車の相続が発生した場合、相続人が運転免許を持っていないケースも考えられるでしょう。この記事では、免許がない人も相続ができるか、免許がある場合と比べて手続きに違いがあるかを紹介します。また相続人が未成年の場合についても解説します。 免許がなくても相続手続きは可能 制度上、運転免許証は車を運転するための免許であるため、車を所有できるかの問題と関係がありません。よって免許がなくても車を相続することは可能です。また相続者が未成年者である場合も相続はできます。 未成年の相続では追加の書類が必要 未成年が相続人である場合は代理人を立てる必要があり、手続きが複雑になります。これは未成年者には遺産分割協議をする権利がないためです。 未成年が車を相続する場合は、通常必要となる添付書類に加えて以下の書類を用意しましょう。・特別代理人選任の審判書の謄本・特別代理人の印鑑証明書 代理人の決定法は以下の二択で、法定代理人(親権者または後見人)とするか、実印を押印する第三者の特別代理人を家庭裁判所が選任するかのどちらかです。 なお、未成年であっても婚姻をしている場合は成年とみなされ、追加書類提出の必要はありません。 免許がない場合の相続手続きの方法 車の相続人に運転免許がない場合も、相続人が未成年でない限りは通常の相続と同じ手続きを踏みます。以下では一般的な車の相続手続きの書類と流れを紹介します。 必要書類 相続手続き、特に名義変更の際に必要な書類は以下の通りです。 【相続人が1人だけで、その人が相続する場合】・故人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の印鑑証明書 (発行から3ヶ月以内のもの)・相続人の実印 ・車検証 (原本)・車庫証明書 【複数人の相続人のうち1人が相続する場合】・遺産分割協議書 (もしくは遺産分割協議成立申込書)・故人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の戸籍謄本 (全部事項証明書)・相続人の印鑑証明書 (発行から3ヶ月以内のもの)・車検証 (原本)・車庫証明書 (40日以内のもの) 他の書類が必要になる場合もあるため、書類の詳細は管轄の運輸局に問い合わせて確認しましょう。 手続きの流れ 相続手続きの流れは以下の通りです。 1. 対象車の正式な所有者を確認する 「自動車検査証」(車検証)で、故人の名義になっていることを確認しましょう。故人が車をローンで購入した場合や、リース契約で使用していた場合には、本人の名義になっていないことがあります。この場合は更なる手続きが発生するので、弁護士や税理士など専門家に、事前に必要事項の確認をした方が良いでしょう。 2. 新しい所有者を決めて「遺産分割協議書」を作成 遺言書で相続者が指示されている場合は、それに従います。遺言書がない場合や車の相続についての記載がない場合は、遺産分割協議で誰が相続するか確定させます。そこで、のちの名義変更に必要な「遺産分割協議書」を準備します。「遺産分割協議書」には法定相続人全員の署名と捺印があることが必須です。 3. 警察署で車庫証明の申請をし、必要書類を準備する これから登録する車庫証明の場所を管轄する警察署で手続きをします。当日必要なものを所轄の警察署に確認してから行くと良いでしょう。当日は所定の申請用紙に必要事項を記入し、必要書類と一緒に提出しますが、この申請用紙はインターネット上で事前にダウンロードできます。詳しくは運輸局や自治体のウェブサイトから確認してください。 4. 運輸支局で名義変更の手続きをする ここまでの手続きが終わったら名義変更です。必要書類を運輸支局に持参して手続きを行います。相続人が1人の場合と、複数人いる中の1人が相続する場合では必要なものに微妙な違いがあるので、事前に確認しましょう。また、名義変更にかかる費用は、自身で全て行う場合は約6,000円、行政書士やディーラーなどに代行を依頼する場合は1万円以上です。 免許がない人が車を相続した後のパターン この章では、免許がない人が車を相続した後に考えられるパターンを3つ紹介します。いずれも相続に伴う名義変更手続きが完了した後のパターンです。 免許を取得して車に乗る 車の相続人に運転の意志がある場合は、運転免許を取得して相続した車に乗りましょう。通うことが可能な運転教習所を選び、学科と実技についてそれぞれ教習、試験を受けます。通常免許の取得には数ヶ月〜半年以上かかり、教習所や地域によって費用も異なります。お住まいの地域の運転教習所に問い合わせて、詳細を確認すると良いでしょう。 車を売却する 車の相続人に運転の意志がない場合は、第三者に車を売却するのが一般的です。まずはディーラーや中古買取業者に連絡しましょう。また、その後売却時に必要になる以下のものも準備しておくことをおすすめします。 ・実印・印鑑証明書・自動車検査証・自動車税納税証明書・自賠責保険証・リサイクル券・被相続人の戸籍謄本・遺産分割協議書 相続人本人に運転の意志がない場合以外にも、新しい車なら運転したいという場合、車が古くて燃費が悪い、メンテナンスがかかる場合も、売却と再購入を検討する価値があります。売却によって次の車の資金を調達するのも賢明な判断です。ただし、売却にも多少の費用が発生するため、その点は考慮しなくてはなりません。 車の売却するときの注意点ですが、共同相続の場合は全員の許可が必要です。また、名義変更をしてからでないと売却してはいけないことになっています。道路運送車両法第13条でも定められており、場合によっては罰則も発生するので気をつけましょう。 廃車にする 相続した車が十分な価格で売却できない場合は廃車の選択肢も考えられます。故人の車を廃車にするには、まず業者に解体を依頼し、その後名義変更と廃車手続きをする、という流れで手続きを進めます。その後の手続きで解体記録日とリサイクル番号が必要になるため、業者に確認を取り、控えておきましょう。 解体の手配が終わったら、その後は運輸局での名義変更、廃車手続きに移ります。廃車手続きは複雑なので専門家に依頼するのがおすすめです。特に重量税などの還付金が発生した場合はさらに複雑になりますから、車の解体業者か、行政書士に依頼するとよいでしょう。 なお、廃車手続きに必要な書類等は以下のとおりです。 ・実印、印鑑証明書・戸籍謄本・除籍謄本・銀行口座 (国税局から重量税の還付がある場合)・マイナンバーカード (国税局から重量税の還付がある場合)・法定相続情報 まとめ この記事では、運転免許がない人は車を相続できるのかについて解説しました。 ・免許がなくても相続手続きは可能・未成年の相続では追加の書類が必要・相続人に免許がなくても、未成年でない限り手続きは通常の相続と同じ・車の相続後は「免許を取る」「売却する」「廃車する」などの選択肢がある 上記のポイントを押さえて車の相続を適切に行いましょう。
地震や津波、台風や豪雨など、あらゆる災害に遭う可能性がある日本。そんな日本国内で生活していると、災害に強い車のほうがよいのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、災害に強い車の特徴やおすすめ車種、災害時の注意点を紹介します。災害に強い車を探す際のヒントにしてみてください。 災害に強い車での重要ポイント 災害に強い車には、いくつかの共通点があります。ここからは、災害に強い車のポイントを3つ紹介します。 悪路走破性 まず、悪路走破性です。災害が発生すると、道路が損壊したり、土砂崩れなどが起きたりします。 災害によって路面状況が悪化し走行不能になってしまうと、避難所や安全な場所まで逃げられません。そこでポイントなのが悪路走破性です。 悪路を走破するうえで重要な点として、駆動方式やボディ・サスペンションの構造などが挙げられます。悪路走破性が高い車の特徴は、高いボディ剛性やラダー(はしご型)フレームを採用している四輪駆動(AWD/4WD)の車です。 車高 次に、車高の高さも災害時に重要なポイントです。 車のカタログに表記されている「最低地上高」は、地面から車の最底面までの高さを表す数値です。この数値が大きいほど車高が高く、地面から離れています。 この最低地上高は、車のカスタマイズの一つである「リフトアップ」によって調整可能です。 車は、最低地上高が高いほど冠水しにくくなります。災害に強い車を選ぶ際はカタログの最低地上高に着目してみるとよいでしょう。 ボディ剛性 最後に、ボディ剛性です。 四輪駆動で最低地上高が高くても、ボディ剛性が弱ければ、災害で荒れた路面を走破できません。そのため、ボディ剛性が十分に強い車を選びましょう。 また、オフロードをメインとした車や本格的な悪路走破性をセールスポイントとしている車には、ラダー(はしご型)フレームが採用されているケースが多いです。 はしご型の形状をしているラダーフレームは、フレームの上にボディを結合させた構造となっており、悪路における剛性が高く、走破性にも優れています。 車のカタログにラダーフレームの使用が明記されている場合には、悪路走破性能が高い車といえるでしょう。 災害に強い車6選 現在入手可能な災害に強い車には、どのようなモデルがあるのでしょうか。ここからは、災害に強い車を6車種紹介します。 スズキ ジムニー スズキ ジムニーは、ラダーフレームを採用した軽自動車のSUVで、悪路走破性に優れるモデルです。 また、最低地上高が205mmと高く、ぬかるんだ道でも走行できるパートタイム4WDや過酷な環境も走破できる3リンクリジッドアクスル式サスペンションを採用しています。 さらに、アプローチアングルやデパーチャーアングルも考慮して設計されているため、どんな状態の道でも難なく走行できるでしょう。 加えて、コンパクトなボディの軽自動車であるため、込み入った細い道の多い日本でも運転がしやすい点も特徴だといえます。 トヨタ ランドクルーザー トヨタ ランドクルーザーは、1951年の誕生以来、人々の安全・安心を支える「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」というコンセプトを体現した信頼性・耐久性・悪路走破性に優れるSUVです。日本国内のみならず世界各国から支持されているクロスカントリーとして知られています。 ラダーフレームとリジット式サスペンションを使用した頑丈なボディのランドクルーザーは、オンロード・オフロードでの走行性能に優れています。走行距離数十万kmを超えても壊れにくい耐久性の高さは、海外でも圧倒的な人気を誇る理由の一つでしょう。また、水深700mmまでの走行に対応しており、冠水を免れやすいということもポイントです。 ジープ ラングラー ジープ ラングラーは、本格的なオフロード性能が特徴のジープを代表するクロスカントリーです。 丸型のヘッドランプ、7スロットグリル、独立したフロントフェンダーなど、みるからにタフでジープらしさを感じられるスタイリングが施されています。 四輪駆動の採用による高い走行性能のほか、水深762mmまで走破できる渡河性能も大きな魅力です。さらには足元から車内の水を放出できる穴がついており、万が一冠水してしまった際の脱出に役立ちます。 ランドローバー ディフェンダー ランドローバー ディフェンダーは、イギリスのSUVメーカーであるランドローバーを代表するモデルで、悪路走破性に優れる本格的なオフロード車です。 走行状況に応じてサスペンション/パワートレーン/スリップコントロールの設定を最適に調整する「テレインレスポンス2」を備えています。泥でぬかるんだ道でも雪道でも、状況にあわせた安全走行が可能です。 また、最大渡河水深900mmという脅威の渡河性能を誇るため、水場でも安心して運転できるでしょう。 メルセデスベンツ Gクラス メルセデス・ベンツ Gクラスは、メルセデス・ベンツを代表するクロスカントリーです。 ボディ剛性の高さは折り紙付きで、ユーロNCAPの安全性試験で最高評価を獲得しています。大きな衝撃を与えられても簡単には壊れない強靭なボディです。そのほかにも最大渡河水深700mmなど、オフロード走行に欠かせない構造や機能を有しています。また、高級感ある内装や向上した乗り心地により、日常使いからいざというときまで、さまざまな場面で使用可能です。 歴史ある自動車メーカーにおいて圧倒的な信頼性を誇るモデルのGクラスは、オフロードユーザーのみならず著名人にも人気があります。 スバル インプレッサ スバル インプレッサは、コンパクトなボディサイズでありながらAWDシステムを採用した安全性の高いモデルです。 雪に強い車といわれており、冬場の移動に役立つでしょう。四輪駆動でタイヤが空転しにくいため、雪道でも難なく走行できます。水平対向エンジンを搭載しており、低重心を保ったまま走れるのも大きなポイント。重心が低いと安定性が高まり、雪だけではなく風の影響も受けにくいです。 車中避難の注意点 災害時には、車での避難や生活をしなければならない場合があります。ここからは、車中避難をする際の注意点を紹介します。 エコノミークラス症候群に気を付ける まず、エコノミークラス症候群に注意しましょう。 エコノミークラス症候群とは、長時間にわたり同じ姿勢でいると発症する血行不良による静脈血栓塞栓症です。 エコノミークラス症候群は、食事や水分不足で長時間座席に座り続ける災害時の車中泊や車での避難生活で発症する可能性があります。水分を十分に取り、定期的に体を動かして血流を全身に行き渡らせるようにしましょう。 防災グッズを備蓄しておく 災害時には、電気・ガス・水道といったライフラインが停止する可能性があります。ライフラインがストップすると、日常生活に深刻な影響をおよぼすため、長期保管できる水や食品、応急処置用具、モバイルバッテリーや手回し式のラジオなどを事前に用意しておきましょう。 このような防災グッズは、備蓄しておくことも大切ですが、緊急時に急いで持ち出しができるよう、一つの鞄にまとめ、手の届きやすい場所に置いておくことも重要です。 原則として歩行可能な場合は車を置いて避難する 歩いて避難できる場合には、車は置いていきましょう。 運転中に災害に遭った場合、車を道路外の安全な場所に移動して避難します。道路上に車を置いていかなければならない場合は、ドアロックをせず、キーを車に残して避難します。 ただし、津波から避難する場合は、車を使って一刻も早く高台に逃げるようにしてください。 まとめ 災害に強い車は、防災グッズの一つでもあります。地震、津波、台風、豪雨、洪水、土砂崩れなど、災害に巻き込まれる可能性が高い場所で生活するときは、災害に強い車を選ぶとよいでしょう。 災害に強い車には、いくつかの共通点があります。もし、災害に強い車を探していたり乗り換えたりするのであれば、本記事で紹介したポイントを参考に車選びをしてみてはいかがでしょうか。 また、災害時は、原則として車を置いて避難しますが、やむを得ない状況のとき(津波から逃げるときなど)は、車を使い一刻も早く安全な場所へ逃げるようにしてください。
日産自動車が世界に誇るといえば、やはりスカイラインGT-Rでしょう。その後継車種として現在販売されているのがGT-R(R35)です。スーパーカー愛好者の憧れのクルマであり、国産メーカーの中でも特に走破性に優れています。そんなGT-R(R35)に乗るならやはりホイールにもこだわりたいものです。本記事では、GT-R (R35) に適合するホイールの規格とおすすめのホイール8つを詳しく紹介します。 GT-R(R35)に適合するホイール GT-R(R35)に標準装備されているホイールは、レイズ製の鍛造アルミホイールに統一されており、サイズは20センチです。ただし、グレードによってデザインが異なります GT-R(R35)におすすめのホイール8選 GT-R(R35)にふさわしく、デザインにも機能性にも優れたおすすめのホイールを8つ紹介します。 ヨコハマホイール アドバン TC-4 アドバンレーシングトップの人気を誇るのが「アドバン TC-4」です。コンパクトカーに最適な16・15インチも登場し、サイズ展開も豊富になりました。フルフェイス5本スポークデザインに先端部と股部分にのみ施されたサイドカットが特徴的です。16インチには、PCD114.3の5ホールサイズも設定されています。 HOMURA 2×7 ファーストモデルであり、アイコン的存在が「HOMURA 2×7」です。新造形のフラットテーパー断面を採用することによって、より大きく伸びやかな表現を可能にしました。今までにないエレガントなデザインが特徴的です。 ブリジストン WORK EMOTION 正統派スポーツ系を代表するのが「WORK EMOTION」です。バリエーションが11種類も用意されており、特にサイズのバリエーションが豊富です。デザインは軽量化を重視した5スポークをはじめ、ツイン5スポーク、7スポーク、10スポーク、11スポーク、メッシュが揃っています。 BBS RI-D 「BBS RI-D」は、軽量の超超ジュラルミンA7000系を採用した鍛造ホイールです。GT-R(R35)をはじめとする超高性能スポーツモデルをターゲットに開発されました。BBSホイールのなかでも最も強度があり、見た瞬間に走りの良さをイメージすることができる5本のクロススポークが採用されています。 レイズ ボルクレーシング G16 多数あるメッシュデザインホイールとは一線を画する注目のモデルがボルクレーシングのGシリーズから登場した「G16」です。レースホイールの製造に用いられる「ノンストレスライン」でデザインが構成されており、8本スポークが交互に重なる16本スポーク形状になっています。「G16」というネーミングはそこから由来しています。 レイズ ボルクレーシング TE37 ウルトラ TRACK Edition 1996年に誕生して以来、スポーツ系ホイールのキングに君臨したのが「TE37」です。2016年に新たに誕生したのが「TE37 ウルトラ TRACK Edition」です。スポーク間に新たなマシニング加工を追加し、強度と剛性は一か所につき10グラム、トータル60グラムの軽量化に成功しました。軽量なだけでなく高剛性にも優れており、ブラックカラーが一番人気のカラーです。 エンケイ GTC01 「GTC01」は、最新鋭MAT製法で成形した高剛性に優れた軽重量のホイールです。デザインの自由度は高いけれど重くなりがちな鋳造製法を独自の最新技術で軽量化に成功し、デザイン性も高いです。 エンケイ レーシング RS05RR ドレスアップパーツとして、アルミホイールのデザイン性を限界まで高めるというコンセプトの基に開発されたのが「レーシング RS05RR」です。コンケーブフェイスを採用した伸びやかで立体的なフォルムが特徴的で、フロントフェイス、ミドルフェイス、リアフェイスの3種類が用意されています。 GT-R(R35)のホイールを選ぶときのポイント まず、 GT-R(R35)のホイールを選ぶときには十分な注意が必要です。純正装着のタイヤサイズは20インチですが、前後の幅が異なるという特殊性を持っているためです。ここでは、ホイールを選ぶときに重要な2つのポイントを紹介します。 ボディカラーとの相性を考える ホイールのカラーは、シルバーやブラック、ガンメタリック、ダークブルーといったダークカラー系が定番でGT-R(R35)に良くフィットしますが、自分の好みに合ったカラーを選びたいものです。その際は、ボディカラーとの相性を考えて選択することをおすすめします。 エアロパーツとの相性を考える 同車種であっても年式の違いやグレードで取り付けられるエアロパーツが異なる可能性があります。また、純正パーツとの相性も関係するため、せっかく購入したのに装着できないといった事態に陥らないように事前に確認が必要です。車検証を見れば年式はわかりますが、グレードの表記はありません。「類別区分番号」をもとにネット検索して調べることをおすすめします。 ホイールデザインの種類 ホイールデザインには、主に以下の4種類があります。その他にも様々なデザインや機能が備わったホイールが出ていますが、まずは、メインタイプを知ってから、クルマのデザインやカラーリングに合わせて自分の好みのホイールを選びましょう。 スポークタイプ 最も一般的なホイールのタイプで 純正アルミホイールでもよく採用されているのがスポークです。ホイールの中心から外側に向かうように配置しているデザインが特徴で、軽量で放熱性がよく、冷却性に優れています。スポークが少ないほど軽量になりますが、耐久性が悪くなるといったデメリットもあります。 フィン スポークタイプの一種ですが、スポークをより細くして増やしたタイプがフィンです。高級感のあるデザインで、走行時のホイールの回転も軽やかな動きに見える特徴があります。放熱性や冷却性にも優れています。 メッシュ ホイールの外周から中心の部分に網目状にスポークが配置されたデザインのことをメッシュと呼びます。網目が細かくなるほど高級感が出て、粗いメッシュだと力強い印象になるのが特徴です。 ディッシュ 円盤状のスポークがお皿のようなデザインとなっていることからディッシュと呼ばれています。剛性に優れていて、空気抵抗は少なくなります。重量感のあるデザインで迫力も出ますが、重量があるため、燃費はあまりよくないといったデメリットがあります。
雨漏りと言えば、自宅で起きるイメージがある方は多いのではないでしょうか。実は車でも雨漏りが発生することがあります。雨漏りが発生すると運転が妨げられるため、大変危険です。また雨漏りを放置すると車の故障にもつながります。そのため、万一に備えて雨漏り対策をしておきましょう。 この記事では、雨漏りの原因や対策法など詳しく解説します。 車の雨漏りの原因 車の雨漏りは、車体にホースで水をかけたり、ガソリンスタンドの洗車機を利用したりすることで確認できます。確認をして雨漏りが発生していた場合、次の原因が考えられます。 ・ボディの劣化・強い衝撃を受けたことによる隙間の発生・ウェザーストリップの劣化・パッキンの劣化 それぞれ詳しく解説します。 ボディの劣化 車が劣化するのは、タイヤやバッテリーといったパーツだけではなく、ボディも少しずつ劣化していきます。特に事故をしたことのある車は、修理をしていたとしても修理部分が劣化しやすくなっています。そのため、雨漏りが発生したときはまずボディの劣化を疑いましょう。 修理後しばらく経過しているのであれば、修理部分が劣化することにより錆びが発生し、そこから雨漏りが発生します。また事故をしたことがない車でも、飛び石などの細かい傷で塗装が禿げてしまうことにより、その部分が錆びやすく雨漏りが発生することもあるでしょう。 強い衝撃を受けたことによる隙間の発生 事故などで強い衝撃を受けた箇所は隙間ができやすくなっています。一目でわかるほど大きく変形しているのであればすぐに隙間は発見できますが、小さな変形であればその時は見逃してしまうこともあります。 車を乗り続けることで隙間が大きくなり、雨漏りが発生します。ただし、事故を起こしたことのない車であれば他の原因が考えられるでしょう。 ウェザーストリップの劣化 ウェザーストリップの劣化により雨漏りが発生する場合があります。ウェザーストリップは車のドアや窓に使われているゴムパッキンの部品です。 ウェザーストリップが劣化することにより、ドアや窓に隙間ができて雨漏りが発生します。ウェザーストリップを交換したばかりの車でドアや窓部分から雨漏りが発生しているのであれば、施工不良の可能性も考えられるため、一度業者に確認してください。 パッキンの劣化 日頃頻繁に利用する車のドアや窓、トランクのゴムパッキンはどうしても劣化しやすいです。また、パッキンはフロントガラスやランプなどにも使用されています。そのため、運転席や助手席の前方から雨漏りするようであればフロントガラスのパッキンの劣化が考えられます。 車の雨漏りを放置するとどうなる? 運転できないほどの雨漏りであればすぐに修理を検討するでしょう。しかし、ほんのわずかな雨漏りや、後部座席やトランクなど普段使用しない場所の雨漏りであれば放置してもよいと考える方もいます。 車の雨漏りを放置するのは大変危険です。電気系統がショートし動かなくなってしまうことがあります。また、ショートにより火災や爆発が起こる可能性もゼロできません。 車の雨漏りの対策法 車の雨漏り対策には、定期的にメンテナンスを受けることと梅雨の前に点検を受けることが大切です。それぞれ詳しく見ていきましょう。 定期的にメンテナンスを受ける 車の雨漏りを防ぐためにも、発生する前に対策しておくことは重要です。車検など必ず受けなければならない点検もありますが、雨漏りを対策するうえではもう少し短いスパンでメンテナンスを受けることをおすすめします。 特に事故などにより車に傷や歪みができてしまった場合は、修理後も定期的にメンテナンスを受けましょう。 梅雨の前に点検を受ける 車の雨漏りは、梅雨の時期に発生しやすいです。そのため、雨漏りを対策するためにも雨の多い時期の前に点検を受けましょう。これまで雨漏りが発生していなかった車も、断続的に雨が続くことにより、車体の劣化が進んでしまうことがあります。 車が雨漏りしたらどうしたらよい? 雨漏りは発生する前に対策することが大切ですが、万が一雨漏りが発生してしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。雨漏りの対処法は大きく分けて、自分で対処する方法と業者に依頼する方法の2点です。以下では、やり方やメリットなども詳しく解説いたします。 雨漏りしている箇所をふさぐ 雨漏りが発生したときに、業者に修理の依頼をしても即日対応してもらえないこともあります。そのため、通勤などで毎日車を利用する方であれば、自分で対処することを考えるでしょう。 雨漏りが発生している場所の特定ができ、なおかつ穴や傷が小さい場合はホームセンターやカー用品店で販売されているシリコンコーキングやシールなどで対処することが可能です。 また雨漏りによって発生する錆びを除去できる、錆び取り剤も市販で販売されています。しかし、自分ではきちんと対処できずに同じ箇所が再び雨漏りしてしまうなど、かえって手間がかかることもあり注意が必要です。 自分での対処は手軽で費用も安く済みますが、あくまで応急処置として考え、やはり業者に依頼する方が良いです。 業者に修理を依頼する 仕上がりを気にしないのであれば自分で対処することも可能ですが、綺麗に仕上げたいのであれば業者に依頼しましょう。 また、ウェザーストリップやパッキンなど部品交換が必要な場合も業者に依頼する必要があります。業者に修理を依頼すると自分で対処するよりも時間も費用もかかってしまうでしょう。 しかし、中途半端に自分で対処をしてしまうと業者の修理にかかる時間や費用が当初よりずっとかかってしまうこともあるため注意が必要です。かかりつけ医のように車のことを気軽に相談できる業者を見つけておくとよいでしょう。
手間の問題から相続手続きと同時に一時抹消登録をしたい方もいるでしょう。「移転抹消登録」を行えば、相続と同時に一時抹消登録ができます。この記事では、相続と同時に一時抹消登録する方法や必要書類などを紹介します。 一時抹消登録とは 一時抹消登録とは、車の登録を一時的に解除し、一旦保管しておく際に行われる手続きのことです。廃車にするわけではないため、再登録すれば公道を走行できます。ただし、車検の満了を迎えている場合は再度取得してからでないと、再登録できません。また、一時抹消登録のほかに、車を解体して廃車にする際に行う「永久抹消登録」もあります。一時抹消登録のように再度公道を走行できません。一時抹消登録と永久抹消登録はそれぞれ異なる手続きのため、混同しないよう注意しましょう。 相続と一時抹消登録を同時に行う方法 通常は、一旦相続人に名義変更してから一時抹消登録を行います。ただし「移転抹消登録」をすれば、相続人への名義変更と一時抹消登録を同時に手続きできます。移転抹消登録とは、名義変更をしつつ一時抹消登録を行うことです。 続いて、相続人への名義変更と一時抹消登録を同時に行う「移転抹消登録」の方法について紹介します。 必要書類 相続する車の移転抹消登録をするには、以下の書類が必要です。 1.被相続人の戸籍謄本※死亡した事実や相続人全員を確認できるもの2.遺産分割協議書※相続人が複数いる場合のみ3.相続人の印鑑証明書4.相続人の実印※代行を依頼する場合は委任状に実印を押印5.車検証6.ナンバープレート前後2枚7.OCR申請書(第1号様式)※名義変更用8.OCR申請書(第3号様式の2)※一時抹消登録用9.手数料納付書10.自動車税申告書 7〜10は陸運局でも入手できるため、手続き当日に記入しても問題ありません。また、必要書類に漏れがあった場合は手続きが受理されないため、不備がないか確認しておきましょう。 手続きの流れ 移転抹消登録を行う際の手続きの流れは、以下のとおりです。 1.車検証で所有者が被相続人になっているかを確認する2.相続手続きと一時抹消登録の必要書類を揃える3.管轄の陸運局の窓口で印紙を購入し「手数料納付書」に貼り付ける4.抹消登録を実施している窓口に必要書類を提出する5.「登録識別情報通知書」を発行してもらう6.陸運局内に隣接している「自動車税事務所」で税申告をする7.ナンバーセンターにナンバープレートを返却する 手続きする前は、まず所有者が被相続人になっているのかを確認しましょう。被相続人が車をローンで購入していると、所有者はローン会社になっているケースもあります。所有者がローン会社になっている場合は、残債を完済をして被相続人名義に変更してからでないと、移転抹消登録ができません。 ローン会社に車を相続する旨を伝えて、被相続人名義へ変更する「所有権解除」を行いましょう。 また「登録情報識別情報通知書」とは、普通車の一時抹消登録をした際に交付される書類のことです。再登録や廃車する際に必要なため、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。 なお、ナンバープレートを返却する際は、ネジの上に被せてある「封印」も外します。封印はアルミ状でできており、東京都なら「東」埼玉県であれば「埼」と刻印されています。以下の順に沿えばネジの溝を潰さずに外せるため、ナンバープレートを返却する際の参考にしてください。 1.封印の溝にマイナスドライバーを差し込む2.封印をめくる3.プラスドライバーでネジを回す 一時抹消登録を選択するケース 一時抹消登録は、車を形見として残しておきたいときや、価値が高くなってから売りたい場合などに行います。続いて、一時抹消登録を選択するケースを具体的に紹介します。 車には乗らないが形見として残したい 車には乗らないが形見として残しておきたい場合は、一時抹消登録するとよいでしょう。ただし、長期間使用せずに保管すると車は劣化し続けるため、定期的な手入れが必要です。例えば、湿気で車内にカビが生えないよう、定期的に換気や掃除をしなければなりません。 また、車を長期間放置するとバッテリーが上がってしまうため、エンジンがかからなくなります。いざ「売却しよう」もしくは「車検を取得して乗ろう」と思った際に、レッカーを手配しなければ買取店や整備工場まで車を搬送できません。車に関する知識がある場合は、バッテリーを外して可能な限り劣化が進まないよう、対策しておくとよいでしょう。 なお、2017年より「記念所蔵容認」の制度が設けられたため、被相続人が乗っていた車のナンバープレートを形見として残せます。一部だけでも形見として残しておきたい方は、参考にしてみてください。 価値が高くなってから売りたい 相続する車の価値が高くなってから売りたい場合も、一時抹消登録するとよいでしょう。車はプレミア価格がつくケースがあるため、相続してすぐに売却するよりも、高く手放せる可能性があります。なかでも流通台数が少ない特別仕様車や限定車は、プレミアがつくと新車購入時より高く売却できるでしょう。 ただし、全ての車種にプレミアがつくわけではないため、価値があがらず高く売却できないケースがある点に注意してください。高く売却するには、相続する車の価値が今後上がるかどうかや、中古車市場の動向を調べておく必要があります。自分で調べてもわからない場合は、プレミア価格がついた車を取り扱っている店舗や、旧車専門の業者に相談してみましょう。 相続と同時に一時抹消登録をするメリット 相続と同時に一時抹消登録をすると、自動車税や自賠責保険料の還付を受けられるなどのメリットがあります。続いて、相続と同時に一時抹消登録をするメリットを紹介します。 税金がかからない 相続と同時に一時抹消登録すると、本来であれば毎年支払う「自動車税」の納税義務がなくなります。また、自動車税の未経過分がある場合は、還付金として返戻されます。例えば8月に一時抹消登録した場合、翌月9月から翌年3月までの税金が返戻される仕組みです。 還付を受けるには、一時抹消登録してから1〜2ヶ月程度で自宅に送付される「還付通知書」を指定の金融機関の窓口に提出します。金融機関の窓口に出向く際は、身分証明書と印鑑も持参しましょう。 なお、一時抹消登録している期間は、車検を取得する必要がないため「自動車重量税」の支払い義務もありません。 自賠責保険料の還付を受けられる可能性がある 相続と同時に一時抹消登録すると、自動車税のほかに自賠責保険料の還付を受けられる可能性があります。残りの保険期間が「1ヶ月以上」ある場合に、自賠責保険料の還付を受けることが可能です。 ただし、自動車税のように自動的に還付申請が行われるわけではありません。還付を受けるには、加入している保険会社に連絡して、還付申請を行う必要があります。還付申請する際は、一時抹消登録時に発行された「登録情報識別情報通知書」が必要なため、準備しておきましょう。 再登録が可能 相続と同時に一時抹消登録をすると再登録が可能なため、公道を走行できる状態に戻せます。つまり、後に免許を取得した親族へ譲渡したり、お金が必要になった際に自由に売却したりできます。相続時は不要でも、一時抹消登録をしておけば今後車が必要になった場合に活用できるでしょう。 相続と同時に一時抹消登録をするデメリット 相続と同時に一時抹消登録をしても、車に関する全ての税金の還付を受けられるわけではありません。また、車を使用していないのに、駐車場代がかかるデメリットもあります。続いて、相続と同時に一時抹消登録をするデメリットを紹介します。 車の保管場所が必要 相続と同時に一時抹消登録をするには、車の保管場所が必要なため、場合によっては駐車場代が発生します。戸建ての住宅で、広いガレージや庭があれば駐車場代は不要です。しかし、マンションや賃貸に住んでいる場合は、車の保管場所として駐車場を契約する必要があるため、駐車場代が毎月発生します。車を保管するには、ある程度のコストがかかることを考慮したうえで、一時抹消登録をしましょう。 なお、都心は地方より駐車場代が高く設定されているため、東京都や大阪府に住んでいる場合は、さらに高いコストがかかります。 自動車重量税の還付を受けられない 相続と同時に一時抹消登録をしても、自動車重量税の還付は受けられません。自動車重量税の還付を受けるには「永久抹消登録」をする必要があります。一時抹消登録をしたとはいえ、車に関しての全ての税金が還付されるわけではないことを把握しておきましょう。 まとめ 車の抹消登録には、一時的に車の登録を解除する「一時抹消登録」と、廃車時に行う「永久抹消登録」の2種類があります。永久抹消登録してしまうと、再登録が不可能なため、二度と公道を走行できないことを把握しておきましょう。 また「移転抹消登録」をすれば、相続手続きの際の名義変更と一時抹消登録を同時に行えます。手続きする際は、相続手続きと一時抹消登録に必要な書類を陸運局に提出します。陸運局に再度出向く必要がないため、相続後に一時抹消登録を予定している場合は、同時に手続きしましょう。 なお、一時抹消登録には税金の納税義務がなくなるほか、未経過分の自動車税と自賠責保険料の還付を受けられるメリットがあります。ただし、マンションや賃貸に住んでいる場合は駐車場代が発生するため、メリットとデメリットを考慮したうえで、相続する車を一時抹消登録しましょう。
被相続人の車は、相続人だけでなく血縁関係がない第三者も相続できます。どのように手続きすればよいのか、本当に第三者に相続できるのか疑問に思っている方もいるでしょう。この記事では、第三者に車を相続する方法や、手続きパターンなどについて紹介します。 第三者に車を相続する際の手続き 第三者に車を相続してもらうには、一旦相続人名義にしてから、第三者へ名義変更する必要があります。まずは、第三者に車を相続する際の必要書類や手続きの流れを紹介します。 相続人に名義変更する 第三者が車を相続するには、まず被相続人名義から相続人に名義変更します。必要書類は以下のとおりです。 自分で揃える書類 陸運局で入手する書類 被相続人の戸籍謄本※死亡した事実や相続人全員を証明できるもの 手数料納付書 遺産分割協議書※相続人が複数いる場合 OCRシート(第1号様式) 相続人の印鑑証明書 自動車税申告書 相続人の実印※手続きを代行してもらう場合は実印を押印した委任状 車庫証明書※被相続人と同居していた場合は不要 車検証 必要書類を揃えたら以下の手順に沿って、相続人が住んでいる地域を管轄する「陸運局」で名義変更します。 1.窓口で印紙を購入し「手数料納付書」に貼り付ける2.車検証を発行している窓口に必要書類を提出する3.発行された車検証の内容に誤りがないかその場で確認する4.隣接している「自動車税事務所」で税申告をする5.ナンバー変更がある場合は「ナンバーセンター」に旧ナンバープレートを返却する6.新しいナンバープレートを取り付けて封印する 管轄の陸運局が変わり、ナンバー変更がある場合は「ナンバープレート取り付け所」で封印する必要があるため、車を陸運局に持ち込みましょう。 なお、軽自動車を相続人に名義変更する場合は、陸運局ではなく「軽自動車検査協会」で手続きします。必要書類は以下のとおりです。 自分で揃える書類 軽自動車検査協会で入手する書類 被相続人の戸籍謄本※死亡した事実や相続人であることが証明できるもの 申請依頼書※手続きを代行してもらう場合のみ必要 相続人の住民票 自動車検査証記入申請書 相続人の認印 軽自動車税申告書 車検証 第三者に名義変更する 被相続人から相続人名義にしたら、第三者に名義変更します。第三者に名義変更する際の必要書類は以下のとおりです。 ■普通車 ・相続人の譲渡証明書・相続人の実印※手続きを代行してもらう場合は実印を押印した委任状・新所有者の印鑑証明・新所有者の実印※手続きを代行してもらう場合は実印を押印した委任状・車庫証明書・車検証・手数料納付書・OCRシート(第1号様式)・自動車税申告書 ■軽自動車 ・新所有者の住民票・車検証・申請依頼書※手続きを代行してもらう場合のみ必要・自動車検査証記入申請書・軽自動車税申告書 手続きの流れは、被相続人から相続人へ名義変更する際と同様です。 また、新所有者が決まっていて必要書類が揃っていれば、1度の手続きで第三者に相続できます。1度の手続きで第三者に相続してもらうには、被相続人から相続人へ名義変更する際の必要書類も同時に提出します。陸運局や軽自動車検査協会に再度出向く必要がないため、手間を減らしたい場合は参考にしてください。 第三者に車を相続する手続きパターン 第三者に車を相続する際の手続きは、自分で陸運局に直接出向くほか、ディーラーや行政書士に代行を依頼できます。続いて、第三者に車を相続する手続きパターンを紹介します。 自分で手続きする 自分で陸運局に出向いて、名義変更手続きをします。必要書類に漏れがあると手続きが受理されないため、不備がないか確認しておきましょう。 なお、管轄の陸運局や軽自動車検査協会がわからない場合は、以下から確認してみてください。 ・陸運局・軽自動車検査協会 ディーラーに代行してもらう 陸運局の営業時間は「平日8時45分〜16時」のため、仕事や家庭の事情で出向けない場合はディーラーに代行してもらう方法もあります。車に関する手続きに精通しており、必要書類に漏れがないかを確認してもらえます。ただし、3〜8万円程度の代行費用が発生するため、費用を抑えたい方は注意してください。 また、第三者に車を相続する際の手続きは、自動車販売店にも代行を依頼できます。代行費用は3〜5万円程度と、ディーラーより安く設定されているため、費用を抑えたい方は参考にしてください。店舗によっては、手続きの代行自体を行っていない可能性があるため、事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。 行政書士や弁護士に代行してもらう 行政書士や弁護士に手続きを代行してもらうことも可能です。相続に関する手続きに精通しているため、スムーズに対応してくれるでしょう。また、行政書士には相続に必要な書類の取得から、陸運局での手続きを代行してもらえます。忙しくて必要書類を取得できないときや、平日に陸運局に出向けない場合におすすめです。 なお、代行費用は1万5,000円〜6万円程度です。ただし、書類の取得から手続きを一任すると、目安の代行費用より高くなる可能性があるため注意しましょう。 まとめ 相続した車を第三者に譲渡する場合は、一旦相続人に名義変更する必要があります。必要書類が揃っていて、第三者の誰に相続するのかが決まっていれば、手続きを同時に行うことも可能です。陸運局や軽自動車検査協会に再度出向く必要がないため、手間を減らしたい場合は参考にしてください。 また、陸運局は「平日8時45分〜16時」までしか営業していないため、都合が合わない方もいるでしょう。都合が合わない場合はディーラーや自動車販売店、行政書士に代行を依頼してみてください。
車の相続において、必要書類である戸籍謄本や除籍謄本の代わりに、法定相続情報一覧図を使用しても相続手続きが可能です。とはいえ、法定相続情報一覧図にはどのようなメリットやデメリットがあるのか、把握していない方もいるでしょう。この記事では、法定相続情報一覧図の役割や申請方法などを紹介します。 法定相続情報一覧図とは 法定相続情報一覧図とは、被相続人の相続関係を一覧にした家系図のような書類のことです。法定相続人が誰なのかを法務局が証明する制度であり「法定相続情報制度」と呼ばれています。 基本的に車を相続するには、被相続人の死亡の事実と相続人全員を確認する必要があり、戸籍謄本や除籍謄本などを取得しなければなりません。ただし2017年5月29日より、法務局が発行した法定相続情報一覧図があれば、車や預金口座の名義変更、不動産の相続登記の手続きなどを行えます。 法定相続情報証明制度を利用すれば、必要書類である戸籍謄本や除籍謄本などが不要なため、遺産相続の手続きの手間を省くことが可能です。 法定相続情報証明制度の手続き方法 法定相続情報証明制度を利用するには、必要書類を揃えて法務局へ申請手続きしなければなりません。続いて、法定相続情報証明制度の手続き方法を紹介します。 手続きを進める前にチェックすべきこと 手続きする前に、法定相続情報証明制度を利用できるかチェックしましょう。被相続人の相続人でなければ、手続きを受け付けてもらえません。ただし、行政書士や弁護士、相続人の親族などに相続人が手続きを委任すれば、第三者でも申請できます。また、被相続人や相続人が日本国籍を持っておらず、戸籍謄本や除籍謄本、戸籍抄本を取得できない場合は、法定相続情報制度を利用できません。なお、相続手続きが必要な遺産が1つしかない場合は法定相続情報制度のメリットが少ないことに留意しましょう。 必要書類を揃える 法定相続情報証明制度を利用する際は、各々の本籍がある市区町村の役場で入手できる以下の書類を揃えます。 ①被相続人の戸籍謄本と除籍謄本※出生から死亡までのもの②被相続人の住民票の除票③相続人全員の戸籍抄本※被相続人が死亡した日以後のもの④申出人の氏名や住所を確認できる公的書類※運転免許証やマイナンバーカードの両面コピー 被相続人の住民票の除票が役場で廃棄されて取得できない場合は「戸籍の附票」で代用できます。 また、法定相続情報一覧図は、相続人の住所の記載も可能です。相続人の住所を記載することにより、不動産の相続登記の申請や遺言書情報証明書を請求する際に、各相続人の住民票の提出が不要になるケースがあります。住所を記載する場合は、各相続人の「住民票記載事項証明書」を用意しておきましょう。 なお、代理人に手続きしてもらうには、以下の書類も必要です。 ・委任状・申出人との親族関係を証明できる戸籍謄本※親族が代理人になる場合・資格者団体所定の身分証明書※司法書士や弁護士が代理人になる場合 法務局に出向く時間がない場合は、行政書士や弁護士、親族などに代行してもらいましょう。 法定相続情報一覧図を作成する 戸籍謄本や除籍謄本をもとに相続人を全員確認し、法務局に提出する法定相続情報一覧図を作成します。法定相続情報一覧図に記載する事項は、以下のとおりです。 ■被相続人欄・氏名・住所・本籍地・出生日・死亡日 ■各相続人欄・氏名・住所・出生日・続柄 用紙はこちらからダウンロードできるため、作成時に活用してください。 申出書を記入して法務局で申請する 申出書を記入し、揃えた必要書類と作成した法定相続情報一覧図を法務局に提出して申請します。申請できるのは、以下4つの法務局です。 ・被相続人の死亡時の本籍地・被相続人の最後の住所・申出人の住所地・被相続人の不動産の所在地 出典:法務局公式Webサイト「STEP3 申出書の記入,登記所へ申出」 また、法務局に出向くほか、郵送でも申請や発行が可能です。郵送で申請や交付を行うことを申請書に記入し、返信用の封筒と切手を同封して、法務局に送付します。法務局に出向く時間がない場合は、郵送で取得してみてください。 なお、法定相続情報一覧図は申請してから発行されるまで、1〜2週間程度かかります。当日に受け取れるわけではないため、余裕を持って申請しましょう。 車の相続時に法定相続情報一覧図を使用するメリット 法定相続情報一覧図には、相続手続きを簡略化できるメリットがあります。なぜなら、車のほかに不動産の相続登記の申請や、被相続人名義の預金の払い戻しなどの手続きにも使用できるからです。 被相続人の遺産が複数あり、法定相続情報一覧図を使用せずに手続きすると、場合によっては戸籍謄本や除籍謄本などを、何度も取得しなければならないケースもあるでしょう。なお、戸籍謄本は1通450円程度、除籍謄本は750円程度の取得費用がかかり、複数枚取得すると数千円程度負担する必要があります。 一方、法定相続情報一覧図は取得費用が発生せず、一度申請してしまえば5年間は再交付が可能なため、相続する遺産が多くても必要書類を何度も取得する手間を省けます。また、相続税を申告する際も、戸籍謄本や除籍謄本などの代わりに法定相続情報一覧図を提出すれば手続きが可能です。 車の相続時に法定相続情報一覧図を使用するデメリット 法定相続情報一覧図は、申請時に手間がかかるほか、相続手続きによっては使用できないケースがあります。デメリットを考慮したうえで、使用するか検討してみてください。続いて、法定相続情報一覧図を使用するデメリットを紹介します。 申請時に手間がかかる 法務局で法定相続情報一覧図を発行してもらうには、被相続人が出生してから死亡するまでの戸籍謄本や除籍謄本などが必要であり、すべて揃える手間がかかります。また、法定相続情報一覧図を自身で作成しなければならない手間もあります。 とはいえ、1度申請してしまえば、以後の戸籍謄本や除籍謄本などの収集は不要です。以下のように名義変更が必要な遺産が複数ある場合は、法定相続情報一覧図を発行した方が、効率良く相続手続きができます。 ・不動産・預貯金・株券・車・船舶 使用できないケースがある 法定相続情報一覧図は、手続きによっては使えないケースがあります。なぜなら、2017年に開始したばかりの制度であり、一部の金融機関や証券会社では対応してもらえないからです。 便利な制度のため、今後は対応が進んでいくと予想されていますが、現時点で使用できるかどうかは各機関の判断に委ねられています。法定相続情報一覧図で手続きできない場合は、再度戸籍謄本や除籍謄本などを取得する手間がかかります。法定相続情報一覧図を使用できるかどうか、事前に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。 再交付は申出人しかできない 法定相続情報一覧図の再交付は、基本的に申出人しかできません。相続手続きする遺産が多かったり、他の相続人が必要だったりと、最初に発行した枚数では足りなくなるケースもあるでしょう。他の相続人では再交付してもらえないため、申出人の手間が増えるデメリットがあります。ただし、申出人が委任状を提出すれば、親族もしくは行政書士や弁護士などの資格者でも再交付が可能です。
自動車税は、4月1日時点で車を所有している方に課税される税金です。車の相続時の自動車税は、誰が払うのか気になる方もいるでしょう。この記事では、相続時の自動車税は誰がいつまでに支払うのか、税額や納めないとどうなるのかを紹介します。 自動車税は相続した人物が納付する 自動車税は、車を相続した新所有者に納税義務が課せられます。例えば、4月1日以降に被相続人が亡くなった後に車を相続しても、新所有者に納税義務があります。被相続人が生前に滞納している自動車税がある場合も、新所有者が引き継がなければなりません。 また、相続手続き時に名義変更後の車検証が発行されたら、陸運局内に隣接されている「自動車税事務所」の窓口で、税申告を行う必要があります。税申告する際は、自動車税申告書のほかに相続人であることを証明できる「戸籍謄本」と「遺産分割協議書」も提出しましょう。 相続した自動車税の納付期限 相続した自動車税の納付期限は、5月末日です。一部の県では、6月末日を納付期限にしている自治体もあるため、納付書を確認してみてください。 また、自動車税は毎年4月1日時点の所有者に課せられる税金であり、5月上旬〜中旬にかけて納付書が送付されます。納付書が届いてから納付期限までの期間が短いため、払い忘れがないよう注意しましょう。なお、軽自動車も普通車と同様に、納付期限は5月末日です。 自動車税はどれぐらいかかる? 自動車税は、排気量や用途に応じて税額が異なります。また「令和元年度税制改正」により、2019年10月1日以降に新規登録した車は税額が引き下げられています。自家用車の具体的な税額は以下のとおりです。 ■2019年10月1日以降に新規登録 排気量 税額 1,000cc以下 2万9,500円 1,000cc〜1,500cc以下 3万4,500円 1,500cc〜2,000cc以下 3万9,500円 2,000cc〜2,500cc以下 4万5,000円 2,500cc〜3,000cc以下 5万1,000円 3,000cc〜3,500cc以下 5万8,000円 3,500cc〜4,000cc以下 6万6,500円 4,000cc〜4,500cc以下 7万6,500円 4,500cc〜6,000cc以下 8万8,000円 6,000cc〜 11万1,000円 ■2019年9月30日以前に新規登録 排気量 税額 1,000cc以下 2万5,000円 1,000cc〜1,500cc以下 3万500円 1,500cc〜2,000cc以下 3万6,000円 2,000cc〜2,500cc以下 4万3,500円 2,500cc〜3,000cc以下 5万円 3,000cc〜3,500cc以下 5万7,000円 3,500cc〜4,000cc以下 6万5,500円 4,000cc〜4,500cc以下 7万5,500円 4,500cc〜6,000cc以下 8万7,000円 6,000cc〜 11万円 出典:総務省「自動車税(種別割)の税率引き下げ」 なお、自家用の軽自動車は排気量や登録日を問わず、一律「1万800円」です。 自動車税を納めないとどうなる? 自動車税を納めずに納付期限を過ぎると、督促状が送付されるほか、延滞金が発生するため注意しましょう。納税せずに滞納し続けると、銀行口座や相続した車などが差し押さえられる可能性もあります。やむを得ず滞納した際は、管轄の自動車税事務所や各自治体の納税課に相談してみてください。 また、被相続人が生前に自動車税を納めていない場合は、督促された状態のまま引き継ぐことになります。相続する前に、車が差し押さえられるケースもあるため、なるべく早く自動車税を納めましょう。
クルマのローンが残っている状態で使用者が亡くなった場合、どのように対応すればよいのでしょうか。ローンが残っているクルマを相続し、返済を肩代わりすることを避けたい方もいるでしょう。この記事では、ローンが残っているクルマの使用者が死亡したときの対応方法について解説します。 ローンありのクルマの契約者が死亡したときの対応方法 ローンの契約者がローンの残債を残して亡くなった場合、相続するか、相続放棄するか決める必要があります。ここからは、相続した場合と相続放棄をした場合について解説します。 相続して残債を支払う クルマを含む財産を相続した場合は、クルマのローンの支払いをしなければなりません。残債の支払い方法については、車検証に記載されている所有者(信販会社やディーラーなど)に連絡して確認してください。 相続放棄して残債を支払わない クルマのローンの残債を支払わない方法として相続放棄がありますが、相続放棄をするとクルマ以外の財産の相続もできなくなります。そのため、相続放棄するかどうかは相続人で話し合ったうえで決めてください。 ▼関連記事はこちら相続放棄した場合の自動車の処分方法とは?相続人がいる場合、いない場合それぞれで紹介します。 相続するクルマのローンが残っているかどうか調べる方法 クルマをローンで購入すると、基本的に所有者はローン会社や信販会社になるため、車検証の所有者欄を見れば残債があるかどうかを確認できます。ただし、ローン完済後に自分名義に変更する「所有権解除」の手続きを行わないと、残債がなくても所有者はローン会社や信販会社のままです。また、ローンで購入しても一部のローン会社や信販会社では、契約者を所有者にしているケースもあります。 車検証だけでなく被相続人の書類や郵便物を確認したり、信用情報機関に開示請求したりすれば正確にローンが残っているかどうか確認できます。まずは、相続するクルマのローンが残っているかどうか調べる方法を具体的に紹介します。 ▼関連記事はこちら相続するクルマのローンの残債を確認するには?調べ方や残っている場合の対応方法を紹介 書類や郵便物を確認する 書類や郵便物をチェックして、被相続人に車のローンが残っているか確認しましょう。クルマのローンは、契約時に今後の返済計画が記載されている「支払金一覧表」がその場で渡されるか「利用明細書」が郵送で送付されます。返済額や返済期間が記載されているため、具体的にローンがどれくらい残っているのかを確かめることが可能です。 ただし、返済の遅延や繰越返済をしていると、実際の残債と異なる可能性があります。不安な場合は、支払金一覧表もしくは利用明細書に記載されているローン会社に問い合わせて、被相続人の返済状況を照会してみてください。 預金口座からの引き落としを確認する 被相続人の預金口座からの引き落としで、ローンが残っているかどうか確認できます。「○○ファイナンス」や「○○コーポレーション」など、ローン会社や信販会社から毎月定期的な引き落としがある場合は、クルマのローンが残っている可能性があります。契約しているローン会社や信販会社に問い合わせて、相続するクルマのローンの返済状況を確認してみましょう。 信用情報機関に開示請求する 郵便物や預金口座でローンが残っているかどうか確認できない場合は、信用情報機関に開示請求する方法もあります。信用情報機関とは、ローンやクレジットカードなどの借入情報を管理している団体です。ローンの契約内容や返済状況を細かく把握しているため、開示請求すれば残債を確認できます。なお、信用情報機関に開示請求する際は以下の書類が必要です。 ・戸籍謄本※被相続人が死亡した事実と相続人を確認できるもの・開示請求する相続人の本人確認書類・1,000円分の定額小為替・信用情報開示申込書・被相続人の電話番号もしくは運転免許証番号 上記の必要書類を信用情報機関に郵送すると、開示請求した相続人の住所に、被相続人の信用情報が送付されます。 ローンありのクルマの契約者が死亡したときの手続き ローンが残っているクルマの使用者が死亡したときの手続き方法は次のとおりです。 1.所有権を確認する まず、誰がクルマの所有権をもっているのかを確認しましょう。所有権をもつ所有者の名前は、車検証の「所有者」欄に記載されています。「使用者」欄に死亡した方の名前があったとしても、「所有者」欄に信販会社もしくはディーラーの名前が記載されているのであれば、所有権は記載の会社がもっていることになります。 ただし、クルマのローンを支払っているのは使用者であるため、使用者欄に記載されている方が亡くなった場合は、所有者欄に記載の信販会社やディーラーに連絡する必要があります。相続するか相続放棄するかが決まり次第、所有権をもつ会社に伝えましょう。 2.相続人を決める クルマを相続する場合は、相続人を決めます。複数人で共有する共同相続にするか、1人が相続する単独相続にするかは、相続人同士で話し合って決めましょう。 相続人が決まったら、必要書類を用意して名義変更をします。名義変更に必要な書類は下記のとおりです。 1.移転登録申請書・自動車税申告書2.名義変更をするクルマの車検証3.被相続人(故人)の戸籍謄本4.相続人の戸籍謄本5.相続人の印鑑証明書6.車庫証明書7.遺産分割協議書8.相続人全員の印鑑証明書(複数の相続人が相続する場合)9.相続人全員の委任状(複数の相続人が相続する場合) ▼詳しくはこちらクルマの相続手続きの流れと必要書類をくわしく解説! 3.名義変更する 必要書類の用意ができたら、名義変更をしましょう。名義変更は管轄の運輸支局で行います。 ローンありのクルマを相続するかどうかの判断のポイント クルマの使用者が死亡したとき、ローンがあるクルマを相続をするか悩むこともあるでしょう。相続するかどうか悩んだときは、次のポイントに注目して判断してみてください。 ローンの残債と売却額の差異 ローンの残債とクルマの売却額の差がどの程度あるのかを確認しましょう。 クルマの売却額が残債を大きく上回る場合は、相続したほうがよいといえます。ただし、クルマの所有には税金や駐車場代などがかかることも踏まえて判断しましょう。 一方、クルマの売却額がローンの残債を大きく下回る場合は、相続放棄を選ぶことが現実的かもしれません。 クルマに乗りたい理由の有無 故人のクルマに乗りたい理由がある場合は、相続を前向きに検討しましょう。故人が大切に乗り続けてきたクルマを受け継ぎたいと考える方は少なくありません。とはいえ、ローンの残債を支払う必要があるため、現実的な観点から判断することが大切です。 ローンありのクルマを相続した後の対応 ローンがあるクルマの相続後、乗り続けるか売却するかは所有者が決めることができます。それぞれの選び方のポイントについて詳しく見ていきましょう。 乗り続ける クルマに乗り続けたい場合は、そのクルマを維持し続けられるかをよく検討しましょう。相続するクルマや相続する人の年齢・経済状況にもよりますが、古いクルマを受け継いだ場合、修理費が高くなることがあります。そのため、相続したいという気持ちだけで決めるのではなく、相続後の維持についてもしっかりと考えておきましょう。 売却する ローンが残っているクルマの相続後、乗り換えのタイミングになったときは売却を検討しましょう。自動車税の重課や修理費用が多額になるなど、長く乗り続けることでさまざまな経済的な問題が出てきます。 相続したクルマをなるべく高く売りたい、価値に見合った値段で引き取ってもらいたいと考える場合は、そのクルマの年式に応じて買取業者を選ぶことをおすすめします。たとえば旧車王は、初度登録年月から10年以上経過した旧車を得意としています。長年乗り続けているクルマを売るときは旧車王の利用を検討してみてください。 まとめ ローンが残っているクルマを相続するかどうかは、相続人で話し合って決めます。相続する場合は、ローンも引き継ぐため、残ったローンを支払うことができるか、維持できるかなどを確認しましょう。相続放棄する場合は、クルマ以外の財産も放棄することになるため、相続放棄は慎重に検討してください。
車のトラブルが起きたときに頼りになるのがJAFです。今回は、JAFに故障車の移動を依頼する際のポイントを解説します。また、その他のロードサービスとの違いについても解説していますので、JAFに入会しようか検討している方やロードサービスについて知りたい方は参考にしてみてください。 JAFには故障車のレッカー移動を依頼できる 車が故障したときは、JAFにレッカー移動(ロードサービス)を依頼できます。JAFのサービスは多岐にわたり、その中でも代表的なのが「故障車の移動」です。 JAFのロードサービスは、JAFの会員以外も利用できます。利用料金は、JAF会員の場合は15kmまで無料、以降1kmごとに730円で、非会員の場合は1万3,130円〜です。 故障車のレッカー移動が必要になるケース 車の故障には、自走できるケースと自走できないケースがあります。レッカー移動が必要となる場合は、「自走できないケース」です。 自走できない車の故障には、タイヤのパンク、交通事故、運転に支障がある故障などがあります。車が故障したときにレッカー移動が必要かどうかわからないときはJAFに問い合わせて、レッカー移動が必要かどうか聞いてみるとよいでしょう。 JAFに故障車の移動を依頼するときに知っておきたいポイント ここからは、JAFに故障車の移動を依頼するときに知っておきたいポイントを5つ紹介します。車が故障し、JAFにロードサービスを依頼するときには、次のことを覚えておくとよいでしょう。 2名まで同乗できる JAFにロードサービスを依頼したときは、最大2名までJAFのサービスカーに乗ることができます。JAFのサービスカーによっては1名までしか乗ることができないケースがあるため、ロードサービスの依頼をするときに何人まで同乗できるか確認しておくとよいでしょう。もし、サービスカーに同乗できない場合は、公共交通機関やタクシーなどの利用を案内してくれます。 到着までの目安時間 JAFや自動車保険のロードサービスの到着時間は、そのときどきで異なりますが、おおよそ1時間前後かかるといわれています。そのため、直近に予定がある場合は、関係者に遅れる旨を伝えたり予定をキャンセルしたりする必要があるでしょう。楽しみにしていた旅行やレジャーなどの予定への影響を防ぐためにも、日頃から車の点検をしておくことをおすすめします。 JAFの連絡方法 JAFに連絡する方法は、3つあります。 1つめが電話です。ナビダイヤルで繋がる番号と通話料定額プラン用の番号があるため、JAFのサイトで確認してみてください。 2つめが、アプリで呼ぶ方法です。AppleとAndroidのどちらにも対応しています。また、アプリの場合は、GPSで現在地を特定できるため救援場所の説明を省略できたり、アプリの画面で質問に答えるだけでロードサービスを要請できたりします。さらに、ロードサービスカーの「現在地」や「到着時間」を確認することも可能です。 3つめがFAXです。JAFでは、聴覚に障害がある方や会話が困難な方など、電話で連絡のできないドライバーのためにFAXによる救援要請を受け付けています。 JAFの利用料金 JAF会員の料金は、個人・家族・法人で異なります。 個人で入会する場合は、基本的に入会金+年会費で6,000円です。ただし、自動振替や数年分をまとめて支払うと割引が適用されます。詳しくはJAFの公式サイトなどで確認してみてください。 家族で会員になる場合は、個人会員1名につき、5名まで会員になることができます。家族会員の場合は、入会金が無料となり、年会費が半額の2,000円となります。家族でJAFに入会しようと考えている方は、家族会員で入会しましょう。 法人会員の場合は、入会金が2,000円、法人特定会費が2,000円、車両特定会費が2,000円と、合計6,000円で入会できます。2年目以降は入会金が発生しないため、4,000円で継続することが可能です。また、車1台に対し車両特定会費が2,000円かかるため、2台分入会するのであれば車両特定会費が4,000円、3台分入会するのであれば車両特定会費が6,000円となります。 他のロードサービスとの違い 車のロードサービスは、JAFの他にも自動車保険の付帯サービスとして提供されていることがあります。その他のロードサービスとJAFのロードサービスにはどのような違いがあるのでしょうか。 それは、ロードサービスの提供対象が「人」か「車」かです。 JAFのロードサービスの提供対象は「人」のため、自分の車だけではなく、レンタカーや友人の車などを運転した場合に起きたトラブルにおいても、サービスを受けることができます。一方、自動車保険に付帯しているロードサービスの多くは、対象が「車」です。そのため、自分の車以外を運転しているときにトラブルが起きても、ロードサービスを利用できないことが多いでしょう。 手厚いサービスを受けたいのであれば、JAFの会員になっておくことをおすすめします。
2007年にデビューしたR35 GT-Rは、モデルイヤー制によって毎年進化を続けている車輌です。長きにわたる歴史の中でも前期型と後期型では、さまざまな点に違いがあります。今回は、R35 GT-Rの時期ごとの違いについて解説します。 R35 GT-Rの前期・後期の分類 R35 GT-Rの前期・後期の分類方法は、メディアやジャーナリストなどによって異なります。 2007年から続くR35 GT-Rの歴史の中で大きな転機となった出来事のひとつに開発責任者が変わったことが挙げられるでしょう。開発責任者は、基本設計や開発から2013年モデルまでが水野和敏氏、2014年モデルからは田村宏志氏となっています。 前期 R35 GT-Rの基本設計・デザイン・開発など全責任を一任され「日産 GT-R」をデビューさせたのは水野和敏氏です。 ニュルブルクリンク北コースでのタイム計測や走行テストなどを実施し、世界に通じるマルチパフォーマンススーパーカーをゼロから作り上げました。R35 GT-Rの生みの親である水野和敏氏は、PM(プレミアム・ミッドシップ)パッケージや3.8L V型6気筒ツインターボエンジン(VR38DETT)など、現在のGT-Rにも受け継がれている基本設計を手がけた天才エンジニアと言われる人物です。 水野和敏氏が携わったR35 GT-Rは、2013年モデルまでとなっています。 後期 水野和敏氏からR35 GT-Rの開発を受け継いだのは田村宏志氏です。田村宏志氏は、2014年モデル以降のR35 GT-Rの開発を手がけています。 2014年モデルからは、グランドツーリング性能を重視したGT-Rとなりました。また、サーキット走行や走りそのものを楽しめるNISMOをラインナップしたことも注目すべきポイントです。 R35 GT-Rの前期・後期の違い R35 GT-Rは、デビューから基本的なパッケージやエンジン型式などを変更することなく、モデルイヤーやマイナーチェンジを通じて、性能向上やバリエーションの変更などをしてきました。ここからは、前期と後期の違いについて深掘りしていきます。 デザイン エクステリアやインテリアのデザインは、デビュー当時から基本的に変わっていません。ただし、ヘッドライト内のポジショニングランプ、バンパー形状、リアウィングなどのディテールに違いがあります。 特に大きく変わったのは、2014年モデルと2017年モデルと2024年モデルです。 2014年モデルでは、ヘッドライト内のポジショニングランプに稲妻のようなラインが入れられました。また、2017年モデルでは、フロントバンパーのデザインを変更しワイド感と安定感を演出する造形が取り入れられています。 2024年モデルでは、フロントバンパーやLEDデイライトのデザイン、リアウィングの形状が変更されました。 馬力 エンジンの出力は、2007年の販売開始当初は480馬力でしたが、モデルイヤーやマイナーチェンジのタイミングで徐々に向上させてきました。R35 GT-Rの中で最も高出力なモデルは、高性能スポーツグレードであるNISMOです。その最高出力は、600馬力となっています。 2024年モデルでは、ベーシックな「ピュアエディション」でも570馬力を発生させます。デビュー当時と比較すると90馬力も出力が向上していることから、GT-Rの進化を感じることができるでしょう。 機能 機能の面では、パドルシフトがステアリングと連動するようになったり、Apple CarPlayに対応したりするなど、時代の変化とともに快適性を向上させています。 R35 GT-Rの前期・後期の選び方 R35 GT-Rは、デビュー以降絶えず進化を続け、世界中の車好きを魅了してきたモデルです。そのため、どのモデルでも十分に満足できる走りを体感できるといえるでしょう。 ここまで解説してきた前期型と後期型のどちらを選ぶか悩んだ場合は、何を基準に選べばよいのでしょうか。 世界に通じる走りを楽しむなら前期型 世界一過酷なサーキットといわれるニュルブルクリンク北コースでの性能を基準とした走りを楽しみたいなら、水野和敏氏が開発責任者として携わっていた2007年モデルから2013年モデルである前期型がおすすめです。 日常をスポーツドライブにしたいなら後期型 日頃の運転をスポーツドライビングにしたり、遠出をするときの快適性(グランドツーリング性)を求めたりするなら2014年モデル以降の後期型がおすすめです。
日本が世界に誇るスーパーカー「日産 GT-R」には、どのようなグレードがあるのでしょうか。今回は、R35 GT-Rのグレードの違いについて解説します。なお、本記事で解説しているグレードは、2024年モデルのR35 GT-Rのグレードです。 R35 GT-Rのグレードの種類 R35 GT-Rには、ベーシックな「ピュアエディション」から高性能スポーツグレードの「NISMO」まで、大きく分けると5グレード、細かく分けると8グレードあります。 2024年モデルは、前後デザインとリヤウイングを⼀新していることが特徴です。これまで蓄積してきた技術、GT-R NISMOの開発における知⾒、最新のシミュレーション技術など、さまざまなテクノロジーを駆使することで、空気抵抗を抑えながらダウンフォースを向上させることに成功しました。 Pure edition Pure editionは、R35 GT-R 2024年モデルの中で最もベーシックなグレードです。インテリアは、ブラックが基調となっており、前席本革・パールスエードコンビシートが装着されています。 Premium edition Premium editionは、Pure editionの装備に、BOSEサウンドシステム(CD一体AM/FMラジオ、11スピーカー)、アクティブノイズコントロール、アクティブサウンドコントロールが追加されることが特徴です。 Premium edition T-specには、専用の本革巻ステアリング、ディンプル付本革巻シフトノブ、ドアグリップ、キッキングプレート(エンブレム付)、専用カーボンセラミックブレーキ、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール(ブロンズ)に加え、Premium edition T-spec専用内装(専用内装色コーディネーション、アルカンターラインストパネル、アルカンターラサンバイザー)が装備されています。 Black edition Black editionは、ブラック×レッドステッチのインテリアパーツや専用RECARO製シート(専用カラー、運転席/助手席)などが装備されているグレードです。 Track edition engineered by NISMO Track edition engineered by NISMOは、ブラック×レッドステッチのインテリアパーツ、専用RECARO製シート(専用カラー、運転席/助手席)、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール(NISMOレーシングブラック)専用ランフラットタイヤ(DUNLOP SP SPORT MAXX GT 600 DSST)が装備されます。タイヤサイズは、フロント:255/40ZRF20(101Y)、リヤ:285/35ZRF20(104Y)です。 Track edition engineered by NISMO T-specでは、専用カーボンセラミックブレーキ、カーボン製トランクリッド(トリムレス、本革プルストラップレス仕様)が追加されます。 GT-R NISMO GT-R NISMOは、専用チューニングがされたエンジン(600ps/652Nm)を搭載し、専用エクステリアや専用インテリアが装着されています。 GT-R NISMO Special edition GT-R NISMO Special editionは、GT-R NISMOにクリア塗装のNISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)、専用カラーのアルミ製ネームプレート、レッドトリム加飾がされた専用レイズ製アルミ鍛造ホイールが装備されています。 R35 GT-Rのグレードの選び方 R35 GT-Rのグレードに悩んだときは、日常使いからスポーツ走行まで楽しむことができるモデルを求めるのか、スパルタンでスポーツカーらしい走りを求めるのかという基準で選ぶとよいでしょう。 日常使いからスポーツ走行まで楽しむことができる車を求めているのであれば、Pure edition、Black edition、Premium editionがおすすめです。 スパルタンでスポーツカーらしい走りを求めているのであれば、GT-R NISMOやGT-R NISMO Special editionなど、「NISMO」の名を冠しているモデルがよいでしょう。 R35 GT-Rのグレード以外に見るべきポイント R35 GT-Rを検討しているときは、車両本体のことだけでなく、税金や任意保険料、タイヤ交換やオイル交換などのメンテナンス費用といった、維持費についても確認しておきましょう。R35 GT-Rを購入するときは、購入時のことだけでなく、維持し続けられるかどうかということもチェックしてから買うことが大切です。