車の税金にはエンジンの排気量で決まるものがある!自動車税について解説

目次
1.車の排気量が関係する税金は「自動車税」 2.車の排気量別の自動車税 3.そもそも車の排気量とは 4.排気量が大きい車のメリット・デメリット

車の税金には、エンジンの排気量で決まる自動車税、車両重量に応じて課税される自動車重量税、燃料にかかるガソリン税や軽油取引税などがあります。今回は、自動車税の金額や排気量が大きい車を選ぶメリット・デメリットについて解説します。エンジンの排気量に応じて決まる税金について知りたい方は参考にしてみてください。

車の排気量が関係する税金は「自動車税」

自動車税は、車のエンジンの排気量によって税額が決まる税金です。排気量が小さいほど安く、排気量が大きくなるほど高くなります。

ただし、軽自動車は(エンジン車・電気自動車ともに)一律料金となります。

また、排出ガスを出さない普通車(登録車)の電気自動車は、エンジン排気量1000cc以下の区分です。

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車の排気量別の自動車税

車の排気量別の自動車税を見てみましょう。

【自動車税一覧】
※( )内は2019年9月までに購入した場合の税額

・軽自動車(エンジン車・EVともに):10,800円(10,800円)
・1000cc以下(普通車のEV):25,000円(29,500円)
・1000cc超1500cc以下:30,500円(34,500円)
・1500cc超2000cc以下:36,000円(39,500円)
・2000cc超2500cc以下:43,500円(45,000円)
・2500cc超3000cc以下:50,000円(51,000円)
・3000cc超3500cc以下:57,000円(58,000円)
・3500cc超4000cc以下:65,500円(66,500円)
・4000cc超4500cc以下:75,500円(76,500円)
・4500cc超6000cc以下:87,000円(88,000円)
・6000cc超:110,000円(110,000円)

このように、エンジン排気量に応じて税額が決まっています。

そもそも車の排気量とは

車の排気量とは、エンジンが吸い込める空気の量で、シリンダーの容積の合計となります。

車のカタログの「総排気量」が自動車税に関係するエンジン排気量の数値です。カタログでは、1500ccなどのキリがよい数字ではなく、1495ccや1371ccなど細かく表記されています。

また、上記の「排気量別の自動車税」では、単位を「cc」としましたが、車のカタログでは「cc」のほかに「L(リッター)」で表記されていることもあります。

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排気量が大きい車のメリット・デメリット

自動車税を安く抑えるためには、小さいエンジン排気量の車を選んだ方がよいです。一方、市場にはエンジン排気量が大きい車も流通しています。では、エンジン排気量が大きい車のメリットやデメリットは何なのでしょうか。

メリット

エンジン排気量が大きい車は、パワーがあるため、力強くスムーズな走行ができるというメリットがあります。また、エンジン回転数を低く抑えることができるため静粛性も高いことが特徴です。

高回転まで回せる大排気量エンジンは、ゆとりある走りを楽しみたい方におすすめだといえるでしょう。

ただし近年では、ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドや排気量を小さくしてターボやスーパーチャージャーなどの過吸器を装着したダウンサイジングエンジンなども多いため、エンジン排気量が小さくても大排気量並みのパワーを出せる車もあります。

そのため、最高出力や最大トルクなどを見て車を選ぶようにするとよいでしょう。

デメリット

デメリットは、自動車税が高額になることです。また、エンジンが吸い込む空気の量が多いことから、燃費も悪くなります。そのため、税金を安く抑えたい方やパワーが必要ない(山道や上り坂などの走行が少ない)方は、大排気量エンジンを選ぶ必要はないといえるでしょう。

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