トヨタ ランドクルーザー(70系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説

目次
1.70系ランクルのよくある故障箇所 2.70系ランクル修理費はいくら? 3.70系ランクルの維持費が高いと思ったときの対処法

ランドクルーザー70は1984年にデビューした現在でも人気の高いクロスカントリー車です。ヘビーデューティー用として開発され、走行性能の高さや壊れにくい信頼性から現在でも大人気の車種です。しかし発売開始が約40年前のクルマ。心配なことは故障ですよね。この記事では1984年から2004年に販売された70系ランクルでよくある故障箇所と修理費用を解説します。

70系ランクルのよくある故障箇所

30〜40年前の旧車はどうしても故障・不具合が多くなるものです。ここからは70系ランクルのよくある故障箇所を紹介します。

ディーゼル噴射ポンプの不具合

燃料をエンジンに供給する噴射ポンプは経年劣化します。噴射ポンプが壊れると、煙があがる、加速が鈍る、燃料が漏れる、エンジンがかからないなどの症状が発生します。

定期的なメンテナンスで不具合を軽減することはできますが、噴射ポンプは常に高温にさらされるため経年劣化を避けるのはほとんど不可能でしょう。

ラジエーターの故障

ラジエーターの一般的な寿命は12年ほどといわれています。ランクル70の場合、車齢が30年以上の個体ばかりのため、3回は交換する必要があるでしょう。定期的に交換していない場合、腐食して壊れている可能性が高いです。

ラジエーターの不具合はエンジンの故障につながります。エンジン回転数の不調や水温計の異常を感じる場合、ラジエーターの破損が原因かもしれません。

エアコンの不具合

カーエアコンはエアコンガスを使用し冷風を作りますが、ガス漏れによって多くの不具合が発生します。コンプレッサーの汚れやガスの劣化もエアコンが故障する原因です。

汚れは定期的にメンテナンスすることで防げますが、経年劣化への対策は難しいでしょう。いかにタフな作りの70系ランクルでも避けられない課題です。

オルタネーターの故障

オルタネーターはエンジンの動力を利用した発電機です。走行中に作られた電力でバッテリーを充電します。オルタネーターはエンジンがかかるとベルトを回しコイルを回転することで発電しますが、ベルトの寿命は走行距離10万kmが目安といわれています。オルタネーターからキュルキュルと異音が発生したら故障の前兆かもしれません。

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70系ランクル修理費はいくら?

よくある故障が発生したらいくらかかるのでしょうか。ここからは修理費用を見ていきましょう。

ディーゼル噴射ポンプ:10万円〜
ラジエーター修理:6万円〜
エアコン修理:10万円〜 ※コンプレッサーが故障していた場合
オルタネーター修理:5万円〜

一般的なクルマのメンテナンス費用は1年間に3〜5万円程度といわれています。しかし旧車の場合は経年劣化によって高価なパーツ交換が必要になり、メンテナンス費が跳ね上がるかもしれません。日頃から丁寧にメンテナンスをしていれば劣化を遅らせることはできますが、将来的に交換が必要になることは覚えておきましょう。

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70系ランクルの維持費が高いと思ったときの対処法

パーツの経年劣化による修理・交換は旧車を維持するうえで避けられません。新車や高年式の中古車よりも、どうしてもメンテナンス費が高くなりがちです。もし修理費を負担に感じたら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。

一般的な買取店では故障車の査定額は低くなってしまいます。しかし旧車王であれば高価買取が可能です。なぜなら自社内でパーツ供給から修理・整備ができるため中間マージンがかかりません。安価にクルマを修理・修復をし価値を高めて市場に再流通できるのです。

※2022年11月27日時点のデータです

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