旧車王編集部チョイス!頭文字Dで人気を博した旧車6選

目次
1.トヨタ カローラレビン(AE85) 2.トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期) 3.スズキ カプチーノ 4.トヨタ アルテッツァ 5.ホンダ S2000(AP1) 6.3代目 日産 バネット

頭文字Dといえば峠の走り屋を描いたクルマ漫画・アニメ作品です。国産スポーツカーブームに火をつけた作品といっても過言ではありません。「秋名のハチロク」こと主人公・藤原拓海の運転するAE86、「赤城の白い彗星」と呼ばれる実家が太くてイケメン高身長、高学歴の高橋涼介が操るRX-7(FC)、弟の高橋啓介のRX-7(FD)などが人気ですが、他にはどのようなクルマが活躍したのでしょうか。この記事では主役級ではないけど、筆者が取り上げたい頭文字Dで人気を博した旧車を紹介します。

トヨタ カローラレビン(AE85)

主人公藤原拓海の親友、武内樹(イツキ)の愛車です。AE86を買ってみんなを驚かせようと一人でクルマを買ってバイト先の先輩や拓海にお披露目したところ、間違ってハチゴー(AE85)を購入してしまったことが発覚してしまいます。イツキは先輩たちにバカにされ、不憫な思いをしてしまいます。

どうしてもハチロクと比べられがちのハチゴーですが、“ならでは”の魅力が詰まっているクルマです。シングルキャブ仕様で走りに不向きと言われていますが、チューニング次第ではその潜在能力を引き出せるといわれています。また、ハチロクよりも激しく走行している個体が少なく、キレイな状態で市場に流通しているケースも珍しくありません。どうかイツキにもあまり落ち込まないでほしいですね!

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トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期)

拓海のサッカー部の先輩であり恋敵的存在でもある御木先輩の愛車は、トヨタ・セリカ GT-FOUR(ST205後期)です。雪の秋名山であっさりと拓海の運転するAE86に抜かれてしまいましたが、実はすごいクルマなんです!ST205 セリカ GT-FOURはWRCで大きな成果を出すことはできませんでしたが、アメリカでインディアナポリス500に次ぐ歴史のあるモータースポーツ大会「パイクスピーク」では1994年、1996年、1997年に総合優勝を果たしています。

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スズキ カプチーノ

スズキ カプチーノは埼玉北西エリア連合チームとのバトルに登場しました。埼玉北西エリア連合チームリーダーの秋山は「ハチロクに勝つには軽さしかない」という結論を導き出し非力だけど車重約700kgと超軽量ボディのスズキ カプチーノを投入しました。

さすが軽自動車といった軽さですね。カタログスペックで軽自動車規格自主規制値の64馬力しか出ていませんが、車重の軽さのため本当におもしろいクルマになっているそうです。また、着座位置が非常に低いため体感速度が恐ろしいほど速いといわれています。

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トヨタ アルテッツァ

またまた埼玉北西エリア連合チームのクルマを紹介します。リーダー秋山延彦の愛車であるトヨタ アルテッツァです。特にバトルで目立った活躍はないのですが、アルテッツァはコンパクトFRのセダンでMTを選択できる珍しい国産車です。

1998年から2005年まで販売され、生産台数は11万1462台でした。トヨタ自動車としてはヒット作とはならず1世代限りで終わってしまったモデルですが、現在では前述の通りコンパクトFRセダンという希少なパッケージングのため人気を集めています。

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ホンダ S2000(AP1)

若者たちが壮絶なレースを繰り広げる作品かと思いきや、おじさま世代のキャラクターも主人公・拓海のライバルとして登場します。その代表が筑波山のチーム「パープルシャドウ」のリーダー格である城島俊也です。職業は医師で、乗っているクルマはホンダ S2000(AP1)。ホンダの超高回転型エンジンの名機「F20C」を搭載したFRレイアウトのオープンカーです。理論的な思考と熟練のテクニックで拓海を追い込みました。

S2000は主に前期型のAP1と後期型のAP2があります。熱狂的なファンからは前期型のAP1が支持されています。人気が集まっている大きな理由は8,300回転で最高出力の250馬力を出すエンジンにあります。しかし、超高回転型エンジンは日常域ではパワーが出なくて不便なため後期型では低回転でも力の出るエンジンに変わりました。一部のファンからは日常域を重視した設定のAP2になったことを嘆く声もあがりました。スポーツカーは非日常を楽しむものですもんね。とはいえ、中古市場ではAP2も高い人気を誇っています。

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3代目 日産 バネット

プロジェクトDといえばサポートカーの存在も忘れてはいけません。3代目 日産 バネットです。「マツダ党の高橋涼介のチームなのに日産車なの?」と疑問に思うかもしれませんが安心してください。マツダ ボンゴのOEMです。ベースのマツダ ボンゴはトラックタイプやキャンピングカーのベース車両としても人気があります。

交換タイヤやパーツ、工具など重たい荷物を搭載して山道を駆け上がるにはやはりマツダボンゴベースの車両が最適だったのでしょうか。日産のバンといえばキャラバンが代表格ですが、バネットをチョイスするあたりが高橋涼介のセンスといったところですね。マツダ愛を強く感じました。中古市場では大手の情報サイトを検索してみましたが流通していませんでした。もしお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ旧車王にお譲りください!

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