時に行う方法 通常は、一旦相続人に名義変更してから一時抹消登録を行います。ただし「移転抹消登録」をすれば、相続人への名義変更と一時抹消登録を同時に手続きできます。移転抹消登録とは、名義変更をしつつ一時抹消登録を行うことです。 続いて、相続人への名義変更と一時抹消登録を同時に行う「移転抹消登録」の方法について紹介します。 必要書類 相続する車の移転抹消登録をするには、以下の書類が必要です。 1.被相続人の戸籍謄本※死亡した事実や相続人全員を確認できるもの2.遺産分割協議書※相続人が複数いる場合のみ3.相続人の印鑑証明書4.相続人の実印※代行を依頼する場合は委任状に実印を押印5.車検証6.ナンバープレート前後2枚7.OCR申請書(第1号様式)※名義変更用8.OCR申請書(第3号様式の2)※一時抹消登録用9.手数料納付書10.自動車税申告書 7〜10は陸運局でも入手できるため、手続き当日に記入しても問題ありません。また、必要書類に漏れがあった場合は手続きが受理されないため、不備がないか確認しておきましょう。 手続きの流れ 移転抹消登録を行う際の手続きの流れは、以下のとおりです。 1.車検証で所有者が被相続人になっているかを確認する2.相続手続きと一時抹消登録の必要書類を揃える3.管轄の陸運局の窓口で印紙を購入し「手数料納付書」に貼り付ける4.抹消登録を実施している窓口に必要書類を提出する5.「登録識別情報通知書」を発行してもらう6.陸運局内に隣接している「自動車税事務所」で税申告をする7.ナンバーセンターにナンバープレートを返却する 手続きする前は、まず所有者が被相続人になっているのかを確認しましょう。被相続人が車をローンで購入していると、所有者はローン会社になっているケースもあります。所有者がローン会社になっている場合は、残債を完済をして被相続人名義に変更してからでないと、移転抹消登録ができません。 ローン会社に車を相続する旨を伝えて、被相続人名義へ変更する「所有権解除」を行いましょう。 また「登録情報識別情報通知書」とは、普通車の一時抹消登録をした際に交付される書類のことです。再登録や廃車する際に必要なため、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。 なお、ナンバープレートを返却する際は、ネジの上に被せてある「封印」も外します。封印はアルミ状でできており、東京都なら「東」埼玉県であれば「埼」と刻印されています。以下の順に沿えばネジの溝を潰さずに外せるため、ナンバープレートを返却する際の参考にしてください。 1.封印の溝にマイナスドライバーを差し込む2.封印をめくる3.プラスドライバーでネジを回す 一時抹消登録を選択するケース 一時抹消登録は、車を形見として残しておきたいときや、価値が高くなってから売りたい場合などに行います。続いて、一時抹消登録を選択するケースを具体的に紹介します。 車には乗らないが形見として残したい 車には乗らないが形見として残しておきたい場合は、一時抹消登録するとよいでしょう。ただし、長期間使用せずに保管すると車は劣化し続けるため、定期的な手入れが必要です。例えば、湿気で車内にカビが生えないよう、定期的に換気や掃除をしなければなりません。 また、車を長期間放置するとバッテリーが上がってしまうため、エンジンがかからなくなります。いざ「売却しよう」もしくは「車検を取得して乗ろう」と思った際に、レッカーを手配しなければ買取店や整備工場まで車を搬送できません。車に関する知識がある場合は、バッテリーを外して可能な限り劣化が進まないよう、対策しておくとよいでしょう。 なお、2017年より「記念所蔵容認」の制度が設けられたため、被相続人が乗っていた車のナンバープレートを形見として残せます。一部だけでも形見として残しておきたい方は、参考にしてみてください。 価値が高くなってから売りたい 相続する車の価値が高くなってから売りたい場合も、一時抹消登録するとよいでしょう。車はプレミア価格がつくケースがあるため、相続してすぐに売却するよりも、高く手放せる可能性があります。なかでも流通台数が少ない特別仕様車や限定車は、プレミアがつくと新車購入時より高く売却できるでしょう。 ただし、全ての車種にプレミアがつくわけではないため、価値があがらず高く売却できないケースがある点に注意してください。高く売却するには、相続する車の価値が今後上がるかどうかや、中古車市場の動向を調べておく必要があります。自分で調べてもわからない場合は、プレミア価格がついた車を取り扱っている店舗や、旧車専門の業者に相談してみましょう。 相続と同時に一時抹消登録をするメリット 相続と同時に一時抹消登録をすると、自動車税や自賠責保険料の還付を受けられるなどのメリットがあります。続いて、相続と同時に一時抹消登録をするメリットを紹介します。 税金がかからない 相続と同時に一時抹消登録すると、本来であれば毎年支払う「自動車税」の納税義務がなくなります。また、自動車税の未経過分がある場合は、還付金として返戻されます。例えば8月に一時抹消登録した場合、翌月9月から翌年3月までの税金が返戻される仕組みです。 還付を受けるには、一時抹消登録してから1〜2ヶ月程度で自宅に送付される「還付通知書」を指定の金融機関の窓口に提出します。金融機関の窓口に出向く際は、身分証明書と印鑑も持参しましょう。 なお、一時抹消登録している期間は、車検を取得する必要がないため「自動車重量税」の支払い義務もありません。 自賠責保険料の還付を受けられる可能性がある 相続と同時に一時抹消登録すると、自動車税のほかに自賠責保険料の還付を受けられる可能性があります。残りの保険期間が「1ヶ月以上」ある場合に、自賠責保険料の還付を受けることが可能です。 ただし、自動車税のように自動的に還付申請が行われるわけではありません。還付を受けるには、加入している保険会社に連絡して、還付申請を行う必要があります。還付申請する際は、一時抹消登録時に発行された「登録情報識別情報通知書」が必要なため、準備しておきましょう。 再登録が可能 相続と同時に一時抹消登録をすると再登録が可能なため、公道を走行できる状態に戻せます。つまり、後に免許を取得した親族へ譲渡したり、お金が必要になった際に自由に売却したりできます。相続時は不要でも、一時抹消登録をしておけば今後車が必要になった場合に活用できるでしょう。 相続と同時に一時抹消登録をするデメリット 相続と同時に一時抹消登録をしても、車に関する全ての税金の還付を受けられるわけではありません。また、車を使用していないのに、駐車場代がかかるデメリットもあります。続いて、相続と同時に一時抹消登録をするデメリットを紹介します。 車の保管場所が必要 相続と同時に一時抹消登録をするには、車の保管場所が必要なため、場合によっては駐車場代が発生します。戸建ての住宅で、広いガレージや庭があれば駐車場代は不要です。しかし、マンションや賃貸に住んでいる場合は、車の保管場所として駐車場を契約する必要があるため、駐車場代が毎月発生します。車を保管するには、ある程度のコストがかかることを考慮したうえで、一時抹消登録をしましょう。 なお、都心は地方より駐車場代が高く設定されているため、東京都や大阪府に住んでいる場合は、さらに高いコストがかかります。 自動車重量税の還付を受けられない 相続と同時に一時抹消登録をしても、自動車重量税の還付は受けられません。自動車重量税の還付を受けるには「永久抹消登録」をする必要があります。一時抹消登録をしたとはいえ、車に関しての全ての税金が還付されるわけではないことを把握しておきましょう。 まとめ 車の抹消登録には、一時的に車の登録を解除する「一時抹消登録」と、廃車時に行う「永久抹消登録」の2種類があります。永久抹消登録してしまうと、再登録が不可能なため、二度と公道を走行できないことを把握しておきましょう。 また「移転抹消登録」をすれば、相続手続きの際の名義変更と一時抹消登録を同時に行えます。手続きする際は、相続手続きと一時抹消登録に必要な書類を陸運局に提出します。陸運局に再度出向く必要がないため、相続後に一時抹消登録を予定している場合は、同時に手続きしましょう。 なお、一時抹消登録には税金の納税義務がなくなるほか、未経過分の自動車税と自賠責保険料の還付を受けられるメリットがあります。ただし、マンションや賃貸に住んでいる場合は駐車場代が発生するため、メリットとデメリットを考慮したうえで、相続する車を一時抹消登録しましょう。
車の相続において、必要書類である戸籍謄本や除籍謄本の代わりに、法定相続情報一覧図を使用しても相続手続きが可能です。とはいえ、法定相続情報一覧図にはどのようなメリットやデメリットがあるのか、把握していない方もいるでしょう。この記事では、法定相続情報一覧図の役割や申請方法などを紹介します。 法定相続情報一覧図とは 法定相続情報一覧図とは、被相続人の相続関係を一覧にした家系図のような書類のことです。法定相続人が誰なのかを法務局が証明する制度であり「法定相続情報制度」と呼ばれています。 基本的に車を相続するには、被相続人の死亡の事実と相続人全員を確認する必要があり、戸籍謄本や除籍謄本などを取得しなければなりません。ただし2017年5月29日より、法務局が発行した法定相続情報一覧図があれば、車や預金口座の名義変更、不動産の相続登記の手続きなどを行えます。 法定相続情報証明制度を利用すれば、必要書類である戸籍謄本や除籍謄本などが不要なため、遺産相続の手続きの手間を省くことが可能です。 法定相続情報証明制度の手続き方法 法定相続情報証明制度を利用するには、必要書類を揃えて法務局へ申請手続きしなければなりません。続いて、法定相続情報証明制度の手続き方法を紹介します。 手続きを進める前にチェックすべきこと 手続きする前に、法定相続情報証明制度を利用できるかチェックしましょう。被相続人の相続人でなければ、手続きを受け付けてもらえません。ただし、行政書士や弁護士、相続人の親族などに相続人が手続きを委任すれば、第三者でも申請できます。また、被相続人や相続人が日本国籍を持っておらず、戸籍謄本や除籍謄本、戸籍抄本を取得できない場合は、法定相続情報制度を利用できません。なお、相続手続きが必要な遺産が1つしかない場合は法定相続情報制度のメリットが少ないことに留意しましょう。 必要書類を揃える 法定相続情報証明制度を利用する際は、各々の本籍がある市区町村の役場で入手できる以下の書類を揃えます。 ①被相続人の戸籍謄本と除籍謄本※出生から死亡までのもの②被相続人の住民票の除票③相続人全員の戸籍抄本※被相続人が死亡した日以後のもの④申出人の氏名や住所を確認できる公的書類※運転免許証やマイナンバーカードの両面コピー 被相続人の住民票の除票が役場で廃棄されて取得できない場合は「戸籍の附票」で代用できます。 また、法定相続情報一覧図は、相続人の住所の記載も可能です。相続人の住所を記載することにより、不動産の相続登記の申請や遺言書情報証明書を請求する際に、各相続人の住民票の提出が不要になるケースがあります。住所を記載する場合は、各相続人の「住民票記載事項証明書」を用意しておきましょう。 なお、代理人に手続きしてもらうには、以下の書類も必要です。 ・委任状・申出人との親族関係を証明できる戸籍謄本※親族が代理人になる場合・資格者団体所定の身分証明書※司法書士や弁護士が代理人になる場合 法務局に出向く時間がない場合は、行政書士や弁護士、親族などに代行してもらいましょう。 法定相続情報一覧図を作成する 戸籍謄本や除籍謄本をもとに相続人を全員確認し、法務局に提出する法定相続情報一覧図を作成します。法定相続情報一覧図に記載する事項は、以下のとおりです。 ■被相続人欄・氏名・住所・本籍地・出生日・死亡日 ■各相続人欄・氏名・住所・出生日・続柄 用紙はこちらからダウンロードできるため、作成時に活用してください。 申出書を記入して法務局で申請する 申出書を記入し、揃えた必要書類と作成した法定相続情報一覧図を法務局に提出して申請します。申請できるのは、以下4つの法務局です。 ・被相続人の死亡時の本籍地・被相続人の最後の住所・申出人の住所地・被相続人の不動産の所在地 出典:法務局公式Webサイト「STEP3 申出書の記入,登記所へ申出」 また、法務局に出向くほか、郵送でも申請や発行が可能です。郵送で申請や交付を行うことを申請書に記入し、返信用の封筒と切手を同封して、法務局に送付します。法務局に出向く時間がない場合は、郵送で取得してみてください。 なお、法定相続情報一覧図は申請してから発行されるまで、1〜2週間程度かかります。当日に受け取れるわけではないため、余裕を持って申請しましょう。 車の相続時に法定相続情報一覧図を使用するメリット 法定相続情報一覧図には、相続手続きを簡略化できるメリットがあります。なぜなら、車のほかに不動産の相続登記の申請や、被相続人名義の預金の払い戻しなどの手続きにも使用できるからです。 被相続人の遺産が複数あり、法定相続情報一覧図を使用せずに手続きすると、場合によっては戸籍謄本や除籍謄本などを、何度も取得しなければならないケースもあるでしょう。なお、戸籍謄本は1通450円程度、除籍謄本は750円程度の取得費用がかかり、複数枚取得すると数千円程度負担する必要があります。 一方、法定相続情報一覧図は取得費用が発生せず、一度申請してしまえば5年間は再交付が可能なため、相続する遺産が多くても必要書類を何度も取得する手間を省けます。また、相続税を申告する際も、戸籍謄本や除籍謄本などの代わりに法定相続情報一覧図を提出すれば手続きが可能です。 車の相続時に法定相続情報一覧図を使用するデメリット 法定相続情報一覧図は、申請時に手間がかかるほか、相続手続きによっては使用できないケースがあります。デメリットを考慮したうえで、使用するか検討してみてください。続いて、法定相続情報一覧図を使用するデメリットを紹介します。 申請時に手間がかかる 法務局で法定相続情報一覧図を発行してもらうには、被相続人が出生してから死亡するまでの戸籍謄本や除籍謄本などが必要であり、すべて揃える手間がかかります。また、法定相続情報一覧図を自身で作成しなければならない手間もあります。 とはいえ、1度申請してしまえば、以後の戸籍謄本や除籍謄本などの収集は不要です。以下のように名義変更が必要な遺産が複数ある場合は、法定相続情報一覧図を発行した方が、効率良く相続手続きができます。 ・不動産・預貯金・株券・車・船舶 使用できないケースがある 法定相続情報一覧図は、手続きによっては使えないケースがあります。なぜなら、2017年に開始したばかりの制度であり、一部の金融機関や証券会社では対応してもらえないからです。 便利な制度のため、今後は対応が進んでいくと予想されていますが、現時点で使用できるかどうかは各機関の判断に委ねられています。法定相続情報一覧図で手続きできない場合は、再度戸籍謄本や除籍謄本などを取得する手間がかかります。法定相続情報一覧図を使用できるかどうか、事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。 再交付は申出人しかできない 法定相続情報一覧図の再交付は、基本的に申出人しかできません。相続手続きする遺産が多かったり、他の相続人が必要だったりと、最初に発行した枚数では足りなくなるケースもあるでしょう。他の相続人では再交付してもらえないため、申出人の手間が増えるデメリットがあります。ただし、申出人が委任状を提出すれば、親族もしくは行政書士や弁護士などの資格者でも再交付が可能です。
自動車税は、4月1日時点で車を所有している方に課税される税金です。車の相続時の自動車税は、誰が払うのか気になる方もいるでしょう。この記事では、相続時の自動車税は誰がいつまでに支払うのか、税額や納めないとどうなるのかを紹介します。 自動車税は相続した人物が納付する 自動車税は、車を相続した新所有者に納税義務が課せられます。例えば、4月1日以降に被相続人が亡くなった後に車を相続しても、新所有者に納税義務があります。被相続人が生前に滞納している自動車税がある場合も、新所有者が引き継がなければなりません。 また、相続手続き時に名義変更後の車検証が発行されたら、陸運局内に隣接されている「自動車税事務所」の窓口で、税申告を行う必要があります。税申告する際は、自動車税申告書のほかに相続人であることを証明できる「戸籍謄本」と「遺産分割協議書」も提出しましょう。 相続した自動車税の納付期限 相続した自動車税の納付期限は、5月末日です。一部の県では、6月末日を納付期限にしている自治体もあるため、納付書を確認してみてください。 また、自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課せられる税金であり、5月上旬〜中旬にかけて納付書が送付されます。納付書が届いてから納付期限までの期間が短いため、払い忘れがないよう注意しましょう。なお、軽自動車も普通車と同様に、納付期限は5月末日です。 自動車税はどれぐらいかかる? 自動車税は、排気量や用途に応じて税額が異なります。また「令和元年度税制改正」により、2019年10月1日以降に新規登録した車は税額が引き下げられています。自家用車の具体的な税額は以下のとおりです。 ■2019年10月1日以降に新規登録 排気量 税額 1,000cc以下 2万9,500円 1,000cc〜1,500cc以下 3万4,500円 1,500cc〜2,000cc以下 3万9,500円 2,000cc〜2,500cc以下 4万5,000円 2,500cc〜3,000cc以下 5万1,000円 3,000cc〜3,500cc以下 5万8,000円 3,500cc〜4,000cc以下 6万6,500円 4,000cc〜4,500cc以下 7万6,500円 4,500cc〜6,000cc以下 8万8,000円 6,000cc〜 11万1,000円 ■2019年9月30日以前に新規登録 排気量 税額 1,000cc以下 2万5,000円 1,000cc〜1,500cc以下 3万500円 1,500cc〜2,000cc以下 3万6,000円 2,000cc〜2,500cc以下 4万3,500円 2,500cc〜3,000cc以下 5万円 3,000cc〜3,500cc以下 5万7,000円 3,500cc〜4,000cc以下 6万5,500円 4,000cc〜4,500cc以下 7万5,500円 4,500cc〜6,000cc以下 8万7,000円 6,000cc〜 11万円 出典:総務省「自動車税(種別割)の税率引き下げ」 なお、自家用の軽自動車は排気量や登録日を問わず、一律「1万800円」です。 自動車税を納めないとどうなる? 自動車税を納めずに納付期限を過ぎると、督促状が送付されるほか、延滞金が発生するため注意しましょう。納税せずに滞納し続けると、銀行口座や相続した車などが差し押さえられる可能性もあります。やむを得ず滞納した際は、管轄の自動車税事務所や各自治体の納税課に相談してみてください。 また、被相続人が生前に自動車税を納めていない場合は、督促された状態のまま引き継ぐことになります。相続する前に、車が差し押さえられるケースもあるため、なるべく早く自動車税を納めましょう。
ハチロクの通称で知られ、自動車ファンのみならず幅広い層の支持を集める昭和の名車トヨタ AE86。大ヒットを記録したAE86につながったのが、レビン/トレノの初代モデルであるTE27です。 絶対的なパワーや性能はないのに、ドライバーに走る楽しさを教えてくれるというAE86の素性は、TE27ですでに実現されていました。高度経済成長期真っ只中に誕生したTE27レビントレノの歴史を振り返ってみましょう。 テンロクスポーツというジャンルを切り開いたTE27 トヨタ TE27 レビン/トレノ(以下TE27)は、“テンロクスポーツ”の先駆け的な存在です。テンロクスポーツとは、軽量コンパクトながら高効率の1.6Lエンジンを搭載し、胸のすくような走りを楽しめるスポーツモデル。特に1980年代後半〜1990年代にかけて、自動車メーカー各社の競争が激化していたカテゴリーです。 TE27の開発背景とレビン、トレノの違いやラインナップなどを詳しく紹介します。 大衆でも手の届くスポーツカー TE27が登場したのは、高度経済成長末期の1972年です。庶民でも自動車を購入できる時代に入り、大衆車として地位を確立したカローラ/スプリンターの2代目を発売するにあたって、同車種のスポーツモデルとして開発されました。 豊かになったとはいえ、用途の限られる本格的スポーツカーは高嶺の花。若者でも手の届く価格に抑えた小型車サイズで、手軽に楽しめる“スポーツカー”としてTE27は人気を集めました。 レビンとトレノの違いは見た目だけではない TE27 レビンとトレノは、姉妹車として多くの共通コンポーネントが使用されており、違いはそれほど大きくありません。主な違いは、前後ライト周りの形状やフロントマスクの意匠です。しかし、トヨタはそれぞれに明確な個性をもたせて開発しています。 実際、全長3,955mmのレビンに対してトレノは3,970mmと15mm長くなっています。さらに、車重もレビンは855kgで、トレノは10kg重い865kgです。実はボンネットやフロントフェンダーは別物で、さらにエアダクト裏のスリットもレビンとトレノで別形状です。 また、設定されたボディカラーもトレノとレビンで異なります。「モンテローザオレンジ」と「インディアナポリスオリーブ」と呼ばれるダークグリーンの2色がレビン。トレノには「ヘイトアッシュベリーオレンジ」と「デイトナオリーブ」のレビンと同系色ながら別のボディカラーが設定されました。 幅広い層に届けるため下位グレードも設定 TE27は発売の翌年に、「レビンJ」と「トレノJ」を追加します。いずれもエンジンやサスペンションなどの低コスト化を図った下位グレードながら、オーバーフェンダーなどの外観は受け継いだモデルです。 性能を追求しないユーザーでも、スポーツモデルのスタイリングを比較的安価に楽しめるように設計されました。下位グレードを設定する手法は、実はAE86以降のレビン/トレノでも採用されており、レビトレの伝統の一つでもあります。たとえば、名機4A-G型エンジンを搭載するAE86に対して、廉価版のAE85には3Aエンジンが搭載されていました。 レビトレらしさとして定着した爽快な走り レビン/トレノのイメージは、軽量な車重と高回転型エンジンによるきびきびとした走りです。実はこのイメージは初代TE27によって決定づけられ、レビトレの伝統とされました。 高性能エンジンとチューニングカーを思わせるオーバーフェンダー、さらには締め上げられた足回りと、TE27はシリーズ初代にもかかわらず徹底して作り込まれたモデルです。その魅力の一部を紹介しましょう。 上位車から移植した2TーGエンジン TE27のエンジンに採用されたのは、セリカ1600GTに搭載され評価の高かった1.6Lの2T-G型エンジンでした。トヨタの量産DOHCエンジンの先駆けだった2T-G型は、最高出力115ps、最大トルク14.5kgmを発揮する高回転型の高性能エンジンです。セリカよりボディサイズが小さく車重の軽いTE27では、最高時速190km/h(メーカー発表)の高いパフォーマンスを発揮しました。 軽い車重によく回るエンジンを搭載しドライバーの意のままに操るレビン/トレノ伝統の爽快な走りは、初代のTE27から続く系譜だったのです。英語(古語)で「稲妻」を意味する「LEVIN(レビン)」、スペイン語で「雷鳴」を意味する「TRUENO(トレノ)」のイメージにふさわしい、爽快な走りを楽しめました。 トヨタ市販車史上初のオーバーフェンダー TE27の外観上で最大の特徴は、4輪全てに装着されたオーバーフェンダーです。しかも、FRP製というチューニングカーさながらの仕様を、トヨタ市販車で初めて採用しました。 純正でも当時としては幅広い175/70HR13のタイヤを装着していましたが、さらに幅広いタイヤの使用も視野にいれていたのでしょう。スタイリングのインパクトだけではなく、幅広いタイヤで2T-Gエンジンのパワーを余すことなく路面に伝え、大衆車カローラ/スプリンターのスポーツモデルとは思えないほどの力強い走りを実現しました。 50年以上が経過してもなお高い人気 TE27 レビン/トレノの登場からすでに50年以上が経過していますが、今もなお高い人気を集めるモデルの一つです。AE86の人気の高さはいうまでもありませんが、シリーズの性格を決定づけたTE27にも根強いファンが存在しています。 また、ドリフトやサーキット走行などで酷使されたAE86に比べ、TE27は比較的状態の良い個体も残っています。中古車市場では、絶対的な残存数が減少し希少性が高まっていることもあり、AE86よりも高い評価になるケースも少なくありません。 ただし、50年以上前のクルマということを考えると、TE27の購入や売却を検討する際は専門性の高い業者の選定をおすすめします。特に売却する際は、仕様や状態を正しく見極められないと、正当な買取額にならないケースも少なくありません。旧車の取り扱いに慣れている業者に相談して、TE27本来の価値を査定してもらいましょう。 ※経過年数などは2023年8月執筆当時
2007年にデビューしたR35 GT-Rは、モデルイヤー制によって毎年進化を続けている車輌です。長きにわたる歴史の中でも前期型と後期型では、さまざまな点に違いがあります。今回は、R35 GT-Rの時期ごとの違いについて解説します。 R35 GT-Rの前期・後期の分類 R35 GT-Rの前期・後期の分類方法は、メディアやジャーナリストなどによって異なります。 2007年から続くR35 GT-Rの歴史の中で大きな転機となった出来事のひとつに開発責任者が変わったことが挙げられるでしょう。開発責任者は、基本設計や開発から2013年モデルまでが水野和敏氏、2014年モデルからは田村宏志氏となっています。 前期 R35 GT-Rの基本設計・デザイン・開発など全責任を一任され「日産 GT-R」をデビューさせたのは水野和敏氏です。 ニュルブルクリンク北コースでのタイム計測や走行テストなどを実施し、世界に通じるマルチパフォーマンススーパーカーをゼロから作り上げました。R35 GT-Rの生みの親である水野和敏氏は、PM(プレミアム・ミッドシップ)パッケージや3.8L V型6気筒ツインターボエンジン(VR38DETT)など、現在のGT-Rにも受け継がれている基本設計を手がけた天才エンジニアと言われる人物です。 水野和敏氏が携わったR35 GT-Rは、2013年モデルまでとなっています。 後期 水野和敏氏からR35 GT-Rの開発を受け継いだのは田村宏志氏です。田村宏志氏は、2014年モデル以降のR35 GT-Rの開発を手がけています。 2014年モデルからは、グランドツーリング性能を重視したGT-Rとなりました。また、サーキット走行や走りそのものを楽しめるNISMOをラインナップしたことも注目すべきポイントです。 R35 GT-Rの前期・後期の違い R35 GT-Rは、デビューから基本的なパッケージやエンジン型式などを変更することなく、モデルイヤーやマイナーチェンジを通じて、性能向上やバリエーションの変更などをしてきました。ここからは、前期と後期の違いについて深掘りしていきます。 デザイン エクステリアやインテリアのデザインは、デビュー当時から基本的に変わっていません。ただし、ヘッドライト内のポジショニングランプ、バンパー形状、リアウィングなどのディテールに違いがあります。 特に大きく変わったのは、2014年モデルと2017年モデルと2024年モデルです。 2014年モデルでは、ヘッドライト内のポジショニングランプに稲妻のようなラインが入れられました。また、2017年モデルでは、フロントバンパーのデザインを変更しワイド感と安定感を演出する造形が取り入れられています。 2024年モデルでは、フロントバンパーやLEDデイライトのデザイン、リアウィングの形状が変更されました。 馬力 エンジンの出力は、2007年の販売開始当初は480馬力でしたが、モデルイヤーやマイナーチェンジのタイミングで徐々に向上させてきました。R35 GT-Rの中で最も高出力なモデルは、高性能スポーツグレードであるNISMOです。その最高出力は、600馬力となっています。 2024年モデルでは、ベーシックな「ピュアエディション」でも570馬力を発生させます。デビュー当時と比較すると90馬力も出力が向上していることから、GT-Rの進化を感じることができるでしょう。 機能 機能の面では、パドルシフトがステアリングと連動するようになったり、Apple CarPlayに対応したりするなど、時代の変化とともに快適性を向上させています。 R35 GT-Rの前期・後期の選び方 R35 GT-Rは、デビュー以降絶えず進化を続け、世界中の車好きを魅了してきたモデルです。そのため、どのモデルでも十分に満足できる走りを体感できるといえるでしょう。 ここまで解説してきた前期型と後期型のどちらを選ぶか悩んだ場合は、何を基準に選べばよいのでしょうか。 世界に通じる走りを楽しむなら前期型 世界一過酷なサーキットといわれるニュルブルクリンク北コースでの性能を基準とした走りを楽しみたいなら、水野和敏氏が開発責任者として携わっていた2007年モデルから2013年モデルである前期型がおすすめです。 日常をスポーツドライブにしたいなら後期型 日頃の運転をスポーツドライビングにしたり、遠出をするときの快適性(グランドツーリング性)を求めたりするなら2014年モデル以降の後期型がおすすめです。
日本が世界に誇るスーパーカー「日産 GT-R」には、どのようなグレードがあるのでしょうか。今回は、R35 GT-Rのグレードの違いについて解説します。なお、本記事で解説しているグレードは、2024年モデルのR35 GT-Rのグレードです。 R35 GT-Rのグレードの種類 R35 GT-Rには、ベーシックな「ピュアエディション」から高性能スポーツグレードの「NISMO」まで、大きく分けると5グレード、細かく分けると8グレードあります。 2024年モデルは、前後デザインとリヤウイングを⼀新していることが特徴です。これまで蓄積してきた技術、GT-R NISMOの開発における知⾒、最新のシミュレーション技術など、さまざまなテクノロジーを駆使することで、空気抵抗を抑えながらダウンフォースを向上させることに成功しました。 Pure edition Pure editionは、R35 GT-R 2024年モデルの中で最もベーシックなグレードです。インテリアは、ブラックが基調となっており、前席本革・パールスエードコンビシートが装着されています。 Premium edition Premium editionは、Pure editionの装備に、BOSEサウンドシステム(CD一体AM/FMラジオ、11スピーカー)、アクティブノイズコントロール、アクティブサウンドコントロールが追加されることが特徴です。 Premium edition T-specには、専用の本革巻ステアリング、ディンプル付本革巻シフトノブ、ドアグリップ、キッキングプレート(エンブレム付)、専用カーボンセラミックブレーキ、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール(ブロンズ)に加え、Premium edition T-spec専用内装(専用内装色コーディネーション、アルカンターラインストパネル、アルカンターラサンバイザー)が装備されています。 Black edition Black editionは、ブラック×レッドステッチのインテリアパーツや専用RECARO製シート(専用カラー、運転席/助手席)などが装備されているグレードです。 Track edition engineered by NISMO Track edition engineered by NISMOは、ブラック×レッドステッチのインテリアパーツ、専用RECARO製シート(専用カラー、運転席/助手席)、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール(NISMOレーシングブラック)専用ランフラットタイヤ(DUNLOP SP SPORT MAXX GT 600 DSST)が装備されます。タイヤサイズは、フロント:255/40ZRF20(101Y)、リヤ:285/35ZRF20(104Y)です。 Track edition engineered by NISMO T-specでは、専用カーボンセラミックブレーキ、カーボン製トランクリッド(トリムレス、本革プルストラップレス仕様)が追加されます。 GT-R NISMO GT-R NISMOは、専用チューニングがされたエンジン(600ps/652Nm)を搭載し、専用エクステリアや専用インテリアが装着されています。 GT-R NISMO Special edition GT-R NISMO Special editionは、GT-R NISMOにクリア塗装のNISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)、専用カラーのアルミ製ネームプレート、レッドトリム加飾がされた専用レイズ製アルミ鍛造ホイールが装備されています。 R35 GT-Rのグレードの選び方 R35 GT-Rのグレードに悩んだときは、日常使いからスポーツ走行まで楽しむことができるモデルを求めるのか、スパルタンでスポーツカーらしい走りを求めるのかという基準で選ぶとよいでしょう。 日常使いからスポーツ走行まで楽しむことができる車を求めているのであれば、Pure edition、Black edition、Premium editionがおすすめです。 スパルタンでスポーツカーらしい走りを求めているのであれば、GT-R NISMOやGT-R NISMO Special editionなど、「NISMO」の名を冠しているモデルがよいでしょう。 R35 GT-Rのグレード以外に見るべきポイント R35 GT-Rを検討しているときは、車両本体のことだけでなく、税金や任意保険料、タイヤ交換やオイル交換などのメンテナンス費用といった、維持費についても確認しておきましょう。R35 GT-Rを購入するときは、購入時のことだけでなく、維持し続けられるかどうかということもチェックしてから買うことが大切です。
R35 GT-Rの優れた性能を存分に発揮するためにはタイヤ選びも重要です。今回は、R35 GT-Rのおすすめタイヤを紹介するとともに、タイヤの選び方や購入方法も解説します。R35 GT-Rの性能を十分に発揮するために必要なタイヤ選びの参考にしてみてください。 R35 GT-Rのタイヤおすすめ5選 R35 GT-Rに適しているタイヤはどれなのでしょうか。ここでは、R35 GT-Rにおすすめのタイヤを5種類紹介します。 【R35 GT-Rタイヤサイズ】前輪:255/40ZRF20(97Y)後輪:285/35ZRF20(100Y) ADVAN Sport V105 20インチ ヨコハマタイヤ ADVAN Sport V105は、ヨコハマタイヤを代表するスポーツタイヤです。欧州メーカーと共同開発することで優れた性能を実現しており、国内外問わずさまざまなメーカーの車に使えるため、R35 GT-Rにも適しています。 PILOT SUPER SPORT 20インチ ミシュラン PILOT SUPER SPORTは、ミシュランを代表するスポーツタイヤです。ル・マン24時間レースを21連覇した最先端テクノロジーを採用し、ドライ路面での高いハンドリング性能やスポーツカーとの共同開発によって高い品質を実現しました。 P ZERO 20インチ ピレリ P ZEROは、ピレリを代表するタイヤブランドで、優れたハンドリングとコントロール性能が特徴です。さまざまなメーカーの承認タイヤとしても選ばれていることから、その実力は確かなものといえるでしょう。 PILOT SPORT CUP 2 20インチ ミシュラン PILOT SPORT CUP 2は、ミシュランのスポーツタイヤのひとつです。レースで培った最新技術を投入し、公道も走れるサーキットタイヤとなっています。サーキット走行から市街地の走行まで対応できる万能なスポーツタイヤです。 ポテンザ RE070R-R2 RFT ブリヂストン ポテンザ RE070R-R2 RFTは、ブリヂストンのスポーツタイヤであるポテンザのランフラットタイヤです。R35 GT-Rに適したタイヤであるため、ドライ性能、ウェット性能、高速性能、コーナリング性能などを高い水準で両立しています。 R35 GT-Rのタイヤの選び方 R35 GT-Rのタイヤを選ぶときは、価格より性能を重視した方がよいでしょう。 R35 GT-Rは、高性能なマルチパフォーマンススーパーカーです。そのため、車の性能に合ったタイヤでなければ、本来のポテンシャルを発揮することができません。 このような理由から、R35 GT-Rのタイヤを選ぶときは、優れた性能を受け止められるスポーツタイヤを選ぶことをおすすめします。また、純正タイヤとしても採用されているランフラットタイヤの方が、よりR35 GT-Rの性能を発揮することができるでしょう。予算に余裕があるなら、純正装着されているランフラットタイヤを選ぶことをおすすめします。 R35 GT-Rのタイヤの購入方法 R35 GT-Rのタイヤを購入するときは、ディーラー、タイヤ専門店、カー用品店、整備工場で購入した方がよいでしょう。価格を重視するのであれば、インターネットの通販で購入する方がリーズナブルに買うことができます。もし、通販でタイヤを購入するのであれば、持ち込みによるタイヤ交換を受け付けているディーラーや整備工場などを見つけてから購入しましょう。
日産が世界に誇るスーパーカーR35 GT-Rをカスタマイズして、オリジナルのR35に仕上げたい方は多いのではないでしょうか。今回は、R35 GT-Rのおすすめエアロパーツを紹介するとともに、選び方のコツや購入方法について解説します。 R35 GT-Rのエアロパーツおすすめ5選 R35 GT-Rのおすすめエアロパーツにはどのようなものがあるのでしょうか。おすすめエアロパーツを5つ紹介します。 Varis【KAMIKAZE R Super Sonic】 Varisの「KAMIKAZE R Super Sonic」には、次のバリエーションが用意されています。 【KAMIKAZE R Ver.2 FRP VERSION KIT】・F/BUMPER Ver.2+F/DIFFUSER(FRP+VSDC)・F/FENDER Ver.2+EXTENSION COVER(FRP・4PCS)・SIDE AIR PANEL(FRP・2PCS)・SIDE SKIRT with BIG UNDER BOARD (FRP)・REAR WIDE FENDER KIT(FRP・7PCS)・WIDE用AIR SHROUD(FRP)・REAR BUMPER (FRP)・REAR UNDER SKIRT (FRP) 【KAMIKAZE R Ver.2 CARBON VERSION KIT】・F/BUMPER Ver.2+F/DIFFUSER (FRP+VSDC)・F/FENDER Ver.2+EXTENSION COVER(FRP+CARBON・4PCS)・SIDE AIR PANEL(CARBON・2PCS)・SIDE SKIRT with BIG UNDER BOARD photo(FRP+CARBON)・REAR WIDE FENDER KIT (FRP・7PCS)・WIDE用AIR SHROUD(CARBON)・REAR BUMPER(FRP+CARBON)・REAR UNDER SKIRT(FRP+CARBON) その他にもクーリングボンネットやライトウェイトトランクなど、さまざまなエアロパーツを用意しています。 WALD【Sports Line Black Bison Edition】 WALDの「Sports Line Black Bison Edition」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・Front Bumper Spoiler(wiht Grille Cover/Front Lip/Side Duct/Under Cover/Fog Lamp)・Side Steps(F.R.P)・Rear Diffuser・Trunk Spoiler・Rear Wing Flap・Rear Over Fender(F.R.P) R35 GT-Rの原型をとどめながら、カスタマイズできるパーツが揃っています。 CHARGE SPEED【Bottom Line】 CHARGE SPEEDの「Bottom Line」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・フロントスポイラー with ボトムライン・サイドステップ with ボトムライン・リアディフューザー with ボトムライン・3点セット(フロント・サイド・リアディフューザー)・ルーフフィン・ボンネット ダクト付・ボンネット レインカバー・エアロトランク(リアスポイラー一体型)・リアバンパーダクト・リアアンダーサイドカウル・フロントオーバーフェンダー(片側15mmワイド)・リアオーバーフェンダー(片側20mmワイド) オーバーフェンダーを取り付けると、R35 GT-Rであるものの、別の車のように見えるといった魅力があります。 ROWEN【WORLD PLATINUM】 ROWENの「WORLD PLATINUM」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・フロントレーシングスポイラー・サイドステップ・リアバンパーエクステンション・リアフェンダーアーチエクステンション・リアウイングVer.II・トランクスポイラーVer.II 派手ではないものの存在感を引き立たせるエアロパーツが揃っています。 KUHL Racing【WIDE BODY Ver.1】 KUHL Racingの「WIDE BODY Ver.1」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・Ver1 KRUISE KR-35RR フロントディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR サイドステップ・Ver1 KRUISE KR-35RR サイドディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR リアフローティングディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR リアディフューザーフィン さりげなくカスタマイズできるエアロパーツが揃っています。 R35 GT-Rのエアロパーツの選び方 R35 GT-Rのエアロパーツは、予算の範囲内で好みに合ったものを選びましょう。 好みのエアロパーツを装着することでR35 GT-Rへの愛着が増します。妥協して選ぶとしばらく経ってから後悔することもあるかもしれません。日本が誇るスーパーカーをカスタマイズするときは、妥協せずにエアロパーツを選びましょう。 R35 GT-Rのエアロパーツの購入方法 R35 GT-Rのエアロパーツを購入するときは、インターネット経由でオーダーする方がほとんどです。店舗に行って購入から取り付けまで任せることもありますが、多くの方は通販でパーツのみを購入し、後日整備工場などで取り付けてもらっています。 また、エアロパーツを購入するときは、事前に整備工場にエアロパーツの取り付けを依頼しておき、整備工場にエアロパーツを送ってもらう方がよいでしょう。 パーツの中には、サイズが大きいものもあるため、自宅から整備工場に持っていくことが難しかったり、運搬中に破損したりすることもあります。そのため、整備工場に直接配達してもらい、後で車を持ち込んで取り付けてもらう方がよいでしょう。
去る2023年2月、ドイツのシュツットガルトで行われたクラシックカーの祭典にて、非常に興味深い会社を発見した。 それは、マツダのクラシックカーのみを専門に取り扱う会社だ。 マツダといえば、1949年に設立された、広島県に本社を置く日本の自動車メーカーだ。 日本から遠く離れたこの国で、マツダを心から愛するドイツ人によって設立されたとのこと。 その名も「Mazda Classic - Automobil Museum Frey」 今回は、マツダ車を愛するドイツのとある会社を調査してみた。 ■世界最大のマツダ博物館 同社は2017年にドイツのアウグスブルクにて設立された会社で、日本ブランドのマツダのみを展示している。 マツダ車をこよなく愛するドイツ人オーナーにより設立され、現在では世界最大のマツダ車のコレクションを備えている。 元々は1897年に建てれた路面電車の停留所に使われていた跡地を買い取り、現在はマツダコレクションの博物館となっている。 約1500平方メートルの敷地に、常時50台ほどの車が展示されている。 敷地内には、展示場のほか、結婚式などのプライベートイベントにも利用可能な700平方メートルのイベントエリア、レストラン、マツダグッズのショップなども併設さている。 驚きなのは、これまでに創業者であるウォルター・フレイ氏とその2人の息子によって、40年以上かけて合計120台程のマツダクラシックカーモデルを収集したことだ。 ■目玉商品はコスモスポーツ 1978年にAuto Freyというドイツ初のマツダ正規販売店が設立して以来、現在に至るまでマツダに人生を捧げてきたという。 すべての始まりは、1980年にアメリカのニュージャージー州で見つけたマツダ コスモスポーツだったそうだ。 この車は、現在展示されているすべてのマツダクラシックカーの中で最も思い入れのあるクルマだという。 現在でもマツダのコレクションを収集しているとのことで、何度も来日しているそうだ。 主な展示車は、目玉商品である1969年式のコスモスポーツを初め、1973年式のB1600ピックアップトラックや1992年式のMX-5、さらに1989年式のRX-7 FCなどなど。 日本でもめったに市場に出回らない、希少価値の高いクラシックモデルばかりだ。 また、車輌の状態も驚くほどキレイで、手入れの行き届いた真っ白な塗装には心底魅了された。 ■3. ドイツではちょっとした観光地に これほどまで程度の良い、かつ希少なマツダのクラシックモデルを一気に見られるのは、日本のマツダミュージアムを除いて他にないだろう。 ゆえに現在では、マツダクラシックを一目見ようと、ヨーロッパ中からマツダ愛好家達が観光に来るそうだ。 さらに数ヶ月に一度、マツダミーティングを行われているそうで、なんと多い時は300台ほどのマツダ車がここマツダミュージアムに集結するとのこと。 博物館は祝日以外、土日も営業しており、大人1人5ユーロ(現在のレートで約800円)と、非常に安価で楽しめるのも魅力的だ。 著者も近くを訪れた際にはぜひ一度足を運んでみたいと思う。 日本から遠く離れたこの国で、日本車の愛に溢れた会社を発見できたことは日本人としても誇り高い。 [ライター・カメラ / 高岡 ケン]
車は現金やローンで購入するほか、カーリース会社と契約して乗る方法もあります。カーリースの契約者が亡くなった場合、リース車輌を相続できるかどうか気になる方もいるでしょう。この記事では、リース車輌を相続できるかどうか、解約時の違約金などについて紹介します。 カーリースの契約者が亡くなった場合は強制解約 カーリースは基本的に中途解約が認められていませんが、契約者が亡くなった場合は強制解約されます。契約者が亡くなった場合、リース契約を相続人へ引き継ぐことはできません。そのため、契約者が亡くなった旨をカーリース会社に伝えて、解約手続きをする必要があります。 なお、以下の場合もリース契約を継続できないため、中途解約が認められるでしょう。ただし、契約内容は個々で異なるため、事前に確認が必要です。 ・事故でリース車輌が廃車になった場合・リース車輌が盗まれた場合・病気やケガなどで車を運転できなくなった場合・転勤で海外赴任する場合・契約者が自己破産した場合 死亡による強制解約でも違約金が発生する 契約者が亡くなり、強制解約になった場合は違約金が発生します。これは、リース会社は契約時に取り決めた金額が支払われることを前提にリース料金やサービス内容を設定しており、料金を受け取れないと損失を受けてしまうためです。死亡は仕方のない事情ではありますが、本来受け取れるはずの料金が支払われないと、リース会社の商売は成り立ちません。 なお、契約者が亡くなった場合に発生した違約金は、相続人が支払う必要があります。 違約金の目安は「残りの契約期間のリース料金相当」です。例えば、毎月のリース料金が3万円で、残りの契約期間が3年の場合は「108万円(36ヶ月×3万円)」の違約金が発生します。 予定より早く返済したことで、返却時の車の価値が契約時に設定された残価(返却時の車の想定価格)を上回った場合は、違約金から差額が差し引かれます。ただし、返却時に傷やへこみがあったり設定した走行距離を上回っていたりすると、車の価値が残価を下回り、追加料金が発生する可能性があるため注意しましょう。 契約者死亡でも名義変更できない? 契約者が死亡した場合でも、リース車輌の名義変更はできません。リース車輌は契約者以外でも運転できるため、名義変更すればそのまま乗り続けられると思う方もいるでしょう。ほとんどのリース会社では使用者の名義変更ができないため、契約者が死亡した場合は、解約するしかありません。リース車輌は基本的に、どのような理由でも名義変更が認められていないことに注意しましょう。 ただし、一部のリース会社では、審査に通れば契約者死亡による名義変更を認めているケースがあります。死亡による名義変更ができるかどうか、被相続人が契約しているリース会社に問い合わせてみてください。 そもそもカーリースとは カーリースとは、契約者が希望した車をリース会社が販売店で購入し、契約年数に応じて顧客に貸し出すサービスのことです。車を購入した場合、車輌本体価格や付属品のほかに、税金や車検費用などが発生するため不定期な支払いがあります。 一方、カーリースは頭金が不要で、契約期間中の税金やメンテナンス費用も月々のリース料金に含まれているため、毎月定額で車を利用できます。中古車を取り扱っているリース会社もあり、生産が終了したモデルに乗れるほか、新車より月々のリース料金を抑えることが可能です。 また、月々のリース料金は契約時に設定された残価を車輌本体価格から差し引いて、残りの金額を契約月数で割って算出しています。例えば、300万円の車の残価が100万円と契約時に設定された場合、差額の200万円を契約月数で割って支払います。車輌本体価格に加えて税金やメンテナンス費用、手数料が加算される仕組みです。 ただし、ローンの利息には含まれない税金やメンテナンス費用にも手数料が発生するため、購入するより高くなるケースがあります。契約者死亡による名義変更が可能な場合は、メリットやデメリットを考慮したうえで、リース車輌を相続しましょう。