旧車の売買と鑑定市場

2021年10月にホンダ ロゴが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年10月にホンダ ロゴが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年10月に、ホンダ ロゴが25年ルール解禁となりました。1996年に登場したコンパクトカーのロゴは、日本車らしい燃費性能と実用性を兼ね備えたモデルとして、当時多くのユーザーに支持されました。25年ルールの解禁により、アメリカの日本車ファンからの注目が高まり、中古車価格に変化が生じる可能性があります。 今回は、ホンダ ロゴの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について詳しく解説します。 2021年10月にホンダ ロゴが25年ルール解禁! 2021年10月に、ホンダ ロゴの25年ルールが解禁されました。ロゴは1996年10月から2001年6月まで販売されたホンダのコンパクトカーです。 コンパクトなボディサイズと優れた燃費性能が大きな特徴で、経済性を重視するユーザーから高い評価を得ていました。 25年ルールの解禁により、アメリカの日本車愛好家にとって新たな選択肢が加わることになります。特に、JDM(Japan Domestic Market)スタイルを好むアメリカのファンにとって、日本仕様のロゴは魅力的な存在となるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。 アメリカ市場では日本車の人気が高く、日本車仕様にカスタマイズして乗る方やオリジナルの状態で乗りたいと考えている方が多くいます。この日本車人気の背景には、ゲーム「GRAN TURISMOⓇ THE REAL DRIVING SIMULATOR」や映画「ワイルド・スピード」などで、日本車が登場したり活躍したりしていることが影響しているといえるでしょう。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でホンダ ロゴは値上がりする? 25年ルールの解禁により、ホンダ ロゴの中古車価格に一定の影響が生じる可能性がありますが、スポーツカーほどの大幅な値上がりは見込みにくいと考えられます。 ロゴは実用性重視のコンパクトカーであり、GT-RやS2000のような高性能スポーツカーと比較すると、アメリカでの需要は限定的になるでしょう。しかし、日本車特有の高い品質と信頼性、そして燃費性能のよさから、実用的な日本車を求めるアメリカのユーザーから支持される可能性があります。 特に、状態のよい個体や低走行距離の車輌、さらにマニュアルトランスミッション搭載車については、コレクターズアイテムとしての価値も期待できるかもしれません。ただし、中古車価格は需要と供給のバランス、個体の状態、取引時期などによっても左右されるため、値上がりの程度については慎重に見極める必要があります。 25年ルールが解禁されるホンダ ロゴの魅力 ロゴは、コンパクトなボディサイズと優れた燃費性能が大きく評価されたモデルでした。 エンジンには1.3L直列4気筒SOHC(D13B型)を搭載し、最高出力91ps、最大トルク11.6kg・mを発生します。決して高出力ではありませんが、車重約900kgという軽量ボディとの組み合わせにより、軽快な走行性能を実現していました。また、10・15モード燃費で18.0km/L程度という優秀な燃費性能も大きな魅力でした。 デザイン面では、丸みを帯びた親しみやすいスタイリングが特徴的です。フロントマスクは優しい印象を与える一方で、サイドビューは流麗なラインを描き、コンパクトカーでありながら上質感も演出していました。 ホンダ ロゴ以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ホンダ ロゴ以外にも注目すべき車種が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・8代目ギャラン(8月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年から2001年にかけて製造されたホンダ ロゴが、2021年10月に25年ルール解禁となりました。実用性重視のコンパクトカーとして開発されたロゴは、優れたパッケージングと燃費性能、そしてホンダらしい高い品質により、多くのオーナーに愛され続けてきました。 25年ルール解禁により、アメリカの日本車ファンからの注目が高まることが予想されますが、スポーツカーほどの大幅な価格高騰は見込みにくいでしょう。しかし、日本車特有の信頼性と実用性を求めるユーザーからは一定の需要が期待できます。 もしホンダ ロゴの売却をご検討されている場合は、旧車を専門に扱う旧車王にご相談ください。20年以上の買取実績と専門的な知識を持つ鑑定士が、お客様のクルマの価値を適正に評価いたします。

2021年10月にステージアが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年10月にステージアが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年10月に、日産 ステージアが25年ルール解禁となりました。1996年に登場したこの個性的なステーションワゴンは、スカイラインGT-Rのパワートレインを搭載したバージョンも存在し、海外ファンからの注目度が高いモデルです。 本記事では、ステージアの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について詳しく解説します。これからステージアの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 2021年10月にステージアが25年ルール解禁! 2021年10月に、日産 ステージアの25年ルールが解禁されました。ステージアは1996年から2007年まで製造された高性能ステーションワゴンです。特に初代モデル(C34型)は、スポーティさと実用性を兼ね備えた個性的なクルマとして、国内外で人気を博しました。 初代ステージアは、当時のスカイラインと同じプラットフォームを採用しており、特に高性能モデルである「オーテックバージョン 260RS」は、当時のスカイラインGT-Rと同じRB26DETTエンジンを搭載していたことから、「ワゴンGT-R」として熱狂的なファンを獲得しています。 このような経緯から、25年ルール解禁は海外の日本車ファン、特にスカイラインに代表される日産のスポーツモデルに憧れを持つアメリカ人にとって、待ち望んでいた瞬間といえるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。アメリカでは原則として、同国の安全基準を満たさない右ハンドル車を輸入することができません。 しかし、25年が経過したクルマはクラシックカーとして取扱われ、この規制の対象外となります。つまり、日本で販売されていた右ハンドル仕様のステージアが、本来であれば輸入できないアメリカ市場に、2021年10月以降は正規に持ち込むことが可能になったのです。 さらに、関税や排ガス規制なども大幅に緩和されるため、アメリカのバイヤーにとって、日本の中古車市場からステージアを購入するハードルが大きく下がりました。この規制緩和により、アメリカ国内での日本車需要が高まり、結果として日本国内の中古車価格にも影響を与える可能性があります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でステージアは値上がりする? 25年ルールの解禁により、ステージアの中古車価格が上昇する可能性は十分にあります。特に希少価値の高い「オーテックバージョン 260RS」や「Autech Version 25t RS FOUR S」などの高性能モデルは、国内外のコレクターから高い注目を集めており、良好な状態の個体は高値で取引されることが考えられます。 アメリカ市場では、日本のスポーツカーへの憧れが強く、スカイラインGT-Rと同じエンジンを搭載したステーションワゴンという珍しい組み合わせは、特に魅力的に映るでしょう。 ただし、すべてのステージアが一律に値上がりするわけではないことに注意が必要です。車輌の状態、走行距離、整備履歴、カスタム状況などによって価格は大きく変動します。特に状態がよく、オリジナル要素を多く残した個体ほど、希少価値が高く評価される傾向にあります。 25年ルールが解禁されるステージアの魅力 ステージアの最大の魅力は、スポーツカーのような走行性能と、ステーションワゴンならではの実用性を両立させている点にあります。特に初代C34型ステージアには、様々なエンジンバリエーションが用意されており、2.0Lから2.6Lまでの直列6気筒エンジンが搭載されています。 前述した「オーテックバージョン 260RS」は、スカイラインGT-Rと同じRB26DETTエンジンを搭載し、最高出力280psと最大トルク37.5kgmを発揮します。また、ATTESAフルタイム4WDシステムや専用サスペンションも装備されており、ステーションワゴンとは思えない走行性能を持っています。 デザイン面では、長いボンネットとなだらかに流れるルーフラインが特徴的で、スポーティでありながらも上品な雰囲気を醸し出しています。インテリアは、当時の日産車の中でも質感の高い素材が使用され、運転席からの視界も良好です。 さらに、ステーションワゴンとしてのユーティリティも魅力の1つです。広々とした荷室は、リアシートを倒すことでより広大なスペースとなり、日常使いからレジャーまで幅広いシーンで活躍します。スポーツカーの走りと実用性を両立させた稀有なモデルとして、多くのファンを魅了し続けているのです。 ステージア以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ステージア以外にも多くの人気車種が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月と特徴は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 2021年10月に25年ルール解禁となったステージアは、スポーティな走行性能と実用的なステーションワゴンとしての機能性を高次元で融合させた魅力的なクルマです。特にスカイラインGT-Rと同じエンジンを搭載した「オーテックバージョン 260RS」は、その希少性から高値での取引が予想されます。 旧車王では、ステージアをはじめとする25年以上経過した旧車を専門に買取を行っています。製造から一定期間が経過した古いクルマは、状態やグレードによって価値が大きく変わります。当社では専属鑑定士による適正鑑定と、自社工場での修理・修復により、お客様のクルマの価値を最大限に引き出した買取価格をご提案いたします。ステージアの売却をお考えの方は、ぜひ旧車王にご相談ください。

2021年9月にレグナムが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年9月にレグナムが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年9月に、三菱 レグナムが25年ルール解禁となりました。1996年から2002年まで製造されたスポーツワゴンの先駆者として、国内外のクルマ愛好家から注目を集めるモデルです。特にVR-4グレードは、力強いパワートレインを搭載し、実用性とスポーツ性能を高次元で両立した稀有な存在として評価されています。 25年ルールの解禁により、アメリカ市場での需要増加が期待され、中古車価格への影響が注目されています。 2021年9月にレグナムが25年ルール解禁! 2021年9月に、三菱 レグナムの25年ルールが解禁されました。レグナムは1996年から2002年にかけて製造された5ドアステーションワゴンで、三菱自動車が手がけた独創的なモデルの1つです。 特に注目すべきは、1997年9月に登場したVR-4グレードです。このモデルは、2.5Lツインターボエンジンを搭載し、最高出力280psを発生する高性能モデルとして話題を集めました。当時としては珍しいスポーツワゴンというジャンルを確立し、実用性とスポーツ性能を両立した画期的なクルマとして評価されています。 アメリカでは、このような実用的でありながら高性能なワゴンモデルへの関心が高く、25年ルール解禁を待ち望んでいたファンも多いと考えられます。レグナムの解禁により、アメリカ市場に新たなジャンルのクルマが導入されることになるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入することができないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でレグナムは値上がりする? 25年ルールの解禁により、レグナムの中古車価格に変動が生じる可能性があります。特にVR-4グレードについては、その希少性と独特のキャラクターから、アメリカ市場での需要増加が予想されます。 レグナムVR-4は、最高出力280psパワートレインを持ちながら、より実用的なワゴンボディを採用している点が大きな魅力です。アメリカでは、このような「日常使いできる高性能車」への需要が高く、特に家族持ちのエンスージアストから注目される可能性があります。 ただし、価格上昇については慎重に見極める必要があります。レグナムは他の25年ルール対象車種と比較して、これまでの市場での認知度がそれほど高くなかった面もあります。しかし、その分発見される喜びも大きく、状態のよい個体については段階的な価格上昇が期待できるでしょう。特に低走行でメンテナンス履歴の明確な個体は、コレクターズアイテムとしての価値を持つ可能性があります。 25年ルールが解禁されるレグナムの魅力 レグナムの最大の魅力は、スポーツカー並みの性能と実用性を高次元で両立している点です。VR-4グレードに搭載された6A13型2.5Lツインターボエンジンは、最高出力280ps、最大トルク37.0kg・mを発生し、0-100km/h加速を6.0秒台で駆け抜ける俊足ぶりを披露しました。 駆動方式には、ランサーエボリューションでも採用されたフルタイム4WDシステムを採用し、優れたトラクション性能と走行安定性を実現しています。さらに、アクティブヨーコントロール(AYC)システムにより、コーナリング時の旋回性能も大幅に向上させており、ワゴンボディでありながら俊敏なハンドリングを楽しめます。 また、当時としては先進的だったデザインも魅力の一つです。流麗でありながら筋肉質なボディラインは、スポーツワゴンというジャンルの美しさを体現しており、現在見ても古さを感じさせない洗練されたスタイリングを持っています。 レグナム以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、レグナム以外にも注目すべき日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁時期は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年から2002年にかけて製造された三菱 レグナムが、2021年9月に25年ルール解禁となりました。特にVR-4グレードは、優れた走行性と実用性を兼ね備えた稀有なスポーツワゴンとして、独自の魅力を持っています。 25年ルールの解禁により、アメリカ市場でのレグナムへの関心が高まることが予想され、特に状態の良いよい体については価格上昇の可能性があります。 レグナムの売却をご検討中の方は、25年ルール解禁による市場動向の変化にも注目し、適切な売却時期を見極めることをおすすめします。旧車王では、レグナムをはじめとする旧車の適正な価値を見極める専門的な鑑定を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

2021年9月にチェイサー100系が25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年9月にチェイサー100系が25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年9月、チェイサー100系が製造から25年が経過したため、アメリカの25年ルールの対象車となりました。この記事では、25年ルール解禁となった100系チェイサーについて解説するとともに、25年ルールの概要もあわせて紹介します。 2021年9月にチェイサー100系が25年ルール解禁! チェイサーは、2021年9月に製造開始から25年が経過したスポーツセダンです。これにより、アメリカの25年ルールが解禁となり、アメリカで右ハンドルのチェイサーの輸入が可能となります。 製造開始から25年が経過した現在でもFRスポーツセダンとして人気のチェイサーは、中古車市場で高値で取引されることがある人気モデルです。25年ルールの解禁によって、チェイサーの中古車価格や査定額などに影響が出る可能性があります。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカの輸入車関係法令の例外のことです。 アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。そのため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカへ輸入することができるのです。 ▼アメリカの25年ルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でチェイサー100系は値上がりする? アメリカの25年ルール解禁により、チェイサー100系の中古車価格や査定額などが変化する可能性は高いでしょう。 日本国内でも人気のFRスポーツセダンのチェイサーは、日本国内だけでなく、海外でも人気が高くなることが予想されるモデルです。そのため、アメリカ25年ルールの解禁に伴い、価額の変動が見られる可能性が高いといえるでしょう。 25年ルールが解禁されたチェイサー100系の魅力 トヨタ チェイサー 100系は、1996年6月にデビューした6代目モデルです。4ドアハードトップのチェイサーは、当時「ダイナミックなスポーツセダン」として登場しました。 チェイサーの中でも高い人気を誇るのは、スポーティラインの「ツアラー」です。その他にもラグジュアリーラインの「アバンテ」もラインナップされていましたが、時間が経過してもなお人気が高いのはツアラー系です。 走り好きに人気のチェイサーは、ラグジュアリー感あるスポーツセダンという側面だけでなく、走り好きも満足する高い走行性能を備える貴重なモデルとなっています。 チェイサー100系以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年に製造から25年が経過するモデルは、チェイサーだけではありません。その他にも名車として知られる日本車がアメリカ25年ルールの解禁対象となりました。その一部を紹介します。 解禁年月 名称 2021年1月 10代目ブルーバード 2021年3月 4代目レパード 2021年5月 90プラド 2021年5月 ステップワゴン 2021年5月 ウイングロード 2021年6月 3代目シーマ 2021年8月 ランサーエボリューションⅣ 2021年8月 8代目ギャラン 2021年9月 レグナム 2021年10月 ステージア 2021年10月 ロゴ 2021年11月 5代目プレリュード 2021年11月 S-MX まとめ FRスポーツセダンとして現在でも高い人気を誇るチェイサーは、製造から25年が経過し、アメリカの25年ルールの対象となりました。スポーティーなクラシックカーが好きな人たちに人気のチェイサーは、アメリカでも人気になる可能性が高いでしょう。そのため、買取価格も大きく変動する可能性があります。売却を検討している方は、人気が高い今が売り時といえるでしょう。チェイサー100系を手放そうかと考えている方は一度査定してみてはいかがでしょうか。

2021年8月に8代目ギャランが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年8月に8代目ギャランが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年8月に、三菱 8代目ギャランが25年ルール解禁となりました。バブル期の三菱を代表するセダンとして、優れた走行性能とスタイリッシュなデザインで注目を集めたモデルです。25年ルールの解禁に伴い、海外での需要増加により中古車価格に影響が出る可能性があります。  今回は、8代目ギャランの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について詳しく解説します。旧車愛好家の方や売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。 2021年8月に8代目ギャランが25年ルール解禁! 2021年8月に、8代目ギャランの25年ルールが解禁されました。8代目ギャランは1996年から2005年にかけて製造された三菱のミドルサイズセダンで、同社の技術力を結集した意欲作として登場しました。 特に注目すべきは、高性能グレードであるVR-4の存在です。WRC(世界ラリー選手権)で培われた技術を市販車に活かしたこのモデルは、ラリーファンや走行性能を重視するユーザーから高い評価を受けていました。また、上質な内装と洗練されたエクステリアデザインにより、バブル期の豊かさを象徴するクルマとしても人気を集めています。 アメリカの日本車愛好家にとって、右ハンドルの8代目ギャランをオリジナル仕様のまま手に入れられる機会は、まさに待ち望んでいた瞬間といえるでしょう。特に、日本国内限定グレードや特別仕様車への関心は非常に高いものと予想されます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。 ここの制度により、アメリカの日本車ファンは、従来手に入れられなかった日本仕様の名車を合法的に所有できるようになるのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で8代目ギャランは値上がりする? 25年ルールの解禁により、8代目ギャランの中古車価格に一定の影響が生じる可能性があります。特に、高性能グレードのVR-4や希少な特別仕様車については、海外コレクターからの需要増加が予想されるため、価格上昇の可能性が高いでしょう。 ただし、8代目ギャランは他の人気スポーツカーと比較すると、アメリカでの認知度がそれほど高くないという側面もあります。そのため、R34 GT-Rやランサーエボリューションのような劇的な価格高騰は起こりにくいと考えられます。しかし、日本車の信頼性と独特のデザインを求める海外ユーザーにとって、魅力的な選択肢となることは間違いありません。 中古車価格は、需要と供給のバランス、個体の状態、メンテナンス履歴、オプション装備の有無などによっても大きく左右されます。特に、ワンオーナー車や記録簿完備の個体、低走行距離の車輌については、より高い評価を受ける可能性があるでしょう。 25年ルールが解禁される8代目ギャランの魅力 8代目ギャランの最大の魅力は、三菱が誇る先進技術と上質な乗り味を兼ね備えている点です。 特に注目すべきは、高性能グレードVR-4に搭載された2.5L V型6気筒ツインターボエンジンの存在です。このエンジンは最大出力280psを発生し、優れた加速性能を実現しています。また、三菱独自の4WDシステム「AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)」を採用することで、コーナリング時の安定性と操縦性を高次元で両立させています。この技術は、後のランサーエボリューションにも受け継がれた、三菱の技術的遺産といえるでしょう。 デザイン面では、90年代らしいシャープで存在感のあるスタイリングが特徴的です。角張ったボディラインと大型のグリルは、当時の三菱デザインの特徴を色濃く反映しており、現在見ても新鮮さを感じさせます。内装についても、上質な素材を使用し、運転席周りの操作性にこだわった設計となっています。 さらに、8代目ギャランは三菱の技術力を示すショーケースとしての役割も担っていました。当時最新の電子制御技術や安全装備を積極的に採用し、日本のセダンとしては先進的な仕様を誇っていたのです。 8代目ギャラン以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、8代目ギャラン以外にも多くの魅力的な日本車が25年ルール解禁を迎えました。ここでは、それぞれの解禁月を紹介します。 ・ウイングロード(5月)・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年から2005年にかけて製造された8代目ギャランが、2021年8月に25年ルール解禁となりました。三菱の技術力を結集したこのモデルは、特に高性能グレードVR-4を中心に、海外コレクターからの注目を集める可能性があります。 25年ルールの解禁により、アメリカをはじめとする海外市場での需要増加が予想されるため、状態のよい個体については価格上昇の可能性もあるでしょう。特に、希少な特別仕様車やワンオーナー車については、より高い評価を受けることが期待されます。 8代目ギャランの売却をご検討の方は、海外需要の動向や市場価格の変化を注視しながら、適切な売却時期を見極めることが重要です。旧車王では、10年以上経過した古いクルマを専門に適正価格での買取を行っております。8代目ギャランのご売却をご検討の方は、ぜひ旧車王にご相談ください。

2021年8月にランサーエボリューションⅣが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年8月にランサーエボリューションⅣが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年8月に、三菱 ランサーエボリューションⅣが25年ルール解禁となりました。WRC(世界ラリー選手権)で培った技術を市販車に投入したランエボⅣは、発売当時から圧倒的な走行性能で多くのファンを魅了してきました。25年ルール解禁により、アメリカ市場での需要増加が予想され、国内の中古車価格にも大きな影響を与える可能性があります。 今回は、ランエボⅣの25年ルール解禁の背景と、今後の価格動向について詳しく解説します。 2021年8月にランサーエボリューションⅣが25年ルール解禁! 1996年8月に発売されたランサーエボリューションⅣが、2021年8月についに25年ルール解禁を迎えました。ランエボⅣは、三菱自動車がWRCでの経験を活かして開発した高性能4WDスポーツセダンで、エボリューションシリーズの中でも特に評価が高いモデルです。 ランエボⅣの最大の特徴は、2.0L直列4気筒ターボエンジン「4G63」を搭載し、最高出力280ps、最大トルク36.0kgmを発生することです。また、フルタイム4WDシステム「AYC(アクティブヨーコントロール)」を初搭載し、優れたトラクション性能とコーナリング性能を実現しています。このような革新的な技術により、ランエボⅣは国内外で高い評価を獲得し、今なお多くのファンに愛され続けています。 25年ルール解禁により、アメリカの日本車ファンがついに本物のランエボⅣを手に入れることができるようになり、海外からの注目度はさらに高まることが予想されます。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。アメリカでは原則として右ハンドル車を輸入できませんが、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。 この制度により、日本車をそのままの仕様で輸入できるようになります。オリジナルの日本の旧車を合法的に手に入れられる方法であるため、アメリカの日本車ファンにとっては大変嬉しい制度といえるでしょう。 映画「ワイルド・スピード」シリーズやゲーム「グランツーリスモ」などの影響で、アメリカでは日本のスポーツカーへの憧れが強く、25年ルール解禁を心待ちにしているファンが数多く存在しています。このような背景から、解禁と同時に対象車種の価格が急騰するケースが頻繁に発生しているのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でランサーエボリューションⅣは値上がりする? 25年ルール解禁により、ランエボⅣの中古車価格は値上がりする可能性が高いと考えられます。アメリカ市場では、ランエボシリーズに対する需要が非常に高く、特にシリーズ初期のモデルであるランエボⅣは希少性も相まって、高値での取引が予想されます。 実際に、過去の事例を見ると、スカイラインGT-RやシルビアS13などの人気車種は、25年ルール解禁と同時に価格が大幅に上昇しました。ランエボⅣも同様の傾向をたどる可能性が高く、特に程度のよい個体や低走行車、レアなグレードについては、従来の相場を大きく上回る価格で取引される可能性があります。 ただし、価格の上昇幅は個体の状態やグレード、装備内容によって大きく異なることも事実です。エンジンやトランスミッション、4WDシステムなどの機械的な部分の状態が良好であることはもちろん、内外装の状態や改造の有無なども価格に大きく影響します。 25年ルールが解禁されるランサーエボリューションⅣの魅力 ランエボⅣの最大の魅力は、WRCで培った技術を惜しみなく投入した本格的な4WDスポーツセダンであることです。搭載される4G63型2.0L直列4気筒ターボエンジンは、当時の自主規制値である280psを発生し、レスポンスのよさと力強いトルク特性で多くのドライバーを魅了しました。 特筆すべきは、ランエボⅣで初採用されたAYC(アクティブヨーコントロール)システムです。この技術により、コーナリング時に左右のリアホイールに適切なトルク配分を行い、優れた旋回性能を実現しています。また、センターデフにはビスカスカップリング式LSDを採用し、路面状況に応じて前後のトルク配分を自動調整することで、あらゆる条件下での安定した走行を可能にしました。 外観デザインも大きな魅力の1つです。エアロダイナミクスを重視したボディデザインは、機能美を追求した結果として生まれたもので、フロントバンパーの大型エアインテークやリアウイングは、単なる装飾ではなく実用性を兼ね備えています。インテリアでは、レカロシートやMOMO製ステアリングなど、本格的なスポーツ装備が標準装備されており、ドライバーの運転への意欲を高める作りとなっています。 ランサーエボリューションⅣ以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ランエボⅣ以外にも多くの名車が25年ルール解禁を迎えた記念すべき年となりました。それぞれの解禁時期を紹介します。 ・ウイングロード(5月)・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年8月に発売されたランサーエボリューションⅣが、2021年8月についに25年ルール解禁となりました。WRCで培った技術を市販車に落とし込んだ本格的な4WDスポーツセダンとして、発売当時から現在まで多くのファンに愛され続けているモデルです。 25年ルール解禁により、アメリカ市場での需要増加が見込まれ、国内の中古車価格への影響も予想されます。特に程度のよい個体やオリジナル状態を保った車輌については、従来の相場を上回る高値での取引が期待できるでしょう。 旧車王では、10年以上経過した古いクルマの買取を専門に行っており、熟練した鑑定士の適正な鑑定により、お客様のクルマの価値を最大限に評価いたします。ランエボⅣの売却をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。20年以上の実績と累計買取件数1万5,000件を突破した信頼の旧車王が、お客様の大切なクルマを責任を持って鑑定いたします。

2021年6月に3代目シーマが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年6月に3代目シーマが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年6月に、日産 3代目シーマ(Y33型)が25年ルール解禁となりました。バブル期の高級車ブームを象徴するモデルとして一世を風靡したシーマは、25年ルールの解禁に伴い中古車価格に変動が起きる可能性があります。 今回は、3代目シーマの25年ルール解禁の背景と、モデルの魅力について詳しく解説します。今後の動向を見極める参考として、ぜひご活用ください。 2021年6月に3代目シーマが25年ルール解禁! 2021年6月に、3代目シーマ(Y33型)の25年ルールが解禁されました。3代目シーマは1996年から2001年にかけて製造された日産のフラッグシップセダンです。 バブル経済の余韻が残る時代に登場したこのモデルは、「シーマ現象」と呼ばれる社会現象を巻き起こした先代の系譜を受け継ぎながら、より洗練されたデザインと先進技術を搭載していました。特に海外のクルマ愛好家からは、日本の高級車文化を象徴するモデルとして高い評価を受けており、25年ルールの解禁を心待ちにしていた方も多いでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録することが可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で3代目シーマは値上がりする? 25年ルールの解禁により、3代目シーマの中古車価格は一定の影響を受ける可能性があります。しかし、他の人気スポーツカーと比較すると、価格上昇の幅は限定的になると予想されます。 3代目シーマは高級セダンというカテゴリーのため、アメリカ市場でのニーズは比較的ニッチな層に限られると考えられます。日本の高級車文化に興味を持つコレクターや、独特のデザインに魅力を感じる愛好家からの需要は見込まれますが、スポーツカーほどの急激な価格上昇は起こりにくいでしょう。 ただし、状態のよい個体や希少なグレードなどは、コレクション性の高さから一定の価格上昇が期待できます。また、当時の最新技術を搭載したモデルとしての価値も評価される可能性があります。 25年ルールが解禁される3代目シーマの魅力 3代目シーマの最大の魅力は、1990年代の日本の高級車技術を結集した贅沢な装備と上質な乗り心地です。 エンジンは、4.1L V型8気筒のVH41DEエンジンと3L V型6気筒のVQ30DETエンジンを搭載し、最大出力270psという力強いパフォーマンスを発揮します。このエンジンは静粛性にも優れており、高級セダンにふさわしい滑らかな加速フィールを実現していました。 デザイン面では、流麗なシルエットと品格のあるフロントマスクが印象的です。バブル期の派手さを抑えつつ、上品で洗練されたスタイリングは、時代を超えて愛される要因となっています。また、全長約5mの堂々としたボディサイズは、日本の高級車ならではの存在感を演出しています。 3代目シーマ以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、3代目シーマ以外にも魅力的な旧車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・ステップワゴン(5月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年から2001年にかけて製造された日産 3代目シーマ(Y33型)が、2021年6月に25年ルール解禁となりました。バブル期の高級車文化を象徴するモデルとして、海外のコレクターからも注目を集めており、特に状態の良い個体や上級グレードについては一定の価格上昇が期待されます。 スポーツカーほどの急激な値上がりは見込めないものの、1990年代の日本の高級車技術を結集したモデルとしての価値は十分に評価されるでしょう。3代目シーマの売却をお考えの方は、旧車専門の買取業者である旧車王にご相談ください。20年以上の豊富な経験と累計買取件数1万5,000件を超える実績により、お客様の大切なクルマを適正価格で査定いたします。10年以上経過した古いクルマ(旧車)に特化した専門店として、お客様満足率98%の実績でお応えします。

2021年5月にウイングロードが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年5月にウイングロードが25年ルール解禁!今後値上がりする?

1996年5月に発売されたウイングロードが、2021年5月に25年ルール解禁となりました。日産の実用性重視のステーションワゴンとして人気を博したウイングロードは、25年ルールの解禁により海外でも注目される存在となっています。 今回は、ウイングロードの25年ルール解禁の背景と今後の動向について詳しく解説します。実用的な旧車として再評価される可能性があるウイングロードの魅力を、ぜひご確認ください。 2021年5月にウイングロードが25年ルール解禁! 2021年5月に、日産 ウイングロードの25年ルールが解禁されました。ウイングロードは1996年から2018年まで22年間にわたって製造されたステーションワゴンです。 初代ウイングロードは、サニーをベースとしたコンパクトなステーションワゴンとして登場しました。実用性と経済性を両立したファミリーカーとして幅広い層に愛用されています。 アメリカでは日本の実用車に対する関心が高まっており、特にステーションワゴンやワンボックスタイプのクルマは、その機能性から一定の需要が見込まれています。25年ルールの解禁により、アメリカの日本車愛好家がウイングロードの実用性に注目する可能性があるでしょう。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入することができないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録することが可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。 アメリカでは日本車の人気が高く、ゲーム「GRAN TURISMOⓇ THE REAL DRIVING SIMULATOR」や映画「ワイルド・スピード」などの影響で、日本車に対する憧れを持つ方が多数存在します。こうした背景から、25年ルール解禁を待ち望んでいる方々が多く、解禁と同時に輸入需要が高まる傾向があります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でウイングロードは値上がりする? 25年ルール解禁により、ウイングロードにはあまり大きな価格変動が見られないと考えられます。ウイングロードは実用性を重視したファミリーカーであり、スポーツカーのような劇的な価格高騰は期待できないでしょう。 しかし、日本車の高い信頼性と燃費性能に魅力を感じるユーザーからの関心が見込まれるため、状態のよい個体については従来よりも高値で取引される可能性があります。 25年ルールが解禁されるウイングロードの魅力 ウイングロードの最大の魅力は、コンパクトなボディサイズながら優れた積載性能を実現している点です。全長約4,000mm、全幅約1,600mmというサイズは、日本の道路環境に適しており、取り回しのよさと実用性を両立しています。 初代ウイングロードには、1.5L直列4気筒エンジンのGA15DEと1.8L直列4気筒エンジンのSR18DEが設定されました。特にGA15DEエンジンは、最高出力105ps、最大トルク13.8kg・mを発生し、日常使いに十分なパフォーマンスを発揮します。 荷室の使い勝手にも優れ、リアシートを倒すことで長尺物の積載も可能です。フラットな荷室形状により、効率的な荷物の積み込みができ、アウトドアレジャーやビジネス用途にも対応できます。 ウイングロード以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ウイングロード以外にも複数の日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁時期は以下のとおりです。 ・ステップワゴン(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年5月に発売されたウイングロードが、2021年5月に25年ルール解禁となり、アメリカへの輸入が可能になりました。スポーツカーのような劇的な価格高騰は期待できませんが、日本独自のコンパクトステーションワゴンとして、一定の需要が見込まれます。 ウイングロードをはじめとする旧車の売却をご検討中の方は、「旧車王」にお任せください。10年以上経過した古いクルマ専門の買取事業者として、20年以上の実績と累計買取件数1万5,000件を突破した経験を活かし、専属鑑定士による“鑑定”を行います。最短当日、無料で日本全国どこでも出張鑑定いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁!今後値上がりする?
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.13

2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁!今後値上がりする?

2021年5月に、ホンダ ステップワゴンが25年ルール解禁となりました。ファミリーカーとして絶大な人気を誇るステップワゴンは、25年ルールの解禁により中古車価格に変動が生じる可能性があります。 今回は、ステップワゴンの25年ルール解禁の背景と、クルマとしての魅力について詳しく解説します。 2021年5月にステップワゴンが25年ルール解禁! 2021年5月に、初代ステップワゴン(RF1・RF2型)の25年ルールが解禁されました。 初代ステップワゴンは1996年5月から2001年まで製造されたホンダのコンパクトミニバンです。優れた居住性と使い勝手のよさで、日本のファミリー層に長年愛され続けてきました。25年ルールの解禁により、アメリカの日本車ファンがついに本格的な日本仕様のコンパクトミニバンを手に入れることができるようになったのです。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。 アメリカでは、原則として右ハンドル車の輸入が禁止されているため、日本車やイギリス車などをそのまま輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。この例外のルールにより、右ハンドル車である日本車をそのままの仕様で輸入できるようになるのです。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でステップワゴンは値上がりする? 25年ルール解禁により、ステップワゴンの中古車価格は変動する可能性がありますが、スポーツカーのような劇的な高騰にはならないでしょう。 ステップワゴンはファミリーカーとして実用性重視で開発されており、コレクター性やスポーツ性を求める層よりも、実用性を重視するユーザーから支持されやすいクルマです。アメリカでは大型SUVやミニバンが主流のため、コンパクトミニバンの需要は限定的かもしれません。 ただし、日本車の高い品質と燃費性能、そして独特のパッケージングに興味を持つアメリカのユーザーから注目を集める可能性はあります。特に状態のよい個体や、アメリカでは珍しい装備を持つグレードについては、一定の価格上昇が期待できるでしょう。 25年ルールが解禁されるステップワゴンの魅力 ステップワゴン最大の魅力は、コンパクトなボディサイズでありながら広い室内空間を実現した革新的なパッケージングです。全長約4,600mm、全幅約1,700mmというサイズに対して、3列シートの8人乗りを可能にした設計は、当時の日本の道路事情と駐車場事情を考慮した傑作といえます。 初代ステップワゴンには2.0L直列4気筒のB20B型エンジンが搭載されており、最大出力125ps、最大トルク18.5kg・mを発揮。ミニバンとしては十分なパワーを持ちながら、優れた燃費性能を実現していました。さらに、低床設計により乗り降りがしやすく、お年寄りや小さなお子様でも安心して利用できる設計となっています。 シートアレンジの豊富さも大きな魅力で、2列目・3列目シートを格納すれば広大なカーゴスペースを確保でき、アウトドアや引っ越しなどさまざまなシーンでの活用が可能です。 ステップワゴン以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年は、ステップワゴン以外にも注目すべき日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁月は以下のとおりです。 ・ウイングロード(5月)・3代目シーマ(6月)・ランサーエボリューションⅣ(8月)・8代目ギャラン(8月)・チェイサー100系(9月)・レグナム(9月)・ステージア(10月)・ロゴ(10月)・5代目プレリュード(11月)・S-MX(11月) まとめ 1996年5月から製造されたステップワゴンが、2021年5月に25年ルール解禁となりました。ファミリーカーとして多くの家庭に愛されたステップワゴンは、コンパクトなボディに広い室内空間を実現した革新的なパッケージングが最大の魅力です。 25年ルール解禁により、ステップワゴンのアメリカでの輸入が可能となりました。スポーツカーのような劇的な価格高騰は考えにくいものの、日本車の高い品質と実用性に注目が集まることで、一定の価格上昇は期待できるでしょう。 年式の古いステップワゴンをはじめとする旧車の売却をご検討中の方は、旧車王にご相談ください。10年以上経過した古いクルマを専門とした買取サービスで、プロの鑑定士が丁寧にお客様の愛車を“鑑定”いたします。

廃車証明書とは?いつ・どこで・何に使うか解説
旧車の売買と鑑定市場 2025.06.12

廃車証明書とは?いつ・どこで・何に使うか解説

クルマを廃車にする際「廃車証明書って具体的に何?」「どんな書類が必要になる?」と疑問を感じる方は多いでしょう。証明書の種類や役割を理解せずに手続きを進めると、自動車税の還付や保険の解約手続きで必要な書類を受け取れず、金銭的な損失を招く可能性があります。 本記事では、廃車証明書の中身から発行方法、紛失時の対応方法まで詳しく解説します。 廃車証明書とは 廃車証明書は、普通自動車か軽自動車かを問わず、クルマの廃車手続きが正式に完了したことを公的に証明する書類の総称です。下記のように分類されます。 (普通自動車用書類)・登録事項等証明書・登録識別情報等通知書 (軽自動車用書類)・検査記録事項等証明書・自動車検査証返納証明書 いずれも、クルマを一時的に使用中止する場合や完全に解体する場合に必要です。また、自動車税の還付や自賠責保険の解約、再登録手続きなど、廃車に関連する手続きの書類でもあります。 廃車証明書の種類・発行方法 廃車証明書は、クルマの種類(普通自動車・軽自動車)と手続きの種類(永久抹消・一時抹消)によって、書類が異なります。車輌別に書類と発行方法を詳しく解説します。 普通自動車 普通自動車の廃車証明書には「登録事項等証明書」と「登録識別情報等通知書」があります。内容と手数料が異なるため、違いを把握しておきましょう。 登録事項等説明書 登録事項等証明書は、永久抹消登録が完了したことを公的に証明する書類です。さらに「現在登録事項等証明書」と「詳細登録事項等証明書」に分かれています。 内容と手数料は下記のとおりです。 書類 内容 手数料 現在登録事項等証明書 クルマの現在の登録状態を示す書類 300円 詳細登録事項等証明書 新車登録から現在までの全履歴を記録した書類 1,000円(2枚目以降300円) また、運輸支局等の窓口で請求する場合、本人確認書類として下記いずれかの提示が求められます。 ・運転免許証・マイナンバーカード・住民基本台帳カード・在留カード 登録識別情報等証明書 登録識別情報等通知書は、普通自動車を一時的に使用中止とする「一時抹消登録」の完了を証明する書類です。 手続きが終わると、自動車税や自賠責保険料の支払いが一時的に停止するため、長期間クルマを使用しない場合の経済的負担を軽減できます。管轄の運輸支局で発行され、一時抹消登録の手数料として350円が必要です。 将来クルマを使用する際の「中古新規登録」手続きで必要な書類です。原則として再発行はできないため、紛失しないようファイリングしましょう。 軽自動車 軽自動車の廃車証明書には、永久抹消登録用の「検査記録事項等証明書」と一時抹消登録用の「自動車検査証返納証明書」があります。普通自動車同様、内容と手数料が異なるため、違いを把握しておきましょう。 検査記録事項等証明書 検査記録事項等証明書は、軽自動車が永久抹消登録(解体返納)されたことを証明する書類です。車検証に記載されている登録内容に加えて、車輌が解体処分された日付も明記されているため、解体処分の正式な証明として利用できます。軽自動車検査協会で申請して取得でき、手数料は300円です。 自動車検査証返納証明書 自動車検査証返納証明書は、軽自動車を一時的に使用中止にする手続き「自動車検査証返納届(一時使用中止)」の完了時に交付される書類です。 将来的に再度使用する際の「中古新規登録」に本証明書の提出が求められます。軽自動車検査協会へ申請し、車検証とナンバープレート、手数料の350円が必要です。 廃車証明書が必要になる場面 廃車証明書は、廃車にした後の手続きで必要です。金銭的なメリットを得られる場合もあるため、どのような場面で必要になるのかみていきましょう。 自賠責保険を解約するとき 自賠責保険は法律で加入が義務付けられていますが、廃車にすると対人賠償の補償が不要になるため、保険を解約すれば残存期間分の保険料の還付を受けられます。 自賠責保険の解約手続きには、下記の書類が必要です。 ・自賠責保険証明書・廃車証明書・本人確認書類・認印・保険標章(ステッカー)・還付金の振込口座を確認できる書類 なお、任意保険の解約に廃車証明書は通常不要ですが、保険の等級を新しいクルマに引き継ぐ際に必要なケースがあるため、加入している保険会社へ確認しておくと安心です。 一時抹消登録後に再び乗るとき 一時抹消登録を行ったクルマでもう一度公道を走るための「中古新規登録」手続きで、廃車証明書(登録識別情報等通知書または自動車検査証返納証明書)が必要です。 また、手続きでは、以下の書類も必要です。 ・廃車証明書・新規登録申請書・手数料納付書・自動車重量税納付書・譲渡証明書(所有者の変更がある場合のみ)・使用の本拠の位置を証明する書面(使用の本拠の位置が使用者の住所と異なる場合、自動車保管場所証明書適用地域外の場合のみ)・発行からおおむね1ヶ月以内の車庫証明・3ヶ月以内の所有者の印鑑証明書・自賠責保険証明書・保安基準適合書・代理人申請の場合は委任状 廃車証明書を紛失した場合の対応方法 廃車証明書には、再発行が可能なものと原則として不可能なものがあります。普通自動車の「登録識別情報等通知書」と軽自動車の「自動車検査証返納証明書」は、盗難車の不正な再登録を防止する観点から再発行ができません。 紛失した場合の対応は、下記のとおりです。 書類名 車種 再発行可否 紛失時の対応・必要書類 登録事項等証明書 普通自動車 可能 ・運輸支局で再発行申請可能・自動車登録番号、車台番号下7桁、本人確認書類、請求理由書を提出 登録識別情報等通知書 普通自動車 不可 ・「登録識別情報等通知書の遺失等に係る新規検査・登録申立書」と登録事項等証明書を用いて新規検査登録の申請で対応・警察での遺失物届の受理番号が必要な場合あり 検査記録事項等証明書 軽自動車 可能 ・軽自動車検査協会で再発行申請可能・交付請求書(軽第3号様式)、車両番号または車台番号を提出・代理人の場合は申請依頼書も必要 自動車検査証返納証明書 軽自動車 不可 ・軽自動車検査協会に特定の願出書を提出し、中古新規登録の手続きで対応・車台番号の拓本、印鑑証明書、実印などが必要・事前審査に約1週間かかる場合がある 詳しくは、手続き先窓口に確認しましょう。 まとめ 廃車証明書は、自動車の廃車手続きが完了したことを証明する重要な書類です。特に、一時抹消登録の証明書は再発行ができないため、紛失しないようファイリングの工夫を検討しておくとよいでしょう。 廃車手続きを行う際は、どの証明書をいつ受け取るべきか、業者に依頼する場合は確実に証明書を受領するかを事前に確認しておきましょう。

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