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RX-7は「維持できない旧車」なのか?年間維持費・メンテナンスについて解説
旧車の再生と維持 23.05.24

RX-7は「維持できない旧車」なのか?年間維持費・メンテナンスについて解説

RX-7といえばマツダが世界に誇るスポーツカーです。最も有名なFD3S型は1991年から2003年にかけて販売されていました。中古市場でも人気が高く新車価格を上回る個体も多いです。 しかし、購入を検討していても「古いスポーツカーは維持費やメンテナンスの負担が大きいのでは?」と心配の方も多いでしょう。そこでこの記事ではRX-7にかかる維持費やメンテナンスについて解説いたします。 RX-7の特徴 RX-7は「サバンナRX-7」の名称で1978年に登場し2003年まで製造・販売されたスポーツカーです。最も有名なモデルは3代目のFD3S型で、曲線を多用した流線型のラインが美しく、現在でも絶大な人気を誇ります。世界でも希少なロータリーエンジンを搭載しており、デビュー当初の最高出力は255psでしたが、1996年のマイナーチェンジで265ps、1999年のマイナーチェンジでは当時の国内メーカー自主規制値の280psまでアップしました。 RX-7はレース活動でも多くの功績を残し、FD3S型では全日本GT選手権で5勝をあげています。その乗り味に憧れるファンは後を絶たず、現在もなおサーキットで目にする機会が多いモデルです。 ▼RX-7 FD3S型の魅力はこちらで詳しく解説しています。マツダ FD3S型RX-7が個性的なスタイリングを手に入れた理由とは? 1型~6型の違いも解説 RX-7の維持費の内訳 FD3S型のRX-7の維持費について、燃料代、自動車税(種別割)、任意保険料、車検代、メンテナンス費用の5項目に分けて解説します。古いスポーツカーのためメンテナンスや修理にかかる負担が大きいため、メンテナンス費用については特に重点的に解説します。 燃料代 280psを捻出する、FD3S型最終モデルを例に燃料代を算出します。 1,308ccのロータリーエンジンの燃費は、10.15モードのカタログ燃費で7.2km〜8.1km/Lです。実燃費は4〜6km/Lほどだといわれています。「燃料計が動いているのがわかる」と揶揄されるほどの大食いです。 ここからは金額をシミュレーションします。 RX-7で月間1,000km走行した場合、ガソリンを約200L使用(*1)するため、燃料代は3万6,000円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合の総額は43万2,000円(*2)です。 *1 燃費は5km/Lで算出(実燃費)*2 ハイオクガソリン1L当たり180円として算出 自動車税(種別割) ロータリーエンジンが搭載されている車種の場合、排気量を1.5倍に計算したうえで自動車税(種別割)の区分と税額が決まります。 RX-7の排気量は1,308ccで、1.5倍の1,962ccとみなされるため、1.5L超~2.0L以下の区分に該当します。同区分の2024年10月現在の自動車税(種別割)は3万9,500円/年ですが、RX-7の最終モデルは2002年に発売されており、車齢が13年を超えるため、重課税されて4万5,400円かかります。 任意保険料 FD3S型のRX-7の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:24歳等級:6B使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):30万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5万-10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額は約10万円/年でした。 中古市場ではプレミア価格で取引されるRX-7ですが、車両保険は30万円しかつかないようです。事故には十分注意しましょう。 車検代 RX-7の車検代についてみていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)※2024年10月時点自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円 ※指定工場の場合車検基本料:6万円 ※内容、整備工場などにより増減合計:11万7,250円 FD3S型のRX-7は、重量税が1t超〜1.5t以下の区分に該当します。同区分の現行モデルの重量税は2万4,600円ですが、初年度登録から18年以上経過しているクルマは、2段階の重課税により3万7,800円かかります。また、古いクルマは故障が多く交換部品や整備が必要なことが予想されるため高額になる可能性があります。 メンテナンス費用 RX-7のメンテナンスには、おおよそ6万円/年かかります。ロータリーエンジンを搭載している車種特有のトラブルが発生しやすいため、購入前にメンテナンス項目をあらかじめ知っておくと安心です。RX-7の主なメンテナンス項目とその費用について、1つ1つ詳しく確認しておきましょう。 エンジンオイル交換 RX-7のエンジンオイルは、3,000〜5,000kmごとに交換するのがよいとされており、1回あたり8,000〜1万円程度かかります。年間1万km程度走行する場合、1年で2回交換するとして費用の合計は2万円程度です。 ロータリーエンジンには、通常のエンジンよりもオイルが劣化しやすいという特徴があります。オイルの劣化により発生するのがカーボンデポジットという燃料の燃えカスです。カーボンデポジットエンジン内部に蓄積すると故障につながりやすいため、適切なタイミングでのオイル交換が推奨されています。 オイルエレメント交換 オイルエレメントとは、エンジンオイルをろ過するフィルターです。基本的にオイル交換2回につき1回交換します。交換費用は2,000円程度です。年間で1万km走行して2回エンジンオイルを交換するのであれば、実施するのは1年に一度でよいでしょう。 スパークプラグ交換 スパークプラグとは、エンジンのシリンダー内に発生した混合気に火をつける装置です。6,000〜8,000kmで交換するとよいとされており、費用は1万円程度かかります。 スパークプラグが故障すると火花を飛ばすことができなくなります。ロータリーエンジンのスパークプラグにトラブルが起こると燃費悪化やパワーダウンにつながり、症状がさらに悪化するとエンジンそのものが壊れてしまいます。エンジンを丸ごと載せ替える場合には100万円近くもの費用がかかるため、適切なタイミングでスパークプラグを交換しておきましょう。 その他パーツ交換費用 ここまでで紹介した項目以外にも、消耗品に該当するパーツは都度交換する必要があります。たとえば、ワイパーゴムやエアコンフィルター、ブレーキパッドなどです。クルマの状態によって交換箇所は異なりますが、費用としては3万円/年程度見積もっておくとよいでしょう。 【知っておきたい】購入後一度はメンテナンスする箇所 ここまで、1年間にかかるメンテナンス費用について解説しました。この他にも、RX-7を購入するにあたって最初にメンテナンスが必要な箇所、長いスパンで交換が必要な箇所がいくつかあります。数年単位での対応になりますが、購入前に確認しておきましょう。主な項目は下記のとおりです。 ・エンジンオーバーホールオーバーホールとは、エンジン本来の性能を取り戻すためにパーツを分解と洗浄、パーツ交換をして再度組み立てる作業です。10万km以上走っているRX-7だとエンジンにダメージが蓄積しているケースが多く、その走行性能を十分に発揮させたいのであれば、購入後に一度はオーバーホールする必要があるでしょう。 個体によって費用は異なりますが、安くても30万円程度、細かなパーツの研磨や交換が必要な場合は100万円以上かかることもあります。 ・ブレーキオーバーホールエンジンオーバーホールと同様に、ブレーキの分解と洗浄、パーツの交換を実施して再度組み立てる作業です。RX-7は最終モデルの発売からすでに20年以上が経過している古いクルマのため、こちらも購入後一度は実施する必要があるでしょう。実施頻度の目安は、走行距離10万km、もしくは4〜5年に1回といわれています。費用は1回あたり2万円程度です。 ・クラッチ交換クラッチとは、エンジンとトランスミッション(変速機)の間にある動力伝達装置です。故障してしまうと、クラッチが滑ったり重くなったりして走行に支障をきたします。交換費用は社外品を使った場合で5万〜10万円程度です。交換目安は5万〜10万km、もしくは7〜8年に一度といわれているため、RX-7をはじめとする旧車の場合は購入後に1回は交換する必要があるでしょう。 ・デフマウントブッシュ交換デフマウントブッシュとは、デファレンシャルギア(動力伝動装置の1つ)を収納するデフケースをクルマに固定するためのゴム製のパーツです。一般的なクルマであればあまり劣化しませんが、RX-7のようにサーキット走行を繰り返すクルマの場合は激しく消耗します。 ブッシュが劣化すると走行中に乗り心地が悪くなるだけではなく、走行中にふらつくこともあるため放置すると危険です。交換時期の目安は走行距離10kmで、費用は1回あたり2万円程度かかります。 RX-7の年間維持費はいくら? ここまででRX-7の維持費の内訳について解説しました。年間でどの程度の費用がかかるのか、合計額をみていきましょう。 <RX-7の年間維持費>燃料代:43万2,000円自動車税(種別割):4万5,400円任意保険:10万円車検:5万8,625円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:6万円合計:69万6,025円 月額では5万8,000円程度かかります。東京都郊外のワンルームマンションの家賃相場とあまり変わらない金額です。また、ローンで購入するとさらに月々の返済が発生するほか、月極駐車場を契約する場合は別途駐車場代が毎月加算されます。 まとめ RX-7の年間維持費の内訳について解説しました。 毎月5万8,000円程度かかると考えると、維持できない旧車とは断言できないものの、気軽に所有できるスポーツカーともいえません。また、購入して間もなくエンジンやブレーキのオーバーホールを行うのであれば、かなり高額の初期費用がかかります。ランニングコストとだけではなく初期費用の工面についても検討したうえで購入するかどうか決めるとよいでしょう。

旧車のバッテリーが上がる主な原因は?旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法についても解説
旧車の再生と維持 23.05.22

旧車のバッテリーが上がる主な原因は?旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法についても解説

旧車のバッテリー上がりを不安に思っている人も多いでしょう。走行中に突然エンジンが止まったり、キーを回してもエンジンがかからなかったりすると、焦って不安になります。今回は、旧車のバッテリーが上がる主な原因と、旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法について詳しく解説します。旧車のバッテリー上がりに不安な人は参考にしてください。 旧車のバッテリーが上がる主な原因 まず始めに、旧車のバッテリーが上がる主な原因について詳しく解説します。 オルタネーターの発電量 旧車でオルタネーターの発電量不足によるバッテリー上がりは、よくあるトラブルといってよいでしょう。「経年劣化により交換したばかりのオルタネータでもなぜかバッテリーが上がってしまう」という症状は、アクセサリーや電装系の追加パーツの電力消費量が発電量を上回ることにより発生します。 これはカーナビゲーションやドライブレコーダーなど、近年主流となったカーアクセサリーが主な原因です。オルタネーターの交換はリビルト品や中古品を用いるのが一般的で、新車発売当時の標準的な発電量しかありません。対策として「過剰な電装パーツを取り付けない」こと以外に「外品で販売されている発電量の高いハイパワータイプのオルタネーターと交換する」ことで解消できます。ただし、車検対応の有無や対象車種については事前に調べておく必要があるでしょう。 バッテリーやハーネスの劣化 旧車のバッテリー上がりの原因として、オルタネーターの劣化と同様に多いのがバッテリーやハーネスの経年劣化です。バッテリーやハーネスも消耗品であるため、劣化具合によっては送電や充電ができなくなることがあります。 旧車の場合、ハーネスに関してはメーカー廃番となっているものも多く、新品への交換というのは容易ではありません。経年により配線が硬化して抵抗が高くなることで送電に支障が出てしまうため、定期的な点検と必要に応じた修理や在庫があれば交換が必要です。また、ヒューズも経年劣化により同様の症状が出るため定期的に交換しておきましょう。 バッテリーは古くなると液量が減少したり、極版の劣化で従来の性能を発揮できないことがあります。また、旧車にドライブレコーダーやセキュリティシステムを搭載していると、イグニッションスイッチがOFFでも暗電流によってバッテリーが上がりやすくなるため注意しましょう。 自然放電 バッテリーは長期間車に乗らないなどの理由によって自然放電します。バッテリーのサイズや外気温、車載の電装品などによって差はあれど、3〜4週間程度放置しておくとバッテリー上がりを起こすと考えましょう。 旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法 続いて、旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法について詳しく解説します。 消費電力をおさえる 旧車のバッテリーが上がりにくくするためには、消費電力をおさえることが重要です。エアコンの設定を弱めにしたり、停車したときにライトをオフにするなど、電力の消費をなるべく抑えることを常に心がけましょう。また、シガーソケットからのスマートフォンの充電や空気清浄機の使用などにも注意が必要です。 定期的な点検や整備を徹底する 旧車のバッテリーが上がりにくくするための方法として、定期的な点検や整備を徹底するのが効果的です。バッテリーの寿命やハーネスの経年劣化が見受けられるときは、早めに点検や交換をしましょう。また、ハーネスの部品確保には時間がかかることも多いため、計画的な整備を心がけることが重要です。 車を頻繁に動かして充電する バッテリーが自然放電しないよう車を頻繁に動かしましょう。最低でも週に一度は30〜60km/hの速度で、30〜60分程度走行することをおすすめします。チョイ乗りが多い場合や多忙で運転する時間があまりない人は、充電受入性能の高いバッテリーに交換することがおすすめです。

日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.11
旧車の魅力と知識 23.05.17

日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.11

■特別編 ~アルミ弁当箱と旧車とシン・仮面ライダー(旧仮面ライダー)の意外な関係~ どうも!「日本アルミ弁当箱協会」会長のマツド・デラックスでございます。 今回は「特別編」と言うことでちょっと変わった(いつもですけど)角度から「シン・仮面ライダー」「旧仮面ライダー」「アルミ弁当箱と旧車の意外な関係」を語って行きたいと思います! 多少のネタバレがありますので、まだ映画をご覧になっていない方はご注意を! また予習したい方、1回見たけど復習したい方はぜひ見て読んで笑ってくださいませ! ■旧仮面ライダーとアルミ弁当箱の不思議な関係 仮面ライダーの当時のアルミ弁当箱には2種類の図柄が現在まで確認されています。 それが「くも男」と「サラセニアン」が仮面ライダーと戦う2種類のアルミ弁当箱です。 こちらは私の著書である「アルミ弁当箱図鑑」にも書かさせて頂いているのですが図柄をよく見ていただきたい。 なぜか「仮面ライダー」の第1話の「くも男」と戦っているライダーにご注目いただきたい。 なにか違和感を感じる方はもうおわかりだろう。 そうなんです!何故か、戦っているのが「2号ライダー」なんです! 今までにもお話しましたが、アルミ弁当箱の図柄の決定は番組が始まる前に決定することが多く、そのせいでちょっと変わった図柄が出来てしまうことがあります。 しかし、どうもこの「仮面ライダー」は人気が出てからアルミ弁当箱の制作に「ヤマト」が急遽参入したために、2号ライダーが活躍中(1号病休中)にこの図柄を作成してしまったのではないかと「想像と妄想」をしたのであります。 ■オートバイだけではない旧車の活躍!立花藤兵衛の愛車? さあ「ライダー」だけにオートバイが主役になる作品ですが、旧車もなかなか渋い車種が登場します。 この先、仮面ライダーシリーズには欠かせない喫茶店「アミーゴ」のマスター「立花藤兵衛」が第1話で乗っている愛車が「コロナ1700(RT84)」でした。 私は人生でコロナを2台(TT100とRT104)乗りましたが、同級生達がケンメリやセリカに乗っている中、地味な(セダン)クルマで肩身の狭い思いをしたのを覚えています。 このRT84のコロナが今回の主役ではなく個人的には第4話にちょこっとだけ登場する「グロリア」が今回の主役なんです。 ■第4話のサラセニアンに登場のグロリアが「シン・仮面ライダーに繋がる? 第4話「人食いサラセニアン」にショッカーの戦闘員が乗っている日産の「グロリア」が登場します。 当時(子供の頃)このグロリア(通称タテグロ)が大好きで、仮面ライダーにちょこっと出てきただけで興奮していたのを覚えています。 ではなぜ今回、グロリアが中心なのか?それはこの回で登場したグロリアのナンバープレートなのです。 このシングルナンバーってどこかで見た覚えがありませんか? そう「シン・仮面ライダー」に登場した「クモオーグ」が乗って逃げる「ホンダアコード」に付いていたシングルナンバーなんです。 他のシーンは旧仮面ライダーと同時に見比べたくなる程リスペクトされているのですが、このクモオーグが逃げるシーンだけはどうも違うようです(くも男はトラックだったような・・・)。 また、違和感(旧車乗りしか感じない?)のあるホンダアコードは1989年~発売されたクルマなので当然、シングルナンバーが付くわけはないのですが、どうも色んな思いがあってこのナンバーがつけられたようです。 そして、このシーンにはもう一つ「庵野監督」の仕掛けがあったのです。 ■シン・仮面ライダーに登場のアコードの所有者はあの監督!?  クモオーグが不自然(?)な旧車アコードで逃げ、そのナンバープレートに秘密があったのですが、実はこのクルマは「ウルトラシリーズ」や「アイアンキング」等で活躍された「故、実相寺昭雄」監督のクルマなのです。 監督は2006年にお亡くなりになり現在までどう保存され、今回登場に至ったのかわかりませんが詳しく知りたい方は、ツイッターの「シン・仮面ライダー」の公式ページにそのヒントがあるかも知れません。 敢えて、リスペクトされてるシーンを続けてるなかで、このシーンになったのはやはり深い意味があったのだと思っております。 ■まさか庵野監督はアルミ弁当箱ファン? 常に「想像と妄想」で活動している「日本アルミ弁当箱協会」ですが最後にもう一つ戯言を書かせて頂くとしたら、アルミ弁当箱の図柄は2個。 それもクモ男とサラセニアン。 だからこのコラムが完成したわけでまるで庵野監督が「マツドデラックス」さんしか思いつかない繋げ方ですよね?って言ってくれてるような気がしている今日この頃です。 当然、個々の細かい話はとっくの昔から公開されているので今さらなのですが、監督が子供の頃このアルミ弁当箱たちを見て「くも男」と「サラセニアン」が好きになってくれていればいいなあと勝手に思っています。 ■お知らせ まったく脈絡のないコラムではありますが「旧車王」共々「マツドデラックスコレクション アルミ弁当箱図鑑」もよろしくお願いいたします。 また、アルミ弁当箱を展示して欲しい・アルミ弁当箱の貸し出し・トークショーやイベント等と、ご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●アルミ弁当箱図鑑 厳選50 ーマニア編ー マツドデラックスコレクション (ヴァンタス) https://www.amaZon.co.jp/dp/4907061471 ●日本アルミ弁当箱協会会長「アルミ弁当箱図鑑 厳選50」出版への道https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-bangai-1/ ※アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●日本アルミ弁当箱協会ホームページhttps://kyokai.fans.ne.jp/arumibenntou/ ●Twitterhttps://twitter.com/keisuke38922 そしてなんと!この私に映画出演のオファーがありました! 「路恋人」監督の「ぜんぶ朝のせいだ!」にちょこっと出演させていただきます。 詳細が決まりましたらまたご報告させてください! ●映画『ぜんぶ朝のせいだ』オフィシャルTwitterhttps://twitter.com/morningall2023 ●映画『ぜんぶ朝のせいだ』特報https://www.youtube.com/watch?v=vg0LHPEM6Ss 6月4日(日)には、東京の「東京都産業貿易センター台東館 4F」で「アメイジング商店街V6」に「日本アルミ弁当箱協会」として参戦予定!お時間のある方はぜひお越しください!  ●アメイジング商店街へようこそ!https://www.macleod.jp/01/ ■アメイジング商店街V6 主催:合同会社マクラウド ■出展内容 玩具(新品・古物・ソフビ等オリジナル)・雑貨・同人誌(成人もの不可)・アート展示・フリマ■日時:2023年6月4日 10:30〜16:00■会場:東京都産業貿易センター台東館 4F■入場料:先行入場(10:30〜))1500円、一般入場(11:00〜)1000円 ※再入場可能 ※小学生まで無料*入場チケットはパスマーケットにて5月27日(土) 午前10時より発売開始。チケット販売終了はイベント当日9時。 [撮影/ライター・マツド・デラックス(山本圭亮)]    

アルトワークスの最新リセールバリュー!旧車買取専門店が高く売るコツを解説
旧車の売買と鑑定市場 23.05.16

アルトワークスの最新リセールバリュー!旧車買取専門店が高く売るコツを解説

アルトワークスは、スパルタンな軽ホットハッチです。リセールバリューが高ければ、一度は乗ってみたいと思う人も多いでしょう。今回は、アルトワークスのリセールバリューのポイントや高く売る方法、アルトワークスの魅力と歴史について解説します。アルトワークスの購入や売却を検討中の人は参考にしてください。 アルトワークスのリセールバリューのポイント アルトワークスのリセールバリューには、4代目以前は車輌の状態、5代目は走行距離が大きく影響します。いずれも市場に出回る数は少なく、新型が開発される可能性も不透明なため今後の動向に注目したいところです。MT+ターボ搭載の軽ホットハッチとしては最後の車となる可能性が高いため、レアなモデルになる見込みです。 アルトワークスを高く売る方法 続いて、アルトワークスを高く売る方法について詳しく解説します。 人気パーツを装着している場合はそれをアピールする アルトワークスを高く売るために、人気パーツをアピールしましょう。有名ブランドのアルミホイールや車高調サスペンションなど、アルトワークスのパーツは豊富に販売されています。カスタムされた車輌はパーツによって査定額が数万円から数十万円加算されることもあるため、買取業者にしっかりと伝えることが重要です。 ノーマルパーツも一緒に売却する アルトワークスを高く売るために、ノーマルパーツもセットにして査定額に加算してもらいましょう。カスタム車は好みが大きく分かれるうえに、中にはフルノーマルの車輌を求める人もいます。ノーマルパーツが揃っていることで市場価値が高くなる可能性もあるため、査定時には一緒に持ち込むことがおすすめです。 定期点検記録簿(メンテナンスノート)は保管しておく スポーツタイプの車は、定期点検記録簿(メンテナンスノート)の有無が査定額に大きく影響する可能性があります。定期点検記録簿(メンテナンスノート)は点検や整備内容が詳しく記載された車の履歴書です。買取業者や中古車を購入する人は、車の状態を測る上で定期点検記録簿(メンテナンスノート)を参考にすることも多いため必ず保管しておきましょう。 アルトワークスの魅力と歴史 2代目アルトに初めてラインナップされたアルトワークスは、4ナンバーの貨物車でありながら64馬力の最高出力で普通車を難なく抜き去るほどのパフォーマンスを誇りました。そのポテンシャルは1.6ℓクラスのスポーツカーにも匹敵するといわれ、現在でも軽自動車における最高出力の自主規制値とされています。 モータースポーツでも圧倒的な強さを見せつけ、1988年の全日本ラリー選手権Aクラスで初参戦でタイトルを獲得。以降、2000年までに3度の3連覇に輝きアルトワークスの名前を歴史に刻んでいます。 2000年12月の5代目アルトのマイナーチェンジで排出ガス規制に対応するためターボモデルが廃止され、アルトワークスも一度その歴史に終止符が打たれました。しかし、2015年に15年ぶりに復活したアルトワークスは、軽量なボディと低回転からターボパワーを発揮する痛烈な走りで再びファンを魅了します。 アルトワークスは5代目が軽自動車のレースやアルトワークスカップで活躍する中で、年々厳しさを増す法規制に技術的な対応が難しくなり2021年に「いったん生産終了」となりました。衝突安全性や燃費性能、騒音規制など、クリアすべき問題が山積みとなる次期モデルの開発は厳しい状況といえるでしょう。しかし、「韋駄天」「ジャイアントキラー」の異名を持つスパルタンな軽ホットハッチの復活を望んでいる声も多いため、今後の動向に期待したいところです。 <基本スペック> ・初代 型式 CA72V、CC72V 販売期間 1987~1988年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,195mm 全幅 1,395mm 全高 1,380~1,405mm エンジン 550cc 直3DOHC ICターボ FA5型 ・2代目 型式 CL-11V 販売期間 1988~1994年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ ・全長 3,195mm 全幅 1,395mm 全高 1,375~1,385mm(550cc)・全長 3,295mm 全幅 1,395mm 全高 1,375~1,400mm(660cc) エンジン ・550cc 直3DOHC ICターボ F5B型・550cc 直3SOHC ICターボ F5B型、660cc 直3DOHC ICターボ F6A型 ・3代目 型式 HA11S、HA21S 販売期間 1994~1998年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,295mm 全幅 1,395mm 全高 1,380mm エンジン ・660cc 直3DOHC ICターボ K6A型・660cc 直3SOHC ICターボ F6A型 ・4代目 型式 HA12S、HA22S 販売期間 1998~2000年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,450mm エンジン ・660cc 直3DOHC ICターボ K6A型・660cc 直3SOHC ICターボ F6A型 ・5代目 型式 HA36S 販売期間 2015~2021年 乗車定員 4名 駆動方式 FF、4WD ボディサイズ 全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,500mm エンジン 660cc 直3DOHC ICターボ R06A型  

旧車専門店オーナーが伝えたい「旧車購入の5つのチェックポイント」とは?
旧車の売買と鑑定市場 23.05.10

旧車専門店オーナーが伝えたい「旧車購入の5つのチェックポイント」とは?

私は、25年前からZ32専門店を営んでいますが、いまだ乗りたい方がいらっしゃいます。 「憧れのクルマをやっと買えるときがこた!」「昔乗っていてが、もう一度乗りたくなった!」と、当店にも購入のご相談が絶えません。 Z32型フェアレディZが、老若男女の方々に人気があることを実感しています。 ただ、当店はご希望のクルマを全国のオークションで探して、販売することはしていません。 Z32も古くなり、そのまま横流しで乗れる個体が少なくなってしまったからです。 今は、ベース車を見極めて、「長く、楽しく乗っていけるクルマ」を製作して販売しています。 その「ベース車の見極め」を失敗しないために、基本は「見た目よりも中身」で選ぶことです。 下記に、ご自身でチェックできるポイントをいくつかお教えします。 これらがチェックできれば、素人でも大事に乗ってこられたか見極めることができます。 これから旧車を購入される方は、必ず知っておく必要があります。 ■ポイント1:エンジンオイルの汚れ具合をチェックする フィラーキャップを開けて、エンジンオイルの状態を確認します。 オイルが真っ黒だったり、こびり付いていれば、きちんと交換されてこなかったことが分かります。 あまりひどい場合は、フラッシングしても内部の汚れは取りきれません。 ▲エンジンオイルのこびりつきや真っ黒な状態は危険! ■ポイント2:冷却水が錆びていないかチェックする エンジンが冷えているとき、ラジエターキャップを開けて、冷却水の状態を確認します。 茶色になっている場合は錆びていますので、きちんと交換されてこなかったことが分かります。 あまりひどい場合は、何度交換しても内部の錆は取りきれません。 ▲冷却水が錆びて茶色になっていたら危険! ■ポイント3:エンジンルームから異音が出ていないかチェックする エンジンをかけて、暖まるまでの間、エンジンルームから異音を出ていないか確認します。 気になる音が出ている場合は、きちんと整備されてこなかったことが分かります。 あまりにひどい場合は、最悪エンジン各部がダメかもしれません。 ■ポイント4:ボディや下廻りが錆びていないかチェックする ボディ全体や下廻り(リフトアップが必要です)が、錆びていないか確認します。 ボディが大丈夫でも、下廻りが錆びていれば、きちんと整備されてこなかったことが分かります。 あまりにひどい場合は、大掛かりなレストアが必要になります。 ▲ボディや下廻りが錆びていたら危険! ■ポイント5:各部オイル漏れがないかチェックする 下から見て(リフトアップが必要です)、各部のオイル漏れがないか確認します。 オイル漏れ箇所がある場合は、きちんと整備されてこなかったことが分かります。 あまりにひどい場合は、車検が通りません。 大がかりな修理が必要です。 ▲各部のオイル漏れがひどい場合は危険! ■まとめ:リフトアップは必須 「見た目よりも中身が大事」ということは、頭では分かっていても、素人では見極めが難しい点があることも事実です。 まして、ずっと欲しいと思っていたクルマが目の前にあるような状況だとしたら、衝動買いしたくなる可能性も大いにあります。 いますぐにでも契約したくでウズウズしている方に「まずは冷静になってください」と伝えても無理な話でしょう。 できれば自動車整備に精通した友人・知人に同行してもらい、リフトアップして下回りを一緒に診てもらうことをおすすめします。 リフトアップすることで初めてそのクルマの状態が分かるケースも多々あります。 厚化粧ではごまかせない、すっぴんの状態を知るのは怖い(?)かもしれませんが、安い買いものではありません。 真の姿を知る勇気と覚悟が必要な年代のクルマであることを念頭に置き、素晴らしいコンディションを保つクルマと巡り会ってください。 ・ホームページhttp://www.Z32-Zone.com/ ・Facebookhttps://www.facebook.com/pages/Fairlady-Z32-Proshop-Zone/286263454768481 ・Instagramhttps://www.instagram.com/Z32_Zone.omura/ ・YouTubehttps://www.youtube.com/user/ZoneZ32 [ライター・撮影/小村英樹(Zone代表)]

旧車オーナーにもおすすめなドライブレコーダー「NP1」とは?
旧車の魅力と知識 23.04.28

旧車オーナーにもおすすめなドライブレコーダー「NP1」とは?

あおり運転を受けたり事故にあったりしたときに役立つドライブレコーダーは、今や必須アイテムといっても過言ではありません。今回は、旧車にも適しているドライブレコーダー「NP1」について紹介します。NP1の特徴や取り付けたときに室内の雰囲気を壊さないか気になっている方は参考にしてみてください。 NP1とは パイオニアのドライブレコーダー「NP1」は、2022年2月に発表・3月から販売が始まりました。音声での操作や案内ができることに加え、Wi-Fi機能や録り逃しのないクラウドドライブレコーダー機能を有している点が大きな魅力です。また、本体がコンパクトで取り付けも簡単なため、DIYで取り付けやすいでしょう。 NP1の機能 パイオニア NP1には、スマート音声ナビ、ドライブレコーダー機能、Wi-Fiなど、数多くの機能が備わっています。ここからは、NP1の機能について紹介します。 スマート音声ナビ スマート音声ナビは、行き先や周辺施設などを本体に話しかけるだけで検索できる機能です。また、ルート情報や検索結果を音声で案内してくれます。そのため、ドライブ中にモニターを注視することが少なくなり、より安全な運転ができるようになります。 ドライブレコーダー 前方用と車内・後方用の2つのカメラにより、万が一のときの映像を録画をする機能です。 録画した映像は、SDカードに保存されるだけでなく、衝撃を検知した時、ユーザーの音声や手動で操作した時にクラウドへ自動保存します。 万が一の時の録り逃しの心配がないのは嬉しい機能といえるでしょう。 また、別売の駐車監視用電源ケーブルを接続すれば、駐車中に衝撃を検知して録画する「駐車異常通知」機能を追加することも可能です。駐車場が屋外にある場合には、駐車異常通知機能を付けておくことをおすすめします。 Wi-Fi 車内向けインターネット接続サービスを契約すれば、車をWi-Fiスポットにすることができます。動画や音楽などのストリーミングをすることが多いのであれば、インターネット接続サービスを契約しておくとよいでしょう。 ドライブコール ドライブコールは、NP1本体のカメラとマイクを利用したリアルタイム情報共有機能です。車外の人のスマートフォンを介して情報を共有しながらコミュニケーションをとることができます。 ドライブトピック 時間・自車位置・地図・センサーデータの情報を組み合わせてドライバーが興味を持つトピックを案内する機能です。「◯◯公園の近くです」や「日没時刻になりました」など、運転が楽しくなる情報を提供してくれます。 NP1が旧車におすすめな理由 パイオニアNP1は、さまざまな機能をコンパクトなボディに凝縮したドライブレコーダーです。ここからは、NP1が旧車オーナーにおすすめな理由を紹介します。 簡単に取り付けられる NP1は、本体をフロントガラスに取り付け、配線を窓枠やピラーのゴムに押し込み、シガーソケットに接続するだけのため、DIY初心者でもミスなく取り付けできるでしょう。また、取り付け方法がわからない場合や不安な場合は、出張による取り付けもできます。 複数機器を取り付ける必要がない NP1は、多機能なドライブレコーダーであるものの、配線や機器は最小限です。そのため、旧車ならではの室内の雰囲気を乱すことがありません。 NP1の使い方 パイオニア NP1は、専用アプリで取り付けから使い始めまでサポートされています。そのため、ドライブレコーダーを購入したものの、何から始めたらよいのか、どのように取り付ければよいのかわからないといった悩みを抱えることもありません。そのため、初めてDIYでドライブレコーダーを取り付けることを検討している方にもNP1はおすすめです。

インテグラのリセールバリューはいくら?最新の相場情報を旧車買取専門店が解説
旧車の売買と鑑定市場 23.04.24

インテグラのリセールバリューはいくら?最新の相場情報を旧車買取専門店が解説

インテグラは、ホンダを代表するスポーツモデルの1つです。流麗なスタイリングと快適性を両立し、スポーティな走りも楽しめるインテグラは、日本での販売が終了した現在でも高い人気を誇るモデルとなっています。今回は、インテグラのリセールバリューの傾向や高く売るためのポイントを紹介します。インテグラの売却を検討している方は参考にしてみてください。 インテグラタイプRのリセールバリュー まずは、3代目・4代目インテグラのホットモデルであるタイプRのリセールバリューと買取相場を紹介します。 ※2024年8月時点の情報 3代目(DC2型/DB8型) インテグラ初のタイプRであるDC2型とDB8型のリセールバリューと買取相場を紹介します。 DC2型 年代 新車価格 買取相場 前期(1995年発売) 222万8,000円 30万~250万円 中期(1998年発売) 235万8,000円 50万~500万円 後期(1999年発売) 251万6,000円 50万~500万円 状態次第では新車価格の2倍近い価格で買取されるケースがあります。また、後期で追加された特別色「サンライトイエロー」のモデルは、その希少性からさらに高値がつくことも珍しくありません。 DB8型 年代 新車価格 買取相場 前期(1995年発売) 226万8,000円 30万~250万円 中期(1998年発売) 239万8,000円 30万~250万円 後期(1999年発売) 255万6,000円 30万~250万円 DC2型よりも相場は低いですが、状態がよければ新車価格と同等の値がつく場合があります。20年近く前に発売されたモデルであることを考えると、十分に高く評価されているといえるでしょう。 4代目(DC5型) 続いて、DC5型のリセールバリューと買取相場をみていきましょう。 年代 新車価格 買取相場 前期(2001年発売) 259万円 10万~300万円 後期(2004年発売) 259万円~273万円 10万~300万円 インテグラで最後のタイプRとして中古車市場で未だに高い人気を誇っており、新車価格を超える値で買取されるケースもあります。 インテグラのリセールバリュー 次に、タイプR以外のインテグラのリセールバリューと買取相場を世代ごとに紹介します。 ※2024年8月時点の情報※新車価格は5MTの価格を掲載しております 初代(AV型/DA1型) まずは初代インテグラの買取相場を紹介します。 型式 グレード 買取相場 AV型 GSiRSi 5万~ 50万円 DA1型 GSi 5万~ 50万円 2代目(DA6型/DA8型) 続いて2代目インテグラのリセールバリューと買取相場を紹介します。 型式 グレード 新車価格 買取相場 DA6型 RSiXSi RSi 146万5,000円~150万8,000円XSi 161万5,000円~186万8,000円 5万~120万円 DA8型 XSi XSi 166万5,000円~192万8,000円 5万~120万円 3代目(DC2型/DB8型) 次に3代目インテグラの価格を型式別に紹介します。タイプRが注目されがちな世代ですが、そのほかのグレードも状態次第では高く評価されます。 DC2型 グレード 新車価格 買取相場 Si VTEC 200万5,000円 5万円 ~ 100万円 SiR 177万8,000円~183万8,000円 5万円 ~ 100万円 SiRⅡ 177万8,000円~180万8,000円 5万円 ~ 100万円 SiR-G 192万8,000円~198万8,000円 5万円 ~ 100万円 DB8型 グレード 新車価格 買取相場 Si VTEC 206万3,000円 5万~70万円 SiR 181万8,000円~184万8,000円 5万~70万円 SiR-G 194万3,000円~202万8,000円 5万~70万円 4代目(DC5型) 次に4代目のリセールバリューと買取相場を紹介します。 グレード 新車価格 買取相場 プレミアムスタイル 176万円もしくは184万8,000円 5万円 ~ 10万円 タイプS 199万5,000円 5万円 ~ 30万円 インテグラを高く売るポイント 世代別にインテグラのリセールバリューと買取相場について解説しました。それでは、インテグラをより高く売るための方法はあるのでしょうか。ここからは、インテグラを高く売るポイントについて紹介します。 メンテナンスノートを用意しておく インテグラは、これまでのメンテナンス履歴をしっかりと残しておくことが高く売るポイントです。 走行性能がセールスポイントのひとつでもあるインテグラは、メンテナンスしてきた証拠がしっかり残っていると次のオーナーも安心して乗ることができるため高く売ることができます。また、スポーティな走りを存分に楽しめる証にもなるため、メンテナンスノート(点検整備記録簿)は確実に残しておきましょう。 エンジンはより入念にメンテナンスしておく インテグラは、スポーティな走行ができるモデルであり、スポーツグレードの「タイプR」も用意されています。そのため、走行性能の要でもあるエンジンはより入念にメンテナンスしておきましょう。 VTECエンジンをアピールする インテグラは、ホンダが誇るVTECエンジンが最初に搭載された記念すべきモデルです。1989年発売の2代目から日本国内で生産が終了するまでVTECエンジンを採用していました。 VTECエンジンは高出力と低燃費を両立させたホンダの技術力が詰まったエンジンです。スポーツカーにとってエンジンはまさしく心臓部であるため、そのパフォーマンスの高さを強くアピールすることで、査定額が上がる可能性があります。 【まとめ】インテグラの売却相談は旧車王へ インテグラのリセールバリューと買取相場について紹介しました。 インテグラはホンダを代表するスポーツカーの1つとして現在もなお高い人気を誇っています。言わずもがなタイプRは新車価格を大幅に超える値で売買されることがある名車ですが、そのほかのグレードも状態次第では高く評価されます。 しかし、インテグラの価値を熟知している買取業者に依頼しないと、適正に評価されずに安い価格を提示されるかもしれません。売却する際には、インテグラの買取実績が豊富で、専門的な知識と知見を有する業者に相談しましょう。 旧車王は20年以上経過した古いクルマに特化して買取事業を行っており、インテグラも数多く取扱いしております。豊富な知識をもつスタッフがお客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたしますので、インテグラのご売却先にお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。  

ベテラン旧車オーナーがひそかに心がける、愛車維持の秘訣とは?
旧車の再生と維持 23.04.17

ベテラン旧車オーナーがひそかに心がける、愛車維持の秘訣とは?

昨今の旧車ブームによって、旧いクルマに対してにわかに興味を持たれた方は多いことだろう。 これまでもお伝えしてきた通り、旧車には現代のクルマにはない魅力があるのは紛れもない事実である。 しかし、相手は最低でも20~30年落ちのクルマだ。 快適装備をこれでもか!と装備した現代のクルマと同じように扱えるとは到底思えない。 同じように感じる方は少なくないだろう。 旧車に憧れはあっても、実際に手に入れようとすると、どうしても購入をためらってしまうことは決して不思議なことではない。 クルマは自身の生活の一部分になるものだ。 初めて旧車を購入しようとする方にとって、旧いクルマを一筋縄に扱えるか、不安なことこの上ないものだろう。 筆者自身、プロ・アマチュアにかかわらず、数多くの旧車愛好家とお付き合いをさせていただいている。 これらの観点および自身の経験も含め、これから旧車を購入予定の方に少しでも参考になるように、愛車を末永く維持して旧車ライフを満喫できるヒケツを紹介したい。 ■旧車の不便な部分とは? ▲エアコンが備わる前の旧いクルマ独特の装備、三角窓 この記事をご覧のあなたは旧車、すなわち旧いクルマは現代のクルマに比べて、何かと不便な部分が多いイメージをお持ちではないだろうか?  当時を知る由もない、とくに20代の若いオーナーにとっては、憧れの旧車とはいえ、自身が生まれる前のクルマの購入を考えたときに悩みがちな部分であろう。 ある程度、歳を重ねたベテランオーナーには当たり前のことかもしれないが、ここで具体的にどのような部分が不便なのか、ここで一例を挙げてみよう。  ●「エアコン・パワステ・パワーウィンドウ」が装備されていない 昭和や平成初期の中古車には、「フル装備」と表示がされていたが、これは「エアコン・パワステ・パワーウィンドウ」の3点を指す。  ある一定の年代より旧いクルマは、これらが備わらない車種が多いため、快適性能からして劣るイメージを持たれる方が多いよう感じるが、まずこの部分から考えてみよう。  なお、エアコンについては後述する。  パワステ(パワーステアリング)については備わらなくとも、カスタムなどで極端に太いタイヤを履かせていたり、小径ステアリングを装着していない限りは、それほど困ることはないだろう。  ステアリング操作の軽い現代車に慣れてしまっていると、やや旧車への抵抗感を感じるかもしれない。 しかし、クルマが停車した状態で無理に据え切りをせずに、少しでもクルマが動いている状態でステアリングを切るなど、当時、誰もが行っていた運転方法に慣れれば、それほど苦にならないはずだ。  思えば、筆者の母も当時細い腕で、ノンパワステのVWゴルフを転がしていたものだ。 次に、パワーウィンドウが備わらないクルマについて述べよう。  よく、パワー(いるんです)ウィンドウなどと揶揄されるが、そんなことはない。 レギュレーター周りのメンテナンスがしっかり行き届いていれば、窓の開閉が重いということはまずないはずだ。  むしろ筆者はクルマを修理する観点から、旧車にパワーウィンドウが装備されていると、逆に身構えてしまう。 まずパワーウィンドウの開閉スイッチは、そもそも旧車でなくとも壊れる可能性が高い部品であるし、経年劣化によりモーターやレギュレーターが傷んでいるクルマが多い割には、部品の供給を心配しないといけない部分でもある。 偏った考えではあるが、パワーウィンドウが備わらないことで、イグニッションスイッチがオフの状態、さらにバッテリーが上がっている状態でも窓の開閉ができるといえば、これは意味メリットではなかろうか?  パワステにしても、パワーウィンドウにしても、無くてもなんとかなるものではないだろうか?  最後にエアコンについて述べる。  エアコン(エアーコンディショナー)とは、その名の通り、空気を調整する機能だ。  クーラーとヒーター両方の風を混合(ミックス)し、室内空間をドライバーにとって快適な温度と湿度に調整する機能がエアコンである。 少なくとも70年代前半までのクルマには、エアコンという概念がないクルマが数多く存在する。 ヒーターと三角窓(画像参照)のみ備わるのだ。 旧車であれば、現代のクルマには絶対にない三角窓やクロッチクーラー(外気取り入れ口)といった装備がある。 これらはドライバーの体感温度をそれなりに下げてくれるが、気温40℃を超えることもある昨今の猛暑では完全に役不足だ。  旧車にはクーラーのみ後付けできることが多い。 これは当時からの贅沢な手段ともいえる。  旧車にクーラー装着はエンジンに悪影響があり、NGという意見もあることは確かだ。 しかし、昨今のクーラーキットは旧来のものに比べ、コンパクトかつ性能が良く、とても冷えるものが多い。 高額な装備ではあるが、検討してみても良いと思う。 ●現代のクルマでは当たり前のものが装備されていない その他、旧車にはナビやドライブレコーダーはおろか、ETCも後付けが当たり前、ドリンクホルダーなども当然のごとく備わらない。 リモコンドアロックなど、もっての外だ。 シートについてもフルフラットはおろか、ある年代より旧くなるとリクライニングすらできない車種もある。 ビジュアル面からのイメージが先行して、こういった部分を知らずに旧車を購入してしまい後悔したという話もないわけではない。 ■多少不便な部分があっても、まずは自分をクルマに合わせる ▲エアコンが備わらないクルマの、後付けクーラーの一例 ここまで、ほんの一部分ではあるが、旧車の不便な点を解説した。 今日は空前の旧車ブーム真っただなかであり、業界はとても賑やかだ。 旧車であっても、自分好みのカスタムを楽しんでいるオーナーは多く存在する。 なかには旧車カスタムの域を超え、旧車の不便な部分をフォローすべく、現代の最新デバイスを装着する例も決して珍しくはない。 極めればそれをレストカスタムとも、魔改造とも呼ぶ。 いかんせん旧車の構造は現代車に比べれば、とてもシンプルである。 例えば、クラシックな鉄板製のダッシュボードを切削加工して、最新の2DINナビを装着することも可能であろう。 リクライニングができないシートの代わりに、現代車のパワーシートをシートレールごと溶接して装着する方法だってある。  筆者も20代の頃は個人的に、このようなカスタムが好みであったが、皆さまはいかがお考えだろうか?  不便だからといってあまり深く考えず、これ見よがしに最新装備を旧車に移植するようでは、何のために旧車に乗っているのか分からない。  一度加工したものを元に戻すことはとても面倒である。 そもそも絶版となった部品はハード・トゥ・ファインドである場合が多く、失ったら最後、2度と手に入らないモノも多い。  決して、現代の装備を旧車に装着することを否定するわけではないが、その最新のデバイスが自身にとって本当に必要なものかを考えることも重要である。 多少不便な部分があっても、その当時の時代背景を考えることも、旧車趣味のひとつではなかろうか? 旧車に乗れば、現代車への進化の過程を身をもって体感できる。 なぜ、現代においてマニアがビートルズを真空管アンプとLPで聴く趣味があるのかを、よく考えてみたい。  旧車趣味も同じベクトルであるのは間違いないのだ。  なお、ベテランかつ通なオーナーは、あたかもそのクルマが新車のころのオプションを装着したかのように巧みにカスタマイズする。 筆者はこういった先輩オーナーの隠れたこだわりをみて、自分もまだまだであると感じるものである。  当時モノのモモやナルディーのステアリング、レカロシートなどが高額で売買される理由はここにある。 旧車と長く付き合いたいのであれば、自身にとって本当に足らないと感じたモノを後付けすれば良いのではなかろうか。 機能がなくなることで、その大切さやありがたみが分かってからでも決して遅くはないはずだ。 クルマを自分に合わせるのではなく、まず自分をクルマに合わせることが、ベテラン旧車オーナーへの道ではなかろうか。  ■洗車をしたら、車庫にしまわずにドライブへ  旧車は磨きがいのあるクルマが多い。  旧いクルマはその佇まいこそが特別なものであり、一切カスタムせずとも存在感のあるクルマが多いものだ。 ボディーにしっかりワックスが乗りかかり、モールに磨きがかかっていれば、多少のキズヘコミがあろうとも、凛として見えるモノだ。  旧車を手に入れれば、クルマを磨くことも趣味の一つになることであろう。  ただ、一つここで注意を促したい。 雨を浴びたり、洗車後のクルマは、ボディ内側の至る部分に水分が溜まっている。 フェンダーやトランクの裏側、足回り、そしてフロアやドアの内側などだ。当然この部分は、手の届かない部分である。 タオルで水分を拭き上げることはまず不可能だ。 では、いったいどうすれば良いのか? それは、クルマが水を浴びたらまずは走行してほしい。  クルマの内部は走行することで、至る部分で負圧が生まれる。 この負圧が、クルマに溜まった水分を吸い上げてくれるのだ。 旧いクルマは錆びるからといって、バケツに水を汲み、軽く絞ったタオルで吹き上げる。 いわゆるバケツ洗車を行うと、塗装に傷が入りやすい。 しっかりと水を使ってホコリを流したうえで、シャンプーで汚れを浮かし、入念に泡を流し、これを吹き上げる。 これこそ洗車の基本だ。  そのうえで、先述の通り、クルマを走らせることでしっかりと水を切りたい。 洗車後のドライブも、洗車の一工程といえるのだ。  ドライブから帰ってきたら、各部をグリスアップすれば完璧だ。 これも旧車維持のための必須事項だ(旧車のグリスアップについては以前の記事をぜひお目通しいただきたい)。 ■目先のカスタムよりも、メカにお金をかける ▲旧車は一筋縄とはいえない。常にメンテナンスは念頭に入れておくべきだ 憧れのクルマを購入した次には、自分好みにカスタムをしたくなったり、アクセサリーを購入したくなる。 これは至極当然のことだ。  ただ少し待ってほしい。  購入したクルマのコンディションはいかがだろうか? 購入したクルマの見た目はキレイであっても、クルマの下回り、すなわちメカの状態が悪かったということは決して珍しい話ではない。 クルマを購入するときに、下回りを見て購入することはほとんどないことであろう。 また旧車の場合、車検切れなどで、試乗をせずに購入することも多いことだろう。  購入元がメンテナンスや修理に力を入れているショップであれば心配はないであろう。 しかし、これが販売専門のショップであったり、個人売買などでクルマを手に入れた場合、まずメンテナンスを引き受けてくれる工場を探すべきである。  購入したばかりの愛車が、次回の車検に問題なく合格できるとは限らない。  大きな費用がかかる場合もあれば、入手困難な部品が必要になる場合もある。  旧車は一筋縄では行かないとよくいわれるが、こういった場合に痛感することが多い。 カスタムは、購入したクルマが本当の意味で絶好調になってからでも遅くはない。 クルマを購入してから、少なくとも最初の車検を通すまでは、しっかりメンテナンスの予算を用意しておくべきだ。 ■とにかくクルマに乗ろう!使用による傷はなんのその ▲さほど使用せずとも、家庭用充電器では完全放電したバッテリーの充電は難しい どうしても愛車を大切にしている気持ちから、なかにはセカンドカーを購入し、クルマをガレージにしまいがちになるオーナーもいることだろう。 そして、それは筆者も同様だ。 色々な要因があると思う。  雨風に愛車をさらしたくないといった、至極単純なことから、燃料の高騰が叫ばれるなか、燃費が悪いため、ガソリン代がかさんだり、絶版部品が多く、できる限り事故に遭いたくなかったり・・・。  しかし、旧車を放置するとロクなことがない。  まず、キャブレター内のガソリンが劣化しエンジンが掛かりづらくなる。 さらに、ガソリンタンク内は結露が発生するため、ガソリンに水分が混じりやすい。 そしてこれがタンク内部の錆の原因となり、これが燃料ポンプの故障の原因ともなる。  タイヤは常に地面に接している部分に力がかかるので、丸いタイヤが四角く潰れる。 これがいわゆるフラットスポットだ。 このまま走ると、バタバタとした振動が不快なこと極まりない。 バッテリーも短命になる。 充電器を繋げれば良いと思われるかもしれないが、一般的な家庭用充電器は劣化して抵抗と化したバッテリーの過充電を避けるため、50%以上容量が消耗したと思われるバッテリーの充電を行わない。  バッテリーを交換するか、ブースターケーブルを繋げない限り、エンジンを始動できなくなってしまうのだ。 とにかく旧車は1週間に一度はエンジンに火を入れて、それなりの距離を走るべきだ。  旧車の日常使いはもったいないという意見を耳にするが、こればかりは肯定も否定もできない。 しかし、愛車のコンディションを隅から隅まで理解しているオーナーは、やはり日常使いをしている方が多い。 筆者もその傾向にあるのだが、どうしてもバッテリーを放電しがちなほどクルマに乗らないと、自身のクルマであっても、完調なのか不調なのか分かりづらくなってくる。 旧いクルマの扱いに長けたベテランの旧車オーナーは「やはりクルマは乗ってなんぼ」であることをよく理解している。 日常的に火が入るエンジンは、隅々までオイルが行き渡り、クランクの回りも軽くとても調子の良いものだ。 とにかく乗ることが、愛車の維持管理の近道であることは間違いない。 多少の傷など、何のその。 とにかくクルマは乗って楽しもうではないか! ※私クマダはYouTubeでポンコツ再生動画を公開しております。ぜひ動画もご覧になってください。チャンネル登録お待ちしております。 ●YouTube:BEARMAN’s チャンネル(ベアマンチャンネル)https://www.youtube.com/channel/UCTSqWZgEnLSfT8Lvl923p1g/ ●Twitter:https://twitter.com/BEARMANs_Ch [ライター・撮影/クマダトシロー]  

スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューは高い!最新相場を旧車専門店が解説
旧車の売買と鑑定市場 23.04.12

スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューは高い!最新相場を旧車専門店が解説

スカイライン R34型 GT-Rは、1999年〜2002年まで製造・販売されていた、言わずとしれた日産の名スポーツカーです。先代よりもスマートに進化したスタイリッシュなスタイリングで今もなお多くのファンを魅了しており、中古車市場でも高い評価を維持し続けています。 今回は、スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューと買取相場、より高く売るコツを紹介します。スカイライン  R34型 GT-Rの売却を検討している方は参考にしてみてください。 スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリュー スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューをグレード別に紹介します。 ※2024年7月時点の情報 ベースグレード 新車価格:499万8,000円 or 504万8,000円買取相場:〜2,000万円 Vスペック 新車価格:559万円買取相場:〜2,500万円 VスペックⅡ 新車価格:574万8,000円 買取相場:〜2,700万円 Mスペック 新車価格:595万円買取相場:〜2,500万円 1968年から歴史がはじまったスカイライン GT-Rのなかでも、R34型 GT-Rは特に高値がつきやすいモデルです。どのグレードでも新車価格を遥かに超える価格で取引されています。 高値がつくスカイライン R34型 GT-R 非常に高い価格で相場が推移しているスカイライン R34型 GT-R。ここからは、そのなかでも特に高値が提示されやすいモデルの特徴について紹介します。 特別仕様のモデル 2002年2月に特別仕様車として追加された「ニュル」には最大で5,000万円ほどの価格がつく場合があります。VスペックⅡ ニュルとMスペック ニュルの2つが設定されているため、それぞれの具体的な価格について確認しておきましょう。 VスペックⅡ ニュル 新車価格:610万円買取相場:〜4,500万円 Mスペック ニュル 新車価格:630万円買取相場:〜5,000万円 ニュルは、レース参戦仕様のN1をベースにした、GT-Rのなかでも特に本格的な走りを楽しめるモデルです。専用のスピードメーターやエンブレムが装備され、他のグレードと一線を画す存在として、スカイラインファンから熱い支持を得ています。優れたスペックと長年の人気の高さが価格を底上げしている要因といえるでしょう。 特別仕様のカラー スカイライン R34型 GT-Rには、特別仕様のボディカラーが存在します。グレード名になっている「ミッドナイトパープル」です。グレード別にリセールバリューと買取相場を確認していきましょう。 ミッドナイトパープルⅡ 新車価格:514万7,000円買取相場:〜3,000万円 Vスペック ミッドナイトパープルⅡ 新車価格:574万8,000円買取相場:〜3,500万円 ミッドナイトパープルⅢ 新車価格:514万8,000円買取相場:〜3,000万円  Vスペック ミッドナイトパープルⅢ 新車価格:574万8,000円買取相場:〜3,500万円  スカイライン R34型 GT-Rならではのボディカラーとして人気を博すミッドナイトパープル。他のボディカラーと比べて最大価格が+1,000万円ほども違います。ミッドナイトパープルⅡは300台、ミッドナイトパープルⅢは190台ほどしか生産されておらず、その希少性が高値の理由だといえるでしょう。 また、ミッドナイトパープル以外で高値がつきやすいボディカラーとして挙げられるのが、ニュル限定の「ミレニアムジェイド」です。わずか200台ほどしか生産されていないといわれ、ミッドナイトパープル同様に貴重なモデルとして高く評価されています。 スカイライン R34型 GT-Rをを高く売るコツ ここまでスカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューと買取相場を紹介しました。高値で取引されているスカイライン R34型 GT-Rですが、より高く売却するためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。 ここでは、スカイライン R34型 GT-Rを高く売る方法を紹介します。 入念にメンテナンスしておく メンテナンスを入念に行っておくと、高値で売却できる可能性が高まります。 スカイライン R34型 GT-Rのセールスポイントといえば、何と言っても優れた走行性能です。そのため、メンテナンスをしっかりと行い、スポーツカーらしい走りができる状態を保っておくと高額査定につながるでしょう。 走行に関わる部分だけではなく、外装や内装もしっかりメンテナンスしておくと、さらに評価が上がる可能性があります。 カスタムパーツやチューニングをアピールする スカイライン R34型 GT-Rはスポーツ走行を楽しめるモデルであるために、カスタマイズされていても高価買取されるケースが多いです。 そのため、査定時には購入後に取り付けたアフターパーツやチューニングを施した部分などをしっかりアピールしましょう。こだわってカスタマイズした部分を漏れなく伝えることで高価買取される可能性が高まるかもしれません。 スカイライン R34型 GT-Rはどんな業者に売ればよい? 中古車市場で引く手数多のスカイライン R34型 GT-Rですが、どのような買取業者に売却すればより高い価格がつくのでしょうか。損をせずに売却するための業者選びのポイントを紹介します。 スカイライン R34型 GT-Rの買取実績が豊富 スカイライン R34型 GT-Rを買取した実績が多いかどうかを確認しましょう。グレードによっては数百台しか生産されていないため、取扱いの経験がない業者では正しく評価できません。 また、1台しか買取実績のない業者よりも複数台の買取実績をもつ業者のほうが、スカイライン R34型 GT-Rの取扱いに長けているといえます。実績の有無だけではなく、その数も確認したうえで査定を依頼することをおすすめします。 旧車・スポーツカーに特化している 旧車やスポーツカーに特化している業者に依頼すると、高価買取に期待できるでしょう。 スカイライン R34型 GT-Rが発売されたのは20年以上も前です。近年製造されているクルマとは作りが大きく異なるため、古いクルマへの豊富な知識と知見がないと正しく評価できません。 また、スカイライン R34型 GT-Rは、大衆車にはないスポーツカーとしての魅力が詰まったモデルです。そのため、スポーツカーの価値の判断基準を十分に理解し、価格に反映できる業者に依頼することをおすすめします。 スカイライン R34型 GT-Rを売るなら旧車王へ! スカイライン R34型 GT-Rのリセールバリューと買取相場について解説しました。 どのグレードの買取相場も最大数千万円単位という、非常に価値の高いクルマです。高値で売るには、売却先を慎重に見極める必要があります。   スカイライン R34型 GT-Rの売却先に悩んだ際には、ぜひ一度旧車王にご相談ください! 旧車王は、10年以上経過した古いクルマ専門の買取サービスで、スポーツカーも多数取扱っております。もちろんスカイライン R34型 GT-Rの買取実績も複数あり、多くのお客様からご満足の声をいただいております。 ▶スカイライン R34型 GT-Rをお譲りいただいたお客様からの口コミはこちら 20年以上旧車専門で買取サービスを展開してきた知識とノウハウを活かし、お客様の愛車を丁寧に“鑑定”いたします。スカイライン R34型 GT-Rをご売却の際には、ぜひ旧車王お問い合わせください。

日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.10
旧車の魅力と知識 23.04.10

日本アルミ弁当箱協会会長の「ちょっと斜めから見た旧車たち」Vol.10

■第10回 ~アルミ弁当箱と旧車の意外な関係~ どうも!「日本アルミ弁当箱協会」会長のマツド・デラックスでございます。 「旧車王」連裁10回目となりました。 記念すべき10回目は、個人的にも大好きな「ウルトラマンタロウ」から「アルミ弁当箱と旧車の意外な関係」を語っていきます! ■~アルミ弁当箱に描かれない車両たち その6~ アルミ弁当箱には特撮やアニメ、漫画などたくさんのヒーローが描かれます。 そして、そのヒーローを助ける人間たちの武器や戦闘用のメカ等も描かれるわけです。 そのなかでも比較的多いのは、空を飛ぶ戦闘機が数多く描かれていても、活躍が地味(?)な車両は描かれることが少ないようです。 今回もあえてそんな車両たちに注目してまいります。 今回「ウルトラマンタロウ」から「トヨタ クラウン(3代目)」「バモスホンダ」「コルトギャラン」をお送りいたします。 ■地味な「クラウン」がド派手特撮車両に!「ウルフ777」 個人的に「ウルトラマンタロウ」が好きだったのは、オープニング曲の素晴らしさ(カラオケで必ず歌う)と、劇中に登場する特撮車両たちでした。 特にこの「ウルフ777」はカラーリングといい、突拍子もないデザイン(褒め言葉)がたまりませんでした。 しかもこの車両は「原子力エンジン」なんですよ! そして、ベースが「3代目 クラウン」という当時では地味目の車両を特撮車両にした心意気がたまらんのです。 劇中でも戦闘機、ロケット、円盤等、さまざまな「ZAT」の警備隊のなかでも決して引けを取らない存在感を醸し出していました。 まあ、皆様ご存じかと思いますが、のちにこの車両は「プロレスの星 アステカイザー」に使用されたのは有名な話です。 ■いけいけデザインのホンダ360シリーズは特撮でも大活躍 そして、もう1台「ウルトラマンタロウ」には大好きなくるまが登場していました。 それが「ラビットパンダ」のベース車両「バモスホンダ」です。 当時、とにかく斬新なデザインで攻めていた「ホンダ」の軽自動車たち。 「Z」に関しては「ジャンボーグ9」で登場し、一般の街中では「ステップバン」が異彩を放っていました。 そこに「超個性的」な「バモスホンダ」を、これでもかというほど尖ったデザインに改良し、歴代ウルトラ特撮車両のなかでも秀逸だったと個人的に思っております。 レーザー、バズーカ砲を装備し、360CCということを忘れさせてしまう「パンダ」は、子供の頃本当の車名の「バモス」より心に刻まれたのは間違いありません。                           ■活躍は地味だったけど好きだったぞ! 派手な特撮車両が多くても決して描かれることのない「アルミ弁当箱」の図柄。 やはり「外車」か本体が何かわからないまでに改造されたものでないとやはり……。 ということで最後は、まったく改造もされずそのまま特撮車両として登場しつつも、ミニカーにもなったクルマをご紹介します。 ZAT専用車として主に偵察などに登場した「三菱 コルトギャラン」です。 思うにこの「ウルトラマンタロウ」の車両チョイスは本当にバランスがよく「トヨタ」「ホンダ」「三菱」と3メーカーも登場させ、そのベース車両も様々な用途のくるまが選ばれる。 このことが当時車好きの私の心を揺さぶったのは間違いありません。 しかし、このギャランは途中で破壊(記憶が正しければ・・)され、同じ三菱の「ランサー」に変更されたと記憶しております。 ああ、最後まで地味な活躍だった「ギャラン」に乾杯! ■お知らせ 今回は連載10回目ということなので一気に3台もご紹介しました! だんだんネタがなくなるぞ!という危機感を感じながら変わった角度でのコラムをまたお送りしたいと思います。 まったく脈絡のないコラムではありますが「旧車王」共々「マツドデラックスコレクション アルミ弁当箱図鑑」もよろしくお願いいたします。 また、アルミ弁当箱を展示して欲しい・アルミ弁当箱の貸し出し・トークショーやイベント等と、ご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●アルミ弁当箱図鑑 厳選50 ーマニア編ー マツドデラックスコレクション (ヴァンタス) https://www.amaZon.co.jp/dp/4907061471 ●日本アルミ弁当箱協会会長「アルミ弁当箱図鑑 厳選50」出版への道https://www.qsha-oh.com/historia/article/matsudo-bangai-1/ ※アルミ弁当箱を並べて欲しい等とご要望のある方も是非お声をかけてください。 ●日本アルミ弁当箱協会ホームページhttps://kyokai.fans.ne.jp/arumibenntou/ ●Twitterhttps://twitter.com/keisuke38922 そしてなんと!この私に映画出演のオファーがありました! 「路恋人」監督の「ぜんぶ朝のせいだ!」にちょこっと出演させていただきます。 詳細が決まりましたらまたご報告させてください! ●映画『ぜんぶ朝のせいだ』オフィシャルTwitterhttps://twitter.com/morningall2023 ●映画『ぜんぶ朝のせいだ』特報https://www.youtube.com/watch?v=vg0LHPEM6Ss [撮影/ライター・マツド・デラックス(山本圭亮)]

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