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● 二重査定や減額について知りたい
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ランドクルーザーはトヨタでもっとも歴史のある車種であり、国内のみならず世界中にファンがいる日本を代表する車種です。ところが、年式の古いランドクルーザーは、 NOxPM法の規制により、主に首都圏や大都市で登録することができません。(車検が通せない) そこで今回の記事では、NOx・PM法についておさらいし、古いランドクルーザーとどのように付き合っていけばよいのかについて解説していきます。 NOxPM法とは RVブーム全盛期に販売されていたランドクルーザー80や70、さらには60や40といった往年のランドクルーザーは今も根強い人気を誇る車種です。また、近年80年代~90年代のややレトロなデザインが見直されはじめ、これから古いランドクルーザーの購入を検討している新規ユーザーも増えています。 ところが、80年代~90年代のランドクルーザーは、主力エンジンがディーゼルです。そのため、冒頭でも述べたように、NOx・PM法の規制により、登録はおろか、継続検査(車検)を通すことすらできません。 NOx・PM法とは、正式名称「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法」と言い、1992年(平成4年)6月に公布、2007年に改正されています。 規制対象となっているのは、直接人体に悪影響を及ぼすとされる窒素酸化物(以下:NOx)と、粒子状物質(以下:PM)です。 対象地域 NOx・PM法の規制対象地域は、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知県、三重県、大阪府、兵庫県。(※市区町村により対象外地域も含まれます。)見ていただく分かる通り、主に大きな工業地帯を抱え、なおかつもともとの交通量が多い地域が規制の対象地域となっています。 規制に適合しているランクル では、これからランドクルーザーの購入を考えた場合、どの年式以降を狙えば良いのかについてお話しします。ディーゼルエンジンを積んだランドクルーザーで、今現在(令和2年)でも問題なく使用できるのは、2015年式以降のランドクルーザー150プラドか、復刻版ランドクルーザー70のみ。残念ながら最上位クラスのランドクルーザー100や200には、そもそも規制に適合した日本向けディーゼルエンジンモデルは販売されていません。 しかし、悪路や山道をよく走る方にとって、粘り強いトルクが魅力のディーゼルエンジンモデルは是が非でも乗りたい、乗り続けたいというのが本音でしょう。 そこで、年式の古いディーゼルのランドクルーザーを乗り続けるための方法について解説します。 規制対象から適合に替える方法 まず先にお伝えしておきますが、NOx・PM法が施行された直後、規制地域外の住所で登録する、通称「車庫飛ばし」という方法が横行していました。確かに、規制地域外であれば現在でも登録することは可能ですが、れっきとした違法行為であり、実際に逮捕者も出ているため、絶対に行ってはいけません。 正規の方法で現在の法律に適合させるには、排気ガス浄化装置を取り付けるか、エンジンを乗せ換える必要があります。 排気ガス浄化装置とは、主にPMの浄化を目的としたDPFやDPRなどと呼ばれる装置で、ランドクルーザー40や60といった古い年式のディーゼルであっても、技術的には適合させることが可能です。 しかし、単に装置を取り付けるだけではなく、燃料系の再調整や交換、さらに適合させるためには新たに排気ガス検査を受ける必要があり、短く見積もっても2~3か月掛かります。 また、適合するエンジンに載せ換えるという方法もありますが、これはある意味大掛かりなカスタムと同じで、本来の味を大きく損なうことは確実です。 そして何より、どちらの方法も100万円以上の費用は覚悟しなければならず、よほどの愛着がなければ現実的な方法とは言えません。 まとめ ディーゼルエンジンの持つ粘り強く太いトルクはもちろん、ディーゼルエンジン特有の振動もファンにとっては大事にしたい要素。しかし、私たちの住む地球環境も無視できない問題であり、今後益々古いランドクルーザーをはじめとしたディーゼル車を乗り続けることは難しくなっていきます。 もし、費用をかけてまで乗り続けることが困難であるなら、専門知識と豊富な流通経路を持つ、旧車王をはじめとした専門店への売却をおすすめします。 現在では、先に述べたNOx・PM法の規制地域以外では、今でも古いランドクルーザーのディーゼル車でも使用することが可能です。車は走ってナンボ。規制地域外に住む新たなオーナーに託すのも決して悪い選択ではありません。 ランドクルーザーを買い続けて20年以上納得の高価買取ならランド王https://www.qsha-oh.com/landcruiser/ [ライター/増田真吾]
アメリカで行われている自動車アフターマーケットの見本市、「SEMAショー」をご存知でしょうか?SEMAショーは、東京オートサロンの会場となる幕張メッセの3倍、30万平方メートルという広さで開催される大規模イベントです。 今回は、アフターパーツやペイント、ラッピング、カスタムカーによるショーなど、ありとあらゆるジャンルを取り揃えた大見本市、SEMAショーについて解説していきます。 50年以上続くSEMAショーとは SEMA とは「Specialty Equipment Market Association」の略称で、日本語では「米国自動車用品工業会」という意味になります。1967年の第1回目から、年に一度ハロウィーンの時期に開催され、いままで50年以上の歴史を重ねてきたSEMAショー。当初はロサンゼルスで開催されていましたが、現在はラスベガス コンベンションセンターが会場となっています。 SEMA(米国自動車用品工業会)に7,000社以上の企業が登録しており、アフターパーツをはじめ自動車に関連するあらゆるものを集めた大見本市。業界関係者向けのイベントではありますが、クラシックからEVまで網羅したカスタムカーの展示や、ドリフトのデモ走行などエンターテイメント性も高く、全世界から7万人以上のバイヤーが訪れます。 アフターパーツだけでなくカスタムカーの展示も豊富 アフターパーツを駆使したカスタムカーが数多く展示されるSEMAショーには、ジャンルや生産国を問わず、多彩な車両がお披露目されます。 アメリカで人気の高いピックアップトラックをはじめ、クラシックカーに大排気量エンジンを載せたハイパワー車や奇抜なペイントを施した「ホットロッド」、車高を下げ、足回りにハイドロを装着した「ローライダー」。さらに、SUVやピックアップトラックにテントを設置し、北米で昨今ブームとなっているアウトドアカスタム「オーバーランド」も出展されています。 GT-RやスープラがSEMAでも大人気 東京オートサロンがそうであるように、最終的に商売につなげることが目的のSEMAショーでは、いかに自分のブースに人を呼び込めるかが重要になります。 そこで、インパクト満点なカスタムカーを展示しているわけですが、近年特に注目されているのが、アメリカで人気がある日本車のカスタムカーです。 歴代の日産 スカイラインGT-Rや、トヨタ A80スープラ、FJ40系ランドクルーザーなど、アメリカらしいアグレッシブなカスタムを施された日本車が、毎年数多く出展されています。 SEMAショーの人気イベント さまざまな出典や催しがあるSEMAショーですが、その中でもメインかつ、人気のブースを紹介していきます。 SEMA NEW PRODUCTS SHOWCASE SEMAショーにおける新製品の展示スペースが、「SEMA NEW PRODUCTS SHOWCASE」です。毎年3,000以上の製品が展示されるこのスペースには、自動車アフターパーツをはじめ、板金塗装機器やカーケア用品など、取り扱うアイテムは非常に多ジャンル。 さらに展示スペースでは実演もされており、ペイントブースでは世界中から招かれた職人が、自らの手でカスタムペイントを披露する催しもあります。 コンプリート車両の出展 SEMAショーではアフターパーツメーカーのカスタムカーはもちろん、各自動車メーカーがカスタムを施したコンプリートカーが出展されているのも魅力です。 日本の企業からもコンプリートカーは出品されていますが、メーカーの北米担当のカスタムということもあって、内外装ともに国内モデルよりもアグレッシブな車両が目立ちます。 また、2021年の出展では2022年春発売予定の新型日産「フェアレディZ」も展示。米国市場向けの240台限定特別仕様車「Z Proto Spec」が展示され、Zファンはもちろん報道関係者まで多くの注目を集めました。 SEMA CRUISEとSEMA IGNITED 4日間に渡るSEMAショーの最終日には、「SEMA CRUISE(セマ クルーズ)」、そして、夕方には、アフターパーティーである「SEMA IGNITED(セマ イグナイテッド)」が開催されます。 SEMA CRUISEはSEMAショー内で展示された車両が勢ぞろいし、一台ずつ列になってパレードを行うイベント。そして、夕方からのSEMA IGNITEDでは展示車両が屋外特設ステージに移動し、フォーミュラドリフトやF1参戦ドライバーによる派手なアピール走行が行われます。 SEMAショーは基本的に業者間での取引となりますが、SEMA IGNITEDは20ドルの入場料を払えば一般人も入場可能。ラスベガスの夜景をバックに行われる派手なアピール走行はまさに圧巻であり、業者一般問わずSEMAショーに訪れる誰もが楽しみしている催しとなっております。 まとめ 東京オートサロンをはるかに超える規模で開催されるSEMAショー。SEMAショーは毎年3000を超えるアフターパーツや、カー用品などを取り揃えるほか、SEMA IGNITEDといった派手な催しも用意したエンタメ性の高いイベントです。 登場する車両は、見た目もスペックも非常に過激なものが多く、アメリカのダイナミックなイメージが車に表れています。 基本的には業者間の取引のみであるSEMAショーですが、屋外ショーには一般客でも入場できるので、日本とはひと味違った自動車イベントを、一度体験してみるのも良いかもしれません。 [ライター/増田真吾]
最近の車は、なぜずんぐりむっくりしたデザインになってしまったのでしょうか? 旧車はなんといっても低くシャープなデザインが魅力です。ここでは、旧車と現行車のリセールバリューの違いや現行車のデザインが大きく変わってしまった理由についてご紹介させていただきます。 現行車がずんぐりむっくりになってしまった理由 昨今の旧車・ネオクラブームで昭和やバブル時代の車に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか?また、バブル後の1990年代後半から2000年代前半のモデルが人気なのも近年の中古車市場の特徴です。では何故、現行車ではなく旧車・ネオクラシックカーに人気が集まるのか?という疑問が自然と湧いてきます。もちろん、旧車と言ってもジャンルは様々ですので、一概にこれといったものがあるわけではありません。しかし、そのひとつの理由が低くシャープなデザインであったことは間違いありません。そして、低さは世界共通の美学であり、この先も変わることはないのです。 ならば、現在の技術で低くかっこいい車を造ればよいと話しになりますが、そこには大人の事情があったのです。 国土交通省の歩行者保護基準が年々厳格化することにより、エンジンとボンネットフードに一定のスペースを確保する必要が生じ、かつてのような低くシャープなデザインの車が造れなくなってしまったのです。これが、現行車がずんぐりむっくりになってしまった主たる原因です。そういう視点から考えると、水平対向エンジンの採用で、現行車にもかかわらずかつてのような低くシャープなデザインを実現しているトヨタ86/スバルBRZは、非常に希少価値が高いモデルと言えるでしょう。 旧車と現行車どちらが良いのか? 旧車のデザインが現行車より美しいことを踏まえた上で、旧車と現行車ではどちらが良いのでしょうか?おそらく、誰しも同じ価格、同じ維持費なら旧車を選ぶと応えるはずです。しかし、その維持費が大きな問題になります。旧車の代表的なモデルと言えば、AE86を思い浮かべる方も多いと思いますが、状態がよい個体は200万円以上の出費は覚悟しなければならず、購入後もエンジンやミッションのオーバーホールに加え、ボディのヤレや錆のメンテナンスも必要です。はっきり言って、維持費で前期のトヨタ86が買えてしまうレベルです。 対して、現行車であれば中古車がお手頃な価格で手に入るだけでなく、ライトチューンだけでサーキットなどのスポーツ走行が楽しめてしまいます。ドリキンこと土屋圭市が、前期のトヨタ86を自ら購入したことが大きな話題になりましたが、エンジンがノーマルのライトチューン仕様で筑波サーキットにおいて4秒のタイム短縮を図っていますので、現行車のコストパフォーマンスがいかに高いかがわかります。 また、トヨタ86が発表された8年前に「このトヨタ86/スバルBRZも新車はおじさんがノーマルのまま乗って楽しんでもらって、安くなった中古車を若い子がチューンして楽しむ。早くそうなってもらいたい」という言葉を残していますが、近年では100万円以下のお手頃な価格で手に入るトヨタ86/スバルBRZが存在しており、ドリキン土屋圭市が描いた小さな夢がようやく実現しようとしているのです。 旧車と現行車のリセールバリューの違い 旧車と現行車のリセールバリューの違いは、現行車が「色・年式・走行距離」で決まってくるのに対して、旧車は買取店によって大きく左右されます。理由は、旧車にはこれといった相場がないため、買取店の得意不得意が影響するためです。 また、近年では何故この車が?と思ってしまう、もともと不人気だった車にプレミアが付いているケースが見受けられます。したがって、高年式がメインの買取店ではリスクを避けて安く買う傾向があります。つまり、旧車は売るタイミングや買取店選びが非常に重要ということです。 旧車はどこで売るべきなのか? 旧車はどこで売るべきなのでしょうか?その答えは、ずばり旧車専門店の旧車王に売却を依頼することがベストな選択と言わせていただきます。理由は、 長年に渡り世界中の旧車を買取ってきた実績と確かなノウハウです。ハコスカやAE86などの国産旧車はもちろんのこと、縦目のベンツやクロカン4駆のディフェンダーなども買い取ってまいりました。 旧車王は、旧車・ネオクラシックカーを愛しているのはもちろんですが、決して現行車を否定しているわけではありません。近年では旧車バブルなどの言葉も耳にしますが、このタイミングで旧車・ネオクラシックカーを売却して現行車を楽しむというのもひとつの選択肢ではないでしょうか。 [ライター/旧車王編集部]
昨今、廃車が以前にも増して注目されるようになりましたが、業者とユーザーの間で廃車の解釈の違いからトラブルに発展するケースもあるようです。ここでは、廃車の本来のあり方や廃車・買取のそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。 廃車のメリット・デメリット 長年乗ってきたお車が、とくに希少車でもなかった場合に真っ先に思い付くのは廃車という選択ではないでしょうか?因みに、廃車とはお車の解体処分を行い、物理的にも名義的にも登録を抹消する「永久抹消登録」」という手続きを行うことを指します。しかし、廃車の定義に曖昧な部分も多く、業者とユーザーの間でトラブルのもとになっているのが現状です。 そして、本題の廃車のメリット・デメリットについてご紹介させていただきますが、まずメリットについては、よい業者さえ見つかれば無料で引き取っていただくことが可能で、なおかつ面倒な価格交渉なども必要ないことです。また、永久抹消登録が無事に完了すれば、重量税が還付されるのも大きなメリットと言えるでしょう。対して、デメリットは廃車を謳っているにもかかわらず、車を流通させている悪質な業者が存在することです。それ以外のデメリットとしては、陸送費や永久抹消の登録手数料に業者によって大きな違いがあることや解体となりますので鉄の相場の影響をどうしても受けてしまうことなどがあげられます。 買取のメリット・デメリット 廃車と買取を悩んだときに買取を選択するメリットは、近年の旧車ブームの影響でディーラーなどで査定が0円の車でも値段が付く可能性があることです。もちろん、廃車との比較になりますので、多くは望めないかもしれませんが、例えば手元に5万円残ったとしたら大きなメリットと言えるのではないでしょうか?なおかつ、長年共に過ごしてきた愛車がスクラップにされず次のオーナーのもとを行くわけですから、願ったり叶ったりと言えるのです。 しかし、わざわざお申し込みいただき、価格交渉などのお時間をいただいたとしても、車種や状態によっては買取自体が出来ない場合があります。それが、買取の一番のデメリットであり、最も難しい部分になります。もちろん、お申し込みはネットで行えますし、買取が難しい場合も基本お電話の段階でお知らせしておりますので、お時間をいただく言っても多く見積もって1時間程度です。 廃車にかかる費用の内訳 廃車にかかる費用の内訳は、最近では廃車無料と謳っている業者を多く見かけますが、一般的な相場は以下の通りです。 1.引き取り費用:0〜30,000円2.登録手数料(永久抹消登録):10,000〜20,000円3.車体解体費用:0〜30,000円 そして、鉄の価格(2020年6月現在14 円/kg)である1台あたり14,000円~28,000円に応じて、かかる費用が決まってきます。また、自動車税、自動車重量税、自賠責保険の還付金はここには含まれておりません。 ボロボロの車でも値段が付くのか? 廃車と買取で悩んだときに一番気になるのが愛車にどのくらいの価値があるのかという点ではないでしょうか?旧車王では、主要車種の相場情報を開示しており、ホームページの車種ページでご覧いただくことが出来ます。例えば、日産のローレルの場合で、最終型のターボモデルが70万円で買取が可能です。もちろん、条件が全て揃った場合に限りますが、廃車のつもりのお車に何十万もの査定が付けば非常にラッキーという話しになります。ところが、これがノンターボになると、途端に査定がゼロになりますので、ここが一番難しい部分になってきます。 但し、最終型のGC35型を除いたローレルは、年式が古くなればなるほど値段が付く傾向がありますので、全体的には買取を選択するメリットが大きいモデルと言えるでしょう。一般的には、マニュアル車のスポーツカー、SUV、ターボ車は、値段が付く可能性が高いと言われておりますが、中古車の相場は常に動いておりますので、先ずは旧車王に査定のご依頼をいただくことをお勧めいたします。 先ずは本当の車の価値を知ることが大切 車の本当に価値というのは、基準が一つではないためひとことで申しあげられないのが実情です。また、どうしても値段が付かなかった場合にしっかりとしたリサイクル業者を選ぶことも非常に重要な要素と言えます。一般的には、国の認定を受けた最寄りのリサイクル業者に直接廃車を依頼することが費用がかからない方法と言われておりますが、地域差もありますのでトータル的に判断することが大切かもしれません。 旧車王では少しでもお客様のお役に立ちたいという気持ちで1件1件の査定を心を込めて丁寧に行っております。そして、お車の本当の価値を知るためには、旧車の確かなノウハウを持つ旧車王にお任せいただくことが、最も近道で有効な手段と言えるのです。 [ライター/旧車王編集部]
昨今、参加型のモータースポーツ普及により、ネオクラシックカーが中心の競技車両にも注目が集まっています。ここでは、希少なネオクラシックカーが競技で使われる理由や競技車両購入及び買取のメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。 ネオクラシックカーになりつつある競技車両 今現在、ジムカーナやダートトライアルなどのナンバー付きの車両で行われる様々な種類の競技が存在します。しかし、自動車メーカーが昔のようにハイパワーなマニュアル車をラインナップしなくなったため、競技自体がネオクラシックカーが中心で行われているのが現状です。もちろん、今現在販売されているトヨタ86やスイフトスポーツなどのスポーツモデルも活躍しておりますが、ネオクラシックカーに比べて戦闘力不足なのは明白です。そして、これらの車両の多くは公道が走れるれっきとした合法改造車なのです。理由は、自走が可能なナンバー付き車両であれば積載車を用意する必要がなくなり、参加コストを抑えて出場機会を増やすことが出来るからです。 ジムカーナやダートトライアル以外でも、一般車でも走れるミニサーキットが増えたことにより、モータースポーツは昔に比べて気軽に楽しめるようになりましたが、ドリフト競技が不正改造の象徴になってしまっているなど、まだまだ課題も残されていると言えるでしょう。 競技車両のメリット・デメリット ネオクラシックカーの競技車両を購入や買取を行う際のメリット・デメリットについてご紹介させていただきます。まず単純に20年近く経過した車両を競技で使用しておりますので、一般的には様々なリスクが存在すると言えるでしょう。しかし、メリットがまったくないわけでもありません。例えば、ジムカーナの車両であれば競技の特性上クラッシュの確率は極めて少ないと言えます。なおかつ有名ショップ等でメンテナンスされている車両であれば、高いレベルでコンディションを維持されていることが期待出来ます。 逆にドリフト競技で使用されている車両は、ほぼ100%の確率でクラッシュしておりますので、かっこいいエアロで武装した見た目のよい個体であってもコンディションを期待することは出来ません。当然ながら、そのことが最大デメリットにもなるわけですが、もしドリフト競技が目的で購入するのであれば、肝心なところさえしっかりしていれば修復歴が大きな支障をきたすことはありません。いずれにしても次のユーザーがどんな目的で購入するかが、メリット・デメリットの決め手になってきます。 そして、昨今の中古スポーツカーの価格高騰で競技車両の買取が注目されています。昔から競技車両の売買はヤフオクなどの個人売買が主流になっていますが、旧車王ではカスタマイズされた個体も得意としているため、そのノウハウを活かし競技車両の高価買取も可能であると自負しています。とくに、個々のパーツのスペックやメンテナンス履歴がはっきりしている優良な個体は、高価買取の条件を満たしていると言えるのです。 [ライター/旧車王編集部]
旧車王では、日々多くの価値あるお車をお譲りいただいておりますが、車の売却時にはユーザーそれぞれが何かしらの課題を抱えているのが現実です。今回は、今までお客様からいただいた多くのアンケートをもとに、具体的な課題解決の事例13選をご紹介させていただきます。 【目次】 ①. 駐車場の契約期間が迫っていた ②. 遺産相続のやり方がわからない ③. スポーツカーは飽きたので、クロカン4駆に乗り換えたい ④. 運転中の腰の痛みで悩んでいた ⑤. 車検切れで車を動かすことが出来ない ⑥. 急に引っ越しで売却をしなければいけなくなった ⑦. 老後の資金の足しにしたい ⑧. 年齢的に手放すことにした ⑨. 子供が出来たので、流行りのミニバンに乗り換えた ⑩. 相場が高そうだったので売り時だと思った ⑪. 親に免許返納を勧めている ⑫. 乗り心地が悪く家族に反対されている ⑬. 会社の車が古く入れ替えを検討している ケース①:駐車場の契約期間が迫っていた 【お悩み】駐車場の契約期間が迫っており非常に焦っていました。駐車場の更新時期が近いことをうっかり忘れてしまっていたが、車が古く手放すことも検討していたので、この機会に売却してしまいたい。 【解決】すぐに車を移動する必要があったが、ネットを見て問い合わせをしたところ、すぐに査定に来てくれた。車もその場で引き取ってもらえたので非常に助かった。値段も想像以上だった。 ケース②:遺産相続のやり方がわからない 【お悩み】父親が大切にしていた古い車を相続することになった。急なことだったので残すことも考えたが、維持は現実的に難しいので廃車なども検討しなければならない。 【解決】父が大切していた車を思ったいたよりも高く買取っていただき助かりました。難しい相続のやり方も丁寧に説明してくれました。また、スタッフの方から「大切にしていただける方への橋渡しが、私達の使命です。」と仰っていただき、感動を覚えました。→車の遺産相続専門ページ ケース③:スポーツカーは飽きたので、クロカン4駆に乗り換えたい 【お悩み】憧れてきたスポーツカーでやってみたかったことはほとんどやり尽くしてしまった感があるので、次は古いランドクルーザーかディフェンダーに乗り換えたい。 【解決】改造した部分も詳しく見ていただき、納得の査定額を付けてくれました。次の車の購入を心配していましたが、妥協せず次の車が選べそうです。 ケース④:運転中の腰の痛みで悩んでいた 【お悩み】車は気に入っているが、どうしても運転中に腰の痛みを感じるため、腰痛持ちの方に優しいと言われる輸入車に乗り換えたい。 【解決】買取だけでなく、輸入車にも詳しいスタッフが親身になって次の車の相談に乗ってくれました。輸入車の買取も可能とのことだったので、またお願いしたいと思いました。 ケース⑤:車検切れで車を動かすことが出来ない 【お悩み】車検を切らしてしまったため、お店に持っていくことが出来ず、そのまま放置して価値が下落してしまうことも心配だった。 【解決】査定を申し込んだらすぐに来てくれて、車検切れの車もセーフティローダー (積載車)で引き上げてくれた。査定額も車検切れの影響は最小限と言っていただき、想像以上だったので、全て満足です。 ケース⑥:急に引っ越しで売却をしなければいけなくなった 【お悩み】趣味の釣りのために、クロカン4駆の古いディーゼル車に乗っていますが、NOx・PM法の対策地域に引っ越すことになったため、売却する必要が出てきた。 【解決】NOx・PM法の問題があったので、地元の人に個人売買で売却することを考えていたが、全国ネットで迅速かつ柔軟に対応していただき、大変助かりました。買取金額にも満足です。 ケース⑦:老後の資金の足しにしたい 【お悩み】定年退職したので老後の資金が必要になった。長年大切に乗ってきた愛車なので、乗り続けたいのはやまやまだが、売却して維持費の安い軽自動車に乗り換えたいと思っている。 【解決】査定の際は、愛車の思い出も聞いていただき、大変満足です。人気スポーツカーではないにもかかわらず、頑張って値段を付けてくれたので、老後の資金の足しになりそうです。 ケース⑧:年齢的に手放すことにした 【お悩み】長年好きな旧車を乗り続けてきたが、高齢ドライバーが起こす交通事故の多さを知って、運転は若い人に負けない自信があったが年齢的に手放すことを決意した。 【解決】まだまだお元気なので乗り続けていただきたいという私のことを気遣った優しいお言葉をかけていただきました。さらに納得の買取額で買い取っていただいたので、思い残すことなく車から引退出来ます。 ケース⑨:子供が出来たので、流行りのミニバンに乗り換えたい 【お悩み】趣味でスポーツカーに乗り続けてきたが、結婚して子供も出来たので、家族のためにもそろそろ流行りのミニバンに乗り換えたい。 【解決】スポーツカーの知識が豊富で車の本当の価値をわかっていると思った。買取額も思った以上だったので、購入するミニバンに後席モニターを追加で注文してしまいました。 ケース⑩:相場が高そうだったので売り時だと思った 【お悩み】ちょっと、自分の車を中古車情報で調べていたら、相場が高そうだったので売り時だと思った。 【解決】ネットで調べていたらすぐに出てきた。スタッフの方が相場の動向や傾向を詳しく教えてくれて、売り時だと思う気持ちに確信が持てた。 ケース⑪:親に免許返納を勧めている 【お悩み】親に免許の返納を勧めているが、車の売却の手続きがネックになってしまい、なかなか説得することが出来ない。 【解決】車の手続きの不明な点を丁寧にご説明してくれました。査定額も思っていた以上に高く、親が免許の返納を決心してくれたので、本当によかったです。 ケース⑫:乗り心地が悪く家族に反対されている 【お悩み】旧車をカスタマイズして乗っているが、乗り心地が悪く荷物も載らないため、家族に反対されている。子供も増えるので、いいタイミングだと思っている。 【解決】カスタムパーツのひとつひとつまで評価してくれましたので、この機会に売却することを決意しました。査定は車の評価だけだと思っていたので、驚きました。 ケース⑬:会社の車が古く入れ替えを検討している 【お悩み】会社の車が古くなり、入れ替えを検討しているが、会社に車に詳しい社員がおらず困っている。手続きを教えてくれて、少しでも値段を付けてくれたらすぐにお願いしたい。 【解決】査定スタッフの方が、思った以上の値段を付けてくれて、必要書類などの手続きも丁寧に説明してくれたので、安心して売却をすることが出来ました。 古い車の売却にはそれぞれの事情がある 今回、ご紹介させていただいた事例はほんの一部ではありますが、旧車王では日々お客様の課題解決に努めております。もし、この中にひとつでも当てはまる事例がありましたら、そのときは是非旧車王にお申し込みいただき、お客様の悩みのひとつひとつをお聞かせください。そして、旧車王はお客様の課題解決とともによりご満足いただけるサービスを目指してまいります。 [ライター/旧車王編集部]
スバル レガシィは、旧体系の経営で倒産の危機にあったスバル(当時:富士重工業)を救い、日本にステーションワゴンブームを巻き起こした歴史的な車種です。そんなレガシィも、今や北米に軸足を置き、日本ではずいぶんと影の薄い存在となってしまいました。ですが、まだまだスバル レガシィのファンも多いはず。今回はレガシィの完成と熟成を果たした、3代目 BE/BH型と4代目 BL/BP型レガシィの概要と、中古車事情についてご紹介します。 熟成した3代目レガシィと変革の4代目レガシィ スバル史上最大のヒットモデルとなった2代目 BG/BE型の後を継ぎ、1998年に3代目 BE/BH型レガシィがデビュー。先代から引き継いだ2.0L水平対向4気筒ターボエンジンは、自主規制いっぱいの280馬力の最高出力を誇ります。そのほか、3代目のトピックは、現在の自動ブレーキのハシリとなる運転支援システムである「ランカスターADA」の登場と、2000年の年次改良において、新開発の3.0L水平対向6気筒エンジンをランカスターに搭載されたことです。そんな3代目は、2代目ほどではないものの、ツーリングワゴン、セダン合わせ43万代以上を売り上げる大ヒットモデルとなります。 そして、2003年にデビューした4代目 BL/BP型レガシィは、3代目までの伝統に変革をもたらしたモデル。衝突安全性能向上を目的に、これまで死守してきた5ナンバーボディを捨て、3ナンバーボディへと拡大。さらに、EJ20ターボエンジンは、2代目と3代目までの2ステージツインターボから、ツインスクロール方式のシングルターボに変更されます。また、レガシィはこの4代目から北米市場への意識が高まったこともあり、それまでよりも内外装の質感が向上。3代目よりも1つランクが上がったという印象を持っているスバルファンも少なくありません。 他車種では見られないターボ+MTモデルが主流 3代目 BE/BH型レガシィは2代目に次ぐ人気車種で、新車販売台数も多かったものの、最も新しい年式でも2003年であるため、中古車市場にはあまり台数が出回っていません。対して、4代目 BL/BP型レガシィは比較的流通量も多く、選択の幅は広いと言えるでしょう。 どちらも、ターボモデルが圧倒的に多く、2.0L、2.5L、3.0LのNAモデルはあまり流通していません。また、マニュアルトランスミッションが多いのもレガシィの特徴です。 速さに拘らないのであればNAモデルもオススメ 低重心の水平対向ターボエンジンと4WDの組み合わせは、唯一無二の走りを体感できます。先述したように、中古車としても流通量が多いため、比較的選びやすいでしょう。しかし、筆者のオススメは、2.5Lや3.0LのNAモデル。絶対的な速さこそありませんが、水平対向エンジン特有の振動の少なさやトルクフルな走りは、ターボモデルでは味わえない魅力があります。ターボモデルばかりに注目が集まるため、お買い得な1台を見つけることも可能です。 ネットのみの購入は避け実車確認が必須 3代目 BE/BH型と4代目 BL/BP型レガシィの中古車を探しているなら、現車確認を徹底しましょう。 まず注意したいのが、水平対向エンジンの持病でもあるオイル漏れ。これは構造上どうしても避けることのできない不具合なので、下回りをのぞき込む、または、整備履歴を確認するようにしましょう。 もう一つの注意点は、上級グレードに装備されていたマッキントッシュオーディオ。純正装着のオーディオとしては、かなり高音質な魅力がある反面、専用スピーカーや別体アンプを含めた総合的なオーディオシステムであることがネックになります。万が一不具合があった場合、単体での修理や交換ができず、最悪の場合オーディオシステムをすべて交換しなければなりません。そのため、正常にオーディオが作動するか確認することが大切です。 リセールは期待薄のため売却先選びが重要 余程走行距離が少ない車両えを除き、3代目 BE/BH型と4代目 BL/BP型レガシィのリセールバリューは特別優秀と言えません。“スバリスト”と呼ばれる熱狂的なファンは存在するものの、モデルごとのファンはそれほど多くなく、どちらかと言えばどの年代のどのモデルでも一定の人気があります。そのため、限定車以外では、驚くような値付けはほとんど望めません。 もしこれから売却を検討しているのであれば、きちんと価値を判断し、しっかりとした販路を持った旧車専門店などに相談すると良いでしょう。 [ライター/増田真吾]
昨今は、空前の旧車・ネオクラシックカーと言われていますが、中でもスポーツカーの人気の過熱ぶりはバブルと言っても過言ではありません。しかし、スポーツカーは様々な理由により、いつかは卒業することを余儀なくされます。それは、結婚であったり、はたまた体力的なものだったりします。でも、ご安心ください。世の中には、そんなユーザーを満足させてくれる魅力的な車や売却方法があるのです。 スポーツカー卒業を考えるタイミングとは? スポーツカー乗りにとって、卒業を考えなければならないタイミングが必ず訪れます。それは、結婚のタイミングの場合もあれば、免許を自主返納するタイミングの場合もあるでしょう。 もし、自主返納するまで好きな車に乗れれば、スポーツカー乗りにとって、これ以上の幸せはないはずです。しかし、現実的には人生はそんなに甘くなく、結婚などのタイミングで手放すユーザーがほとんどです。 ここでは、スポーツカーを手放す理由を具体例を挙げてご紹介させていただきます。 結婚・家族の反対による売却 結婚のタイミングで、なぜスポーツカーを手放さなければならないのでしょうか?おそらく、1番は家族の反対です。そして、理由は非常に単純です。 スポーツカーは、室内が狭く、乗り心地が悪いです。しかも、大概はドアが2枚しかありませんので乗り降りが大変です。もちろん、スポーツカーは速く走ることが目的で作られていますので、当たり前と言えば当たり前なんですが、家族の理解を得ることは至難の業と言えるでしょう。とくに、家族が増えた際などは、車の乗り降りなど、物理的に考えてもスポーツカーの維持が難しくなります。 仮に家族が理解を得られて、もう1台家族用の車を購入出来たとしても、今度は維持費等の問題が出てきます。ましてカスタマイズを続けるなんて言ったときには、大袈裟な話しではなく夫婦間の問題に発展しかねません。 もしくは、セダンタイプのスポーツカーなどで、とりあえず手放さなくて済んだとしても、今度はパートナーがAT限定免許という問題がかなりの確率で出てきます。 いずれにしても、今も昔も結婚後にスポーツカーを維持していくことは難しく、2~3歳になった子供が唯一残された純正ステアリングで遊んでいるなんて話が、実は決して珍しいものではないのです。 年齢が上がるにつれて愛着がなくなる スポーツカーは、「憧れだけど一度乗れば満足」というユーザーが意外と多いと言われています。 今でこそ、スポーツカーはセミオートマやスポーツオートマが増えて快適になりましたが、一昔前まではMT車が当たり前でしたので、ただ乗るだけでも体力を奪われました。 それでも、若い時はそれを苦に思わない体力と情熱がありますので、たいして問題にならないのですが、年齢とともにクラッチの操作や固い足回りが重荷になってきます。 もしくは、スポーツカーは飽きやすいという意見も多く、車の好みが全く変わってしまうユーザーも少なくありません。 もちろん、今現在のスポーツカーはどんどんはやく快適になっていますので、最新モデルのスポーツカーを何年も乗るユーザーが増えることは十分に考えられます。 スポーツカーを卒業後におすすめの車種 ここまで、色々とご紹介してきましたが、スポーツカーは必ず卒業が訪れる乗り物と言っても過言ではありません。 しかし、家族が増えたり、体力が衰えてしまったりしても、楽しめる車は必ず存在します。少し前までは、家族が増えるイコール、ミニバンでしたので、気持ちが萎えるユーザーも多かったかもしれませんが、ここ数年はSUVブームとなっており、見た目のよさと走りと使い勝手を兼ね備えたモデルが多数販売されています。 やはり、車をというものは見た目が非常に重要な要素となります。そして、近年のSUVにはスポーツカーを乗ってきたユーザーを十分に満足させる魅力とインパクトがあります。しかも、各メーカーから多種多様なモデルがラインナップされており、ご予算や好みに合わせて車種を選択することが出来ます。 車は、いつの時代もメーカーが作り上げた常識みたいなものがありますが、本来は流行りに流されない個性にあった車選びが必要なのかもしれません。そう言った意味では、SUVはもちろんお勧めですが、ユーザーがいいと思えばミニバンやセダンでもそれがベストな選択と言えるのです。 スポーツカーを手放す方法 スポーツカーを手放す方法と聞いて、まず何を思い浮かべますでしょうか?例えば、新車を購入されるならディラーの下取りがあります。もしくは、大手の買取店に持ち込んだり、ラジオCMなどでよく聞く一括査定に申し込むというのもひとつの方法です。 昨今は、空前の旧車・ネオクラシックカーブームと言われており、特にスポーツカーはどこに売却しても基本的に安いということはありません。しかし、更に高く売るためには別の選択肢を考えなければなりません。 旧車王は、旧車・ネオクラシックカーに特化しているのはもちろんのこと、変動が大きいと言われる中古車相場を熟知しています。とくにスポーツカーは、この難しい相場を読めるか読めないかで次の車選びに影響が出るほどの差が生まれる場合があります。 スポーツカーを卒業することは、誰にとっても寂しいことに違いありません。ですからせめて納得のいく買取額で愛車に花を添えてみてはいかがでしょうか。 [ライター/旧車王編集部]
最近は、低年式でかつ過走行の中古車でも値段が付くという話をよく聞きます。しかし、ネットでよく見かける「査定0円の古い車を高く売る」というフレーズは一体どのような意味で使われているのでしょうか?この一見矛盾している2つの事柄を旧車王が紐解きます。 査定額「ゼロ」になってしまう原因 査定額が「ゼロ」になってしまうかどうかは、どの基準を用いるかによって変わってきます。もちろん、どの基準を適用しても「ゼロ」になってしまう車はあります。その理由は、「年式が古い車」「走行距離が伸びている車」「故障している車」などがありますが、基本的に当時どんなに高額な車であっても、時が過ぎれば価値は低くなります。 また、よく査定の基準に用いられるディラー下取りについても簡単にご紹介させていただきます。通常ディーラーでは、各販売会社が用意する「下取り基本価格表」というものをベースに下取価格を算出しています。つまり、買取専門店のように買取相場をもとに車の価値を判断しないため、20年以上経過した旧車・ネオクラシックカーなどは、一般的に値段を付けることが難しいと言われています。 逆に、買取専門店は、買取相場を基準にしていますので、年式が古い車でも値段が付くことがあるのです。 買取店にも「得意分野」が存在します 買取店には、実は「得意分野」というものが存在します。簡単にご説明させていただくと、 新車ディーラーは、当然ながら自社の車に強みを持っています。更にディラーは、顧客の囲い込みが生命線になりますので、常に顧客の下取り価格を把握しています。その顧客数は、優秀な営業マンで優に1000件を超えています。 次に、一括査定・大手買取店は、比較的年式が新しい国産車を得意としています。逆に、旧車・ネオクラシックカーは、相場の見極めが難しいことから、リスクを負ってまで買取しない傾向があります。 最後に、 旧車買取専門店は、1970~1990年代の旧車・ネオクラシックカー全般、スポーツカー、本格クロカン4WDを得意としています。 そして、どのジャンルにもそれぞれ違う難しさがありますので、自分の車がどこに当てはまるかを考えて、査定を依頼されることをお勧めいたします。 20年落ち以上の古い車は高く売れる可能性があります お写真の車を見てください。車検が切れた1973年式のケンメリスカイラインです。車検切れのまま数年単位で放置されていますので、車体は埃まみれですし、タイヤがパンクして走ることすらできません。 おそらく、ディラー下取りでは0円が提示されることでしょう。もしくは、古すぎて扱ってもらいないかもしれません。ところが、この車に何と400万円という破格の査定額がついたのです。 理由は、ケンメリスカイラインは、「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズのテレビCMが大ヒットした日本を代表する名車のなかの名車だからです。しかし、この価値がわかる買取業者が少ないという現実もあり、廃車になってしまうケースも少なくありません。 この例は少し極端だったかもしれませんが、古い車は旧車買取専門店に査定を依頼することで、思いもよらない値段が付くことがあるのです。 【1円でも高く売る】高額査定のポイント ここまでの解説で、例え査定が0円になってしまいそうな古い車でも値段が付いたというケースがあることがご理解いただけたのではないでしょうか。 しかし、年式が古い旧車・ネオクラシックカーは、状態次第で値段がなくなってしまう場合があります。具体的には、エアコンの故障やオートマが滑るなどの機関系の不具合です。 そうならないためには、故障の時に親切に対応してくれる「行きつけの美容室」のような整備工場を見つけて、こまめに修理を依頼することが大切です。そして、愛車を1円でも高く売るために最も大切なことは、車を古いなりに労わりながら乗ることです。 高額査定のために出来ること 車を高く売るために出来ることはいくつもありますが、何もお金をかければいいというわけでもありません。最後に自分でも出来る車を高く売るための方法を2点ほどご紹介させていただきますので、参考にしてください。 外装編 お車の外装は、放置車や不動車でない限り、なるべく綺麗にしておきましょう。長い間動かしていない不動車などは、長年降り積もった土埃を取り払う際にボディを痛めてしまう可能性がありますので、かえってそのままの方が高価買取に繋がる場合があります。 また、高価なカスタムパーツは、しっかりと把握しておくが重要です。理由は、有名ブランドの場合は、査定に反映される可能性があるからです。 内装編 内装の掃除は旧車だからといって特別なことはありません。まずは、固くしぼったタオルとガラスクリーナーをご用意いただき、最後に掃除機があればオッケーです。 掃除機は、シートの下や座面の隙間など、細かいところも意識してかけていきます。次に固く絞ったタオルでステアリングホイールやインパネを拭き、最後にガラスクリーナーを使ってガラス全体を拭けば終了です。 一番のポイントは、固く絞ったタオルです。乾燥したタオルではホコリや汚れを吸収出来ず、かえって汚れを広げる結果になるためです。 [ライター/旧車王編集部]
日本車は海外での人気が高いというのは誰でも一度は聞いたことがあるでしょう。今乗っている車も日本では価値がなく、買取価格も低いという場合には「人気がある海外に輸出してみよう」と考える人がいるかもしれません。 しかし、車の輸出は簡単ではなく、個人で行うにはハードルの高いものになっています。ここでは海外で日本車人気の理由と輸出が大変な理由を解説していきます。 海外で日本車人気の理由 当たり前のように海外で日本車が人気というイメージがありますが、主な人気の理由は「壊れにくい」「安い」の2つでしょう。「なぜ日本車が人気なのか」を詳しく解説していきます。 壊れにくい 日本では2年(初回3年)に1回の車検が義務付けられています。定期的なメンテナンスを行うことで重大な故障になる前に修理されるため、各部品が大きく破損することもなく、消耗品も定期的に交換されています。 極端に破損する前にメンテナンスされるため、車が良い状態で保たれていることで「壊れにくい車」になっていると言えるでしょう。 日本の道路事情が良いから 日本の道路は世界で見てもトップクラスに整備されています。道路事情が良い分、車にかかる負担も少なく、足回りなどの重要な部品が破損なく保たれています。 足回りが破損してしまっては修理をしても多少のガタは残ってしまいます。綺麗な道路で走っている日本車だからこそ、中古車でも品質が保たれ、長く乗れる要因の1つになっていると言えるでしょう。 外装も綺麗に保たれている 日本人は世界で見ても物を大切にする人が多い国です。車も同じで、定期的に洗車をしたり、傷もつかないように気をつけています。海外では車を実用の道具と考えていて、傷や汚れを気にしていないユーザーが少なくありません。 日本車は乗っているユーザーが車を大切にしている分、古くなっても外装が綺麗に保たれ、海外でも評価される1つの要因になっています。 価格が安い 日本国内では車に対して10年10万㎞という言葉が根付いています。これは、車の寿命や価値の基本になっていますが、納車から10年か走行距離が10万㎞を超えた車は寿命で市場価値がなくなるという意味を持っています。 実際には、しっかりとメンテナンスをしていれば、まだまだ乗れる車でも、車としての価値はなくなってしまい、低い金額での買取か廃車になってしまうでしょう。 しかし、海外で見れば、まだまだ乗れる状態にあるため、日本国内では値段のつかない車にも値段が付くことになります。日本で値段がつかない分、安く仕入れることができ、海外での販売価格も安くなるため、10年10万㎞を超えた車でも重要があると言えるでしょう。 古い車種は部品取りに使うことも 例えば、エンジンや足回りなど、走行が不可能な車でも車種によっては海外で部品取りとして買い取られることがあります。 ボディパーツや内装のパーツなど、海外では新品のパーツを取り寄せるよりも使える中古部品を使うことが多いため、日本で廃車になった車にも需要があります。 個人の輸出は簡単ではない 日本車は海外で人気があるということが分かりましたが、そうなると「自分が乗っている車も海外に輸出したほうが高く売れるのでは」と考えると思います。 車種によっては日本国内よりも高く売れるでしょう。しかし、個人で輸出となれば国内で車を売るように簡単にはいきません。 主に輸出が簡単ではない理由を3つ解説していきます。 古物商許可証が必要 これは各都道府県が発行しているものになりますが、中古車を輸出する際には絶対に必要になる許可証です。古物商許可証を取得せずに輸出を行なった場合には法律に違反することになるため十分に注意が必要です。 古物商許可証自体は警察署で発行してもらえるため、難しい手続きは必要ありません。しかし、所有している中古車を販売するためだけに取得するのは少し面倒にも感じるでしょう。 必要書類が多い 次に必要書類ですが、日本からの輸出用と販売先の輸入用に分かれます。輸出ができても輸入側の国で必要になる書類は別に必要な場合もあります。 ・インボイス・パッキングリスト・船荷証券・輸出抹消登録証明書・船積前検査証明書 輸出には最低でもこの5つの書類が必要になりますが、輸出先の国によってはさらに必要な書類が増えることもありえます。あくまで輸出用は日本で定めている書類になりますが、輸入用の書類は国ごとに違う場合もあるため、輸出先のバイヤーに確認を取る必要があります。 バイヤーを見つける必要がある 国内で買取を依頼する場合には買取専門店に査定と買取をしてもらえば、全てが完了します。しかし、輸出する場合には個人でも買取店でも、車を買ってくれる人を自分で一から探す必要があるため、それなりの英語力や時間をかけることになるでしょう。 また、バイヤーを見つけた後も金額の調整や支払い時期など、バイヤーと調整すべき事は多くあります。 買取専門店を利用する 海外への輸出は「高く売れる」というイメージだけが先行していますが、個人で行うには難しい事も多く、簡単にはいきません。しかし、日本国内でも古い車の価値を分かっている買取専門店であれば、海外へ輸出するよりも高く買い取ってもらえる場合があります。 特に旧車王では旧車やクラシックカーの買取を得意としているため、値段がつかず、国内での販売を諦めていた場合でも、海外へ輸出する前に候補の1つに入れてみてください。 まとめ 日本車は海外で人気があり、輸出すれば国内よりも高く売れる可能性があります。日本には買取専門店も数多くありますが、基本的に古い車の買取価格は低かったり、値段がつかない事もあるため、人気のある海外へ輸出した方が高く売れると考えることもあると思います。 しかし、個人での海外輸出は決して簡単なものではなく、必要な許可証や書類も多く、費用対効果としては見合っていない事も多いでしょう。日本国内でも古い車の価値を分かっている買取店であれば、輸出するよりも高い査定額がついたり、同じような金額でも輸出の手間やリスクを考えれば得をする可能性もあるでしょう。 旧車王は旧車を得意としているからこそ、他の買取店とは違う査定額になる場合があります。輸出をする前に旧車王に無料査定を依頼してみてはいかがでしょうか。 [ライター/旧車王編集部]