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歴代で最も多くの台数が販売されたSクラスとして知られるメルセデス・ベンツ 2代目Sクラス(W126)のリセールバリューは高いのでしょうか。この記事では、Sクラスの概要や2代目Sクラス(W126)のリセールバリューの相場、高く売れる理由などについて解説します。Sクラスの売却を検討している方は参考にしてみてください。 メルセデス・ベンツ Sクラスとは メルセデス・ベンツ Sクラスは、ドイツの高級車メーカー メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルです。外装や内装の質感、スムーズで快適な走行性能など、メルセデス・ベンツならではの高級感を最大限に感じることができるモデルとなっています。 Sクラスの中でも、1979年に発売された2代目(W126)Sクラスは、歴代Sクラスの中で最も多い販売台数89万2,123台を記録したモデルとして知られています。 また、1991年までの12年間にわたり販売された2代目(W126)は、生産終了から30年以上が経過した現在でも「SクラスらしいSクラス」として、高い人気を誇っています。 ▼W126の魅力はこちらで詳しく紹介しています。メルセデス・ベンツの歴代Sクラスでもっとも売れたW126型! バブル時代の象徴560SELの魅力に迫る メルセデス・ベンツ Sクラスの買取相場 歴代Sクラスの中でもっとも多く販売されたSクラス(W126)の買取相場はどの程度なのでしょうか。最新の買取相場は、5万円〜300万円となっています(2024年9月時点)。 幅広い価格帯の相場になっている大きな理由は、最終モデルの生産終了から30年以上経過していることや保管状態など、さまざまな要素により車輌の状態が異なることでしょう。 言い換えれば、車輌の状態や保管状態がよく、きれいな状態を保っていれば、今でも300万円ほどで売却できる可能性もあるということです。 メルセデス・ベンツ Sクラスのリセールバリューが高い理由 メルセデス・ベンツ Sクラスのリセールバリューが高い理由は、メルセデス・ベンツらしい質感であることや、当時としては優れた走行性能や安全性などを備えていたためです。ここからは、より詳しくリセールバリューが高い理由を解説します。 高級感あふれるプレミアムカー メルセデス・ベンツ Sクラスは、同メーカーのフラッグシップモデルであるため、最上級の質感となっていることが特徴です。 2代目(W126)Sクラスをはじめ、これまで販売されてきたSクラスや現在販売されているSクラスも含めて、プレミアムカーにふさわしい高い質感で仕上げられていることが魅力となっています。 この高い質感や高級感は、時間が経過しても高く評価される傾向にあるため、メルセデス・ベンツ Sクラスはリセールバリューが高くなると考えられます。 こだわりの燃費性能と安全性能 Sクラスには、燃費性能や走行性能を向上させる技術や優れた安全性が備わっています。当時の最新技術であることに加え、メルセデス・ベンツならではのこだわりも惜しみなく投入されています。 メルセデス・ベンツのこだわりによって生み出される優れた走行性能、燃費性能、安全性は、時間が経っても高く評価される傾向が見られます。そのため、リセールバリューが高くなっているといえるでしょう。 メルセデス・ベンツ Sクラスを高く売る方法 メルセデス・ベンツ Sクラスは相場の価格帯が幅広い分、少しの工夫で買取価格が高くなる可能性があります。少しでも高く売りたい場合は、次のポイントを押さえましょう。 走行距離を抑える Sクラスを高く売るためには、走行距離を伸ばさないようにすることがポイントです。走行距離は、買取査定に強く影響する項目です。 なお、走行距離は短いほどよいとされる傾向が見られるものの、走行距離が短すぎるとクルマを動かしていないと判断される可能性があります。そのため、クルマが正常に動くようにコンディションを整えるための走行による距離の増加であれば、買取時の評価でマイナスポイントとなる可能性は低いでしょう。 こまめにメンテナンスをする こまめなメンテナンスも高く売るときのポイントです。クルマは機械であるため、定期的なメンテナンスによって状態を整えておく必要があります。 メンテナンスを怠ってしまうと、クルマが動かなくなったり、部品が固着して正常に作動しなくなったりするため、定期的な点検やメンテナンスは欠かさずに実施しておきましょう。 また、点検やメンテナンスの履歴が載っている「点検整備記録簿」があれば、買取時に高く評価されるため、大切に保管しておくことをおすすめします。 メルセデス・ベンツ Sクラスの売却は旧車王へご相談ください メルセデス・ベンツ Sクラスは、生産が終了し、時間が経過したとしても高く売れる可能性があるモデルです。少しでもSクラスを高く売りたいのであれば、旧車の買取を専門としている旧車王にご相談ください。 旧車王の旧車に精通したスタッフが、あなたのSクラスを適正に評価します。まずはお気軽にお問い合わせください。
2020年1月にアメリカ25年ルールが解禁されたR33 GT-Rは、今なお高い人気を誇る日産のスポーツモデルです。この記事では、アメリカの25年ルールの概要、R33 GT-Rの特徴、25年ルールが解禁された後の相場の傾向などを解説します。R33 GT-Rの動向について調べている方は参考にしてみてください。 2020年1月にR33 GT-Rが25年ルール解禁! 2020年1月、日産を代表するスポーツモデルのR33 GT-Rが発売から25年を迎えました。これに伴い、25年ルールが解禁され、アメリカでも右ハンドルのR33 GT-Rが走れるようになりました。 アメリカの25年ルールの影響によって中古車市場にどのような影響があるのでしょうか。ここからは、25年ルールの概要や中古車市場への影響について解説します。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、アメリカの輸入車関係法令の例外で、登録の区分がクラシックカーとなる制度です。 原則として、アメリカでは右ハンドル車の輸入ができません。しかし、製造から25年が経過したクルマの場合、クラシックカーとしての登録ができるようになるため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカへ輸入できます。 このルールによって、製造から25年以上経過した日本の名車がアメリカに多く輸出されるようになるため、買取価格や中古車価格に影響を及ぼすのです。 ▼25年ルールの詳しい内容は、下記の記事でまとめているためぜひご覧ください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でR33 GT-Rは値上がりする? R33 GT-Rの中古車市場は、アメリカの25年ルールの解禁によって、大きく動く可能性が高いです。 日本国内のみならず、アメリカをはじめとする海外でも人気があるGT-Rは、常に需要があるモデルです。そのため、アメリカの25年ルールの解禁によって、流通経路がさらに増えるため、中古車市場に影響を及ぼすと考えられます。 実際の買取価格は、査定して確認することとなりますが、中古車市場の動きからも評価が高まる可能性があるといえるでしょう。 25年ルールが解禁されたR33 GT-Rの魅力 R33 GT-Rは、1995年1月に発売されたスポーツモデルです。スポーツセダンであるスカイラインの派生車種ともいわれますが、内外装、エンジン、足回り、走行性能など、さまざまな点で専用チューニングがされています。 また、R33 GT-Rには、R32 GT-Rから搭載される名機2.6L直列6気筒ツインターボエンジン(RB26DETT)の進化版が搭載されています。その他にも、ボディ構造や足回りなど、ボディサイズだけでなくメカニズムも従来モデル(R32 GT-R)から進化していることが特徴です。 ▼関連記事はこちらR32&R33 GT-Rの違いって何?人気の理由をそれぞれ解説 R33 GT-R以外で2020年に25年ルールが解禁された車種一覧 R33 GT-R の他にも国産スポーツモデルが2020年にアメリカ25年ルール解禁となりました。 ・ランサーエボリューションIII(解禁日:2020年1月)・初代インテグラタイプR(解禁日:2020年10月) 日本の名車といわれるスポーツモデルが25年ルール解禁によって、続々とアメリカへ輸出されています。今後も、多くの名車がアメリカへ輸出され、中古車市場が大きく変わっていく可能性があります。 まとめ 日産を代表するスポーツモデルであるR33 GT-Rは、デビュー当初さまざまな意見がありましたが、現在中古車市場で高く評価されているため、名車と呼べるモデルになっているといえるでしょう。 日本車の歴史の1ページに名を残すGT-Rの売却を考えている方は、人気が高い今が売り時かもしれません。今の価値や買取価格が気になったときは、まず査定してみることをおすすめします。
2020年10月、ホンダのスポーツモデル初代インテグラタイプR(通称 インテR)が製造開始から25年を迎えました。これにより、アメリカの25年ルールが解禁され、アメリカ市場への輸出が開始されることとなります。 この記事では、25年ルールの概要、インテグラタイプRの特徴、中古車市場の変化の予測などを解説します。インテグラタイプRの今後について気になっている方は参考にしてみてください。 2020年10月に初代インテグラタイプRが25年ルール解禁! インテグラタイプRは、ホンダのスポーツモデルとして高い人気を誇ります。NSXタイプRに続くタイプR第2弾モデルとして登場したインテグラタイプRは、多くのホンダファンやスポーツモデルファンを魅了しました。 インテグラタイプRは、1995年10月の発売から25年が経過し、2020年10月にアメリカの25年ルールが解禁されました。今後中古車市場に動きが出る可能性が非常に高いモデルです。 それでは、アメリカの25年ルールとは何なのか、なぜ中古車市場に影響するのか詳しく解説します。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカにおける輸入車に関連する法令の例外のことです。 アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマの場合、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカ市場へ輸入できるのです。 このルールにより、製造から25年以上経過した日本車がアメリカに流通することとなり、日本車を求める動きが活発になるため、古車市場に影響を及ぼす可能性があります。 ▼詳しくはこちらアメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で初代インテグラタイプRは値上がりする? 25年ルール解禁により、アメリカの中古車市場にもインテグラタイプRが流通することが予想されます。インテグラタイプRの流通経路が増えれば、それだけ需要が高まります。 そのため、インテグラタイプRの中古車価格は値上がりする可能性が高いでしょう。 なお、アメリカでは下記の要因によってインテグラタイプRの人気が高い状況が続くと考えられます。 ・アメリカでは日本車が人気・ホンダ車であることも人気の理由の1つ・スポーツモデルの「タイプR」に付加価値がある ただし、実際の買取価格は、査定をしてみないとわかりません。そのため、買取価格が気になったら一度査定してみることをおすすめします。 25年ルールが解禁された初代インテグラタイプRの魅力 初代インテグラタイプRは、1995年8月に発表され、10月に販売を開始したスポーツモデルです。 先に発売されたNSXタイプRと同じようにレーシングカーのテイストを取り入れ、圧倒的なドライビングプレジャーを実現する究極のFFスポーツモデルを目指して開発されました。優れたパフォーマンスを発揮するエンジンや心地よいステアリングフィール、スポーティな内外装が特徴です。 エンジンは、1.8L直列4気筒VTECで、タイプR専用に開発されています。また、最高出力200psを発生させ、1.0Lあたり111psを発揮する優れたパフォーマンスも魅力です。 ▼関連記事はこちら庶民にも手が届く本格ライトウェイトスポーツ!ホンダ 初代インテグラタイプRの魅力と中古車相場 初代インテグラタイプR以外で2020年に25年ルールが解禁された車種一覧 インテグラタイプRの他にも、2020年にアメリカ25年ルールが解禁されたモデルがあります。ここでは、その一例を紹介します。 ・スカイライン R33 GT-R(解禁日:2020年1月)・ランサーエボリューションIII(解禁日:2020年 1月) このように、日本の自動車史に名を残す名車たちが続々とアメリカ市場に輸出されています。 まとめ NSXタイプRに続く「タイプR」第2弾モデルとして登場したインテグラタイプRは、FFスポーツの歴史を切り開いたモデルといっても過言ではありません。 25年ルールの解禁によって、アメリカにも輸出されるようになったインテグラタイプRは、今現在も高い人気を維持し続けています。 もし、初代インテグラタイプRの売却を考えているなら、人気が高まっている今が売り時かもしれません。買取額が気になった時は、一度査定してみることをおすすめします。
フィットの売却を検討しており、リセールバリューについて調べている方もいるでしょう。フィットのリセールバリューは、極端に高いわけではないものの、状態次第では高値で売却できる可能性があります。 この記事では、フィットの買取相場やリセールバリューのポイントを紹介するとともに、高く売却する方法を解説します。 フィットとは フィットとは、2001年に発売されたホンダのコンパクトカーのことです。デザインや使いやすいボディサイズなどが高く評価され、デビュー当時から人気を博しています。 2代目以降も、初代からのコンセプトを維持しながらフルモデルチェンジが行われ、2020年に発売された4代目が現行モデルに該当します。 エンジンは、全モデルとも直列4気筒 1.3Lを搭載しています。グレードによっては1.5Lのエンジンを搭載しており、さまざまなニーズに応える車種です。 また、2代目以降はスポーティーなグレード「RS」が導入され、6速MTが選べます。スポーティーな走行性能を発揮するため、運転を楽しみたい方とも相性がよいでしょう。 4代目では、一時的にRSが無くなったものの、2022年10月のマイナーチェンジ時に再登場しています。フィットは誰でも乗りやすい大衆車でありながら、遊び心もしっかりと取り入れたコンパクトカーです。 フィットの買取相場 ここでは、フィットの買取相場を紹介します(※2024年8月時点の情報)。 買取相場は常に変動しているため、市場の動向をチェックしてフィットを売却しましょう。 GE8型 フィット GE8型の買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 RS 5万~50万円 RS ファインスタイル 5万~50万円 RS 10thアニバーサリー 5万~50万円 GK5型 フィット GK5型の買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 RS 5万~170万円 RS ホンダセンシング 5万~170万円 フィットのリセールバリューのポイント フィットはファミリーカーとして人気があり、デザインに癖がなく万人受けしやすいため、年式や走行距離などによっては高く売却できます。ここでは、フィットのリセールバリューのポイントを紹介します。 ファミリーカーとして人気がある フィットは、広い室内空間と高い安全性から、ファミリーカーとしても人気が高い車種です。 初代モデルから採用されている「センタータンクレイアウト」により、前席の下にタンクを配置できるため、広い室内空間を実現しています。コンパクトカーでありながら、後部座席でも大人が快適に座れるほか、長時間のドライブでも疲れにくい設計です。 また、ラゲッジスペースも広いため、普段の買い物や遠出にも向いています。中でも2代目フィットは、ラゲッジスペースを上下に分割できるうえに、床下に収納スペースがあるため、さらに荷物を載せやすいでしょう。 安全面においては、初代モデルから下記の安全機能が搭載されています。 ・ABS:急ブレーキ時にクルマの安定性を確保・ディスチャージヘッドライト:広範囲および長い距離を明るく照らす ※メーカーオプション 2代目以降は、上記に加えてクルマの横滑りを防ぐ「VSA(車両挙動安定化システム)」がメーカーオプションとして追加されました。コンパクトカーでありながら、広い室内空間と高い安全性を兼ね備えたフィットは、ファミリーカーとして人気を博しているクルマです。 デザインに癖がなく万人受けしやすい フィットのデザインは、シンプルで癖がなく万人受けしやすいため、多くの人に好まれやすいでしょう。シンプルで癖がないデザインは、飽きずに長く愛用できます。 また、キャラクターライン(車体側面の凹凸状の線)が控えめで、どのような場面でも馴染むよう設計されています。 フィットを高く売る方法 走行距離をなるべく抑えて、査定時にオプション装備をアピールすると、フィットを高く売却できる可能性が上がります。 続いて、フィットを高く売る方法を紹介します。 走行距離をなるべく抑える フィットを高く売るには、走行距離をなるべく抑える必要があります。走行距離はクルマの状態に大きな影響を与えるため、査定時において重視される要素の1つです。 また、中古車市場において買い手はできるだけ走行距離が少ないクルマを求める傾向にあります。これは、中古車の購入後にすぐ消耗部品の交換が必要だと、買い手にとって負担になるためです。 中古車価格は市場の需要と供給の影響を受けるため、走行距離が少ないクルマは買取価格が高くなります。 特に、10万kmを超えると「過走行車」とみなされ、査定額が大幅に下がる傾向にあります。なお、フィットの「RS」は年式が新しくても、走行距離が多い場合は査定額に影響が出やすくなるでしょう。 フィットを高く売りたい場合は、クルマの使用を控えて走行距離を抑えましょう。 オプション装備をアピールする 査定時にオプション品をアピールすると、買取価格が高くなる可能性があります。特に、人気があるオプションは中古車市場での需要が高いため査定額が上がりやすい傾向にあります。 たとえば、新車購入時にしか装備できない「メーカーオプション」は、価値が高くプラス査定につながるでしょう。メーカーオプションには、サンルーフや高性能なヘッドライト、安全装備などが該当します。 後付けの純正ナビや純正バックカメラなどのディーラーオプションもプラス要素です。査定時は、メーカーオプションを中心に愛車をアピールして、プラス査定を狙いましょう。 フィットの売却は旧車王へご相談ください フィットの売却を検討している場合は、旧車王へご相談ください。一般的に、クルマは高年式で走行距離が少ないほど高く売却できます。そのため、発売から10〜20年経過しているフィットは、価格がつきにくいでしょう。 しかし、旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を続けている専門業者です。そのため、発売から10〜20年以上経過しているフィットを適正に鑑定できます。全国各地まで無料で出張査定にうかがいますので、お気軽にご相談ください。
シビックタイプRのリセールバリュー次第で、売却するかどうかを決めようとしている方もいるでしょう。シビックタイプRは、スポーツカーとしての人気によって、リセールバリューが高い傾向にあります。 どのような個体だとリセールバリューがより高いのか、現在の相場などについて理解しておきましょう。この記事では、シビックタイプRの買取相場やリセールバリュー、高く売る方法などについて紹介します。 シビックタイプRとは シビックタイプRは、シビックをベースに製造されたホンダが世界に誇るホットハッチです。NSXタイプRとインテグラタイプRに続き、6代目シビックのマイナーチェンジのタイミングで初代モデル(EK9型)が登場しました。 1997年8月に販売された初代モデル(EK9型)は下記のスペックにより、ハッチバックながらもスポーツカー顔負けの走行を楽しむことが可能です。 ・最高出力:185ps/8,200rpm・最大トルク:16.3kgm・エンジン:B16B型 1.6L直列4気筒 DOHCエンジン 2001年10月に販売された2代目モデル(EP3型)は、イギリスのスウィンドン工場で製造されました。当時のミニバンブームにより居住性が重視されたため、初代モデルから全高が70mm高くなったほか、ボディ剛性も強化されています。 2007年3月に販売された3代目モデルは、3ドアハッチバックから4ドアセダンに変更されています。ボディサイズも大きくなり、シビックとしては初の3ナンバー車となりました。 翌年の11月には、欧州仕様の3ドアハッチバックがベースの「タイプR ユーロ」が、2,010台限定で日本に導入されています。 2015年10月に販売された4代目モデルは、ドイツのサーキットである「ニュルブルクリンク」で世界最速(FF車)を目指すために生産されました。新開発の「K20型ターボチャージャー付エンジン」を搭載した結果、7分53秒63を叩き出し、世界最速記録を更新しています。 しかし、2016年にフォルクスワーゲンのゴルフGTIクラブスポーツが7分49秒21の記録を出したため、世界最速の座が奪われました。 2017年7月に販売された5代目は、ゴルフGTIクラブスポーツにリベンジするため、エンジン制御を改良して馬力を10ps向上させたほか、軽量フライホイールを採用しました。 この改良により走行性能がアップし、2017年4月に7分43秒80の記録を打ち出します。再び世界の頂点に立ったシビックタイプRの人気は衰えることを知らず、2022年には現行モデルの6代目(FL5型)が販売されました。 シビックタイプRの買取相場 買取相場は週単位で変動します。市場の動向をチェックして、最適なタイミングでシビックタイプRを売却しましょう。 ここでは、シビックタイプRの買取相場を紹介します(2024年8月時点)。 初代 EK9型 初代(EK9型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 30万~450万円 レースベース車 30万~300万円 タイプR・X 30万~450万円 2代目 EP3型 2代目(EP3型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 5万~170万円 3代目 FD2型 3代目(FD2型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 50万~430万円 ワンメイクレースベース車 50万~300万円 5代目 FK8型 5代目(FK8型)シビックタイプRの買取相場は、下記のとおりです。 グレード 買取相場 ベースグレード 200万~520万円 リミテッドエディション 250万~700万円 シビックタイプRのリセールバリューが高い理由 シビックタイプRはスポーツカーとして人気があるため、リセールバリューが高い傾向にあります。モデルによっては販売台数が限られており、希少価値が高いこともリセールバリューが高い理由の1つです。特に「EK9型」や「FD2型」は、優れた走行性能や希少性から、中古車市場で根強い人気があります。 シビックタイプRを高く売る方法 走行距離をなるべく抑えて、こまめなメンテナンスで良好な状態を保つと、シビックタイプRを高く売却できる可能性があります。 続いて、シビックタイプRを高く売る方法を解説します。 走行距離をなるべく抑える シビックタイプRを高く売りたいのであれば、走行距離をなるべく抑えましょう。なぜなら、中古車市場において走行距離が少ないクルマほど、査定額が高くなる傾向があるためです。特にシビックタイプRのような高性能なクルマの走行距離は、査定額に大きな影響を与えます。 通勤や日常使いを控えたり公共交通機関を利用したりして、走行距離を抑えるとよいでしょう。また、売却を決めたらなるべく早めに査定することも、走行距離を抑える方法の1つです。 こまめなメンテナンスで状態を保つ こまめなメンテナンスで良好な状態を保つことで、シビックタイプRの高額査定に期待できます。日頃から定期点検を行い、消耗部品も適切な時期に交換しましょう。 また、今までの整備履歴を確認できる「点検整備記録簿」を用意しておくことも、シビックタイプRを高く売るポイントの1つです。 さらに、クルマの内外装をきれいにすると、好印象を与えられます。また、タバコの臭いや汚れは査定において減点対象のため、より重点的に清掃しておくことが大切です。外装は、こまめな洗車で汚れがこびりつかないようにして、定期的にワックスがけを行いましょう。 シビックタイプRの売却は旧車王へご相談ください シビックタイプRの売却は、ぜひ旧車王へご相談ください。旧車王は、旧車に特化してから20年以上買取を実施しているため、シビックタイプRを適正に鑑定できます。 全国各地で無料出張査定も実施しているため、どこにいても鑑定を受けられます。シビックタイプRの売却先にお悩みの方は、ぜひ一度旧車王にお問い合わせください。
2021年9月、チェイサー100系が製造から25年が経過したため、アメリカの25年ルールの対象車となりました。この記事では、25年ルール解禁となった100系チェイサーについて解説するとともに、25年ルールの概要もあわせて紹介します。 2021年9月にチェイサー100系が25年ルール解禁! チェイサーは、2021年9月に製造開始から25年が経過したスポーツセダンです。これにより、アメリカの25年ルールが解禁となり、アメリカで右ハンドルのチェイサーの輸入が可能となります。 製造開始から25年が経過した現在でもFRスポーツセダンとして人気のチェイサーは、中古車市場で高値で取引されることがある人気モデルです。25年ルールの解禁によって、チェイサーの中古車価格や査定額などに影響が出る可能性があります。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールとは、アメリカの輸入車関係法令の例外のことです。 アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となります。そのため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカへ輸入することができるのです。 ▼アメリカの25年ルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でチェイサー100系は値上がりする? アメリカの25年ルール解禁により、チェイサー100系の中古車価格や査定額などが変化する可能性は高いでしょう。 日本国内でも人気のFRスポーツセダンのチェイサーは、日本国内だけでなく、海外でも人気が高くなることが予想されるモデルです。そのため、アメリカ25年ルールの解禁に伴い、価額の変動が見られる可能性が高いといえるでしょう。 25年ルールが解禁されたチェイサー100系の魅力 トヨタ チェイサー 100系は、1996年6月にデビューした6代目モデルです。4ドアハードトップのチェイサーは、当時「ダイナミックなスポーツセダン」として登場しました。 チェイサーの中でも高い人気を誇るのは、スポーティラインの「ツアラー」です。その他にもラグジュアリーラインの「アバンテ」もラインナップされていましたが、時間が経過してもなお人気が高いのはツアラー系です。 走り好きに人気のチェイサーは、ラグジュアリー感あるスポーツセダンという側面だけでなく、走り好きも満足する高い走行性能を備える貴重なモデルとなっています。 チェイサー100系以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧 2021年に製造から25年が経過するモデルは、チェイサーだけではありません。その他にも名車として知られる日本車がアメリカ25年ルールの解禁対象となりました。その一部を紹介します。 解禁年月 名称 2021年1月 10代目ブルーバード 2021年3月 4代目レパード 2021年5月 90プラド 2021年5月 ステップワゴン 2021年5月 ウイングロード 2021年6月 3代目シーマ 2021年8月 ランサーエボリューションⅣ 2021年8月 8代目ギャラン 2021年9月 レグナム 2021年10月 ステージア 2021年10月 ロゴ 2021年11月 5代目プレリュード 2021年11月 S-MX まとめ FRスポーツセダンとして現在でも高い人気を誇るチェイサーは、製造から25年が経過し、アメリカの25年ルールの対象となりました。スポーティーなクラシックカーが好きな人たちに人気のチェイサーは、アメリカでも人気になる可能性が高いでしょう。そのため、買取価格も大きく変動する可能性があります。売却を検討している方は、人気が高い今が売り時といえるでしょう。チェイサー100系を手放そうかと考えている方は一度査定してみてはいかがでしょうか。
2022年8月、ホンダのスポーツモデルであるシビックタイプR EK9型が製造開始から25年が経過し、アメリカの25年ルールの対象となりました。この記事では、25年ルールの概要、初代シビックタイプRのEK9型の特徴、今後の相場の動向などについて解説します。 2022年8月にシビックタイプR EK9型が25年ルール解禁! シビックタイプRの初代モデルとして現在でも高い人気を誇るEK9型は、2022年8月に製造開始から25年が経過し、アメリカ25年ルール解禁となりました。これにより、アメリカへの輸出が盛んになり、中古車相場にも動きが見られる可能性が高くなっています。 そもそも25年ルールとは? アメリカの25年ルールとは、アメリカの輸入車関係法令の例外ルールのことで、製造から25年が経過したクルマの登録区分がクラシックカーとして認められる制度です。 原則としてアメリカでは右ハンドルのクルマの輸入ができません。ただし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録できるようになります。クラシックカー扱いとなった右ハンドルのクルマは、そのままアメリカへ輸入することが可能になります。 このルールにより、製造から25年以上経過した日本車がアメリカに多く輸出されるようになる可能性があります。 ▼アメリカの25年ルールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でシビックタイプR EK9型は値上がりする? アメリカ25年ルールの解禁に伴い、シビックタイプR EK9型の中古車相場が変動する可能性があります。 シビックタイプRは、日本国内のみならず海外でも人気が高いモデルです。そのため、初代シビックタイプRであるEK9型の買取相場や中古車市場価格などが変化する可能性が高いといえるでしょう。 必ず値上がりするとは断言できませんが、買取額や査定額が変化すると予想されます。 25年ルールが解禁されたシビックタイプR EK9型の魅力 初代シビックタイプRであるEK9型は、FF車の2ボックスという新しいマーケットを開拓したシビックのスポーツモデルです。「より多くの方に走る歓びを存分に味わっていただきたい」というホンダの熱い思いから誕生しました。 ホンダの代名詞とも言えるVTECエンジンを搭載するEK9型タイプRは、1.6Lという小さな排気量でありながら、1.0Lあたりの出力が100PSを超える高性能エンジンとなっています。 高性能エンジンを搭載する初代シビックタイプRは、鋭敏な動力性能とコントローラビリティを両立させたコンパクトなスポーツモデルとして現在でも高い人気を誇るモデルです。 シビックタイプR EK9以外で2022年に25年ルールが解禁された車種一覧 シビックタイプR EK9型の他にも、2022年に25年ルールが解禁されたクルマがいくつもあります。主なモデルは次のとおりです。 解禁年月 名称 特徴 2022年4月 2代目 センチュリー 国産車唯一のV12エンジンを搭載する乗用車 2022年4月 ハイエースレジアス 5ナンバーサイズの3列シートミニバン 2022年5月 ローレル C35型 ローレルの最終モデルとなる8代目 2022年8月 アリスト160系 2代目アリスト。直列6気筒エンジン+FR、4灯ヘッドランプやリアコンビランプが特徴 2022年9月 トルネオ アコードの姉妹車でプリモ店とベルノ店で販売された まとめ ホンダを代表するスポーツモデルとして度々注目されるシビックタイプRの初代モデルであるEK9型は、アメリカの25年ルールの解禁に伴い、市場の相場も変化する可能性が高いです。また、今後、流通台数が減少すれば希少価値も高くなる可能性もあるでしょう。シビックタイプR EK9型を売却したい方や手に入れたい方は、注目が集まっている今がチャンスかもしれません。 旧車王では、このような需要の変化を的確に捉え、適正な鑑定を徹底しておりますので、売却を検討されている方はお気軽にご相談ください。
初代クラウンエステートは、1999年から2007年に製造・販売されていたステーションワゴンです。販売終了から15年以上が経過し、売却を考えている方もいるのではないでしょうか。より高値で売却したい場合は、リセールバリューを最大化する方法について確認しておくことが大切です。 今回は、初代クラウンエステートのリセールについて詳しく解説するとともに、高値で売却するためのポイントをお伝えします。 初代クラウンエステートとは 初代クラウンエステートは、11代目クラウン(17系)で追加されたステーションワゴンです。ロイヤル・アスリートセダンのボディを基本としながら、ラゲージルームによるワゴンならではの伸びやかなフォルムが特徴です。 EBDやABS、ブレーキアシストを全グレードで標準装備しているほか、SRSカーテンシールドエアバッグなど、当時の最新安全技術が盛り込まれています。 また、ステーションワゴンでは世界初となる、リヤシートの電動リクライニング機構、ラゲージルームの内気浄化を可能とするラゲージルームエアピュリファイヤーなど、快適装備も充実しています。 セダンと同様にアスリートとロイヤルサルーンをラインナップ。特に、アスリートVは2.5Lターボエンジンによってステーションワゴンとは思えない動力性能で注目を浴びたグレードで、現在も高い人気を誇ります。 初代クラウンエステートの買取相場 ここからは、初代クラウンエステートの買取相場について、3つの型式に分けて紹介します。※2024年8月時点の情報です。 JZS171W型 JZS171W型のクラウンエステートの買取相場は、〜120万円程度です。4つのグレードのうち、特別仕様車のプレミアムスポーツセレクション4AT仕様は高値がつきやすい傾向にあります。 フロントヘッドランプエクステンションやフロントグリル、チタン調塗装のホイールオーナメントなど、特別仕様車ならではの専用装備の状態が買取に影響するでしょう。 グレードごとの買取相場は下記のとおりです。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリート/5AT 5万〜30万円 アスリートE/4AT 5万〜30万円 アスリートV/4AT 5万〜100万円 プレミアムスポーツセレクション/4AT 5万〜120万円 プレミアムスポーツセレクション/5AT 5万〜20万円 JZS173W型 JZS173W型の買取相場は、〜20万円ほどです。グレードによる金額差はありません。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリートFOUR/4AT 5万〜20万円 アスリートFOUR プレミアムスポーツセレクション/5AT 5万〜20万円 JZS175W型 JZS175Wの買取相場は、〜50万円ほどです。ほかの型式と同様、アスリートのほうが高値になりやすい傾向にあります。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリートG/5AT 5万〜50万円 ロイヤルサルーン/5AT 5万〜20万円 初代クラウンエステートのリセールバリューのポイント クラウンエステートのリセールバリューを高めるポイントは、良好な車輌状態を維持することです。トヨタ車のなかでも長い歴史を誇るクラウンはブランド価値が高いため、走行距離や年式による影響は他車よりも小さいでしょう。 そのため、綺麗な状態を維持できているかが、売却益に大きな影響をおよぼします。ボディに傷はないか、内装装備は問題なく動くかの確認は欠かせません。加えて、オプション装備がある場合は、もれなくアピールしましょう。可能であれば、注文書のように装備類を証明できるものがあると査定で有利に働く可能性があります。 初代クラウンエステートを高く売る方法 ここからは、クラウンエステートを高く売るためにおさえておきたい、2つの方法について紹介します。 走行距離を抑える 走行距離は買取金額に影響する重要なポイントです。クラウンエステートは、ブランド力によって走行距離が売却額におよぼす影響が他車と比べて小さいものの、走行距離を抑えるに越したことはありません。 売却を検討している場合は、生活に支障のない範囲でバスや電車などの公共交通機関を利用してクルマを使う機会を減らすと、走行距離が伸びることを抑えられます。 こまめにメンテナンスをする クルマの状態も買取金額に影響します。初代クラウンエステートは、最終モデルの販売終了から15年以上が経過しています。可能な範囲でメンテナンスを実施し、マイナス要素を減らすことで金額アップが見込めます。 具体的には、下記のメンテナンスを行いましょう。 ・洗車・内装の清掃・外装の傷補修 クルマの状態によっては、メンテナンスで出費がかさんでしまうかもしれません。メンテナンスにかかる労力やコストと予想される査定額を比較し、メンテナンスの頻度や内容を決めましょう。 初代クラウンエステートの売却は旧車王へご相談ください 初代クラウンエステートは、ステーションワゴンでありながらセダン譲りの走行性能をもつモデルです。そんなクラウンエステートを売却される場合は、旧車王へご相談ください。 旧車王は、旧車を専門に20年以上にわたって買取事業を行っております。豊富な実績と知識をもとに、お客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたします。全国無料で出張鑑定に対応しているため、クルマを持ち込んでいただく必要はありません。鑑定し契約した後に金額を減額したりキャンセル料を請求するなどの「二重査定」も一切行っていないため、安心してご相談ください。
2024年9月に、17系クラウンがアメリカの25年ルール解禁の対象となります。本ルールの解禁によって、中古車の価格がどのように変わるのか、気になっている方もいるでしょう。 今回は、17系クラウンの価格動向や25年ルールについて解説します。 2024年9月に17系クラウンが25年ルール解禁! 2024年9月に、17系クラウンの25年ルールが解禁されます。クラウンはトヨタを代表するセダンです。特に17系は、スポーティモデル「アスリート」やステーションワゴン「エステート」など、ラインナップが充実した世代として知られています。 17系クラウンは国内の流通量が少なくなってきているため、25年ルール解禁によりさらに入手が困難になる可能性があります。 そもそも25年ルールとは? 25年ルールは、アメリカにおける輸入車規制の緩和措置です。アメリカでは右ハンドル車の輸入を許可していませんが、製造から25年以上経過した車輌は通常の輸入規制を免除され、クラシックカーとして登録・輸入が可能になります。 25年ルールの解禁により、右ハンドルしか用意されていなかった日本専用車もアメリカ国内に輸入できるようになります。17系クラウンの25年ルールが解禁されるのは、2024年9月です。 製造から25年経過した時点で順次、本ルールが適用されるため、年を追うごとに対象車種も増えます。 ▼25年ルールについてより詳しい内容は、以下の記事でまとめているためぜひご覧ください。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁で17系クラウンは値上がりする? 25年ルール解禁により、17系クラウンは値上がりすることが予想されます。アメリカでは、同じセダンのカムリが販売されており一定の人気を博しています。また、2022年には新型クラウンも販売がスタートし、旧モデルが注目される可能性は低くないでしょう。 17系クラウンは、国内の中古車市場でも流通量が多くありません。実際に、大手の中古車販売サイトで「17系クラウンアスリート」を検索しても2024年8月時点で50台を下回る状況です。 流通台数の少ないなかで今後需要が高まれば、値上がりする可能性はあります。売却を検討する場合は、動向に注目するとよいでしょう。 25年ルールが解禁された17系クラウンの魅力 17系クラウンは、1999年から2003年まで販売された11代目にあたるモデルです。10代目まで採用されたハードトップスタイルからセダンスタイルへ変更しつつ、センターピラーのブラックアウト処理で往年の風格を維持しています。 クラウンらしさともいえる充実した内装装備は、25年経過した現在でも魅力的です。ゆったりと座れる大型のシートや左右独立で温度調整可能なフルオートエアコン、電動リヤサンシェードなど、乗る人すべてが快適な空間が広がっています。 さらに、走りの部分も見逃せません。2.5L、2.5Lターボ、3.0Lと3つのエンジンがランナップされ、しなやかな足回りとともにスムーズな加速と安定した走りが体感できます。 12代目クラウンからはデザインが刷新されるため、セダンらしさを求める方にとって17系は魅力あるモデルといえるでしょう。 17系クラウン以外で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧 17系クラウンは2024年9月に25年ルールが解禁されますが、2024年はそのほかにも、魅力的なモデルが解禁されました。 該当車種と解禁年月は下記のとおりです。・スカイライン R34 GT-R:1月・ランサーエボリューションVI:1月・シルビア S15:1月・トヨタ ヴィッツ:1月・S2000:4月・レジアスエース H100系:7月・MR-S:10月 どのモデルも日本市場において、ファンの多い名車です。なかでも、スカイラインGT-Rやランサーエボリューションは世界的な人気を誇ります。25年ルール解禁によって、中古車市場にどのような影響が出るのか動向が注目されます。 まとめ 17系クラウンは、セダンとしての快適性と走りの楽しさを体感できるモデルです。25年ルール解禁により、今後アメリカのファンからの熱い視線が期待されます。 流注量が少ないクルマのため、今後の中古車市場の動向から目が離せません。クルマの売却はタイミングが重要なため、最新情報をチェックしたうえで、売る時期を見極めましょう。
2024年7月、トヨタのバン「レジアスエース(H100系)」がアメリカ25年ルール解禁の対象車となります。レジアスエースは、さまざまな用途に使えるバンとしてハイエースとともに高い人気を誇るモデルです。今回は、レジアスエースの25年ルールの解禁による中古車価格への影響を含め、今後の動向について考察します。 2024年7月にレジアスエース H100系が25年ルール解禁! 2024年7月、世界各国で信頼されているトヨタのワンボックスカー「ハイエース」の兄弟車である「レジアスエース」が製造から25年を迎えます。この節目に伴い、アメリカ25年ルールが解禁され、レジアスエースがアメリカ市場へ流通することとなります。 また、巨大な市場であるアメリカへの輸出が解禁されれば、中古車市場が動く可能性が高いです。なぜ、25年が経過するとアメリカ市場がオープンになり、中古車市場が動く可能性があるのでしょうか。 アメリカ25年ルールとは? アメリカの輸入車関係法令の例外(通称 25年ルール)は、クラシックカーとして右ハンドルのクルマを登録できる制度です。 アメリカでは、原則として右ハンドルのクルマを輸入できません。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとしての登録が可能となるため、右ハンドルのクルマをそのままアメリカへ輸入することができます。 このアメリカ25年ルールにより、製造から25年以上経過した日本の名車たちがアメリカに多く流通しているのです。 ▼アメリカの25年ルールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ 25年ルール解禁でレジアスエース H100系は値上がりする? アメリカへの輸入解禁に伴い、レジアスエースの中古車価格は動く可能性があります。 ただし、値上がりするか、維持となるか、値下がりするか、正確な動向は誰にもわかりません。そのため、実際に査定に出さなければ正しい売却価格を把握できないのです。 もし、レジアスエースを少しでも高く売りたいのであれば、25年ルールが解禁されたこのタイミングで一度査定してみることをおすすめします。 25年ルールが解禁されたレジアスエース H100系の魅力 レジアスエース(H100系)は、ビスタ店の専売車として1999年にデビュー。ラインナップは、バンのみ、標準ルーフのみの設定でしたが、ボディは標準ボディとロングボディの2種類が用意されていました。 ハイエースの兄弟車ということもあり、実用性や使い勝手、優れた耐久性はお墨付きです。レジアスエースは、広く知れ渡ったハイエースのモデル名違いであるため目立つ存在ではありませんが、ハイエースと同等の性能や耐久性を持つバンとして一定の人気があります。 レジアスエース H100系で2024年に25年ルールが解禁される車種一覧 レジアスエース H100系以外にも2024年に25年を迎えるモデルは数多くあります。ここで、その一部を紹介します。 ・2024年1月:スカイライン GT-R R34「スカイライン」の名を冠する最後のGT-R。直列6気筒ツインターボエンジンと強靭なボディにより現在でも優れた性能を発揮する高性能スポーツカーです。 ・2024年1月:ランサーエボリューションVI三菱を代表するスポーツセダン。スバル インプレッサWRXのライバルとして日本国内でも高い人気を誇っていました。 ・2024年1月:シルビア S15日産のFRスポーツカーとして人気のシルビア。最後のシルビアであるS15も2024年にアメリカ25年ルールの解禁対象となりました。 ・2024年1月:トヨタ ヴィッツ ヴィッツは1999年に発売されたトヨタのコンパクトカーで、小さなボディに広い室内空間を実現した革新的な設計が特徴です。優れた燃費性能と高い信頼性を誇り、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した名車です。 ・2024年4月:S2000ホンダの2シーターオープンスポーツカー。ホンダの本格スポーツカーは生産が終了した現在でも多くのファンが存在し高い人気を誇ります。 ・2024年9月:17系クラウントヨタの高級車「クラウン」の11代目。13系にあったスポーティモデル「アスリート」の名が復活した世代のクラウンです。 ・2024年10月:MR-SトヨタMR-Sは1.8L直列4気筒エンジンを搭載した軽量ミッドシップスポーツカーです。約1,000kgの車体と理想的な重量配分により優れたコーナリング性能を発揮します。電動開閉式ハードトップも特徴で、高い信頼性と走る楽しさを両立しています。 まとめ レジアスエースは、ハイエースほど知名度は高くないものの、ハイエースの兄弟車であるため、優れた耐久性が特徴です。2024年にアメリカ25年ルールの解禁車となり、今後の値上がりを期待している方もいるかもしれません。しかし、どのような値動きをするかは予想が難しいため、売却を検討している方は中古車市場の動きをこまめにチェックすることをおすすめします。