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スカイラインGT-Rのリセールは高い!より高く売るためのコツを詳しく解説

目次
1.スカイラインGT-Rとは 2.スカイラインGT-Rの買取相場 3.スカイラインGT-Rのリセールバリューが高い理由 4.スカイラインGT-Rを高く売る方法 5.スカイラインGT-Rの売却は旧車王へご相談ください

スカイラインGT-Rの売却を検討するうえで、リセールバリューが気になっている方は多いのではないでしょうか。人気車種だからこそ買取価格にばらつきが出やすく、売却先によって大きな差が生じます。

そこで本記事では、スカイラインGT-Rのリセールや高く売るコツ、売却におすすめの業者について詳しく解説します。愛車を少しでも高く売りたい方はぜひ最後までご覧ください。

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スカイラインGT-Rとは

スカイライン GT-Rは、日産自動車の代表的なスポーツカーであり、スカイラインシリーズの最上級グレードです。

1969年に初代「ハコスカGT-R」、その後「ケンメリGT-R」が製造され、長い歴史をスタートさせました。

「ケンメリGT-R」から16年の空白期間を経て、1989年にR32型として復活を遂げたGT-Rは、2.6L直列6気筒ツインターボエンジンと4WDシステム「アテーサE-TS」を搭載し、全日本ツーリングカー選手権で29連勝を記録しました。

続くR33型では、ボディサイズの拡大とボディ剛性の強化が図られました。エンジンはR32型と同じものでありながら、最大トルク37.5kgmを達成しました。

ただし、ボディサイズが大型化したことで、取り回しの悪さなどが指摘され、不評を買ったモデルでもあります。

1999年に登場したR34型は、R33型の課題を解消し、全長を75mm、ホイールベースを55mm短縮したボディ構造で設計されています。エンジンはR32型から熟成されたRB26DETTを搭載し、280psを維持しつつ最大トルクは40kgmに向上しました。

R34型では、Mスペック ニュルやVスペックⅡ ニュルなど、多彩なグレードが展開され「スカイラインGT-R」としての幕を閉じています。

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スカイラインGT-Rの買取相場

スカイラインGT-Rは、日産を代表するスポーツカーであり、常に高い人気があります。そのため、中古車市場でも高値で取引されています。ここでは、R32型からR34型までの買取相場について詳しくみていきましょう。

※2024年6月時点の情報

R32型スカイライン GT-R

R32型スカイラインGT-Rのベースグレードは、現在の中古車市場において〜700万円前後で取引されています。さらに、Vスペック N1やVスペックⅡ N1の場合、その価格は〜1,500万円前後にまで跳ね上がります。

R32型は、GT-Rの復活モデルとして人気が高く、今なお根強いファンに支持されているモデルです。

R33型スカイライン GT-R

R33型スカイラインGT-Rのベースグレードの買取相場は、〜650万円前後です。また、LMリミテッドといった特別仕様車は、〜800万円前後で取引されています。

R33型は、ボディサイズの大型化などが当時は不評を買い、販売台数は約1万6,000台にとどまりました。しかし、現在では販売台数の少なさが希少価値を高める要因の1つとなっています。

R34型スカイライン GT-R

R34型スカイラインGT-Rの買取相場は、ほかの型式を大きく上回ります。

ベースグレードでも〜2,000万円前後VスペックII N1やVスペックII ニュルでは、〜4,500万円前後で取引されます。さらに、Mスペック ニュルに至っては〜5,000万円前後の高値がつくケースも珍しくありません。

R34型の販売台数はR33型よりもさらに少なく、約1万1,000台にとどまりました。そのため、現在の中古車市場ではR32型やR33型を上回る価格で取引されています。

R34型は、GT-Rの最終モデルとして、希少性と人気の高さから、今後も高値で推移すると予想されます。

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スカイラインGT-Rのリセールバリューが高い理由

ここでは、スカイラインGT-Rのリセールバリューが高い理由について、2つのポイントから詳しく解説していきます。

根強いファンがいる

スカイラインGT-Rは、高い走行性能とスポーティなデザインが特徴です。また、1969年の初代モデル発売以来、長年培われてきたスカイラインのブランド力も、多くのファンを惹きつけて止みません。

特にR33型とR34型は、販売台数が少なく希少性が高いため、ファンからの評価が高くなっています。

さらに、R32型以降のモデルは、レースでの圧倒的なパフォーマンスを誇り、世界中のクルマ愛好家から高い評価を受けています。

海外でも人気がある

スカイラインGT-Rは、日本国内だけでなく、海外でも高い人気を誇っています。映画「ワイルド・スピード」やゲームなどの影響で、特にR34型を中心に知名度が向上しました。

また、ランボルギーニやフェラーリなどのスーパーカーに匹敵する加速力がありながら、それらより安価であることも、海外での人気の理由の1つです。

さらに、アメリカでは25年ルールにより、25年以上前に製造された車輌はクラシックカーとして認定され、輸入が可能になります。本ルールによって、スカイラインGT-Rの需要がさらに高まっています。

▼なお、25年ルールについては以下の記事で詳しく解説しています。
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
2024年1月にスカイラインR34 GT-Rが25年ルール解禁!今後値上がりする?

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スカイラインGT-Rを高く売る方法

スカイラインGT-Rを少しでも高く売るためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、特に気をつけたい2点について詳しく解説します。

カスタムした箇所をアピールする

スカイラインGT-Rは、カスタマイズを楽しむ方が非常に多いモデルです。カスタマイズしている場合は、自身のこだわりポイントやどのメーカーのカスタムパーツを使用したのかをアピールすることが大切です。

特に、純正のオプションや装備は、クルマの価値を大幅に向上させる要因です。カスタムは、クルマの性能や外観をさらに引き立てるため、査定時にプラス評価を受けやすくなるでしょう。

ただし、スカイラインGT-Rの買取経験が乏しい業者の場合、カスタムの価値を適切に評価できない可能性があります。そのため、スカイラインGT-Rの買取に強い業者を選ぶことも重要です。

点検記録簿を残しておく

スカイラインGT-Rを高く売るためには、点検記録簿を残しておくことも大切です。査定業者は、エンジンやトランスミッションなどの重要部品の状態を重視します。点検記録簿があれば、各パーツが良好な状態に保たれていると証明でき、高い査定額につながるでしょう。

特に高性能車であるスカイラインGT-Rの場合、適切なメンテナンスが行われていることは新しいオーナーにとっても気になる点です。

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スカイラインGT-Rの売却は旧車王へご相談ください

スカイラインGT-Rを売却する際は、旧車買取の専門店である旧車王への相談がおすすめです。旧車王は、20年以上にわたって旧車を専門に扱ってきた実績があり、GT-Rの買取実績も豊富です。

旧車王では、GT-Rの特徴を熟知したプロのスタッフが知見やノウハウをもとに、カスタムや装備、クルマの状態を適切に評価します。

また、旧車王では全国どこでも無料で出張査定に対応しています。ご自宅や指定の場所まで担当者が伺うため、店舗までクルマを持ち込む必要がありません。さらに、売却に関する手続きの諸費用も無料です。

スカイラインGT-Rの売却を検討する際には、ぜひ旧車王までお気軽にご相談ください

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