脳天までしびれる高回転エンジンをオープンエアで堪能!ホンダ S2000の維持費をご紹介

目次
1.驚きの超高回転!ホンダの名車「S2000」とは 2.年式で変わる!ホンダ S2000にかかる維持費 3.S2000が欲しい!購入の際に注意すべきこと 4.乗らなくなったS2000は売却し、次の乗り手へ

1990年代は名車と呼ばれるスポーツカーが数多く発売されましたが、その中でも、今なお大きな存在感を示しているのがホンダ S2000です。ロングノーズのやや柔らかい印象の外観とは裏腹に、許容回転数9,000rpmという超高回転型のVTECエンジンを搭載。その本格的な走りと完成度は日本のみならず海外からも高く評価されています。

そこで今回は、そんなS2000に気持ち良く乗り続けるための維持費がどれくらいかかるかご紹介していきます。

驚きの超高回転!ホンダの名車「S2000」とは

ホンダ S2000は、本田技研工業創立50周年記念車として1999年に登場した2シーターのオープンスポーツカー。FFスポーツに力を入れてきたホンダですが、約29年ぶりに復活したFRレイアウトとあって、当時な話題となりました。

注目すべきポイントは、250PS、そして9,000rpmという驚きの許容回転数を誇る超高回転型エンジンを搭載したこと。2L直列4気筒VTECエンジン「F20C」は、市販車として世界最高水準ともいえる性能を有しています。また、オープンカーでありながらクーペ並みの高剛性を実現し、クローズドにも劣らない本格的な走りが特徴です。

なお、生産台数は約10年の販売期間で21,662台と少なく、現在では中古車価格が高騰しています。

年式で変わる!ホンダ S2000にかかる維持費

S2000は発売から20年あまり経っていますが、生産終了は10年ほど前で、その購入時期によって税金の重課額が大きく変わってきます。

ここで、S2000に乗る上で必要になる維持費を見ていきましょう。

税金

【自動車税】
F20C型(排気量1,500cc超~2,000cc以下)
・2019年9月までに購入:39,500円
・新車登録から13年経過:45,400円
F22C型(排気量2,000cc超~2,500cc以下)
・2019年9月までに購入:45,000円
・新車登録から13年経過:51,750円
【自動車重量税(車検時)】
・新車登録から13年未満:24,600円
・新車登録から13年経過:34,200円
・新車登録から18年経過:37,800円
※車両重量1000kg超~1500kg以下の場合

車検費用

・自動車重量税:24,600円(新車登録から13年未満)/34,200円(13年超)/37,800円(18年超)
・自賠責保険料:21,550円
・印紙代:1,000円(自賠責保険が電子化されていない場合1,200円)
・点検料:29,425円
・検査料:20,240円
【合計】
約96,815円~110,215円
※車両重量1000kg超~1500kg以下の場合
※点検・検査料はディーラー車検の参考価格

メンテナンス

S2000の代表的なメンテナンス費としては、まずエンジンオイルが挙げられます。一般的にオイル交換は走行距離5,000kmごとなどとも言われますが、超高回転型エンジンを搭載するS2000は、3,000km程での交換がおすすめ。またオイルは高級グレード品が望ましく、その場合約10,000円~15,000円ほどかかります(エレメント交換代含まず)。

その他、タイヤ交換での目安金額は1本15,000円ほど(サイズ:前205/55R16、後225/50R16)、バッテリー交換には約5,000円(サイズ:B19L、VGS非装着車)をみておきましょう。(※消耗品の交換委は別途交換工賃がかかります。)

修理費用

S2000の魅力は、なんといっても超高回転型エンジンをフロントミッドシップに搭載するFRレイアウトによる、素直で切れの良いハンドリングです。そのため、スポーツ走行で酷使されてきた個体も少なくありません。

特に負担が大きいのは、リアの足回り。特にブレーキによる熱やコーナリング時の横Gをもろに受けるリアハブはダメージを負いやすく、重量配分が理想的な50:50であるS2000ならではのポイントです。また、フロントサスペンションアームやリアナックルもスポーツ走行のダメージを受けやすいポイント。2003年のマイナーチャン時で補強されるほどの弱点で、2003年以前のモデルを購入する場合には注意が必要です。

一方、常に安全運転に徹してきた個体や、距離を走っていない個体も要注意。エンジンは人間の体と同じで、動いていなければ調子が悪くなるものです。最高回転9000rpmというS2000のVTECエンジンは特にその傾向が強いと言われているため、適度に走行している個体を探し、さらにエンジンの吹け上りが鈍くないか確認すると良いでしょう。

S2000が欲しい!購入の際に注意すべきこと

生産台数が2万台あまりということもあり、今なお中古車市場が高騰しているS2000。

購入する際に気をつけたいことは、やはりその走行性能です。車の性格上かなり酷使されている個体が多いですが、逆にあまり乗っていないものもエンジンに負担がかかっている場合があります。修復歴なども含め、思い通りの走りができるかどうかは事前によく確認しておきたいところ。またオープンカーは雨漏れなどがあるため内装にも注意が必要です。

これらの点を踏まえ、購入にあたっては信頼できる販売店を選び、納得いくまで自分の目で確かめて買うのがいいでしょう。あわせて、相談しやすい整備工場や専門ショップも把握しておくと安心です。

乗らなくなったS2000は売却し、次の乗り手へ

1999年から2009年まで販売されたS2000ですが、初期に購入した車体は登録から20年ほど経過しており、税金や車検費用もかなりかさんできます。また、やはりその特徴である高回転域の気持ちの良い吹け上がりを維持するためには、エンジンまわりのこまめなメンテナンスも欠かせません。

故障などでしばらく放っていたり、乗らずに眠らせていると余計にエンジンにダメージを与えてしまうため、売却を考えるのも一つの手。その際は、価値を適正に見極められる旧車専門店に相談するのがおすすめです。

[ライター/旧車王編集部]

画像1 画像2
画像ギャラリー(全2枚)を見る

この記事をシェアする

旧車王ヒストリアは
旧車買取No.1の旧車王
が運営しています

旧車売るなら旧車王

旧車王は、「自動車文化遺産を次世代へ」という信念のもと、旧車・クラシックカーに特化して22年、年間11,000台以上の査定申込をいただいております。改造車から希少車まで、適正価格を見極めて買取させていただきます。弊社所属の鑑定士が最短当日全国無料出張査定いたします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。特別なそして価値ある希少車の買取こそ、確かなノウハウと実績を持つ旧車王にお任せください!

関連する記事

旧車の夏対策してますか?エアコンがない旧車に乗るときの暑さ対策を紹介

旧車の夏対策してますか?エアコンがない旧車に乗るときの暑さ対策を紹介

旧車メンテナンス 2022-07-29
キャブ車における必要なメンテナンスとは?行わない場合に起こり得るトラブルも解説

キャブ車における必要なメンテナンスとは?行わない場合に起こり得るトラブルも解説

旧車メンテナンス 2022-07-26
法定整備とは。車検との違いやかかる費用なども解説

法定整備とは。車検との違いやかかる費用なども解説

旧車メンテナンス 2022-05-27
旧車の維持費が高い理由とコストを抑える方法を解説

旧車の維持費が高い理由とコストを抑える方法を解説

旧車メンテナンス 2022-02-17
あこがれの旧車に乗りたい方必見!旧車に安く乗る方法教えます!

あこがれの旧車に乗りたい方必見!旧車に安く乗る方法教えます!

旧車メンテナンス 2022-02-10
S2000・部品供給の状況&再販はあるのか?

S2000・部品供給の状況&再販はあるのか?

旧車メンテナンス 2022-02-10
今や希少となったFRスポーツクーペ!日産 シルビアの維持費をご紹介

今や希少となったFRスポーツクーペ!日産 シルビアの維持費をご紹介

旧車メンテナンス 2022-02-10
トヨタ MR2の維持費はいくら?国産初のミッドシップスポーツに今乗りたい!

トヨタ MR2の維持費はいくら?国産初のミッドシップスポーツに今乗りたい!

旧車メンテナンス 2022-02-10

記事ランキング

1
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ

旧車市場動向 2022-02-16
2
トヨタ史上最強のエンジン!現在も活躍し続ける「2JZ-GTE」の魅力と秘密とは?

トヨタ史上最強のエンジン!現在も活躍し続ける「2JZ-GTE」の魅力と秘密とは?

旧車の魅力 2022-01-17
3
クラウンは高騰している?値上がりがいつまで続くかも解説

クラウンは高騰している?値上がりがいつまで続くかも解説

旧車市場動向 2022-04-12
4
買って後悔!?ランクル70の3つの魅力と3つ欠点

買って後悔!?ランクル70の3つの魅力と3つ欠点

旧車の魅力 2022-02-16
5
JDMとは?海外の若者が熱狂する日本車文化

JDMとは?海外の若者が熱狂する日本車文化

旧車売買の豆知識 2022-02-16
6
新型が出る今が買い?150系ランドクルーザープラドの中古車事情

新型が出る今が買い?150系ランドクルーザープラドの中古車事情

旧車市場動向 2022-04-08
7
シビックTYPE Rは高騰している?今後の予測も解説

シビックTYPE Rは高騰している?今後の予測も解説

旧車市場動向 2022-04-12
8
てんかんの発作があると免許は返納しなければならないのか解説

てんかんの発作があると免許は返納しなければならないのか解説

旧車コラム 2022-01-31

カテゴリ一覧

# 旧車ニュース # 旧車コラム # 旧車の魅力 # 旧車売買の豆知識 # 旧車市場動向 # 旧車メンテナンス # エディターズノート # ライタープロフィール # イベントレポート # ライフスタイル # 加藤久美子&博人の見識 # ドイツ現地レポ # ライター愛車レポート # タイレルP34を追え!