日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.14

目次
1.■第14回 ~今回の斜めから見た旧車~ 2.■これは実存したくるまなのか? 3.■昭和の子供達なら実は運転したことのあるクルマ? 4.■お知らせ

旧車王をご覧の皆様!

いつもこの「邪道」なコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

今回は幻(?)の旧車について、アルミ弁当箱を通してお話をさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

■第14回 ~今回の斜めから見た旧車~

今回の話は前回ほどいい加減な話ではありません(気になる方は前回の私のコラムを)。

■日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.13
https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-vol13/

「ここに描かれているクルマは何なのか?第二弾!」なんです。

ただこちらはなんとなく正体がわかっているような気もするのですが・・・。

アルミ弁当箱の世界ではよくある話で、「わざとぼやけて描くことは少なくないこと」とお話させていただきました。

もちろん大人の事情でございます。

しかし、アルミ弁当箱に描く方も、あちらこちらに「ヒント」を残しています。

そのヒントを見つけ、自分たちで「解釈」していくのがアルミ弁当箱の楽しみの1つであります。

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■これは実存したくるまなのか?

アルミ弁当箱の写真をよく見ていただきたい。

一見するとこの図柄のクルマはいい加減に描かれ、ベース車輌がないようにも思えます。

実際私も勝手にそう思っていました。

しかし、この図柄には大きなヒントとなるものが描かれているのです。

そのひとつが、ドライバーが子供であるということです。

そしてもう一つのヒントは、何気に描かれている「標識」です。

この2つが今回の「クルマ」の正体に迫る大きなヒントになるのです。

■昭和の子供達なら実は運転したことのあるクルマ?

まず運転しているのが小さな子供ということが気になりました。

私は当初、マツダの「R360」を可愛くオープンカーにしてイラストにしたのかと勝手に思っていたのですが、どうも「子供」に意味があると考えると、「コニー」の「グッピー」をベースとして昭和40年頃に神奈川県の「こどもの国」で活躍していた、「ダットサン・ベイビー」を思い出しました。

当然、子供たちが運転する「ゴーカート」のようなクルマでしたが、あえてその姿を描いた貴重なアルミ弁当箱なのでは?(実際のゴムのバンパーは描かれてないが・・・)、と考えたのです。

そこでもうひとつの気になること「標識」です。

この頃は「交通戦争」時代。

子供達に交通ルールを覚えてもらうためのひとつとしても、「こどもの国」で啓蒙活動をすべくこのクルマが活躍していてもおかしくありません。

ですからあえて「止まれ」の標識を一緒に描いたのではないでしょうか?

ということで、この赤いお弁当箱の可愛い謎のくるまは「ダットサン・ベイビー」ではないか、という見解となりました!

まだまだアルミ弁当箱に描かれているクルマは謎が多いのですよ!

それではまた次回をお楽しみに!

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■お知らせ

そしてここでお知らせを・・・・・。

私のコレクター本「アルミ弁当箱図鑑 マニアック編」がアマゾンにて絶賛発売中です。
オールカラーの100ページに様々なジャンルのアルミ弁当箱を詰め込んでおります。
是非、読んで頂ければありがたいです!よろしくお願いいたします。

●アルミ弁当箱図鑑 厳選50 ーマニア編ー マツドデラックスコレクション(ヴァンタス)
https://www.amazon.co.jp/dp/4907061471

そしてなんと!この私に映画出演のオファーがありました!
「路恋人」監督の「ぜんぶ朝のせいだ!」にちょこっと出演させていただきます。
9/24には「アメイジング 映画部2」にも出店予定でトークショーも?!
詳細が決まりましたらまたご報告させてください!

●映画『ぜんぶ朝のせいだ』オフィシャルTwitter
https://twitter.com/morningall2023

●映画『ぜんぶ朝のせいだ』特報
https://www.youtube.com/watch?v=vg0LHPEM6Ss

10月1日には久々の関西遠征!
大阪ロフトプラスワンウエストにて「ファンタスティックヴィレッジ」でトークショーをさせていただきます。
12時から16時で開催いたします!お近くの方は是非!前売り券、絶賛発売中です!

●『第4回ファンタスティック・ヴィレッジ』 – LOFT PROJECT SCHEDULE
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/260209

[画像 / Dreamstime  撮影/ライター マツド・デラックス(山本圭亮)]

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