旧車パーツの入手方法とは?それぞれの特徴や注意点を解説

目次
1.旧車のパーツが入手困難な理由 2.旧車パーツの入手方法

旧車に限らず車には、交換が必要なパーツがあります。走行によって摩耗したり、樹脂やゴム製のパーツは、熱や紫外線を受けて劣化します。新車時にオプション設定されていたパーツを、入手したくなるかもしれません。この記事では旧車パーツの入手方法について、詳しく解説します。

旧車のパーツが入手困難な理由

1台の車には、約3万個のパーツが使われていると言われています。中には他の車種との共用品もあれば逆に外観が同じ車でも、製造年月日で変更されているパーツもあります。これら全てのパーツを、自動車メーカーや自動車パーツ製造会社が、いつまでも保有し続けることはできません。

また日本には、自動車会社に保管期間を定める法律はなく、自動車会社ごとに判断されています。現実的に車が製造中止になってから10年間程度であれば、パーツ入手に困ることはほぼありません。

逆に生産から10年以上経過すると、自動車メーカーからパーツを入手できなくなることもあります。さらに外車になると、パーツ入手の可能性は車種によって大きく異なります。世界中で生産台数が多く人気車種と希少車とでは、パーツ入手の可能性は、大きく異なります。

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旧車パーツの入手方法

自動車メーカーの在庫が無くても、いくつか旧車パーツが入手できる方法があります。ここから一つずつ解説します。

オークションで競り落とす

まずは手っ取り早く、ネットオークションで探してみましょう。オークションは需要が高い場合、値段も高額になりがちです。逆に需要が小さければ、格安で入手できる場合もあります。ただしネットオークションでは、欲しい部品が常に出品されているとは限りません。オークションサイトのアラート機能を使ったり、定期的にチェックするとよいでしょう。

フリマで購入する

フリマもオークション同様に、常に欲しいパーツが見つかるものではありません。こちらもアラート機能と日頃のチェックで、欲しいパーツの出品を見逃さないようにしましょう。

海外サイトで購入する

車種によっては、国産車であっても海外の方がパーツを入手しやすいこともあります。例えば日本では生産中止になったモデルでも、海外の工場では生産が継続していることもあるからです。さらに海外では、サードパーティ製のパーツが製造されていることがあります。ただ、サードパーティー製のパーツは、品質面で不安があるかもしれません。確かに正規品と全く同じ品質レベルを求めるのは難しいかもしれませんが、補修部品として考えれば、十分に使うことができると考えてよいでしょう。

SNSで売り手を探す

ネット社会となった現在は、個人が世界中に情報発信できます。SNSを活用して、欲しいパーツの売り手を探すこともできるでしょう。あなたの情報が売り手に伝わりやすくなるよう、#(ハッシュタグ)に車種、メーカー名や部品名を付けましょう。直接売り手に届かなくとも、同じ車の愛好家があなたの情報を拡散してくれるかもしれません。

部品取り車を購入してパーツを取る

部品取りができる車を、丸ごと購入する方法です。車種や状態によっては、高額になることもあります。また購入した車の保管にも、気をつけなければなりません。ですが走行できない状態で長く放置されている車などは、比較的安価に入手できる可能性もあります。

流用可能なパーツを購入する

前述のとおり、車種が違っていても共通して使われているパーツもあります。エンジンやトランスミッションなどは形式が同じであれば、違う車種でも流用可能なパーツがあるかもしれません。旧車パーツを探す際には同一車種に限定せず、共通して使われていそうな車種についても調べてみましょう。

アフターパーツを使う

アフターパーツには、カーメーカーが用意している純正部品もありますが、サードパーティー製部品も含まれます。ワイパーやオイルフィルターといった定期交換品に、比較的多く見つけられます。複数の車種で共用できるものは、かなり年式が古い車でも使えるパーツが見つかる可能性があります。

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