旧車メンテナンス

車のガラス修理とは?車のガラスが割れる・傷つく原因や破損したときの対応方法についても解説
旧車メンテナンス 2023.06.15

車のガラス修理とは?車のガラスが割れる・傷つく原因や破損したときの対応方法についても解説

車のガラスが割れたりキズが入った場合、どうすればよいか悩む人も多いでしょう。ガラス傷は放置しておくと広がることもあり、状態によっては車検に通らなくなります。今回は、車のガラスが割れる・傷つく原因や、車のガラスが破損したときの対応方法などについて解説します。車のガラス修理を検討中の人は参考にしてください。 車のガラスが割れる・傷つく原因 車のガラスが割れる・傷つく原因は、そのほとんどが走行中の飛び石が原因です。車のガラスは衝撃に強いため、飛び石で大きな破損におよぶことはほとんどありません。しかし、時間経過とともにキズが広がり、状態によっては車検に通らなくなる可能性があるため注意が必要です。 車のガラスが破損したときの対応方法 車のガラスが破損したときの対応方法について詳しく解説します。 破損状況を確認する まずは破損状況を確認しましょう。安全な場所に車を駐車してからキズの大きさや深さをチェックし、走行に支障が出ると判断したときはJAFや加入している保険会社のレッカーサービスに連絡することをおすすめします。フロントガラスが大きく破損した状態での走行は道路交通法違反となるため注意が必要です。 必要に応じて応急処置をする すぐに修理や点検に出せない場合は、必要に応じて応急処置をしておきましょう。ガラスのキズは放置しておくと広がる可能性があるため、カー用品店で販売されているリペアキットや保護シールを利用した応急処置がおすすめです。 専門店でガラスを修理・交換する 車のガラス傷は小さいからと放置しておくと、振動や風圧で広がって走行中に視界を妨げる大きさになる可能性があります。早期に修理しておくことで走行時の安全確保や修理費用を抑える効果もあるため、早めに専門店に修理や交換を依頼しましょう。 車のガラスの部分的な修理はできる? 車のガラスの部分的な修理は状態によって可否が決まります。 修理できるケース ガラス傷のサイズが500円玉硬貨よりも小さく、フロントガラス枠から5cm以上、下端部から20cm以上離れていれば(車種によってフロントガラスの傾斜角の影響などで前後します)修理できる可能性が高いです。 交換になるケース ガラス傷のサイズが500円玉硬貨よりも大きい場合や、ガラスの表面がえぐれているキズは交換が必要です。また、運転席からの視界を遮る場所にあるキズは、修理しても歪みや再発する可能性があるため交換を勧められる可能性があります。 車のガラスの修理・交換費用 車のガラスの修理・交換費用は、依頼先や修理内容などで大きく異なります。 自分で補修・修理する キズの状態によっては自分で修理できる場合があります。DIYによる補修・修理は市販されているガラス傷用リペアキットで行うことができるため、費用は数千円もあれば可能でしょう。また、車を修理工場に入庫しなくてもよいため、時間や休日の予定を気にすることもありません。ただし、修理・補修が不十分となるリスクがあるため、自己責任で行ってください。 ディーラーで補修・修理する ディーラーに依頼する最大のメリットは、状況に応じたガラス傷の補修・修理を提案してくれることです。また、ガラス交換となったときは純正のガラス部品を使用するため、品質や保証については申し分ないといえるでしょう。ただし、修理費用は他の業者と比べると割高なため、専門業者と相見積もりをとって比較検討することをおすすめします。 修理は2万円〜、交換が必要な場合は10万円〜が費用の目安となり、いずれの場合も最低1〜2日間は車を預ける必要があります。 自動車ガラス修理工場 自動車ガラス修理工場に依頼する最大のメリットは修理費用の安さです。交換が必要な場合でも中古品や社外品のガラスを提案してくれることもあるため、ディーラーよりもコストを抑えることができます。 また、修理なら30分〜1時間程度、交換なら半日程度で完了させる業者もあるため、毎日車を使う人にとっては時間の融通がききやすいといえるでしょう。修理は8千円〜、交換が必要な場合は7万円〜が費用の目安です。 車のガラスの修理・交換には車両保険を利用できる 車のガラスの修理・交換には車両保険を利用できます。ただし、加入している保険内容によっては全額自己負担となる可能性もあるため、事前に保険会社に確認しましょう。また、車両保険を利用することで次年度の保険等級や事故有係数が変化するため、将来的な保険料の割増を見据えると利用しない方がよいケースもあります。 車のガラスは自分で修理できる? 車のガラスは自分で修理できます。DIYでのガラス修理に使えるガラスリペアキットやリキッドコンパウンドはカー用品店などで販売されており、補修作業の手順も動画を参考にすることが可能です。ただし、補修できないガラス傷もあるため、事前に確認した上で必要に応じて専門業者に補修や交換を依頼しましょう。

旧車のバッテリーが上がる主な原因は?旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法についても解説
旧車メンテナンス 2023.05.22

旧車のバッテリーが上がる主な原因は?旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法についても解説

旧車のバッテリー上がりを不安に思っている人も多いでしょう。走行中に突然エンジンが止まったり、キーを回してもエンジンがかからなかったりすると、焦って不安になります。今回は、旧車のバッテリーが上がる主な原因と、旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法について詳しく解説します。旧車のバッテリー上がりに不安な人は参考にしてください。 旧車のバッテリーが上がる主な原因 まず始めに、旧車のバッテリーが上がる主な原因について詳しく解説します。 オルタネーターの発電量 旧車でオルタネーターの発電量不足によるバッテリー上がりは、よくあるトラブルといってよいでしょう。「経年劣化により交換したばかりのオルタネータでもなぜかバッテリーが上がってしまう」という症状は、アクセサリーや電装系の追加パーツの電力消費量が発電量を上回ることにより発生します。 これはカーナビゲーションやドライブレコーダーなど、近年主流となったカーアクセサリーが主な原因です。オルタネーターの交換はリビルト品や中古品を用いるのが一般的で、新車発売当時の標準的な発電量しかありません。対策として「過剰な電装パーツを取り付けない」こと以外に「外品で販売されている発電量の高いハイパワータイプのオルタネーターと交換する」ことで解消できます。ただし、車検対応の有無や対象車種については事前に調べておく必要があるでしょう。 バッテリーやハーネスの劣化 旧車のバッテリー上がりの原因として、オルタネーターの劣化と同様に多いのがバッテリーやハーネスの経年劣化です。バッテリーやハーネスも消耗品であるため、劣化具合によっては送電や充電ができなくなることがあります。 旧車の場合、ハーネスに関してはメーカー廃番となっているものも多く、新品への交換というのは容易ではありません。経年により配線が硬化して抵抗が高くなることで送電に支障が出てしまうため、定期的な点検と必要に応じた修理や在庫があれば交換が必要です。また、ヒューズも経年劣化により同様の症状が出るため定期的に交換しておきましょう。 バッテリーは古くなると液量が減少したり、極版の劣化で従来の性能を発揮できないことがあります。また、旧車にドライブレコーダーやセキュリティシステムを搭載していると、イグニッションスイッチがOFFでも暗電流によってバッテリーが上がりやすくなるため注意しましょう。 自然放電 バッテリーは長期間車に乗らないなどの理由によって自然放電します。バッテリーのサイズや外気温、車載の電装品などによって差はあれど、3〜4週間程度放置しておくとバッテリー上がりを起こすと考えましょう。 旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法 続いて、旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法について詳しく解説します。 消費電力をおさえる 旧車のバッテリーが上がりにくくするためには、消費電力をおさえることが重要です。エアコンの設定を弱めにしたり、停車したときにライトをオフにするなど、電力の消費をなるべく抑えることを常に心がけましょう。また、シガーソケットからのスマートフォンの充電や空気清浄機の使用などにも注意が必要です。 定期的な点検や整備を徹底する 旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法として、定期的な点検や整備を徹底するのが効果的です。バッテリーの寿命やハーネスの経年劣化が見受けられるときは、早めに点検や交換をしましょう。また、ハーネスの部品確保には時間がかかることも多いため、計画的な整備を心がけることが重要です。 車を頻繁に動かして充電する バッテリーが自然放電しないよう車を頻繁に動かしましょう。最低でも週に一度は30〜60km/hの速度で、30〜60分程度走行することをおすすめします。チョイ乗りが多い場合や多忙で運転する時間があまりない人は、充電受入性能の高いバッテリーに交換することがおすすめです。

パジェロのよくある故障箇所は ?パジェロの故障箇所ごとの症状や修理費用の目安についても解説
旧車メンテナンス 2023.05.22

パジェロのよくある故障箇所は ?パジェロの故障箇所ごとの症状や修理費用の目安についても解説

RVブームで一世を風靡したパジェロを購入したいけど故障のリスクが心配と考える人も多いでしょう。RV車にありがちな多走行や経年劣化による故障は修理費用が高いため、事前に詳しく知っておくと安心です。今回は、パジェロのよくある故障箇所や修理費用の目安などについて解説します。パジェロを所有している人や購入を検討中の人は参考にしてください。 パジェロのよくある故障箇所 まず始めに、パジェロのよくある故障箇所について詳しく解説します。 エアコン パジェロに限らず、エアコンは経年劣化や多走行により故障や不具合が発生します。エアコンのコンプレッサーが焼付くなど、状態によっては数十万円の修理費用が必要となるケースもあるため、異常を感じたら早めに点検に出しましょう。 オルタネーター オルタネーターは車の発電機です。パジェロに限らず、経年劣化や多走行で故障や不具合が発生するため「ヘッドライトやメーターパネルが暗くなった」「ブレーキやパワステが重くなった」などの症状が出た場合は早めに点検に出しましょう。オルタネーターの故障や不具合を放置すると、運転中にエンジンが止まり、大事故につながるケースもあります。少しでも異常を感じたら早めにディーラーや修理工場に持ち込んで点検しましょう。 ディーゼルエンジン クロカン四駆であるパジェロは、低速域の高いトルクと低燃費を両立させたディーゼルエンジン搭載車が人気です。ガソリンエンジンとは構造が異なるディーゼルエンジンは、故障すると修理代が高額になることもあるため、異常を感じたら早めに点検に出しましょう。ここからは、ディーゼルエンジンの故障が多い箇所について詳しく解説します。 コモンレール コモンレールとはディーゼルエンジンの燃料噴射システムで、フューエルデリバリーパイプのことです。超高圧で燃料噴射するディーゼルエンジンにとって必要不可欠なシステムのため、燃圧不足になるとエンジン回転数に不調が出ます。原因として燃料フィルターの詰まり、ポンプやバルブの不具合などが考えられるため、不具合を感じたらすぐに点検に出しましょう。 インジェクター インジェクターは高圧燃料をエンジン内部に噴射する役割があり、比較的故障しやすい箇所といえるでしょう。クリーンディーゼルエンジンを搭載するパジェロでは燃料噴射システムは特に重要な機関です。インジェクターはエンジンの気筒数と同じだけ存在し、ひとつでも不具合が発生すると警告灯が点灯します。この状態になった場合はすぐに点検修理を依頼しましょう。 DPF DPFとは粒状黒煙を車外に排出させないためのフィルターです。このフィルターが目詰まりすると警告灯が点灯し、ディーラーでDPFを取り外して洗浄する必要があります。多くのクリーンディーゼル車のほとんどに粒状黒煙を自動処理(燃焼)する機能が備わっているとはいえ、短時間の運転や長時間の渋滞、ストップアンドゴーの走行が多いと発生する不具合です。 ターボ ターボの焼付きは、潤滑不良やエンジンオイルの減少などにより冷却がうまくできないことで発生します。放置しておくとタービンブレードなどが破損し、破片がエキゾースト部にも被害を及ぼす可能性もあるため、不具合を感じたらすぐに点検に出しましょう。ターボの焼付きを防ぐためには、こまめなエンジンオイル交換が効果的です。 パジェロ修理費用の目安 パジェロ修理費用の目安は、故障箇所や作業内容によって大きく異なります。箇所別の修理費用の目安を参考にしてください。 ・エアコン........状態により10〜30万円程度必要です。・オルタネーター........交換部品が新品か中古で大きく修理費用は異なり、5〜20万円程度が目安です。・ディーゼルエンジン........故障箇所の状態やクリーンディーゼルかどうかによって修理費用は大きく異なります。センサーなど電気系統の修理なら1〜10万円程度、部品の交換やエンジンを車輌から降ろすような修理の場合は10〜100万円程度が修理費用の目安です。 パジェロの維持費が高いと感じたら売却がおすすめ パジェロの維持費が高いと感じたら売却を検討しましょう。パジェロは、自動車税や重量税、任意保険なども高額になりやすい車です。ただ、故障車や不動車であっても一定の価値があります。そのため、維持費が高いと感じたら早めの売却をおすすめします。 旧車王(リペアマニア)なら故障車でも買取できる 旧車王(リペアマニア)なら故障車でも買取できます。リペアマニアは自動車再生事業も行っているカレント自動車が運営しており、故障車や不動車を自社工場で修理して高い価値で販売することが可能です。 ▼リペアマニアの詳細はこちらhttps://www.qsha-oh.com/lpform/repair/ 他社では流通のリスクを避けるために安い買取価格、もしくは買取に消極的な傾向にある故障車や不動車も、リペアマニア独自の仕組みにより他では真似できない高価買取を実現します。また、カレント自動車は自動車取引の公正化を図るJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の加盟店で、社会で問題視されている契約後の減額も一切ないため安心して査定を依頼できます。

トヨタ ランドクルーザー(80系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説
旧車メンテナンス 2023.05.11

トヨタ ランドクルーザー(80系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説

ランドクルーザー80は1989年にデビューした高級志向のクロスカントリー車です。悪路走破性の高さはもちろんのこと、クラウンと遜色ない内装で人気を博しました。ランクルシリーズの絶大な信頼性もあり、2023年現在でも大人気の車種です。しかし発売開始が30年以上前のクルマ。心配なことは故障ですよね。この記事では80系ランクルでよくある故障箇所と修理費用を解説します。 80系ランクルのよくある故障箇所 30年以上前の旧車はどうしても故障・不具合が多くなるものです。ここからは80系ランクルのよくある故障箇所を紹介します。 ディーゼル噴射ポンプの不具合 燃料をエンジンに供給する噴射ポンプは経年劣化しやすい部分です。故障してしまうと、煙があがる、加速が鈍る、燃料が漏れる、エンジンがかからないなどの症状が発生します。 定期的なメンテナンスで不具合の発生を軽減することはできますが、噴射ポンプは常に高温にさらされるためどうしても劣化が進みやすい箇所です。 ラジエーターの故障 ラジエーターの一般的な寿命は12年ほどといわれています。ランクル80の場合、車齢が30年以上のものばかりのため、3回は交換する必要があります。定期的に交換していない場合は、腐食が進んでいるかもしれません。 ラジエーターのトラブルはエンジンの深刻な故障に発展する可能性があります。回転数の不調や水温計の異常が発生している場合は、ラジエーターの破損を疑いましょう。 エアコンの不具合 カーエアコンはエアコンガスを使用し冷風を作ります。このガスが漏れてしまうことが多くの不具合の原因です。また、コンプレッサーの汚れやエアコンガスの劣化なども考えられます。 汚れは定期的なメンテナンスで防げますが、タフな作りの80系ランクルといっても経年劣化は避けて通れません。 ドライブシャフトからのオイル漏れ ランクル80は、フロントアクスルに取り付けられたタイヤを曲げるために、グリス充填型のドライブシャフトが採用されています。近くにはギヤオイルで満たされたデフケースがあり、オイルがドライブシャフトに侵入しないようシールがつけられています。しかし、シールが経年劣化してしまうとオイルが漏れ出し、グリスが熱で溶けて漏れ出してしまうのです。結果、エンジンの焼きつきが起きたり、ステアリングホイールの動きが重たくなるなどのトラブルにつながります。 80系ランクル修理費はいくら? 万が一故障してしまった場合、各パーツでいくらくらい修理費がかかるのでしょうか。一例を紹介します。 ディーゼル噴射ポンプ:10万円〜ラジエーター修理:6万円〜エアコン修理:10万円〜ドライブシャフト修理:7万円〜 一般的な車のメンテナンス費用は1年間に3〜5万円程度といわれています。しかし旧車の場合は経年劣化により高価なパーツ交換が必要になりメンテナンス費が跳ね上がることが多いです。日頃から丁寧にメンテナンスをしていれば劣化を遅らせることができるとはいえ、遠くない未来に修理・交換が必要になるでしょう。 80系ランクルの維持費が高いと思ったときの対処法 パーツの経年劣化による修理・交換は旧車を維持するうえで避けることはできません。新車や高年式の中古車よりもメンテナンス費が高くなってしまうものです。もし修理費を負担に感じたら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。 ※2023年5月11日時点のデータです

トヨタ ランドクルーザー(70系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説
旧車メンテナンス 2023.02.02

トヨタ ランドクルーザー(70系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説

ランドクルーザー70は1984年にデビューした現在でも人気の高いクロスカントリー車です。ヘビーデューティー用として開発され、走行性能の高さや壊れにくい信頼性から現在でも大人気の車種です。しかし発売開始が約40年前のクルマ。心配なことは故障ですよね。この記事では1984年から2004年に販売された70系ランクルでよくある故障箇所と修理費用を解説します。 70系ランクルのよくある故障箇所 30〜40年前の旧車はどうしても故障・不具合が多くなるものです。ここからは70系ランクルのよくある故障箇所を紹介します。 ディーゼル噴射ポンプの不具合 燃料をエンジンに供給する噴射ポンプは経年劣化します。噴射ポンプが壊れると、煙があがる、加速が鈍る、燃料が漏れる、エンジンがかからないなどの症状が発生します。 定期的なメンテナンスで不具合を軽減することはできますが、噴射ポンプは常に高温にさらされるため経年劣化を避けるのはほとんど不可能でしょう。 ラジエーターの故障 ラジエーターの一般的な寿命は12年ほどといわれています。ランクル70の場合、車齢が30年以上の個体ばかりのため、3回は交換する必要があるでしょう。定期的に交換していない場合、腐食して壊れている可能性が高いです。 ラジエーターの不具合はエンジンの故障につながります。エンジン回転数の不調や水温計の異常を感じる場合、ラジエーターの破損が原因かもしれません。 エアコンの不具合 カーエアコンはエアコンガスを使用し冷風を作りますが、ガス漏れによって多くの不具合が発生します。コンプレッサーの汚れやガスの劣化もエアコンが故障する原因です。 汚れは定期的にメンテナンスすることで防げますが、経年劣化への対策は難しいでしょう。いかにタフな作りの70系ランクルでも避けられない課題です。 オルタネーターの故障 オルタネーターはエンジンの動力を利用した発電機です。走行中に作られた電力でバッテリーを充電します。オルタネーターはエンジンがかかるとベルトを回しコイルを回転することで発電しますが、ベルトの寿命は走行距離10万kmが目安といわれています。オルタネーターからキュルキュルと異音が発生したら故障の前兆かもしれません。 70系ランクル修理費はいくら? よくある故障が発生したらいくらかかるのでしょうか。ここからは修理費用を見ていきましょう。 ディーゼル噴射ポンプ:10万円〜ラジエーター修理:6万円〜エアコン修理:10万円〜 ※コンプレッサーが故障していた場合オルタネーター修理:5万円〜 一般的なクルマのメンテナンス費用は1年間に3〜5万円程度といわれています。しかし旧車の場合は経年劣化によって高価なパーツ交換が必要になり、メンテナンス費が跳ね上がるかもしれません。日頃から丁寧にメンテナンスをしていれば劣化を遅らせることはできますが、将来的に交換が必要になることは覚えておきましょう。 70系ランクルの維持費が高いと思ったときの対処法 パーツの経年劣化による修理・交換は旧車を維持するうえで避けられません。新車や高年式の中古車よりも、どうしてもメンテナンス費が高くなりがちです。もし修理費を負担に感じたら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。 一般的な買取店では故障車の査定額は低くなってしまいます。しかし旧車王であれば高価買取が可能です。なぜなら自社内でパーツ供給から修理・整備ができるため中間マージンがかかりません。安価にクルマを修理・修復をし価値を高めて市場に再流通できるのです。 ※2022年11月27日時点のデータです

トヨタ ランドクルーザー(60系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説
旧車メンテナンス 2023.01.27

トヨタ ランドクルーザー(60系)は故障が多い!?修理費はいくらかかるかを解説

ランドクルーザー60は1980年にデビューした現在でも人気の高いクロスカントリー車です。中には本格的なオフロードコースを走行する方もいるのではないでしょうか。しかし発売から40年以上経過しているクルマ。故障を心配する方も多いのではないでしょうか。この記事では気になる60系ランクルでよくある故障箇所と修理費用を解説します。 60系ランクルのよくある故障箇所 30〜40年前の旧車はどうしても故障・不具合が多くなるものです。ここからは60系ランクルのよくある故障箇所を紹介します。 ラジエーターの故障 ラジエーターの一般的な寿命は12年ほどといわれています。ランクル60の場合、車齢が30年以上の個体ばかりのため、3回は交換する必要があるでしょう。しかし中には定期的に交換していない方もいるかと思います。その場合は腐食しており壊れている可能性が高いです。ラジエーターが壊れてしまうとエンジンが壊れてしまいます。エンジン回転数の不調や水温計の異常はラジエーターの破損が原因かもしれません。 エンジンオイル漏れ エンジンオイル漏れの主な原因はパッキンの劣化です。過酷な環境を走行したり年式が古くなるとパーツに不具合が発生しやすくなり、エンジンオイルの漏れに繋がってしまいます。特に60系ランクルの場合は、オイルパンのパッキンがコルクでできています。一般的なコルクの素材はゴムや金属ですが、コイルの場合オイルが染みてにじんでしまい、オイル漏れが発生しやすくなります。 エアコンの不具合 カーエアコンはエアコンガスを使用し冷風を作っています。このガスが漏れてしまうと、さまざまな不具合が起こりやすくなります。また、コンプレッサーの汚れやガスの劣化もエアコンが故障する原因です。汚れは定期的なメンテナンスで防げますが、経年劣化への対策はなかなか難しいでしょう。タフな作りの60系ランクルとはいえ、エアコンの不具合は避けられない課題の1つだといわれています。 パワーウィンドウの故障 旧車でよく見られるのがパワーウィンドウの故障です。最近のクルマはモーターやギアの技術向上により故障率は低下していますが、30〜40年以上前の旧車の場合は経年劣化で故障する確率が高いといわれています。主な症状は、ガラス開閉時の異音や動作のもたつき、動作停止です。ガラスランチャンネル(窓枠ゴム)の劣化であればシリコンスプレーの吹きかけや洗浄で改善する場合もありますが、モーターやギアの経年劣化は整備工場などで見てもらいましょう。 60系ランクル修理費はいくら? よくある故障が発生したらいくらかかるのでしょうか。ここからは修理費用を見ていきましょう。 ラジエーター修理:6万円程度エンジンオイル漏れ:3万円程度エアコン修理:10万円〜 ※コンプレッサーが故障していた場合パワーウィンドウモーター:3万円程度/1箇所 一般的なクルマのメンテナンス費用は1年間に3〜5万円程度といわれています。しかし旧車の場合は経年劣化により高価なパーツ交換が必要になりメンテナンス費が跳ね上がるかもしれません。日頃から丁寧にメンテナンスをしていれば劣化を遅らせることはできますが、将来的には必ず交換する必要があります。 60系ランクルの維持費が高いと思ったときの対処法 パーツの経年劣化による修理・交換は旧車を維持するうえで避けられません。新車や高年式の中古車よりも、メンテナンス費がどうしても高くなってしまいます。あまりにも修理費を負担に感じるようであれば、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。 一般的な買取店では故障車の査定額は低くなってしまいます。しかし旧車王であれば他社よりも高い価格で買取できます。なぜなら自社内でパーツ供給から修理・整備ができるため中間マージンがかからないからです。故障車の売却先に悩んだ場合は、ぜひ旧車王にご相談ください。。※記事の内容は2022年11月27日時点のデータです

キャブ車における点火タイミングって何? 点火タイミングについて徹底解説します。
旧車メンテナンス 2022.09.29

キャブ車における点火タイミングって何? 点火タイミングについて徹底解説します。

キャブ車における点火タイミングとは、スパークプラグに電気火花を発生させ、混合気に火をつけるタイミングのことです。一般的にクランク角度で表します。さらに点火タイミングはエンジン回転数とスロットルバルブ開度の2つの要因によって調整されます。今回は4気筒エンジンをベースにキャブ車の点火タイミングについて解説します。 キャブ車の接点式点火タイミングとは 接点式点火装置における点火タイミングとは、配電器であるディストリビューター内で行われます。ディストリビューターは以下で構成されています。 ・イグニションコイルの一次電流を断続して二次コイルに高電圧発生させる断続部・イグニションコイルの二次電圧を点火順序に従ってスパークプラグに配電する配電部・エンジンの回転速度や付加に応じて点火時期を最適に調整する進角部・ディストリビューターを駆動させる駆動部まず点火を行う断続部です。回転する金属カム、ブレーカー・アーム(可動部)ポイント・サポート(固定部)、ブレーカー・プレートで構成されています。金属カムがブレーカー・アームのヒール部を開閉する時の回転角度と接点(コンタクト・ポイント)のすき間が重要になります。 回転角度はドエルアングルと呼ばれ、一次電流の流れている時間を左右します。この角度が適切でないと二次電圧に影響します。 ドエルアングルが小さいと高速回転時に一時電流の立ち上がりが遅くなり、二次電圧が低下します。逆にドエルアングルが大きいとポイントが閉じている時間が長くなり、一次電流が大きくなってエンジンの高速回転時の二次電圧は上がりますが、低速回転時にはポイントに火花発生して一次電流の遮断が悪くなり二次電圧が低下します。 つまりドエルアングルが小さいと高速回転域では力がなく、ドエルアングルが大きいとアイドル回転時や低速回転域で馬力不足になります。 接点(コンタクト・ポイント)のギャップが重要で、一般的に0.4mm〜0.5mmの間隙で調整します。ギャップが広いと一次電流の通電時間が短く、二次電圧が低くなり、ギャップが狭いとポイント間で火花が発生し、低回転時に一次電流の切れが悪くなって二次電圧が低下します。ドエルアングルと接点のギャップと同じようなフィーリングがでますが、原因は異なります。 キャブ車の点火タイミングに必要な作業手順 まず車の状態を調べる必要があります。 ①入庫時に点火タイミングを調べる できればドエルアングルテスターを用いてドエルアングルも調べます。点検方法ではタイミングライトを使用します。進角度がどのくらい進んでいるのか、遅れているのか確認します。メーカーの設定基準から外れている場合は調整が必要です。 ②燃料のオクタン価が正しいか確認する ハイオク仕様のエンジンにレギュラーガソリンが供給されていないか確認します。オクタン価が低い場合、正しい点火タイミングに調整してもノッキングあるいはデトネーション(異常燃焼)の原因となりエンジンの破損に繋がります。 ③ポイントのすき間を測定する ポイントは遮断と通電を繰り返していく過程で焼損し、消耗してゆくので調整前に必ず隙間を測定します。長年使用していると表面が焼損し、通電不良となります。  キャブ車の点火タイミングの調整が必要な理由 ディストリビューター内にあるブレーカー・ポイントが消耗するため、走行距離や負荷に応じて調整する必要があります。ブレーカー・ポイントが消耗する箇所は2つです。1つは電気を遮断・通電するポイントが焼損するため消耗します。 もう1つはブレーカー・ポイントを開閉するブレーカー・アームにあるヒールと呼ばれる部分です。ヒールは駆動部である金属カムと接しているため摩耗してゆき、ブレーカー・アームの開き方が小さくなります。ポイントの開く隙間が小さくなることで一次電流の立ち上がりが遅くなり二次電圧の立ち上がりが悪くなるため、緩やかにエンジンの調子が悪くなってゆきます。 キャブ車の点火タイミングの調整方法 ①ブレーカー・ポイントのギャップを調整する エンジンが停止している状態でクランクを工具で回転させ、1番気筒の点火時期に合わせます。接点(コンタクト・ポイント)のすき間を測定し、ブレーカー・アームを固定しているネジをゆるめて0.4mm〜0.5mmに隙間を調整します。 ②ディストリビューターを組み立て、タイミングを測定する エンジンを始動してタイミングライトを用いてアイドル回転の進角度がサービスデータの規定値にあるか目視します。エンジンの回転数を上げ、進角が変化するか確認します。 ブレーカー・ポイントを新品に交換した際はブレーカー・アームのヒール部が初期摩耗するので15km〜20kmほど走った後、もう一度ブレーカー・ポイントのギャップを点検する。 ③ブレーカー・ポイントのギャップが適正でも進角が合わない場合はディストリビューター本体の取り付け角度を調整する ギャップが適正かつ進角装置がきちんと働いている場合は、ディストリビューター本体を固定しているネジを緩めアイドル回転数での規定範囲に調整します。 キャブ車の点火タイミングのメンテナンスを怠るとどうなる? 前述した通り、徐々に点火タイミングは狂ってきます。ポイントの焼損とブレーカー・アームのヒール部の摩耗によりイグニションコイルの一次電流の立ち上がりが悪くなり、二次電圧の出力が低くなります。スパークプラグへの供給電圧が低くなるため、良い電気火花が飛ばなくなりプラグ先端がくすぶる原因になります。さらに放置しておくと失火という事になります。

法定整備とは?車検との違いや費用・所要時間を詳しく解説
旧車メンテナンス 2022.09.22

法定整備とは?車検との違いや費用・所要時間を詳しく解説

法定整備は、その名の通り法で定められた整備です。法定整備と聞くと車検のことをイメージする方も多いですが、実は内容が大きく異なります。車を安全に走行させるためには定期的な点検整備が必要です。特に中古車を購入する際には法定整備の有無がその後の費用負担や車の寿命を左右するため、納車前に実施されるかどうかの確認は必要といえます。今回は法定整備の詳しい内容と、車検との違いやかかる費用などについて解説します。 法定整備とは 法定整備とは、国土交通省が法で定めた定期点検のことです。法定整備は保安基準に適合した自動車であることを検査するだけでなく、不具合があった場合の整備も実施する必要があります。それでは法定整備について詳しく解説します。 車検との違い 法定整備よりも重要と考えられやすいものに車検があります。車検は正式名称を「自動車検査登録制度」もしくは「自動車継続検査」といい、道路運送車両法の保安基準を満たしているか検査をすることです。車検は検査のみとなり、「公道の走行」「整備状況と環境基準」のそれぞれに問題がないかを検査します。 車検切れの車を公道で走らせると違反点数と罰金が課せられますので注意が必要です。法定整備よりも罰則の有無で車検の方が重視されやすい傾向にあります。しかし車検とは最低限の基準に適合しているかを見る検査ですので、安全安心に運転するためにも法定整備は重要です。 必要性 法定整備は、国土交通省が使用者(運転者)の義務として定めています。法定整備を行わないで不測の事態に陥ることは整備不良による罰則を受ける可能性があり、その責任は運転者が対象です。整備不良と判定された場合、道路交通法第62条「整備不良車両の運転禁止」に抵触し、3ヶ月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金が科せられます。 法定整備の内容 法定整備は、12ヶ月点検と24ヶ月点検の2種類があります。詳しい整備内容について解説していきます。 12ヶ月点検 12ヶ月点検は、点検整備で車の故障を未然に防ぐためのものです。26項目の点検箇所をチェックするもので主にエンジンルームや室内、足回りや下回りの点検が実施されます。未実施による罰則はありませんが、故障や事故で周囲の人に被害を及ぼさないための使用者の義務です。 24ヶ月点検 24ヶ月点検は、車検時に同時に行われるのが一般的です。車検整備のことだと勘違いされることが多いようですが、実際には別の点検作業のことで12ヶ月点検よりも多い56項目について実施されます。12ヶ月点検と同様に未実施による罰則はありません。ユーザー車検の場合は、安全上24ヶ月点検だけディーラーや民間整備工場などに依頼することがおすすめです。 法定整備込・別・無の違い 中古車を購入する際は納車時に法定整備をされているか否かは重要です。法定整備がされていれば納車後の部品交換や修理といった費用負担や、不具合による危険が減るといえます。中古車販売店のプライスボードに表記されている「法定整備込・別・無」について解説していきます。 法定整備込 「法定整備込」と表記されているものは、車両価格に法定整備費用が含まれています。一般的に中古車販売店での法定整備は12ヶ月点検に則したもので、「法定整備別・無」の車よりも車両価格が高いです。納車後の追加料金が発生しにくい点がメリットと言えるでしょう。 法定整備別 「法定整備別」と表記されているものも、納車前に法定整備を実施してくれます。車両価格とは別途で諸費用として見積りに追加され、その分車両価格が抑えられている場合がほとんどです。購入を検討する場合は、法定整備費用が相場と比べて妥当か確認する必要があります。中古車保証が付く車両はこの法定整備を受けることが前提といえます。 法定整備無 「法定整備無」と表記されているものは、中古車販売店での法定整備はありません。現状渡しとも呼ばれますが、古い車や故障が多い車種の扱いといえます。納車後に不具合が生じる可能性が法定整備を実施した車よりも高いので、車両価格が安くても詳しい説明を聞いた上で購入を検討するべきでしょう。 法定整備にかかる費用 法定整備は、専門的な技術や知識が必要となり国の認証を受けた整備工場に依頼するのが一般的です。費用は車種や入庫する業者などによって異なります。12ヶ月点検で10,000~20,000円程度、24ヶ月点検は20,000~50,000円程度が相場です。整備点検に加えオイルなどの消耗品や部品の交換作業が伴う場合は別途費用が必要です。また、24ヶ月点検と同時に車検を受ける場合は、その費用が追加で発生します。 法定整備にかかる時間 法定整備にかかる時間は点検を行う業者によって様々です。一般的に12ヶ月点検で2時間~半日程度、24ヶ月点検で車検も合わせて1~2日程度といえます。部品の交換が伴う場合や大がかりなメンテナンスが必要な場合は、在庫の有無にも影響しますがさらに時間が必要です。 法定整備は自分でできる? 法定整備は自分ですることも可能です。「道路運送車両法」で定められた点検箇所を項目に沿って行い、外回りや運転席、エンジンルームや下回りの点検を実施します。しかし、自分で行うにもリフトアップできる環境や工具なども必要ですので、自信がない場合やリフトなどの設備が用意できない場合は無理せずにプロに任せた方が良いといえます。    

キャブ車における必要なメンテナンスとは?行わない場合に起こり得るトラブルも解説
旧車メンテナンス 2022.07.26

キャブ車における必要なメンテナンスとは?行わない場合に起こり得るトラブルも解説

キャブ車をお持ちの方でメンテナンスについてお悩みではありませんか? 構造を理解したい、整備にはどのような知識が必要なのか学びたいという方もいることでしょう。キャブ車における必要なメンテナンスについて、今回はキャブレターにフォーカスして解説します。キャブ車を所有されている方やキャブ車のメンテナンスを考えている方は、ぜひ参考にしてください。 キャブ車とは キャブ車とは、キャブレターと呼ばれる燃料気化器を搭載したガソリン・エンジン自動車のことです。まずは基本となるダウンドラフト・タイプの作動と構造の仕組みを解説します。 キャブレターの仕組み キャブレターとは、空気を吸入した際にベンチュリーと呼ばれる絞り部分を通過する時に発生する吸入負圧を利用して液体の燃料を霧状にする装置です。エンジンの運転状態において空燃比を自動調整する機構を備えています。 キャブレターは「フロート系統」、「メイン燃料系統」、「スロー燃料系統」、「始動系統」の大きく分けて4つの部品で構成されています。 フロート系統はフロートの浮力とニードルバルブの働きによってキャブレター本体に供給される燃料の過不足をなくし、一定の燃料を送る重要な系統です。燃料ポンプより送られてきたガソリンはニードル・バルブを通り、フロート室に入ります。 メイン燃料系統はフロート室から送られた燃料はメイン・ジェットにより計量され、メイン・エアブリードと呼ばれる空気と燃料を気泡状に混合させてメイン・ノズルに供給されます。 スロー燃料系統はエンジンの回転が低いとき(スロットル・バルブの開きが少ないとき)には、空気の流速が遅いため、スロー・ジェットで燃料を計量します。計量された燃料はスロー・エア・ブリードにより導かれた空気と混ざり合い、スロットル・バルブ近くのパイパス・ホールとアイドル・ホールから放出されます。 始動系統はエンジンが冷え切っているときには、燃料の気化が悪いため通常より濃い混合気が必要です。濃い混合気を作り出すためには負圧が必要なため、機械的に吸入口を閉じて内部の負圧を高めます。この機構をチョークと呼びます。運転席でチョーク・レバーを引くとリンクを通じてチョーク・バルブと呼ばれる蓋が吸入口を閉じます。始動に必要な空気はチョーク・バルブに備えられたポペット弁と呼ばれる小さな弁があり、クランキング時の負圧によって開き、必要量の空気が入ります。 キャブ車のメンテナンス方法 キャブレターの基本的なメンテナンス方法を解説します。 まずは、フロート室にある油面の点検です。油面の点検にはエンジンに合うレベル・ゲージが必要です。 (1)車を平坦な場所に停め、エンジンごとに決められたレベル・ゲージを取り付ける(2)エンジンを始動し、アイドリング運転をしたのち、エンジンを止める(3)レベル・ゲージを目視し、表面張力によらない油面の測定を行う このときの値がエンジンごとに決められた数値の範囲内であれば問題ありません。もし油面が高い場合はニードル・バルブを、油面が低い場合はフロートを交換します。オーバー・フローするときは、ニードル・バルブをガソリンで洗浄しましょう。 キャブレターの各系統のジェットは取り外して清掃できます。各ジェットの孔は、細心の注意をはらって加工されているため、孔の径が変わると適切な燃料の計量が行われなくなるので、清掃時に針金類は使用しないでください。清掃の際は、きれいなガソリンで洗浄し、エア・ブローで行います。 基本的な調整方法は、アイドル・アジャスティング・スクリューとスロットル・アジャスティング・スクリューで行います。エンジンを暖気運転後に行いましょう。CO(一酸化炭素)HC(炭化水素)のテスターを用いて各車両のサービス・データを参照しながらCOとHC濃度を確認します。COとHCが基準外のときはアイドル調整を行います。 インテーク・マニホールドにバキューム・ゲージを取り付けます。これは燃焼が安定しているかを見るために必要なゲージです。良い燃焼になっていると真空度の指針も安定します。指針が安定している所で、CO・HCテスターを見ながら調整します。スロットル・アジャスティング・スクリューは空気の量を調整できます。アイドル・アジャスティング・スクリューは燃料の量を調整できます。 車両のサービス・データの基準値を元にCOとHCの濃度を調整します。エンジンの回転フィーリングと排気ガスのバランスが大事です。調整の難しい所は、空気の供給量が少ないとCOの数値が高くなります。酸素の供給量が減るとエンジン内部で不完全燃焼が起こるからです。燃料が薄くても濃すぎてもHCの濃度が高くなります。薄いと燃焼に必要な濃度に達しないため、エンジンの燃焼が不安定になり未燃焼ガスが放出されるため濃度が高くなります。一方、燃料が濃いと必要な酸素の量が足りないため、未燃焼ガスが発生し濃度が高くなります。どちらもスパークプラグがくすぶり、エンジンの回転フィーリングが非常に悪くなります。 キャブ車のメンテナンスを怠るとどうなる? 冬季向けの調整と夏季向けの調整が必要です。冬季向けの調整をした状態で夏季を迎えると、外気に熱せられて膨張した空気が燃焼室内に入ります。空気が膨張すると体積当たりの酸素が不足となり、燃え残ったHCが排出されるので排出ガス規制に適合しません。 夏季向けの調整をした状態で冬季を迎えると、気化が悪くなり回転が落ちます。外気温が低くエンジンからの余熱が伝わりにくいため、燃料の中の水分が凍り付き、アイシングと呼ばれる現象に陥ります。燃料が気化供給されなくなるためエンジンが停止します。 あわせて自動チョークも夏季と冬季で調整が必要です。夏季は早めにチョークを解放するように調整し、冬季は長めにチョークを解放するように調整が必要です。 キャブレターの調整時にはスパークプラグがくすぶるので、時々エンジンを30秒間ほど3000rpmでレーシングしてスパークプラグに着いたカーボンを落とす作業をしなければなりません。

あこがれの旧車に乗りたい方必見!旧車に安く乗る方法教えます!
旧車メンテナンス 2022.02.10

あこがれの旧車に乗りたい方必見!旧車に安く乗る方法教えます!

空前の旧車ブームと言われておりますが、維持費や将来の部品供給などは誰しもが不安を感じる部分ではないでしょうか?ここでは、維持費を抑えて旧車に乗る方法や今現在メーカー取り組んでいる部品の再供給などについてご紹介させていただきます。 どんな旧車が維持しやすいのか? あこがれの旧車やネオクラシックカーに乗りたいけど維持費が気になるという方は多いのではないでしょうか?単純に維持費を考えた場合に、当然ですが年式は新しい方が安く済みます。したがって、1990年代のネオクラシックカーが一番維持費が安く済み、1970年代~1980年代の旧車はある程度維持費を覚悟しなければならないと言えるでしょう。 但し、1990年代の車は走り屋さん好みのクルマが多く、状態の見極めが非常に重要です。極端な話し本格的に走り込んでいた個体は廃車同然です。そのような観点で考えた場合、少し不人気だったモデルがお勧めです。理由は、誰しもが人気のクルマで峠やサーキットを走りたいと考えるので、少し不人気だったクルマは単なるファミリーカーとして使われている傾向が強いからです。つまり、痛みが少なくお値段もお手頃なので一石二鳥というわけです。とは言っても、プレミアが付いていることには変わりなく、十分に魅力的なクルマばかりです。 具体的には、マツダのNBロードスターや日産のS14シルビアです。先ずユーノスロードスターのブームで存在感が薄くなりがちなNBロードスターは、既に100万円切っている個体が多数存在していて、基本的にマツダ車は造りがしっかりしているので、普通の中古車の感覚で乗ることが出来ます。次に、S14シルビアですが、こちらはドリフトで人気のS13/S15の影に隠れてしまったモデルになりますので、その分程度がよい個体が手に入ります。例えば、オリジナルコンディションの K'sのマニュアルで150万円を切っています。最近では、S13のK'sでも200万円近い値が付いていますので、これは本当にお買い得です。維持費も日産車はエンジンのヘタリが少なく、つまらない故障が多いと言われますが、肝心ところは丈夫に出来ていますので大きな心配はいりません。その他にも、最後のチェイサーの人気で唯一の2番人気になってしまった100系マーク2もお勧めです。人気のチェイサーよりも安く手に入るだけでなく、やはりトヨタ車は壊れませんので、当たり前ですが維持費が安く抑えられます。そして、どんなクルマにも言えることは、オートマの個体を選択すれば痛みが少なく購入費用も安く抑えられるということです。 旧車を安く維持するためのコツ 旧車を安く維持するためのコツは、単純にオリジナルコンディションを保ち負担のかかるサーキット走行などは避けることです。ただ、それではつまらない話しになってしまいますので、どうしてもサーキットを楽しみたいという方は、先ずは面倒を見てくれるショップを探すことです。そして、人間関係やネットワークが出来てくれば、部品が安く手に入ったり、工賃などの相談もしやすくなります。また、出来る限りDIYで整備を行えば維持費を安く抑えることが出来ます。 その昔、86やシルビアが今のように高騰していなかった時代は、部品取り車を1台購入して維持費を安く抑えるという方法がありました。今でも例えば100系マーク2であれば標準車のグランデが15万以下で手に入りますので、部品取り車まで考えてクルマ選びをすることも旧車を安く維持するためのコツかもしれません。 維持費だけではない!部品の供給も大事 旧車は維持費以外にも大きな問題があります。それは、部品の供給が可能なのかどうかです。基本的に車の部品の保管期間はモデルの生産終了から10年間とされています。つまり、比較的年式が新しいネオクラシックカーを購入したとしても、とっくに部品の生産は終わっており、在庫がなくなり次第販売を終了となってしまうわけです。 この問題は非常に深刻でネオクラシックカーの代表的なモデルと言えるスカイラインGT-Rが純正部品の欠品に直面しています。スカイラインGT-Rは、最も新しいR34型でも生産終了から18年が経過しており、R32型だけでも約2万台が存在していると言われています。なおかつサーキット走行を楽しむユーザーが多いGT-Rにとっては存在自体が危ぶまれる死活問題です。 その状況を改善すべく、日産は2017年11月に「NISMOヘリテージ」を立ち上げ、スカイラインGT-Rの部品の再供給を行うことを発表しました。そして、同じ取り組みはマツダのユーノスロードスターでも行われており、なんとあのトヨタまでも旧型スープラ向け供給部品の「GRヘリテージパーツプロジェクト」をスタートさせているのです。そして、この流れが加速すれば、魅力的な旧車を安く維持することが可能となり、ひいてはクルマ離れに歯止めをかけることにも繋がるのです。 もし維持できなくなったらどうすればいいのか? ここまで、旧車を安く維持する方法や将来の部品の供給についてご紹介させていただきましたが、それでも最も新しいモデルで20年以上が経過している旧車はどうしてもお金がかかります。ましてやハコスカやS30などの究極の旧車を手にした場合は、青天井の出費に繋がります。 したがって、旧車を維持することが難しくなってしまうユーザーが出てきてしまうのはある意味仕方がないことでもあるのです。そんなときは是非旧車王にご相談ください。長きにわたり世界各国の旧車を買取ってきた豊富な実績はお客様のお役に立つこと間違いなしです。そして、空前の旧車ブームはちょっとしたバブルと言われており、つまり今が一番の売り時ということです。 [ライター/旧車王編集部]

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