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車を登録する際に「車庫飛ばし」と呼ばれる行為が行われることがあります。車庫飛ばしは目的があって行われるケースと、過失によって行われているケースがありますが、いずれも犯罪行為になります。この記事では、車庫飛ばしとは何か解説するとともに、罰則や手口などについて詳しく解説します。 車庫飛ばしとは 車庫飛ばしとは、車を購入する際に警察署に届け出る「車庫証明」の申請内容とは異なった場所で、車を保管する行為のことを指します。 車の保管は、その車の所有者の自宅など「使用の本拠地」から、直線距離で2km以内の場所に車庫を設けなければなりません。さらに、その場所は「車庫証明」という申請で、地域の警察署に届け出る必要があります。しかし、自宅などから遠く離れた場所に、車庫を届け出をすることがあり、この状態を車庫飛ばしと呼びます。 なぜこの行為がいけないかというと、車庫証明の申請は、法律に基づいて行われるものだからです。法律に基づく申請が事実と異なれば、違法行為となります。 車庫飛ばしの罰則 車庫証明の正式名称は「自動車保管場所証明書」といい、「自動車の保管場所等の確保に関する法律」によって定められています。故意に虚偽の申請をしたとみなされた場合には、最大20万円以下の罰金が課せられます。故意ではないと認められた場合でも、最大10万円以下の罰金を支払わなければなりません。 ただし、実際には車庫飛ばしは実害がなければ、厳しい取り締まりは行われていません。厳しい取り締まりがないので、故意に車庫飛ばしが行われているケースがあります。 車庫飛ばしの手口 故意に行われる車庫飛ばしのやり方は、以下の通りです。 手順1. 車庫証明を取得したい地域に住民票を移す、またはその地域の人に名義を借りる。解説:名義を借りるというのは、車の使用者を、車庫証明を取得したい地域の人の名前にすることです。その際に、所有者まで変更する必要はありません。 手順2. 希望する地域の警察署で、車庫証明を取得する。 手順3. 取得した車庫証明の地域を管轄する陸運支局で、ナンバープレートを取得する。 手順4. その後住民票や名義を戻すことで、車庫飛ばしが成立します。 車庫飛ばしが行われている理由 車庫飛ばしが行われている理由は、主に以下の3つが挙げられます。 駐車場代を抑えるため 自宅などが都心部にあれば、駐車場代は郊外よりも高額なのが一般的でしょう。駐車場代を安くするために、自宅から2km以上離れた場所に駐車場を借りて、車庫証明を取得するケースがあります。 一部自治体のディーゼル規制を逃れるため 東京都や神奈川県など、一部地域では「ディーゼル車規制条例」が制定されています。この条例は、環境規制に適合しないディーゼル車の使用を、対象地域内において禁止するものです。この規制を回避するために、車庫飛ばしが行われるケースがあります。 他地域のナンバープレートを使用したいため 車の所有者の住所とは違う地域のナンバープレートを使用したい場合に、車庫飛ばしが行われることがあります。2006年から導入された「ご当地ナンバープレート」は、地域おこしや観光客集めを目的としており、他の地域からの取得を希望する人もいます。 過失で車庫飛ばしをしてしまうケース 続いて、過失によって車庫飛ばしになってしまう例をご紹介します。 引っ越し時に手続きをしていない 引っ越しによって住所が変わり、住民票も移したものの陸運支局にてナンバープレートの変更を行わなかった場合は車庫飛ばしに該当します。 親族に車を譲渡した 親族の間で車を譲渡した場合、住所が離れていて管轄の陸運支局が異なるのであれば、ナンバープレートの変更を申請しなければなりません。 車庫飛ばしが発覚するケース 先述の通り、車庫飛ばしについては厳しい取り締まりは行われていませんが、発覚するケースもあります。 ケース1. 同じアパートなど、近くで生活する人から通報される。解説:明らかに遠い地域の車が長期間駐車していれば、車庫飛ばしを疑う地域住民の方がいるかもしれません。 ケース2. ディーゼル車規制条例の対象地域で、周辺住民から通報される。解説:ディーゼル車に関する規制条例がある地域で、古いディーゼルエンジンを搭載した車が日常的に使われていれば、車庫飛ばしが疑われることがあります。 ケース3. 他の交通違反で発覚する。解説:例えばスピード違反、一時停止違反などの交通違反によって警察に呼び止められた場合、免許証と車検証を確認されてるので、車庫飛ばしが発覚します。
車種によって自動車重量税の減免が受けられるエコカー減税。エコカー減税は2023年4月30日に廃止される予定でしたが、3年間の延長が決定しており、2024年から適用基準が段階的に引き上げられます。この記事では、エコカー減税の延長や今後の適用基準などについて解説します。 そもそもエコカー減税とは エコカー減税とは、燃費や排ガス性能に優れた車に対して、自動車重量税を減免する制度です。国土交通省が定めた基準に達するとエコカー減税が適用され、新車購入時や初回車検時に減免されます。車種によっては2回目の車検時にも、エコカー減税が適用されるケースもあります。 環境性能がよい電気自動車やハイブリッド車でなくても、定められた基準に達していれば、ガソリン車やディーゼル車もエコカー減税の対象です。ただし、エコカー減税の対象車種や税率は年度ごとに変更されるため、最新の情報を確認しましょう。 エコカー減税は廃止される? エコカー減税は2023年4月30日で廃止される予定でしたが、2022年12月16日に「3年間」延長することが決定しています。世界的な半導体不足により、新車の納期に遅れが出ているため、適用される期間内に購入した方でもエコカー減税が受けられるよう延長されました。 ただし、エコカー減税の見直しにより、今後は適用基準が厳しくなり課税が強化される点に注意が必要です。 現行の減税制度はいつまで? 現行の減税制度が適用されるのは、2023年12月31日までです。なお、見直される予定だった「環境性能割(旧自動車取得税)」も、2023年12月31日まで現行の減税制度が適用されます。 2024年から適用基準が段階的に引き上げられる エコカー減税の適用基準は、2024年1月〜2026年4月の間で、段階的に引き上げられます。つまり2024年以降に登録された車は、今までの税率が適用されないため、以前よりも多く自動車重量税を納めなければなりません。具体的には、まず「2024年1月〜2025年4月」に適用基準が引き上げられ、「2025年5月〜2026年4月」になるとさらに課税が強化されます。 例えば、2024年1月〜2025年4月に自動車重量税の50%を減免してもらうには、「適用基準を80%達成」しなければなりません。一方、2025年5月以降は「適用基準の90%を達成」しないと、50%の減免を受けられなくなるという仕組みです。なお、適用基準が厳しくなるのは、ガソリン車やハイブリッド車、ディーゼル車です。 グリーン化特例はどうなる? グリーン化特列も、3年間の延長が決定しています。グリーン化特列とは、環境性能がよい車に対して、自動車税種別割を減免してもらえる制度です。エコカー減税とは異なり、適用基準が厳しくならないため、今までと同様に自動車税種別割を減免してもらえます。 税額を抑えたい場合は2023年12月31日までの登録がおすすめ 税額を抑えたい場合は「2023年12月31日」までに、車を登録してもらいましょう。なぜなら2024年以降は、適用基準が厳しくなり、多く自動車重量税を払うことになるからです。 また電気自動車やプラグインハイブリッド車、水素自動車などの環境性能がよい車種は、今までどおりの基準で、2026年4月30日までエコカー減税を受けられます。2023年12月31日までに欲しい新車を登録できない場合は、上述した車種も検討してみてください。
14年ぶりの日本の優勝で華々しく幕を閉じたWBC。今回も数多くの選手の名シーン・名言が生まれましたが、中でもラーズ・ヌートバー選手の「ペッパーミル」パフォーマンスが印象に残っているという方も多いのではないでしょうか。 ユニークなパフォーマンスが流行ると同時に、ペッパーミルそのものへの注目度も一気に高まりました。このペッパーミル、今や世界的自動車メーカーと知られるプジョーがもともと製造していたというのは結構有名な話ですよね。もしかしたら今回のWBCでプジョーのルーツを知ったという方も多いかもしれません。 実は、創業時に別事業を展開していたという自動車メーカーはプジョー以外にも多く存在します。そこで今回は、自動車販売・製造以外の事業でスタートしたメーカーを5つ紹介します! プジョー・製鉄業 まずはプジョーの歴史もおさらいしておきましょう。1810年頃、フランス東部でジャン=ピエール・プジョーとジャン=フレデリック・プジョーの兄弟が製鉄業を始めました。ノコギリなどの工具類や傘、それからWBCで話題にあがったペッパーミルやコーヒーミルなどを製造していたといいます。自動車事業をはじめたのは1889年のこと。ちなみに今でもプジョー製のペッパーミルは販売されています! BMW・航空機エンジン製造業 BMWはドイツの世界的自動車メーカーとしてあまりにも有名ですが、1916年の創業時は航空機エンジンを製造していました。社名もバイエリッシェ・フルークツォイク・ヴェルケ株式会社と現在と異なり、BMWに改名したのは翌年です。1928年にアイゼナハ自動車製作所というドイツの自動車製造企業を買収したのをきっかけとして、自動車事業をスタートさせました。 トヨタ自動車・織機製造業 日本が誇る屈指のメーカー・トヨタ自動車も、最初から自動車事業を展開していたわけではありません。もともとは紡織、つまり「機織り」から会社がはじまりました。創業者である豊田佐吉は発明家の血が色濃く「発明で社会の役に立ちたい」と思い、なんと18歳で機織り機の改良をはじめたといいます。1890年には豊田式木製人力織機を完成させて特許を出願し、1918年には豊田紡織株式会社を設立。この会社の自動車部が現在のトヨタ自動車へと発展しました。ちなみに豊田紡織は「トヨタ紡織」と表記を変えて今も存続しており、車の各種部品の製造を行っています。 マツダ・コルク製造業 「Be a driver.」のキャッチコピーが有名なマツダは、なんとコルク製造からその歴史がはじまったといいます。1920年に東洋コルク工業株式会社を設立。本拠地を構えた広島県の山間部にはコルクの材料であるブナ科のアベマキが多く自生していたそうです。コルクは船の材料としての需要が高く、造船業の盛んだった広島県においてコルク製造はうってつけだったのでしょう。後に関東大震災やコルク工場の火災など経営難に直面し、機械事業への進出を決めます。この決断が功を奏し、1930年に三輪トラックの製造を開始させ、自動車事業を発展させました。 SUBARU・飛行機製造業 数多くのスポーツカーを生み出しているSUBARUのルーツは、飛行機の製造にありました。1917年、航空機産業を立ち上げたいと一念発起したエンジニア・中島知久平は「飛行機研究所」を設立します。ライト兄弟が有人動力飛行に成功してからわずか14年後の出来事と考えると随分と思い切った決断です。中島飛行機株式会社へと名前を変え、いくつかの会社に分かれたあと、1953年にSUBARUの前身である富士重工業株式会社が生まれます。飛行機製造で培ったノウハウを活かし、多くの自動車を手掛けて会社を大きく成長させました。 まとめ 自動車事業以外で創業した自動車メーカーを紹介しました。 スタートの事業は違っていても、どのメーカーでもものづくりの精神が脈々と受け継がれていることが感じられますね。何かを生み出すという熱いスピリットと飽くなき探究心が、今日の自動車業界の発展につながっているのかもしれません。 ちなみに、旧車王を運営しているカレント自動車も、もともとは買取ではなく販売事業からスタートした会社でした!長年培った車に関するノウハウを、現在は買取に活かしています。今後も「自動車文化遺産を次世代に」をテーマに、旧車の息吹を絶やさぬよう努めます!
ケンメリといえば、1972年から1977年まで販売された4代目スカイライン(C110型)の愛称です。ケンメリは旧車として人気が高く、自分の愛車にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし「ケンメリのような旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではケンメリにかかる維持費について解説いたします。 ケンメリの特徴 ケンメリは1972年~1977年に発売された4代目のスカイライン(C110型)を指します。ケンとメリーがスカイラインで日本各地を旅するCMが話題になり「ケンメリ」と呼ばれるようになりました。約4年間で販売台数は約67万台にのぼり、スカイラインシリーズで最も売れたモデルです。現在旧車ブームでケンメリの人気も上がっています。ケンメリGT-Rは生産台数が200台以下の激レア車であり、5,000万円以上で取り引きされているほどです。 ケンメリの維持費の内訳 ケンメリの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ケンメリの実燃費は5~6km/リットルといわれています。ガソリンについては、クルマの状態・使用によって異なりますが、ハイオクを入れることが多いようです。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約182リットル使用(*1) し、燃料代は31,582円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、378,982円(*2) になります。*1 燃費は5.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 ケンメリの排気量は1,600cc〜2,000ccです。自動車税は39,500円ですが、ハコスカは車齢が13年以上経過しているため重課税になり、45,400円かかります。 任意保険 ハコスカの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約62,000円/年でした。月額だと5,400円程度です。注意しなければいけないことは車両保険を付帯できない点。ケンメリはプレミア価格で取引されるクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、年式が古く価値のないクルマとして扱われ車両保険に入ることができないのです。 車検 ケンメリの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:139,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、13,200円高い37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ケンメリのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ケンメリのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 ケンメリの年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ケンメリの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のケンメリ年間維持費>ガソリン代:378,982円自動車税:45,500円任意保険:62,000円車検:69,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:606,287円 月額では50,524円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ケンメリの維持費が高いと思った時の対処法 ケンメリのような旧車は自動車税、重量税が重課税され維持費が高額になります。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪いことも維持費を押し上げる要因になります。ケンメリの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。現在は空前の旧車ブームです。過走行や多少ダメージのあるケンメリでも高く売却できる可能性があります。
より魅力的な旧車へとカスタマイズするために、ホイールの交換を考える方は多いのではないでしょうか。しかし、旧車は現代の車とはデザインが大きく異なるため、どのホイールが合うのか悩むこともあるでしょう。そこで今回は、旧車のホイールに関するアンケート調査をもとに、人気ホイールメーカーや各ホイールメーカーの特徴を紹介します。旧車のホイールをカスタマイズしようと考えている方は参考にしてみてください。 旧車に興味がある人に人気のホイールメーカー 「旧車王」が旧車に興味のある128人を対象に実施した旧車のホイールについてのアンケートの結果によると、BBSやRAYSなど現在でも人気が高いホイールメーカーがランキング上位を占めていました。ここからは、旧車王が実施したアンケート結果を元に人気のホイールメーカーの特徴を紹介します。 BBS BBSは、モータースポーツやスポーツカーなどに採用されるドイツのホイールメーカーです。 社名がBBSとなった1970年当時は主にエアロパーツを製造するメーカーでしたが、1973年に独自のメッシュデザインを採用した軽量・高剛性なレース用鋳造3ピースアルミホイールを完成させ、1974年に高品質な鍛造アルミ製品を製造する技術を確立。 その後、アルミホイールを多く製造するブランドへ成長し、市販車への採用も開始しました。現在でも数多くの旧車や高性能車にBBSホイールが採用されています。 RAYS RAYS(レイズ)は、1973年に創業した日本のホイールメーカー(本社:大阪府)です。 企画・開発・製造・検品まで自社で一貫して行い、Made in Japanにこだわっています。また、過酷な条件で戦うレーシングカーのホイールだけでなく、パフォーマンスを究めた鍛造ホイールやストリートで華やかに輝く鋳造ホイールなど、さまざまなタイプのホイールをラインナップしていることも特徴です。 WORK WORK(ワーク)は、1977年(昭和52年)に設立されたメーカーです。 ユーザーの多様化するニーズに対応するため、分業化を推進し、生産ラインを随時融合させる「オン・デマンド・システム」による多品種少量生産を行っています。また、カラーリングやP.C.D.などにオーダーメイドを取り入れているのも魅力です。 ENKEI ENKEI(エンケイ)は、1950年に設立された日本のメーカーです。 日本で初めてアルミホイール製造に成功しただけでなく、独自の製造技術により国内外問わず人気があります。また、市販車のホイールのみならず、レーシングカーのホイールも製造・供給していることから、信頼性が高いことも魅力です。 SSR SSRは、株式会社タナベが展開するホイールブランドです。 1982年の創業以降、モータースポーツのみならず、市販車のホイールも製造・販売しています。また、純正では手に入れられないホイールを製造しているのもSSRの特徴です。 RS WATANABE RS WATANABEは、自動車レース用マグネシウムホイールの製造・販売を手がけたのち、レースでの経験と技術を基盤に1972年に設立されたメーカーです。1ピース製鋳造アルミ・マグホイールを一貫して製造・販売しています。 中でも「エイトスポーク(カマボコ型8本スポーク)」が代表となる製品です。このエイトスポークは、旧車だけでなく、最新のモデルにも似合うスタイルのホイールとして人気です。 OZ Racing OZ Racingは、1971年に創業したホイールメーカーです。 F1やWRCなどのレーシングカーのホイールだけでなく、フェラーリ・ランボルギーニ・マセラティ・アストンマーティン・マクラーレンなど、高性能な車のホイールも手がけています。 Weds Sport Weds Sportは、自動車用のアルミホイールやスチールホイールを中心に、自動車部品や用品の企画開発・販売を行っているメーカーです。 1985年からはレースに参戦し、レースの現場で培った技術を製品にフィードバックしていることも特徴です。 HAYASHI Racing HAYASHI Racingは、ホイールや自動車用パーツの製造・販売をしているメーカーです。 ハヤシストリートホイールの歴史は、1969年10月10日に富士スピードウェイで開催された日本グランプリGP IIクラスに出場したレーシングカー(カーマンアパッチ)用に作られたレーシングホイール(アルミ製)を一般車用へモデファイして販売したことから始まりました。 Advan Racing Advan Racingは、タイヤメーカーである「横浜ゴム」が製造・販売するホイールです。 国内外問わずさまざまな車種にマッチするスポーティなホイールをラインナップしていることが特徴となっています。また、シルバーやグレー、ブラックやゴールドなどの定番カラーのみならず、レッドやブルーなどの豊富なカラーバリエーションも魅力です。 旧車ホイールの購入方法 旧車に合うホイールは、どのようにして購入すればよいのでしょうか。ここからは、旧車ホイールの購入方法について紹介します。 通販サイト 通販サイトを使うと、所有している旧車に合うホイールを見つけやすいでしょう。ただし、サイズ違いや偽ブランド品に注意してください。また、中古品の場合には、キズや割れなどホイールそのものの状態に注意する必要があります。 個人売買 個人売買の場合には、正規販売より安く手に入れられる可能性が高いものの、希少価値が上乗せされて高値で買わされてしまうこともあるため注意が必要です。また、キズや汚れなどを隠していることもあるため、現物を見てから購入した方がよいでしょう。 加えて、高額で買わされないようにするためにも、ホイールの相場を調べてから購入することをおすすめします。 旧車ホイールを購入する際の注意点 旧車ホイールを購入する際は、サイズに間違いがないか、正規ブランド品なのかということに注意しなければなりません。また、購入するときは、キズや汚れなどがないか注意深く見てから購入しましょう。
お正月にニュースでハデハデな改造車を見たことはありませんか?シャコタン、竹槍マフラー、深リムホイール、ワイドフェンダーで武装しているクルマたち……。これらの改造車は「街道レーサー」と呼ばれベース車両は現在旧車人気の高いクルマたちであることが多いんです。この記事では街道レーサーで人気のベース車両を紹介します。 街道レーサーとは? 街道レーサーは、1970年代に流行したクルマのカスタム手法です。当時、国内レース最高峰であった富士グランチャンピオンレース(グラチャン)のレースカーを模倣したものが源流となっています。レギュレーションはほぼ無制限で、現代のレーシングカーには見られない特大のチンスポイラー、リアウィング、極太タイヤを収めるための特大ワイドフェンダーなどが特徴です。さらにアレンジを加え、竹槍マフラー、深リムホイールを装着しド派手なカラーリングを施した攻撃的なスタイルにする改造が走り屋の間で大流行しました。現代でも一部の旧車愛好家の間で人気のあるカスタムですが、違法改造になることが多いので注意が必要です。クルマのカスタムは車検適合範囲内で楽しみましょう。 街道レーサーで人気のベース車両5選 ここからは街道レーサーで人気だったベース車両を5つ紹介します。 マークⅡ/チェイサー/クレスタ(GX71) マークⅡ、チェイサー、クレスタは3兄弟といわれています。ベースは同じですが、販売チャネルごとにキャラクターを変えて販売されていました。3兄弟の中でもGX71は現代でも旧車ならではのカクカクとしたデザインが人気です。また、FRでマニュアルの設定があるセダンということも走り屋に支持されるポイントです。 R30系スカイライン R30系スカイラインはドラマ「西部警察」で人気を博したモデルです。派手なアクションシーンやカースタントでクルマ好きの心を鷲掴みしました。また、後期のRSグレードは薄型ヘッドランプ、グリルレスフェイスから「鉄仮面」と呼ばれ、唯一無二の存在感で現在も高い人気を誇っています。また、シルエットフォーミュラと呼ばれるレースカテゴリで活躍したことで多くの支持を集めています。 初代セリカ(ダルマセリカ) ふくよかなボディラインと髭面に見えるメッキバンパーがだるまに似てることで初代セリカは「ダルマセリカ」と呼ばれ愛されました。ヤマハ製の2T-G型DOHCエンジンを搭載する最上級グレード「1600GT」は専用エンジン、専用外装、専用内装でスポーツカー好きの憧れのモデルでした。GTグレードは特に人気が高く、旧車人気も相まって現在もプレミア価格で取り引きされています。 セドリック/グロリア(430系) セドリック/グロリアはトヨタクラウンのライバル車で日産を代表する高級セダンです。豪華さはもちろんのこと、国産車初のターボを設定したフラッグシップモデルということが大きな話題となりました。ターボモデルは別格の人気があり、走りの面ではライバルのクラウンに勝っていました。現在も中古市場で人気が高く、300万を超えるプレミア価格がついているものもあります。 ローレル(130系) ローレルはトヨタのマークⅡ3兄弟のライバルにあたる日産のハイソカーです。特に2代目の130系は街道レーサーベース車両として大人気でした。スカイライン(ブタケツ)と兄弟車で2ドアハードトップモデルは優雅なボディラインと力強いフロントフェイスで上質かつスポーティな性格が当時のクルマ好きから支持されました。 街道レーサーのような改造車は売ることができないって本当!? 旧車人気で大人気の街道レーサーベース車両ですが、一般的に改造車は査定額が低くなる、もしくは売却が難しいといわれます。なぜかというと、主に下記の理由が挙げられます。 ・違法改造車は警察に摘発される・安全性が担保されていない・派手な改造は万人に受け入れられず買い手が見つからない このような理由から0円査定になってしまうケースも多く見受けられます。しかし旧車王なら値段をつけることができるかもしれません。旧車王ではグループの力でパーツ供給から修理・整備を中間マージンなしですることができます。また、改造車専門買取「改車王」も運営しています。改造車はカスタムパーツによってプラス評価になることもあります。改造車のご売却を検討されている場合は、ぜひ「改車王」にご連絡ください。
ナンバープレートを変更したい場合や希望する好みの番号に変えたい場合は、どのような手続きをしたらよいのでしょうか。今回は、中古車のナンバープレートの交換が必要な場合や用意しなければならない書類、手続きの手順について解説します。中古車を購入したときの参考にしてみてください。 中古車のナンバープレートはどういうときに交換する? 中古車のナンバープレートは、交換が必要なケースと交換しなくてもよいケースがあります。では、中古車のナンバープレートを交換しなければならないケースはどのようなときなのでしょうか。ここでは、中古車のナンバープレートを交換するケースについて紹介します。 他の都道府県のナンバープレートの中古車を購入した 他の都道府県のナンバープレートが取り付けられている中古車を購入したときは、自分が住んでいる地域を管轄している運輸支局のナンバープレートに交換しなければなりません。 運輸支局の管轄が異なるナンバープレートの中古車を購入した 同一の都道府県内の中でも、運輸支局の管轄が細かく分かれている場合があります。自分が住んでいる地域を管轄する運輸支局ではないナンバーが付いている中古車を購入した場合は、ナンバープレートを交換しなければなりません。 ナンバープレートがない車を購入した 車検が切れた中古車や一時抹消登録している車など、ナンバープレートがない車両を購入した場合は、新たにナンバーの交付を受けなければなりません。 好みでナンバーを変更したい すでにナンバープレートが付いているものの、好みの番号に変えたい場合は、希望ナンバーの手続きが必要です。好みの数字にするときは希望番号の申し込みをして、希望番号予約済証を受領してから1ヶ月以内にナンバーの交付を受けなければなりません。 ナンバープレートを盗まれた ナンバープレートを紛失・盗難した場合は再交付が必要です。また、盗難・遺失などによりナンバープレートを交換する場合は、ナンバープレートを返納できない理由が必要となります。 加えて、ナンバープレートが盗難された場合には、届出警察署名・届出日・受理番号などを記載しなければなりません。そのため、ナンバープレートが盗難された際には警察に届け出るようにしてください。 ナンバープレートが破損した ナンバープレートが破損した場合には、再交付の手続きが必要です。破損したときには管轄の運輸支局または軽自動車検査協会で速やかに再交付を受けましょう。また、ナンバープレートが破損した場合も、理由書が必要となります。 中古車のナンバープレートの交換手続き ここからは、中古車のナンバープレート交換の手続きについて紹介します。 必要書類 ナンバープレートを交換するときには、準備しなければならない書類がいくつかあります。必要となる書類は次のとおりです。 ・申請書・手数料納付書・車検証(自動車検査証)・ナンバープレート(自動車登録番号標)・委任状(代理人が申請する場合に必要)・理由書(紛失や盗難などの場合に必要)など 主に上記の書類が必要となります。委任状が必要なのは、業者に手続きを代行してもらうときです。また、ナンバープレートの紛失や盗難などの場合には、理由書が必要となります。 さらに、希望ナンバーの場合には「希望番号予約済証」、字光式ナンバーの場合には「字光式番号標交付願」などが必要です。 ナンバープレートの変更には、さまざまな書類が必要となり、不備があると受理されません。そのため、必要書類については管轄する運輸支局や代行を依頼する業者などに確認しておきましょう。 手続きの流れ 必要書類の準備ができたら、普通車の場合は管轄する「運輸支局」、軽自動車の場合は「軽自動車検査協会」で手続きします。 手数料は、ペイント式であれば約2,000円程度です。ただし、字光式や希望ナンバーの場合には、別途手数料が必要となります。 これらの手続きを業者に代行してもらう場合は、代行手数料がかかります。手数料は、おおよそ1万円~2万円が相場です。ただし、代行手数料は業者によって異なるため、ナンバープレートの交換を代行してもらう場合には、手数料がどのくらいかかるのか事前に確認しておきましょう。 中古車のナンバーを好きなナンバーに変更する方法 中古車のナンバープレートを好きな番号に変更する場合には、希望ナンバーの申し込みが必要です。 申し込みは、「希望番号申し込みサービス( https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0302.html )」から行います。 注意しなければならないのは、希望ナンバーの申し込みをして、希望番号予約済証の受領したら、1ヶ月以内にナンバープレートの交付を受けなければならないことです。 このように、希望ナンバーにするためには、申し込みを行うだけでなく、予約済証を受領してからナンバー交付までの期間が定められています。そのため、希望ナンバーは時間がかかるだけでなく手間もかかるため、手続きが面倒な場合には業者に代行してもらうとよいでしょう。
車をローンで購入する際は、基本的に保証人を求められることはありません。しかし、収入や勤続年数といった審査項目次第では、保証人が必要になります。今回は、車のローンを組むときに保証人が必要となる場合や、保証人を立てないための対処法などについて解説します。ローンで車を購入するときに保証人が必要となるのか気になっている方は参考にしてみてください。 車のローンで求められるのは連帯保証人 車をローンで購入するとき、保証人を求められることはほぼありません。ただし、場合によっては保証人を立てるよう求められます。 車のローンで求められる保証人は「連帯保証人」です。連帯保証人とは、ローンの返済義務がある債務者とほぼ同等の責任を負う保証人です。つまり、車を購入し所有していないものの、ローンの契約者である債務者と同じようにローンの責任を背負う人が連帯保証人となります。 もし、債務者の支払いが滞った場合、連帯保証人が債務者に代わってローンの支払いをしなければなりません。そのため、連帯保証人になってもらいたいとお願いされたときは、非常に重たい責任を負うことを理解しておく必要があります。なお、連帯保証人は保証人とは違い、債務者が問題なく返済をしていても、債権者から請求を受ければ代わりに返済しなければなりません。 ただし、実際には債務者が返済できない場合にのみ請求されることが一般的です。 車のローンに連帯保証人が不要なことも多い 車をローンで購入する場合は、連帯保証人が不要となるケースがほとんどです。例えば、高額な車であっても、車を担保としてローンを組む場合は連帯保証人が必要ありません。 また、ローンの種類を変えると連帯保証人が不要というケースもあります。そのため、連帯保証人が必要といわれても、ローン会社を変えると連帯保証人なしでローンを組めるケースも珍しくありません。 車のローンに連帯保証人が必要になるケース 車のローンを組むときに連帯保証人が必要となるケースは主に次の5つです。 購入者が未成年 未成年がローンで車を購入する場合は、連帯保証人が必要となります。また、成人していても学生の場合は保証人が必要です。そのため、本業が「学生」の場合は、ローンで車を購入するのを控える方がよいでしょう。 車の価格に対して収入が低い 車の価格に対して収入が低い場合は、連帯保証人が必要となることがあります。 車のローンは、年収200万円以上で利用できるといわれますが、年収が多くても借り入れる金額が大きい場合は連帯保証人が必要です。 収入が不安定 収入が不安定な場合は、連帯保証人を求められます。 契約社員、パート・アルバイト、自営業などの方は、ローンの審査で収入が安定していないと判断されてしまい、連帯保証人が必要となることがあります。 金融事故の履歴がある 過去に支払いの遅延や滞納などの金融事故があった場合、連帯保証人を求められることがあります。 金融事故がある場合は、一定の期間が経過するのを待つか、販売店の自社ローンを利用するなど、別の方法を検討する必要があります。 年収に占める借金の割合が高い 年収より借金の割合が高いと連帯保証人を求められます。 例えば、住宅ローンや学資ローンなど、車のローンとは別に何らかのローンの返済期間中に、車のローンを組もうとすると、年収より借金の割合が高くなり、連帯保証人を立てるよう求められます。 車のローンの連帯保証人は誰に頼めばいい? 連帯保証人は、誰でもなれるわけではありません。連帯保証人を頼める人の条件は次のとおりです。 ・成人~65歳未満(年金受給者の場合は連帯保証人として認められないケースがあります)・安定した収入がある人・金融事故がない人など 上記の条件を満たしていれば誰に頼んでも良いものの、債権者と同等の責任を負うため、一般的に親や配偶者などに連帯保証人になってもらうケースが多いようです。 連帯保証人を立てられないときの対処法 連帯保証人を立てられないときはどのようにしたらよいのでしょうか。 頭金を多く用意する 頭金を用意すると連帯保証人が不要になるケースがあります。頭金を入れると、借入金が少なくなり審査に通りやすくなります。 別のローンを利用する 別のローン会社で申し込むと連帯保証人が不要になることがあります。 一般的に金利が低い銀行のローンは審査が厳しく、ディーラーのローンは審査に通りやすいといわれています。そのため、ひとつのローン審査がダメだった場合、別のローン会社の審査を受けてみるとよいでしょう。 ただし、ローンの審査が厳しくない場合、金利が高いことがあります。そのため、別のローンを利用するときは、金利や利息がどのくらいなのかしっかり確認しておきましょう。 車種を変更する 車種やグレードを変更すると連帯保証人が不要になることがあります。 車種やグレードが変われば、借入金が少なくなり、ローンの審査に通りやすくなります。もし、ひとクラス上の車種や上級グレードの車で審査をしたときに連帯保証人が必要となった場合は、車種を変更したりグレードを変えたりすると連帯保証人が不要になることもあるようです。 オプションを外して価格を安くする オプションを外して購入価格、つまり借入額を下げると連帯保証人が不要になるケースがあります。オプションは、必要なものを厳選して装着しましょう。 返済期間を長くする 返済期間を長くすると連帯保証人が不要になることがあります。ただし、返済期間を延ばすと利息が高くなることがあるため、月々の支払い金額だけに注目するのではなく、利息がいくらになるのか事前に確認しておきましょう。 他の借金を一括返済する 住宅ローンや学資ローンなど他の借金があると連帯保証人が必要となることがあります。そのため、他のローンを一括返済して、車のローンを組むと連帯保証人が不要になることがあります。 保証会社の利用を相談する 保証会社を利用すると連帯保証人が不要になります。ただし、保証会社を利用すると保証料がかかります。そのため、保証料がいくらになるのか契約前にしっかりと確認しましょう。
軽自動車と普通車では廃車の手続き方法や費用が異なることを知らない人も多いでしょう。軽自動車と普通車は法的には別物となるため、廃車に関しても窓口が異なります。今回は、軽自動車の廃車費用や廃車手続きの種類、還付金を受けられるケースなどについて詳しく解説します。 軽自動車の廃車の種類 軽自動車の廃車の種類について詳しく解説します。 自動車検査証返納届 自動車検査証返納届は、普通車の一時抹消登録にあたります。長期的に軽自動車を使用しないときに行う手続きで、管轄の軽自動車検査協会の事務所や支署に届け出ます。長期的に軽自動車を使用しない場合は、軽自動車税(種別割)の基準となる賦課期日(4月1日)前に届け出ることで翌年度分の納税が不要となるため、忘れないように手続きしましょう。 必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・ナンバープレート前後2枚・自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届出書(軽様式4号様式)・申請依頼書(代理人手続きの場合) 解体返納 解体返納は、普通車の永久抹消登録にあたります。軽自動車を解体して廃車するときに行う手続きで、管轄の軽自動車検査協会の事務所や支署が届出窓口です。解体返納は永久に軽自動車を使用しないことが前提となるため、認可を受けた自動車解体業者に解体を依頼して解体報告番号を発番してもらう必要があります。 必要書類は以下のとおりです。 ・車検証・ナンバープレート前後2枚・使用済自動車引取証明書・自動車検査証返納届出書及び解体届出書(軽第4号様式の3)・軽自動車税(種別割)申告書・申請依頼書(代理人手続きの場合) また、盗難や滅失などで車検証が返納できない場合は以下の情報が必要です。 ・車両番号の情報・使用者・所有者の氏名ならびに住所の情報※ナンバープレートが返納できない場合は、車両番号標未処分理由書を提出。 解体届出 解体届出は、自動車検査証返納届済みの軽自動車を解体した場合に必要な手続きです。解体を依頼した業者から解体完了の報告後に行います。 必要書類は以下のとおりです。・使用済自動車引取証明書・解体届出書(軽第4号様式の3)・申請依頼書(代理人手続きの場合) 軽自動車の廃車費用の内訳と相場 続いて、軽自動車の廃車費用の内訳と相場について解説します。 自動車検査証返納届の申請手数料 自動車検査証返納届の申請手数料は1件につき350円です。解体返納や解体届出に関しては申請手数料無料で手続きできます。ただし、車両の解体には費用が発生するため、事前に解体業者に運搬費や代行申請手数料なども含めて見積りを依頼するとよいでしょう。 解体費用 解体費用は、解体業者により異なります。不動車や故障車でも買い取ってくれる業者もいるため、まずはそれらの査定を受けましょう。解体する場合の費用は、特殊な状態でなければ1〜2万円程度が目安です。 運搬費 自走できない軽自動車の場合は運搬費(レッカー代)が必要です。解体業者や故障・事故車専門の買取業者には運搬を無料で行ってくれるところもあるため、そちらを探してみるのもよいでしょう。運搬費は車両の状態で左右され、10km以内の短い距離であれば1〜3万円程度が相場です。 抹消登録手数料 抹消登録手数料は自分で手続きを行えば不要です。しかし、解体業者やディーラーなどに依頼する場合は業者によって異なり、代行手数料として1〜3万円程度は必要でしょう。買取業者なら抹消登録手数料無料で引き取ってくれる可能性もあるため、廃車を考えるのであればまず買取業者に問い合わせることをおすすめします。 リサイクル費用 軽自動車のリサイクル費用は、6000〜16000円程度が一般的です。リサイクル費用は、2005年に制定された自動車リサイクル法に基づいて車の購入者に支払い義務があります。新車購入時や車検時、廃車時に一度だけ負担が必要です。 廃車時に自動車重量税の還付が受けられる場合がある 廃車時に自動車重量税の還付が受けられる場合があります。軽自動車税(種別割)に関しての還付はなく、重量税についてのみが対象です。条件は、解体返納か解体届出で車検残存期間が1ヶ月以上あることです。なお、それぞれの手続き時に還付申請する必要があります。また、自賠責保険も残存期間が1カ月以上あれば還付が可能なため、解体返納や解体届出完了後に保険会社の窓口か保険代理店で忘れずに手続きしましょう。 軽自動車の廃車費用を抑える方法 軽自動車の廃車費用を抑える方法は、専門の買取業者を利用することです。不動車や故障車であっても解体して中古パーツで販売することができるため、需要のある車は高額査定や無料引取りしてもらえる可能性があります。一般的な買取業者で「買取できない」「廃車費用がかかる」といわれても、事故車や故障車などを専門に扱う買取業者に問い合わせてみるとよいでしょう。 軽自動車の廃車手続きの流れ 軽自動車の廃車(解体返納)手続きの流れは以下の手順で行います。 ①解体業者に解体を依頼②解体業者から使用済自動車引取証明書、ナンバープレート前後2枚を受け取る。③必要書類を揃えて管轄の軽自動車検査協会の事務所や支署で手続きする。④自動車重量税還付申請書付表1の交付を受ける。⑤自賠責保険の承認請求書を記入して保険会社に提出する。
エブリイといえば、スズキを代表するワンボックス型の軽自動車です。1964年にデビューし現在も代替わりを重ね販売されています。中でも二代目エブリイワゴンは軽自動車とは思えない充実装備で話題を集めました。中古市場でも人気のモデルとなっています。しかし、いざ購入しようと思っても「最新の軽自動車と比較して維持費が高そう……」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。この記事では二代目エブリイワゴン(DA64W)にかかる維持費について解説いたします。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の特徴 二代目エブリイワゴン(DA64W)は「軽のミニバン」をコンセプトに開発されました。上級グレードには後席パワースライドドアやフルオートエアコンを採用するなど軽自動車の枠を超えた豪華な装備が話題になりました。高級軽ワゴンブームの火付け役となったモデルです。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費の内訳 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 二代目エブリイワゴン(DA64W)は2WDと4WDのモデルがあります。2014年4月発売モデルでそれぞれの燃費を見ていきましょう。 2WD:14.4km/リットル4WD:13.8km/リットル カタログ燃費JC08モードで見ましたが、実燃費は2km/リットルほど低い数値になるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で2WDモデルを使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約81リットル使用(*1) し、燃料代は13,121円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、157,452円(*2) かかります。 *1 燃費は12.4km/リットルで算出 ※実燃費想定*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 最新の軽自動車は実燃費で20km/リットルを超えるものがあるので、それらと比較すると燃費が悪く思えますね。 自動車税 二代目エブリイワゴン(DA64W)の自動車税は軽自動車のため7,200円です。 任意保険 二代目エブリイワゴン(DA64W)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):90万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約83,000円/年でした。月額だと7,300円です。通勤使用、免許はブルーで算出しているため、条件によっては保険料が下がるケースがあります。 車検 二代目エブリイワゴン(DA64W)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24ヶ月)自動車重量税:6,600円(24ヶ月)印紙代:1,400円車検料:40,000円合計:67,730円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 軽自動車は法定費用が安くなるメリットがあります。また、比較的新しいクルマであれば整備費用は下がり車検代が安くなるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって3万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)のタイヤ交換が発生する場合は数万円ほど追加でかかるケースもあります。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、二代目エブリイワゴン(DA64W)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の二代目エブリイワゴン(DA64W)年間維持費>ガソリン代:157,452円自動車税:7,200円任意保険:83,000円車検:33,865円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:30,000円合計:311,517円 月額では25,960円ほどかかる計算です。注目したいポイントはガソリン代。維持費の半分ほどがガソリン代になっています。自動車税、重量税やメンテナンス代も安いという理由で軽自動車を選ぶ場合、ガソリン代も下げたいですよね。実燃費12.4km/リットルは近年売られている乗用車のコンパクトカーより悪い数値です。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費が高いと思った時の対処法 軽自動車は車重の軽さから燃費が良いものが多いです。しかし二代目エブリイワゴンは最近のコンパクトカーより悪いことがわかりました。税金面で安くなっても頻繁に入れることになるガソリン代がかさむと維持費が高く感じてしまうでしょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。軽ワゴンは居住性の高さと手軽に運転できるサイズ感で需要が高くなっています。過走行や多少ダメージのある二代目エブリイワゴン(DA64W)でも高く売却できる可能性があります。