「車売却ってそもそもどんな流れなのか」「車の相続について相談したい」など車売却をご検討の際に出てくる悩みに無料でお答えいたします!
【相談例】
● 車売却のそもそもの流れが分からない
● どういった売り方が最適か相談したい
● 相続で車を売りたいけど売り方が分からない
● 二重査定や減額について知りたい
など
2020年頃より1980年代以降のスポーツカーを中心に旧車の価格が高騰していました。なかには1,000万円を超える価格で取引されるモデルもあり、所謂“旧車バブル”として市場が賑わっていたのはまだ記憶に新しいところです。 しかし、社会情勢の変化に伴い、そんな旧車バブルもついに終わりを迎えたといわれています。コロナ禍で盛り上がりをみせていた中古車市場は今後どのように変動していくのか、なぜ旧車の値下がりが見込まれるのか、その理由・背景を解説します。 高年式車両の価格が下がっている 旧車は未だに高価格で取引されているモデルも多く、値下がりするといわれてもあまり実感が湧かない方も多いかもしれません。しかし、中古車市場はすでに変化しており、高年式車両から価格が下がり始めています。 ・約1ヶ月前と比較して値下がりしている高年式車両の例アルファード(2.5S Cパッケージ):586万→575万 -1.87%Cクラス(C220dアバンギャルドAMGライン):600万→498万 -17%CX-8(XD Lパッケージ):320万→281万 -12.2%ランクル300(ZX):1,367万→1,302万 -4.75%※2023年1月13日時点のデータ※オートオークションでの価格をもとに算出 高級車として人気の高いベンツCクラスもわずか1ヶ月で17%も価格が下がっているほか、世界的に多くのファンをもつランクルも値下がりしています。これまでのように手放しで「中古車全体の価格が高騰している」とは言い難い状況です。現時点で目に見えて下降傾向にあるのは高年式車両が中心ですが、その波は旧車にも徐々に押し寄せています。今は驚くほど価格が高騰しているモデルでも、一気に値下がりしてしまうかもしれません。 腕時計・骨董品など高級品の需要低下 旧車の価格が高騰した背景に2020年からの新型コロナウイルスの流行があります。世界的な外出自粛要請に伴い、海外への渡航は禁止・規制されました。外出や旅行を趣味としていた方々はその反動とばかりに、旧車や腕時計、骨董品など、自宅でも楽しめる名品に投資し始めたのです。結果として、多くの高級品の価格が跳ね上がりました。しかし昨今では新型コロナウイルスに対する規制も緩和されつつあります。長期休暇や年末年始で旅行する方が増え、この社会情勢の変化に伴って高級品の需要も低下しているのが現状です。 腕時計に関してはすでに価格相場が下降しています。需要が低下する一方で、供給量が上がってきていることも大きく影響しているようです。スイスからの海外向け輸出量は2022年6月時点で対前年比で6.9%増、2022年全体では前年比11.9%増加しています。 中古車市場も同様に、高額な旧車を購入する層が減っています。あわせて、コロナ禍での半導体不足も少しずつ回復傾向にあるため、新車の納期の遅れも徐々に解決されるでしょう。腕時計と同様に中古車のニーズがどんどん薄くなり、価格も下がっていくことが予想されます。 アメリカでのマンハイム指数の低下 国内での中古車市場・社会情勢の変化について解説しましたが、アメリカの自動車市場も大きな転換期を迎えています。 アメリカの中古車価格の指標であるマンハイム指数が直近1年で大きく変動しています。2022年1月には257.5だった数値が12月には219.3にまで下降。14.9%も落ち込んでいます。国内での所有車の割合は新車が70%、中古車が30%であるのに対し、アメリカでは新車が30%、中古車が70%と真逆です。中古車ユーザーがメインである状況下でのマンハイム指数の低下は、アメリカにおける大変深刻な問題と言えるでしょう。 ※画像引用元:https://publish.manheim.com/en/services/consulting/used-vehicle-value-index.html アメリカ中古車販売大手「カーバナ(Carvana)」の株価下落 マンハイム指数の低下に加え、もう一つ見過ごせない問題があります。アメリカ中古車販売の大手「カーバナ(Carvana)」の株価の下落です。新型コロナウイルス流行初期に急激に高騰し、一時期370ドルにまで上がった株価は、2022年12月に3.95ドルに落ち込みました。なんと99%もの下落です。前述の通り中古車ユーザーが圧倒的に多い中での大手販売店の落ち込みからも、やはり市場そのものが下降傾向にあることがわかります。 「ウィズコロナ」の時代の訪れとともに株価が変動したと捉えられるこの状況は、日本としても対岸の火事とはいえません。 歴史が証明——フェラーリ・F40価格暴落の例 昨今の社会情勢を踏まえて旧車の値下がりについて解説しましたが、実際に大幅に価格が下がってしまったクルマがあります。フェラーリが40周年を記念して製作したリアミッドシップのスポーツカー・F40です。 1987年に発売され、新車価格は4,650万円でした。いわゆるバブル経済の影響もあり、その価格は1990年に驚愕の約2億5,000万円にまで高騰。当時の羽振りの良さを象徴する「走る不動産」とも言われました。 しかし、バブル崩壊後の値下がりもまた驚くべきものでした。2007年9月には約4,300万円にまで暴落しました。この例からわかるように、高価格が延々と続くわけではありません。クルマの価格は青天井ではなく、上がりきってしまうと必ず下降に入ってしまうのです。 バブル崩壊、大きく価値が落ちる前に旧車の売却を! 旧車バブル崩壊について、中古車市場の動向を解説しました。 未だに「旧車は売るのも買うのも高い」と認識されている方も多いかと思いますが、すでに値下がりは始まっています。クルマ、特に旧車を売却するならとにかく早め、まさに“今”がチャンスです。「あの時に売っておけば良かった」と後悔しても、時間も価格も戻りません。 売却する際にはぜひ旧車王にお問い合わせください。古いクルマ、なかでも2004年以前のモデルなら他社よりも高価格で買取できます。旧車に関する知識が豊富な“鑑定士”(査定士)があなたの愛車の価値を見極めます。どんなに古くても、たとえ動かなくても、査定におうかがいします。私たちにお任せください! ——— 参考記事https://news.yahoo.co.jp/articles/ca847618bbfea82cc1b1d28cbbcc8d510107f3ab?page=1https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000055849.htmlhttps://forbesjapan.com/articles/detail/52671
三菱のランサーエボリューションⅩ、通称ランエボXは、2016年まで販売されていた、高性能を売りにしたセダンです。販売当時はライバルのスバル インプレッサとともに、国際的なラリー競技でも活躍しました。今回は、そんなランエボXの特徴や今でも人気の理由、そしてリセールバリューについて解説します。 ランエボXとは? ランエボXは、2007年の10月に先代モデルのランエボⅨの後継車としてプラットフォーム、エンジン、デザインを一新して登場しました。1992年から始まったランエボシリーズの最終モデルであり、2015年4月には「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が1000台限定で発売されました。 新開発2.0L MIVECインタークーラーターボエンジンを搭載し、トランスミッションには、5MTの他に新開発の「ツインクラッチSST」が採用されています。ツインクラッチSSTでは、6速のマニュアルトランスミッションに2つの自動クラッチを組み合わせることによって、高効率な動力伝達でありながら自動変速が可能だったため、大変注目を集めました。誰もがスポーツドライブを楽しめる車としても広く知られています。 ランエボXのバリエーションとその特徴 ランエボXには6つのバリエーションがあります。 まず「GSRエボリューションX」は、ランエボXの中心のバリエーションです。「GSRプレミアムエボリューション」は、RECARO社製レザーシートの採用や遮音性の向上、外観ではフロントグリルとベストラインにメッキモールが施され、上級感が演出されました。GSRエボリューション、GSRプレミアムエボリューションそれぞれに、5MTと6ATが設定されています。 「RSエボリューション」はモータースポーツのベース車にできるよう、装備が簡素化されたモデルで、5MTのみが設定されました。 そして2015年に1,000台限定で発売されたモデルが「ランサーエボリューション ファイナルエディション」です。 駆動方式は全車フルタイム4WDを採用しています。また、GSRには四輪の駆動力や制動力をそれぞれ独立にコントロールする「S-AWC」という車両運動統合制御システムが搭載されていました。 ランエボXが人気の理由 誰もが安心して楽しめる高い走行性能が、ランエボⅩの人気の理由といえるでしょう。 高出力のスポーツ車はMT車が多く、日常的に使うのに適していないケースも少なくありません。一方でAT車は、スポーツ走行における伝導効率の面でMT車に劣るものの多くのドライバーが運転しやすい仕様になっています。 ランエボXのATモデルに搭載されたツインクラッチSSTは、マニュアルトランスミッションがベースになっており、伝達効率がMT車とほぼ変わりません。 また、スポーツ走行においては、常に適切なギアを選択するためにはある程度の経験とスキルが求められますが、ツインクラッチSSTであれば、車任せでも常に最適なギアを選択した走りができます。 MT車が珍しい存在となった日本においては、ATでありながら高効率な走りができるランエボXは、これからも高い人気を維持し続けるでしょう。 ランエボXリセールバリューの相場 現在のランエボXのリセールバリューは、150万円〜300万円以上です。 ランエボXには2007年から2015年までの年式がありますが、最も古い2007年式で合っても、200万円台の後半で取引された車もあります。 ランエボXはそもそも流通量が少なく、近年ではランエボのような高性能なスポーツセダンは発売されていません。そのため、ランエボXのリセールバリューはしばらくの間、現在のレベルが維持されるでしょう。 ランエボXの高価買取が期待できる業者の特徴 ランエボXを高価買取してくれる業者には、次のような特徴があります。売却を検討されている方は参考にしてください。 買取実績が豊富 ランエボXを売却する際には、まず買取実績が豊富な業者を選びましょう。 流通量が少ない車種であるため、ランエボXを取り扱ったことがない業者だと、あなたの車の価値を正しく査定評価できない可能性があります。 売却先には買取実績が豊富で、ランエボXの買取実績がある業者を選びましょう。 二重査定をしない ランエボXの売却先には、二重査定をしない業者を選びましょう。 二重査定とは、売買契約をして車両を引き渡した後に、故障や不具合が見つかったことを理由に買取額を減額することをいいます。二重査定をする業者に売却すると、予期せず買取額を減らされてしまうかもしれません。そのため、二重査定を行っている業者は避けましょう。 高性能な車の買取を得意としている ランエボXは非常に高性能な車です。買取業者も高性能な車、特にハイスペックなスポーツモデルの買取を得意としている業者を選びましょう。 スポーツモデルを多く扱っている業者であれば、スポーツ車を好む顧客も多いので、より高く買い取る事ができます。 ランエボXの売却なら旧車王がおすすめ 安心してランエボXを売却するなら、旧車王がおすすめです。 販売終了から6年以上経過しているランエボXですが、旧車王は旧車の買取に特化した圧倒的な知識があります。そのため二重査定は一切なし、旧車買取のプロとして、一発査定であなたの車を評価します。またランエボXを含めた高性能なスポーツ車の買取実績も多くあります。 ランエボXの売却を検討されている方は、ぜひ旧車王での売却をご検討ください。
1983年型だから、タクシー仕様を除くとシリーズ最終モデルとなった910型ブルーバード。 ボクのはバンなので、丸目4灯が特徴。ブルーバードシリーズ最後のFR車である。 FRの小型4ドア車を買うはずが何故かブルバン ■毎度のことだけど、購入候補にないクルマを買っちゃった それは2020年夏のことだった。 この10年ほど、常時数台の公道走行可能なクルマと暮らしているのだが、その当時は、フェアレディSRL311・ポルシェ964・サニークーペ・ミニ1300i・初代フィットという非常にバランスに優れたラインアップ。 充実したカーライフをエンジョイしていたのだ。 でもね、ラインアップが完成形となると、何故か崩したくなってくるのがへそ曲りの性。 そこで、4ドアであること、マニュアルミッション車であること、フィットと同等程度までのボディサイズであることを条件に、売り物情報との睨めっこを始めたわけだ。 具体的なターゲットとしてイメージしたのは、国産車では、R411型ブルーバード・B110型サニー・RT100系コロナ・TA40系カリーナなど。 輸入車では、ADO16系各モデル・シトロエン2CV・ルノー4あたりだ。 そんなとき、クルマ屋を経営している友人から、210型サニーバンの情報が入ってきた。 210型は他のサニーより安いし、素材としては悪くない。 そこで、早速問い合わせてもらったのだが、情報を得た時点で商談中だったようで、現車を見ることもなく破談となった。 もともと興味の対象ではなかったからどうってことはない。 ただし、ボクには悪いクセがあって、縁がなかったクルマと似たタイプのクルマまで見るようになってしまい、約1ヶ月後、910型ブルーバードバンを発見してしまったわけ。 見つけた後は迷う間もなくトントン拍子。 イメージしたクルマより随分とデカイし、素の状態ではカッコイイとはいえないけど、まぁなんとかなるでしょう、ってな感じだった。 ■実物を見てのファーストインプレッション&作業開始 荷物の運搬にも使われた商用車だけど、ガンガン使った感はない。 一番気になる荷室も、想像以上に傷みが少ないし、リアゲートのダンパーも生きている。 運転席シートの座面右側が破れていたけど、新車登録から37年間で実走行約8万4000キロと走行距離も少なく、意外と程度は良さそうだ。 ボディカラーはシルバーメタリックで、左右の前ドアに看板を消した跡があるが、そもそも全塗装前提だったので問題なしだ。 色は、スズキ・ジムニーの純正色「ミディアムグレー」を選択した。 ということで、約10センチ車高を落とし、ボディはマスキングによる全塗装、ウインドウには濃いブラックでフィルム貼りを依頼。 ホイールは、以前街乗りのフェアレディSRLで使っていたロナール製の鉄風アルミを夏タイヤ用に、レース車両で使っていたスピードスター製RSワタナベタイプの3ピースアルミをスタッドレス用に決定した。 また、ステアリングはナルディのウッド。 後は、すべてのオイルの交換とラジエター内&ガソリンタンク内の洗浄という作業を依頼。 マイカー仕様のブルバン・プロジェクトのスタートだ。 ■自分で買った誕生日&クリスマスプレゼント プロジェクトスタートから約2ヶ月後、完成の連絡を受け、2020年12月22日に引き取りに行った。 ジャジャ~ン!! である。 ジムニーのミディアムグレーとなったボディカラーは、フロントと前席左右以外のウインドウをブラックフィルム貼り仕上げとしたことで、ビシッと締まった感じ。 ローダウンの効果もあって、フツーのライトバンだった910ブルバンを、クールなチョイ悪スタイルに変身させることに成功した。 まぁ、ドアを開けると顔をだすピラーの内側やステップ付近などは元色のまま、という仕上げには不満があるものの、パッと見は充分にカッコイイ。 最初はフェアレディのレース車両用として購入し、後に310サニーのセダンでも使ったRSワタナベタイプのスピードスター製ホイールも似合っている。 インテリアは、ステアリングをナルディのウッドに替えただけだからごくフツー。 タコメーターもなく、ヒールアンドトゥなんてまったく考えていないペダル配置も笑えてくる。 エンジンはZ16型だが、乗用車用のツインプラグとは異なり、フツーのシングルプラグ。 これは、当時の乗用車に厳しく商用車には緩い排出ガス規制により、商用エンジンは希薄燃焼化しなくても規制値におさまるのでツインプラグの必要性がなかったから。 ツインプラグのZ型エンジンは酷評されていたが、商用エンジンの仕様ならマシなはずだ。 っつうことで、ほぼ誕生日に手に入れてプロジェクトをスタートした910バンは、クリスマスイブの2日前に完成。 予算は大幅にオーバーしてしまったが、自分で買った誕生日兼クリスマスプレゼントとなったのだ。 ▲ボディカラーは現行ジムニー用のミディアムグレー かなり濃いブラックフィルムの効果もあって引き締まったスタイルに見える。 ■アッという間に工場へ!? 納車時の走行距離は8万4542km。 非力だし遅いけど、運転していて意外と楽しい。 こういうクルマに美点を見出せる年齢になったんだなぁ、とか、ボクも大人に近づいてきたのさ。 なんて思い、ニヤけながらのドライブだ。 ところが12月30日。 ワインディングをそれなりに攻めていたら、しばしば燃料供給不良の症状が!! で、いつものコンビニまで辿り着いて工場に電話。 指示に従って対処してみたけど、結局JAFのお世話になり、自宅前まで運んでもらった。 翌日引き取りにきてもらい、一緒に工場へ。 原因はキャブレターで、オーバーホールが必要とのこと。 困ったなぁ、なんて考えていたそのとき、「どうせオーバーホールするならツインキャブ化しちゃいなさい!!」という声が聞こえたような……。 それが神様の声なのか悪魔の囁きなのかは不明だが、ボクはその声に従うことにしたのだ。 ■ウェーバーツインの吸気音が快感!! エンジンはノーマルのままなので、ツイン化するといっても口径は小さめにしたい。 そこで選んだのが、現在入手しやすいキャブレター中、最も小口径である40φのウェーバーだ。 マニホールドはL型用と共通のようで、部品の手配に苦労はなかった。 ついでにタコメーターの装着も依頼した。 作業が完了して取りに行ったのが1月16日。 停止時に頻発していたエンジンストールも解消したし、なによりもツインウェーバーが奏でる吸気サウンドが心地よい。 パワーはないけど、その気にさせるサウンドに陶酔するボク。 絶対的な走行性能も大切ではあるけど、吸気音や排気音などのサウンドもファン・トゥ・ドライブには欠かせない要素なのだ。 ▲キャブレターを2連装のウェーバー40に変更 Z型エンジンはクロスフローに進化しているので、夏場のパーコレーション発生も少ないはずだ。 エンジンチューンはしていないのでパワーはないが、ミュージックといえる官能的な吸気音は格別だ。 ■高速移動中に初体験のトラブル発生!! キャブレターの問題も解決し、ウェーバーサウンドを楽しめるツアラーとして存在感を高めていった910バン。 1月の岡山国際サーキット遠征のパートナーとして連れ出し、仲間達に披露。 そして、翌月の東京出張にも連れ出した。 パワーはないけどサウンドは快適。 深夜の高速道路を80〜100km/hの速度でユッタリと流す。 ブルバンは4速ミッションでオーバードライブが付いていないから、タコメーターの針は、だいたい3000~3500回転を示している。 新東名に入り、静岡SAに近づいた頃、突然落下物でも拾ったような音に続いてガラガラ音が!! 慎重にスローダウンし、SAに入る。 それまで中央の位置でピタッと止まっていた水温計が急に動き出した。 近い駐車スペースに停める頃には、不凍液が焼ける匂いとともにボンネット付近から白煙。 オーバーヒートの症状だ。 とにかく冷ましてからじゃないと何もできない。 仲間に連絡したいけど時間は午前2時過ぎだし、電話のバッテリーも残量がヤバイ。 とりあえずスタンドに行って充電器を借り、電話を充電しながらiPadを開き、SNSでピンチに立たされている現状を発信した。 すると、それに気がついた大阪の仲間が、代車を積んでヘルプにきてくれるという。 長いことクルマと付き合っているけど、この事象は初体験だ。 ヘルプの到着を待っている間、ボクは、最悪エンジンのオーバーホールまで必要になるかもしれないと危惧していた。 そのとき頭をよぎったのは、すでに大幅に予算オーバーしていたにもかかわらず、エンジンのチューンアップとか、積み替えのこと。 どうせ積み替えるなら、日産製エンジンに拘らず、ケントユニットとかアメリカンV8なんてのもアリかな、なんてね。 まったくもってノーテンキなのだ。 ▲ナルディのウッドステアリングは現在デカレディに転用している ステアリングコラムカバーに貼り付けたタコメーターは、明るくて見やすく気に入っていた。 ■長く付き合う予感はあったけど・・・ イロイロなことがあったけど、ウェーバーツイン装着以来、かなりボクのイロが濃厚になってきた910バン。 TSM(高雄サンデーミーティング)では特別賞をいただいたし、ほとんど効果はなかったけど、台湾製の汎用クーラーを入れて快適性向上チャレンジもしてみた。 イメージとしては長く付き合う感じだったけど、ヒョンなことから立ち上がった「車種未発表の極秘プロジェクト」によって、運命は大きく変わってしまった。 前回の愛車紹介に登場したサニークーペとともに下取りに出すことになったのだ。 1回目の車検を終えてすぐの2021年12月のことである。 プロジェクト完了時に渡すので、残された時間を積極的にともに過ごし、たくさんの想い出を作るつもりだった。 本来なら現在も手元にあり、計画中の北陸から始まる東北一周ドライブも910バンで行くはずだった。 でもね、昨年8月、突如やってきた「デカレディ」ことGS130型フェアレディの購入資金捻出のため、プロジェクト完成後に下取りに出すはずだったサニーとブルバンを先に差し出すことに……。 ブルバンとの想い出は、トラブルが中心の波乱万丈スタイルになってしまったけど、ボクの趣味人ライフに大きな足跡を残してくれたことは事実。 特に、パワー不足で遅いクルマだから、速度違反を気にすることなく、ウェーバーの奏でる吸気音を楽しめた安心感は格別だった。 お金をかけてしまったし、それなりに気に入っていたブルバンだが、デカレディ出現により、別れの時期が早まってしまった。 なお、奥にあるムーブは、フィットを手放した後に入手したもので、当時のボクにとって唯一の快適エアコン号だった。 [撮影&ライター/島田和也]
■2022年6月に公開された映画「アライブフーン」 『ALIVEHOON アライブフーン』(監督 下山天)は、日本初の本格ドリフト映画である。 FIA公認のモータースポーツであり、世界数十カ国で競技としても開催されているドリフトだが、その始まりは日本だ。 しかし、日本で生まれたにもかかわらず、これまで本格的な実写のドリフト映画は作られてこなかった。 日本を舞台にしたワイルド・スピード『TOKYO DRIFT』(2006年)はハリウッド映画だし、実写版映画『頭文字D』(2005年)も香港映画である。 アライブフーンのすごいところは監督、スタッフ、俳優陣、そしてクルマに、ロケ地に至るまですべてが純日本製。 土屋圭市氏監修のもと、CGは一切なく、中村直樹、久保川澄花、横井昌志、北岡裕輔、齋藤太吾、川畑真人のトップレーサーたちがド迫力のリアルなドリフトを披露している。 また、土屋圭市氏とレーシングドライバー織戸学氏も本人役で出演している。 映画はレースゲームに驚異的な才能を持つ若きゲーマー、大羽紘一(野村周平)が解散の危機に瀕するドリフトチームにスカウトされたところから始まる。 リアルのドリフトレースに挑戦し仲間たちに支えられ、その才能をさらに昇華させていくストーリーだ。 日光サーキットを除くロケのほとんどはドリフトの聖地「エビスサーキット」をはじめ福島県内各地で行われており、登場する競技車両は日産シルビアS15(エンジンは2JZ)、トヨタMarkII(2JZ)、トヨタチェイサーなど海外でも人気急上昇中の旧車が中心となっている。 ■海外で快進撃!その勢いは日本に「逆輸入」 2022年6月に日本で公開された際も非常に評価が高く、「フォーラム福島」では11週にもわたるロングラン上映となった。 だが、高評価のわりには全国的な盛り上がりにはやや至らない部分もあった。 しかし、その後、8月末頃からスタートした海外での上映で日本を大きく上回る快進撃が始まる。 2022年末までに世界15カ国で劇場公開されシンガポール、タイ、台湾ではTOP10入りしてタイの映画サイト人気ランキング1位を獲得。 台湾では6週間のロングラン、フィリピンでは25万人を動員した。 9月に米国シカゴで開催された映画祭【Asian Pop-Up Cinema】では最高栄誉である《Audience Choice Award/観客賞》を受賞。 オランダの映画祭では観客投票3位を獲得した。 そして2月半ばには、世界最大の映画評価サイト『IMDb』における米国在住者からの評価の平均が、日本映画史上最高点の「9.0」を記録した。 アメリカでの本格上映は始まっておらず、シカゴで開催されたアジア映画の祭典【Asian Pop-Up Cinema】の2回だけでこの高評価である。 アメリカでの日本車旧車の人気は留まるところを知らないし、ドリフト人気も日本をはるかに上回る。 アメリカでの公開が実に楽しみである。 いち早く配信が始まった台湾でもすこぶる高評価だ。 台湾では『AliveDrift 極速甩尾』とのタイトルで配信が始まり、前宣伝ゼロの状態でスタートしたものの、直後に春節連休期間を迎え、視聴ランキングは堂々の1位を獲得している。 台湾にも熱狂的なファンが多数存在している。 1月14日には日本映画の歴史を変えるできごともあった。 この日、米軍三沢基地(青森県)にてアライブフーンが上映されたのである。 日本映画が米軍基地で上映されるのは前代未聞。 全国各地にある米軍基地の映画館ではアメリカと同じ映画が上映されるのが基本だからだ。 70年に及ぶ米軍基地の歴史の中で純然たる日本映画が上映されたことはこれまでなかった。 ■日本でも今、全国各地で再上映が行われている!東京では4月2日に上映 そして海外の勢いは日本に「逆輸入」されつつある。 昨年12月にはドリパス(一般登録者から要望のあった上映リクエストを元に、上映イベントを開催するためのサービス。株式会社インコムが運営)の再上映リクエスト「もう一度映画館で観たい映画」において、1位となったことで再上映が決定。 1月15日のTOHOシネマズ日本橋から再上映がスタートしており、これまで、東京、栃木、茨城、大阪、福岡、仙台、そして3月4-5日の福島で上映された。 福島は当初3月4日だけの予定だったのだが、あまりにも希望者が多く、急遽、5日の上映も行われた。 すでに上映した青森(3月10‐11日)、尼崎(3月17日)に続き、今後は苫小牧(3月25日)での上映が予定されており、4月2日(日)には再び東京(秋葉原UDXシアター)で上映される。すでにチケットは発売開始となっているが、限定170枚で売り切れ次第販売終了となるので、見たい方はお早めに。 3月4日にはアライブフーンの聖地巡礼ツアーが福島県内で開催され、遠くは何と台湾からの参加者含めて選ばれた約20名が下山監督とともに映画の舞台を回った。 福島県相馬市の相馬港や松川浦、伊達市梁川町のナプロアース、二本松市のチューニングショップRGF、福島市の福島日産自動車福島郷野目店など。 なお、福島郷野目店の倉庫は主人公の部屋として最初から何度か登場する印象的な場所だ。 非常に好評だった「聖地巡礼ツアー」だが、今後はアライブフーンのファン有志によって開催される可能性もあるとのこと。 ■下山天監督からのメッセージ 「自動車を取り巻く環境が激変する中で、本作で描いた《クルマと人間の熱い関係》が、将来寓話にならないように、まだまだ世界中の皆さんにアライブフーンを観ていただきたいですね」 『ハリウッドが100億円かけても作れない奇跡のドリフト映画』と絶賛されるアライブフーン。 クルマ好き、旧車好きならぜひとも見て欲しい映画である。 [ライター・自動車生活ジャーナリスト加藤久美子]
著者がドイツで生活を始めて8ヶ月。 この国に来て感じたことは、日本と比べても圧倒的にクラシックカーが多い。 街を歩けばメルセデス・ベンツやポルシェのクラシックカーを度々見かける。 それも1日に何十台も。 著者が生活をしているのはドイツの南にあるシュツットガルトという街だが、この街はメルセデス・ベンツとポルシェの本社があるので有名だ。 特にドイツではクラシックカーを大事にしようという考えが強く、年式の古いクルマでもある一定の条件を満たせば自動車税が安くなることもあるそうだ。 そんなドイツで日本車のクラシックカーははたして人気があるのか? ドイツ人はどんな日本車のクラシックカーに興味があるのか? 今回は日本のクラシックカーについて現地調査を行なってみた。 ■第5位: トヨタ スープラ 1993年に発表されたこのモデルは、歴史こそ浅いものの、世界中の日本車愛好家から絶大な人気を誇っている。 3リッター、直6ツインターボエンジンを搭載し、330馬力を発揮する。 当時ドイツで人気のあったポルシェ911ターボをターゲットにして開発された。 長旅でも疲れにくい快適なシートと、比較的低い運転席で走る楽しみを感じることができる。 ドイツでは1996年に約500台が登録され、その後販売停止となった。 左ハンドルのスープラは非常に在庫が少なく、ドイツの中古車市場ではあまり出回っておらず希少価値の高いモデルとなっている。 ■第4位: 日産 300ZX TWIN TURBO 日産 300ZX TWIN TURBO、モデルコードZ32がドイツに導入されたのは1990年。 3リッター、V6ツインターボエンジンを搭載しておりHONDA NSXよりも強力な283馬力を発揮する。 車両重量は1627kgとやや重めだが、0-100km/hは6.2秒、最高速度は250km/hと力強い走りを実現する。 米国市場での成功を狙って開発されたこのモデルは、取り外し可能なTバールーフを備えており、太陽の光と風を存分に感じることができるようになっている。 ■第3位: ホンダ NSX 1990年に、6年間の開発期間を経て誕生したホンダの頂点に君臨するモデル。 当時の新車価格は130,000マルク(約958万円〜)となっており、フェラーリのライバルとして世に送り出された。 シャーシやボディはアルミ製で当時のホンダの技術を最大限に使った日本初のスーパーカーである。 開発には当時のF1ドライバーであるアイルトン・セナが関わっており、当時は非常に注目を集めたクルマだ。 2005年までに約18,000台が販売されたが、開発段階で莫大なコストがかかってしまい利益があまり上がらなかったといわれる。 ■第2位: トヨタ 2000GT トヨタとヤマハが共同開発したスポーツカー。 1967年から1970年まで販売されており、総生産台数はわずか337台。 その生産台数の少なさと知名度の高さから現在ではプレミアが付いており、1億円を超える高値でオークションで取引されている。 まさに日本を代表する伝説のクラシックカーだ。 当時のトヨタはまだ世界では無名の自動車メーカーであったが、トヨタの先進技術をすべて搭載し、世界でも通用するスポーツカーとして開発された。 実際にこのクルマは多くの注目を集め、結果的にトヨタの名を世界中に知らしめるきっかけとなった。 ■第1位: 日産 スカイライン2000 GT-R(ハコスカ) 日本のスポーツカーといえば日産スカイライン GT-Rほど有名なクルマは他にないだろう。 箱型のボディが特徴的で、箱型のスカイラインからハコスカと呼ばれるようになった。 海外では日本を代表するスポーツカーであることからゴジラと名付けられた。 2リッター、直6エンジンを搭載しており、最高出力は160馬力となっている。 このモデルは海外に輸出されておらず、世界中のクルマコレクターの間では非常に高値で取引されている。 ■まとめ:自動車大国ドイツでも、日本車人気は非常に高い ドイツ人が一度は乗ってみたい日本のクラシックカー、特に1990年代のモデルは非常に人気が高く、今でも日本車愛好家のなかで注目の存在である。 週末になるとドイツ各地で日本車オフ会なるものが開催されているだけに、この国でも日本車人気は非常に高いといえるだろう。 著者も稀にドイツで日本のクラシックカーを見かけることがある。 日本から遠く離れたこの国で日本のクラシックカーを見かけると、日本人であることを誇りに思う。 ここドイツに限らず、これからも世界中で日本のスポーツカーが愛され続けることを切実に願っている。 [ライター/高岡ケン]
昨年末、11度目の車検を終えた愛車のS15。 実はその数日後にエンジンが始動せず、年末の帰省がはたせなかったのですが……それはまた別の話。 今回の車検にかかった費用は、およそ23万円。 大きな修理やパーツの交換は行わず、消耗品の交換が中心です。 昨年を通してS15の維持費(所有していることで、支払の生じた費用)は、およそ53万円。 1ヶ月に、およそ44,000円。 今年は車検がないので、ずいぶんと楽にはなるはずです。 そりゃね、これほどのお金がかかっているとなると、配偶者の理解は必要不可欠。 クルマにかけるお金が、夫婦間の諍いの理由になるって話もよく聞きますし。 聞くのが怖くはありましたが、これも機会です。 今回は妻に「私がS15を維持しているのをどう思っているか」を聞いてみました。 ■妻もまた、助手席でカーライフの苦楽をともにしてきた 交際当初、すでに私はS15を所有していました。 当時の妻の言動から「(私がS15に対して)特別な思い入れは持っておらず、古くなったら乗り換えるだろう」と、思っていたようです。 結婚から3年でS15の所有年数が10年を越え、それでも私が乗り続けているのを見て「日産車が好きで、乗り換えないのは後継となるクルマ(S16以降)が出ないからだろう」と、考えていたそう。 さて、問題はそこから。 一緒に出かける直前になってエンジンが始動しない。 走行中にエンジンが停止し、ヒヤリとさせられる。 出先でクルマが動かなくなり、レッカー到着まで途方に暮れる。 夏場にエアコンが故障し、熱中症を起こす等々……。 この10年間、普通なら「さっさと買い換えろ」と詰められてもおかしくない事態に、幾度も妻を巻き込みました。くわえて少なくない経済的な負担をかけ続けています。 文字にすると、自分の妻ながら本当によく認めてくれているよね。 やっぱり聞かない方がいいかな。藪の中の蛇を突きたくないなぁ……。 ■日頃から家事とか、自分のやれることをやっておくことが、旧車を維持する秘訣? 単刀直入に聞くけど、S15を買い換えて欲しいって思ってる? 「いや、買い換えてもお金がかかるし、そうは思ってないよ。最近のクルマはフワフワしてフラフラするから苦手だし」 妻の母(私からみて義母)はスポーツカーが好きで、かつてはホンダのS600、新しいところだとコペンといった、ハイカラなカーライフを送ってこられた方。 その影響でしょう。妻もがっしりしたサスペンションに低重心のクルマの方が、乗っていて安心するそうです。 でも、クルマが新しい方がトラブル知らずで安心して乗れるよ。 「別に心配しながらクルマ(S15)に乗ってないよ。止まったら、止まっただし、故障があったら都度、直しているし」 理解と懐の深さに涙が出そう。 維持になにかとお金がかかることはどう思う? 「こちらも送り迎えとかしてもらってるからね、そこまで負い目を感じなくていいよ。さっきもいったけど、今のクルマって高いからね。同じくらいかかるんだったら、好きなクルマに乗ってなよ」 正確には「今のクルマが高い」じゃなく「日本の賃金が安い」だと思うのですが、今は口にしないでおきます。 「旦那、お酒も飲まないしタバコも吸わないじゃない。お金を使っているのクルマくらいでしょ。家事もやってくれてるし、そこで趣味を取り上げちゃうほど鬼じゃないよ」 ありがたいお言葉。 やっぱり日頃から家事とか自分のやれることをやっておくことが、こっちの無理を聞いてもらう秘訣な気がします。 「けどギリギリのラインだからね。出費どうこうよりも、旦那は頑張って収入をあげること。安い仕事を引き受けると、高いお仕事が逃げていくよ。なにより、高いお金を払ってくれるところに悪いでしょ! あとねぇ……」 あー、うー。やっぱりお説教の流れですか……。 私の収入はともかく、あらためて妻の理解あってこそ、S15を維持できているのだと知ることができました。 今後も理解を得続けられるように努め、クルマが原因で不仲になることだけは起こさないよう、気をつけたいと思います。 旧車オーナーだけでなく、縁の下の力持ちである配偶者に話を聞くのも、面白そうですよね。 もしお話を聞かせてもらえる方がいらっしゃったら、編集部までご連絡をお願いします。 後々、もめごとにならないよう、ちゃんと夫婦間で同意しておいてくださいね! [ライター・撮影/糸井賢一]
誰もが振り返るほどの存在感を持つランドクルーザー 60系は、多くの人を魅了してきました。リセールバリューが高ければ所有したいと思う人も多いことでしょう。世界的に見てもタフな車の代名詞ともいえるランドクルーザー 60系のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場や、高く売却する方法について解説します。同車の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 60系のリセールバリューの相場は非常に高い状況が続いています。ランドクルーザー 60系は根強い人気があり、相場は常に高値で推移していました。世界的にも知名度の高いモデルで、アウトドアブームや旧車人気でさらにプレミアム価格となっています。 過酷な環境下でも壊れにくいタフな車というイメージが強く、ランドクルーザー 60系はSUVの本場であるアメリカでも大人気です。日本国内の生産が終了した後の1992年にベネズエラで作られた1台は、アメリカのオークションで約600万円の値がつきました。通常のモデルでも状態のよい車は400万円台の値がつきます。 国内でもメーカーであるトヨタがランドクルーザー 40系から順次復刻パーツを供給するプロジェクトを立ち上げているため、近い将来に不具合を心配することなく所有することが可能になるでしょう。こういった状況が背景にあり、ランドクルーザー 60系のリセールバリューは今後も高値安定が予測されます。 ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 60系のリセールバリューが決まるポイントを解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 60系はリセールバリューが高いです。最終モデルでも初度登録より30年以上を経た車のため、一般的な中古車のように数万kmといった車両は少ないでしょう。 頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 60系は10万km以上走行していても価値が高く、リセールバリューに影響することはほとんどありません。しかし、走行距離が30万kmを超えてくると販売が鈍る傾向にあるため、リセールバリューは低下傾向にあります。 レストアされている ランドクルーザー 60系は、しっかりとメンテナンスされているとリセールバリューが高くなります。頑丈で壊れにくいことで有名な車とはいえ、日々のメンテナンスや消耗品の適切な交換は車の寿命を高めます。また、整備点検記録簿が保管されており、12ヶ月ごとの法定点検を毎回受けている車は査定評価も高くなるでしょう。 ボディカラーが人気色 ランドクルーザー 60系は、ホワイトとトラディショナル・ベージュのボディカラーが圧倒的な人気を誇ります。メーカー設定色は上記の2色に加えてフリーボーンレッドとフィールライクブルー、後期型の上級グレードに追加されたワイルドステージ・トーニングとベージュメタリックの計6色です。 ボディカラーによる価格差は数十万〜百万円単位となることもあります。また、中古車市場では全塗装された車両もあるため、メーカー設定色と異なるボディカラーの場合は注意が必要です。 ガソリンエンジンモデルであること ランドクルーザー 60系のディーゼルエンジンは、すべてNOx規制対象車となるため規制対象地域では登録できません。そのため、価格相場的にガソリン車よりも低い傾向にあり、リセールバリューを考えるとガソリン車の一択といえます。ただし、走行距離が多い場合はガソリンエンジン車の方が寿命が短いため、状態によってはレストアや換装が必要です。 ランドクルーザー 60系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 60系を高く売却する方法について詳しく解説します。 ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶ ランドクルーザー 60系の買取が得意な業者を選ぶことで高く売却できます。ランドクルーザー 60系は、流通価格にプレミアがつく車です。一般的な中古車買取業者はオークション相場を参考に買取価格を設定しているため、専門業者に比べて査定額が低くなります。 専門業者はランドクルーザー 60系の購入希望者を抱えていることも多く、車体やメンテナンスの状況も加味して査定を実施します。豊富な取扱い経験から、必要な整備箇所を把握した上で査定してくれるため高額査定が期待できるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 60系は、悪路を走破することを想定して開発された車です。しかし、車体が頑丈であっても、コンディションを保つためにはこまめなメンテナンスが必須といえるでしょう。各種オイルや消耗品を始め、耐久品についても適切な時期に交換していることが高く売却する際に重要視されます。 レジャーに使用後は車内の清掃や換気を行う ランドクルーザー 60系は、レジャーで使用されることが多い車です。ウィンタースポーツやキャンプなどでの車内汚れや湿気を残してしまうと、臭いや雑菌・ダニの繁殖につながります。レジャーに使用した後は車内の清掃をしっかりと行い、湿気を残さないように晴れた日に窓を全開にしたり乾燥材を使用するなど除湿を忘れずに行いましょう。清潔な車内の車は査定時の内装評価で加点され、高額査定が出やすくなります。 ボディや下回りの防サビ対策を行う ランドクルーザー 60系は、雪道や海岸沿いを走ることも多い車です。塩害の可能性のある道を走った後は、防サビ対策のためにすぐに洗車を行うようにしましょう。ボディにサビが発生していると査定額は大きく下がります。 ランドクルーザー 60の魅力と歴史 ランドクルーザー 60系は、1980〜89年にトヨタが販売した5代目のランドクルーザーです。このモデルから細かいグレード設定が行われ、乗用車としての快適性が追求されました。外観デザインでは前期モデルは丸目、後期モデルは角目4灯でまったく異なる雰囲気を持つのが特徴です。クラシカルさとワイルドさを持つデザインから感じ取れる存在感は、他の車を圧倒するといってよいでしょう。 頑丈で壊れにくく、どんな過酷な道でも走破する4WDとして世界中を魅了した車です。パーツ類のほとんどは世界中で調達が可能なように統一化されており、新車販売当時は「いつかはロクマル」といわれるほど絶大な人気を誇っていました。 現在でも国内外問わずに人気が高く、オフローダーやドレスアップ車として何十年と乗り続けているオーナーが多い車です。中古車市場ではプレミアム価格で流通しているなど、その人気は経年するほどに高くなっています。 基本スペック販売期間........1980~1989年乗車定員........5~8名駆動方式........パートタイム4WDエンジン........6気筒 4.2ℓ 2F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F型(ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 3F-E型(電子制御燃料噴射化ガソリン仕様)、6気筒 4.0ℓ 2H型(ディーゼル仕様)、4気筒 3.4ℓ 3B型(ディーゼル仕様)、6気筒 4.0ℓ 12H-T型(ディーゼル直噴ターボ仕様)
ハコスカの愛称で親しまれている日産 3代目スカイライン(C10型)は、旧車の中でも高い人気を誇るモデルです。今回は、ハコスカの人気が高い理由やリセールバリューについて紹介します。ハコスカを売却するときの参考にしてみてください。 ハコスカは圧倒的な人気を誇る旧車 1968年にデビューした3代目スカイラインは、旧車の中でも人気が高いモデルです。箱形のスタイリングから「ハコスカ」と呼ばれるようになった3代目スカイラインは、現在でも多くの愛好家に親しまれています。 また、ハコスカの中でも高性能モデルに位置する「2000GT-R」は特に人気が高いです。この3代目スカイラインの高性能モデルに与えられた「GT-R」の名は、現在も日産のスポーツモデルの象徴となっています。 ハコスカのリセールバリューの相場 ハコスカのリセールバリューは、高い状態を維持し続けています。車両の状態にもよりますが、数百万円で買取されることはほぼ確実といえるでしょう。また、高性能モデルであるGT-Rは、1,000万円以上になることも珍しくありません。 ハコスカのリセールバリューが決まる要因 ハコスカのリセールバリューは、車両の状態によって大きく変わります。では、ハコスカのリセールバリューを決める要因は何なのでしょうか。 オリジナル部品が使われている ハコスカは、オリジナル部品が使われているとリセールバリューが高くなりやすいです。エクステリアやインテリアだけでなく、エンジンやトランスミッションなど、内部の部品までオリジナル部品だと買取額が高くなります。また、部品そのものにも高い価値があるため、部品だけでも高価買取されることがあります。 保管状態が良い 車両の保管状態が良いとリセールバリューが高くなります。外装の錆びや塗装の色褪せなどがなく、内装の褪せやひび割れなどがないと高い評価になります。 グレード ハコスカには、4ドア/2ドアをはじめ多種多様のバリエーションが用意されていました。数あるバリエーションの中でも、高性能モデルの「GT-R」は、非常に人気が高くリセールバリューも高い状態となっています。ただし現在は、どのグレードであっても旧車としての価値や希少性が高いため高価買取される可能性が高いです。 ハコスカを高く売る方法 ここからは、ハコスカを高く売る方法を解説します。 ハコスカに対する知見が豊富な業者を選ぶ ハコスカを高く売るためには、ハコスカのことを知り尽くした専門業者に買い取ってもらうことがポイントです。 ハコスカは、先述したように4ドア/2ドアをはじめ、多種多様のバリエーションを用意していました。そのため、ハコスカのどの年式のどのグレードなのかまでわかる専門買取業者でなければ、ハコスカの価値を適正に評価できません。 ハコスカを売却するときは、ハコスカの査定や買取した実績があり、ハコスカの知識が豊富な業者に依頼しましょう。 外装・内装を含め細部までメンテナンスを行う 外装、内装、エンジン、足まわりなど細かな部分までしっかりメンテナンスしておくと高く売れます。 ハコスカは、今や存在そのものに価値があるといっても過言ではないほど希少な車となっています。そのため、車両の状態が良いほど高く売れるのです。 ハコスカをいずれ売却する予定がある方は、定期的にエンジンをかけて走らせたり、外装や内装が劣化しないようこまめにメンテナンスしたりしておきましょう。こまめな手入れで良好な状態を保つことで、売却時に高く評価されます。 ハコスカの魅力と歴史 ハコスカは、1968年7月にフルモデルチェンジしてデビューした3代目スカイライン(C10型)です。 1968年9月には、スカイラインGTのモデルチェンジを発表し、1969年2月に高性能モデル「2000 GT-R」を発売しました。 高性能モデルのGT-Rは、デビュー当初4ドアのみのラインナップでしたが、1970年10月に2ドアハードトップになりました。 GT-Rは、高性能モデルにふさわしい2.0L直列6気筒DOHCエンジン(S20型)を搭載していることが魅力です。最高出力は160馬力でした。2000GTに搭載される2.0L直列6気筒OHC(L20型)の出力が120馬力であったことからも、GT-Rがいかに高性能だったのかがわかるでしょう。 【スカイライン 2000GT-R(2ドアハードトップ)の主要スペック】・全長4,330mm×全幅1,665mm×全高1,370mm・ホイールベース:2,570mm・エンジン:S20型(直列6気筒DOHC/水冷式)・最高出力:160PS/7,000rpm・最大トルク:18.0kgm/5,600rpm・トランスミッション:5速/後1速・最高速度:200km/h※1970年当時のリリース情報より
ランドクルーザー 80系のリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。世界的にも悪路走破性の高さや頑丈さは認知されており、生産終了から20年以上が経過した現在でも数多くのファンを魅了する車です。今回は、ランドクルーザー 80系のリセールバリューや高く売却する方法について解説します。ランドクルーザー 80系の購入や売却を検討中の方は参考にしてください。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場 ランドクルーザー 80系のリセールバリューの相場は、非常に高い状態が続いています。世界的にも人気のモデルであるため、アメリカのオークションでは2021年に約1500万円で落札された車体もありました。国内でも状態のよい車体は中古車で200万円台が主体となり、走行距離が短いものや査定評価の高い車体は600万円前後のプレミア価格がついています。 走行距離が少なく、状態のよい車体は200〜300万円の査定額となるケースが多いです。新車販売当時の車両本体価格が350〜450万円だったことから、残価率も非常に高い車だといえるでしょう。ただし、年式が古い車となるため、走行距離や車体の状態などでその価値は大きく異なります。 ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイント ランドクルーザー 80系のリセールバリューが決まるポイントについて詳しく解説します。 走行距離が少ない 走行距離が少ないランドクルーザー 80系はリセールバリューが高いです。頑丈なフレームでタフなランドクルーザー 80系は、走行距離が20〜30万kmでも十分に性能を発揮します。ただし、リセールバリューを考えると、走行距離15万kmを境に相場に大きな変動が見られるため、ひとつの目安と考えるとよいでしょう。 エンジンタイプ ディーゼルエンジン仕様車は、排ガス規制によりリセールバリューは期待できないと考える人も多いでしょう。しかし、ランドクルーザー 80系は、現在でも海外で非常に人気が高いモデルです。ガソリンよりもディーゼルエンジン仕様車の方が買取相場が高く、そのほとんどは海外へ輸出されます。ただし、ランドクルーザー 80系のディーゼルエンジン車は国内では登録できない地域もあるため、購入時には注意が必要です。 メーカー純正仕様車 ランドクルーザー 80系は、カスタムベースとしても人気が高い車です。しかし、外品パーツでカスタマイズされた車はリセールバリューが低くなる傾向にあります。モデルの特性上、悪路走破性を発揮できるか否かが、リセールバリューに大きく影響します。 バンよりもワゴンタイプ ランドクルーザー 80系は、国内では1ナンバーとなるバン仕様車が維持費も経済的で人気です。しかし、リセールバリューを考えると、3ナンバーのワゴンタイプの方が高値を維持しています。これはランドクルーザー 80系が海外に輸出されることが多いためです。 海外の国々ではワゴンやバンという仕様の違いではなく排気量100cc単位やCO2排出量、馬力などで自動車税の課税基準を決めることが多く、同じ税額なら豪華装備のワゴンタイプが選ばれることが相場に影響しています。 ランドクルーザー 80系を高く売却する方法 続いて、ランドクルーザー 80系を高く売却する方法について解説します。 ランドクルーザー 80系の魅力を理解している業者を選ぶ ランドクルーザー 80系を高く売却するためには、ランドクルーザー 80系の魅力を十分に理解している業者を選ぶ必要があります。一般的な買取業者やディーラーは、オークションの相場を基準に買取額を設定しています。特殊な車両であるランドクルーザー 80系は、専門店などモデルの知識や取扱い経験の豊富な業者を選ぶことで高額売却の可能性が高まるでしょう。 こまめにメンテナンスする ランドクルーザー 80系のリセールバリューを高くするには、こまめなメンテナンスが必要です。非常に頑丈な車体のランドクルーザー 80系は、レジャーや長距離走行に用いられることが多いため各種オイルや消耗品の定期的な交換は欠かせません。また、耐久品についても経年による劣化対策をしっかりと行い、必要に応じて部品の交換などをしていくことでよい状態が保てます。 純正部品は保管しておく ランドクルーザー 80系は、カスタマイズされた車体も数多く流通しています。しかし、カスタマイズ車は価値評価が大きく分かれてしまい、状態によっては査定額が大幅に低くなるケースがあるため注意が必要です。カスタマイズしていても純正パーツの保管さえしていれば、買取査定前にメーカー純正仕様に戻せるため問題はありません。 ランクル80の魅力と歴史 ランドクルーザー 80系は、1989〜1997年にトヨタが販売したSUVです。先代60系よりも一回り大きくなったボディサイズの80系は、それまでのクロカンテイストから高級SUVへ変貌を遂げました。 ランドクルーザー 80系は高い悪路走破性や耐久性だけでなく、ランドクルーザーシリーズで初となる快適性や静粛性を備えたモデルです。また、ガソリンエンジンではランドクルーザー歴代史上最強の215psを発生する4.5ℓ 直6エンジンを搭載したことも話題となりました。 ランドクルーザー 80系は、本格オフローダーだけでなく豪華仕様となったことでタウンユーザーからも高い支持を得ています。世界中で人気の高かった先代60系の約41万台という累計生産台数と比較しても、80系は約55万台というベストセールスを記録しました。 基本スペック販売期間........1989~1997年乗車定員........5~8名駆動方式........フルタイム4WD(バンモデルの一部でパートタイム4WDを設定)エンジン........直6 4.0ℓ 3F-E型(1990~92年ガソリン仕様)、直6 4.5ℓ 1FZ-FE型(1992~97年ガソリン仕様)、直6 4.2ℓ 1HZ型(1990~97年ディーゼル仕様)、直6 4.2ℓ 1HD-T型(1990~95年ディーゼル仕様)、直64.2ℓ 1HD-FT型(1995~97年ディーゼル仕様)
95プラドは、トヨタの人気SUVであるランドクルーザープラドの2代目モデルです。国内外を問わず中古車市場で人気があります。今回は、95プラドのリセールバリューの相場や高く売るためのコツ、ポイントなどについて解説します。95プラドの売却を検討している方は参考にしてみてください。 95プラドのリセールバリューの相場 95プラドのリセールバリューは、約90万円~370万円と幅広い価格帯で推移しています。リセールバリューに幅があるのは、外装や内装、走行距離や年式など車両の状態が異なるためです。 また、95プラドはカスタマイズのベース車両として人気があります。さらに、国内外問わず需要があるため、リセールバリューが高い傾向となっています。 95プラドを少しでも高く売りたいのであれば、外装、内装、エンジン、足まわりなど車両の状態を良い状態に維持しておくことがポイントといえるでしょう。 95プラドのリセールバリューが決まるポイント 95プラドのリセールバリューは、車両の状態やカスタマイズの有無・内容などによって決まります。ここからは、95プラドのリセールバリューが決まる主なポイントを紹介します。 外装や内装の状態 外装や内装の状態は、リセールバリューを決める重要なポイントです。 外装のキズ・へこみ・塗装の剥がれ、シートの穴あきや擦りきれなどがあると査定時にマイナス評価になってしまいます。そのため、定期的に洗車や車内清掃をして、きれいな状態を維持しておきましょう。 エンジンや足まわりなどのコンディション エンジンやトランスミッション、サスペンションや下まわりのコンディションを整えておくとリセールバリューが高くなりやすいです。そのため、定期的な点検や消耗部品の交換は欠かさずに実施しましょう。 また、下まわりや足まわりが錆びたり劣化したりすると、査定時にマイナス評価となります。リセールバリューを良くするためにも車両のコンディションは整えておきましょう。 カスタマイズの有無・内容 3ドア車に標準装備されている丸型のヘッドライトが装備されていたり、オーバーフェンダーが装着されたりするなど、カスタマイズされている95プラドはリセールバリューが高い傾向が見られます。 また、ボディを再塗装または新たにオールペイントしても、きれいな状態であればリセールバリューが高くなるため、カスタマイズしたときはそのままの状態で査定に出すことをおすすめします。 95プラドを高く売却する方法 ここからは、95プラドを高く売るためのポイントを解説します。 95プラドを正しく評価できる業者を選ぶ 95プラドは生産が終了してから時間が経過しているモデルです。そのため、95プラドを正しく評価できる業者を選んで売却することが高く売るためのポイントとなります。 95プラドを売却するときは、ランドクルーザーやプラドを専門とする業者だけでなく、旧車の買取に特化している業者やカスタマイズ車両の査定も得意としている業者にも査定申し込みをして評価してもらうとよいでしょう。 こまめにメンテナンスする 95プラドは、SUVらしい悪路走破性能と乗用車らしい乗り心地を両立していることが特徴です。 そのため、こまめなメンテナンスで不具合やトラブルを予防・修理し、95プラドの魅力が損なわれないようにする必要があります。洗車や車内清掃だけでなく、エンジンオイルの交換や消耗品の交換などもしっかりと行っておきましょう。 そもそも95プラドの魅力とは 95プラドは、1996年にデビューした2代目ランドクルーザープラドの5ドアモデルです。存在感のあるワイド&ローのスタイリングが特徴で、標準ボディとワイドボディの2タイプがあります。エンジンは、V6ガソリンエンジンと直列4気筒ディーゼルターボエンジンの2種類。トランスミッションは4速ATまたは5速MTで、駆動方式はフルタイム4WDです。また、オンロード/オフロード問わず優れた操縦性・走行安定性・快適な乗り心地を実現しています。 5ドアの95プラドは、角型のヘッドライトや横長のフロントグリルが標準装備されるタイプです。この標準タイプも人気がありますが、3ドア車に標準装備される丸型ヘッドライトや四角いヘッドライト&カラーレンズのウインカーが装備されたカスタマイズ仕様も中古車市場で人気となっています。 このように、3ドアモデルに装備されるヘッドライトに変えたり、カスタマイズできたりすることが95プラドの魅力です。