RVブームで一世を風靡したパジェロを購入したいけど故障のリスクが心配と考える人も多いでしょう。RV車にありがちな多走行や経年劣化による故障は修理費用が高いため、事前に詳しく知っておくと安心です。今回は、パジェロのよくある故障箇所や修理費用の目安などについて解説します。パジェロを所有している人や購入を検討中の人は参考にしてください。
パジェロのよくある故障箇所
まず始めに、パジェロのよくある故障箇所について詳しく解説します。
エアコン
パジェロに限らず、エアコンは経年劣化や多走行により故障や不具合が発生します。エアコンのコンプレッサーが焼付くなど、状態によっては数十万円の修理費用が必要となるケースもあるため、異常を感じたら早めに点検に出しましょう。
オルタネーター
オルタネーターは車の発電機です。パジェロに限らず、経年劣化や多走行で故障や不具合が発生するため「ヘッドライトやメーターパネルが暗くなった」「ブレーキやパワステが重くなった」などの症状が出た場合は早めに点検に出しましょう。オルタネーターの故障や不具合を放置すると、運転中にエンジンが止まり、大事故につながるケースもあります。少しでも異常を感じたら早めにディーラーや修理工場に持ち込んで点検しましょう。
ディーゼルエンジン
クロカン四駆であるパジェロは、低速域の高いトルクと低燃費を両立させたディーゼルエンジン搭載車が人気です。ガソリンエンジンとは構造が異なるディーゼルエンジンは、故障すると修理代が高額になることもあるため、異常を感じたら早めに点検に出しましょう。ここからは、ディーゼルエンジンの故障が多い箇所について詳しく解説します。
コモンレール
コモンレールとはディーゼルエンジンの燃料噴射システムで、フューエルデリバリーパイプのことです。超高圧で燃料噴射するディーゼルエンジンにとって必要不可欠なシステムのため、燃圧不足になるとエンジン回転数に不調が出ます。原因として燃料フィルターの詰まり、ポンプやバルブの不具合などが考えられるため、不具合を感じたらすぐに点検に出しましょう。
インジェクター
インジェクターは高圧燃料をエンジン内部に噴射する役割があり、比較的故障しやすい箇所といえるでしょう。クリーンディーゼルエンジンを搭載するパジェロでは燃料噴射システムは特に重要な機関です。インジェクターはエンジンの気筒数と同じだけ存在し、ひとつでも不具合が発生すると警告灯が点灯します。この状態になった場合はすぐに点検修理を依頼しましょう。
DPF
DPFとは粒状黒煙を車外に排出させないためのフィルターです。このフィルターが目詰まりすると警告灯が点灯し、ディーラーでDPFを取り外して洗浄する必要があります。多くのクリーンディーゼル車のほとんどに粒状黒煙を自動処理(燃焼)する機能が備わっているとはいえ、短時間の運転や長時間の渋滞、ストップアンドゴーの走行が多いと発生する不具合です。
ターボ
ターボの焼付きは、潤滑不良やエンジンオイルの減少などにより冷却がうまくできないことで発生します。放置しておくとタービンブレードなどが破損し、破片がエキゾースト部にも被害を及ぼす可能性もあるため、不具合を感じたらすぐに点検に出しましょう。ターボの焼付きを防ぐためには、こまめなエンジンオイル交換が効果的です。
パジェロ修理費用の目安
パジェロ修理費用の目安は、故障箇所や作業内容によって大きく異なります。箇所別の修理費用の目安を参考にしてください。
・エアコン........状態により10〜30万円程度必要です。
・オルタネーター........交換部品が新品か中古で大きく修理費用は異なり、5〜20万円程度が目安です。
・ディーゼルエンジン........故障箇所の状態やクリーンディーゼルかどうかによって修理費用は大きく異なります。センサーなど電気系統の修理なら1〜10万円程度、部品の交換やエンジンを車輌から降ろすような修理の場合は10〜100万円程度が修理費用の目安です。
パジェロの維持費が高いと感じたら売却がおすすめ
パジェロの維持費が高いと感じたら売却を検討しましょう。パジェロは、自動車税や重量税、任意保険なども高額になりやすい車です。ただ、故障車や不動車であっても一定の価値があります。そのため、維持費が高いと感じたら早めの売却をおすすめします。
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