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今後価値が高騰し、値上がりしそうな旧車・ネオクラシックカー15選

目次
1.■旧車の価格はなぜ高騰するのか? 2.■価値が上がりそうな日本車 3.■価値が上がりそうな輸入車 4.■まとめ

クルマの購入時に気になるのが、資産としての価値。せっかくクルマを買うなら、価値が上がって高くなっていったほうがいいですよね。多くのクルマが購入すると時間の経過とともに価値が下がっていく一方で、一部のクルマは旧車市場で価値が上がり高額で取引されることがあります。そこで今後、価値が上がる可能性のある日本車と輸入車のクラシックカーを予想してみましょう。

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■旧車の価格はなぜ高騰するのか?

旧車が値上がりするのには、いくつかの要因がありますので整理してみましょう。

●旧車市場での需要:

日本はもちろん海外でも旧車は売り買いされています。需要が多ければ、そのぶんだけ価値が上がっていきます。国外では、とりわけ北アメリカやヨーロッパで旧車市場が活況です。

●希少価値:

新車としての販売台数が少ない車種や、販売終了して久しい車種は、時間の経過とともに故障や廃車などにより市場に流通する台数が減少していくため希少性が高まっていきます。そのなかで、旧車愛好家に人気があるクルマは価格が上昇していきます。

●カスタムやレストア:

クルマをカスタムやレストアして乗るオーナーがいます。自分の所有物を最大限に楽しむことは素晴らしいですが、クルマ本来の状態は失われていきます。オリジナルの状態に近いほうが、旧車としては価値が高まっていく傾向があります。しかし、時間の経過とともにオーナーが変わり、オリジナルの状態が失われる可能性がでてきます。

●規制の影響:

国によっては、排ガスや環境の規制が厳しくなり、登録が困難になる前に憧れの旧車を購入する動きが見られます。

またアメリカには、製造から25年が経過すると右ハンドルのクルマをそのまま輸入してクラシックカーとして登録できる「25年ルール」があります。そのため、25年を境にアメリカで日本の旧車の需要が増えるのです。

●知名度:

「レースに出場した」「映画に登場した」「ゲーム化された」など脚光を浴びると、人気を集めることがあります。

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■価値が上がりそうな日本車

●1.日産 スカイライン GT-R(R32・R33・R34):

スカイライン GT-Rシリーズは根強い人気があり、特にR32・R33・R34のモデルは今後も価値が上がる可能性が高いでしょう。R34は海外からの需要が高まっており、もともと生産台数が少ないため、価格が上昇することが考えられます。

●2.日産 シルビア(S13・S14・S15):

シルビアは、ドリフトカーとして認知されていてコアなファンがいます。年々、コンディションが良好なものが少なくなっています。S13やS14もそうですが、とりわけS15は価値の上昇が期待できます。

●3.日産 フェアレディZ(Z31):

日産のスポーツカーで、海外でもよく知られています。グランドツーリング志向が強く、ターボチャージャー搭載モデルは特に人気です。

●4.ホンダ NSX(NA1・NA2):

初代NSXはホンダが誇るミッドシップスポーツカーで、フェラーリにも引けを取らない技術と性能を誇りました。アルミボディやVTECエンジンといった先進的な技術が採用され、開発には伝説のF1レーサーであるアイルトン・セナも参加しました。

●5.ホンダ プレリュード:

デザインが洗練されている5代目ホンダ プレリュード。​ステアリングにトルクベクタリングを採用するなど、先進技術が注目を集めました。若いコレクターにも人気があります。

●6.トヨタ スープラ(A80):

トヨタのA80スープラは、90年代の国産スポーツカーの中でも特に人気が高いモデルです。パワーと耐久性に優れる2JZ-GTEエンジン搭載車は、人気があります。北米市場での需要が高まっており、価格が上昇しています。

●7.マツダ RX-7(FD3S):

RX-7 FD3S型は、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。特徴的な設計と独特の走りで、ファンを魅了しています。パーツの入手が困難な場合もありますが、根強く支持されています。

●8.三菱 ランサーエボリューション(エボV~エボIX):

三菱のラリーカーとして名を馳せたランサーエボリューションシリーズ。エボVからエボIXまでのモデルが、特に人気です。高性能な4WDターボを誇り、世界ラリー選手権で認知度を高めました。

●9.スバル インプレッサ WRX STI(GC8・GDB):

スバルのインプレッサ WRX STIは、ターボエンジンを搭載したAWDスポーツカーです。GC8(初代)とGDB(2代目)は軽量で扱いやすく、ファンに人気です。

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■価値が上がりそうな輸入車

●11.デロリアン DMC-12:

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名になったデロリアン DMC-12。ステンレス鋼のボディは、一目ですぐわかるデザインです。​ノスタルジーの高まりにより、近年になって価格が高騰しています。

●12.フェラーリ 400・412:

4シータークーペであるフェラーリ 400と412。優雅なデザインで、V12エンジンを搭載しています。創業者エンツォ・フェラーリの最後のモデルとして近年、評価が高まっています。

●13.ボルボ P1800:

ボルボ初のスポーツクーペであるP1800は、高い耐久性もさることながら絶妙なフォルムのデザインがファンを唸らせます。イギリスのテレビドラマ『セイント 天国野郎』で主演のロジャー・ムーアが運転したことでも知られ、若者に人気です。

●14.BMW ミニ クーパーS:

BMWが復活させた初代ミニ クーパーSは、クラシックな外観ながらスポーティーな走行性能があります。​近年、緩やかに価値が上がってきています。

●15.フォード ブロンコ II:

約四半世紀ぶりとなる2020年にフォードがブロンコを復活させました。これに伴い、3ドア ワゴンのフォード ブロンコ IIの人気が上昇しています。価格帯が手頃なことから、若者にも人気があります。今後も需要が見込まれているため、価値が上昇すると見られています。

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■まとめ

このなかにお目当ての旧車はありましたか。クルマを買うのには、いろいろな理由があるでしょうが、自分の利用ニーズにあっているものを選びたいものです。そして所有して乗っているうちに価値が目減りしていくどころか、その逆に高騰したらこんなに嬉しいことはないですよね。

[画像/Toyota,Nissan,Honda,Mazda,Mitsubishi,Volvo,BMW MINI,Ford・ライター/Takuya Nagata]  

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