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● 二重査定や減額について知りたい
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■1.メンテナンスの基本中の基本、ジャッキアップ ▲空冷ビートルに付属する車載ジャッキ。欧州車は新旧関わらず、この手のジャッキが多く標準装備されるが、あくまでもパンク時のスペアタイヤへの交換用だこれを普段のメンテナンスに使用するのはもってのほかだ。車両の下に潜るような用途には絶対に使用してはいけない DIYでクルマのメンテナンスを行うオーナーにとって、避けて通れない作業がジャッキアップだ。 旧車のみならず、DIY初心者にとって登竜門になると思われるエンジンオイル交換やホイール脱着を行う際にジャッキアップが必須の作業となる。 また、作業を行わないまでも、晴れて購入したクルマの下回りを覗いてみたいと思うメカ好きなオーナーも多いはずだ。 旧車のみならず、クルマの真のコンディションは下回りを見てみなければ分からないからだ。 ジャッキアップ自体は、DIYの中では基本中の基本の作業なので、ハウ・トゥー的な記事は他にも数多く存在する。 今回は、生産後数十年が経過した旧車オーナー向けに、20年来のポンコツ愛好家である筆者が、旧いクルマの独特な注意点をお伝えできればと思う。 ■2.決してマニュアル通りとは限らない、旧車のジャッキアップ方法 ▲空冷ビートルのジャッキアップポイント。新車時ならともかく、旧車で錆による腐食などでフロアやサイドシルにダメージがあるクルマでは、果たしてこんな部分で、クルマの重さを支えることができるのであろうか? DIY初心者であるオーナーが、クルマをジャッキアップしたいと考えたとき。 まず手にするものは、パンタグラフ式を代表とする「車載ジャッキ」ではなかろうか? 結論からいえば、旧車については、これを普段のメンテナンスに使用するのはかなり危険だ。 クルマの「トリセツ(取扱説明書)」には当然のごとく、パンク修理用に車両に付属する車載ジャッキの使用方法が記されているはずだ。 そして、これらはほとんどの場合、ボディーのサイドシルと呼ばれる部分にあるジャッキアップポイントにあてがって使用することを前提としている。 しかし、考えてみてほしい。 旧車と呼ばれるクルマは最低でも生産後20年は経過している。 「オールドタイマー」と呼ばれるクルマであれば、生産後40年~50年は当たり前だ。 すでに「アンティーク(骨董品)」となっている車載ジャッキが果たして使い物になるのか?という問題も当然あるが、クルマのボディー自体がジャッキアップに耐えられない状態になっている場合も存在するのだ。 旧車のみならず、クルマのサイドシルという部分は、縁石などのダメージを受けることが多い。 さらにクルマが長らく放置された場合、この部分に雨などの水分が溜まり、フェンダー裏などと同様、錆で腐食が進行しやすい部分といっても過言ではない。 ジャッキアップポイントには、そのクルマの重さが集中して掛かる。 取扱説明書に記されている通りに車載ジャッキでジャッキアップした瞬間に、いきなりサイドシルが潰れてしまった!そんな話は旧車の世界では決して珍しい話ではない。 このような話は、きれいにレストアされたクルマのオーナーには他人事の様に聞こえるかもしれない。 しかし、実施にはきれいに仕上げられたクルマほど、要注意である。 なぜなら、レストアされたクルマはどのような方法で作業されたのかが不透明な場合が多いからだ。 海外では、腐ったパネルを鈑金せずにFRP樹脂とファイバーパテで埋めるという方法が当たり前のように存在する。 その道のプロであっても、きれいに仕上がっていると一見ではなかなか判別しづらいものである。 塗装面にクラックが入って初めて、厚く盛られたパテが露見するのだ。 旧車にとって、何も考えずにジャッキアップするという行為は、クルマに致命的なダメージを与えてしまう可能性がある行為そのものなのだ。 また不確実なジャッキアップは、作業中に事故に遭う可能性がある。命の危険すらあるのだ。 それでは、一体どうすればよいのか?次項で説明しよう。 ■3.旧車のジャッキアップに必要な知識と道具とは? ▲実際に筆者クマダが使用しているフロアジャッキとリジットラック。どれも安価品だが十分に使えている。赤いフロアジャッキはそろそろ寿命だ まずは、そのクルマの正しいジャッキポイントを探ることが最優先である。 前回の記事で触れたが、サービスマニュアルに必ず記されている項目の一つだ。 なお、フロアジャッキ用のジャッキポイントは良しとして、リジットラックをあてがう部分はサービスマニュアルにおいても、サイドシルが指定されている場合が多い。 前述のとおり、旧車のサイドシルは必ずしもフロアジャッキやリジットラックをあてがえるコンディションではないことが多い。 そうなるとボディーやシャーシの強度のあるポイントを探すこととなるが、これはその車種によって異なる。 そのため、同車種のベテランオーナーか、やはり専門知識を持ったプロに尋ねることをおすすめする。 だいたいの場合、フレームや足回りのサスペンションアーム等の付け根の部分が、強度のあるポイントとして検討できるはずだ。 予備知識を得たら、ここからが道具選びだ。まずはジャッキを選ぼう。 はじめに、車載ジャッキでは定番のパンタグラフ式は、ここではおすすめしない。 それはなぜか? 先述の通り、旧車はサイドシルにダメージを負っている可能性がある点もあるが、何よりもパンタグラフ式のジャッキは車両の前後方向に倒れやすい点がある。 何らかの原因で車両の前後方向に力が加わると、いとも簡単に倒れてしまう。 後述するが、輪留めなしの状態での使用は非常に不安定でとても危険だ。 おすすめはやはり、油圧式のフロアジャッキとリジットラック(通称:ウマ)のセットだ。 これらはベテランのDIYオーナーであれば、必ずガレージに備わっていることであろう。 まずは、フロアジャッキから説明する。 大きく場所をとり、重量もあるフロアジャッキだが、整備工場で使用されるプロ用はとても頑丈な代わりにたいへん高価で、DIYでの購入はハードルが高い。 実際にはDIY向け工具店でのラインナップから選択することになることであろう。 この場合、まずはじめの一台は、鉄製の2.5~3トン程度のものをおススメする。 ネット通販などでアルミ製の3トンといったものも存在するが、これらはあくまでも2トン程度までの使用で考えたほうが良い。 実際に使用すれば分かるが、明らかに容量不足を感じるはずだ。 アルミ製の2トンについては車載用と考えたほうが良いだろう。 安価なアルミ製のフロアジャッキは軽くて持ち運びしやすいが、よくしなる。重量車には使えない。 フロアジャッキの次は、車体を保持するリジットラック選びだ。 これは、一部の折りたためるものを除けば、ホームセンターで販売されている2トンのもので十分こと足りる。 3本脚か、4本脚かの検討ポイントもあるが、ここでは省略する。 実際に手に取って気に入ったものを選んでほしい。 あえて注意点を述べるとすれば、リジットラックが車両と接触する部分の形状だ。 車載ジャッキの先端を注意深く見ると、サイドシルのジャッキポイントの部分にジャストフィットする形状になっているはずだ。 しかし、この部分は市販のリジットラックではぴったりフィットするとは限らない。 また、先述の通り、旧車ではサイドシル以外の部分にリジットラックをあてがう場合もある。 ジャッキアップ後にクルマがリジットラックの上に安定して乗っていればよいが、不安定な場合、車体をしっかり保持できる形状のアダプターを用意する必要がある。 ほとんどがゴム製になると思われるが、この部分は市販のものがうまくフィットしないなどの理由で、木端などの材料で自作している強者も存在する。 最後に輪留めを忘れずに用意してほしい。 輪留めについては、持ち上がっているタイヤの対角線上となる位置のタイヤに使用する。 旧車に限った話ではないが、ニュートラル状態のマニュアル車やサイドブレーキが甘い車両の場合、ジャッキアップした瞬間にクルマが動き始めてしまうということが十分にあり得る。 DIY初心者のみならず、ベテランオーナーにも注意喚起をしたい。事故が起きてからでは遅いのだ。 付け加えれば、スロープを用意するととても便利だ。 スロープについては、本来ローダウンされたクルマなどで、フロアジャッキを車体の下に潜らせることができない場合に使用するものだ。 しかし、車高の高い旧車の場合、エンジンオイル交換などは、ローダウンでもしていない限り、クルマをスロープに上らせれば対応できてしまう場合が多いのだ。 「スロープ+輪留め」で作業をすれば、クルマの下敷きになる可能性は大幅に減少する。 DIYの初心者・上級者に関わらず、ここは必ず実施したいところだ。 ■4.旧いクルマには、常にいたわりをもって接したい ▲旧車でこのようなジャッキアップを行うと・・・ ここまで駆け足で説明したが、話の要は、変形しやすい箱を、いかにダメージを与えずに持ち上げることができるかだ。 分からないことは、なんでも指先で検索できてしまう時代。 いわゆる「自称・正しい方法」とやらが、生産後数十年を経過した旧いクルマにそのまま当てはまると思ったら、それは大間違いである。 今回は旧車という偏った観点からジャッキアップについて短めにまとめてみた。 これは良かれと思って行った作業が、かえってクルマにダメージを与えてしまうということがある一例である。 せっかくの愛車だ。この記事の読者の方は、小さなことでもよく考えて、いたわりをもってクルマに接してほしい。 ●YouTube:BEARMAN’s チャンネル(ベアマンチャンネル)https://www.youtube.com/channel/UCTSqWZgEnLSfT8Lvl923p1g/ ●Twitter:https://twitter.com/BEARMANs_Ch [ライター・撮影/クマダトシロー]
ハイエースといえば1967年から販売が続くトヨタの代表的なワンボックスカー。現行モデルは2004年にデビューした5代目の200系です。200系ハイエースは中古市場でも大人気のモデルですが、過走行のものや年式の古いものも多く「長く走ったハイエースは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事では200系ハイエースにかかる維持費について解説いたします。 200系ハイエースの特徴 先代の100系ハイエースは豪華なワゴンモデルが特徴でしたが、アルファードの登場により200系ハイエースは商用車としての色が強くなりました。一部のモデルを除き4ナンバー登録のモデルが中心のラインナップです。進化した点は室内空間の広さです。配送用や社用車としての使われ方はもちろん、カスタム車のベース車両としても人気を博しています。キャンピングカーのベースや趣味に合わせたオリジナルの一台に仕上げるユーザーも多いです。楽しみ方が無限大であることが200系ハイエースの大きな魅力といえるでしょう。 200系ハイエース維持費の内訳 200系ハイエースの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 200系ハイエースはガソリン車とディーゼル車があります。それぞれの燃費を見ていきましょう。 ガソリン(2WD):9.7〜11.4km/リットルガソリン(4WD):9.1km/リットルディーゼル(2WD):10.6〜11.4km/リットルディーゼル(4WD):11.0〜11.2km/リットル JC08モードのカタログ燃費で比較しましたが、実燃費はガソリン車で7〜8km/リットル、ディーゼル車で8〜9km/リットルほどになるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。経済的なディーゼルモデルを例に見てみましょう。通勤で使用し月間1,000km走行した場合、軽油は約118リットル使用(*1)し燃料代は16,718円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、200,612円(*2)です。*1 燃費は8.5km/リットルで算出(実燃費)*2 2022年11月27日の軽油1リットル当たりの平均価格142.1円で算出 自動車税 自動車税は売れ筋の2,494ccのディーゼルエンジンモデルのバンを例に価格を算出します。2022年12月現在、2.0リットル超~2.5リットル以下(自家用)の自動車税は45,000円/年です。200系ハイエースの場合、車齢13年超えの個体も存在し、自動車税は重課税され51,700円かかるものもあります。旧車の場合新車の自動車税と比較すると1年で6,700円も高くなってしまうのですね。 任意保険 200系ハイエースの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。年式は2016年としてシュミレーションしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約80,000円/年でした。車両保険を付帯できませんでした。ハイエースは盗難被害の多いクルマです。そのため、多くの保険会社では車両保険をつけることができないようです。 車検 次に200系ハイエースバン(4ナンバー登録)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:14,280円(12ヶ月)自動車重量税:6,600円(12ヶ月)印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:82,680円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 車検代は安く見えますが、4ナンバーの場合は初回以外は毎年車検を受ける必要があります。2年間で考えると普通自動車と同等の車検代になってしまいます。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。200系ハイエースのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。200系ハイエースのタイヤ交換が発生する場合は追加で数万円かかるケースもあります。 200系ハイエース年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、200系ハイエースの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の200系ハイエース年間維持費>軽油代:200,612円自動車税:45,000円任意保険:80,000円車検:82,680円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:458,292円 月額では38,190円ほどかかります。通勤で使用しない場合は軽油代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかります。また、車齢13年以上の個体では、自動車税が+6,700円、重量税が+1,600円、合計で8,300円維持費が上がります。 200系ハイエースの維持費が高いと思った時の対処法 4ナンバー登録車は税金が安くなるメリットがありますが、毎年車検を受ける必要があるため意外と維持費がかかります。もし、200系ハイエースの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、ハイエースは違います。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。ハイエースはもともと商用バンのためタフな作りとなっています。中には30万km以上走行しているものもあります。一般的に過走行と言われる距離を走っている個体でも 元気に走るため買取価格は驚きのプライスになるかもしれません。
自損事故は「電柱やガードレール、建物などに衝突した」「車庫入れに失敗し壁にぶつけた」といった、単独で起こす事故です。自損事故は相手がいないから車両保険が使えるのか不安という方もいるでしょう。自損事故で車両保険が使えるかどうかは、契約内容次第です。この記事では、自損事故に「車両保険が使えるのか」「等級はどうなるのか」などを詳しく解説します。 自損事故に車両保険を使えるかどうかは契約内容次第 自損事故に車両保険を使えるかどうかは契約内容次第です。車両保険は2種類あり「一般型」の車両保険に加入していれば、車の修理代が補償されます。 また「自損事故特約」や「人身傷害保険」を付帯していれば、自身がケガをしてしまった場合でも補償を受けることが可能です。同乗者がケガをしてしまった場合は「人身傷害保険」または「搭乗者傷害保険」で補償されます。 なお「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」の両方を付帯している場合は、条件を満たすことでそれぞれの特約から保険金が支払われるためより安心できるでしょう。さまざまな事態を想定し、保険内容を再度見直してみましょう。 車両保険の種類 上述したように、自動車保険には通常の「一般型」と、補償範囲が限定された「エコノミー型」の2種類があり、補償内容が異なります。続いて、一般型とエコノミー型の車両保険について解説します。 一般型 一般型の車両保険に加入していれば、自損事故を起こしても、車の修理代が補償されます。一般型の具体的な補償範囲は以下のとおりです。 ・他の自動車との事故・火災や台風などによる被害※地震、噴火、津波は対象外・飛来物との衝突・落書きやいたずら・盗難・自損事故・当て逃げ 地震や噴火、津波以外の損傷であれば、車の修理代が補償されます。ただし「エコノミー型」より保険料が高くなる点を把握しておきましょう。 エコノミー型 エコノミー型の車両保険に加入していると、自損事故による車の修理代が補償されません。エコノミー型は「車対車+a」とも呼ばれており、一般型から自損事故による補償を抜いた特約です。保険会社によっては「当て逃げ」も補償の対象外になるケースがあります。補償範囲が限定されており、一般型より保険料が安いため、月々の支払いを抑えたい人におすすめです。 自損事故への車両保険の適用による等級ダウン 自損事故を起こし車両保険を適用した場合は「3等級ダウン」となります。 その他で自動車保険を使用した場合の等級は、以下のように下がります。 3等級ダウン ・車同士の衝突・通行人や自転車と衝突・建造物と衝突・当て逃げ 1等級ダウン ・盗難・災害・落書きやいたずら・飛来物との衝突 ノーカウント ・人身傷害保険・搭乗者傷害保険・無保険車傷害特約・弁護士費用特約・個人賠償責任補償特約 等級が下がると、次年度分の保険料が上がるため、車両保険を適用するか充分に検討するとよいでしょう。なお、等級ダウンによる保険料の値上げ分より、自己負担で修理した方が安くなるケースもあるため、保険会社に「いくら保険料が上がるのか」シミュレーションしてもらうことをおすすめします。 対物賠償保険は他人の所有物を補償する 家やお店、ガードレールなどに衝突した場合、他人の所有物は「対物賠償保険」で補償されます。対物賠償保険は他人の所有物を壊し、損害賠償責任を負ったときに補償され、保険金額を自身で設定できます。 営業中の店に衝突し、建物を壊したり人をひいたりすると、1億円以上の損害賠償責任が問われるケースもあるため、安すぎる保険金額に設定しないよう注意が必要です。保険金額を2,000万円から無制限にしても数百円程度しか変わらないケースも多いため、前向きな検討をおすすめします。 また、自身が所有している建物は補償されないことも把握しておきましょう。 自損事故を起こしたときの対応の流れ 自損事故を起こしたとき「どのように対応すればよいのか」を把握しておくと、落ち着いて対処できるでしょう。具体的な流れは以下のとおりです。 1.ケガ人がいないか確認2.警察に事故の連絡※場所や壊したもの、損害の程度を報告する3.周囲に散らばった物を片付けたり、車を脇に寄せたりして危険防止措置を取る4.病院へ行く5.保険会社へ事故を報告し車両保険を適用する旨を伝える 自損事故でも警察への報告義務があるため、必ず連絡しましょう。警察へ報告しなかった場合は「3ヶ月以下の懲役」または「5万円以下の罰金」が課せられるため、注意してください。また保険金の支払いには「交通事故証明書」が必要なため、警察へ届け出をしていないと、補償がおりないことも把握しておきましょう。
■クルマの汚れは心の荒みのあらわれ? 洗車はクルマのコンディションを確認する絶好の機会。 生きてりゃ何もかもがうまくいかず、心が荒むことだってあります。 15年くらい前のことだったかな? 所用で実家に行ったところ「あれ(筆者)が、汚れたままのクルマに乗っているのか」と、今は亡き父がつぶやいていたそう。 うまくいってないのを表に出さないよう、ふるまってはいたんですが、クルマの汚れという形であらわれていました。 以来、「クルマの汚れは心の荒みのあらわれ」と、なるべくきれいな状態を維持するように心がけています。 まぁ、今もって心も懐も余裕がないんですけどね! ■洗車は洗車機派。けれど長くコンディションを維持したいのなら、やっぱり手洗いをオススメ 1999年に新車で購入したS15。 購入したての頃は、自分でもひくほどの猫かわいがり。 当時は田舎の実家で暮らしており、自由に使える庭あり・水道ありの環境をいいことに、好きな時間に好きなだけ洗車を行っていました。 けれど日々、乗っていればクルマは傷つくもの。 都内の集合住宅に引越し、青空駐車となったこともあるのでしょう。 経年劣化でゴムパーツはちぎれ、ウィンドウモールは色あせて変形。 購入から15年を経た頃から、あちこちにサビが噴出してきました。 整備工場にサビの除去を相談したところ「さびた箇所の周辺は、さびやすい状態になっている。一部だけサビを取って再塗装しても、すぐにまたサビが出るから、あまり意味がない。やるなら広い範囲を処置しないと」といった旨の返答をもらいます。 「いずれサビ除去のためにオールペンを」との考えに至ってから、洗車傷を作ることの後ろめたさもなくなりました。 そんな経緯から私の洗車スタイルは、普段はガソリンスタンドの洗車機で。 ガンコな水アカやイオンデポジットが目立ってきたら、プロの洗車ショップにお願いするといった形になっています。 ※イオンデポジット:水滴が乾き、残った成分がボディに蓄積した現象 ただ、これはあくまで私の考え方であり、クルマとの接し方。 ボディにウォータースポットやイオンデポジットを作らぬよう、洗車は曇りの日を選び、十分にエンジンが冷えてから行う。 洗車傷を極力増やさぬよう、洗車と拭きあげはやさしく行い、最後はワックスで保護。 可能な限りオリジナルのコンディションを維持する姿勢は、尊敬すべきクルマとの接し方だと思います。 ※ウォータースポット:水滴がレンズの役割となり、太陽光を集めてボディや塗料を痛めてしまう現象 ■拭きあげ時にチェックを行うポイント 洗車機での洗車を終え、拭きあげの際は、当たり前ですが車体全体を見回すもの。 各所をチェックし、劣化しているパーツの見極めや、早期に異常を見つける機会としています。 参考までに、S15のボディまわりで要注意な箇所や、ケアが必要と思っている箇所を挙げると……。 ●各ウィンドウモールの劣化具合。最近は反って浮き上がっているので、機会があったら交換したいところ ●リア側のサイドウィンドウの水漏れ具合。サイドウィンドウの内側についた水滴のアトから、どの程度、水漏れがおこっているのかを推測。あまりにひどくなってきたら、整備工場に相談ですね ●トランクリッド内側のサビを確認。スポイラーを後付けにしたせいか、ネジ穴からサビが発生。補修後、しばらくすると再発しています ●サイドミラーの塗装剥がれの確認。塗装が剥がれても機能に問題はないのですが、やっぱりみすぼらしいので、こちらも機会があったら再塗装したい箇所 ●ワイパーのサビ具合の確認。目立つようなら紙ヤスリでのサビ取りと塗装。 ●Cピラーに発生したサビの進行具合を確認。ボディ中、一番の懸念となっている箇所。進行具合によっては、オールペンの実施を決めなければなりません。 チェックとは関係ないのですが、拭きあげの途中で身に覚えのない傷を見つけると、せっかくクルマがキレイになってアガったテンションが、一瞬で冷めてしまいますよねー。 あとボディではありませんが、タイヤやブレーキ回りといった消耗品の摩耗も確認しています。 住んでいる集合住宅は駐車場との距離が離れており、クルマに乗るとき以外は駐車場に向かわない環境。 つい消耗品の目視確認を怠ってしまいがちなんですよね。 ■クルマ好きは愛車が汚れていると落ち着かない? クルマが好きな人ならば、クルマが汚れていると服が汚れているように、どこか居心地が悪くなるものです。 手洗い・洗車機はそれぞれのオーナーの考え方ですが、せっかく洗車をするのですから、拭きあげ時はボディや足回りのチェックを行ういい機会になると思いますよ。 意識してチェックをする機会を作らないと、例えばタイヤのミゾが無くなっているのにも、意外と気が付けないものですから。 [画像/AdobeStock ライター・カメラ/糸井賢一]
R34 スカイライン GT-R といえば、スカイラインの名前を冠する最後のGT-Rです。1999年1月から2002年12月に渡り販売されました。現在中古市場では値段が高騰しており、1,000万円以上出さなくては購入できないモデルになりました。いざ購入しようと思っても20年以上前のクルマのため「古いクルマは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではR34 スカイライン GT-R にかかる維持費について解説いたします。 R34 スカイライン GT-R の特徴 R34 スカイラインGT-Rは、先代の不評であった肥大化したボディサイズを縮減しました。贅肉を削ぎ落としたようなボディラインになり人気は回復。エンジンはR32から熟成を続けたRB26型2.6L直列6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。スカイラインGT-Rとしては最後のモデルであり、今でもファンから圧倒的な人気を集めています。 R34 スカイライン GT-R 維持費の内訳 R34 スカイライン GT-Rの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 R34 スカイライン GT-Rのカタログ燃費は8.1km/リットルです。実燃費は5〜7km/リットルほどといわれています。ガソリンはハイオク限定です。 ここからは金額をシミュレーションします。R34 スカイライン GT-Rを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約143リットル使用(*1)し燃料代は24,814円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、297,771円(*2)です。*1 燃費は7km/リットルで算出(実燃費)*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年12月現在、2.5リットル超~3.0リットル以下(自家用)の自動車税は51,000円/年です。R34 スカイライン GT-Rは最終モデルが2002年発売であるため、車齢は13年を超えます。自動車税は重課税され58,600円かかります。旧車の場合新車の自動車税と比較すると1年で8,600円も高くなってしまうのですね。 任意保険 R34 スカイライン GT-Rの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):100万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約89,000円/年でした。車両保険を付帯できますが保険金額は100万円です。全損事故を起こしてしまった際は絶望の淵に立たされますね。ハイパフォーマンスモデルですが安全運転を心がけましょう。 車検 次にR34 スカイライン GT-Rの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:50,400円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:132,210円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します R34 スカイライン GT-Rは、重量税が1.5トン超~2.0トン以下の区分になります。重量税は32,800円ですが、初年度登録から18年以上経過した個体は2段階の重課税により54000円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため車検代は高額になる可能性が高いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。R34 スカイライン GT-Rのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。R34 スカイライン GT-Rのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤを購入する必要があるため追加で10万円以上かかるケースもあります。 R34 スカイライン GT-R年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、R34 スカイライン GT-Rの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のR34 スカイライン GT-R年間維持費>ガソリン代:297,771円自動車税:58,600円任意保険:89,000円車検:66,105円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:561,476円 月額では46,790円ほどかかります。通勤で使用しない場合は軽油代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 R34 スカイライン GT-Rの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には自動車税、重量税がかさむために費用がかかります。また、古い車であるため修理や整備費用が多くかかる場合もあります。R34 スカイライン GT-Rの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の国産スポーツカーブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。R34 スカイライン GT-Rは新車価格以上の値段がつくことがほとんどです。買い手は世界中にいるため、買取価格は驚きのプライスになるかもしれません。
フィットはコンパクトながらも広い室内空間をもつ、ホンダの人気モデルの1つです。中古のフィットは価格が安いということもあり、購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。 しかし、購入時の費用が安かったとしても、所有するにあたって重要なのは維持費です。なかでも燃料代は、維持費のなかでももっとも大きなウェイトを占めます。そこで本記事では旧型フィットの燃費および維持費を紹介します。 旧型フィットの実燃費一覧 まずは旧型フィットの燃費を紹介します。 燃費の数値はカタログに掲載されていますが、実際に走行した際のデータとの乖離が大きいのが実情です。そこで今回は「e燃費」と「みんカラ」2つのWebサイトの情報をもとに実燃費を紹介します。いずれもユーザーの実データがもとになっています。 ただし、走行環境や走り方、エンジンの排気量、駆動方式やハイブリッドシステムの有無によっても変わるため、世代ごとの燃費の差を比較したものだとご認識ください。 ※e燃費は排気量別の中央値を掲載※みんカラは排気量や駆動方式等の区分けなし、レギュラーガソリンの平均値を掲載 初代 フィット(2001年~2007年) GD1/2/3/4型 ・e燃費:14.21km/L(1,300cc)13.85km/L(1,500cc)・・みんカラ平均値:15.64km/L 2代目 フィット(2007年~2013年) GE6/7/8/9型 ・e燃費 中央値:14.48km/L(1,300cc) 14.31km/L(1,500cc)・みんカラ平均値 :14.88km/L 初代も2代目も、実燃費はおおむね14〜15km/L程度のようです。10〜20年近く前に発売されたモデルだと考えると、充分に優れた数値だといえるでしょう。通勤でクルマを使用する場合でも、趣味で長距離ドライブを楽しみたい場合でも、深刻に燃料代を気にしなくてもよいモデルです。 旧型フィットを維持するのにいくらかかる? 旧型フィットの燃費を紹介しましたが、燃料代を含む維持費はどの程度かかるのでしょうか。ここでは、初代と2代目それぞれ1つずつモデルを例にあげて、維持費をシミュレーションします。 初代 フィット(2001年~2007年)GD1/2/3/4型 以下のタイプ、条件のモデルを例に初代の年間維持費を算出します。 タイプ:A ※ベーシックなグレード排気量:1,300cc駆動方式:FF車輌重量:1,000kg年式:2006年 <初代フィットの年間維持費>燃料代:14万4,648円(※1)自動車税種別割:3万9,600円(新規登録から13年超)任意保険:約5万8,000円(30歳/10等級/車両保険あり)車検代:4万2,325円(※2)メンテナンス代:2万円(エンジンオイル交換、冷却水交換、ワイパーゴム交換、オイルフィルター交換など)合計:30万4,573円 ※1 2024年7月3日時点のレギュラーガソリン全国平均価格172.2円をもとに、燃費14.21km/L、毎月1000km走行すると想定して算出※2 自賠責保険 1万7,650円+自動車重量税 2万5,200円(新規登録から18年超)+印紙代 1,800円+車検基本料4万円=8万4,650円としてその半額(車検は2年に一度のため) 2代目 フィット(2007年~2013年)GE6/7/8/9型 続いて、2代目の年間維持費を算出します。以下のタイプ、条件のモデルを例にシミュレーションします。 タイプ:13G ※ベーシックなグレード排気量:1,300cc駆動方式:FF車輌重量:990kg年式:2011年 <2代目フィットの年間維持費>燃料代:14万2,572円 (※1)自動車税種別割:3万9,600円(新規登録から13年超)任意保険:約5万6,000円(30歳/10等級/車両保険あり)車検代:4万1,125円(※2)メンテナンス代:2万円(エンジンオイル交換、冷却水交換、ワイパーゴム交換、オイルフィルター交換など)合計:29万9,297円 ※1 2024年7月3日時点のレギュラーガソリン全国平均価格172.2円をもとに、燃費14.48km/L、毎月1000km走行するとして算出※2 自賠責1万7,650円+自動車重量税 2万2,800円(新規登録から13年超)+印紙代 1,800円+車検基本料 4万円=8万2,250円としてその半額(車検は2年に一度のため) 初代も2代目も月々に換算すると約2万5,000円ほどかかります。10〜20年経過している世代のため、自動車税種別割と自動車重量税が重課される可能性が高いことに留意しましょう。 また、車検の依頼先や整備したり修理したりする箇所によって車検代とメンテナンス代は変動します。あくまで一例としてお考えください。 ▼クルマの維持費の各項目の詳細はこちらの記事で解説しています。クルマの維持費はどのくらいかかる?クルマを保有する際にかかる費用の一覧を解説 旧型フィットの魅力 ここまで旧型フィットの燃費と維持費を解説しました。購入を検討するにあたって、諸経費だけではなく旧型フィットの特徴や優れている機能も把握しておきたいポイントです。 そこでここでは旧型フィットの魅力を3つ紹介します。 安全性の高さ 旧型フィットには、事故を未然に防ぐための優れた機能が搭載されています。 初代には、急ブレーキ時に車輌の安定性を確保するABS(アンチロック・ブレーキシステム)や、見通しをよくするためにより広範囲かつ長い距離を明るく照らすディスチャージヘッドライト(※1)が備わっています。2代目には、それらの機能に加えて車輌の横滑りを防ぐVSA(車両挙動安定化制御システム)(※2)が搭載されました。 運転者自身の安全だけではなく同乗者の安全も守る装備が揃っているため、複数人で出かける際にも安心して走行できるでしょう。 ※1 特別仕様車のみ※2 メーカーオプション 広い室内空間 旧型フィットの2つ目の魅力は、室内の広さです。 初代では、前席の下に燃料タンクを配置するセンタータンクレイアウトを採用したことで、コンパクトカーでありながらも広々とした室内空間を実現しました。2代目では初代モデルのイメージを残しつつ、ボディサイズはひと回り大きくなり、初代からさらに室内空間を拡大させています。 加えて、ラゲッジスペースが広いのも大きな特徴です。特に2代目のモデルは、ラゲッジスペースを上下に分割できたり、床下に収納スペースがあったりするなど、他社を凌ぐほどの容量があります。 扱いやすいサイズを保ちながら余裕のある空間をもつ旧型フィットは、普段の買い物やちょっとした遠出にぴったりのクルマだといえるでしょう。 ストレスフリーな走行 旧型フィットの3つ目の魅力は、ストレスのない走行を実現できる点です。 初代でも2代目でもトランスミッションにCVTを採用しており、変速ショックやパワーロスの少ない、快適な走りが可能となります。主な移動手段にクルマを使っている方にとっては、大きなメリットだといえるでしょう。 ▼フィットの魅力をさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。「コンパクト」カテゴリーの開拓者、初代フィットは新たな国民車となった! 旧型フィットはこんな方におすすめ! 旧型フィットの魅力を紹介しました。具体的にはどのような方に適したモデルなのでしょうか。 安全性の高さと広い室内空間を有することから、家族でのドライブが多い方におすすめだといえるでしょう。4人家族でちょっとした買い物に行く際にも、スペックとしては問題ありません。 また、ストレスなく走行できるために、日々の通勤でクルマを使う方にもぴったりだといえます。快適な走りを実現できるフィットであれば、毎日の運転も苦にならないでしょう。 まとめ 旧型フィットの燃費と維持費、魅力を解説しました。 旧型フィットはコンパクトでありながら広い室内空間をもち、なおかつ燃費にも優れている、まさに乗りやすいモデルだといえるでしょう。今回紹介した情報をもとに、現在のライフスタイルに合うかどうかを確認し、旧型フィットの購入をご検討ください。
ケンメリといえば、1972年から1977年まで販売された4代目スカイライン(C110型)の愛称です。ケンメリは旧車として人気が高く、自分の愛車にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし「ケンメリのような旧車は維持していくのが大変そう……」と悩みますよね。この記事ではケンメリにかかる維持費について解説いたします。 ケンメリの特徴 ケンメリは1972年~1977年に発売された4代目のスカイライン(C110型)を指します。ケンとメリーがスカイラインで日本各地を旅するCMが話題になり「ケンメリ」と呼ばれるようになりました。約4年間で販売台数は約67万台にのぼり、スカイラインシリーズで最も売れたモデルです。現在旧車ブームでケンメリの人気も上がっています。ケンメリGT-Rは生産台数が200台以下の激レア車であり、5,000万円以上で取り引きされているほどです。 ケンメリの維持費の内訳 ケンメリの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ケンメリの実燃費は5~6km/リットルといわれています。ガソリンについては、クルマの状態・使用によって異なりますが、ハイオクを入れることが多いようです。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約182リットル使用(*1) し、燃料代は31,582円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、378,982円(*2) になります。*1 燃費は5.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 ケンメリの排気量は1,600cc〜2,000ccです。自動車税は39,500円ですが、ハコスカは車齢が13年以上経過しているため重課税になり、45,400円かかります。 任意保険 ハコスカの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約62,000円/年でした。月額だと5,400円程度です。注意しなければいけないことは車両保険を付帯できない点。ケンメリはプレミア価格で取引されるクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、年式が古く価値のないクルマとして扱われ車両保険に入ることができないのです。 車検 ケンメリの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:139,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、13,200円高い37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ケンメリのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ケンメリのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 ケンメリの年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ケンメリの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のケンメリ年間維持費>ガソリン代:378,982円自動車税:45,500円任意保険:62,000円車検:69,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:606,287円 月額では50,524円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ケンメリの維持費が高いと思った時の対処法 ケンメリのような旧車は自動車税、重量税が重課税され維持費が高額になります。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪いことも維持費を押し上げる要因になります。ケンメリの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。現在は空前の旧車ブームです。過走行や多少ダメージのあるケンメリでも高く売却できる可能性があります。
エブリイといえば、スズキを代表するワンボックス型の軽自動車です。1964年にデビューし現在も代替わりを重ね販売されています。中でも二代目エブリイワゴンは軽自動車とは思えない充実装備で話題を集めました。中古市場でも人気のモデルとなっています。しかし、いざ購入しようと思っても「最新の軽自動車と比較して維持費が高そう……」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。この記事では二代目エブリイワゴン(DA64W)にかかる維持費について解説いたします。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の特徴 二代目エブリイワゴン(DA64W)は「軽のミニバン」をコンセプトに開発されました。上級グレードには後席パワースライドドアやフルオートエアコンを採用するなど軽自動車の枠を超えた豪華な装備が話題になりました。高級軽ワゴンブームの火付け役となったモデルです。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費の内訳 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 二代目エブリイワゴン(DA64W)は2WDと4WDのモデルがあります。2014年4月発売モデルでそれぞれの燃費を見ていきましょう。 2WD:14.4km/リットル4WD:13.8km/リットル カタログ燃費JC08モードで見ましたが、実燃費は2km/リットルほど低い数値になるようです。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で2WDモデルを使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約81リットル使用(*1) し、燃料代は13,121円(*2) です。この条件で1年間走行した場合は、157,452円(*2) かかります。 *1 燃費は12.4km/リットルで算出 ※実燃費想定*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 最新の軽自動車は実燃費で20km/リットルを超えるものがあるので、それらと比較すると燃費が悪く思えますね。 自動車税 二代目エブリイワゴン(DA64W)の自動車税は軽自動車のため7,200円です。 任意保険 二代目エブリイワゴン(DA64W)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):90万円免責金額(1回目-2回目以降):5万円〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約83,000円/年でした。月額だと7,300円です。通勤使用、免許はブルーで算出しているため、条件によっては保険料が下がるケースがあります。 車検 二代目エブリイワゴン(DA64W)の車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24ヶ月)自動車重量税:6,600円(24ヶ月)印紙代:1,400円車検料:40,000円合計:67,730円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 軽自動車は法定費用が安くなるメリットがあります。また、比較的新しいクルマであれば整備費用は下がり車検代が安くなるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)のメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって3万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)のタイヤ交換が発生する場合は数万円ほど追加でかかるケースもあります。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、二代目エブリイワゴン(DA64W)の場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録の二代目エブリイワゴン(DA64W)年間維持費>ガソリン代:157,452円自動車税:7,200円任意保険:83,000円車検:33,865円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:30,000円合計:311,517円 月額では25,960円ほどかかる計算です。注目したいポイントはガソリン代。維持費の半分ほどがガソリン代になっています。自動車税、重量税やメンテナンス代も安いという理由で軽自動車を選ぶ場合、ガソリン代も下げたいですよね。実燃費12.4km/リットルは近年売られている乗用車のコンパクトカーより悪い数値です。 二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費が高いと思った時の対処法 軽自動車は車重の軽さから燃費が良いものが多いです。しかし二代目エブリイワゴンは最近のコンパクトカーより悪いことがわかりました。税金面で安くなっても頻繁に入れることになるガソリン代がかさむと維持費が高く感じてしまうでしょう。二代目エブリイワゴン(DA64W)の維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。軽ワゴンは居住性の高さと手軽に運転できるサイズ感で需要が高くなっています。過走行や多少ダメージのある二代目エブリイワゴン(DA64W)でも高く売却できる可能性があります。
ハコスカといえば、歴代日産車の中でも別格の人気を誇るスポーツカーです。1968年にデビューした3代目スカイライン(C10型)がハコスカと呼ばれるモデルです。中古市場では1,000万円以上で取り引きされることもあり、気になる方も多いですよね。しかし「ハコスカのような旧車は維持していくのが大変そう……」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。この記事ではハコスカにかかる維持費について解説いたします。 ハコスカの特徴 ハコスカは1968年~1972年に発売された3代目のスカイライン(C10型)になります。角張ったボディ形状から「ハコスカ」の愛称で呼ばれるようになりました。現在も世界中のファンを魅了するGT-Rはハコスカから始まりました。レースの世界ではツーリングカー選手権で49連勝という記録をもちます。無敵といえる性能を誇り、スポーツカー好きの心を鷲掴みにしたモデルです。 ハコスカの維持費の内訳 ハコスカの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ハコスカの実燃費は5~6km/リットルになるようです。有鉛ガソリン仕様ですが、2022年現在有鉛ガソリンは販売されておりません。ハイオクを入れておけば間違いないでしょう。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは約182リットル使用(*1) し、燃料代は31,582円(*2) です。この条件で1年間走行した場合、378,982円(*2) かかります。*1 燃費は5.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のハイオクガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 初代GT-RであるS20型エンジン搭載車を例に見ていきましょう。排気量は1,989ccです。自動車税は39,500円ですが、ハコスカは車齢が13年以上経過しているため重課税になり、45,400円かかります。 任意保険 ハコスカの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):なし人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約47,000円/年でした。月額だと4,000円程度で安く思えますが、車両保険が付帯できません。前述の通り、ハコスカは1,000万円以上で取り引きされるクルマです。しかし一般的な保険会社ではプレミア価格を考慮した保険料の算出ができません。そのため、年式が古く価値のないクルマとして扱われ車両保険に加入できないのです。 車検 ハコスカの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24ヶ月)自動車重量税:37,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年以上経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:139,610円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 注目すべきポイントは自動車税の重課税です。1トン超~1.5トン以下の重量税は24,600円ですが、初年度登録から18年以上経過した車両は二段階重課税され、13,200円高い37,800円になります。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ハコスカのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ハコスカのタイヤ交換が発生する場合はスポーツタイヤのため10万以上追加でかかるケースもあります。 ハコスカの年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、ハコスカの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のZ33型フェアレディZ年間維持費>ガソリン代:378,982円自動車税:45,500円任意保険:47,000円車検:69,805円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:591,287円 月額では49,300円ほどかかる計算です。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。ローンで購入するとさらに月々の返済が発生し、月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ハコスカの維持費が高いと思った時の対処法 ハコスカのような旧車は自動車税、重量税が重課税され維持費が高額になります。また、こまめにメンテナンスする必要がありお金がかかります。ハイオク限定で燃費が悪いことも維持費を押し上げる要因になるでしょう。ハコスカの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。現在は空前の旧車ブームです。過走行や多少ダメージのあるハコスカでも高く売却できる可能性があります。
旧車が欲しくても安全に走行できるか不安だという人も多いでしょう。旧車は経年による劣化で故障が多い場合もありますが、レストアすることで安心して運転できるようになります。今回は、旧車のレストアにかかる費用やメリットについて解説します。旧車の購入を検討中の方は参考にしてください。 旧車のレストアにかかる費用の相場 レストアは、一般的に旧車を修理して正常に運転できるようにすることです。一言にレストアといっても、機械部分からエクステリアやインテリアまで幅広い箇所で必要な場合があります。どこまでするのかで費用は大きく変わり、国産中型車のエクステリアやインテリアを新車時に近づけるだけで300~500万円程度はかかるでしょう。 また、エンジンのレストアには大きく分けてふたつの種類があります。 ファインチューニング........エンジンを純正のまま活用してポート研磨やピストンなどのバランス取りを行うこと。劣化して低下した出力を新車当時に近いものに戻す。オーバーホール........部品単位まで分解して清掃や再組立てを行い、新車当時の性能に近づけること。 このどちらかにより性能が新車時に近づくのであれば問題ありません。しかし、旧車は個々に状態が異なり、部品の摩耗や破損度合いによっては交換が必要となるケースがあります。また、廃番となっている部品も多いため、状態によっては代替え部品を探すか作ってもらう必要に迫られることもあるでしょう。最悪の場合は同じ型式のエンジンを探して換装する必要があります。 旧車のレストアにかかる費用の相場は、車の状態や実施する箇所によって異なることを認識しておきましょう。 旧車のレストアは、こだわり過ぎると数千万円単位の費用がかかります。まずは安全に走行できるように、必要な箇所に重点をおいて計画的に実施することが重要です。 旧車のレストアにかかる費用が決まる要因 旧車のレストアにかかる費用が決まる要因について詳しく解説します。 フルレストア済みの場合 前オーナーや販売業者がフルレストアを施している場合は、基本的に追加費用が発生することなく旧車に乗れます。旧車専門の販売業者はオーナーと信頼関係を築いていることに加え、長年整備してきた車の売却にも関わることが多いです。そのような車に出会うことができれば、乗り出してすぐに高額なレストア費用が発生することは少ないでしょう。 過去にレストアや必要な箇所の部品が交換されている場合 過去に劣化している箇所の部品交換やレストアがされている場合は、数十万円程度の費用に抑えられるケースがあります。ただし、車のサビ落としや全塗装が必要であれば、100万円以上の費用が発生する可能性を考慮しましょう。 フルレストアが必要な場合 フルレストアとはエクステリアの塗装からインテリアの補修、エンジンなどの機械部品に至るまでを問題なく使用できるようにすることです。この場合は車の状態によって必要となる費用は大きく変わります。総額で1,000万円以上かかる場合もあるため、一般的な中古車販売業者で安い保証なしの車を購入するときは注意が必要です。 旧車のレストアにかかる費用を抑える方法はある? 旧車のレストアにかかる費用を抑える方法は、可能な限りDIYで行うことです。レストアにかかる費用の中でも作業工賃は1時間あたり10,000円前後かかり、旧車のレストアとなると数カ月から1年以上という長期に渡ります。簡単な作業はインターネットで部品を購入して自ら作業するとよいでしょう。ただし、機械部分や危険がともなう作業はプロに任せることをおすすめします。 旧車をレストアするメリット 続いて、旧車をレストアするメリットについて詳しく解説します。 走行や鑑賞をより一層楽しめる レストアは、旧車を新車当時と同等の状態に戻すことです。レストアを施すことで内外ともに新車のように修復するため、走行や鑑賞をより一層楽しめるようになるでしょう。最近ではパワーウィンドウやクーラーなどの快適装備を後付け装着してくれる業者もいるため、旧車乗りの悩み解決としてレストアと同時に依頼することもおすすめです。 高額で売却できる可能性が高まる レストア済みの旧車は、高額で売却できる可能性が高まります。人気の車種は相場が高騰してプレミア価格で流通しており、レストアを施していることは買取価格に加算されるでしょう。条件によってはレストアにかかった多額のコストを上回る利益を得ることができます。 旧車のレストアをする際の注意点 旧車のレストアは、部品や作業工賃などで高額な費用が発生する可能性があります。旧車を安く手に入れてもレストア費用で大きな負担がかかるケースもあるため、最初から専門業者でレストア済みの車を購入する方が結果的に安い場合があると考えましょう。また、旧車の専門知識をもった業者でなければレストアや整備は難しいため、業者選定はしっかりと行う必要があります。