旧車売買の豆知識

ランクル100系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても詳しく解説
旧車売買の豆知識 2023.01.31

ランクル100系のリセールバリューの相場は?高く売却する方法についても詳しく解説

トヨタ ランドクルーザー100は、1998年から2007年まで販売されました。最新の300系からは2世代前のモデルですが、現在の中古車市場でも人気車種として流通しています。今回はランドクルーザー100系のリセールバリューの相場と、高く売るための方法などを紹介します。ランドクルーザー100系の売却を検討している方は参考にしてください。 ランドクルーザー100系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー100系のリセールバリューの相場の上限は、およそ200万円〜400万円です。(2023年1月時点)エンジンが4.2リットルのディーゼルターボのモデルは、さらに高値で取引されています。 ランドクルーザー100系は10年間販売されたモデルですが、年式が古く走行距離が20万キロを越えた車でも、100万円以上の価格で取引されている人気車種です。特に最上級グレードのVXリミデッドプレミアムエディションは装備も充実しており、オフロードカーとしてだけでなく、プレミアムカーとしても高い人気を誇っています。 ランドクルーザー100系のリセールバリューのポイント ランドクルーザー100系のリセールバリューのポイントについて解説します。 オフロードとオンロードが調和したデザインが人気 ランドクルーザー100系が人気の理由の1つがオフロードとオンロードが調和した独自デザインです。中東の砂漠地帯のような過酷な地域でも信頼されるオフロード性能を持ちながら、都会で走っていてもプレミアムな雰囲気が感じられます。シーンや場所を選ばずに使えるのが、今でも高いリセールバリューを保ち続けている要因の1つと言えるでしょう。 中古車の中でもトップクラスの人気 ランドクルーザーは、中古車の中でもトップクラスの人気を維持している車です。トヨタの本格的なオフロードカーという個性はもちろん、世界で最も信頼されている高い品質も、年式によらず人気を集めているポイントと言えるでしょう。 ランドクルーザー100系を高く売る方法 ここからは、ランドクルーザー100系を高く売る方法について紹介します。 ランドクルーザー100系の特徴を理解している業者を選ぶ ランドクルーザー100系を売却する際には、この車の特徴を理解している業者を選びましょう。業者の買取実績を調べることはもちろん、オフロードカーの取扱実績が多い業者を検討するのもよいでしょう。オフロード走行ならではのダメージの特徴を理解している業者であれば、あなたの車の状態についても適正に評価してくれるはずです。 定期的にメンテナンスする 定期的なメンテナンスは、どの中古車にも欠かせないポイントです。ランドクルーザー100系は最終モデルでも、新車から15年ほどが経過しています。エンジンやトランスミッション、足回りなどの走行性能に関わる部分以外にも、ボディやヘッドライトの黄ばみなど、外観の劣化も進行しているはずです。もしボディに錆などが発生していたら、進行しないように早めに対処すると良いでしょう。 社外パーツは純正パーツに戻す 売却を検討している車に社外パーツを取り付けている場合は、純正パーツに戻すことが望ましいでしょう。社外パーツは好みが分かれるので、中古車市場ではマイナス評価になる場合があります。またランドクルーザーは海外でも人気の車種ですが、海外市場においても純正パーツの方が好まれる傾向があるのも、純正パーツに戻すほうが望ましい理由の1つです。 ランクル100の魅力と歴史 ランクル100は80系の後継モデルとして、1998年1月に発売。ポイントは高級4WDとして、プレステージ性が高められたことです。プレステージ性は外観や装備だけでなく、乗り心地からも追求されました。 また、80系までのフロントサスペンションはリジッドアクスル式でしたが、100系はダブルウィッシュボーン式の独立懸架になりました。 オフロード走行で高い信頼性を獲得してきたランクルにとっては非常に大きな決断だったはずですが、プレミアムカーとしても使える乗り心地につながっています。後に使われた最上級グレードのシグナスは、装備の面からもプレミアムカーとして使えることを目指したものです。

軽自動車の売却時の必要書類は?売却の流れも紹介
旧車売買の豆知識 2023.01.31

軽自動車の売却時の必要書類は?売却の流れも紹介

軽自動車を売却するには、複数の書類を揃える必要があります。必要書類をあらかじめ確認しておくと、スムーズに売却できるでしょう。この記事では、軽自動車の売却時の必要書類や取得方法などを解説するとともに、売却するときの流れを紹介します。 軽自動車の売却時の必要書類 軽自動車を売却する際の必要書類は普通車の場合と比べて少ないうえに、実印と印鑑証明書が不要です。まずは、軽自動車の売却時の必要書類を1つずつ解説します。 リサイクル券 軽自動車の売却には、リサイクル券が必要です。リサイクル券は、廃車時の解体費用を前払いしたことを証明する書類で、車検証入れに保管されているケースがほとんどです。 紛失した場合は以下の方法でリサイクル券を印刷してください。 1.自動車リサイクルシステムにアクセス2.自動車ユーザー向け3.自動車リサイクル料金の預託状況4.印刷 軽自動車納税証明書 軽自動車の売却には、軽自動車納税証明書が必要です。軽自動車税を支払ったときに、領収印が押された納税証明書を受け取れます。名義変更時は不要ですが、車検や売却時に必要です。 紛失した場合は、各自治体の役所で再発行できます。再発行時は、身分証明書や印鑑が必要なため持参しましょう。 またクレジットカードで納税した場合は、納税証明書が発行されないため、紛失したときと同様に各自治体の役所で発行してもらう必要があります。 自賠責保険証明書 軽自動車の売却には、自賠責保険証明書が必要です。強制保険とも呼ばれており、公道を走行するのに必要な書類です。自賠責保険証明書は、車検証入れに保管されているケースが多いため、車内を確認しましょう。 紛失した場合は、加入している保険会社で再発行の手続きをします。どこの保険会社かわからないときは、車を購入したディーラーや販売店に問い合わせてみてください。 自動車検査証(車検証) 軽自動車の売却には、自動車検査証(車検証)が必要です。自賠責保険証明書と同様に、常時携帯が義務付けられているため、車検証入れに保管されているケースがほとんどです。 紛失した場合は、管轄の軽自動車検査協会で再発行の手続きをします。再発行には申請依頼書と使用者の押印が必要で、300円程度の手数料が発生することも把握しておきましょう。 自動車検査証記入申請書 軽自動車の売却には、自動車検査記入申請書が必要です。次の所有者へ名義変更するための書類であり、署名と捺印をします。 自動車検査記入申請書は、売却先で用意してくれるケースがほとんどです。軽自動車検査協会で入手できるほか、こちらからダウンロードも可能なため、ぜひ活用してください。 印鑑 軽自動車の売却には印鑑が必要です。印鑑は実印である必要がなく、朱肉を使う認印でも問題ありません。ただしシヤチハタなどのネーム印は、認められないため注意してください。 住民票 現住所と車検証上の住所が異なる場合は、住民票が必要です。住民票は各自治体の役所で取得できます。自治体によってはマイナンバーカードを使って、コンビニに設置されているキオスク端末でも取得が可能です。住所が変わっていなくても、住民票を求められるケースがあるため買取店に確認してみてください。 また車検証上の住所から2回以上変更した場合は、住民票に加えて「戸籍の附票」が必要になることも把握しておきましょう。 戸籍謄本 婚姻により苗字が変わった場合は、変更前後の氏名を確認するため戸籍謄本が必要です。戸籍謄本は本籍地の役所で入手できます。マイナンバーカードを所有していれば、コンビニのキオスク端末で取得することも可能です。ただし、本籍地がコンビニ交付に対応していない場合は取得できません。 委任状 名義変更または廃車手続きを買取店に代行してもらうため、委任所が必要です。氏名と住所を記入し、捺印して売却先に提出します。 委任状は売却先で用意してくれることが多いですが、こちらでも書式をダウンロードできるため、せび活用してください。 軽自動車を売却するときの流れ 軽自動車を売却するときの流れを把握しておくと、スムーズに手放せるでしょう。続いて、軽自動車を売却するときの流れを解説します。 1.売却先を決める 車の売却先を決めて査定依頼します。「しつこく営業された」「契約後に買取金額を減額された」などと、店舗によって対応が異なるため、口コミや評判などを参考に売却先を選びましょう。また売却先によって、得意とするメーカーや車種が異なり、車に合った店舗で査定してもらうと高価買取が期待できます。 2.査定を受ける 売却先と日程を調整し、査定を受けます。直接出向く「来店査定」の他に、自宅や職場まで来てもらう「出張査定」を実施している店舗もあるため、自分に合った方法を選んでください。出張査定は、店舗に出向く手間を省けるため時間がない人におすすめです。 また査定前に洗車しておくと、車を大事にしている印象を売却先に与えられるため、高価買取につながる可能性があります。 3.必要書類を提出する 査定金額に納得し、売却の契約を交わした後は、上述した必要書類を揃えて提出します。不備があると手続きが進まず、売却金の入金が遅れてしまう可能性があるため、必要書類に漏れがないよう注意してください。 4.車両を引き渡す 必要書類の提出後は車両を引き渡します。ETCカードなど車内に忘れ物がないか確認してから。車両を引き渡しましょう。またカーナビに登録していた個人情報の削除も忘れないようにしてください。 5.入金を確認する 必要書類と車両を引き渡したら、売却先からの入金を待ちます。入金のタイミングは店舗によって異なるため、具体的な日にちを事前に確認しておくと安心です。入金予定日を過ぎた場合は、すぐに売却先へ問い合わせてみてください。

事故にあったら「廃車」と「修理」どちらがよい?判断ポイントなどを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.31

事故にあったら「廃車」と「修理」どちらがよい?判断ポイントなどを解説

事故にあい、廃車にするか保険で修理するか迷っている人もいるでしょう。どちらがよいかは「車の状態」や「保険の等級」を考慮して、判断する必要があります。この記事では、廃車にするか保険で修理するかの判断ポイントを解説します。廃車になったときの保険の扱いや、切り替え方法についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。 「廃車」と「保険で修理」の判断のポイント 廃車にするか保険で修理するか迷った場合は、破損状況や保険の等級、走行距離と年式を考慮したうえで判断するとよいでしょう。まずは「廃車」と「保険で修理」の判断ポイントを解説します。 破損状況 フレーム部分まで損傷している場合は、修理しても元通りにならないことがあるため、廃車にした方がよいでしょう。フレームとは、車の土台(骨組み)にあたる部分で、損傷すると車の強度が低下するため、走行時の安定性に大きな影響を与えてしまいます。 フレームが損傷しているかどうかは目視で判断するのが難しい場合もあるため、知識があるディーラーに点検を依頼しましょう。なお、フレーム部分に損傷がなく多少の傷や凹みであれば、保険で修理することをおすすめします。 保険の等級 保険の等級を下げたくない場合は、修理せず廃車にした方がよいでしょう。保険を使うと、等級が下がり次年度の保険料が上がってしまうため、修理せず廃車にした方がよいケースもあります。ただし、事故の過失割合によっては自身の保険を使わないといけない場合もあるため、保険会社に相談しながら判断するとよいでしょう。 走行距離や年式 走行距離が多く年式が古い場合は、修理できたとしても廃車にして乗り換えた方がよいケースもあります。特に年式が古い車は、今後故障した際に修理費が高額になる可能性があるため、保険で修理せずに乗り換えた方がよいでしょう。 事故で廃車になったときの保険の扱い 事故で廃車になったときは、加害者側の保険や、自身が契約している車両保険で保険金が補償されます。ただし、以下の2つに該当する場合は、補償されないため注意してください。 ・車両保険に加入していない・相手に過失がない 続いて、事故で廃車になったときの保険の扱いを解説します。 車両保険に加入していれば全額保証 車両保険に加入していれば過失割合に関わらず、契約時に設定した「車両保険金額」の全額が補償されます。車両保険金額は契約時の車の時価相当額で設定されており、例えば120〜150万円のように保険会社に提示された範囲内で選択することが可能です。 時価相当額とは、そのときの車の価値のことで、中古車市場で需要があるほど設定できる車両保険金額が高くなります。補償額は車両保険金額を保険証券で確認しましょう。 全損の場合は全損保険金を受け取れる 全損の場合は、車の時価相当額に基づいて算出された金額を保険会社から受け取れます。しかし年式が古い場合、時価相当額が低く受け取れる金額が少ないため、同等の車を購入できないケースもあるでしょう。「車両全損修理時特約」を付帯していれば、時価相当額を超えた分の修理費を補償してもらえます。 例えば時価相当額が50万円、修理費が80万円のケースで全損になった場合、不足分の30万円の補償を受けることができます。 「補償される全損保険金が少なくて同等の車を購入できない」「愛着があるからできれば廃車にしたくない」といった場合に備えて、付帯を検討しましょう。ただし、車両全損修理時特約には上限金額が設定されており、保険会社によって金額が異なる点に注意が必要です。 特約で保険金が増える場合がある 「新車特約(車両新価特約)」や「買替時諸費用特約」を付帯していれば、補償される金額が増えます。新車特約とは、修理費が新車価格相当額の50%を超えた場合、新車購入費用を補償してくれる特約です。車両保険のみの場合、車両保険金額は1年ごとに約20%ずつ減りますが、新車特約を付帯していることで契約時に設定した金額を全額受け取れます。例えば、300万円の新車を購入した場合の車両保険金額は、1年ごとに以下の金額に変わります。 ・1年目 300万円・2年目 240万円・3年目 190万円 3年経過しているとはいえ、新車同等の程度でも190万円しか補償されません。しかし新車特約を付帯していれば、車両保険金額に関係なく、契約時に設定した300万円全額を受け取れるため、同等の車を購入できます。 また買替時諸費用特約は、買い替える場合、車両保険金額の10%(上限20万円)が、買替時の諸費用分として補償されます。ただし保険会社によっては、上限金額が異なるケースがあるため、保険証券を確認してみてください。 廃車にするときに保険の切り替えはどうする? 廃車にした場合、今後どうするかによって、保険の手続き方法が異なります。続いて、廃車にするときの保険の対応方法を解説します。 乗り換える場合 廃車にして乗り換える場合は「車両入れ替え」をします。車両入れ替えは、廃車にする車から乗り換える車へ、契約内容や等級を引き継ぐ方法です。これをしない場合は無保険で走行することになるため、必ず手続きを行いましょう。 しばらく乗り換えない場合 廃車にしてしばらく乗り換えない場合は、保険を一旦解約し「中断証明書」を発行してもらいましょう。中断証明書があれば、今後車を購入してもスタートの6等級からではなく、以前の等級を引き継ぐことが可能です。ただし中断証明書の有効期限は「最大10年間」のため、期日に注意して再度保険を契約してください。また、発行するにはいくつか条件があるため、保険会社に確認しましょう。 今後車に乗らない場合 今後車に乗らない場合は、期日を指定して保険を解約しましょう。解約せずに満期を迎えてしまうと、保険会社は無保険状態を防ぐために、契約を自動更新してしまいます。乗っていないのに保険料を払うことになるため、廃車にする日程が決まり次第、解約の手続きをするとよいでしょう。 また配偶者や同居の家族が今後車に乗る機会がある場合、中断証明書があれば等級を引き継げます。発行するのに手数料は発生しないため、取得しておくと今後活用できるでしょう。

旧車王編集部チョイス!頭文字Dで人気を博した旧車6選
旧車売買の豆知識 2023.01.27

旧車王編集部チョイス!頭文字Dで人気を博した旧車6選

頭文字Dといえば峠の走り屋を描いたクルマ漫画・アニメ作品です。国産スポーツカーブームに火をつけた作品といっても過言ではありません。「秋名のハチロク」こと主人公・藤原拓海の運転するAE86、「赤城の白い彗星」と呼ばれる実家が太くてイケメン高身長、高学歴の高橋涼介が操るRX-7(FC)、弟の高橋啓介のRX-7(FD)などが人気ですが、他にはどのようなクルマが活躍したのでしょうか。この記事では主役級ではないけど、筆者が取り上げたい頭文字Dで人気を博した旧車を紹介します。 トヨタ カローラレビン(AE85) 主人公藤原拓海の親友、武内樹(イツキ)の愛車です。AE86を買ってみんなを驚かせようと一人でクルマを買ってバイト先の先輩や拓海にお披露目したところ、間違ってハチゴー(AE85)を購入してしまったことが発覚してしまいます。イツキは先輩たちにバカにされ、不憫な思いをしてしまいます。 どうしてもハチロクと比べられがちのハチゴーですが、“ならでは”の魅力が詰まっているクルマです。シングルキャブ仕様で走りに不向きと言われていますが、チューニング次第ではその潜在能力を引き出せるといわれています。また、ハチロクよりも激しく走行している個体が少なく、キレイな状態で市場に流通しているケースも珍しくありません。どうかイツキにもあまり落ち込まないでほしいですね! トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期) 拓海のサッカー部の先輩であり恋敵的存在でもある御木先輩の愛車は、トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期)です。雪の秋名山であっさりと拓海の運転するAE86に抜かれてしまいましたが、実はすごいクルマなんです!ST205 セリカ GT-FOURはWRCで大きな成果を出すことはできませんでしたが、アメリカでインディアナポリス500に次ぐ歴史のあるモータースポーツ大会「パイクスピーク」では1994年、1996年、1997年に総合優勝を果たしています。 スズキ カプチーノ スズキ カプチーノは埼玉北西エリア連合チームとのバトルに登場しました。埼玉北西エリア連合チームリーダーの秋山は「ハチロクに勝つには軽さしかない」という結論を導き出し非力だけど車重約700kgと超軽量ボディのスズキ カプチーノを投入しました。 さすが軽自動車といった軽さですね。カタログスペックで軽自動車規格自主規制値の64馬力しか出ていませんが、車重の軽さのため本当におもしろいクルマになっているそうです。また、着座位置が非常に低いため体感速度が恐ろしいほど速いといわれています。 トヨタ アルテッツァ またまた埼玉北西エリア連合チームのクルマを紹介します。リーダー秋山延彦の愛車であるトヨタ アルテッツァです。特にバトルで目立った活躍はないのですが、アルテッツァはコンパクトFRのセダンでMTを選択できる珍しい国産車です。 1998年から2005年まで販売され、生産台数は11万1462台でした。トヨタ自動車としてはヒット作とはならず1世代限りで終わってしまったモデルですが、現在では前述の通りコンパクトFRセダンという希少なパッケージングのため人気を集めています。 ホンダ S2000(AP1) 若者たちが壮絶なレースを繰り広げる作品かと思いきや、おじさま世代のキャラクターも主人公・拓海のライバルとして登場します。その代表が筑波山のチーム「パープルシャドウ」のリーダー格である城島俊也です。職業は医師で、乗っているクルマはホンダ S2000(AP1)。ホンダの超高回転型エンジンの名機「F20C」を搭載したFRレイアウトのオープンカーです。理論的な思考と熟練のテクニックで拓海を追い込みました。 S2000は主に前期型のAP1と後期型のAP2があります。熱狂的なファンからは前期型のAP1が支持されています。人気が集まっている大きな理由は8,300回転で最高出力の250馬力を出すエンジンにあります。しかし、超高回転型エンジンは日常域ではパワーが出なくて不便なため後期型では低回転でも力の出るエンジンに変わりました。一部のファンからは日常域を重視した設定のAP2になったことを嘆く声もあがりました。スポーツカーは非日常を楽しむものですもんね。とはいえ、中古市場ではAP2も高い人気を誇っています。 3代目 日産 バネット プロジェクトDといえばサポートカーの存在も忘れてはいけません。3代目 日産 バネットです。「マツダ党の高橋涼介のチームなのに日産車なの?」と疑問に思うかもしれませんが安心してください。マツダ ボンゴのOEMです。ベースのマツダ ボンゴはトラックタイプやキャンピングカーのベース車両としても人気があります。 交換タイヤやパーツ、工具など重たい荷物を搭載して山道を駆け上がるにはやはりマツダボンゴベースの車両が最適だったのでしょうか。日産のバンといえばキャラバンが代表格ですが、バネットをチョイスするあたりが高橋涼介のセンスといったところですね。マツダ愛を強く感じました。中古市場では大手の情報サイトを検索してみましたが流通していませんでした。もしお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ旧車王にお譲りください!

中古車のワンオーナーにはどんなメリットがある?デメリットについても詳しく解説
旧車売買の豆知識 2023.01.26

中古車のワンオーナーにはどんなメリットがある?デメリットについても詳しく解説

中古車選びをしていると「ワンオーナー」という表示を目にします。ワンオーナーとは、以前の車の所有者が、ひとりである場合につけられる表示です。 本記事ではワンオーナー車の確認方法、メリットとデメリット、ワンオーナー車を選ぶときのポイントについて、詳しく解説します。 ワンオーナー車とは ワンオーナー車とは、その車の以前の所有者が1人の車のことです。さらに所有者は個人に限られます。個人ではなく法人契約やレンタカーとして使われた場合は、不特定多数の人が運転しているといって間違いないでしょう。不特定多数が運転していると想像できる車であれば、例え所有歴がひとりであっても、ワンオーナー車とは扱われません。 ワンオーナー車の確認方法 購入を検討したい中古車が見つかった際に、購入を希望する車がワンオーナー車であるかどうかを確認する方法は次の2つです。 車検証を見る ワンオーナー車かどうかを確認する1つめの方法は、車検証を見ることです。車検証には車の所有者の情報が記載されています。もし所有者に関して複数の情報が記載されていれば、その車はワンオーナー車ではないことがわかります。 またワンオーナー車であれば、車検証に記載されている「初度登録年月」と「登録年月」は同じ時期になります。もし2つの情報に大きなずれがあるようなら、その期間中に市場へ流通し、誰かが所有した可能性があります。 ただし、所有者が転居によって車のナンバープレートが変更された場合、登録年月が更新されます。ナンバープレートの変更により、初度登録年月と差異が生じますが、このようなケースであればワンオーナー車として捉えることができます。 また近年は個人情報保護のために、過去の車の所有者の情報が確認できなくなってきました。そこで次に解説する、新車保証書を確認しましょう。 新車保証書を見る 新車保証書は、車以外の多くの製品にもついてくる、製品を購入すると同封されている保証書です。自動車なら新車販売時に、新車販売した店舗から発行されます。新車保証書の名義と車検証にある一つの名義が同一であれば、ワンオーナー車であると判断して間違いないでしょう。 ワンオーナー車のメリット ワンオーナー車は所有者が一人なので、ほとんどを同一の人物かその家族が運転した車であると判断できます。同じ人たちが運転していることから、次のようなメリットがあると考えてよいでしょう。 安心感がある ワンオーナー車であれば、新車から同じ人が所有し続けた車であることから、丁寧に扱われてきた可能性が高いと考えられます。メンテナンスも定期的に行われた車であれば、安心して運転できるでしょう。 故障箇所が少ない傾向がある 新車当時から丁寧に扱われ、定期的にメンテナンスが行われてきた車であれば、今後故障が発生する可能性も比較的少ないと予想されます。消耗部品も適切に交換されていれば、突然高額な部品交換に出費が必要となるケースも少ないでしょう。 ワンオーナー車のデメリット ワンオーナー車には安心感というメリットがある反面、以下のようなデメリットも考えられます。 価格が高め ワンオーナー車は人気がある分、価格は高めになる傾向があります。ワンオーナーであることの安心感よりも価格を優先したい方にとっては、ワンオーナー車を選ぶデメリットは大きいと言えるでしょう。 車の状態が悪いケースもある 過去の所有者が車を乱暴に運転する人や、点検整備を気にしない人であった場合には、車の状態が悪くなっている可能性が考えられます。ワンオーナー車でもボディや内装にキズや凹みなどが多い車であれば、乱暴に扱われた車かもしれません。購入する際には車の状態について、入念に確認しましょう。 ワンオーナー車を選ぶときのポイント ワンオーナー車だからといって、必ずしも安心して乗れる車であるとは言い切れません。以下に示す点について、忘れずに確認しましょう。 修復歴を確認する ワンオーナー車であっても、事故などで大きな修復歴があれば、今後の使用に影響を及ぼす可能性があるかもしれません。車には車両の構造や走行に関わる修復を行った際には、記録を残すことが義務付けられています。今後の使用に影響しそうな修復を受けていないかどうか、必ず確認しましょう。 内装や外装などをチェックする 内装や外装などを細かくチェックすると、その車が丁寧に扱われたかどうかを判断することができます。比較的新しいのに内装や外装に多くのキズなどの劣化があれば、その車は乱暴に扱われてきた可能性があるかもしれません。 中古車鑑定書を確認する 中古車には「中古車鑑定書」という、第三者機関が発行する鑑定書がつけられている場合があります。日本自動車鑑定協会というNPO法人や、一般財団法人の日本自動車査定協会が、公平な査定を行った上で、鑑定書や査定証を発行しています。第三者機関の専門家が、公平な立場で評価した車であれば、安心して購入しやすくなります。 ワンオーナー車が向いている人 ワンオーナー車は、気に入った中古車を手に入れて、今後長く丁寧に運転したいと考える人には向いているでしょう。丁寧に扱われたワンオーナー車を見つければ、購入後も安心して長く乗り続けることができるはずです。 ワンオーナー車が向いていない人 ワンオーナー車が向いていない人は、とにかく初期費用を抑えて中古車を手に入れたい人、あらかじめ比較的短い間だけしか、その車を所有する予定がない人などです。

故障した車を放置するとどうなる?車の修理の依頼先や修理費用の目安についても解説
旧車売買の豆知識 2023.01.24

故障した車を放置するとどうなる?車の修理の依頼先や修理費用の目安についても解説

車が突然故障すると、どうすればよいのかわからない人も多いでしょう。自走で帰宅できても、修理に出さなければ車が使用できなくなる恐れがあります。今回は、故障した車を放置するとどうなるのかや、車の修理の依頼先や費用などについて解説します。車の故障が発生したときに焦らず対処できるよう参考にしてください。 故障した車を放置するとどうなる? 故障した車を放置すると、大きな問題に発展することがあるため注意が必要です。走行中に車が不具合を起こしたからといって路上に放置すると、駐車違反や後続車両が追突するなど事故の原因となる可能性があります。 また、自宅の車庫や駐車場に長期間放置しておくと、バッテリーあがりやガソリンの酸化劣化で不動車になるかもしれません。電気自動車やハイブリッド車についても補機バッテリーだけでなく駆動用バッテリーあがりの可能性も出てくるため、故障時は早めに修理に出しましょう。 車の修理の依頼先 車の修理の依頼先の特徴やメリット・デメリットについて解説します。 ディーラー 特徴........メーカー独自の認定整備士資格者を有しており、整備技術力が高い。メリット........取扱車種の知識や不具合情報が豊富なため安心感が強い。保証期間内であれば規定範囲内で無償修理が受けられる。デメリット........鈑金などは外部の提携工場に依頼することもあり、修理期間が長くかかることがある。メーカー廃番となった部品の取り寄せや代替品の確保が難しい場合がある。有償修理は修理費が高額である。 カー用品店 特徴........様々なメーカーに対応する部品を取り扱っている。メリット........修理代が安い。年末年始やお盆休暇期間中でもオープンしている。デメリット........簡単な修理しか対応できない場合が多く、エンジンなど重要な機構は基本的に修理対応しない。 整備工場 特徴........部品交換ではなく修理をメインに行っている。メリット........技術力や経験値が高い整備士が在籍していると頼りになる。純正部品が手に入らなくても中古品やリンク品(使用済みパーツをオーバーホールした部品。安価で保証付)など様々な提案をしてくれる。ディーラーよりも安い。デメリット........整備工場ごとに対応の幅が異なる。人員が少ないため、すぐに対応してもらえず修理期間が長くなる場合がある。 車の修理費用の目安 車の修理費用の目安は、故障箇所や状態によって大きく異なります。 故障修理にかかる費用の目安エンジン........修理対応で済む場合は10〜20万円、エンジンの交換が必要な場合は30〜100万円。マフラー........修理対応で1万円前後、交換が必要な場合は3〜10万円程度。エアコン........ガス切れ1万円程度、故障修理(修理箇所の点検費用が1万円前後)1〜10万円、交換15〜20万円。※車種や年式、修理依頼先によって修理費用は前後します。 車の修理を依頼する際のポイント 続いて、車の修理を依頼する際のポイントについて詳しく解説します。 保険やメーカー保証の適用可否を確認する 車を修理に出すときは、保険やメーカー保証の適用可否を確認しましょう。保険では、相手がいる事故や自損事故、盗難、天災による修理費用などが補償される可能性があります。ただし、劣化や自然故障に関しては適用外です。 メーカー保証は、「新車」と「新車保証を継続した中古車」に適用されます。いずれも初度登録から期間もしくは走行距離が決まっているため、故障修理に適用できるか販売店に確認しましょう。 【メーカー保証(国産車)の種類】一般保証........初度登録より3年もしくは走行距離60,000kmのいずれか早い方まで。消耗品などを除くほとんどの部品が対象。特別保証........初度登録より5年もしくは走行距離100,000kmのいずれか早い方まで。エンジンなどの重要部品についてのみ対象。ボディ塗装のサビや穴あき........初度登録より1〜5年。車種によって異なる。 中古車については中古車販売店ごとの保証が適用となる可能性があるため、保証内容の確認が必要です。 費用が気になるときは複数店舗で見積もりを取る 費用が気になるときは複数店舗で見積もりを取りましょう。ディーラーに関しては部品や工賃がメーカー規定で全国一律(離島などを除く)であることが多いため、ディーラー同士の相見積もりは必要ありません。しかし、カー用品店や整備工場に依頼する場合は、それぞれに修理費用が異なるため複数店舗で見積りを取って比較するとよいでしょう。 修理にかかる期間を確認する 修理の依頼先を決める前に、修理にかかる期間を確認しましょう。時期によっては部品の手配が難しく、予想以上に修理期間がかかります。その間に車が必要になるとレンタカーの手配が生じ、修理以外の費用がかかるかもしれません。。代車を用意してもらえるかどうかも確認しておくと安心です。 車の故障のサイン 車の故障にはサインがあります。普段とは異なる異音や異臭、振動の大きさなどを感じたら、不具合が出る予兆と考えましょう。特に10万kmを超える走行距離の多い車や初度登録から10年以上経過している車は、早めに点検に出すとよいでしょう。 代表的な故障のサインと故障内容異音........ベルトの劣化、冷却水不足、エンジンオイル不足、エンジン内の摩耗や破損、マフラーの劣化など異臭........燃料漏れ、冷却水漏れ、エンジンオイル漏れ、マフラーの破損など振動........足回りの破損、点火系統やエンジンの故障など 車が故障して動かせないときの対応方法 車が故障して動かせないときは、ディーラーや中古車販売店に連絡しましょう。積載車やレッカー車を所有している業者であれば、有償無償のどちらかで修理工場に搬送してくれる可能性があります。また、契約している自動車保険のレッカーサービスが使える場合はそちらに連絡しましょう。いずれも対応が難しい場合は、JAFや民間のレッカー会社を利用してください。 車を修理するか買い換えるかの判断基準 車を修理するか買い換えるかの判断基準は、修理費の負担が大きいかどうかです。メーカー保証や保険で修理費が補償されない場合は、修理費が同クラスの中古車を購入できるほどの金額になる可能性があります。 走行距離が長い車や年式が古い車は同じ個所が何度も故障する可能性もあるため、将来的な安心を考えるなら買い替えを前向きに検討しましょう。 車が故障したときにやってはいけないこと 車が故障したときにやってはいけないことは、自分や他者に危険が及ぶ行為をしないことです。車通りの多い路上に車を放置することは衝突事故の原因となります。また、路上で車を停車させて状況を確認しようと周りをうろうろすることも危険です。走行中に違和感を感じたら、すぐに安全な場所に車を止めるようにしましょう。

車の走行距離の目安はどのくらい?車の買い替えの目安についても詳しく解説
旧車売買の豆知識 2023.01.24

車の走行距離の目安はどのくらい?車の買い替えの目安についても詳しく解説

車を買い替えるための検討や、中古車選びをする際に気になる情報の一つに、走行距離があります。車の走行距離は使用期間とともに増えていくので、一概に数値の大きさだけでは比較できませんが、車の特徴や使われ方などを推定する材料になります。本記事では車の走行距離と、買い替えるタイミングや中古車を選ぶ際の目安について、詳しく解説します。 1年の走行距離の目安 日本における1年間の車の走行距離は、1万kmが目安とされています。1年間で1万kmと言われているのは、日本人の車の使い方からも容易にイメージできるでしょう。ただし、この目安には仕事で使用する車は含まれていません。主な車の3つの代表的な使い方別に、走行距離の目安について解説します。 通勤に使用する場合 通勤での往復距離は、20kmから60km程度が現実的ではないでしょうか。1年間の出勤日を240日と仮定すると、通勤による年間の走行距離は4,800kmから14,400kmになります。 通勤+週末の外出に使用する場合 普段の車を通勤+週末の外出に使用する場合の走行距離は、外出頻度と移動距離に大きく依存します。 例えば、往復100km程度の移動が月2回の場合の走行距離は、1年間で2,400kmです。これに通勤距離の4,800km~14,400kmを加えると、7,200km~16,800kmが目安になります。 仕事で使用する場合 仕事で使われる営業車やレンタカーの走行距離は、車によってかなり差があると考えられます。特にタクシーや長距離輸送で使われるトラックは、1年間の走行距離が長くなるでしょう。 中古車として流通する可能性がある車に限定し、一例として営業所近くの客先を廻る営業車で考えてみます。移動中の平均時速を30km/h、移動時間を3時間とすると1日の走行距離は90kmです。営業日が年間240日とすると、年間の走行距離は21,600kmになります。 このように、仕事で使用する車の場合、年間走行距離が1万kmを大きく超えることが多いでしょう。 売却時の走行距離別の特徴 車を売却する際には販売店やディーラー、車の買取専門業者から買取価格の査定を受けます。車の下取りとして査定を受ける際に、あなたの車はどのように見られるのか?走行距離から3つのグループに分けて解説します。 〜3万km 走行距離が3万km以内で、かつ新車登録から3年以内の車であれば、まだ新しい車として評価されるでしょう。タイヤやブレーキパッド、ベルト類などの寿命は残っており、中古車としても価値が高いと判断されます。 〜5万km 走行距離が5万km以内で、かつ新車登録から5年以内の車であれば、ある程度使用された車と見なされるでしょう。平均的に使われた車であるものの、通常の範囲内でのメンテナンスや部品交換を行えば、中古車としても十分に価値がある車であると考えられます。 〜10万km 走行距離が10万km程度の車は、新車登録からの年月にかかわらず、かなり走り込んだ車として扱われるでしょう。走行距離が10万km程度になると、交換が必要になる部品が増えてきますし、交換が求められる部品も、高額なものが多くなります。 先ほどの車の使い方の想定からも、10万kmを走行するには、毎日比較的長い距離を走っている車でも、5年程度は経過していると考えられます。中古車としての価値は、よほどの人気車種でない限り、一般的には低い評価をされると考えておきましょう。 中古車選びでも走行距離に注目しよう ここまでは走行距離を、車を売却する立場から考えてきました。逆に中古車選びをする際にも、走行距離から車の特徴を推定することができるでしょう。1年間の走行距離を1万kmを目安として、走行距離と新車登録からの年月をあわせて考えれば、その車が日々長い距離を走行した車なのか、それとも週末など限定的に使用された車なのかを推定する材料になります。 車の寿命と走行距離の関係 車の寿命と走行距離には、概ね関係があると考えてよいでしょう。車は走行することによって、さまざまな部品が摩耗します。また、エンジンからの発熱によって、劣化が進行する部品もあります。ただし走行距離が短いからといって、車の寿命が伸びるわけではありません。停車した状態が長く続くことによって、調子が悪くなる場合もあります。先に想定したとおり、年間で5,000kmから20,000km程度で使われている車が、適正に寿命を消費できている車と考えてよいでしょう。 車の状態に影響する走行距離以外のポイント 車の状態に影響する要因には、走行距離以外にも車の使用環境、保管環境も影響します。例えば以下の3つの要因が考えられます。 沿岸部 車の保管環境も車の状態に影響する因子の一つです。まず沿岸部などの潮風が吹く地域では、錆が発生しやすくなります。車のボディであれば塗装されており、鉄部品にもめっきが施されていますが、長く潮風にさらされれば、比較的早期に錆が発生してしまいます。 直射日光 直射日光に長く曝されれば、塗装やプラスチック部品の劣化が進行します。ヘッドライトが黄ばんだり曇ったりするのは、太陽光の紫外線を多く受けた結果です。タイヤなどのゴム部品も、直射日光の紫外線の影響を受けやすい部品と言えます。 カバーの着用 近年では少なくなりましたが、車全体を覆うカバーの使用も、車に悪い影響を与えてしまう可能性があります。ボディにチリやホコリが付着した状態でカバーを引きずるようにかけると、チリやホコリでボディの塗装面を擦ってしまいます。また雨天時などにはカバーによって湿気を溜め込んでしまい、錆の早期発生に繋がりかねません。

車を購入するときの流れとは?必要な書類や買うときの注意点などを解説!
旧車売買の豆知識 2023.01.23

車を購入するときの流れとは?必要な書類や買うときの注意点などを解説!

車の購入先や購入時の流れ、事前準備など、気になることが多々あるのではないでしょうか。今回は、車を購入するときの流れや必要な書類、購入時の注意点などを解説します。車を購入するときの参考にしてみてください。 車の購入先の種類 車の購入先は主に4つです。ここからは、車を買える場所について紹介します。 ディーラー ディーラーは、正規販売店です。メーカーの看板を掲げている販売店がディーラーとなります。また、ディーラーでは新車だけでなく中古車を取り扱っている場合もあります。そのため、購入したいメーカーや車種が明確な場合は、ディーラーで購入するとよいでしょう。 サブディーラー サブディーラーは、メーカーから仕入れた車を販売する店舗のことです。複数のメーカーを取り扱っているケースが多いため、車を比較して購入したい場合は、サブディーラーで購入するとよいでしょう。 中古車販売店 中古車販売店は、文字通り中古車を販売している店舗のことです。複数のメーカーを取り扱っていたり、SUVやスポーツカーなどジャンルに特化したりしている場合もあります。 予算の都合により新車で購入できない車を買えることも、中古車販売店の魅力といえるでしょう。加えて、納車までの時間が早いケースが多いため、いち早く車を手にいれたい場合にもおすすめです。 オークション オークションは、業者向けオークションに参加できる業者にオークション代行を依頼して、希望する車を落札してもらう方法です。ただし、実車を確認せずに購入することになるため、希望条件をしっかりと伝える必要があります。また、悪徳業者もいるため、業者選びも慎重に行わなければなりません。そのため、初心者には向いていない購入方法といえるでしょう。 車の購入の流れ ここからは、車を購入するときの流れについて紹介します。 1.購入する車の目星をつける まず、購入する車の目星をつけましょう。目星をつけるときは、新車と中古車のどちらを購入するか、車の形や乗車定員といった車に求める条件、予算などから絞り込みます。最終的に数台になるまで絞り込んでから販売店に足を運びましょう。 2.販売店に相談する 販売店に出向き、セールス担当者に車の購入を検討していることを伝え、実際に車を見たり乗ったりします。また、不満や不足がないか確認しましょう。 3.見積もりを取る 見積もりをとって、予算オーバーしていないか確認しましょう。また、購入方法もあわせて相談し、一括で買うか分割で購入するのか決めましょう。 4.購入を確定する 候補に挙げていた車をすべて見て、見積もりを比較したうえで購入する車を確定します。購入を確定する時点で用意する書類や物などはありません。実際に注文してから、必要な書類を揃えることになります。購入を確定したときに、料金をいつまでに支払うのか確認しておきましょう。 5.料金を支払う 購入を確定した際に取り決めた期日までに料金を支払います。料金を振り込むときには、銀行の営業日に気をつけてください。支払期日を土日・祝日にした場合は、早めに振込み手続きを行い、期日に遅れないようにしましょう。 6.納車 料金の支払いが済んだら、納車されるのを待つのみとなります。納車の際に手渡す書類や車両などがある場合には、忘れないよう注意しましょう。 車を購入する際の必要書類 ここからは、車を購入するときの必要書類を説明します。 新車購入 新車を購入するときには、印鑑証明書、車庫証明書(販売店に代行してもらうことも可能)、実印、委任状(販売店が用意)などが必要となります。必要な枚数は、購入方法によって異なるため販売店に確認してください。 中古車購入 中古車を購入する際も新車と同じように、印鑑証明書、車庫証明書、実印、委任状などが必要となります。中古車は、新車より納車までの時間が短いケースが多いため、書類は早めに揃えることをおすすめします。 オークション オークションの場合も、印鑑証明書、車庫証明書、実印、委任状などが必要となります。 車を購入する際のポイント ここからは、車を購入する際のポイントについて解説します。 必要に応じて相見積もりを取る 必要に応じて相見積もりをとりましょう。 販売店は、掲げている看板が同じでも運営会社が異なることがあります。運営会社が異なれば、割引やその方針などにも違いがあるため、新車を購入する際は、販売店の運営会社を調べて、相見積もりをとるとよいでしょう。 中古車は品質を見極める 中古車を購入する際は、品質をしっかりと見極めてください。 車の外観だけでなく、内装の状態、ドアの開け閉めの具合、エンジンルームやトランクルームの汚れや臭いなど、細かくチェックして、納得できた場合にのみ購入しましょう。 ローンを組む場合は総返済額に注意する ローンを組んで車を購入するときは、総返済額に注意しましょう。 ローンの場合、予想以上に金利が高く、月々の支払額は抑えられていても総支払額が高額になるケースも珍しくありません。総支払額が高い場合には、金利が安いプランを検討したり、頭金を多く入れたりしましょう。 また、近年では数年後の残存価額を引いた金額を分割する残価設定型ローンもあります。月々の支払額を抑えたい方は、残価設定型ローンも検討してみてください。 必ず試乗する なるべく試乗してから購入を決めましょう。モデルによっては試乗できない車もありますが、多くの場合は試乗車が用意されています。そのため、一度でもいいので、実際に走行して運転感覚や乗り心地を確かめましょう。購入した後で後悔しないためにも、試乗をしてから契約することをおすすめします。

廃車とはどのような定義なのか?廃車の意味や種類などについて解説
旧車売買の豆知識 2023.01.23

廃車とはどのような定義なのか?廃車の意味や種類などについて解説

何らかの理由によって車を廃車するとき、どのような手続きがあるかご存じでしょうか。廃車を大きく分類すると、「車の使用を中止する手続き」と「車を完全に解体してから行う手続き」の2パターンがあります。今回は、廃車とはどのような定義やどのようなときに廃車にすべきなのか解説します。 廃車とは 廃車とは、「車籍(登録)」を抹消することです。廃車手続きをして車籍を消さなければ自動車税を払い続けることになります。 もし、何らかの理由によって車に乗ることができなくなり、車庫に放置し続けていても、抹消登録つまり廃車手続きをしない限りは自動車税の支払通知書が届いてしまうため、車に乗ることがなくなったら速やかに廃車手続きをしましょう。 では、売却や解体と廃車にはどのような違いがあるのでしょうか。ここからは、売却や解体との違いについて解説します。 売却との違い 売却とは、車を売って手放すことです。買取業者の中には、不動車や事故車など、動かすことができない車の買取を専門としているところもあります。そのため、動かすことができなくなった車を手放すときは、即廃車と考えるのではなく、不動車や事故車などの買取業者に売却できないか相談してみるとよいでしょう。 解体との違い 解体とは、物理的に車を分解することです。一般的にはスクラップといわれる状態にすることを指します。ただし、車を物理的に解体したとしても車籍は消えません。そのため、車を解体処分した場合であっても抹消登録(廃車)手続きが必要です。 廃車の種類 廃車(抹消登録)には、大きく分けると「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類があります。また、一時抹消後に車を解体処分した場合は「解体届出」が必要です。では、それぞれの廃車手続きについて詳しく説明します。 永久抹消登録 永久抹消登録は、自動車をリサイクル事業者に引き渡し、適正に解体処分した場合の手続きです。 陸運支局での手続きに必要な書類は以下のとおりです。 ・申請書・手数料納付書・印鑑証明書(所有者のもので発行後3ヶ月以内のもの)・自動車検査証(車検証)・ナンバープレート・委任状(代理人による申請の場合に必要) など 一時抹消登録 一時抹消登録は、海外出張など自動車の使用を一時的に中止する場合の手続きです。 陸運支局での手続きに必要な書類は次のとおりです。・申請書(所有者本人が直接申請する場合は実印を押印)・手数料納付書(自動車検査登録印紙を添付)・印鑑証明書(所有者のもので発行後3ヶ月以内のもの)・自動車検査証(車検証)・ナンバープレート・委任状(代理人による申請の場合に必要) など 解体届出 解体届出は、一時抹消登録している自動車をリサイクル法に基づき適正に解体処理した場合に必要な手続きです。 陸運支局での手続きに必要な書類は次のとおりです。・届出書(解体にかかわる移動報告番号・解体報告記録日を記載)・手数料納付書・登録識別情報等通知書(一時抹消登録証明書)・所有者の住所を証する書面(所有者の氏名・名称または住所に変更がある場合に限り必要)・所有権を証する書面(所有者の変更があった場合に必要) など 廃車で受け取れる還付金 廃車手続きをすると、払いすぎた「自動車税」「自動車重量税」「自賠責保険料」が戻ってきます。ただし、返還の条件があったり、各所への手続きが必要になったりするため、廃車手続きをする際に業者や陸運支局に確認しましょう。 廃車を選んだ方がいいケース 一時抹消登録を選んだ方がいいケースは、海外出張や車をコレクションとして保管しておくときなどです。一方、永久抹消登録を選んだ方がいいケースは、修理できないほど損傷したときや修理代の方が高額になるときなどとなります。ただし、廃車業者の多くは、無料で引き取ってくれるケースが多いため、永久抹消登録を考えているときは、まず業者に相談した方がよいでしょう。 売却を選んだ方がいいケース 売却を選んだ方がいいケースは、再利用できる部品がある場合です。例えば、後ろから追突されて車両そのものは大きく破損したものの、エンジンやトランスミッションなどの部品の損傷が最小限だった場合には、売却した方がよいでしょう。 廃車手続きの代行の依頼方法 廃車手続きを依頼する際は、業者に問い合わせて、一時抹消登録の代行や永久抹消登録を依頼したい旨を伝えましょう。ここからは、業者に依頼した際に必要となる書類や手続きの流れなどを解説します。 必要書類 廃車手続きに必要となる主な書類は次のとおりです。・自動車検査証(車検証)・自賠責保険証・リサイクル券・印鑑証明書(普通車の場合)・実印・身分証明書 これらの書類が確実にあるかチェックしてから廃車手続きの依頼をしましょう。 手続きの流れ 一般的な廃車手続きの流れは、次のようになります。 1.業者に解体の依頼2.解体報告記録日、解体報告番号、ナンバープレートを受け取る3.陸運支局で必要な廃車手続き書類を揃える4.ナンバープレートの返却と書類手続き5.税金等の還付手続き 廃車が必要になる原因 ここからは、どのようなときに廃車が必要となるのか解説します。 事故 事故によって車が大きく破損した場合は廃車となります。事故の大きさや車の損傷部位にもよりますが、大破した場合の多くは永久抹消登録になるのが一般的です。 メンテナンス不足 メンテナンスが不足していたために、不動車になった場合も廃車が必要になるケースがあります。一般的にメンテナンス不足による故障であれば、修理することで再び乗れる場合が多いです。修理代があまりにも高い場合は、高額の修理費を払ってまで乗る必要があるか考え、修理するか、廃車するかを決めましょう。 保管環境の問題 塩害や錆びなどによって廃車せざるを得ないことがあります。沿岸部や雨風に晒される環境で車を保管するときは、塩害や錆びに注意しましょう。

旧車の洗車はどうすればいい?洗い方の注意点やコツを解説
旧車売買の豆知識 2023.01.20

旧車の洗車はどうすればいい?洗い方の注意点やコツを解説

旧車の洗車をするときは、塗装の状態、パーツの素材、経年劣化などに注意しなければなりません。今回は、旧車を洗うときの注意点やコツを解説します。旧車の所有者はもちろん、これから旧車を手に入れようと考えている方も参考にしてみてください。 旧車を洗車する前に素材を確認しよう 洗車をする前には、塗装やボディの状態、装着されているパーツの素材、ゴム部品や樹脂パーツのコンディションなどを確認しましょう。 車の状態に合わない方法で洗うと、錆びや水漏れ、水たまりが起きる恐れがあります。車の状態に応じて、水を使う場所と水の使用を控える場所を分けなければなりません。 また、車の状態を悪化させないために、水をバシャバシャかけたり、高圧洗浄機を使ったりしないようにしましょう。 旧車の洗車方法のポイント ここからは、旧車を洗車するときのポイントを紹介します。 ワックスがかかっている場合は水拭きがメイン ワックスがけをしてある場合は、水分を多く含ませたクロスで汚れを拭き取りましょう。乾いたクロスを使うときは、水拭きのあとに使います。最初から乾いたクロスで拭いてしまうと傷つく可能性もあるため、水拭きをしてから乾拭きすることが大切です。また、キズが付きにくいマイクロファイバークロスを使いましょう。 ワックスなし&ひどい汚れは水洗い ワックスがけがされていない車や汚れがひどい車は水洗いをします。水洗いをするときは、弱い水圧で水をかけたりバケツで優しく水をかけたりしましょう。また、使う水の量は最小限にして、車の隙間などに水が溜まらないよう注意が必要です。 部位によって洗い方を変える 部位によって洗い方を変えましょう。ボディはスポンジで洗い、ホイールは柔らかいブラシというように、部位によって洗車用品を使い分け、車を傷めないようにすることがポイントです。また、ホイール用の洗剤とボディ用の洗剤を使いわけるのも、旧車を洗車するときのコツとなります。 旧車の洗車後の扱い方 ここからは、旧車を洗車した後の扱い方について解説します。 走らせて水分を蒸発させる 洗車をしたあとは、水分を飛ばしましょう。水を使って車を洗うと、ボディの隙間やグリルの取り付け部、エンジンルームやトランクルームの底などに水分が残ってしまいます。これらの水分を車を走らせて飛ばしたり、ブロワーで飛ばしたりして、錆びないようにしておきましょう。 コーティングする 洗車後にコーティングをしておくと、汚れが付着しにくくなったり、次回の洗車がしやすくなったりします。また、艶が出たり、ボディの保護ができたりするため、洗車後はコーティングをしておきましょう。

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