旧車売買の豆知識

廃車時には自動車税の還付を受けられる?還付の条件や廃車のタイミングについても解説
旧車売買の豆知識 2022.12.07

廃車時には自動車税の還付を受けられる?還付の条件や廃車のタイミングについても解説

廃車時に自動車税の還付を受けられる条件があることを知らない人も多いのではないでしょうか。廃車にも費用負担が発生するため、自動車税が還付されるとその負担を抑えることができます。今回は、廃車時には自動車税の還付を受けられるのか、廃車のタイミングや還付金の計算方法などについて解説します。車の廃車を検討中の方は参考にしてください。 廃車時には自動車税の還付を受けられる 廃車時には自動車税の還付が受けられます。自動車税は一括で支払うため還付金がない年税のように思う人もいるでしょう。しかし、還付のときは月割で計算がなされ、車を抹消登録した翌月分から翌年3月末日分までが還付されます。廃車のために業者に車を引き取ってもらったタイミングで還付対象となるわけではないため注意が必要です。 軽自動車の場合は廃車しても還付されない 軽自動車税の場合は廃車しても還付されません。軽自動車税は年税として支払うため年度途中での廃車による還付はなく、自賠責保険料と重量税のみが対象となります。中古車を購入する場合も年度途中となるため、その年の軽自動車税の支払いは必要ありません。 廃車時に自動車税の還付を受けるための条件 続いて、廃車時に自動車税を受けるための条件について解説します。 抹消登録をする 自動車税の還付を受けるためには、車を抹消登録する必要があります。車を解体して廃車にする「永久抹消登録」と、長期的に使わないため一時的に抹消する「一時抹消登録」があり、どちらも還付の対象です。抹消登録をした日の翌月以降分が還付されるため、月をまたぐタイミングでの抹消登録には注意しましょう。 また、自動車税は4月1日現在の所有者に支払う義務が生じるため、車の売却や廃車依頼を3月に行った場合は抹消登録が翌月にずれ込む可能性があります。4月に抹消登録になると翌年分の自動車税の支払い対象となるため、依頼した業者に抹消登録の予定日を確認しておくといいでしょう。 地方税の未納がない 自動車税の還付は、地方税の未納がないことが条件です。地方税とは、自動車税に限らず住民税なども含まれます。これらの税金に未納がある場合は、還付金からその金額が徴収されます。 主な地方税の種類は次のとおりです。 ・住民税・事業税・固定資産税・国民健康保険税・自動車税・軽自動車税 など 3月以外に廃車にする 自動車税の還付を受けるためには、3月以外に廃車することが必要です。自動車税の還付は月割のため、抹消登録した月からの残存月数で計算されます。3月に抹消登録した場合の残存月数は0となるため還付金は発生しません。 自動車税の還付金の計算例 (自動車税年額÷12ヶ月)×抹消登録日の翌月から3月までの残存月数 2,000ccの車を10月に抹消登録した場合(39,500円÷12ヶ月)×残存月数5ヶ月=16,400円※100円未満は切り捨て 自動車税の還付手続き 自動車税の還付手続きは、抹消登録が完了すれば別途申請する必要はありません。陸運支局で抹消登録を完了してから1~2ヶ月で還付通知書が発送されるのが一般的です。還付通知書を指定の金融機関に本人確認証と印鑑と一緒に持参すれば、還付金を受け取ることができます。ただし、有効期間は1年と短いため、忘れないうちに手続きを済ませましょう。 売却時に自動車税は還付されない? 売却時に自動車税は原則として還付されません。業者は販売を目的として買取や下取りを行うため、車の抹消登録はせずに名義変更を行うことがほとんどです。しかし、買取や下取り査定額に自動車税未経過相当額として加算してくれることも多いため、査定金額の説明時に確認しましょう。また、車検有効期限が近い車は一時抹消登録することも多いので、そのケースでは還付される可能性があります。

クルマの売却は12月がねらい目ってホント?意外と知られていないメリットを解説
旧車売買の豆知識 2022.12.06

クルマの売却は12月がねらい目ってホント?意外と知られていないメリットを解説

クルマの売却を検討する際に「最適な売却時期はいつなんだろう……」と疑問に思ったことはありませんか?一般的には企業の決算時期が集中する3月、9月と言われていますが、本当なのでしょうか。決算時期に高く買い取る業者が多いのは間違いありません。しかし、実は12月も売却に適した時期なのです。この記事ではなぜ12月の売却がオススメなのか、その理由を解説いたします。 クルマの売却は12月がオススメの理由 ここからはクルマの売却を12月にオススメする5つの理由を説明します。 12月中に売却したら年式が古くならない クルマの価値を決める重要な要素の一つが「年式」です。中古車情報サイトを見ると、多くの場合は年式が新しいクルマの値段が高くなっています。年式は年を越すと一つ古くなってしまいます。つまり、年始にクルマを売却する場合は一年古い年式として査定されてしまいます。そのため、年末に売却を検討されている方は年内に手続きを完了させるといいでしょう。 年末年始に向けてまとまったお金が手に入る 年末年始は旅行や飲み会など、何かとお金がかかりますよね。2021年までは飲食店の営業が制限されていましたが、2022年は制限がありません。(※2022年12月5日現在)人によっては、毎週何度も忘年会をする方もいるのではないでしょうか。また、年末年始は旅行に行くという方もいますよね。そうなると、どうしてもお財布事情が気になってしまうものです。一気に資産が減ってしまう可能性もゼロではありません。そのお金の補填策として、クルマの売却を検討してみてはいかがでしょうか。旧車王の場合、書類とクルマを引き渡したら最短で翌営業日に契約した金額をお支払いします。 査定スケジュールの調整をしやすい 前述の通り、一般的には3月と9月に査定申し込みが集中します。買取業者の繁忙期に査定申し込みをした場合、希望日に査定ができないケースが多いです。特に土日祝日の査定は申し込みが多く、翌月にずれ込んでしまう場合もあるでしょう。12月は一般的な繁忙期ではないため、希望日通りになることが多いです。忙しい方には買取業者のスケジュールを調整しやすい12月が最適な売却時期といえます。 閑散期こそ高額査定が狙える 12月はクルマ買取業界は閑散期です。買取業者としては売上が少なくなるため、確実に制約につなげたいと思っています。そうなると、お客様のメリットとしては金額交渉がしやすくなると考えて良いでしょう。最初に挙げた「年末に売却すると年式が古くならない」というメリットとあわせて高額査定のチャンスが増えます。 査定時期を伸ばせば伸ばすほど査定には悪影響 クルマは「売りたい!」と思った時に、すぐ売ることをオススメします。年式以外の価値を決める大きな要素として「走行距離」があるからです。売却時期を伸ばせば伸ばすほど、走行距離は増えてしまいます。月に1,000km走行する方でしたら3ヶ月後は3,000kmも増えてしまうため、査定額に大きな影響を及ぼすでしょう。年末に売りたいと思ったら、すぐに査定申し込みすることをオススメします。 クルマを高く売るためのコツ 大切にしてきたクルマを売却する際は、少しでも高く売りたいですよね。どのようなことに気を付けたら高額査定を狙えるのでしょうか。ここからはクルマを高く売るためのコツを紹介します。 クルマのグレードを正確に伝える 同じ車種でもクルマのグレードによって査定額が大きく変わるケースがあります。ベースグレードは人気がなくても、ターボ付きモデルや上級グレードに人気が集中するという車種も少なくありません。売却するクルマについては、グレードを正確に伝えましょう。車種名だけしか伝えない場合、安いグレードとして扱われ査定額が低くなってしまう場合があります。 査定前に洗車をしておく 中古車はもちろん綺麗なものが好まれます。汚れているクルマとピカピカに磨かれたクルマ、大きく印象は変わりますよね。査定前にくまなく洗車をしておくことで、クルマの印象が良くなり高額査定が狙えます。外装だけではなく車内もしっかりと清掃しておきましょう。 整備記録を用意しておく 整備記録の有無は査定額を決める大きな要素です。特に旧車の場合は整備記録が提示価格を左右する重要なアイテムといわれています。メンテナンスがされていない旧車は大抵の場合壊れやすく、維持費が高額になってしまうケースが多いです。逆に整備記録が保存されていて、しっかりとメンテナンスされているクルマは元気に動きます。信頼性が高まり、人気が高くなるのです。

トヨタ ランドクルーザープラド(150系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2022.12.06

トヨタ ランドクルーザープラド(150系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。現行モデルは4代目で150系と呼称されています。2009年9月に発売され、13年間(2022年12月現在)フルモデルチェンジをしていないロングセラーモデルです。120系プラドから高級路線になり、150系も高級セダンと遜色ない内装に仕上がっています。そのため、新車の乗り出し価格は、なんと500万円を超える高価格帯に……。なかなか手を出しにくい金額ですが、中古車では200万円台から購入できます。現行モデルが新車の半額程度で手に入るとのことで人気を集めていますが「大排気量かつ大型のランクルプラドは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではランクル150系プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル150系プラドの特徴 150系プラドは4代目のランドクルーザープラドです。先代の120系から高級路線にシフトし、150系も高級路線が継続されました。売れ筋のグレードでは本革シートを装備し木目パネルをあしらうなど、レクサスのような上質のインテリアデザインになっています。最近では、国のVIPを警護する車列の最後部で要人をお守りするクルマとして150系プラドが配備されています。オフロードを果敢に攻めたりオンロードで要人を安全に移動させたり、攻守ともに優れた性能を発揮することが特徴です。 ランクル150系プラド維持費の内訳 ランクル150系プラドの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ランクル150系プラドには3種類のエンジンが存在します。それぞれの燃費を見ていきましょう。 直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン:8.3~9.0km/リットルV6 4.0L 1GR-FE型ガソリンエンジン:7.9~8.2km/リットル直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルターボエンジン:11.2km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、ガソリン車はすべて10km/リットル未満です。実燃費については2.7リットルのガソリンエンジン搭載モデルで7.5~8.0km/リットル程度といわれています。ディーゼルターボエンジンは10.5~10.9km/リットルと10km/リットル以上は走るようです。2.7リットルのガソリンエンジンはレギュラーガソリン対応とはいえ、近頃原油価格高騰の影響でガソリン代が高いため、燃料代が安く燃費の良いディーゼルエンジンのほうが経済的ですね。150系プラドのディーゼルエンジンであれば排ガス規制をクリアしています。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に2.8リットルのディーゼルターボエンジンを搭載した150系プラドを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、軽油は約95.2リットル使用(*1)し燃料代は13,528円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、162,335円(*2)です。*1 燃費は10.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格142.1円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の2.5リットル超~3.0リットル以下(自家用)の自動車税は50,000円/年です。2.8リットルのディーゼルエンジンを搭載した150系プラドの場合はどうでしょうか。150系プラドは前期モデルが2009年9月発売です。初期モデルの一部は車齢13年を超え、自動車税は重課税され58,600円になります。前期モデルはすぐに初年度登録から13年が経過するので、自動車税を抑えたい方は中期モデル以降を選ぶと良いでしょう。13年が経過していないモデルの自動車税は50,000~51,000円になります。4.0リットルのガソリンエンジン搭載モデルの120系プラドは車齢13年超えで76,400円のため、ずいぶん税金が安いような印象を受けます。 任意保険 ランクル150系プラドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):285万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約113,000円/年でした。車両保険は285万円まで補償されます。 車検 自家用登録したランクル150系プラドの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24か月)自動車重量税:41,000円(24か月)※初年度登録から13年未満で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:122,810円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 150系プラドは車両重量が2トン以上あるため、重量税の区分が2.0トン超~2.5トン以下の区分になります。重量税は41,000円ですが、初年度登録から13年未満の個体の場合重課税はありません。また、現行モデルの場合、比較的故障が少なく交換部品や整備箇所が少ないことが予想されるため車検代は安く抑えられるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ランクル150系プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ランクル150系プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 ランクル150系プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、2.8リットルディーゼルエンジンモデルの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のランクル150系プラド年間維持費>軽油代:162,335円自動車税:51,000円任意保険:113,000円車検:61,405円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:437,740円 月額では36,500円ほどかかります。通勤で使用しない場合は軽油代と任意保険料を下げることができます。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ランクル150系プラドの維持費が高いと思った時の対処法 大排気量かつ大型のクルマの維持には自動車税、重量税がかさむために費用がかかります。もし、ランクル150系プラドの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータ

トヨタ ランドクルーザープラド(120系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2022.12.05

トヨタ ランドクルーザープラド(120系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドの中でも2002年10月~2009年9月に発売された三代目の120系プラドは高級路線にシフトし、高級セダン購入層にも支持され人気を集めました。中古車も人気が高く、あまり寝落ちしないランクルシリーズですが、120系プラドの価格は現在100万円台で購入できる個体もちらほら出てきました。しかし「型落ちのランクルプラドは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではランクル120系プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル120系プラドの特徴 120系プラドは三代目のランドクルーザープラドになります。先代までの硬派なイメージから一気に高級路線にシフトし、セルシオと同等の上質な内装になりました。売れ筋のグレードでは本革シートを装備し木目パネルをあしらうなど、ランクルプラドのイメージを一新したモデルです。 内装には泥臭さがなくなりましたが、走りの面もマイルドに変わったわけではありません。トルセン式のLSDやセンターデフロックなど、当時最新技術を盛り込み悪路走破性も進化しています。また、オフロード走行に適したショートボディの3ドアモデルが選択できることも大きな特徴です。 ランクル120系プラド維持費の内訳 ランクル120系プラドの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ランクル120系プラドには4種類のエンジンが存在します。それぞれの燃費を見ていきましょう。 直4 2.7L 3RZ-FE型ガソリンエンジン:8.5km/リットル直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン:8.8km/リットルV6 3.4L 5VZ-FE型ガソリンエンジン:8.1km/リットルV6 4.0L 1GR-FE型ガソリンエンジン:7.8~8.1km/リットル直4 3.0L 1KD-FTV型ディーゼルターボエンジン:10.8~11.2km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、ガソリン車はすべて10km/リットル未満です。実燃費についてはガソリンエンジン搭載モデルで5~6km/リットルといわれています。ディーゼルターボエンジンは10km/リットル超えですが、排ガス規制対象エリアに乗り入れられないというデメリットがあります。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に4.0リットルのV6 ガソリンエンジンを搭載した120系プラドを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンはハイオクを約167リットル使用(*1)し燃料代は29,008円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合は、348,095円(*2)です。*1 燃費は6km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3.5リットル超~4.0リットル以下(自家用)の自動車税は65,500円/年です。4.0リットルのガソリンエンジンを搭載した120系プラドの場合はどうでしょうか。120系プラドは最終モデルが2009年9月です。そのため車齢13年超えになり、自動車税は重課税されてしまいます。4.0リットル ガソリン車の場合、76,400円/年です。請求書の額面を見ると顔が青ざめてしまう金額ですね。ちなみに東京で人気エリアの高円寺は一人暮らし用物件の平均家賃相場が76,000円です。ランクル120系プラドを所有するためには、自動車税だけで東京人気エリア1ヶ月分の家賃を5月に支払わなければなりません。 任意保険 ランクル120系プラドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):100万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約92,000円/年でした。車両保険は100万円まで補償されます。 車検 自家用登録したランクル120系プラドの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24か月)自動車重量税:45,600円(24か月)※初年度登録から13年経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:147,410円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。120系プラドの枠である1.5トン超~2.0トン以下区分の自家用車の場合、重量税は32,800円ですが、初年度から13年経過した車両については増額され45,600円になってしまいます。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換等の整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなってしまうケースが多いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ランクル120系プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。50,000円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ランクル120系プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 ランクル120系プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のランクル120系プラド年間維持費>ガソリン代:348,095円自動車税:76,400円任意保険:92,000円車検:73,705円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:640,200円 月額では53,350円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。しかし、自動車税は高いですね。車齢13年超えの大排気量エンジン搭載車を維持するには、税金だけでかなりの費用を支払う覚悟が必要です。 ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。東京都内で維持していくには、23区内の築浅1kマンションの家賃レベルで維持費がかかるかもしれません。 ランクル120系プラドの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。特にランクル120系プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用がかかります。さらに、古い車のため故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。 もし、ランクル120系プラドの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。※2022年11月27日時点のデータ

トヨタ ランドクルーザープラド(95プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2022.12.02

トヨタ ランドクルーザープラド(95プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドの中でも1996年5月~2002年10月に製造・販売されていた二代目の95プラドはガソリン車を選択できるため、都会で乗ることのできるクラシックランクルとして人気を集めています。しかし「クラシックランクルは維持費が大変そう……」と心配している方もきっと多いですよね。この記事ではランクル95プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル95プラドの特徴 95プラドは二代目のランドクルーザープラドになります。78プラドは排気量3リットルのディーゼルエンジンしかありませんでしたが、2代目の95プラドは排気量2.7リットルと3.4リットルのガソリンエンジンがラインナップされました。 78プラドは排ガス規制対象エリアに乗り入れることはできませんが、ガソリンエンジンの95プラドであれば可能です。そのため、都市部に住んでいるクラシックランクルファンからの支持を集めています。また、3ドアが90プラド、5ドアが95プラドと呼ばれています。 ランクル95プラド維持費の内訳 ランクル95プラドの維持費について、5項目に分け解説します。 燃料代 ランクル95プラドには3種類のエンジンがラインナップされています。それぞれの燃費を見ていきましょう。 直4 3.0L 1KD-FTV型ディーゼルエンジン:9.8km/リットル直4 2.7L 3RZ-FE型ガソリンエンジン:7.9km/リットルV6 3.4L 5VZ-FE型ガソリンエンジン:8.3km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、ガソリン車はかなりの大食いですね。実燃費についてはガソリンエンジン搭載モデルで5~6km/リットルになるようです。ただ、驚きなのは直4 2.7リットルのガソリンエンジンよりV6 3.4リットルのガソリンエンジンのほうが燃費が良いこと。大きな車体を動かすためには排気量が大きくパワフルなエンジンのほうがゆとりがあり燃費が良くなるのでしょう。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に3.4リットルのガソリンエンジンを搭載した95プラドを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約167リットル使用(*1) し燃料代は27,171円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、326,051円(*2) です。*1 燃費は6km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3リットル超~3.5リットル以下(自家用)の自動車税は57,000円/年です。3.4リットルのガソリンエンジンを搭載した95プラドの場合はいかがでしょうか。車齢13年超えのガソリン車の場合、66,700円/年にかかります。95プラドの場合、2002年のモデルが最終型であるため増額された税金が適用されます。 任意保険 ランクル95プラドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):45万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約82,000円/年でした。古いクルマには車両保険を付帯できないケースが多いですが95プラドにはつけることができます。しかし、45万までしか補償されないため、付帯しないで保険金額を安くしても良いかもしれません。 車検 自家用登録したランクル95プラドの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24か月)自動車重量税:50,400円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:152,210円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。95プラドの枠である1.5トン超~2.0トン以下区分の自家用車の場合、重量税は32,800円ですが、初年度から18年経過した車両については増額され50,400円かかります。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換等の整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなってしまうケースが多いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ランクル95プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ランクル95プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 ランクル95プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のランクル95プラド年間維持費>ガソリン代:326,051円自動車税:66,700円任意保険:82,000円車検:76,105円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:600,856円 月額では50,000円ほどかかる計算になります。この結果から燃料代と車検費用のウェイトが大きく占めることが判明しました。2022年11現在、ガソリン価格が高騰しているため、燃費の悪いガソリンエンジンでは大きな負担になるでしょう。また、自動車税も車齢13年超のガソリン車のため増税されてしまいます。 ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。東京都内で維持していくには、23区内の築浅1kマンションの家賃レベルで維持費がかかるかもしれません。 ランクル95プラドの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には、現代のクルマよりもお金がかかるものです。特にランクル95プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用が高くなります。さらに、古いクルマのため故障が増えて修理費用などが別途発生する可能性があるでしょう。もし、ランクル95プラドの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです

中古の試乗車は買ってもよいか?中古の試乗車の特徴も詳しく解説
旧車売買の豆知識 2022.11.30

中古の試乗車は買ってもよいか?中古の試乗車の特徴も詳しく解説

カーディーラーでは車選びのために来店した顧客のために、試乗車を用意しています。試乗車は一定期間を経過すると中古車として市場に流通し、誰もが購入できるようになります。本記事では試乗車だった中古車の特徴と、購入する際に気をつけたいポイントについて、詳しく解説します。 試乗車とは 試乗車とは、顧客が試乗したり実物を見て購入を検討したりできるように、自動車販売店やディーラーが用意する車です。試乗車を運転することで、検討中の車の走行性能や乗り心地を確認できます。 試乗車と展示車の違い 自動車販売店やディーラーは、試乗車以外に展示車も用意します。展示車は来店客が車の外観や内装、装備の使い勝手などを確認するための車です。一般道を走行することはないため、ほとんどの展示車は新車登録されていません。 試乗車と未使用車の違い 試乗車や展示車の他にも「未使用車」も中古車市場に流通しています。未使用車とは、販売店で新車登録されたものの、実際には使用されていない車です。使用する目的もなく販売店が新車登録をする理由の多くは、販売実績を稼ぐためです。販売店にも販売ノルマが課せられており、ノルマが達成できない場合に新車登録だけ済ませて、販売実績に代えることがあります。新車登録されている点では試乗車と同じですが、走行していない点が異なります。 中古の試乗車のメリット 中古の試乗車には5つのメリットがあります。1つずつ詳しく見ていきましょう。 新車感覚で購入できる場合もある 試乗車はおよそ半年から1年間ほどで中古車市場に流通するため、場合によっては最新モデルのものを新車よりも安く購入できます。ただし、ある程度の期間が経過すると、次のモデルの展示車も流通するため、展示車として販売されていた全ての中古車が最新モデルというわけではありません。 走行距離が短いものがほとんど 販売店は多くの場合試乗車のルートを決めており、一度の走行距離は数km程度です。多くの人が試乗しても総走行距離はあまり伸びず、中古の試乗車の走行距離は、一般的な中古車に比べて短いと考えてよいでしょう。中古の試乗車の走行距離は車種などにもよりますが、一般的には数千kmです。 ディーラー整備 試乗車は販売店がお客さんに、車の購入を決めてもらうための車です。そのために各ディーラーが整備しています。常日頃からディーラーで整備されていた車と捉えれば、安心して購入できるでしょう。 グレードが高いものが多い 試乗車には、通常グレードの高い車が選ばれます。販売店は車の走行性能や豪華な装備など、お客さんにアピールするために、試乗車として最上級グレードの車を用意します。 オプションが充実している傾向がある 試乗車はグレードだけでなく、オプションパーツも充実している傾向があります。外観であればエアロパーツが取り付けられ、値段が高くなる特別色、内装にもシートヒーターや高価なオーディオが取り付けられていることがあります。理由は試乗車は販売店が顧客に、車の購入を決断してもらうための車だからです。 中古の試乗車のデメリット 中古の試乗車には、デメリットもあります。1つずつ確認していきましょう。 台数が少なくてカラーやオプションを選べない 試乗車は各販売店で1車種につき、1台しか用意しません。販売店によっては、市場の予約を受け付けた際に、他の店舗から移動して対応することもあります。また先ほどメリットとして最上級グレードであることやオプションが充実していることをお伝えしましたが、逆に上級グレード以外の車は選びにくく、不要だと感じるオプションが付いていることもあります。 多くの人の手に触れている 試乗車にはさまざまな人が試乗しているので、多くの人の手に触れられている車でもあります。車は高額な買い物なので、特にいろんな人が触れたものに対して、抵抗を感じるかもしれません。 代車として利用された可能性がある 試乗車は代車として利用された可能性もあります。私たちが販売店に車を預けると代車を用意してくれますが代車に空きがないと、試乗車が代車として使われるケースもあります。 試乗車が中古車市場に流通する時期 試乗車はある時期に、中古車市場に流通しやすいという特徴があります。中古の試乗車に関心がある方は、試乗車が中古車市場に流通する時期を見計らうことで、希望の車を購入できる可能性が高まるでしょう。 新車登録から1年以内 販売店は試乗車として用意した車を、半年から1年以内に中古車として販売します。半年から1年以内に中古車として販売するのには、2つの理由があると考えられるでしょう。 まずは走行距離です。走行距離が短い車として魅力的に販売するためには、走行距離は数千km程度である必要があります。走行距離が1万kmを超えれば、走行距離が短い中古車としてはアピールしにくくなるでしょう。 2つ目は年式が考えられます。年式も2年経つと、新しさは感じられません。 モデルチェンジのタイミング 車がモデルチェンジすれば、試乗車も新しいモデルの車が用意されます。モデルチェンジのタイミングも、試乗車が中古車として販売されると考えてよいでしょう。 中古の試乗車の購入方法 中古の試乗車を購入する方法は、主に次の2つです。 ディーラーから買う 試乗車を用意しているのはディーラーで、中古車として販売するタイミングを決めるのもディーラーです。気になる車種があれば、ディーラーに相談してみると、よい情報が得られるでしょう。 中古車販売店から買う 中古の試乗車は、中古車販売店からも購入できます。特にディーラー系の中古車販売店なら、流通台数も多いので購入したい車が見つけやすいでしょう。 中古の試乗車を購入する際に見るべきポイント 中古の試乗車を購入する際は、価格をよく確認しましょう。あくまでも中古車なので、新車に比べれば価格自体は安くなります。しかし新車登録からは半年から1年ほど経過しているため、新車よりも早く車検費用が発生します。 次に、中古の試乗車は最上級グレードで、オプションも豊富に取り付けられている傾向があります。自分には不要だと思うオプションがついていれば、余計なものに支出することになるかもしれません。 最後に、多くの人が乗った車のため、細かい傷などがついている可能性があります。一般的に車で傷つきやすい箇所は、バンパー、ドアパネル、ドアミラー、ルーフパネルなどです。バンパーは底付きした跡や、前後左右の角部分に擦れた跡がないかチェックしてください。 ドアパネルは、狭い駐車場で壁にぶつけた跡がドアの端の部分にないか、隣の車のドアが開いた時にぶつかると生じる、縦方向の凹みがないかがポイントになります。 ドアミラーは狭い道路で樹々の枝が擦れたり、他車とのすれ違い時に接触しやすい部分です。ルーフパネルは、特に背が高い車であれば、立体駐車場で接触で凹みができているかもしれません。 中古の試乗車が向いている人 中古の試乗車は、現行モデルの車をすぐに欲しい人には向いているでしょう。実際の車が目の前にあるので、納期が長い車種であっても短期間で入手できます。中古品にも抵抗がなく、細かいキズなども気にならなければ、出費額を抑えて現行モデルを入手できる方法として、検討するとよいでしょう。 中古の試乗車が向いていない人 中古の試乗車が向いていない人は、ボディーカラーや一つ一つのオプションにもこだわりたい人、中古品に抵抗のある人、さらに最初から丁寧に扱いたいと考える方も、向いていないでしょう。試乗車を運転する方の中には、加速性能を確認するために全開発進や急加速、急ハンドルなどの操作をしていることも考えられます。このような扱いですぐに車が大きなダメージを受けることはありませんが、車を丁寧に扱いたいと考える方にとっては、気になるかもしれません。

事故車とは?事故車の定義や購入時の見抜き方についても解説
旧車売買の豆知識 2022.11.29

事故車とは?事故車の定義や購入時の見抜き方についても解説

中古車を購入するときに、事故車だったらどうしようかと不安になる人も多いでしょう。事故車には明確な定義があり、事故歴があるからといって全てが事故車扱いになるわけではありません。今回は、事故車の定義や見抜き方について解説します。中古車の購入を検討中の方は参考にしてください。 事故車とは 事故車とは、単に交通事故によって損傷した車ではありません。中古車販売や査定における事故車の定義は、自動車公正取引協議会や日本自動車査定協会などが定めたルールに基づいた状態にある車です。事故でへこみや傷がついてバンパーやドアを交換しただけの車や、鈑金塗装を行った車は事故車扱いされません。 事故車は車の骨格部位に損傷があるもの、もしくは修復されているものが該当します。 損傷や修復歴があると事故車扱いとなる骨格部位フレーム(サイドメンバー)........車体の左右に配置され前後に伸びている骨格部位※モノコックボディの場合はフロアパネルに溶接クロスメンバー........車の横方向に取り付けられた骨格部位インサイドパネル........エンジンルームの左右にあるパネルで外側にフェンダーが取り付けられている骨格部位ピラー........車の屋根を支える骨格部位。ダッシュパネル........エンジンルームと客室の間にある隔壁板。ルーフパネル........車の屋根部分フロア........車の床部分トランクフロア........トランクの底部分※ネジ止め部分は骨格には該当しません。 また、冠水、火災、雹害、塩害で大きなダメージを受けた車も、業者によっては事故車扱いとなります。 事故車となるケース 事故車となるケースは、車の骨格部位が損傷するか修復されているものです。また、事故ではなく整備中に工具を落とすなどの理由で骨格部位が損傷した場合も事故車扱いとなります。事故車の定義は状況の変化に合わせて定期的に変更されており、以前までは骨格部位とされていたラジエターコアサポートは除外されました。 衝突安全ボディがスタンダードとなった現在では、事故のときに客室を守るために衝撃が骨格に分散されやすい造りとなっています。客室保護を優先した結果、軽微な事故でも比較的事故車(修復歴)扱いをされやすくなったのはそのためです。 事故車にならないケース 車の骨格以外の損傷や修復に関しては、基本的に事故車扱いにはなりません。しかし、車のフロント部分をぶつけてラジエターコアサポートを修復した車は、その部位が他の骨格部分と接しているため、査定士によっては事故車扱いと判断する可能性があります。定義としては事故車にならなくても、業者ごとの基準で違いがあるため注意が必要です。 事故車とそうではない車の違い 続いて、事故車とそうではない車の違いについて解説します。 故障のリスクが高い 事故車は、故障のリスクが高めです。きれいに修復していても、骨格にダメージを受けると工場出荷時の車よりも強度が落ちます。また、不十分な修復によりサビが発生することや、事故の衝撃により電気系統に不具合が後々出るなどするため注意が必要です。中古車として販売価格が安くても、十分に検討する必要があります。 査定額が低くなる 事故車は、査定額が低くなります。修復されていて走行や機能的に問題がなくても、数十万円単位で価値が減少すると考えましょう。これは普通の車に比べて買い手が少なくなり、後の不具合が起こりやすいことが原因です。事故の損傷状況や修理代によっては、廃車や事故車としてそのまま売却して買い換えた方がよいといえます。 自走できなければ下取りを断られる可能性が高い 事故車は、自走できなければ下取りを断られる可能性が高いでしょう。自走できない状態では、足回りやエンジンなどが大きなダメージを受けていると考えられます。この場合、高額な修理代がかかり、修復しても中古車としての価値が低くなるため、下取りを断られるケースが多いのです。事故車は損傷の大小に関わらず、業者にとっても時間と手間が非常にかかる扱いにくい車だと考えられています。 査定時には事故車であることを伝える義務がある 査定時に事故車であることを伝えるのは義務です。車を売却後に事故車であることが発覚すると瑕疵担保責任を追及される恐れがあり、多額の損害賠償を請求される可能性があります。瑕疵担保責任とは、契約の内容に不適合な欠陥品であった場合に売主が負う責任です。事故車であることを認識している場合は、わかる範囲で伝えましょう。 購入時の事故車の見抜き方 中古車を購入する時の事故車の見抜き方について解説します。プロの査定士でなくとも見抜けるポイントです。中古車の購入を検討中の方は参考にしてください。 プライスボードに修復歴なしと表記されている車を選ぶ 中古車のプライスボードの「修復歴有無」表示は、自動車公正取引協議会や日本自動車査定協会などによる統一基準により表示されています。基本的に中古車販売業者は修復歴の表示を義務として行っているため、明記されているかどうか確認するようにしましょう。 車両検査証明書を確認 中古車は車両検査証明書を公開している(業者によっては店頭のプライスボードやインターネット上に表記)業者を選ぶと、事故車かどうかすぐに判断できます。評価点方式で状態を明示する車の通知表のようなもので、カーオークションに用いられる書類です。この総合評価点でRもしくはRAがあると修復歴があることを表しています。 総合評価点の目安(参考)S……..新車登録から1年未満で走行距離1万km以内(新古車、登録済未使用車に多い)6……..新車登録から3年未満で走行距離3万km以内(中古車としては最高点)5……..走行距離が5万km以内の美麗車4.5……..走行距離10万km以内のきれいな車4……..キズやへこみが少ない良好車3.5……..キズやへこみはあるが比較的きれいな車3……..多少気になるキズやへこみのある車2……..走行に支障のないキズやへこみのある車1……..冠水歴車などRA……..軽度な修復歴ありR……..走行に支障のない修復歴あり×……..事故現状車など※オークション先によって評価点の内容は若干異なります。 エンジンルームを確認する 事故車を見抜くために、ボンネットを開いてエンジンルームを確認しましょう。正面やフロント側面部分の修復歴は、エンジンを囲っているフレーム(インサイドパネルやラジエターコアサポート)部分の塗装や歪みで判断できます。 ・インサイドパネル(フロントフェンダーの内側)とラジエターコアサポート(ラジエターの上部)の塗装が他の部分と均一かを確認する。エンジンルーム内で視認できる車体の塗装は外観の色よりも薄くクリア塗装されていないことが多く、修復されている場合は部分的に色やツヤが異なります。 ・インサイドパネル(フロントフェンダーの内側)とラジエターコアサポート(ラジエターの上部)は基本的に左右対称の形状です。片方だけに歪みがある場合は修復している可能性があります。

事故車は下取りに出せるの?事故車の下取りの条件やそれ以外の処分方法についても解説
旧車売買の豆知識 2022.11.29

事故車は下取りに出せるの?事故車の下取りの条件やそれ以外の処分方法についても解説

交通事故で車が損傷して自走できない場合は、事故車の処分に悩む人も多いことでしょう。修復するのに大きな費用負担が必要となると、車を買い換えて下取りに出すという選択に迫られます。今回は、事故車は下取りに出せるのか、下取りの条件やそれ以外の処分方法について解説します。事故で車が損傷して買い換えを検討中の人は参考にしてください。 事故車は下取りに出せる 事故車でも下取りに出せる可能性があります。一般的に、修理を行い走行するのに問題がない状態に戻せる車であれば、減額はされても下取りは可能でしょう。ただし、事故車でない状態でも査定額が入らない古い車や不人気車は厳しいため、まずは業者に相談しましょう。 事故車を下取りに出すときの注意点 事故車を下取りに出すときの注意点について詳しく解説します。 自走できることが条件の場合が多い 事故車でも自走できる車は下取りの対象になりやすいといえます。自走できる状態なら、修理にかかる費用が高額なエンジンや足回りが損傷していない可能性が高いためです。自走できない状態の事故車は損傷が激しく、輸送手段も限られてくるため下取りを断られる可能性があります。 レッカー代がかかる場合がある 自走できなければレッカーで依頼することになります。JAFや保険会社が無料で提供するロードサービスは、基本的に路上でのトラブル向けのサービスです。軽微な損傷や故障なら牽引することは可能でも、大きな損傷のある事故車は車両積載車で運ぶ方法になることもあるでしょう。その時の搬送代については実費負担となることも多いといえます。 下取り額が安くなる 事故車は走行や外観に問題がないように修復できても、中古車として販売する時に修復歴がつくと価値が大幅に減少します。事故車の現状渡しの場合は修理費用が査定額に見込まれ、修復した車の場合でも販売時の減額分が査定に影響して下取り額が安くなるといえるでしょう。 廃車となる場合は費用を請求されることがある 査定額が出ずに廃車となる場合は、廃車費用を請求されることがあります。廃車による自動車重量税や自賠責保険などの還付で廃車費用が不要となる場合でも、レッカー代にかかった費用は請求されるため注意が必要です。 事故車の下取り以外の処分方法 続いて、事故車の下取り以外の処分方法について解説します。 買取専門店 買取専門店の一部には、事故車の対応に強くディーラーや他の買取専門店では廃車するしかない車でも買い取ってくれることがあります。そのような買取専門店は国内外に独自の販売ルートを持っており、豊富な知識と経験で対応してくれるでしょう。電話やインターネットのレビューを活用して、事故車に強い買取専門店を探すのも手段の1つです。 廃車専門店 廃車専門店は、事故車や廃車する車を引き取って部品取りをして販売する業者です。独自にレッカー車や車両積載車を所有しているケースもあり、レッカー代や廃車費用なしで引き取ってくれる可能性があります。また、需要が高い部品を使っている車種は、数千円から数万円で買取してもらえる場合もあるため、複数の買取専門店に断られた場合に利用するとよいでしょう。

自動車税の納付でポイント還元を受けるにはどうすればいい?注意点も詳しく解説
旧車売買の豆知識 2022.11.29

自動車税の納付でポイント還元を受けるにはどうすればいい?注意点も詳しく解説

自動車税および軽自動車税の名称は、2019年10月1日から自動車税(種別割)と軽自動車(税種別)に変更されました(以下、「自動車税」と表記)。 自動車税の納付は安くても、1万円ほどする高額な支払いです。クレジットカード払いなど、ポイントが付与される支払い方法で納付すれば、高額なポイント還元が受けることができます。この記事では自動車税の支払いで還元されるポイントや、ポイント還元によって得するための注意点について詳しく解説します。 自動車税のポイント還元を受ける方法 自動車税の支払いでポイント還元を受ける方法として、クレジットカードで支払う方法と、スマホ決済を利用する方法があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。 クレジットカードで支払う 私たちがポイント還元を受ける支払い方法として、従来から普及しているクレジットカード払いがあります。クレジットカード払いならポイント還元以外にも、支払い期日を遅らせることができる、24時間いつでも手続きができるというメリットも享受できるでしょう。 スマホ決済を利用する スマホ決済にはQRコード決済、キャリア決済、非接触型決済の3種類があり、これらの決済にも、ポイント還元サービスが設けられています。スマホ決済なら、スマートフォンさえあれば、24時間どこでも手続きが可能です。 自動車税のポイント還元でどのくらい得になる? 自動車税の納付について、ポイント還元が受けられる支払い手段で支払った場合、実際にどのくらい得になるのか、ポイント還元率ごとに計算しました。具体例として、軽自動車と、小型自動車での計算例を示します。 計算対象の車軽自動車:平成27年4月1日以降に登録された自家用の軽自動で、自動車税は10,800円 小型自動車:令和元年9月30日以前に初回新規登録された、総排気量が1.5リットル超から2リットル以下の自家用の乗用車で、自動車税は39,500円 補足)上記の税額は、経年車重課(最初の新規検査から13年を経過した軽四輪車等に課せられる)と、グリーン化特例(環境性能の良い車に対して適用される)を受けない場合の税です。 還元率0.5% 軽自動車 :10,800(円) x 0.5(%) = 54(円) 小型自動車:39,500(円) x 0.5(%) =197(円)小数点以下切り捨ての場合 還元率1% 軽自動車 :10,800(円) x 1(%) = 108(円) 小型自動車:39,500(円) x 1(%) = 395(円) 還元率1.2% 軽自動車 :10,800(円) x 1.2(%) = 129(円)小数点以下切り捨ての場合 小型自動車:39,500(円) x 1.2(%) = 474(円) 自動車税ポイント還元の注意点 ここまで自動車税の支払いによって得られるポイント還元についてご説明しましたが、気をつけるべき点が2点あります。以下に示す2点について、あわせてご確認ください。 クレジットカード決済手数料で打ち消される場合も 自動車税の支払いにクレジットカード払いを利用するには、クレジットカード決済手数料がかかる場合があります。ポイント還元を受けたとしても、決済手数料によって打ち消されてしまうということです。クレジットカード払いをする前には必ず、還元されるポイントと決済手数料を確認しましょう。 カード払いでは納付証明書が発行されない カード払いやスマホ決済では、自動車税を納付しても納税証明書は発行されません。納税証明書は平成26年までは、車検を受ける際に提示が必要でした。現在は車検を受ける運輸支局や自動車検査登録所が、自動車税の納税について電子的に確認しているため、車検を受ける際の納税証明書の提示は省略して構いません。 しかし運輸支局等が納税の電子確認をするためには、最大で10日程度かかります。納税から10日以内に車検を受ける場合には、納税証明書が発行されるように、各地域の税事務所・金融機関の窓口、コンビニエンスストアで納付し、納税証明書を受け取りましょう。 自動車税のポイント還元を受ける流れ ここからは、自動車税の納付によってポイント還元を受けるための流れについて、詳しく解説します。 1.クレジットカードと必要書類を用意する まずはお手元に支払いに使うクレジットカードと、市町村や税事務所などから郵送されてきた納税通知書を用意してください。手続きには納税通知書に記されている「納付番号」「確認番号」などが必要になるので、事前に確認しておきましょう。なお自治体によっては「クレジット納付番号」「クレジット確認番号」などと表記している場合もあります。 2.支払いページにアクセスする クレジットカード払いの手続きは、ウェブサイト上で行います。支払い手続きを行うウェブサイトにアクセスするためのパソコン、タブレット端末、スマートフォンを用意し、クレジットカード会社の支払いページにアクセスしてください。支払い手続きをするサイトは、用意した納税通知書の案内を参考にしましょう。 3.手数料について確認する 支払いサイトにアクセスすると、クレジットカード払いにする際の注意事項が記載されています。注意事項の確認は面倒に感じてしまうかもしれませんが、必ず目を通しましょう。特に気をつけなければいけないのが手数料です。前述のとおり、手数料が還元されるポイントよりも高ければ、支出が増えてしまいます。また分割払いやリボ払いを選ぶ際には、決済手数料や分割手数料なども必ず確認してください。 4.必要事項を入力する 手数料やその他注意事項を確認したら、納付手続きに必要な情報を入力してください。情報はお手元の納税通知書と、支払いに使うクレジットカードの情報を確認しましょう。クレジットカードの支払い方法も、間違わないように選びましょう。

自動車取得税が廃止!自動車取得税の内容や新たに導入された環境性能割についても解説
旧車売買の豆知識 2022.11.29

自動車取得税が廃止!自動車取得税の内容や新たに導入された環境性能割についても解説

消費税の引き上げと同時に自動車取得税が廃止されました。車の購入時にかかる自動車取得税が廃止されたことは、消費者にどのような影響を与えるのでしょうか。今回は、自動車取得税の廃止と新たに導入された環境性能割について解説します。車の購入を検討中の方は参考にしてください。 2019年10月1日以降は自動車取得税が廃止 1968年に施行され、50年以上続いた自動車取得税が廃止されました。自動車取得税は、自動車を購入する時に取得価額に応じて課税される地方税です。取得価額が50万円を超える自動車(税率は自家用自動車3%、営業用自動車・軽自動車2%で特例措置対象車は軽減や控除あり)の購入に際して取得者に課税されます。 【自動車取得税額計算式】自動車の取得価額(課税標準基準額)× 税率 取得価額とは、実際の自動車購入費ではなく、「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧」に記載された基準額に経過年数に応じた残価率を乗じた額です。 自動車取得税の代わりに環境性能割が導入された理由 自動車取得税の廃止に伴い、環境性能割が導入されました。環境性能割とは、自動車の燃費性能などに応じて取得時に課税される地方税です。環境への影響が少ない車ほど非課税や税率が軽減されるのが最大の特徴といえるでしょう。税率は自家用自動車で0〜3%、軽自動車は0〜2%となります。 燃費性能に優れた車が市場に増えているため、部分的に見れば自動車取得時の税負担が環境性能割の導入で軽減されたと考えらます。尚、自動車取得税と同じく取得価額50万円以下の車には課税されません。 環境性能割が導入された背景には3つの大きな理由があります。 消費税率の引き上げによる買い控えの抑制 消費税が8%から10%に引き上げられると自動車の販売数が激減するため、新型コロナウィルス感染症緊急経済対策の臨時的軽減措置(1%軽減)の時限的(2021年3月31日まで)な施策と合わせて施行されました。車の購入時にかかる税の総額は、燃費性能により実質的に軽減された内容となります。 道路特定財源制度が廃止されたことによる問題への対策 自動車取得税は、道路特定財源制度の目的税として定められていました。道路特定財源とは、車の利用者が道路の維持・整備費を負担する受益者負担の原則に基づいた財源です。自動車取得税は、自動車重量税やガソリン税などといった税目と同様に、かつては道路の維持管理のために活用されていました。しかし、2008年度で道路特定財源制度が廃止され、目的税から普通税に改正されたことによる問題や批判の声が多く、環境性能割がその解決策になったといえます。 世界的な環境問題に対応 地球規模で二酸化炭素の排出量を抑制する大きな動きがあり、各自動車メーカーは以前より環境にやさしい車の開発に力を注いでいます。環境性能割は、2030年度燃費基準に対しての優遇制度をつくることで、二酸化炭素排出量の少ない車の購入を推進させる狙いがあります。国内外で抱える問題(道路特定財源の廃止や地球環境問題の解決)に幅広く対応した施策だといえるでしょう。 環境性能割の税率・計算方法 環境性能割の税率は、2030年度の燃費基準に基づいて定められています。 電気自動車やPHV、天然ガス自動車など自家用自動車・軽自動車・営業用自動車とも非課税 2030年度基準85%達成車自家用自動車・軽自動車・営業用自動車とも非課税 2030年度基準75%達成車自家用自動車1%、軽自動車・営業用自動車は非課税 2030年度基準60%達成車自家用自動車2%、軽自動車・営業用自動車1% 上記以外もしくは2020年度基準未達成車自家用自動車3%、軽自動車・営業用自動車2% ※ディーゼル車は2030年度燃費基準の達成率が60%以上で非課税、60%未満で3% 環境性能割の計算は、原則として下記の計算式により算出します。 ①自動車の取得価額を算出新車........取得価額 = 課税標準基準額 + オプションの価格中古車........取得価額 = 課税標準基準額 + 残価率(経過年数による指標) ②取得価額から環境性能割を算出それぞれの取得価額に税率を乗じたものが環境性能割の金額となります。環境性能割 = 取得価額 × 税率 環境性能割の臨時的軽減は終了済み 新型コロナウィルス感染症緊急経済対策の臨時的軽減措置は、一度延長された後に2021年3月31日をもって終了しています。自家用の乗用車(普通車、軽自動車とも)の購入時に環境性能割の税率がさらに1%軽減されるという内容です。 車関係の税金は随時見直されている 車関係の税金は随時見直しをされており、自動車税では燃費性能基準によって非課税や0~2%の軽減、グリーン化特例で75%軽減になる施策があります。燃費性能に基準をおいていることが多く、維持費を抑制する効果があるため燃費にすぐれた車を購入しやすくなったといえるでしょう。

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