旧車売買の豆知識

日産 フェアレディZ(Z33)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.03.22

日産 フェアレディZ(Z33)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

フェアレディZといえば、GT-Rと並ぶ日産を代表するスポーツカーです。2002年に発売されたZ33型のフェアレディZは先代のZ32型の生産終了から約2年後に発売され、復活を望んでいたフェアレディZファンの間で話題を呼びました。新車時は乗り出し価格が400万円を超えるクルマでしたが中古市場では100万円以下で購入できる個体が増えてきました。しかし、旧車は維持費が心配になりますよね。この記事ではZ33型フェアレディZにかかる維持費について解説いたします。 Z33型フェアレディZの特徴 Z33型フェアレディZは2002年~2008年に発売された5代目のフェアレディZです。先代のZ32発売終了から約2年後に発売され、フェアレディZの復活にファンは歓喜の声を上げました。デビューからフルモデルチェンジまでに、計4回エンジンスペックの向上を図りました。排気量3.5リットルの大型エンジンを搭載しており、最近のダウンサイジングされたエンジンでは味わえない大排気量ならではの乗り味が魅力です。 Z33型フェアレディZ維持費の内訳 Z33型フェアレディZの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 燃費はJC08モードのカタログ数値で9.1~9.7km/リットル、実燃費は7.5km/リットルほどとなるようです。 Z33型フェアレディZはハイオク限定車になります。リッター10km未満のハイオク限定車、お金をばら撒いている感覚に陥る燃費ですね……。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約133リットル使用(*1) し、燃料代は23,160円(*2) です。この条件で1年間走行した場合、277,920円(*2) かかります。*1 燃費は7.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3.0リットル超~3.5リットル以下(自家用)の自動車税は57,000円/年です。Z33型フェアレディZの場合は車齢13年超えのため、自動車税は重課税され66,700円かかります。 任意保険 Z33型フェアレディZの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):75万円免責金額(1回目-2回目以降):5~10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約108,000円/年でした。車両保険で保険料が上がっています。任意保険は事故率や盗難率を加味し算出するため、スポーツカーの保険料は高くなる傾向にあります。保険金額は75万円のため、車両保険をつけないで保険料を下げるという選択肢もありかもしれません。 車検 Z33型フェアレディZの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:119,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、13,200円高い37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。Z33型フェアレディZのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。Z33型フェアレディZのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 Z33型フェアレディZ年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、Z33型フェアレディZの場合、合計でいくらになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のZ33型フェアレディZ年間維持費>ガソリン代:277,920円自動車税:66,700円任意保険:108,000円車検:59,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:562,425円 月額では46,900円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げることができます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月かかります。 Z33型フェアレディZの維持費が高いと思った時の対処法 大排気量のハイオク限定車は維持費が高額になります。また、最終モデルでも発売から15年近く経過するクルマのため、こまめにメンテナンスする必要があり、維持するにはどうしてもお金がかかってしまうでしょう。Z33型フェアレディZの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータです

一時抹消すると自動車税は還付される?注意点や還付金の受け取り方なども解説
旧車売買の豆知識 2023.03.22

一時抹消すると自動車税は還付される?注意点や還付金の受け取り方なども解説

車を一時抹消すると、自動車税は還付されるのか気になっている方もいるでしょう。自動車税種別割の還付を受けるには条件があるため、一時抹消したからといって必ず受け取れるわけではありません。この記事では、一時抹消で自動車税種別割の還付を受けられるケースと受けられないケースを紹介するとともに、注意点や還付金の受け取り方なども解説します。 一時抹消で自動車税種別割の還付を受けられるケース・受けられないケース ナンバーを返却して車を一時的に使用できない状況にする「一時抹消登録」をすれば、還付を受けられます。ただし、住民税や固定資産税などの地方税が未納な場合は、還付を受けられません。他の地方税が未納だと、還付金が未納分に充当されるケースもあります。 また自動車税種別割は、4月1日〜翌年3月31日までの未経過分を月割りにして還付されるため、3月に一時抹消した場合も還付を受けられません。 一時抹消による自動車税種別割の還付に関する注意点 一時抹消による自動車税種別割の還付について、いくつか注意点があります。続いて、一時抹消による自動車税種別割の還付に関する注意点を解説します。 いったん1年分の自動車税種別割の納税が必要 4月に一時抹消する場合は、5月中旬頃に届く納付書で1年分の自動車税種別割の納税が必要です。1年分の自動車税種別割を納税した後、11ヶ月分の還付を受けることができます。自動車税種別割は4月1日付で課せられる税金であり、すでに1ヶ月分が発生しているため、還付金は11ヶ月分となります。 4月1日以前に一時抹消すれば納税の義務がないため、車を使用していない場合は3月中に手続きするのがおすすめです。 軽自動車税種別割は還付されない 軽自動車税種別割は還付制度がないため、還付を受けられません。軽自動車は、解体返納(永久抹消)した場合のみ「自動車重量税」の還付を受けることが可能です。また契約している自賠責保険の解約手続きを行えば、残っている期間を月割にして保険料が返金されます。 ただし、車検や保険の残りの期間が1ヶ月未満の場合は、還付または返金されないので注意してください。 自動車税種別割の還付金の受け取り方 一時抹消の手続き完了後、2〜3ヶ月程度で登録されている住所へ「還付通知書」が届きます。「還付通知書」のほかに、身分証明書と印鑑を指定された金融機関の窓口へ持参して還付金を受け取ります。 なお、有効期限は1年間のため期限内に受け取るようにしましょう。地域によっては、手渡しまたは口座振込のケースもあるため、還付通知書に記載されている内容を確認してみてください。 そもそも一時抹消登録とは 一時抹消登録とは、ナンバープレートを管轄の運輸支局に返却し、一時的に公道を走れなくするための手続きです。続いて、一時抹消登録はどういうときに行われるのか、手続き方法や永久抹消登録との違いを解説します。 どういうときに行う? 一時抹消登録は、長期の海外出張や入院など、車を一時的に使わなくなったときにする手続きです。一時抹消されている期間は、自動車税種別割が発生しないため税金を抑えられます。また「自分はもう乗らないけど、いつかは誰かに譲渡や売却したい」ときにも、適用される方法です。上述した状況に該当する場合は、車に乗っていない期間の税金を抑えられるため一時抹消することをおすすめします。 手続きの方法 一時抹消は、管轄の運輸支局で手続きし、以下の書類を提出する必要があります。 ・印鑑証明書※発行から3ヶ月以内・印鑑証明書の印鑑(実印)・車検証・ナンバープレート・申請書(第3号式の2)・手数料印紙※350円 また現住所と車検証上の住所が異なる場合は、新旧住所等の移り変わりの記載がある「住民票」の提出も必要です。 永久抹消登録との違い 永久抹消登録は、車を解体して廃車する際に行う手続きであり、再登録ができないためその車を今後使うことはできません。一方で一時抹消登録は、再登録ができるため同じ車をもう一度利用することが可能です。 また永久抹消登録すると自動車税種別割のほか、自動車重量税や自賠責保険の残存分の還付を受けられます。

二代目ジムニー(JA22)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車売買の豆知識 2023.03.20

二代目ジムニー(JA22)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ジムニーといえば、軽自動車規格の本格クロカンとして世界的に人気を誇るスズキを代表する車種です。特に二代目のJA22はエンジンがSOHCから高回転まで回るDOHCになり、日常域での使い勝手が良さから多くのユーザーから支持を得ています。一般的な軽自動車とは比較にならない悪路走破性を誇るジムニーですが、維持費はどのようになっているのでしょうか。性能に応じて維持費も高くなるのか気になるところですよね。この記事では、そんな二代目ジムニー(JA22)の維持費について解説いたします。 ジムニーの特徴 ジムニーの特徴は軽量、コンパクトかつシンプルで頑丈な車体です。強度と耐久性を高めるためラダーフレームを採用し、サスペンションは前後とも固定軸という硬派な仕様となっています。 また、カスタムパーツが多く存在し、オーナーこだわりの一台に仕上げられることも魅力の一つです。オフロードコースに持ち込まれるジムニーは、原型と大きく異なる特殊な改造が施されているものも見かけます。 ジムニー(JA22)維持費の内訳 ここから、ジムニーの維持費について5項目に分け解説します。 ガソリン代 ジムニー(JA22)の燃費はカタログ記載の数値の10・15モード燃費で15.8km/リットルです。しかし、これはあくまでもカタログ上の数値。実燃費は、下記が目安です。MT:10~15km/リットルAT:9~10km/リットル MTモデルは燃費を伸ばせますが、ATモデルは現代の大型セダン級の悪さになります。 仮にジムニー(JA22)のATを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは100リットル使用(*1)し、ガソリン代は16,270円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合のガソリン代の総額は、195,240円(*2) です。*1 燃費は10km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、2015年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽自動車(自家用)の自動車税は10,800円/年です。ジムニー(JA22)の場合はいかがでしょうか。最初の新規検査から13年を経過した軽自動車の場合、12,900円/年かかります。ジムニー(JA22)の場合、1998年のモデルが最終型になるため増額された税金が適用されるでしょう。貨物登録されているモデルであれば6,000円かかります。 任意保険 ジムニー(JA22)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約6万円/年でした。車両保険については付帯していません。古い車には車両保険を付帯できないケースが多いです。 車検 クルマを維持するうえで、一般的に最も財布にダメージを与えるといわれるのが車検代です。自家用登録の軽自動車を新車で購入した場合は初回が3年後、2回目以降は2年ごとの車検が義務付けられています。貨物登録の場合は1年ごとに車検を受けなければなりません。それでは、どれくらいの費用がかかるのか具体的に見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24か月)自動車重量税:8,800円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,100円車検料:80,000円合計:109,630円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。軽自動車の場合、重量税は6,600円ですが、初年度から18年経過した車両に対しては増額されてしまいます。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換などの整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなるケースが多いです。そのため10万円以上はかかることを覚悟しておきましょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ジムニー(JA22)の場合、本格的なオフロード走行をしている方も多いと思いますが、ここでは一般的なメンテナンス費用について言及します。メンテナンスについては下記の費用がかかってきます。・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。タイヤ交換が発生する場合は+10万ほどかかるケースもあります。 ジムニー(JA22)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のジムニー(JA22)年間維持費>ガソリン代:195,240円自動車税:12,900円任意保険:60,000円車検:54,815円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:372,955円 月額では31,000円ほどかかる計算になります。軽自動車は維持費が安いと言われますが、旧車のジムニー(JA22)の場合は話が変わってきます。特に通勤で使用する場合は燃費の悪さによりガソリン代のウェイトが大きく占めるでしょう。現行型のスズキ「アルト」はカタログ燃費で27.7km/リットルです。なんとジムニー(JA22)の約3倍ほど走る計算になります。 ジムニー(JA22)の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。さらに、故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。もし、ジムニー(JA22)の維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。  

新古車とはどのような車なのか?新古車のメリットやデメリットなどを解説!
旧車売買の豆知識 2023.03.15

新古車とはどのような車なのか?新古車のメリットやデメリットなどを解説!

中古車の中には、年式が新しく、走行距離が非常に短い、新古車といわれる「登録(届出)済未使用車」が流通することがあります。新古車は、新車や中古車とどのようなちがいがあるのでしょうか。今回は、新古車の特徴や新車・中古車との違い、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。 新古車とは 新古車とは、一度登録されたものの使われずにほぼ新車の状態で中古車市場に出回っている車のことです。ただし、新古車という表記は、新車とも中古車とも理解できてしまうため、一般社団法人 自動車公正取引協議会は「登録(届出)済未使用車」と表記するよう規定しています。 では、登録(届出)済未使用車は、中古車や新車とどのように違うのでしょうか。 中古車との違い 中古車との違いは、使用されたり運行されたりしたかという点です。 一般社団法人 自動車公正取引協議会によると、走行距離が100kmを超え、使用または運行されたと考えられる車両は中古車となり、登録(届出)済未使用車と表示できないと規定しています。 また、走行距離に関係なく、ユーザー名義で登録(届出)された車両や試乗車や代車として使われた車両は、「登録(届出)済未使用車」と掲載できません。 つまり、走行距離が長く、ユーザー名義での登録または試乗車や代車として使われた場合が中古車となります。一方、走行距離が非常に短く、ユーザー名義で登録されておらず、試乗車や代車として使われていない車は登録(届出)済未使用車となります。 新車との違い 新車との違いは、初回登録か2回以上登録されているかという点です。 初回登録となる場合は新車、登録が2回目となる場合は中古車となります。この2回目以上登録されている車の中でも、走行距離が非常に短く、初回登録がユーザー名義で登録されていない車両で、試乗車や代車として使われていない車が新古車となります。 新古車のメリット 新古車には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、メリットを3点紹介します。 新車に近い品質の車が比較的安く手に入る 新車に近い状態であるにもかかわらず、新車より安く手に入れられるケースが多い点がメリットとなります。 メーカー保証がついているものも多い 登録(届出)済未使用車は、登録されて間もないためメーカー保証が付いている車両が多いです。メーカー保証が付いている車であれば、トラブルがあったときに保証で修理できます。 新車よりも納車が早い傾向がある 新古車は一度登録されているため、車両がすでに市場に出回っています。よって、名義を変えるだけで登録が済むことから、新車より納期が短くなる傾向があります。 新古車のデメリット 新古車には、デメリットもあります。ここからは、デメリットを4点紹介します。 車種によっては在庫が少ない 車種によっては在庫がないケースがあります。また、希少なモデルや台数限定モデルなどは、新古車として出回ることがほとんどないといえるでしょう。 初回車検日が早く到来する 初回車検までの期日が短くなることがあります。初回登録から時間が経過した車を購入した場合、新車より早く初回車検を受けることになります。購入を検討しているときは、購入日と初回車検日が異なることを理解し、車検満了日を間違えないよう注意しましょう。 メーカーオプションを追加できない 車の製造過程で装着するメーカーオプションを追加できません。どうしても装着したいメーカーオプションがある場合には、希望するメーカーオプションが装着されている登録(届出)済未使用車を探すか、新車をオーダーしましょう。 不特定多数の人が触れている 不特定多数の人が触れている可能性が高いです。そのため、ほぼ新車と同じ状態であるものの、細かなキズや汚れが付着していることがあります。新古車を購入するときは、車の隅々までしっかりと確認し、気になるキズや汚れなどが付着していないか確かめましょう。 新古車を選ぶときのポイント ここからは、登録(届出)済未使用車を選ぶときに気を付けるべきポイントを4点紹介します。 車検までの残り日数を考慮する 初回車検までの残り期間を確実に確認しておきましょう。 新古車は、すでに初回登録がされている車であるため、新車より車検までの期間が短くなっていることがあります。そのため、購入から何年何ヵ月後に初回車検を受けるのか確かめておきましょう。 メーカー保証の有無を確認する メーカー保証が付いているか確認してください。メーカー保証が付いていない場合には、メーカー保証と同等の内容の保証を付けられるか販売店に確認・相談しましょう。保証が付いていないと故障したときに大きな出費を強いられる場合があります。そのため、保証の有無の確認は重要です。 車内の清掃状態や細かな傷の有無を確認する 車の状態は細かくチェックしましょう。新古車の購入を検討しているときは、実際に車を見に行き、細かなキズや汚れ、車内の臭いなどを確認してください。ほぼ新車とは言え、人が全く乗っていないわけではないため、多少は劣化している場合があります。 諸経費を確認する 車両本体価格だけでなく、登録にかかる費用や納車整備費用などの諸経費を確認しましょう。 登録(届出)済未使用車は、新車より安く購入できるケースが多いため、諸経費込みで新車より高いと、メリットを感じられません。そのため、最終的な支払金額(合計金額)が新車より高くないか確認しましょう。 新古車の購入先 ここからは、登録(届出)済未使用車の購入先を紹介します。 ディーラーの中古車販売店 ディーラーで販売していることがあります。 新しい車を購入しようとディーラーへ出向いたときには、登録(届出)済未使用車があるか聞いてみるとよいでしょう。 中古車販売専門店 中古車販売店では、中古車全般を取り扱っているため、登録(届出)済未使用車ストックしている場合があります。 ただし、中古車販売店に必ず在庫があるとは限りません。そのため、中古車販売店のサイトや電話で目当ての新古車があるか確認しましょう。 オークション オークションに出回ることがあります。 オークションで購入するときは、業者に依頼する必要があります。また、オークションで目当ての車を落札できる保証はありません。そのため、すぐに車がほしい場合には、オークション以外の方法で購入しましょう。 新古車が向いている人 新しい車をなるべく安く手に入れたい人に向いています。ただし、装着できない装備があったり、頻繁に使わない装備が取り付けられていたりすることがあることをわかった上で購入しましょう。

あぶない刑事に登場した車8選!それぞれの特徴も解説
旧車売買の豆知識 2023.03.07

あぶない刑事に登場した車8選!それぞれの特徴も解説

あぶない刑事は、1986年から30年にわたるロングランヒットを誇ったTVドラマ・映画です。その劇中に出てくる車に憧れを抱いた人も多いのではないでしょうか。今回はあぶない刑事に登場した車やそれぞれの特徴について解説していきます。あぶない刑事に登場した車の購入を検討中の方は参考にしてください。 あぶない刑事に登場した車8選 あぶない刑事に登場した代表的な車8選とそれぞれの特徴について解説します。 レパードF31 前期型アルティマ レパードF31 前期型アルティマは、「あぶない刑事」と劇場版「あぶない刑事」「またまたあぶない刑事」で登場しました。F31型は当時人気絶頂だったソアラのライバルとして誕生し、R31型スカイラインと基本設計が同じです。アルティマは究極や最高という意味で最上級グレードに冠せられています。 劇中に登場したのはVG30DE型のNAエンジンを搭載したアルティマで、スタイリッシュなイメージが主演の2人とリンクして新たなファン層を獲得しました。「私は今、限りなく自由だ、限りなく豊かだ」というキャッチコピーが作品との融合を感じさせた一台といえるでしょう。 レパードF31 後期型アルティマ レパードF31 後期型アルティマは、1987年の「もっとあぶない刑事」で登場しました。ネイビーとシルバーのツートンカラーが使用され、ターボエンジンによるハイパワーでドリフトの演出があるなど強烈な印象を残しています。255psを発揮するVG30DET型エンジンを搭載したFR車ということもあり、専門店が存在するなど現在でも非常に人気の高いモデルです。 セフィーロ A31型 セフィーロ A31型は、1988年に発売された4ドアセダンです。スカイラインやローレルと基本設計が同じで共用する部品も多く、手軽にチューニングできるFRセダンとして高い人気を得ていました。S13型シルビアにも採用されていたプロジェクターヘッドランプが印象的で、実用性も高い4ドアセダンとして累計14万台以上を販売しています。 グロリア Y30型 グロリア Y30型は、セドリックと基本設計を同じとする4ドアセダンです。公用車やタクシーにも採用される重厚なデザインで、旧車やカスタムカーとして今なお高い人気を誇っています。長期間生産されていたこともあり、累計販売台数は33万台以上(セドリックと合算)のロングセラーを記録しました。 スカイライン R31 スカイライン R31は、ローレルやレパードと基本設計を同じとする4ドアセダンです。作品内では覆面パトカーとして使用され、あまり目立った活躍はありませんでした。しかし、後に追加された2ドアクーペGTSシリーズでスポーツ回帰を行い、NISMOやオーテックバージョンが販売されています。 セドリック Y30型 セドリック Y30型は、グロリアと基本設計を同じとする4ドアセダンです。海外にも幅広く輸出され、工場があったメキシコでは現地のパトカーとしても採用されています。ライバルであったクラウンには販売数で大きく差を開けられはしたものの、ワゴンやバンモデルはドレスアップ目的のユーザーから高い人気を誇り、現在でも中古車価格が高値となっています。 フェアレディZ  NISMO 34型 フェアレディZ  NISMO 34型は2016年の劇場版「さらばあぶない刑事」に登場しました。サーキットで走るために専用チューニングが施されたモデルで、公道では持て余すほどの走行性能を有しています。レカロ・スポーツスターのシェルを用いたNISMO専用シートが内装を彩り、搭載されるVQ37VHR型エンジンはNAながら355psを発揮するプレミアムスポーツカーです。 GT-R R35 GT-R R35は、劇場版「さらばあぶない刑事」で登場しました。初めてスカイラインの名前を廃した6代目GT-Rで、スカイラインシリーズとは独立した開発設計で誕生しています。2008年にはニュルブルクリンクで当時量産市販車最速タイムを記録するなど世界的にも多くの話題を提供しており、名実ともに日本が誇るプレミアムスポーツカーといえるでしょう。 あぶない刑事に出てくる車の価格は高騰している? あぶない刑事に出てくる車の価格は高騰しています。モデルによっては専門店ができるほど人気で、当時は憧れだけで購入できなかった世代の需要が高いといえます。旧車としての人気だけでなくGT-R R35に関しては暴騰しており、中古車市場では最高で5,000〜6,000万円のプレミア価格で販売されています。  

車の遺品整理はどうしたらいい?相続手続き・売却について徹底解説
旧車売買の豆知識 2023.03.02

車の遺品整理はどうしたらいい?相続手続き・売却について徹底解説

遺品整理にあたって車の手続きにお困りではないですか。名義人がどなたかわからなかったり、相続の手続きに手間取ってしまったり、車そのものをどうやって整理していいのか悩んだりと、考えることや調べることが大変多いです。 今回は、亡くなった方の車の相続や名義変更の手続き、各種費用、さらに売却・廃車の方法まで解説します。それぞれの項目について詳細に説明した別記事も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ステップ1:お車の名義を明らかにする 亡くなった方の車を売却する場合でも廃車にする場合でも、まずは誰の名義になっているかをはっきりさせなければなりません。「単純に乗っていた人の名義なのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、ローンを完済する前だとディーラーや信販会社の名義になっている可能性があります。 車検証に名義人が記載されているため、手続きの前にまず確認しましょう。 ステップ2:誰が相続するか決める 名義を明らかにしたら、法定相続人のうち誰が相続するかを決めます。認識の齟齬は後々大きなトラブルに発展するため、必ず全員で直接話し合いましょう。 ▼相続の流れはこちらでも解説しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/car-inheritance-procedure-flow/ ▼相続人全員が遺産の分配に合意したことを証明するのが「遺産分割協議書」という書類で、相続手続きに必須です。詳しくはこちらをご覧ください。https://www.qsha-oh.com/historia/article/heritage-division-agreement/ ▼100万円以下の車に関しては手続きが簡略化されます。こちらをご確認ください。https://www.qsha-oh.com/historia/article/documents-for-selling-an-inherited-car/ ステップ3:名義変更する 相続人が決まったら名義変更を行いましょう。必要書類を揃え、管轄の運輸支局で手続きします。誰が相続するのかによって準備する書類が異なるため、事前に確認しておくと安心です。また、相続する車が乗用車なのか、軽自動車なのかでも必要書類が違います。 ▼相続の名義変更に必要な書類はこちらで紹介しています。相続人が一人で単独で相続を行う場合・相続人が複数人でそのうち一人が相続する場合軽自動車を相続する場合のパターン別に解説しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/car-inheritance-documents/ ステップ4:売却・廃車する 「もう誰も乗る人がいないため、車自体をどうにかしたい」という場合には、売却もしくは廃車の手続きを進めましょう。 廃車にする 廃車にする場合には、まず車を解体処理しなければなりません。その後に運輸支局にて手続きを行います。 ▼廃車手続きの詳細な方法・必要な書類はこちらの記事で紹介しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/car-inheritance-scrapping-procedure/ 売却する 遺品のお車を売る場合には、中古車買取業者に問い合わせましょう。売却にあたっては車検証や自賠責保険証、自動車納税証明書など用意しなければならない書類があるため、事前に確認しておく必要があります。 ▼遺品の車を売却する際に必要な書類はこちらで詳しく紹介しています。https://www.qsha-oh.com/historia/article/documents-for-selling-an-inherited-car/ 遺品のお車を売るなら旧車王へ 車を売却するといっても、買取業者は山のようにあります。どこに査定を依頼したらいいのか悩んでいる方も多いでしょう。 複数の業者からの見積もりを取り寄せられる「一括査定サービス」もありますが、各社からの営業電話がしつこく、手続き自体が面倒になってしまうためおすすめできません。 遺品のお車の売却先にお困りの方、ぜひ旧車王にお任せいただけませんか?ここからは旧車王だからこその強みを紹介します。 複雑な手続きを代行 ここまで紹介した通り、車の相続の手続きは非常に複雑です。時間もかかりますし、警察署や陸運局などさまざまな場所に足を運ばなければならず、大変な労力がかかります。 しかし、旧車王にお車をお譲りいただける場合は、そうした手続きを代行いたします。車の相続に並行して、他の資産の手続きを行うという方も非常に多いでしょう。必要な書類さえご用意いただければ、名義変更などはこちらで手続きいたします。「そもそも必要書類の数が多すぎて一人で確認するのは不安」という方もご安心ください。お客様の状況にあわせて、スタッフがしっかりとご案内いたします。 また「長年大事にガレージに飾っていたために、エンジンがかからなくなってしまった」というお車もあるでしょう。動かなくなってしまったお車(不動車)をご自身の力で移動させることはほとんど不可能です。動かすためにはわざわざ専門業者を呼ばなければなりませんが、旧車王にお譲りいただければ、不動車の移動までしっかりと対応いたします。 車両の状態問わず査定 亡くなった方の愛車、中には何十年もの時間をともにしていたお車もあるでしょう。昔に購入した車だと「古くなってしまったから、値がつくのか心配」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 旧車王は、その名前の通り“旧車”、つまり古いクルマ(2012年以前)を専門としています。古いクルマの査定を断っている買取業者は多いですが、旧車王はどんなに昔のモデルでも対応可能です。数十年前の車の中には、プレミアの価値を秘めているものもあり、旧車王にはその真価を見極めるノウハウがあります。どんなに古いクルマでも、ぜひお任せください。 また、旧車王は自社内で整備工場を運営しており、壊れている車を修理・修復したうえで市場に再流通させています。そのため、買い取る車に関して状態は問いません。一切動かなくなってしまった車でもしっかりと査定し、他社よりも高額で買取いたします。 “自動車再生メーカー”としての強み 旧車王を運営しているカレント自動車は“自動車再生事業”を展開しています。前述の通り、昔の車や壊れている車を修理・修復して市場に再流通させています。言い換えるなら“自動車の価値を上げ、次のオーナーさまへつなぐ取り組み”です。 長年愛したお車、想い出がたくさん詰まったお車。また次の方に大事に、できるだけ長く乗ってもらいたいですよね。弊社の自動車再生事業は、お客様のそうした想いを叶えます。次のオーナーさまに少しでも長く乗っていただけるように、お譲りいただいたお車と真摯に向き合います。 まとめ 今回は遺品のお車に関する手続きを紹介しました。 お車をどうするのか、まずはお客様ご自身のお気持ちを大事にしていただきたいですが、もし売却をご検討の際はぜひ旧車王にご相談ください。 ▼遺品のお車を売却される際のお問い合わせ先はこちら プロの鑑定士(査定士)が手続きを代行し、お客様のお車を丁寧に査定いたします。手続きに関してわからないことにも、一つ一つ丁寧にお答えいたしますので、ぜひ私たちにお任せください。  

旧車と絶版車の違いとは?所有や売却のポイントも解説
旧車売買の豆知識 2023.03.01

旧車と絶版車の違いとは?所有や売却のポイントも解説

旧車の市場価格が高騰しています。これまでは一部のマニア向けの自動車とされてきましたが、メーカーによっては一度生産を終了した部品の再販売を行うなど、近年は日本国内でも旧車ブームが再来しているといえるでしょう。ネオ・クラシックカーや絶版車といった用語も目にすることが多くなりましたがそれらはどう違うのか。今回は旧車や絶版車を購入や売却するときのポイントについて解説していきます。 旧車と絶版車の違い 旧車とは、数十年前に生産された自動車のことです。定義としては曖昧で年式やモデルによって様々な解釈が存在しており、明確な線引きは存在しないといえます。比較的新しい年式のモデルがネオ・クラシックカーと呼ばれていますが、一般的にそちらは1980〜90年代に製造された自動車が対象となります。こちらも広義では旧車と呼べるでしょう。 一方、混同されやすい言葉として絶版車があります。絶版車とは、メーカーが生産や販売を終了したモデルのことです。もともとは書物で重版されなくなり印刷原版が廃棄された状態のものが絶版といわれますが、その言葉が自動車用語としても使われています。基本的には売上が伸びず商品として打ち切られたものが対象といえます。 旧車を選ぶ際に押さえておきたいポイント 続いて旧車を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説していきます。 度重なる修理が必要となる可能性がある 旧車は、製造からの年数を経ているために一台ごとにコンディションが大きく異なります。良い状態の車両が手に入っても経年劣化や摩耗による部品交換、大規模なレストアが必要になる事例も多いです。 レストアとは、簡単にいえば普通に乗れるように修理することです。状況に応じて部品単位まで分解して清掃や洗浄、再組立てを行い劣化や破損した部品の交換を行う作業といえます。中には交換が必要な部品が流通していないため手作業で作り出すこともあります。 将来的に高騰しそうな車を選ぶのも1つの方法 旧車は需要があれば価値が高騰します。最近では米国の25年ルールの影響でスポーツカーの相場が大幅に跳ね上がりましたが、数十万円で購入した中古車が10倍の価格で売却に至るケースもありました。 旧車は、税金やメンテナンス費用等の維持費もかかりますので投資目的で購入するのは難しいところもあります。一例として、大排気量のモデルは今後のガソリン車の製造縮小によって一部のモデルでは高騰していく可能性も考えられます。 旧車の取扱いに慣れている業者を選ぶ 旧車は現代の技術とは大きく異なる仕様も多く、一般的な販売店や修理工場では対応が難しいと考えるべきです。パーツ自体がメーカー廃番となっていることの方が多いので、その仕入れ先や製造の有無などについても配慮しなければばりません。 旧車の取扱いに慣れている業者は独自のルートや技術を有しているため、購入した後に必要なメンテナンスやレストアの相談にも乗ってくれます。また、モデルごとの弱点を把握していることが多いので、購入時の不安点を解消してくれるなど頼りがいのあるパートナーといえるでしょう。 購入後もメンテナンスをかかさないことが大切 旧車は、一般的な中古車とは異なります。その時代の仕様に準じた消耗品の交換サイクルを遵守したり、劣化や破損しやすい部品を予め探しておくなどの対応も必要となります。また、乗り方にもそれぞれにルールがあるのでそれを把握しておくことも大切といえます。 80年代以前のMT車であれば、ノッキングさせないように適切なエンジン回転数に合わせてシフト操作を行わなければ異常燃焼が起こる原因となります。他にも暖気運転や暖気走行の使い分けで走行時のウォームアップを徹底することも重要といえるでしょう。 絶版車を選ぶ際に押さえておきたいポイント 新車は高くて購入できなかったが、今なら購入したいという方もいるでしょう。絶版車を選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説します。 年式が新しいものは価格が高め 絶版車は、年式の新しいものは価格が高めです。中古車として高年式ということもありますが、絶版車はその性質上流通量が少ないケースが多く、新車を購入することができなかった方が後から求める特需が発生して相場が高くなることもあります。 これから人気が出そうなものを購入するのも1つの方法 絶版車は、中古車で高騰する可能性があります。流通量が少なくて人気が高くなりそうなモデルを購入すると、手放す際の買取価格も高くなり新たに購入する自動車の資金として十分なものが確保できることもあるでしょう。希少性や今後の法規制を考慮しながら、大排気量エンジン搭載車やMT仕様車を狙うのも1つの方法です。 認定中古車なら良い車が見つかりやすい 認定中古車とは、JAAAやJAAIなどの第三者機関を通じて品質を保証し、各メーカーが独自の基準を設けて規定の点検整備を行い保証付きで販売される中古車です。旧車では設定はありませんが、比較的高年式の絶版車であれば選択が可能です。一定以上の品質が保証されているので安心して購入できます。 旧車・絶版車を売るときのポイント 旧車や絶版車を売るときのポイントを解説します。売却を検討している方は参考にしてみてください。 旧車・絶版車の買取が得意な業者に相談する 旧車や絶版車の買取は専門の業者に相談することをおすすめします。旧車を専門に扱う業者は査定の制度が高く、人気の車種にも理解があります。販売に適さない状態の車でも、レストアにかかる費用の算出や部品取りといった手法を持っているため、価値に見合った価格を付けてくれる可能性が高いでしょう。 こまめなメンテナンスをかかさない 旧車や絶版車は、状態により価値を大きく左右します。より良い状態を維持するためにはこまめにメンテナンスすることが重要です。エンジンやミッションのオイル、ラジエーター液といった消耗品はもちろんのこと、劣化した部品の交換などは早めに行うことで大きな状態異常を回避できます。小さな部品の破損が大きな損傷につながるケースもありますので適切な対処が必要です。 社外パーツは取り外した方が高く売れる場合もある 旧車や絶版車は、製造から長い年月が経過していると純正パーツが手に入らないこともあり、社外パーツに頼るケースが多いといえます。レストアの一環として利用している場合は問題ない可能性もありますが、ドレスアップやチューニングのための社外パーツは車の価値を下げてしまうこともあるので注意が必要です。 専門の買取業者の場合は事前に純正パーツに交換したり、社外パーツの取り外しを行った上で買取してくれることもありますので相談することも1つの方法といえます。その際は有償か無償かの有無も確認しておくとよいでしょう。有償であっても、それ以上の価格で買取してもらえるのであれば検討の余地はあるといえます。 旧車王が考える「旧車の定義」とは? ここまで、旧車・絶版車について解説してきました。あくまで一般論として「旧車に明確な定義はない」とお伝えしましたが、私たち旧車王では独自に「旧車の定義」を設けています。 最後に、旧車にこめた私たちの想いとともに旧車王が考える「旧車の定義」を紹介します。 新車から10年以上経過したクルマ 旧車王では、旧車の定義を「新車から10年以上経過したクルマ」としています。オーナー数関係なく車が使われる期間の平均年数が13年、1人が1台の車を使う平均年数は7.1年です。この数字から「車としての価値が変わるタイミング」が10年であると考えました。 旧車の役割とは 新車には、最新の技術・デザインがふんだんに盛り込まれています。その時代の最先端を行くのが新車です。しかし、月日の流れとともに技術もトレンドも移り変わり、車の役割も変わります。時代の最先端を走る存在から、時代を証明する存在に変化するのです。製造された当時の技術やデザインの生きた証を残し、人々はその味わいに価値を感じるようになります。車の使用年数のデータをふまえ、私たちはこの「車としての価値が変わる」タイミング、つまり10年が車の第2の人生が始まるときと定義しました。 旧車王は循環型社会に貢献します 10年以上経過した旧車の価値をさらに高めていくのが私たちの仕事です。 ハイパー消費時代の中で、少しでも古くなったものは捨てて、新しいものをすぐに購入するという風潮が広まっていました。しかし、新しいものを消費し続けてばかりでは環境に問題が発生し持続可能な社会は実現しません。世の中は持続可能な循環型社会へ移行しようとしています。その中で、自動車業界でもまだまだ使える車両を修理・修復し活用していくことが必要です。 車の平均使用年数について前述しましたが、まだまだ長く走り続けられることを、私たちは日々実証しています。10年経ったから廃車にするなんて勿体ない。10年以上経ったクルマは現代にはない「歴史的工業遺産」であり「自動車文化遺産」です。そのクルマが駆け抜けた歴史を証明し、循環型社会に貢献するため、自動車再生事業を発展させていきます。

下取りに出した車の自動車税は還付される?受け取り方法やその他の税金についても解説
旧車売買の豆知識 2023.02.21

下取りに出した車の自動車税は還付される?受け取り方法やその他の税金についても解説

自動車税は1年分をまとめて納税するため、年度途中で下取りに出した場合、未経過分の自動車税が還付されるのか気になる方もいるでしょう。未経過分の自動車税が還付されるかどうかは、下取り後にどのような手続きをするかによって決まります。この記事では、下取りに出した際の自動車税の還付について解説します。 下取りに出した際の自動車税(種別割)の還付について 下取りに出した際の自動車税は、基本的に廃車した場合のみ還付されます。ただし、店舗によっては下取り金額に未経過分を上乗せしてくれることもあるため、廃車しなくても自動車税が返還されるケースもあるでしょう。 ここでは、下取りに出した際の自動車税の還付について解説します。 廃車の場合のみ還付される 下取りに出した際の自動車税は、廃車した場合のみ還付されます。下取り後に中古車として再販されたり、譲渡して他の人が使用したりする場合は、基本的に還付されません。 また還付金は、車を所有しない残りの期間を月割にして返還されます。例えば12月に廃車にした場合、翌年1〜3月の3ヶ月分が還付される仕組みです。なお、軽自動車には自動車税の還付制度がないため、残りの期間があったとしても返還されません。 還付金を受け取るまでの流れ 還付金を受け取る際は、管轄の運輸支局で抹消登録(廃車)手続きをします。抹消登録手続きは、下取りに出したディーラーや販売店で代行してくれることがほとんどです。 手続き完了後、2〜3ヶ月程度で印鑑証明書に記載された住所へ「還付通知書」が届きます。「還付通知書」と身分証明書や印鑑を指定された金融機関の窓口へ持参し、申請することで還付金を受け取れます。地域によって、手渡しか口座振込かが異なるため、還付通知書に記載されている内容を確認しましょう。 交渉次第で下取り金額への上乗せも可能 ディーラーや中古車販売店などで売却した場合、交渉次第で下取り金額への上乗せも可能です。そのため廃車にしなくても、実質的には未経過分の自動車税が還付されることがあります。ただし、前述した方法は法的に定められていないため、上乗せしてくれるかは業者次第です。下取りに出す前に、未経過分の自動車税をどのように受け取れるのか事前に確認しましょう。 その他の還付・返還の可能性がある税金・お金 下取りに出した際、自動車税以外に還付の可能性がある税金やお金があります。続いて、その他の還付・返還の可能性がある税金やお金を紹介します。 自動車重量税 下取りに出した車が「永久抹消登録」になれば、自動車重量税が還付されます。永久抹消登録は、車を解体した後に行う手続きです。下取りに出した車が解体されることが確実であれば、未経過分の自動車重量税が還付されます。「一時抹消登録」や「車検の残り期間が1ヶ月未満」のケースは還付の対象にならないため注意してください。 なお還付金は、車検の残り期間を月割にして返還されます。 リサイクル預託金 下取りに出した後、車が永久抹消登録にならなければリサイクル預託金が還付されます。リサイクル預託金は車を解体するための費用であり、購入時に支払う費用です。永久抹消登録をしない場合は車を解体しないため、リサイクル預託金は不要となり還付されます。 自賠責保険料 自賠責保険料は、下取りに出した車が「永久抹消登録」または「一時抹消登録」となれば、残りの保険期間を月割りにして還付されます。公道を走行するのに必須な保険のため、新しい所有者へ名義変更するだけでは還付の対象になりません。また、保険の残り期間が1ヶ月以下の場合も、還付の対象にならないため注意してください。 また自賠責保険料の還付を受けるには、加入している保険会社で解約手続きをする必要があります。解約手続きには、抹消登録時に発行された「一時抹消登録証明書」や「登録事項等証明書」の提出を求められるため、紛失しないよう管理しておきましょう。 自動車取得税・環境性能割は返還なし 自動車取得税は、50万円以上の車を取得するのにかかる税金のため、廃車にしても還付されません。なお、自動車取得税は現在廃止されており、燃費がよい車ほど税金が軽減される「環境性能割」が導入されています。環境性能割も自動車取得税と同様に、還付されないことを把握しておきましょう。

事故を起こしたら修理と廃車どちらを選ぶべき?判断のためのポイントを詳しく解説
旧車売買の豆知識 2023.02.21

事故を起こしたら修理と廃車どちらを選ぶべき?判断のためのポイントを詳しく解説

事故で車が壊れてしまった際は、車を修理をするのか、それとも廃車にするのかを判断しなければなりません。また、車を修理する際には、費用だけでなく時間もかかることも考慮する必要があります。本記事では、事故で壊れてしまった車を修理するのか、それとも廃車にすべきなのかの判断方法について詳しく解説します。 事故車の修理にかかる費用 事故車の破損には様々なケースがあり必要になる費用もさまざまですが、おおよその相場は存在します。もっとも破損しやすいバンパーを交換する場合の相場は、1万円〜10万円程度です。凹んだり傷付いたドアを補修する場合なら1.5万〜5万円、補修ではなく交換するなら、最低でも10万円はかかるでしょう。 ウインドウガラスを交換するなら、フロントガラスで5万〜10万円、リアガラスで2万〜5万円程度が必要です。もしエンジンも修理するのであれば、20万〜100万円程度が必要です。当然ですが破損箇所が複数あれば、それぞれの修理費が必要になります。 事故車の修理と廃車の判断基準 事故を起こした車を修理せず、今後使わないと決めた場合は廃車の手続きが必要です。廃車は正確には「永久抹消登録」という手続きを行います。永久抹消登録をすると、納付済みの自動車税(種別割)や自動車重量税の一部が還付されるため、早めに手続きした方がよいでしょう。 それでは、修理と廃車の判断のポイントについて、5つ紹介します。 破損の程度 まず最初に、車の破損の程度で判断しましょう。バンパーやドアなどの一部のキズや凹みであれば、比較的安価に修理できるはずです。逆に車の走行機能に関わる部品が壊れていれば、修理費が高額になることが予想されます。前方の衝突によってフロントバンパーだけでなくエンジンルーム内、足回りなども破損していれば、修理費は高額になると判断できます。 走行可能かどうか 破損の程度を判断する上で目安になるのが、車が走行可能かどうかです。問題なく走行できるようであれば、修理したほうがよい場合が多いでしょう。反対に事故によって走行できないほどの損傷を受けているのであれば、廃車にしたほうがよい可能性が高いと考えられます。 走行距離 車の走行距離も、修理か廃車かの判断材料の1つです。走行距離が長く、10万キロを超えている車であれば修理した後も、寿命によって交換が必要になる部品が増えることが予想されます。寿命による出費が発生するのであれば、新しい車に換えたほうがよい考えられるでしょう。 次回車検までの期間 所有している車を車検に通す際は、さまざまな費用が発生します。事故で破損した車の車検日が近いのであれば、修理費用に加えて車検費用も考慮しなければなりません。逆に車検満了までの期間が長いのであれば、修理費を負担してでも乗り続けたほうがよい場合もあります。 費用面 修理しても廃車にしても何らかの費用が発生します。車の修理費は任意保険の車両保険でまかなえる場合もありますが、車両保険を使った場合には、次の契約から保険の等級が下がり、保険料が高くなってしまいます。 修理費が比較的安価であれば、車両保険を使わないほうがよい場合もあるので、必ず確認しましょう。確認する場合には車の修理を依頼するディーラーや整備工場と、加入している保険を扱っている代理店等と相談することになります。 修理にかかる期間 車の修理にかかる期間は、修理内容によって変わってきます。また作業時間だけでなく、交換部品の入手に時間がかかる場合もあります。外車を修理する場合で日本国内に部品がなければ、部品を取り寄せる時間も必要です。 交換部品が不要な、例えばドアの軽微な傷の補修であれば数時間程度で済みますが、バンパーやガラスといった部品交換を伴う作業の場合には、部品が入手できてから数日程度が必要です。特に修理時間が長いケースとしては、エンジンを車から降ろして修理する場合、フレームの交換や修理が必要な場合だと、10日前後から1ヶ月ほどかかるケースもあります。 事故車の修理期間には代車を利用できるのか、それとも車無しでも過ごせるのかという視点も、修理か廃車かの判断のポイントになるでしょう。 事故車の修理の依頼先 事故車を修理する際に、依頼先も選ぶ必要があります。依頼先はディーラーと町中にある整備工場から選ぶことができます。 ディーラー ディーラーで修理をするメリットは、純正パーツで修理できることです。修理に必要な部品も、自動車メーカーのパーツセンターから素早く入手できます。純正パーツは価格が高めになる傾向がありますが、その分安心感が得られるでしょう。将来車を売却する際にも、ディーラー修理の方が査定評価で有利になる場合もあります。 整備工場 事故車の修理をディーラーではなく、町中にある整備工場に依頼することもできます。整備工場の場合は純正パーツ以外に、再生部品や中古部品を使うことで安価に修理できる場合もあります。修理費を安くしたいのであれば、まずは整備工場に相談するとよいでしょう。 事故車の修理の流れ 事故車を修理する場合には、以下のような流れで進みます。自動車保険を使う場合には、保険会社が提携しているディーラーや修理工場に依頼される場合もあります。 1.見積もり 事故車の修理を依頼したら、まずは見積もりを入手しましょう。車両保険で修理費をまかなう場合でも、内容によっては自己負担しなければならないものもあります。さらに前述のとおり、修理に車両保険を適用することによって、次回の保険料が上がることも忘れてはいけません。修理業者から入手した見積もりと、次回の保険料の見込み額も十分に確認しましょう。 2.修理依頼 保険適用も含めて修理にかかる費用が明らかになり、その上で納得できたら修理を依頼しましょう。見積もりをもらった時点で、修理にかかる時間もわかるはずです。部品の入手に長い時間が必要な場合など、修理が完了するまでの生活にも問題がないか、あわせて確認しておきましょう。 3.修理完了後の引き取り 修理が完了して引き取る際には、改めて修理内容の説明を受け、修理の仕上がりを確認しましょう。サスペンションなどの足回りを修理している場合には、真っ直ぐに走るのか、ハンドリングに変なくせがないかも注意が必要です。もし気になることがあれば、修理業者に早めに相談しましょう。

事故で廃車を選んだ方がよいケースとは?修理を選んだ方がよいケースや修理を選ぶ際の注意点
旧車売買の豆知識 2023.02.21

事故で廃車を選んだ方がよいケースとは?修理を選んだ方がよいケースや修理を選ぶ際の注意点

事故で車が損傷した場合、修理と廃車のどちらを選ぶか迷う方も多いでしょう。今回は、事故で廃車を選んだ方がよいケースや修理を選んだ方がよいケース、修理を選ぶ際の注意点などについて解説します。事故で修理か廃車を検討中の方は参考にしてください。 事故で廃車を選んだ方がよいケース まずは、事故で廃車を選んだ方がよいケースについて解説します。 フレーム部分が破損している フレーム部分が破損している車は、損傷の度合いが大きければ修理ではなく廃車を選んだ方がよいでしょう。フレームは車の骨格部分のことで、歪みや損傷は完全には修理できません。事故によりフレームが破損すると、修理してもハンドル操作で違和感が出ることや走行時に不安定になるなどの不具合が起こります。 近年の車は事故のときにフレームで衝撃を分散・吸収させ、客室を守るように作られています。その特性として昔の車よりもフレームが破損しやすくなっているのです。修理の見積り時に破損状況をよく確認して、廃車か修理のどちらかを選びましょう。 主なフレーム部分サイドメンバー、クロスメンバー、インサイドパネル、ピラー、ダッシュパネル、ルーフパネル、フロア、トランクフロア、ラジエターコアサポート(修復しても事故車扱いにならない。他の骨格部分と接しているため、衝撃の強さによって他への歪みや破損につながる) 水没した 水没した車は、エンジンや室内に浸水していると廃車を選んだ方がよいでしょう。集中豪雨や津波、洪水などが原因で水没した車は、直後の不具合だけでなく後に電気系統のトラブルや重要箇所のサビが発生するリスクがあります。走行中に突然車が止まるなど大事故に発展する可能性もあるため、修理業者とよく相談して修理か廃車の判断をしましょう。 事故で修理を選んだ方がよいケース 続いて、事故で修理を選んだ方がよいケースについて解説します。 修理費用が低額 修理費用が低額な場合は、修理を選びましょう。修理費用が低額な場合は後の走行に支障が起こることも少ないため、廃車や乗り換えを選ぶ必要はありません。修理業者に修理内容を詳しく確認して、修理することを決めたら早めに着手してもらいましょう。 走行距離が短い 走行距離が短い場合は、見積額に問題がなければ修理を選びましょう。古い車や走行距離が長い車は、高額な修理代を負担するより廃車して買い替えることをおすすめします。しかし、新しい車や走行距離が短い車は、保険による補償がなければ同クラスの車の購入に大きな費用負担が発生するため修理がおすすめです。 メーカー保証を利用できる メーカー保証を利用できるのは、新車登録から日が浅い車です。メーカー保証は保証期間3年の一般保証と保証期間5年の特別保証があるため、保証期間内の車は新車登録から最長でも5年以内となります。高額な修理代や自己負担が大きい場合を除けば、修理を選択した方がよいと言えるでしょう。 ただし、メーカー保証は事故の修理やそれが起因となる不具合については保証対象外です。後に不具合が起こりそうな破損については、自己責任で修理を判断する必要があります。修理業者とよく相談して決めるようにしましょう。 次の車検までの期間が長い 次の車検までの期間が長い場合は修理を選びましょう。車検代も高額で廃車しても還付金がそれほど戻るわけではありません。修理代が高額で後に不具合が起こりそうな場合は廃車、数万円で修理できる場合は修理がおすすめです。 修理を選ぶ際の注意点 修理を選ぶ際の注意点について解説します。 保険を使う場合は等級に影響する 修理や乗り換えに保険を使う場合は等級に影響します。自動車保険の等級は一般的に1~20等級です。車両保険で修理や乗り換えを行った場合、1または3等級ダウンして後の保険料の割引割増率に影響が出るため、修理代が低額であるほど注意が必要です。 車両保険使用時の等級ダウン例3等級ダウン........他車との衝突や自損事故、当て逃げにあったときに自分の車を修理する場合1等級ダウン........盗難、水災、いたずら、飛び石による自分の車の修理代※詳しくはご加入の保険会社や保険代理店にお問い合わせください。 無理な修理はトラブルにつながる 無理な修理はトラブルにつながります。損傷が大きく修理しても後にトラブルが多発する可能性が高い状態のときは、修理ではなく廃車を選びましょう。高額な修理代を負担しても、走行中に止まることや何度も不具合が起きて修理を繰り返すリスクがあります。 事故で廃車にするときにかかる費用 事故で廃車にするときにかかる費用は、抹消登録の手数料や解体費用などです。抹消登録手続きを業者に依頼すると代行費用がかかり、車が自走できない場合はレッカー代も必要となります。事故車専門の買取業者が利用できる場合はそちらに依頼しましょう。 事故で廃車にするときにかかる費用の一例永久抹消登録........手数料0~350円、代行手続費用 5000~1万円解体費用........1万円~レッカー代........0~数万円(業者によって異なる) 事故で廃車にするときは保険金を受け取れる可能性がある 事故で廃車にするときは保険金を受け取れる可能性があります。車両保険や事故相手が加入している対物保険、臨時費用や新車特約など加入している自動車保険のプランや特約によって受け取れる保険金は様々です。加入している自動車保険の内容は常に把握しておくようにしましょう。 事故による廃車手続きの方法 事故による廃車手続きの方法について解説します。 永久抹消登録の流れ 永久抹消登録は、修理が不可能で車を解体するときに行う手続きです。 永久抹消登録の流れ①解体業者を探す②解体③解体業者からナンバープレートを受取り、移動報告番号と解体報告日を確認④陸運支局で手続き・ナンバープレート返却・受領印が押された手数料納付書を受取り窓口に書類提出・税申告窓口に自動車税、自動車取得税申告書提出・自動車重量税還付申請⑤自賠責保険の引受保険会社で解約手続き(郵送も可)※自賠責保険の解約には自賠責保険証明書原本、本人確認証、自動車損害賠償責任保険承認請求書、廃車またはナンバープレート返納を証明する公的書類(登録事項証明書など)、解約返還保険料の振込口座が別途必要です。 必要書類・車検証・印鑑証明証(発行から3ヶ月以内のもの)・実印・還付金受取口座・マイナンバーカード(重量税の還付に必要)・解体にかかる移動報告番号及び解体報告日(リサイクル券に記載)・ナンバープレート・永久登録抹消申請書(ダウンロードも可)・自動車税、自動車取得税申告書・手数料納付書(手数料は不要) 一時抹消登録の流れ 一時抹消登録は、一定期間車に乗らないときに行う手続きです。解体せずに車を手もとに残しておく場合に行います。 一時抹消登録の流れ①ナンバープレートを取り外す②陸運支局で手続き・ナンバープレート返却・350円の印紙を購入して手数料納付書に貼り付け必要書類と共に窓口に提出・税申告窓口に自動車税、自動車取得税申告書提出③自賠責保険の引受保険会社で解約手続き(郵送も可)※自賠責保険の解約には自賠責保険証明書原本、本人確認証、自動車損害賠償責任保険承認請求書、廃車またはナンバープレート返納を証明する公的書類(登録事項証明書など)、解約返還保険料の振込口座が別途必要です。 必要書類・車検証・印鑑証明証(発行から3ヶ月以内のもの)・実印・ナンバープレート・一時登録抹消申請書(ダウンロードも可)・自動車税、自動車取得税申告書・手数料納付書(検査登録印紙代350円)

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