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高齢者がクルマを買い替えるとき、どのような基準でクルマ選びをすればよいのでしょうか。この記事では、高齢ドライバーのクルマの買い替え基準やクルマ選びのポイントを解説します。高齢運転者がクルマを買い替えるときの参考にしてみてください。 クルマを何歳まで運転する人が多い? クルマを運転する年齢に上限はありませんが、「運転免許統計 令和5年版」の年齢別免許保有者数を見てみると、75歳以上になると免許保有者数が急激に減少しています。 そのため、75歳以上になると、クルマの運転をやめて、免許を返納する人が増える傾向にあるといえるでしょう。 なお、高齢者の年齢については明確な定義はありませんが、世界保健機関(WHO)では65歳以上を高齢者としています。そのため、一般的に65歳を超えると高齢者といえるでしょう。 高齢者がクルマを買い替えるか返納するかの判断基準 高齢者がクルマを買い替えるか免許返納するかは、どのように判断すればよいのでしょうか。ここでは、免許返納の基準となる身体機能を基準に買い替えるか、免許返納するかを解説します。 運転能力の明らかな低下がある場合は返納 加齢に伴う身体機能の低下がみられるときは、免許返納を検討しましょう。 ただし、加齢に伴い身体機能が低下してきているものの、運転に必要な身体機能を有している場合は、免許を更新しても問題ありません。 もし、運転を継続してもよいか悩んだときは、各都道府県の警察署に設置されている「安全運転相談窓口」に相談しましょう。 安全運転相談窓口については、警察庁「安全運転相談窓口について」をご覧ください。 ▼関連記事はこちら免許返納する時の手続きとは?免許返納するメリットについて解説免許返納できる場所は?調べ方やあわせて知っておきたいことも解説! 運転能力の低下がみられない場合は買い替え 身体機能の低下が見られない場合には、免許更新やクルマの買い替えをしても問題ないでしょう。 クルマを買い替えるときは、身体機能が低下したときも安心なクルマ(見通しがよくサポート機能が充実しているクルマ)を選ぶことをおすすめします。 高齢者のクルマに関する補助金 高齢者がクルマを買い替えるときに補助金を受けられる場合があります。 国の補助金「サポカー補助金」は受付を終了しているため、サポカー補助金を受けることはできませんが、各自治体の助成金を受けられる場合があります。 高齢者がクルマを乗り替えるときは、自治体のホームページや窓口で助成金を受けられるか確認してみましょう。 ▼関連記事はこちら高齢者のクルマの買い換えに使える補助金は?おすすめの車種も紹介 高齢者が買い換えるクルマの選び方 高齢者がクルマを買い替えるとき、どのようなポイントに注目すればよいのでしょうか。ここからは、高齢者がクルマを選ぶときのポイントについて解説します。 安全装備が充実している 高齢者がクルマの乗り替えるときは、安全装備が充実しているモデルがおすすめです。衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能など、さまざまなサポート機能が充実しているモデルであれば、もしものときにシステムが作動し、事故のリスクや被害を軽減してくれます。 コンパクトなサイズ コンパクトなサイズのクルマを選ぶと、少し細い道路でも楽に運転できます。クルマを買い替えるときは、クルマの使用シーンや自身の運転スキルなどに合うサイズのモデルを選びましょう。 視界がよい 視界がよいクルマとは、前方だけでなく、斜め前方、左右、後方・斜め後方など、全方位にわたり死角が少ないクルマのことです。視覚がよいクルマであれば、歩行者や自転車、クルマの接近に気づきやすいため、疲労感や事故のリスクを軽減できます。運転席に座ったときに全方位を見渡し、死角が少ないクルマかどうか確認しましょう。 乗り降りしやすい 乗り降りのしやすさも重要なポイントです。クルマを見に行ったときは、腰を掛けるようにして座れるかどうかということも確認しておきましょう。 高齢者がクルマを買い換えるときに確認しておきたい安全装備 高齢者がクルマを選ぶときに注目したい安全装備について解説します。 衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ) 衝突被害軽減ブレーキは、衝突の危険性が高いときにシステムが警告したりブレーキをサポートしたりする機能です。一般的に「自動ブレーキ」とも呼ばれますが、完全な自動ではなく、あくまでもサポート機能であるため、システムを過信しないよう注意してください。 ペダル踏み間違い急発進抑制装置 ペダル踏み間違い急発進抑制装置は、アクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違えたときに急発進しないよう抑制する機能です。誤発進抑制機能とも呼ばれています。 もしものときのために、誤発進抑制機能が装備されているクルマを選びましょう。 リアビークルモニタリングシステム リアビークルモニタリングシステムは、ミラーの死角となる斜め後方の車輌等を知らせてくれるシステムです。ブラインドスポットモニターとも呼ばれています。 高齢ドライバーのみならず、全ドライバーにおすすめの機能のため、なるべく装備しておくことを推奨します。 定速走行時の車間距離制御装置(ACC) ACC(Adaptive Cruise Control)は、定速走行時にシステムが車間距離を一定に保ってくれる機能です。主に高速道路を走行するときに使います。 一般道路で使用すると、思わぬ事故につながる可能性があるため、高速道路で定速走行をする場面で使いましょう。 車線逸脱防止システム 車線逸脱防止支援システムは、車線をはみ出さないようサポートする機能です。レーンキープアシストとも呼ばれています。 ただし、車線を認識できない場合は、車線逸脱防止支援システムを利用できません。そのため、線が消えかかっている場所や線の変更があった場所などでは、システムが正しく機能しない可能性があります。 ドライバーモニタリングシステム ドライバーモニタリングシステムは、車内に取り付けられたカメラやセンサーなどで運転者の様子を観察し、異常が発生した場合に警告して非常停止する機能です。広く普及している機能ではありませんが、選択できる場合は装備するとよいでしょう。 横滑り防止装置 横滑り防止装置は、クルマがスリップしそうなときにクルマの姿勢を安定させるシステムです。ほとんどのクルマに装備されています。機能には限界があるため、装置を過信しないよう注意しなければなりません。 オートマチックハイビーム オートマチックハイビームは、ヘッドライトのロービームとハイビームを自動で切り替える機能です。夜間の視認性向上に寄与するため、装備しておくことをおすすめします。 また、オートマチックハイビームの進化版であるアダプティブヘッドライトは、前方にクルマがいる場合でも部分的にロービームにすることで、周辺を明るく照らせる機能です。夜間の視認性を重視するのであれば、アダプティブヘッドライト装着車を選ぶとよいでしょう。 高齢者におすすめのクルマ5選 高齢者におすすめのクルマを5車種紹介します。クルマ選びをするときの参考にしてみてください。 トヨタ ヤリス トヨタ ヤリスは、全長4,200mm以下、全幅1,695mmの5ナンバーサイズのコンパクトカーです。トヨタの安全機能「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が装備されているため、安全性能が高いことも特徴となっています。また、ハイブリッドカーも用意されているため、燃費性能がよく、維持費を抑えられることも魅力です。 日産 ノート 日産 ノートは、高い質感が特徴の5ナンバーサイズのハッチバックで、安全機能の「360°セーフティアシスト」が装備されていることが特徴のモデルです。 また、電動パワートレイン「e-POWER」による高い燃費性能、4WD車の安定した走行も魅力です。さらに、着座しやすいシートや見やすい位置に調整できるドライビングポジションもポイントとなっています。 日産 サクラ 日産 サクラは、街中での運転がしやすい電気自動車の軽自動車です。高い安全性能と軽自動車ならではの運転のしやすさが特徴となっています。また、購入時に複数の補助金を受けられるのもポイントです。 なお、日産 サクラと三菱 ekクロスEVは兄弟車のため、サクラを検討しているときはekクロスEVと見比べて選ぶことをおすすめします。 ホンダ N-BOX ホンダ N-BOXは、3年連続国内販売台数No.1を誇る人気の軽自動車です。 両側にスライドドアを持つスーパーハイトワゴンのN-BOXには、優れた燃費性能とホンダならではの安全システム「Honda SENSING」が搭載されています。 居住性がよく、燃費性能が高く、安心感のある軽自動車を探しているのであれば、N-BOXを検討するとよいでしょう。 ダイハツ タント ダイハツ タントは、ピラーレスのミラクルオープンドアが特徴のスーパーハイトワゴンの軽自動車です。 開口部が広く取れるピラーレスドア(左側)により、乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいことが魅力です。また、安全システムの「スマートアシスト(通称 スマアシ)」が装備されているため、安全性能も十分といえます。 まとめ 高齢者のクルマの乗り替えでは、身体機能や認知機能などに応じたクルマを選ぶことがポイントです。高齢ドライバー本人やその家族がクルマを選ぶときは、この記事で解説したポイントに注目してクルマ選びをしましょう。
クルマの売却や名義変更の際に戸籍の附票が必要と知り、その理由を調べている方もいるでしょう。戸籍の附票は、住民票とは異なり今までの住所歴を証明できるため、2回以上引越しているにもかかわらず、住所変更していない場合に活用できます。 この記事では、クルマの売却時に戸籍の附票が必要なケースや取得方法などを紹介します。 戸籍の附票とは 戸籍の附票とは、戸籍が作られてから現在に至るまでの住所が記載されている書類のことです。住民票と同様に住所を公的に証明する書類であり、本籍地の市区町村で戸籍の原本と一緒に保管されています。 市町村区をまたいで引っ越しを繰り返しても、戸籍の附票を取得すれば、今までの住所の証明が可能です。 また、戸籍の附票は戸籍がある限り存在し、記載されている者が全員亡くなった場合に消去されます。消された戸籍の附票は「戸籍の附票の除票」と呼ばれており、従来の保存期間は5年間でしたが、法令の改正により令和元年6月20日から150年間に延長されています。 ただし、平成26年3月31日以前の除票は、すでに保存期間を過ぎているため発行してもらえないことに留意してください。 参考:京都市「戸籍の附票について教えてください。」 クルマの売却時に戸籍の附票が必要なケース 戸籍の附票は、2回以上引っ越しをしているにもかかわらず、住所変更していない場合に必要です。クルマを売却するには、車検証と印鑑証明書に記載されている住所と、現住所を合致させる必要があります。 車検証や印鑑証明書に記載されている住所から1回だけ引っ越しをしている場合は、住民票があれば旧住所と現住所のつながりを証明できます。しかし、住民票には1つ前の住所しか記載されていないため、2回以上引っ越しをしている場合は2つ以上前の住所を証明できる戸籍の附票が必要です。 ただし、戸籍の附票には現在の本籍に移った日以降の住所しか記載されていません。全住所を確認するには、転籍前の戸籍の附票の除票を取得する必要があります。 また、結婚により親の戸籍を外れた場合は、婚姻届を出した時点以降の住所しか記載されていません。結婚前をさかのぼって住所を証明したい場合は、親の戸籍の附票を取得しましょう。 なお、戸籍の附票には下記が記載されているため、同じ戸籍に属する人の住所歴の証明も可能です。 ・本籍地・筆頭者の氏名・戸籍に入っている方の氏名・住所・住所を定めた年月 たとえば、亡くなった父親のクルマの売却や廃車、名義変更などの遺産相続手続きにも活用できます。 クルマを相続するものの、住所変更が適切にされていない場合に活用できることにも留意してください。 戸籍の附票の取得方法 戸籍の附票は、取得できる場所や請求できる人が限られており、必要なものもあります。取得方法を事前に把握し、スムーズに売却や名義変更を行いましょう。 続いて、戸籍の附票の取得方法を紹介します。 手続きをする場所 本籍がある市町村区の役所で手続きすれば、戸籍の附票を取得できます。マイナンバーカードを提示すれば、最寄りのコンビニエンスストアのマルチコピー機(キオスク端末)でも取得が可能です。 ただし、コンビニ交付サービスを提供している地域は限られています。利用する前に、対応しているかどうか下記で確認してみてください。 コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】 | 利用できる市区町村 マイナンバーカードを所有しておらず、本籍地が遠方で出向けない場合は、郵送でも請求できます。各市町村区のホームページの「戸籍の附票の写し等交付申請書」をダウンロードして必要事項を記入し、指定されている送付先に郵送しましょう。 請求できる人 戸籍の附票に記載されている人であれば、誰でも請求できます。戸籍の附票に記載されていなくても、直系尊属(父母・祖父母)、または直系卑属(子・孫)でも請求が可能です。 たとえば、結婚により戸籍を外れた子供でも父親の戸籍の附票を請求できます。なお、直系の親族以外でも、請求できる人の委任状を添付すれば代理人でも取得可能です。 必要なもの 戸籍の附票を請求するには、記入済みの申請書と本人確認書類が必要です。申請書は役所で入手できるため、必要事項を記入して窓口に提出しましょう。 ただし、本籍地と筆頭者がわからない場合は、戸籍の附票を発行してもらえない可能性があります。「自分の本籍を教えて欲しい」といった問い合わせには対応してもらえないため、わからない場合は、戸籍の情報を事前に確認しておきましょう。 なお、請求時には300〜450円程度の手数料がかかることにも留意してください。 まとめ 戸籍の附票は、戸籍が作られてから現在に至るまでの住所が記載されている公的書類です。 1つ前の住所しか記載されていない住民票とは異なり、2回以上の引っ越しによる過去の住所も証明できます。そのため、車検証の住所から2回以上引っ越しているにもかかわらず、住所変更していない場合の売却や名義変更、相続手続きなどで使用します。 戸籍の附票は、本籍地の役所やコンビニで取得でき、本人でなくても直系の親族であれば請求が可能です。取得時は300~450円程度の手数料が発生することに留意してください。
乗らないクルマを処分する方法は、「売却」と「廃車」の2つに大別できます。新しいクルマに買い替える予定であれば、自動車ディーラーや自動車販売店に下取りをしてもらうことも可能です。 クルマを処分するときは、各方法の特徴を理解したうえで、自身に合った方法を選びましょう。 この記事では、乗らないクルマを処分する4つの方法や、処分ができないケースなどについて解説します。 乗らなくなったクルマの処分方法は4つ 乗らないクルマを処分する方法には、中古車買取店または個人への売却、下取り、廃車があります。それぞれの特徴や注意点について詳しくみていきましょう。 中古車買取店に売却する 中古車買取店にクルマを査定してもらい、提示された金額で買い取ってもらう方法です。中古車買取店への売却によって受け取った売却代金は、下取りとは異なり用途が制限されません。 また、新しいクルマに買い替える予定がなくても、査定を依頼することは可能です。査定は基本的に無料であり、査定結果に納得できなければ売却する必要はありません。 一方、クルマを買い替える場合、売却と購入が別の店舗であると、手間がかかる可能性があります。さらに、クルマを手放すタイミングと、新しいクルマが納車されるタイミングがずれるケースも少なくありません。 中古車買取店の査定を受けるときは、店舗にクルマを持ち込む他にも、出張査定を利用する方法があります。出張査定であれば、自宅や駐車場までスタッフが出向いて査定してくれるため、時間と手間を削減できます。 個人に売却する 友人や知人などの個人に売却する方法です。 個人間の売買では、売り手と買い手の間に中古車買取店やディーラーなどが入りません。仲介業者に支払う手数料がかからないため、売却価格の交渉もしやすいでしょう。交渉しやすいことにより、買取や下取りよりも高値での売却が期待できます。 また、友人や知人、家族など信頼関係のある人物が買い手であれば、お互いに質問や交渉をしやすいため、スムーズに売却できるでしょう。親族や知り合いにクルマを売却できそうな人がいない場合は、SNSやフリマアプリ(例:メルカリ)などで買い手を探すことも可能です。 ただし、クルマを買ってくれる人が現れない限り売却できません。そのため、クルマを急いで処分したい人には不向きな方法といえます。 加えて、売り手側の説明不足により「買ったあとにクルマが故障した」「事前に知らされていない修復歴が発覚した」などの理由でトラブルが発生しやすい点にも注意が必要です。 個人にクルマを売却する際は、トラブルが発生しないよう、クルマの状態や修復歴などを正しく伝えましょう。 下取りに出す カーディーラーや中古車販売店などに下取りしてもらう方法です。下取りによって得た売却代金は、新しいクルマを購入する際の頭金に充てます。 下取りであれば、新しいクルマの購入と乗っていたクルマの査定から引き取りまで同じ店舗で済ませられるため、スムーズな乗り換えが可能です。また、新しいクルマが納車されるまで、下取り予定のクルマに乗り続けることもできます。 下取りの注意点は、中古車買取店へ売却する場合と比べて、買取価格が低い傾向にあることです。特に、新しく購入するクルマとは異なるメーカーのクルマを下取りに出す場合、その傾向が顕著にみられます。 また、事故や故障で動かなくなったクルマ(不動車)は、値段が付かない場合があります。 廃車にする クルマを専門業者に解体してもらい廃車にする方法です。中古車買取店や個人への売却が難しい、新しいクルマに買い替える予定がないなどの場合に選択する方が多いでしょう。 クルマを解体して廃車にするときは「永久抹消登録」という手続きが必要です。専門業者にクルマを解体してもらい、解体証明書を受け取ったら、その日から15日以内に永久抹消登録をしなければなりません。 永久抹消登録の手続きは無料であり、クルマの所有者自身でもできます。一方、クルマの解体ができるのは専門業者のみです。 解体の際にかかる費用は、依頼する業者によって異なります。クルマを解体するときは、複数の業者から見積もりを取り寄せて比較をしたうえで、依頼先を選ぶとよいでしょう。 乗らなくなったクルマを処分できないケース 乗らなくなったクルマを処分しようとしても、名義が実際の所有者と異なる場合や、自動車税(種別割)を2年以上滞納している場合は、手続きができないことがあります。クルマを処分できないケースは下記の2つです。 クルマの名義(所有者)が異なる クルマの売却や廃車の手続きができるのは、車検証に記載される名義人のみです。クルマの名義が自分とは異なると、売却や廃車の手続きができません。 たとえば、クルマのローンを返済中である場合、名義はクレジット会社やディーラー、中古車販売点などになっています。売却や廃車の手続きをするためには、ローンを完済して名義を自分自身に変更しなければなりません。 また、親から子ども、夫から妻など親族間でクルマを譲渡した場合でも、名義変更の手続きが必要です。 処分するクルマの所有者と名義が異なる場合は、事前に名義変更をしましょう。名義変更をする際は、申請書や車検証などの必要書類をそろえ、下記の場所で手続きをします。 普通自動車:運輸支局または自動車検査登録事務所 軽自動車:軽自動車検査協会 自動車税(種別割)が2年以上未納 自動車税(種別割)を納めていない期間が2年以上あると「嘱託保存」になります。嘱託保存は、税務署から差し押さえをされているのと同じ状態であるため、そのままではクルマを廃車にできません。 また、自動車税(種別割)が未納であると、納税証明書が手元にない状態となります。中古車買取店でクルマを売却するときは、原則として自動車税(種別割)の納税証明書が必要です。納税証明書がない状態で売却を依頼しても、断られるケースがほとんどです。 クルマを処分するときは、未納分の自動車税(種別割)をすべて支払いましょう。 まとめ 乗らなくなったクルマは、中古車買取店や個人に売却できる可能性があります。新しいクルマに買い替える場合は、下取りに出すことも選択肢となるでしょう。 売却や下取りによる処分が難しいときは廃車にする方法もありますが、専門業者に解体を依頼する際に費用がかかることがあります。そのため、乗らないクルマを処分する場合は、まず売却ができないか検討しましょう。 乗らなくなった古いクルマの処分にお悩みの方は「旧車王」にご相談ください。故障しているクルマや年式が古いクルマでも、自社の工場で修理・修復するため、より高値での買取が可能です。
週末に遠出やお買い物、レジャーなどでしかクルマに乗らない場合でも、税金や燃料代などの維持費はかかります。運転する機会が少ない場合は、維持費を抑えることを意識してクルマを選ぶとよいでしょう。 一方、週末の遠出やレジャーなどをより楽しみたいのであれば、家族構成にあったクルマを選ぶのも1つの方法です。 この記事では、週末しか乗らないクルマを選ぶときのポイントや注意すべき点などを紹介します。 週末しか乗らない場合のクルマ選びのポイント 週末しか運転をしない場合は、排気量の少なさや家族構成をもとにクルマを選ぶとよいでしょう。また、燃費がよく経済的なハイブリッド車を選ぶのも1つの方法です。ここからは、週末に利用するクルマを選ぶときのポイントについて解説します。 排気量が少ないクルマを選ぶ クルマを所有すると、自動車税(種別割)や燃料代、自動車重量税などがかかります。コストを抑えたい場合は、軽自動車やコンパクトカーなど排気量が少なく、維持費を安く抑えやすいクルマを選ぶとよいでしょう。 たとえば、軽自動車や排気量が1,500cc以下のクルマは、毎年納める自動車税(種別割)が安く済みます。新車の登録が2019年10月1日以降である場合、自動車税(種別割)の税額は、下記のとおりです。 ・自家用軽自動車:年間1万800円 ・総排気量1,000cc以下の自家用乗用車:年間2万5,000円 ・総排気量1,000cc超1,500cc以下の自家用乗用車:年間3万500円 排気量が少ないクルマは燃費がよいものが多く、燃料代を抑えられる傾向にあります。また、車輌重量が軽い傾向にあるため、自動車重量税も抑えられます。以上のことから、コストを抑えたいのであれば排気量が少ないクルマが狙い目です。 候補として挙げられるのは、軽自動車であればホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」などです。コンパクトカーの場合は、トヨタ「ヤリス」やスズキ「スイフト」などが挙げられます。 家族構成に適したクルマを選ぶ クルマを家族全員で利用する場合は、家族構成に適したクルマを選ぶことをおすすめします。座席の広さや乗車定員、車高の高さなどを確認しましょう。 たとえば、0〜2歳ほどの乳幼児がいる世帯は、トヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」など車高が高いクルマを選ぶのも1つの方法です。 車高が高いクルマであれば、腰をあまり曲げることなく、チャイルドシートに子どもを乗せたり下ろしたりできます。また室内空間が広いため、ベビーカーやオムツ、着替えなどの荷物を積んで家族全員が乗車しても窮屈に感じにくいでしょう。 小学生以上の子どもが複数人いる家庭は、ボディサイズが大きいミニバンを選んではいかがでしょうか。ミニバンであれば、家族全員が快適に乗車でき、荷物も多く積み込めるため、週末の旅行やレジャーなどで不便がありません。 ハイブリッド車を検討する ハイブリッド車とは、ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターの2つの動力源があるクルマのことです。トヨタ「プリウス」や日産「ノート」などが挙げられます。 ハイブリッド車の主なメリットは、ガソリン車よりも燃費が優れており、燃料代を抑えやすいことです。また、エンジンに加えてモーターが駆動をアシストする仕組みであるため、静かでありながらも力強い走りとなっています。 週末に遠出をする機会が多く走行距離が長い方は、ハイブリッド車のメリットを感じやすいでしょう。 さらに、多くのハイブリッド車がエコカー減税の対象であることも魅力です。購入時に課税される自動車重量税や環境性能割が、クルマの燃費性能や排出ガス性能に応じて減額・免除されます。 クルマにあまり乗らない場合の注意点 クルマに乗る機会が少ないと、バッテリーの劣化やオイル漏れが起こりやすくなります。ここからは、基本的に週末にしかクルマを利用しない場合に押さえておきたい注意点をみていきましょう。 バッテリーが劣化しやすい クルマを使用しない間は、バッテリーの自然放電が進んで残量が減っていきます。 クルマのエンジンを始動するためには、バッテリーの電力を使ってスターターを起動する必要があります。自然放電によってバッテリーが上がった状態になると、スターターを起動させる電力が不足し、エンジンが始動しません。 また、バッテリー上がりの状態が長く続くと、劣化が進むスピードが早くなり、寿命が短くなるおそれもあります。寿命が短くなったことで、バッテリーの交換頻度が多くなると、維持費はかさんでしまうでしょう。 バッテリー上がりを防ぐためには、定期的にエンジンを始動してオルタネーター(発電機)を駆動させて充電をする必要があります。クルマを所有するのであれば、バッテリー上がりが起きないよう、定期的に30分程度の走行をしましょう。 運転をする時間を確保するのが難しい場合は、30分〜1時間程度のアイドリングによりエンジンを動かすことで、バッテリー上がりを防げます。 ▼クルマのバッテリー上がりについては、こちらの記事で解説しています。乗らないクルマのバッテリーは上がる?対策や上がったときの対処法を解説 オイル漏れが起こりやすい エンジンオイルは、エンジン内部にある金属同士の摩擦を軽減する潤滑油です。また、密封、冷却、清浄、防錆などの重要な役割も担っているため、エンジンの稼働にエンジンオイルは欠かせません。 エンジン内のガスケットやバルブシールなどの部品は時間の経過とともに劣化していくため、使用頻度が低いからといって点検やメンテナンスを怠ると、オイル漏れが起こるおそれがあります。 オイル漏れによってエンジンオイルの残量が少ない状態で走行し続けると、エンジンに大きなダメージを与えてしまいかねません。最悪のケースではエンジンが焼き付いた状態になり、走行できなくなります。 オイル漏れは、初期段階で対処すれば、修理費用は少額で済むでしょう。しかし、オイル漏れを長期にわたって放置したために、エンジンのオーバーホールが必要になると、高額な費用がかかります。 週末にしかクルマに乗らない場合でも、定期的な点検とオイル交換は必ず実施しましょう。 売却してレンタカーやカーシェアにすることも1つの方法 週末にしか運転しないのであれば、クルマを所有するのではなく、レンタカーやカーシェアを利用するのも1つの方法です。 レンタカーは、駅や空港、市街地などに多く店舗が設置されているため、週末に旅行や遠出をする方にも向いています。また、コンパクトカーやミニバン、セダン、スポーツカーなど、さまざまな車種の中から利用目的に合わせて選べます。 カーシェアは、ステーションに設置されたクルマを有料で利用できるサービスです。10分や15分といった短時間の利用もできるため、週末にお買い物や外食などをする際にも活用しやすいでしょう。 レンタカーやカーシェアであれば、税金や保険料、駐車場代などの維持費がかかりません。また、クルマの点検や整備も不要です。週末しかクルマを利用しないのであれば、レンタカーやカーシェアのほうが、コストと手間がかからないといえます。 すでにクルマを持っている場合は、売却してレンタカーやカーシェアの利用に切り替えるのも方法の1つです。 所有しているクルマの年式が古く、売却できるか不安な方は「旧車王」の利用を検討ください。旧車王では、クルマを熟知したプロが鑑定いたします。年式の古いクルマでも、納得のいく価格で買取いたしますので、お気軽にご相談ください。 まとめ 週末しか乗らない場合は、排気量が少ないクルマやハイブリッド車を選ぶと、維持費を抑えることができます。また、家族構成にあったクルマを選ぶと、週末の遠出やレジャーなどをより楽しめるでしょう。 ただし、クルマを所有する限り、維持費の支払いは避けられません。点検やメンテナンスを怠ると、バッテリー上がりやオイル漏れなどの不具合が起きやすくなります。週末にしか利用しないのであれば、クルマを手放してレンタカーやカーシェアを利用するのも1つの方法です。
メルセデス・ベンツ Gクラスは、高級SUV市場の中でも高い人気を誇るモデルです。そのため、リセールバリューも高いのではないかと気になっている方もいるでしょう。Gクラスは、ほかの輸入車に比べてリセールバリューが高く、高価買取に期待できます。 この記事では、Gクラスの買取相場やリセールバリューのポイントなどについて紹介します。 メルセデス・ベンツ Gクラスとは Gクラスは、1979年から販売されているメルセデス・ベンツを代表するSUVです。軍用車輛である「ゲレンデヴァーゲン」をベースに、一般向けにアレンジしたものがGクラスの起源です。 ゲレンデヴァーゲンの頭文字「G」がそのまま車名として採用されており、国内では「ゲレンデ」の愛称でも親しまれています。 Gクラスは、強固なラダーフレームによる優れたオフロード性能と、洗練された乗り味を両立させて、高級SUVとしての地位を確立しています。初代モデルから現在にいたるまでデザインは大きく変わっておらず、一貫したルックスも長年にわたって支持される理由の1つでしょう。 W460型 初代モデルのW460型は、オーストリアの軍需企業「シュタイア・プフ」と共同開発で生産されました。ドイツでは1981年、日本市場においては1983年に下記の「300GD」が導入されています。 ■直列5気筒ディーゼルエンジン・ショートボディ(3ドア5人乗り)・ロングボディ(5ドア7人乗り) ■キャンバストップ仕様のカブリオレタイプ 当時の3ナンバー車は高額な税金が発生することから、5ナンバーに収めるため、オーバーフェンダーは装備されていませんでした。 その後、直列4気筒ガソリンエンジンの「230GE」も輸入され、内外装がシンプルなベーシックモデルやワイドフェンダーが装備された基本モデルなどがラインナップされています。最上級グレードの「230GEロング」や、230GEの豪華版「プレディカート(特別仕様車)」も、国内での販売を開始しました。 W463型 2代目のW463型は、1990年〜2018年の間に販売されました。フルタイム4WDの採用に加えて、サイドステップや内装の改良などにより大ヒットしたロングセラーモデルです。 グレードごとに「直列6気筒3.0L〜3.2L」または「V型6気筒3.2L」のエンジンを搭載しています。また、下記の特別仕様車が導入されたことでも話題となった世代です。 ・500GE:V型8気筒エンジンを搭載(世界446台限定 ※日本国内では50台)・AMG G36:G320の3.2L直列4気筒エンジンを3.6Lまで排気量アップ・G650 ランドレー:V型12気筒エンジンを搭載したマイバッハバージョン W463A型/W465型 2018年から販売されているW463A型は、2024年のマイナーチェンジで型式がW465型に変わり、現行モデルとして販売されていします(2024年9月時点)。人気だった先代モデルの5ドアを受け継ぎ、室内がさらに広くなりました。 全長や全幅は拡大されたものの、車体の素材の改良により軽量化も実現しています。9速ATやLEDライト、先進安全支援システムなどが導入され、快適性も大幅に向上しています。 メルセデスベンツ Gクラスの買取相場 Gクラスの買取相場は高値で推移しており、年式が低いほど高く評価されます。ここでは、W460型(初代)とW463型(2代目)のGクラスの買取相場を紹介します(2024年9月時点)。 買取相場は週単位で変動するため、市場の動向をチェックして売却のタイミングを判断しましょう。 W460型 W460型(初代)の買取相場は、100万〜300万円程度です。初代モデルとはいえ、Gクラスは低年式の方が評価される傾向にあります。 中でも下記のモデルは200万〜500万円程度と、ほかのグレードより高値がつく傾向にあります。 ・230GE・280GE・300GD W463型 W463型(2代目)の買取相場は、100万〜2,000万円程度です。中でも「G500カブリオレ」の買取相場は1,000万〜2,500万円と、ほかのグレードよりも高く評価されています。 G500カブリオレは、希少価値が非常に高いオープンカーです。車体後部には電動開閉式のソフトトップ(幌)が採用されているため、オープンカーならではの開放感を楽しめます。 メルセデスベンツ Gクラスのリセールバリューが高い理由 Gクラスは登場以来、高い人気を維持し続けているほか、一部の特別仕様車に希少性があるため、全体を通してリセールバリューが高い傾向にあります。ここでは、Gクラスのリセールバリューが高い理由について紹介します。 登場以来高い人気を維持し続けている Gクラスは、1979年の登場以来から長年にわたって高い人気を維持しているため、リセールバリューが高い傾向にあります。 圧倒的なデザインとオフロード性能が、SUVファンを魅了し続けています。また、初代モデルから現在まで外観のデザインに大きな変更がなく、伝統を守りつつ進化を遂げている点も根強いファンがいる理由の1つです。Gクラスは、今後も根強い人気を維持し続けるでしょう。 一部の特別仕様車は希少性が高い Gクラスの一部の特別仕様車は希少性があることも、リセールバリューが高い理由の1つです。たとえば、1987年に登場した特別仕様車「プレディカート」は希少性が高いため、高額で売却できるでしょう。 プレディカートは、230GEの豪華版として販売されていたモデルで、流通台数が非常に少なく、コレクターや愛好家から高い評価を受けています。中でも、プレディカートの特徴である下記の専用装備品がそのままで、オリジナルの状態が保たれている車輌は特に高値がつきやすいでしょう。 ・グリルガード・デカール・ウッドパネル メルセデスベンツ Gクラスを高く売る方法 Gクラスは、価値がわかる業者に査定を依頼し、売却まで細かな傷に注意すると高く売れる可能性があります。ここでは、Gクラスを高く売る方法について詳しく紹介します。 Gクラスの価値がわかる業者に査定を依頼する Gクラスを高く売るには、価値がわかる業者に査定を依頼する必要があります。Gクラスはモデル数が多いため、すべての業者が適正に評価できるとは限りません。 特に、希少なモデルや旧車を扱う場合、専門知識が不足していると適正な価格を提示されない可能性があります。低年式のGクラスを適正に査定するのは難易度が高いため、旧車に特化した業者に査定を依頼しましょう。 細かな傷に注意する Gクラスを高く売るには、細かな傷に注意する必要があります。Gクラスは悪路走破性が高いためオフロードで楽しむ方も多いでしょう。オフロード走行では小石や枝などによって細かな傷がつくリスクが上がります。 傷は査定時のマイナス評価につながるため、オフロード走行するにしても走行ルート選びに注意し、傷をなるべく防ぎましょう。 メルセデスベンツ Gクラスの売却は旧車王へご相談ください Gクラスの売却をご検討される際には、旧車に特化して20年以上の経験をもつ旧車王へぜひお問い合わせください。旧車王では、プロの鑑定士が豊富な知識と経験を活かし、Gクラスの各モデルや希少車まで細かく鑑定します。 また、自社の整備工場でクルマの修理や修復ができるため、Gクラスの価値を最大限引き出し、買取金額に還元することも可能です。Gクラスを少しでも高く売却したい場合は、ぜひ旧車王までご相談ください。
ポルシェの人気車種であるカイエンは高いリセールバリューが期待できると聞き、自身のクルマがどの程度で売却できるのか気になっている方もいるでしょう。 カイエンは、ほかの輸入車に比べてリセールバリューが高い傾向があります。 この記事では、カイエンの買取相場やリセールバリューのポイント、少しでも高く売る方法について紹介します。 ポルシェ カイエンとは 2002年に登場したポルシェ初のSUV「カイエン」は、スポーツ性能が低いとされがちなSUVに、ポルシェ独自のスポーティさを融合させたモデルです。従来のSUVのイメージを覆し、2022年には販売台数の約3分の1を占める大ヒットモデルとなりました。 初代モデルの955型には、下記のグレードが設定されており、いずれも高出力なエンジンを搭載しています。 ・カイエンS:V型8気筒エンジン(4,510cc、250KW)・カイエン・ターボ:V型8気筒ツインターボエンジン(4,510cc、331KW)・カイエン(ベーシックモデル):狭角V型6気筒エンジン(3,189cc、184KW) 高出力なエンジンにより、SUVでありながらスポーツカーのようなダイナミックな走行を実現しました。中でも、カイエン・ターボは「911」や「ボクスター」などのスポーツカーに匹敵する性能を持っており、発進からわずか5.6秒で100km/hに達します。 また、ポルシェの伝統的なDNAを受け継ぎつつ、SUVならではの居住性と実用性も兼ね備えています。日常での使い勝手のよさとファミリーカーとしての快適さを両立しているため、アウトドアや長距離ドライブでも頼もしいパートナーとなるでしょう。 なお、955型のほかに下記のモデルが販売されており、2代目以降はハイブリッドモデルもラインナップとして加わっています。 ・2006年:957型(マイナーチェンジ後)・2010年:958型(2代目)・2018年:E3K30型(3代目) カイエンはブランドの持つ高級感と、SUVの実用性を兼ね備えたモデルとして、今後もポルシェを牽引していくでしょう。 ポルシェ カイエンの買取相場 初代モデルのカイエンの買取相場は、下記のとおりです (2024年9月時点)。 型式・グレード 買取相場価格 955型 ターボ 30万~200万円 957型 50万~200万円 957型 ターボ 50万~350万円 現行モデルと比べると買取相場に差があるものの、初代モデルでも高ければ350万円程度で売却できます。グレードや装備品によって買取価格が変動するため、正確な金額を把握したい場合は査定を依頼しましょう。 ポルシェ カイエンのリセールバリューが高い理由 カイエンは、優れた走行性能や高いブランド力、根強いファンの存在により、高いリセールバリューを維持しています。ここでは、カイエンのリセールバリューが高い理由を紹介します。 優れた走行性能 カイエンは、ポルシェが手がけた初めてのSUVながら、スポーツカーに劣らない走行性能を持つモデルです。一般的なSUVとは一線を画す高い走行性能により、ポルシェらしいダイナミックでスポーティーな走りを実現できるため、多くのファンに支持されています。 また、ガソリンエンジンに加えて、ターボエンジンやハイブリッドエンジンも展開しており、幅広いニーズに応えられることもリセールバリューに影響しているでしょう。 高いブランド力 カイエンのリセールバリューが高値で推移しやすい要因の1つに、ポルシェの高いブランド力があります。 一般的に輸入車は国産車よりリセールバリューが低い傾向にあるものの、圧倒的なブランド力を誇っているポルシェは、他のメーカーと比べて価格が大きく落ちることがありません。また、単にブランドイメージがよいだけではなく、品質やパフォーマンスに対する信頼も厚いことも、リセールバリューを押し上げる要因となっています。 根強いファンの存在 根強いファンの存在も、カイエンのリセールバリューを支える要因の1つです。登場初期は、伝統的なポルシェを求めるファンからの評価は低かったものの、現在では初代カイエンを含め、年式を問わず高い人気を誇ります。 特にクラシックポルシェは、多くのファンから支持されており、発売から20年以上経過している955型(初代モデル)は現在でも高い人気を誇っています。 ポルシェ カイエンを高く売る方法 定期的なメンテナンスで良好な状態を維持し、走行距離をなるべく抑えれば、カイエンを高く売れる可能性があります。続いて、カイエンを高く売る方法を紹介します。 定期的なメンテナンスで状態を維持する カイエンを高く売るには、定期的なメンテナンスで良好な状態を維持しましょう。しっかりとメンテナンスされているクルマは、大切に扱われている印象を与えられるため、査定員からの評価が高まる可能性があります。 具体的には、下記の基本的なメンテナンスを欠かさず行ってクルマの性能を維持し、将来的なトラブルを防ぎましょう。 ・オイル交換・ブレーキの点検・タイヤの点検や交換・エアフィルターの交換 など なお、査定前に車内外をきれいにしておくこともプラス評価につながります。 走行距離をなるべく抑える カイエンを高く売るには、走行距離をなるべく抑える必要があります。なぜなら、走行距離が少ないクルマほど状態がよいと判断されるためです。 特に、下記の部品は走行距離が増えると劣化が進みやすいといわれています。 ・エンジン・トランスミッション・サスペンション いずれも走行に関わる重要な部品です。カイエンの売却を決めたら、直前の長距離運転を避けて、走行距離を抑えましょう。 ポルシェ カイエンの売却は旧車王へご相談ください カイエンは名実ともにポルシェを代表する車種の1つです。売却する際には、その価値を熟知している買取業者に依頼するとよいでしょう。 カイエンの売却をご検討の際は、ぜひ旧車王へお問い合わせください。旧車王は、旧車に特化して20年以上買取を実施しており、ポルシェの車種を数多く取り扱っております。 他の買取業者では見逃してしまう部分も徹底的に鑑定するため、売却先にお悩みの場合は、ぜひ旧車王にご相談ください。
ケイマンは世界的な知名度を誇るポルシェを代表する車種の1つです。その人気の高さから、リセールバリューがかなりよいのではないかと気にしている方は多いでしょう。イメージ通り、ケイマンはほかの輸入車と比べてリセールバリューが高い傾向にあります。 この記事では、ケイマンの買取相場やリセールバリューのポイントを紹介するとともに、少しでも高く売却するための方法について解説します。 ポルシェ ケイマンとは ポルシェ ケイマンは、2005年に登場した2シーターのクーペです。エントリーモデルとして位置付けられている「ボクスター」と下記の部品を共用しています。 ・エンジン(水平対向6気筒)・トランスミッション・サスペンション など 収納スペースはボクスターより広いため、より日常使いに適したモデルといえるでしょう。 初代モデルの987型は、2008年にビッグマイナーチェンジが行われ、下記のように排気量が拡大されました。 グレード 変更前 変更後 ケイマン 2,687cc 2,893cc ケイマンS 3,387cc 3,436cc トランスミッションは「6速MT」と「7速PDK(AT)」が新たに採用されています。 2012年に登場した2代目の981型では、初代の特徴を引き継ぎつつ、より洗練されたデザインが取り入れられています。3,436ccの340psエンジンを積む「ケイマンGTS」や、911カレラのベースグレードを上回る「ケイマンGT4」といったハイパフォーマンスモデルも加わりました。 2016年に登場した3代目モデルから、名称が「718ケイマン」に変更されたため、別の車種として認識されることもあります。エンジンは「水平対向6気筒」から「水平対向4気筒ターボ」に変更されています。 ポルシェ ケイマンの買取相場 ケイマンの買取相場は、下記のとおりです(2024年9月時点)。 【987型(初代)】 グレード 金額 ベースグレード/前期 30万~250万円 ベースグレード/後期 100万~350万円 ケイマンS/前期 30万~300万円 ケイマンS/後期 100万~350万円 ケイマンS ポルシェデザインエディション1/前期 50万~300万円 ケイマンS ブラックエディション/後期 100万~350万円 ケイマンR/後期 350万~700万円 【981型(2代目)】 グレード 金額 ベースグレード 200万~600万円 ケイマンS 300万~650万円 ケイマンGTS 600万~1,000万円 ケイマンGT4 750万~1,100万円 中古車市場では、基本的に高年式で低走行な個体に需要があるため、状態次第ではありますが987型より981型の方が高値がつく傾向があります。981型の中でも、ハイパフォーマンスモデルの「ケイマンGT4」や「ケイマンGTS」の方が高く売却できるでしょう。 続いて高いリセールバリューを期待できるのは987型の後期モデルで、ビッグマイナーチェンジが買取相場に影響しています。特に「ケイマンR 後期」は987型の中で最も需要が高く、350万〜700万円程度で売却できる可能性があります。 なお、買取相場は週単位で変動しています。市場の動向をチェックして、売却するタイミングを判断しましょう。 ポルシェ ケイマンのリセールバリューが高い理由 ケイマンはポルシェを代表するモデルの1つであり、根強いファンの存在によって、長年にわたり高いリセールバリューを維持しています。ここでは、ケイマンのリセールバリューが高い理由について解説します。 ポルシェを代表するモデルの1つ ケイマンはポルシェを代表するモデルの1つのため、リセールバリューが高い傾向があります。 ポルシェは、スポーツカーの中でもトップクラスのブランド力を誇っており、品質やパフォーマンスの高さが広く認知されています。リセールバリューの高さには、ポルシェのブランド力が大きく影響しているでしょう。 また、フラグシップモデルである「911」と比べて購入しやすい価格帯のため、ポルシェブランドへのエントリーモデルとしても需要があります。 根強いファンの存在 ケイマンには根強いファンがいるため、長年にわたり高いリセールバリューを維持しています。2005年に登場したケイマンは、エントリーモデルとして位置付けられているものの、ポルシェのスポーツカーとして優れた走行性能を持ち、多くの支持を集めてきました。 特に「ケイマンGT4」や「ケイマンGTS」などのハイパフォーマンスモデルは、多くのファンにとって憧れの存在といえるでしょう。 ポルシェ ケイマンを高く売る方法 ケイマンを少しでも高く売却したい場合は、こまめにメンテナンスを行い、売却前の使用を控えるとよいでしょう。続いて、ケイマンを高く売る方法を紹介します。 こまめにメンテナンスをする ケイマンを高く売るには、定期的にメンテナンスをする必要があります。こまめにメンテナンスされているクルマは、よい状態が維持されていることに加え、大切に扱ってきたことが伝わるため、査定額が上がる可能性があります。 特に、ポルシェのような高性能なスポーツカーでは、内外装の細部までこだわったケアが好印象を与えます。また、エンジンやサスペンションといった主要パーツの定期的なメンテナンスも、クルマの価値を維持するために重要です。 これまで十分なメンテナンスができていなかったとしても、ケイマンを手放すと決めてから売却するまでの間にこまめなメンテナンスを行いましょう。 走行距離を抑える ケイマンを高く売却するためには、走行距離をできるだけ抑えることが重要です。 走行距離は、クルマのコンディションに大きな影響を与える要素の1つです。走行距離が少ないクルマは、消耗品や部品交換が少ないと見なされ、購入後のメンテナンス費用を低く抑えられることが期待されます。そのため、査定時の評価が高くなる傾向があります。 特に、10万kmを超えるクルマは過走行車と判断されて査定額が下がりやすいことに注意が必要です。ケイマンを手放すと決めた場合は、売るまでの間なるべく使用を控えるとよいでしょう。 ポルシェ ケイマンの売却は旧車王へご相談ください ケイマンを高く売却したい場合は、旧車に特化して20年以上の実績を誇る旧車王にご相談ください。豊富な知識と経験をもとに、流通台数が少ないケイマンをしっかりと評価して、適正価格で買取いたします。 また、旧車王では自社の整備工場でケイマンの価値を最大限に引き上げて、買取金額に還元できます。無料出張査定は全国で対応しているため、売却の際はお気軽に旧車王までご相談ください。
ポルシェのボクスターの売却を検討している方の中には、リセールバリューについて気にしている方もいるでしょう。ボクスターは、ポルシェのブランド力により年式を問わず根強いファンがいるため、リセールバリューが高い傾向にあります。 ボクスターの状態や年式次第では、1,000万円程度で売却できる可能性もゼロではありません。この記事では、ポルシェのボクスターの買取相場や、リセールバリューなどについて紹介します。 ポルシェ ボクスターとは ポルシェのボクスターは、2シーターのオープンスポーツカーです。 ミッドシップエンジンレイアウトを採用しており、優れたハンドリング性能と走行性能を実現しています。ミッドシップエンジンレイアウトとは、エンジンを車輌中央に配置し、バランスを保ちやすいようにする方法のことです。 ボクスターは、エントリーモデルとして位置付けられているものの、911シリーズと多くの部品を共有しています。そのため、ポルシェらしいスポーティーさをもつモデルでありながら、ポルシェの他のモデルよりも手の届きやすい価格で購入できました。 ポルシェ特有のデザインを継承しつつ、独特な魅力を放つスタイリングに仕上がっている点もボクスターの特徴です。特に、リア周りのデザインからはポルシェらしさを強く感じられます。 また、ボスクターは登場から現在まで、下記のようにモデルチェンジが行われています。 ・初代 986型:1996年〜2004年・2代目 987型:2004年〜2012年・3代目 981型:2012年〜2016年 987型の後期モデルでは、従来のティプトロニックSに代わり、新しいデュアルクラッチトランスミッションが採用されたため、スムーズで快適なシフトチェンジが可能になりました。なお、2016年に登場した4代目からは「718 ボクスター」に名前が変更されているため、「ボクスター」として販売されていたのは3代目までです。 ポルシェらしい性能とデザインを手頃な価格で提供したことにより、ボクスターは多くのファンに支持されています。 ポルシェ ボクスターの買取相場 ボクスターの買取相場は、世代によって異なります。初代の986型は年数の経過により厳しい状況が続いているものの、2代目の987型と3代目の981型は高値で売却できるでしょう。 ここでは、世代ごとにボクスターの買取相場を紹介します(2024年9月時点)。 986型 986型の買取相場は、5万〜200万円程度です。中でも「S 550スパイダーエディション 6MT(後期)」は100万〜250万円と、より高値がつく傾向にあります。 S 550スパイダーエディションは、ポルシェの歴史的なモデル「550スパイダー」のデビュー50周年を記念して、2003年に登場した限定モデルです。エンジン出力の向上に加えて、内外装に専用装備が採用されています。 また、サスペンションはよりスポーティーに設計されており、通常より径が拡大された「ドリルド・ホールディスク」も装備されています。さらに、ノーマルより1インチアップした「18インチタイヤ&ホイール」も装備されているため、よりスポーティーな走行を楽しむことが可能です。 987型 987型の買取相場は、5万〜700万円程度です。中でも「987 ボクスタースパイダー 6MT(後期)」が最も高く、買取相場は400万〜950万円程度です。 987 ボクスタースパイダー 6MT(後期)は、車輌を軽量化することで走行性能やハンドリング性能が高められました。乗った瞬間に軽さを実感できる、ポルシェの傑作車として後世に残るモデルです。 981型 981型の買取相場は、120万〜900万円程度です。中でも「981 ボクスタースパイダー 6MT」は、500万〜1,200万円程度と、ほかのグレードより高く評価されています。 981 ボクスタースパイダー 6MTは、当時5年半ぶりのモデルチェンジによって登場しました。オープンカーとしての本質にこだわり、電動開閉機構を省略した新しいソフトトップの採用やリヤウインドウを樹脂化するなど、徹底的に軽量化されています。 また、強力なエンジンを搭載しているうえに、専用サスペンションチューニングによりさらにスポーツ志向が強いモデルです。 ポルシェ ボクスターのリセールバリューが高い理由 ボクスターのリセールバリューの高さは、ブランド力や根強いファンがいることが影響しています。ここでは、ボクスターのリセールバリューが高い理由を紹介します。 ブランド力が高い ポルシェのブランド力により、ボクスターのリセールバリューが高い傾向にあります。ポルシェは、スポーツカー業界で長年にわたりトップクラスの評価を受けており、性能やデザインに対する信頼性は世界中で認知されています。 また、ポルシェを所有することは一種のステータスでもあり、名前だけで大きな価値があるため中古車でも購入したい方も多いでしょう。ボクスターは、性能だけでなく「ポルシェ」というブランド力によって、中古車市場でも高く評価され続けています。 根強いファンがいる ボクスターのリセールバリューが高いもう1つの理由は、根強いファンの存在です。ポルシェは長い歴史を持つメーカーであり、各モデルや世代ごとに多くのファンがいます。 たとえば、初代モデルのシンプルなデザインを好む方もいれば、後期モデルの進化した走行性能に魅了されているファンもいるでしょう。ボクスターは、年式を問わず一定の需要があるため、高いリセールバリューを保っています。 ポルシェ ボクスターを高く売る方法 初代の場合は走行距離をなるべく抑えて、純正オプションをアピールすれば、ボクスターを高く売却できる可能性が高まります。続いて、ボクスターを高く売る方法をさらに詳しく紹介します。 初代は走行距離をなるべく抑える 発売から長い年月が経過している初代モデルを高く売るには、走行距離をなるべく抑えるとよいでしょう。なぜなら、走行距離が少ないクルマほどメンテナンスや消耗品の交換リスクが少なく、購入後の維持費が低いと判断されやすいためです。 特に、ボクスターのような高級スポーツカーは、下記のようなパーツに負担がかかる場合が多く、走行距離が多いとメンテナンスコストが高額になる可能性があります。 ・エンジン・トランスミッション・サスペンション など 年式が低いクルマほど部品の劣化が進んでいる可能性があるため、走行距離が少ない方が査定時に高く評価されます。ボクスターの売却を検討している場合は、なるべく走行距離を延ばさないよう、使用を控えるとよいでしょう。 純正オプションをアピールする 純正オプションをアピールすると、ボクスターを高く売却できる可能性があります。純正オプションは車輌設計に適合するように考慮されているため、優れたデザイン性と高い品質を備えています。また、ほとんどの純正オプションには「PORSCHE」の表記があり、ポルシェブランドをアピールできます。 特に、クルマを製造する段階で取り付ける「メーカーオプション」は後から追加できないため、売却時に高く評価されるでしょう。たとえば、本革シートやオートエアコンなどがあります。査定時に純正オプションをアピールして、プラス査定を狙いましょう。 ポルシェ ボクスターの売却は旧車王へご相談ください ボクスターの売却を検討している場合は、ぜひ旧車王へご相談ください。 旧車王は、旧車に特化して20年以上買取サービスを行っており、古いクルマの価値を熟知しております。お客様の大事な愛車であるボクスターを適正に鑑定いたしますので、ぜひお気軽に旧車王までお問い合わせください。
BMWの基幹モデルとして人気を博している3シリーズのリセールバリューは高いのでしょうか。この記事では、3シリーズの概要や買取価格の相場、リセールバリューの傾向や高く売るためのコツを紹介します。3シリーズのリセールバリューが気になっている方や高く売るポイントを調べている方は参考にしてみてください。 BMW 3シリーズとは BMW 3シリーズは、1975年に初代(E21)に発売されたスポーティなDセグメントカーです。 初代モデル以降、2代目(E30)、3代目(E36)、4代目(E46)、5代目(E90/E91/E92)、6代目(F30)、7代目(G20)と歴史を重ね、現在でも販売を継続しています。 扱いやすい大きさのスポーティモデルとして人気の3シリーズの中でも、流通台数が減少しつつある旧車の3シリーズは、希少なモデルとしてプレミア価格になることも珍しくありません。 ▼3シリーズの2代目(E30)の魅力はこちらで詳しく紹介しています。六本木のカローラと呼ばれたBMW3シリーズの2代目「E30型」の魅力を紹介 BMW 3シリーズの買取相場 BMW 3シリーズの買取相場は、世代やボディタイプなどによって異なります。ここでは、代表的な3シリーズの買取相場を紹介します。 ※2024年9月時点の情報です。 E30(2代目) 2代目3シリーズにあたるE30の買取相場は、執筆時点で5万円〜250万円です。 「六本木のカローラ」とも呼ばれたE30は、当時多くの台数が販売されましたが、現在では流通台数が減少しつつある希少な3シリーズとなっています。日本のバブル期を象徴する3シリーズは、旧車としての価値や3シリーズならではの扱いやすくスポーティな走りが再評価されていることにより、高い買取価格になっているといえるでしょう。 E36(3代目) 3代目3シリーズにあたるE36の買取相場は、執筆時点で5万円〜100万円です。E30と比べるとリセールバリューが低いように見えますが、生産終了から30年以上経過しても買取額がつくことから、現在でも評価されているといえるでしょう。 また、E36は車輌の状態やグレードなどだけでなく、ボディタイプによっても買取価格が変動する傾向が見られます。そのため、詳しい査定額を知りたい場合には、査定に出すことをおすすめします。 E46(4代目) 4代目3シリーズにあたるE46の買取相場は、執筆時点で5万円〜50万円です。買取相場の傾向を見てみると、車輌の状態やグレードなどだけでなく、ボディタイプによっても相場が異なっています。そのため、実際に査定してみないことには正確な査定額はわからないのが実情です。査定額を知りたいときは査定に出すことをおすすめします。 E90/E91(5代目セダン/ツーリング) 5代目3シリーズにあたるE90(セダン)/E91(ツーリング)の買取相場は、執筆時点で5万円〜10万円です。新しいデザインを採用したモデルで、さまざまな見方や評価がある3シリーズとなっていることが買取価格にも反映されていると考えられます。 E92(5代目クーペ) 5代目3シリーズのクーペモデルにあたるE92の買取相場は、執筆時点で5万円〜100万円です。E90セダンやE91ツーリングよりも買取価格が高い理由としては、スポーティな3シリーズのスポーツドライビングを象徴するクーペモデルであるということが影響していると考えられます。 BMW 3シリーズのリセールバリューの傾向 3シリーズのリセールバリューを分析すると、次のような傾向が見られます。 E30に高値がつきやすい 2代目3シリーズにあたるE30は、3シリーズの中でも高く評価されやすいモデルです。日本の歴史にも残る印象深い3シリーズであるE30は、旧車となった今、改めて再評価されていると考えられます。 カスタマイズされているクルマの買取価格が高い カスタマイズされている3シリーズは、買取価格が高くなる傾向があります。 3シリーズは、スポーティなモデルというイメージが強く、走行性能や空力性能を高めるカスタマイズがされていると、買取時の評価が高くなりやすいです。また、オリジナルの状態やオリジナルのカスタムだけでなく、ミッションの載せ替えがされている個体にも高値がつく傾向があります。 ただし、カスタマイズされていると必ず高値になるとは限らないため、査定してみないことには正確な買取額はわかりません。 BMW 3シリーズを高く売るためのポイント BMW 3シリーズを高く売るために、次のポイントを押さえましょう。 点検整備記録簿を保存しておく 3シリーズを高く売りたいのであれば、点検整備記録簿をしっかりと保存しておきましょう。 点検整備記録簿は、点検や整備の履歴を証明する重要な書類です。点検や整備がしっかりと行われていることが明らかとなれば、安心な車輌であることが証明されて評価が高まる可能性があるため、点検整備記録簿は確実に保管しておきましょう。 カスタマイズをアピールする カスタマイズしてある車輌の場合は、その旨を査定員に伝えましょう。また、具体的な変更箇所やどのメーカーのパーツを取り付けているのかなども伝えると、評価が高くなることに期待できます。 そのため、カスタマイズした3シリーズの場合は、査定の前に装着パーツなどをリストアップしておくとよいでしょう。 また、カスタムパーツを取り付ける際に取り外したオリジナルパーツがある場合は、オリジナルパーツを保管していることも査定員に伝えてください。オリジナルパーツがあると、さらに評価がアップする可能性が高くなります。 BMW 3シリーズの売却は旧車王までご相談ください BMW 3シリーズは、世代やグレード、車輌の状態やカスタムなどによって、買取評価が変動します。そのため、正確な買取価格を知るためには、査定に出す必要があるといえるでしょう。 査定に出す際は、年式が古いクルマを得意としている旧車王にご相談ください。旧車王は、歴代3シリーズを評価してきた経験と実績が豊富にあるため、より正確な評価をすることができます。3シリーズを売却する際は、ぜひ旧車王にお問い合わせください。
歴代で最も多くの台数が販売されたSクラスとして知られるメルセデス・ベンツ 2代目Sクラス(W126)のリセールバリューは高いのでしょうか。この記事では、Sクラスの概要や2代目Sクラス(W126)のリセールバリューの相場、高く売れる理由などについて解説します。Sクラスの売却を検討している方は参考にしてみてください。 メルセデス・ベンツ Sクラスとは メルセデス・ベンツ Sクラスは、ドイツの高級車メーカー メルセデス・ベンツのフラッグシップモデルです。外装や内装の質感、スムーズで快適な走行性能など、メルセデス・ベンツならではの高級感を最大限に感じることができるモデルとなっています。 Sクラスの中でも、1979年に発売された2代目(W126)Sクラスは、歴代Sクラスの中で最も多い販売台数89万2,123台を記録したモデルとして知られています。 また、1991年までの12年間にわたり販売された2代目(W126)は、生産終了から30年以上が経過した現在でも「SクラスらしいSクラス」として、高い人気を誇っています。 ▼W126の魅力はこちらで詳しく紹介しています。メルセデス・ベンツの歴代Sクラスでもっとも売れたW126型! バブル時代の象徴560SELの魅力に迫る メルセデス・ベンツ Sクラスの買取相場 歴代Sクラスの中でもっとも多く販売されたSクラス(W126)の買取相場はどの程度なのでしょうか。最新の買取相場は、5万円〜300万円となっています(2024年9月時点)。 幅広い価格帯の相場になっている大きな理由は、最終モデルの生産終了から30年以上経過していることや保管状態など、さまざまな要素により車輌の状態が異なることでしょう。 言い換えれば、車輌の状態や保管状態がよく、きれいな状態を保っていれば、今でも300万円ほどで売却できる可能性もあるということです。 メルセデス・ベンツ Sクラスのリセールバリューが高い理由 メルセデス・ベンツ Sクラスのリセールバリューが高い理由は、メルセデス・ベンツらしい質感であることや、当時としては優れた走行性能や安全性などを備えていたためです。ここからは、より詳しくリセールバリューが高い理由を解説します。 高級感あふれるプレミアムカー メルセデス・ベンツ Sクラスは、同メーカーのフラッグシップモデルであるため、最上級の質感となっていることが特徴です。 2代目(W126)Sクラスをはじめ、これまで販売されてきたSクラスや現在販売されているSクラスも含めて、プレミアムカーにふさわしい高い質感で仕上げられていることが魅力となっています。 この高い質感や高級感は、時間が経過しても高く評価される傾向にあるため、メルセデス・ベンツ Sクラスはリセールバリューが高くなると考えられます。 こだわりの燃費性能と安全性能 Sクラスには、燃費性能や走行性能を向上させる技術や優れた安全性が備わっています。当時の最新技術であることに加え、メルセデス・ベンツならではのこだわりも惜しみなく投入されています。 メルセデス・ベンツのこだわりによって生み出される優れた走行性能、燃費性能、安全性は、時間が経っても高く評価される傾向が見られます。そのため、リセールバリューが高くなっているといえるでしょう。 メルセデス・ベンツ Sクラスを高く売る方法 メルセデス・ベンツ Sクラスは相場の価格帯が幅広い分、少しの工夫で買取価格が高くなる可能性があります。少しでも高く売りたい場合は、次のポイントを押さえましょう。 走行距離を抑える Sクラスを高く売るためには、走行距離を伸ばさないようにすることがポイントです。走行距離は、買取査定に強く影響する項目です。 なお、走行距離は短いほどよいとされる傾向が見られるものの、走行距離が短すぎるとクルマを動かしていないと判断される可能性があります。そのため、クルマが正常に動くようにコンディションを整えるための走行による距離の増加であれば、買取時の評価でマイナスポイントとなる可能性は低いでしょう。 こまめにメンテナンスをする こまめなメンテナンスも高く売るときのポイントです。クルマは機械であるため、定期的なメンテナンスによって状態を整えておく必要があります。 メンテナンスを怠ってしまうと、クルマが動かなくなったり、部品が固着して正常に作動しなくなったりするため、定期的な点検やメンテナンスは欠かさずに実施しておきましょう。 また、点検やメンテナンスの履歴が載っている「点検整備記録簿」があれば、買取時に高く評価されるため、大切に保管しておくことをおすすめします。 メルセデス・ベンツ Sクラスの売却は旧車王へご相談ください メルセデス・ベンツ Sクラスは、生産が終了し、時間が経過したとしても高く売れる可能性があるモデルです。少しでもSクラスを高く売りたいのであれば、旧車の買取を専門としている旧車王にご相談ください。 旧車王の旧車に精通したスタッフが、あなたのSクラスを適正に評価します。まずはお気軽にお問い合わせください。