旧車売買の豆知識

17クラウンアスリートの維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2024.01.31

17クラウンアスリートの維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

17系クラウンアスリートといえばトヨタの代表的な高級車のスポーツモデルです。スポーティな走行性能と高級感を兼ね備えており、若者層にも支持されました。新車では乗り出し価格が400万円超えの価格帯でしたが、中古車では100万円を下回る個体も出てきました。しかし17系クラウンは最終型でも約20年前のクルマ。「古いクルマは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではランクル17系クラウンアスリートにかかる維持費について解説いたします。 17系クラウンアスリートの特徴 17系クラウンアスリートは11代目クラウンのスポーツモデルとして登場しました。アスリートは7代目12系クラウンから設定されましたが、9代目、10代目にはラインナップされませんでした。8年ぶりに17系からアスリートが復活したことで話題を集めました。アスリートにはGとV、2種類のタイプが存在します。 <エンジン>アスリートG:2,997cc 2JZ‐FSE型 直6DOHC 220馬力アスリートV:2,491cc 1JZ‐GTE型 直6DOHC 280馬力 アスリートVのほうが排気量は小さく、馬力が高いエンジンを搭載しています。走行性能を重視するドライバーからは、アスリートVのほうが支持されました。アスリートGはVと比較し大排気量ながら5速ATで燃費が良いといったメリットがあります。 17系クラウンアスリート維持費の内訳 17系クラウンアスリートの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 17系クラウンアスリートには前述の通り2種類のエンジンが存在します。それぞれの燃費を見ていきましょう。 アスリートG(2,997cc 2JZ‐FSE型 直6DOHC 220馬力):11.4km/リットルアスリートV(2,491cc 1JZ‐GTE型 直6DOHC 280馬力):9.2km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費についてはGが9~10km/リットル、Vが7~8km/リットル程度といわれています。ガソリンはハイオク限定のため、給油後に財布が軽くなりそうですね。 ここからは金額をシミュレーションします。 2491cc 1JZ‐GTE型 直6DOHC 280馬力エンジンを搭載したアスリートVを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ハイオクガソリンは約125リットル使用(*1)し燃料代は21,712円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、260,550円(*2)です。*1 燃費は8km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 アスリートGとアスリートVでは排気量が異なるため、自動車税の区分が変わってきます。ここでは排気量の小さいアスリートVの価格を算出しましょう。 2022年12月現在、新車登録が2019年10月1日以後の2.0リットル超~2.5リットル以下(自家用)の自動車税は43,500円/年です。17系クラウンアスリートVは最終モデルが2003年発売です。車齢が13年を超えるため、自動車税は重課税され51,700円かかります。新車の自動車税と比較すると、1年で8,200円も高くなってしまうのですね。ちなみにアスリートGの場合は、58,600円かかります。 任意保険 17系クラウンアスリートVの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):40万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約90,000円/年でした。車両保険は40万円まで補償されます。 車検 17系クラウンアスリートVの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:50,400円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:132,210円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 17系クラウンアスリートVは、重量税が1.5トン超~2.0トン以下の区分になります。重量税は32,800円ですが、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により50,400円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため、車検代が跳ね上がる可能性が考えられます。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。17系クラウンアスリートVのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけばいいでしょう。17系クラウンアスリートVのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 17系クラウンアスリートV年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、17系クラウンアスリートVの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の17系クラウンアスリートV年間維持費>燃料代:260,550円自動車税:51,700円任意保険:90,000円車検:66,105円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:518,355円 月額では43,196円程度です。通勤で使用しない場合は燃料代と任意保険料を下げることができます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代がかかってきます。 17系クラウンアスリートVの維持費が高いと思った時の対処法 自動車税と重量税がかさむため、旧車の維持にはそれなりに費用がかかります。もし、17系クラウンアスリートVの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないといわれていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。また、ヤマハがシャシーとエンジンに手を加えた300台の限定車クラウンアスリートVXは、状態が良いものだと新車価格と同等の価格で売られています。買取価格も驚きのプライスになるかもしれません。   ※2022年11月27日時点のデータです

ジープ ラングラーの維持費は高い?維持費の内訳や費用の目安を解説
旧車売買の豆知識 2024.01.31

ジープ ラングラーの維持費は高い?維持費の内訳や費用の目安を解説

日本国内でも高い人気を誇り、ジープを代表するモデルでもあるラングラー。オフローダーらしい無骨なスタイリングが魅力の1つです。このラングラーの維持費はどのくらいなのでしょうか。今回は、ラングラーの維持費の内訳や費用の目安を解説します。 ラングラーの特徴 ジープ ラングラーは、ジープの「どこへでも行ける。何でもできる。」というブランドスピリットを体現したモデルとして1987年に誕生しました。デビュー以降、ジープらしさを感じられるモデルとして日本国内だけでなく、世界各国で人気を博しています。 2018年に日本での販売を開始した4代目では、ラングラーシリーズ初となるハイブリッドモデルも登場しました。時代の変化に合わせパワーユニットの変更やアップグレードがされているものの、ジープらしい無骨なスタイリングは現在も受け継がれています。 ラングラーの維持費の内訳 ラングラーを維持するためには、定期的なメンテナンス、車検、燃料代や任意保険料などの費用がかかります。ここからラングラーの維持費の内訳を細かくみていきましょう。 燃料代 ラングラーの燃費は、世代やグレード、エンジンタイプなどによって異なります。今回は、2代目のTJラングラーと3代目のJKラングラーを例にして試算します。 TJラングラー 6.2〜7.1km/LJKラングラー 7.1〜7.3km/L ※2011年モデルまで 1ヶ月1,000km走行する場合、TJラングラーだと140〜161L、JKラングラーだと136〜140Lの燃料が必要です。 TJラングラーはレギュラーガソリン仕様であるため、1Lあたりの燃料単価が175円の場合、1ヶ月あたりの燃料代は2万4,500円〜2万8,175円。2011年までのJKラングラーはハイオク仕様のため、1Lあたりの単価を185円とすると、2万5,160円〜2万5,900円です。 1年に換算するとTJラングラーは29万4,000円〜33万8,100円、JKラングラーは30万1,920円〜31万800円かかります。 自動車税 自動車税は、エンジン排気量によって金額が変わります。 TJラングラーの排気量は4.0Lで、販売期間が1996年〜2007年のため初年度登録より13年以上経過している重課対象である可能性が高いです。そのため、自動車税は7万6,400円かかります。 2011年までのJKラングラーは排気量が3.6〜3.8L。こちらも一部モデルが重課対象の可能性があるため、自動車税は6万6,500円〜7万6,400円です。 任意保険 ラングラーの自動車保険料を大手ネット保険で見積もりしてみましょう。ここでは次の条件で自動車保険料を算出します。 【条件】年齢:30歳等級:6等級使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 ■TJラングラー【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:なし 年間約8万1,000円 ■JKラングラー【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌両保険:なし 年間約10万7,000円 上記の条件でシミュレーションしたところ、自動車保険料は年間約8万1,000円〜約10万7,000円でした。TJラングラーは古いモデルのため車輌保険を付帯できませんでした。JKラングラーも車輌保険なしでシュミレーションしているため、追加で申し込む場合には更に保険料が上がるでしょう。 契約内容や付帯条件によって保険料は変わるため、自分の条件でシミュレーションしてみることをおすすめします。 車検 車検費用について見てみましょう。 【ディーラー車検の場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)※2023年時点の保険料自動車重量税:3万2,800円〜3万7,800円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料金:約7万円(点検・検査・代行費用)合計:12万2,250円〜12万7,250円 ※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します 自動車重量税は車輌重量によって税額が決まります。TJラングラー、2011年までのJKラングラーともに2.0t未満に区分され、一部モデルは初年度登録から13年以上または18年以上経過している可能性があるため、重課の対象であるケースが考えられます また、ここでのシミュレーションは必要最低限の車検費用です。部品交換や整備・調整をした場合、追加料金がかかります。 メンテナンス費用 ラングラーのメンテナンスには、次のような項目があります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液・冷却水の補充・エアコンフィルターの交換・ヘッドライトのバルブ交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など これらの費用がかかるため、年間10万円程度のメンテナンス費用がかかると考えられます。また、タイヤ交換をしたときは、10万円〜20万円程度の費用が追加でかかると考えておきましょう。 さらに、部品を取り寄せる場合、部品代が割高となる可能性もあるため、メンテナンス費は多めにかかると考えておくことが大切です。 ラングラーの年間維持費はいくら? ラングラーの維持費をまとめると次のようになります。 燃料代:29万4,000円〜33万8,100円自動車税:6万6,500円〜7万6,400円任意保険:約8万1,000円〜約10万7,000円メンテナンス費:約10万円〜30万円車検:6万1,125円〜6万3,625円(2年ごとにかかる費用の半額分)合計:約60万2,625円〜約88万5,125円 上記の維持費の合計は、あくまでも車を維持するためにかかる最低限の費用です。ローンで車を買ったり、駐車場を契約したりする場合、別途費用がかかります。 ラングラーの維持費が高いと思った時の対処法 ラングラーは、ジープらしい無骨でタフなスタイリングと懐かしさを感じる独特な世界観を持つ魅力的なSUVです。また、ジープブランドの名に恥じないオフロード性能を備えているのもラングラーの特徴となっています。 魅力的な部分が多い一方で維持費がそれなりにかかるため、維持し続けるのが大変だと感じる方も多いでしょう。そのようなときは、ラングラーを手放して新しい車に乗り換えるのも1つの方法です。 ラングラーは、日本国内のみならず世界的に人気と信頼性が高いモデルのため高価買取が期待できます。ただし、売却先によっては、ラングラーの魅力を十分に買取額に反映できないこともあるため業者選びが重要です。 旧車王なら、歴史あるラングラーの魅力を最大限に評価できるスタッフが査定をします。そのため、高価買取してもらえる可能性が高いしょう。ラングラーを手放すときは、ぜひ旧車王にご相談ください。

ハイラックスサーフの維持費はどのくらい?費用の内訳と費用の目安を紹介
旧車売買の豆知識 2024.01.31

ハイラックスサーフの維持費はどのくらい?費用の内訳と費用の目安を紹介

トヨタを代表するSUVにまで成長したハイラックスサーフは、トヨタの小型ピックアップトラックをベースにしたSUVです。今回は、ハイラックスサーフの維持費の目安について、燃料費や自動車税、保険料など細分化して詳しく解説します。   ▼モデル別の維持費はこちらで解説しています。トヨタ 3代目ハイラックスサーフ(185系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 ハイラックスサーフの特徴 トヨタ ハイラックスサーフは、1984年にデビューしたSUVです。ワゴンボディならではの積載性とピックアップトラックの走破性を併せ持つことが特徴となっています。 モデル名からもわかるように、ハイラックスサーフのベースモデルはトヨタの小型ピックアップトラックであるハイラックスです。ピックアップトラックの荷台にキャノピーを乗せてSUVにしたモデルとなっています。 初代はキャノピーがFRP製でしたが、1989年に登場した2代目からスチールボディになりました。1995年には3代目となり、2002年に4代目となっています。4代目ではプラットフォームをランドクルーザープラドと共用していることが特徴です。 日本国内の販売は4代目で終了しましたが、海外では4RUNNERの名で販売を継続しています。 ハイラックスサーフの維持費の内訳 ハイラックスサーフの維持費には、燃料代や自動車税、車検・メンテナンスなどがあります。ここからは、ハイラックスサーフの維持費の内訳や費用の目安を解説します。ハイラックスサーフを検討している方は参考にしてみてください。 燃料代 ハイラックスサーフの燃費は、世代やエンジンのタイプによって異なります。今回は、130系、180系、210系(ガソリンモデルのみ)を例に挙げてシミュレーションします。 130系 6.4〜9.1km/L180系 7.7〜9.1km/L210系 8.3〜8.9km/L 1ヶ月1,000km走行する場合に必要となる燃料は109〜156L。1Lあたりの燃料単価が175円の場合、1ヶ月あたりの燃料代は1万9,075円〜2万7,300円です。1年に換算すると22万8,900円〜32万7,600円かかります。 自動車税 自動車税は、エンジン排気量によって税額が変わります。今回シミュレーションするハイラックスサーフのエンジン排気量は以下のとおりです。(ガソリンモデルのみ) 130系 2.0〜3.0L180系 2.7〜3.4L210系 2.7〜4.0L 130系と180系、そして210系の一部モデルは初年度登録から13年以上が経過している可能性が高いため、自動車税は4万5,400円〜7万6,400円かかります。 任意保険 自動車保険料を大手ネット保険で見積もりしてみましょう。ここでは次の条件で自動車保険料を算出します。 【条件】年齢:30歳等級:6等級使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 ■130系【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:なし 年間約9万3,000円 ■180系【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:なし 年間約7万6,000円 ■210系【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:なし 年間約10万円 自動車保険料は年間約7万6,000円〜10万円でした。ただし、この保険料には車輌保険が含まれていないため、単独事故や自然故障などによる車両トラブル発生時に保険を使えません。車両保険に加入したいのであれば、年式が古い車も対象となる保険会社で契約するとよいでしょう。 車検 車検費用について見てみましょう。 【ディーラー車検の場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)※2023年時点の保険料自動車重量税:4万5,600円〜5万400円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料金:7万円(点検・検査・代行費用)合計:13万5,050円〜13万9,850円 ※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します 今回例に挙げたハイラックスサーフはいずれも車輌重量2.0t未満に区分されます。(ガソリンモデルのみ)また、初年度登録から13年以上または18年以上経過している可能性があるため、重課された税額で自動車税を試算しました。 ここでのシミュレーションは必要最低限の車検費用です。そのため、部品交換や整備・調整をした場合、追加料金がかかります。 メンテナンス費用 ハイラックスサーフのメンテナンスには、次のような項目があります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液・冷却水の補充・エアコンフィルターの交換・ヘッドライトのバルブ交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など これらの費用がかかるため、年間10万円程度のメンテナンス費用がかかる可能性があります。また、タイヤ交換をしたときは、タイヤの銘柄により異なりますが、10万円〜20万円程度の費用が追加でかかると考えておきましょう。 ハイラックスサーフの年間維持費はいくら? ハイラックスサーフの維持費をまとめると次のようになります。 燃料代:22万8,900円〜32万7,600円自動車税:4万5,400円〜7万6,400円任意保険:約7万6,000円〜約10万円メンテナンス費:約10万円〜30万円車検:6万7,525円〜6万9,925円(2年ごとにかかる費用の半額)合計:約51万7,825円〜87万3,925円 ハイラックスサーフは、年間50万円以上の維持費がかかります。ただし、この維持費は、あくまでも車を維持するためにかかる最低限の費用です。車をローンで購入したり、駐車場を借りたりする場合、別途費用がかかります。 ハイラックスサーフの維持費が高いと思った時の対処法 ハイラックスサーフは、 最低でも年間50万円以上、毎月4万円以上の維持費がかかります。この維持費が高いと感じたときは、ハイラックスサーフを手放して、新しい車に乗り換えるのも手段の1つです。 もし、ハイラックスサーフを売却するときは、ハイラックスサーフに精通し、日本国内だけでなく海外における車の需要も考慮してくれる業者に査定を依頼しましょう。 ハイラックスサーフは、日本国内でも人気ですが、海外での人気が非常に高いモデルです。そのため、日本国内のみならず海外の人気の高さも査定額に反映してくれる業者の方が高価買取されやすいといえます。 旧車王であれば、年式が古い車だけでなく、海外での人気が高い車の査定も得意としています。ハイラックスサーフの売却を検討し始めたときは、旧車王にお問い合わせください。

トヨタ ハイラックスの維持費はどのくらい?内訳や費用の目安を解説!
旧車売買の豆知識 2024.01.31

トヨタ ハイラックスの維持費はどのくらい?内訳や費用の目安を解説!

トヨタ ハイラックスは、2017年に13年ぶりに日本へ導入されたピックアップトラックです。1ナンバー登録かつディーゼルのみのラインナップとなっているハイラックスの維持費はどのくらいかかるのでしょうか。   ▼モデル別の維持費はこちらで解説しています。トヨタ 3代目ハイラックスサーフ(185系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 ハイラックスの特徴 トヨタ ハイラックスは1968年の発売開始以降、約180の国や地域で販売されているピックアップトラックです。 日本では2004年に販売を終了しましたが、多くのユーザーから復活を求める声が挙がったため、2017年に日本での販売を再開しました。ハイラックスの累計世界販売台数は、2017年時点で約1,730万台です。この数字からも多くのユーザーに愛用されていることがわかります。 また、日本国内のみならず、世界各国で愛用しているユーザーが多くいるうえに、販売から50年以上が経過した現在も一定の人気を維持しています。 ハイラックスの維持費の内訳 トヨタ ハイラックスを維持し続けるためには、燃料代や税金の支払いだけでなく、毎年車検を受けたり、定期的な点検や整備を受けたりしなければなりません。ここでは、ハイラックスの維持費の内訳や費用の目安を解説します。 燃料代 トヨタ ハイラックスの燃費は、年式によって異なりますが8.3〜12.6km/Lほどです。 1ヶ月に1,000km走る場合、79〜120Lの燃料が必要です。1Lあたりの軽油単価が150円の場合、1ヶ月あたりの燃料代は1万1,850円〜1万8,000円。1年に換算すると14万2,200円〜21万6,000円です。 自動車税 1ナンバー登録となるハイラックスの自動車税は、車輌総重量や乗車定員、排気量によって決まり、1万6,000円かかります。 任意保険 トヨタ ハイラックスの自動車保険の保険料を見てみましょう。ここでは次の条件で自動車保険料を算出します。 【条件】年齢:30歳等級:6等級使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:あり(限定タイプ) 上記の条件でシミュレーションしたところ、自動車保険料は年間約10万円でした。このシミュレーションでは、車輌保険が保険料に含まれています。保険料を少しでも抑えたいのであれば、車両保険をはじめ、補償内容を見直すとよいでしょう。 車検 車検費用についてみていきましょう。 【ディーラー車検の場合】自賠責保険:1万6,900円(12ヶ月)※2023年時点の保険料自動車重量税:1万2,300円〜1万3,200円(12ヶ月)※年式により変動。新規登録から13年、18年以上経過している場合には重課印紙代:1,800円車検基本料金:7万円(点検・検査・代行費用)合計:10万1,000円〜10万1,900円 ※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します ハイラックスは、1ナンバー登録となるため車検は初回が2年、以降1年ごととなります。ここに記載した費用は、1年ごとに受ける車検費用のシミュレーションとなっています。 メンテナンス費用 トヨタ ハイラックスのメンテナンスには、次のような項目があります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液・冷却水の補充・エアコンフィルターの交換・ヘッドライトのバルブ交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など 車を使う頻度や走行する場所によって異なりますが、年間10万円程度のメンテナンス費用がかかると考えておくと安心です。また、タイヤ交換をしたときは、追加で10万円程度かかると考えておくとよいでしょう。 ハイラックスの年間維持費はいくら? トヨタ ハイラックスを維持するためにかかる費用をまとめると次のようになります。 【ハイラックス年間維持費】・燃料代:14万2,200円〜21万6,000円・自動車税:1万6,000円・任意保険:10万円・メンテナンス費:10万円前後・車検:10万1,000円〜10万1,900円合計:約45万9,200円〜約53万3,900円 ここに記載している年間維持費は、車を維持するためにかかる最低限の費用です。車をローンで購入したり、駐車場を借りたり、カスタマイズや修理をしたりすると、追加で費用がかかります。 ハイラックスの維持費が高いと思った時の対処法 トヨタ ハイラックスは、1年ごと車検を受けなければならないため維持費が高いと感じることがあるでしょう。 毎年車検が大変だと感じたり、思いのほかお金がかかると気づいたりしたときは、ハイラックスを手放して2年ごと車検を受ける乗用車に乗り換えることを検討するとよいかもしれません。 もし、ハイラックスを手放すのであれば、ハイラックスに詳しく、ピックアップトラックの買取も得意としている業者に査定してもらうことをおすすめします。 旧車王であれば、世界各国で愛用され、歴史が長いハイラックスに精通しているスタッフが丁寧に査定します。ハイラックスを売るときは、ぜひ旧車王にお問い合わせください。

ランドクルーザープラドの維持費はどのくらい?費用の内訳や目安を解説
旧車売買の豆知識 2024.01.31

ランドクルーザープラドの維持費はどのくらい?費用の内訳や目安を解説

トヨタの人気SUVランドクルーザーシリーズの1つである「プラド」は、ランドクルーザーが持つ高い信頼性と走破性能に加え、オンロード・オフロードでの快適性を追求したモデルです。今回は、ランドクルーザープラドの維持費がどのくらいかかるのか、内訳や費用の相場を含めて解説します。プラドを検討中の方は参考にしてみてください。   ▼モデル別の維持費はこちらで解説していますトヨタ ランドクルーザープラド(78プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ランドクルーザープラド(95プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 トヨタ ランドクルーザープラド(120系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ランドクルーザープラド(150系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 ランドクルーザープラドの特徴 ランドクルーザープラドは、「プラド」とも呼ばれるトヨタのSUVです。 1990年にランドクルーザーのロングホイールベースの5ドア・ワゴンモデルとして登場したプラドは、乗用車としての性能も持ち合わせるランドクルーザーとして登場しました。また、走破性能や信頼性をランドクルーザーから受け継ぎながら、日常使いでのユーティリティを追求しているのもプラドの魅力です。 プラドは、ランドクルーザーが築き上げたオフロードの性能と乗用車としての使い勝手を持ち合わせている信頼性の高いSUVとなっています。 ランドクルーザープラドの維持費の内訳 ランドクルーザープラドを維持するためには、燃料代や税金などの支払だけでなく、自動車保険の契約や車検・メンテナンスも必要です。ここからは、維持費の内訳や費用の目安を紹介します。 燃料代 トヨタ ランドクルーザープラドの燃費を、世代別にみてみましょう。※全てディーゼルモデルの数値です。 70系プラド 6.5〜10km/L90系プラド 9.8km/L(直4 3.0L 1KD-FTV型ディーゼルエンジン)120系プラド 10.8~11.2km/L(直4 3.0L 1KD-FTV型ディーゼルターボエンジン)150系プラド 11.2km/L(直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルターボエンジン) ランドクルーザープラドで1ヶ月1,000km走行する場合、燃料は89〜153L必要です。1Lあたりの燃料単価が150円の場合、1ヶ月あたりの燃料代は1万3,350円〜2万2,950円。1年に換算すると16万200円〜27万5,400円かかります。 自動車税 自動車税は、エンジン排気量によって税額が変わります。こちらも世代別に確認していきましょう。※全てディーゼルモデルの数値です。 70系プラド 排気量 2.4L〜3.0L 5万1,700円〜5万8,600円90系プラド 排気量 3.0L 5万8,600円120系プラド 排気量 3.0L 5万8,600円150系プラド 排気量 2.8L 5万1,000円 5万1,000円〜5万8,600円かかることがわかりました。150プラド以外は初年度登録から13年以上経過して重課された場合の税額を記載しています。 ただし、上記とは排気量が異なるグレードもあるため、プラドを購入するときは、エンジン排気量や使用燃料を確認してください。 任意保険 ランドクルーザープラドの自動車保険料を大手ネット保険で見積もりしました。次の条件で、世代別に自動車保険料を算出します。 【条件】年齢:30歳等級:6等級使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 ■70系プラド【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車輌保険:なし 年間約6万5,000円 ■90系プラド【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車輌保険:あり車輌保険(保険金額):45万円車輌保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 年間約8万2,000円 ■120系プラド対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車輌保険:あり車輌保険(保険金額):100万円車輌保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 年間約9万2,000円 ■150系プラド対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車輌保険:あり車輌保険(保険金額):285万円車輌保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 年間約11万3,000円 70系は古いモデルのため車輌保険を付帯できません。単独事故や自然故障などでの修理費は実費となります。車輌保険をつけたいのであれば、年式が古い車も取り扱っている保険会社の保険に加入しましょう。 車検 車検費用についてみていきましょう。 【ディーラー車検の場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)※2023年時点の保険料自動車重量税:4万1,000円〜6万3,000円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料金:7万円(点検・検査・代行費用)合計:13万450円〜15万2,450円 ※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します ランドクルーザープラドは、世代によって初年度登録から18年もしくは13年以上経過している場合があります。この場合は自動車重量税が重課されるため、プラドを購入するときは初年度登録がいつなのか確認しておくことをおすすめします。 メンテナンス費用 ランドクルーザープラド(120系・ディーゼル車)のメンテナンスには、次のような項目があります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液・冷却水の補充・エアコンフィルターの交換・ヘッドライトのバルブ交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など 上記あわせて年間10万円程度のメンテナンス費用がかかると考えられます。また、タイヤ交換をしたときは、タイヤの銘柄などにより異なりますが、10万円〜20万円程度の追加費用がかかると考えておくとよいでしょう。 ランドクルーザープラドの年間維持費はいくら? ランドクルーザープラドの維持費をまとめると次のようになります。 燃料代:16万200円〜27万5,400円自動車税:5万1,000円〜5万8,600円任意保険:約6万5,000円〜約11万3,000円メンテナンス費:約10万円〜30万円車検:6万5,225円〜7万6,225円(2年ごとにかかる費用の半額分)合計:約44万1,425円〜82万3,225円 ここで算出した維持費は、車を維持するためにかかる最低限の費用です。ローンで車を購入したり駐車場を借りたりした場合は別途費用がかかります。 ランドクルーザープラドの維持費が高いと思った時の対処法 ランドクルーザープラドの維持費は、燃料単価が安いディーゼル車であってもそれなりの費用がかかります。また、エンジン排気量が大きく、重量が重いプラドの場合は、今回試算した金額以上の維持費がかかるため、プラドを購入する際は維持費の概算を事前に計算しておくことをおすすめします。 もし、ランドクルーザープラドの維持が大変だと感じたときは、プラドを売却し、新しい車に乗り換えるのも選択肢の1つです。プラドは、日本国内のみならず、世界各国で人気があるSUV。そのため、売却する際は高価買取される可能性が高いでしょう。 ランドクルーザープラドを売却するときは、プラドに詳しく、古い年式のモデルも得意としている買取業者で査定や買取してもらうことをおすすめします。古い年式のプラドを高く売りたいのであれば、年式が古いSUVの買取も得意としている旧車王がおすすめです。プラドを売却する際は、ぜひ旧車王にご相談ください。

FR車ならドリフトできる!ベース車の選び方からおすすめパーツまで紹介
旧車売買の豆知識 2024.01.30

FR車ならドリフトできる!ベース車の選び方からおすすめパーツまで紹介

後輪を滑らせながら高速でコーナーを駆け抜けていくドリフト走行。競技などの動画をみると操作が難しそうなうえ、特殊な車両を使っているかのように感じます。しかし、ドリフトはクルマさえあればどなたでも楽しめるモータースポーツです。ドリフトに適したクルマ選びや必要なパーツなどを詳しくご紹介します。 ドリフトは敷居の低いモータースポーツ ドリフト走行は、いくつか公式な競技団体が存在するほど、現在ではモータースポーツの1カテゴリとして広く認知されています。また、一方でアマチュアレベルでのドリフトシーンも活発で、モータースポーツのなかでも手軽にはじめられるカテゴリの1つです。 ドリフト走行とは Drift(ドリフト)は、直訳すると「流れ漂う」という意味です。コーナーなどで意図的にリアタイヤを滑らせ、スピンをしないようにカウンターステア(曲がる方向とは逆方向にハンドルを切る)をあてながら走行します。コーナーの角度以上に横を向き、スピン寸前の不安定な状態をコントロールするという技術がドリフトの大きな見どころ。D1、フォーミュラドリフトといった競技では、コーナーへの進入速度、ドリフトアングル(横を向く角度)などを得点化して優劣を競っています。 基本的にFR車両ならなんでもOK ドリフト走行にもっとも適しているのは、駆動方式がFRの車両です。車種は日産 シルビアや180SX、トヨタ AE86やスープラなどのスポーツカーのほうが適していますが、重要なのは駆動方式なのでFRであればスポーツカーである必要はありません。実際、JZX100型のチェイサーやアリストなど、セダンタイプの車両を使用しているプロドライバーもたくさんいます。ミッション形式についてはMTが断然おすすめです。ドリフト走行はクルマに通常とは違う動きをさせるので、コンピューターで制御するATだとコーナー内でうまくギアが合わないこともあります。ただし、ATでもドリフト走行を楽しんでいる方はたくさんいるので、とりあえず手持ちのクルマがATであってもドリフト走行は可能です。  ドリフト走行の基本的なやり方 ドリフト走行で重要なのは、リアタイヤを滑らせるきっかけ作りです。きっかけの作り方は、ブレーキング、フェイント、クラッチ蹴り、サイドブレーキなどいくつかの方法があります。初心者のうちはサイドブレーキでのきっかけ作りがおすすめです。コーナー進入時にブレーキングをしてクルマの向きが変わった瞬間にサイドブレーキを使ってリアを滑らせれば、低い速度域で安全にドリフト走行ができます。そして、リアが滑り出したらアクセルを踏みこんで車体の向きをコントロールしてみましょう。基本的にはアクセルを踏み込むとよりリアが流れ、アクセルを離すとドリフトがおさまります。(※一気にアクセルを戻すと反対にスピンを起こす原因になるので注意) ドリ車に必要なパーツ3選 極端なことを言えば、ノーマル車両のままでもとりあえずドリフト走行はできます。しかし、本格的にドリフト走行を楽しみたいのであればいくつか後付けパーツが必要です。後付けパーツを導入した方がコントロール幅も広がり上達しやすいのはもちろん、よりレベルの高いドリフトを楽しめます。  LSD(リミテッドスリップディファレンシャルギア) LSDはドリフト車両に欠かせないパーツのひとつです。クルマの駆動輪には、コーナリング時の内外輪差を吸収しエンジンの力(トルク)を適切に配分するために、ディファレンシャルギア(差動装置=以下デフ)が取り付けられています。しかし、純正のデフはアクセルを踏んだ際に負担のかかっていない車輪が空転してしまうため、トルクが路面にうまく伝わりません。そこで、スポーツ走行時に左右の差動動作を制限するLSDを使用します。また、ドリフトをする目的でクルマを選ぶ際には、後付けのLSDがラインナップされている車種を選ぶことをおすすめします。 車高調整式サスペンション 車高調整式サスペンションも、ドリフトをするのであれば装着しておきたいパーツの1つです。ブレーキングでのピッチ(車体の前後の高さ変化)やコーナリング時のロール(車体の左右の傾き変化)を最小限にしておいたほうが、クルマの姿勢が掴みやすくコントロールもしやすくなります。もちろん、純正の足回りでもドリフト走行は可能です。しかし、純正の足回りだともともとの車高が高いこともあり、ピッチやロールの変化が大きくなるため、姿勢のコントロールがしにくくなります。テレビCMなどで見かける、純正の足回りのままで行うドリフトは、かなりのテクニックが無ければできません。 ちなみに、最近は若干フロントを高めにしてコントロール幅を大きくとるセッティングがトレンドです。 バケットシート レーシングカーなどに装着されているバケットシートは、ドリフト初心者にこそおすすめのパーツです。純正のシートは快適性を重視してゆとりのある作りになっているため、クルマを大きく横向きに流すドリフト走行をすると、ドライバーの体も流れてしまいます。姿勢を保持するために余分な力が必要になると、運転操作に集中できないばかりか操作できる幅も狭まってしまい思うようにドリフト走行ができません。まだクルマのコントロールに慣れていない初心者こそ、運転操作に集中できるバケットシートを装着すると上達も早くなります。 FFや4WDでもドリフトは可能 ドリフト走行に適したクルマは間違いなくFR車両ですが、FFや4WDといったFR以外の駆動方式でドリフトを楽しんでいる人もたくさんいます。どんなクルマでも楽しむだけなら、すぐに挑戦できるのもドリフト走行の魅力の1つです。 FFでドリフトをする FFでドリフトをする場合も、ドリフトのきっかけ作りはFRと同様です。コーナー進入時にサイドブレーキでリアタイヤをロックして後輪を意図的に滑らせます。FFでドリフトをする場合のポイントは、リアタイヤのグリップ力をいかに落とすかということ。できるだけ細くグリップ力の低いタイヤを使いましょう。FFでのドリフトは「Fドリ」と呼ばれ、一定数の愛好家がいます。Fドリは、軽自動車からセダンまで幅広い車種で楽しんでいる方が多いのも特徴です。 4WDでドリフトをする 基本的に4WDは安定性が高いことが特徴なので、意図的にリアタイヤを滑らせるドリフト走行に向いていない駆動方式です。コーナーでの限界能力の高い4WDでリアタイヤを滑らせるには、一定のテクニックとある程度の高い速度が必須。コツはカウンター(進行方向と逆にハンドルを切る)を当てすぎず4輪すべてを滑らせながらコーナーを抜けるイメージです。ラリーの世界では結果的に4WDドリフトを駆使する場面が多く、世界最高峰のWRCでは限界を超えた大迫力のドリフトが見られます。 まとめ 速度と角度を追求するプロレベルから、自分の技量にあわせて楽しむアマチュアレベルまで、幅広い層がドリフト走行を楽しんでいます。また、使用するクルマをレーシングカーのように作り込まなくても、最低限の装備でとりあえずはじめられるのもドリフトの魅力です。なお、誰でも手軽にはじめられるドリフト走行ですが、公道でのドリフト走行は当然禁止されています。ドリフトの練習は必ずサーキットなど許可された場所で行いましょう。自分の技量と安全面に配慮して、ドリフト走行を楽しんでください。  

トヨタ ハイエースの維持費は高い?維持費の内訳や目安を解説
旧車売買の豆知識 2024.01.30

トヨタ ハイエースの維持費は高い?維持費の内訳や目安を解説

トヨタ ハイエースは、トヨタの人気車種のひとつで、長い歴史と世界中から信頼されているモデルです。今回は、ハイエースの維持費がどのくらいかかるのか、おおよその目安がいくらなのか解説します。ハイエースの購入を検討している方は参考にしてみてください。   ▼モデル別の維持費はこちらで解説しています。トヨタ ハイエース(100系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ハイエース(200系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 ハイエースの特徴 トヨタ ハイエースは、1967年に登場してから、日本をはじめアジア、中近東、オセアニア、アフリカ、中南米など世界の国々で使用されているワンボックスカーです。また、1999年には兄弟車としてレジアスエースがデビューしました。 ハイエースはレジアスエースとともに、高い信頼性、広い室内空間、優れた使用性が高く評価されています。また、商用車のバンだけでなく、乗用車のワゴンやコミューターもラインナップしています。さらに、カスタマイズのベース車両としても使われることが多いのもハイエースの特徴です。 ハイエースは、現在も日本のみならず世界各国で高い人気を維持しています。 ハイエースの維持費の内訳 トヨタ ハイエースを維持するためには、燃料代や税金、車検・点検整備費用など、さまざまな費用がかかります。ここからは、ハイエースの維持費の内訳や費用の目安について解説します。 燃料代 トヨタ ハイエースには、ガソリン車とディーゼル車が用意されています。それぞれの燃費は以下のとおりです。今回は1989年〜2004年に販売されていた100系ハイエースと、2004年以降に販売されている200系ハイエースの一部モデルを例にして算出しました。 100系ハイエース・ガソリン:7.6〜10km/L・ディーゼル:8.5~9.5km/L 200系ハイエース・ガソリン:9.1〜11.4kmL・ディーゼル:10.6〜11.4km/L 1ヶ月に1,000km走る場合、ガソリン車では87L〜131Lの燃料が必要となり、ディーゼル車では87L〜117Lの燃料が必要です。1Lあたりのガソリン単価が175円、軽油の単価が150円とした場合、1ヶ月あたりの燃料代は、ガソリン車が1万5,225円〜2万2,925円、ディーゼル車が1万3,050円〜1万7,550円。1年に換算するとガソリン車では18万2,700円〜27万5,100円、ディーゼル車では15万6,600円〜21万600円かかります。 自動車税 乗用車の自動車税は、エンジン排気量によって税額が変わります。今回はハイエースワゴンを例にみてみましょう。 100系ハイエースは、排気量2.0L〜3.0Lモデルがラインナップされており、なおかついずれも車齢13年を超えるため重課対象であり、自動車税は4万5,400円〜5万8,600円かかります。 200系ハイエースの場合は排気量2.7Lで、こちらも一部モデルは重課対象のため、5万円〜5万8,600円かかります。 任意保険 トヨタ ハイエースの自動車保険料について見てみましょう。ここでは次の条件で自動車保険料を算出します。 【条件】年齢:30歳等級:6等級使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 ■100系ハイエース【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:なし 年間約5万9,000円 ■200系ハイエース【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):5,000万円車輌保険:なし 年間約6万7,000円 100系、200系それぞれでシュミレーションしました。100系は車輌保険を付帯できず、200系も車輌保険なしで算出しています。また、インターネット割引が適用されているため、条件によってはもう少し金額上がるかもしれません。 車検 車検にかかる費用について見ていきましょう。ディーラーで車検を受けると次の費用がかかります。 【ディーラーでハイエース(ワゴン)の車検を受けた場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)※2023年時点の保険料自動車重量税:5万400円〜5万7,000円印紙代:1,800円車検基本料金:7万円(点検・検査・代行費用)合計:13万9,850円〜14万6,450円 ※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します 自動車重量税は、新車登録より13年もしくは18年経過すると重課されます。100系と、200系の一部モデルは重課対象のため、費用が高くなります。古い年式のハイエースを所有している方は留意しておきましょう。 メンテナンス費用 トヨタ ハイエースのメンテナンスには、次のような項目があります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液・冷却水の補充・エアコンフィルターの交換・ヘッドライトのバルブ交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など 合わせると、年間10万円程度のメンテナンス費用がかかります。また、タイヤ交換をしたときは、追加で10万円ほどかかると考えておきましょう。 ハイエースの年間維持費はいくら? 年間維持費は、車を維持するためにかかる最低限の費用です。トヨタ ハイエースの年間維持費は次のようになります。 【ハイエース年間維持費】・燃料代:15万6,600円〜27万5,100円・自動車税:4万5,400円〜5万8,600円・任意保険:5万9,000円〜6万7,000円・メンテナンス費:10万円・車検:6万9,925円〜7万3,225円(2年ごとにかかる費用の半額分)合計:約43万925円〜約57万3,925円 車をローンで購入した場合や駐車場を借りる場合は、ローンの支払いの他に毎月駐車場代などの費用がかかります。 ハイエースの維持費が高いと思った時の対処法 トヨタ ハイエースは、利便性が高く、さまざまな用途に使える車として人気です。ただし、ハイエースを維持するためには、それなりの費用がかかることから、維持するための費用が高いと感じる方も多いでしょう。 ハイエースの維持費が高いと感じたときは、ハイエースを手放して次の車に乗り換えるのも手段のひとつです。ハイエースは、世界中から信頼されているモデルであるため、売却するときは高価買取される可能性が高いものの、グレードや車輌の状態次第で査定額が大幅に変わります。  適正な価格を見極めてもらうためには、ハイエースの査定・買取を得意としている業者に査定を依頼しましょう。

運転中にイヤホンを使うと法律違反になる?運転中のイヤホンの使用で法律違反になるケースについて詳しく解説!
旧車売買の豆知識 2024.01.30

運転中にイヤホンを使うと法律違反になる?運転中のイヤホンの使用で法律違反になるケースについて詳しく解説!

運転中にイヤホンをつけて音楽を聴いたり音声通話をしたりすると、踏切の音や自転車のベル、救急車や消防車などのサイレン、クラクションの音などが聞こえにくくなります。周りの状況にあわせて運転できなくなるため、とても危険です。 また、運転中にイヤホンを使うと法律違反として罰せられる可能性があります。 この記事では、イヤホンをつけて運転するとどんな法律違反の対象になるのかや、どんな罰則が科せられるのかについて詳しく解説します。 運転中のイヤホンの使用は安全運転義務違反にあたる 道路交通法にイヤホンの使用を禁止するといった文言は記載されていないため、イヤホンを使っただけで法律違反になるわけではありません。 しかし、イヤホンの使用によって交通状況にあった運転ができず事故を起こしてしまうことも考えられます。そのため、道路交通法第70条に定められた「安全運転の義務」の違反にあたる可能性があるでしょう。事故を起こさなければ問題ないわけではなく、イヤホンの使用そのものが法律違反に当たる可能性が高いということです。 安全運転義務違反の罰則 安全運転義務違反の罰則は、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金で、点数は2点減点されます。 都道府県の条例で禁止されている場合がある ほとんどの都道府県では、条例で運転中のイヤホンの使用を禁止しています。 該当の地域でイヤホンを使用すると「公安委員会遵守事項違反」とみなされる可能性があり、5万円以下の罰金が科せられます。 なお、条例違反は道路交通法違反とは異なり、点数は減点されません。 また、運転中のイヤホンの使用を禁止されていない都道府県でも「安全な運転に必要な音声が聞こえない状態」での運転を禁止している場合があります。 いずれにしても運転中のイヤホンの使用は危険なことを認識し、音声や音楽はスピーカーから流すようにしましょう。 これもNG?運転中のイヤホン使用の違反例 イヤホンの使い方として考えられるケースは以下の4つです。 ・通話・音楽鑑賞 ・片耳イヤホン ・小さな音量で使う ・ハンズフリーのイヤホン使用 いずれも法律違反になる可能性があります。それぞれのケースがなぜ違反になる可能性があるのかを詳しくみていきましょう。 通話・音楽鑑賞 車を運転しているときにイヤホンをつけて携帯電話の通話をしていた場合や、音楽鑑賞をしていた場合は、安全に運転するのに必要な音が聞こえていないとみなされるため、条例違反になる可能性があります。 また、運転中に通話するためにスマートフォンを操作した場合、「ながら運転」として罰則が課せられる可能性があるので、運転中にスマートフォンを操作するのはやめましょう。 片耳イヤホン イヤホンの禁止が条例で明確に禁止されてない地域であっても、安全に運転するのに必要な音が聞こえていないのであれば違反になります。 たとえ片耳であっても使っていることで注意力が低下してしまうため、とても危険です。イヤホン自体を使わないようにしましょう。 小さな音量で使う 使用を禁止していない地域の場合、「小さな音量で使っていれば周りの音も同時に聞こえなくはないため、違反にはならない」と思うかもしれませんが、これも違反になる可能性があります。 イヤホンをつけると耳栓としているのと同じような状態になるため、音の大小にかかわらず安全運転を行うのに必要な音声が聞こえていないとみなされる可能性が高いからです。 ハンズフリーのイヤホン使用 ハンズフリーであっても使用を禁止している地域であれば違反になります。 禁止されていない地域だとしても、安全に運転するために必要な音が聞こえていないとみなされてしまうと違反になる可能性があるため気をつけましょう。   ここまで4つのケースを紹介しましたが、どのような使い方であっても法律違反になる可能性があるため、運転中の使用は状況を問わずやめた方がよいでしょう。 まとめ 今回は、イヤホンをつけて運転するとどんな法律違反の対象になるのかや、どんな罰則が科せられるのかについて詳しく解説しました。 運転中の使用は多くの都道府県で禁止されています。禁止されていない地域でも「安全な運転に必要な音声が聞こえない状態」で運転していると判断されてしまうと安全配慮義務違反になります。 イヤホンを使うと車外の音が聞こえなかったり、注意力が低下したりしてとても危険です。 事故を起こさないためにも、運転中のイヤホンの使用はやめましょう。

トヨタランドクルーザーの維持費は高い?ランクルを維持する費用や内訳を解説
旧車売買の豆知識 2024.01.29

トヨタランドクルーザーの維持費は高い?ランクルを維持する費用や内訳を解説

トヨタ ランドクルーザーは、1951年にデビューしてから人々の生活を支える信頼性の高い車として世界各国から支持されています。歴史が長く、今でも人気のランドクルーザーの維持費はどの程度かかるのでしょうか。今回は、ランドクルーザーの維持費や内訳、費用の目安を解説します。   ▼モデル別の維持費はこちらで解説しています。トヨタ ランドクルーザー(60系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ランドクルーザー(70系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ランドクルーザー(80系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ランドクルーザー(100系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説トヨタ ランドクルーザー(200系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 ランドクルーザーの特徴 トヨタ ランドクルーザーは、1951年8月に誕生してから現在までモデルチェンジを繰り返しながら販売を継続している人気のクロスカントリー車です。それぞれの時代に合わせたスタイリングやラインナップを展開し、今ではラグジュアリーなSUVとして不動の地位を確立しています。 ランドクルーザー最大の特徴は、「どこへでも行き、生きて帰ってこられること」です。このような特徴を持つことから、路面が荒れている地域、安全面により一層の配慮が必要な地域などを含め、世界各地で人の命、暮らし、人生を支える存在となっています。 また、ランドクルーザーの本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」を世界中の使用実態に基づいて鍛え、現行のランドクルーザーに受け継がれています。 ランドクルーザーの維持費の内訳 トヨタ ランドクルーザーを維持するためには、燃料代やメンテナンス費用、車検費用など、さまざまな費用がかかります。ここからは、ランドクルーザーを維持するためにかかる費用の内訳や目安を解説します。 ※ランドクルーザー60から200までの主要モデルで算出 燃料代 ランドクルーザーは歴史の長いモデルのため、年式によって異なりますが、燃費はおおむね7km/L程度です。 1ヶ月に1,000km走行するとした場合、燃料が142L必要です。1Lあたりのガソリン単価が175円の場合、1ヶ月あたりの燃料代は2万4,850円。1年に換算すると29万8,200円です。 自動車税 自動車税は、エンジン排気量によって税額が異なります。ランドクルーザーはどの世代も大排気量であるため、税額は7万6,400円〜10万1,200円かかります。 任意保険 ランドクルーザーの自動車保険料について見てみましょう。ここでは次の条件で自動車保険料を算出します。 【条件】年齢:30歳等級:6等級使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 【補償内容】対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円車輌保険:年式より異なる 上記の条件で各モデルをシミュレーションしたところ、自動車保険料は年間約6万円〜10万円でした。ただし、古いモデルの場合は車輌保険がつきません。車輌にトラブルが発生した場合、保険で直そうとしても保険を使えないことに注意してください。 車検 車検費用についてみていきましょう。 【ディーラー車検の場合】自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)※2023年時点の保険料自動車重量税:5万400円〜6万3,000円(24ヶ月)印紙代:1,800円車検基本料金:8万円(点検・検査・代行費用)合計:14万9,850円〜16万2,450円 ※車検基本料金は内容や整備工場などにより変動します 初年度登録から13年もしくは18年以上経過している場合、自動車重量税が重課されて費用がかさんでしまいます。 メンテナンス費用 ランドクルーザーのメンテナンスには、次のような項目があります。 ・洗車・ワイパーゴム交換・ウォッシャー液・冷却水の補充・エアコンフィルターの交換・ヘッドライトのバルブ交換・エンジンオイル交換・オイルフィルター交換・ブレーキオイル交換・エアクリーナー交換 など これらの費用がかかるため、年間10万円程度のメンテナンス費用がかかると考えておくとよいでしょう。また、タイヤ交換をしたときは、タイヤの銘柄などにもよりますが、10万円〜20万円程度の追加費用がかかります。 ランドクルーザーの年間維持費はいくら? ランドクルーザーを維持するためにかかる年間費用をまとめると次のようになります。 【ランドクルーザーの年間維持費】・燃料代:29万8,200円・自動車税:7万6,400円〜10万1,200円・任意保険:6万円〜10万円・メンテナンス費:10万円〜20万円・車検:7万4,925円〜8万1,225円(2年毎のため16万2,450円の半額分)合計:約60万9,525円〜約78万625円 ここで試算した年間維持費は、車を維持するためにかかる最低限の費用です。車をローンで購入したり、駐車場を借りたりした場合は別途費用がかかります。 ランドクルーザーの維持費が高いと思った時の対処法 ランドクルーザーは、エンジン排気量が大きく、重量も重いため、維持費が高くなる傾向があります。また、初年度登録から時間が経過すると税金が重課されるため、年式が古いランドクルーザーほど維持費が高くなるといえるでしょう。 ランドクルーザーの維持費が高く、保有し続けるのが大変だと感じたら、手放すことを検討するとよいでしょう。ランドクルーザーは、日本のみならず世界各国で信頼されているモデルであるため、高価買取される可能性が高いです。 ランドクルーザーを少しでも高く買い取ってもらうためには、ランクルの歴史やモデルの詳細に詳しい業者に査定を依頼することをおすすめします。旧車王なら、年式が古いランドクルーザーから新しいモデルまで幅広く対応可能です。ランドクルーザーを高く売りたいと思ったら、旧車王にお問い合わせください。

軽自動車の車検証の住所変更はどこでする?必要書類や注意点も紹介
旧車売買の豆知識 2024.01.29

軽自動車の車検証の住所変更はどこでする?必要書類や注意点も紹介

引っ越しにより、軽自動車の車検証の住所変更を予定している方もいるでしょう。軽自動車は、陸運局ではなく「軽自動車検査協会」で住所変更する必要があり、手続きに関していくつか注意点があります。この記事では、軽自動車の住所変更の必要書類や手順、注意点などを紹介します。 軽自動車の車検証の住所変更の必要書類 軽自動車の車検証の住所変更に必要な書類は、以下のとおりです。 1.車検証2.使用者の住所を証する書面3.ナンバープレート※管轄の軽自動車検査協会に変更がある場合4.希望番号の予約済票 ※希望ナンバーを申請した場合5.自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)6.申請依頼書 ※手続きを代行してもらう場合7.軽自動車税申告書 使用者の住所を証する書面として、マイナンバーが記載されていないかつ、発行から3ヶ月以内の「住民票の写し」が必要です。住民票の写しは「印鑑証明書」でも代用できるほか、複合機を使用してコピーしたものでも受理してもらえます。ただし、カメラで撮影されたものは使用できないため、注意しましょう。 法人の場合は使用者の住所を証する書面として、以下いずれか1点が必要です。 ・商業登記簿謄本・登記事項証明書・印鑑証明書 管轄の軽自動車協会に変更がある場合は、旧ナンバープレートを返却し、新たに交付してもらう必要があります。たとえば、品川区から西東京市に引っ越した場合は、以下のように管轄が変わります。 変更前:東京主管事務所(品川ナンバー)変更後:東京主管事務所 多摩支所(多摩ナンバー) 管轄の軽自動車検査協会がわからない場合は、こちらから確認してみてください。 また、希望ナンバーを申請する場合は希望番号の予約済票も必要です。希望番号の予約済票は、希望番号予約センターで事前に発行してもらう必要があり、交付まで1週間程度要します。当日に交付されるわけではないため、住所変更の手続きをする前に、希望ナンバーを申請しておきましょう。 なお、上記5〜7は軽自動車検査協会の窓口でも入手できます。住所変更をする当日に入手し、窓口へ提出する前に記入しておきましょう。 軽自動車の車検証の住所変更の手順 軽自動車の車検証の住所変更の手順は、以下のとおりです。 1.必要書類を揃える2.新住所を管轄する軽自動車検査協会に出向く3.申請書と軽自動車税申告書を窓口で入手して記入する4.窓口に必要書類を提出する5.変更後の車検証を交付してもらう6.旧ナンバープレートを返却する7.新ナンバープレートを受け取る8.隣接している税関係の窓口で税申告を行う 軽自動車は、普通車のようにナンバープレートの封印が不要なため、車を軽自動車検査協会に持ち込む必要がありません。封印とは、ナンバープレートを固定するボルトの上に被せるアルミ製のキャップのことです。前後のナンバープレートを取り外せば、住所変更時に車を持ち込む必要がないことに留意しましょう。 また、軽自動車の車検証の住所変更は手数料が不要です。しかし、管轄の軽自動車検査協会に変更がある場合は、新ナンバープレートが交付されるため1,500円程度のナンバープレート代が発生します。 なお、住所変更の流れについて不安がある場合は、軽自動車検査協会内の総合案内窓口に行くと手続きを案内してくれる可能性があります。必要書類のチェックもしてくれるため、不備がないか確認を受けましょう。 軽自動車の車検証の住所変更をしないとどうなる? 住所が変わってから15日以内に車検証の住所変更をしないと、50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。住所が変わった場合は、すみやかに車検証の住所変更を行いましょう。 また、軽自動車税の納付書は車検証の住所をもとに送付されます。郵便局には転送サービスが設けられているものの、タイミングによっては前住所に軽自動車税の納付書が届くケースもあります。納付期限を過ぎると延滞金が発生するため、住所変更をしていない場合は、納税のし忘れがないよう注意してください。 なお、リコールの案内も車検証の住所をもとに発送されます。未実施のままリコール内容が原因で事故を起こした場合は、オーナーが責任を問われる可能性があります。 参考:道路交通法 第109条 2項 軽自動車の車検証の住所変更の注意点 軽自動車の車検証の住所変更をする際には、いくつか注意点があります。続いて、軽自動車の車検証の住所変更の注意点を紹介します。 営業時間が限られている 軽自動車の住所変更は土日祝日を除いた以下の時間内に、軽自動車検査協会で手続きをする必要があります。 午前:8:45〜11:45午後:13:00〜16:00 時間外の手続きは受け付けていないため、必ず平日に時間を確保しなければなりません。家族や知人に手続きを代行してもらうことも可能なため、平日に時間を確保できない場合は依頼を検討してみてください。 なお、自動車販売店にも手続きの代行を依頼できます。代行費用が発生するものの、車の手続きに精通しているため、スムーズに住所変更をしてくれます。家族や知人が代行できない場合は、自動車販売店に手続きを依頼しましょう。 代行には委任状が必要 軽自動車の車検証の住所変更を代行してもらう場合は、「申請依頼書」という委任状が必要です。軽自動車検査協会は平日しか手続きを受け付けていないため、誰かに代行を依頼するケースもあるでしょう。代行を依頼する場合は、委任状を忘れないよう注意してください。 まとめ 軽自動車の車検証の住所変更は、必要書類を揃えて新住所を管轄する軽自動車検査協会で手続きします。 住所変更をしないと、軽自動車税の納付書やリコールの案内が前住所に届いてしまいます。住所が変わってから15日以内に手続きしないと、50万円以下の罰金が科せられる可能性もあるため、すみやかに車検証の住所変更をしましょう。 また、軽自動車検査協会は平日しか手続きを受け付けていません。都合により平日に時間を確保できない場合は家族や知人、車の手続きに精通している自動車販売店に代行を依頼しましょう。

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