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クルマのライトの修理はどこに依頼すればいい?自分で修理しても問題ない?
旧車の再生と維持 24.05.21

クルマのライトの修理はどこに依頼すればいい?自分で修理しても問題ない?

走行中の飛散物や事故などによってクルマのライト類が損傷した場合、早めに修理しなければなりません。今回は、クルマのライトが損傷したときの修理の依頼先、費用の相場、交換方法に加えて、ライト類の修理をしなかったときのリスクについて解説します。ヘッドライトが傷ついてしまった方や修理を考えている方はぜひ参考にしてみてください。 ヘッドライトの修理の依頼先 クルマのライト類のなかでも損傷しやすいのは、クルマの前方に取り付けられているヘッドライトです。ここでは、ヘッドライトが損傷した場合の修理の依頼先について紹介します。 ディーラー ヘッドライトの修理の依頼先として最初に思い浮かべるのは、クルマを購入したディーラー(販売店)ではないでしょうか。 クルマの修理や点検・整備、車検などを実施しているディーラーではヘッドライトの修理も受け付けています。また、純正品を用いて修理するため、安心してクルマを預けられるでしょう。 ただし、純正品を使用する場合には費用が高額になりやすい傾向があります。そのため、ディーラーに依頼する際には、事前に見積もりを取って整備工場やカー用品店と費用を比較したほうがよいでしょう。 整備工場 整備工場は、その名前のとおりクルマの整備や修理を専門としており、ヘッドライトの修理や交換を依頼できます。また、中古品を使った修理によって費用を抑えられます。 ただし、ヘッドライトの交換や修理を依頼する場合は、法令で定められている光軸調整を実施してくれるかどうかを確認しておくことが重要です。部品交換だけで済ませる整備工場に依頼すると、整備不良で車検に通らなくなる可能性があるため、慎重に依頼する工場を選びましょう。 カー用品店 カー用品店でも、ヘッドライトの修理や交換に対応している場合があります。すべてのカー用品店で実施しているわけではありませんが、車検を実施していたり、点検・整備を行っているカー用品店であれば、ヘッドライトの修理や交換も受け付けているでしょう。 カー用品店に依頼するメリットは、好みのバルブ(電球)やライトに交換できることです。また、カー用品店に依頼するときは、整備工場と同様に光軸調整や法律に則ったバルブに交換してくれるかなどを確認してから依頼先を選びましょう。 ガソリンスタンド 車検や点検・整備を実施しているガソリンスタンドでは、ヘッドライトの修理や交換が可能です。ただし、バルブ交換のみ対応しているところもあるため、ヘッドライトそのものが損傷している場合は、受け付けてもらえない可能性があります。ガソリンスタンドに依頼する際には、どこまで対応可能なのかをあらかじめ問い合わせておきましょう。 ヘッドライトの修理費用の相場 ヘッドライトの修理費用は、バルブ交換、レンズの修理、本体交換など、場所と内容によって異なります。修理内容別の費用相場は以下のとおりです。 ・バルブ交換:1,000円〜1万円程度・レンズの修理(ヘッドライトのヒビや割れ):1万〜5万円程度・ヘッドライトユニットの交換:3万円程度〜 ヘッドライトの修理は自分でできる? ヘッドライト交換は、基本的に部品を取り外して付けるだけの作業であるため、自分でも実施できます。 ただし、ヘッドライトを交換した際には光軸調整も必要です。この光軸調整には、専門知識が必要で、なおかつ車検の合否にも影響するため、慎重に行わなければなりません。 どのように調整すればいいのかわからない場合は、ディーラーや整備工場に依頼したほうがよいでしょう。 ヘッドライトの修理・交換にかかる期間 ヘッドライトの修理や交換にかかる期間は、短くて数分、長いと数日程度です。バルブ交換だけであれば、数分で作業が完了します。しかし、ヘッドライトユニットそのものを交換する際は部品の取り寄せや脱着、光軸調整が必要なため、数日かかる場合があります。 そのため、見積もりをとったときに、修理期間も合わせて確認しておきましょう。また、ヘッドライトの修理や交換に日数がかかる場合は、代車を用意できるかも確認しておくことが大切です。 ヘッドライトの破損を放置するのは違反になる? ヘッドライトをはじめとするライト類の破損や球切れなどをそのままにしておくのは整備不良(違反行為)とみなされます。そのため、破損や球切れに気づいたら早めに修理や交換をしてください。 また、ヘッドライトやテールランプなどのライト類が故障していたり不具合が起きていたりすると、走行中に周囲の交通に危険を及ぼす可能性があります。安全にクルマを走らせるためにも、ライト類の破損は放置にしないようにしてください。                                           ヘッドライトの修理費用を抑える方法 ヘッドライトの修理費用を抑える方法の一例は、以下のとおりです。         ・メーカー保証を利用する・複数の業者から見積もりを取る・中古品やリビルト品を使う・保険で直すなど 上記の方法を利用すると、出費を抑えられます。ただし、それぞれにメリットやデメリットがあるため、ディーラーや整備工場の担当者と相談しながらどの方法で修理するか決めましょう。 ヘッドライトの交換が必要になるケース ヘッドライトやテールランプなどのライト類は、故障や損傷だけでなく、光量が減少してきたときにも交換が必要です。夜間の走行中に前方が見えにくいと感じたときは、一度ディーラー・販売店や整備工場などに相談するとよいでしょう。 まとめ ヘッドライトやリアコンビランプなどのライト類は、不具合やトラブルが発生すると整備不良として取り締まられたり、車検に合格できなかったりします。このようなことから、ライト類にトラブルが発生したら、早めにディーラーや整備工場などに相談して対処することが重要です。

タイヤがパンクしたら修理はどうする?依頼先や費用を徹底解説
旧車の再生と維持 24.01.23

タイヤがパンクしたら修理はどうする?依頼先や費用を徹底解説

タイヤのパンクは、クルマの走行中に起こることが多いトラブルの1つです。近くにディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などがあれば、修理を依頼できます。 この記事では、タイヤのパンク修理の依頼先ごとの特徴や費用、自分で直すことは可能なのかなどについて詳しく解説します。 タイヤのパンク修理の依頼先 タイヤのパンク修理の依頼先として挙げられるのが、町の修理工場、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドです。それぞれの特徴や料金などについて詳しくみていきましょう。 町の修理工場 町の修理工場は、特定のメーカーに限らず幅広い車種の修理を請け負っています。プロの整備士がタイヤの状態を確認して適切に修理してくれるため、安心して依頼できるでしょう。 基本的に新しい部品への交換ではなく修理を前提としているため、費用を抑えたい場合に向いています。また、直接修理を請け負うため、中間手数料が不要なこともメリットです。 ただし、店舗や整備士によってクオリティに差があったり、部品の調達に時間がかかったりする場合があります。特に、修理にかかる時間には車の状態、車種、部品の在庫などさまざまな要因が絡むため、事前に問い合わせることをおすすめします。 ディーラー ディーラーは、新車を販売することが主な業務ですが、タイヤのパンク修理も対応可能です。日頃から利用している店舗であれば気軽に依頼することができ、安心感もあります。 修理費用は他より高めに設定されていることが多いです。たとえばトヨタの一部ディーラーでは、外面修理で2,200円かかります。 営業時間や定休日も決まっているため、急いで修理してほしいときに対応してくれるとは限りません。修理を依頼したいときは事前に可能かどうかを確認する必要があります。 カー用品店 カー用品店は、安価でスピーディーにパンク修理をしてくれます。たとえばオートバックスでは、1,650円〜対応してもらえます。 また、タイヤを豊富に扱っているため、タイヤ交換が必要となった場合にも対応できます。修理は可能ですが、外面修理しか対応していない店舗も多いです。その際には、外面修理しか対応していない店舗の場合、タイヤの傷口を接着剤で表面からふさぐことしかできないため、どの修理法に対応しているのか事前に確認しておく必要があります。 ガソリンスタンド ガソリンスタンドもタイヤがパンクした際の修理先としてよく利用されています。 ピットが併設されている大手ガソリンスタンド(例:ENEOS、コスモ石油、出光)であればパンク修理を受け付けている場合が多いです。 店舗数が多いため、すぐに見つけることができますが、応急処置しか請け負っていない場合もあります。また、対応の可否や修理にかかる料金はガソリンスタンドによって異なるため、各店舗に問い合わせて確認しましょう。 タイヤ交換が必要になる場合は、取り寄せなければならないことがあります。ガソリンスタンドで取扱っているタイヤの種類はそれほど多くありません。そのため、取り寄せることになった場合は時間がかかります。 タイヤのパンク修理の料金 タイヤのパンク修理には、外面修理と内面修理の2つの方法があります。それぞれ料金も異なり、請負ってくれない場合もあるため、事前に知っておきましょう。 修理依頼先 外面修理 内面修理 町の修理工場 1,000〜3,000円 5,000円程度 ディーラー 2,000円程度 5,000円程度 ガソリンスタンド 1,500〜2,000円 請負がない場合が多い カー用品店 1,000〜2,000円 請負がない場合が多い タイヤ専門店 1,000〜2,000円程度 3,000〜5,000円程度 外面修理 タイヤのパンク修理でもっとも一般的で簡易的な方法が外面修理です。タイヤに異物が刺さった場合、その部分に棒状のゴムを差し込み、強制的に空気を止める方法やタイヤの外側から修理剤を用いて補修する方法などがあります。タイヤをホイールから外さずに修理できるため、施工時間の短縮と作業工賃も安く抑えることができます。 ただし、外面修理はあくまでも応急処置です。修理した部分から再度空気が漏れる可能性が高く、基本的に2回目の修理ができないため、空気漏れが再発した場合はタイヤを交換しなければなりません。 内面修理 内面修理では、タイヤをホイールから取り外して補修作業を行います。タイヤの内側までしっかり点検でき、パンクの穴とタイヤの内面をパッチを用いて補修するため、エア漏れの心配がなく、修理後の耐久性にも優れています。 ただし、ホイールを車体から外し、タイヤをホイールから外して施工するため、施工時間が長くなるうえに作業工賃も高くなります。タイヤ専門店やカー用品店で主に対応していますが、店舗によっては内面修理を行っていない場合もあります。 タイヤのパンク修理にかかる時間 外面修理は、作業時間が短く、20分程度で完了することがほとんどです。パンクしている場所を特定するのに時間を要する場合は目安以上に時間がかかる場合もあります。 内面修理は、ホイールからタイヤを取り外す必要があるため、補修作業にタイヤの着脱作業を含めて60分程度かかります。 タイヤ交換が必要なケース パンクしたタイヤの状態によっては修理ができない場合もあります。その場合は、タイヤ交換が必要で、当然ながら費用も高くなります。どのような状態でタイヤ交換が必要になるのか詳しく解説します。 接地面以外に異物が刺さっている タイヤの接地面以外の側面や角に釘などが刺さって破損している場合は、タイヤを交換する必要があります。接地面とは「タイヤが道路に接している部分」のことです。 ひび割れしている タイヤがひび割れており、内部にまで達している場合は、タイヤを交換しなければなりません。そのまま放置するとひび割れが深くなり、そこから空気が漏れることでさらに空気圧が低下し、ますますひび割れが進行してしまいます。 パンクしたタイヤで走行するとどうなる? タイヤがパンクしたまま走行を続けるとゴムの内部に破損やダメージが発生しやすくなります。パンクしたタイヤは、空気が抜けて低内圧になっているため、タイヤを引きずったまま走行するような状態になり、引きずり痕ができてしまいます。修理ができなくなるだけでなく、大事故につながる可能性もあるため、タイヤがパンクしたまま走行することは絶対にやめましょう。 パンクしたタイヤは自分で修理できる? タイヤのパンクの度合いが軽く、外面修理であれば、自分で修理を行うことも可能です。その場合には、市販のパンク修理キットを使用します。修理キットはあくまでも一時的な処置なので、あとからプロに依頼してきちんと修理してもらうことをおすすめします。 タイヤの寿命を延ばす方法 パンクやバーストなどタイヤに関連するトラブルや不具合を防止するためには、タイヤの寿命を延ばすための日常点検が欠かせません。 タイヤの日常点検には、目視確認と空気圧チェックがあります。 タイヤの目視確認では下記を確認しましょう。 ・タイヤ接地面に異物が刺さっていないか・タイヤの側面のひび割れ・亀裂や損傷がないか・残り溝の深さが十分にあるか 空気圧チェックでは以下の点を確認します。 ・空気圧が均等に減っているか(1本だけ異常に減っている場合はパンクしている可能性が高い)・規定空気圧に調整する(空気圧の高すぎまたは低すぎは偏摩耗の原因となります) また、定期的なローテーションもタイヤの寿命を延ばす方法の1つです。定期点検や車検のとき、冬用タイヤまたは夏用タイヤに交換するときなど、タイヤを外すタイミングでローテーションを行うとよいでしょう。 夏用タイヤや冬用タイヤを保管するときは、暗く涼しい場所に保管しましょう。直射日光が当たったり、雨に濡れたりすると、タイヤそのものが劣化してしまうため、次のシーズンに使用できなくなる場合があります。 まとめ どれだけ注意していても起きてしまうのが、タイヤのパンクです。車の走行中にパンクしてしまった場合、まずは停車し、自分の目で状態を確認した後に、状態に応じて町の修理工場、ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンドなどに修理を依頼してください。パンクしたまま走行するとタイヤが破損し、修理が不可能になってしまう危険性があるので絶対にやめましょう。 また、軽度であれば修理キットを用いて自分で対処することもできますが、あくまでも応急処置ということを覚えておくことが大切です。

クルマのサイドミラーの修理の依頼先は?修理費用の目安や所要時間も解説!
旧車の再生と維持 23.11.29

クルマのサイドミラーの修理の依頼先は?修理費用の目安や所要時間も解説!

クルマのサイドミラーが割れたり傷ついたりした場合、どこに修理を依頼すればよいのでしょうか。修理費用や修理にかかる時間など、さまざまなことが気になるものです。ミラーが割れた場合は安全確認に支障をきたすため、なるべく早く修理することが大切です。 この記事では、クルマのサイドミラーの修理をどこに依頼すればよいのかや修理にかかる費用について詳しく解説します。 クルマのサイドミラーの修理の依頼先 クルマのサイドミラーの修理は、ディーラーや町の修理工場、カー用品店に依頼できます。依頼先によって費用や修理期間が異なるため、それぞれの違いを把握しておきましょう。 ディーラー ディーラーとは、自動車メーカーの特約店として契約している正規の販売店のことです。たとえば、トヨタであればトヨタカローラやトヨペットといった店舗を指します。 ディーラーはメーカーの新車や中古車の販売以外に修理も行っており、メーカーの正規品を使用して修理を行うのが特徴です。メーカーの保証対象であれば修理費用がかからない場合もあるでしょう。 ディーラーでの修理の流れは下記のとおりです。 1.見積もりを依頼 2.担当者が自宅へ来訪するか、ディーラーへ車を持っていき、修理箇所の確認と見積もりを行う 3.修理する 部品の取り寄せなどに日数がかかる場合は、車を預けることもあります。 町の修理工場 修理工場はメーカーの正規品以外の部品も使用できるため、クルマに合う安い部品を取り寄せてもらうことが可能です。 修理工場で修理してもらうときの流れは以下のとおりです。 1.見積もりを予約 2.担当者が自宅に来訪するか、工場へ車を持ち込んで見積もりを行う 3.修理する 修理の内容によってはその日に修理してもらえることもあります。部品の取り寄せに日数がかかる場合は、工場に車を預けて修理してもらいます。 カー用品店 カー用品店は、タイヤやエンジンオイル、カーナビなどのクルマ用品を販売している店舗です。たとえば、オートバックスやイエローハットなどがあります。 クルマ用品の販売のみを行っているイメージがあるかもしれませんが、車の修理を行っている店舗もあります。修理ができない店舗もあるため、事前に公式ホームページを確認したり問い合わせてから依頼しましょう。 カー用品店に依頼するときの流れは以下のとおりです。 1.見積もりを予約 2.店舗にクルマを持って行き見積もりを行う 3.修理する ディーラーや修理工場と違い、カー用品店は必ず車を自分で店舗に持ち込みます。部品があればその日に修理をしてもらえる場合もありますが、部品の取り寄せなどに日数がかかる場合は日を改めて来店しなければいけません。 ガソリンスタンド 板金修理を受け付けているガソリンスタンドでは、サイドミラーの修理ができる場合が多いです。近場でサイドミラーを直してもらえる場所を探しているときは、近所のガソリンスタンドに修理ができるか聞いてみましょう。ただし、交換には対応していないことがあります。 クルマのサイドミラーの修理ができるケース・できないケース サイドミラーが損傷した場合、修理できるケースとミラーをモーターごと交換しなければならないケースがあります。修理内容によって対応できる業者が異なるため、交換が必要かどうかを確認してから業者を選びましょう。 ここからは、修理できるケースと交換が必要なケースについて詳しく解説します。 修理できるケース 修理できるケースは下記のとおりです。 ・カバーのみが損傷 ・鏡が割れている 壁などで擦ってしまってカバーに傷がついてしまったり、鏡が割れてしまったとしても損傷した部分のみ交換すればよいため、サイドミラーの交換は必要ありません。 カバーや鏡の交換は、ディーラー・整備工場・カー用品店に依頼できます。ただし、修理の日数は部品の在庫の有無で異なります。部品の取り寄せに日数がかかる場合、その間はクルマを使用できないため、修理期間を確認しておきましょう。 修理できないケース(交換が必要) ぶつけた衝撃でサイドミラーが動かなくなった場合や、損傷がひどい場合は本体の交換が必要です。 たとえば、サイドミラーが開閉しなくなっている場合は、動かしているモーターに異常が生じているため、モーターごと交換しなければなりません。モーターの修理は電気の配線の交換などが必要になるため、カー用品店では修理できません。整備工場であれば修理できるところが多いですが、ディーラーに依頼したほうが安心でしょう。 モーターごとの交換は在庫があればその日に修理が完了する場合もあります。部品を取り寄せる必要がある場合は日数がかかるため、あらかじめ店舗に問い合わせて修理に必要な日数を確認しましょう。 クルマのサイドミラーの修理にかかる時間 修理にかかる時間は、内容によって異なります。 修理・交換内容 日数 かすり傷の修理 即日 鏡のみ交換カバーのみ交換鏡とカバーを交換 在庫があれば即日 モーターごと交換 在庫があれば即日から数日 在庫がない場合は、1ヶ月以上かかる場合があります。また、人気車種かどうかによっても在庫状況が変わるため、早く直したい人はなるべく早めに部品があるかどうか確認しましょう。 クルマのサイドミラー修理にかかる費用 修理費用も修理内容によって異なります。修理内容ごとの費用は下記のとおりです。 修理・交換内容 費用相場 かすり傷の修理 数百円~2,000円 鏡のみ交換 1,500円~3,000円 カバーのみ交換 8,000円~1万円程度 鏡とカバーを交換 1万円前後 モーターごと交換 3万円前後 かすり傷であれば、コンパウンドをカー用品店で購入し、自分で修理することもできます。コンパウンドは数百円で購入可能です。鏡やカバーの交換の場合、部品代があまり高額ではないため、費用は数千円で済むケースが多いでしょう。 モーターごと交換する場合は、3万円前後が相場です。ディーラーに依頼すると、メーカーの正規品を使用するため、修理工場やカー用品店に比べると費用が高くなる場合があります。 しかし、モーターごと交換する場合は後のトラブルを減らすためにも、ディーラーへ依頼するほうが安心です。修理の依頼は、費用だけでなく、修理期間や安全性などを総合的に考えて業者を選びましょう。 サイドミラーの修理で保険を使うか悩むこともあるかもしれませんが、実費で修理することをおすすめします。その理由は、保険を使うと翌年の保険料が上がり、実費で修理した金額以上の保険金を負担しなければならなくなる可能性が高いためです。 ただし、保険を使って修理した場合に、どの程度保険料が上がるかは試算してみなければわかりません。そのため、保険を使った場合と自費で修理した場合の差額を計算してから、保険を使うかどうかを判断しましょう。 クルマのサイドミラーを修理せずに走行する問題点 サイドミラーが故障しても修理せずに走行させても問題ないと考える人もいるでしょう。クルマのサイドミラーを修理せずに走行する問題点は以下のとおりです。 ・法律違反になる ・事故につながる それぞれ詳しくみていきましょう。 法律違反になる かすり傷程度であればそのまま走行していても問題ありません。しかし、見るからにカバーや鏡が割れていたり、モーターが動かなくなったりしている場合は、法律違反になります。道路交通法では「交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等を運転させ、又は運転してはならない」と定められています。 どの程度損傷していたら修理しなければいけないかは具体的に決められてはいません。損傷の程度が「交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある」と考えられる場合、修理をしなければ道路交通法の定めにより、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が課せられる可能性があります。 カバーやミラーが割れている場合や、モーターが動かなくなっている場合は速やかに修理をしましょう。 出典:道路交通法 第六十二条・第百十九条 事故につながる サイドミラーが故障しているのに走行していると、以下のような事故につながる危険性があります。 ・カバーの破片が走行中に飛び、歩行者や他の車に当たる ・ミラーが走行中に外れて、歩行者や他の車に当たる ・鏡が割れていて後方確認が十分にできず、歩行者や車・バイクと衝突する ・ミラーの角度調整ができず、後方確認が十分にできないため、歩行者や車・バイクと衝突する 事故につながる危険のある故障はすぐに修理しましょう。 クルマのサイドミラーを自分で修理する方法 ミラーは自分で修理できます。ただし、ミラーが壊れたときは周りの塗装もはがれている場合が多いため、きれいに仕上げることはほぼ不可能でしょう。ミラー本体の交換は、新しいミラーや配線を取り外す剥がし器やラチェットなどの工具があれば自分でできます。 交換の手順は、以下のとおりです。 1.内張りを剥がす 2.配線を取る 3.サイドミラーを付ける 4.内張りを元に戻す 5.動作確認をする ミラー本体の交換は配線を間違えると正しく作動しません。安全面で考えても業者に依頼するほうがよいでしょう。 まとめ  今回は、ミラーの修理の依頼先や費用、期間について紹介しました。 ミラーを修理したい場合は、ディーラーか修理工場、カー用品店に依頼しましょう。修理の内容によっては即日修理完了が可能です。修理工場とカー用品店には正規品を使わない選択肢があるため、費用を抑えたい方に向いています。 それぞれの特徴を踏まえ、自身に適した依頼先を選びましょう。

車の塗装剥がれの修理費用と防止方法
旧車の再生と維持 23.11.29

車の塗装剥がれの修理費用と防止方法

大切にしている車の塗装が剥がれてしまったら大きなショックを受けますよね。うっかり擦ってしまったり、ぶつけてしまったりと原因はさまざまですが、塗装が剥がれていると意外と目立ってしまうため、すぐに直したい!と思う人が多いことでしょう。しかし、車の塗装剥がれは自分で修理できるものなのでしょうか?それとも、専門業者に依頼するほうがいいのでしょうか?また、その場合、どこに依頼すればいいのでしょうか? この記事では、車の塗装剥がれについて、修理方法や専門業者、費用などについて詳しく解説します。 車の塗装剥がれの修理の依頼先と費用相場 車の塗装剥がれの修理の依頼先は、ディーラー、カーショップ、板金業者の3つです。それぞれの特徴や料金などについて詳しくみていきましょう。 ディーラー ディーラーの修理料金は高めに設定されているものの、塗装の仕上がりはよいでしょう。 ディーラーの主な仕事は自動車を売ることでありアフターケアやメンテナンスなどはサービスの一環で請け負っています。そのため、ディーラーは契約している板金工場に修理を依頼します。中間マージンがかかるため、修理費が高くなるものの、ディーラーが定める基準をクリアした腕の確かな工場で修理してもらえます。金額が高くなっても手間をかけたくない人におすすめです。 料金相場は、バンパーの部分塗装費で3万円〜6万円、バンパー全体は5万円〜1万円です。 カーショップ カーショップの多くは修理施設を併設しており、当日中に対応できる場合もあります。さらには、ディーラーや板金業者と比べて料金が安価な傾向があることもメリットです。 料金相場は、バンパーの部分塗装費で1万5,000円〜4万円、バンパー全体で3万5,000円〜7万円です。 板金業者 板金業者はカーショップよりも安価で修理可能な場合もありますが、塗装の仕上がりは板金屋の腕に左右されてしまうデメリットがあります。 ディーラーより料金が安い理由は中間マージンを取られないためですが、修理依頼する前に腕のいい板金業者を探す必要があります。1件だけでなく何件からも見積もりをもらったり、ネットの口コミなどで調べることをおすすめします。 なお、代車の貸し出しが可能かどうかは板金業者によって異なるため、事前に確認する必要があります。時間と手間はかかってしまうが、とにかく修理費を節約したいという方におすすめです。 料金相場は、バンパーの部分塗装費で1万円〜3万円、バンパー全体で2万5,000円〜5万円です。 車の塗装剥がれを自分で修理できるかどうかの判断基準 車の塗装修理には数万円以上の費用がかかる傾向があるため、多少の塗装剥がれなら自分で修理したいと考える方も多いでしょう。しかし、板金塗装は難しく、傷の程度や塗装の剥がれ具合によっては素人では修理できません。 飛び石で傷が付いた程度なら自分で修理できる可能性があります。 もし、クリア層より下のカラー層が剥がれてしまった場合は、ディーラーやカーショップ、または板金業者に依頼することをおすすめします。 車の塗装剥がれを自分で修理する方法 車の塗装剥がれを自分で修理修理する場合は、ダッチペン、マスキングテープ、サンドペーパー、スプレー、ローラーなどを使用します。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。 タッチペン 細い傷や小さな傷であれば、タッチペンを使って補修できます。修理に取りかかる前に、タッチペン、マスキングテープ、耐水サンドペーパー、コンパウンド、清潔な布を用意してください。全部揃えても3,000円程度の出費で済むでしょう。ただし、タッチペンを使うと周りとの差が目立つ恐れもあるため、慎重な判断が必要です。 スプレー 大きな傷や塗装剥がれがある場合に向いているのがスプレーです。スプレーをする前にきちんと車体の汚れを落としておくことが大切です。そうしないと、色ムラができてしまったりブツブツができてしまったりします。スプレーの購入先はカーショップです。 ローラー・刷毛 スプレーと同様に大きな傷や広範囲の補修に向いているのがローラーと刷毛です。壁紙を塗っているのと同じ感覚で塗装できます。ただし、きれいに仕上げることが困難です。ローラーや刷毛で塗装すると、塗装剥がれがかえって目立つこともあります。 車の塗装剥がれを放置する問題点 車の塗装剥がれを放置すると、塗装が剥がれた部分から水分や汚れが侵入し、他の部分の塗装も剥がる恐れがあります。さらには錆などによって剥がれた部分がダメージを負い、最悪の場合はボディに穴が開いてしまいます。 大きなダメージを受けたボディはパーツ交換や板金が必要になるため、多額の修理費用がかかるでしょう。 また、車を下取りに出す際も査定のマイナス要因になります。 車の塗装剥がれの原因 車の塗装剥がれの主な原因は、傷、紫外線、汚れ、水滴の4つです。野外を走る車は当然ながら日光を浴びるため、紫外線の影響で塗装面が剥がれていきます。また、雨の日には水滴が付着し、水分が蒸発すると水に含まれる汚れのみが残るシミのようなイオンデポジットができます。このまま放置すると塗装を凹ませ、ウォータースポットと呼ばれる状態になってしまいます。 車の塗装剥がれを防ぐ方法 屋根付きガレージを所持しているのであれば、そこに駐車するだけで塗装剥がれを防げるでしょう。 屋根のない駐車場に停める場合は、ボディカバーをかけることによって紫外線、水滴、汚れがつかなくなるため、塗装を保護できます。しかし、それだけでは不十分なため、カーコーティングを行うことをおすすめします。カーコーティングをすることによって、コーティング被膜が塗装を保護し、劣化しにくくなるばかりではなく、汚れがついても落としやすくなります。 下回りの錆を防止するために、アンダーコートなどの施工をする方は多いかもしれませんが、鉄は一旦錆びてしまうと部品の強度にも影響を与えてしまうため、塗装剥がれによるボディのサビも防止することが大切です。 まとめ 車の塗装剥がれは、屋根付きガレージに駐車したり、ボディカバーをかけることによって防ぐことができます。しかし、100%防止できるわけではありません。もし、車の塗装が剥がれてしまった場合は状態を確認し、自分で修理ができない場合にはディーラー、カーショップ、板金業者から的確な専門業者を選び、修理を依頼しましょう。塗装が剥がれたまま放置してしまうとあとからさまざまなトラブルが発生してしまうため、迅速な判断と行動が大切です。

車の修理にローンは使える?使えなかった場合の対応方法も紹介
旧車の売買と鑑定市場 23.11.28

車の修理にローンは使える?使えなかった場合の対応方法も紹介

愛車の故障により、まとまったお金が必要な方もいるでしょう。車の修理費用には、マイカーローンやフリーローンを利用することで分割で返済できます。ただし、ローンを利用するためには審査に通過する必要があります。この記事では、車の修理費用のローンの種類や利用する理由、審査に落ちた場合の対応方法などについて解説します。 車の修理費用に使えるローンとは 車の修理費用には、銀行で取り扱っているマイカーローンやフリーローンのほかに、カードローンも利用できます。 銀行のマイカーローンは、車の購入のみに用途が限定されているディーラーローンと異なり、修理費用や車検費用などでの利用も可能です。 ディーラーローンより金利が低いものの、審査が厳しい傾向にあります。また、審査結果が出るまでには時間がかかるため、すぐに利用を開始できないこともデメリットです。該当の金融機関で口座を開設していたり住宅ローンを契約していたりする場合は、金利が優遇されるケースもあるため窓口に確認するとよいでしょう。 また、事業目的以外であれば用途を問わない銀行のフリーローンも、車の修理費用に利用できます。申し込む際は修理の見積書が必要なため、まずはディーラーや整備工場に見積依頼をしましょう。金利はマイカーローンより高いものの、審査基準は比較的緩いため、審査に自信がない場合はフリーローンを検討してみてください。 また、カードローンやキャッシングも車の修理費用に利用できます。ただし、金利が高く結果的に支払う利息が多くなるため、最終手段とすることをおすすめします。 車の修理費用にローンを使う理由 車の修理費用にローンを利用する理由について、気になる方もいるでしょう。続いて、車の修理費用にローンを利用するよくある理由を紹介します。 手持ちの現金に余裕がない ローンを利用すれば修理費用を分割で返済できるため、手持ちの現金に余裕がない場合に役立ちます。たとえば、貯金や手持ちの現金に余裕がない状態で、10万円以上もする高額な修理費用を支払うのは難しい場合もあるでしょう。高額な支出によって経済的なリスクを受ける場合は、ローンの利用を検討してみてください。 直近でまとまった現金を使う予定がある ローンは、直近でまとまった現金を使う予定がある場合にも利用します。たとえば、家族の急な入院や冠婚葬祭が重なったケースなどです。直近でまとまった現金を使う予定がある場合は、ローンで車の修理費用を補填しましょう。 車の修理費用にローンを使うかどうかの判断のポイント 車の修理費用にローンを使うかどうかは、他社への借入や家計の状況などを考慮する必要があります。続いて、車の修理費用にローンを使うかどうかの判断のポイントを紹介します。 他にローンを組んでいるかどうか 車の修理費用にローンを使うかは、他社でも借入しているかどうかで判断しましょう。なぜなら、他社の返済額のほかに車の修理費用のローンも加わると、状況次第では返済が難しくなるためです。 たとえば、住宅ローンや奨学金などを支払っている場合は、修理費用にローンを使うかどうかよく考える必要があります。返済が滞ると信用情報機関に登録され、ほとんどのローンやクレジットカードの利用を制限されるため注意してください。なお、月々の返済額は月収の20%〜25%がよいとされています。 家計に余裕があるかどうか 車の修理費用にローンを利用するかどうかは、支出のバランスを見て判断しましょう。家計に余裕がない状態でローンを利用すると、月々の返済が苦しくなるおそれがあります。 また、月々の返済額に加えて車の維持費も考慮する必要があるため、現在の収入と支出のバランスを見極めなければなりません。家計は苦しいけれど、どうしてもローンを使いたい場合は、固定費を見直したり副業で収入を増やしたりすることを検討しましょう。 預金額が少ないかどうか 預金額が少ない場合は、車の修理にローンを利用してもよいでしょう。一括で支払って預金を使い果たしてしまうケースも珍しくありません。 また、預金額を使うと手元のまとまったお金がなくなるため、突発的な出費に対応できないケースもあります。預金額を考慮しつつ、今後の生活をイメージしてローンを使うかどうか検討してみてください。 車の修理費用にローンを使えないときの対応方法 車の修理費用にローンを利用できないときは、クレジットカードでの支払いやキャッシングを検討してみてください。クレジットカード払いやキャッシングができない場合は、修理せずに乗り続けるしかないでしょう。続いて、車の修理費用にローンを使えないときの対応方法を紹介します。 クレジットカード払いに対応している業者を選ぶ ローンを利用できない場合は、クレジットカード払いに対応している業者を選びましょう。クレジットカード払いは、支払い回数を設定できるため分割払いが可能です。 ただし、分割払いの手数料率は12.0%〜15.0%程度と高い傾向にあり、修理費用が10万円の場合は1万2,000円〜1万5,000円程度の手数料が発生します。分割手数料が発生することを踏まえたうえで、クレジットカードを利用しましょう。 キャッシングを検討する クレジットカード払いができない場合は、キャッシングを検討しましょう。ただし、クレジットカード払いの手数料率が12.0%〜15.0%であるのに対し、キャッシングの年利は15.0%〜18.0%程度です。余分な利息を支払う必要があることを踏まえたうえで、キャッシングしましょう。 また、キャッシングの中には金融事故を起こしていても、借入できる中小消費者金融もあります。金融事故とは、任意整理や自己破産といった債務整理や、61日以上の遅延などのことです。 中小消費者金融が独自に設けた審査基準をクリアする必要があるものの、金融事故を起こしていても修理費用を補填できる可能性があるため、検討してみてください。なお、中小消費者金融のなかには、出資法の上限金利を超える条件で貸付を行う悪徳業者もいるため、業者選びに注意する必要があります。 修理せずに乗り続ける クレジットカード払いやキャッシングが使えない場合は、修理せずに乗り続ける方法もあります。車の状態や年式によっては、修理してもすぐに不具合が出たり故障する確率が上がったりするため、今後も高額な修理費用がかかるケースもあるでしょう。 そのため、修理せずに乗り続けて自走不能になった際に乗り換えたほうが、経済的な場合もあります。また、クレジットカードやキャッシングの利息分を貯金しておけば、乗り換えの頭金に充てられるためローンも通りやすくなるでしょう。車の状態や年式を考慮して、修理するか乗り換えるかを検討してみてください。 車の修理費用を抑える方法 複数の業者から相見積もりを取ったり、中古パーツで修理したりすれば、車の修理費用を抑えられます。金額次第では、ローンを使う必要がなくなるケースもあるため参考にしてください。続いて、車の修理費用を抑える方法を紹介します。 相見積もりを取る 複数の修理業者から見積もりを取り、それぞれを比較して最も低価格で修理してくれる業者に依頼すると修理費用を抑えられます。 車の修理はディーラーのほかに、整備工場やカー用品店でも請け負っており、それぞれ料金設定が異なります。なかでも工賃の料金設定は幅が広いため、複数の修理業者の見積もりを比較しましょう。 中古パーツで修理する 中古パーツで車を修理すると、部品代が安く済むため修理費用を抑えられます。中古パーツとは、廃車する車や事故車から使用できる箇所を取り外し、安全性や機能性を確認したうえで再販されるパーツのことです。 洗浄や軽い研磨は行うものの、補修や整備などはされないため、新品パーツより安く仕入れることが可能です。見積もりを取る際は、中古パーツでの修理が可能かどうか、修理業者に聞いてみましょう。 ただし、業者によっては中古パーツでの修理を受け付けていないケースがあります。また、修理する箇所によっては純正品しか使用できないケースもあるため、業者とよく相談するとよいでしょう。 DIYで対応する DIYで対応すると工賃が発生しないため、修理費用を抑えられます。車の傷が浅い場合は、専用キットを使ってDIYで対応できるため、部品代と工賃の両方を抑えることが可能です。ただし、やり方次第では仕上がりが不自然になるケースもあるため、取扱説明書をしっかり読んだうえでDIYをしましょう。 専用キットを使うことに不安がある場合は、中古パーツを購入して自分で取り付ける方法もあります。たとえば、バンパーを修理したい場合、オークションで中古品を購入し自分で付け替えれば業者で発生する工賃を抑えられます。オークションで購入する際は、中古パーツと愛車の型式が一致しているかどうか、しっかり確認しましょう。 まとめ 車の修理費用には、銀行のマイカーローンやフリーローン、カードローンが使えます。修理費用を分割で返済できるため、手持ちの現金に余裕がないときや、直近でまとまった出費がある場合に使いましょう。 ただし、ローンを使うには審査に通過する必要があるため、必ず利用できるわけではありません。審査に通過しなかった場合は、クレジットカード払いに対応している業者を選んだり、修理費用を抑えて現金で支払ったりする方法もあります。 また、年式や車の状態によっては、修理せずに乗り換えたほうが長期的に見ると経済的です。修理が必要な車を売却して、乗り換える手段も検討しましょう。  

クルマの修理は見積もりだけ依頼できる?注意点や費用についても解説
旧車の再生と維持 23.11.28

クルマの修理は見積もりだけ依頼できる?注意点や費用についても解説

クルマの修理が必要になったとき、多くの方は業者に費用の見積もりを依頼します。しかし、見積もりだけ依頼できるのでしょうか。この記事では、クルマの修理の見積もりだけできるのか、またその費用や注意点などについても詳しく紹介します。 クルマの修理の見積もりだけ取ることは可能 修理業者やディーラーなどに修理を依頼する際は、修理前に見積もりを取得できます。なお、見積もりを取ることは依頼の確約ではないため、料金が高い、ほかによい依頼先が見つかったなどの理由で、依頼をしないことも可能です。 実際の見積もりでは、修理費用の概算や作業内容を把握できます。見積もりを依頼する際は、下記の情報を準備しましょう。 ・車種・年式・走行距離・気になる症状や修理したい箇所・保険利用の有無 保険を使う場合は、保険会社への見積書の提出が必要です。事前に保険を利用する旨を伝えれば、見積もりのやり直しを防げます。 店舗への来店が難しい場合は、各社のホームページから見積もり依頼が可能です。写真を添付すれば、より正確な概算を出してもらえます。見積もり結果は、修理費用の目安として活用しましょう。 事前に見積もりを取得することで、修理内容や費用を踏まえた依頼先選びが可能になります。必要に応じて複数の業者から見積もりを取得し、比較するとよいでしょう。 クルマの修理見積もりに費用がかかるケース・かからないケース クルマの修理だけでなく、車を下取りに出すときや引越し業者を選ぶときなど、さまざまな場面で見積もりを依頼します。 見積もりは無料で依頼できるのが当然と認識している方もいますが、車の修理の場合は見積もりが有料になることも多くあります。 以下では、見積もりに費用がかかるケース、かからないケースについて詳しく解説します。 費用がかかるケース クルマの修理の見積もりは有料であるケースが多いです。 車は、数多くのパーツが複雑に組み合わさって構成されてます。たとえば、エンジンの調子が悪くなるトラブルであっても、エンジン自体に不具合が出ているのか、周りのパーツに不具合が出ているのかを見ただけでは判別できません。 不具合が出ているであろう箇所を1つずつ丁寧に確認をして、修理すべき部分を見つけ出し、見積もり費用を算出します。 このように時間と労力がかかるうえに場合によっては特殊な機械を使用するため、車の修理の見積もりには基本的に費用がかかります。 費用がかからないケース ボディのかすり傷や凹みなどパッと見て修理部分がわかる場合には、見積もりの費用がかからないこともあります。 ただし、かすり傷や凹みだけであっても傷の大きさや深さ、箇所によっては見積もりに時間がかかることもあり、個人で無料かどうかの判断はできません。 後々トラブルにならないよう、無料である可能性があっても事前に費用がかかるかどうか確認しておきましょう。 また、なかには「見積もり無料」をアピールしている業者もあります。こういった場合には見積もり自体には費用がかかりません。 しかし、上記でも解説したとおり、車の修理の見積もりを出すには時間がかかります。そのため、見積もり自体は無料であっても算出にかかった人件費や費用分が修理代に加算されることがあります。 クルマの修理の見積もりだけ取るときの注意点 冒頭でも伝えたように、修理内容によっては買い替えるほうがお得になる場合もあることから、費用次第で検討したいという方も多くいます。 クルマの修理の見積もりだけ依頼する際にはトラブルにならないよう、以下の点に注意しておきましょう。 ・見積もりだけということを事前に伝える ・保険会社からの依頼の場合はその旨を伝える それぞれ詳しく解説します。 見積もりだけということを事前に伝える 事故にあったときは修理と買い換えのいずれかを選択することになるため、見積もりだけ依頼する場合は、その旨を事前に伝えておくことが大切です。事前に伝えていない場合、急に修理が始まってしまいトラブルになる可能性もあります。 さらにどのような条件であれば修理を受けるのかなど細かく伝えておきましょう。たとえば、「費用が何万円以下なら修理を任せたい」のように、明確に金額を伝えることでトラブルを防げます。 また、見積もりにかかる手数料や時間についても確認しましょう。 保険会社からの依頼の場合はその旨を伝える 保険会社から保険金を受け取る場合には、修理の見積もりが必要です。業者には事前に「保険会社からの依頼で見積もりを取りたい」という旨を伝えておきましょう。保険金が支払われるまでに、保険会社が業者やディーラーと直接やり取りをして修理箇所や修理費用を確認します。 保険会社からの依頼であることを伝えていないと、業者に突然連絡が入ることで、やり取りがスムーズに進まないこともあります。 クルマの修理の見積もりにかかる費用の相場 見積もり費用は、修理業者や修理内容によって異なります。見積もり費用の目安は、修理費用の5~10%程度です。 たとえば、修理費用が10万円の場合は5,000~1万円、20万円の場合は1~2万円です。 見積もり費用が発生する理由は、修理箇所の把握に時間がかかることや、安易な見積もり依頼を防ぐためです。バンパーの傷やドアの凹みなど、見た目で修理箇所がわかる場合は、無料で見積もってもらえるケースもあります。一方、エンジンやミッションの不具合のように点検に時間がかかる場合は有料扱いとなるでしょう。
 クルマの修理の見積もりの依頼先 修理の見積もり依頼先は主に、ディーラー・修理工場・カー用品店の3つが挙げられます。各依頼先の特徴と向いているケースについて紹介します。 ディーラー メーカー直営の正規販売店として、専門の整備士による高品質な修理が特徴です。純正部品を使用し、修理後の保証も充実しているため、安心感があります。一方で、費用は高めで修理期間も比較的長くかかります。 【メリット】・メーカー専門の整備士が対応・純正部品による高品質な修理・アフターサービスが充実・修理後の保証が充実 【デメリット】・修理費用が高め・社外品は使用不可・修理期間が比較的長い 特に新車や保証期間が残っているクルマの修理におすすめです。高品質な修理を重視する方や、修理後の保証を大切にする方に向いています。 整備工場 社外品やリサイクル部品を使用し、ディーラーより安価な修理が可能です。即日修理や多様な車種への対応など、柔軟なサービスも魅力です。ただし、工場により技術力に差があるため、評判の良い工場選びが重要です。 【メリット】・修理費用が比較的安価・社外品での修理が可能・即日修理にも対応している・多様な車種に対応できる 【デメリット】・工場により技術力の差がある・社外品使用時は保証対象外・部品の取り寄せに時間がかかる場合もある 修理費用をおさえたい方や、柔軟な対応を求める方におすすめです。特に信頼できる工場を知っている場合は、継続的な利用がお得です。 カー用品店 バンパーの傷や軽度な凹みなど、簡単な修理に対応します。料金設定が明確で、気軽に相談できる雰囲気が特徴です。ただし、大規模な修理や特殊な車輌には対応できない場合が多い点には注意が必要です。 【メリット】・料金設定が明確・軽度な修理なら即日対応できる・気軽に相談できる・修理費用が比較的安価 【デメリット】・大規模な修理は非対応・スタッフの技術力にばらつきがある・特殊な車輌は対応できない場合もある 外装の軽度な修理や、明確な料金設定を重視する方におすすめです。また、気軽に相談したい方にも向いています。 クルマの修理の見積もりを取るメリット 車の修理の見積もりはいくつかの業者への依頼をおすすめします。その理由は、主に以下の3点です。 ・費用相場がわかる ・依頼先を判断しやすくなる ・売却と修理を適切に選べるようになる それぞれ詳しく解説します。 費用相場がわかる 複数の業者に見積もりを依頼することで、修理費用の相場を把握できます。修理にかかる費用は一様ではなく、また業者によって修理方法が異なるため、見積もり金額には大きな差が生じます。 そのため、大体の相場を把握したうえで、適正価格の業者を選ぶことが大切です。見積もり金額に大きな差がある場合、高額な場合はその理由を確認しましょう。逆に安すぎる場合も同様に問い合わせてみてください。料金に対する疑問や不安が解消されない場合は、その業者への依頼は避けたほうが無難です。 依頼先を判断しやすくなる 複数の業者に見積もりを依頼し、費用の相場がわかるようになれば依頼先の判断もしやすくなります。上述のとおり、相場を知ると高くても安くても疑問に思うようになります。 なぜ高いのか、なぜ安いのかを質問し、納得できる説明を得ることで、業者の選定がスムーズに行えます。同時に、スタッフの対応やサービスなど他のポイントも確認して比較しましょう。 売却と修理を適切に選べるようになる 場合によっては修理するより買い換える方がお得な場合もあります。複数の業者に見積もりを依頼すると修理費用の相場がわかるため、買い換えも視野に入れる機会となります。 まとめ 見積もりは、車の修理を依頼するうえで大事な判断材料になります。また、業者選びをするためにも複数の業者に依頼することが大切です。 ただし、業者とのトラブルにならないよう、見積もりだけ依頼する場合は事前にその旨は伝えておきましょう。

車のドアの修理はどこに依頼すればいい?依頼先や特徴を解説
旧車の再生と維持 23.11.21

車のドアの修理はどこに依頼すればいい?依頼先や特徴を解説

車のドアがいつの間にか傷ついていたり、ぶつけられたりしていた経験がある方もいるのではないでしょうか。今回は、車のドアが傷ついた時の修理依頼先や修理費用の目安などを紹介します。車のドアを修理しようと考えている方は参考にしてみてください。 車のドア修理の依頼先 車のドアの修理は、ディーラーや修理業者、カー用品店などに依頼できます。ここからは、車のドアの修理依頼先の特徴やメリット・デメリットなどを解説します。 ディーラー ディーラーでは車のドアの修理を受け付けています。 ディーラーは、そのメーカー・車種を専門に取り扱っているため、質の高い修理が期待できます。また、ドアを交換する場合には正規の新品に交換するため、安心感や信頼性が高いこともメリットです。ただし、工賃や修理費用が高くなる傾向があります。 修理業者 修理業者でも車のドアの修理を実施しているところがあります。 修理業者は、ディーラーよりも工賃や部品代を安く抑えられる場合が多いことが特徴です。また、ドアの交換が必要になった場合に中古部品で対応してくれるケースもあります。そのため、予算が限られている場合に向いているでしょう。 ただし、正規品を使わずに修理した場合には、仕上がりが悪くなる可能性があります。修理業者にドアの修理を依頼する際は、技術が十分にあるか、これまで車のドアの修理をした経験があるかなど、入念に下調べをしましょう。 カー用品店 カー用品店でも車のドアの修理を受け付けているところがあります。 カー用品店では、汎用品を使った修理になるケースが多いため、ディーラーや修理業者より安い価格で修理できるでしょう。ただし、正規品を使わない修理の場合、他のパーツとのわずかなデザインの差が気になる可能性があります。 また、ドアの交換には対応していない場合があるため、ドアの破損状況を伝え、修理が可能かどうか確認しましょう。 車のドアの破損の種類 車のドアの破損には、さまざまなタイプがあります。ここからは、車のドアの破損の種類について紹介します。 傷 傷は、爪によるひっかき傷や洗車する際についてしまう線キズなどがあります。これらの浅い傷はドアの塗装表面であるクリア層だけに留まっているケースが多いため、自分で修理しやすいでしょう。 へこみ へこみは、走行中の飛び石や落下物・飛散物などによってできる傷のほかに、駐車中に隣の車にぶつけられることでできることもあります。修理費用は、へこみの範囲や深さによって異なります。また、無理にへこみを自分で戻そうとすると、凹凸になることもあるため、へこみができたときはディーラーや修理業者などのプロに任せたほうがよいでしょう。 車のドアの修理費用の目安 車のドアの修理費用はどのくらいかかるのでしょうか。ここからは、傷の種類別の修理費用の目安を紹介します。 傷 爪のひっかき傷や洗車する時にできてしまった線キズは、数千円〜数万円程度で直せることがほとんどです。また、塗装表面のクリア層にとどまっている傷であれば、自分で修理することもできます。 へこみ へこみを直す場合の費用の目安は、数万円〜数十万円がほとんどです。また、直し方によっても費用や時間が異なるため、ディーラーや修理業者などに見積もりを出してもらってから修理依頼を決めるとよいでしょう。 車のドアは自分で修理できる? 車のドアの修理は、自分でできるものもあれば、専用の道具がなければできないものもあります。そのため、車のドアの損傷具合に応じて、自分で直すか業者に依頼するかを決めましょう。 車のドア交換が必要になるケースと費用目安 車のドアの破損がひどい場合には、ドアの交換が必要となる場合があります。たとえば、車のドアの表面が裂けてしまっている場合や復元できないほど潰れてしまっている場合にはドアの交換が必要です。 ドア交換の費用は数十万円かかることもあります。また、ドアを交換すると売却時の査定にも影響するため、ドア交換をするかどうかは慎重に判断しましょう。 車のドア修理の費用を抑える方法 車のドアの修理費用を抑えたい場合は、複数の業者で見積もりを取ることがポイントです。また、ドア交換の場合には中古部品を使うことも費用を抑えるコツとなります。ここからは、車のドアの修理の費用を抑える方法を詳しく紹介します。 相見積もりを取る 車のドアの修理をする時は、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。 ディーラー、近所の修理業者、口コミや評判が良い業者、カー用品店など、少なくとも2社以上の会社から見積もりを取り、どの業者に依頼するか検討することをおすすめします。 ドア交換の場合は中古ドアを使う ドア交換が必要になるほどドアが破損している場合には、中古部品での対応が可能かどうか確認しましょう。 中古部品であれば、新品より安く手に入れることができます。部品代が安くなれば、修理費用も抑えられるため、ドア交換の際は中古部品での対応の可否についても聞いておきましょう。 車のドアの傷を放置するとどうなる? 車のドアは、人が乗り降りする機能だけでなく、乗員を外部の衝撃から守るという役割も担っています。 そのため、車のドアが損傷したまま放置するのは避けましょう。また、ドアの傷を放置すると、酸化が進み、サビが広がってしまうことがあります。見た目では分からなくても内部でサビが進行している場合もあるため、車のドアの傷もそのままにしておくことは避けたほうがよいでしょう。 車のドアの修理にかかる期間 車のドアの修理にかかる期間は、傷やへこみ、損傷具合によって異なります。そのため、詳しい修理期間については見積もりを取る際に聞いておくとよいでしょう。 おおよその目安は、傷であれば数日から1週間程度、へこみやドア交換であれば1〜2週間程度です。あくまでも目安であるため、詳しくは各業者に問い合わせてください。 車のドアの破損の原因 車のドアに傷がついたり、破損したりする原因はさまざまです。ここからは、ドア破損の主な原因を紹介します。 飛び石 走行中の飛び石によってドアに傷やへこみができることがあります。飛び石を回避するのは難しいことではありますが、車間距離を長めに取ったり、2車線以上ある道路で隣の車と並走する時間を短くすると飛び石の被害を受けにくくなります。 洗車 洗車による線キズやひっかき傷は、洗車する際の道具または洗車機の種類や拭き上げする際のクロスの種類・圧力などが原因です。少しでも洗車による傷を減らすためには、力を込めて擦らないようにすることがポイントとなります。また、拭き上げの際には、傷がつきにくいマイクロファイバークロスなどを使うようにしましょう。 いたずら いたずらにより車やドアに傷をつけられてしまうことがあります。いたずらを避けるのは難しいことではありますが、人通りが多い場所への駐車を避けたり、人の立ち入りが最小限に抑えられる場所(立体駐車場、地下駐車場、パスがなければ入れない駐車場など)へ車を止めることで、いたずらによる被害を防ぐことができるでしょう。 まとめ 車のドアの傷の原因はさまざまです。車のドアの傷に気がついたときは、傷の深さや種類などに応じて適切に対処する必要があります。もし、車のドアの傷に気がついたときは、まずディーラーや修理業者などに相談し、今以上に被害が拡大しないよう早めに対処しましょう。    

車のサビの修理はできる?自分で直せるのかも解説
旧車の再生と維持 23.11.21

車のサビの修理はできる?自分で直せるのかも解説

車には多数の金属部品が使われており、保管環境や使い方などによってはサビてしまうことがあります。今回は、車がサビる原因、サビを放置するとどうなるか、サビを直す方法、サビないための対策について紹介します。 車のサビの原因 車のサビは、金属部品が酸化することで発生します。 一般的に車には、塗装や防錆剤などが塗布されているため、時間が経過してもサビにくくなっています。しかし、塗料が剥がれたり防錆剤が取れたりすると、またたく間にサビてしまい、時間の経過とともに広がっていきます。 車が錆びないようにするためには、金属と空気(酸素)が直接触れないようにすることがポイントです。 車のサビを放置するとどうなる? 車の一部がサビてしまい、そのサビを放置すると、徐々にサビの範囲が広がっていきます。わずかなサビでも時間の経過とともに内部からサビが広がっていくため、車のサビを放置するのは避けましょう。 車のサビを自分で直せるケース・直せないケース 車のサビは、小さなものであれば自分で直すことも可能です。ただし、自分で直せる自信がないときは、無理に自分で直そうとせず、プロに任せたほうがよいでしょう。 また、サビの範囲が広かったり、車のフレームまでサビていたりする場合は自分で直すのが難しいです。このようなときは、速やかにディーラーや整備工場など板金塗装をしている業者に修理を依頼しましょう。 車のサビを自分で直す方法 車のサビを自分で直すときは、サンドペーパー、パテ、塗料などの道具を用意します。 サビを直すときは、サビを落として面をなめらかにし、パテで段差を埋めたうえで塗装や表面のクリア塗装をして、面を慣らすといった順序で実施します。 ただし、プロの施工のように上手く仕上げられないこともあるため、見た目を気にするようであれば、無理に自分で直そうとせず、ディーラーや整備工場などに依頼するとよいでしょう。 車のサビの修理の依頼先 車のサビの修理は、ディーラーや整備工場など、板金塗装をしている業者に依頼できます。プロに依頼することで、きれいに仕上げられるため、見た目を気にする場合や目に付きやすい部分のサビを直すときは、プロに依頼したほうがよいでしょう。 車のサビの対策法 車のサビは、日頃の手入れである程度防止することができます。ここからは、車のサビの対策について紹介します。 こまめに洗車する 洗車をこまめにすることで、車のサビを防止できる場合があります。車のサビは、水分や塩分が付着した状態のままにしておくことで発生しやすくなります。 このようなサビの原因を取り除くことで、サビを防止することが可能です。特に、海沿いの道や凍結防止剤が撒かれた道路を走行したあとは、塩分が車に付着している場合が多いため、速やかに洗車しておくことをおすすめします。 また、洗車後はワックスやコーティングを施し、車の表面を保護しておくとよいでしょう。 アンダーコート施工をする アンダーコートを施工することで下回りのサビを防止できます。 車の下回りは車の中でもサビやすい部分です。この下回りを保護するアンダーコートを施工しておくことで、サビを防止できます。点検や車検の際には、アンダーコートが必要か聞き、必要であれば施工しておくとよいでしょう。 傷を放置しない 車の傷を放置すると時間の経過とともに徐々に広がっていきます。そのため、傷を見つけたら放置することなく、速やかに修理しましょう。いち早く車のサビを見つけるためにも、日頃から車の点検や洗車などをして、早期発見を心がけましょう。 まとめ 車のサビを放置すると取り返しがつかないほど被害が拡大する可能性があります。車のサビを見つけた時は早めに修理し、今以上にサビの範囲が拡大しないよう注意してください。 車がサビているかどうかは、入念に車を確認しなければわかりません。いち早くサビを見つけるためにも、日頃から洗車をしたり、定期点検を欠かさずに受けたりすることをおすすめします。

車の修理時に代車は借りられる?代車利用時の注意点を解説
旧車の再生と維持 23.11.17

車の修理時に代車は借りられる?代車利用時の注意点を解説

車の点検や修理を依頼するにあたって、代車を借りられるかどうか気になっている方も多いでしょう。代車は業者が善意で行っているサービスのため、店舗によって対応が異なります。 この記事では、代車のサービスや費用について解説するとともに、トラブルを防ぐためのポイントについても詳しく解説します。 車の修理中に代車を借りられるケース 車の点検や修理などの事情で手元に車がない場合には、代わりの車が必要になることがあります。 ディーラーや修理工場などでは、代車を用意しているところが多いです。ただし、代車の有無は店舗により異なります。車の点検や修理などによって一時的に車を預ける際には、代車を借りられるかどうかを事前に確認しておきましょう。 車の代車を借りられないケースもある 代車は、業者が善意として行っているサービスのため、必ず用意できるわけではありません。また、台数も限られているため、空きがない場合には借りられません。 通勤や買い物など日常生活に車が必要不可欠な場合には、車検や修理の日程が決まり次第、代車が必要であることを伝えましょう。 車の代車にかかる費用 車を点検・修理する場合、代車を無料で借りられることが多いです。事前に予約して修理する場合は、代車がすべて出払っていて借りられないという状況も少ないでしょう。 ただし、事故などで突然代車が必要になった場合には有料になるかもしれません。代車が必要な期間によっては、レンタカーの方が安く済む場合もあるでしょう。 車の代車を借りるときの確認事項 ディーラーなどの業者とのトラブルを防ぐためにも、借りる際には確認しておくべき事項がいくつかあります。 ・傷をつけたときの対応 ・料金 ・返却時のガソリンの補充 ・保険の加入 ・代車の貸出期間 ・グレード ・チャイルドシートの貸出の有無 ・スタッドレスタイヤの貸出の有無 ・禁煙車かどうか それぞれ詳しく解説します。 傷をつけたときの対応 車に乗っていると気づかないうちに傷がついてしまっていることがあります。 自身がつけた傷かどうかを判別し、トラブルを防ぐためにも、可能であれば代車を借りる際に担当者と一緒にチェックすることをおすすめします。 もし運転中に傷をつけてしまった場合には、代車を借りている業者に連絡しましょう。その後、修理費用は誰が負担をするのか話し合います。 料金 代車は無料のケースと有料のケースがあります。返却時に料金のことで揉めないためにも、借りる前に料金について確認しておきましょう。 修理や車検などで借りる場合、口頭で説明がなくても、見積書には記載されていて費用が取られるケースもあります。修理や車検で借りる際には、見積書の項目も確認しておき、納得したうえで利用することがトラブルを防ぐうえで大切です。 返却時のガソリンの補充 代車はレンタカーとは異なり、借りる段階でガソリンが満タンでない場合も多いです。 ガソリンの補充については借りる際に業者側から説明を受ける場合があります。そのまま返却してくださいというところもあれば、満タンにして返却してくださいというところもあるため、事前に確認しておきましょう。 保険の加入 代車を借りる際には、保険の加入についても事前に確認しましょう。普段乗っている車と異なる車を運転すると、操作性や視界の違いなどを理由に事故を起こしやすくなります。 万一の事態に備えて、ほとんどの方は保険に加入をしていますが、保険の内容によっては他の車を運転した場合には保障が受けられないこともあります。 最近では、レンタカーなどの需要も高まっており、自動車保険に他車運転特約がついていることが多いです。 この特約は、契約者またはその家族が所有している車以外の車を運転していて事故を引き起こしてしまった場合に保障が受けられるものです。所有車以外を運転することがないと特約を外してしまっている場合もあるため、代車を運転する前に自身の保険内容を確認しましょう。 代車の貸出期間 代車を借りられる期間は数日〜長くても1ヶ月程度です。車検であれば2〜3日程度、長くても1週間以内には終了します。修理の場合も、1ヶ月もあれば完了するでしょう。 ただし、新車の納品待ちなどであれば1ヶ月以上かかるケースもあります。長期間貸出が必要な場合は事前に借りられるか確認が必要です。 また、長期間借りる場合には一部有料になってしまうこともあります。トラブルにならないよう、費用も確認しておきましょう。 グレード 代車で借りられる車のグレードは、利用者が乗っている車と同じグレードのものが多いです。しかし、数は限られているため、出払ってしまっている場合には高いグレードのものや高級車を貸し出されることもあります。 逆に、乗っている車が高級車の場合には同じグレードの代車が用意されておらず、グレードダウンすることが多いです。 グレードアップは希望できませんが、グレードダウンするのであれば、好きな車を選べる場合もあります。 チャイルドシートの貸出の有無 代車では、チャイルドシートを含め、付属品の貸出を行っていないことがほとんどです。そのため、代車を利用する際にはチャイルドシートを含め、付属品は載せ替えておきましょう。 万一の事故やリスクを回避するため、業者ではチャイルドシートの載せ替えを行っていないところもあります。小さい子どもを連れて借りに行く場合には、載せ替えている間に子どもを見る人に同行してもらうと安心です。 スタッドレスタイヤの貸出の有無 冬場に積雪の多い地域で代車を借りる場合、スタッドレスタイヤが装着されている場合があります。これは地域によって異なるため、積雪の心配がある地域では借りる前に確認しておきましょう。 禁煙車かどうか 代車のほとんどは禁煙車ですが、なかには喫煙車が用意されている場合もあります。車内で喫煙する方は、車内での喫煙ルールについて確認しておきましょう。また、タバコの匂いが気になる人や小さい子供を乗せる可能性がある人も、事前に禁煙車であるかを確認しておくことをおすすめします。 他にも犬や猫などのペットを飼っている人も、ペットの乗車ルールについて確認しておくと安心です。借りたものにペットをそのまま乗せるのはマナー違反になってしまうことがあります。ペットの乗車OKとされていてもケージやクレートに入れて車内が汚れないように配慮しましょう。 まとめ 車の修理利用に関する注意点を解説しました。 ディーラーでも整備工場でも、基本的には無料で代車を借りられます。ただし、突然の事故や故障に見舞われ、急に修理しなければならなくなった場合には、有料になったりそもそも代車を借りられないかもしれません。 また、トラブルを防ぐためにも、借りる際に傷の有無やガソリンの補充、禁煙車かどうかなど、いくつかのポイントを確認しておきましょう。

クルマの「キュルキュル音」の原因はなに?修理費用や予防法を解説
旧車の再生と維持 23.11.10

クルマの「キュルキュル音」の原因はなに?修理費用や予防法を解説

クルマのアクセルを踏んだときやエアコンをつけたときなど、「キュルキュル」という異音が聞こえると故障しているのではないかと心配になる方は多いでしょう。キュルキュル音の主な原因は、ファンベルトの劣化や調整不足です。メンテナンスが行き届いていない場合、このような異音が発生することがあります。 本記事では、クルマのキュルキュル音を引き起こすファンベルトの交換するタイミングや交換にかかる費用の相場について解説します。 キュルキュル音の原因のほとんどはファンベルト クルマのキュルキュル音は、おおむねファンベルトが原因で発生します。ファンベルトとは、エンジンに取り付けられたゴム製の輪状の部品で、その形状から「Vベルト」や「リブベルト」とも呼ばれています。 ファンベルトとプーリーの摩擦力を利用して周辺機器を作動させていますが、ファンベルトの張りが足らなかったり、劣化や硬化があったりすると、摩擦力が足らなくなりキュルキュルという音が発生します。 ファンベルトがどうなるとキュルキュル音が発生する? ファンベルトの張力がなくなったり、経年劣化もしくは硬化してしまうと、キュルキュル音が発生します。それぞれの原因について詳しく確認していきましょう。 ファンベルトの張力不足 ファンベルトが伸びてしまったり、張りの調整が適切でなかったりした場合には、ファンベルトとプーリーの間で多少の滑りが生じ、キュルキュル音が発生します。 ファンベルトの伸びは、年数の経過や年間の走行距離が1万kmを超えるような過走行車で発生します。ただし、年数の経過や走行距離にかかわらずファンベルトが伸び切ってしまうこともあるため、定期的にメンテナンスしましょう。 ファンベルトが伸び切ってしまった場合は、アイドラプーリーなどにあるアジャストボルトを締めたり緩めたりすることで修理可能です。※ファンベルトにひびがなく、調整の範囲内で伸びている場合に限ります。 ファンベルトの劣化や硬化 ファンベルトは、先述の通りゴム製の輪状の部品のため、日々の使用や時間の経過と共に劣化や硬化が進みます。また、ファンベルトはエンジンの外部に取り付けられているため、エンジンの熱にさらされることも劣化や硬化が進む理由の1つです。 劣化や硬化が進むと摩擦力が弱くなって滑りが生じやすくなり、キュルキュル音が発生します。 ファンベルトの交換の依頼先と交換費用の目安  クルマからキュルキュル音が聞こえてファンベルトを交換する場合、依頼できるのは主に以下の2つです。 ・整備工場・ディーラー 交換費用の目安とあわせて、それぞれ詳しく解説します。 整備工場 整備工場は地方運輸局長の認定を受けた工場で、資格をもつ整備士による修理が受けられます。 整備工場の特徴として、ディーラーに比べて修理料金が安い傾向があります。また、社外品も取り扱っていることが多く、その点でも費用を抑えられます。 基本的にどのメーカーのクルマでも対応してもらえますが、輸入車や旧車、などの取扱いの難しい車に関しては、受け付けてもらえない場合があります。自分の車の修理に対応しているかどうか事前に問い合わせると安心でしょう。 ディーラー ディーラーでは、クルマの購入についてはもちろんのこと、車検や修理などのメンテナンス関連についても相談することができます。 ディーラーで購入した新車にはメーカー保証がついていますが、ファンベルトは消耗部品のため、基本的には保証対象外です。しかし、早い段階でキュルキュル音が発生する車種に関しては、無償交換してくれる場合があります。 また、クルマの修理や交換には基本的に純正部品が使われるため、品質が高いというメリットがあります。ただし、工賃や部品代は整備工場に比べて高い傾向にあります。 ファンベルトの交換費用の目安 ファンベルトの交換にかかる費用は、クルマの大きさや車種、交換依頼する場所によって異なりますが、おおむね下表のような内容です。   輸入車 国産乗用車 軽自動車 部品代 5,000円~1万0,000円 4,000円~8,000円 3,000円~4,000円 工賃 5,000円~9,000円 4,000円~8,000円 3,000円~4,000円 合計 1万〜1万9,000円 8,000〜1万6,000円 6,000〜8,000円 部品代と工賃の合計は、1万〜2万円程度です。数十万円単位の高額な修理費用になることはほとんどないでしょう。 ファンベルトの交換時期 ファンベルトの寿命は、3年または走行距離6万kmといわれています。ただし、普段のクルマの使用環境や頻度によっては交換時期が早まる可能性があります。 たとえば、目視のチェックでひび割れなどの傷が見つかった場合は、すぐに交換しなければなりません。また、調整を行ってもキュルキュル音が治らない場合は、交換が必要です。 クルマのキュルキュル音を放置するとどうなる? クルマのキュルキュル音が聞こえてきたときは、ファンベルトを早めに交換しましょう。キュルキュル音を放置するのは大変危険です。 キュルキュル音を放置しておくと、ファンベルトが切れてオルタネーターやウォーターポンプなどが機能しなくなる可能性があります。最悪の場合、エンジンが停止して命に関わる重大な事故にもつながりかねません。「少しくらいなら問題ないだろう」と思い込んで放置せず、キュルキュル音が聞こえるようになった場合には、すぐに点検を依頼し必要に応じて交換を行いましょう。 クルマのキュルキュル音の予防法 クルマのキュルキュル音を予防するために重要なのは、日々のメンテナンスです。キュルキュル音の原因となるファンベルトは定期的な交換が必要な部品です。 12ヶ月点検や車検だけでなく、日頃から日常点検を行い、もし不安に感じることがあれば、整備工場やディーラーなどに相談しましょう。 まとめ ここまでクルマのキュルキュル音について解説してきました。 キュルキュル音が発生したら、なるべく早く整備工場やディーラーで点検を受けることをおすすめします。  交換の依頼先は、何を優先するかによって最適な選択肢が変わります。純正部品を使った高品質な対応を求めるならディーラーがおすすめですが、なるべく費用を抑えたい場合には整備工場が良いでしょう。 車検の際に予防整備で交換するというのもキュルキュル音を防ぐ1つの方法といえるでしょう。

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