旧車の売買と鑑定市場

10年以上の古い車しか買取しない「旧車王」の実態!【PR】
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.10

10年以上の古い車しか買取しない「旧車王」の実態!【PR】

キュッキュッキュキュ、旧車王〜♪の歌が耳に残る「旧車王」のCM。キャッチーなメロディもさることながら、「10年以上の古い車しか買取りません」というナレーションが気になったという方も多いと思います。 一般的には新しい車のほうが高く売れるといわれているなかで、なぜあえて古い車だけを取扱っているのでしょうか。今回は旧車王のサービスの実態を詳しく紹介します! 旧車王は「10年以上の古い車しか買取りません」 旧車王では、旧車の定義を「新車から10年以上経過した車」として、20年以上にわたって買取事業を行っています。近年の旧車ブーム、クラシックカーブームが巻き起こるよりもずっと前から古い車を査定してきました。発売から数十年以上経過して説明書がすでに残っていない車、世界に数百台しか存在しない希少車など、取扱いの難しいといわれる車を数多く買取っています。 古い車を高く買取れる理由 一般的には、新しい車ほど高く売れるといわれています。新しければ傷みが少なくて状態がよい、そして古いものより新しいものを求める人が多いという社会的背景が大きな理由です。また、カタログや説明書も現存するために取扱いやすく、どんな業者でも査定しやすいという点も挙げられます。 それでは、なぜ旧車王は古い車だけを買取っているのか。私達は、他社には負けない確かな技術力をもっているからです。 創業以来、数々の車を査定し、着実にノウハウを蓄積してきました。前述したような珍しい車をはじめ、外装に深刻なダメージを負った車やエンジンが故障して動かせない車も隅々まで状態をチェックいたします。そのため、どんなコンディションの車のご依頼を受けても、長年で磨いた高い査定の技術を活かして、正確に価格をご提示します。 また、旧車王では自社内で整備工場を運営しているため、内製での整備・修理・修復が可能です。故障している車でも、古くて経年劣化してしまった車も、中間マージンをかけずに修理・修復いたします。抑えたコスト分はもちろんお客様に還元、結果として他社よりも高い金額での買取ができるのです。 絶対に「契約したら減額しません」 旧車王のCMでは「10年以上の古い車しか買取りません」だけではなく「契約したら減額しません」とも繰り返しています。「減額しません!」と何度も何度も伝えているとおり、いわゆる二重査定を一切行っておりません。 二重査定とは、買取の契約後に発覚した事故歴、修復歴、不具合を理由に金額を減額する行為です。中古車業界で横行している悪質なやり方として、近年ニュースでも取り沙汰されているにもかかわらず、残念ながら未だに二重査定を行っている業者は跡を絶ちません。 しかし、私達は絶対に二重査定しないと固くお約束します。業者によっては独自に二重査定の基準を設けて「事故歴の発覚による減額は二重査定ではない」と言い張る場合もありますが、旧車王は何があっても減額しません。豊富な知識とノウハウを活かして、1回の査定で車輌の状態を正確に見極めます。万が一後から事故歴や修復歴が発覚したとしても、それは見抜けなかったこちら側の責任です。お客様には一切ご負担をおかけいたしません。 また、旧車王はJPUCの適正買取店の認定を受けています。JPUCとは一般社団法人日本自動車購入協会の英語名、Japan Purchase Used Car Associationの略称で、中古車業界の健全化を図るための取り組みを行っている団体です。一定の基準を満たし、JPUCが不正のない信頼のおける業者と認めた場合にのみ、適正買取店の認定を受けられます。具体的には、「申請日から過去3年以内にJPUCと消費者庁からの警告や措置を受けていない」「JPUCが実施する適正買取店研修の修了者が在籍している」などの要件が定められています。創業から現在まで、そしてこれからも誠実にお客様と向き合っている証です。 出典:JPUC適正買取店認定制度申請要領 10年以上の古い車を売るなら旧車王へ! 古い車に特化した技術をもち、契約後も一切減額せず誠実にお客様と向き合う旧車王。車の状態はもちろん、お客様がかけてきた想いもしっかりと汲んで価格をお出しいたします。「車を売りたいけど、もう10年以上も経っていてどこにお願いしたらよいかわからない」「長年連れ添った大事な愛車を、信頼できる業者に任せたい」など、売却先にお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください!

夏に起こりやすい車のトラブルは?支払われる保険金なども解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.08

夏に起こりやすい車のトラブルは?支払われる保険金なども解説

夏はレジャーなどで車に乗る機会が増える季節ですが、車のトラブルが多くなる傾向があります。そのため、夏の車のトラブルに備えて、自動車保険の見直しを検討している人もいるでしょう。この記事では、夏に起こりやすいトラブルや、支払われる保険金などについて解説します。保険を使った場合の等級の変化や、トラブルによる被害を抑えるためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。 夏に起こりやすい車のトラブル エアコンを使うとガソリンの消費が増加します。そのため、夏にエアコンを使う頻度が多くなると、ガス欠を起こすリスクが上がります。また、台風や豪雨などで車が損傷したり乗っている人が怪我をしたりと、予想外なことが起こりやすいでしょう。夏に起こりやすいトラブルを事前に把握し、回避できるよう備えることが大切です。続いて、夏に起こりやすいトラブルを解説します。 ガス欠 夏になるとエアコンを使う場面が増えるため、ガス欠による車のトラブルが増加します。エアコンが作動するためのコンプレッサー装置は、エンジンで動かしているため、通常よりガソリンの消耗が早くなります。また地方の高速道路はガソリンスタンドが少ないので給油のタイミングを逃したり、長時間の渋滞で一歩も動けなかったりと、予想外なことも起こりやすいでしょう。 特に高速道路上でガス欠のトラブルが多く、JAFの主な出動理由TOP10の2位に「燃料切れ」が入っています。 引用元:JAFロードサービス 主な出動理由TOP10 台風・豪雨による車の損傷 夏は台風が上陸する機会が増えるため、豪雨によって車が水没または冠水する可能性があります。低地やガード下は、雨が降り続けたときに冠水しやすいため、車に被害が及ぶ確率が高くなります。また、河川が氾濫すると堤防が決壊し、海抜の低い場所に車を停めていると水没したり、最悪の場合は洪水で流されたりする恐れもあります。 台風による飛来物による怪我 台風による飛来物で、乗っている人が怪我をする可能性もあります。例えば台風による飛来物がフロントガラスに当たって、乗っている人が負傷したり、車が冠水した際の脱出時に怪我をしたりするケースが挙げられます。台風や豪雨の中では、車に乗っている人にも被害が及ぶことを把握しておいてください。 車両保険に入っていれば夏のトラブルにも安心 台風や豪雨などによって車が損傷しても、車両保険に入っていれば保険金が支払われます。自然災害で受けた被害に対しては、「一般型」と「エコノミー型」の両方が保険金の支払い対象になります。 また、人身傷害保険や搭乗者傷害特約つきの保険であれば、車に乗っていた人の怪我による入院や通院などに対応可能です。さらに、自動車保険によってはロードサービスが自動で付帯されており、ガス欠を起こした場合に有料のレッカーサービスを呼ばずに済むケースもあります。加入している自動車保険にロードサービスが付帯されているか事前に確認しておきましょう。 夏のトラブルで支払われる保険金額 車が冠水または水没すると、修理費全額を車両保険金として受け取れます。自己負担分の「免責額」を設定している場合は「修理費−免責額=車両保険金」となります。ただし、修理費が車の時価額を超えた場合は「全損」扱いになり、自動車保険の契約時に設定した車両保険金額しか受け取れません。・例 車両保険金額が150万円の車に対して200万円の修理費が発生 上記のように車両保険金額が低いと、買い替えや修理費が足りなくなるケースもあるので、「車両新価保険特約」や「車両全損修理時特約」をつけておくとより安心できます。 夏のトラブルに保険を使った場合の等級の変化 車が冠水または水没した際に保険を使うと、通常の3等級ではなく、1等級ダウンになるため保険料が上がることをあまり気にせず保険を利用できます。通常の事故で保険を使った場合は基本的に3等級下がりますが「自分自身が原因で発生した被害」ではないので、1等級ダウンで済みます。 ・火災や爆発・飛来物と衝突・盗難・落書きなどのいたずらによる被害 上記は1等級ダウンで済む事故なのでぜひ参考にしてください。ただし津波による被害は、自動車保険で補償されないので注意が必要です。 また車に乗っている人が負傷した場合に使う「人身傷害保険」や「搭乗者傷害特約」はノーカウント事故として扱われるため、等級は下がりません。 夏の車のトラブルによる被害を抑えるためのポイント 高速道路に乗る前にガソリンを満タンにしておくと、ガス欠のリスクを抑えられます。また車で地方や慣れない場所に行く際は、事前に付近のガソリンスタンドを確認しておくことも、ガス欠を防ぐ1つの方法です。台風が上陸している日は海岸などの水辺から離れ、冠水している道路を無理に走行せず、なるべく高い場所に車を停めましょう。

旧車にエアコンを取り付けできるのか?旧車のエアコンで起こりやすいトラブルも紹介
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.08

旧車にエアコンを取り付けできるのか?旧車のエアコンで起こりやすいトラブルも紹介

真夏日や猛暑日の車内は、外気温の1.5倍以上の温度になることもあります。そんなときに必須なのがエアコンです。今回は、旧車にエアコンを取り付けられるのか解説します。また、旧車にエアコンを取り付けたときに起こりやすいトラブルについても紹介します。旧車を所有していて、エアコンの取り付けを検討中の方は参考にしてみてください。 旧車にエアコンがついているかどうかは車種で異なる 旧車にエアコンが取り付けられているかどうかは、車種によって異なります。 年式が古いクラシックカーの場合、エアコンが装備されていないことが多いでしょう。エアコンが装備されている旧車では、効きが悪かったり、冷風が出なかったりすることがあります。 旧車でのドライブを楽しむためにも、エアコンは取り付けておいたほうがよいでしょう。また、近年では、25℃以上の夏日、30℃以上の真夏日、35℃以上の猛暑日になることも珍しくありません。旧車の運転中に熱中症や脱水症状など、体調不良にならないためにもエアコンの取り付けをおすすめします。 旧車にエアコンを取り付けられる? 旧車にエアコンを後付けすることは可能です。 ただし、取り付ける部品の数が多く、車体の加工が必要になることがあるため、時間や費用がかかることがあります。また、エアコンは多くの電力を消費する装置です。そのため、エンジンの出力不足やオーバーヒートなどのトラブルが起こりやすくなります。 旧車にエアコンを後付けすることはできるものの、取り付けに費用がかかったり、トラブルが発生しやすくなったりすることに留意が必要です。 旧車のエアコン取り付けは業者に依頼しよう 旧車へのエアコン取り付けは、業者に依頼しましょう。エアコンは自分で取り付けることも可能ですが、専門的な知識や工具が必要です。知識の習得や工具の準備、故障のリスクなどを踏まえると、旧車の扱いや整備に慣れている業者にエアコンの取り付けを依頼した方がよいでしょう。 旧車のエアコンのよくあるトラブル 旧車のエアコンは、冷えない・効かないといったトラブルがよくあります。ここからは、旧車のエアコントラブルについて紹介します。 エアコンの排水によるカビ エアコンの排水によって、フロアにカビが発生することがあります。 エアコンは、液体が気化するときの気化熱によって冷たい風を作り出す構造です。そのため、気化するときの温度差で水滴が発生します。何らかの理由により、エアコンの排水が車内の床やエンジンルーム・トランクルームのフロアなどに溜まってしまうとカビが発生するのです。 旧車のエアコンを使ったときは、車内のフロア、エンジンルームやトランクルームのフロアにエアコンの排水が溜まっていないか時々チェックしましょう。もし、排水が溜まりやすいのであれば、修理することをおすすめします。 エバポレーターの汚れがひどい エバポレーターの汚れがひどいと、エアコンが効かなくなります。 エバポレーターは、熱交換器と呼ばれることもある部品で、車外から取り込んだ空気を冷やすパーツです。このエバポレーターが汚れていたり、目詰まりしていると、エアコンが正しく機能しなくなり、エアコンの効きが悪くなります。 エアコンの効きが悪くなったときは、エバポレーターの洗浄や部品交換をしましょう。 エアコンが効かない エアコンが効かない原因は、先述したエバポレーターやエアコンガスなどさまざまです。エアコンの効きが悪くなったときは、ディーラーや修理工場などで原因特定をしてもらい、適切な処置をしましょう。

コスパが良いのは新車・中古車どっち?コスパの良さを比較してみた
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.08

コスパが良いのは新車・中古車どっち?コスパの良さを比較してみた

車を所有すると、購入費や税金など、さまざまなコストがかかります。車を購入しようとしたとき、まず悩むのは新車と中古車のどちらの方がコストパフォーマンスが良いのかということでしょう。今回は、新車と中古車では、どちらの方がコスパがよいのか比較します。車を購入するときの参考にしてみてください。 新車と中古車のコスパ比較 新車と中古車は、どちらの方がコスパがよいのでしょうか。ここからは、購入費用や税金、燃費やメンテナンス費など、それぞれのコスパの良さを比較します。 購入価格 購入価格は、中古車の方が安いです。そのため、車の装備やカラーなどに強いこだわりがないのであれば、中古車の方がコスパがよいといえます。 一般的には、現行型モデルであっても、新車より中古車の方が購入価格が安いです。 例えば、トヨタ プリウスの場合、4代目モデルの新車販売価格(2022年8月時点)が259万7,000円〜364万円となっています。一方、4代目プリウスの中古車(2022年8月時点)は、約90万円〜約350万円です。このように、販売台数が多く一定の人気があるモデルでも新車より中古車の方が安くコスパがよいといえるでしょう。 ただし、車種やグレード、特別仕様車や限定車など、希少価値が高いモデルの場合は、新車販売価格を上回ることもあります。そのため、新車販売価格と中古車相場を比較してから車の購入を決めることをおすすめします。 価格だけを比較するとコスパがよい中古車ですが、欲しい機能が装備された好みのボディカラーの車が見つかるかはわかりません。装着する装備・ボディカラーなどに強いこだわりがある場合や最初のオーナーになりたい場合には、新車を購入した方がよいでしょう。 ローンの金利 ローンの金利は、借入金額が低い中古車の方が安く抑えられます。 利率(金利)は、銀行ローンと販売店・ディーラーなどと提携しているローン会社で異なります。車をローンで購入するときは、金利がどのくらいなのか確認しましょう。 自動車保険料 自動車保険料は、型式別料率クラス、等級、補償内容などによって異なるものの、車の型式で基本的な保険料が決まるため、新車と中古車で大きな違いはないでしょう。 ただし、補償だけを比較すると、新車の方が手厚い内容です。 新車には、一定期間受けられるメーカー保証があり、メーカー保証の対象となる修理があった場合は修理代を抑えることができます。一方、メーカー保証が切れた中古車の場合、車の修理代は基本的にユーザー負担です。補償内容だけを比較すると、中古車より新車の方が手厚いと考えることもできます。 税金 車の所有者または使用者が納税する「自動車税」と「自動車重量税」は、新車と中古車で基本的に違いがありません。 自動車税は、排気量によって決まる税金です。自動車重量税は、車両重量に応じて課税されます。そのため、新車でも中古車でも基本的な税額に違いがありません。 ただし、自動車税・自動車重量税ともに、初年度登録年月から13年経過(ディーゼル車の自動車税は11年経過)すると税額が上がります。中古車を購入するときは、初年度登録年月から何年経過しているのかを確認しましょう。 購入するときにかかる税金には、取得価額50万円超の新車・中古車に課税される「自動車環境割」があります。この自動車環境割は、かつて自動車取得税として課税されていた税金です。環境性能割は、車の環境性能に応じて税率が変わる税金で、環境性能が良いほど税率が安くなります。 維持費 車の維持費は、中古車よりも新車の方が安く抑えられます。 一般的に車の維持費といわれる費用は、法定点検や車検、燃料代、税金、メンテナンス費などです。これらの中でも、法定点検・車検や税金など法律で定められている費用はユーザーにとって大きな負担となります。 車検では、保安基準に適合するよう部品交換や調整など点検・整備が行われます。これらの部品交換や整備は、部品の劣化状況に応じて実施されるため、中古車の方が交換部品点数や調整などが多くなり、維持費が高くなるのです。 車は、時間の経過と使用によって部品が劣化します。そのため、定期的に部品交換や調整などの整備を行わなければなりません。中古車はすでに使用された車であるため、部品が劣化しています。 劣化した部品は新品の部品よりも劣化するのが早いため、どうしても中古車の方がメンテナンス費用が高くなるのです。さらに、部品交換や修理代金は基本的にユーザー負担となります。一方、新車は中古車のように部品が劣化していないため、メンテナンスの頻度を抑えることができます。また、メーカー保証の補償範囲内であれば、多額の費用を負担することもありません。 燃費 燃費は、新車の方が優れているでしょう。 車は機械部品の集合体であるため、時間の経過とともに機械や部品が劣化し、燃費が悪化します。また、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカーなどバッテリーを搭載した車は、使っていくうちにバッテリー性能が低下し、燃費が徐々に悪くなるため、中古車よりも新車の方が燃費性能に優れているといえるのです。 メンテナンス費 メンテナンス費は、新車の方が安く抑えられます。 メンテナンス費とは、オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換など、消耗品のコストです。車は、時間が経つほどパーツの劣化が進み、交換部品が増えます。そのため、中古車よりも新車の方がメンテナンス費を安く抑えられるのです。 新車がおすすめな人 新車がおすすめな人は、「装備品やボディカラーなどにこだわりがある人」や「最初のオーナーになりたい(中古に抵抗がある)」など、こだわりが強い場合です。 中古車は、メーカーオプションを装備することができず、好みのボディカラーやインテリアカラーを組み合わせることができません。また、最初のオーナーになりたい場合や誰かが使った後の車を所有することに抵抗がある場合は、新車を選ぶことになります。このようなこだわりや中古への抵抗がある場合には、新車がおすすめです。 中古車がおすすめな人 中古車がおすすめな人は、コスパ重視で車を購入したい方や強いこだわりがない人です。 装備やボディカラー・インテリアカラーの組み合わせをさほど気にせず、なるべく安く車を買いたい場合は、中古車が最適な選択肢といえるでしょう。

中古車の年式とは?年式別の特徴や中古車購入時のチェック方法も解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.08

中古車の年式とは?年式別の特徴や中古車購入時のチェック方法も解説

中古車の年式は、購入を検討する際の重要な指標となります。年式ごとに特徴や中古車選びのポイントが存在するため、それぞれのメリットデメリットを理解した上で検討が必要です。今回は中古車の年式や購入時のチェック方法について解説します。中古車の購入を検討している方は参考にしてください。 中古車の年式とは 中古車の年式とは、新車を初めて登録した初度登録年のことです。製造されてから登録されるまでに越年する場合もあるため、正確な年式を知りたいときは注意しましょう。また、モデルチェンジ後に在庫車である旧モデルを購入した場合は、年式とモデルが合致しないこともあります。 購入する中古車の年式を決める際のチェックポイント 続いて、購入する中古車の年式を決める際のチェックポイントについて解説します。 年式=新車登録日 中古車の年式には、新車登録日の情報も含まれます。製造年と新車登録日が異なるケースもありますが、中古車価格の相場は初度登録年をベースに考えられています。年式は中古車販売店のプライスボードに記載されていますのでそちらを参照しましょう。 車検証には初度登録年月と記されており、製造されてから初めて運輸支局で登録された日が該当します。似たような項目で登録年月日の欄もあり、こちらは現在の車検証に記載された情報を登録した年月日です。 中古車のプライスボードは、一般社団法人「自動車公正取引協議会」が定める自動車公正競争規約に基づき、正しく表記することが義務付けられています。不当表示が発覚すると罰則を受ける恐れがあるため、年式や販売価格、走行距離などは正確に記載されていると考えてよいでしょう。情報が不明瞭な場合は、その販売店での購入を避けた方が良いといえます。 年式が古いほどに相場が下がる 中古車は年式が古いほど相場が下がるのが一般的です。これは、年式が古くなればなるほどに故障のリスクやメンテナンス費用が上がり、同時に需要が低下するためです。リセールバリューの高い車は別として、新車価格が高い車ほど下落額が大きくなる可能性が高いです。 走行距離や状態もチェックしよう 年式は中古車選びの目安の1つです。年式だけではなく、走行距離や内外装の状態もチェックしましょう。走行距離は1年で1万kmが基準として考えられているため、それを基に走行距離が長すぎないか確認します。また、外装の凹みや傷は現状渡しとなるのか修復してもらえるのか、内装にも過度な汚れや傷み・悪臭などがないかもしっかりと見ておきましょう。 13年落ち以降は税金が高くなる 車は初度登録から13年(ディーゼルエンジン搭載車は11年)が経過すると税金が高くなります。自動車税及び車検時の重量税が高くなり、維持費の負担が大きくなるので注意が必要です。税金は自動車税で約15%(軽自動車は約20%)、重量税で約39%(軽自動車は約24%)が負担増となります。 増税の理由は、環境に配慮した燃費の良い車への乗り換えを促すためです。車の年式が10年を経過すると、税負担だけでなく劣化によるパーツの交換や修理にも費用負担が増えます。長く乗れる車を探すのであれば、購入価格が少し高くても高年式だと後の維持費の節約となり結果的にコストが安くなる場合があります。 中古車の年式別の特徴 中古車の年式別の特徴を解説します。中古車の購入を検討している方は参考にしてください。 3年落ち 3年落ちは、新車購入から初回車検のタイミングで下取りや買取をされた車です。新車保証のエンジンなどの重要部分をカバーする特別保証の継承が可能なため、安心して購入できる車が多いでしょう。流通量は少なめですが、状態が良いものが多く、購入のリスクが低いと言えます。 なお、新車保証の継承については正規販売店(ディーラー)での保証継承の点検整備が必要です。対象の車を購入したい場合は販売業者に詳細を確認しましょう。業者によっては独自の保証しか付けてもらえない場合もあります。その際は所有者自身が保証継承の手続きに出向きましょう。 5年落ち 5年落ちは、2度目の車検時に下取りや買取をされた車です。モデルチェンジによる型落ち車となっている可能性も高く、3年落ちよりも相場はかなり下がっているので購入しやすいでしょう。経過年数により劣化や走行距離が増える傾向にあるため、許容範囲であるかの見極めが必要です。 7年落ち 7年落ちは、3度目の車検時に下取りや買取をされた車です。昨今の新車乗り換えサイクルは平均で8年前後といわれているため、比較的流通量が多い年式といえます。相場も大幅に下がるものの、多走行車や車庫で放置されていた車などもあるため、メンテナンスが行き届いているか確認が必要です。 中古車の年式の確認方法 中古車の年式の確認方法は、プライスボードの情報を確認することです。車検証の記載に関しては個人情報保護法の兼ね合いで見せてもらえる可能性が低いため情報源が少ないといえます。自動車公正取引協議会の会員である中古車業者なら不当表示は行いませんのでその記載があるかもプライスボードでチェックしましょう。 車検証 車検証は、車の詳細情報そのものです。中古車の年式である「初度登録年月」を始め、いつのモデルかを知ることのできる「型式」やどのグレードかを知るための「類別区分番号」などが正確に記載されています。この車検証の記載内容が中古車販売店のプライスボードに記載されている情報の基です。 新車保証書 新車保証書は、メーカーや販売店が新車購入時に付けてくれる保証書です。新車保証には3年間の一般保証と5年間の特別保証が存在し、その保証内容や無償のメンテナンスなどについて記載されています。新車登録時から5年以内の車は新車保証の継承にも必要となるため、紛失しないように保管しましょう。  

日産 R35 GT-Rは故障しやすいのか?よくある故障や対策方法を紹介
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.07

日産 R35 GT-Rは故障しやすいのか?よくある故障や対策方法を紹介

日産 R35 GT-Rは故障しやすいのでしょうか。今回は、R35 GT-Rが故障しやすいのか、よくある故障、故障したときの対処法について解説します。R35 GT-Rのオーナーだけでなく、これからGT-Rを手に入れようと考えている方も参考にしてみてください。 R35 GT-Rは故障しやすい? R35 GT-Rは、自動車大国でもある日本車であることや、長年にわたり車を作り続けてきた日産のモデルであることなど、さまざまな理由により故障しにくい車といえるでしょう。 故障が全くないわけではありませんが、高性能モデルとしては故障しにくい部類に入ります。ただし、高い出力を発生させるエンジンを搭載していることから、エンジンの熱による部品の劣化やトラブルがよくあるようです。 そのため、エンジンの熱がエンジンルーム内に溜まらないような走りや過酷な走行をしないようにしていれば、大きなトラブルに見舞われることは少ないでしょう。 R35 GT-Rのよくある故障 ここからは、R35 GT-Rによくある故障を紹介します。現オーナーや今後所有を考えている方はここで解説する故障部位の修理がされているか、保証の対象となっているか確認するとよいでしょう。 メーターパネルの異常 R35 GT-Rは、メーターパネルのLEDが切れてしまうトラブルがよくあるようです。 主な原因は、エンジンルーム内の熱や走行振動による接触不良などが大半です。 メーターパネルのLEDが切れてしまうとメーターそのものを交換したり、LEDの打ち直しをしたりしなければなりません。もし、走行中にメーターパネルが点滅したり、部分的にブラックアウトしたりするときは、早めに修理しましょう。 費用は、メーター交換とLEDの打ち直しで異なります。修理工場に持ち込み、見積もりを出してもらいましょう。 フライホイールのトラブル フライホイールのトラブルもよくあるトラブルです。 フライホイールのトラブルは、特に初期型のGT-Rにみられ、アイドリングをしているときに足元付近からカラカラ音が聞こえるのが初期症状となります。 初期症状を見逃してしまい、フライホイールのトラブルが悪化するとエンジンやトランスミッションなどにも被害が拡大するため、早めに点検することが大切です。 液漏れ 冷却水やオイルクーラーなどの液漏れもよくあるトラブルとして挙げられます。 液漏れが発生すると「エンジンシステム異常」のメッセージが表示されるため、異常にすぐ気付くことができるでしょう。走行中に警告メッセージが表示されたら安全な場所に車を止め、車をレッカーで修理工場に持ち込みましょう。 そのまま走行を続けるとエンジンもダメージを受け、走行不能になる可能性もあるため、走行を続けないようにしてください。 エアコンのコンプレッサー エアコンのコンプレッサーも故障しやすい部位の1つです。 エアコンのコンプレッサーは、経年劣化により、焼付きや異音が発生するといったトラブルが起きます。初年度登録から時間が経過したGT-Rを所有している方はエアコンのコンプレッサーのトラブルに注意しましょう。 オルタネーター オルタネーター(発電機)の故障もよくあるトラブルです。 オルタネーターは、熱により劣化が進んだり、経年劣化により故障したりすることがあります。年数が経過しているGT-Rを所有している方は、オルタネーターの故障にも注意しましょう。 R35 GT-Rが故障したときはどうする? R35 GT-Rが故障したときは、GT-Rの取り扱いをしているディーラー(ハイパフォーマンスセンター)やGT-R専門の工場などに持ち込むことをおすすめします。 GT-Rは、国産車の中でもトップクラスの性能を誇るモデルです。そのため、専門的な知識や技術がなければ、修理することが難しいといえるでしょう。 R35 GT-Rの故障を防ぐ方法 R35 GT-Rの故障を完全に防ぐことは不可能です。これは、GT-Rに限った話ではなく車全般にいえることとなります。 そのため、ここでは故障を最小限に抑える方法を紹介します。 一般的に、車の故障を最小限に留めるためには、定期的な点検やメンテナンスを実施することが大切です。定期点検をしていれば、不具合や異常を早期発見できます。また、定期的にメンテナンスをしていれば、車の状態を維持しやすくなります。 R35 GT-Rは、エンジンルーム内の熱により、部品が劣化したりトラブルが起きたりすることがあります。街乗りだけをしていたり、頻繁に渋滞に巻き込まれたりすると、エンジンルーム内の熱が排出されず、故障しやすくなります。このような熱によるトラブルを避けるためにも、GT-Rの街乗りや渋滞に巻き込まれやすい道の利用は控えた方がよいでしょう。 まとめ R35 GT-Rは、2007年のデビュー以降モデルイヤー制による改良や改善などにより、絶えず進化し続けてきました。そのため、初期型の経年劣化やトラブルは避けられない状況にあるといえるでしょう。トラブルを少なくするためには、定期的に点検やメンテナンスをするだけでなく、走行によるエンジンルーム内の排熱を心がけながら運転することをおすすめします。

中古車を買うのに頭金は必要?相場はいくら?購入時の注意点を解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.07

中古車を買うのに頭金は必要?相場はいくら?購入時の注意点を解説

中古車をローンで購入するとき、頭金を必ず用意しなければならないのか気になる方は多いでしょう。また、どの程度の頭金を出すべきか悩む方もいるはずです。そこで今回は、中古車を買うときの頭金の有無やローンを組むときの注意点などを解説します。ローンを組んで中古車を購入しようとしている方は参考にしてみてください。 中古車は頭金なしでも購入できる 中古車は、頭金なしでも購入できます。頭金とは、車を購入するときに最初に支払うお金のことです。 頭金を用意することで、ローンの借入金額を少なくできますが、まとまった金額を用意する場合は家計や貯蓄に支障をきたす可能性があります。頭金を用意する場合は、生活に影響がない程度の金額にしましょう。 中古車の頭金の相場 中古車の頭金の相場は、購入金額の20%〜30%が目安です。例えば、200万円の中古車を買う場合は、40万円〜60万円が頭金となります。ただし、購入金額の20%〜30%は、あくまでも一般的な目安です。そのため、目安の金額より少なかったり多かったりしても問題はありません。 中古車を頭金なしで購入する際の注意点 頭金なしで中古車を買うときの注意点はあるのでしょうか。ここからは、頭金なし(フルローン)で中古車を購入するときに確認しておきたいポイントを解説します。 審査に通過しにくくなる 頭金なしで中古車を購入しようとした場合、審査に通過しにくくなります。ローン会社は、勤務先や雇用形態、年収など、さまざまな情報をもとに、契約者の返済能力をチェックします。 頭金なしの場合は、借入金額が大きくなり、収入に見合った返済が難しいと判断される可能性があることから、ローンの審査に通過しにくいのです。 返済期間が長くなる 頭金なしで中古車を購入すると、返済期間が長くなります。また、月々の返済額を抑えようとすると返済期間を延ばさなければなりません。さらに、他のローンと被ることで月々の返済負担が大きくなったり、審査に通過しにくくなったりする点に注意が必要です。 車は適切なメンテナンスをすれば長期にわたり乗り続けられますが、機械であるため劣化したり故障したりすることがあります。劣化によって部品交換をしたり故障を修理したりすると、ローンの返済に加え、部品交換・修理費用がかかり多額の出費を強いられることになります。また、劣化や故障がひどい場合には、購入からわずかな期間で新しい車へ乗り換えなければならない事態になることもあるでしょう。そのため、購入しようとする中古車の年式や車両の状態などに応じて、適正な返済期間を決めることが大切です。 総返済額が高くなる 頭金なしで中古車を購入した場合、返済の総額が高くなります。ローンの金利は、借入金額に対してかかるため、借入金額が多いほど総支払額も高くなるのです。支払総額を少しでも減らしたいのであれば、頭金を用意しましょう。 月々の返済額が高くなる 頭金なしにすると、頭金を用意した場合よりも、月々の返済額が高くなります。毎月の返済額を抑えたい場合には、頭金を用意して、借入金額を少なくすると良いでしょう。 中古車の頭金の支払方法 中古車を購入するときの頭金は、納車日までに指定の口座へ振込みましょう。店舗に現金を持ち込むこともできますが、防犯の観点から振込みの方がよいといえます。 支払い方法や支払うタイミングは、契約時に販売店と相談してください。頭金を複数回に分けて支払う場合は、契約時にどれだけの頭金の支払いが必要か確認しておきましょう。 中古車の頭金の額を決める際のポイント 中古車の頭金の金額を決めるときは、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ここからは、頭金の額を決めるときのポイントを紹介します。 他のローンと返済が被らないようにする 他のローンと支払いが重なる期間をなるべく短くしましょう。 例えば、現在住宅ローンを支払っていて、追加で車のローンを契約しようとした場合、一定期間にわたり住宅ローンと車のローンの二重ローンを組むことになります。このように複数のローンを組もうとした場合、新たに契約しようとしているローンの審査が通りにくくなる可能性が高いです。 複数のローンを組もうとしているときは、頭金をなるべく多くして、二重ローンの期間を短くするとよいでしょう。 生活費が圧迫されない金額にする 頭金を用意するときは、家計を圧迫しない金額に設定しましょう。 貯蓄の全額を頭金にすると、生活費の捻出ができなくなり、生活が厳しくなります。そのため、頭金は食費や水道光熱費などの支払いに困らない金額に設定しましょう。 ローン会社に頭金の下限額がないか確認する ローン会社に頭金の下限額がないか確認しておきましょう。 ローン会社によっては、「頭金として総額の〇%を支払う」といった契約になる場合があります。そのため、契約しようとしているローン会社に頭金の下限額がないか事前に確認しておきましょう。

中古車の納車時にガソリンはどのくらい入ってる?満タンでない理由についても解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.07

中古車の納車時にガソリンはどのくらい入ってる?満タンでない理由についても解説

中古車の納車時にガソリンがどれくらい入っているのか気になる人は多いでしょう。納車時にガソリンを満タンにして欲しいという要望は受け入れられるのでしょうか。今回は中古車の納車時にガソリンはどのくらい入っているのか、満タンではない理由についても解説していきます。中古車の購入を検討中の方は参考にしてください。 中古車の納車時にガソリンはそれほど入っていない 中古車の納車時にガソリンはそれほど入っていません。これは、一般的に点検整備や納車時に自走が必要なこともあり、そのために一定の量があれば事足りるためです。入庫時から大量に入っている場合は別として、10リットルも入っていればよいと考えましょう。目安としては給油ランプが点灯しないレベルです。 中古車の納車時にガソリンを満タンにしない理由 中古車の納車時にガソリンを満タンにしない理由はいくつかあります。中古車販売店でガソリンを入れると、その分の経費が発生し利益が減少します。納車時に入っているガソリン量は、自走で納車に出向く距離やお客様が給油に行くまでに十分な量であることが想定されています。 また、近年では納車を店頭受取に変更する中古車販売店が増えています。これはコンプライアンスの観点から、納車前の車を運転して事故に巻き込まれないための防衛策です。契約後に中古車販売店側が事故を起こし、傷や破損を修復しなければいけない事態が発生すると大きな責任問題となります。社会情勢に即した対応の変化もガソリン量に影響しているといえるでしょう。 中古車の納車費用にガソリン代は含まれている 中古車の納車費用に必要最低限のガソリン代は含まれます。納車費用には中古車の納車前清掃や自走による回送時の保険(販売用自動車保険)など、中古車販売店が必要とする様々な経費が含まれており、納車までに必要なガソリン代も計上されています。 納車時に「ガソリンを満タンにして欲しい」という要望は多いでしょう。しかし、中古車販売店にとってガソリンは自社で取り扱うサービスではありません。利益もなく金額の調整もできない完全なる経費となります。「ガソリン満タンサービス」を中古車の契約条件とするならば、その金額相当分を値引きで交渉される方が中古車販売店も対応しやすいといえます。 中古車の納車後は早めにガソリンを入れよう 中古車の納車時に入っているガソリンは5~10リットル程度です。これは給油ランプが点灯しないレベルといえます。一般的に給油ランプはガソリンタンクの総容量の15%以下になると点灯し、走行距離にして50kmは走れるという基準に設定されていることが多いです。給油ランプが点灯する前に、中古車の納車後は早めにガソリンを入れましょう。

中古車の売却方法とは?高く売却する方法についても解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.07

中古車の売却方法とは?高く売却する方法についても解説

中古車の売却には手間や時間がかかります。初めての方は「事前に何を準備すれば良いのかわからない」「どこに売却すればいいのか?」と悩むこともあるでしょう。売却価格も、事前準備や売却先次第で数万円から数十万円の差が出る場合があります。今回は中古車の売却に必要な準備や高く売却する方法について解説します。中古車の売却を検討中の方は参考にしてください。 中古車売却の事前準備 中古車の査定額は、売却のタイミングによって大きく左右されるケースがあります。最適なタイミングで売却できるように、事前準備をしっかり行いましょう。それでは、中古車売却の事前準備について詳しく解説していきます。 買取価格の相場を知る 中古車の買取価格は相場に大きく左右されます。車種だけでなくグレードや走行距離、車検残などでも買取金額が変わるため、複数のディーラーや買取専門業者に査定依頼して相場を確認しましょう。インターネットでも大まかな買取相場を知ることはできます。しかし、中古車は個々のコンディションによって正確な金額を把握することが難しいので、実店舗での査定がおすすめです。 売却先を選ぶ インターネットや電話による一括査定申込みの広告を目にする機会が増えてきました。多くの業者に合い見積りしてもらうとより高い査定額が出るとの印象を持つものです。しかし、中古車の買取価格は実際に査定してもらい、見積りで出たものでしか正確な金額はわかりません。 多くの業者との電話対応や査定立会いは相当な労力がかかります。満足できる中古車売却を実現するためには、売却したい中古車の買取に強く、信頼性が高い業者を数社選定することが重要です。二重査定や名義変更といった事後のトラブルに巻き込まれないためにも売却先はしっかりと選びましょう。 中古車の売却先 中古車は、売却先によって売却額が異なります。売却先別に特徴を解説します。 中古車買取業者 中古車買取業者は、その名の通り中古車の買取を専門としている業者です。中古車は売却時のタイミングや走行距離によって価値が変動するため、適切なタイミングで速やかに査定を依頼しなければなりません。 なるべく早く査定を依頼できるように、必要に応じて代車を用意してくれたり迅速に無料の出張査定をしてくれたりする業者も存在します。 中古車買取業者の強みは、オークションや提携している中古車販売店、輸出や中古パーツ取扱い業者など、多岐に渡る売却ルートを持っていることです。多くのニーズを抱えており、その先にいるエンドユーザー(購入希望者)の数も圧倒的といえます。こういった事情から、他の業者と比較して高額査定が出るケースも多くなっています。 ディーラー 新車の購入時に下取車として無料査定してもらえることや、新しい車の納車に合わせて中古車を手放すことができるのが最大の強みです。代車も必要なく、下取り後の手続きについても信頼できるので、手間を少なく安心して中古車を売却したい方に向いています。 個人 ネットオークションやアプリを利用すれば、個人でも手軽に中古車を個人売買できます。買取や下取り金額より高い価格で売却できる可能性があります。しかし、重要な手続きを相手に任せる不安も大きく、修復の有無や詳細なコンディションへの認識違いによるトラブルが頻発しているのが実情です。 中古車を高く売却する方法 中古車を高く売却する方法を解説します。中古車の売却を検討されている方は参考にしてください。 買取希望の車の査定を得意とする業者を選ぶ メーカーや車種、タイプを踏まえ、その車の買取を得意とする業者を選びましょう。そのような業者を選ぶことで、より高額で売却できる可能性が高まります。ドレスアップやチューンアップ車を得意とする業者も存在し、装着しているアフターパーツで査定額が増額するケースもあります。 内装・外装ともに汚れを落としておく 内装・外装ともに汚れは可能な限り落としておきましょう。査定時の印象をよくするためだけではなく、傷の誤認識を防ぐ効果もあります。きれいで清潔な車は「大事に乗っていた」という印象を与え、査定額に大きく影響することがあります。外装の細かな線傷はワックスやコンパウンドで落とせる場合もあるので、洗車後に試してみましょう。 純正オプションをアピールする メーカーオプションのカーナビや純正のオプション品装着車は査定時に高く評価されやすいといえます。外品に交換している場合でも、保管している純正オプション品があるなら一緒に添えると心証が良くなるでしょう。また、取扱説明書や整備手帳はプラス査定となるケースもあります。 こまめに消臭する ペットやタバコの臭いなどは中古車の商品価値を著しく下げます。臭いはこびりつくとすぐには落ちないので、普段からこまめに消臭することが重要です。消臭スプレーでは一時的な効果しかないため、窓ガラスや内張りは定期的に専用洗剤で拭きましょう。また、フロアマットは取り外してモップブラシで洗浄して日干し、シート生地は専用洗剤で洗うことができます。 中古車売却の必要書類 中古車の売却には複数の書類が必要です。中には公的機関で発行が必要なものもあるので早めに準備しておくとよいでしょう。普通車は車検証、自賠責保険証明書、納税証明書、印鑑登録証明書、印鑑(実印)、リサイクル券、振込口座情報が必要です。住所や婚姻などで名字が変更になっている場合は別途住民票か戸籍謄本が必要となります。 中古車売却の流れ 続いて、中古車売却の流れについて解説していきます。 1.売却先の決定 中古車の売却のためには、まず査定依頼を出す業者の選定が必要です。インターネットや口コミで調べて2~3社に絞り依頼しましょう。中古車買取を依頼する業者は、当日の売買契約を望むことが多いです。同日に選定したすべての業者で査定を受けて見積りを受け取ることが望ましいでしょう。 2.来店・出張査定 来店ではなく出張による査定が可能な業者も数多くいます。どちらが良いかは状況に応じて異なります。選定した業者の店舗が近くに密集しているのであれば来店、遠くて分散している場合は出張を依頼するとよいでしょう。 3.買取価格の交渉 最初から希望の査定額が出ない可能性もあります。査定や買取価格の交渉前にアンケートやヒアリングが入ることも多く、他の業者でも査定を依頼しているかどうかや当日に売買契約を交わす意思の有無を確認されることが大半です。正直に伝えて売却の意思を見せ、必要書類も持参しましょう。 4.売買契約 提示された買取価格が希望に沿えば売買契約へ進みます。この時に注意点や重要事項の説明をしっかりと確認して、疑問や不安点があれば質問しましょう。複数の業者で査定を受けていて査定額が同じ場合は、二重査定の有無や業者の信頼度で売却先を決定します。代車が必要な場合や自動車税・自賠責保険などの還付金については契約前に確認するようにしてください。

中古車にオプションは装着できるのか?装着できるオプションや注意点を解説
旧車の売買と鑑定市場 2023.11.07

中古車にオプションは装着できるのか?装着できるオプションや注意点を解説

中古車を購入するとき、オプションを装着できるか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、中古車にオプションをつけられるのか、後付できるオプション例、装着時の注意点を解説します。中古車を買うときや購入後にオプションを装着できるか気になっている方は参考にしてみてください。 中古車に後付けできるのはディーラーオプションのみ 中古車のオプションで装着できる装備は、ディーラー(販売店)オプションのみです。 車のオプションには、メーカーオプションとディーラー(販売店)オプションの2種類があります。メーカーオプションは、車を製造する過程で装着する装備であるため、工場出荷後に装着することができません。ディーラー(販売店)オプションは、車を購入する店舗(ディーラーや販売店)に車両が到着したあとに装着する装備となっています。そのため、中古車は、ディーラー(販売店)オプションのみ装着できるのです。 中古車に後付けできるオプション例 中古車に後付けできるオプションは、ETC車載器やドライブレコーダーなどです。ここからは、中古車を購入した後に装着できるオプション装備の代表例を紹介します。 ETC車載器 ETC車載器は、高速道路やバイパスなどの有料道路で料金を自動で支払えるETCカードを使用するための機器です。ETC車載器は後付けできます。高速道路やバイパスなどの有料道路を利用する機会がある場合は、装備しておくとよいでしょう。また、ETC 2.0やスマートインターチェンジなどの普及が進んでいるため、装備しておいて損はないといえます。 中古車を購入したとき、古いタイプのETC車載器や2.0に対応していない車載器が装備されていたら買い替えておくとよいでしょう。ただし、有料道路を一切使わないのであれば、ETC車載器を装着するメリットがありません。有料道路の利用の有無でETC車載器の装着や買い替えを検討しましょう。 ドライブレコーダー ドライブレコーダーは、後付けタイプがほとんどです。ドライブレコーダーが装着されていない場合は、装備しておくことをおすすめします。ドライブレコーダーで撮影した映像は、近年話題となっているあおり運転や万が一の事故のときの証拠として役立ちます。 社外ナビ 社外ナビは、純正オプションとして設定されているナビ以外のナビゲーションのことで、ダッシュボードに組み込む「インダッシュタイプ」とダッシュボード上に装着する「ポータブルナビ」があります。いずれも車を購入した後に取り付けることが可能です。車種に適合したインダッシュナビや前方視界の妨げにならない大きさのポータブルナビを選びましょう。 フロアマット フロアマットは、車内の床面に敷くマットで、正規のディーラー(販売店)やカー用品店などで購入できます。フロアマットを購入するときは、車種に適合したマットを選びましょう。 シートカバー シートカバーは、装着されているシートの上から被せるカバーで、シート生地を手軽に変えられるアイテムです。購入した中古車に装備されているシートがファブリックであっても、レザー調のシートカバーを付ければ、簡単に車内の雰囲気を変えることができます。シートカバーは、室内の印象を簡単に変えられるアイテムです。自分好みのシートカバーを装着して、オリジナリティある車に仕上げてみてはいかがでしょうか。 内装のドレスアップパーツ 内装のドレスアップパーツには、ステアリングやシフトレバーのカバーやインテリアの照明などがあります。内装のカスタマイズパーツを装着すると、車内の雰囲気が変わります。パーツ代も安価なものが多いため、手軽にカスタマイズできるでしょう。 アルミホイール 外装のイメージを変えられるパーツのアルミホイールは、ホイールだけを変更する場合とホイール+タイヤを交換する場合があります。アルミホイールは、カスタマイズパーツの中でも高額の場合が多いため、購入するときは慎重に検討しましょう。 サイドバイザー ドアバイザーとも呼ばれるサイドバイザーは、窓枠に付けるパーツです。雨の日でも窓を少し開けられるため、車内の換気に役立ちます。 プラスチック製のサイドバイザーは、時間の経過とともに劣化するパーツです。そのため、中古車を購入したときに色褪せていたり、ひび割れていたりすることもあるでしょう。劣化していたときには、取り外したり付け替えたりすることをおすすめします。 バックモニター バックモニターは、駐車するときに後方視界のサポートをしてくれるアイテムです。近年の乗用車に装備されることが多く、今や必須アイテムとなっています。購入した中古車にバックモニターが装備されていない場合には、装着しておくとよいでしょう。 中古車のオプションの後付けに関する注意点 ここからは、中古車にオプションを後付けするときの注意点を解説します。 先進安全装備は後付けできない 衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報・抑制機能といった先進的なサポートシステムや安全装備は後付けできません。近年普及している先進的な支援機能は、レーダーやカメラで認識した情報をコンピュータで処理して運転をサポートをします。先進的な運転支援機能は、複雑なシステムであるため、後付けすることができないのです。 内装イメージが変わることがある 後付けするアイテムによって、内装のイメージが変わることがあります。インテリアのカスタマイズをするときは、パーツを慎重に選びましょう。 必須なオプションがついた車種を選ぶべき 中古車は、製造過程で装着されるメーカーオプションを後付けできません。そのため、どうしてもほしい装備がメーカーオプションの場合、希望するアイテムが装着さている車を選びましょう。 取り付け工賃が発生する オプションの後付けを業者に依頼すると、パーツ代に加えて工賃が発生します。後付けパーツを自分で取り付ければ工賃を省けますが、インダッシュタイプのナビや前後録画タイプのドライブレコーダーなど、専門的な知識や工具が必要な場合には、業者に依頼しなければなりません。オプションを装着するときは、パーツ代だけでなく、工賃も含めて予算を決めましょう。

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