旧車の魅力

ステージアの価格高騰はもう終わり!?ステージアの概要と中古車事情を解説
旧車の魅力 2023.01.17

ステージアの価格高騰はもう終わり!?ステージアの概要と中古車事情を解説

人気が高いスカイラインのDNAを受け継いでいるステージア。現在は生産が終了しており需要が高くなっています。そんなステージアの中古価格を気にされている方も多いのではないでしょうか。今回は、最新の中古車市場の動向をふまえて、ステージアの価格について解説します。 ステージアとは ステージアは、1996年に日産が発売したFRステーションワゴンです。同社のスカイラインやローレルと同じシャーシを採用されています。ステージアは当時、日産の最上級ワゴンとして販売され、優れた走行性能や使い勝手の良さが高く評価されました。ステージアには、2.5L直6ターボが搭載された4WDの「RS FOUR」や、2.5L直6搭載の高スペックな「25X」、2.0L直6搭載の基本のグレード「20G」などさまざまなグレードがラインナップされています。 ステージアの価格は下がっていく!? ステージアは、スカイラインのDNAを受け継いでおり、高い人気を誇るクルマです。一時期は約15万円〜約670万円と、時には中古車価格が新車を上回っていました。しかし、今後の中古車市場の動向を鑑みると、このまま高騰していくとは言い難いようです。 ステージアはもう値上がりしない? 所謂「旧車バブル」でステージアの価格は高騰していました。しかし、そのバブルが崩壊するのも間もなくといわれています。新型コロナウイルスの蔓延による外出の自粛で、旧車や腕時計、骨董品など、目で見るだけでも楽しめるものにお金をつかう方が増えました。この消費行動の変化が、旧車の価格高騰にも大きな影響を与えたと言われています。しかし、昨今では外出の自粛要請も緩和されて人々の生活は元に戻りつつあり、コロナ禍で価格が高騰したものがどんどん値下がる可能性があります。事実、アメリカの中古車販売大手の「カーバナ(Carvana)」の株価は、新型コロナウイルス流行初期に比べて99%も下落しました。(※2022年12月時点)日本にとっても決して対岸の火事とはいえません。売却をご検討されているのであれば、値下がり前の今がチャンスです。 価格が高くなりやすいステージアの特徴 続いて、価格が高くなりやすいステージアの特徴を解説します。 こまめにメンテナンスをしている こまめにメンテナンスをしているステージアは、価格が高くなりやすいでしょう。こまめにメンテナンスされている車は、良好な状態を保てるため、本来のパフォーマンスを発揮できます。本来のパフォーマンスが発揮できる車であれば、販売先でメンテナンスや修理する必要がないため、マイナス査定になりません。査定金額を下げないために、ステージアのメンテナンスをこまめに行いましょう。 RB26エンジンを搭載した「260RS」 RB26エンジンを搭載した「260RS」は、価格が高くなりやすいでしょう。260RSは、スカイラインGT-Rの2.6L直列6気筒エンジンやドライブトレイン、足回りが移植されたグレードです。GT-Rと同等の性能を持っているため、走行性能を求める層から厚い支持を得ています。中古車価格が値上がりしているので、260RSの盗難被害も増えています。 スポーツチューンやエアロパーツが施されている スポーツチューンやエアロパーツが施されているステージアは、価格が高くなりやすいでしょう。ステージアは、スポーティーなイメージが強く、スポーツチューンやエアロパーツが施されているカスタムカーが多く出回っています。中古車市場でカスタムされたステージアの価格が上がっており、中には200万円以上で価格が付いたケースもあります。  

名車ばかり!ドイツ人も一目置く日本車7選
旧車の魅力 2023.01.16

名車ばかり!ドイツ人も一目置く日本車7選

ドイツ人はとにかく国産車(ドイツ車)を愛している。 ドイツ車が世界一だと自負している。 当たり前といえばそれまでだが、ドイツ連邦自動車局(KBA)の調べによると、2020年度ドイツ国内の乗用車新規登録台数はドイツ3大自動車メーカーが圧倒的シェアで上位を占めている。 そんな自動車大国ドイツでも、一目置かれている日本車が存在する。 ほとんどのドイツ人は日本車のことを安価で壊れにくいと考えているが、なかには例外もあり、世界的にも高く評価されたハイパフォーマンスでエキサイティングなクルマがある。 今回は、そんな日本を代表するスポーツカーのなかでも特にドイツ人から一目置かれるクルマを紹介していく。 ■7位.マツダ RX-7(1978年) マツダが開発したスポーツカー。1978年から1985年まで製造された第1世代は、特に米国で成功を収め、ポルシェ924から多くの顧客を奪った。 当時「貧乏人のポルシェ」と呼ばれていたこのクルマは、耐久性ではポルシェに敵わなかったが、総合点で924を凌ぐ性能を誇っていた。 60万台を超えるRX-7がアメリカで販売され、自動車排出ガス規制の影響により2002年に生産を終了した。 ■6位.ホンダ NSX(1990年) フォーミュラ1のレジェンド、アイルトン・セナとホンダのF1チームが開発に関わって作られたスポーツカー。 この事実だけでも魅力的だが、もともと第2期のF1参戦時に「世界に通用するホンダの顔を持ちたい」という思いから誕生した。 開発にあたってはフェラーリのV8モデル「フェラーリ328」を超える走行性能を目指して開発が進められ、ドイツのニュルブルクリンクなどで何度も走行テストが行われた。 車両の生産はすべて手作業で行われ、販売価格は当時のスポーツカーで最高額であったため、日本車で唯一のスーパーカーと評された。 ■5位.トヨタ 2000GT(1967年) トヨタとヤマハが共同開発したスポーツカー。ジェームズ・ボンド主演の映画「007」にて起用されたことからも世界的に有名になった。 2000GTの開発にあたっては全体のレイアウトやデザイン・基本設計などはトヨタ側、エンジンの高性能化と車体・シャシーの細部設計はヤマハ側が担当したとされている。 1967年から1970年にかけて製造された台数は僅か337台。 この希少価値の高さから2013年に行われたとあるオークションにて日本車としては最高額となる1億8,000万円で落札された。 ■4位.日産GT-R(2007年) 日産スポーツカーの象徴であるスカイラインGT-Rの後継モデルとして開発された。 最高出力480馬力・V6ツインターボエンジンを搭載し、最上位グレードのNISMOになると600馬力・0-100km2.8秒という驚異的な記録を持っている。 2022年現在では、日本の自動車メーカーで300km/h以上で走行できる車種はGT-Rのみとなっており、海外では「ゴジラ」と呼ばれている。 ■3位.三菱 ランサーエボリューションVIII(2003年) 世界ラリー選手権に出場するために開発された三菱のスポーツカー。 2003年に発売された8代目となる通称「エボVⅢ」。ダイムラーより移籍したデザイナーのオリビエ・ブーレイによって富士山型のグリルが採用された。 世界ラリー選手権においては数々の好成績を収め、映画「ワイルド・スピード」で起用されたことからもその名を世界に轟かせた。 ■2位.ホンダ シビック タイプR(2016年) FF車両世界最速を目標にホンダが開発を行ったスポーツカー。 シビックをベースにエンジンやサスペンションをチューニングし、最高出力は310馬力・最高速度は270kmを誇る高性能モデルである。 サーキット走行も可能であり、国内外問わず根強いファンが存在する。 2015年にはニュルブルクリンク北コースにてタイム測定を行い、7分50秒63を記録した。 これは2014年にルノー・メガーヌRSが保持していた記録を4秒程上回り、量産FF車におけるニュルブルクリンク北コースの最速記録となった。 ■1位.レクサス LFA(2010年) トヨタが展開する高級車ブランド「レクサス」が2010年から2012年にかけて限定500台を生産・販売したスーパーカー。 レクサスのプレミアムスポーツ「F」シリーズの頂点に君臨し、「世界超一級レベルの運動性能と超一流の感性と官能を持ち合わせるスーパースポーツカー」として開発された。 搭載される4.8 V10エンジンはヤマハと共同開発され、最高出力は560馬力・最高速度は320km/h以上に達するまさに規格外のクルマだ。 当時の新車販売価格は3750万円であったが、近年では海外のオークションにて1億円以上で取引されている。 いまや世界一高価な日本車といっても過言ではない。 ■まとめ:日本人であることを誇りたい名車ばかり スーパーカーといえば、フェラーリやランボルギーニを思い浮かべる人も少なくないだろう。 日本ではスポーツカーは豊富にラインナップされているが、スーパーカーはそれほど多くない。 和製スーパーカーといえば、トヨタ「2000GT」やホンダ「NSX」、日産「GT-R」、レクサス「LFA」が挙げれられるが、日本が世界に誇るスポーツカーは数多く存在する。 自動車の長い歴史のなかで、ドイツ・イタリア・アメリカなどの自動車大国と肩を並べて戦ってきた数々の日本車は、これからも世界中の自動車ファンを魅了し続けるだろう。 [ライター/高岡ケン]

シボレー(C/K・K5ブレイザー)を他社より50万円高く買い取れる!?
旧車の魅力 2023.01.12

シボレー(C/K・K5ブレイザー)を他社より50万円高く買い取れる!?

シボレー C/K、シボレー K5ブレイザーのオーナーの皆さま、こんにちは!旧車王です。現在乗っているC/Kシリーズ、もしくはK5ブレイザーの売却を検討されていませんか?今回はそんな皆さまにとっておきの情報をお伝えいたします! 旧車王ならシボレー(C/K・K5ブレイザー)をどこよりも高く買い取れます! 旧車王では、どこよりも高くC/Kシリーズ・K5ブレイザーを買い取る自信があります!「本当に高く売れるの?」「どうしてそんなに自信があるの?」と疑問をお持ちの方にこそ、この記事を最後までお読みいただきたいです。実際の買取価格から高く買い取れる理由まで紹介します! シボレーC/Kの買取価格 ここでは、C/Kシリーズの代表的な買取価格を3つ紹介します。 1960〜1966年式:~400万円以上 1967〜1972年式:~400万円以上 1973~1979年式:~300万円以上 詳しい方はお気づきかもしれませんが、初代から3代目のモデルです。ただし、3代目は1987年まで販売していたため全てのモデルが上記の価格で買い取れるわけではありません。C/Kシリーズは年式が古いほど高価買取が見込める、ともいえますね。 シボレーK5ブレイザーの買取価格 続いてK5ブレイザーの買取価格をピックアップして紹介します。 1969〜1972年式:~650万円以上 1973〜1979年式:~350万円以上 こちらもC/Kシリーズと同様に世代別で分かれています。K5ブレイザーと聞いて第2世代を思い浮かべる人は多いと思いますが、第1世代の方がはるかに買取価格が高いです。だからといって第2世代の価格が極端に低いわけではなく、C/Kシリーズの3代目を50万円ほど上回っています。 注意したいポイントは、第2世代で高価買取ができるのはあくまで1979年までという点です。1991年まで製造・販売されていましたが、すべての年式が当てはまるわけではありません。 高く買い取れるシボレー(C/K・K5ブレイザー)の特徴 ここまで買取価格について紹介してきましたが、ここからは高く売れるシボレーC/K及びK5ブレイザーの特徴について解説していきます。 大排気量のエンジンを搭載している シボレーC/KやK5ブレイザーは「エンジンがデカイほどエライ!」と言っても過言ではありません。国内で流通している個体の多くはV型8気筒のため、価値を決めるのはやはり排気量。定番は5.0Lと5.7Lですが、3代目には7.4Lも存在します。基本的には排気量が大きい方が買取価格も高くなる傾向にあります。 快適仕様にカスタマイズしている 旧車の場合は、オリジナルコンディションが高く評価されますが、C/KシリーズやK5ブレイザーの場合は、必ずしもオリジナルコンディションである必要はありません。むしろ快適仕様にカスタマイズされていた方が買取価格は高くなります。 たとえば、3速ATのTH350から4速ATのTH700R4への換装は定番のカスタマイズです。他にもエアコン、パワーステアリング、パワーブレーキ装着のFディスクなど、カスタマイズの内容は非常に多彩です。さらに、これらの装備は1960年代のC/Kシリーズであっても取り付けられます。 定期的なメンテナンスや部品交換が行われている C/KシリーズやK5ブレイザーなどの古いアメ車は、ノーメンテナンスのまま長期間乗られているケースが多く見受けられます。特にカスタマイズされたアメ車はその傾向が顕著です。そのため、定期的なメンテナンスや部品交換が行われている個体は高く買い取れます。当たり前のことを言っているように感じるかもしれませんが、メンテナンスされた個体が非常に少ないのが実情です。古いアメ車だからこそ注目したいポイントといえるでしょう。 旧車王がシボレー(C/K・K5ブレイザー)を高く買い取れる理由 高価買取できるC/Kシリーズ及びK5ブレイザーのポイントを紹介しましたが、ここからは「旧車王が自信をもって高く買い取れる理由」を詳しく解説します。 シボレー(C/K・K5ブレイザー)を待っているお客様がたくさんいます! C/Kシリーズ及びK5ブレイザーには、根強いファンが存在します。そのため、中古車市場に出回るのを今か今かと待ちわびるお客様がたくさんいらっしゃいます。 旧車王の運営元であるカレント自動車では、アメ車の販売専門店「ガレージカレントU.S.」を運営しています。C/Kシリーズ及びK5ブレイザーを待つアメ車ファンのお客様に、いち早くおクルマをお届けできる販売店です。お客様と近い距離で接しているから、どんなクルマが求められているのかを把握しており、需要に見合う価値を知っています。だからこそ、高価買取を実現できるのです。 専門知識豊富な鑑定士がうかがいます! 旧車王にはさまざなクルマに詳しい鑑定士(査定士)が数多く在籍しています。もちろん古いアメ車に関してもプロフェッショナルです!豊富な専門知識と丁寧な“鑑定”であなたのC/Kシリーズ及びK5ブレイザーの価格をお出しします。私たちにぜひお任せください! アメ車のスペシャリストが在籍しています 先述のガレージカレントU.S.には「アメ車のスペシャリスト」が在籍しています。一般的にスペシャリストとは、特定分野を専門にする人や特殊技能を持つ人などを指します。しかし、ガレージカレントU.S.に在籍するスペシャリストはレベルやノウハウがまるでレベル違いで、スペシャリストという言葉でも足りないくらいです。特に古いアメ車にはめっぽう強く、日本で一番C/Kシリーズを販売している営業マンという噂が流れるくらいです。 「アメ車のスペシャリスト」は販売のみならず買取にも携わっています。プロフェッショナルの鑑定士とアメ車のスペシャリストがタッグを組むのですから、こんなに心強いことはないでしょう。あなたの愛車の真の価値を見極めます。繰り返しになりますが、ぜひ私たちにお任せください! シボレー(C/K・K5ブレイザー)の買取価格が他社に負けていたら教えてください! C/Kシリーズ及びK5ブレイザーの買取について紹介しました。 上記の2つのモデルを待っているお客様がたくさんいらっしゃるのは先述の通りですが、ガレージカレントU.S.で販売する車両に関しては、運営元が同じカレント自動車という点も見逃せません。つまり、中間マージンがかからず、他社より高く買い取れるということです!もし査定額が他社に負けていたら、ぜひ教えてください!

成人式・・・といえば自慢の愛車で出撃ですよね?
旧車の魅力 2023.01.12

成人式・・・といえば自慢の愛車で出撃ですよね?

昨日、今日と成人式を開催した自治体も多いと思う(現在は「二十歳のつどい」など名称が異なるケースもあるようだ)。 成人式といえば・・・少なくとも自分の頃は自慢の愛車で"乗りつける"一大イベントだった。 かつてのクラスメートや同級生と数年ぶりに再会するにあたり、先輩や身内などからタダ同然で譲ってもらったクルマでは意味がない。 やはりそれなりのクルマでないとカッコがつかない。 要するに見栄ってやつだ。 ウン十年前、R32GT-RやZ32フェアレディZで成人式に乗りつけたら、それはもう羨望と嫉妬の視線を集めることになっただろう。 二十歳そこそこでこれらのクルマに乗って成人式に現れるとしたら、高校を卒業して、就職して、必死に頭金を貯めて鬼ローンを組んでも手が届かない。 例え中古であってもだ。 両車ともに人気があったので、中古車といえども300万円を優に超える価格で売られていたからだ。 残る手段は親に買ってもらうか、親ローンか、これまでお金をすべてつぎ込み、現金一括しかない。 そこで、実際にはどんなに背伸びしても中古のRX-7(FC3S)や、スカイラインGTS-TタイプMあたりが双璧となるのだが、それでもインパクトは充分だったように思う。 ハチロクで乗りつけるような同級生がいたかもしれないが、現代のように崇められる存在ではなく、どちらかというと地味で、マニア寄りな印象だった気がする。 1月5日に、ソニー損保から年明け恒例の「20歳のカーライフ意識調査」が発表された。 1,000名の有効回答のうち 「自分のクルマを持っている」19.6%「クルマを購入するつもりはない」23.6%「若者のクルマ離れとは自分自身のことだと思う」32.4%「クルマに乗る必要性を感じない」25.3%「クルマを所有する経済的な余裕がない」57.9%「クルマを購入する際の予算の上限額は平均201.3万円 ・・・などなど、興味深いデータがいくつも掲載されている。 リンクを張っておくので、ぜひ目を通してみてほしい。 ●ソニー損保「2023年 20歳のカーライフ意識調査」https://from.sonysonpo.co.jp/topics/pr/2023/01/20230105_01.html 今回、旧車王ヒストリア的にも特に興味深かったのが 「最新装備を搭載した車に乗りたい」79.8%「ネオクラシックカーに乗りたい」33.7%、「クラシックカー、ビンテージカーに乗りたい」30.2% という項目だ。 ソニー損保の記事をそのまま引用すると 男女別にみると、男性では『乗りたいと思う』は≪ネオクラシックカー≫では38.8%、≪クラシックカー、ビンテージカー≫では36.4%と、女性(順に28.6%、24.0%)と比べて10ポイント以上高くなりました。男性には、“旧車ブーム”を背景に、ネオクラシックカーやクラシックカーに対し最新モデルにはない魅力を感じる方が多いのではないでしょうか。 とのことだ。この結果にはかなり驚いた。 今年、二十歳を迎えた多くの人たちが産まれたのは平成14年(2002年)4月2日から平成15年(2003年)4月1日までの期間だ。 それはつまり、日韓ワールドカップが開催された年(!)に産まれたことを意味する。 国産スポーツカーでいうなら、初代NSXやR34GT-R、RX-7がギリギリ発売されていた頃だ。 確かに、取材していて20代のクルマ好きの方はとにかく熱い。 これにはいくつかの要因があるだろうが、ひとつはご両親がバブル期にクルマでデートを楽しみ、チューニングに勤しんだ世代なのではないかという気がしている。 成長過程で親御さんからクルマの楽しさを教わり、幼少期にはグランツーリスモや頭文字D、ワイルドスピードなどの作品に恵まれた結果、次の世代を担うクルマ好きが増えてきたような気がしてならない。 いずれにせよ、20代のときだから楽しめる、乗っておくと幸せになるクルマがあることを知っていただけたらいいなぁと願うばかりだ。 翻って自分は成人式の頃はというと、学生だったということもあり、とても自分のクルマを買える状態ではなかった。 ・・・で、どうしたかというと、親父のクルマを借りて成人式に行ったのだ。 クルマは確かチェイサーツアラーS(JZX90)だったように思う。 それなりにインパクトはあったように思えるが、それでも親父のクルマ(借り物)だけに、今の表現でいうならあまりドヤれなかったあたり、我ながら情けない。 成人式といえば・・・夜の部も忘れてはならない。 今ごろは同窓会も兼ね、居酒屋で飲んだくれている新成人も多いだろう。 自分はというと・・・なぜかその日の夜に高熱を出し、震えながら眠りについた記憶しかない。 それはさておき、今年、めでたく二十歳を迎えた皆さま、本当におめでとうございます。 これからは思う存分、堂々と(?)飲んだくれてください。 [画像/Adobe Stock ライター/松村透]

「限界レストアラー」による理想のガレージ物件探し(その2)
旧車の魅力 2023.01.11

「限界レストアラー」による理想のガレージ物件探し(その2)

前回に引き続き今回は「限界レストアラー」による理想のガレージ物件探しの続編となります。 良い物件はすぐに借り手が決まるのは家もガレージも同じ。 「これなら借りられるかな」と思う物件は、建屋に問題がある、クルマの出し入れが不便ということが続きます。 その過程において、改めて知ったこともありました。 ■車庫と倉庫は似て非なるもの? いっそ「車庫ではなく倉庫として出ている物件を借りてしまう」ということも考えました。 いい大人になって初めて「車庫と倉庫は法律上の扱いが違う」ということを知ったのです。 詳細は割愛しますが、車庫とは異なり、倉庫は登記が必要で、しかも固定資産税が発生します。 賃貸契約を結ぶには実印や保証人、火災保険の加入が必須。 さらに敷金も高額なため、初期費用が数十万円になるケースもあります。 その点、車庫は登記が不要で固定資産税も発生しません。 賃貸契約も認印だけ、火災保険も不要で家賃によっては初期費用も10万円以下で済みます。 ただし「車庫」では住居として使うことも、会社の所在地として登記することはできません。 その一方で「倉庫」は車庫とは異なり、居住スペースを作って住居や事務所として登記が可能です。 そこに住んだり事業をはじめたいときに会社の所在地として使うこともできるのです。 ■ようやく見つけた小さな掘り出し物ガレージ まさしく、灯台下暗しとはよくいったものです。 まさか、自宅の隣町に貸しガレージがあったとは露知らず・・・。 あいにく希望する大きさには及びませんでしたが、それでもスバル360と小型バイクと工具、機材類を搬入可能。 電気も入居者負担でひいても良いという条件の物件を、自分の住む区内に発見したのが一昨年の7月。 ・民家から絶妙に離れていて、一部は野原に面している・向かいは少し大きめの公園(音が反響しない)でトイレもある・シャッター前に3tロングの積車を横付けできる・徒歩圏内にコンビニとコインパーキングがある・クルマで5~10分の範囲にホームセンターと量販店が複数ある という最高の立地。 公園や幹線道路も近いため、多少の騒音であれば許される(はず)です。 車庫とはいっても実際にはほとんどの入居者が資材置き場や倉庫として使っていたため、普段はクルマや人の出入りも少ないというのも好都合でした。 内見を申し込んだところ、諸事情で当初入居者を募集していた車室とは変更になってしまいました。 そのため内見まで数ヶ月かかることになりましたが、その代わり敷地内で一番民家から離れた場所というさらに好都合な場所になりました。 そこに当初希望していた車室より狭くなったため、家賃も少し安くなるという思わぬ副産物も・・・。 そうかと思えば1年後に、筆者と友人が集まってクルマやバイクをいじっているのを見た他の入居者から「仕事を引退して倉庫として使っていた車庫を引き払うので、ここを使わないか?」というオファーをいただきました。 いつかは2台分の車庫を数人でシェアするという形におさまりそうです。 前の入居者が引き払うタイミングでの契約だったので、正式に月極契約が成立したのは2021年の10月。 知人の電気工事士に電気の引き込みを相談すると、「年内は無理なので、2022年1月の3連休あたり」という話で落ち着きました。 念願のガレージの鍵を受け取るも、まだガレージでできることは特にあるわけではありません。 普段できるのは車室内をダイソーで買った箒と塵取りで掃除するくらいです。 あとは週末夜にセルフ給油SSのセルフ洗車機で洗車したのち、水切り代わりにガレージまで走らせて拭き上げです。 「自分のガレージでシュアラスターのワックスをかける」というだけでも随分感慨深いものがありました。 ■念願だった「ガレージ通電の義」! ありがたいことに、前述の一人親方の電気工事士資格を持つ知人が廃品の配電盤を使って格安で工事を受けてくれました。 また、ちょうどこのタイミングで職場が移転することになり、不要になった照明器具が出たので、それを再利用することができました。 工具類やコンプレッサー、ボール盤などの機材一式は20年以上かけて買い集めたり、廃業した事業者や引退した職人さんから貰った不用品をそのまま持ち込んだだけなので、初期投資は「両手で収まるくらい」です。 筆者は「飲まん、打たん、買わん」ですし、ソーシャルゲームもまったくしません。 PS5にハンドルコントローラーとゲーミングチェアを一式そろえ、課金しながらグランツーリスモ7に興じるにも結構な金額になります。 それを思えば、この金額でリアルでガレージライフを堪能できるのであれば安いものだとさえ思えてきます。 電気の最初の引き込みは中部電力ですが、翌月からは基本料金なしの完全従量制の低価格電力小売りに変更しました。 週末、あるいは仕事終わりの数時間しか使わないことを考えると、基本料金なしの従量制の格安電力のほうが安上りだろうという算段は狙い通り。 その後、突然のウクライナ情勢の悪化による輸入資源の高騰により、4月から格安系の電力小売り事業者は各社新規受付が停止が相次いだのです。 なかには廃業、撤退する事業者も現れる事態になりましたが、幸い筆者が契約したのはその2か月前。 4月以降値上げはあったものの今のところ電力事業から撤退することはないとのことです。 ■狭いながらも楽しい我がガレージ この国において「自分のガレージを持つ」ということは自動車愛好家にとってもっともハードルの高いことのひとつかもしれません。 しかし、カーライフにおいてガレージを手にするというのは、どんな工具、どんなパーツ、どんなクルマを手にすることよりも高い満足度を得られる、究極のカーライフグッズであると断言できます。 2年かけて作業して、3年間膠着状態だったレストア作業が、この半年で一気に進んだことには自分でも驚きました。 作業場所の関係で不十分なリペアしかできなかった箇所や、錆、腐食が再発してしまった箇所もあります。 そのやり直しもこの数か月で完了できたほどです。 露天での作業は、準備と後片付けにかなりの時間的リソースを要します。 実際の作業時間は思ったより取れないということも少なくありません。 隙間時間での作業でできることは限られていました。 ガレージであれば、思い立ったときに気まぐれで色々な作業を試すこともできます。 なにより誰にも邪魔されない自分だけの秘密基地感がたまりません。  レストア中のスバル360の路上復帰がいつになるかは、まだまだわかりません。 それでも完成までの道筋は見えてきたという感じです。 車庫証明、保管場所届出に自宅から半径2kmという縛りがあることで、「シャッター付きガレージを借りる」ということはハードルが高いように思えるかもしれません。 しかし近年は空き家対策、都市部の限界集落化対策で思わぬところに不動産の格安物件が出ることもあるそうです。 もしガレージを検討するのであれば「愛車をいじるための作業場」として割り切ってしまうのもいいかもしれません。 車庫証明、保管場所届に拘らなければ、郊外のどこかに掘り出し物の格安ガレージが見つかるチャンスもあるのではないでしょうか。 [ライター・撮影/鈴木修一郎]

AMG・G55ロングを他社より50万円高く買い取れる!?
旧車の魅力 2023.01.10

AMG・G55ロングを他社より50万円高く買い取れる!?

AMG・G55ロングのオーナーの皆さま、こんにちは!旧車王です。現在乗っているG55ロングの売却を検討されていませんか?今回はそんな皆さまにとっておきの情報をお伝えいたします! 旧車王ならAMG・G55ロングをどこよりも高く買い取れます! 旧車王では、どこよりも高くG55ロングを買い取る自信があります!「本当に高く売れるの?」「どうしてそんなに自信があるの?」と疑問をお持ちの方にこそ、この記事を最後までお読みいただきたいです。実際の買取価格から高く買い取れる理由まで紹介します! AMG・G55ロングの買取価格 まずは、G55ロングの買取価格を紹介します。 ・G55ロング:350~630万円以上 G55ロングは1998年から発売されていましたが、全ての年式が上記の金額で買い取れるわけではありません。その年式については、後ほど詳しく解説します。 高く買い取れるAMG・G55ロングの特徴 続いて、高く売れるAMG・G55の特徴について解説します。 2008年~2012年に国内で販売されたAMG・G55 2008年〜2012年にかけて販売されたG55は、性能やデザインの新旧のバランスが非常に高いレベルで取れています。例えば、M113型V型8気筒スーパーチャージャーエンジンにはあえてシングルカムを採用しているほか、インストパネルにも発売当時の雰囲気が残っています。初期モデルの意匠に新たな技術が組み合わさっている点が多くのファンに支持されているのです。ベースのW463型は30年近く製造・販売されていたため、2008年〜2012年という期間はとても短く感じるかもしれませんが、こうした特徴をもつ車両はこの4年間に絞られます。 オリジナルコンディション オリジナルコンディションのG55ロングは高価買取が可能です。G55ロングは、AMGによって手が加えられており、ベースのW463型とは見た目やエンジンが異なります。AMGのモデルは非常に完成度が高いため、オリジナルコンディションは高価買取を叶える重要な要素です。 記録簿あり 整備記録簿とは、過去の点検整備の情報が載っている記録簿です。消耗部品の交換時期などを確認でき、日頃からメンテナンスしていることの証明書とも言えます。G55ロングの馬力は、初期のモデルでも353ps/53.5kg・m、最終モデルではなんと507ps/71.4kg・mです。高出力であるため、エンジンのコンディションが買取時の評価に大きく影響します。もちろん、整備記録簿はエンジンのコンディションを証明するものではありませんが、次のオーナーがクルマを購入する際の安心材料になることは間違いないでしょう。もしくは、エンジンのコンディションが良かった場合の裏付けにもなります。以上のような理由から、整備記録簿ありのAMG・G55は高額査定されやすいのです。 旧車王がAMG・G55ロングを高く買い取れる理由 G55ロングを高く買い取れる理由はさまざまですが、ここからは「旧車王ならでは!」と言える理由を紹介します。 AMG・G55ロングを待っているお客様がたくさんいます! G55ロングは先述の通り根強い人気を誇ります。そのため、中古車市場に出回るのを今か今かと待ちわびるお客様がたくさんいらっしゃいます。そして、常に在庫不足の状態です。 旧車王の運営元であるカレント自動車では、そのようなお客様方にいち早くG55ロングをお届けできる輸入車専門の販売店「ガレージカレント」を運営しています。開業20年以上と長い歴史で積み重ねたノウハウ・知識をもとに、お客様のもとへお届けします。 専門知識豊富な鑑定士がうかがいます! 旧車王にはさまざなクルマに詳しい鑑定士(査定士)が数多く在籍しています。もちろん、AMGやG55ロングに関してもプロフェッショナルです!豊富な専門知識と丁寧な“鑑定”であなたのG55ロングを適正に評価いたします。ぜひ私達にお任せください! AMGの長年培われたノウハウと実績 AMGはメルセデスベンツの一部として認識されていますが、もともとは独立したチューニングメーカーでした。そのため、特に古いモデルを扱う際には、専門知識が求められます。旧車王には、豊富な実績に裏付けられた圧倒的な買取ノウハウがあるため、G55ロングを他社よりも高く買い取ることができるのです。 AMG・G55ロングの買取価格が他社に負けていたら教えてください! ここまで、G55ロングの買取について紹介してきました。 先述の通り、G55ロングを待っているお客様がたくさんいらっしゃいます。また、ガレージカレントで販売する車両に関しては、運営元が同じカレント自動車のため中間マージンがかかりません。G55ロングの売却先にお悩みの方、旧車王にお任せいただけませんか?何度もお伝えしていますが、他社よりも高く買い取る自信があります!もし査定額が他社に負けていたらぜひ教えてください!

最高32馬力!日本最古の自動車年鑑で昭和初期の東京を走ったクルマを調べてみた
旧車の魅力 2023.01.10

最高32馬力!日本最古の自動車年鑑で昭和初期の東京を走ったクルマを調べてみた

■1.戦前から出ている創刊91年!!!「自動車年鑑」って何? ▲最古の自動車年鑑。1931年の創刊で戦時中を除き90年以上発行され続けてきた 自動車年鑑という一般向けの自動車関連定期刊行物としては、日本最古(1931年創刊)の書物があるのをご存じだろうか? 創刊から90年以上という、とてつもなく長い歴史を持っている。 ▲2022年11月30日に刊行された自動車年鑑2022~2023(日刊自動車新聞社,日本自動車会議所共編) 筆者は日刊自動車新聞社出版局に在籍していた90年代前半の数年間、編集に携わっていた時期があった。 また、2022年11月には最新号となる自動車年鑑2022~2023が刊行されている。 ニューモデル、自動車産業日誌、日本の自動車産業、諸外国の自動車産業をはじめ、各種の統計やデータなど自動車業界のすべてが844ページの中に詰まっているといっていいだろう。 そこで気になったのが、果たして創刊号はどんな内容だったのか?今も残っているのか?ということだ。 調べてみたところ、日本自動車図書館(日本自動車工業会が運営)に、なんと創刊号からすべてそろっているという。 一般利用者向けには閉館しているなか、特別に開けてもらい、創刊号ほか、昭和時代の自動車年鑑を何冊か見せてもらうことができた。 ▲歴史を刻む自動車年鑑(日本自動車工業会・自動車図書館収蔵) 創刊号の表紙広告は「ダンロップタイヤ」である。 ダンロップタイヤは1888年、イギリスで創業した企業で1905年から自動車用タイヤを生産している。 ▲自動車年鑑創刊号(1931年12月23日創刊) そして、1932年自動車年鑑が創刊した翌年に国産初のタイヤメーカー「ブリヂストン」が誕生している。 当時の社名は「ブリッヂストン」。 創業者石橋氏の「石」「橋」を英語にした社名であることは有名だが、創業時は英語の発音に近い「ブリッヂ」だった。 ▲「純国産」「超舶来」の文字が誇らしい。当時は「タイヤ」ではなく「タイヤ―」と表記していた。 そして1932年は「ダットサン」が誕生した年でもある。 前年に戸畑鋳物の傘下となった「ダット自動車製造」が排気量495ccの小型乗用車生産1号車を完成。 「ダットソン」と名付けられたが、その後「ダットサン」と車名を変えている。 理由は「ソン」は「損」のイメージなので、「サン」(sun英語で太陽)に変更した。 ちなみに、DATSUNのDATとは、創業メンバーである田、青山、竹内氏の頭文字を合わせたものだ。 翌1933年から戸畑鋳物(株)自動車部を設立し、本格的な自動車生産に向けて動き出している。 日産自動車(株)に社名変更したのは1934年である。 日本産業の100%出資となり、社名も日産自動車株式会社と変更された。 ▲当時、まだごく少数だった国産車。ダットソン号以降、本格的な国産車生産がはじまる ▲当時、ディーラーを整備して販売をしていたのは米国車が中心だった ■2.当時、『東京府』には2万台強の自動車が保有されていた ▲昭和6年の東京には約2万台のクルマが保有されていた。意外と多い? 90年前の日本にはどんなクルマが、どれくらい保有されていたのだろうか? 自動車年鑑には日本国内東京府内に存在する自動車の台数が馬力別ブランド別に紹介されている。 馬力の低さにもびっくり。 最低10馬力から最高でも32馬力だ。 資料によると乗用車+貨物車で21,948台のクルマが東京で保有されている。 大蔵省による調査で昭和6年8月末現在の数字だ。 馬力は警視庁課税馬力(当時、「警視庁馬力」という測定方法があった)に基づいている。 【乗用車】・10馬力:フィアット 203台・11馬力:モリス 139台・12馬力:フィアット、モリス 126台・14馬力:アームストロング、アサノ 96台・15馬力:ホイペット多数を占む 893台・17馬力:エセックス 291台・18馬力:スター、アースキン 892台・19馬力:ムーン、オークランド、オールヅモビル 214台・20馬力:ウイリスナイト 240台・21馬力:殆ど舊(旧)シボレー 1602台・22馬力:T型フォード 294台・23馬力:ビウイク、クライスラー、グラハムベージ 783台・24馬力:殆ど新フォード 3702台・25馬力:クライスラー、ダッジブラザース、ナッシュ 559台・26馬力:殆ど新シボレー 3126台・27馬力:ポンテアク、ダッジブラザース、スチュードベーカー 432台・28馬力:ムーン、ナッシュ、ハップモビル・29馬力:ビウイク、クライスラー、ハドスン、ナッシュ・31馬力:クライスラー 101台・32馬力:パッカード 110台・調査もれ 363台〇合計:14,717台 【貨物車】・21馬力:全部舊(旧)シボレー 721台・22馬力:全部T型フォード 2272台・24馬力:全部新フォード 2299台・25馬力:ジーエムシー、フェデラル、レパブリック 311台・26馬力:全部新シボレー 646台・27馬力:ダッジブラザース、フェデラル、ガーフォード 374台・28馬力:マツク 120台・29馬力:パッカード 71台・調査もれ 417台〇合計:7,231台 こうしてみると、フォードやシボレーの台数がとても多いと感じるが、これらは当時、日本国内で製造(KDノックダウン生産)されていたからである。 1925年に日本フォード、1927年に日本GMがそれぞれ設立されたことにはじまる。 日本で製造といっても当時の日本に自動車を製造できる技術はなく、ボディもエンジンも各種部品もすべてアメリカから輸入したものを日本国内で組み立てていた。 GMは大阪鶴町の工場にて組み立て生産をスタートさせており、月産2,000〜2,500台で、アジアの生産拠点としてもアジア諸国へも多数輸出されていた。 一方、日本フォードは横浜市新子安の工場にて1日の稼働時間8時間で約80台のT型フォードをはじめとする乗用車や貨物車を組み立てていた。 いずれも太平洋戦争の始まりとともに操業を終了している。 フォードを生産していた新子安の工場は現在のマツダR&Dになっている。 フォードやGM以外、ダッジ、クライスラーなどの米国車に加え、シトロエンも組み立て生産されていた。 90年前の自動車年鑑1932年版をはじめ、これまで世に出た自動車のカタログや自動車雑誌、各種の自動車に関する資料は「自動車図書館」で見ることができる。※現在はコロナ感染拡大防止の観点から休館中だが資料検索などは可能だ。 ●自動車図書館(現在は休館中)https://www.jama.or.jp/library/car_library/index.html 旧車ファンにとっても聖地のような場所だ。 再開されたらぜひ訪れてみて欲しい。

水冷ポルシェ(997・996)を他社より50万円高く買い取れる!?
旧車の魅力 2023.01.06

水冷ポルシェ(997・996)を他社より50万円高く買い取れる!?

水冷ポルシェオーナーの皆さま、こんにちは!旧車王です。現在乗っているポルシェの売却をご検討されていませんか?この度はそんな皆さまにとっておきの朗報をお伝えいたします! 旧車王なら水冷ポルシェをどこよりも高く買い取れます! 旧車王では、どこよりも高く水冷ポルシェを買い取る自信があります!「本当に高く売れるの?」「どうしてそんなに自信があるの?」と疑問をお持ちの方にこそ、この記事を最後までお読みいただきたいです。実際の買取価格から高く買い取れる理由まで紹介します! ポルシェ997の買取価格 ここでは、997型の代表的なグレードの買取価格を5つ紹介します。 ・カレラ 6MT(前期):200~600万円以上・カレラ4 6MT(前期):200~600万円以上・カレラ4S 6MT(前期):250~700万円以上・ターボ 6MT(前期):500~1100万円以上・GT3 RS(前期):1500~3000万円以上 このグレードは全て前期です。なぜ前期のグレードを高価買取できるのか、その理由は後ほど説明しますが、ここに旧車王が水冷ポルシェに強い秘密が隠されています。 ポルシェ996の買取価格 続いて996型の代表的なグレードの買取価格をピックアップして紹介します。 ・カレラ 6MT(前期):70~400万円以上・ターボ 6MT(後期):400~900万円以上・GT3(前期):500~1200万円以上・カレラ 6MT(後期):70~400万円以上・カレラ4S 6MT(後期):150~550万円以上・40thアニバーサリー 6MT(後期):200~500万円以上・ターボS 6MT(後期):500~1000万円以上 997型同様に全てMT車です。996型は前期も後期も高価買取できます。20年以上前に登場した初代の水冷ポルシェということを考えれば、驚くべき価格と言えるのではないでしょうか。 高く売れる水冷ポルシェの特徴 ここまで買取価格について紹介してきましたが、ここからは高く売れる水冷ポルシェの特徴について解説していきます。 MT車 MT車は基本的に高く買い取ることができます。水冷ポルシェの初期モデルのほとんどは「マニュアルで乗ってこそ意味がある」と言われていました。 997型は後期から高性能な直噴エンジンとPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)が導入されますが「クルマとしての楽しさ」という点においては賛否両論です。一方で、997型の前期モデルのMT車では、アクセルを踏み込んだときの高揚感やマニュアルとしての「クルマらしい」肌触りを感じられます。旧車王が997型前期を得意としている理由は、実はここにあります。乗っていて楽しいクルマ、クルマとしての魅力を大いに発揮しているクルマは、旧車王が最も得意としているジャンルなのです。 もちろん、旧車王が後期が苦手ということではありません。ただ特にバックオーダーが多いのが997型の前期、そして996型のMT車です。 走行距離6〜7万km以内 水冷ポルシェの場合、走行距離が6〜7万kmまでが、他社より高価買取できるひとつの目安です。もちろん、状態によりけりという部分もありますが、目に見える走行距離は販売する際の大切な要素になりますので、買取価格に影響します。 記録簿あり 水冷ポルシェにとって記録簿は非常に大切です。過去の整備歴が記載してある記録簿は、当然のことながら販売の際の大きなアピールポイントになります。たかが記録簿と思う方もいるかもしれませんが、数万円、場合によっては数十万円も買取金額が変わることがあるため、記録簿は整備の大小にかかわらず大事に保管しておきましょう。 旧車王が水冷ポルシェを高く買い取れる理由 水冷ポルシェを高く買い取れる理由はさまざまですが、ここでは旧車王ならではと言える理由をより詳しく紹介していきます。 水冷ポルシェを待っているお客様がたくさんいます! 近年、水冷ポルシェの人気が高まっています。中古市場に出回るのを今か今かと待ちわびるお客様がたくさんいらっしゃるため、常に在庫不足の状態です。需要が供給を上回る状態が続いていることが、高価買取の実現に繋がっています。 また、旧車王の運営元・カレント自動車では、そういったお客様方にいち早くポルシェをお届けできる輸入車専門の販売店「ガレージカレント」を運営しています。開業20年以上と長い歴史で積み重ねたノウハウ・知識をもとに、お客様のもとへおクルマをお届けします。 専門知識豊富な鑑定士がうかがいます! 旧車王にはさまざなクルマに詳しい鑑定士(査定士)が数多く在籍しています。もちろん水冷ポルシェに関してもプロフェッショナル!豊富な専門知識と丁寧な“鑑定”であなたのポルシェの価格をお出しします。私達にぜひお任せください! 「インタミ問題」をカバーできるスキル・知識 水冷ポルシェの996型と997型の前期と言えば、インタミ問題を気にされる方も多いでしょう。しかし、旧車王には長年培ってきたノウハウがあるため、全くリスクになりません。他社であればこの世代は安く買い取るや、最悪の場合は買い取らないということもあるかもしれませんが、経験値のレベルが全く異なるため高価買取ができるのです。 水冷ポルシェの買取価格が他社に負けていたら教えてください! 今回は水冷ポルシェの買取について紹介しました。 先述の通り、水冷ポルシェを待っているお客様がたくさんいらっしゃいます。また、ガレージカレントで販売する場合、運営元が同じカレント自動車のため中間マージンがかからず、その分をお客様に還元できます。水冷ポルシェの売却先にお悩みの方、旧車王にお任せいただけませんか?何度もお伝えしていますが、他社より高く買取る自信があります!もし査定額が他社に負けていたらぜひ教えてください!

空冷ポルシェを他社より50万円高く買い取れる!?
旧車の魅力 2023.01.05

空冷ポルシェを他社より50万円高く買い取れる!?

空冷ポルシェオーナーの皆さま、こんにちは!旧車王です。現在乗っているポルシェの売却をご検討されていませんか?この度はそんな皆さまにとっておきの情報をお伝えいたします! 旧車王なら空冷ポルシェをどこよりも高く買い取れます! 旧車王では、どこよりも高く空冷ポルシェを買い取る自信があります!「本当に高く売れるの?」「どうしてそんなに自信があるの?」と疑問をおもちの方にこそ、この記事を最後までお読みいただきたいです。実際の買取価格から高く買い取れる理由まで紹介します! ナローポルシェの買取価格 まずはナローポルシェの代表的なグレードの買取価格を8つ紹介します。 ・911T(1969年)1991cc:300~1,000万円以上・911T(1971~1973年)2195cc:300~1,000万円以上・911Tタルガ(1971~1973年)2195cc:300~1,000万円以上・911S(1971~1973年)2195cc:300~1,500万円以上・911S(1971~1973年)2195cc:300~1,000万円以上・911S(1972~1973年)2341cc:500~2,000万円以上・911Sタルガ(1972~1973年)2341cc:500~2,000万円以上・カレラRS 2.7:2,000~1億円以上 901型とも呼ばれるナローポルシェは、年式的にどうしても状態の良し悪しに左右されてしまいます。しかし、カレラRS 2.7の最高値が1億円を超えるなど、驚くような買取額になる可能性を秘めています。 ポルシェ930の買取価格 次に930型の代表的なグレードの買取価格を5つ紹介します。 ・911SC:250~700万円以上・911カレラ:300~1,200万円以上・911ターボ:500~1,200万円以上・911ターボS:2000~3,000万円以上・911スピードスター:1,000~2,500万円以上 空冷ポルシェと聞いて930型を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。買取相場は高値安定の傾向で、ベースグレードと言っても過言ではないカレラでも1,000万円を超えるケースがあります。 ポルシェ964の買取価格 続いて964型の代表的なグレードの買取価格を5つ紹介します。 ・カレラ2 :500~1,600万円以上・カレラ4 :600~1,100万円以上・カレラRS:1,000~2,500万円以上・ターボ3.3 :1,000~2,000万円以上・ターボ3.6:2,000~4,000万円以上 964型と言えば、発売当時はフルタイム4WDとティプトロニックが人気でしたが、高価買取が可能なのは2WDモデル、もしくはターボモデルです。ティプトロニックに関しては、MT車のほうが高額で買取できます。 ポルシェ993の買取価格 最後に993型の代表的なグレードの買取価格を6つ紹介します。 ・カレラ:500~1,500万円以上・カレラS :600~1,800万円以上・カレラ4:600~1,500万円以上・カレラ4S:1000~2,000万円以上・カレラRS:2000~4,000万円以上・ターボS:2000~4,500万円以上  993型は964型と違って4WDモデルが高く評価されています。特にカレラ4Sが人気で、964型のカレラ4の倍近い買取価格がつくことも少なくありません。また、964型と同じく、高値がつきやすいのはMT車です。 高く買い取れる空冷ポルシェの特徴 ここまで買取価格について紹介してきましたが、ここからは高く売れる空冷ポルシェの特徴について解説します。 機関系に異常がない 空冷ポルシェの買取においては、機関系の状態が大切なポイントです。なかでも「タペット音の発生」は、空冷ポルシェの定番中の定番と言える機関系のトラブルですが、実は最終モデルの993型はタペット調整が自動であるため、そこまでナイーブになる必要はないでしょう。しかし、タペット音が全く出ないわけではなく、もし修理する場合は厄介な分解作業を行わなければなりません。機関系のコンディションを良好に保つためには、世代に関係なく、やはりこまめなメンテナンスが必要と言えるのです。 オリジナルコンディション オリジナルコンディションの空冷ポルシェは高く買い取ることができます。もちろん、カスタマイズされた空冷ポルシェが全く駄目というわけではありませんが、オリジナルコンディションの買取価格を上回る可能性はゼロに等しいと言えます。ホイール、ボディ色、ヘッドライト、ステアリング、シートなどを、オリジナルでなおかつベストコンディションで保つことで、高価買取の可能性が一層高まります。 整備記録簿あり 整備記録簿には、過去の点検整備の情報が記録されています。消耗部品の交換時期などを確認でき、日頃からメンテナンスしていることの証明書とも言えます。次のオーナーが車を購入する際の安心材料にもなるでしょう。そのため、整備記録簿をしっかりと残しているクルマのほうが高い査定額がつきやすいのです。特に空冷ポルシェはこの傾向が強く、数万円から数十万円の差になることも十分に考えられます。 旧車王が空冷ポルシェを高く買い取れる理由 空冷ポルシェを高く買い取れる理由はさまざまですが、ここでは旧車王ならではと言える理由をより詳しく紹介していきます。 空冷ポルシェを待っているお客様がたくさんいます! 空冷ポルシェの人気は衰えを知りません。中古車市場に出回るのを今か今かと待ちわびるお客様がたくさんいらっしゃるため、常に在庫不足の状態です。そして、需要が供給を上回ることで、自ずと買取価格が上がります。 また、旧車王の運営元・カレント自動車では、そういったお客様方にいち早くポルシェをお届けできる輸入車専門の販売店「ガレージカレント」を運営しています。開業20年以上と長い歴史で積み重ねたノウハウ・知識をもとに、お客様のもとへお届けします。 専門知識豊富な鑑定士がうかがいます! 旧車王には空冷ポルシェのスペシャリストが在籍しており、そのノウハウは研修を通じて脈々と受け継がれています。そのため、豊富な専門知識を備えているのはもちろんのこと、丁寧な“鑑定”であらゆる空冷ポルシェの適正価格をお出しできるのです。 過走行車でも高額買取できる場合も 旧車王にとって空冷ポルシェの走行距離は基本的に関係ありません。過走行車は一般的に価値が低いと言われています。しかし、空冷ポルシェに関しては、あくまで状態の良し悪しで価値が決まります。走行距離が長くても、しっかりとメンテナンスが行き届いて状態が良好であれば高額買取が可能です。そして旧車王には、ポルシェの価値を見抜く豊富な知識・鑑定のノウハウをもつ鑑定士が在籍しています。走行距離だけにとらわれず、あなたのポルシェの真の価値を見定めます。 空冷ポルシェの買取価格が他社に負けていたら教えてください! ここまで、空冷ポルシェの買取について紹介してきました。 先述の通り、空冷ポルシェを待っているお客様がたくさんいらっしゃいます。また、ガレージカレントで販売する車両に関しては、運営元が同じカレント自動車のため中間マージンがかかりません。空冷ポルシェの売却先にお悩みの方、旧車王にお任せいただけませんか?何度もお伝えしていますが、他社より高く買取る自信があります!もし査定額が他社に負けていたらぜひ教えてください!

東京都青梅市「ガレージ・カフェ&バー モノコック」に行ってみた!
旧車の魅力 2022.12.29

東京都青梅市「ガレージ・カフェ&バー モノコック」に行ってみた!

趣味車を走らせるとき、トイレなどの緊急事態でもないかぎり、1度エンジンを掛けたら帰宅するまでクルマから降りないというタイプの人がときどきいる。 かくいう、自分もそのタイプだ。 自宅から1時間以内で、気兼ねなく趣味車を駐車できて、美味しいコーヒーが飲めて(さらには食事もできて)、お店の方や常連さんと他愛ないクルマ談義で盛り上がり、リフレッシュして帰宅する・・・みたいな飲食店があればなぁ、とは常々思っていた。 しかし、そんなに都合よくいくわけがない。 1度、エンジンを始動したら、あとは帰宅するまで走り回ればいいのだ。そう考えていた。 そんなある日、取材を通じて懇意にしていただいているオーナーさんから「クルマ好きの人が楽しめる飲食店があるよ」というメッセージが届いた。 Google Mapで検索してみると、自宅から40分くらいのところにあり、ちょっとしたドライブの目的地としては行きやすい場所にあるではないか! Instagramのアカウントがあるとのことで、さっそくフォローしてみたところ、フォローバックしていただけた。 御礼方々メッセージを送ってみると、きちんとした内容の返信がかえってきた。 その後、オーナーインタビューをする機会があり、インタビュー場所に件の飲食店がいいかもしれないということで、ご相談のメッセージをお送りしたところ、快くokしてくださったのだ。 この時期、屋外でインタビューするには寒すぎて風邪を引いてしまう。 かといってファミレスでは不安だ。 スターバックスのようなカフェでもいいのだが、店内から愛車の様子が見られないケースが多く、オーナーさんも気が気でないのだ。 取材日が近づいてきたある日、オーナーさんの事情で取材日変更の連絡が入った。 しかし、件の飲食店は予約済み、しかも貸切にしてくださったという。 そのままキャンセルではあまりにも申し訳ないし、事情を伝え、ご挨拶方々、趣味車でお邪魔することにした。 そこはまさに「クルマ好きによる、クルマ好きのための」飲食店、カフェ&バーであった。 愛車を眺めながらお店の方や他のお客さんとのんびり話してもいいし、仕事で近くに来たときに立ち寄ってもいい。 マスターによると「かなりのシャコタンでもスムーズに入れる」ように配慮されているから、段差を気にする必要もない。 もちろん料理も絶品だ。 ここまで書くと掲載料でももらっているじゃないかと思われそうだが、個人的な雑記なのでもちろんノーギャラだ(笑)。 さらに、嬉しいことに今日(29日)から、年末年始は休まず1/4までお店が開いている(AM11:00〜PM11:00)という。 年末年始休暇で暇をもてあましているお父さんたちにも朗報だろう。 私も、年内にもう1度お邪魔する予定だ。 ●Garage, Café and BAR monocoque(ガレージ・カフェ&バー モノコック) Instagram:https://www.instagram.com/monocoque.cafebar/営業時間:11:00〜23:00定休日:不定休(Instagramに情報あり)住所:東京都青梅市畑中1-126-1電話:0428-84-0644 [ライター・撮影/松村透&Tさん]  

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