廃車?売却?損をせず相続人がいない車を処分する方法とは

目次
1.車は持ち主が亡くなっていても勝手に処分できない 2.相続したくない=財産放棄をする場合の対処方法 3.まとめ

故人が所有していた車は、残された家族が相続するのが一般的です。しかし、中には故人が多額の負債を抱えているなど、相続そのものを拒否したい場合もあるでしょう。ただし、この場合その車の名義は故人のまま残ってしまい、処分方法を間違えると相続放棄できなくなってしまう可能性があります。

そこで、この記事は、相続人全員が相続を拒否し、相続人がいない車を処分する方法について解説していきます。

車は持ち主が亡くなっていても勝手に処分できない

車は衣服や電化製品などと違い、法律で所有権が保証された“財産”だということです。そのため、例えその車の持ち主が亡くなったとしても、勝手に売却したり廃車にすることはできません。

もしあなたが故人の財産を相続する権利を持っているなら、必要書類を揃えたうえで名義変更の手続きを行い、車の所有者を変更します。軽自動車、登録車(普通車)問わず、その車に関わる手続きを行う権利を持っているのは所有者だけ。そのため、名義を変更したうえで売却や廃車を行いましょう。

車の所有者が亡くなった場合の名義変更で必要になる書類について、詳しく知りたい方は「これで解決!車の所有者が死亡した場合の名義変更」をご覧ください。

20ソアラの買取専門ページはこちら

旧車王バナー旧車王バナー

相続したくない=財産放棄をする場合の対処方法

車が法律で所有権が保証された財産である以上、前提としてその車は相続の対象となります。通常は家族である相続人で話し合い、誰が相続するのか、また、相続後どう処分するのかを決めるというのが一般的です。しかし、その車のローンが残っている場合や、車以外に負債(借金)があり、相続そのものを放棄するということもあるでしょう。

以下より、車を財産として相続しない場合の対処方法について、様々なケースごとに解説していきます。

ケース1:車が古く廃車にしたい

長年故人が所有していた車であっても、もう何年も使っていない、または古すぎてまともに使えないなど、廃車にするしかない場合もあると思います。この場合、車に本当に価値がなければ処分しても問題ありません。しかし、実は値段が付く車だったということが後から発覚した場合は裁判所から指摘を受ける可能性があります。

なぜなら、財産的価値のある車を勝手に処分してしまうと、単純承認したものとみなされてしまい、財産放棄をしなかった事になってしまう可能性があるためです。そうならないようにするためには、その車が財産として価値がないことを証明しなければなりません。

車の価値を判断する方法として有効なのは、査定を受けることです。一般的に査定額が0(ゼロ)の車は財産的価値がないと判断されますので、査定額を証明できる書類はしっかり保管しておきましょう。

ケース2:財産的価値はあるが相続したくない

ローンの残債もなく、その車が故人の所有物である場合、相続放棄するためには、まず、車を含めすべての財産を放棄する手続きを行う必要があります。相続放棄の手続きは、故人(被相続人)の死亡から3か月以内に、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所へ申告します。

相続放棄とは、その名のとおり相続することを拒否することです。相続放棄が裁判所に認められた後は、相続人としての地位そのものがなくなり、法的に相続人として扱われることはなくなります。また、相続放棄によって、マイナスの財産(負債)だけでなく、プラスの財産もすべて放棄することになります。

つまり、仮に故人に負債があった場合でも、その借金を肩代わりする必要がなく、車を相続人が処分する必要もありません。

ただし、繰り返しになりますが、勝手に車を処分してしまうと、すべての財産放棄が認められなくなるため、誤って処分してしまわないよう注意しましょう。

20ソアラの買取専門ページはこちら

まとめ

故人が大切にしていた車の場合、可能なら遺品として保管しておきたい気持ちになるかもしれません。しかし、車は走行していなくても税金が掛かります。また、負債などの問題で一切の財産を相続したくない場合もあるでしょう。

相続する家族が複数人いる場合は、故人の車をどう処分するのが良いのかしっかりと話し合い、ケースに応じた手続きや処分方法を選ぶことが大切です。

[ライター/増田真吾]

旧車の買取なら「旧車王」におまかせ!

長い時間を共にした愛車だからこそ、売却先にもこだわりたいという方は多いのではないでしょうか。
旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けております。旧車に関する実績と知識なら、どこに負けない自信があります。また、ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する「二重査定」も一切ございません。誠実にお客さまのクルマと向き合い、適正に査定いたします。
全国どこでも無料で出張査定にうかがいますので、大事な愛車の売却先にお悩みの方はぜひ「旧車王」にご相談ください。

画像1
画像ギャラリー(全1枚)を見る

旧車王のLINE友だち登録
カンタン査定申し込み!

友だち追加

この記事をシェアする

旧車王ヒストリアは
旧車買取20年以上の旧車王
が運営しています

旧車売るなら旧車王

旧車王は、「自動車文化遺産を次世代へ」という信念のもと、旧車・クラシックカーに特化して23年、年間11,000台以上の査定申込をいただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日で全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

すぐ査定依頼が可能!

旧車王サイトはこちら

まずは車について気軽に相談したい

どんな相談ができるの?

関連する記事

みんなが憧れたハイソカー「トヨタ ソアラ」人気の理由と中古車相場を紹介

みんなが憧れたハイソカー「トヨタ ソアラ」人気の理由と中古車相場を紹介

旧車売買の豆知識 2023-11-14
トヨタ2代目ソアラ(20系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

トヨタ2代目ソアラ(20系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

旧車売買の豆知識 2023-04-20
車検は何年ごとに受ける?軽自動車や中古車の車検サイクルも紹介

車検は何年ごとに受ける?軽自動車や中古車の車検サイクルも紹介

旧車売買の豆知識 2024-04-23
2023年10月にアルテッツァが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2023年10月にアルテッツァが25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車市場動向 2024-04-23
2023年12月にレガシィBE型が25年ルール解禁!今後値上がりする?

2023年12月にレガシィBE型が25年ルール解禁!今後値上がりする?

旧車市場動向 2024-04-23
車検ですすめられる部品交換はしたほうがいい?断ることはできるのか?

車検ですすめられる部品交換はしたほうがいい?断ることはできるのか?

旧車売買の豆知識 2024-04-19
MT車(マニュアル車)のギアチェンジのコツとは?変速方法について解説

MT車(マニュアル車)のギアチェンジのコツとは?変速方法について解説

旧車売買の豆知識 2024-04-19
MT車(マニュアル車)とは?特徴や注意点などを解説

MT車(マニュアル車)とは?特徴や注意点などを解説

旧車売買の豆知識 2024-04-19

記事ランキング

1
固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

固着したネジでも諦めないで!回らないネジの緩め方アラカルト

ライフスタイル 2023-09-14
2
車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

車検ステッカーの貼り付け位置はどこ?間違えた場合の罰則も紹介

旧車売買の豆知識 2024-02-02
3
ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

ナンバープレートから個人情報は特定できる?特定できる情報を解説

旧車売買の豆知識 2023-10-27
4
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

旧車市場動向 2023-12-28
5
車のキュルキュル音は放置しないで!原因と修理料金を解説

車のキュルキュル音は放置しないで!原因と修理料金を解説

旧車メンテナンス 2023-11-10
6
車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

車庫証明は本人じゃなくても取得できる!代理人による手続き方法を紹介

旧車売買の豆知識 2024-03-04
7
車検証の住所変更はオンラインでできる!方法や必要書類などを紹介

車検証の住所変更はオンラインでできる!方法や必要書類などを紹介

旧車売買の豆知識 2024-01-29
8
車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

車のアンダーカバーが壊れた!修理費用はどのくらい?

旧車メンテナンス 2023-10-18

カテゴリ一覧

# 旧車コラム # 旧車の魅力 # 旧車売買の豆知識 # 旧車市場動向 # 旧車メンテナンス # エディターズノート # ライタープロフィール # イベントレポート # ライフスタイル # 加藤久美子&博人の見識 # ドイツ現地レポ # ライター愛車レポート # タイレルP34を追え! # オーナーインタビュー # 名車&迷車烈伝 # マツド・デラックスの世界 # 海外現地レポ