トヨタ ランドクルーザー(80系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

目次
1.80系ランクルの特徴 2.80系ランクル維持費の内訳 3.80系ランクルワゴンタイプ年間維持費はいくら? 4.80系ランクルワゴンタイプの維持費が高いと思った時の対処法

ランドクルーザー(以下、ランクル)といえば、過酷な環境下や悪路でも走行できるクロカン車として世界中で人気のモデルです。ランクルの中でも1989年10月~1997年12月まで製造・販売されていた80系ランクルはクラウンと遜色ない内装になり、ランクルの新たな購入層を開拓しました。しかし、購入したくても約30年前のクルマです。「クラシックランクルは維持費が大変そう……」と心配している方もきっと多いですよね。この記事では80系ランクルにかかる維持費について解説いたします。

80系ランクルの特徴

80系ランクルは60系ランクルの後継として開発されました。居住性やインテリアは60系よりも格段に上質になり、ますます高級路線にシフトしていきました。クラウンと同等の内装でありながら、走行性能もランクルブランドとして一切妥協をしていません。オフロードコースでは多くの80系ランクルが走っており、未舗装路や急坂を駆け抜けています。80系の後継は100系、200系、300系と続いています。

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80系ランクル維持費の内訳

80系ランクルの維持費について、5項目に分けて解説します。

燃料代

80系ランクルにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップされています。それぞれの実燃費を見ていきましょう。

ガソリン:約4~5km/リットル(街乗り)
ガソリン:約5~7km/リットル(高速)
ディーゼル:約6~7km/リットル(街乗り)
ディーゼル:約8~9km/リットル(高速)

実燃費で比較しましたが、ガソリン車はかなりの大食いですね。できたらディーゼルを選びたいところですが、排ガス規制対象地域には乗り入れることができません。都市部に在住の方はガソリン車しか選択肢がないですね。

ここからは金額をシミュレーションします。

仮にガソリンエンジン搭載の80系ランクルを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約222リットル使用(*1) し燃料代は36,119円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、433,428円(*2) です。
*1 燃費は4.5km/リットルで算出
*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出

年間のガソリン代は驚愕の金額に……。ちなみに年間のガソリン代を他のことに使うとしたら何に使えるでしょうか。海外旅行するとした場合は2人でヨーロッパでもアメリカでも行けますね。

自動車税

都市部でも乗ることのできるガソリン車の設定があるワゴンタイプを例に自動車税を見ていきましょう。
2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の4.0リットル超~4.5リットル以下(自家用)の自動車税は75,500円/年です。4,476㏄のガソリンエンジンを搭載した80系ランクルの場合は車齢13年超えのため重課税され、87,900円/年かかります。この金額に少し足せば、現行のiPad 256GBとAppleペンシルを購入できますね。

任意保険

80系ランクルワゴンタイプの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。

<条件>
年齢:30歳
等級:6E
使用目的:通勤・通学
運転者:本人限定

<補償内容>
対人賠償(1名につき):無制限
対物賠償(1事故につき):無制限
対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし
人身傷害:あり(車内のみ補償)
人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円
入院諸費用特約:なし
車両保険:なし

上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約67,000円/年でした。意外と安く思うかもしれませんが、車両保険はつきません。古い車のため、保険会社は車両の価値はないものとして算出します。80系ランクルは新車価格と同等の価格で取引される場合が多いですが、事故を起こした際に車両保険で補償されないので注意しましょう。

車検

自家用車登録の80系ランクルワゴンタイプの車検代はいくらになるのでしょうか。

<ディーラー車検の場合>
自賠責保険:20,010円(24ヶ月)
自動車重量税:63,000円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出
印紙代:1,800円
車検料:80,000円
合計:164,810円
※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します

ここで注目するポイントは重量税です。80系ランクルワゴンタイプの枠である2.0トン超~2.5トン以下区分の自家用車の場合、重量税は41,000円ですが、初年度から18年経過した車両については2段階増額され63,000円かかります。増額分はなんと+22,000円……。二人でそれなりに高級なレストランで食事ができる金額です。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換等の整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなってしまうケースが多いです。

メンテナンス費用

最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。80系ランクルワゴンタイプのメンテナンスについては下記の費用がかかります。

・洗車代
・ワイパーゴム交換代
・ウォッシャー液交換代
・冷却水補充代
・エアコンフィルター交換代
・ヘッドライト交換代
・エンジンオイル交換代
・オイルフィルター交換代
・ブレーキオイル交換代
・エアクリーナー交換代

1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。80系ランクルワゴンタイプのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。

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80系ランクルワゴンタイプ年間維持費はいくら?

維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。

<自家用車登録の80系ランクルワゴンタイプ年間維持費>
ガソリン代:433,428円
自動車税:76,400円
任意保険:67,000円
車検:82,405円(2年ごとにかかる費用の半額分)
メンテナンス費:50,000円
合計:709,233円

月額では59,102円ほどかかります。名古屋駅周辺の1k平均家賃と同じぐらいのランニングコストです。2022年11現在、ガソリン価格が高騰しているため、燃費の悪いガソリンエンジン車乗りの財布には大きなダメージを与えますね。また、自動車税も重課税されてしまいます。

ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。東京都内で維持していくには10万円以上の維持費がかかるかもしれません。

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80系ランクルワゴンタイプの維持費が高いと思った時の対処法

旧車の維持には、現代のクルマよりもお金がかかるものです。特に80系ランクルワゴンタイプのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用が高くなります。さらに、古いクルマのため故障が増えて修理費用などが別途発生する可能性があるでしょう。
もし、80系ランクルワゴンタイプの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。

※2022年11月27日時点のデータです

 

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