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2021年11月に、ホンダのユニークなトールワゴン「S-MX」が25年ルール解禁となりました。1996年に登場した革新的なデザインと実用性を兼ね備えたS-MXは、25年ルールの解禁により海外からの注目が高まる可能性があります。
今回は、S-MXの25年ルール解禁の背景と今後の市場動向、そしてこのユニークなクルマの魅力について詳しく解説します。旧車愛好家の方や売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
2021年11月にS-MXが25年ルール解禁!
2021年11月に、ホンダ S-MXの25年ルールが解禁されました。S-MXは1996年から2002年まで製造されたトールワゴンです。当時の若者をターゲットとして、フロントバンパーやリアスタイルを中心に独創的なスタイリングに仕上げられました。メーカー純正のほか、有名パーツメーカーである無限からもカスタムパーツが数多く販売され、自分好みにカスタマイズする趣味車としての側面も強いモデルです。
海外でも日本独特のコンパクトなクルマとして、25年ルール解禁をきっかけにS-MXへの関心が高まる可能性があります。
旧車王の販売中車輌
🚗入庫速報🚗
コンディション良好なER34スカイラインをお譲りいただきました。右フロントに軽微な歪みがある修復歴こそありますが、走行や安全面への影響はほぼなし。それ以上に魅力が詰まった1台です。
ボディカラーは、あの“ライトニングイエロー”。もちろん純正オリジナル。… pic.twitter.com/tiVAM3FGJ0— ガレージカレント直販センタ (@GC__direct) July 3, 2025
🚗入庫速報🚗
国産快速ワゴンの絶滅危惧種——エボワゴン、入庫です。SUV全盛のいま、“走れるワゴン”を探すならこれ一択。
セダン譲りの低重心とドライビングポジションを持ちながら、
ラゲッジはしっかり広くて実用的。
「速さも快適性も欲しい」——そんな欲張りな大人のための1台です。… pic.twitter.com/L6a6tU9wZX— ガレージカレント直販センタ (@GC__direct) July 3, 2025
そもそも25年ルールとは?
25年ルールとは、製造から25年以上経過した右ハンドルのクルマをアメリカ国内にそのまま輸入できる法律の例外にあたる特別ルールのことです。
アメリカでは、原則として右ハンドル車を輸入できません。つまり、日本車やイギリス車などをそのまま輸入することができないのです。しかし、製造から25年が経過したクルマであれば、クラシックカーとして登録することが可能となるため、右ハンドル車である日本車やイギリス車をそのまま輸入できるようになります。
この制度により、日本で製造されたクルマがアメリカで新たな評価を受ける機会を得て、中古車市場にも大きな影響が出ています。
▼詳しくはこちら
アメリカ「25年ルール」とは?名車の中古相場が急騰するしくみ
25年ルール解禁でS-MXは値上がりする?
25年ルールの解禁により、S-MXの中古車価格に影響が及ぶことが予想されます。ただし、スポーツカーのような劇的な価格高騰は起こりにくいでしょう。
S-MXが値上がりしにくい理由として、まずスポーツ性能を重視したクルマではないことが挙げられます。25年ルールで大幅に価格が上昇するクルマの多くは、GT-RやNSXのような高性能スポーツカーが中心です。一方、S-MXは実用性を重視したコンパクトカーであるため、コレクター需要はそれほど高くありません。
しかし、状態のよい個体や、希少なグレード、低走行車については、従来よりも高値で取引される可能性があります。
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25年ルールが解禁されるS-MXの魅力
S-MXの最大の魅力は、コンパクトなボディサイズと独特なデザインです。ホンダが展開したクリエイティブ・ムーバーの1つであり、目を惹くトールワゴン型のスタイリングに仕上げられています。特徴的なフロントバンパーは一目でS-MXとわかる大胆なデザインが施されており、当時の若年層を中心に人気を博しました。
エンジンには2Lの直列4気筒横置きエンジンを搭載し、最大出力130ps、最大トルク18.7kgf・mを発生。後のマイナーチェンジで最大出力140ps、最大トルク19.0kgf・mにまで引き上げられており、走行性能も重視されていたモデルであることがわかります。
室内空間の広さも魅力の1つで、2列目を前倒しにするスペースアップモードでは、荷室長が1,220mmにまで拡大します。普段使いから大荷物を運ぶアウトドアまで、さまざまなシーンで活躍する1台です。
S-MX以外で2021年に25年ルールが解禁された車種一覧
2021年は、S-MX以外にも多くの魅力的な日本車が25年ルール解禁を迎えました。それぞれの解禁時期を紹介します。
・ウイングロード(5月)
・ステップワゴン(5月)
・3代目シーマ(6月)
・ランサーエボリューションⅣ(8月)
・8代目ギャラン(8月)
・チェイサー100系(9月)
・レグナム(9月)
・ステージア(10月)
・ロゴ(10月)
・5代目プレリュード(11月)
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まとめ
2021年11月に25年ルール解禁となったホンダ S-MX。劇的な価格高騰は期待できませんが、これまで適正に評価されなかった実用性や技術力が再認識される機会となるかもしれません。
S-MXをはじめとする1996年に誕生した日本車は、バブル経済崩壊後の厳しい状況下で開発された、日本の自動車メーカーの技術力と創造性を示すモデルが多く存在します。これらのクルマが海外で新しい価値を見出されることは、日本の自動車文化の多様性を世界に発信する重要な機会だといえるでしょう。
旧車王では、10年以上経過した古いクルマを専門に買取事業を展開しており、S-MXのような古いクルマの価値を適正に評価いたします。S-MXの売却をご検討の際は、ぜひ旧車王にご相談ください。