旧車売買の豆知識

車検証の住所変更をする方法は?手続きしなかった場合の罰則も紹介
旧車売買の豆知識 2023.12.26

車検証の住所変更をする方法は?手続きしなかった場合の罰則も紹介

引っ越しする際には車検証も住所変更しなければなりません。車検証の住所変更は、必要書類をいくつか揃えなければならないほか、15日以内に手続きを行う必要があります。この記事では、車検証の住所変更をしなければならない理由や手続きの手順、発生する費用などを紹介します。 車検証の住所変更をしなければならない理由 車検証の住所変更をしないと、車に関する通知が自宅に届きません。罰金を科せられるケースもあるため、住所が変わったらすみやかに手続きしましょう。まずは、車検証の住所変更をしなければならない理由を紹介します。 そもそも車検証とはどのような書類? 車検証とは、車が保安基準に適合していることを証明する書類です。車の権利関係や課税に関する情報を明確にするための書類でもあります。車検証には所有者や使用者、車に関する情報が記載されており、運転する際は必ず車に備え付けておかなければなりません。 デジタル化推進により2023年1月4日以降は、従来の車検証の1/4の大きさで、ICタグが搭載されたものが発行されます。記載事項に変更があった際や車検時に陸運局へ出向く必要がなくなるため、スムーズな更新手続きが可能です。 また、車検証に記載されている所有者の住所に自動車税の納付書やリコールの通知が届くため、居住地が変わった場合は必ず住所変更をしておきましょう。 車検証の住所変更をしないとどうなる? 車検証の住所変更をしないと、自動車税の納付書が旧住所に届いてしまうため、税金の納付をし忘れる可能性があります。期日までに納付しないと延滞金が発生するほか、車検の更新や売却もできなくなります。 また、車検証の住所変更をしないとリコールの通知も届きません。リコール通知が届かないとリコール対象車か把握できないほか、改修を受けないと保安基準に適合していない状態となることもあるため注意が必要です。リコールを受けなかったことが原因で事故を起こした場合は、車の所有者や使用者が責任を問われる可能性があります。 なお、車検証の住所変更の期日は、住所に変更があってから15日以内にと定められています。期日を過ぎると50万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、すみやかに手続きしましょう。 車検証の住所変更の手順 車検証の住所変更の手順をあらかじめ把握しておくと、スムーズに手続きできるでしょう。続いて、車検証の住所変更の手順を紹介します。 車検証の住所変更をするための事前準備 車検証の住所変更をする前に、管轄の役所で転入手続きを済ませておきましょう。先に転入手続きを済ませないと、住所変更に必要な新住所の住民票を入手できません。 また、住所変更手続きをする際は、車庫証明も必要です。自宅から2km以内の駐車場を保管場所として申請しなければならないため、敷地内に止められない場合は、周辺の月極駐車場を事前にチェックしておきましょう。 車検証の住所変更手続きをする場所 車検証の住所変更手続きは、住所を管轄する陸運局で行います。軽自動車の場合は、住所を管轄する軽自動車検査協会で変更手続きをします。 普通車と軽自動車では、車検証の住所変更手続きする場所が異なるため、混同しないように気をつけましょう。なお、管轄の陸運局と軽自動車検査協会は以下から確認できるため、参考にしてみてください。 ・陸運局・軽自動車検査協会 準備する書類について 車検証の住所変更手続きに必要な書類は、普通車と軽自動車で異なります。それぞれの必要書類を紹介します。 普通車(登録車)の場合 普通車の住所変更手続きに必要な書類は、以下のとおりです。 【自分で用意する書類】・車検証・使用者の住所を証明する書類・車庫証明書・ナンバープレート※管轄が変わる場合・希望番号の予約済証 ※希望ナンバーを取得する場合 【陸運局で入手できる書類】・申請書(第1号様式)・手数料納付書・自動車税申告書・委任状 ※第三者が手続きする場合・手数料印紙 350円分 使用者の住所を証明する書類は、新旧住所の移り変わりが記載されている以下が必要です。 ・個人......住民票もしくは戸籍謄本・法人......商業登記簿謄本 新旧住所の移り変わりが記載されていない場合は、以下で代用できるため、参考にしてください。 ・個人......住民票の除票もしくは戸籍の附票・法人......商業閉鎖登記簿謄本等 出典:国土交通省東北運輸局「Q1.自動車の名義変更や住所変更はどのようにすればよいですか?」 また、陸運局の管轄に変更がある場合は、旧ナンバープレートを返却する必要があります。たとえば、練馬区から足立区に引っ越した場合、練馬ナンバーから足立ナンバーになるため管轄の陸運局が変わります。 管轄の陸運局に変更がなくても、好きな数字を選べる「希望ナンバー」を申請する場合も旧ナンバープレートを返却しなければなりません。 軽自動車の場合 自動車の住所変更手続きには、以下の書類が必要です。 【自分で用意する書類】・車検証・使用者の住所を証明する書類・ナンバープレート※管轄が変わる場合・希望番号の予約済証 ※希望ナンバーを取得する場合 【軽自動車検査協会で入手できる書類】・自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)・申請依頼書 ※第三者が手続きする場合・軽自動車税申告書 使用者の住所を証明する書類として、マイナンバーが記載されていない住民票、もしくは印鑑登録証明書を提出する必要があります。 車が法人名義の場合は、以下のうち1点が必要なため用意しておきましょう。 ・商業登記簿謄本・登記事項証明書・印鑑証明書 上記の書類がない法人は、公的機関が発行する以下のうち1点が必要です。 ・事業証明書・営業証明書・課税証明書・電気、水道料金などの領収書 また、軽自動車は普通車のように車庫証明書を取得する必要がありません。ただし、車の保管場所を確保していることを届け出る「保管場所届出」が必要な地域もあります。住所変更時は不要なものの、後日管轄の警察署で届出をしなければならない地域もあるため、保管場所届出が必要かどうか確認しましょう。 なお、管轄の軽自動車検査協会に変更がない場合は車を持ち込まずに住所変更ができます。 字光式ナンバーを希望する場合は「字光式車両番号指示願」も必要なため、忘れずに持参しましょう。 参考:軽自動車検査協会「住所変更(引っ越し)」 住所変更の手続きの流れ 住所変更の手続きは、普通車か軽自動車かによって流れが異なります。それぞれの手続きの流れは以下のとおりです。 【普通車】1.管轄の陸運局へ出向く2.ナンバープレートを外す3.手数料納付書と申請書、自動車税申告書を入手して記入する4.整備振興会の窓口で350円分の印紙を購入して手数料納付書に貼り付ける5.検査登録事務所の窓口に必要書類を提出する6.住所変更後の車検証を受け取る7.自動車税事務所の窓口で税申告をする8.旧ナンバープレートを返却する9.新しいナンバープレートを受け取る10.封印取付場でナンバープレートに封印をしてもらう 【軽自動車】 1.管轄の軽自動車検査協会へ出向く2.申請書や軽自動車税申告書を入手して記入する3.「総合案内窓口」へ必要書類を提出する4.旧ナンバープレートを返却する(ナンバープレートの変更を伴う場合)5.住所変更後の車検証を受け取る6.新しいナンバープレートを受け取る(ナンバープレートを変更する場合)7.「自動車税事務所」の窓口で税申告をする 普通車と軽自動車の大きな違いは、手続きする場所が異なる点です。手数料や封印の取付の有無にも違いがあるため、スムーズに住所変更手続きができるよう、事前に流れを把握しておきましょう。 また、車検証の住所変更は自動車販売店や行政書士に手続きの代行を依頼できます。陸運局や軽自動車検査協会は、平日9〜16時頃までしか手続きを受け付けていないため、期日までに住所変更を行えないケースもあるでしょう。 代行費用が発生するものの、スムーズに住所変更を行えるため、時間内の手続きが難しい場合は依頼を検討してみてください。 車検証の住所変更にかかる費用 車検証の住所変更をする際は、陸運局でかかる手数料に加えて、住民票や車庫証明の交付料も発生します。 住所変更にかかる具体的な費用は以下のとおりです。 ・手数料 350円・住民票 300円程度・車庫証明 2,500円程度・ナンバープレート 1,500円程度 ※管轄の運輸支局に変更がある場合 希望ナンバーや字光式ナンバーを申請する場合は、以下の費用が発生します。 ・希望ナンバー 4,000円程度・字光式ナンバー 6,000円程度 また、賃貸の敷地内や月極駐車場を保管場所にする場合は「保管場所使用承諾書」を、車庫証明の申請時に警察署へ提出する必要があります。保管場所使用承諾書には、管理会社の署名や捺印が必要であり、数千円〜数万円程度の発行手数料がかかるケースがあることも把握しておきましょう。 まとめ 車検証は、保安基準に適合していることを証明するほか、車の権利関係や課税に関する情報を明確にするための書類です。住所に変更があってから15日以内に陸運局や軽自動車検査協会で住所変更手続きをする必要があります。期日を過ぎると50万円以下の罰金が科せられる可能性もあるため、住所が変わった場合はすみやかに手続きしましょう。 なお、車検証の住所変更は自動車販売店や行政書士に手続きを代行してもらうことが可能です。陸運局や軽自動車検査協会の開庁時間に自分で手続きできない場合は、業者に代行してもらうことも視野に入れましょう。

トヨタ ハリアー(30系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.12.26

トヨタ ハリアー(30系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

トヨタハリアーといえば、高級クロスオーバーSUVブームの火付け役として1997年から発売されており、今も大人気の車種です。ハリアーの中でも2003年~2013年まで製造・販売されていた30系ハリアーからはハイブリッドの設定が登場し大きな話題を集めました。最終モデル販売から約10年が経過し新車価格で400万円を超えていたハイブリッドモデルでも中古市場では100万円台で購入できる個体も出てきています。しかし「10年以上前の中古車は維持費が大変そう……」と心配している方もきっと多いですよね。この記事では30系ハリアーにかかる維持費について解説いたします。 30系ハリアーの特徴 30系ハリアーでは、なんといっても2005年に登場したハイブリッドモデルが大きな話題になりました。2022年現在の今でこそトヨタの販売するほとんどの車種にハイブリッドモデルが設定されていますが、当時は珍しいモデルでした。また、当時は「ハイブリッド=燃費が良い」という認識でしたがハリアーハイブリッドの登場でエンジン+モーター出力のシステム合計パワーで馬力が語られ、走りの面でもハイブリッドのメリットが強く打ち出されたモデルです。 30系ハリアー維持費の内訳 30系ハリアーの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 30系ハリアーはガソリンモデルとハイブリッドモデルの2種類があります。それぞれの燃費を見ていきましょう。 3.5L ガソリン車:9.0~9.7km/リットル3.0L ガソリン車:9.1~9.7km/リットル2.4L ガソリン車:10.6~11.0km/リットルハイブリッド車:17.8km/リットル 10・15モードの燃費で比較しましたが、ガソリン車とハイブリッド車では大きな差がありますね。実燃費は2kmほど低くなるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。 仮に30系ハリアーハイブリッドを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約63リットル使用(*1) し燃料代は10,994円(*2)ほど かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、131,924円(*2) です。*1 燃費は15.8km/リットルで算出(実燃費)*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 30系ハリアーハイブリッドはハイオク限定車ですが、燃費がそこそこ良いのでガソリン代は大きな負担にはならなさそうです。 自動車税 30系ハリアーハイブリッドの排気量は3,310ccです。自動車税を見ていきましょう。2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3.0リットル超~3.5リットル以下(自家用)の自動車税は57,000円/年です。30系ハリアーハイブリッドの場合、車齢13年超えのものは重課税され、66,700円/年にかかります。 任意保険 30系ハリアーハイブリッドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし弁護士特約:あり事故時レンタカー特約(1事故につき日額5,000円まで):あり車両保険:あり車両保険(保険金額):65万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約105,000円/年でした。月々だと9,000円ほどになる計算です。車両保険を付帯すると28,000円ほど年間で保険料が上がるため、つけずに費用を下げるという選択肢もありですね。 車検 30系ハリアーハイブリッドの車検代はいくらになるのでしょうか。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:45,600円(24ヶ月)※車齢13年以上で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:127,410円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。30系ハリアーハイブリッドの枠である2.5トン超~2.0トン以下区分の自家用車の場合、重量税は32,800円ですが、初年度から13年経過した車両については45,600円かかります。初期モデルの場合はそろそろ18年経過するものも出てきますが、この場合の重量税は50,400円にもなります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。30系ハリアーハイブリッドのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。30系ハリアーハイブリッドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 30系ハリアーハイブリッド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の200系ランクル年間維持費>ガソリン代:131,924円自動車税:66,700円任意保険:105,000円車検:63,705円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:417,329円 月額では34,780円ほどかかる計算です。2022年11現在、ガソリン価格が高騰しているため、ハイオク限定車乗りの財布には大きなダメージを与えるでしょう。また、初期モデルの場合は18年経過した場合、重量税も二段階の重課税があります。 ローンで購入するとさらに月々の返済が発生するうえ、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。東京都内で維持していくには10万円以上の維持費がかかるかもしれません。 30系ハリアーハイブリッドの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には、現代のクルマよりもお金がかかるものです。特に30系ハリアーハイブリッドのような大排気量の車種は自動車税がかさむために費用が高くなります。さらに、古いクルマのため故障が増えて修理費用などが別途発生する可能性があるでしょう。もし、30系ハリアーハイブリッドの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです  

GT-R (R35) に適合するカスタムホイールとは?おすすめ8選を紹介
旧車売買の豆知識 2023.12.26

GT-R (R35) に適合するカスタムホイールとは?おすすめ8選を紹介

日産自動車が世界に誇るといえば、やはりスカイラインGT-Rでしょう。その後継車種として現在販売されているのがGT-R(R35)です。スーパーカー愛好者の憧れのクルマであり、国産メーカーの中でも特に走破性に優れています。そんなGT-R(R35)に乗るならやはりホイールにもこだわりたいものです。本記事では、GT-R (R35) に適合するホイールの規格とおすすめのホイール8つを詳しく紹介します。 GT-R(R35)に適合するホイール GT-R(R35)に標準装備されているホイールは、レイズ製の鍛造アルミホイールに統一されており、サイズは20センチです。ただし、グレードによってデザインが異なります GT-R(R35)におすすめのホイール8選 GT-R(R35)にふさわしく、デザインにも機能性にも優れたおすすめのホイールを8つ紹介します。 ヨコハマホイール アドバン TC-4 アドバンレーシングトップの人気を誇るのが「アドバン TC-4」です。コンパクトカーに最適な16・15インチも登場し、サイズ展開も豊富になりました。フルフェイス5本スポークデザインに先端部と股部分にのみ施されたサイドカットが特徴的です。16インチには、PCD114.3の5ホールサイズも設定されています。 HOMURA 2×7 ファーストモデルであり、アイコン的存在が「HOMURA 2×7」です。新造形のフラットテーパー断面を採用することによって、より大きく伸びやかな表現を可能にしました。今までにないエレガントなデザインが特徴的です。 ブリジストン WORK EMOTION 正統派スポーツ系を代表するのが「WORK EMOTION」です。バリエーションが11種類も用意されており、特にサイズのバリエーションが豊富です。デザインは軽量化を重視した5スポークをはじめ、ツイン5スポーク、7スポーク、10スポーク、11スポーク、メッシュが揃っています。 BBS RI-D 「BBS RI-D」は、軽量の超超ジュラルミンA7000系を採用した鍛造ホイールです。GT-R(R35)をはじめとする超高性能スポーツモデルをターゲットに開発されました。BBSホイールのなかでも最も強度があり、見た瞬間に走りの良さをイメージすることができる5本のクロススポークが採用されています。 レイズ ボルクレーシング G16 多数あるメッシュデザインホイールとは一線を画する注目のモデルがボルクレーシングのGシリーズから登場した「G16」です。レースホイールの製造に用いられる「ノンストレスライン」でデザインが構成されており、8本スポークが交互に重なる16本スポーク形状になっています。「G16」というネーミングはそこから由来しています。 レイズ ボルクレーシング TE37 ウルトラ TRACK Edition 1996年に誕生して以来、スポーツ系ホイールのキングに君臨したのが「TE37」です。2016年に新たに誕生したのが「TE37 ウルトラ TRACK Edition」です。スポーク間に新たなマシニング加工を追加し、強度と剛性は一か所につき10グラム、トータル60グラムの軽量化に成功しました。軽量なだけでなく高剛性にも優れており、ブラックカラーが一番人気のカラーです。 エンケイ GTC01 「GTC01」は、最新鋭MAT製法で成形した高剛性に優れた軽重量のホイールです。デザインの自由度は高いけれど重くなりがちな鋳造製法を独自の最新技術で軽量化に成功し、デザイン性も高いです。 エンケイ レーシング RS05RR ドレスアップパーツとして、アルミホイールのデザイン性を限界まで高めるというコンセプトの基に開発されたのが「レーシング RS05RR」です。コンケーブフェイスを採用した伸びやかで立体的なフォルムが特徴的で、フロントフェイス、ミドルフェイス、リアフェイスの3種類が用意されています。   GT-R(R35)のホイールを選ぶときのポイント まず、 GT-R(R35)のホイールを選ぶときには十分な注意が必要です。純正装着のタイヤサイズは20インチですが、前後の幅が異なるという特殊性を持っているためです。ここでは、ホイールを選ぶときに重要な2つのポイントを紹介します。 ボディカラーとの相性を考える ホイールのカラーは、シルバーやブラック、ガンメタリック、ダークブルーといったダークカラー系が定番でGT-R(R35)に良くフィットしますが、自分の好みに合ったカラーを選びたいものです。その際は、ボディカラーとの相性を考えて選択することをおすすめします。 エアロパーツとの相性を考える 同車種であっても年式の違いやグレードで取り付けられるエアロパーツが異なる可能性があります。また、純正パーツとの相性も関係するため、せっかく購入したのに装着できないといった事態に陥らないように事前に確認が必要です。車検証を見れば年式はわかりますが、グレードの表記はありません。「類別区分番号」をもとにネット検索して調べることをおすすめします。 ホイールデザインの種類 ホイールデザインには、主に以下の4種類があります。その他にも様々なデザインや機能が備わったホイールが出ていますが、まずは、メインタイプを知ってから、クルマのデザインやカラーリングに合わせて自分の好みのホイールを選びましょう。 スポークタイプ 最も一般的なホイールのタイプで 純正アルミホイールでもよく採用されているのがスポークです。ホイールの中心から外側に向かうように配置しているデザインが特徴で、軽量で放熱性がよく、冷却性に優れています。スポークが少ないほど軽量になりますが、耐久性が悪くなるといったデメリットもあります。 フィン スポークタイプの一種ですが、スポークをより細くして増やしたタイプがフィンです。高級感のあるデザインで、走行時のホイールの回転も軽やかな動きに見える特徴があります。放熱性や冷却性にも優れています。 メッシュ ホイールの外周から中心の部分に網目状にスポークが配置されたデザインのことをメッシュと呼びます。網目が細かくなるほど高級感が出て、粗いメッシュだと力強い印象になるのが特徴です。 ディッシュ 円盤状のスポークがお皿のようなデザインとなっていることからディッシュと呼ばれています。剛性に優れていて、空気抵抗は少なくなります。重量感のあるデザインで迫力も出ますが、重量があるため、燃費はあまりよくないといったデメリットがあります。

ミッドシップは理想のエンジンレイアウト!MRは今後希少車になる!?
旧車売買の豆知識 2023.12.26

ミッドシップは理想のエンジンレイアウト!MRは今後希少車になる!?

理想的なエンジンレイアウトともいわれるミッドシップは、これまでスポーツカーを中心に多くのモデルに採用されてきました。しかし、そんなミッドシップも技術革新によってその優位性は下がりつつあります。今回はミッドシップの優れているポイントや弱点といった基本的な情報をおさらいしつつ、近年採用車種が増えているフロントミッドシップについても詳しく掘り下げます。 ミッドシップの特徴 「FF」や「FR」「RR」そして「MR」というよく聞くアルファベット2文字は、クルマのエンジン搭載位置と駆動方式を表したものです。1文字目がエンジン搭載位置で、2文字目が駆動輪の位置となります。「F」がフロント、「R」がリヤ、そして「M」がミッドシップの略号です。 ここからは、クルマのカタログや解説サイトなどでよく出てくる「ミッドシップ」という言葉の定義を改めて確認しつつ、特徴についても詳しく解説します。「ミッドシップ=MR」という誤解についても触れているので、曖昧に理解している方もぜひご覧ください。 「ミッドシップ」とは車軸に対するエンジン搭載位置 エンジンの搭載位置は、車軸に対する位置関係で区分されています。ミッドシップとはエンジンの搭載位置を示す言葉で、前後の車軸の間にエンジンを搭載しているエンジンレイアウトです。 一般に販売されているクルマの多くはFFかFRで、駆動輪の場所は車種によって前か後か異なりますが、エンジンはフロント、つまり車両の前車軸側に搭載されています。 トラディショナルなスーパーカーやスポーツカーで採用されているMR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)は、後車軸の前方、居住スペース後方にエンジンを搭載しているケースがほとんどです。 誤解されやすいのですが、ミッドシップは“MR”だけではありません。「ミッドシップ」とはあくまで前後車軸の間にエンジンが搭載されているレイアウトを示すので、前寄りにエンジンを搭載した「フロントミッドシップ」もミッドシップの一種です。最近では日産 R35GT-Rに代表される高性能車や、身近なところではキャブオーバー仕様の軽トラックもフロントミッドシップに分類できます。 MRスポーツカーの高い旋回性能 ミッドシップ最大のメリットは、旋回性能が高い点です。車軸の間に重量物であるエンジンを搭載することで、ハンドリングに対してクルマが素直に反応してくれます。 クルマの旋回とは、直進方向に働いていた慣性力を曲がる方に向けるという動作です。しかし、前方に重量物であるエンジンを搭載しているフロントエンジン車では、重い部分に大きな遠心力と慣性力が働いて曲がりにくくなってしまいます。 対して、ミッドシップは前後車軸にかかる荷重(重さ)の偏りを抑え、4つのタイヤに対して均一な荷重をかけやすくタイヤのグリップ力を効率よく使用できます。そのため、スーパーカーなどのハイパフォーマンスカーは、重量のある大排気量のエンジンを搭載しても、MRレイアウトの採用によって高い旋回性能を発揮するのです。 MRの優位性はやや下がってきている 適切な重量配分を実現しやすいMRは、スポーツカーやさらに高い運動性能を求められるスーパーカーに広く採用されてきました。 しかし、近年の技術革新によってMRの優位性は下がってきています。ミッドシップは今後どうなっていくのか、MRの構造的問題とともに解説していきます。 MRが抱える構造的問題 MR車両が抱える構造的な問題は、居住空間と収納スペースです。クルマの重量バランスを考えるとMRは理想的なエンジンレイアウトですが、運動性能以外の多くの部分が犠牲となります。 MRは運転席後方と後車軸の間にエンジンを設置するため、後部座席のスペースが十分に確保できません。一部には後部座席を設けているMR車両もありますが、ほとんどが2シーターです。 また、クルマの収納スペースとして重要なトランクも、エンジンに追いやられる形で限られたスペースしか確保されていません。フロント側にも収納は可能ですが、クルマは本来流線形に作られているので、高さが不十分なうえ、ブレーキのマスターシリンダーやウォッシャータンクなどもあるので収納として利用できるスペースは限られています。 フロントミッドシップという選択肢 技術革新によって小型のハイパワーエンジンが開発されるようになった現在、理想的なエンジンレイアウトの1つとして注目されているのがフロントミッドシップです。 フロントミッドシップであれば車室空間や収納スペースも確保もできるので、快適性をそのままに運動性能に影響する重量バランスを最適化できます。 フロントミッドシップには、前車軸とバルクヘッド(車室とエンジンルームの隔壁)の間の限られたスペースにエンジンを搭載するという設計上のハードルがありました。しかし、排気量に頼らなくてもハイパワーを実現できるようになったことや、エンジンの小型化でフロントミッドシップの設計が容易になりました。こうした背景から、高い走行性能と引き換えに居住性を犠牲にしているMRの優位性は失われつつあります。 また、フロントミッドシップであれば、さらなる重量バランスの最適化が可能です。GTカーやR35GT-Rでは、後車軸側に変速機とディファレンシャルを搭載した「トランスアクスル」という構造にすることで重量物を前後に分散し、最適な前後重量バランスを保っています。 今でも人気の高いMR車両 技術革新によってさらに性能の高いクルマが開発されることは喜ばしいですが、特別感のあったMRが減っていくのは寂しくもあります。国産車として、唯一販売されていたホンダ S660は2022年3月で販売終了となり、現在新車として購入できるMRは、フェラーリやランボルギーニといった輸入車のスーパーカーしかありません。 そのため、MR車両に乗りたい場合は中古車から探す必要があります。ただし、中古車でもMRの人気は高く、高値で取り引きされている傾向があるので注意しましょう。 たとえば、1997年式のトヨタ MR2(SW20型)で699万円、フロントミッドシップである2007年式のホンダ S2000は980万円もの価格がついていました。旧車王でも、初代NSX タイプR(NA1)には、2550万円もの価格での買取実績があります。 スーパーカーのように趣味性を追求したモデルより、燃費が良く使い勝手の優れたモデルが重宝されるなか、MR車両は年々減少しています。中古相場の高騰はしばらく続くことが予想されるため、購入したい方も手放したい方も相場の動向には注意してください。 ※中古車相場は2022年9月原稿執筆現在

NAエンジンのスポーティモデル10代目スカイラインR34型「25GT-V」を紹介!
旧車売買の豆知識 2023.12.19

NAエンジンのスポーティモデル10代目スカイラインR34型「25GT-V」を紹介!

スカイラインとして10代目のR34型は、第二世代の最終型として登場しました。そして、GT-Rを最上位グレードに設定した最後のスカイラインでもあります。これまでのスカイライン同様、GT-R以外にも個性豊かな多くのグレードがリリースされました。 今回はR34型で販売されたグレードのなかでも、特別限定車として販売された「25GT-V」にスポットを当てます。NAエンジンでありながらターボ車同様の足回りを装備し、高い走行性能を誇ったR34型日産 スカイライン 25GT-Vの魅力を振り返りましょう。 幅広いラインナップが用意されていたR34型 1998年5月から2002年12月まで販売された10代目スカイラインR34型。ボディのサイズアップと丸みを帯びたデザインが批判を浴びた先代R33型の反省から、R34型ではホイールベースを55mm短縮し、シャープなスタイリングに見直されました。 R34型に限らずスカイラインを象徴するのは、最上位グレードのGT-Rですが、第二世代スカイラインは魅力的な幅広いグレードが用意されていることも特徴の一つです。R34型でもセダンモデルの標準車25GTやターボ付きの25GTターボ、四輪駆動方式の25GT FOURなど個性的なグレードが展開されました。 エンジンは全てのグレードにRB型直列6気筒DOHCを搭載。2.6Lツインターボ仕様、2.5LターボとNA、2.0LのNAと合計4種類のエンジンがグレードによって使い分けられています。さらに、ボディタイプは2ドアクーペと4ドアセダンの2種類が用意され、エンジンと吸気方式、駆動方式との組み合わせによってさまざまなグレードが生み出されました。 スポーツグレードER34型として販売された25GT-V 不評だった先代のスタイリングを見直し「ドライビングボディ」「ボディは力だ」をキャッチコピーに直線基調のウェッジシェイプに生まれ変わったR34 スカイライン。 R34スカイライン 25GT-Vの位置付けを、第二世代のR32、R33を踏襲して用意された豊富なラインナップと共に紹介します。 R34型スカイラインには4つの型式が存在 R34型スカイラインには「BNR34」「ER34」「ENR34」「HR34」の4つの型式が存在します。なかでも今回紹介する25GT-Vなどが展開されたER34型は多くのグレードが展開されました。 NAエンジンを搭載する25GTと25GT-V、ターボ搭載の25GTターボ、内外装を充実させたGT-XやGT-Xターボと実に幅広い仕様が相次いでリリースされました。 25GT-Vは当初特別限定車だった 直列6気筒RB25DE型のNAエンジンを搭載する25GT-Vは、1999年2月に特別限定車として4ドアセダンのみが発売されます。NAエンジンモデルにもかかわらず、足回りを中心に多くの点でターボ仕様車と同じ装備が施された運動性能に優れたモデルでした。 当初は3月末までの販売予定でしたが、人気の高さから4月以降も生産を継続。翌2000年には2ドアクーペも生産され、セダン、クーペともに後期型は限定車ではなくカタログモデルとなりました。 NAながら充実した装備の25GT-Vが放つ魅力 ターボと比較すると非力なNAエンジンを搭載しながらも、充実した装備を足回りにととのえた25GT-V。優れた走行性能を発揮する25GT-Vは、ターボ車と比べて30万円以上も価格を抑えられた、お財布にもやさしいモデルでした。 GT-Rでもターボ車でもないのに、上質なスポーティ感を味わえるR34型スカイライン「25GT-V」が放つ魅力を紹介します。 似ているようで大きく違う25GTと25GT-V 25GT-Vと混同されがちなのが「25GT」です。どちらも同じNAエンジンを搭載し、ボディタイプやトランスミッションの設定も変わりません。しかし、足回りの仕様によってドライブフィールは大きく異なります。 ER34型のベーシックモデルといった位置付けの25GTのホイールサイズは16インチで、足回りもNAエンジン仕様です。一方、25GT-Vは17インチホイールを始め、足回りや駆動制御システム(リヤビスカスLSD)、ブレーキシステムがターボエンジンを搭載する25GTターボと同じ仕様になっています。 急ハンドル時の収束性に優れている電動スーパーハイキャスと、安定したコーナリング性能を生み出すリアスタビライザーを装備し、ブレーキには4輪とも対向ピストンキャリパーを採用しています。NA仕様とはまったく異なるスポーティな足回りに仕上げられました。 NAエンジンながら、ターボエンジンを搭載する上位グレードの25GTターボと25GT-Vは同等の位置付けだとわかるポイントがエンブレムです。25GTはブルーのエンブレムを付けているのに対し、25GT-Vは25GTターボと同じ赤いサイドエンブレムを装着しています。 街乗りとしても楽しめるナチュラルな吹け上がり 瞬発力のある加速感が特徴のターボ車と比べて、NAらしいナチュラルな吹け上がりのある25GT-Vは、街乗りでもスムーズな走りを楽しめる一台です。 しかも、ターボ車譲りの締め上げられた足回りによって高い安定感を実現しているため、NA独特のフィーリングを味わいながら躊躇いなくアクセルを開けられます。 状態によってはターボ仕様並の高値で取引される25GT-V 25GT-Vは、NAエンジンにターボ車の足回りという通好みの存在です。GT-Rやターボ仕様の25GTターボに比べるとこれまであまり高い評価はされてきませんでした。 しかし、アメリカの「25年ルール」やハリウッド映画での起用による、R34型GT-Rの人気の高まりにともなって25GT-Vも高値傾向にあります。大手中古車情報サイトでは、走行19万キロ以上の1999年式25GT-Vで400万円以上の価格の個体も存在しました。 旧車王での買取価格も上昇傾向で、希少性から状況次第ではターボ車並みの価格がつけられることもあります。NAなのにターボと同等の運動性能を発揮するR34型スカイライン 25GT-V、今後の価格動向から目が離せません。 ※価格は2023年3月執筆当時

車の雪の事故の種類は?スリップしやすい状況や対策方法を紹介
旧車売買の豆知識 2023.12.19

車の雪の事故の種類は?スリップしやすい状況や対策方法を紹介

積雪や道路の凍結により、車の事故を不安に思う方もいるでしょう。雪道で事故を防ぐには、スリップしやすい状況や対策方法を事前に把握しておく必要があります。この記事では、雪道の車の事故の種類やスリップしやすい状況、対策方法などを紹介します。 雪道の車の事故の種類 雪道では、スリップして人や車にぶつけたり後ろから追突されるなどの事故が発生します。まずは、雪道の車の事故の種類を紹介します。 スリップで人や車にぶつけた 雪道ではタイヤがグリップ力を失うため、スリップで人や車にぶつける事故が多発しています。たとえば、スリップにより歩行者や対向車などとぶつかるといった事故です。なかでも路面が凍結しているアイスバーン上は、積雪路よりもスリップしやすいため大変危険です。 また、アイスバーン上はハイドロプレーニング現象により、ブレーキやハンドル操作が効きにくくなる危険性があります。ハイドロプレーニング現象とは、タイヤと路面の間の生じた水膜により浮いた状態となり、車をコントロールできなくなることです。 アイスバーン上はスリップしやすいほか、ブレーキやハンドル操作が効きにくいことも把握しておきましょう。 後ろから追突された 雪道で後ろから車に追突される事故も珍しくありません。雪道は滑りやすくブレーキが効きにくいため、後方車に追突される可能性があります。自分が加害者になる可能性も十分あるため、注意して運転しなければなりません。 また、道路や前方車の状況によっては急ブレーキをかけるケースもあるでしょう。ABSが搭載されていない車で急ブレーキをかけると、タイヤがロックされブレーキやハンドル操作が効かなくなるため、前方車に追突する危険性が高まります。 ABSは、急ブレーキをかけた際にタイヤがロックすることを防ぐ装置です。年式が古い場合はABSが搭載されていない可能性もあるため、雪道を運転する前に装備されているかどうか確認しましょう。 雪に埋まった動けなくなった 雪道では、タイヤが空回りして身動きが取れなくなるケースもあります。車は本来、タイヤが路面をグリップすることで、進みたい方向に走行できます。 しかし、積雪によりタイヤが路面を上手くグリップできないため、車は前に進めません。雪に埋まって動けなくなった場合は、自力で脱出するかロードサービスを呼ぶ必要があります。 また、雪に埋まった状態で後ろから追突されるケースもあるため、停車中はハザードランプをつけましょう。 雪道でスリップしやすい状況とは 雪道で最もスリップしやすいのは、路面が凍結しているときです。凍結している路面はスリップしやすいほか、道路が濡れているだけのようにも見える特徴があり大変危険です。路面の凍結に気づかず、普段どおりの速度で走行してしまうため、事故を起こしやすい傾向にあります。 現に2019年に起きた雪道での交通事故の件数は、積雪時の1,178件に対し、凍結時は2,576件と約1.4倍も多く発生しています。死亡事故は積雪時が9件に対し、凍結時は30件と約3.3倍も多く発生しているため、注意して運転しなければなりません。 また、凍結時の事故は単路で起きやすい傾向にあります。単路とは、中央が定められていない道路のことです。単路のほかに、以下の場所でも凍結によるスリップが起きやすい傾向にあるため、把握しておきましょう。 ・交差点付近・カーブ・橋やトンネルの出入り口 なお、積雪時はわだちによりハンドルが取られ、危険を察知しても回避しにくいため事故が発生しやすい傾向があります。凍結時より事故の件数は少ないものの、交差点や単路で発生しやすいため、注意して運転しましょう。 参考:東京海上日動公式サイト「冬道でスリップしないためには」 雪道で車の事故をしないための対策 雪道で事故をしないための対策を把握しておくと、自分と車の身を守れる可能性があります。続いて、雪道で車の事故をしないための対策を紹介します。 スタッドレスタイヤを過信しない スタッドレスタイヤは、雪道で高いグリップ力を発揮するものの、過信すると事故につながる可能性があります。スタッドレスタイヤを装着していてもスリップする可能性は十分にあるため、注意して運転しなければなりません。 たとえば、スタッドレスタイヤの溝がなくなってきた際や、空気圧が低下している場合もスリップしやすい傾向があります。なかでも、路面が凍結したアイスバーン上は、特にスリップしやすいため注意が必要です。アイスバーンは、橋やトンネルの出入り口と交差点付近に発生しやすいため、参考にしてください。 なお、道路の状況次第ではタイヤチェーンを装着していないと、走行できないケースもあります。豪雪地帯を走行する場合は、タイヤチェーンを車に備えましょう。 十分に車間距離を取る 雪道は通常の路面より停止距離が長いため、十分に車間距離を取る必要があります。停止距離とは、運転手が危険を察知してブレーキを踏み始めてから車が完全に停止するまでの距離のことです。「空走距離+制動距離=停止距離」で算出します。 空走距離と制動距離の意味は以下のとおりです。 ・空走距離......危険に気づいてからブレーキが実際に効き始めるまでの距離・制動距離......ブレーキが効き始めてから実際に車が停止するまでの距離 車間距離が十分ではない場合に急ブレーキを踏むと、前方車に追突する危険性があります。車間距離を十分に取っていれば事故を防げる可能性が高まるため、日頃から意識して運転しましょう。 また、雪道では速度を落として走行することも大切です。速度が早すぎる場合は、なるべくフットブレーキは使用せず、エンジンブレーキを活用して安全に減速しましょう。 急ブレーキや急ハンドルは避ける スリップ事故は、急ブレーキや急ハンドルした際に発生する傾向にあります。急ブレーキではなく、数回に分けてブレーキを浅く踏む「ポンピングブレーキ」を活用しましょう。カーブを走行する際は、十分すぎるほど減速してから慎重に曲がることをおすすめします。 なお、雪道では急発進も危険です。発進する際は、ブレーキを離したときに車が微動する「クリープ現象」を活用して、ゆっくり走り出しましょう。 ホワイトアウトしたときは安全地帯で停車する ホワイトアウトしたときは、時速10km/h前後までゆっくり速度を落とし、安全地帯で停車しましょう。ホワイトアウトとは、大雪や吹雪が降った際に、前方や周囲の視界が奪われる現象のことです。周囲が開けた平な道や峠道、路肩に積雪がある道路で発生しやすい特徴があります。 一瞬で数十m先が見えなくなり、周囲の状況を把握できないため、ホワイトアウトしている中での運転は大変危険です。たとえば、前方車への追突や、事故現場にそのまま突っ込んでしまうなどの事故を起こす可能性があります。後方から追突される可能性もあるため、安全地帯で停車する際はハザードランプをつけましょう。 なお、大型車が付近にいる場合は雪が舞い上がりやすいため、後方や反対車線を走行する際は注意して運転する必要があります。 雪と事故の関係性 平年より降雪量が多いと、雪害による死亡事故も増える傾向があります。総務省によると、令和2年11月〜令和3年4月の雪害による死亡事故の件数は110件です。 令和2年12月14日〜21日にかけて強い冬型の気圧配置が続いたため、北日本から西日本の日本海側中心で大雪だった背景があります。なお、発生した死亡事故のうち、98件が屋根の雪下ろし時の除雪作業中によるものです。 また、降雪量が多いと死亡事故に加えて、雪害による救急事故も増える傾向があります。東京消防庁によると、平成30年1月は降雪後に滑って転倒した際の救急事故が多発しました。 現に平成30年1月22日は、東京でも20cmを超える積雪が観測され、4年ぶりに大雪が降りました。降雪量が平年よりも多い場合は事故が発生する可能性が高まるため、気象情報をチェックしましょう。 出典:消費者庁公式サイト「雪や凍結路面が関係する事故 データと事例」 まとめ 雪道ではスリップで人や車にぶつけたり、後ろから追突されるなどの事故が発生します。特に路面が凍結している道路で事故が起きやすいため、降雪時は十分注意して運転しなければなりません。 雪道ではスタッドレスを過信せず、車間距離を十分取って急ブレーキや急ハンドルを避けて運転する必要があります。ホワイトアウト時は運転を中断し、解消されるまで安全地帯で停車しましょう。 また、平年より降雪量が多いと事故が増える傾向にあるため、雪道を運転する予定がある場合は気象情報をよくチェックしておきましょう。

車の「寒冷地仕様」とは?違いやメリット・デメリットを解説
旧車売買の豆知識 2023.12.19

車の「寒冷地仕様」とは?違いやメリット・デメリットを解説

車のカタログの価格表示を見ると、メーカー小売価格と並んで、「北海道地区メーカー小売価格」と掲載されているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。これは、「寒冷地仕様車」であることを意味しています。では、寒冷地仕様車とはどのような車なのでしょうか。今回は、寒冷地仕様車とはどのような車で、標準仕様の車とどのような違いがあるのか解説します。 寒冷地仕様車とは 車のカタログやWebに掲載されている情報を見ると、「北海道地区メーカー小売価格」といった表示があったり、注釈で「寒冷地仕様を選択した場合」と書かれていたりすることがあります。 寒冷地仕様車とは、寒冷地で使うことを考えた仕様になっている車のことです。寒冷地仕様車は、雪が降る地域や気温が低い地域での使用を想定しているため、標準仕様車より装備や機能を追加・強化しています。 寒冷地仕様車の標準仕様車と異なる点 寒冷地仕様車と標準仕様車は、具体的にどこがどのように違うのでしょうか。 バッテリーやオルタネーターの容量 寒冷地仕様車は、容量が大きいバッテリーを搭載したり、発電量が多いオルタネーターを装備したりしています。 このようなバッテリーやオルタネーターが使われているのは、気温が低い環境でエンジンをスムーズにかけられるようにするためです。 ワイパーの特性 ワイパー周辺も寒冷地仕様に変更されているケースが多いです。 寒さが厳しい場所では、凍結しにくいワイパーに変更されます。また、ワイパーに付着した雪や氷を除去する装置「ワイパーディアイサー」が装備されます。 凍結防止対策の有無 寒冷地仕様車は、走行することによって付着する雪や水などによって発生する凍結を防止するための装備が取り付けられています。下回りの凍結を防止するためのアンダーカバーやミラーのヒーターは凍結を防止するための装備品です。このような凍結防止対策も寒冷地仕様車ならではの特徴です。 暖房機能 暖房機能が充実しているのも寒冷地仕様車ならではのポイントです。寒冷地仕様車では、シートヒーターやリアヒーターダクトが追加されます。このように寒冷地仕様車は、シートヒーターや後席のヒーターなどによって、乗員が快適に過ごせるよう工夫されています。 サビ対策 寒冷地仕様車は、サビへの対策が強化されているケースが多いです。 路面凍結の恐れがある道路では、凍結防止剤が散布されることが多々あります。この凍結防止剤には塩分が含まれており、凍結防止剤が付着したまま車を放置すると、またたく間にサビてしまいます。このように、走行環境を考慮した対策が講じられていることが特徴です。 冷却水の濃度 寒冷地仕様車では、冷却水の濃度が高くなっていることがほとんどです。気温が低い環境で冷却水が凍結しないよう寒冷地仕様車では濃度が高い冷却水に変更されています。 寒冷地仕様車のメリット ここでは、寒冷地仕様車の主なメリットを2つ紹介します。 寒冷地でも快適に運転できる 寒冷地仕様車は、寒さが厳しい場所や地域でもトラブルなく運行できるように工夫されています。そのため、寒冷地でも快適に運転できることがメリットです。 凍結のリスクが低い 寒さが厳しい時期は、エンジンがかかりにくかったり、下回りが凍結したりする恐れがあります。このような寒さによるトラブルを減らすことができるのも寒冷地仕様のメリットです。 寒冷地仕様車のデメリット ここからは、寒冷地仕様車のデメリットについて紹介します。 普通仕様車よりも価格が高い傾向がある 寒冷地仕様車は、標準仕様車より価格が高い傾向にあります。車種によって、価格は異なりますが、標準仕様の車より数万円ほど高いケースが多いようです。 使用頻度によっては割高になる 寒冷地仕様車は、寒さが厳しい環境で使うことを想定した装備や機能が追加されている車です。そのため、寒い地域や場所に行かないのに寒冷地仕様車にすると、車輌価格が割高になります。車の使い方を考えて、寒冷地仕様車にするか標準仕様車にするかを決めましょう。 寒冷地仕様車はこのような人におすすめ 寒冷地仕様車は、次のような人におすすめです。 ・寒さが厳しく、降雪や積雪がある場所や地域に住んでいる人・ウインタースポーツを楽しむために定期的に寒い場所に行く人・寒暖差が激しい場所へ行き来する人・寒冷地への引っ越しや移住を考えている人 上記に当てはまる人は寒冷地仕様車の購入を検討するとよいでしょう。 まとめ 寒冷地仕様車は、寒さが厳しい環境でも快適に車を使えるよう装備や機能の強化・追加をした車です。雪が降り積もる地域に住んでいる方はもちろん、ウインタースポーツなど寒い場所でなければ楽しめないアクティビティが趣味の方も寒冷地仕様車を検討してみるとよいでしょう。

寒さの厳しい冬の車トラブルの対処法と予防法を解説
旧車売買の豆知識 2023.12.19

寒さの厳しい冬の車トラブルの対処法と予防法を解説

バッテリー上がりやガラスの曇り・凍結など、冬にはさまざまな車のトラブルが起こりやすいです。雪が降らない地域でも、トラブルが発生する可能性があるため、万が一に備えて対処法・予防法を知っておきましょう。この記事では、冬に起こりやすいトラブルとその対処法、予防法について解説します。 冬に起こりやすい車のトラブルとその対処法 冬に起こりやすい車のトラブルは、以下のとおりです。 ・バッテリー上がり ・ガラスの曇り・凍結 ・エンジンオイルが硬くなる ・冷却水が凍結する ・タイヤが雪に埋まる ・ウォッシャー液が出ない ・タイヤがパンク・バーストする それぞれの詳細と、対処法について解説します。 バッテリー上がり 冬にはバッテリー上がりが発生しやすいです。気温が低下すると、バッテリー液の温度も低くくなり性能が落ちてしまいます。 また、冬場は日照時間が短くライトを使用する時間が長く、寒さでエアコンの使用頻度も高くなって、車の放電量が増えます。これらがバッテリー上がりが起こりやすい原因です。 対処法 バッテリーが上がってしまったときの対処法は、以下のとおりです。 ・専用のバッテリー充電器で充電をする ・他の車から電気を分けてもらう ・ロードサービスを呼ぶ 車のバッテリーが上がると、運転できなくなるのはもちろんのこと、事故に発展する危険もあります。 ガラスの曇り・凍結 冬はガラスの曇りや凍結のトラブルが発生しやすいです。車内のエアコンを使用すると、ガラスの氷は次第に溶けていきますが、車外との気温差でガラスが曇ってしまうこともあります。 対処法 ガラスが曇ってしまったり、凍結してしまったときの対処法は、以下のとおりです。 ・凍結箇所にぬるま湯や水をかけて溶かす ・曇り止め防止のデフロスターやデフォッガーを使用する ・エアコンの外気導入で車の内と外の温度差を少なくする ・解氷スプレーなどのグッズを使用する フロントガラスの曇りや凍結は、視界が悪くなり車の運転にも影響を及ぼします。ガラスの曇りや凍結を事前に防止しておきましょう。 エンジンオイルが硬くなる 冬はエンジンオイルが硬くなるトラブルも発生しやすいです。気温が下がるとエンジンオイルの温度も低下し、粘度が変化して硬くなります。エンジンオイルの種類によっては、気温の低下で粘度が変わると、エンジン内部を循環できなくなってしまうことがあります。 対処法 エンジンオイルが硬くなってしまったときは、エンジンをかけてオイルを温めましょう。エンジンの劣化や故障にもつながるため、気をつけたいトラブルです。 冷却水が凍結する 車の冷却水にはエチレングリコールなどが含まれており、水に比べると凍結しにくいです。しかし、寒冷地ではまれに冷却水が凍結してしまうこともあります。また、寒冷地で生活していなくてもスキー場など寒冷地に行くときには注意が必要です。 対処法 冷却水が凍結してしまったときの対処法は、以下のとおりです。 ・オーバーヒート防止のため、エンジンをかけない ・凍っていない液体を抜く ・温かいお湯を入れて溶かす ・エンジンがオーバーヒートしたら安全な場所に停車し、ロードサービスを呼ぶ 冷却水が凍ってしまうと、配管やエンジンの内部にまでひび割れが発生してしまうことがあり、エンジンの劣化や故障にもつながります。冷却水が凍結しないよう事前に対策しましょう。 タイヤが雪に埋まる 積雪の多い地域では、タイヤが雪に埋まるトラブルも発生しやすいです。駐車時にタイヤが雪に埋まってしまった場合には、車の下の雪をスコップなどで取り除きます。 また、車が雪に埋もれて立ち往生してしまったときに、エンジンをかけたままにしておくと一酸化炭素中毒になる可能性もあり大変危険です。 対処法 タイヤが雪に埋まってしまったときの対処法は、以下のとおりです。 ・柔らかい雪の場合は、ゆっくり前進と後進を繰り返して脱出する ・車がまったく動かない場合は、タイヤの下にフロアマットなどを敷いて車を動かす ・周りに救援を求め、状況によっては警察などに連絡をする 運転中にタイヤが雪に埋まってしまった場合には、ハンドル操作が思うようにできなくなってしまい、場所によっては事故を招きかねません。まずは、安全な場所に移動しましょう。 ウォッシャー液が出ない バッテリー液やエンジンオイルと同様に、気温が低下するとウォッシャー液が凍って出なくなってしまうことがあります。ウォッシャー液はエタノールが含まれているため、凍りにくい液体ですが、極度に気温の低い地域にいる場合は気をつけなければなりません。 また、ウォッシャー液が凍らなくても、ノズルが凍結してしまうことがあります。たとえウォッシャー液が正常だとしても噴出できなくなるため、関連する部品の状態もよく確認しましょう。 対処法 ウォッシャー液が出なくなってしまったときの対処法は、以下のとおりです。 ・エンジンをかけて、温めてから使用する ・ノズルやノズル周辺が凍っている場合は、お湯や温風で溶かす タイヤがパンク・バーストする 冬には、タイヤのパンクやバーストといったトラブルも発生しやすいです。気温が低下すると、タイヤの空気圧が減少します。 また、寒さによりタイヤのゴムが硬くなってしまい衝撃に弱くなります。さらに、道路の落下物が雪に埋もれていて、気づかずに踏んでしまうことも多いです。 対処法 タイヤがパンクしてしまったり、バーストしてしまったときの対処法は、以下のとおりです。 ・急ブレーキを踏まない ・ハンドルをしっかり持って、減速しながら安全な場所に移動する ・ロードサービスを呼ぶ タイヤのパンクやバーストは大きな事故につながる恐れがあります。空気圧やタイヤの劣化は寒くなる時期の前に点検しておくと、パンクやバーストといったトラブルを回避できます。 冬の車のトラブルを防ぐ方法 冬の車のトラブルは、事前に準備しておくと回避できるものが多いです。主な防止策は以下のとおりです。 ・スタッドレスタイヤを装備する ・硬化しにくいエンジンオイルに交換する ・凍結しにくいタイプのウォッシャー液に交換する ・バッテリーをチェックしておく ・ガラスを清掃しておく それぞれ詳しく解説します。 スタッドレスタイヤを装備する 積雪しない地域であっても、みぞれや雨が降った日には地面が凍結しやすいです。積雪しない地域では、ノーマルタイヤで冬を越すことも多いですが、安全性を考えるのであればスタッドレスタイヤの使用をおすすめします。 そもそも沖縄県以外の地域では、雪が降っているときにノーマルタイヤで走行すると道路交通法違反となります。また地域によっては、スタッドレスタイヤだけでなくチェーン装着が必須となるところもあるため、旅行などで寒冷地を訪れる際には注意が必要です。 硬化しにくいエンジンオイルに交換する エンジンオイルが硬化している場合には、走行前にエンジンをかけてオイルを温める必要があります。毎回温めるのは面倒なため、寒い地域で車に乗る方は、オイルの温度が低い状態でも走行できるようなエンジンオイルに交換しましょう。 適切なエンジンオイルは車種により異なり、車の取扱説明書に記載されています。また、エンジンオイルは数字とW(Winter)の組み合わせで、低温側粘度がわかります。最も数字の低い0Wは-35℃まで対応可能です。 凍結しないタイプのウォッシャー液に交換する ウォッシャー液にもさまざまな種類があり、寒い地域で使用するのであれば凍結しないタイプのものを選びましょう。また、通常ウォッシャー液は水で希釈して使用しますが、冬場は濃度を濃くすることも重要です。 たとえば、エタノール10%くらいの原液の場合には、原液と水を1対1で希釈すると凍結温度は-2℃程度です。しかし、これを原液のまま入れれば-ス6℃程度まで耐えられるようになります。 バッテリーをチェックしておく バッテリーが上がるトラブルを防ぐために、定期的な点検や交換は必須です。バッテリーの寿命は2〜3年といわれています。寿命が近づくにつれトラブルが発生しやすくなるため、定期的な点検をおすすめします。 また、週に1回30分を目安に車を走らせることも、バッテリー上がりの防止策として有効です。信号待ちや渋滞の少ない道を選びましょう。 ガラスを清掃しておく ガラスに汚れが付着していると、汚れの不純物が水と混ざり凍結しやすくなります。そのため、凍結を防ぐためにガラスを綺麗にしておきましょう。 また、凍結するのは車外のガラスだけではありません。車内のガラスも凍結するため、綺麗にしておく必要があります。 まとめ 積雪の多い地域や、寒さが厳しい地域では、車のトラブルが発生しやすいです。急なトラブルに備えて、対処法を知っておきましょう。また、リスクを回避するためにもできる限りの対策をおすすめします。

フロントガラスの凍結トラブルの対処法とは?注意点についても解説
旧車売買の豆知識 2023.12.19

フロントガラスの凍結トラブルの対処法とは?注意点についても解説

フロントガラスの凍結は冬場に起こりやすいトラブルです。特別な道具がなくても凍結部分を溶かせるため冷静に正しく対処しましょう。また、凍結防止に役立つグッズを使うのも1つの方法です。この記事では、フロントガラスの凍結の対処法や予防法、注意点などについて詳しく解説します。 車のフロントガラスが凍ったときの対処法 車のフロントガラスが凍ったときには、以下の対処法を試してみてください。 ・車を温めてから発進する ・氷をヘラやスクレイパーで取り除く ・ぬるま湯をかける ・解氷スプレーを吹きかける ・解氷用ウォッシャー液を使う それぞれ詳しく解説します。 車を温めてから発進する フロントガラスの凍結の対処法として最も簡単な方法は、車を温めてから発進することです。車のエンジンをかけてエアコン(暖房)をつけると、車内が温まりフロントガラスの氷も次第に溶けていきます。 フロントガラスが凍るほどの寒い日は車内の温度も低下しており、寒さで手がかじかんでハンドルを握ることも難しくなりがちです。前もって車内を温めておくと、フロントガラスの氷を溶かせるだけでなく、車に乗り込んだときにすでに暖かい状態のため、スムーズに運転を始められます。 また、車にはデフロスターやデフォッガーが備えられています。デフロスターは、フロントガラスとフロントドアガラスの内側の曇りを取るもので、デフォッガーはリアウィンドウの内側の曇りをとるものです。本来ガラスの曇りを取るものですが、氷を溶かすことにも効果があります。 氷をヘラやスクレイパーで取り除く 薄く張った氷であれば、ヘラやスクレイパーを使ってとることも可能です。ただし、調理器具や工具として使用するプラスチック製や金属製のものは、フロントガラスを傷つけてしまう恐れがあり使用すべきではありません。 カー用品店や通販で、車の氷を取り除く専用のヘラやスクレイパーを購入しましょう。ただし、車用のヘラやスクレイパーであっても、分厚い氷の場合には取り除くまでに時間がかかってしまうことがあります。エアコンやデフロスターを併用しながら行いましょう。 ぬるま湯をかける ぬるま湯や水をかければ、氷を溶かせます。ただ、熱湯をかけると外気温との差でフロントガラスがひび割れてしまう可能性があるため、避けましょう。また、気温の低い日には、ぬるま湯や氷をかけた瞬間から凍ってしまうこともあるため注意が必要です。 適温は40度前後です。耐熱のビニール袋に入れて氷をなぞると効率よく溶かせます。 解氷スプレーを吹きかける フロントガラスが凍ったときには、カー用品店や通販で販売されている解氷スプレーの使用も効果的です。 取扱いは非常に簡単で、スプレーをフロントガラス全体に吹きかけるだけで、氷が溶けます。ぬるま湯や水のようにかけた瞬間に凍る心配もありません。 解氷スプレーにはアルコールが含まれており、アルコールの主成分であるエタノールの凍結温度は約-114℃です。水の凍結温度が0℃のため、エタノールは凍結しにくいことがわかります。そのため、アルコールが手元にある場合には、水で2倍希釈すると手作り解氷スプレーを作ることも可能です。 ただし、車のボディにかかるとワックスなどのコーティングが剝がれてしまうこともあるため注意しましょう。 解氷用ウォッシャー液を使う フロントガラスの凍結頻度が高い場合には、ウォッシャー液を解氷用のものにすることもおすすめです。 ウォッシャー液は汚れを落とすための液体です。ボンネット内のウォッシャータンクに入れて使用します。このウォッシャー液を解氷用のものに変えると、噴射時にフロントガラスの氷を溶かせます。 ただし、解氷用ウォッシャー液とその他のウォッシャー液は混ぜて使用できません。そのため、すでにタンクに入っている他のウォッシャー液が空になってから、解氷用ウォッシャーを入れる必要があります。 車のフロントガラスが凍結する仕組み フロントガラスが凍る仕組みの1つに「放射冷却」があります。放射冷却は、物体が外に熱を出して冷えることで、熱湯を放置しておくといずれ温度が下がり水になる現象です。 曇りや雨の日には上空に雲がかかっており、この雲が蓋のような役割をするため、地面の熱が上空に逃げにくくなっています。一方、雲がない晴天の日は地面の熱が上空に逃げやすく、冷え込みます。 また、フロントガラスの氷は霧が固まってできており、気温が5℃を下回ると霧が発生します。通常水が凍るのは0℃からですが、晴れている日こそ放射冷却が起こりやすく、日中と夜間の気温差が大きいほど凍結しやすいです。 さらに湿度が高く、空気中の水蒸気が多い日も凍結しやすいため、注意しましょう。 車のフロントガラスの凍結を防ぐ方法 放射冷却の仕組みを知れば、凍結しやすい日がある程度予測できます。そのため、凍りやすそうな日には、凍結を防ぐために事前に対策しておきましょう。 ここからは、フロントガラスの凍結を防ぐ方法について解説します。 凍結防止シートを取り付けておく カー用品店や通販で購入できる凍結防止シートをフロントガラスにつけておくと、凍結を防止できます。 フロントガラスの大きさは車種によって異なり、凍結防止シートもさまざまな大きさのものが販売されています。ドアに挟むタイプのシートは挟むだけの余分が必要なため、車に合ったサイズのものを選びましょう。 また、夏場にも使えるUVタイプのものや、急な雨にも対応しやすい撥水加工がされているものなどシートによって機能や価格も異なります。 撥水スプレーを使用する 凍結予防には、フロントガラスに水をつきにくくする撥水スプレーも効果的です。凍結防止シートのように付けたり外したりする必要がなく、フロントガラスに吹きかけるだけのため手軽に使用できます。また、水がつきにくくなるのにあわせて、汚れもつきにくいです。 撥水スプレーをしていると、万が一フロントガラスが凍結をしてもヘラやスクレイパーでとりやすくなります。撥水効果の高いシリコン系、持続力が高いフッ素系と種類によって効果も異なるため、用途に合ったものを選びましょう。 油膜や汚れを落としておく 凍結を予防するには、フロントガラスの油膜や汚れを落としておくことも大切です。フロントガラスが汚れていると、水に汚れの不純物が混ざり氷結点が高くなります。 フロントガラスの凍結には、放射冷却や霧の発生が大きく関係していますが、温度がさほど低くない日でも凍結している場合には、汚れが付着している可能性があります。水性の汚れは水やカーシャンプーで落ちますが、油性の汚れは油膜除去剤による研磨がおすすめです。 固着した汚れはセルフでは落としにくいこともあるため、無理に落とそうとせずお店に相談しましょう。 車のフロントガラスの凍結時の注意点 フロントガラスの氷を溶かす際には、注意しなければならない点がいくつかあります。 ・熱湯をかけない ・ワイパーで取り除かない ・氷をたたき割らない それぞれ詳しく解説します。 熱湯をかけない 氷を手っ取り早く溶かすために熱湯をかければよいと考える方もいるかもしれませんが、フロントガラスがひび割れてしまうため、熱湯は絶対にNGです。 ガラスは温度が上がると膨張し、下がると収縮します。また、熱が伝わる速度が遅く、熱を通しにくいという性質ももっています。そのため、熱湯をかけるとフロントガラスの外側は膨張しますが、熱が伝わりにくいため内側は膨張しません。この変化に耐えられず、ガラスはひび割れてしまいます。 ワイパーで取り除かない フロントガラスの凍結をワイパーで取り除こうとすると、ワイパーが故障してしまう恐れがあります。 ワイパーには、ワイパーブレードというフロントガラスの表面の汚れや雨水を取り除くゴムがついています。凍結をワイパーで取り除こうとすると、ワイパーブレードのゴムが剥がれてしまう可能性があります。 また、ワイパー自体が折れてしまったり動かなくなってしまうこともあり、使用すべきではありません。 氷をたたき割らない フロントガラスに分厚い氷ができてしまったときには、ハンマーなどで叩き割ろうとする方もいますが、これもNG行為の1つです。 力加減を間違えれば、フロントガラスを叩き割ってしまう危険があるためです。フロントガラスの修理や交換は高額で、数万円~数十万円もの費用がかかる場合もあります。 まとめ フロントガラスの凍結は、寒冷地でなくても起こりやすいものです。凍ったままの状態では前が見えづらく、事故などを起こしやすくなります。 フロントガラスの凍結防止のためにさまざまな便利グッズが販売されているため、ぜひ活用してみてください。また、凍結させないために日頃からフロントガラスを綺麗にしておくことも大切です。 もし凍結してしまった場合にも適切に溶かせば問題ありません。ただし、熱湯をかける、氷を叩き割るなどのNG行為を行えば、フロントガラスがひび割れてしまったり、車が故障してしまう可能性もあるため注意が必要です。

雪が降るほど気温が低いときはエンジンもツラい!低温時の影響や対処法を紹介!
旧車売買の豆知識 2023.12.18

雪が降るほど気温が低いときはエンジンもツラい!低温時の影響や対処法を紹介!

雪が降るほど気温が低い日にツラいのは、人だけではありません。車のエンジンにとってもツラい環境です。今回は、雪が降るほど外気温が低いとき、車のエンジンがどのような影響を受けるのか解説します。また、トラブルにならないための対策も紹介します。 雪がエンジンに与える影響 雪が降るほど外気温が低いとき、車のエンジンにどのような影響があるのでしょうか。ここからは、温度の低さがエンジンに与える影響を紹介します。 温まるまでに時間がかかる 外気温が低いと、エンジンが温まるまでに時間がかかります。 車のエンジンは、さまざまな潤滑機能や冷却機能などが正しく機能することで本来の性能を発揮します。つまり、エンジンの性能をしっかり引き出すためには、エンジンオイルの油温や冷却水の水温などが適温になっている必要があるのです。 しかし、雪が降ったり、外気温が低かったりすると、エンジンそのものが冷え切ってしまうため、温まるまでの時間がかかります。また、エンジンが適温になっていない場合、エンジンの温度を上昇させるために、エンジン回転数が高くなったり、燃料の噴射量が多くなったりします。 燃費が悪くなる 外気温が低かったり雪が降ったりすると、エンジンが冷えてエンジンが適温になるまでの時間がかかるため、燃費が悪くなります。 また、寒さによってエンジンオイルが硬くなって、エンジンの潤滑がスムーズに行われなくなり、オイルが適温になるまでのエンジン回転が鈍化するのも燃費性能の低下に影響します。 さらに、スタッドレスタイヤを装着したり、タイヤの空気圧が適正値に保たれたりしていない場合も燃費が悪くなる要因の1つです。 このように、寒さによるさまざまな影響によって、燃費が悪くなります。 無理にアクセルを踏むと故障の原因になる 冷えきってオイルも硬くなっているエンジンを無理に回すと、故障する場合があります。 雪や低温によってエンジンが冷えるとオイルが正しく循環しません。エンジン内部の潤滑に必要なオイルが十分に循環していないときに、アクセルを踏み込んで高い回転数までエンジンを回してしまうと、エンジン内部で金属同士が擦れてキズができます。 エンジン内部にできたキズは隙間となり、エンジンオイルで塞ぐことができなくなると、エンジンのトラブルや故障に発展します。 このようなことを防ぐためにも、寒いときはエンジンを無理に回さないよう注意しましょう。 雪の影響でエンジンがかからないときの対処法 雪や外気温の低さの影響でエンジンがかからないときは、どのようにすればよいのでしょうか。ここからは、エンジンがかからなくなったときの対処法を紹介します。 5分ごとにエンジンをかけてみる エンジンがかからないとき、何度もセルを回してエンジンをかけようとしてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、エンジンがかからないからといって続けて何度もセルを回すとバッテリーがなくなり、セルすら回らなくなってしまいます。 このようなことにならないようにするためには、ある程度の時間をおいてからセルを回すのがポイントです。具体的にどのくらいの間隔を空ければよいという明確な答えはありませんが、5分程度の時間を空けてからセルを回すとバッテリーやエンジンへの負荷がかかりにくくなります。 バッテリーが上がっていないか確認する バッテリーの電力でセルモーターを回すことで、エンジンがかかります。そのため、バッテリーが上がっているとエンジンは始動しません。 電圧が低くなると、セルが回らなくなったり、セルモーターの回転が鈍くなったりします。このような症状が現れたときは、バッテリーが上がっているかもしれません。バッテリー上がりの可能性があるときは、無理にエンジンをかけようとせず、ロードサービスや救援を呼びましょう。 冬にバッテリーが上がらないようにするためにも、寒さが厳しくなる前にバッテリーの点検をしておくことをおすすめします。 ロードサービスを利用する エンジンがかからず、どのように対処していいのかわからないときは、ロードサービスに救援を依頼しましょう。 ロードサービスと聞くとJAFを思い浮かべるかもしれませんが、自動車保険の付帯サービスとして用意されている場合もあります。万が一のときのためにも、ロードサービスの依頼先を電話帳に登録しておくとよいでしょう。 雪の影響でエンジンがかからないときのNG対応 次に、雪の影響や外気温の低さによって、エンジンがかからないときにやってはいけない対応を紹介します。 連続でエンジンをかけようとする セルモーターを連続で回してエンジンをかけようとするのはやめましょう。セルモーターを連続で回すとバッテリーやエンジンに負荷がかかり、エンジントラブルやバッテリー上がりになることがあります。 バッテリーを温めようとする バッテリーを温めようとするのはやめましょう。 寒さの影響でバッテリーが弱っているという理由で、バッテリーの外側から熱を加えると、故障や事故の原因となります。 雪によるエンジン関連のトラブルを防ぐ方法 雪や外気温の低さによってエンジン関連のトラブルを防ぐ方法には、主に次の2つが挙げられます。 定期的に車を動かす 車を定期的に動かすことで、トラブルを防止できます。 車を動かすと、エンジンの状態が良好になります。また、オイルの潤滑が回復したりバッテリーの充電がされたりするため、次に乗るときのトラブルも最小限に留めることが可能です。 車を動かすときは、エンジンの水温が90℃前後に温まるまで走り続けてください。エンジンの水温は水温計で確認できます。温まるまでにかかる時間や距離は、走行環境によって異なります。 エンジンスターターを利用する 遠隔操作でエンジンをかけられるエンジンスターターを利用するのも効果的です。 エンジンスターターを利用すれば、乗車する前に暖気ができます。また、エンジンをかけてすぐに走り出すことがないため、エンジンへの負荷を抑えられるのもエンジンスターターの特徴です。 エンジンスターターは、ディーラーオプションやカー用品店などで取付けることができます。 まとめ 雪が降ったり外気温が低かったりするとき、エンジンは過酷な環境におかれています。冬のエンジントラブルを少しでも減らすために、日頃から車を動かすとともに、エンジンを始動する際は適切に対応しましょう。

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