10年後「旧車屋」となったZ32専門店の未来予想図とは?

目次
1.■お客様の高齢化が進み、Z-oneの店舗は憩いの場に!? 2.■国内Z32の聖地として海外でも話題に! 3.■中古純正部品や部品取り車のストックは日本一に! 4.■自社部品製作も積極的に 5.■整備同時進行可能な巨大工場に! 6.■自社板金工場完備に! 7.■販売車輛のほとんどがレストア車に! 8.■出張査定・買取り全国に! 9.■スタッフは10人に! 10.■最終目標のショップさんは! 11.■私はいつまでも現役です! 12.■これまでのエピソード

今から25年前の1997年、平成9年に中古車販売店の営業の仕事をスタートした筆者。

雇われ店長として70スープラ専門店、Z32専門店と快進撃を続けるも、まさかの会社消失。

急遽、独立することに。スタートから様々な壁にぶちあたりながらも、Z32一本の専門店をやっていくことを決意。

その後、スポーツカー低迷とZ32が旧車になっていく場面に直面しながら徐々に旧車屋に転換。

今やレストアを行うまでに。

Z32はここからさらに旧車になっていくが、現状の課題や期待から、10年後の当店の未来を予想してみた。

実際は、まったく予想がつかないのというが本音ではあるけれど…。

■お客様の高齢化が進み、Z-oneの店舗は憩いの場に!?

お客様の平均年齢は年々高齢化し、60代の方が増えるでしょう。

話す内容は、親御さんの介護、自身の老後や健康、お孫さんのことで持ち切り。

皆さんの憩いの場になっていると思われます。

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■国内Z32の聖地として海外でも話題に!

国内Z32聖地として確固たる地位を確立!

Z32を日本一大事にするお店として、海外からも注目されるショップになるでしょう。

海外も視野に入れた業務展開も始めているかもしれません。

■中古純正部品や部品取り車のストックは日本一に!

純正部品の製廃が進み、全国的に修理難民の方が増えていくでしょう。

修理をするために、純正部品は必須です。中古純正部品や部品取り車のストック数は日本一となり、どんな修理も対応していると思われます。

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■自社部品製作も積極的に

修理には中古で対応できるものもありますが、どうしても新品を使いたいこともあります。

そのため、自社での部品製作も積極的に行う必要があります。

多種多様な部品のラインナップが増えていると思われます。

■整備同時進行可能な巨大工場に!

今後、さらに旧車化が進み、修理内容は多岐に渡るでしょう。

長期修理も増えます。

そのためには、整備場所の確保が必須です。

巨大工場で効率的に整備を同時進行させていると思われます。

理想はエアコン完備。

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■自社板金工場完備に!

外装の劣化に伴い、オールペンも増えるでしょう。

綺麗に乗りたいニーズはいつでもあります。

外注を使わず自社板金工場を完備し、一貫した整備・作業を行っていると思われます。

■販売車輛のほとんどがレストア車に!

10年後となれば40年落ちの車もあるわけです。

最終型でも30年落ちに。

販売する車輛は、ベースから仕上げて売るしかないでしょう。

ほとんどがレストア車になっていると思われます、一体いくらで売ることになるのだろう?

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■出張査定・買取り全国に!

さまざまな事情により売却される方も増えるでしょう。

大事に乗ってきたからこそ「近くの買取店よりも専門店に売りたい」と、全国から査定・買取の依頼は増えます。

北は北海道から、南は沖縄まで出向いていると思われます。

■スタッフは10人に!

業務も多様化し、分担制が必要になるでしょう。

さまざまなご相談やご要望に対応すべく、フロント・整備・板金塗装・部品管理・出張買取り…。

それぞれに精通したスタッフが最低でも10人はいると思われます。

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■最終目標のショップさんは!

未来を予想すると、既にそれに近いショップさんがあります。

R31 HOUSEさん、カーショップフレンドさん、アイスタイリングさん、エム・テック・サージョンさん、チューブガレージさん、イソマサオートさんなど。

ほぼ一車種の専門店さんです。

その領域に達するにはまだまだですが、必ず頑張ってみせます。

■私はいつまでも現役です!

未来の私は容易に想像がつきます。

今と変わらず、整備以外のことをやっているでしょう。

接客応対、電話・メール応対、出張買取り、ご納車前の洗車、店舗の掃除や草取りの雑用など。

もちろん、季節を感じながらの早朝ドライブ&写真撮影は日課です。

Z32に人生を捧げ、年中無休で働いていると思われます(笑)。

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■これまでのエピソード

お調子者営業マンだった私が、Z32専門店を立ち上げるまで
https://www.qsha-oh.com/historia/article/z32-omura-vol1/

お調子者営業マンだった私が、Z32専門店を立ち上げるまで[エピソード2]
https://www.qsha-oh.com/historia/article/z32-omura-vol2/

お調子者営業マンだった私が、Z32専門店を立ち上げるまで[エピソード3]
https://www.qsha-oh.com/historia/article/z32-omura-vol3/

[ライター・撮影/小村英樹(Zone代表)]

 

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