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取材時や原稿を書く際に気をつけている話[その2]

思うところがあったので前回のつづきを。

取材時や原稿を書く際に気をつけていることといえば・・・そう「コメント対策」だ。

メディアのFacebookページやヤ○コメなど、想定外な書き込みは日常茶飯事。

こればっかりはメディアの記事として世に配信する以上、洗礼というか、避けてとおれない道だと思う。

コラム記事ならフルボッコにされるのは自分だけで済むことが多いのでまだいいのだが、これがオーナーインタビューやイベント、ショップなどの取材記事だと本当に気を遣う。

取材を受けてようやく記事となり、世に出たことが逆効果になってしまってはあまりにも申し訳ないからだ。

ある日気づいたのだが、好意的なコメントが多いときはネガティブなものは書き込まれにくい。

不思議なもので、仮に書き込まれたとしても見知らぬ誰かがフォローしてくれたり・・・と、大事にならず沈静化する。

やっかいなのはネガティブコメントが蔓延したときだ。

これまた不思議なもので、後から後からネガティブなコメントが書き込まれていく。

好意的なコメントはかき消され、罵詈雑言の嵐と化す。

まさに負の連鎖だ。

これを世の中では「炎上」というのかもしれない。

こうなると、経験上はスルーに徹し、沈静化するのを待つのが得策だと思う。

仮に執筆者が出て行って申し開きをしたとしても、対応を誤ると火に油を注ぎかねない。

この記事はコメント欄が荒れるだろうなということは、記事のタイトルなどで概ね察しがつく(当然ながら、自分の意に反して依頼された原稿を書かなければならないこともあるわけで)。

最近公開されたある記事も、オーナーがやむを得ない事情で愛車を手放さなければならないというケースを取材した内容だった。

「結局、そこまで愛情がなかったんでしょ」といった類いのコメントが書き込まれることを予想して、文中に迎撃態勢をとっておいた。

それでもというか、やはりというか、予想していたネガティブコメントが書き込まれた。

この種の書き込みをする人は「オーナーがこのコメントを読むかもしれない」ということが慮れないのだろうか・・・。

なかには「よく読めば分かるだろうよ・・・」とツッコミたくなるようなコメントも少なくないのだが、もちろん静観する。

ライターによって考え方はさまざまだろうが、個人的には自分が書いた記事のコメントは読まない方が精神衛生上は健全でいられるような気がしている。

たしかに、コメントを読むことで思わぬ発見や気づきがあることも事実だが、それ以上の返り血を浴びることもしばしばだ。

ヤ○コメなんてこの世から消えてしまえ!といいたいところだけど、これがガス抜きになっている人もいるだろうし・・・。

なくてはならない、文字どおりの必要悪(あ、いっちゃった)なのかもしれない。

[画像/Adobe Stock ライター/松村透]

 

 

 

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