JDMとは?海外の若者が熱狂する日本車文化

目次
1.JDMとは?海外の熱狂的な反応を受ける日本の自動車文化 2.JDMとUSDMの違いとは? 3.JDM流行のきっかけ 4.日本のチューニングカーとJDMはどこが違う? 5.パーツにも注目!海外で人気のパーツブランド 6.JDMと25年ルールとは

「JDM」と聞いて、なんとなく理解しているけど、説明するとなるとよくわからないというユーザーは多いのではないでしょうか?また、「JDM」とあわせてよく聞く言葉で「USDM」がありますが、この2つの言葉は実は似て非なるものなのです。ここでは、25年ルールなども絡めて「JDM」について詳しく解説していきます。

JDMとは?海外の熱狂的な反応を受ける日本の自動車文化

JDMは、Japanese domestic marketの略であり、日本国内市場を表します。

本来ならば日本で普通に販売している状態がJDMなのですが、現在では「アメリカ人が日本仕様にカスタマイズした車」、もしくは「25年ルールで輸出が可能になった右ハンドルの日本車」を「JDM」と呼んでいます。

しかし、25年ルールの車両に関しては、オリジナルコンディションでも「JDM」として認識されており、最近は「JDM」=カスタマイズとは言い切れない部分もあるようです。

JDMとUSDMの違いとは?

「JDM」と「USDM」の違いは、解釈が色々ありますので、少し複雑かもしれません。しかし、カスタマイズという視点で考えると、それほど複雑なことはなく、比較的簡単に理解することが出来ます。

まず、「JDM」は、現地で売っている日本車を日本のパーツを使ってカスタマイズすることです。したがって、ハンドルの位置は左になります。具体例を挙げさせていただくとしたら、インテグラのアメリカ版であるアキュラRSXを日本タイプR仕様にするなどです。

次に、「USDM」は、日本に売っている国産車を日本人がアメリカのパーツや現地仕様にカスタムすることです。例えば、北米ならではのカスタムパーツであるノーズブラが付いていれば、それはまさしく「USDM」カスタムなのです。

JDM流行のきっかけ

JDM流行は、大人気カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズが大きく影響していると言われています。

「ワイルド・スピード」シリーズの顔でもあった今は亡き俳優ポール・ウォーカーが多くの日本車を所有していたことは有名な話しですが、ポール・ウォーカーは父親の影響で幼い頃から根っからの車好きとして育ち、俳優として成功を収めてからもその車好きは止まりませんでした。

そんなポール・ウォーカーが特に愛したのが、R34スカイライン GT-Rと80スープラです。いずれも、劇中にポール・ウォーカーの愛車そのものが登場しています。

シリーズ7作目の「ワイルド・スピード SKY MISSION」のラストシーンにはポール・ウォーカーが所有する白い80スープラが登場しますが、ポール・ウォーカーはこの時点で既にこの世を去っており、チャリティイベントに向かう途中に起きたと言われている交通事故は、実はこの作品の撮影期間中に起きたものだったのです。

日本のチューニングカーとJDMはどこが違う?

日本のチューニングカーと「JDM」の違いについては、一概に言えない部分はありますが、日本のチューニングカーが速く走ることが目的だとしたら、「JDM」は日本車の雰囲気を楽しむためのものです。

したがって、誰しもがどこまで日本仕様を追求出来るかということをテーマにしており、例えば25年ルールで購入したオリジナルコンディションのスポーツカーなどは、アメリカの若者たちの憧れの的になるのです。

パーツにも注目!海外で人気のパーツブランド

海外で人気のパーツブランドの代表は、レイズの鍛造ホイールです。特に日本でも人気のTE37&CE28は本当に人気があります。それは、ヤフオクなどの仲介業者の話しを聞いていてもわかりますが、例えば海外のSNSを見ていても、そのホイールに対する想いが伝わってきます。

しかも、ホイールのチョイスが日本人よりも上手い場合も多く、こちらが関心させられてしまうこともあるくらいです。

今のところ日本のカスタマイズは、「JDM」が象徴するように高い支持を得ていますが、うかうかしているとアメリカの若者に追い越されてしまうこともあり得る状況です。

JDMと25年ルールとは

アメリカには、通称「25年ルール」と呼ばれるクラシックカー登録制度が存在します。アメリカでは、右ハンドル車の輸入や走行が認められていません。但し、製造から25年が経過していれば、右ハンドル車であっても輸入が出来るようになるのです。

したがって、アメリカで見かける右ハンドルの日本車は、このルールを用いて輸入された車両ということになります。そして、これこそが究極の日本仕様、すなわち「JDM」というわけです。

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[ライター/旧車王編集部]

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