こんなタイトル付けちゃって、なんかオッサンが説教くさいこというんじゃなかろうか?と、思う若者もいると思うが心配無用!
ご想像通り説教くさいこというんだけれど、まあ、ちょっとトシヨリの話は聞いておけとの名言もある(かもしれない)ように、少しのあいだきいてもらえると、いや、読んでもらえると、イイことあるんじゃないかと思うわけです。
まず「旧車」の基準をドコに置くか、ということからはじめてみましょう。
「旧車」ってドコからが「旧車」なのか?
旧車を英語でいえば「Old Timer」って感じ?「Vintage」とか「Classic」ということもありますわね。
日本の「税制」でいえば「新車から13年以上経ったクルマは税金高くなりますよー」の法律があるので、ソレを基準に考えれば、今年を起点にすると「2025-13=2012」すなわち2012年より前のクルマは「旧車」扱い・・・ってなんだか新しすぎじゃないか?
2012年っていったら「元号」でいえば平成24年。旧車というよりも、単なる中古車扱いっぽい気もする。
ということで、私見ながら「旧車」の基準を以下に定めてみました。異論はOK。
「10年ひと昔」とはよくいいますが「100年=1世紀」で考えた場合、25年を四半世紀と呼んでおります。英語でいえば「quarter century」。
まあ、この辺を区切りとして
・2000年(平成12年)以前のクルマ:旧車・オールドタイマー(Old Timer)
・1988年(昭和63年)以前のクルマ:旧車・ビンテージ(Vintage Car)
・1970年(昭和45年)以前のクルマ:クラッシック(Classic Car)
・・・ということにして、今回は話を進めてみます。
さて「旧車」(Old Timer) & (Vintage Car)
どうですか?最近のワカモノのみなさん「旧車」スキですか?
機能や性能面、それに安全面では最近のクルマとは比べることもできないほどアレですが、ソレらを「なかったこと」にしてもなお、デザインや乗り味、あるいは時代が醸し出す「個性」を感じる。
そんな理由で「旧車」に興味がある「旧車」に乗りたい・運転してみたいと、思わせるモノがあるわけですよね。
・・・というわけで、ようやくここからが本題です。
いつも前置きが長くてすみません。落語家なら「まくらが長い」とかいわれちゃうやつなんですが。
さて、若いみなさんが「旧車」に乗りたい、乗ってみたい、所有したい、と思ったときに「考えてほしいいこと」がいくつかあります。
以下にソレらを記述しますので、もし何かのマチガイ・・・じゃなかった、もし何かのチャンスで「旧車」に乗れるかも!? 手に入れることができるかも!? というときに参考にしてほしいなと思うわけです。
■その1:安全じゃないかも
最近のクルマは、ほとんどもれなくエアバッグが装着されております。日本では「義務化」されているわけではありませんが、ソレでも新車にはおおむねエアバッグは装着済み。
ところが旧車だと、エアバッグがついていないクルマもママあります。特に低価格帯のクルマだとエアバッグ未装備がフツーと考えてヨロシイかと思います。また、エアバッグに限らず、安全装備面では新しければ新しいほど安全面でのメリットがあるわけで、その辺はきっちり「覚悟」しておくべきかと思うわけです。
クルマ自体の剛性とか衝突時の安全面とかも新しい方が「より安全」であることは、いわなくてもご存知の通り。
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■その2:お金が掛かるかも
旧車に乗っていて頭を悩ます大きな部分が「お金」の問題。どっか壊れた修理しなきゃ、でも旧いクルマじゃパーツが生産中止で手に入らんとか、旧くてあちこちガタが来て、あっち直せばこっちコワれる、みたいに、旧いクルマは旧いなりにあちこちが痛むもんです。ニンゲンだって歳とりゃガタがくる。なので修理とか修繕とかパーツ代とか、とかくお金はかかりがち。
そのためにできれば「かかりつけ医」すなわち「主治医」がいれば安心ですな。自分でメンテできるという人でも、やはりプロの医者=メンテしてくれるショップが必要なのはニンゲンと同じ。そのためにも、いろいろ入り用のお金は覚悟しておくのがベターであります。何より新車から13年以上経ったクルマは、なぜか税金ガガーンと跳ね上がるのです。心せよワカモノ!
■その3:快適じゃないかも
今ならスマートフォン繋いで好きな曲聴いたりできる、そんな機能も旧車では難しいかも。つか、そもそもUSBのソケットもなけりゃ電源コンセントもない!旧車ってそんなもんです。
ラジオやCDプレーヤーが搭載されているので、まあ、そういうレトロな楽しみ方も旧車ならでは、と割り切ってもらいましょう。また、旧車の時代にもよりますが「ルーミーな室内!」というような売り文句で、やたらとガラス面積が広いクルマが一時期流行りました。エアコンがあるから無問題!とはいえ、太陽光がガンガン当たる室内ってのもキツイかも。その分、明るくてハワイアンと、気分を切り変えてハンドル握るのが「吉」です。
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■その4:手間がかかるかも
エンジンを掛けるのにキー突っ込んでかちりと回してエンジンスタート・・・なんて行為が昔のクルマ扱いになるとは思わなかったですが、そう、ボタン押して始動!なんてのは最近のクルマ。旧車はキーを回してエンジンかけます。
もちろんドア開けるのもキーが必要。ガチャっと回してドアを開けてください。ビンテージやクラッシックだと窓開けるのもくるくるハンドル回すタイプが主流ですが、旧車レベルならかろうじてパワーウインドウはあるでしょう。
雨降ってもワイパー自動で動きませんよ!トンネル入っても自動でヘッドライト点きませんよ?最近は夜になっても無灯火で走ってるクルマ見掛けるけど、アブナイから気をつけてください。スイッチは自分でON。消すときも積極的にOFF。機械任せにしないのが旧車乗りの矜持であります。
■その5:彼女or彼氏にフラれるかも
クルマに興味のないパートナーは、この際諦めた方がいいかもしれませんね。というくらいの覚悟が必要です旧車のバアイ。
いや、オーバーかもしれませんが、オールドタイマーとかビンテージに興味のない人は、狭いはうるさいわ快適装備もないわ金掛かるわ面倒くさいわで、メリット一切なしのマイナス面ばかり。そんなの喜んで乗ってるアンタ昭和人か!ってツッコまれる羽目になるかも。
クルマのデザインがステキかわいいやつならまだマシかもしれませんが、ステキかわいいけど乗ってみたらオーマイガーッ!ってなりがちなのも旧車の趣。デザインだけで旧車選ぶのは、そんな覚悟は承知の上かと。そういうときのアナタの仕事は、いかにこの旧車がスバラシく、ヨイものであると説き伏せる(?)知識と話術、ソレを押し通せる情熱なのであります。負けるなワカモノたちよ!
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■余計なお節介
ここだけの話ですが、旧車乗りの多くは、実は「足車(アシグルマ)」を持っています。すなわち普段使いのクルマ。それはコンパクトカーであったり家族で使うワンボックスカーだったり荷物運べるワゴン車だったり・・・。旧車乗りはナチュラルに「現代のクルマの有り難み」というものを理解しております。だからこその旧車愛とでもいいましょうか(Now and Then)ですな。
とまあ、5つ(+1)くらいのポイントを挙げておきましたが、コレらすべてハードルというか、越えなければならない山というか、一般的に見れば「マイナス面」であるといえましょう。
ところが!
ところがですよ。
この旧車王を読んでいる旧車ファンともなれば、先に挙げた5つ(+1)のポイントはすべて「だからイイじゃん!」というポイントになってしまいがちなモノなのです。
安全じゃない?ヨシ!もっと気を使い、周りもよく見て安全運転。
金かかる?ヨシ!もっと働いて稼ぐぜ!というモチベーション。
快適じゃない?乗って運転する。ソレ自体がとても楽しいじゃないか!
楽しさがイチバン!Fun to drive。
手間が掛かる?そういう手間こそが旧車乗りの儀式。乗る前の施行点検と同じ、お祈りに近い行為。
彼女/彼氏にフラれる?いや、なんかゴメン。
・・・と、いうように、先に挙げた5つ(+1)をマイナスではなく、プラスとして積極的に捉えることができるのであれば、ソレはもう立派な「旧車ファン」だといえます!
・・・というよりも「マニア」に近くなってきたという、喜ばしい事態ではないかと思うわけです。
ようこそ!旧車の世界へ!
とってもウエルカム!
我々とともに旧車の沼へ・・・。
東京都 自営業・65歳より。
[画像・旧車王ヒストリア編集部 / ライター・まつばらあつし]
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