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トヨタの高級ミディアムSUVとして2007年に登場したヴァンガードのリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、2007年から2013年まで販売されたヴァンガードのリセールのポイント、高く売るコツ、モデル概要を紹介します。ヴァンガードのリセールバリューが気になっている方や高く売りたいと考えている方は参考にしてみてください。 ヴァンガードのリセールバリューのポイント 2007年にデビューした高級ミディアムSUV「ヴァンガード」のリセールバリューは、一定の水準をキープしている傾向がみられます。 一般的なSUVによくある2列シート5人乗り仕様だけでなく、多人数乗車ができる3列シート7人乗り仕様を用意していたこともリセールバリューに影響しているでしょう。また、シンプルで上質感ある内外装デザインや飽きにくいスタイリングであることも人気を支えている理由と考えられます。 そのほか時間が経過しても色褪せない質感やデザインが人気の理由の1つであり、安定したリセールバリューに大きく貢献しています。 ヴァンガードを高く売る方法 時間が経過しても色褪せないスタイリングや上質感をあわせ持つヴァンガードを高く売るためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここからは、ヴァンガードを高く売るためのコツを紹介します。 基本的なメンテナンスをしておく 洗車や室内清掃、定期点検や消耗品交換など、基本的なメンテナンスをしておくと高く売れる可能性が上がります。 時間の経過とともに劣化していく部品の交換や定期的なオイル交換など、車を安全・快適に動かすことができるよう点検・整備をしておくと、査定時に高い評価になりやすいです。そのため、基本的な手入れは欠かさずに行っておきましょう。 オプション機能をアピールする オプション、快適性を高める装備、乗車定員などヴァンガードの魅力ポイントを査定申し込み時に記載したり、査定時にアピールしたりしましょう。 ヴァンガードには、5人乗り仕様と7人乗り仕様が用意されています。とくに7人まで乗れるSUVは、さまざまな用途に利用できることから需要が高いと考えられます。また、アルカンターラと本革を組み合わせたシートなど、高級ミディアムSUVらしさやヴァンガードの個性を際立たせるアイテムが装着されている場合はしっかりアピールしましょう。 ヴァンガードの魅力と歴史 ヴァンガードの魅力は、色褪せないスタイリングや質感、ゆとりある動力のV6エンジン搭載車が用意されていたことなどです。 2007年にデビューしたヴァンガードは、「Active & Luxury」をテーマにゆとりある動力性能、操縦性、走行安定性、上質な内外装などを兼ね備えた高級ミディアムSUVとして登場しました。エクステリアは、SUVらしいたくましさと都会的で洗練されたスタイルを両立。シンプルでありながら上品なスタイリングとなっています。インテリアは、本革とアンカンターラを組み合わせたシート表皮を設定し、さりげない上質さを表現していることが魅力です。 ヴァンガードには、3列シート7人乗り仕様と2列シート5人乗り仕様が用意され、あらゆるシーンで利用できる多彩なシートアレンジもポイントとなっています。また、3列シート7人乗り仕様の3列目シートは床下に収納できるため、ラゲッジスペースを広く使えることも特筆すべきポイントです。 エンジンは、3.5L V型6気筒エンジンと2.4L直列4気筒の2種類。駆動方式は全車4WDとなっています。2008年の一部改良では、2.4Lエンジン搭載車に2WD(FF)を設定しました。2012年の一部改良では3.5Lエンジン搭載車を廃止。2013年に販売を終了しました。 【ヴァンガードの主要スペック】 サイズ 全長4,570mm×全幅1,855mm×全高1,690mm(350S 7人乗り仕様の数値) エンジン 3.5L V型6気筒(2007年~2012年)/2.4L直列4気筒 トランスミッション 3.5L車が5速AT/2.4L車がCVT 駆動方式 4WD/2WD(2008年~、2.4L車のみ) 乗車定員 3列シート7人乗り/2列シート5人
初代クラウンエステートは、1999年から2007年に製造・販売されていたステーションワゴンです。販売終了から15年以上が経過し、売却を考えている方もいるのではないでしょうか。より高値で売却したい場合は、リセールバリューを最大化する方法について確認しておくことが大切です。 今回は、初代クラウンエステートのリセールについて詳しく解説するとともに、高値で売却するためのポイントをお伝えします。 初代クラウンエステートとは 初代クラウンエステートは、11代目クラウン(17系)で追加されたステーションワゴンです。ロイヤル・アスリートセダンのボディを基本としながら、ラゲージルームによるワゴンならではの伸びやかなフォルムが特徴です。 EBDやABS、ブレーキアシストを全グレードで標準装備しているほか、SRSカーテンシールドエアバッグなど、当時の最新安全技術が盛り込まれています。 また、ステーションワゴンでは世界初となる、リヤシートの電動リクライニング機構、ラゲージルームの内気浄化を可能とするラゲージルームエアピュリファイヤーなど、快適装備も充実しています。 セダンと同様にアスリートとロイヤルサルーンをラインナップ。特に、アスリートVは2.5Lターボエンジンによってステーションワゴンとは思えない動力性能で注目を浴びたグレードで、現在も高い人気を誇ります。 初代クラウンエステートの買取相場 ここからは、初代クラウンエステートの買取相場について、3つの型式に分けて紹介します。※2024年8月時点の情報です。 JZS171W型 JZS171W型のクラウンエステートの買取相場は、〜120万円程度です。4つのグレードのうち、特別仕様車のプレミアムスポーツセレクション4AT仕様は高値がつきやすい傾向にあります。 フロントヘッドランプエクステンションやフロントグリル、チタン調塗装のホイールオーナメントなど、特別仕様車ならではの専用装備の状態が買取に影響するでしょう。 グレードごとの買取相場は下記のとおりです。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリート/5AT 5万〜30万円 アスリートE/4AT 5万〜30万円 アスリートV/4AT 5万〜100万円 プレミアムスポーツセレクション/4AT 5万〜120万円 プレミアムスポーツセレクション/5AT 5万〜20万円 JZS173W型 JZS173W型の買取相場は、〜20万円ほどです。グレードによる金額差はありません。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリートFOUR/4AT 5万〜20万円 アスリートFOUR プレミアムスポーツセレクション/5AT 5万〜20万円 JZS175W型 JZS175Wの買取相場は、〜50万円ほどです。ほかの型式と同様、アスリートのほうが高値になりやすい傾向にあります。 グレード/トランスミッション 買取相場 アスリートG/5AT 5万〜50万円 ロイヤルサルーン/5AT 5万〜20万円 初代クラウンエステートのリセールバリューのポイント クラウンエステートのリセールバリューを高めるポイントは、良好な車輌状態を維持することです。トヨタ車のなかでも長い歴史を誇るクラウンはブランド価値が高いため、走行距離や年式による影響は他車よりも小さいでしょう。 そのため、綺麗な状態を維持できているかが、売却益に大きな影響をおよぼします。ボディに傷はないか、内装装備は問題なく動くかの確認は欠かせません。加えて、オプション装備がある場合は、もれなくアピールしましょう。可能であれば、注文書のように装備類を証明できるものがあると査定で有利に働く可能性があります。 初代クラウンエステートを高く売る方法 ここからは、クラウンエステートを高く売るためにおさえておきたい、2つの方法について紹介します。 走行距離を抑える 走行距離は買取金額に影響する重要なポイントです。クラウンエステートは、ブランド力によって走行距離が売却額におよぼす影響が他車と比べて小さいものの、走行距離を抑えるに越したことはありません。 売却を検討している場合は、生活に支障のない範囲でバスや電車などの公共交通機関を利用してクルマを使う機会を減らすと、走行距離が伸びることを抑えられます。 こまめにメンテナンスをする クルマの状態も買取金額に影響します。初代クラウンエステートは、最終モデルの販売終了から15年以上が経過しています。可能な範囲でメンテナンスを実施し、マイナス要素を減らすことで金額アップが見込めます。 具体的には、下記のメンテナンスを行いましょう。 ・洗車・内装の清掃・外装の傷補修 クルマの状態によっては、メンテナンスで出費がかさんでしまうかもしれません。メンテナンスにかかる労力やコストと予想される査定額を比較し、メンテナンスの頻度や内容を決めましょう。 初代クラウンエステートの売却は旧車王へご相談ください 初代クラウンエステートは、ステーションワゴンでありながらセダン譲りの走行性能をもつモデルです。そんなクラウンエステートを売却される場合は、旧車王へご相談ください。 旧車王は、旧車を専門に20年以上にわたって買取事業を行っております。豊富な実績と知識をもとに、お客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたします。全国無料で出張鑑定に対応しているため、クルマを持ち込んでいただく必要はありません。鑑定し契約した後に金額を減額したりキャンセル料を請求するなどの「二重査定」も一切行っていないため、安心してご相談ください。
三菱を代表するモデルである「デリカ」のリセールバリューは高いのでしょうか。今回は、三菱自社生産のミニバンであるデリカD:5のリセールバリューや高く売る方法などを解説します。デリカD:5の売却を検討している方は参考にしてみてください。 デリカ D:5のリセールバリューのポイント 三菱 デリカD:5のリセールバリューは、年式やグレード、走行距離、内外装の状態などによって大きく異なります。また、複数回のマイナーチェンジや大幅な改良などが実施されているため、実際に査定に出してみないことには明確な査定額はわかりません。参考の平均査定額は200万円台後半となっているため、リセールバリューはよいと言えるでしょう。 デリカ D:5を高く売る方法 ここからは、デリカD:5を高く売る方法について紹介します。少しでも査定額をアップしたい方は参考にしてみてください。 基本的なメンテナンスをしておく デリカD:5を高く売るためには、基本的なメンテナンスを欠かさないことが重要です。エンジン、足まわり、外装、内装など、車の見た目や走行性能に関わるメンテナンスは買取時に重視されるポイントとなります。そのため、日頃から洗車や清掃、定期的な点検・整備は欠かさずにしておきましょう。 ブラック・ホワイト系が人気であることをアピールする デリカD:5は、ブラック系やホワイト系のボディカラーが人気です。また、グレーやアクセントカラーが入った車輌も人気となっています。これらの人気ボディカラーは高価買取が期待できるため、査定時には人気ボディカラーであることをアピールしましょう。 カスタマイズ車輌はそのままでも高く売れる オフロード仕様にカスタマイズされている車輌は、そのままでも高く売れる傾向があります。オーバーフェンダー、オフロード仕様のタイヤ、マッドガードなどが装着されているデリカD:5は、取り外さずそのまま査定に出しましょう。 デリカ D:5の魅力と歴史 デリカD:5は、2007年に販売を開始したオールラウンドミニバンです。ワンボックスカーならではのスペースやユーティリティに加え、オンロードとオフロードのいずれにおいても高い走行性能を発揮するモデルとなっています。デビュー当初はガソリンエンジンのみのラインナップとなっていましたが、途中でクリーンディーゼルエンジン車を追加しました。 2019年には、大幅なフェイスリフトを実施しました。三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」や縦型のマルチLEDヘッドライトを採用し、ひと目で三菱だとわかる特徴的なエクステリアとなったことが特徴です。インテリアには、デザインを一新した水平基調のインストルメントパネルを採用。機能性と開放感を兼ね備えた室内となりました。 さらに、衝突被害軽減ブレーキシステムなどの予防安全技術「e-Assist」を装備したことで、安全性が向上しています。 エンジンは、大幅な改良を施したクリーンディーゼルエンジンと新開発の8速スポーツモードATの組み合わせにより、パワフルでありながら静かで滑らかな走りへと進化させました。 2023年4月時点で販売されているデリカD:5の主なスペックは次のとおりです。 サイズ 全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mm エンジン 2.2L 直列4気筒 クリーンディーゼル 最高出力 107kW(145ps)/3,500rpm 最大トルク 380Nm(38.7kgm)/2,000rpm トランスミッション 8速AT 駆動方式 4WD WLTCモード燃費 12.6km/L 乗車定員 7人/8人
NSXの売却を検討していて「NSXのリセールバリューが高いと聞いたが、どの程度で売れるのか知りたい」「もっと高く売るにはどうすればよいか知りたい」という点が気になっている方は多いでしょう。NSXを高く売るためには、どのような点が評価されているクルマなのかを理解することが先決です。 今回は、NSXのリセールバリューや高く売るためのポイントなどについて詳しく解説します。 NSXとは NSX (初代)は、1990年から2005年まで製造・販売されていたホンダを代表する2シーターのミッドシップスポーツカーです。車名の由来は、「新しい(New)」「スポーツカー(Sports car)」に、未知数を表す「X」を加えた造語「New Sports X」に由来し、それぞれの単語の頭文字をとって「NSX」と名付けられました。 当時、F1で多くのタイトルを獲得していたホンダは「ホンダらしい先進的でアイデアあふれるスポーツカーを提案し、長年のHonda Dreamを実現する」(引用:https://www.honda.co.jp/sportscar/NSX_30th/concept/)という想いのもとNSXを開発しました。F1ドライバーのアイルトン・セナが鈴鹿サーキットでNSXに試乗し、開発に携わったことからも、ホンダの思い入れの強さがうかがえます。 NSXの特徴として、ミッドシップエンジン・リアドライブを採用していることが挙げられます。また、NA1に搭載されている3.0L V型6気筒DOHC VTEC自然吸気エンジンは、許容最高回転数8,000rpmの高回転型エンジンです。さらに、ミドル級トップレベルのパワーを目指すために、レーシングテクノロジーの1つである大幅な軽量化が実現できるチタンコンロッドを採用している点も大きな特徴です。 また、世界初のオールアルミボディを採用したことも特徴の1つです。さらに、従来のスポーツカーでは犠牲になりがちだった視界を確保しやすいドライビングポジションや操縦性などの快適性も追求しています。 発売から30年以上経った現在でも高い人気を誇るNSXは、革新的な設計思想と卓越した性能により、現代のスポーツカー開発にも大きな影響を与え続けているクルマです。 NSXの買取相場 ここではNSXの買取相場を解説します。NA1、NA2、NSX-Rにわけて各モデルの買取相場について、詳しくみていきましょう。 ※2024年7月時点の情報です。 NA1 NA1は、3.0Lエンジンを搭載したモデルです。高回転までスムーズに吹け上がるエンジンは、今でも高く評価されています。NA1には全部で3つのグレードがあります。 ■ベースグレード ベースグレードの買取相場は、〜1,300万円です。年式や型式、トランスミッションによって価格が異なります。 <前期>・5MT:〜1,300万円・4AT:〜800万円 <中期>・4AT:〜800万円 <後期>・4AT:〜1,000万円 ■タイプT NA1タイプTの買取相場は、最大で1,300万円程度です。発売時期とトランスミッションごとの目安は以下のとおりです。 <前期>・5MT:〜1,300万円・4AT:〜800万円 <中期>・4AT:〜800万円 <後期>・ 4AT:〜1,000万円 タイプTは、1995年に追加されたNSXのタルガトップモデルです。ルーフをリアキャノピーのエンジン上部に収納するユニークなシステムを採用し、オープン化によるボディ剛性の低下を抑えるための設計が施されています。 NA2 NA2は、3.2Lエンジンを搭載し、全車6MT採用に変更され、限界域でのコントロール性能が向上しました。NA2のボディ対応別に買取相場を紹介します。 ■ベースグレード ベースグレードの買取相場は、中期モデルで〜1,800万円、後期モデルで〜2,000万円です。 NA2自体の中古車市場に出回る数が少ないため、状態のよい個体であれば高値で取引される可能性があります。 ■タイプS タイプSの買取相場は、中期モデルで〜2,000万円、後期モデルで〜2,300万円です。 タイプSは、ワインディングロードでの走行を重視した専用チューニングが施されています。具体的には、リアの剛性を高めつつフロントを相対的に柔らかくすることで、限界域まで安定した操舵力と正確なステアリングを確保しています。エアコンやオーディオなどの快適装備をそのままに約45kgの軽量化を実現し、運動性能が引き上げられたグレードです。 ■タイプS Zero タイプS Zeroの買取相場は、中期モデルで〜2,200万円、後期モデルで〜2,500万円です。 タイプS Zeroは、タイプSをさらにチューニングしたグレードです。具体的には、ハードサスペンションの採用・遮音材・エアコン・オーディオなどの装備をワイヤーハーネスを含めて非装着にすることで、約96kgの軽量化を実現しました。 なお、販売当時は、簡素化された装備があまり受け入れられず、販売台数はわずかです。現在は希少性として評価されており、タイプSよりも買取相場は高くなりやすい傾向にあります。 ■タイプT タイプTの買取相場は、中期モデルで〜1,8000万円、後期モデルで〜2,000万円です。 NA1のタイプT同様、タルガトップが特徴です。タルガトップとは、車体中央のルーフ部分を取り外しができる構造を指します。取り外したルールは、リアキャノピーのエンジン上部に収納できるスマートさが評価されています。 タイプR/NSX-R タイプRおよびNSX-Rは、その性能の高さから長年にわたってスポーツカーファンを魅了し続けており、買取相場も高値で推移しています。タイプRは最大3,000万円程度、NSX-Rは最大で6,000万円程度の価格がつく場合があるほどです。 いわゆる「TYPE R」シリーズの歴史の幕開けを飾ったのがNSX タイプRでした。タイプRは、1992年から1995年のわずか3年間で480台ほどしか生産されませんでした。この希少性も高価格の一因となっています。 タイプRはサーキットでの走行に特化したモデルで、ベースグレードから快適装備を徹底的に排除し、120kgもの軽量化を実現しました。さらに、専用開発のダンパーとハイグリップタイヤを採用することで足回りを強化し、極限の走行性能を追求しています。 専用開発のレカロ製フルバケットシートやMOMO製ステアリングホイールの採用、ホンダが初めてF1に参戦したマシンと同じ「チャンピオンシップ・ホワイト」の専用ボディカラー設定など、特別なグレードとして位置付けられています。 NSXのリセールバリューが高い理由 ここからは、NSXが発売から30年以上経った今でも高いリセールバリューを誇る、主な3つの理由を紹介します。 希少性が高い NSXのなかでも特定のグレードは、その高い希少性に伴ってリセールバリューも非常に高くなっています。たとえば、NA1のNSX-Rは、1992年から1995年のわずか3年間で480台ほどしか生産されなかったため、ほかのグレードの2~3倍もの値段で取引されることも珍しくありません。 また、NA2のタイプS Zeroは、走りに特化し快適装備を搭載していないため、当時はあまり販売台数が伸びませんでした。結果として、現在では非常に希少な車輌となり、高いリセールバリューを維持しています。 高性能とブランド力により確固たる地位を築いている NSXは、量産車世界初のオールアルミボディを採用し、軽量化と高剛性を両立したことが大きな特徴です。当時としては画期的な技術であり、30年以上経った現在でも高い評価を受けています。 さらに、1995年のル・マン24時間耐久レースGT2クラスでの優勝など、モータースポーツでの活躍もブランド力の向上につながっています。 海外人気が高い NSXは海外、特にアメリカで高い人気を誇ります。その理由は、高性能とホンダブランドへの信頼にあります。 NSXは高回転型のVTECエンジンやオールアルミボディ、優れたハンドリングなど、ホンダの先進技術が詰まった高性能スポーツカーです。また、F1での活躍を通じてホンダブランド自体も海外で高い評価を得ています。 実際に、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」では、状態のよいNSX、特にNSX-Rが高値で取引されています。この海外での人気も、NSXのリセールバリューを押し上げる要因となっているといえるでしょう。 NSXを高く売る方法 ホンダNSXは高い価値をもつ車輌ですが、適切に評価してもらうためには、売却の際にいくつかのポイントに注意する必要があります。ここでは、NSXを高く売るための効果的な方法を紹介します。 NSXの価値を十分に理解している業者に相談する NSXを高く売るためには、その価値を十分に理解している業者に売却することが重要です。ホンダが世界に誇るスーパーカーとして、NSXは発売から30年以上経った今でも根強い人気を誇っています。 しかし、NSXの希少性や価値を十分に理解しておらず、適切な査定額が提示されないケースがみられます。 NSXのようなスポーツカーに特化している買取業者や、NSXの買取実績をもっている業者は、専門的な知識と適切な査定基準をもっているため、NSXの真の価値を理解したうえで査定します。そのため、状態がよいNSXであれば、高額査定に期待できるでしょう。 なるべく走行距離を抑える 走行距離は、中古車の査定において値段を大きく左右する要素の1つです。一般的に、走行距離が短いほど車輌の状態がよいと判断され、高額査定につながりやすい傾向があります。 特にNSXのような高性能車の場合、走行距離は査定額により大きく影響します。可能な限り、日常の移動ではなるべく使わず、特別な日にだけ乗るなどして走行距離を抑えることで、高額査定につながる可能性が高まります。 ただし、長期間まったく乗らないことはクルマのコンディションに悪影響を与える可能性があるため、適度に走行させることが大切です。 NSXの売却は旧車王へご相談ください 旧車王は、発売から10年以上経過したクルマに特化している買取サービスです。NSXも多数のお客様からお譲りいただいた実績があります。NSXの売却をお考えの方は、旧車王までぜひご相談ください。 NSXは、現在のホンダのスポーツカーの礎を築いた伝説的な1台です。高回転型エンジンが奏でる心地よいサウンドを楽しみながら、究極のドライビングプレジャーを味わえるクルマとして、多くのファンを魅了し続けています。 旧車王は、知識やノウハウをもとに価値を適切に評価し、満足のいく買取価格をご提案いたします。 また、旧車王は全国無料で出張鑑定に対応しています。NSXのような高級車の場合、わずかな走行距離の増加も価格に影響する可能性があるため、この点は大きなメリットです。まずはお気軽にご相談ください。
トヨタ マークIIは、販売が終了した今も高い人気を誇るFRセダンです。今回は、マークIIのリールバリューの傾向を解説するとともに、高く売るためのポイントを紹介します。マークIIの売却を検討している方は参考にしてみてください。 マークIIのリセールバリューのポイント マークIIのリセールバリューは、グレードによって買取額に違いがあります。具体的には、ツインターボエンジンを搭載しているグレードやMTを組み合わせているグレードが人気です。 高出力のエンジンにMTを組み合わせたマークIIは、スポーツ走行にも適しているため、現在でも200万円前後で取引されることがあります。 一方、自然吸気エンジンを搭載したグレードやATを組み合わせたグレードであっても、マークIIが持つ高級感が評価されれば高価買取が期待できます。 マークIIは、歴史が途絶えた今でも一定の人気を維持し続けるモデルといえるでしょう。 マークIIを高く売る方法 マークIIを高く売るためには、どのような方法があるのでしょうか。ここからは、マークIIを高く売るポイントについて紹介します。 基本的なメンテナンスをしておく エンジン、トランスミッション、足まわり、外装や内装などは、しっかりとメンテナンスしておきましょう。基本的なメンテナンスを確実に実施し、メンテナンスノートに整備記録が残っていれば高価買取される可能性が高くなります。 純正パーツをアピールする マークIIは、ラグジュアリーさがセールスポイントのセダンです。また、ターボエンジンによる力強くスポーティな走りも魅力となっています。 このようなマークIIらしさをスポイルしないために、純正パーツが残っていることや純正状態であることを査定時にアピールしましょう。純正パーツのアピールがあると高価買取される可能性が高くなります。 現在の状態で査定に出してみる マークIIは、純正状態の車両だけでなく、カスタマイズされた車両も多く出回っています。どちらの車両であっても高く評価される可能性があることから、査定に出すときはまず現在の状態で査定に出しましょう。 査定したときに、純正パーツの方が高く売れることがわかったら、純正パーツに戻して売却し、取り外したアフターパーツは別に売却すると、結果として高く売れます。 マークIIの魅力と歴史 トヨタ マークIIの歴史は、1968年に販売を開始した「コロナ マークII」まで遡ります。マークIIはデビュー以降、高級感やスポーティさをセールスポイントとしてきました。 車種名が「マークII」となったのは、1984年に登場した5代目からです。また、1997年に販売を開始した7代目からは、ボディの大きさが3ナンバーサイズとなり、スポーティな「ツアラー」とラグジュアリーな「グランデ」に分類されました。 ツアラー系とグランデ系は、外装や内装、サスペンションやステアリングのチューニングなど、見える部分から内部まで、あらゆる部分で違いがありました。さまざまな部分に手が加えられ、キャラクターが明確に分けられたマークIIの中でも、ツアラー系は現在でも高い人気を誇っています。 2000年には、マークIIの最終型となる9代目がデビュー。グレードはグランデ系に統一されましたが、ハイパフォーマンスエンジンを搭載するグレードも用意されていました。グランデ系のみとなった最終型のマークIIの中でも人気が高いのは、ハイパフォーマンスエンジンを搭載した「iR-V(MT)」です。 最終型となったマークIIの主要スペックは次のとおりです。 【マークII(110系)グランデiR-Vの主なスペック】 サイズ 全長4,735mm×全幅1,760mm×全高1,460mm ホイールベース 2,780mm エンジン 2.5L直列6気筒ターボエンジン(1JZ-GTE型) 最高出力 206kW(280ps)/6,000rpm 最大トルク 378Nm(28.5kgm)/2,400rpm トランスミッション 5速MT 駆動方式 FR(2WD) 高級感とスポーティさを両立しているだけでなく、運転そのものを楽しめるMTが用意されていることがマークIIの魅力といえるでしょう。
日本が世界に誇るロータリースポーツの名車 RX-7のリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、「RX-7のリセールバリューの動向」「RX-7を高く売るポイント」「RX-7の高価買取ができる業者の特徴」「RX-7の歴史や魅力」について解説します。RX-7の購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 RX-7のリセールバリューの動向 RX-7は、歴代モデルのすべてがロータリースポーツの名車として高い人気を誇っています。状態のよい車輌であれば数百万円、もっとも人気のある3代目 FD3S型では1,000万円の査定額がつくこともあるほどです。そのため、リセールバリューは高いといえるでしょう。最終モデルの生産終了から既に20年が経過しているため、流通量の少なさも市場価格が高水準で安定している理由のひとつです。 RX-7を高く売るポイント RX-7を高く売るポイントについて詳しく解説します。 点検整備記録簿(メンテナンスノート)を残しておく 点検整備記録簿(メンテナンスノート)は、12ヶ月点検や24ヶ月点検の整備記録を記載するいわば車の履歴書です。点検整備記録簿の記載を確認するだけで、認証工場で整備されたかどうかや不具合・破損の履歴を明確化できるため、高額査定を目指すためには必須のアイテムだといえるでしょう。とくにスポーツカーであるRX-7においては、査定時にその有無で加減額されやすいため必ず残しておきましょう。 エンジンに不具合がないようメンテナンスしておく RX-7を高く売るためには、エンジンに不具合が出ないようしっかりとメンテナンスしておくことが重要です。 ロータリーエンジンの気密性は、各シールによって維持されています。エンジンに不具合が起きないようにするために、圧縮圧力が7MPaを下回らないよう定期的な点検やメンテナンスをしておくことが不可欠です。また、エンジンオイルやフィルター、プラグの交換はこまめに行い、ラバーホース類やファンベルト、各種パッキンの経年劣化には早めに対処しましょう。 メンテナンスを怠り消耗品などの劣化を放置してしまうと、オイル漏れやオーバーヒート、エンジン内部への水の侵入により最悪の場合はエンジンのオーバーホールが必要となります。このような車輌状態では大幅に査定額が減額となるため注意が必要です。 外装や内装をキレイな状態に維持しておく 外装や内装をキレイな状態に維持しておくことは、RX-7を高く売るために重要です。査定時のキズや破損の有無確認や架修が必要となる箇所の見極めは、キレイな状態でなければ難しいといえるでしょう。また、大切に乗っていたことの証明にもなるため、普段からこまめな清掃や洗車を心がけましょう。 RX-7の高価買取ができる業者の特徴 続いて、RX-7の高価買取ができる業者の特徴について詳しく解説します。 二重査定をしない 二重査定とは、売買契約後に詳細査定を再度行い、不具合があった場合に買取業者側から査定額を減額されるものです。大幅な減額に対して売主がキャンセルを申し出た場合はキャンセル料が発生するなど、車の買取で多いトラブルとなっています。 売主側が故意に重大な不具合を隠していた場合は、瑕疵担保責任を負うことが一般的です。しかし、売主が知りうる情報をすべて買取業者に伝えていた場合は、プロの査定士としての力量不足によるものと言えます。二重査定を行わないと明言する買取業者は、査定士としての知識や経験が豊富なため、安心して査定や売却を任せられるでしょう。 RX-7の買取実績が豊富 RX-7の買取実績が豊富な業者を選びましょう。RX-7は他のスポーツカーと比較しても特殊な車輌です。そのため、ロータリーエンジンやモデルごとの弱点・特徴を熟知している業者への売却がおすすめです。数多くのRX-7を見て査定してきた経験豊富な業者であれば、高額査定に期待できます。 RX-7の売却なら旧車王がおすすめ RX-7の売却なら旧車王がおすすめです。旧車王は二重査定を禁止しているJRDRI(日本自動車流通研究所)の会員であるカレント自動車株式会社が運営しています。また、20年以上に渡り旧車や希少車の買取事業を行い、RX-7の知識や買取実績も豊富です。不動車や修理が必要な状態でも査定や買取を実施しているため安心して依頼できます。 RX-7の歴史や魅力 初代RX-7は、1978年に世界で唯一のロータリーエンジンを搭載する量産スポーツカーとして産声をあげました。小型で軽量かつ低重心の特徴を最大限に生かし、加速力と高い動力性能で世界中に衝撃を与えます。空力性能を重視するためにリトラクタブルヘッドライトを採用した外観デザインは欧州のスポーツカーを彷彿させ、初参戦で1979年のデイトナ24時間レースでクラス優勝するなどその名声を一気に高めたといえるでしょう。 2代目 FC3S型は、外観デザインがポルシェ 944に酷似しているといわれ「プアマンズ・ポルシェ」と呼ばれました。ポルシェ 944よりも安価で世界に通じるパフォーマンスを備えたFC3S型にとって、安くて性能の高いスポーツカーとしての敬称だったといえるでしょう。 最終モデルのFD3S型はアニメ「イニシャルD」や「名探偵コナン」、映画「ワイルドスピード」にも登場し、国内外を問わずに爆発的な人気を誇る最後のピュアロータリースポーツと呼ばれています。モータースポーツでも「デイトナ24時間」「バサースト12時間耐久」で総合優勝するなど、スポーツカーとして世界の歴史に名を刻んだ名車中の名車です。 基本スペック【初代(サバンナ)】 型式 SA22C(FB3S) 販売期間 1978~1985年 乗車定員 4名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長 4,285mm 全幅1,675mm 全高 1,260mm エンジン ・12A型:573cc×2ローター(NA/シングルターボ)・13B型:654cc×2ローター 【2代目(サバンナ)】 型式 FC3S、FC3C(カブリオレ) 販売期間 1985~1992年 乗車定員 2/4名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長 4,335mm 全幅1,690mm 全高 1,270mm エンジン 13B-T型:654cc×2ローターターボ 【3代目(アンフィ二)】 型式 FD3S型 販売期間 1991~2003年 乗車定員 2/4名 駆動方式 FR ボディサイズ 全長 4,295mm(1991~1993年) 4,280mm(1993~1999年)4,285mm(1999~2003年) 全幅1,760mm 全高 1,230mm エンジン 13B-REW型:654cc×2ローターシーケンシャルツインターボ
インテグラは、ホンダを代表するスポーツモデルの1つです。流麗なスタイリングと快適性を両立し、スポーティな走りも楽しめるインテグラは、日本での販売が終了した現在でも高い人気を誇るモデルとなっています。今回は、インテグラのリセールバリューの傾向や高く売るためのポイントを紹介します。インテグラの売却を検討している方は参考にしてみてください。 インテグラタイプRのリセールバリュー まずは、3代目・4代目インテグラのホットモデルであるタイプRのリセールバリューと買取相場を紹介します。 ※2024年8月時点の情報 3代目(DC2型/DB8型) インテグラ初のタイプRであるDC2型とDB8型のリセールバリューと買取相場を紹介します。 DC2型 年代 新車価格 買取相場 前期(1995年発売) 222万8,000円 30万~250万円 中期(1998年発売) 235万8,000円 50万~500万円 後期(1999年発売) 251万6,000円 50万~500万円 状態次第では新車価格の2倍近い価格で買取されるケースがあります。また、後期で追加された特別色「サンライトイエロー」のモデルは、その希少性からさらに高値がつくことも珍しくありません。 DB8型 年代 新車価格 買取相場 前期(1995年発売) 226万8,000円 30万~250万円 中期(1998年発売) 239万8,000円 30万~250万円 後期(1999年発売) 255万6,000円 30万~250万円 DC2型よりも相場は低いですが、状態がよければ新車価格と同等の値がつく場合があります。20年近く前に発売されたモデルであることを考えると、十分に高く評価されているといえるでしょう。 4代目(DC5型) 続いて、DC5型のリセールバリューと買取相場をみていきましょう。 年代 新車価格 買取相場 前期(2001年発売) 259万円 10万~300万円 後期(2004年発売) 259万円~273万円 10万~300万円 インテグラで最後のタイプRとして中古車市場で未だに高い人気を誇っており、新車価格を超える値で買取されるケースもあります。 インテグラのリセールバリュー 次に、タイプR以外のインテグラのリセールバリューと買取相場を世代ごとに紹介します。 ※2024年8月時点の情報※新車価格は5MTの価格を掲載しております 初代(AV型/DA1型) まずは初代インテグラの買取相場を紹介します。 型式 グレード 買取相場 AV型 GSiRSi 5万~ 50万円 DA1型 GSi 5万~ 50万円 2代目(DA6型/DA8型) 続いて2代目インテグラのリセールバリューと買取相場を紹介します。 型式 グレード 新車価格 買取相場 DA6型 RSiXSi RSi 146万5,000円~150万8,000円XSi 161万5,000円~186万8,000円 5万~120万円 DA8型 XSi XSi 166万5,000円~192万8,000円 5万~120万円 3代目(DC2型/DB8型) 次に3代目インテグラの価格を型式別に紹介します。タイプRが注目されがちな世代ですが、そのほかのグレードも状態次第では高く評価されます。 DC2型 グレード 新車価格 買取相場 Si VTEC 200万5,000円 5万円 ~ 100万円 SiR 177万8,000円~183万8,000円 5万円 ~ 100万円 SiRⅡ 177万8,000円~180万8,000円 5万円 ~ 100万円 SiR-G 192万8,000円~198万8,000円 5万円 ~ 100万円 DB8型 グレード 新車価格 買取相場 Si VTEC 206万3,000円 5万~70万円 SiR 181万8,000円~184万8,000円 5万~70万円 SiR-G 194万3,000円~202万8,000円 5万~70万円 4代目(DC5型) 次に4代目のリセールバリューと買取相場を紹介します。 グレード 新車価格 買取相場 プレミアムスタイル 176万円もしくは184万8,000円 5万円 ~ 10万円 タイプS 199万5,000円 5万円 ~ 30万円 インテグラを高く売るポイント 世代別にインテグラのリセールバリューと買取相場について解説しました。それでは、インテグラをより高く売るための方法はあるのでしょうか。ここからは、インテグラを高く売るポイントについて紹介します。 メンテナンスノートを用意しておく インテグラは、これまでのメンテナンス履歴をしっかりと残しておくことが高く売るポイントです。 走行性能がセールスポイントのひとつでもあるインテグラは、メンテナンスしてきた証拠がしっかり残っていると次のオーナーも安心して乗ることができるため高く売ることができます。また、スポーティな走りを存分に楽しめる証にもなるため、メンテナンスノート(点検整備記録簿)は確実に残しておきましょう。 エンジンはより入念にメンテナンスしておく インテグラは、スポーティな走行ができるモデルであり、スポーツグレードの「タイプR」も用意されています。そのため、走行性能の要でもあるエンジンはより入念にメンテナンスしておきましょう。 VTECエンジンをアピールする インテグラは、ホンダが誇るVTECエンジンが最初に搭載された記念すべきモデルです。1989年発売の2代目から日本国内で生産が終了するまでVTECエンジンを採用していました。 VTECエンジンは高出力と低燃費を両立させたホンダの技術力が詰まったエンジンです。スポーツカーにとってエンジンはまさしく心臓部であるため、そのパフォーマンスの高さを強くアピールすることで、査定額が上がる可能性があります。 【まとめ】インテグラの売却相談は旧車王へ インテグラのリセールバリューと買取相場について紹介しました。 インテグラはホンダを代表するスポーツカーの1つとして現在もなお高い人気を誇っています。言わずもがなタイプRは新車価格を大幅に超える値で売買されることがある名車ですが、そのほかのグレードも状態次第では高く評価されます。 しかし、インテグラの価値を熟知している買取業者に依頼しないと、適正に評価されずに安い価格を提示されるかもしれません。売却する際には、インテグラの買取実績が豊富で、専門的な知識と知見を有する業者に相談しましょう。 旧車王は20年以上経過した古いクルマに特化して買取事業を行っており、インテグラも数多く取扱いしております。豊富な知識をもつスタッフがお客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたしますので、インテグラのご売却先にお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
アルトワークスは、スパルタンな軽ホットハッチです。リセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、アルトワークスのリセールバリューのポイントや高く売る方法、アルトワークスの魅力と歴史について解説します。アルトワークスの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 アルトワークスのリセールバリューのポイント アルトワークスのリセールバリューには、4代目以前は車輌の状態、5代目は走行距離が大きく影響します。いずれも市場に出回る数は少なく、新型が開発される可能性も不透明なため今後の動向に注目したいところです。MT+ターボ搭載の軽ホットハッチとしては最後の車となる可能性が高いため、レアなモデルになる見込みです。 アルトワークスを高く売る方法 続いて、アルトワークスを高く売る方法について詳しく解説します。 人気パーツを装着している場合はそれをアピールする アルトワークスを高く売るために、人気パーツをアピールしましょう。有名ブランドのアルミホイールや車高調サスペンションなど、アルトワークスのパーツは豊富に販売されています。カスタムされた車輌はパーツによって査定額が数万円から数十万円加算されることもあるため、買取業者にしっかりと伝えることが重要です。 ノーマルパーツも一緒に売却する アルトワークスを高く売るために、ノーマルパーツもセットにして査定額に加算してもらいましょう。カスタム車は好みが大きく分かれるうえに、中にはフルノーマルの車輌を求める人もいます。ノーマルパーツが揃っていることで市場価値が高くなる可能性もあるため、査定時には一緒に持ち込むことがおすすめです。 定期点検記録簿(メンテナンスノート)は保管しておく スポーツタイプの車は、定期点検記録簿(メンテナンスノート)の有無が査定額に大きく影響する可能性があります。定期点検記録簿(メンテナンスノート)は点検や整備内容が詳しく記載された車の履歴書です。買取業者や中古車を購入する人は、車の状態を測る上で定期点検記録簿(メンテナンスノート)を参考にすることも多いため必ず保管しておきましょう。 アルトワークスの魅力と歴史 2代目アルトに初めてラインナップされたアルトワークスは、4ナンバーの貨物車でありながら64馬力の最高出力で普通車を難なく抜き去るほどのパフォーマンスを誇りました。そのポテンシャルは1.6ℓクラスのスポーツカーにも匹敵するといわれ、現在でも軽自動車における最高出力の自主規制値とされています。 モータースポーツでも圧倒的な強さを見せつけ、1988年の全日本ラリー選手権Aクラスで初参戦でタイトルを獲得。以降、2000年までに3度の3連覇に輝きアルトワークスの名前を歴史に刻んでいます。 2000年12月の5代目アルトのマイナーチェンジで排出ガス規制に対応するためターボモデルが廃止され、アルトワークスも一度その歴史に終止符が打たれました。しかし、2015年に15年ぶりに復活したアルトワークスは、軽量なボディと低回転からターボパワーを発揮する痛烈な走りで再びファンを魅了します。 アルトワークスは5代目が軽自動車のレースやアルトワークスカップで活躍する中で、年々厳しさを増す法規制に技術的な対応が難しくなり2021年に「いったん生産終了」となりました。衝突安全性や燃費性能、騒音規制など、クリアすべき問題が山積みとなる次期モデルの開発は厳しい状況といえるでしょう。しかし、「韋駄天」「ジャイアントキラー」の異名を持つスパルタンな軽ホットハッチの復活を望んでいる声も多いため、今後の動向に期待したいところです。 <基本スペック> ・初代 型式 CA72V、CC72V 販売期間 1987~1988年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,195mm 全幅 1,395mm 全高 1,380~1,405mm エンジン 550cc 直3DOHC ICターボ FA5型 ・2代目 型式 CL-11V 販売期間 1988~1994年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ ・全長 3,195mm 全幅 1,395mm 全高 1,375~1,385mm(550cc)・全長 3,295mm 全幅 1,395mm 全高 1,375~1,400mm(660cc) エンジン ・550cc 直3DOHC ICターボ F5B型・550cc 直3SOHC ICターボ F5B型、660cc 直3DOHC ICターボ F6A型 ・3代目 型式 HA11S、HA21S 販売期間 1994~1998年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,295mm 全幅 1,395mm 全高 1,380mm エンジン ・660cc 直3DOHC ICターボ K6A型・660cc 直3SOHC ICターボ F6A型 ・4代目 型式 HA12S、HA22S 販売期間 1998~2000年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,450mm エンジン ・660cc 直3DOHC ICターボ K6A型・660cc 直3SOHC ICターボ F6A型 ・5代目 型式 HA36S 販売期間 2015~2021年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,500mm エンジン 660cc 直3DOHC ICターボ R06A型
サンバーバンは「農道のポルシェ」の敬称を持つ車輌です。リセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいという人も多いでしょう。RRレイアウトのスバルオリジナルは、今も高い走行性能を持つ軽商用車としてスバリストから人気です。今回は、サンバーバンのリセールバリューのポイントや高く売る方法、サンバーバンの魅力と歴史について解説します。サンバーバンの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 サンバーバンのリセールバリューのポイント サンバーバンのリセールバリューのポイントは、6代目までのスバルオリジナルモデルが高い評価を得ていることです。特に軽自動車では数少ない直列4気筒エンジンを搭載した5代目、6代目が人気で、4WDのスーパーチャージャー搭載モデルは安定した人気を誇っています。 リセールバリューに着目して中古車を購入する場合は、1999〜2012年に販売された6代目の4WDでスーパーチャージャー搭載モデルを狙うとよいでしょう。6代目の中古車は流通量も比較的豊富で高値を維持しているため、走行距離が少なくカスタムされていないノーマル車を選ぶことをおすすめします。 サンバーバンを高く売る方法 続いて、サンバーバンを高く売る方法について詳しく解説します。 荷台の汚れや破損をこまめに修繕しておく サンバーバンを高く売るためには、荷台の汚れや破損をこまめに修繕しておく必要があります。商用車として使用されることが多いため、荷室の状態をきれいに保つことは難しいでしょう。しかし、中古車として購入するユーザーは、レジャーや自家用などその用途が多岐に渡ります。荷台の状態は特に目につきやすい場所のため、普段から清掃や修繕を欠かさないようにしましょう。 基本的なメンテナンスを欠かさない サンバーバンを高く売るためには、基本的なメンテナンスを欠かさないことが重要です。リセールバリューが最も期待できるスバルオリジナルモデルのサンバーバンは、最終型でも初度登録より10年以上が経過しています。車輌をよい状態で保つためには、エンジンオイルや消耗品などの適切な時期の交換や定期点検を習慣的に受けることが重要です。 1999~2012年モデルはエンジンの異音に注意 6代目のサンバーバンは適切な時期にエンジンオイルの交換がされていないと、エンジン内部のコンロッドメタルが摩耗して最悪の場合は車両火災に発展する可能性があります。通常のメンテナンスを欠かしていなければ問題がないため、リコールではなくメーカーからプレスリリースとしてアナウンスされました。 中古車で購入する場合は、「エンジンをかけて異音がしないか」「エンジンオイルの交換は適切にされているか」確認することをおすすめします。このケースはリコールではないため、不具合が生じてディーラーに修理を依頼した場合も有償修理です。 サンバーバンの魅力と歴史 サンバーバンは、1961〜2022年までスバルが販売していた軽商用車です。2012年の7代目からはスバルの軽自動車事業撤退でダイハツのOEM車となり、スバル独自の技術とサンバーバンのRRレイアウトは姿を消しました。 2012年まで54年に渡って自社開発と生産を行っていたスバルの軽自動車は、小型乗用車以上といわれる品質や性能面でスバルクォリティと呼ばれ今も高い人気を誇ります。サンバーバンはリアにエンジンを搭載した後輪駆動のRRレイアウトで、4輪独立サスペンションを採用しています。軽商用車ながら高い走行性能を有し、トラックタイプとともに「農道のポルシェ」と称された孤高の存在といえるでしょう。 <基本スペック> ■初代 販売期間 1961~1966年 乗車定員 2~4名 駆動方式 RR ボディサイズ 全長 2,990mm、全幅 1,300mm、全高 1,520mm エンジン 360cc 直2 EK31型 ■2代目 販売期間 1966~1973年 乗車定員 2~4名 駆動方式 RR ボディサイズ 全長 2,995mm、全幅 1,295mm、全高 1,535mm エンジン 360cc 直2 EK31型 ■3代目 販売期間 1973~1982年 乗車定員 2~4名 駆動方式 RR、パートタイム4WD ボディサイズ 全長 3,195mm、全幅 1,395mm、全高 1,635~1,850mm エンジン ・360cc 直2 EK34型・360cc 直2 SOHC EK21型・490cc 直2 SOHC EK22型・550cc 直2 SOHC EK23型 ■4代目 販売期間 1982~1990年 乗車定員 2~4名 駆動方式 RR、パートタイム4WD、フルタイム4WD ボディサイズ 全長 3,195mm、全幅 1,395mm、全高 1615~1,900mm エンジン 544cc 直2 SOHC EK23型 ■5代目 販売期間 1990~1999年 乗車定員 2~4名 駆動方式 RR、パートタイム4WD、フルタイム4WD ボディサイズ 全長 3,295mm、全幅 1,395mm、全高 1,760~1,895mm エンジン ・658cc 直4 SOHC EN07C型・658cc 直4 SOHC EN07F型・658cc 直4 SOHC EN07Y型 スーパーチャージャー・658cc 直4 SOHC EN07L型(LPG仕様) ■6代目 販売期間 1999~2012年 乗車定員 2~4名 駆動方式 RR、セレクティブ4WD、フルタイム4WD ボディサイズ 全長 3,395mm、全幅 1,475mm、全高 1,815~1,905mm エンジン ・658cc 直4 SOHC EN07F型・658cc 直4 SOHC EN07Y型 スーパーチャージャー ■7代目(ダイハツ ハイゼットOEM車) 販売期間 2012~2022年(2021年11月生産終了) 乗車定員 4名 駆動方式 FR、セレクティブ4WD ボディサイズ 全長 3,395mm、全幅 1,475mm、全高 1,780~1,930mm エンジン ・660cc 直3 DOHC DVVT KF-VE型・660cc 直3 DOHC KF-DET型 インタークーラーターボ
レガシィツーリングワゴンのリセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、レガシィツーリングワゴンのリセールバリューのポイントや高く売る方法、レガシィツーリングワゴンの魅力と歴史について解説します。レガシィツーリングワゴンの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 レガシィツーリングワゴンのリセールバリューのポイント レガシィツーリングワゴンのリセールバリューには、特別仕様車や数量限定車、スポーツモデルであるかどうかなどが大きく影響します。また、一般的なモデルでも状態によっては高値になることもあるため、レガシィツーリングワゴンの価値を理解している買取業者に相談するとよいでしょう。 レガシィツーリングワゴンを高く売る方法 続いて、レガシィツーリングワゴンを高く売る方法について詳しく解説します。 走行性能に関わる部分を重点的にメンテナンスしておく レガシィツーリングワゴンは、走行性能に関わる部分を重点的にメンテナンスしておくことで高く売れる可能性が高まります。スポーティーな性能に注目されているため、エンジンオイルや消耗品などの交換は必須といえるでしょう。また、点検整備記録簿に法定点検などの整備記録があると好印象を与えられるため、メンテナンスの一環として行うことをおすすめします。 高年式・低走行 レガシィツーリングワゴンは高年式・低走行な車両が人気です。スポーティーな性能が注目される車とはいえ、ファミリーユースやレジャー目的で購入されることも多く新車登録から10年以内、走行距離5万km以下の車両は高額査定となる可能性が高いでしょう。 DIT直噴ターボ搭載エンジンは対策が必要 5代目レガシィツーリングワゴンは、2.0ℓ DIT直噴ターボモデルが人気です。トヨタ86の兄弟車BRZに搭載されているFA20型エンジンを直噴ターボ化したハイパフォーマンスモデルで、300psを発生させます。レガシィツーリングワゴンの最終型ハイパワーモデルとして、リセールバリューが非常に高いといえるでしょう。 ただし、DIT直噴ターボモデルは異常燃焼によるエンジン故障でリコールが出ています。これはエンジンコンピューターの不適切なプログラムが原因です。ECU(電子制御ユニット)を対策プログラムに書き換えることで改善するため、未対策の対象車両(2012年4月19日〜2014年6月17日製造分の10,143台)はすぐにディーラーで点検を受けましょう。 エアロパーツ&サンルーフ装着車 レガシィツーリングワゴンは、スポーツワゴンらしくエアロパーツ&サンルーフ装着車が人気です。それぞれ単体で査定額が10〜20万円ほどアップすることが多いため、リセールバリューの高さを狙うなら購入時にチェックしておくとよいでしょう。 ボディカラーは白か黒が人気 レガシィツーリングワゴンのボディカラーは白か黒が圧倒的に人気です。特に白や黒で純正もしくはSTiのエアロパーツ付きであると、リセールバリューがアップしやすい傾向にあります。 レガシィツーリングワゴンの魅力と歴史 レガシィツーリングワゴンは、1989〜2014年にスバルが販売したステーションワゴンです。スバルの特色であるボクサーエンジンを搭載し、優れたワゴンユーティリティや走行安定性の高さ、モータースポーツ向けに開発されたWRX STiなどのイメージでスポーツワゴンの代名詞となりました。 1990〜1993年に参戦したWRCではわずか1勝という結果に終わるも、その後の15年に渡るスバルのWRCでの栄光の礎を築いたのがレガシィだったと評価されています。この活躍がスバルとボクサーエンジン&AWDというブランドを作り上げたといえるでしょう。 初代が発売された1980年代はスバルが倒産の危機に陥っており、レガシィツーリングワゴンが起死回生の大ヒットとなったのは有名な話です。なお、レガシィツーリングワゴンは5代目を最後に廃止されて、後継車種であるレヴォーグにその特徴が受け継がれました。レガシィは2019年以降は北米のみで販売され、日本国内では派生モデルのレガシィ アウトバックの販売が継続されています。 【5代目(最終型)モデル 基本スペック】 販売期間 2009~2014年 乗車定員 5名 駆動方式 4WD エンジン ・2.5L 水平対向4気筒DOHC EJ25型・2.5L 水平対向4気筒DOHCターボ FB25型・2.0L 水平対向4気筒DOHC直噴ターボ FA20型