旧車売買の豆知識

故障車を陸送する方法とは?知っておきたいポイントや費用についても解説
旧車売買の豆知識 2023.08.28

故障車を陸送する方法とは?知っておきたいポイントや費用についても解説

故障した車を陸送したいときは、どのような方法で運搬するのでしょうか。今回は、故障車の陸送方法や車ごとに異なる点、おおよその費用、依頼から運搬までのおおよその流れについて紹介します。 故障車を陸送する方法 故障した車(自走できない車)を陸送するときは、レッカーや積載車を使って運搬することがほとんどです。故障している部位や故障車が置かれている場所などによって、レッカーで陸送するか積載車で運搬するかが異なります。 また、安全性や防犯を考慮する場合や海外へ運搬する場合などは、車をコンテナに入れて運びます。コンテナ輸送の場合は、レッカーや積載車よりも費用がかかるため、車に合った運搬方法を選びましょう。 特殊な状態にある車の陸送方法 重量が重たい車や水没している車など、特殊な状態の車は、通常とは異なる運搬方法を選ぶことになるでしょう。また、特殊な装置や人手が必要となった場合は、費用が高くなることがあります。 重量の重い車 トラックやキャンピングカーなど、車のサイズは大きくなくても車両重量が重たい車は特殊車両の扱いになることがあります。また、車の重さが重くなるほどに陸送にかかる費用が高くなります。いずれにしても、業者に見積もりを取り、どの程度の費用がかかるのかを確認しましょう。 水没している車 水没している車は、特殊車両の扱いになる場合があります。水中から引き上げられた車だけではなく、水中に置かれた状態の車も含まれます。水中にある車を引き上げる際には特殊な装置や人員が必要なため、陸送費も高くなるケースが多いでしょう。 水没車を陸送するときは、車の状態や場所を説明し、見積もりを取ることをおすすめします。 敷地内に放置された故障車 自分の敷地内に放置された故障車は、土地の所有者の判断で運び出せることがあります。他人の土地や近所に放置されている故障車を勝手に陸送することはできないため、土地の所有者や警察に相談して、その後の対応を決めましょう。 特殊な改造が施された車 特殊な改造がされた車は、パーツを取り外して運ばなければならないことがあります。車検に通る一般的な改造であれば問題なく陸送することができますが、サーキット専用車両などの特殊な車は一般的な運搬方法で運び出すことができないことがあります。特殊な改造がされている車を陸送するときは、業者に相談して運搬ができるか確認しましょう。 故障車の陸送にかかる費用 故障車の陸送費用は、関東から関西までであれば数万円前後が相場です。具体的な費用は、出発地から目的地までの距離や運搬方法、車の状態などによって異なるため、詳しい費用については陸送業者に問い合わせて確認するとよいでしょう。 故障車の陸送の依頼から積み込みまでの流れ 故障車の陸送を依頼する際は、陸送業者に問い合わせ、車の状態を伝えて、陸送費用を確認し、日時の調整をして運搬してもらうという流れになります。業者ごとに問い合わせ方法が異なるため、陸送の依頼をする際はホームページで問い合わせ先を確認してから連絡しましょう。

R35 GT-Rの維持費はどのくらい?内訳と安く押さえる方法を解説
旧車売買の豆知識 2023.08.24

R35 GT-Rの維持費はどのくらい?内訳と安く押さえる方法を解説

日本を代表するスーパーカーである日産 GT-Rは、2007年のデビューから進化を続け、今なお人気が高いモデルです。そんなGT-Rの維持費はどのくらいなのでしょうか。今回は、日産 GT-Rの維持費の内訳や目安、安く抑える方法について解説します。 R35 GT-Rの維持費の種類と目安 車を所有すると、ガソリン代、メンテナンス費、自動車税・重量税など、維持費がかかります。まず、GT-Rの維持費の種類と目安について見ていきましょう。 ガソリン代 R35 GT-Rのガソリン代は、1年間でおおよそ24万3,500円です。 これは、WLTCモード燃費が7.8km/Lと公表されているGT-Rを1年間で1万km走行した場合の計算となります。GT-Rの場合、使用する燃料はハイオクガソリンです。 2023年8月時点におけるハイオクガソリン1Lあたりの単価はおおよそ190円。このことから、1年で1万km走行した場合、24万円以上のガソリン代がかかる計算になります。 税金 税金は、1年に1回支払う自動車税と車検時にまとめて支払う自動車重量税があります。 GT-Rの場合、自動車税は6万6,500円(2019年10月までに購入していた場合)です。 自動車重量税は、2,000kg以下の分類となるため、2年間で3万2,800円。1年あたり1万6,400円となります。 つまり、税金だけで1年あたり82,900円かかるという計算です。 メンテナンス代 メンテナンス代は、車の使い方によって異なるため一概にいくらと断言することはできませんが、おおよその目安として、オイル・フィルター交換、タイヤ交換、ブレーキパッドとローターの交換を合わせると、約60万円〜100万円となります。 GT-Rには、新車装着タイヤにランフラットタイヤが装着されています。タイヤ交換の際に新車装着タイヤと同じようにランフラットタイヤにすると、4本交換でおおよそ40万円。ただ、ラジアルタイヤにすると4本交換でおおよそ20万円です。 このように選ぶタイヤによってメンテナンス費用は変動します。 修理費 修理費用は、修理する箇所や交換するパーツによって異なります。 もちろん修理することなく乗り続けることが理想ではありますが、何らかの事情によって修理が必要になった場合には、それなりの費用がかかることを覚悟した方がよいでしょう。 GT-Rは、国産車の中でも性能が非常に高いため、修理・交換するパーツによっては高価になる場合があります。 車検代 車検代は、先ほど説明した自動車重量税、車検基本料金、印紙代、自賠責保険料、部品交換費用や調整費用などの合計となります。 実際にGT-Rを所有しているオーナーの情報によると、車検費用の合計は約10万円〜20万円(1年あたり5万円〜10万円)のようです。 この金額はあくまでも必要最低限の費用となるため、交換する部品の数が増えたり、整備・調整する箇所が増えたりすると費用も高くなります。 駐車場代 駐車場代は、自分の土地の場合にはかかりませんが、借りる場合にかかる費用です。 駐車場にかかる費用は、地域によって異なるため、一概にいくらと断言することはできませんが、月極駐車場の全国平均は1ヶ月おおよそ9,000円。東京都内の場合は2万円〜5万円が相場です。 東京都内でGT-Rを所有し、1ヶ月5万円の駐車場を借りた場合、1年でかかる駐車代は60万円となります。全国の平均価格の場合、1ヶ月あたり9,000円であるため、1年あたり10万8,000円です。 任意保険料 任意保険料は、等級や年齢などによって異なりますが、30代・ゴールド免許・17等級の場合、1年あたり17万円というシミュレーション結果となりました。 もし、GT-Rを所有するのであれば、シミュレーションを使って試算してみることをおすすめします。 R35 GT-Rの維持にかかる年間費用の目安 1年あたりにかかるR35 GT-Rの維持費をまとめると次のようになります。 ・ガソリン代:約24万円・税金:8万2,900円・メンテナンス費:約60万円・車検代:約10万円・駐車代:約60万円・任意保険料:17万円 合計179万2,900円 あくまでも概算であるため、必ずこれだけの維持費がかかるとはいえませんが、GT-Rを所有するとかなりの維持費がかかるといえるでしょう。 R35 GT-Rの維持費を抑える方法 R35 GT-Rの維持費を抑える方法には、車に負荷をかけない運転を心がけることがポイントです。 急加速・急ブレーキなどをすると、エンジン・タイヤ・ブレーキなどに負担がかかり、消耗品が早く劣化してしまいます。 また、タイヤは純正と同じランフラットタイヤを推奨しますが、コストを抑えるためにラジアルタイヤに履き替えるというのも維持費を抑える方法のひとつです。 このような小さな積み重ねが、GT-Rの維持費を抑えるための方法といえるでしょう。

車をリースしている契約者が死亡したら相続できる?解約時の違約金も紹介
旧車売買の豆知識 2023.08.24

車をリースしている契約者が死亡したら相続できる?解約時の違約金も紹介

車は現金やローンで購入するほか、カーリース会社と契約して乗る方法もあります。カーリースの契約者が亡くなった場合、リース車輌を相続できるかどうか気になる方もいるでしょう。この記事では、リース車輌を相続できるかどうか、解約時の違約金などについて紹介します。 カーリースの契約者が亡くなった場合は強制解約 カーリースは基本的に中途解約が認められていませんが、契約者が亡くなった場合は強制解約されます。契約者が亡くなった場合、リース契約を相続人へ引き継ぐことはできません。そのため、契約者が亡くなった旨をカーリース会社に伝えて、解約手続きをする必要があります。 なお、以下の場合もリース契約を継続できないため、中途解約が認められるでしょう。ただし、契約内容は個々で異なるため、事前に確認が必要です。 ・事故でリース車輌が廃車になった場合・リース車輌が盗まれた場合・病気やケガなどで車を運転できなくなった場合・転勤で海外赴任する場合・契約者が自己破産した場合 死亡による強制解約でも違約金が発生する 契約者が亡くなり、強制解約になった場合は違約金が発生します。これは、リース会社は契約時に取り決めた金額が支払われることを前提にリース料金やサービス内容を設定しており、料金を受け取れないと損失を受けてしまうためです。死亡は仕方のない事情ではありますが、本来受け取れるはずの料金が支払われないと、リース会社の商売は成り立ちません。 なお、契約者が亡くなった場合に発生した違約金は、相続人が支払う必要があります。 違約金の目安は「残りの契約期間のリース料金相当」です。例えば、毎月のリース料金が3万円で、残りの契約期間が3年の場合は「108万円(36ヶ月×3万円)」の違約金が発生します。 予定より早く返済したことで、返却時の車の価値が契約時に設定された残価(返却時の車の想定価格)を上回った場合は、違約金から差額が差し引かれます。ただし、返却時に傷やへこみがあったり設定した走行距離を上回っていたりすると、車の価値が残価を下回り、追加料金が発生する可能性があるため注意しましょう。 契約者死亡でも名義変更できない? 契約者が死亡した場合でも、リース車輌の名義変更はできません。リース車輌は契約者以外でも運転できるため、名義変更すればそのまま乗り続けられると思う方もいるでしょう。ほとんどのリース会社では使用者の名義変更ができないため、契約者が死亡した場合は、解約するしかありません。リース車輌は基本的に、どのような理由でも名義変更が認められていないことに注意しましょう。 ただし、一部のリース会社では、審査に通れば契約者死亡による名義変更を認めているケースがあります。死亡による名義変更ができるかどうか、被相続人が契約しているリース会社に問い合わせてみてください。 そもそもカーリースとは カーリースとは、契約者が希望した車をリース会社が販売店で購入し、契約年数に応じて顧客に貸し出すサービスのことです。車を購入した場合、車輌本体価格や付属品のほかに、税金や車検費用などが発生するため不定期な支払いがあります。 一方、カーリースは頭金が不要で、契約期間中の税金やメンテナンス費用も月々のリース料金に含まれているため、毎月定額で車を利用できます。中古車を取り扱っているリース会社もあり、生産が終了したモデルに乗れるほか、新車より月々のリース料金を抑えることが可能です。 また、月々のリース料金は契約時に設定された残価を車輌本体価格から差し引いて、残りの金額を契約月数で割って算出しています。例えば、300万円の車の残価が100万円と契約時に設定された場合、差額の200万円を契約月数で割って支払います。車輌本体価格に加えて税金やメンテナンス費用、手数料が加算される仕組みです。 ただし、ローンの利息には含まれない税金やメンテナンス費用にも手数料が発生するため、購入するより高くなるケースがあります。契約者死亡による名義変更が可能な場合は、メリットやデメリットを考慮したうえで、リース車輌を相続しましょう。

GT-Rのおすすめエアロパーツは?選び方や購入方法についても解説
旧車売買の豆知識 2023.08.24

GT-Rのおすすめエアロパーツは?選び方や購入方法についても解説

日産が世界に誇るスーパーカーR35 GT-Rをカスタマイズして、オリジナルのR35に仕上げたい方は多いのではないでしょうか。今回は、R35 GT-Rのおすすめエアロパーツを紹介するとともに、選び方のコツや購入方法について解説します。 R35 GT-Rのエアロパーツおすすめ5選 R35 GT-Rのおすすめエアロパーツにはどのようなものがあるのでしょうか。おすすめエアロパーツを5つ紹介します。 Varis【KAMIKAZE R Super Sonic】 Varisの「KAMIKAZE R Super Sonic」には、次のバリエーションが用意されています。 【KAMIKAZE R Ver.2 FRP VERSION KIT】・F/BUMPER Ver.2+F/DIFFUSER(FRP+VSDC)・F/FENDER Ver.2+EXTENSION COVER(FRP・4PCS)・SIDE AIR PANEL(FRP・2PCS)・SIDE SKIRT with BIG UNDER BOARD (FRP)・REAR WIDE FENDER KIT(FRP・7PCS)・WIDE用AIR SHROUD(FRP)・REAR BUMPER (FRP)・REAR UNDER SKIRT (FRP) 【KAMIKAZE R Ver.2 CARBON VERSION KIT】・F/BUMPER Ver.2+F/DIFFUSER (FRP+VSDC)・F/FENDER Ver.2+EXTENSION COVER(FRP+CARBON・4PCS)・SIDE AIR PANEL(CARBON・2PCS)・SIDE SKIRT with BIG UNDER BOARD  photo(FRP+CARBON)・REAR WIDE FENDER KIT (FRP・7PCS)・WIDE用AIR SHROUD(CARBON)・REAR BUMPER(FRP+CARBON)・REAR UNDER SKIRT(FRP+CARBON) その他にもクーリングボンネットやライトウェイトトランクなど、さまざまなエアロパーツを用意しています。 WALD【Sports Line Black Bison Edition】 WALDの「Sports Line Black Bison Edition」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・Front Bumper Spoiler(wiht Grille Cover/Front Lip/Side Duct/Under Cover/Fog Lamp)・Side Steps(F.R.P)・Rear Diffuser・Trunk Spoiler・Rear Wing Flap・Rear Over Fender(F.R.P) R35 GT-Rの原型をとどめながら、カスタマイズできるパーツが揃っています。 CHARGE SPEED【Bottom Line】 CHARGE SPEEDの「Bottom Line」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・フロントスポイラー with ボトムライン・サイドステップ with ボトムライン・リアディフューザー with ボトムライン・3点セット(フロント・サイド・リアディフューザー)・ルーフフィン・ボンネット ダクト付・ボンネット レインカバー・エアロトランク(リアスポイラー一体型)・リアバンパーダクト・リアアンダーサイドカウル・フロントオーバーフェンダー(片側15mmワイド)・リアオーバーフェンダー(片側20mmワイド) オーバーフェンダーを取り付けると、R35 GT-Rであるものの、別の車のように見えるといった魅力があります。 ROWEN【WORLD PLATINUM】 ROWENの「WORLD PLATINUM」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・フロントレーシングスポイラー・サイドステップ・リアバンパーエクステンション・リアフェンダーアーチエクステンション・リアウイングVer.II・トランクスポイラーVer.II 派手ではないものの存在感を引き立たせるエアロパーツが揃っています。 KUHL Racing【WIDE BODY Ver.1】 KUHL Racingの「WIDE BODY Ver.1」には、次のエアロパーツが用意されています。 ・Ver1 KRUISE KR-35RR フロントディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR サイドステップ・Ver1 KRUISE KR-35RR サイドディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR リアフローティングディフューザー・Ver1 KRUISE KR-35RR リアディフューザーフィン さりげなくカスタマイズできるエアロパーツが揃っています。 R35 GT-Rのエアロパーツの選び方 R35 GT-Rのエアロパーツは、予算の範囲内で好みに合ったものを選びましょう。 好みのエアロパーツを装着することでR35 GT-Rへの愛着が増します。妥協して選ぶとしばらく経ってから後悔することもあるかもしれません。日本が誇るスーパーカーをカスタマイズするときは、妥協せずにエアロパーツを選びましょう。 R35 GT-Rのエアロパーツの購入方法 R35 GT-Rのエアロパーツを購入するときは、インターネット経由でオーダーする方がほとんどです。店舗に行って購入から取り付けまで任せることもありますが、多くの方は通販でパーツのみを購入し、後日整備工場などで取り付けてもらっています。 また、エアロパーツを購入するときは、事前に整備工場にエアロパーツの取り付けを依頼しておき、整備工場にエアロパーツを送ってもらう方がよいでしょう。 パーツの中には、サイズが大きいものもあるため、自宅から整備工場に持っていくことが難しかったり、運搬中に破損したりすることもあります。そのため、整備工場に直接配達してもらい、後で車を持ち込んで取り付けてもらう方がよいでしょう。

R35 GT-Rのおすすめタイヤはどれ?選び方や購入方法も解説
旧車売買の豆知識 2023.08.24

R35 GT-Rのおすすめタイヤはどれ?選び方や購入方法も解説

R35 GT-Rの優れた性能を存分に発揮するためにはタイヤ選びも重要です。今回は、R35 GT-Rのおすすめタイヤを紹介するとともに、タイヤの選び方や購入方法も解説します。R35 GT-Rの性能を十分に発揮するために必要なタイヤ選びの参考にしてみてください。 R35 GT-Rのタイヤおすすめ5選 R35 GT-Rに適しているタイヤはどれなのでしょうか。ここでは、R35 GT-Rにおすすめのタイヤを5種類紹介します。 【R35 GT-Rタイヤサイズ】前輪:255/40ZRF20(97Y)後輪:285/35ZRF20(100Y) ADVAN Sport V105 20インチ ヨコハマタイヤ ADVAN Sport V105は、ヨコハマタイヤを代表するスポーツタイヤです。欧州メーカーと共同開発することで優れた性能を実現しており、国内外問わずさまざまなメーカーの車に使えるため、R35 GT-Rにも適しています。 PILOT SUPER SPORT 20インチ ミシュラン PILOT SUPER SPORTは、ミシュランを代表するスポーツタイヤです。ル・マン24時間レースを21連覇した最先端テクノロジーを採用し、ドライ路面での高いハンドリング性能やスポーツカーとの共同開発によって高い品質を実現しました。 P ZERO 20インチ ピレリ P ZEROは、ピレリを代表するタイヤブランドで、優れたハンドリングとコントロール性能が特徴です。さまざまなメーカーの承認タイヤとしても選ばれていることから、その実力は確かなものといえるでしょう。 PILOT SPORT CUP 2 20インチ ミシュラン PILOT SPORT CUP 2は、ミシュランのスポーツタイヤのひとつです。レースで培った最新技術を投入し、公道も走れるサーキットタイヤとなっています。サーキット走行から市街地の走行まで対応できる万能なスポーツタイヤです。 ポテンザ RE070R-R2 RFT ブリヂストン ポテンザ RE070R-R2 RFTは、ブリヂストンのスポーツタイヤであるポテンザのランフラットタイヤです。R35 GT-Rに適したタイヤであるため、ドライ性能、ウェット性能、高速性能、コーナリング性能などを高い水準で両立しています。 R35 GT-Rのタイヤの選び方 R35 GT-Rのタイヤを選ぶときは、価格より性能を重視した方がよいでしょう。 R35 GT-Rは、高性能なマルチパフォーマンススーパーカーです。そのため、車の性能に合ったタイヤでなければ、本来のポテンシャルを発揮することができません。 このような理由から、R35 GT-Rのタイヤを選ぶときは、優れた性能を受け止められるスポーツタイヤを選ぶことをおすすめします。また、純正タイヤとしても採用されているランフラットタイヤの方が、よりR35 GT-Rの性能を発揮することができるでしょう。予算に余裕があるなら、純正装着されているランフラットタイヤを選ぶことをおすすめします。 R35 GT-Rのタイヤの購入方法 R35 GT-Rのタイヤを購入するときは、ディーラー、タイヤ専門店、カー用品店、整備工場で購入した方がよいでしょう。価格を重視するのであれば、インターネットの通販で購入する方がリーズナブルに買うことができます。もし、通販でタイヤを購入するのであれば、持ち込みによるタイヤ交換を受け付けているディーラーや整備工場などを見つけてから購入しましょう。

R35 GT-R 前期・後期の違いとは?デザインや機能などの違いを解説
旧車売買の豆知識 2023.08.24

R35 GT-R 前期・後期の違いとは?デザインや機能などの違いを解説

2007年にデビューしたR35 GT-Rは、モデルイヤー制によって毎年進化を続けている車輌です。長きにわたる歴史の中でも前期型と後期型では、さまざまな点に違いがあります。今回は、R35 GT-Rの時期ごとの違いについて解説します。 R35 GT-Rの前期・後期の分類 R35 GT-Rの前期・後期の分類方法は、メディアやジャーナリストなどによって異なります。 2007年から続くR35 GT-Rの歴史の中で大きな転機となった出来事のひとつに開発責任者が変わったことが挙げられるでしょう。開発責任者は、基本設計や開発から2013年モデルまでが水野和敏氏、2014年モデルからは田村宏志氏となっています。 前期 R35 GT-Rの基本設計・デザイン・開発など全責任を一任され「日産 GT-R」をデビューさせたのは水野和敏氏です。 ニュルブルクリンク北コースでのタイム計測や走行テストなどを実施し、世界に通じるマルチパフォーマンススーパーカーをゼロから作り上げました。R35 GT-Rの生みの親である水野和敏氏は、PM(プレミアム・ミッドシップ)パッケージや3.8L V型6気筒ツインターボエンジン(VR38DETT)など、現在のGT-Rにも受け継がれている基本設計を手がけた天才エンジニアと言われる人物です。 水野和敏氏が携わったR35 GT-Rは、2013年モデルまでとなっています。 後期 水野和敏氏からR35 GT-Rの開発を受け継いだのは田村宏志氏です。田村宏志氏は、2014年モデル以降のR35 GT-Rの開発を手がけています。 2014年モデルからは、グランドツーリング性能を重視したGT-Rとなりました。また、サーキット走行や走りそのものを楽しめるNISMOをラインナップしたことも注目すべきポイントです。 R35 GT-Rの前期・後期の違い R35 GT-Rは、デビューから基本的なパッケージやエンジン型式などを変更することなく、モデルイヤーやマイナーチェンジを通じて、性能向上やバリエーションの変更などをしてきました。ここからは、前期と後期の違いについて深掘りしていきます。 デザイン エクステリアやインテリアのデザインは、デビュー当時から基本的に変わっていません。ただし、ヘッドライト内のポジショニングランプ、バンパー形状、リアウィングなどのディテールに違いがあります。 特に大きく変わったのは、2014年モデルと2017年モデルと2024年モデルです。 2014年モデルでは、ヘッドライト内のポジショニングランプに稲妻のようなラインが入れられました。また、2017年モデルでは、フロントバンパーのデザインを変更しワイド感と安定感を演出する造形が取り入れられています。 2024年モデルでは、フロントバンパーやLEDデイライトのデザイン、リアウィングの形状が変更されました。 馬力 エンジンの出力は、2007年の販売開始当初は480馬力でしたが、モデルイヤーやマイナーチェンジのタイミングで徐々に向上させてきました。R35 GT-Rの中で最も高出力なモデルは、高性能スポーツグレードであるNISMOです。その最高出力は、600馬力となっています。 2024年モデルでは、ベーシックな「ピュアエディション」でも570馬力を発生させます。デビュー当時と比較すると90馬力も出力が向上していることから、GT-Rの進化を感じることができるでしょう。 機能 機能の面では、パドルシフトがステアリングと連動するようになったり、Apple CarPlayに対応したりするなど、時代の変化とともに快適性を向上させています。 R35 GT-Rの前期・後期の選び方 R35 GT-Rは、デビュー以降絶えず進化を続け、世界中の車好きを魅了してきたモデルです。そのため、どのモデルでも十分に満足できる走りを体感できるといえるでしょう。 ここまで解説してきた前期型と後期型のどちらを選ぶか悩んだ場合は、何を基準に選べばよいのでしょうか。 世界に通じる走りを楽しむなら前期型 世界一過酷なサーキットといわれるニュルブルクリンク北コースでの性能を基準とした走りを楽しみたいなら、水野和敏氏が開発責任者として携わっていた2007年モデルから2013年モデルである前期型がおすすめです。 日常をスポーツドライブにしたいなら後期型 日頃の運転をスポーツドライビングにしたり、遠出をするときの快適性(グランドツーリング性)を求めたりするなら2014年モデル以降の後期型がおすすめです。

三菱デリカ D:5の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.08.21

三菱デリカ D:5の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

デリカD:5といえば2007年から2023年8月現在も販売が続く三菱の代表的なワンボックスカーです。世界で唯一のオールラウンダーミニバンを基本理念に開発されています。唯一無二の存在で熱狂的なファンも多い人気のクルマですが、ほしいと思っても「大きなミニバンは維持費がかさみそう……」と心配している方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事ではデリカD:5にかかる維持費の内訳を解説します。 デリカD:5の特徴 デリカD:5は2007年から15年以上も生産・販売が続いている人気のミニバンで、SUVに引けを取らないほどの悪路走破性が大きな魅力です。 カスタムパーツが豊富でオーナーこだわりの一台に仕上がっている個体も多く存在します。リフトアップしてオフロードタイヤを履き山道を走行するなど、さまざまな楽しみ方ができる点も人気の理由です。 デリカD:5維持費の内訳 デリカD:5の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 デリカD:5はガソリン車とディーゼル車が存在しましたが、2019年12月末にガソリン仕様の生産が終了し、現在はディーゼルのみ販売されています。 ここでは人気のディーゼル仕様の燃費をみていきましょう。 ディーゼル(2WD):13.0km/Lディーゼル(4WD):10.6km/L JC08モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費は2WD車で8.5km/L、4WD車で8.0km/Lほどのようです。 ここからは金額をシミュレーションします。4WDモデルを通勤で使用、月間1,000km走行した場合、軽油は約125L使用(*1)し、燃料代は1万9,625円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の総額は、23万5,500円(*2)です。*1 燃費は8.0km/Lで算出(実燃費)*2 2023年8月16日の軽油1L当たりの平均価格157円で算出 自動車税 2023年8月現在、2.0L超~2.5L以下(自家用)の自動車税は45,000円/年です。デリカD:5の場合、車齢13年超えの個体も存在するため、自動車税は重課税され5万1,700円かかる場合もあります。(2019年9月30日以前に新車登録した場合) 任意保険 デリカD:5の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。2012年式を条件としています。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):145万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約10万円/年でした。 車検 次に2.3Lディーゼルモデルの車検代についてみていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万2,800円(24ヶ月)印紙代:2,300円車検料:6万円合計:11万2,750円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。デリカD:5のメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。タイヤ交換が発生する場合は追加で数万〜数十万円かかるケースもあります。 デリカD:5年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、デリカD:5の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のデリカD:5年間維持費>軽油代:23万5,500円自動車税:45,000円任意保険:10万円車検:5万6,375円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:48万6,875円 月額では4万円ほどです。通勤で使用しない場合は軽油代と任意保険料を下げられます。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。 デリカD:5の維持費が高いと思った時の対処法 ディーゼル車でも燃費があまりよくない大型ミニバンは維持費がかかります。もし、デリカD:5の維持費が高いと思ったら、手放しを検討してみてはいかがでしょうか。デリカD:5はオフロード走行もできるタフな作りのため、過走行かつ古いクルマでも高く売却できるかもしれません。 ※2023年8月16日時点のデータです

兄弟の車を相続するのはどんなケース?手続きや必要書類も解説
旧車売買の豆知識 2023.08.21

兄弟の車を相続するのはどんなケース?手続きや必要書類も解説

兄弟が亡くなった場合、誰が被相続人の車を相続するのかについて、遺言書をもとに決定していく必要があります。しかし、必ずしも遺言書があるとは限らないうえに、肝心の相続について記載がない場合も少なくありません。今回は兄弟の車を相続するケース、相続することになった場合の具体的な手続きと流れ、必要書類などを紹介します。 兄弟の車を相続するケース 兄弟の車を相続するケースは、以下のいずれかです。 ケース1: 遺言書で車を相続させることを指定している場合亡くなった兄弟が遺言書で自分の車を特定の兄弟姉妹に相続させる旨を指定している場合、その指示に従って車を相続することになります。 ケース2: 法定相続人である場合兄弟姉妹は、亡くなった兄弟の法定相続人※として車を相続することがあります。ただし、兄弟姉妹の他にも配偶者や子供などの法定相続人がいる場合、遺言書で指定がない限りはそれらの法定相続人が優先的に財産を相続します。※法定相続人とは、民法で定められている相続人のことです。 相続の優先順位は以下のとおりです。・配偶者は必ず相続・第一順位:子・第二順位:父母または祖父母などの直系尊属・第三順位:兄弟姉妹 つまり、亡くなった兄弟に子や直系尊属がいない場合に、初めて相続できる可能性が生じます。ただし、前述したように遺言書で兄弟への相続が指定されていた場合は例外です。 また故人に配偶者がいる場合といない場合で相続割合が異なります。 【故人に配偶者がいる場合で、法定相続人が配偶者と兄弟の場合】配偶者がいる場合、まずは配偶者が遺産の3/4を相続し、兄弟は1/4を相続します。ただし、遺言書で、兄弟には財産を渡さない旨が明記されている場合は、それに従うことになり、兄弟の相続はなくなります。 【配偶者と子供がいない場合】故人に配偶者と子供がいない、直系尊属もいない場合は、遺産の全額を兄弟の数で等分して分配します。 なお、遺言書で、兄弟以外の人物を指定されている場合にはそれに従うことになり、兄弟は遺産を相続できません。 兄弟の車を相続するときの流れ まず前提として、自動車を相続する人全員が名義変更をする必要があります。どのように名義変更をすれば良いのか、以下で流れを確認しましょう。 具体的な流れ 1. 対象車の正式な所有者を確認する故人が使っていた自動車だからといっても、名義が故人本人になっているとは限りません。例えばローンで該当車を購入した場合などは、名義が信販会社や自動車販売店、ディーラーになっているケースが考えられます。また、リース契約で車を使用していた場合は所有者がリース会社であるケースもあるでしょう。車の正式な所有者は「自動車検査証」(車検証)上で確認できるので、相続が発生した時点でまず故人の名義になっていることを確認しましょう。 2. 新しい所有者を決めて「遺産分割協議書」を作成新しい所有者を決める際は、最初に遺言書で次の所有者が指定されているかどうかを確認しなければなりません。故人が遺言書で車の相続者を指定している場合は、その遺言書に従います。遺言書がなかったり、車の相続に関する記載がなかった場合は、誰が自動車を受け継ぐのかを遺産分割協議で決める必要があります。名義変更には協議の内容に基づいて作成する「遺産分割協議書」が必要です。この協議書には法定相続人全員の署名と捺印があることが必須です。また、自動車の価格が100万円以下である場合には「遺産分割協議成立申込書」という簡易な書類でも手続きが可能です。 3. 警察署で車庫証明の申請をし、必要書類を準備する運輸支局で名義変更をするために必要な書類を集めます。なかでも車庫証明は受け取りまでに時間がかかるため、早めに申請しましょう。ただし、車の置き場が故人の使用していた場所と変わらない場合は車庫証明は必要ありません。車庫証明の申請場所は、これから登録する車庫証明の場所を管轄する警察署です。当日持参する必要のあるものを所轄の警察署に事前確認してから、申請に行くようにしましょう。当日は所定の申請用紙に必要事項を記入し、必要書類と一緒に提出します。この申請用紙は運輸局や自治体のウェブサイトからダウンロードが可能です。申請から交付まで約1週間ほどかかるため、申請後に発行された頃になったら再度管轄の警察署に出向き、交付を受けましょう。 4. 運輸支局で名義変更の手続きをする1から3までの手順が無事に終わったら、名義変更を行います。必要書類を運輸支局へ持参のうえで手続きします。受付時間は平日の限られた時間帯のため、直接行くのが難しい場合は委任状を用意して代理人を立てることも検討しましょう。 5. 名義変更完了後の手続き(車の新しい所有者になったらすること)名義変更によって自身が新しい所有者になった後の対応については、今後車をどうしたいかによって異なります。「相続した車に乗り続けるのか?」「相続した車を売却するのか?」また値段がつかない等の理由で売却できない場合は、「廃車するのかどうか?」などの選択肢が考えられるでしょう。以下、パターン別に手続きのポイントを解説します。 パターン1. 相続した車に乗り続ける場合この場合は、自動車保険の引き継ぎや変更をする必要があります。故人の利用していた保険の保険会社に連絡しましょう。 パターン2. 相続した車を第三者に売却したい場合この場合は、ディーラーや中古買取業者に連絡しましょう。通常の売却時に必要な資料に加え、以下の書類が必要です。・被相続人の戸籍謄本・遺産分割協議書 なお、通常の売却に必要な資料は以下のとおりです。・実印・印鑑証明書・自動車検査証・自動車税納税証明書・自賠責保険証・リサイクル券 パターン3. 相続した車を廃車したい場合必要書類を揃えて運輸支局で手続きをし、廃車手続きを行います。詳細は管轄の運輸支局のホームページで確認しましょう。 兄弟の車を相続するときの必要書類 ここでは、兄弟の車の相続における名義変更の際に必要な書類一式を紹介します。 【相続人が1人だけで、その1人が相続するパターン】・故人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の印鑑証明書 (発行から3ヶ月以内のもの)・相続人の実印     ・車検証 (原本)・車庫証明書 【複数人の相続人のうち1人が相続するパターン】・遺産分割協議書 (もしくは遺産分割協議成立申込書)・故人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の印鑑証明書 (発行から3ヶ月以内のもの)・車検証 (原本)・車庫証明書 (40日以内のもの) なお、名義変更の際は費用も発生します。自身で全ての手続きを行う場合は約6,000円、行政書士やディーラーなどに代行を依頼する場合は1万円以上はかかります。 兄弟の車を相続するときの注意点 兄弟の車を相続することになったときに何に注意したら良いか見ていきましょう。ここでは重要かつ見落としがちなポイントを2点ご紹介します。 自動車保険も名義変更する 相続した自動車に乗り続ける場合は、自動車保険の名義を変更する必要があります。自賠責保険と任意保険はいずれも名義変更しましょう。名義をそのままにしておいて万が一事故を起こした場合は、補償が受けられない場合があります。 相続税が課税されないか確認する 基本的な考え方として、車も預貯金や不動産と同じように相続税の対象になります。ただし、遺産総額が相続税の基礎控除額以下であれば課税になりません。基礎控除額は、相続人が一人の場合3,600万円、2人の場合4,200万円、3人の場合4,800万円です。相続する車の価値と他に相続する財産の合計が基礎控除額を上回っていないか確認しましょう。 車の価値は故人の死亡日時点のものであるため、遺産相続の手続きを先延ばしにすると価値が変わってしまう恐れがあります。車の価値を調べる方法は、「中古販売業者に査定を依頼する」、「同じ車種がどの程度の価格で販売されているかを自分で調べる」の2つです。なお、相続税の計上漏れが税務署から指摘された場合はペナルティが発生する恐れがあるため、十分に注意しましょう。

VR38DETTは国産史上最強エンジン?! R35・GT-Rの心臓部の開発秘話に迫る
旧車売買の豆知識 2023.08.21

VR38DETTは国産史上最強エンジン?! R35・GT-Rの心臓部の開発秘話に迫る

日産の、いや日本の誇るハイパフォーマンスカーR35・GT-R。世界が認める高い走行性能を支えるのが、専用開発されたVR38DETTエンジンです。バランスのよいシャシーも、応答性の高い足回りも、すべてはエンジンの実力あってこそ成り立ちます。伝統を捨ててまで開発したVR38DETTは、日産の性能へのこだわりが存分に詰め込まれたエンジンです。 ロボットによるエンジン組み立て精度が向上した今もなお、手組みで1基ずつ丁寧に作られているVR38DETTの実力と開発秘話を詳しく紹介します。 GT-R初のV型エンジンVR38DETT 歴代のGT-Rは、直列6気筒エンジンを搭載していました。しかし、R35・GT-RにはV型6気筒3.8Lエンジンを採用します。そこには、世界に誇るハイパフォーマンスカーとして、「GT-R」の性能向上を最優先に考えていた日産開発陣の想いが込められていました。 なぜV型エンジンのVR38DETTを採用したのか、開発の経緯とこだわりの生産体制について紹介します。 伝統より性能を優先 VR38DETTエンジンがGT-R初のV型エンジンとして開発されたのは、日産開発陣の性能へのこだわりによるものでした。車を開発する際は、心臓部であるエンジンの仕様を決定したうえでシャシーやボディデザインなどを決めていきます。しかし、R35・GT-Rでは運動性能を重視し、リアのトラクションや前後重量バランスの決定後にエンジンの開発に着手。フロントミッドシップに搭載するために、縦置き配置にした際にエンジン長が長くなる直列ではなくV型エンジンを採用しました。 また、エンジンの初期開発は、F1エンジンの開発で知られるコスワースに依頼したとの情報もありました。当時の日産にはエンジン開発の人的資源が不足していたため、外部に委託する形を取ったとされています。情報の真偽は定かではありませんが、本当だとすれば日産の象徴ともいえるGT-Rのエンジンの開発を外部の、しかも海外メーカーに任せるのは異例です。しかし、そこまでしてもGT-Rの性能向上を図りたかったということでしょう。 匠による手組み VR38DETTエンジンは、すべて人の手で組み立てられています。しかも、13万人以上いる日産社員(2022年時)のなかでも、たった5人しかいない(2017年時)「匠」と呼ばれる限られたスタッフの手によるものです。 ロボットの作業精度が向上した現在もなお手組みにこだわるのは、最高の性能をバラツキなくユーザーに届けるためです。たとえば、ハイパワーを絞り出すVR38DETTのヘッドクリアランスは、量産エンジンの半分といわれています。わずか0.01mmの幅で、エンジンパーツを吟味して組み付けなければなりません。組み付けた部品の重量によるわずかな歪みを熟練した匠の技術で感じ取って、繊細な調整作業を行います。 弱点のない最強エンジン VR38DETTエンジンは、弱点の見当たらない最強エンジンです。国産他車を寄せ付けない圧倒的なパワーと、実用回転域からかかる強大なトルク。また、エンジンパワーだけでなく、ノーマルのままでもサーキット走行に耐えられるよう設計されています。 実用性まで考え抜いて開発されたVR38DETTエンジンを詳しくみていきましょう。 どんな状況でもスペックを発揮できなければ意味がない VR38DETTエンジンは、ノーマルのままで激しいサーキット走行までこなせることを考えて開発されました。オイルパンの前方を膨らんだ形状にし、常にストレーナーがオイルに浸かるように工夫が施されています。さらに、大きなG変化があっても安定したオイル供給ができるよう、オイルラインをクロスさせるといった細かな対策も盛り込まれています。 サーキット走行をする際は、高負荷でもオイル切れが起きないようそれなりの対策を講じる必要がありますが、VR38DETTはノーマルの状態でオイル管理まで考えて設計されているのです。 国内最強スペックを目指して開発が続けられた VR38DETTエンジン登場時のスペックでも、最高出力480ps、最大トルク60.0kgmを誇るハイパワーエンジンでした。しかし、発売からわずか3年後の2010年には500psの大台に乗る530psを実現します。2019年に発売されたNISMOモデルでは、NISMOが開発したGT3用タービンを使用し、最高出力はなんと600psです。 実は、VR38DETTエンジンの設計当初の目標出力は420psでした。しかし、「将来的に600psまで対応できるように」と480psで発売し、年次改良を重ねた結果、計画通り600psを実現しました。 先日発表された2024年モデルでは、通常モデルでも570psを発揮します。発売時から90psものパワーアップを果たしました。すでに500ps近くの出力を誇っていた同型エンジンを、純正のチューニングでこれだけパワーアップしたという点に、日産の技術力を感じます。 1,000馬力も狙えるモンスターエンジン VR38DETTは高い精度で組み上げられていて部品のブレが極端に少ないため、チューニングベースのエンジンとしても最適です。チューニング事情を調べたところ、800ps程度までならエンジン本体に手を入れることなく、タービンやブーストアップなどで対応できるとの情報もありました。 さらに、ボアアップなどエンジン本体に手を入れることで、1,500psを実現しているチューニングマシンまであるようです。エンジンチューニングは年数が経過するほどノウハウが蓄積されて、より高馬力を発揮できるようになります。さらに、年次改良によってベースエンジンのスペックも高まっているだけに、VR38DETTがチューニングでどこまで出力をあげられるかにも注目したいところです。 R35・GT-Rとともに名機の予感 VR38DETTが搭載されたR35・GT-Rの発売は、今から16年前の2007年です。日進月歩で新技術が開発される現代で、16年もの長期間にわたって同型エンジンを作り続けているのは珍しいことです。 まだ新モデルが発表されているため今後について確実な予想はできませんが、VR38DETTは「名機」と呼ばれるエンジンの仲間入りを果たすでしょう。歴代GT-Rに搭載されたRB26DETTやトヨタ 2JZ-GTEのように、R35・GT-Rの販売終了後も、その魅力や逸話は語り継がれるはずです。 今から5年後、10年後にVR38DETTエンジンがどういった形でチューニング市場で取り扱われているか、今から楽しみです。

車の相続において遺言書はどのように関係する?遺言書の役割やない場合の相続方法を紹介
旧車売買の豆知識 2023.08.15

車の相続において遺言書はどのように関係する?遺言書の役割やない場合の相続方法を紹介

生前に被相続人が遺言書を残しているケースがあります。車の相続において、遺言書がどのように関係するのか、気になる方もいるでしょう。この記事では、車の相続における遺言書の役割や手続きの流れなどを紹介します。 車の相続における遺言書の役割 遺言書は、誰にどれだけの資産を分配するのかを被相続人(亡くなった人)が指定する書類です。法律で定められたルールのもとで作成され、法的な効力を持ちます。 被相続人の遺産は、基本的に相続できる優先順位が定められており、以下の順に相続権が与えられます。 ・1位:被相続人の配偶者(必ず相続人になる)・子ども・2位:被相続人の両親・3位:被相続人の兄弟姉妹 例えば、被相続人に配偶者と子どもがいる場合は2人に相続権が与えられるため、被相続人の両親や兄弟姉妹は相続できない仕組みです。ただし、遺言書に「兄の長男に相続させる」と記載がある場合は、被相続人の意思が優先されます。 遺言書があるとはいえ、配偶者や子ども、被相続人の両親の権利である遺留分は守られます。遺留分とは、相続人が最低限の相続財産を請求できる権利のことです。遺産を遺留分を超えて取得した方に「遺留分侵害額請求」を行う必要があります。 また、遺言書には以下3種類があり、自筆証書遺言と秘密証書遺言の場合は家庭裁判所での「検認手続き」が必要です。 ・公正証書遺言・自筆証書遺言・秘密証書遺言 公正証書遺言は、法律の専門家の公正人が事前に内容を確認し、遺言書の内容が真実であると証明されているため、検認手続きは不要です。一方、自筆証書遺言や秘密証書遺言は公正人が内容を確認していないため、家庭裁判所で検認手続きをしなければなりません。公正人による確認、もしくは検認手続きされている遺言書でないと、名義変更の添付書類として有効にならないため、注意してください。 なお、自筆証書遺言や秘密証書遺言では、記載漏れや内容が誤っているケースがあります。例えば「〜に相続させる」としか記載されていない場合や、車名や車体番号を間違えているケースです。記載漏れや内容が誤っている遺言書では手続きできないため、相続人間で被相続人の意思をくみ取って「遺産分割協議書」を作成しましょう。 遺言書がない場合の車の相続方法は? 遺言書がない場合は「誰が車を相続するのか」を相続人全員で話し合います。話し合いの中で決めたことを「遺産分割協議書」にまとめて、名義変更の添付書類として提出しましょう。 遺産分割協議書は以下の内容を記載し、相続人全員の実印を押印します。 ・被相続人の氏名・新所有者の氏名・車のナンバーと車体番号・相続人全員の氏名と住所 また、相続する車の価値が100万円以下の場合は「遺産分割協議成立申立書」でも、名義変更の添付書類として提出できます。遺産分割協議成立申立書は新所有者のみで作成でき、相続人全員の実印が不要です。遺産分割協議書を簡略化した書類であり、相続人全員の実印を押印する手間がないため、スムーズに車を相続できます。 ただし、遺産分割協議成立申立書で手続きする場合は、車の価値が100万円以下であること証明しなければなりません。価値が100万円以下であることを証明するには、ディーラーや自動車販売店に車を査定してもらう必要があります。査定の結果が記載されている「査定書」を入手して、遺産分割協議成立申立書に添付しましょう。 車の相続手続きの流れ 車の相続手続きは、必要書類を揃えて陸運局で名義変更手続きすると完了します。続いて、車の相続手続きの流れを紹介します。 車の所有者を確認する まずは、車の所有者を確認しましょう。なぜなら、被相続人が車をローンで購入していると、ローン会社やクレジット会社が所有者になっているケースがあるからです。所有者を被相続人に変更するには、ローンを完済して「所有権解除」の手続きをしなければなりません。所有者になっているローン会社やクレジット会社に相続したい旨を伝えて、所有権解除の案内をしてもらいましょう。 また、車検証は「道路運送車両法第66条」により、車に備え付けることが定められています。車内にあるケースが多いため、グローブボックス内の車検証入れや、ドアのサイドポケットなどを探してみてください。なお。車検証が見つからない場合は、陸運局で再発行する必要があります。 相続人を確認する 続いて、相続人が誰なのかを明確にします。遺言書があれば、記載されている方が新所有者です。ただし、遺言書がない場合は「誰が車を相続するのか」を相続人全員と話し合って、新所有者を決めなければなりません。 また、話し合う際は相続人に漏れがあると、後にトラブルに発展する可能性があります。特に被相続人が再婚している場合は、元配偶者との間に子どもや養子がいるケースもあるでしょう。被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本や除籍謄本、改製原戸籍をしっかり確認し、トラブルに発展しないよう相続人全員を正確に確認してみてください。 必要書類を準備する 新所有者が決定したら、陸運局に提出する書類を準備します。相続手続きに必要な書類は以下のとおりです。 ■1人で相続する場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・相続人の戸籍謄本・相続人の印鑑証明・相続人の実印※代理人に手続きを依頼する場合は実印を押印した委任状・車庫証明書※保管場所に変更がない場合は不要・車検証 ■相続人のうちの1人が相続する場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・代表相続人の戸籍謄本・代表相続人の印鑑証明・代表相続人の実印※代理人に手続きを依頼する場合は実印を押印した委任状・遺産分割協議書※遺言書がある場合や相続人が1人しかいない場合は不要・車庫証明書※保管場所に変更がない場合は不要・車検証 ■複数人で相続する場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・相続人全員の戸籍謄本・相続人全員の印鑑証明書・相続人全員の実印※代理人に手続きを依頼する場合は全員の実印を押印した委任状・車庫証明書※保管場所に変更がない場合は不要・車検証 ■軽自動車の場合・被相続人の戸籍謄本※死亡した事実と相続人全員を確認できるもの・相続人の住民票もしくは印鑑証明書・車検証・申請依頼書・自動車検査証記入申請書※軽第1号様式 なお、車庫証明書は取得するまでに3営業日程度かかるため、余裕を持って警察署で申請しましょう。 陸運局で手続きする 必要書類を揃えたら、新所有者の管轄の陸運局で名義変更手続きをします。具体的な流れは以下のとおりです。 1.窓口付近に用意されている「手数料納付書」と「申請書※第1号様式」を記入2.500円分の印紙を窓口で購入し、手数料納付書に貼り付ける3.車検証を発行している窓口にすべての書類を提出4.車検証が発行されたら内容に誤りがないかをその場で確認5.陸運局内に隣接されている自動車税事務所の窓口で「自動車税申告書」を入手して記入6.窓口で税申告する ナンバー変更がある場合は以下も行います。 7.ナンバーセンターで新ナンバープレートを受け取る8.ナンバープレートを付け替える9.敷地内の封印取り付け場所でナンバープレートを封印してもらう10.旧ナンバープレートを窓口に返却 陸運局の管轄が変わる場合や、希望ナンバーを取得した場合は、車を持ち込む必要があるため注意しましょう。なお、軽自動車の場合は陸運局ではなく「自動車検査事務所」で手続きする必要があるため、混同しないようにしてください。

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