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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会のデータによると、2024年の日本の新車販売台数は、前年比7.5%減の442万1494台。
一方で、中古車登録・届け出台数は、前年比0.3%増の646万7884台とあります。
新車の販売台数より、中古車の方が多く動いているという感じなのですが、それは経済的な面であったり、まあ、中古車を買う理由はさまざまありましょう。
で、そのなかには「新車では手に入らないムカシのクルマが欲しい!」という人たちが少なからずいる、というのは間違いがないと思います。
◾️最近のクルマってドウなんすか?
ソレって「最近のクルマに魅力を感じない」と思っているヒトたちってこと・・・?
え?そうなの?
いや、ソレまじすか?
でもホラ、現行のクルマ、新車で欲しいヤツあるでしょ?あるんじゃないの?
といわれりゃあ、まあ、たしかに欲しいなGR86とかコペンもいいよねえ。
余裕があればジムニーもちょとイイ気がするし・・・。
あれれれれ?それ旧くね?
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◾️ソレ、昭和世代だから?
もちろんGR86&BRZ、ホンダS660みたいに、なんか「グッ」とくるクルマはときどき出てくるけど、いやこれマジ欲しい!っていうようなクルマ少なくなった・・・という気がしませんか?
まあ、なんとなくそんな感じがするのは、ワタクシの周りが昭和世代ばかり、というのも大きな理由のひとつ・・・というような気がするのであります。
いやね、ショーワエイジの我々からすると、そもそもクルマの種類そのものが少なくなってないスか?
種類というかバリエーション・・・という印象が強いんですよレイワの現代。
例えばカローラでいえば、80年代とか90年代には「セダン」「ハッチバック」「クーペ」「ワゴン」「バン」「リフトバック」スポーツモデルの「レビン」「トレノ」そういや「カローラII」兄弟車に「スプリンター」なんてのもあったというか、もうバリエーションモデルだらけ。
覚えきれない派生モデルの嵐!しかもDXとかSE、XEとかGTとかグレードまで多種多様!覚えきれんっっっ!
まあ、それだけ昭和時代は豊かだったのかもしれません。
とはいえ、今でも車種はたくさんあるし、派生モデルもそれなりに存在する。
相変わらずのバッジエンジニアリングも、以前ほどではないけれど、今でも続けられているし。
選択肢そのものはソレほど変わりがないかもしれません。
◾️なのにナンでアナタはわざわざキューシャへ行くの?
今でも、そんなたくさん選択肢があるのに、じゃあなんでアナタは「旧車」に行くの?
新しいクルマは性能はおろか安全性でも利便性でも「旧車」に比べたら、はるかに「イイ」じゃないですか!
昔のクルマって古くて扱いにくくて不便で遅くてうるさくて税金高くて狭くてカーナビないしスマートフォン連動しないし、ヘタすりゃドリンクホルダーすらないじゃないすか!
それでもアナタは旧車をみて「イイなあ」とおっしゃるのですか!
あっ「旧車王」なんてサイトまであるじゃないか!
ナンで!? ・・・ということで、5つの理由で解説いたします。
●理由その1「最近のクルマのデザインがなんかヤ?(趣味や嗜好の変化)」
・最近のクルマって、なんか「獅子舞」みたいなのばっかり
・しかも色がなんか地味
・顔つきがオラオラしててメッキテカテカ
・でかいの強調して押しが強いくせに色が地味(色2回目)
●理由その2「最近のクルマって個性(キャラクター性)が希薄?(世の中の変化)」
・パッとみて「何に使う」クルマなのか判りにくい
・なんか四角いのばっかり
・選べるカラーバリエーションが地味で少ない(色3回目)
・シルバーとグレーと黒と白ばっかりなの?(色4回目)
●理由その3「最近のクルマは便利さと共に失ったものがある(ノスタルジー)」
・運転しててラクチンで便利なんだけど「面白さ」には欠ける
・一台で全部済んじゃう多様性
・手間が掛からない分、愛着が沸く時間がほとんどなくなった
・手探りでラジオのON/OFFや選曲ができない
●理由その4「クルマの性能や機能より大切なものがある(生活様式の変化)」
・みんなで便利に使えるとイイよね
・誰かとお出かけしたりする経験が大事、クルマはそのための移動手段
・でかいクルマに限って乗ってる人が少ない
・軽自動車はナンだかたくさん乗ってるイメージ
●理由その5「クルマはステータスでもナンでもない」
・クルマ持ってると「スゲエ」というより、まあ便利だよね的な(特に都市部)
・地方都市ではクルマは必需品なので、使いやすく便利で安上がりなやつがイイよね
・つか、持っててアタリマエ
・道具として優秀であればOK
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■旧い時代を知っているから?
いろいろと理由を挙げてゆけばキリがないんですけれど、実は、大きな理由のひとつとして、ユーザーとして、そしてオーナーとしての我々が「昭和時代の大狂乱ともいえるバラエティ豊かなクルマ社会を知っている」からというのがあるのかもしれませんね。
すなわち「あの頃よりは・・・」みたいに、ムカシと比べちゃうんですよ。
まったく年寄りの悪いクセだ。そんなんだから年寄り扱いされちゃうんだ・・・。ってワカってながら、ソレでもいっちゃうんですよね「あのころはよかった」って。
あの頃は「好きなクルマ」が確かにあったし、それぞれにユニークなキャラクターがあった。
本気で欲しいと思えるようなクルマがたくさんあったんですヨ。
同じカローラでもサラリーマンの若いパパの乗るカローラと、20代のやんちゃなワカゾーが乗るカローラはまったく違う。
でも同じカローラ。
マイナーな方がいいならスプリンターって選択肢もアリ。
塗装業のおっさんが乗るサニーバンとサーフィン好きのワカゾーが乗るサニーバンはまったく違う。
同じサニーバンなのに。
少し違うのが欲しけりゃパルサーはいかが?(チェリーでもいいゾ)
◾️今でも充分選択肢があるのに
とはいえ、今の、すなわち現行カローラだって「カローラ」「カローラスポーツ」「カローラツーリング」「カローラクロス」「GRカローラ」「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」の7種類あるんだからスゲえっすよね。いいクルマなんですよカローラって。いいクルマ。
それでも、7種類もある現行の「カローラ」じゃなくて、ショーワのおっさんたちは(たぶん)中古車がずらりと並んだ店先眺めたり、夜な夜なパソコンの画面に映るちょっと前のクルマを探したりしてるんですよね。
なんだソレ正直「理解不能」ではあります。
が、なんとなく「そうだよなあ」って「ワカる」のは、ワタクシもショーワのおっさんだからなのでしょう。
そう、身体では現行モデルが「イイもの」って解っているのに、脳みそが「イヤ、オマエのホシイのは本当にソレなのか?」っていってんの。
そのとき、アタマのなかでは、なんか知らないマスコットとか、エンブレムがついたキーホルダーがぶら下がってるキーを、ドアの穴に差し込んでガシャッとトアを開けるあの感触。
ボタンを押すんじゃなくて、キーを突っ込んでセルを回すあの感覚。
エンジンがかかると微妙な振動とともにブルブル震える車体とサウンド。
その感触を得てはじめて「クルマ運転してるぞオレ」感を得ることができる、みたいな。
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◾️旧車をこよなく愛する「困った人」たち(ほめ言葉)
それは確かに、今よりも「安全じゃない」し「便利でもない」し、実際「お金かかる」し「面倒臭い」し、なんなら「古臭い」し「使いにくい」。でもそんなクルマに「魅かれて」しまう。
そんな人たちが一定数いる。
自動車を単なる道具としてだけでなく、クルマを「文化」として捉えて一緒に生きてゆく。
それは多分ヨーロッパでも、アメリカでも、アジアでも、一定数いるはずです。クルマを持つこと、運転することが目的の人たち。
ウンチク垂れたがるオッサンたちがイキイキとして、楽しげに走るために、走るのが目的で走ってゆく。
ときに故障に悩み、仲間が集まると自分のクルマの調子が悪いことをまるで自慢話のように語りたがる、13年以上経ったクルマの税金高いの何とかならんかねえ、とかいってるアノ人たちのことですよ・・・。
まったく困った人たちですよねえ(笑)。もう。
[画像・トヨタ,日産, マツダ、ライター / まつばらあつし]
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